JP4266510B2 - Construction method of floor heating structure - Google Patents
Construction method of floor heating structure Download PDFInfo
- Publication number
- JP4266510B2 JP4266510B2 JP2000368770A JP2000368770A JP4266510B2 JP 4266510 B2 JP4266510 B2 JP 4266510B2 JP 2000368770 A JP2000368770 A JP 2000368770A JP 2000368770 A JP2000368770 A JP 2000368770A JP 4266510 B2 JP4266510 B2 JP 4266510B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- sheet
- heating element
- adhesive
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は床暖房構造とその施工方法、特に、施工工程を簡素化することのできる床暖房構造とその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
温水パイプや電気ヒータのような線状の発熱体を床基板の上に配設して床表面全体を暖めるようにした床暖房構造は知られている。施工方法としては、▲1▼木質フロア材のような表面材の裏面側に発熱体を予め一体に取り付けた暖房床材を、床基板の上に多数枚配置していく方法、▲2▼断熱材の上に小根太などを利用して発熱体を収容する溝が形成され、その溝に発熱体を収容した構造の床基板を用い、その上に床表面材を配置していく方法、さらには、▲3▼裏面に発熱体挿入用の貫通孔を形成した床表面材を床基板の上に最初に配置し、その後で、該貫通孔を通して発熱体を配設していく方法(例えば、特開平9−105532号公報、特開平10−253085号公報など参照)などが知られている。
【0003】
前記▲1▼の方法は、隣接する暖房床材ごとに発熱体(例えば、温水パイプ)を継ぎ手などを用いて相互につなぎ合わせる作業が必要であり、接続作業に多くの時間を必要とする。▲2▼の方法は、床下地の上に床基板を配置する作業、配置した床基板に形成される溝の中に発熱体を配置する作業、その上に床表面材を配置していく作業、と多くの作業を必要とし、施工に時間がかかっている。また、周囲の床暖房を施工しない部分との間で、下地高さを調整する作業も必要となる。▲3▼の方法は、床暖房施工方法としては比較的省力化された方法であるが、床基板の上に配置されている床表面材の貫通孔に発熱体を挿通させるのに慎重な作業が必要となる。
【0004】
他の施工方法として、図4に示すように、捨て貼り合板2を貼り付けた床基板1の全面に基材シート3を敷設し、その上に、発熱体収容ダクト4を所定間隔で固定具5により固定し、そこに発熱体10を取り付け、その上から、発熱体収容ダクト4の位置に対応して下面に下方に向けて開口する収納凹所21を形成した床表面材20を、該収納凹所21内に発熱体収容ダクト4が収納されるようにして、基材シート3の上に固定していくようにしたものが提案されている(特開平7−167448号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図4に示される施工法は、床表面材20の裏面が基材シート3の上面に直接接触して固定される態様であり、周囲の床暖房を施工しない部分との間で下地高さを調整するような作業は不必要であり、ある程度の省力化は可能となる。しかし、床基板1の全面に基材シート3を敷設する作業、その上に、発熱体収容ダクト4(及び発熱体2)を所定間隔で固定具7により固定していく作業、さらに、その上から、床表面材3を固定して作業、と基本的に3つの作業を必要とし、さらに、床基板1の全面に基材シート3を敷設するのには、床基板1の表面に接着剤を塗布する作業と、その上から基材シート3を配置している作業とを必要とする。そして、それらはすべて施工現場で行う作業であり、長い現場施工時間を必要としている。
【0006】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、施工後の床暖房構造が奏する種々の機能は従来のものと同じでありながら、施工現場での作業工程を少なくして短い時間で床暖房施工を終えることのできる改良された床暖房構造とその施工方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための本発明による床暖房構造は、床基板の上面に、基材シートの上に発熱体を予め固定した発熱体付きシートが敷設され、その上に、裏面に前記発熱体の収納部を形成した収納部付き床表面材がその収納部に発熱体を収納した状態で配置されている床暖房構造であって、そこにおいて、前記基材シートは接着剤を透過又は貫通可能なものであり、基材シートと床表面材とは、床表面材の裏面における前記収納部以外の部位に配置された接着剤により、床基板と共に一体に接着固定されていることを特徴とする。
【0008】
前記基材シートは、例えば不織布のように接着剤が表面から裏面に透過することのできる材料により形成されるか、あるいはクラフト紙や樹脂含浸紙、ポリオレフィン系シートのような接着剤不透過性の材料で形成し、そこに孔を形成して、該孔を貫通して接着剤が表面から裏面に達することができるようなものであってもよい。接着剤が透過することのできる材料に対してさらに孔を形成するようにしてもよい。基材シートとして不織布のような断熱性のあるシートを用いる場合には、床暖房構造の断熱性も同時に向上させることができる。
【0009】
本発明による床暖房構造において、基材シートの上に発熱体を予め固定した発熱体付きシートは、施工現場以外の場所、例えば工場で作られ、それが床暖房の施工現場に搬入される。施工現場では、床基板面にその発熱体付きシートを敷き詰めるだけで、基材シートの敷設と発熱体の配置の双方の作業を同時に終了することができ、現場施工での作業の省力化が図られる。
【0010】
さらに、発熱体付きシートと床表面材とは、床表面材の裏面における前記収納部以外の部位に配置された接着剤により、床基板と共に一体に接着固定されている構造であり、従来のように、床基板に接着剤を塗布する作業を省略することができる。それにより、ここでも現場作業の省力化が図られる。なお、工場などにおいて基材シートに発熱体を固定するには、例えば、ホットメルト接着剤を用いて、あるいは熱融着により容易に行うことができる。
【0011】
好ましい態様において、発熱体を覆うようにして保護カバーが、例えばホットメルト接着剤などにより基材シートに取り付けられる。この態様では、保護カバーの存在により、用いる接着剤が発熱体に不用意に付着するのを回避することができ、材質との関係で発熱体に損傷を与えるような接着剤を使用する場合であっても、そのような損傷の発生を気にすることなく、迅速に接着剤塗布などの現場施工を行うことができる。前記保護カバーの素材に特に制限はないが、加工のしやすさや所要の耐熱性を備えているなどの理由から、クラフト紙による型押し品やABS樹脂の押し出し成形品などは好適である。
【0012】
床表面材は従来の床暖房において用いられてきたものを適宜用いることができ特に制限はないが、上層部の化粧合板と下層部の合板との間に均熱材としてのアルミ箔を練り合わせたような木質フロアー材は好ましい。周囲に実加工が施してあるものは、施工の迅速性と確実性の観点から、特に好ましい。
【0013】
本発明は、さらに、上記の床暖房構造の施工方法として、上記した発熱体付きシートを床基板の上に配設し、その上から上記の構成の床表面材を当該床表面材の裏面における前記収納部以外の部位に接着剤を塗布した状態で基材シートの上から圧接するか、あるいは、配設した基材シートにおける発熱体と発熱体の間の領域に接着剤を塗布して、その上から上記の構成の床表面材を前記収納部に発熱体が収納されるようにして圧接し、それにより、前記接着剤が基材シートを透過又は貫通した状態で硬化することにより、基材シートと床表面材と床基板とを一体に接着固定することを特徴とする床暖房構造の施工方法をも開示している。この施工方法によれば、施工後の床暖房構造が奏する種々の機能は従来のものと同じでありながら、床暖房施工現場での作業工程を少なくして短い時間で床暖房施工を終えることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明による床暖房構造とその施工方法のいくつかの好ましい実施の形態を説明する。図1に示すものにおいて、発熱体付きシート35は、基材シート30として不織布のような断熱性のあるシートを用いており、所要の広さを持つ好ましくは目付けの粗い不織布の上に、発熱体10(例えば、架橋ポリエチレンパイプである温水パイプ)をホットメルト型接着剤により所定間隔をおいて並列に固定している。この発熱体付きシート35は、床暖房の施工現場以外の場所、例えば工場などで製造され、施工現場に搬入される。
【0015】
施工現場では、搬入された発熱体付きシート35を、従来と同様の床基板1の上、例えば、捨て貼り合板2を貼り付けた床基板1の上に、そのまま、すなわち、接着剤を塗布することなく敷設する。必要に応じて、部分的に塗布した後に敷設してもよい。その後で、発熱体付きシート35の上に接着剤40と共に床表面材20を配置する。床表面材20としては、従来の床暖房において用いられてきたものを適宜用いることができるが、この例では、上層部の化粧合板25と下層部の下地合板26との間に均熱材としてのアルミ箔27を練り合わせた木質フロアー材を用いている。該床表面材20の裏面には、発熱体付きシート35の上に固定してある発熱体10を収容することのできる収納部21が形成されている。
【0016】
接着剤40は、床表面材20の裏面における前記収納部21以外の部位に線状あるいは点状に塗布するようにしてもよく、配置してある基材シート30における発熱体10と発熱体10の間の領域に、同様に線状あるいは点状に塗布するようにしてもよい。双方に塗布するようにしてもよい(図1a)。その後、接着剤40が未硬化のうちに、所要枚数の床表面材20を、その収納部21に発熱体10が収納されるようにして、上から押し付ける。それにより、接着剤40は、目の粗い基材シート30を透過して、床基板1の表面にまで到達する(図1b)。
【0017】
その状態で接着剤40の硬化するのを待つ。その際に、必要な場合には床表面材の上に適当な負荷をかけておく。接着剤の硬化により、基材シート30と床表面材20と床基板1とは一体に接着固定し、従来の同様の床暖房構造が完成する。
【0018】
図2に示す実施の形態は、発熱体付きシート35を構成する基材シート30の構成が図1に示したものと異なっている。ここでは、基材シート30はクラフト紙のような接着剤を透過しない材料で作られている。そして、基材シート30における発熱体10と発熱体10の間の領域には、多数の孔31が発熱体10の長手方向に沿って形成されている。他の構成は図1のものと同じであり、接着剤の塗布態様も同様である。この形態でも、接着剤40は前記孔31を貫通して床基板1の表面にまで到達することができ、それにより、図1に示したものと同様に、接着剤の硬化によって、基材シート30と床表面材20と床基板1とは一体に接着固定される。図示しないが、不織布のような接着剤透過性のある基材シートに同様にして孔31を形成してしもよい。
【0019】
図3はさらに他の実施の形態を示している。ここでは、基材シート30の上に固定された発熱体10を覆うようにして、保護カバー32が基材シート30にさらに取り付けられている。保護カバー32は、所要の耐熱性があり、また、施工時に使用する接着剤40に対して非透過性でありかつ化学変化を起こさないような材料で作られることが望ましく、例えば、クラフト紙のような材料が用いられる。断面形状は発熱体10を外側から覆うことのできる形状であればよく、例えば、図示の矩形断面や半円形状をなすようにクラフト紙を型押しして作られる。ABS樹脂のような樹脂材料の押し出し成形品であってもよい。保護カバー32の基材シート30への取り付けは、工場において発熱体10を基材シート30に固定するときに同時に行ってもよく、必要に応じて、施工現場で行ってもよい。取り付けにはホットメルト系接着剤などを用いて行うことができる。
【0020】
このような保護カバー32を用いることにより、使用する接着剤40が発熱体10に付着するのを容易に回避することができる。そのために、材質との関係で発熱体10に損傷を与えるような接着剤を使用する場合であっても、迅速に現場施工を行うことができる利点がある。なお、図3では、孔31を有する形態の基材シート30に保護カバー32を取り付けているが、図1に示したような孔のない不織布などによる基材シート30を用いた発熱体付きシート35に対しても、同様に保護カバー32は用いられる。
【0021】
【発明の効果】
上記のようであり、本発明による床暖房構造とその施工方法においては、基材シートの上に発熱体を予め固定した発熱体付きシートを、施工現場以外の場所、例えば工場で作るようにし、施工現場では、床基板面にその発熱体付きシートを敷き詰めるだけで、基材シートの敷設と発熱体の配置の双方の作業を同時に終了することができる。それにより、現場施工での作業は大きく省力化される。
【0022】
さらに、発熱体付きシートと床表面材とは、基材シート又は床表面材に部分的に塗布された接着剤により、床基板に対して同時に一体に接着固定されるので、従来のように、床基板の全面に接着剤を塗布する作業を省略することができ、ここでも現場作業の省力化が図られる。それらのことから、施工後の床暖房構造が奏する種々の機能は従来のものと同じでありながら、床暖房施工に要する時間は大幅に短縮され、施工コストは大きく低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による床暖房構造とその施工方法の一実施の形態を説明する断面図であり、図1aは施工途中の状態を示し、図1bは施工後の状態を示す。
【図2】本発明による床暖房構造とその施工方法の他の実施の形態を説明する断面図。
【図3】本発明による床暖房構造とその施工方法のさらに他の実施の形態を説明する断面図。
【図4】従来の床暖房構造とその施工方法の一例を示す断面図。
【符号の説明】
1…床基板、35…発熱体付きシート、10…発熱体、30…基材シート、20…床表面材、31…孔、32…保護カバー、40…接着剤[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a floor heating structure and a construction method thereof, and more particularly to a floor heating structure and a construction method thereof that can simplify a construction process.
[0002]
[Prior art]
There is known a floor heating structure in which a linear heating element such as a hot water pipe or an electric heater is disposed on a floor substrate to warm the entire floor surface. Construction methods are as follows: (1) A method of arranging a large number of heating floors with heating elements integrated in advance on the back side of a surface material such as a wood floor material on the floor substrate, (2) Thermal insulation A method of arranging a floor surface material on a floor substrate having a structure in which a heating element is accommodated in a groove formed on the material using a small joist, etc. (3) A method in which a floor surface material in which a through hole for inserting a heating element is formed on the back surface is first disposed on a floor substrate, and then a heating element is disposed through the through hole (for example, JP-A-9-105532, JP-A-10-253085, etc.) are known.
[0003]
In the method (1), it is necessary to connect heating elements (for example, hot water pipes) to each other by using a joint or the like for each adjacent heating floor material, and a long time is required for connection work. Method (2) is the work of placing the floor substrate on the floor substrate, placing the heating element in the groove formed in the placed floor substrate, and placing the floor surface material thereon. , And requires a lot of work, and construction takes time. Moreover, the operation | work which adjusts foundation | substrate height between the surrounding parts which do not construct floor heating is also needed. Method (3) is a relatively labor-saving method for floor heating construction, but it is a careful work to insert a heating element through the through hole in the floor surface material placed on the floor substrate. Is required.
[0004]
As another construction method, as shown in FIG. 4, a
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The construction method shown in FIG. 4 is an aspect in which the back surface of the
[0006]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and the various functions performed by the floor heating structure after construction are the same as the conventional ones, but the work process at the construction site is reduced and the floor is constructed in a short time. An object of the present invention is to provide an improved floor heating structure capable of finishing the heating construction and a construction method thereof.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In the floor heating structure according to the present invention for solving the above-described problem, a sheet with a heating element in which a heating element is previously fixed on a base sheet is laid on the upper surface of a floor substrate, and the heat generation is performed on the back surface thereof. The floor surface material with a storage part that forms a storage part of the body is a floor heating structure in which the heating element is stored in the storage part, wherein the base sheet transmits or penetrates the adhesive The base sheet and the floor surface material are capable of being integrally bonded and fixed together with the floor substrate by an adhesive disposed in a portion other than the storage portion on the back surface of the floor surface material. To do.
[0008]
The base sheet is formed of a material that allows the adhesive to permeate from the front surface to the back surface, such as a non-woven fabric, or is adhesive-impermeable such as kraft paper, resin-impregnated paper, and polyolefin-based sheets. It may be made of a material, and a hole is formed there, and the adhesive can reach the back surface from the front surface through the hole. You may make it form a hole further with respect to the material which an adhesive agent can permeate | transmit. In the case where a heat-insulating sheet such as a nonwoven fabric is used as the base sheet, the heat-insulating property of the floor heating structure can be improved at the same time.
[0009]
In the floor heating structure according to the present invention, a sheet with a heating element in which a heating element is fixed on a base sheet in advance is made at a place other than a construction site, for example, a factory, and is carried into a floor heating construction site. At the construction site, simply laying the sheet with the heating element on the floor board surface, both the laying of the base sheet and the arrangement of the heating element can be completed at the same time, saving labor in the field construction. It is done.
[0010]
Furthermore, the sheet with the heating element and the floor surface material are structures that are integrally bonded and fixed together with the floor substrate by an adhesive disposed on the back surface of the floor surface material other than the storage portion, as in the past. In addition, the operation of applying the adhesive to the floor substrate can be omitted. Thereby, labor saving of field work is also achieved here. In addition, fixing a heat generating body to a base material sheet in a factory or the like can be easily performed using, for example, a hot melt adhesive or by heat fusion.
[0011]
In a preferred embodiment, the protective cover is attached to the base sheet with a hot melt adhesive or the like so as to cover the heating element. In this aspect, due to the presence of the protective cover, the adhesive to be used can be prevented from inadvertently adhering to the heating element, and when an adhesive that damages the heating element in relation to the material is used. Even if there is, it is possible to quickly perform on-site construction such as adhesive application without worrying about the occurrence of such damage. Although there is no restriction | limiting in particular in the raw material of the said protective cover, The embossed article by a kraft paper, the extrusion molded article of ABS resin, etc. are suitable for reasons of easiness of a process and required heat resistance.
[0012]
The floor surface material can be appropriately used what has been used in conventional floor heating, and there is no particular limitation, but aluminum foil as a soaking material was kneaded between the upper layer decorative plywood and the lower layer plywood. Such a wood floor material is preferred. A material that is actually machined around is particularly preferable from the viewpoint of quickness and certainty of construction.
[0013]
The present invention further provides, as a method for constructing the above-mentioned floor heating structure, the above-described sheet with a heating element is disposed on a floor substrate, and the floor surface material having the above-described configuration is arranged on the back surface of the floor surface material. Either press-contact from above the base sheet in a state where the adhesive is applied to a portion other than the storage section, or apply the adhesive to the region between the heating element and the heating element in the disposed base sheet, From above, the floor surface material having the above-described configuration is pressed into the housing portion so that the heating element is housed, and thereby the adhesive is cured in a state where it penetrates or penetrates the base material sheet. The construction method of the floor heating structure characterized by integrally bonding and fixing a material sheet, a floor surface material, and a floor substrate is also disclosed. According to this construction method, the various functions performed by the floor heating structure after construction are the same as the conventional one, but the floor heating construction can be completed in a short time with fewer work processes at the floor heating construction site. It becomes possible.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, some preferred embodiments of a floor heating structure and its construction method according to the present invention will be described with reference to the drawings. In the sheet shown in FIG. 1, the heating element-attached
[0015]
At the construction site, the
[0016]
The adhesive 40 may be applied in a line shape or a dot shape to a portion other than the
[0017]
It waits for the adhesive 40 to harden in that state. At that time, if necessary, an appropriate load is placed on the floor surface material. By curing the adhesive, the
[0018]
The embodiment shown in FIG. 2 is different from that shown in FIG. 1 in the configuration of the
[0019]
FIG. 3 shows still another embodiment. Here, the
[0020]
By using such a
[0021]
【The invention's effect】
As described above, in the floor heating structure and its construction method according to the present invention, a sheet with a heating element in which a heating element is fixed in advance on a base sheet is made at a place other than the construction site, for example, a factory, At the construction site, both the laying of the base sheet and the arrangement of the heating elements can be completed at the same time by simply spreading the sheet with the heating elements on the floor substrate surface. As a result, work on site construction is greatly labor-saving.
[0022]
Furthermore, since the sheet with the heating element and the floor surface material are integrally bonded and fixed to the floor substrate at the same time by an adhesive partially applied to the base sheet or the floor surface material, The work of applying the adhesive to the entire surface of the floor substrate can be omitted, and the labor saving of the field work is also achieved here. From these things, while the various functions which the floor heating structure after construction plays are the same as the conventional one, the time required for floor heating construction is greatly shortened, and the construction cost is greatly reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view illustrating an embodiment of a floor heating structure and a construction method thereof according to the present invention, FIG. 1a shows a state during construction, and FIG. 1b shows a state after construction.
FIG. 2 is a sectional view for explaining another embodiment of the floor heating structure and its construction method according to the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view illustrating still another embodiment of the floor heating structure and its construction method according to the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing an example of a conventional floor heating structure and its construction method.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
発熱体を外側から覆うようにして、所要の耐熱性があり施工時に使用する接着剤に対して非透過性でありかつ化学変化を起こさない材料で作られた、断面形状が矩形断面又は半円形状の保護カバーを基材シートに取り付ける工程と、
配設した発熱体付きシートの上から、裏面に前記発熱体のための収納部を形成した収納部付き床表面材を、当該床表面材の裏面における前記収納部以外の部位に接着剤を塗布した状態で基材シートの上から圧接し、塗布した接着剤が基材シートを透過又は貫通した状態で硬化することにより、基材シートと床表面材と床基板とを一体に接着固定させる工程と、を含むことを特徴とする床暖房構造の施工方法。 A step of disposing on the floor substrate a sheet with a heating element produced by fixing the heating element on a base material sheet through which an adhesive can permeate or penetrate ;
Covers the heating element from the outside, has the required heat resistance, is non-permeable to the adhesive used at the time of construction, and is made of a material that does not cause a chemical change. Attaching the protective cover in the shape to the base sheet;
From above the sheet with the heating element , apply a floor surface material with a storage part in which a storage part for the heating element is formed on the back surface, and apply an adhesive to a part other than the storage part on the back surface of the floor surface material. The base sheet, the floor surface material, and the floor substrate are integrally bonded and fixed by press-contacting from above the base sheet in a state where the base sheet is applied, and curing the applied adhesive permeating or penetrating the base sheet. A method for constructing a floor heating structure, comprising:
発熱体を外側から覆うようにして、所要の耐熱性があり施工時に使用する接着剤に対して非透過性でありかつ化学変化を起こさない材料で作られた、断面形状が矩形断面又は半円形状の保護カバーを基材シートに取り付ける工程と、
配設した基材シートにおける発熱体と発熱体の間の領域に接着剤を塗布し、その上から、裏面に前記発熱体のための収納部を形成した収納部付き床表面材を前記収納部に発熱体が収納されるようにして圧接し、塗布した接着剤が基材シートを透過又は貫通した状態で硬化することにより、基材シートと床表面材と床基板とを一体に接着固定させる工程と、を含むことを特徴とする床暖房構造の施工方法。 A step of disposing on the floor substrate a sheet with a heating element produced by fixing the heating element on a base material sheet through which an adhesive can permeate or penetrate ;
Covers the heating element from the outside, has the required heat resistance, is non-permeable to the adhesive used at the time of construction, and is made of a material that does not cause a chemical change. Attaching the protective cover in the shape to the base sheet;
An adhesive is applied to a region between the heating elements in the arranged base material sheet, and a floor surface material with a storage part is formed on the back surface, and a storage part for the heating element is formed on the back surface. The base material sheet, the floor surface material, and the floor substrate are integrally bonded and fixed by being pressed in such a manner that the heating element is housed in the base material and cured with the applied adhesive permeating or penetrating the base material sheet . A method for constructing a floor heating structure, comprising: a step .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000368770A JP4266510B2 (en) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | Construction method of floor heating structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000368770A JP4266510B2 (en) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | Construction method of floor heating structure |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002168465A JP2002168465A (en) | 2002-06-14 |
JP4266510B2 true JP4266510B2 (en) | 2009-05-20 |
Family
ID=18838924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000368770A Expired - Fee Related JP4266510B2 (en) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | Construction method of floor heating structure |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4266510B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106996588A (en) * | 2017-05-22 | 2017-08-01 | 重庆东洋锅炉有限公司 | A kind of ground heating system based on adopting heat pipes for heat transfer |
CN112161317B (en) * | 2020-09-28 | 2022-05-27 | 聂盼 | Fast-assembling fire prevention electricity warms up |
-
2000
- 2000-12-04 JP JP2000368770A patent/JP4266510B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002168465A (en) | 2002-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2735106C (en) | Support plate and method for producing such a support plate | |
ID26425A (en) | THE FABRICATION METHOD OF PRESS MATERIALS BY SPIRALLY LAYING A LAMINATED LAYER ON THE TOP WITH HEATED ADHESIVE | |
JP4266510B2 (en) | Construction method of floor heating structure | |
KR200406964Y1 (en) | Waterproof sheet | |
JP5403831B2 (en) | Floor insulation | |
KR100973668B1 (en) | Heat insulator, apparatus for manufacturing heat insulator and method for manufacturing heat insulator | |
JP4421588B2 (en) | Heated floor panel | |
JP4027121B2 (en) | Hot water pipe unit for hot water floor heating floor | |
JP3987988B2 (en) | Floor heating panel and heated floor structure | |
JP3111318B1 (en) | Floor heating structure | |
JPH1177887A (en) | Composite sheet and manufacture therefor | |
JP4558241B2 (en) | Floor finishing materials and hot water pipe units for hot water floor heating floors | |
JP3872366B2 (en) | Hot water pipe unit for hot water floor heating floor | |
JP4034622B2 (en) | Heat sink and laying method of heat sink | |
JP3177216U (en) | Tatami mat floor | |
JP4598301B2 (en) | Hot water floor heating floor | |
JP3996430B2 (en) | Hot water pipe unit for hot water floor heating floor | |
JP4045012B2 (en) | Hot water floor heating panel and construction method thereof | |
JP4598329B2 (en) | Hot water pipe unit | |
JP2001059624A (en) | Method for executing heating floor | |
JP3681861B2 (en) | Floor heating panel | |
JP2002174431A (en) | Supporting tool for elastic tube for heating medium and radiator | |
JP2005103916A (en) | Laminated plate and its production method | |
JP2001207624A (en) | Floor substrate fiber mat, manufacturing method thereof and manufacturing method of floor heating panel using the same | |
JPH031925Y2 (en) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081030 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090127 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4266510 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |