JP4262992B2 - Livestock feed comprising onion debris powder and method for producing the same - Google Patents
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- Fodder In General (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
玉葱それ自体の栄養成分に着目して、あるいは他の野菜の残屑と混合して、家畜の飼料、肥料、その他に利用する数多くの提案がなされている。特許文献1記載の発明は、玉葱等を丸ごと食酢に含浸させ、乾燥させたのちに粉砕して家畜、特に雌豚の受胎率を向上させる目的に利用する飼料の製造方法を提案している。
【特許文献1】
特開平3−7545号
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記方法は、豚の特定の状況において、極めて優れた効果を示しているが、製造方法が複雑で、材料原価が高価になる虞がある。
本発明の目的は、より安価な材料、すなわち従来は産業廃棄物とされていた玉葱屑を使用した玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料およびその製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明による請求項1記載の玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料は、玉葱の薄皮、球部外皮、球根頂部切除部、および底部の細根を含む切除部を主原料とするものである。
請求項2記載の玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料は、請求項1記載の玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料において、前記球部外皮は薄皮に接する最外側の屑皮とするものである。
請求項3記載の玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料は、請求項1記載の玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料において、前記粉末の水分は、15%以下とするものである。
請求項4記載の玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料は、請求項1または2記載の玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料において、前記粉末の外形最大長さ(メッシュ)は2mm以下とするものである。
【0005】
本発明による請求項5記載の玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料の製造方法は、
玉葱の薄皮、球部外皮、球根頂部切除部、および底部の細根を含む玉葱残屑を収集するステップと、
前記玉葱残屑を破砕するステップと、
前記破砕済の玉葱残屑をさらに粉砕乾燥して粉状にするステップと、
を含むものである。
本発明による請求項6記載の玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料の製造方法は、請求項5記載の玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料の製造方法において、
前記粉状にするステップは、圧力空気噴射装置に圧力空気を接続し、ラバル管状のノズル複数本から破砕された玉葱残屑に噴射してさらに粉砕乾燥させるものである。
また、請求項6記載の圧力空気噴射装置は本件出願人の出願に係る特許文献2記載の出願に詳細に説明されている。
【特許文献2】
特願2002−190269号
【0006】
【発明の実施の形態】
以下図面等を参照して本発明による玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料およびその製造方法について説明する。図1は、本発明による飼料の原料を説明するための玉葱の正面図であり、図2は前記玉葱の断面図である。
本発明による玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料の主原料は玉葱残屑であり、玉葱の鱗茎の中心部の使用を予定していない。生産者が収穫した玉葱100は上下が切り落とされる。本発明による家畜飼料は玉葱の薄皮101、球部外皮(鱗茎部の最外側)104、球根頂部切除部102、および底部の細根を含む切除部103を主原料とするものである。これらの玉葱残屑が取り去られた部分は市場に食用として出荷される。なお、図2中、105に囲まれる部分は食用にして供される部分である。
【0007】
前記玉葱残屑よりなる主原料が水分70〜90%を含んでいる場合、
玉葱の薄皮:その他の残屑=2:98(重量比)程度である。この量は玉葱の種類により変動するが概ね1:24〜98(重量比)の範囲にあると考えられる。玉葱の外皮の部分は食用に供される部分と略同じ成分で含硫有機化合物、糖質を豊富に含むものである。その他の屑、主として褐色の薄皮部分は、抗酸化作用をもつケルセチン(フラボノイド)ペクチン,タンニンが多く含まれている。しかし薄皮には玉葱の前記含硫有機化合物は含まれていない。
【0008】
前記玉葱残屑よりなる主原料は、図3に示すように、破砕機1に投入されて破砕され原料ホッパ2から、粉砕乾燥のために圧力空気噴射装置5に供給される。圧力空気噴射装置5には圧力空気供給機3,熱風発生装置4が接続されている。圧力空気噴射装置5には、ラバル管状のノズル複数本、この実施例では7本が設けられており、圧力空気が、過熱された気体中に投入された前記玉葱残屑よりなる主原料に突き当たり、前記主原料が粉砕されて、乾燥機6に送られて乾燥される。
【0009】
前記粉末の水分は、15%以下、より好ましくは10%以下とし、変質を防止して、保存可能性を高める。乾燥機6に送られて乾燥させられた原料はサイクロン7に送られ、選別機8に投入される。前記粉末の外形最大長さ(メッシュ)は2mm以下、より好ましくは1mm以下となるように選別する。選別された粉末は製品タンク9に投入され、袋詰めされた製品10として養豚業者等に提供される。
【0010】
前記玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料を用いて、前記玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料添加区と対象区各4頭の豚について、肥育、疾病、肉質、飼育環境の観点から比較を行なったが、何れも添加区が圧倒的に優れていた。
これは、次のような因果関係によるものと推定される。外皮104の部分は、含硫有機化合物、糖質(フラクトオリゴ糖)が含まれている。その他の部分、特に薄皮101にはケルセチン(フラボノイドの一種)が含まれている。含硫有機化合物は、血行促進、ビタミンB1 吸収促進、殺菌作用がある。糖質(フラクトオリゴ糖)は豚の腸内にビフィズス菌の増殖を促進させる。前記血行促進、ビタミンB1 吸収促進の作用のために、豚の精神を安定させ、健康な豚が飼育され肉質が改善される。また殺菌作用および腸内環境改善により免疫力が高まるため、現在使用されている抗生物質の使用を避けても疾病発生の率を抑え、発育性を改善することができる。薄皮に含まれるケルセチンは抗酸化作用があるので、血圧降下に寄与するなどその他の疾病に全般的に有効に作用する。
【0011】
玉葱残屑粉末の実施例(乾燥たまねぎと表示)と、とうもろこしの飼料栄養素比較表を図4に示す。図5に示すように、対照区とたまねぎ添加区をそれぞれオス2頭とメス2頭で構成し、平成14年7月18日頃から比較観察を行なった。添加区では飼料(全農配合飼料)に3%の前記玉葱残屑粉末を添加して飼育した。一般成分においては、蛋白質の含量が比較的高いことから栄養的にも問題はなく、今回の添加率では嗜好性も良好であった。
【0012】
(肥育の比較)当初(7月18日)の平均体重はそれぞれの区で30kgであった。8月1日から各豚の体重を測定して図5に示す。図6に体重の平均値をグラフにして示してある。
図6のグラフは、肥育中期(体重約60kg,肥育日数40日)以後、発育性改善効果大であったことを示している。乾燥たまねぎ中のフラクトオリゴ糖が腸内環境を改善し、その効果を得るためには毎日一定量以上の摂取が有効であり、乾燥たまねぎの摂取量の増加に伴いフラクトオリゴ糖の摂取量が前記一定量以上となり毎日継続摂取した結果、発育性を改善したといえる。
図7に110kgの到達日数を棒グラフにして示してある。110kgの到達日数が短い方が肥育が早いと考えて良い。対照区はバラツキが大きい上に平均でも所要日数が長い。これに対して添加区はバラツキは少なく平均でも所要日数が短い。
【0013】
(飼料要求率)飼料要求率とは、1kgの生産物(増体重)を作るのに何kgの飼料が必要であるかを示すものであり、これは肥育の経済性の評価に役立つ。
飼料要求率=飼料摂取量/増体重(生産量)
たまねぎ添加区は2.95、対照区では3.12
たまねぎ添加区の方が生産性において有利であった。
【0014】
(疾病の比較)固体に番号を付して疾病を示す
たまねぎ添加区 対照区
NO.109 軽胸膜肺炎 NO.83 重胸膜肺炎
NO.111 肝うっ血 NO.85 胸膜肺炎 中SEP 軽褪色 大腸炎
NO.80 重SEP NO.82 肝うっ血
NO.86 結節廃棄 NO.94 結節廃棄
SEPとは、豚流行性肺炎の略語。
対照区は疾病の発生、種類も多い。添加区と対照区を比較して、対照区のみに大腸炎が発生しているのは、添加区ではフラクトオリゴ糖の効果により腸内のビフィズス菌を増殖させ大腸炎の発生を抑止していると考えられる。肺炎を主とした疾病についても添加区の方が軽いのは、同様にフラクトオリゴ糖の効果によるものと考えられる。
薄皮に含まれるケルセチンの抗酸化作用が、豚の健康維持に全体として寄与していると考えることができる。
【0015】
肉質(食味)の検査は官能試験(3人のパネラーA,B,Cが豚ロース肉を試食し、肉質および風味を評価する。)により判定した。
軟らかさを5段階で評価した。最も軟らかいを5、かたいを1とする。
パネラー A B C
添加区 5 5 5
対照区 4 3 3
多汁性も同様に5段階で評価した。良いものを5、悪いものを1とする。
パネラー A B C
添加区 5 4 4
対照区 4 3 3
テクスチャー分析を行なった結果、硬さについては対照区が添加区よりも硬いという分析結果が得られ、軟らかさの5段評価によく対応している。
多汁性については、保水性について分析し、添加区の保水性が対照区の保水性よりも大きいという結果を得ている。
【0016】
(豚舎の環境の比較)添加区の豚の排泄物の臭いは、フラクトオリゴ糖の効果で豚の腸内の善玉菌の増殖を促進し、悪玉菌の増殖を抑制するため、硫化水素、アンモニア等の悪玉菌が生成する悪臭物質を抑えることができる。
【0017】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明による玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料は、玉葱の薄皮、球部外皮、球根頂部切除部、および底部の細根を含む切除部を主原料とするものであり、これは廃棄物を利用する。したがって、原料は極めて安価である。そして、薄皮の成分はもとより、球部の成分を含み、玉葱のもつ様々な効用を濃縮したものであり、少量の使用で健康な豚の成長に寄与し、養豚業者の生産コストの低下に著しく寄与している。また前記玉葱残屑粉末の製造方法は、従来方法のように圧搾とか消石灰などを使わない点で優れている。従来方法に比べ、ランニングコストおよびイニシャルコストを2分の1にする等、コスト面でも優れている。
【0018】
本願玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料は抗生物質代替品と考えることができる。養豚経営者は、本願玉葱残屑粉末を数%程度飼料に混合することにより、従来使用していた抗生物質の使用を省略することができるから、生産コストを下げることができる。さらに良い肉質の食肉を提供することができる。
また本願玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料は、子豚期のミルクに添加して使用することができる。これにより抗生物質を使用することなく子豚の疾病防御と発育促進を図ることができる。本願玉葱残屑粉末を添加した飼料で肥育した豚の肉には、残留抗生物質がないから安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による飼料の原料を説明するための玉葱の正面図である。
【図2】前記玉葱の断面図である。
【図3】本発明による玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料の製造方法を説明するためのシステム図である。
【図4】本発明による玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料(乾燥たまねぎ)ととうもろこしの飼料栄養成分を比較して示した図である。
【図5】試験区分(添加区と対照区)と体重の変化を示す図である。
【図6】試験区分ごとの体重の平均値の変化を示すグラフである。
【図7】出荷所要日数の試験区分の固体ごとに示した棒グラフである。
【符号の説明】
1 破砕機
2 原料ホッパ
3 圧力空気供給機
4 熱風発生装置
5 圧力空気噴射装置
6 乾燥機
7 サイクロン
8 選別機
9 製品タンク
10 製品[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to livestock feed comprising onion debris powder and a method for producing the same.
[0002]
[Prior art]
Many proposals have been made for use in livestock feeds, fertilizers, etc., focusing on the nutritional components of onions themselves or by mixing them with other vegetable debris. The invention described in
[Patent Document 1]
JP-A-3-7545
[Problems to be solved by the invention]
Although the above method shows an extremely excellent effect in a specific situation of pigs, the manufacturing method is complicated and there is a possibility that the material cost is expensive.
An object of the present invention is to provide a livestock feed comprising onion debris powder using onion scrap which has been used as an inexpensive material, that is, industrial waste, and a method for producing the same.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the livestock feed comprising onion debris powder according to
The livestock feed comprising the onion debris powder according to
The livestock feed comprising the onion debris powder according to
The livestock feed comprising onion debris powder according to
[0005]
A method for producing livestock feed comprising onion debris powder according to claim 5 according to the present invention,
Collecting onion debris including onion thin skin, bulbous skin, bulbal top excision, and bottom fine root;
Crushing the onion debris;
The method comprising the powdery was further pulverized dried onion debris of the broken 砕済,
Is included.
A method for producing livestock feed comprising onion debris powder according to
The step of forming the powder is to connect the pressure air to a pressure air jetting device, spray the onion debris crushed from a plurality of Laval tubular nozzles, and further crush and dry.
Further, the pressure air injection device described in
[Patent Document 2]
Japanese Patent Application No. 2002-190269 [0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A livestock feed comprising onion debris powder according to the present invention and a method for producing the same will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view of an onion for explaining a feed raw material according to the present invention, and FIG. 2 is a cross-sectional view of the onion.
The main raw material of livestock feed comprising onion debris powder according to the present invention is onion debris, and the use of the central part of onion bulbs is not planned. The
[0007]
When the main raw material consisting of the onion debris contains moisture 70-90%,
Onion thin skin: other debris = 2: 98 (weight ratio). This amount varies depending on the type of onion, but is considered to be in the range of about 1:24 to 98 (weight ratio). The onion shell part is substantially the same component as the edible part and contains abundant sulfur-containing organic compounds and carbohydrates. Other debris, mainly brown thin skin, is rich in quercetin (flavonoid) pectin and tannin, which have an antioxidant effect. However, the skin does not contain the sulfur-containing organic compound of onion.
[0008]
The main raw material consisting of the onion debris, as shown in FIG. 3, from the
[0009]
The water content of the powder is 15% or less, more preferably 10% or less to prevent deterioration and increase the storage stability. The raw material sent to the
[0010]
Using the livestock feed made of the onion debris powder, the livestock feed addition zone made of the onion debris powder and the four pigs in each target zone were compared from the viewpoints of fattening, disease, meat quality, and breeding environment. In both cases, the addition group was overwhelmingly superior.
This is presumed to be due to the following causal relationship. The portion of the
[0011]
FIG. 4 shows an example of onion debris powder (indicated as dry onion) and a feed nutrient comparison table of corn. As shown in FIG. 5, the control group and the onion-added group were each composed of two males and two females, and comparative observation was performed from around July 18, 2002. In the addition group, 3% of the onion debris powder was added to the feed (whole agricultural compound feed) and reared. In general components, the protein content was relatively high, so there was no problem in nutrition, and the palatability was also good at this addition rate.
[0012]
(Comparison of fattening) The average body weight at the beginning (July 18) was 30 kg in each section. The weight of each pig is measured from August 1 and shown in FIG. FIG. 6 is a graph showing the average weight value.
The graph of FIG. 6 shows that after the middle period of fattening (weight: about 60 kg, fattening days: 40 days), the effect of improving the growth was great. In order to improve the intestinal environment and obtain the effect of fructooligosaccharides in dry onions, it is effective to consume more than a certain amount every day. As a result of continuous intake every day, it can be said that the growth has been improved.
FIG. 7 shows the arrival days of 110 kg as a bar graph. It may be considered that fattening is quicker when the arrival time of 110 kg is shorter. The control zone has a large variation and takes a long time on average. On the other hand, the addition zone has little variation and the average number of days required is short.
[0013]
(Feed demand rate) The feed demand rate indicates how many kilograms of feed is required to make 1 kg of product (weight gain), which is useful for evaluating the economics of fattening.
Feed demand rate = feed intake / weight gain (production)
Onion addition group is 2.95, and control group is 3.12.
The onion added section was more advantageous in productivity.
[0014]
(Comparison of diseases) Onion-added plots showing disease by numbering solids Control plot
NO.109 Mild pleural pneumonia NO.83 Heavy pleural pneumonia
NO.111 Liver congestion NO.85 Pleural pneumonia Medium SEP Mild colitis
NO.80 Heavy SEP NO.82 Liver congestion
NO.86 Nodule Disposal NO.94 Nodule Disposal SEP is an abbreviation for swine epidemic pneumonia.
There are many occurrences and types of diseases in the control group. Compared with the control group and the control group, colitis occurs only in the control group, because in the added group, the effect of fructooligosaccharides is used to proliferate intestinal bifidobacteria and suppress the occurrence of colitis. Conceivable. It is considered that the effect of fructooligosaccharides is also the reason why the addition group is lighter for diseases mainly consisting of pneumonia.
It can be considered that the antioxidant effect of quercetin contained in the thin skin contributes to the maintenance of pig health as a whole.
[0015]
The inspection of meat quality (taste) was judged by a sensory test (three panelists A, B, and C sample pork loin and evaluate meat quality and flavor).
The softness was evaluated in five levels. The softest is 5 and the hard is 1.
Paneler A B C
Addition zone 5 5 5
The juiciness was also evaluated in five stages. 5 is good and 1 is bad.
Paneler A B C
Addition zone 5 4 4
As a result of the texture analysis, an analysis result that the control group is harder than the additive group is obtained with respect to the hardness, which corresponds well to the five-step evaluation of softness.
As for the juiciness, the water retention was analyzed, and the result showed that the water retention in the added group was larger than the water retention in the control group.
[0016]
(Comparison of pig housing environment) The odor of the excrement of the swine in the added area is due to the effect of fructooligosaccharides to promote the growth of good bacteria in the intestines of the pig and suppress the growth of bad bacteria, such as hydrogen sulfide, ammonia, etc. Can suppress malodorous substances produced by bad bacteria.
[0017]
【The invention's effect】
As described above in detail, the livestock feed comprising onion debris powder according to the present invention is mainly composed of onion thin skin, bulb outer skin, bulb top excision, and excised part including the fine root at the bottom, This uses waste. Therefore, the raw material is very inexpensive. In addition to the thin skin components, it also contains the ball components, and concentrates the various benefits of onions, contributing to the growth of healthy pigs with a small amount of use and significantly reducing the production costs of pig farmers. Has contributed. Moreover, the manufacturing method of the said onion debris powder is excellent at the point which does not use pressing or slaked lime like the conventional method. Compared with the conventional method, the running cost and initial cost are halved and the cost is superior.
[0018]
Livestock feed consisting of the present onion debris powder can be considered as an antibiotic substitute. The pig farmer can reduce the production cost because the use of the antibiotics that have been used in the past can be omitted by mixing about several percent of the onion residue powder into the feed. Furthermore, meat with good meat quality can be provided.
Moreover, the livestock feed which consists of this application onion waste powder can be used by adding to the milk of the piglet stage. Thereby, disease prevention and growth promotion of piglets can be aimed at without using antibiotics. The pork meat fattened with feed supplemented with the onion debris powder of the present application is safe because there is no residual antibiotic.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of an onion for explaining feed materials according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the onion.
FIG. 3 is a system diagram for explaining a method for producing livestock feed comprising onion debris powder according to the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing a comparison of feed nutrient components of livestock feed (dried onion) and corn made of onion debris powder according to the present invention.
FIG. 5 is a graph showing changes in test categories (addition group and control group) and body weight.
FIG. 6 is a graph showing changes in the average value of body weight for each test category.
FIG. 7 is a bar graph shown for each test category of the required number of shipping days.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記玉葱残屑を破砕するステップと、
前記破砕済の玉葱残屑をさらに粉砕乾燥して粉状にするステップと、
を含む玉葱残屑粉末よりなる家畜飼料の製造方法。Collecting onion debris including onion thin skin, bulbous skin, bulbal top excision, and bottom fine root;
Crushing the onion debris;
The method comprising the powdery was further pulverized dried onion debris of the broken 砕済,
A method for producing livestock feed comprising onion debris powder comprising
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