JP4262349B2 - 多極回路遮断器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、比較的巾の広い多極回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電路には負荷の大きさに応じて種々の電流が流れる。この電流の大きさに対応できるように、例えば1600アンペア程度の小容量のものから6300アンペア程度の大容量のものまでの多様な定格電流を有する回路遮断器を用意しておく必要がある。
以前の回路遮断器は定格電流の大きさに応じて外形寸法や内部構造がまったく異なっていたが、最近は効率的な配電盤の構成が求められると共に、定格電流が異なってもできるだけ構成部品を共通化することによって回路遮断器の製造コストを削減する傾向になってきた。このため、最近の回路遮断器は、定格電流が異なっても、外形寸法上、巾だけ異なるものとし高さと奥行きを一定とし、開閉操作機構などはほとんどの部品を共通化する構成となってきた。
【0003】
しかし、部品の共通化には限度があり、例えば定格電流によってサイズの異なる主回路導電部やこの主回路導電部を保持する成型絶縁ベースなどを共通化するのは困難であった。一般的には、需要の多い比較的小容量の回路遮断器については高価な専用金型を利用して部品を制作しても採算が成り立ったが、より大容量の回路遮断器は需要が少ないため、専用金型などの制作をできるだけ避ける必要があった。そこで、2台の小容量回路遮断器を結合して1台の大容量回路遮断器を構成するという技術が従来からあった。
【0004】
このような従来の大容量回路遮断器を構成するための小容量回路遮断器の構造と動作を図5及び図6によって説明する。この回路遮断器は3極型であるが図5はその中央極を示す側面図であって、開閉接触子部分1はベース2とカバー3とからなる絶縁ケース内に構成されており、電源側と負荷側とに対応してそれぞれ上下に設けられる中継接触子4を介して端子5に接続されている一対の固定接触子6と、これら電源側及び負荷側の双方の固定接触子6と接触及び開離する可動接触子7と、可動接触子7を保持し且つ図示されないガイドによって左右方向に移動可能な接触子ホルダー8と、各固定接触子6と可動接触子7との間に接触圧力を付与する接圧ばね9とを有している。このように構成される開閉接触子部分は両端極にも備えられ、後述するクロスバー24によって同時に操作される。
【0005】
開閉操作機構部10は中央極部分に備えられており、軸11によって回転自在に保持されるトグルレバー12と、軸13によって回転自在に保持されるトリップレバー14と、トグルレバー12とトリップレバー14との間にトグル連結軸15によって互いに回転自在に連結される上側トグルリンク16及び下側トグルリンク17と、軸18によって回転自在に保持される投入カム19と、軸20によって回転自在に保持されると共に操作レバーローラ21を備えた操作レバー22と、投入ばね23と、クロスバー24によって回転自在に保持されるとともにトグルローラ25を備えたコンタクトレバー26とを有している。コンタクトレバー26は中央極だけでなく両端極にも備えられており、それぞれの極の接触子ホルダー8と軸27によって連結され、クロスバー24が回転したとき3極の接触子ホルダー8が同時に移動できるようになっている。なお、中央極の軸27と固定部材との間には遮断ばね28が設けられている。
【0006】
このように構成された回路遮断器の動作について説明する。図5には、投入ばね23が放勢し、操作レバー22が反時計方向に回転し、操作レバーローラ21を介して投入カム19が時計方向に回転し、投入カム19のカム面によってトグル連結軸15が左方向に移動し上側トグルリンク16と下側トグルリンク17が伸直した状態が示されている。この状態ではトグルレバー12が反時計方向に回転しておりトグルレバー12のカム面及びトグルローラ25を介してコンタクトレバー26と共にクロスバー24が時計方向に回転し、3極すべての可動接触子7が接触子ホルダー8を介して右方向に移動し固定接触子6と接触した状態、すなわちこの回路遮断器の閉路状態となっている。この閉路状態においては、遮断ばね28や接圧ばね9の作用力は、コンタクトレバー26を反時計方向に回転させ、トグルレバー12を時計方向に回転させ、上側トグルリンク16及び下側トグルリンク17を介してトリップレバー14を反時計方向に回転させ、一端においてトリップレバー14と係合しているトリップローラ29を備え且つ軸30によって回転自在に保持されるラッチ手段31を反時計方向に回転させるように付勢しており、ラッチ手段31は、トリップアクチュエータ32を備えた回転自在のラッチ受け33の断面が半円形の部分と係合してその回転が阻止されている。
【0007】
この回路遮断器の開路動作は、図5において、過電流引き外し装置34が動作したとき又はトリップボタン35を押したとき、ラッチ受け33が反時計方向に回転し、ラッチ手段31がラッチ受け33との係合が解除されて反時計方向に回転し、トリップローラ29との係合が解除されてトリップレバー14が反時計方向に回転し、上側トグルリンク16及び下側トグルリンク17が左下方に変位し、トグルレバー12が時計方向に回転し、コンタクトレバー26が反時計方向に回転し、接触子ホルダー8と共に可動接触子7が左方向に移動し固定接触子6から開離する。このときの開閉操作機構部10の主要部が図6に示されている。
この回路遮断器の閉路動作は、詳細は説明しないが、上記の開路状態から投入ばね23を蓄勢してトリップレバー14とトリップローラ29とを再係合させるリセット操作を行い、投入ばね23を放勢すると前述のような図5に示される閉路状態となる。
【0008】
図7及び図8は、それぞれA極、B極及びC極並びにD極、E極及びF極を有する上述のような3極型の小容量回路遮断器2台を結合して1台の大容量の回路遮断器を構成したときの模式図であって、図7は正面図、図8は側面図である。図7に示されるようにこの回路遮断器は、D極、E極及びF極を備える右半分の回路遮断器からは開閉操作機構が削除され、クロスバー24の代わりにA極からF極までのすべてのコンタクトレバー26が取り付けられるクロスバー50が設けられ、左半分の中央極であるB極に備えられた開閉操作機構部10を操作することによりA極からF極までのすべての極が操作されるようになっている。そして、左端側の2極(A極とB極)を並列に接続して新しい左極、中央の2極(C極とD極)を並列に接続して新しい中央極、右端側の2極(E極とF極)を並列に接続して新しい右極を構成させているため、元の小容量回路遮断器の2倍の定格電流を有する回路遮断器としての通電能力を備えることができる。例えば、2000アンペアの回路遮断器2台を結合して4000アンペアの回路遮断器1台を構成できる。
【0009】
このような構成によれば、2台の小容量の回路遮断器と、これら2台の回路遮断器を互いに結合する部材と、新しいクロスバー50と、開閉接触子数が増えることによる開閉操作機構のわずかな部材の取換えと、それぞれ隣接する2極を並列に接続して新しい1極を構成するための端子部材を用意するだけで大容量回路遮断器を構成でき、高価な金型などの制作を必要としない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
回路遮断器の電路において短絡事故が発生すると、このとき流れる短絡電流によって大きな電磁反発力が生じるために、図5及び図8において、可動接触子7が左方向に付勢され、コンタクトレバー26と共にクロスバー24、50が反時計方向に回転付勢される。この付勢によるクロスバーの回転は中央極に備えられる開閉操作機構部10によって阻止されるため、端極で生じた電磁反発力はクロスバーにねじり力として作用し、過電流引き外し装置34などが動作して開閉操作機構部10が動作しない限りクロスバーには機械的ストレスが発生する。特に、短絡電流が流れた瞬間においてはクロスバーに回転付勢力が衝撃的に加わり、クロスバーにとって機械的ストレスが非常に大きいものとなる。
【0011】
上記のように大容量回路遮断器を形成する前の例えば3極型の小容量回路遮断器においてこのような短絡電流が流れても、端極(A極又はC極)においてクロスバーに加わるねじれ量は開閉操作機構部10が設けられたB極との間隔が小さいため問題とならなかった。しかし、図7のように2台の小容量回路遮断器を結合して構成された大容量の回路遮断器の場合は、右半分のD極、E極及びF極において発生する回転付勢力がさらに加わる上、開閉操作機構部10が設けられたB極との間隔が大きいためクロスバーに加わるねじれ量が大きくなる。このため、クロスバーの直径を相当大きくしたり強靭な材料のものを採用する必要があり、コストが高くなったり大型になるという問題があった。
したがって、この発明の目的は、巾の広い多極回路遮断器を安いコストで提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、請求項1の発明は、細長いクロスバーに点在するごとく取り付けられると共にクロスバーの回転によって固定接触子と接触及び開離する複数の可動接触子とクロスバーの一部において連結されクロスバーを回転操作する開閉操作機構部とを有する多極回路遮断器において、開閉操作機構部との連結部分から隣接する極を越えて離れたクロスバー上に設けられ且つクロスバーと共に回転する係合部材と、固定部材上に設けられると共に可動接触子が固定接触子から開離するとき係合部材の変位によって押圧されて回転するカムとを備え、カムのカム面は、押圧される初期において、押圧付勢力の大きな分力がカムの回転中心方向に作用し、カムを回転させる分力が小さくされるわずかな逃げ角をもって形成されることとしている。
【0013】
そして、短絡電流が流れた初期に開閉操作機構部は瞬時に開路動作をすることはないため、クロスバーはその開閉操作機構部との連結部において回転しないが、開閉操作機構部から十分離れた極において発生する電磁反発力に起因したクロスバーを回転させる付勢力は、係合部材を介して衝撃的にカムを押圧し、カムを回転させてクロスバーを回転させる。しかし、上記のような構成をしているため、カムを押圧する押圧力の大部分がカムの回転中心に向かう分力であり、カムを回転させる分力は非常に小さいため、カムが有する慣性力によってカムの回転が緩慢となる。このため、この部分においてクロスバーの回転も緩慢となり、開閉操作機構部との連結部との間で発生するねじれ量はわずかとなり、クロスバーが受ける機械的ストレスは小さく、短絡初期の衝撃的なねじれ作用を阻止できるため、より強度の小さいクロスバーで電磁反発力に耐えることができる。
【0014】
請求項2の発明は、複数の小容量多極回路遮断器を並列に結合し、その複数極を並列接続して1極とする定格電流の大きい大容量多極回路遮断器であって、開閉操作機構部は、複数の小容量多極回路遮断器のうちの一つにのみ備えられると共に複数の小容量多極回路遮断器のすべての可動接触子が取り付けられた単一のクロスバーを操作し、係合部材は開閉操作機構部を有しない他の小容量多極回路遮断器部分のクロスバー上に設けることとしている。
そして、このような構成により、小容量多極回路遮断器の部材をほとんど共用して大容量多極回路遮断器を構成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の実施の形態を、図1ないし図4に示される実施例において説明する。図1及び図2はこの実施例の模式図であって、前述した従来の大容量回路遮断器と同様に2台の小容量回路遮断器を結合して構成されたものであるため、以下の説明において従来技術と実質的に同一である構成部材については同一の符号を用い、その詳細説明を省略する。
【0016】
この実施例の回路遮断器は、従来の大容量回路遮断器と異なり、右半分の小容量回路遮断器の中央極に当たるE極に後述するように補助カム36が設けられている。すなわち、図3及び図4において、E極には補助フレーム37が取り付けられており、補助フレーム37には、軸38によって回転自在に保持される補助カム36と、補助カム36を反時計方向に付勢する復帰ばね39と、復帰ばね39を保持するばねホルダー40と、ばねホルダー40を変位自在に保持する補助フレーム37側のピン41及び補助カム36側のピン42と、補助カム36の反時計方向の回転を制限するストッパピン43とが設けられている。また、E極のコンタクトレバー26にはB極のトグルローラ25と同様の係合ローラ44が取り付けられている。
【0017】
このように構成された実施例の回路遮断器に短絡電流が流れた場合の動作について説明する。短絡電流が発生すると、A極ないしF極のすべての極の可動接触子7が電磁反発力によって左方向に付勢され、それぞれの極のコンタクトレバー26はクロスバー45と共に反時計方向に回転付勢される。この回転付勢によって開閉操作機構部10が設けられたB極のコンタクトレバー26のトグルローラ25がトグルレバー12のカム面を押圧するとともに、E極の係合ローラ44が補助カム36のカム面を押圧する。B極においては前述のごとくトリップレバー14が反時計方向に回転して上側トグルリンク16及び下側トグルリンク17が左下方に変位しない限り、トグルレバー12は時計方向に回転せず、したがって、この部分ではクロスバー45は回転しない。
【0018】
一方、図3に示されるように、E極の補助カム36のカム面は、押圧瞬時において補助カム36に対する押圧付勢力Fの作用方向が補助カム36の回転中心方向からわずかにずれたいわゆるわずかな逃げ角になるように、また、押圧されて補助カム36が回転したときさらに回転中心方向からずれて逃げ角がだんだん大きくなるように形成されている。このため、電磁反発力が発生した瞬間に係合ローラ44が補助カム36を押圧する押圧付勢力Fの大きな分力F1が補助カム36の回転中心方向に作用し、補助カム36を回転させる分力F2はごくわずかである。さらに補助カム36の慣性力が働くために、押圧された瞬間は、補助カム36の回転が非常に緩慢となり、その結果この部分におけるクロスバー45の回転は非常に緩慢となるため、ねじれによる機械的ストレスは非常に小さい。なお、短絡電流が流れ続けた場合は、慣性作用が消滅すると共に逃げ角も大きくなり、補助カム36の回転と共にクロスバー45も回転し易くなってそのねじれ量も増加するが、この発明による構成を採用しないときの短絡発生初期の衝撃的なねじれ量よりも小さいため、全体としてクロスバー45の機械的強度は従来より小さいもので済む。
【0019】
なお、このような構成にした場合であっても、トリップボタン35を押したり過電流引き外し装置34が動作したときの通常の開路動作は支障なく行われる。すなわち、開閉操作機構部は従来の技術において説明した動作と同様に動作し、クロスバー45は反時計方向に回転付勢される。そして、E極においてはクロスバー45の反時計方向への回転によって係合ローラ44が補助カム36のカム面と接触し押圧する。そして双方が逃げ角でもって係合しているため補助カム36が回転し、クロスバー45も回転して可動接触子7が固定接触子6から開離する。
【0020】
この発明の実施の形態について説明を行ったが、上述した実施の形態は、あくまでも一例を示すものであって、この発明の範囲は上記の実施の形態に限定されるものではない。この発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むことが意図される。
【0021】
【発明の効果】
この発明は、以上説明した形態で実施され、請求項1の発明は、クロスバーの回転を阻止する係合手段とカムを開閉操作機構とクロスバーの連結部から十分離れた位置に設けることによって、短絡電流が発生した瞬間において衝撃的に発生する大きな電磁反発力によってクロスバーに生じるねじれ量を低減させることができ、機械的強度の小さいクロスバーを採用することができるため、巾の広い多極回路遮断器を安いコストでしかも小型に構成できるという効果を奏する。
請求項2の発明は、複数の小容量多極回路遮断器を利用して大容量多極回路遮断器を構成できるため、大容量多極回路遮断器として特別の部材を制作する必要性は小さくなり安いコストで大容量多極回路遮断器を制作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例に係る多極回路遮断器の構成を模式的に示す正面図である。
【図2】 図1のE極を示す側面断面図である。
【図3】 図1及び図2に示される実施例の閉路状態におけるE極の詳細側面断面図である。
【図4】 図3の開路状態を示す図である。
【図5】 閉路状態における小容量の回路遮断器の側面断面図である。
【図6】 図5の回路遮断器の開路状態における開閉操作機構部の主要部を示す図である。
【図7】 従来の大容量回路遮断器の構成を模式的に示す正面図である。
【図8】 図7のE極を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 開閉接触子部分、2 ベース、3 カバー、4 中継接触子、5 端子、6 固定接触子、7 可動接触子、8 接触子ホルダー、9 接圧ばね、10 開閉操作機構部、11 軸、12 トグルレバー、13 軸、14 トリップレバー、15 トグル連結軸、16 上側トグルリンク、17 下側トグルリンク、18 軸、19 投入カム、20 軸、21 操作レバーローラ、22 操作レバー、23 投入ばね、24 クロスバー、25 トグルローラ、26 コンタクトレバー、27 軸、28 遮断ばね、29 トリップローラ、31 ラッチ手段、32 トリップアクチュエータ、33 ラッチ受け、35 トリップボタン、36 補助カム、37 補助フレーム、38 軸、39 復帰ばね、40ばねホルダー、41 ピン、42 ピン、43 ストッパピン、44 係合ローラ、45 クロスバー。

Claims (2)

  1. 細長いクロスバー(45)上に点在するごとく取り付けられると共に前記クロスバー(45)の回転によって固定接触子(6)と接触及び開離する複数の可動接触子(7)
    前記クロスバー(45)の一部において連結され前記クロスバー(45)を回転操作する開閉操作機構部(10)とを有する多極回路遮断器において、
    前記開閉操作機構部(10)との連結部分から隣接する極を越えて離れた前記クロスバー(45)上に設けられ且つ前記クロスバー(45)と共に回転する係合部材(44)と、
    固定部材(37)上に設けられると共に前記可動接触子(7)が前記固定接触子(6)から開離するとき前記係合部材(44)の変位によって押圧されて回転するカム(36)
    を備え、前記カム(36)のカム面は、押圧される初期において、押圧付勢力(F)の大きな分力(F1)が前記カム(36)の回転中心方向に作用し、前記カム(36)を回転させる分力(F2)が小さくされるわずかな逃げ角をもって形成されることを特徴とする多極回路遮断器。
  2. 複数の小容量多極回路遮断器を並列に結合し、その複数極を並列接続して1極とする定格電流の大きい大容量多極回路遮断器であって、
    前記開閉操作機構部(10)は、前記複数の小容量多極回路遮断器のうちの一つにのみ備えられると共に前記複数の小容量多極回路遮断器のすべての前記可動接触子(7)が取り付けられた単一の前記クロスバー(45)を操作し、
    前記係合部材(44)は、開閉操作機構部(10)を有しない他の前記小容量多極回路遮断器部分の前記クロスバー(45)上に設けられる
    ことを特徴とする請求項1の多極回路遮断器。
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