JP4251349B2 - 情報配信システムのクライアント、情報配信システムの情報変換サーバ、そのプログラム及びプログラム記憶媒体 - Google Patents

情報配信システムのクライアント、情報配信システムの情報変換サーバ、そのプログラム及びプログラム記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報の受信方法に関するもので、特にIP(Internet Protocol)ネットワークにおいてプッシュ型情報配信サービスを受ける場合に好適な、情報配信システムのクライアント、情報配信システムの情報変換サーバ、そのプログラム及びプログラム記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のインターネット網のブロードバンド化、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)や光ファイバ(FTTH;Fiber To The Home)等のアクセス網の整備により、一般家庭もインターネットに常時接続できる環境が整いつつある。インターネット上では、様々な情報提供者が情報を提供しており、例えばwww(World Wide Web)の仕組みを用いて、スポーツの試合進行を文字でライブ中縦したり(非特許文献1)、最新のニュースを配信したり(非特許文献2)している。WWWのように、ユーザからのリクエストに基づいて情報を配信するサービスは、プル型サービスと呼ばれる。逆に、サーバ側から更新される毎に最新の情報をユーザに提供するサービスは、プッシュ型サービスと呼ばれている。
【0003】
サーバ主導による本格的なプッシュ型サービスの仕組みでは、クライアントは予めサーバとの通信チャネルを接続しておく。サーバは、最新の情報が入力される度に、クライアントヘ情報を送信する。クライアントは、常時サーバから送られてくる情報を監視し、情報が送られてくる度にクライアントの画面上に情報を表示する。このプッシュ型サービスでは、情報は常に最新のものが送られてくるので、ユーザに最新の情報を提示することが可能となっている。
【0004】
【非特許文献1】
片山宗臣,“スポーツのディジタル化について”,信学誌,VOl.85,no.1,pp.10-15,Jan.2002
【非特許文献2】
“asahi.com”、[online]、[2003年5月7日検索] <URL:http://www.asahi.com/>
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ユーザがプッシュ型サービスを受ける場合、専用のクライアントプログラム、即ち専用のアプリケーションが必要である。ユーザは、専用のアプリケーションを用いて情報配信サーバに接続し、情報を受信することになる。
また、ユーザが1つの情報配信サーバから受信する情報を用いて、複数種類のアプリケーションを動作させ、複数のサービスを享受しようとする場合、それぞれのアプリケーションが独立に同じ情報配信サーバに接続せねばならず、例えば1つのクライアントに対してアプリケーションの数だけの通信セッションを張らねばならず、通信リソースに問題が生じる。
【0006】
一方、アプリケーションは、情報配信サーバから送られてくる情報の書式に対応したものでなければ、サービスを受けられない。任意のアプリケーションで情報を受信するためには、相互接続性のために標準化された仕組みを用いるという方法がある。例えば情報の形式にテキストベース(文字)のXML(eXtensible Markup Language)を用いるのが一般的である。但しこの場合、配信する情報の書式、即ち、XMLの書式まで合わせないとクライアントとサーバの間の相互接続性は成立しない。
【0007】
さらに、一度決まった書式に従って作成したアプリケーションは、例えば、新たなサービスのために、情報配信サーバから決まった書式と異なる書式のXMLが配信されるようになった場合、その情報を取り扱うことができなくなるという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は、種々の情報に対応することができ、また通信リソースを無駄にしない、情報配信システムのクライアントや情報変換サーバ等を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
まず、前記課題を解決した本発明では(請求項1)、情報を配信する情報配信サーバと、この情報配信サーバから配信される情報を受信するクライアントとを含んでなる情報配信システムのクライアントが、前記配信される情報を再生若しくは利用する1つ以上のアプリケーションを動作させる情報利用器と、前記情報配信サーバから配信される情報の形式及び書式に関するスキーマ情報を受信するスキーマ情報受信器と、前記情報利用器から各アプリケーションに関するスキーマ情報を取得し、当該取得したスキーマ情報と前記スキーマ情報受信器が受信したスキーマ情報とに基づき、前記情報配信サーバから配信される情報を取捨選択して、各アプリケーションが再生若しくは利用できる情報の形式及び書式に変換する変換ルールを導出するルール管理器と、前記ルール管理器が導出した変換ルールを記憶する変換ルールDBと、前記情報配信サーバから1つの通信セッションで受信した情報を、前記変換ルールDBに記憶された変換ルールを参照することにより、前記アプリケーション毎に分配し、当該分配した情報のそれぞれを各アプリケーションが再生若しくは利用できる情報の形式及び書式に変換し、この変換した情報を対応するアプリケーションに送信する情報変換器とを有し、前記変換ルールは、予め規定された前記変換ルールを導出するための導出ルールによって導出され、前記導出ルールは、情報の形式が異なる場合に、情報の形式の変換を行った上で、書式の変換を行う前記変換ルールを導出するためのルールであることを特徴とする。
この構成では、情報配信サーバの配信する情報をクライアント上で動作する1つ以上のアプリケーションそれぞれに分配するので、1つの通信セッションで受信した情報を1つ以上のアプリケーションが再生若しくは利用可能である。また、アプリケーションごとに複数のサーバにログインして、個別に認証を受けるといったクライアントの操作者にとって面倒な作業も不要とすることが可能である。また、情報配信サーバから受信した情報を前記アプリケーション毎に管理された形式及び書式の情報に分配するので、種々の情報に対応することができる。また、これによりアプリケーションに汎用性を持たせることもできる。後記する発明の実施の形態では、このように情報を分配するのは情報変換器602(図2参照)や情報変換部801(図4参照)である。また、この発明の構成において、前記変換ルールは、予め規定された前記変換ルールを導出するための導出ルールによって導出されることを特徴とする。
なお、「情報の形式」とは、例えばXML、SYLK(SYmboricLinK)、CSV(Comma Separated Value)等のフォーマットといったものである。また、「情報の書式」とは、例えばXMLでいえばタグ名や順序等といったものである。また、「アプリケーション」とは、例えばJAVA(R)アプレットといったものであり、「アプリケーションを動作させる手段」とは、例えばJAVA(R)バーチャルマシンといったものであり、後記する発明の実施の形態では、情報利用器が相当する。
【0010】
また、この構成では、情報配信サーバの配信する情報の形式及び書式によらず、クライアントが再生若しくは利用できる形式及び書式に情報を変換するので、クライアントは受信した情報を再生若しくは利用可能である。
【0011】
また、請求項2の発明によれば、請求項1の構成において、クライアントが、アプリケーションの種類ごとに対応する前記変換ルールを登録する手段と、アプリケーションの種類ごとに対応する前記変換ルールを更新する手段と、アプリケーションの種類ごとに対応する前記変換ルールを削除する手段とをさらに有することを特徴とし、また、請求項の発明によれば、請求項の発明の構成において、前記導出ルールを用いて、前記変換ルールDBに記憶された既存の前記変換ルールを統合する手段をさらに有することを特徴とする。
以上の構成により、クライアントが情報を分配したり、形式及び書式を変換する際に用いるルールを管理したりすることが可能となる。
【0012】
また、請求項1の構成において、クライアントが、このクライアントで動作しているアプリケーションを管理する手段と、動作している各アプリケーションが再生若しくは利用する情報を管理する手段と、各アプリケーションが再生若しくは利用する情報を情報配信サーバに配信要求する手段とをさらに有する構成としてもよい。
この構成では、クライアントが動作している各アプリケーションで再生若しくは利用できる情報を動的に管理することが可能となり、それに合わせて情報配信サーバに情報を動的に配信要求することが可能となる。
【0013】
さらに、請求項の発明は、請求項1のクライアントのもつ手段を情報変換サーバが持ったもので、請求項1の発明と同様の作用・効果を生む。
また、請求項ないし請求項の発明は、請求項2ないし請求項のクライアントのもつ手段を情報変換サーバが持ったもので、請求項2ないし請求項の発明と同様の作用・効果を生む。
【0014】
また、請求項の構成において、情報変換サーバは、クライアントが再生若しくは利用する情報を配信している情報配信サーバを検索する手段と、検索した情報配信サーバから情報を受信する手段とをさらに有する構成としてもよい。
この構成では、クライアントに配信する情報を配信する情報配信サーバを、情報変換サーバが能動的に探して、情報を得、クライアントに配信することが可能となる。
【0015】
また、請求項の発明によれば、請求項の構成において、接続するクライアントの種類を調べる手段と、クライアントの種類とクライアントが再生若しくは利用する情報の書式や形式を対応付けて、情報の変換や選択の前記変換ルールを管理する手段と、クライアントの種類に応じて対応する前記変換ルールを選択する手段とをさらに有することを特徴とする。
この構成では、クライアントの種類さえわかれば、クライアントに応じた情報を、形式や書式を合わせて、情報配信サーバがクライアントに適切な情報を再配信することが可能となる。
【0016】
また、請求項の発明によれば、請求項の構成において、前記クライアントからの情報配信要求を受信する手段と、前記情報受信要求に基づいて情報受信要求を行う情報配信サーバを選択して情報受信要求を行う手段と、前記情報配信サーバから前記情報受信要求に基づいて配信される前記クライアントが再生若しくは利用する情報を受信する手段と、前記受信した情報を前記情報配信要求のあったクライアントに送信する手段と、をさらに有することを特徴とする。
この構成では、クライアントを変更することなく、情報配信サーバに、クライアントの代わりに情報変換サーバが接続することが可能となる。
【0019】
また、請求項の発明は、コンピュータを、請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の情報配信システムのクライアントとして機能させることを特徴とするプログラムである。また、請求項10の発明は、コンピュータを、請求項ないし請求項のいずれか1項に記載の情報配信システムの情報変換サーバとして機能させることを特徴とするプログラムである。また、請求項11に記載の発明は、請求項のプログラムを記憶したことを特徴とするプログラム記憶媒体である。また、請求項12の発明は、請求項10のプログラムを記憶したことを特徴とするプログラム記憶媒体である。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の第1及び第2の実施形態における全体のシステム構成図である。
この図1において、符号51,…,5Mは情報を配信する情報配信サーバ、符号61は配信される情報を受信(再生若しくは利用)するクライアント、符号71はこれらを結ぶネットワークである。ネットワーク71は、例えば、インターネットや地域IP網に代表されるIPネットワークや電話網に代表される公衆若しくは専用の回線であり、有線、無線を問わない。
【0021】
〔第1実施形態〕
まず、本発明の第1実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図2は、第1の実施形態におけるクライアントの装置構成の例を示した図である。
この図2において、符号601は情報受信器、符号602は情報変換器、符号603は情報利用器、符号604はスキーマ情報受信器、符号605はルール管理器、符号606は変換ルールDB、符号607はアプリケーション管理DBである。なお、管理とは、例えば、処理やものを、全体にわたって掌握し(点検し)、管理対象となる処理やものに常時意図する通りの機能を発揮させたり、好ましい状態が保てたりするようにすることである。例えば、ルール管理器605における管理は、変換ルールDB606に記録されている変換ルールの登録、削除、更新といった処理を行うことである。
ここで、請求項の「アプリケーションを動作させる手段」は情報利用器603に相当し、同「情報の形式及び書式を管理する手段」はルール管理器605(及び変換ルールDB606)に相当し、同「受信した情報をアプリケーション毎に管理された形式及び書式の情報に分配する手段」及び同「分配した情報のそれぞれを対応するアプリケーションに送信する手段」は情報変換器602(及びアプリケーション管理DB607)に相当する。
【0022】
図2の情報利用器603は、配信された情報を再生若しくは利用するものであり、クライアント61上で動作するアプリケーションそのもの、若しくはアプリケーションを動作させるプラットホームと考えてよい(「再生若しくは利用」を適宜「利用」と省略する)。情報利用器603は簡単のため1つしか記載していないが、複数存在しても同様に動作する。また、図2には情報配信サーバは1つしか記載していないが、複数存在しても構わない。また、同図には簡単のため、ネットワークの記載はしていない。また、図2では、情報配信サーバを符号5mで示しているが、この5mで示される情報配信サーバは、51,52,,,,5Nある(つまり1〜Nある)情報配信サーバの任意の1台であることを意味する。
【0023】
クライアント61が情報送信要求を情報配信サーバ5mに送ると、情報配信サーバ5mからの情報配信が始まる。情報配信サーバ5mから配信される情報は、クライアント61の情報受信器601が受信する。受信した情報は情報変換器602へ送られる。
【0024】
クライアント61では、アプリケーション管理DB607で、クライアント上で動作するアプリケーションの情報を情報利用器603から収集し、管理している。収集した情報は、どんなアプリケーションが動作しており、動作しているそれぞれのアプリケーションが利用する情報がどのようなものであり、その書式(及び形式)はいかなるものかといった情報である。なお、野球の試合を中継する場合を例にすれば、「動作しているアプリケーション」と「動作しているアプリケーションが利用する情報」は次の表1のようになる(つまりアプリケーション管理DB607の構成は表1のようになる)。
【0025】
【表1】
Figure 0004251349
【0026】
情報変換器602は、アプリケーション管理DB607から前記のような情報を取り出し、また、変換ルールDB606を参照して、情報配信サーバ5mから配信された情報の形式及び書式と、クライアント61が利用する情報の形式及び書式の変換ルールを取り出して、変換処理を実行する。ここで、クライアント61が複数の情報配信サーバ51,52,,,,5Nから情報を受信する場合は、複数の情報配信サーバ51,52,,,,5Nに対応する複数の変換ルールを変換ルールDB606から取り出し、変換処理を行う。その変換処理の一例を、表2の変換ルールDB606の構成として示す。この例では、CSV形式のデータで“スコア1,スコア2,ベース1,ベース2,ベース3”として受信したデータをXMLのタグに変換している。
【0027】
【表2】
Figure 0004251349
【0028】
変換処理は、例えば、情報配信サーバ5mからXML形式で配信された情報を情報受信器601で受信し、クライアント61上の各アプリケーションも受信したXML形式の情報を利用するとき、以下のような変換ルールに基づき行われる。まず、情報変換器602が変換ルールDB606に記録されたXMLの構造を記述した辞書を引く。例えば、情報配信サーバ5mが配信するXMLとクライアント61が受信して利用するXMLがタグ付けされているだけのものであった場合、タグ名の意味をシソーラス(統制語)に基づいて照合し、タグ名の変換だけを行う。また、構造として異なるものであった場合については、情報配信サーバ5mが配信するXMLの構造をクライアント61が利用するXMLの構造に当てはめる。
【0029】
また、クライアント61は、情報配信サーバ5mから受信した情報のうち、各アプリケーションが利用する情報に当てはまらない情報は、変換処理時に破棄してしまうことも可能である。この破棄してしまう処理についても変換ルールとして、特定の情報については変換しない(破棄する)という変換ルールを適用することによって実行できる。さらに、複数の情報配信サーバ51,52,…5Nから得られる情報を取捨選択して、変換するというルールも変換ルールに記述することができるので、これもそのような変換ルールを適用すれば、所望の処理が実行できる。
【0030】
このような変換ルールは、情報配信サーバ5mから配信される情報の形式及び書式の情報と、クライアント61が利用する情報の形式及び書式から導出することも可能である。これらの形式及び書式の情報は、情報配信サーバ5mからはクライアント61のスキーマ情報受信器604が受信してルール管理器605へ、アプリケーションの利用する情報については、情報利用器603からルール管理器605へそれぞれ送られる。ルール管理器605では、情報配信サーバ5m及び情報利用器603から得られた形式、書式の情報を元に変換ルールを導出する。導出した変換ルールは変換ルールDB606へ送られる。
【0031】
変換ルール導出の方法は、導出するためのルールによって規定される。例えば、情報配信サーバ5m及び情報利用器603から得られた形式が同じ場合、両者の書式の変換テーブルを作成するという方法や、形式が異なる場合は、メディア変換を行った上で書式の調整を行うルールを作成するといった方法を導出のためのルールとして予め規定しておく。また、変換を行う際に例えば変換ルールが存在しなければ、別の変換サーバに問い合わせを行うといった方法を導出のためのルールとして規定することも可能である。
【0032】
一方、ルール管理器605は、変換ルールDB606に記録されている変換ルールの登録、削除、更新といった管理処理を行う。また、記録されている複数の変換ルールを、概念ベースを用いて統合し、高次の概念での変換ルールとして整理し、変換ルールを統合することも可能である。これは前記した変換ルールを導出するためのルールとして規定されると考えてよい。
【0033】
さらに変換ルールDB606で変換ルールを管理する方法として、情報配信サーバの種類ごと、あるいはアプリケーションの種類ごとにまとめて、それぞれの種類にあった変換ルール群として管理することが可能であり、この場合、情報変換器602から変換ルールDB606へ、情報配信サーバ5m及びクライアント61の種類をキーとして、変換ルールの照会を行うことができる。
【0034】
情報変換器602で変換された情報はそれぞれ対応するアプリケーションが再生する情報利用器603へ送られる。情報利用器603ではそれぞれのアプリケーションで得られた情報を表示したり、機器制御に用いたりする等の情報利用が行われる。
以上の処理によって、クライアント61は情報配信サーバ5mから配信される情報を利用可能な形式、書式に変換して利用することが可能となる。
【0035】
なお、本発明の関連技術としては、本発明者らの次の文献がある。「田中清,田浦貴久,阿久津明人,秦泉寺浩史,外村佳伸,“気になるシーンを見逃さないライブ中継システムLiveWatchの構築”,電子情報通信学会論文誌,D-II Vol.J86 D-II No.5,pp.668-677,2003/5」
【0036】
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図3は、第2実施形態におけるクライアントの装置構成の例を示した図である。なお、この第2実施形態は、変換ルールを外部からプログラムとして送り込む実施形態である。
【0037】
図3において、符号611は情報受信器、符号612はプログラム受信器、符号613はプログラム実行器、符号614は情報利用器である。なお、図3には、情報配信サーバは符号5mの1つしか記載していないが、複数存在しても構わない。また、同図には簡単のため、ネットワークの記載はしていない。
【0038】
最初に、クライアント61’が情報送信要求を情報配信サーバ5mに送ると、情報配信サーバ5mからの情報配信が始まる。情報配信サーバ5mから配信される情報は、クライアント61’の情報受信器611が受信する。受信した情報はプログラム実行器613へ送られる。
【0039】
一方、情報配信サーバ5mはクライアント61’に対して、JAVA(R)アプレットといった情報変換プログラム81(図4参照)を配信する。情報変換プログラム81は、プログラム受信器612が受信し、プログラム実行器613へ送られる。例えば、JAVA(R)バーチャルマシンで構成されたプログラム実行器613では、送られてきた情報変換プログラム81を実行する。
【0040】
次に、受信した情報変換プログラム81をプログラム実行器613が実行する様子を説明する。図4は、プログラム実行器で情報変換プログラムが実行されたときの装置構成図(プログラムモジュールの構成図)を模式的に示したものである。
【0041】
情報変換プログラム81は、情報変換部801と変換ルールDB部802の2つのプログラムモジュールに大きく分かれる。クライアント61’が情報受信器611から受信している情報は、プログラム実行器613では、情報変換プログラム81の情報変換部801へ送られる。情報変換部801は、変換ルールDB部802を参照し、情報配信サーバ5mから配信された情報の形式及び書式とクライアント61’が利用する情報の形式及び書式の変換ルールを取り出し、変換処理を実行する。
【0042】
なお、変換処理の例は、第1実施形態と同様である。このため、重複した説明は省略することとする。ちなみに、図4に示す変換ルールDB部802に登録されている変換ルールは、第1実施形態のクライアント構成における変換ルールDB606(表2参照)に登録されている変換ルールと同じものでよい。この変換ルールは、前記の例と同様の処理に基づき導出され、情報配信サーバ5mに情報変換プログラム81の一部として登録されたものと考えてよい。
【0043】
情報変換部801で変換された情報は、プログラム実行器613を経由して情報利用器614に送られる。情報利用器614では、得られた情報を表示したり、機器制御に用いる等の情報利用が行われる。
【0044】
以上の処理によって、第2実施形態のクライアント61’は、情報配信サーバ5mから配信される情報を利用可能な形式及び書式に変換して利用することが可能となる。
【0045】
〔第3実施形態〕
続いて、本発明の第3実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図5は、本発明の第3実施形態における全体のシステム構成図である。
【0046】
図5において、符号11,…,1Mは情報配信サーバ、符号21,22…,2Nはクライアント、符号31は情報変換サーバ、符号41,42はこれらを結ぶネットワークである。ネットワーク41及び42は、例えば、インターネットや地域IP網に代表されるIPネットワークや電話網に代表される公衆若しくは専用の回線であり、有線、無線を問わない。さらにネットワーク41及び42は、同じものであっても構わない。
【0047】
図6は、第3実施形態における情報変換サーバの装置構成を示した図である。
この図6において、符号301は情報受信器、符号302は情報変換器、符号304は情報送信器、符号305はスキーマ情報受信器、符号306はルール管理器、符号307は変換ルールDBである。なお、この図6には、情報配信サーバ1m、クライアント2nともに1つずつしか記載していないが、それぞれ複数存在しても構わない。また、同図には簡単のため、ネットワークの記載はしていない。また、図6では、クライアントを符号2nで示しているが、この2nで示されるクライアントは、図5において、21,22,,,,2Nある(つまり1〜Nある)クライアントの任意の1台であることを意味する。
【0048】
以下、図6に沿って、第3実施形態の動作を説明する。なお、情報配信サーバ1mとクライアント2nのうち、情報変換サーバ31に接続する順序はどちらが先でも構わないが、まず、情報配信サーバ1mから情報変換サーバ31への情報配信が先に始まる場合について説明する。
【0049】
情報配信サーバ1mから配信される情報は、情報変換サーバ31の情報受信器301が受信する。受信した情報は情報変換器302へ送られる。情報変換器302は、変換ルールDB307を参照し、情報配信サーバ1mから配信された情報の形式及び書式と情報変換サーバ31から情報を配信する対象であるクライアント2nが利用する情報の形式及び書式の変換ルールを取り出し、変換処理を実行する。ここで、情報変換サーバ31が複数の情報配信サーバ11,12,…1Mから情報を受信する場合は、複数の情報配信サーバ11,12,…1Mに対応する複数の変換ルールを取り出し、変換処理を行う。
【0050】
また、変換後の情報を配信するクライアント2nについては、情報変換サーバ31が別の手段によって情報を得ることができる。例えば、情報変換サーバ31の管理者が情報変換サーバ31に通知する場合もあるし、後記する例のように先に任意のクライアント2nが接続要求を情報変換サーバ31に発行するときに、クライアント2nの種類若しくは、直接利用可能な情報の形式及び書式を伝えてくることもある。
【0051】
なお、変換処理の例は、第1実施形態と同様である。このため、重複した説明は省略することとする。ちなみに、図6に示す変換ルールDB307に登録されている変換ルールは、第1実施形態におけるクライアント61の変換ルールDB606に登録されている変換ルール(表2参照)と同様のものでよいが、クライアント21,…,2Nの数(種類)に対応できるだけの数の変換ルールの集合となる。
【0052】
動作の説明を続けると、この第3実施形態でも第1実施形態と同様、変換ルールは、情報配信サーバ1m(第1実施形態では情報配信サーバ5m)から配信される情報の形式及び書式の情報と、クライアントが利用する情報の形式及び書式から導出することも可能である。これらの形式及び書式の情報は、情報配信サーバ1m及びクライアント2nからスキーマ情報受信器305へ送られる。スキーマ情報受信器305が受信したこれらの形式及び書式の情報は、ルール管理器306へ送られる。ルール管理器306では、情報配信サーバ1m及びクライアント2nから得られた形式及び書式の情報を元に変換ルールを導出する。導出した変換ルールは変換ルールDB307へ送られる。
【0053】
また、ルール管理器306は、変換ルールDB307に記録されている変換ルールの登録、削除、更新といった管理処理を行う。また、記録されている複数の変換ルールを、概念ベースを用いて統合し、高次の概念での変換ルールとして整理し、変換ルールを統合することも可能である。
【0054】
情報変換器302でクライアント2nが利用する形式及び書式変換された情報は情報送信器304へ送られ、対応するクライアント2nへの配信が始まる。
【0055】
以上の処理によって、クライアント2nは情報配信サーバ1mから配信される情報を利用可能な形式、書式で受け取ることが可能となる。
【0056】
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態を、図面を参照して詳細に説明する(図5、図6を適宜参照)。なお、この第4実施形態では、クライアント2nから情報変換サーバ31を経由した情報配信サーバ1mへの情報配信要求から処理が始まる場合を、2つの例を用いて説明する。
【0057】
まず、第1の例は、クライアント2nが情報変換サーバ31をプロキシサーバ(Proxy Server)として利用する例である。なお、プロキシサーバは、例えばファイアウォール内にあるクライアントの代理を務めるサーバの総称である。
【0058】
この第1の例では、クライアント2nは、情報変換サーバ31をプロキシサーバとして設定する。つまり、クライアント2nは、情報配信サーバ1mへ情報配信要求を行う際、情報配信サーバ1mに直接配信要求を行うのではなく、一旦情報変換サーバ31に代理受信要求を発行することによって、情報配信サーバ1mから配信される情報を、情報変換サーバ31を経由して受信する。なお、クライアント2nは、情報変換サーバ31に代理受信要求(情報配信要求)を行う際、クライアント2n自身が利用できる情報の形式及び書式に関する情報若しくはクライアント2n自身の種類を情報変換サーバ31に通知する場合もある。これらの情報によって、情報変換サーバ31が情報変換処理を行う際に、変換ルールの選択を行う。
【0059】
即ち、まず、クライアント2nからの代理受信要求(情報配信要求)が情報変換サーバ31に送られると、次に、情報変換サーバの情報受信器301が情報配信サーバ1mに情報受信要求を発行する。その後、情報配信サーバ1mから情報変換サーバ31の情報受信器301へ情報の配信が開始される。そして、情報受信器301で受信された情報は情報変換器302へ送られる。
【0060】
情報変換器302では、前記の方法によって選択された変換ルールを用いて前記の例と同様に変換処理が行われ、変換後の情報は、情報変換サーバ31の情報送信器304から、代理受信要求を行ったクライアント2nへ配信される。
【0061】
以上の処理によって、クライアント2nは、情報配信サーバ1mから配信される情報を、利用可能な形式及び書式で受け取ることが可能となる。
【0062】
次に、第2の例は、クライアント2nが情報変換サーバ31をあたかも情報配信サーバ1mであるかのようにして接続する例である。この第2の例では、まず、クライアント2nが情報配信サーバ31に情報配信要求を行う。クライアント2nが情報変換サーバ31に情報配信要求を行うと、情報変換サーバ31の情報受信器301が情報配信サーバ1mに情報受信要求を発行する。このとき、クライアント2nが受信する情報を配信している情報配信サーバ1mを見つける手段としては、例えば、予め情報変換サーバ31が、管理者によって予め設定ファイル等で接続する情報配信サーバ1mを決められている場合もある。
【0063】
また、クライアント2nは、情報変換サーバ31に対して、利用する情報の形式及び書式、また、それに加えて必要な情報若しくはその種類、若しくはクライアントの種穎等を通知することも可能である。この場合、例えば情報変換サーバ31が通知された情報をキーとして、クライアントが利用する情報に変換できる情報を配信する情報配信サーバ1mを検索し、能動的に接続する場合もある。
【0064】
その後、情報配信サーバ1mから情報変換サーバ31の情報受信器301へ情報の配信が開始される。情報受信器301で受信された情報は情報変換器302へ送られる。情報変換器302では、前記の方法によって選択された変換ルールを用いて前記の例と同様に変換処理が行われ、変換後の情報は、情報変換サーバ31の情報送信器304からクライアント2nへ配信される。
【0065】
以上の処理によって、クライアント2nは、情報配信サーバ1mから配信される情報を利用可能な形式及び書式で受け取ることが可能となる。
【0066】
なお、情報変換サーバ31は、情報を再配信するクライアント2nを管理する手段を情報送信器304に、再配信している各クライアント2nが利用する情報を管理する手段を情報変換器302に、各クライアント2nが利用する情報を情報配信サーバ5mに配信要求する手段を情報受信器301に有するものとする。また、情報変換サーバ31は、クライアント2nが再生若しくは利用する情報を配信する情報配信サーバ5mを検索する手段と、検索した情報配信サーバ5mから前記した情報を受信する手段とを情報受信器301に有するものとする。また、情報変換サーバ31は、接続するクライアント2nの種類を調べる手段(第3実施形態についてはスキーマ情報受信器305、第4実施形態については情報送信器304)と、クライアント2nの種類とこのクライアント2nが再生若しくは利用する情報の書式又は形式を対応付けて、情報の選択又は変換のルールを管理する手段(ルール管理器306)と、クライアント2nの種類に応じて対応するルールを選択する手段(情報変換器302)とを有するものとする。また、第4実施形態の情報変換サーバ31は、クライアント2nとの情報入出力手段として、クライアント2nからの情報配信要求を受信する手段(情報送信器304)と、前記情報受信要求に基づいて情報受信要求を行う情報配信サーバ1mを選択して情報受信要求を行う手段(情報受信器301)と、前記情報配信サーバ1mから前記情報受信要求に基づいて配信される前記クライアントが再生若しくは利用する情報を受信する手段(情報受信器301)と、前記受信した情報を前記情報配信要求のあったクライアント2nに送信する手段(情報送信器304)と、を有するものとする。
【0067】
以上説明した本発明は、前記した実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で広く変形実施することができる。例えば、本発明は、家庭にも、集合住宅にも、官公庁や企業にも適用することができる。また、クライアントは、パーソナルコンピュータのほか、携帯機器でもよい。また、配信される情報の種類も特定のものに限定されるものではない。
【0068】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、情報配信サーバの配信する情報を、クライアント上で動作する1つ以上のアプリケーションのそれぞれ、若しくは情報変換サーバが1つ以上のクライアントに分配するので、1つの通信セッションで受信した情報を1つ以上のアプリケーションやクライアントで利用可能となるという効果が得られる。
【0069】
また、クライアント若しくは情報変換サーバが、情報配信サーバから配信される情報の形式や書式をクライアント上で動作するアプリケーションが利用できる形式及び書式に変換して提供することができるので、アプリケーションに特別な変更を加えることなく、情報変換サーバを介して、情報配信サーバとクライアント上のアプリケーションの相互接続性が維持されるといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1及び第2実施形態における全体のシステム構成図
【図2】 第1実施形態におけるクライアントの装置構成の例を示した図
【図3】 第2実施形態におけるクライアントの装置構成の例を示した図
【図4】 プログラム実行器で情報変換プログラムが実行されたときの装置構成図(プログラムモジュールの構成図)を模式的に示した図
【図5】 本発明の第3実施形態における全体のシステム構成図
【図6】 第3実施形態における情報変換サーバの装置構成の例を示した図
【符号の説明】
51,52,,,,5M、5m … 情報配信サーバ
61,61’ … クライアント
71 … ネットワーク
601… 情報受信器
602… 情報変換器
603… 情報利用器
604… スキーマ情報受信器
605… ルール管理器
606… 変換ルールDB
611… 情報受信器
612… プログラム受信器
613… プログラム実行器
614… 情報利用器
81 … 情報変換プログラム
801… 情報変換部
802… 変換ルールDB部
11,12,,,,,1M、1m … 情報配信サーバ
21,22,…,2N、2n … クライアント
31 … 情報変換サーバ
41,42… ネットワーク
301… 情報受信器
302… 情報変換器
304… 情報送信器
305… スキーマ情報受信器
306… ルール管理器
307… 変換ルールDB

Claims (12)

  1. 情報を配信する情報配信サーバと、この情報配信サーバから配信される情報を受信するクライアントとを含んでなる情報配信システムのクライアントであって、
    前記配信される情報を再生若しくは利用する1つ以上のアプリケーションを動作させる情報利用器と、
    前記情報配信サーバから配信される情報の形式及び書式に関するスキーマ情報を受信するスキーマ情報受信器と、
    前記情報利用器から各アプリケーションに関するスキーマ情報を取得し、当該取得したスキーマ情報と前記スキーマ情報受信器が受信したスキーマ情報とに基づき、前記情報配信サーバから配信される情報を取捨選択して、各アプリケーションが再生若しくは利用できる情報の形式及び書式に変換する変換ルールを導出するルール管理器と、
    前記ルール管理器が導出した変換ルールを記憶する変換ルールDBと、
    前記情報配信サーバから1つの通信セッションで受信した情報を、前記変換ルールDBに記憶された変換ルールを参照することにより、前記アプリケーション毎に分配し、当該分配した情報のそれぞれを各アプリケーションが再生若しくは利用できる情報の形式及び書式に変換し、この変換した情報を対応するアプリケーションに送信する情報変換器と、を有し、
    前記変換ルールは、予め規定された前記変換ルールを導出するための導出ルールによって導出され、
    前記導出ルールは、情報の形式が異なる場合に、情報の形式の変換を行った上で、書式の変換を行う前記変換ルールを導出するためのルールであること
    を特徴とする情報配信システムのクライアント。
  2. 前記アプリケーションの種類ごとに対応する前記変換ルールを登録する手段と、
    前記アプリケーションの種類ごとに対応する前記変換ルールを更新する手段と、
    前記アプリケーションの種類ごとに対応する前記変換ルールを削除する手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報配信システムのクライアント。
  3. 前記導出ルールを用いて、前記変換ルールDBに記憶された既存の前記変換ルールを統合する手段、
    をさらに有することを特徴とする請求項に記載の情報配信システムのクライアント。
  4. 情報を配信する情報配信サーバと、この情報配信サーバから配信される情報を受信する1つ以上のクライアントと、情報を変換する情報変換サーバとを含んでなる情報配信システムの情報変換サーバであって、
    前記情報配信サーバから配信される情報の形式及び書式に関するスキーマ情報、及び各クライアントが利用する情報の形式及び書式に関するスキーマ情報を受信するスキーマ情報受信器と、
    前記サーバから受信したスキーマ情報と前記クライアントから受信したスキーマ情報とに基づき、前記情報配信サーバから配信される情報を取捨選択して、各クライアントが再生若しくは利用できる情報の形式及び書式に変換する変換ルールを導出するルール管理器と、
    前記ルール管理器が導出した変換ルールを記憶する変換ルールDBと、
    前記情報配信サーバから1つの通信セッションで受信した情報を、前記変換ルールDBに記憶された変換ルールを参照することにより、前記クライアント毎に分配し、当該分配した情報のそれぞれを各クライアントが再生若しくは利用できる情報の形式及び書式に変換する情報変換器と、
    この変換した情報を対応するクライアントに送信する情報送信器と、を有し、
    前記変換ルールは、予め規定された前記変換ルールを導出するための導出ルールによっ て導出され、
    前記導出ルールは、情報の形式が異なる場合に、情報の形式の変換を行った上で、書式の変換を行う前記変換ルールを導出するためのルールであること
    を特徴とする情報配信システムの情報変換サーバ。
  5. 前記クライアントの種類ごとに対応する前記変換ルールを登録する手段と、
    前記クライアントの種類ごとに対応する前記変換ルールを更新する手段と、
    前記クライアントの種類ごとに対応する前記変換ルールを削除する手段と、をさらに有することを特徴とする請求項に記載の情報配信システムの情報変換サーバ。
  6. 前記導出ルールを用いて、前記変換ルールDBに記憶された既存の前記変換ルールを統合する手段、
    をさらに有することを特徴とする請求項に記載の情報配信システムの情報変換サーバ。
  7. 接続する前記クライアントの種類を調べる手段と、
    前記クライアントの種類とこのクライアントが再生若しくは利用する情報の書式又は形式を対応付けて、前記情報の選択又は前記変換ルールを管理する手段と、
    前記クライアントの種類に応じて対応する前記変換ルールを選択する手段と、をさらに有することを特徴とする請求項に記載の情報配信システムの情報変換サーバ。
  8. 前記クライアントからの情報配信要求を受信する手段と、
    前記情報受信要求に基づいて情報受信要求を行う情報配信サーバを選択して情報受信要求を行う手段と、
    前記情報配信サーバから前記情報受信要求に基づいて配信される前記クライアントが再生若しくは利用する情報を受信する手段と、
    前記受信した情報を前記情報配信要求のあったクライアントに送信する手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項に記載の情報配信システムの情報変換サーバ。
  9. コンピュータを、請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の情報配信システムのクライアントとして機能させることを特徴とする情報配信システムのクライアント用のプログラム。
  10. コンピュータを、請求項ないし請求項のいずれか1項に記載の情報配信システムの情報変換サーバとして機能させることを特徴とする情報配信システムの情報変換サーバ用のプログラム。
  11. 請求項に記載の情報配信システムのクライアント用のプログラムを記憶したことを特徴とするプログラム記憶媒体。
  12. 請求項10に記載の情報配信システムの情報変換サーバ用のプログラムを記憶したことを特徴とするプログラム記憶媒体。
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