JP4251393B2 - Intake device for internal combustion engine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関用吸気装置に関するものである。また1つの気筒に2つの吸気管路を並列接続したデュアルポート型吸気マニホルドを含む吸気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エンジンの軽量化を推進するために、吸気マニホルドを合成樹脂材で形成する技術は既に知られており、例えば特開2001−342918号公報には、吸気流の流線に沿って分岐管を2分割し、サージタンクに連続させた構造が開示されている。
【0003】
また、エンジンの運転状況に応じて吸気充填効率をより一層最適化するために、サージタンクから分岐された管路長の互いに異なる2つの吸気管路を1つの気筒に並列接続し、負圧応動アクチュエータで開閉駆動されるバタフライ弁によって一方の吸気管路をエンジンの負荷状態に応じて開閉するよう構成したデュアルポート型吸気マニホルドも知られている(実公平3−41056号公報を参照されたい)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−342918号公報
【特許文献2】
実公平3−41056号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記文献1に記載のものは、各気筒に対応する独立吸気管が吸気の流線に沿って2分割されているので、サージタンクと独立吸気管との接続部の構成の自由度が低い。また文献2に記載のデュアルポート型吸気マニホルドを軽量化のために合成樹脂材で形成しようとすると、デュアルポート型吸気マニホルドは、気筒毎に2つの並列管路を形成すると共に、これらの連通状態を切り換えるバタフライ弁などを一方の管路に設けねばならないため、その形態が複雑化しがちであり、金型を用いた合成樹脂材での射出成型は極めて困難であった。
【0006】
本発明は、このような従来技術の問題点を解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、合成樹脂材で射出成型し得るように構成された分割型吸気マニホルドを備えた内燃機関用吸気装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を果たすために、本発明においては、複数の気筒の各燃焼室に個々に連結された複数の独立吸気管(25)と、該独立吸気管のそれぞれが連通する共通のサージタンク(24)とを備えた吸気マニホルド体(26)を含む内燃機関用吸気装置であって、前記吸気マニホルド体は、スロットルボディ(22)の連結部と前記サージタンクのエンジン側の壁とを一体形成された内側ブロック(31)と、前記サージタンクの反エンジン側の壁とエンジン側に曲率中心をおく適宜な曲率で湾曲した吸気流線に沿う面で分割された前記独立吸気管の外側半分(25a)を一体形成された外側ブロックと、前記独立吸気管の対シリンダヘッド結合端(25c)と前記吸気流線に沿う面で分割された前記独立吸気管の内側半分(25b)を一体形成された中間ブロック(35)とにより3分割構成されており、前記外側ブロックと前記中間ブロックによって構成される前記独立吸気管は、その少なくとも一部に吸気管路長が互いに異なる2つの管路(短管路27・長管路28)を並列に設けられており、前記中間ブロックには前記2つの管路のうちの少なくとも1つに設けられた開閉弁(29)の支持部(33)が一体形成されていることを特徴とするものである。
【0008】
このようにすれば、独立吸気管のサージタンクとの連結部の構成の自由度をより一層高めた上で合わせ金型を用いた射出成型で吸気マニホールドを形成することができる。
【0009】
更には、2つの管路を備えた独立吸気管及び開閉弁支持部をも合わせた金型を用いた射出成型で形成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面を参照して本発明について詳細に説明する。
【0011】
図1並びに図2は、本発明に基づいて構成された船外機のエンジン回りを示している。この船外機1は、スターンブラケット2を介して船尾板3に取り付けられる公知形式のものであり、そのエンジン4は、水平方向のチルト軸5回りで回動自在なようにスターンブラケット2に連結されたスイベルケース6と実質的に一体をなすマウントケース7上に搭載されている。そしてマウントケース7上に搭載されたエンジン4の略全体は、着脱自在なエンジンカバー8で覆われている。
【0012】
マウントケース7は、エクステンションケース9の上端に結合され、スクリューに至る駆動軸10とクランク軸11とがその内側で連結されている。
【0013】
エンジン4は、例えば直列4気筒のバーチカルクランク軸エンジンであり、クランクケース12、シリンダブロック13、及びシリンダヘッド14を有しており、航行時にはクランクケース12側が前方を向くように配置されている。またシリンダヘッド14には、吸気ポート15及び排気ポート16との連通が吸気弁17及び排気弁18で断続される燃焼室19が画成されている(図2)。
【0014】
クランクケース12、シリンダブロック13、及びシリンダヘッド14の一側面には、吸気装置20が対向して配設されている。この吸気装置20は、クランクケース12の進行方向についての前面に対向配置された吸気消音チャンバ21及びスロットルボディ22と、スロットルボディ22の出口に接続されたエルボ部23、エルボ部23から連続的に形成されたサージタンク部24、及びサージタンク部24から分岐されて各気筒の吸気ポート15に個々に連結された独立吸気管部25からなる吸気マニホルド体26とからなっている。この吸気装置20は、サージタンク部24がクランクケース12の側面にボルト止めされると共に、独立吸気管部25の下流側端部がシリンダヘッド14の側面にボルト止めされることでエンジン4に結合されている。
【0015】
シリンダブロック13の側方にシリンダ列方向に並設された独立吸気管部25の各独立管路には、吸気上流側に位置するサージタンク部24との接続部において、エンジンに近い側の短管路27と、エンジンから遠い側の長管路28との2つの管路が並列に設けられている。これらの2つの管路27・28は、その下流側で共通管路Cに連結されてシリンダヘッド14との結合端25cへと延出している。また各短管路27には、同時に同一方向に作動するバタフライ弁29が設けられている。
【0016】
吸気マニホルド体26は、その中間部に短管路27と長管路28とを並列に設けた独立吸気管部25と中空のサージタンク部24とを、基本的に2つ割の合わせ金型を用いて成型するために、図3に示したように、3つのブロックで構成されている。即ちこの吸気マニホルド体26は、図4に併せて示すように、対スロットルボディ結合部30及びサージタンク部24のエンジン側の壁24aを形成する内側ブロック31と、エンジン側に曲率中心をおく適宜な曲率で湾曲した吸気流線に沿う面P1で分割される独立吸気管部25の外周側の半部25a及びサージタンク24の反エンジン側の壁24bの一部を形成する外側ブロック32と、独立吸気管部25の内周側の半部25b、独立吸気管部25の対シリンダヘッド結合端25c、バタフライ弁支持部33、短管路27の上流側開口端34、及びサージタンク24の反エンジン側の壁24bに連続するエルボ部23を形成する中間ブロック35とからなっている。なお、内側ブロック31と中間ブロック35とは、サージタンク部24のエンジン側の壁24aに概ね平行な面P2に沿って分割される。
【0017】
これら3つのブロック31・32・35は、それぞれが合成樹脂材の射出成型によって個々に形成された後、例えば振動溶着法によって一体結合されるが、互いの接合面には、図5に示したように、凹部36と凸部37とが形成されており、凸部37が溶融して凹部36に溶着するように、所定の溶融代38が凸部37に設けられている。
【0018】
4つのバタフライ弁29は、図6に示したように、それぞれ個別に形成された軸ホルダ39a〜39cにより、その両端40a・40b並びに中間部40cが支持された共通の軸40上に設けられている。軸40の一端40bは、これに対応する軸ホルダ39bに形成された弾発片41により、がたがなく、且つ円滑に回動可能なように、径方向についての弾発力が加えられている。また外側ブロック32に一体形成された軸ホルダ39aは、軸40の他端40aに微小な隙間を介して対応し、中間部の3つの軸ホルダ39cは、軸40の中間部40cを極く緩く受容している。
【0019】
バタフライ弁29の軸40の他端40a側(クランク軸方向の上側)には、吸気管負圧で駆動される周知構造のダイヤフラムアクチュエータ42が連結されている。このダイヤフラムアクチュエータ42に対する負圧の供給を別途制御信号でオン/オフ駆動される電磁弁43で断続することにより、4つのバタフライ弁29が同時に開閉駆動されるようになっている。
【0020】
ここでダイヤフラムアクチュエータ42の大気室44は中間ブロック35に一体形成されており、部品点数の削減が図られている(図8)。
【0021】
内側ブロック31におけるサージタンク部24と隣接する位置には、図5に示すように、中間ブロック35におけるバタフライ弁29の近傍に形成された凹所45と共働して負圧チャンバ46を画成する膨出部46aが一体形成されている。つまり負圧チャンバ46は、エンジン側に曲率中心をおいて湾曲した独立吸気管部25の内周側に配置された短管路27のさらに内周側におけるバタフライ弁29の吸気下流側にてバタフライ弁29に隣接する位置に配置されている。そして負圧チャンバ46内の気筒列方向中間部には、サージタンク24内にその底部が連通した筒状孔47が形成されており、筒状孔47には、負圧チェック弁48が装着されている。この負圧チェック弁48は、比較的軟質なキノコ形の弁部材49と、弁部材49を所定範囲に渡って軸方向移動自在に支持し、且つ弁部材49が当接する弁座50を備えた弁支持部材51とからなり、Oリングなどのシール部材52を介して弁支持部材51が筒状孔47に嵌着されている。
【0022】
このようにして、負圧チャンバ46の大部分、サージタンク24の大部分、及びこれらの間を連通し且つ負圧チェック弁48を装着する筒状孔47が、吸気マニホルド体26を構成する中間ブロック35に一体成型されている。これにより、負圧チャンバ46に吸気管負圧を導くための連結配管を別途設ける必要を無くしている。
【0023】
この負圧チェック弁48の作用により、吸気管内の負圧が高まると、弁部材49が吸気管側に吸引されて弁座50から離れ、これによって負圧チャンバ46内が負圧になる。吸気管内の負圧が低下すると、弁部材49が弁座50に押し付けられ、負圧チャンバ46内の負圧が高い状態に保たれる。
【0024】
負圧チャンバ46は、間に電磁弁43を介したゴムチューブ53によってダイヤフラムアクチュエータ42の負圧室54に接続されており、電磁弁43のオン/オフ作動により、負圧チャンバ46とダイヤフラムアクチュエータ42の負圧室54との間の連通が断続されるようになっている。この電磁弁43は、図7に示すように、中間ブロック35の側面におけるダイヤフラムアクチュエータ42の大気室44に隣接する位置に一体形成されたステー部55にねじ手段をもって取り付けられており、負圧チャンバ46がバタフライ弁支持部33に近接配置されていることと相俟って、負圧チャンバ46、電磁弁43、及びダイヤフラムアクチュエータ42の負圧室54間を連結するゴムチューブ53のより一層の短縮化を実現している。
【0025】
上記構成により、ダイヤフラムアクチュエータ42の負圧室54に縮設された圧縮コイルばね56の伸長力でダイヤフラム57が大気室44側に押し出された状態では、バタフライ弁29が開き、バタフライ弁29の直前に位置する開口端34から共通管路Cを経て対シリンダヘッド結合端25cに到る短管路27が、長管路28の吸気上流端部と共に連通する状態(高速・高負荷運転領域)となる。また、ダイヤフラムアクチュエータ42の負圧室54に負圧を導入することによってダイヤフラム57を負圧室54側に引き寄せた状態では、バタフライ弁29が閉じ(図4に2点鎖線で示した状態)、短管路27の開口端34よりも吸気上流側にその開口端28aが位置する長管路28のみが連通する状態(低速・低負荷運転領域)となる。このようにして、エンジン4の運転状態に応じて吸気管路の断面積及び管路長を2段階に切り換えることができるようになっている。
【0026】
長管通路28の最上流部と短管通路27とを隔てる管壁58の下流側端縁と、サージタンク24内における短管通路27の開口端34とは、図4に示したように、同一平面D上に置かれている。この平面Dは、独立吸気管部25の対シリンダヘッド結合端25cの軸線と共に金型のパーティング面に直交しており、これにより、中間ブロック35の型抜きに支障が生じないようにしている。なお、前記した負圧チャンバ46を形成する凹所45の軸線並びに負圧チェック弁48を装着する筒状孔47の軸線も、中間ブロック35の型抜きを考慮して共に金型のパーティング面に直交している。
【0027】
ダイヤフラムアクチュエータ42の大気室44の中心軸Aの向きは、中間ブロック35の型抜き方向、つまり平面Dに平行する方向に対して傾斜しているが(図8参照)、この大気室44は、別のスライド金型61を用いて成型される。なお、大気室44の開口面62を図8における真上に向け、中心軸Aを平面Dに平行させれば、別のスライド金型61を廃止することも可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上詳述した通り本発明の請求項1によれば、サージタンクを、少なくともスロットルボディの連結部とエンジン側の壁とを一体成型してなる第1の部分(内側ブロック)と、少なくとも反エンジン側の壁の一部と独立吸気管の吸気上流側の端部とを一体成型してなる第2の部分(中央ブロック)とに分割して吸気マニホルド体を構成するものとしたので、独立吸気管のサージタンクとの連結部の構成の自由度をより一層高めた上で合わせ金型を用いた射出成型で吸気マニホールドを形成することができる。また請求項2の構成によれば、独立吸気管及びバタフライ弁支持部をも合わせ金型を用いた射出成型で形成することができる。従って、本発明により、複雑な形態となりがちなこの種の可変管長式吸気装置の生産性を高める上に多大な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された船外機の要部側面図
【図2】本発明が適用された船外機の上面図
【図3】本発明による吸気マニホルド体の分解斜視図
【図4】本発明による吸気マニホルド体の水平断面図
【図5】本発明による吸気マニホルド体の要部水平断面図
【図6】本発明による吸気マニホルド体の要部垂直断面図
【図7】本発明による吸気マニホルド体の要部上面図
【図8】本発明による吸気マニホルド体のダイヤフラムアクチュエータの形成部を一部断面にして示す要部上面図
【符号の説明】
19 燃焼室
20 吸気装置
23 エルボ部
24 サージタンク
24a エンジン側の壁
24b 反エンジン側の壁
25a 外周側半部
25b 内周側半部
26 吸気マニホルド体
27 短管路
28 長管路
29 バタフライ弁
30 対スロットルボディ結合部
31 内側ブロック
32 外側ブロック
33 バタフライ弁支持部
34 短管路開口端
35 中央ブロック[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an intake device for an internal combustion engine. The present invention also relates to an intake device including a dual port intake manifold in which two intake pipe lines are connected in parallel to one cylinder.
[0002]
[Prior art]
In order to promote weight reduction of an engine, a technique for forming an intake manifold with a synthetic resin material is already known. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-342918 discloses that a branch pipe is provided along a streamline of an intake flow. A structure in which it is divided and connected to a surge tank is disclosed.
[0003]
In addition, in order to further optimize the intake charging efficiency according to the operating condition of the engine, two intake pipes with different pipe lengths branched from the surge tank are connected in parallel to one cylinder, and negative pressure response There is also known a dual port type intake manifold configured to open and close one intake pipe according to an engine load state by a butterfly valve driven to open and close by an actuator (refer to Japanese Utility Model Publication No. 3-41056). .
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-342918 [Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 3-41056
[Problems to be solved by the invention]
However, since the independent intake pipe corresponding to each cylinder is divided into two along the intake flow line, the one described in the above-mentioned document 1 has a degree of freedom in the configuration of the connection portion between the surge tank and the independent intake pipe. Low. If the dual port intake manifold described in
[0006]
The present invention has been devised to solve such problems of the prior art, and its main object is to provide a split intake manifold configured to be injection-molded with a synthetic resin material. An object of the present invention is to provide an intake device for an internal combustion engine.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve such an object, in the present invention, a plurality of independent intake pipes (25) individually connected to respective combustion chambers of a plurality of cylinders, and a common surge tank in which the independent intake pipes communicate with each other An intake device for an internal combustion engine including an intake manifold body (26) provided with (24) , wherein the intake manifold body is integrally formed with a connecting portion of a throttle body (22) and an engine-side wall of the surge tank. The inner half (31) formed, and the outer half of the independent intake pipe divided by the surface along the anti-engine side wall of the surge tank and the intake streamline curved with an appropriate curvature with the center of curvature on the engine side (25a) and an outer block which is integrally formed with, the independent pairs cylinder head coupling end of the intake pipe (25c) and the divided surface along the inlet streamline the said separate inner half of the intake pipe (25b) The independent intake pipe constituted by the outer block and the intermediate block is divided into two pipes having different intake pipe lengths at least in part. A path (
[0008]
In this way, the intake manifold can be formed by injection molding using a mating mold while further increasing the degree of freedom of the configuration of the connection portion between the independent intake pipe and the surge tank.
[0009]
Furthermore, it can be formed by injection molding using a mold including an independent intake pipe having two pipe lines and an opening / closing valve support portion.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0011]
1 and 2 show the engine periphery of an outboard motor constructed according to the present invention. The outboard motor 1 is of a known type that is attached to the stern plate 3 via a
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
An
[0015]
In the independent pipes of the
[0016]
The
[0017]
These three
[0018]
As shown in FIG. 6, the four
[0019]
A
[0020]
Here, the
[0021]
As shown in FIG. 5, a
[0022]
In this way, most of the
[0023]
When the negative pressure in the intake pipe increases due to the action of the negative
[0024]
The
[0025]
With the above configuration, in the state where the
[0026]
As shown in FIG. 4, the downstream edge of the
[0027]
The direction of the central axis A of the
[0028]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the first aspect of the present invention, the surge tank is formed by integrally molding at least the connecting portion of the throttle body and the wall on the engine side, and at least the anti-engine. Since the intake manifold body is formed by dividing a part of the side wall and the end portion on the intake upstream side of the independent intake pipe into a second portion (central block) formed by integral molding, The intake manifold can be formed by injection molding using a mating mold after further increasing the degree of freedom of the configuration of the connecting portion of the pipe to the surge tank. According to the second aspect of the present invention, the independent intake pipe and the butterfly valve support portion can be formed by injection molding using a mold. Therefore, according to the present invention, it is possible to achieve a great effect in increasing the productivity of this type of variable pipe length type intake device that tends to be complicated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of an essential part of an outboard motor to which the present invention is applied. FIG. 2 is a top view of the outboard motor to which the present invention is applied. FIG. 3 is an exploded perspective view of an intake manifold body according to the present invention. 4 is a horizontal cross-sectional view of an intake manifold body according to the present invention. FIG. 5 is a horizontal cross-sectional view of the main part of the intake manifold body according to the present invention. Fig. 8 is a top plan view of the main part of the intake manifold body according to the present invention. Fig. 8 is a top plan view of the main part of the diaphragm actuator forming part of the intake manifold body according to the present invention.
19
Claims (2)
前記吸気マニホルド体は、スロットルボディの連結部と前記サージタンクのエンジン側の壁とを一体形成された内側ブロックと、前記サージタンクの反エンジン側の壁とエンジン側に曲率中心をおく適宜な曲率で湾曲した吸気流線に沿う面で分割された前記独立吸気管の外側半分を一体形成された外側ブロックと、前記独立吸気管の対シリンダヘッド結合端と前記吸気流線に沿う面で分割された前記独立吸気管の内側半分を一体形成された中間ブロックとにより3分割構成されており、
前記外側ブロックと前記中間ブロックによって構成される前記独立吸気管は、その少なくとも一部に吸気管路長が互いに異なる2つの管路を並列に設けられており、
前記中間ブロックには前記2つの管路のうちの少なくとも1つに設けられた開閉弁の支持部が一体形成されていることを特徴とする内燃機関用吸気装置。An intake system for an internal combustion engine including an intake manifold body including a plurality of independent intake pipes individually connected to respective combustion chambers of a plurality of cylinders, and a common surge tank communicating with each of the independent intake pipes. ,
The intake manifold body includes an inner block formed integrally with a throttle body connecting portion and an engine side wall of the surge tank, and an appropriate curvature having a center of curvature on the anti-engine side wall and the engine side of the surge tank. An outer block formed integrally with the outer half of the independent intake pipe divided by a surface along the curved intake flow line, and a divided surface of the independent intake pipe with a cylinder head coupling end and a surface along the intake flow line. In addition, the inner half of the independent intake pipe is divided into three parts by an integrally formed intermediate block,
The independent intake pipe constituted by the outer block and the intermediate block is provided in parallel with two pipe lines having different intake pipe lengths in at least a part thereof,
An intake device for an internal combustion engine, wherein a support portion for an on-off valve provided in at least one of the two pipes is formed integrally with the intermediate block .
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