JP4256820B2 - デトネーションエンジンおよびこれを備えた飛行体 - Google Patents

デトネーションエンジンおよびこれを備えた飛行体 Download PDF

Info

Publication number
JP4256820B2
JP4256820B2 JP2004191793A JP2004191793A JP4256820B2 JP 4256820 B2 JP4256820 B2 JP 4256820B2 JP 2004191793 A JP2004191793 A JP 2004191793A JP 2004191793 A JP2004191793 A JP 2004191793A JP 4256820 B2 JP4256820 B2 JP 4256820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detonation
engine
chamber
nozzle
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004191793A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006009764A (ja
Inventor
晃宏 飛田
俊隆 藤原
ピオートル・ワランスキー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2004191793A priority Critical patent/JP4256820B2/ja
Priority to US11/143,495 priority patent/US7784267B2/en
Publication of JP2006009764A publication Critical patent/JP2006009764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4256820B2 publication Critical patent/JP4256820B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
    • F02K7/00Plants in which the working fluid is used in a jet only, i.e. the plants not having a turbine or other engine driving a compressor or a ducted fan; Control thereof
    • F02K7/02Plants in which the working fluid is used in a jet only, i.e. the plants not having a turbine or other engine driving a compressor or a ducted fan; Control thereof the jet being intermittent, i.e. pulse-jet
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C24/00Coating starting from inorganic powder
    • C23C24/02Coating starting from inorganic powder by application of pressure only
    • C23C24/04Impact or kinetic deposition of particles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C4/00Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
    • C23C4/12Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the method of spraying
    • C23C4/126Detonation spraying
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/02Blade-carrying members, e.g. rotors
    • F01D5/022Blade-carrying members, e.g. rotors with concentric rows of axial blades
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
    • F02K3/00Plants including a gas turbine driving a compressor or a ducted fan
    • F02K3/02Plants including a gas turbine driving a compressor or a ducted fan in which part of the working fluid by-passes the turbine and combustion chamber
    • F02K3/04Plants including a gas turbine driving a compressor or a ducted fan in which part of the working fluid by-passes the turbine and combustion chamber the plant including ducted fans, i.e. fans with high volume, low pressure outputs, for augmenting the jet thrust, e.g. of double-flow type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
    • F02K7/00Plants in which the working fluid is used in a jet only, i.e. the plants not having a turbine or other engine driving a compressor or a ducted fan; Control thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Toys (AREA)

Description

本発明は、燃焼波の前面に垂直衝撃波を伴ったデトネーション(爆轟)現象を利用したデトネーションエンジンに関するものである。
デトネーション現象を利用したデトネーションエンジンとしては、燃焼管出口に出口弁を備えるパルスデトネーションエンジン(例えば、非特許文献1参照)や、複数の衝撃波管を備える複合サイクル・パルスデトネーション・タービンエンジン(例えば、特許文献1参照)等が知られている。
小島孝之、「PDEの極超音速推進機関への応用に向けた概念検討」、平成15年度衝撃波シンポジウム講演論文集、p.113−116 特開2001−355515号公報(図1、図2)
しかしながら、上記非特許文献1に開示されたパルスデトネーションエンジンでは、出口弁が閉じられているときに、その閉じられた弁が抵抗になってしまうとともに、このような出口弁を設けることによりエンジン全体の構造が複雑化し、かつ、燃料充填・燃焼・膨張波による排気が10Hz〜100Hz程度のサイクルで繰り返し行われるようになっているため、連続的な出力を得ることができないといった問題点があった。
一方、上記特許文献1に開示された複合サイクル・パルスデトネーション・タービンエンジンでは、上記非特許文献1で問題となっていた弁が排除され、かつエンジン全体として連続的な出力を得ることができるような構成となっているが、複数本の衝撃波管を設けなければならず、エンジン全体の構成は依然として複雑化したままであるといった問題点があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、エンジン全体の構成を簡略化することができるとともに、連続的な出力を得ることができるデトネーションエンジンを提供することを目的としている。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
請求項1に記載のデトネーションエンジンは、デトネーション波を発生させることにより推力を生み出すデトネーションエンジンであって、大気と燃料との混合気または酸素と燃料との混合気に軸線回りの旋回流を生じさせる旋回流発生手段と、前記旋回流発生手段の下流側に配置され、半径方向に延びかつ周方向に連続するリング状に形成され、前記旋回流発生手段により旋回流を生じさせられた混合気を周方向に連続的に燃焼し、デトネーション波を発生させ、半径方向内側から吸気し、半径方向外側へ排気するとともに、出口部に屈曲した流路を有するデトネーションチャンバと、前記デトネーションチャンバに接続され、前記デトネーションチャンバから流出されるデトネーション波によって生じる高温高圧の燃焼ガスを膨張させながら後方へ噴出させて推力に変換するノズルとを具備し、前記高温高圧の燃焼ガスが、デトネーション波となって回転しながら伝播していくことを特徴とする。
このようなデトネーションエンジンによれば、大気と燃料との混合気または酸素と燃料との混合気が、旋回流発生手段により旋回流を生じさせられてデトネーションチャンバに流入させられる。デトネーションチャンバは、半径方向に延びかつ周方向に連続するリング状に形成されているので、デトネーションチャンバに流入した旋回流を伴う混合気が燃焼させられると、デトネーション波が半径方向内側から半径方向外側に向かって進行する。一方、混合気の燃焼は、旋回方向の前方に次々と延焼するようにして連続的に伝播する結果、周方向に連続的に行われる。燃焼を終えた混合気は、高温高圧の燃焼ガスとなってデトネーションチャンバから次々に流出していくとともに、ノズルを通過する際に推力に変換される。
また、燃焼が終了した周方向位置におけるデトネーションチャンバの半径方向内側には、半径方向内側から半径方向外側に向かう燃焼ガスの慣性力により、希薄化した波(粗密波;圧力の低い波)が作り出されているので、新しい混合気が吸引されて、デトネーションチャンバ内に混合気が続いて充填され、周回してきた炎によって再度燃焼されるようになる。これにより、周方向に沿う燃焼が連続的に行われ、デトネーション波の発生が連続的かつ継続的に行われることになる。
請求項2に記載のデトネーションエンジンは、前記旋回流発生手段、前記デトネーションチャンバ、および前記ノズルの半径方向外側に、これら旋回流発生手段、デトネーションチャンバ、およびノズルを取り囲むように、アウターケーシングが設けられているとともに、これら旋回流発生手段、デトネーションチャンバ、およびノズルと、アウターケーシングとの間に、バイパス流路が形成されていることを特徴とする。
このようなデトネーションエンジンによれば、エンジンの外周側すべてにわたってバイパス流路が形成されるようになっているとともに、このバイパス流路内を空気(大気)が流れるようになっているので、エンジン内部で発生する燃焼音や駆動部の駆動音、ノズルから排出される燃焼ガスの排気音等が空気の層で包み込まれ(覆われ)、エンジン騒音が低減されることとなる。
請求項3に記載の飛行体は、請求項1または請求項2に記載のデトネーションエンジンを備えていることを特徴とする。
このような飛行体によれば、常に連続的な出力が維持されることとなるので、常に安定した飛行状態が維持されることとなる。
本発明によるデトネーションエンジンによれば、エンジン全体の構成を簡略化することができるとともに、連続的な出力を得ることができる。
また、このようなデトネーションエンジンを備えた飛行体によれば、常に連続的な出力が維持されることとなるので、常に安定した飛行状態を維持することができる。
以下、本発明によるデトネーションエンジンの第1実施形態を、図面を参照しながら説明するが、本発明がこれに限定解釈されるものでないことは勿論である。
なお、図1は、本実施形態のデトネーションエンジン10を具備した飛行体(例えば、ミサイル、ロケット、航空機等)1を示す斜視断面図であり、図2は、図1に示すデトネーションエンジン10の要部断面図、図3は図2のIII-III矢視断面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態によるデトネーションエンジン10は、インレット11と、燃料噴射ノズル12と、入口側ガイドベーン(旋回流発生手段)13と、デトネーションチャンバ14と、ノズル15とを主たる要素として構成されたものである。
インレット11は、燃焼用の空気(大気)をデトネーションエンジン10内に取り入れるための空気取り入れ口であり、このインレット11では、飛行状態により亜音速あるいは超音速となる。したがって、このインレット11は、現存するターボジェットエンジンやラムジェットエンジン等に慣習的に適用されてきたデザイン(形状)を有している。
燃料噴射ノズル12は、インレット11から取り入れられた燃焼用空気に燃料を噴射して可燃性の混合気を作り出すものであり、デトネーションチャンバ14のちょうど入口14aで最も良好な混合状態となる混合気を作り出すためのものである。
デトネーションチャンバ14の入口14aにおいて最も良好な混合状態となる混合気を作り出すためには、噴射システムの初期テストにおいて、燃料噴射ノズル12の設置場所、ノズル形状、噴射圧力、噴射方向等を注意深く評価しなければならない。
入口側ガイドベーン13は、燃料噴射ノズル12の下流側でかつデトネーションチャンバ14の上流側に等間隔で環状に配置された複数枚の案内羽根からなるものであり、デトネーションチャンバ14に流入する混合気に、図3に示すような半径方向内側から半径方向外側に向かうとともに一方向に回転する回転流(旋回流)を与えるものである。
デトネーションチャンバ14は、正面視輪状でかつ所定の奥行きを有するドーナツ状のチャンバ(あるいはリング状のチャンバ)であり、このデトネーションチャンバ14内では、前述した混合気がデトネーション現象を伴って燃焼させられて、高温高圧の燃焼ガスが発生させられるようになっている。
なお、この高温高圧の燃焼ガスも、慣性力によりデトネーションチャンバ14に流入する混合気と同様、図3に示すような半径方向内側から半径方向外側に向かうとともに一方向に回転する回転流(旋回流)となっている。
また、デトネーションチャンバ14の形状、すなわち、チャンバの内径および外径、チャンバの断面形状(デトネーション現象が起こる空間の形状)、入口の位置等は、良好なデトネーション現象を得るのに最も重要なパラメータとなる。したがって、デトネーションチャンバ14の形状は、エンジンの型式毎に慎重に研究・調査されなければならない。
ノズル15は、デトネーションチャンバ14の出口から後方(下流側)にかけて漸次拡がる空間であり、この部分を通過する燃焼ガスの膨張によって推力が作り出されるようになっている。
ノズル15の入口、すなわち、デトネーションチャンバ14の出口は、周方向に連続して形成されたスロート(もしくはスリット)、あるいは周方向に並んで配置された複数の孔(もしくは個々独立した複数のノズル)とされている。
さてここで、本発明によるデトネーションエンジン10の基本的な作動原理について説明する。
前述したように、デトネーションチャンバ14内でデトネーション現象を伴って燃焼させられた高温高圧の燃焼ガスは、いわゆる、デトネーション波となってデトネーションチャンバ14内を半径方向内側から半径方向外側に回転しながら伝播していく。
このとき、デトネーションチャンバ14内を伝播する高温高圧の燃焼ガスにより非常に大きな遠心力が発生し、この高温高圧の燃焼ガスは、デトネーションチャンバ14の外周側の壁面に押しつけられるとともに、半径方向内側から半径方向外側に向かう燃焼ガスの慣性力により、希薄化した波(粗密波;圧力の低い波)がデトネーションチャンバ14の半径方向内側に作り出されることとなる。すなわち、燃焼ガスがデトネーションチャンバ14内から排出(排気)されるとともに、新しい混合気がデトネーションチャンバ14内に再び充填されるようになっている。
言い換えれば、著しい圧力勾配および密度勾配が、デトネーションチャンバ14の半径方向内側から半径方向外側に向かって作り出されることとなる。
この著しい圧力勾配および密度勾配(デトネーションチャンバ14の内周側に低圧・粗密度)が形成されることにより、デトネーションチャンバ14の低圧側(すなわち、内周側)に、新しい混合気の流れを自然に得ることができる(自動的に維持すること(持続することができる)ようになっており、これにより、デトネーションチャンバ14内で連続的に伝播するデトネーション波が、エンジン運転中のすべての時間にわたって作り出されるとともに維持され(持続され)、エンジンの連続的な運転が可能となっている。
一方、ノズル15から排出される燃焼ガスの膨張により推力が生み出されるようになっている。
なお、次のデトネーションフロントが現れる前に、新しい新鮮な混合気は、先のデトネーションが既に通り過ぎた領域を充填するのに十分な時間を有していなければならない。
すなわち、デトネーションチャンバ14の作動頻度(回数)は、デトネーションフロントの速度とデトネーションチャンバ14の大きさにより決まる。
同時に、デトネーション現象により生じた燃焼ガスがデトネーションチャンバ14から流れ出るのに十分な時間を有していなければならない。
このような構成を有するデトネーションエンジン10によれば、エンジン全体の構成を簡略化することができるとともに、連続的な出力を得ることができる。
また、このようなデトネーションエンジン10を備えた飛行体1によれば、常に連続的な出力が維持されることとなるので、常に安定した飛行状態を維持することができる。
本発明によるデトネーションエンジンの第2実施形態を、図4を用いて説明する。
図4は、図2と同様の図であり、本実施形態によるデトネーションエンジン20の要部断面図である。
図4に示すように、本実施形態によるデトネーションエンジン20は、インレット11と、燃料噴射ノズル12と、デトネーションチャンバ14と、ノズル15と、タービンノズル21と、タービンロータ22と、を主たる要素として構成されたものである。
なお、インレット11、燃料噴射ノズル12、デトネーションチャンバ14、およびノズル15については、第1実施形態のところで既に説明したので、ここではその説明を省略する。
タービンノズル21は、断面翼型を有するノズルガイドベーンを複数枚環状に並べて構成されたもので、デトネーションチャンバ14からの流出ガスを膨張・減圧させるとともに、自身からの流出ガスが、後述するタービンブレード26に対して最適な角度で衝突するよう、流出ガスの流れ方向を変える働きをするものである。
タービンロータ22は、シャフト23と、インペラ(コンプレッサ:旋回流発生手段)24と、ディスク25と、タービンブレード26とを備えてなり、インペラ24およびディスク25はシャフト23に直接、タービンブレード26はディスク25を介してシャフト24に取り付けられている。したがって、タービンノズル21からの流出ガスがタービンブレード26に衝突することにより、シャフト23、インペラ24、ディスク25、およびタービンブレード26が、一体に回転するようになっている。
インペラ24は、ディスク25よりも上流側(前方側;図において左側)に位置するシャフト23に取り付けられているとともに、このインペラ24の中心部近くから吸入された混合気が、インペラの高速回転による遠心力で外周方向(すなわち、デトネーションチャンバ14の方向)へ放出加圧されるようにするものであり、これにより、加圧された混合気がデトネーションチャンバ14内に供給されるようになっている。
また、このインペラ24は、前述した入口側ガイドベーン13と同様の役目を果たすものでもある。
このような構成を有するデトネーションエンジン20によれば、シャフト23を、既存のガスタービンエンジンに適用されている(電気式あるいは空気式の)スタータを用いて回転させることができるので、エンジンの始動をより容易なものとすることができ、かつエンジンの始動性を向上させることができる。
また、デトネーションチャンバ14内に流入する混合気が、インペラ24により予め加圧されることとなるので、デトネーション現象後の燃焼ガスの圧力を増加させることができて、エンジンの出力を増大させることができる。
その他の作用効果については、前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明によるデトネーションエンジンの第3実施形態を、図5を用いて説明する。
図5は、図1と同様の図であり、本実施形態のデトネーションエンジン30を具備した飛行体(例えば、ミサイル、ロケット、航空機等)2を示す斜視断面図である。
図5に示すように、本実施形態によるデトネーションエンジン30は、インレット11と、燃料噴射ノズル12と、入口側ガイドベーン13と、デトネーションチャンバ14と、ノズル15と、タービンロータ31と、アウターケーシング32と、を主たる要素として構成されたものである。
なお、インレット11、燃料噴射ノズル12、入口側ガイドベーン13、デトネーションチャンバ14、およびノズル15については、第1実施形態のところで既に説明したので、ここではその説明を省略する。
タービンロータ31は、ディスク33と、タービンブレード34と、ファン35とを備えてなり、タービンブレード34はディスク33の半径方向外側に、ファン35はタービンブレード34の半径方向外側にそれぞれ設けられている。また、ディスク33は、ベアリング36を介してデトネーションエンジン30の本体30aに取り付けられている。したがって、デトネーションチャンバ14からの流出ガスがタービンブレード34に衝突することにより、ディスク33、タービンブレード34、およびファン35が、一体に回転するようになっている。
アウターケーシング32は、ファン35の先端(外周端)外側に配置された、中空円筒状のケーシング(カウリング)であり、ファン35側(すなわち、デトネーションエンジン30の半径方向外側)に、空気(大気;air)を流すためのバイパス流路Bを形成させるためのものである。
このような構成を有するデトネーションエンジン30によれば、エンジンの外周側すべてにわたってバイパス流路Bが形成されるようになっているので、エンジン内部で発生する燃焼音や駆動部の駆動音、ノズル15から排出される燃焼ガスの排気音等を空気の層で包み込む(覆う)ことができ、エンジン騒音を低減させることができる。
また、バイパス流路B内を通過する空気は、ファン35により加圧された後、後方(進行方向と反対側)に噴出されることとなるので、バイパス流路Bから流出する空気が推力の一部となり、エンジンの推力が向上することとなる。
その他の作用効果については、前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明によるデトネーションエンジンの第4実施形態を、図6を用いて説明する。
本実施形態におけるデトネーションエンジン40は、前述した第1実施形態と同様の構成を有するものであるが、酸素が存在しない空間(例えば、大気圏外の宇宙空間)でも使用できるように、あるいは飛行体の中でも特に速い飛行速度が要求される飛行体に適用できるように、インレット11を介して酸素が、燃料噴射ノズル12を介して、例えば、水素等の燃料が供給されるようになっている点で前述した第1実施形態のものと異なる。
このような構成を有するデトネーションエンジン40によれば、燃焼に空気(大気)を必要としないので、酸素が存在しない空間でも使用することができる。
その他の作用効果については、前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明によるデトネーションエンジンの第5実施形態を、図7を用いて説明する。
本実施形態におけるデトネーションエンジン50は、前述した第4実施形態と略同様の構成を有するものであるが、エンジンの外周側すべてにわたってバイパス流路Bが形成されるように、アウターケーシング51が設けられているという点で前述した第4実施形態のものと異なる。
その他の構成要素については前述した第4実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
アウターケーシング51は、第3実施形態のところで説明したアウターケーシング32と同様の構成を有するもので、その内側には空気(大気)を流すためのバイパス流路Bが形成されている。
このような構成を有するデトネーションエンジン50によれば、エンジンの外周側すべてにわたってバイパス流路Bが形成されるようになっているので、エンジン内部で発生する燃焼音や駆動部の駆動音、ノズル15から排出される燃焼ガスの排気音等を空気の層で包み込む(覆う)ことができ、エンジン騒音を低減させることができる。
また、バイパス流路B内を通過する空気は、ノズル15から噴出される燃焼ガスのエゼクタ(ejector)効果により下流側(後方側;図において下側)に吸い出され、バイパス流路B内を通過する空気量が増大することとなるので、エンジン騒音をさらに低減させることができる。
なお、以上説明したデトネーションエンジンにおいて、デトネーションにより非常に高温となるデトネーションチャンバ14の壁面が、混合される前の空気(大気)や酸素、あるいは燃料等を使って冷却できるように構成されていればさらに好適である。
これにより、デトネーションチャンバ14の壁面を燃焼ガスの熱から守ることができるとともに、空気(大気)や酸素、あるいは燃料等が混合される前に適度に加熱されることにより、デトネーションの開始を容易なものとすることができ、かつデトネーションをより適切に維持(継続)させることができる。
また、本発明によるデトネーションエンジンは、上述したような飛行体にのみ適用され得るものではなく、例えば、発電気用原動機や航空機等の補助動力ユニットとしても使用することができる。
さらに、上述した実施形態では、飛行体とデトネーションエンジンとがあたかも一体に構成されたかのように図示されているが、本発明はこのようなものに限定されるものではなく、デトネーションエンジンを飛行体とは別体に構成させ、別体に構成されたデトネーションエンジンを飛行体に取り付けるようにすることもできる。
本発明によるデトネーションエンジンの第1実施形態を示す図であって、このデトネーションエンジンを具備した飛行体を示す斜視断面図である。 図1に示すデトネーションエンジンの要部断面図である。 図2のIII-III矢視断面図である。 本発明によるデトネーションエンジンの第2実施形態を示す要部断面図である。 本発明によるデトネーションエンジンの第3実施形態を示す図であって、このデトネーションエンジンを具備した飛行体を示す斜視断面図である。 本発明によるデトネーションエンジンの第4実施形態を示す要部断面図である。 本発明によるデトネーションエンジンの第5実施形態を示す要部断面図である。
符号の説明
1 飛行体
2 飛行体
10 デトネーションエンジン
13 入口側ガイドベーン(旋回流発生手段)
14 デトネーションチャンバ
15 ノズル
20 デトネーションエンジン
30 デトネーションエンジン
32 アウターケーシング
40 デトネーションエンジン
50 デトネーションエンジン
51 アウターケーシング
B バイパス流路

Claims (3)

  1. デトネーション波を発生させることにより推力を生み出すデトネーションエンジンであって、
    大気と燃料との混合気または酸素と燃料との混合気に軸線回りの旋回流を生じさせる旋回流発生手段と、
    前記旋回流発生手段の下流側に配置され、半径方向に延びかつ周方向に連続するリング状に形成され、前記旋回流発生手段により旋回流を生じさせられた混合気を周方向に連続的に燃焼し、デトネーション波を発生させ、半径方向内側から吸気し、半径方向外側へ排気するとともに、出口部に屈曲した流路を有するデトネーションチャンバと、
    前記デトネーションチャンバに接続され、前記デトネーションチャンバから流出されるデトネーション波によって生じる高温高圧の燃焼ガスを膨張させながら後方へ噴出させて推力に変換するノズルとを具備し、
    前記高温高圧の燃焼ガスが、デトネーション波となって回転しながら伝播していくことを特徴とするデトネーションエンジン。
  2. 前記旋回流発生手段、前記デトネーションチャンバ、および前記ノズルの半径方向外側に、これら旋回流発生手段、デトネーションチャンバ、およびノズルを取り囲むように、アウターケーシングが設けられているとともに、これら旋回流発生手段、デトネーションチャンバ、およびノズルと、アウターケーシングとの間に、バイパス流路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のデトネーションエンジン。
  3. 請求項1または請求項2に記載のデトネーションエンジンを備えていることを特徴とする飛行体。
JP2004191793A 2004-06-29 2004-06-29 デトネーションエンジンおよびこれを備えた飛行体 Expired - Fee Related JP4256820B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004191793A JP4256820B2 (ja) 2004-06-29 2004-06-29 デトネーションエンジンおよびこれを備えた飛行体
US11/143,495 US7784267B2 (en) 2004-06-29 2005-06-03 Detonation engine and flying object provided therewith

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004191793A JP4256820B2 (ja) 2004-06-29 2004-06-29 デトネーションエンジンおよびこれを備えた飛行体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006009764A JP2006009764A (ja) 2006-01-12
JP4256820B2 true JP4256820B2 (ja) 2009-04-22

Family

ID=35504046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004191793A Expired - Fee Related JP4256820B2 (ja) 2004-06-29 2004-06-29 デトネーションエンジンおよびこれを備えた飛行体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7784267B2 (ja)
JP (1) JP4256820B2 (ja)

Families Citing this family (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5014071B2 (ja) * 2007-11-07 2012-08-29 Pdエアロスペース株式会社 パルスデトネーションエンジン
US20090266047A1 (en) * 2007-11-15 2009-10-29 General Electric Company Multi-tube, can-annular pulse detonation combustor based engine with tangentially and longitudinally angled pulse detonation combustors
US20090139199A1 (en) * 2007-11-15 2009-06-04 General Electric Company Pulse detonation combustor valve for high temperature and high pressure operation
US8146371B2 (en) * 2007-12-21 2012-04-03 United Technologies Corporation Direct induction combustor/generator
US8544280B2 (en) 2008-08-26 2013-10-01 Board Of Regents, The University Of Texas System Continuous detonation wave engine with quenching structure
US9052116B2 (en) 2008-10-30 2015-06-09 Power Generation Technologies Development Fund, L.P. Toroidal heat exchanger
CN102203388B (zh) 2008-10-30 2015-11-25 电力技术发展基金公司 环形边界层气体涡轮机
EP2480771B1 (en) * 2009-09-23 2015-04-15 Aerojet Rocketdyne of DE, Inc. A system and method of combustion for sustaining a continuous detonation wave with transient plasma
FR2975468B1 (fr) * 2011-05-16 2016-01-01 Mbda France Moteur a onde de detonation continue et engin volant pourvu d'un tel moteur
FR2975439B1 (fr) * 2011-05-16 2013-07-05 Mbda France Statoreacteur a chambre de detonation, engin volant comprenant un tel statoreacteur
FR2975434B1 (fr) * 2011-05-16 2015-08-14 Mbda France Turbomachine a chambre de detonation et engin volant pourvu d'une telle turbomachine
JP6207617B2 (ja) * 2012-10-12 2017-10-04 キング アブドラ ユニバーシティ オブ サイエンス アンド テクノロジー 静止デトネーション波エンジン
US9512805B2 (en) * 2013-03-15 2016-12-06 Rolls-Royce North American Technologies, Inc. Continuous detonation combustion engine and system
WO2014178746A1 (ru) * 2013-04-30 2014-11-06 Некоммерческое Партнерство По Научной, Образовательной И Инновационной Деятельности "Центр Импульсного Детонационного Горения" Способ и устройство для детонации в камере сгорания газотурбинного двигателя
US20150308348A1 (en) * 2013-05-22 2015-10-29 United Technologies Corporation Continuous detonation wave turbine engine
EP2868864A1 (en) * 2013-11-04 2015-05-06 Institut von Karman de Dynamique des Fluides, AISBL Axial fluid machine and method for power extraction
RU2595005C9 (ru) * 2014-08-01 2017-03-02 Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт гидродинамики им. М.А. Лаврентьева Сибирского отделения Российской академии наук Способ сжигания топлива и детонационное устройство для его осуществления
CN104500272A (zh) * 2014-11-26 2015-04-08 南京航空航天大学 一种低流阻近壁小空间环形激波聚焦直接起爆装置
US20180023472A1 (en) * 2016-07-22 2018-01-25 Brent Wei-Teh LEE Engine, rotary device, power generator, power generation system, and methods of making and using the same
US20180080412A1 (en) 2016-09-22 2018-03-22 Board Of Regents, The University Of Texas System Systems, apparatuses and methods for improved rotating detonation engines
US10539073B2 (en) 2017-03-20 2020-01-21 Chester L Richards, Jr. Centrifugal gas compressor
US11674476B2 (en) 2017-06-09 2023-06-13 General Electric Company Multiple chamber rotating detonation combustor
US10969107B2 (en) 2017-09-15 2021-04-06 General Electric Company Turbine engine assembly including a rotating detonation combustor
US11536456B2 (en) 2017-10-24 2022-12-27 General Electric Company Fuel and air injection handling system for a combustor of a rotating detonation engine
US11149954B2 (en) 2017-10-27 2021-10-19 General Electric Company Multi-can annular rotating detonation combustor
US11473780B2 (en) 2018-02-26 2022-10-18 General Electric Company Engine with rotating detonation combustion system
US11320147B2 (en) 2018-02-26 2022-05-03 General Electric Company Engine with rotating detonation combustion system
CN109667685B (zh) * 2018-12-26 2020-04-10 中国人民解放军战略支援部队航天工程大学 可变推力的连续爆震吸气式发动机以及飞行器
CN109667683B (zh) * 2018-12-26 2020-07-17 中国人民解放军战略支援部队航天工程大学 可变推力的连续爆震火箭基发动机以及飞行器
US20200248906A1 (en) * 2019-02-05 2020-08-06 General Electric Company Rotating detonation combustor with non-circular cross-section
CN109915282B (zh) * 2019-04-04 2020-03-20 中国人民解放军国防科技大学 应用于火箭基组合循环发动机的自适应火箭喷管
DE102019118583B4 (de) 2019-07-09 2023-02-09 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Triebwerksvorrichtung, Luftfahrzeug, Raumfahrzeug, kombiniertes Luft-/Raumfahrzeug und Verfahren zum Betreiben einer Triebwerksvorrichtung
CN110778415B (zh) * 2019-10-29 2022-01-14 哈尔滨工业大学(威海) 一种航空发动机
US11255544B2 (en) 2019-12-03 2022-02-22 General Electric Company Rotating detonation combustion and heat exchanger system
US20210372324A1 (en) * 2020-05-29 2021-12-02 Purdue Research Foundation Detonation Engine having a Discontinuous Detonation Chamber
US11549465B1 (en) * 2020-06-09 2023-01-10 Innoveering, LLC Air breathing solid fuel rotating detonation engine
US11852077B2 (en) * 2021-04-15 2023-12-26 Rtx Corporation Regenerative cooling and adjustable throat for rotating detonation engine
US11668241B2 (en) 2021-06-17 2023-06-06 General Electric Company Methods of control for management of hot fuel
US11821366B2 (en) 2021-06-17 2023-11-21 General Electric Company Methods of control for management of hot fuel
PL244504B1 (pl) 2021-12-07 2024-02-05 Siec Badawcza Lukasiewicz Inst Lotnictwa Detonacyjny silnik rakietowy
WO2023171681A1 (ja) * 2022-03-07 2023-09-14 Pdエアロスペース株式会社 燃焼モード切替エンジン
CN114810417B (zh) * 2022-05-13 2023-09-26 中国人民解放军战略支援部队航天工程大学 一种全旋转爆震模态火箭-冲压组合发动机及运行方法
CN115807716B (zh) * 2022-12-05 2024-07-09 西安交通大学 一种斜爆震发动机

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2748564A (en) * 1951-03-16 1956-06-05 Snecma Intermittent combustion gas turbine engine
US3727409A (en) 1961-03-30 1973-04-17 Garrett Corp Hypersonic aircraft engine and fuel injection system therefor
US4689950A (en) * 1985-06-17 1987-09-01 University Of Dayton Hot gas flow generator with no moving parts
US4756154A (en) * 1985-06-17 1988-07-12 University Of Dayton Hot gas flow generator with no moving parts
CH668807A5 (de) 1985-07-31 1989-01-31 Bbc Brown Boveri & Cie Gasturbine mit einer druckwellenmaschine als hochdruckverdichterteil.
FR2637018A1 (fr) 1988-09-28 1990-03-30 Snecma Dispositif d'injection de gaz pour propulseur combine turbo-stato-fusee
JPH07247906A (ja) 1994-03-07 1995-09-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 飛しょう体の推進装置
JPH1068355A (ja) 1996-08-28 1998-03-10 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd エアターボラムジェットエンジン
US6442930B1 (en) 2000-03-31 2002-09-03 General Electric Company Combined cycle pulse detonation turbine engine
US7310951B2 (en) 2002-04-19 2007-12-25 Hokkaido Technology Licensing Office Co., Ltd. Steady-state detonation combustor and steady-state detonation wave generating method
US6901738B2 (en) * 2003-06-26 2005-06-07 United Technologies Corporation Pulsed combustion turbine engine
US6928804B2 (en) 2003-03-06 2005-08-16 General Electric Company Pulse detonation system for a gas turbine engine

Also Published As

Publication number Publication date
US7784267B2 (en) 2010-08-31
US20050284127A1 (en) 2005-12-29
JP2006009764A (ja) 2006-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4256820B2 (ja) デトネーションエンジンおよびこれを備えた飛行体
JP5220400B2 (ja) ダクト燃焼式混成流ターボファン
CN109028142B (zh) 推进系统及操作其的方法
JP4705727B2 (ja) 複合サイクル・パルスデトネーション・タービンエンジン
JP5650910B2 (ja) 地上設置式単純サイクルパルスデトネーション燃焼器ベースの発電用ハイブリッドエンジン
JP4920228B2 (ja) ガスタービンエンジンを組み立てるための方法及び装置
JP4277020B2 (ja) パルス燃焼エンジン
US6886325B2 (en) Pulsed combustion engine
CN109028144B (zh) 整体涡流旋转爆震推进系统
US7404286B2 (en) Orbiting combustion nozzle engine
CN109028148B (zh) 具有流体二极管结构的旋转爆震燃烧器
CN109028147B (zh) 环形喉道旋转爆震燃烧器和相应的推进系统
CN113266850A (zh) 可变几何形状的旋转爆震燃烧器及其操作方法
US20210140641A1 (en) Method and system for rotating detonation combustion
JP2011127890A (ja) 燃料希薄入口領域を備えたパルスデトネーションシステム
US20080155959A1 (en) Detonation combustor to turbine transition piece for hybrid engine
US20210108801A1 (en) System for Rotating Detonation Combustion
US20120102916A1 (en) Pulse Detonation Combustor Including Combustion Chamber Cooling Assembly
CN114787560B (zh) 用于旋转爆震燃烧系统的多模式燃烧控制
JP2012140960A (ja) 推力増大ガスタービンエンジン
US2455458A (en) Thrust augmenting device for a system for developing propulsive thrust
US7305816B2 (en) Rocket augmentation for combined cycle turboaccelerator jet engine
US8978387B2 (en) Hot gas path component cooling for hybrid pulse detonation combustion systems
US20080127630A1 (en) Turbine for application to pulse detonation combustion system and engine containing the turbine
US20120151895A1 (en) Hot gas path component cooling for hybrid pulse detonation combustion systems

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080415

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080813

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081002

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090113

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090130

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees