JP4261373B2 - 階層型データベース管理システム、階層型データベース管理方法及び階層型データベース管理プログラム - Google Patents

階層型データベース管理システム、階層型データベース管理方法及び階層型データベース管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、階層型データベースの階層のもつ分類(クラス)間のデータの転記などを行う階層型データベース管理システム、階層型データベース管理方法及び階層型データベース管理プログラムに関する。
マイクロソフト社のオペレーティング・システム(OS)Windows(登録商標)や、その他UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)といった汎用OSにおいては、ツリー状のディレクトリ構造やファイル構造をユーザに視覚的に表示し、ユーザを特定のディレクトリやファイルへ誘導・移動(ナビゲート)するためのグラフィック・ユーザ・インタフェース(GUI)としてツリー表示が採用されている。
しかしながら、このツリー表示の各ノード間においては、上位のノードに含まれる情報(ファイル等)と下位のノードに含まれる情報の間には属性の継承関係、あるいは包含ないし部分集合関係等の関係はない。ルート・ノードから始まるツリー上のノードは、ファイルなどの情報を納めるフォルダ、つまり情報のコンテナが単にツリー状に相互接続されていることを表わしているにすぎない。この種の構造のことを、本発明の記述では階層型ディレクトリ構造と呼び階層型データベースとは別の概念である。階層型データベースを管理するシステムをここでは階層型データベース管理システム(HDBMS)と呼ぶ。
一方、オブジェクト指向データベース(OODB)やオブジェクト・リレーショナル型データベース(ORDB)を代表とする下位が上位分類の属性を継承する階層構造を持つデータベースにおいては、継承に従って下位の分類では属性が累増する構造を持つ。この上位の属性を下位に継承することを通常「インヘリタンス」と呼ぶ。このような技術はたとえば“Object-Oriented Concepts, Databases, and Applications, Edited by Won Kim, 1989, ACM Pres”(非特許文献1)他の多くの文献に記載されている。また、オブジェクト指向データベースに文献においては、階層中の分類は「クラス」と呼ばれることが多い。一方、オブジェクト・リレーショナル型データベース(ORDB)においては、継承を許したテーブルがこれに相当し、上下関係をもつテーブル間において、上位のテーブルから下位のテーブルへ属性、すなわち上位テーブルを構成するコラムのヘッダ情報が下位テーブルへ継承される。本明細書においては、その両者を含めて「階層型データベース」と称す。各階層の分類に属する同じ属性種を持つデータを「インスタンス」と呼び、その集合をデータの「ポピュレーション」と呼ぶ。
オブジェクト指向データベースを代表とする下位が上位分類の属性を継承する階層構造を持つデータベースにおいては、継承に従って下位の分類では属性が累増する構造を持つ。従って、このオブジェクト指向データベースに属する2つの分類間でデータを転記ないし移動する際には、各属性の名称により転記先と転記元の照合を行うのは煩雑である。また、ISO13584(Parts Library)規格-第24分冊(非特許文献2)では、言語依存の値を持つ文字型の属性について、日本語、フランス語、英語などの多言語による値の表記が可能なものについては、属性の異同の判断も本質的に言語的な意味を持たないコードにより決定されることになっており、通常のリレーショナル・データベース(RDB)やORDB等の用意する言語に依存する名称文字列により対象の同一性を判断するのは不可能である。
また名称だけによる照合を行う場合には、名称が同じでもデータ型が異なり、実際には値の代入が不可能なことある。このため実際にはマッピングツールを用い、この中にターゲットとなるテーブルとソースとなるテーブルのヘッダ情報、すなわち属性の名称および属性のデータ型を表示し、転記の対象となるソース側の個々の属性に対してターゲット側の属性をユーザが個々に選択設定することによりマッピングを作成しデータの転記を行っていた。
Object-Oriented Concepts, Databases, and Applications, Edited by Won Kim, 1989, ACM Press
このように従来の技術では、異なる属性を持つ2分類間におけるインスタンスの転記は容易ではなかった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、異なる2分類間における一方から他方へのインスタンスの転記を容易にする階層型データベース管理システム、階層型データベース管理方法及び階層型データベース管理プログラムを提供することにある。
本発明のある観点によれば、下位が上位分類の属性を継承する階層構造を持つ階層型データベースを管理する階層型データベース管理システムであって、第1の分類と第2の分類に含まれるすべての属性を一意に識別する共通コードに基づき、第1の分類に属する第1の属性と第2の分類に属する第2の属性が共通する属性を有するか否かを判定する手段と、前記判定により第1の属性と第2の属性に共通すると判定された第3の属性の名称と前記共通コードを表示する手段と、前記第3の属性に属するインスタンスを前記第1の分類から前記第2の分類に転記する手段と、を具備したことを特徴とする階層型データベース管理システムが提供される。
また、本発明の別の観点によれば、下位が上位分類の属性を継承する階層構造を持つ階層型データベースを管理する階層型データベース管理方法であって、第1の分類と第2の分類に含まれるすべての属性を一意に識別する共通コードに基づき、第1の分類に属する第1の属性と第2の分類に属する第2の属性が共通する属性を有するか否かを判定しと、前記判定により第1の属性と第2の属性に共通すると判定された第3の属性の名称と前記共通コードを表示し、前記第3の属性に属するインスタンスを前記第1の分類から前記第2の分類に転記することを特徴とする階層型データベース管理方法が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、コンピュータに、下位が上位分類の属性を継承する階層構造を持つ階層型データベースの管理を実行させる階層型データベース管理プログラムであって、該プログラムは前記コンピュータを、第1の分類と第2の分類に含まれるすべての属性を一意に識別する共通コードに基づき、第1の分類に属する第1の属性と第2の分類に属する第2の属性が共通する属性を有するか否かを判定する手段と、前記判定により第1の属性と第2の属性に共通すると判定された第3の属性の名称と前記共通コードを表示する手段と、前記第3の属性に属するインスタンスを前記第1の分類から前記第2の分類に転記する手段として機能させることを特徴とする階層型データベース管理プログラムが提供される。
本発明によれば、異なる2分類間における一方から他方へのインスタンスの転記が容易になる。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る階層型データベース管理システム100の機能ブロック図である。階層型データベースは辞書データベース(DB)1及びインスタンスデータベース(DB)2からなる。この階層型データベース管理システム100は、大別してサーバ側装置と、クライアント側装置と、ネットワーク11からなる。ネットワーク11は、例えばTCP/IPプロトコルによるデジタルネットワークである。サーバ側装置と、クライアント側装置には、例えば異なるIPアドレスが割り当てられている。
サーバ側装置は、辞書DB1と、インスタンスDB2と、サーバ側データ管理部3と、管理情報記憶装置3aと、インスタンス読込部4と、インスタンス書込部5と、インスタンスファイル6と、辞書パーサ7と、辞書ファイル9と、辞書書込部10で示される。
クライアント側装置は、クライアント側データ管理部12と、インスタンスページ13と、インスタンス読込部14と、インスタンス書込部15と、インスタンスファイル16と、クラスツリー17と、辞書パーサ18と、辞書書込部19と、辞書ファイル20と、辞書検索入力部21と、クラス情報22と、インスタンス検索入力部23と、インスタンス情報24と、ポインティングデバイス25と、キーボード26と、ディスプレイ装置27と、転記部8と、外部処理部28で示される。
サーバ側データ管理部(Data Manager)3の制御により、サーバ側辞書パーサ7を介して辞書ファイル9を読込み、これが前述の辞書DB1に格納される。また辞書DB1の内容はサーバ側データ管理部3の制御により辞書書込部10を介して辞書ファイル9として書き出される。またインスタンス読込部4を介してインスタンスファイル6を読込み、インスタンスDB2に格納される。またインスタンスDB2に格納されたインスタンスデータは、サーバ側データ管理部3の制御によりインスタンス書込部5を介してインスタンスファイル6を書出す。
同様の処理は、クライアントからも実施可能である。クライアント側の辞書ファイル20は、クライアント側データ管理部12の制御によりクライアント側の辞書パーサ18を介して読み込まれ、更にネットワーク11を介してサーバ側のデータ管理部12に送られ、前述の辞書DB1に格納される。逆に、サーバ側の辞書DB1に格納された辞書データは、前述のサーバ側のデータ管理部3の制御により読み出されネットワーク11を介して、クライアント側のデータ管理部12に送られ、クライアント側の辞書書込部19を介して辞書ファイル20が書出される。
同様にクライアント側のインスタンスファイル16は、クライアント側データ管理部12の制御によりクライアント側のインスタンス読込部14を介して読み込まれ、更にネットワーク11を介してサーバ側のデータ管理部12に送られ、前述のインスタンスDB2に格納される。逆に、サーバ側にあるインスタンスDB2に格納された辞書データは、前述のサーバ側のデータ管理部3の制御により読み出されネットワークを介して、クライアント側のデータ管理部12に送られ、クライアント側のインスタンス書込部15を介してインスタンスファイル16が書出される。
サーバ側から読み出された辞書情報は、クライアント側データ管理部12がクライアント側のメモリ上にクラスツリー17として保持されクラス情報22としてディスプレイ装置27に出力される。同様にサーバ側から読み出されたインスタンス情報はクライアント側のメモリ上にインスタンスページ13として保持されインスタンス情報24としてディスプレイ装置27に出力される。
現在保持されている辞書あるいはインスタンス以外の辞書内容およびインスタンスに関する問い合わせがキーボード26およびマウス等のポインティングデバイス25を用いてそれぞれ辞書検索入力部21およびインスタンス検索入力部23を介して入力された場合には、これがクライアント側データ管理部12の制御の下で、ネットワーク11を介してサーバ側データ管理部3に伝えられ、必要な辞書データあるいはインスタンスデータが辞書DB1あるいはインスタンスDB2から読み出され、クライアント側データ管理部12を介してクライアント側のメモリ上のクラスツリー17が更新されるかあるいはクライアント側のインスタンスページ13が更新され、その結果は、それぞれクラス情報22およびインスタンス情報24としてディスプレイ装置27に出力される。
このように、クライアント側データ管理部12とディスプレイ装置27やポインティングデバイス25、さらにこれらの間に介在する各構成により、クライアント側装置におけるGUI機能が実現される。
図2は図1の階層型データベース管理システム100の別の一例を示す図であり、以下では階層型データベース管理システム200として示される。
図1では、ネットワーク11を介してサーバ部とクライアント部に分かれた階層型データベース管理システムの実施例の構成を示したが、ネットワーク11を介さないスタンダローン型の図2の構成においては、サーバ側のデータ管理部3とクライアント側のデータ管理部12は同一となり、単にデータ管理部201として示される。また辞書およびインスタンスの読込みと書込み部は同一の内容となる。図1と共通する構成には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
なお、物理的には一台のマシンで実施する場合でも、内部にTCP/IPプロトコルを用いる場合は図1の構成の範疇に含む。また、以下の説明では、階層型データベース管理システム100に基づき説明されるものではあるが、階層型データベース管理システム200についても以下で説明される内容はネットワーク11を介しているか否かの相違にすぎず、当業者により適宜変更して適用可能である。
本階層型データベース管理システム100及び200では、階層型データベースのクラス、属性、インスタンスなどを識別するために、内部コードと外部コードの2つのコード体系が用いられる。
内部コードは、辞書DB1及びインスタンスDB2内で用いられるコードである。
外部コードは、転記元と転記先のすべての分類、すなわちクラスを一意に識別する共通コードである。この外部コードを内部コードとともに対応して用いるため、いずれかの処理装置、例えば図1の例ではサーバ側データ管理部3又はクライアント側データ管理部12に、図2の例ではデータ管理部201に、外部コードと内部コートの1対1の対応テーブルを配置しておく。ユーザの目に触れるコードの表示においては、外部コードを表示し、システムの内部的なコードの識別には、内部コードを用いる実装を本実施形態は含む。
このように、外部コードを内部コードへ変換する理由としては、例えば以下の(1)〜(3)が挙げられる。
(1)外部コードとして許されるコード長が長すぎるためにシステム内部でメモリーやレジスタ上で効率的に記録格納するのに不都合がある場合にこの不都合を回避するため。
(2)データベースの実装においてよく用いられる索引(インデックス)の作成上、コードを整数化(ただし10進とは限らない)したり、コードを形成する桁の並びを逆転した方が高速にするため。
(3)システムのセキュリティ上、内部で用いるコードを暗号化した方が望ましいため。
これらの内部コードと外部コードはテーブルやリストにより対応関係が保持されているならば、コードの内部表記と外部表記とに別のコードを用いることが可能である。
また、必ずしも対応関係はテーブルで保持されている必要はない。予め辞書DB1及びインスタンスDB2に、内部コードと外部コードに相当するコード体系を対応付けて記憶しておくことにより、ユーザに表示する必要のない処理では内部コードを用いた処理体系を用い、ユーザに表示する必要のある処理では外部コードも用いた処理体系を用いればよい。
コードの形式には、単純にプロパティのコードのみからなるもの、プロパティの属するクラスのコードを同時に示すもの、PLIB規格(ISO13584 Parts Library)に定めるように情報提供者コードを同時に示すものが含まれる。外部コードに基づく記述としては、例えば、ISO13584-26およびその原典となるISO-6523-1(ISO6523 Information Technology - Structure for the identification of organizations and organizations parts ---Part1 Identification Of Organization Identification Scheme,1998)の表記法に従うならば下記のように、ドット記法、すなわちコード間のドット‘.’を用いて3コードを連結することにより、完全に属性を特定することが可能である。
supplier_code.class_code.property_code
supplier_codeとしてIPアドレス等を用いてもよいが(ここで“supplier”とは情報提供者を指す)、PLIB規格(非特許文献2)に完全に従うならば、情報提供者のコード、クラスのコード、および、プロパティのコードはそれぞれ、supplier BSU, class BSU, property BSU と呼ばれる。BSUとは、Basic Semantic Unitの略であり、特に言語としての意味を持たないコードを用いることが定められている。例えば、モータを表すクラス分類のコードにMotor_001、その回転数を表す属性にRotation_001というような、コードから指し示すものが推定されるようなクラス分類のコード、属性コードを使ってはならないという意味である。
代わりにTOPAS_P001のようなものを用いることが推奨される。なぜならば、言語より意味が推定される場合、一見すると便利なように思えるが、それはそのユーザの背景とする文化、慣習、産業のコンテクストに依存する予断が入り、ユーザにより前提となる知識や解釈が異なるからである。例えばモータと呼ばれるものには自動車のエンジンからロケットのエンジン、交流モータ、直流モータと数多くあり、また回転数も毎秒当たり、毎分当たり、毎時当たりと数多く定義があり得る。従って、同一性の唯一および絶対の根拠となるコード自身には、先入観を生みやすい言語的に意味のある文字列や単語を用いることを禁じている。勿論コード自体に言語的な意味を持たせないが、コードとは別にPreferred_Name(推奨名称)なるものがあり、これが通称ないしニーモニックの役割を果たす。勿論、同じ推奨名称を持つものでも、属性コード(property BSU)が異なる場合には別属性として認識される。またクラスは、如何なる属性の組を持つかによって区別される。即ち、2つのクラスC1、C2が異なるClass_BSUを用いて記述される場合、2つのクラスの間で少なくとも1つの属性が異なることとなる。一方、クラス分類や属性に対する定義は、自然言語で明確に記述されなければならない。PLIB規格第42分冊(非特許文献2)に従うならば、例えば英、仏、日、独4ヶ国語で提供される辞書であれば、相互に他の等価な正確な翻訳文となる定義が必要とされ、ユーザはその定義に与えられた説明そのものより定義対象を理解することになる。言うまでもなくその場合でも実用においては、例えば英語、日本語のみで与えておいて、仏、独については、英文表記をフォントや色を変えて表示するなどの工夫を用意するのは当然である。
本実施形態では、上記に代表されるPLIB規格の特長を利用するためにその特性の一部もしくは全部を取り入れた標準コード体系を、上記共通コード体系、すなわち、「ISO13584に定めるProperty BSUをその代表とするグローバルに一意なコード」の指すコード体系に含める。なお、IEC61360-2(第2分冊)は、IECより発行された独立した規格の形態をとっているが、規格の本体はISO13584と同一であり、更にIEC61360-4(第4分冊)はこれを利用した電子・電気製品分類の上位辞書である。IEC61360-1(第1分冊)は、クラスや属性の分類あるいは記述に関する原則を述べたものである。従って、これらを利用ないし応用した標準分類体系を一部ないし全部に利用した企業分類や業界分類も、上記「ISO13584を簡略化あるいは援用して標準化団体や企業の分類体系内で一意となるように属性につけられた標準コード」を利用したものに含まれる。
しかしながら、勿論、これらの規格自体には、本実施形態に述べる新規概念や装置は開示されていない。すなわち、クラス間のデータ転記において属性を自動照合する仕組みや、異なるサイト間においてインターネットを介して登録された条件に基づき新規データの登録を通知したり、データを転送する仕組みは開示されていない。
なお、図1の階層型データベース管理システム100によれば、内部コードは例えばサーバ側装置で用いられ、クライアント側装置では外部コードを利用するようにしてもよい。この場合、ネットワーク11間においては、内部コードで送受してもよいし、外部コードで送受してもよい。
図3は、本実施形態に係るGUIによる表示画面例を示す図である。共通コードに基づきサーバ側データ管理部3あるいはクライアント側データ管理部12で抽出された共通の属性コードに基づき、ユーザが転記機能を起動した際に閲覧していた転記元の分類クラス「セダン型自動車」と、クラスツリー表示領域30および32aに表示されたクラスツリー17中の転記先となる分類クラス「自動車見積もりクラス」との共通属性が図3中のリスト31に示されている。なお、分類クラス「セダン型自動車」と「自動車見積もりクラス」とは、同一分類体系辞書「自動車辞書」に属する。なお、以下では、転記元の分類クラスやインスタンスをソースと呼び、転記先の分類クラスやインスタンスをターゲットと呼ぶ。
リスト31を見ながら、ユーザは、ポインティングデバイス25やキーボード26を用いた選択手段(以下、単に選択手段)により「自動車見積もりクラス」に対して、セダンクラスのインスタンスから転記を行わないものを、転記禁止(プロテクト)表示32bをリスト31中に属性に関連づけて記述することができる。図3では、道路交通標識の進入禁止マークをGUI操作により設定することにより転記のターゲットとなる自動車見積もりクラスの属性値の保護を指定している。
分類クラス「セダン型自動車」から別の分類クラス「自動車見積もりクラス」への転記を行う際に、「自動車見積もりクラス」中の属性値の中で、保護する属性を指定することができる。もちろん、図3中の例とは逆に、実際に転記を行う属性を、ユーザが選択手段により指定するようにしてもよい。
また、同時に掲載可能な分類体系、すなわち辞書は1つとは限らない。図3中、「自動車辞書」の他、同一分類ツリーの表示枠中に、「組織辞書」、「電気製品辞書」、「資産辞書」等が符号29で示されている。そして、転記元について指定された分類クラスとは別に、転記先について、転記元の分類体系辞書とは異なる分類体系辞書を指定することも可能である。この場合、異なる分類体系辞書間での転記が行える。
図4は、ソース側とターゲット側の属性コードが異なる場合でもデータ型が共通する場合、もしくはデータ型に付加されたコードが共通な場合の処理を説明するためのGUIによる画面表示例を示す図である。このような場合に、ユーザは、ターゲット側の属性の名称もしくはコードに対して、代入すべきソース側の属性の名称もしくはコードをGUIを介して、例えば選択手段を用いて画面上より指定するGUIの実例である。図4では、属性コード「TOPAS_P0171」により示される「取扱車種」なる属性34に対して、「セダンクラス」の属性において同一のデータ型(図4中では文字列型)を持つ属性のコードが右側のリスト33に示されている。このリスト33の中で、ユーザは選択手段を用いて一つの属性を選択することにより、実際の属性間のマッピングが指定される。図4の例では「TOPAS_P0171」により示される「取扱車種」なる属性34とは異なる属性「車種・型式」を示す属性のデータ型が、属性34のデータ型と共通するため、両者のマッピングを指定することができる。マッピングされたソース及びターゲット間で属性の名称やコードがサーバ側データ管理部3により転記される。なお、マッピングの関係は、図4の符号36に、ソースとターゲットが対応付けて表示される。符号35は、ターゲットの分類クラスの表示領域である。
図5は、データ型がソース側からターゲット側へ代入可能な場合に、ユーザがターゲット側の属性41の名称もしくはコードに対して、代入すべきソース側の属性の名称もしくはコードをGUIを介して画面上より指定する場合の処理の画面例を示す図である。画面は、ターゲット側の属性表示領域40とソース側の属性表示領域42からなる。符号39は、転記が可能なターゲットの属性であることを示すコピー可否フラグである。
図5に示すように、データ型が「文字列(STRING)型」を持つコード41「TOPAS_PT0171」で示される属性「取り扱い車種」に対して、ソース側の属性表示を示す符号42では、整数(INTEGER)型をデータ型に持つ「取り扱い店番」を含めたソースの候補44が示されている。なぜならば、整数を文字列として扱うことにより代入可能となるからである。実際、ほとんどのデータ型(REAL型,DATE型等)は可変長の文字列型へ変換可能である。このように、ソース側とターゲット側で、データ型が異なっていても、ソース側のデータ型からターゲット側のデータ型への代入が可能な場合には、転記が可能である。
図6は、一致する属性コードに基づき属性データを転記する転記処理の基本的手順の一例を示すフローチャートである。ソース側の処理については、ユーザにより選択手段を用いて選択されたソースの属性をネットワーク11を介してサーバ側データ管理部3が収集し(S4)、ソースの属性を得る(S5)。
一方、ターゲット側の処理については、まずユーザが、ターゲットをディスプレイ装置27に表示された例えば図3に示すクラスツリー表示領域30に表示されたクラスツリー17から選択手段を用いて選択する。そして、選択されたターゲットをネットワーク11を介して受信したサーバ側データ管理部3は、そのターゲットに基づき、そのターゲットの属性を収集し(S2)、ターゲットの属性を得る(S3)。
サーバ側データ管理部3は、収集したソースの属性及びターゲットの属性に基づき、両属性に共通の属性コードを有するか否かを判定し、有すると判定した場合には、両属性に共通するコードを共通集合として収集する(S6,S7)。得られた共通集合に含まれる属性コードに対応する属性の名称、データ型、単位等の情報は、ネットワーク11を介してクライアント側データ管理部12に送信され、ディスプレイ装置27に表示される。この共通集合の表示後、例えばユーザに転記の承諾の入力を促し、選択手段を用いてユーザが承諾を選択した場合には、転記要求がクライアント側データ管理部12からネットワーク11を介してサーバ側データ管理部3に送信され、サーバ側データ管理部3でその共通集合で定義された属性コード、属性の名称、データ型、単位等が辞書DB1及びインスタンスDB2に転記される。
勿論、ユーザに情報を表示した後、ユーザが承諾の入力をしない場合などには、ユーザがマッピングの実施そのものを取りやめるようにしてもよい。
図7は、GUIを用いた転記候補選択の基本的な処理手順の一例を示すフローチャートである。図7において、ソースの属性の収集(S14,S15)、ターゲットの選択及びターゲットの属性の収集(S11〜S13)、共通集合の収集(S16,S17)、共通集合の情報表示(S18)、値のコピーの実施(S20)は、はそれぞれ図6の(S1〜S9)と共通する。図7では、共通集合の情報表示において、(S18)において、共通集合に関する属性の名称、データが、単位等がユーザによる実際のマッピングの候補として表示される。ユーザは、このマッピングの候補の表示に基づき、例えば図9に示す表示画面における符号46に示すように、実際にマッピングを希望する属性を選択手段により選択する(S19)。選択された属性は、クライアント側データ管理部12からネットワーク11を介してサーバ側データ管理部3に送信される。サーバ側データ管理部3は、選択された属性に限り転記を実施する。
図8は、属性コードの一致に基づく属性データの転記の基本的な処理手順のフローチャートを示す図である。ターゲットの属性の収集、ソースの属性の収集までの処理(S21〜S26)は、図7に示す処理(S11〜S15)と共通する。
即ち、(S30)においてターゲット(クラスまたはテーブル)の持つ個々の属性について、ソース側(のクラスまたはテーブル)の属性についてマッピング可能なものとして階層型データベース管理システム100が提示した候補の中からユーザが実際にマッピングを実施するものを選択する。この選択によりマッピングが定義され、ソース側がらターゲットへのインスタンスの転記が(S31)において実施される。
より具体的には、図8の例では、収集されたソース及びターゲットの属性のうち、ターゲットの個々の属性に対して、代入可能なソースの属性を収集する(S27)。すべてのターゲットの属性について収集されていない場合には(S28)収集されていないターゲットについて繰り返し(S27)が実施される。すべてのターゲットの属性について収集されている場合には(S28)、ターゲットとソースに共通な属性の階層型データベース管理システム、データ型、単位等をディスプレイ装置27に表示する。そして、図7の(S19)と同様に、ユーザは、実際に転記を行うものをGUIにより選択手段を用いて指定する(S30)。選択された転記対象は、クライアント側データ管理部12からネットワーク11を介してサーバ側データ管理部3に送信される。サーバ側データ管理部3は、得られた転記対象について転記を実施する(S31)。
図9は、実際に転記するインスタンスを表形式で表示し、そのうちから転記すべきインスタンスを選択する転記行の選択機能のGUIの画面表示例を示す図である。図8はマウスを利用して起動する例を示している。図9中では、符号46で示された3行のインスタンスがマーキングされ、文字の色や書体を変える、枠の色を変えるまたは誇張する、チェックボックスを設けてユーザがマウス選択したものにシステムがチェックマークを記入する、など色々な方法がある。勿論、このマーキングは、データベース管理システム(DBMS)の持つ検索機能により検索して絞り込む前のクラスやテーブル中の行に対して行っても良いし、検索して対象を絞り込んだ後のクラスやテーブル中の行に対して行っても良い。サーバ側データ管理部3は、選択された行のインスタンスについて転記を実施する。
図10は、クラス間の転記機能の基本的な処理手順のフローチャートを示す図である。
ターゲット及びソースの属性の収集までの処理(S41〜S46)、収集された属性に基づく共通属性の収集及び表示、転記すべき対象のユーザによる指定(S47〜S50)は、図8に示す処理(S21〜S30)と共通する。
図10の例では、転記の対象となるインスタンスを(S50)で絞り込んだ後、(S51)において、サーバ側データ管理部3は、選択された行、すなわちインスタンスを一纏めにしたパーセルと呼ばれる単位に纏め、これをディスク、あるいはサーバのメモリなどの管理情報記憶装置3a上にプールする。(S53)において、編集処理権限を持つクライアント側で、例えばパーセルのシンボルなどをターゲットとなるクラスなどにユーザが選択手段、特にマウスを用いてドラッグアンドドロップする等によりパーセルが選択され、ターゲットが指定されると、パーセル作成の通知を通知のキュー(S59)により例えば管理情報記憶装置3a(例えばFIFO型のバッファ)から読み取ることにより、サーバ側データ管理部3がパーセルに関する情報をクライアント側に送信し、ディスプレイ装置27に例えばパーセルリストで表示する(S53)。ここで、サーバ側データ管理部3は、編集処理権限のないクライアント装置からのアクセスの場合、パーセルリストをクライアント側データ管理部12に送信しないようにし、編集処理権限を制限することもできる。
パーセルリストは、パーセルに含まれる複数の属性やインスタンスに関する情報がリスト形式で表示される。ユーザは、表示されたパーセルリストのうち、転記を希望する属性やインスタンスを選択手段により選択する(S54)。
すると、選択された転記を希望する属性やインスタンスに関するパーセルの情報がディスプレイ装置27に表示される(S55)。そして、ユーザは、表示画面に基づき実際に転記するパーセルを選択手段により決定する(S56)。決定された転記に関する情報、すなわちソースとターゲットの情報は、ネットワーク11を介してクライアント側データ管理部12からサーバ側データ管理部3に送信される。サーバ側データ管理部3は、得られた転記に関する情報に基づき実際に転記を実施する(S57)。
勿論、実装の形態においては、パーセルと通知を一体として、(S58)にプールされるパーセル中に含めることも可能である。
また、サーバ側データ管理部3は、通知またはパーセルそのものに記載された転記されるパーセルに付帯する情報について、転記を実施した日時、ユーザ名、もしくはユーザの所属するグループの名称もしくはID、またはその際に転記単位につけた名称や記号等の2次的な情報等をパーセルに関連づけて管理情報記憶装置3aに記憶しておく。そして、パーセルとともにこれらパーセルの付帯情報を同時に表示する。これは、ターゲットにおいてユーザの該当する書き込みを許容するか否かの判断を容易化することを狙いとしたものである。例えば、転記を実施した日時をパーセルに付帯する情報に対応付けて記憶しておき、パーセルの選択の際に、選択手段によりディスプレイ装置27上で編集対象とする時刻の範囲を指定することで、指定された時刻の範囲のパーセルの処理を実行することができる。
図11は、GUIを利用した転記行の選択機能の表示画面例を示す図である。図11では、ターゲットを指定せずソース側で転記の対象となるインスタンスおよび関連するクラスや属性情報を選定抽出してパーセルにまとめる結果、この抽出操作が終了すると共に、この単位を象徴する符号47に例示するようなパーセルのアイコンもしくはシンボルが作成される。このアイコン47をマウスなどのポインティングデバイス25を利用して、ユーザが希望するクラスへドラッグアンドドロップすることより、実際の転記に伴うマッピングが起動される。図11中では、比較的大きなアイコン47を小さなクラスのアイコン48aに誘導するのが困難なため、クラスのアイコン48aをクリックした際に受け入れのためのポストボックス48bを開いて表示したところを図示している。このポストボックス48bにアイコン47をポインティングデバイス25を利用して移動させることにより、ターゲットのクラスを指定することができる。
勿論、直接、ターゲットとなるクラスのアイコン48aへパーセルのアイコン47を運び入れるようにしてもよい。
図12は、コピーインスタンス値の直接指定GUIを利用した転記行の選択機能を説明するための画面例を示す図である。図12のターゲットの属性リスト52より対象をマウス等のポインティングデバイス25を用い、1つまたは複数の属性の背景色を変える等によりマーキングしておいて、ボタン51を選択手段で選択することにより値の直接代入を行うことをシステムに指示する。この指示は、クライアント側データ管理部12からサーバ側データ管理部3に送信され、指示に基づく転記が実施される。すなわち、選択した1つまたは複数の属性について書き込む値をユーザが直接記述して指示することが可能となる。
また、図12中では、マッピングの保存機能の実施形態をも示している。図中、符号49はマッピングの再利用を指示するマッピング読み出しボタンを、符号50はマッピングの保存を指示するマッピング保存ボタンを示す。ユーザが選択手段を用いてマッピング保存ボタン50を選択すると、ソース及びターゲットの各々についてのクラスコード、属性、マッピング関係など、マッピングで指定した各種情報が例えば管理情報記憶装置3aに保存される。この保存された情報は、マッピング読み出しボタン49を選択することにより容易に呼出可能である。呼出により、図12に示すような画面が表示される。
また、本実施形態に記載の階層型データベース管理システム100においては、属性は上位から下位のクラスへ継承されるため、保存されたマッピングファイルは、保存したマッピングファイルにおけるターゲットとソースの夫々のサブクラスにおいて使用可能である。あるクラスC1において転記機能を起動し、クラスC1をソースとし、転記のターゲットとしてクラスC2を実際に選定すると、クラスC1に関して作成されたクラスC2の上位クラスC3をターゲットとする全てのマッピングファイルが利用可能となる。これは、例えばサーバ側データ管理部3が、ソース及びターゲットの指定や転記をクライアント側から受け付ける毎に、指定あるいは転記の対象とされたソース及びターゲットに含まれるクラスコード、あるいはこのクラスコードの上位クラスのクラスコードと、上記保存されたマッピング情報に含まれるクラスコードとを比較し、一致しているものがある場合にはそのマッピング情報を表示するようにすればよい。
従って、読込みのためにマッピング読み出しボタン49を押すとそのリストが表示され、その中からユーザが選択することになる。
図13は外部処理を含む転記機能の実施形態を説明するための概念図である。
図1の転記部8は、クライアント側データ管理部12から取得したソース及びターゲットに関する情報と、外部処理部28から取得した外部関数に基づきソース及びターゲット間で、外部関数で指定された処理に基づく転記を行う。
外部処理は、その外部処理の出力データ型、および入力パラメータの個々についてデータ型を持っている。この辞書の属性の持つデータ型に対して、共通コードと同じコード体系のデータ型コード(これをPLIBでは、Datatype_BSUと呼ぶ)を割り当てる。
例えば、ターゲット側のクラス63の1属性、例えば図13中の「P_BSU3」という共通コードを持つ属性54に対して、その属性54の持つデータ型のコードT1と、この出力データを属性とみなした符号56で示されるデータ型のコードT1が一致するならば、そのターゲット側のクラス53及び属性にこの外部処理55の出力を代入することができる。従って、今度はこの外部処理55の持つ入力パラメータリスト58のそれぞれを属性と見做して、ソースクラス60の属性61からマッピングできる。
これを実際に実現するためには、図14に示すような、データ型間の代入可能性のリストと、図15に示すような、外部処理関数の出力データ型と入力パラメータのリストを階層型データベース管理システム100のいずれか、例えば転記部8が用意しておけば十分である。すなわち、データ型T1(ここでは文字列型)には、データ型T1は勿論、データ型T2(REAL型 実数型)、データ型T3(INTEGER 整数型)が代入可能である。これにより、どのデータ型はどのデータ型に対して代入可能かが分かり、またどの外部処理を使えば、必要とされるデータ型が得られるかが分かる。勿論、外部処理の入力パラメータのうちのいくつかは、図12などを用いて既に述べたようにユーザが直接指定してもよいことは言うまでもない。
このように本実施形態の階層型データベース管理システムによれば、転記先の分類またはテーブルを画面表示された階層のツリー上で選択できるようにし、ターゲット側の分類に帰属する属性とソース側の分類に帰属する属性とを、コードを元に異同を比較する。コードの代わりに名称を用いる場合にはそのデータ型も共通であるか、あるいは、整数型(INTEGER)から実数型(REAL)への代入、あるいは数値型から文字列型への変換のように、データ型についてソースからターゲットへの代入または変換が可能であるもののみを採用する。そして、両者の合致するあるいは変換代入可能ものからなる属性の共通集合を画面上に表示し、ターゲットとソース間で共通する属性のみについてソース側のデータ値を実際にターゲット側のテーブルへ転記する。本実施形態によれば、データ型につけられたコードと代入可能性の表を利用することによりデータ型間の代入可能性の把握も容易化される。
またこの転記元と転記先の属性の対応関係をハードディスク等の二次記憶装置中に保存しておいて後で呼び出すことにより、毎回条件を設定せずとも再利用できる。
またこの転記の際のマッピングの技術については、XSLTを利用して行うXMLタグの単純なマッピングの仕組みとは本質的に異なる技術である。何故ならば、まず本来XMLにおいては、階層の上下において属性を継承する仕組み(インヘリタンス)がなく、また属性は厳格なデータ型を持たずデータは基本的には文字列であり、従って如何様にもマッピングは可能であって、クラスや属性の記述に本発明に記載するISO13584(PLIB)規格に定めるBSUのような言語的特定の意味を持たない世界で唯一になるようなコード構造を持たないことが挙げられる。従って、例えば、マイクロソフト社のBizTalk Mapper (XML and SOAP programming for BizTalk servers, Brian E. Travis, 2000, Microsoft Press)などに示すように、単にXMLやXSLTを利用したタグ間のマッピングのみでは、属性の同一性や代入可能性の判定を行うことができず、本実施形態とは異なる技術となる。
ただしPLIBに定める辞書の構造を、XML DTDもしくはXML Schemaで表しておいて、上記実施形態に記載のその属性間の同一性あるいは代入可能性を、別に設けたアプリケーションや論理プログラム、例えばEXPRESS言語を利用した処理プログラムあるいはXML Schemaの実際の処理系等で判断し、この判断に基づきユーザにマッピングの候補を表示あるいは推奨するようにしたアプリケーションを用意することにより、本実施形態を実現し得る。
さらに本実施形態の発明においては、保存されたマッピングファイルについて親子のクラス間で、マッピングファイルが継承され、マッピング中のソース側のクラスとターゲット側のクラスのコードが保存される。この情報と辞書より得られるクラス間の親子関係を組み合わせることにより、保存されたマッピングファイルの定義を再利用することが可能となる。すなわち、新たにクラス間でマッピングを行う場合、例えば、そのターゲットをTGT1、ソースクラスをSRC1とするとき、既存のマッピングファイルに記載されたターゲットTGT0とソースSRC0のそれぞれについて、TGT1<TGT0 かつSRC1<SRC0(A<Bは、AがBに等しいか、またはそのサブクラスであることを示す)ならば、保存されたマッピングファイルの定義を再利用することが可能となる。この場合、ターゲット側の属性として、マッピングファイルにないものだけをユーザが補記するのみでよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、外部コードの一例として、ISO-6523-1の表記を例に挙げたが、これに限定されるものではない。その他の規格として、ISO13584 Parts Library規格Part42、ISO13584 Parts Library規格Part24、ISO6523 Information Technology - Structure for the identification of organizations , and organizations parts ---Part2 Registration of Identification Schemes, 1998についても上記表記と同様に外部コードとして利用することができ、またその他階層型データベースで定義されたコード体系以外の外部コードであって、各分類内の属性を一意に識別することができるものであれば適用可能である。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以上説明したようにこの発明は、階層型データベースの階層のもつ分類(クラス)間のデータの転記などを行う階層型データベース管理システム、階層型データベース管理方法及び階層型データベース管理プログラムの技術分野に有効である。
本発明の一実施形態に係る本発明の一実施形態に係る階層型データベース管理システム100の機能ブロック図。 同実施形態に係る階層型データベース管理システムの別の一例を示す機能ブロック図。 同実施形態に係るGUIによる表示画面例を示す図。 同実施形態に係る属性コードが異なる場合でもデータ型が共通する場合やデータ型に付加されたコードが共通な場合の処理を説明するためのGUIによる画面表示例を示す図。 同実施形態に係るデータ型がソース側からターゲット側へ代入可能な場合の処理の画面例を示す図。 同実施形態に係る一致する属性コードに基づき属性データを転記する転記処理の基本的手順のフローチャートを示す図。 同実施形態に係るGUIを用いた転記候補選択の基本的な処理手順の一例のフローチャートを示す図。 同実施形態に係る属性コードの一致に基づく属性データの転記の基本的な処理手順のフローチャートを示す図。 同実施形態に係る実際に転記するインスタンスを表形式で表示し、そのうちから転記すべきインスタンスを選択する転記行の選択機能のGUIの画面表示例を示す図。 同実施形態に係るクラス間の転記機能の基本的な処理手順のフローチャートを示す図。 同実施形態に係るGUIを利用した転記行の選択機能の表示画面例を示す図。 同実施形態に係るコピーインスタンス値の直接指定GUIを利用した転記行の選択機能を説明するための画面例を示す図。 同実施形態に係る外部処理を含む転記機能の実施形態を説明するための概念図。 同実施形態に係るデータ型間の代入可能性のリストを示す図。 同実施形態に係る外部処理関数の出力データ型と入力パラメータのリストを示す図。
符号の説明
1…辞書DB、2…インスタンスDB、3…サーバ側データ管理部、4…インスタンス読込部、5…インスタンス書込部、6…インスタンスファイル、7…辞書パーサ、8…転記部、9…辞書ファイル、10…辞書書込部、11…ネットワーク、12…クライアント側データ管理部、13…インスタンスページ、14…インスタンス読込部、15…インスタンス書込部、16…インスタンスファイル、17…クラスツリー、18…辞書パーサ、19…辞書書込部、20…辞書ファイル、21…辞書検索入力部、22…クラス情報、23…インスタンス検索入力部、24…インスタンス情報、25…ポインティングデバイス、26…キーボード、27…ディスプレイ装置、28…外部処理部

Claims (16)

  1. 下位が上位分類の属性を継承する階層構造を持つ階層型データベースを管理する階層型データベース管理システムであって、
    転記元の分類であるソースと転記先の分類であるターゲットに含まれるすべての属性について、分類内の属性を一意に識別する外部コードと、システム内におけるユーザに提示する必要のない処理において前記属性を識別するために用いられる内部コードとを1対1で対応付けるテーブルを有し、いずれかの属性を表示する際には該属性の内部コードに対応する外部コードを前記テーブルから求めるデータ管理部と、
    前記ソースの属性と前記ターゲットの属性に共通の外部コードが含まれるか否かを判定し、ソースとターゲットに共通すると判定された属性の共通集合を収集する手段と、
    前記共通集合の属性の名称と該共通集合の属性の外部コードを前記テーブルから求めて表示する手段と、
    前記共通集合の属性に属する各階層の分類に属する同じ属性種を持つインスタンスを前記ソースから前記第ターゲットに転記する手段と
    を具備したことを特徴とする階層型データベース管理システム。
  2. 前記外部コードはグローバルに一意に識別するコードであって、
    前記表示する手段は、前記属性の共通集合の名称と前記外部コードを転記候補として表示し、
    さらに、前記転記候補のうちのいずれかを選択する手段を備え、
    前記転記する手段は、前記属性の共通集合に属し、かつ前記選択手段により選択された属性に属するインスタンスを前記転記元の分類から前記転記先の分類に転記する
    ことを特徴とする請求項1に記載の階層型データベース管理システム。
  3. 前記判定する手段は、前記外部コードが異なる場合で、第1の属性が第2の属性に転記可能なデータ型を持つ場合に、該データ型が前記第1の属性と前記第2の属性に共通するデータ型であると判定し、
    前記転記する手段は、前記データ型を持つ前記第1の属性の持つインスタンスを前記転記元の分類から前記転記先の分類に転記する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の階層型データベース管理システム。
  4. 前記表示する手段は、前記階層型データベースが第1及び第2の分類体系を持つ場合に、第1及び第2の分類体系を含む分類ツリーを表示し、かつ第1の分類体系に転記元の分類及び転記先の分類が含まれる場合に、前記転記先の分類に属する前記属性の共通集合のインスタンスを転記先のインスタンスとして表示し、
    前記選択する手段は、前記転記先のインスタンスを選択し、
    前記転記する手段は、前記転記先のインスタンスを前記第1の分類体系内の前記転記先の分類に転記する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の階層型データベース管理システム。
  5. 前記表示する手段は、前記階層型データベースが第1及び第2の分類体系を持つ場合に、第1及び第2の分類体系を含む分類ツリーを表示し、かつ前記第1の分類体系に前記転記元の分類が含まれ、前記第2の分類体系に前記転記先の分類が含まれる場合に、前記転記先の分類に属するインスタンスを転記先のインスタンスとして表示し、
    前記選択する手段は、前記転記先のインスタンスを選択し、
    前記転記する手段は、前記転記先のインスタンスを前記第1の分類体系から前記第2の分類体系に転記する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の階層型データベース管理システム。
  6. 前記表示する手段は、転記の対象となる転記元の分類の複数のインスタンスを表形式で表示し、
    前記選択する手段は、前記表形式で表示された複数のインスタンスのうちの少なくとも1つを限定して選択し、
    前記転記する手段は、前記限定して選択された少なくとも1つのインスタンスを転記する
    ことを特徴とする請求項2乃至のいずれか1項に記載の階層型データベース管理システム。
  7. さらに、前記選択する手段で選択された少なくとも1つのインスタンスに対して1つのプール単位識別情報を関連づけてプールする手段を備え、
    前記表示する手段は、編集処理権限を持つユーザからのアクセスに応答して前記プールする手段でプールされた前記少なくとも1つのインスタンスと前記プール単位識別情報を表示し、
    前記選択手段は、前記少なくとも1つのインスタンスの転記の実施の可否を選択し、
    前記選択手段により転記の実施が可と選択された場合に限り、前記転記する手段は前記少なくとも1つのインスタンスを前記転記元の分類から前記転記先の分類に転記する
    ことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の階層型データベース管理システム。
  8. 下位が上位分類の属性を継承する階層構造を持つ階層型データベースを管理する階層型データベース管理システムであって、
    転記元の分類であるソースと転記先の分類であるターゲットに含まれるすべての属性について、分類内の属性を一意に識別する外部コードと、システム内におけるユーザに提示する必要のない処理において前記属性を識別するために用いられる内部コードとを1対1で対応付けるテーブルを有し、いずれかの属性を表示する際には該属性の内部コードに対応する外部コードを前記テーブルから求めるデータ管理部と、
    前記ソースの属性と前記ターゲットの属性に共通の外部コードが含まれるか否かを判定し、ソースとターゲットに共通すると判定された属性の共通集合を収集する手段と、
    前記共通集合の属性の名称と該共通集合の属性の外部コードを前記テーブルから求めて表示する手段と、
    前記共通集合の属性に属する各階層の分類に属する同じ属性種を持つインスタンスを前記ソースから前記第ターゲットに転記する手段と、
    前記選択する手段で選択された少なくとも1つのインスタンスに対して1つのプール単位識別情報を関連づけてプールする手段を備え、
    前記表示する手段は、編集処理権限を持つユーザからのアクセスに応答して前記プールする手段でプールされた前記少なくとも1つのインスタンスと前記プール単位識別情報を表示し、
    前記選択手段は、前記少なくとも1つのインスタンスの転記の実施の可否を選択し、
    前記選択手段により転記の実施が可と選択された場合に限り、前記転記する手段は前記少なくとも1つのインスタンスを前記転記元の分類から前記転記先の分類に転記する
    ことを特徴とする階層型データベース管理システム。
  9. 前記プールする手段は、前記プール単位識別情報に関連づけてプールする時刻をプールし、
    前記表示する手段は、前記プール単位識別情報とともに時刻指定画面を表示し、
    前記選択する手段は、指定された時刻の範囲に対応する前記プールする時刻が対応づけられた前記少なくとも1つのインスタンスを一括して選択し、
    前記転記する手段は、前記一括して選択された前記少なくとも1つのインスタンスを転記する
    ことを特徴とする請求項8に記載の階層型データベース管理システム。
  10. 前記プールする手段は、前記プール単位識別情報に関連づけて、前記選択する手段で選択された日時又はユーザ識別情報をプールし、
    前記表示する手段は、前記プール単位識別情報とともに、前記選択する手段で選択された日時又はユーザ識別情報を表示する
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の階層型データベース管理システム。
  11. 前記表示する手段は、複数の分類を表示し、
    前記選択する手段は、前記複数の分類から転記元となる前記転記元の分類を選択し、
    さらに、前記転記元の分類と、前記転記元の分類に属する第1の属性と第1のインスタンスを識別する転記元識別情報を関連づける転記元関連付け手段を備え、
    前記表示する手段は、前記転記元識別情報を表示し、
    前記転記する手段は、前記選択する手段により、前記転記元識別情報から転記先の分類又は該転記先の分類に属する第2の属性又は第2のインスタンスへの移動が指定された場合に、前記転記元の分類から前記転記先の分類に前記ターゲットの上位の分類に属するインスタンスを転記する
    ことを特徴とする請求項2乃至10のいずれか1項に記載の階層型データベース管理システム。
  12. 前記表示する手段は、前記第1の属性を識別する定数を表示し、
    前記転記する手段は、前記選択する手段により前記定数が選択された場合に、前記定数で識別される前記第1の属性を持つインスタンスを前記転記先の分類に転記する
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の階層型データベース管理システム。
  13. さらに、実際に転記がなされる前記転記元及び転記先の分類と、前記第1及び第2の属性の間の転記のマッピング関係とを該マッピング関係を識別するマッピング識別情報に関連づけて記憶する手段を備え、
    前記表示する手段は、前記第1又は第2の属性が前記選択する手段により選択された場合には、前記マッピング識別情報で識別される前記マッピング関係を表示し、
    前記転記する手段は、前記マッピング関係が前記選択する手段により選択された場合に、前記マッピング関係で指定された第1及び第2の属性の間で転記する
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の階層型データベース管理システム。
  14. 下位が上位分類の属性を継承する階層構造を持つ階層型データベースを管理する階層型データベース管理システムであって、
    転記元の分類であるソースと転記先の分類であるターゲットに含まれるすべての属性について、分類内の属性を一意に識別する外部コードと、システム内におけるユーザに提示する必要のない処理において前記属性を識別するために用いられる内部コードとを1対1で対応付けるテーブルを有し、いずれかの属性を表示する際には該属性の内部コードに対応する外部コードを前記テーブルから求めるデータ管理部と、
    前記ソースの属性と前記ターゲットの属性に共通の外部コードが含まれるか否かを判定し、ソースとターゲットに共通すると判定された属性の共通集合を収集する手段と、
    前記共通集合の属性の名称と該共通集合の属性の外部コードを前記テーブルから求めて表示する手段と、
    前記共通集合の属性に属する各階層の分類に属する同じ属性種を持つインスタンスを前記ソースから前記第ターゲットに転記する手段と、
    さらに、実際に転記がなされる前記転記元及び転記先の分類と、前記第1及び第2の属性の間の転記のマッピング関係とを該マッピング関係を識別するマッピング識別情報に関連づけて記憶する手段を備え、
    前記表示する手段は、前記第1又は第2の属性が前記選択する手段により選択された場合、又は前記第2の属性を継承する第4の属性を持つ、前記ターゲットの上位の分類が転記先又は転記元として選択された場合には、前記マッピング識別情報で識別される前記マッピング関係を表示し、
    前記転記する手段は、前記マッピング関係が前記選択する手段により選択された場合に、前記マッピング関係で指定された第1及び第2の属性の間で転記する
    ことを特徴とする階層型データベース管理システム。
  15. 前記記憶する手段は、前記マッピング識別情報に関連づけて、前記マッピング関係を指定したユーザの識別情報を記憶し、
    前記表示する手段は、前記第1又は第2の属性が前記選択する手段により前記ユーザ識別情報で識別されるユーザにより選択された場合には、前記マッピング識別情報で識別される前記マッピング関係を表示し、他のユーザにより選択された場合には、前記マッピング関係を表示しない
    ことを特徴とする請求項14に記載の階層型データベース管理システム。
  16. 前記表示する手段は、第1の外部コードが関連づけられた入力パラメータと、第2の外部コードが関連づけられた出力パラメータとで定義される外部処理の一覧を表示し、
    前記選択する手段により前記外部処理のいずれかが選択されると、前記入力パラメータで定義される第1の外部コードを持つインスタンスから、前記出力パラメータで定義される第2の外部コードを持つインスタンスへの前記外部処理を行う手段と、
    前記転記する手段は、前記外部処理された結果に基づき前記転記元の分類から前記転記先の分類への転記を実施する
    ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の階層型データベース管理システム。
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