JP4265999B2 - 侵入警戒システム - Google Patents
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Description
特許文献1(発明の名称:無給電方式の測定装置)には、従来技術の無給電方式の測定装置が開示されている。この特許文献1の図1に示される測定装置は、布設上の問題や防爆安全性を高める等の目的で、電源電圧を外部から供給することが困難な場合に対処するものであり、太陽電池の出力電圧を蓄積して電源とする測定装置である。また、測定装置としては、遠隔地点のタンクに原油の圧力等の情報を検出するセンサを具備する端末機器を設置し、このセンサで検出した情報を、伝送ケーブルを介して得る装置である。
光を出射する発光部と、
被検出物に設置されて機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換するフィルムセンサと、
前記フィルムセンサにより変換された電気的エネルギーを起電圧として抽出する一対の電極、この一対の電極に挟持されるとともに一対の電極から印加される起電圧により生じる電界の変化に応じて屈折率を変化させる電気光学結晶を備え、前記発光部からの光を電気光学結晶に入射させるとともに電気光学結晶の屈折率の変化に応じて光を変調して変調光を出力する検出部と、
前記検出部から出射された変調光を受光する受光部と、
前記受光部から出力される出力電圧信号を演算処理して波形信号を出力する信号処理部と、
前記信号処理部からの波形信号を波形解析処理してフィルムセンサが検出した被検出物の機械的変化を検出することで侵入者を検出する判定部と、
を備え、
前記フィルムセンサおよび前記検出部は複数設けられ、
前記発光部と前記検出部との間、および、前記検出部と前記受光部との間をそれぞれ光ファイバケーブルにより光学的に接続して一の系統とし、複数系統の光ファイバケーブルが前記発光部および前記受光部に並列接続されることを特徴とする。
光を出射する発光部と、
被検出物に設置されて機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換するフィルムセンサと、
前記フィルムセンサにより変換された電気的エネルギーを起電圧として抽出する一対の電極、この一対の電極に挟持されるとともに一対の電極から印加される起電圧により生じる電界の変化に応じて屈折率を変化させる電気光学結晶を備え、前記発光部からの光を電気光学結晶に入射させるとともに電気光学結晶の屈折率の変化に応じて光を変調して出力する検出部と、
前記検出部から出射された変調された光を受光する受光部と、
前記受光部から出力される出力電圧信号を演算処理して波形信号を出力する信号処理部と、
前記信号処理部からの波形信号を波形解析処理してフィルムセンサが検出した被検出物の機械的変化を検出することで侵入者を検出する判定部と、
を備え、
前記フィルムセンサおよび前記検出部は複数設けられ、
前記発光部と前記検出部との間、隣接する二個の前記検出部の間、および、前記検出部と前記受光部との間をそれぞれ光ファイバケーブルにより光学的に接続して直列接続されることを特徴とする。
請求項1または請求項2に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記検出部は、
前記発光部から出射された光を直線偏光とする偏光子と、
偏光子からの直線偏光を円偏光として電気光学結晶へ出力する1/4波長板と、
1/4波長板からの円偏光を屈折率に応じて変調する前記電気光学結晶と、
前記電気光学結晶から出力された円偏光を直線偏光とする検光子と、
を備え、前記受光部は検光子からの直線偏光を受光することを特徴とする。
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記フィルムセンサは、
ピエゾフィルムシートと、
ピエゾフィルムシートの上下面に金属皮膜で形成した薄膜電極と、
を備えたピエゾフィルムであることを特徴とする。
請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記電気光学結晶は、Bi 12 GeO 20 又はBi 12 SiO 20 で形成した結晶であることを特徴とする。
請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記フィルムセンサを貼着または這着して被検出物に配設することを特徴とする。
光を出射する発光部と、
前記発光部からの光を整形する入射側光学部、機械的エネルギーに応じて複屈折を生じさせて入射側光学部から入射された光を変調する複屈折結晶透明体、複屈折結晶透明体で変調された光を整形する出射側光学部を備え、機械的エネルギーに基づいて複屈折結晶透明体に発生する複屈折に応じて光を変調して出力する光学部と、
前記光学部から出射された変調された光を受光する受光部と、
前記受光部から出力される出力電圧信号を演算処理して波形信号を出力する信号処理部と、
前記信号処理部からの波形信号を波形解析処理して複屈折結晶透明体が検出した被検出物の機械的変化を検出することで侵入者を検出する判定部と、
を備え、
前記光学部は複数設けられ、
前記発光部と前記光学部との間、および、前記光学部と前記受光部との間をそれぞれ光ファイバケーブルにより光学的に接続して一の系統とし、複数系統の光ファイバケーブルが前記発光部および前記受光部に並列接続されることを特徴とする。
光を出射する発光部と、
前記発光部からの光を整形する入射側光学部、機械的エネルギーに応じて複屈折を生じさせて入射側光学部から入射された光を変調する複屈折結晶透明体、複屈折結晶透明体で変調された光を整形する出射側光学部を備え、機械的エネルギーに基づいて複屈折結晶透明体に発生する複屈折に応じて光を変調して出力する光学部と、
前記光学部から出射された変調された光を受光する受光部と、
前記受光部から出力される出力電圧信号を演算処理して波形信号を出力する信号処理部と、
前記信号処理部からの波形信号を波形解析処理して複屈折結晶透明体が検出した被検出物の機械的変化を検出することで侵入者を検出する判定部と、
を備え、
前記光学部は複数設けられ、
前記発光部と前記光学部との間、隣接する二個の前記光学部の間、および、前記光学部と前記受光部との間をそれぞれ光ファイバケーブルにより光学的に接続して直列接続されることを特徴とする。
請求項7または請求項8に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記入射側光学部は、前記発光部から出射された光を直線偏光に変換する偏光子と、偏光子からの直線偏光を円偏光に変換して出力する1/4波長板と、を有し、
前記複屈折結晶透明体は、複屈折により透過する円偏光を変調する機能を有し、
前記出射側光学部は、前記複屈折結晶透明体から出力された円偏光を直線偏光とする検光子を有し、
前記受光部は、前記検光子からの直線偏光を受光することで、この光から前記複屈折結晶透明体が検出した機械的変化を検出することを特徴とする。
請求項9に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記複屈折結晶透明体は光ファイバであることを特徴とする。
請求項7〜請求項10の何れか一項に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記複屈折結晶透明体を貼着または這着して被検出物に配設することを特徴とする。
請求項1〜請求項11の何れか一項に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記被検出物は、建物、工作物または界標を形成するフェンスであることを特徴とする。
検出部11は、更に偏光子11a、1/4波長板11b、透明電極11c、電圧印加線11d、透明電極11e、電気光学結晶11f、検光子11gを備えている。
また、この検出センサ10は、信号処理部100に接続されるものであり、この信号処理部100は、直流増幅回路40、ローパスフィルタ50、交流増幅回路60、割算回路70、ローパスフィルタ80、出力回路90を備えている。
図1で示す発光部20は、例えばLD(laser diode)や、LED(light-emitting diode)であり、検出部11へ光を供給する。
検出部11の偏光子11aは、入射された光を偏光して直線偏光に変換した上で出射する。発光部20が出射する光は、あらゆる方向に振動している光が混合している普通の光であるが、偏光子11aは、光の電場(および磁場)が特定の方向にしか振動していない光に偏光し、直線偏光として出力する。
1/4波長板11bは、偏光子11aから出力された直線偏光を円偏光(たとえば右回転)に変換して出力する。
ピエゾフィルム12は、本発明のフィルムセンサの具体例であるが、長尺のピエゾフィルムシートと、このピエゾフィルムシートの上下面に金属皮膜で形成した薄膜電極とを備えるものであり、機械的な歪み(変形)が加わるとピエゾフィルムシートで発生した電圧が金属皮膜に印加されるという圧電効果を有する圧電素子であり、上下の金属皮膜がそれぞれ電圧印加線11dを介して透明電極11c,11eに接続されている。
通常は、ピエゾフィルム12に歪み(変形)が発生していないため、電気光学結晶11fの両側にある透明電極11c,11eには電圧が印加されておらず、光は通常の屈折率で強度変調されて透過する。なお、異常時の検出については後述する。検光子11gは、円偏光を直線偏光に変換して受光部30へ出射する。
直流増幅回路40は、出力電圧信号を所定増幅率にて増幅し、ローパスフィルタ50および交流増幅回路60へ出力する。
交流増幅回路60は、出力電圧信号のうち交流成分のみを増幅して割算回路70へ出力する。
割算回路70は、交流成分を直流成分で割って波形信号を出力する。これにより、交流成分のみ抽出した波形信号を得ることができる。
ローパスフィルタ80は、波形信号に含まれる不要な高周波成分を除去する。出力回路90は最終的な波形信号を出力する。信号処理部100における各信号の流れはこのようになる。
ピエゾフィルム12、および、検出部11は、図3で示すように、フェンスの上側に取り付けられる。ピエゾフィルム12は、フェンス1の上側で長い距離(例えば20m)にわたり貼着される。なお発光部20と検出部11との間、および、検出部11と受光部30との間をそれぞれ光ファイバ13(この光ファイバは、光ファイバが被覆された光ファイバケーブルを含む概念である)を介して接続されており、ピエゾフィルム12、および、検出部11に対して給電する必要がない。
例えば侵入者がフェンス1をよじ登って乗り越えたような場合、フェンス1が変形することに起因してピエゾフィルム12も変形して発生した電圧が図1の透明電極11c,11eに印加される。この電圧の印加に応じて電界が電気光学結晶11fに加えられると、電気光学結晶11fの屈折率は電界にほぼ比例して変化する。このため、電気光学結晶11fを円偏光が通過すると、直交する成分(電界・磁界)に対する屈折率が変化しているため各光の成分間に位相差が与えられて強度が変調される。
受光部30はこの直線偏光の光強度の変化を測定し、印加電圧(V)を求めるものである。
例えば、図9で示すように、侵入警戒システム1000は、検出センサ10、発光部20、受光部30、信号処理部100、判定部200、付属構成部300を備えている。
この侵入警戒システム1000では、発光部20と受光部30とから複数の光ファイバ13を並列に配置し、それぞれの光ファイバ13に一個の検出部11およびピエゾフィルム12(図示せず)を配置することで、長大・広大な施設に多数の検出部を設置するものである。また、図10で示すように光ファイバ13を通過する光が減衰しないことから多数の検出部11を直列配置することも可能である。
また、例えば、発光部20と受光部30に検出センサ10毎に応答する波長等異なる入射光信号と出射光信号を重畳する装置を備え、各検出センサからの出射光信号の時間差や振幅減衰等を分析し、広大なフェンスの侵入箇所を特定できるようにしてもよい。
これらのような侵入警戒システム1000では、判定部200が所定閾値を超えるような波高を有する波形が得られた場合、侵入があったと検出して検出信号を付属構成部300へ送信し、付属構成部300の、警報部による音声警報・ディスプレイ・回転灯などによる表示警報を報知したり、監視センタへ伝送したり、監視カメラを動作させるスイッチとしたり、監視処理を行うこともできる。
本形態では、図2で示した構成の検出センサ10を検出センサ10’に置き換えて変更する形態である。
検出センサ10’は、光学部14、複屈折結晶透明体の一具体例となる光ファイバ15を備える。光学部14は、入射側光学部141と、出射側光学部142とに分かれ、入射側光学部141は偏光子141a、1/4波長板141bを備え、出射側光学部142は検光子142aを備えている。
図11で示す発光部20は、検出センサ10’へ光を供給する。
検出センサ10’のセンサ部11の偏光子141aは、入射された光を偏光して直線偏光として出射する。
1/4波長板141bは、偏光子141aから出力された直線偏光を円偏光(たとえば右回転)に変換して出力する。この1/4波長板141bからの光は光ファイバ15へ出射される。平時は、光ファイバ15の通常の屈折率による光強度に変調される。光ファイバ15からの光は出射側光学部142の検光子142aへ入力される。検光子142aは、光を直線偏光に戻して受光部30へ出射する。受光部30以降は先に説明した信号処理部100における処理と同じ処理を行うものである。
光ファイバ(マルチモード)15、および、光学部14は、図12で示すように、光ファイバ15がフェンス1の側面に、また、光学部14がフェンス1の上側に取り付けられる。この光ファイバ15は、フェンス1の側面でループ状であって長い距離(例えば6m)にわたり貼着される。この場合、光ファイバ15をフェンス1の網の上下に編みこむ等して強固に取り付けるようにしても良い。なお発光部20と入射側光学部141との間、および、出射側光学部142と受光部30との間をそれぞれ光ファイバ13(この光ファイバは、光ファイバが被覆された光ファイバケーブルを含む概念である)を介して接続されており、光ファイバ15、および、光学部14に対して給電する必要がない。
受光部30はこの直線偏光の光強度の変化を測定し、印加電圧(V)を求めるものである。
この侵入警戒システム1000’では、発光部20と受光部30とから複数の光ファイバ13を並列に配置し、それぞれの光ファイバ13に一個の光学部14および光ファイバ15(図示せず)を配置することで、長大・広大な施設に多数の検出部を設置するものである。また、図24で示すように光ファイバ13を通過する光が減衰しないことから多数の光学部14を直列配置することも可能である。
また、例えば、発光部20と受光部30に検出センサ10’毎に応答する波長等異なる入射光信号と出射光信号を重畳する装置を備え、各検出センサからの出射光信号の時間差や振幅減衰等を分析し、広大なフェンスの侵入箇所を特定できるようにしてもよい。
このような侵入警戒システム1000’では、判定部200が所定閾値を超えるような波高を有する波形が得られた場合、侵入があったと検出して検出信号を付属構成部300へ送信し、付属構成部300の、警報部による音声警報・ディスプレイ・回転灯などによる表示警報を報知したり、監視センタへ伝送したり、監視カメラを動作させるスイッチとしたり、監視処理を行うことができる。
これらのように、本発明のようにピエゾフィルムと電気光学結晶とを併用する形態、および、光ファイバの光弾性効果を応用する形態、ともに監視用の検出センサへの適用可能である。また、フェンス等構築物の構成や両者の特性等条件を勘案して上記した侵入警戒システム1000,1000’を使い分ければよい。
10,10’:検出センサ
11:検出部
11a:偏光子
11b:1/4波長板
11c:透明電極
11d:電圧印加線
11e:透明電極
11f:電気光学結晶
11g:検光子
12:ピエゾフィルム
13:光ファイバ
14:光学部
141:入射側光学部
141a:偏光子
141b:1/4波長板
142:出射側光学部
142a:検光子
15:光ファイバ
20:発光部
30:受光部
40:直流増幅回路
50:ローパスフィルタ
60:交流増幅回路
70:割算回路
80:ローパスフィルタ
90:出力回路
100:信号処理部
200:判定部
300:付属構成部
Claims (12)
- 光を出射する発光部と、
被検出物に設置されて機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換するフィルムセンサと、
前記フィルムセンサにより変換された電気的エネルギーを起電圧として抽出する一対の電極、この一対の電極に挟持されるとともに一対の電極から印加される起電圧により生じる電界の変化に応じて屈折率を変化させる電気光学結晶を備え、前記発光部からの光を電気光学結晶に入射させるとともに電気光学結晶の屈折率の変化に応じて光を変調して変調光を出力する検出部と、
前記検出部から出射された変調光を受光する受光部と、
前記受光部から出力される出力電圧信号を演算処理して波形信号を出力する信号処理部と、
前記信号処理部からの波形信号を波形解析処理してフィルムセンサが検出した被検出物の機械的変化を検出することで侵入者を検出する判定部と、
を備え、
前記フィルムセンサおよび前記検出部は複数設けられ、
前記発光部と前記検出部との間、および、前記検出部と前記受光部との間をそれぞれ光ファイバケーブルにより光学的に接続して一の系統とし、複数系統の光ファイバケーブルが前記発光部および前記受光部に並列接続されることを特徴とする侵入警戒システム。 - 光を出射する発光部と、
被検出物に設置されて機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換するフィルムセンサと、
前記フィルムセンサにより変換された電気的エネルギーを起電圧として抽出する一対の電極、この一対の電極に挟持されるとともに一対の電極から印加される起電圧により生じる電界の変化に応じて屈折率を変化させる電気光学結晶を備え、前記発光部からの光を電気光学結晶に入射させるとともに電気光学結晶の屈折率の変化に応じて光を変調して出力する検出部と、
前記検出部から出射された変調された光を受光する受光部と、
前記受光部から出力される出力電圧信号を演算処理して波形信号を出力する信号処理部と、
前記信号処理部からの波形信号を波形解析処理してフィルムセンサが検出した被検出物の機械的変化を検出することで侵入者を検出する判定部と、
を備え、
前記フィルムセンサおよび前記検出部は複数設けられ、
前記発光部と前記検出部との間、隣接する二個の前記検出部の間、および、前記検出部と前記受光部との間をそれぞれ光ファイバケーブルにより光学的に接続して直列接続されることを特徴とする侵入警戒システム。 - 請求項1または請求項2に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記検出部は、
前記発光部から出射された光を直線偏光とする偏光子と、
偏光子からの直線偏光を円偏光として電気光学結晶へ出力する1/4波長板と、
1/4波長板からの円偏光を屈折率に応じて変調する前記電気光学結晶と、
前記電気光学結晶から出力された円偏光を直線偏光とする検光子と、
を備え、前記受光部は検光子からの直線偏光を受光することを特徴とする侵入警戒システム。 - 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記フィルムセンサは、
ピエゾフィルムシートと、
ピエゾフィルムシートの上下面に金属皮膜で形成した薄膜電極と、
を備えたピエゾフィルムであることを特徴とする侵入警戒システム。 - 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記電気光学結晶は、Bi 12 GeO 20 又はBi 12 SiO 20 で形成した結晶であることを特徴とする侵入警戒システム。 - 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記フィルムセンサを貼着または這着して被検出物に配設することを特徴とする侵入警戒システム。 - 光を出射する発光部と、
前記発光部からの光を整形する入射側光学部、機械的エネルギーに応じて複屈折を生じさせて入射側光学部から入射された光を変調する複屈折結晶透明体、複屈折結晶透明体で変調された光を整形する出射側光学部を備え、機械的エネルギーに基づいて複屈折結晶透明体に発生する複屈折に応じて光を変調して出力する光学部と、
前記光学部から出射された変調された光を受光する受光部と、
前記受光部から出力される出力電圧信号を演算処理して波形信号を出力する信号処理部と、
前記信号処理部からの波形信号を波形解析処理して複屈折結晶透明体が検出した被検出物の機械的変化を検出することで侵入者を検出する判定部と、
を備え、
前記光学部は複数設けられ、
前記発光部と前記光学部との間、および、前記光学部と前記受光部との間をそれぞれ光ファイバケーブルにより光学的に接続して一の系統とし、複数系統の光ファイバケーブルが前記発光部および前記受光部に並列接続されることを特徴とする侵入警戒システム。 - 光を出射する発光部と、
前記発光部からの光を整形する入射側光学部、機械的エネルギーに応じて複屈折を生じさせて入射側光学部から入射された光を変調する複屈折結晶透明体、複屈折結晶透明体で変調された光を整形する出射側光学部を備え、機械的エネルギーに基づいて複屈折結晶透明体に発生する複屈折に応じて光を変調して出力する光学部と、
前記光学部から出射された変調された光を受光する受光部と、
前記受光部から出力される出力電圧信号を演算処理して波形信号を出力する信号処理部と、
前記信号処理部からの波形信号を波形解析処理して複屈折結晶透明体が検出した被検出物の機械的変化を検出することで侵入者を検出する判定部と、
を備え、
前記光学部は複数設けられ、
前記発光部と前記光学部との間、隣接する二個の前記光学部の間、および、前記光学部と前記受光部との間をそれぞれ光ファイバケーブルにより光学的に接続して直列接続されることを特徴とする侵入警戒システム。 - 請求項7または請求項8に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記入射側光学部は、前記発光部から出射された光を直線偏光に変換する偏光子と、偏光子からの直線偏光を円偏光に変換して出力する1/4波長板と、を有し、
前記複屈折結晶透明体は、複屈折により透過する円偏光を変調する機能を有し、
前記出射側光学部は、前記複屈折結晶透明体から出力された円偏光を直線偏光とする検光子を有し、
前記受光部は、前記検光子からの直線偏光を受光することで、この光から前記複屈折結晶透明体が検出した機械的変化を検出することを特徴とする侵入警戒システム。 - 請求項9に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記複屈折結晶透明体は光ファイバであることを特徴とする侵入警戒システム。 - 請求項7〜請求項10の何れか一項に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記複屈折結晶透明体を貼着または這着して被検出物に配設することを特徴とする侵入警戒システム。 - 請求項1〜請求項11の何れか一項に記載の侵入警戒システムにおいて、
前記被検出物は、建物、工作物または界標を形成するフェンスであることを特徴とする侵入警戒システム。
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