JP4265980B2 - ラベル・パス移動制御方法およびラベル・パス移動制御システム - Google Patents
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Description
そこで、現在、当初IPv4仕様向けに開発されたモバイルIPについて、IPv6仕様への対応が図られたり、移動サービスに関する各種提案がなされたことで、移動中の通信が可能となりつつある。
移動ホストMH2は固定(ホーム)アドレスを持っている。また、移動ホストMH2は、アクセス・ポイントAP(Access Point)5(5a,5b…)を介して接続されるサブドメイン7のフォーリン・エージェントFA(Foreign Agent)4から気付きアドレスを取得し、ホーム・エージェントHA(Home Agent)3に現在位置を登録する。これにより、ホーム・エージェントHA3とフォーリン・エージェントFA4はバインディングされ、移動ホストMH2の気付きアドレスを用いてMH2のフレームを交換する。
しかし、ハンドオーバが発生する度に無線リンク再確立と位置登録を行うための手順が発生し、ハンドオーバ完了までに有限の時間が発生する。この時間が移動ホストMH2の移動速度に制限を与える。
図14に示すように、多数のハンドオーバが同時に発生することを抑える方法として、移動体20内に移動ホストMH2を収容する移動ホスト収容装置200を設け、移動ホスト収容装置200を通してネットワークヘ接続する方法も提案されている。これは、MH2の個別のハンドオーバ処理を行う代わりに、移動ホスト収容装置200がハンドオーバ処理を行うのでネットワークの負荷を下げることができる。
これらの方法により位置登録に関するトラフィックを抑圧することは可能となるが、一つの移動ホストMH2がハンドオーバする場合に要する時間以下になることはない。
ハンドオーバに関わる処理手順を少なくすることで、ハンドオーバに要する時間を抑圧する方法も提案されている(非特許文献2参照)。非特許文献2は、図1のフォーリン・エージェントFA4とアクセス・ポイントP5との間にイーサネット(登録商標)・スイッチを配置して広範囲なサブドメインを構成し、フォーリン・エージェントFA4に(又はFA4と独立に)サブドメイン内の移動ホストMH2の位置管理とラベル・パスを管理する機能を持たせ、移動ホストMH2の移動に合わせてラベル・パスを切換えることで(マイクロ)ハンドオーバ処理を軽減させることを目的としている。
本発明の目的は、移動ホストMHが高速移動しながら広帯域通信を行っている場合、ハンドオーバ処理の負担を軽減して、処理に要する時間を短くし、移動ホストMHが高速に移動する場合においても通信が途切れないようにしたラベル・パス移動制御方法およびラベル・パス移動制御システムを提供することにある。
請求項6記載のラベル・パス移動制御システムは、移動無線ノードの位置管理とラベル・パス管理を行う管理ノードと、ラベルに基づいてフレームを転送するスイッチと、ラベル・パスを終端して移動無線ノードと無線リンクを確立するノードとから成るサブドメインを備えるラベル・パス移動制御システムにおいて、前記管理ノードは、前記移動無線ノードから前記サブドメインヘの接続要求信号(Association Request)を受信した前記ノードが前記管理ノードに向けて送信する接続確立信号(Recomposition Trigger)を用いて、前記移動無線ノードの移動速度と前記移動無線ノードの位置とを把握して、前記移動無線ノードの移動位置を予測し、前記スイッチの転送用ラベル・パス・テーブルを書き換え、前記ラベル・パスを前記移動無線ノードの移動に追随させて、前記ラベル・パスの移動に合わせて前記サブドメインから前記移動無線ノードに対して移動無線リンクの切換えタイミングを与え、前記移動無線ノードの移動速度が一定の閾値以下になった場合、前記移動無線ノードのラベル・パスを管理している管理ノードの見直しを行い、最適な管理ノードへラベル・パス管理を移すことを特徴とする。
請求項7記載のラベル・パス移動制御システムは、移動無線ノードの位置管理とラベル・パス管理を行う管理ノードと、ラベルに基づいてフレームを転送するスイッチと、ラベル・パスを終端して移動無線ノードと無線リンクを確立するノードとから成るサブドメインを備えるラベル・パス移動制御システムにおいて、前記管理ノードは、前記移動無線ノードから前記サブドメインヘの接続要求信号(Association Request)を受信した前記ノードが前記管理ノードに向けて送信する接続確立信号(Recomposition Trigger)を用いて、前記移動無線ノードの移動速度と前記移動無線ノードの位置とを把握して、前記移動無線ノードの移動位置を予測し、前記スイッチの転送用ラベル・パス・テーブルを書き換え、前記ラベル・パスを移動無線ノードの移動に追随させて、無線リンク切換え時において、移動前のノードと移動後のノードを同時に同じラベル・パスに割り当て、更に、前記ラベル・パスの移動に合わせてサブドメイン側から前記移動無線ノードに対して無線リンクの切換えタイミングを与え、前記移動無線ノードの移動速度が一定の閾値以下になった場合、前記移動無線ノードのラベル・パスを管理している管理ノードの見直しを行い、最適な管理ノードへラベル・パス管理を移すことを特徴とする。
請求項9記載のラベル・パス移動制御システムは、移動無線ノードの位置管理とラベル・パス管理を行う管理ノードと、ラベルに基づいてフレームを転送するスイッチと、移動無線ノードと無線リンクを確立するノードから成るサブドメインと、ラベル・パスの終端を行う移動無線ノードとを備えるラベル・パス移動制御システムにおいて、前記管理ノードは、前記移動無線ノードから前記サブドメインヘの接続要求信号(Association Request)を受信した前記ノードが前記管理ノードに向けて送信する接続確立信号(Recomposition Trigger)を用いて、前記移動無線ノードの移動速度と前記移動無線ノードの位置とを把握して、前記移動無線ノードの移動位置を予測し、前記スイッチの転送用ラベル・パス・テーブルを書き換え、前記ラベル・パスを移動無線ノードの移動に追随させ、前記無線リンク切換え時において、移動前のノードと移動後のノードを同時に同じラベル・パスに割り当て、前記ラベル・パスの移動に合わせて前記サブドメイン側から前記移動無線ノードに対して無線リンクの切換えタイミングを与え、前記移動無線ノードの移動速度が一定の閾値以下になった場合、前記移動無線ノードのラベル・パスを管理している管理ノードの見直しを行い、最適な管理ノードへラベル・パス管理を移すことを特徴とする。
請求項10記載のラベル・パス移動制御システムは、請求項6から請求項9の何れか一つに記載のラベル・パス移動制御システムにおいて、前記管理ノードは、前記ノードから前記管理ノードへ送信される接続確立信号(Recomposition Trigger)の送信間隔を用いて、前記移動無線ノードの移動速度を把握することを特徴とする。
請求項1から4および請求項6から9に記載の発明によれば、サブドメインをイーサネット(登録商標)・スイッチで構成し、移動無線ノードの移動に合わせてラベル・パスを追随させることで、マイクロ・ハンドオーバ処理の負荷を軽減させる。また、移動無線ノードの移動に合わせてネットワーク側から無線リンク再確立のトリガを与えることで、更にハンドオーバ処理時間を短縮させる。更に、移動無線ノードの移動速度をトリガとしてマクロ・ハンドオーバを実行することで、スケーラビリティに関する柔軟性を確保する。
また、請求項5および請求項10では、移動無線ノードの移動速度を正確に把握することができる。
また、各請求項では、移動無線ノードの移動速度が一定の閾値以下に低下したとき、移動無線ノードのラベル・パスの管理を他の管理ノードに移すことができる。
図1、図2、図14を用いて、第1の実施形態について説明する。第1の実施形態は、請求項1および請求項6に対応する。
図1は、通信ホストCH1がネットワーク6とサブドメイン71を介して移動ホストMH21と通信するものである。
ネットワーク6とサブドメイン71とのエッジに管理ノード(GHA(Group Home Agent))40を配置し、管理ノードGHA40にはフォーリン・エージェント機能が置かれているとする。また、管理ノードGHA40とアクセス・ポイントAP51との間でラベル・パスが張られるものとする。更に、説明を簡単にするために、通信ホストCH1と移動ホストMH21との通信は必ずホーム・エージェントHA3を介して行われるとする。移動ホストMH21は固定(ホーム)アドレスを持っており、管理ノードGHA40から気付きアドレスを取得し、ホーム・エージェントHA3と管理ノードGHA40とがバインディングすることで、ホーム・エージェントHA3に移動ホストMH21の現在位置の登録を行う。
る。移動ホストMH21はs106を受信後直ちに「Association Response」s110をアクセス・ポイントAP(B)51bへ送信してs106の送達確認を行い、続けてアクセス・ポイントAP(C)51cへ向けて「Association Request」s111を送信する。アクセス・ポイントAP(C)51cはs111受信後、直ちに管理ノードGHA40へ向けて「Recomposition Trigger」s112を送信するとともに、移動ホストMH21へ向けて「Association Response」s113を送信する。s113受信後、移動ホストMH21は通信が可能となる。以下同様の処理を繰り返す。
図3、図4において、通信ホストCH1がネットワーク6とサブドメイン71を介して移動ホストMH21と通信するものとする。サブドメイン71と移動ホストMH21とはアクセス・ポイント51を介して無線リンクにより接続される。移動ホストMH21は、単独端末、又は図14の様に複数端末の移動体を集線して端末グループで位置管理等がなされると考えてもよいが、簡単のためにここでは単独端末とする。ネットワーク6とサブドメイン71とのエッジに管理ノード(GHA(Group Home Agent))40を配置し、GHA40にはフォーリン・エージェント機能が置かれているとする。また、管理ノードGHA40とアクセス・ポイントAP51との間でラベル・パスが張られるものとする。更に、説明を簡単にするために、通信ホストCH1と移動ホストMH2との通信は必ずホーム・エージェントHA3を介して行われるものとする。移動ホストMH21は、固定(ホーム)アドレスを持っており、管理ノードGHA40から気付きアドレスを取得し、ホーム・エージェントHA3と管理ノードGHA40とがバインディングすることで、ホーム・エージェントHA3に移動ホストMH21の現在位置の登録を行う。
命令を与える。移動ホストMH21はs207を受信後、直ちに「Reassociation Response」s212をアクセス・ポイントAP(B)51bへ送信してs207の送達確認を
行い、続けてアクセス・ポイントAP(C)51cへ向けて「Association Request」s213を送信する。アクセス・ポイントAP(C)51cはs213を受信後、直ちに管理ノードGHA40へ向けて「Recomposition Trgger」s214を送信するとともに、移動ホストMH21へ向けて「Association Response」s215を送信する。s215の受信後、移動ホストMH21は通信が可能となる。また、管理ノードGHA40はs214の受信後に、該当スイッチSW(A)10a、SW(C)10cへ向けて「Elimination」s216を送信し、旧ラベル・パスをテーブルから削除させ、ラベル・パスを110bとし、ユニ・キャスティング状態とする。以下同様の処理を繰り返す。
通信ホストCH1がネットワーク6とサブドメイン72を介して移動通信ホストMH22と通信するものとする。サブドメイン72と移動ホストMH22とはアクセス・ポイント52により無線リンクにより接続される。移動ホストMH22は単独端末、又は図14のように複数端末の移動体を集線して、端末グループで位置管理等がなされると考えてもよいが、簡単のためにここでは単独端末とする。ネットワーク6とサブドメイン72とのエッジに管理ノード(GHA(Group Home Agent))40を配置し、管理ノードGHA40にはフォーリン・エージェント機能が置かれているとする。また、管理ノードGHA40と移動ホストMH22との間にラベル・パスが張られるものとする。更に、説明を簡単にするために通信ホストCH1と移動ホストMH22との通信は、必ずホーム・エージェントHA3を介して行われるとする。移動ホストMH22は固定(ホーム)アドレスを持っており、管理ノードGHA40から気付きアドレスを取得し、ホーム・エージェントHA3と管理ホストGHA40とがバインディングすることで、ホーム・エージェントHA3に移動ホストMH22の現在位置の登録を行う。
通信ホストCH1がネットワーク6とサブドメイン72を介して移動通信ホストMH22と通信するものとする。サブドメイン72と移動ホストMH22とはアクセスポイント52により無線リンクにより接続される。移動ホストMH22は単独端末、又は図14のように複数端末の移動体を集線して端末グループで位置管理等がなされると考えてもよいが、簡単のためにここでは単独端末とする。ネットワーク6とサブドメイン72とのエッジに管理ノード(GHA(Group Home Agent))40を配置し、管理ノードGHA40にはフォーリン・エージェント機能が置かれているとする。また、管理ノードGHA40と移動ホストMH22との間でラベル・パスが張られるものとする。更に、説明を簡単にするために通信ホストCH1と移動ホストMH2との通信は、必ずホーム・エージェントHA3を介して行われるとする。移動ホストMH22は固定(ホーム)アドレスを持っており、管理ノードGHA40から気付きアドレスを取得し、ホーム・エージェントHA3と管理ノードGHA40とがバインディングすることでホーム・エージェントHA3に移動ホストMH22の現在位置の登録を行う。
える。移動ホストMH22はs407を受信後、直ちに「Reassociation Response」s412をアクセス・ポイントAP(B)52bへ送信してs407の送達確認を行い、続けてアクセス・ポイントAP(C)52cへ向けて「Association Request」s413を送信する。アクセス・ポイントAP(C)52cは、s413受信後、直ちに管理ノードGHA40へ向けて「Recomposition Trigger」s414を送信するとともに、移動ホストMH22へ向けて「Association Response」s415を送信する。s415受信後、移動ホストMH22は通信が可能となる。また、管理ノードGHA40はs414受信後に、該当スイッチSW(A)10a、SW(C)10cへ向けて「Elimination」s416を送信し、旧ラベル・パスをテーブルから削除させ、ラベル・パスを120bとし、ユニ・キャスティング状態とする。以下同様の処理を繰り返す。
第1〜第4の実施形態で示したように、移動ホストMH21が移動して無線リンクが切り替わった後、移動ホストMH21はアクセス・ポイントAP51へ向けて「Association Request」s101、s111を送信する。アクセス・ポイントAP51は、s101、s111の受信後、直ちに管理ノードGHA40へ向けて「Recomposition Trigger」s102、s112を送信する。管理ノードGHA40は、s101、s111を契機に生成されるs102、s112の受信間隔を計測し、サブドメイン71のトポロジー情報を勘案して、移動ホストMH21の移動速度を把握する。
動力制御装置などに設けられた移動速度モニタ2002からの移動体2000の移動速度情報を「Reassociation Request」(図2、図4、図6、及び図8を参照)信号中に記載し、通信モジュール2001からサブドメインヘ向けて送信することで、移動体の移動速度を明示的に示す。
2、21、22 移動ホスト(MH)
3 ホーム・エージェント(HA)
4、フォーリン・エージェント(FA)
5、52 アクセス・ポイント(AP)
6 ネットワーク
7、71、72 サブドメイン
40 管理ノード(GHA)
20、2000 移動体
200 移動ホスト収容装置
2001 通信モジュール
2002 移動速度モニタ
Claims (10)
- 移動無線ノードの位置管理とラベル・パス管理を行う管理ノードと、ラベルに基づいてフレームを転送するスイッチと、ラベル・パスを終端して移動無線ノードと無線リンクを確立するノードとから成るサブドメインを用いるラベル・パス移動制御方法において、
前記移動無線ノードから前記サブドメインヘの接続要求信号(Association Request)を受信した前記ノードが前記管理ノードに向けて送信する接続確立信号(Recomposition Trigger)を用いて、前記移動無線ノードの移動速度と前記移動無線ノードの位置とを把握して、前記移動無線ノードの移動位置を予測し、
前記スイッチの転送用ラベル・パス・テーブルを書き換え、前記ラベル・パスを前記移動無線ノードの移動に追随させて、前記ラベル・パスの移動に合わせて前記サブドメインから前記移動無線ノードに対して移動無線リンクの切換えタイミングを与え、
前記移動無線ノードの移動速度が一定の閾値以下になった場合、前記移動無線ノードのラベル・パスを管理している管理ノードの見直しを行い、最適な管理ノードへラベル・パス管理を移す
ことを特徴とするラベル・パス移動制御方法。 - 移動無線ノードの位置管理とラベル・パス管理を行う管理ノードと、ラベルに基づいてフレームを転送するスイッチと、ラベル・パスを終端して移動無線ノードと無線リンクを確立するノードとから成るサブドメインを用いるラベル・パス移動制御方法において、
前記移動無線ノードから前記サブドメインヘの接続要求信号(Association Request)を受信した前記ノードが前記管理ノードに向けて送信する接続確立信号(Recomposition Trigger)を用いて、前記移動無線ノードの移動速度と前記移動無線ノードの位置とを把握して、前記移動無線ノードの移動位置を予測し、
前記スイッチの転送用ラベル・パス・テーブルを書き換え、前記ラベル・パスを移動無線ノードの移動に追随させて、無線リンク切換え時において、移動前のノードと移動後のノードを同時に同じラベル・パスに割り当て、
更に、前記ラベル・パスの移動に合わせてサブドメイン側から前記移動無線ノードに対して無線リンクの切換えタイミングを与え、
前記移動無線ノードの移動速度が一定の閾値以下になった場合、前記移動無線ノードのラベル・パスを管理している管理ノードの見直しを行い、最適な管理ノードへラベル・パス管理を移す
ことを特徴とするラベル・パス移動制御方法。 - 移動無線ノードの位置管理とラベル・パス管理を行う管理ノードと、ラベルに基づいてフレームを転送するスイッチと、移動無線ノードと無線リンクを確立するノードから成るサブドメインと、
ラベル・パスの終端を行う移動無線ノードと
を用いるラベル・パス移動制御方法において、
前記移動無線ノードから前記サブドメインヘの接続要求信号(Association Request)を受信した前記ノードが前記管理ノードに向けて送信する接続確立信号(Recomposition Trigger)を用いて、前記移動無線ノードの移動速度と前記移動無線ノードの位置とを把握して、前記移動無線ノードの移動位置を予測し、
前記スイッチの転送用ラベル・パス・テーブルを書き換え、前記ラベル・パスを移動無線ノードの移動に追随させて、前記ラベル・パスの移動に合わせてサブドメイン側か移動無線ノードに対して移動無線リンクの切換えタイミングを与え、
前記移動無線ノードの移動速度が一定の閾値以下になった場合、前記移動無線ノードのラベル・パスを管理している管理ノードの見直しを行い、最適な管理ノードへラベル・パス管理を移す
ことを特徴とするラベル・パス移動制御方法。 - 移動無線ノードの位置管理とラベル・パス管理を行う管理ノードと、ラベルに基づいてフレームを転送するスイッチと、移動無線ノードと無線リンクを確立するノードから成るサブドメインと、
ラベル・パスの終端を行う移動無線ノードと
を用いるラベル・パス移動制御方法において、
前記移動無線ノードから前記サブドメインヘの接続要求信号(Association Request)を受信した前記ノードが前記管理ノードに向けて送信する接続確立信号(Recomposition Trigger)を用いて、前記移動無線ノードの移動速度と前記移動無線ノードの位置とを把握して、前記移動無線ノードの移動位置を予測し、
前記スイッチの転送用ラベル・パス・テーブルを書き換え、前記ラベル・パスを移動無線ノードの移動に追随させ、
前記無線リンク切換え時において、移動前のノードと移動後のノードを同時に同じラベル・パスに割り当て、
前記ラベル・パスの移動に合わせて前記サブドメイン側から前記移動無線ノードに対して無線リンクの切換えタイミングを与え、
前記移動無線ノードの移動速度が一定の閾値以下になった場合、前記移動無線ノードのラベル・パスを管理している管理ノードの見直しを行い、最適な管理ノードへラベル・パス管理を移す
ことを特徴とするラベル・パス移動制御方法。 - 請求項1から請求項4の何れか一つに記載のラベル・パス移動制御方法において、
前記ノードから前記管理ノードへ送信される接続確立信号(Recomposition Trigger)の送信間隔を用いて、前記移動無線ノードの移動速度を把握することを特徴とするラベル・パス移動制御方法。 - 移動無線ノードの位置管理とラベル・パス管理を行う管理ノードと、ラベルに基づいてフレームを転送するスイッチと、ラベル・パスを終端して移動無線ノードと無線リンクを確立するノードとから成るサブドメインを備えるラベル・パス移動制御システムにおいて、
前記管理ノードは、
前記移動無線ノードから前記サブドメインヘの接続要求信号(Association Request)を受信した前記ノードが前記管理ノードに向けて送信する接続確立信号(Recomposition Trigger)を用いて、前記移動無線ノードの移動速度と前記移動無線ノードの位置とを把握して、前記移動無線ノードの移動位置を予測し、
前記スイッチの転送用ラベル・パス・テーブルを書き換え、前記ラベル・パスを前記移動無線ノードの移動に追随させて、前記ラベル・パスの移動に合わせて前記サブドメインから前記移動無線ノードに対して移動無線リンクの切換えタイミングを与え、
前記移動無線ノードの移動速度が一定の閾値以下になった場合、前記移動無線ノードのラベル・パスを管理している管理ノードの見直しを行い、最適な管理ノードへラベル・パス管理を移す
ことを特徴とするラベル・パス移動制御システム。 - 移動無線ノードの位置管理とラベル・パス管理を行う管理ノードと、ラベルに基づいてフレームを転送するスイッチと、ラベル・パスを終端して移動無線ノードと無線リンクを確立するノードとから成るサブドメインを備えるラベル・パス移動制御システムにおいて、
前記管理ノードは、
前記移動無線ノードから前記サブドメインヘの接続要求信号(Association Request)を受信した前記ノードが前記管理ノードに向けて送信する接続確立信号(Recomposition Trigger)を用いて、前記移動無線ノードの移動速度と前記移動無線ノードの位置とを把握して、前記移動無線ノードの移動位置を予測し、
前記スイッチの転送用ラベル・パス・テーブルを書き換え、前記ラベル・パスを移動無線ノードの移動に追随させて、無線リンク切換え時において、移動前のノードと移動後のノードを同時に同じラベル・パスに割り当て、
更に、前記ラベル・パスの移動に合わせてサブドメイン側から前記移動無線ノードに対して無線リンクの切換えタイミングを与え、
前記移動無線ノードの移動速度が一定の閾値以下になった場合、前記移動無線ノードのラベル・パスを管理している管理ノードの見直しを行い、最適な管理ノードへラベル・パス管理を移す
ことを特徴とするラベル・パス移動制御システム。 - 移動無線ノードの位置管理とラベル・パス管理を行う管理ノードと、ラベルに基づいてフレームを転送するスイッチと、移動無線ノードと無線リンクを確立するノードから成るサブドメインと、ラベル・パスの終端を行う移動無線ノードとを備えるラベル・パス移動制御システムにおいて、
前記管理ノードは、
前記移動無線ノードから前記サブドメインヘの接続要求信号(Association Request)を受信した前記ノードが前記管理ノードに向けて送信する接続確立信号(Recomposition Trigger)を用いて、前記移動無線ノードの移動速度と前記移動無線ノードの位置とを把握して、前記移動無線ノードの移動位置を予測し、
前記スイッチの転送用ラベル・パス・テーブルを書き換え、前記ラベル・パスを移動無線ノードの移動に追随させて、前記ラベル・パスの移動に合わせてサブドメイン側か移動無線ノードに対して移動無線リンクの切換えタイミングを与え、
前記移動無線ノードの移動速度が一定の閾値以下になった場合、前記移動無線ノードのラベル・パスを管理している管理ノードの見直しを行い、最適な管理ノードへラベル・パス管理を移す
ことを特徴とするラベル・パス移動制御システム。 - 移動無線ノードの位置管理とラベル・パス管理を行う管理ノードと、ラベルに基づいてフレームを転送するスイッチと、移動無線ノードと無線リンクを確立するノードから成るサブドメインと、ラベル・パスの終端を行う移動無線ノードとを備えるラベル・パス移動制御システムにおいて、
前記管理ノードは、
前記移動無線ノードから前記サブドメインヘの接続要求信号(Association Request)を受信した前記ノードが前記管理ノードに向けて送信する接続確立信号(Recomposition Trigger)を用いて、前記移動無線ノードの移動速度と前記移動無線ノードの位置とを把握して、前記移動無線ノードの移動位置を予測し、
前記スイッチの転送用ラベル・パス・テーブルを書き換え、前記ラベル・パスを移動無線ノードの移動に追随させ、
前記無線リンク切換え時において、移動前のノードと移動後のノードを同時に同じラベル・パスに割り当て、
前記ラベル・パスの移動に合わせて前記サブドメイン側から前記移動無線ノードに対して無線リンクの切換えタイミングを与え、
前記移動無線ノードの移動速度が一定の閾値以下になった場合、前記移動無線ノードのラベル・パスを管理している管理ノードの見直しを行い、最適な管理ノードへラベル・パス管理を移す
ことを特徴とするラベル・パス移動制御システム。 - 請求項6から請求項9の何れか一つに記載のラベル・パス移動制御システムにおいて、
前記管理ノードは、前記ノードから前記管理ノードへ送信される接続確立信号(Recomposition Trigger)の送信間隔を用いて、前記移動無線ノードの移動速度を把握することを特徴とするラベル・パス移動制御システム。
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