JP4250854B2 - Air conditioner - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気通路を開閉する開閉手段を備え、この開閉手段に作用する風圧に応じて空気通路を開閉する空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような空調装置として、本発明者等は、図4のような車両用空調装置を試作検討中である。
【0003】
図4の構成を説明すると、ヒータコア100の下流側に、フェイス開口部110、フット開口部120、デフロスタ開口部130、および各開口部110〜130を開閉する吹出モードドア140〜160が設けられている。
【0004】
また、ヒータコア100をバイパスした冷風が流れる冷風バイパス通路170、これを開閉する冷風バイパスドア180、およびヒータコア100下流側から分岐してフェイス開口部110へ乗員の所望温度に調節された空調風を導くフェイス空調通路190が設けられており、冷風バイパス通路170は、ヒータコア100上流側部位とフェイス空調通路190とを連通するようになっている。
【0005】
200は、冷風バイパス通路170とフェイス空調通路190との合流部であって、210は、フェイス空調通路190への分岐部と上記合流部200との間の中間空気通路220を開閉するホットドアである。
【0006】
ここで、各吹出モードドア140〜160によって、フェイス開口部110が閉口し、フット開口部120あるいはデフロスタ開口部130が開口している時に、冷風バイパスドア180が冷風バイパス通路170を開いた場合、冷風バイパス通路170を流れる冷風が、中間空気通路220をフット開口部120あるいはデフロスタ開口部130に向かって逆流する(以下、この逆流する冷風を逆流風という)。
【0007】
ホットドア210は、上記逆流風によってフット開口部120あるいはデフロスタ開口部130からの吹出温度が低下することを防止するため、上記逆流風の風圧が作用すると中間空気通路220を全閉するように作動する。また、ホットドア210は、中間空気通路220を開いた時に、回動軸230から上記逆流風に沿って延出している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4の試作品では、各吹出モードドア140〜160によって、フェイス開口部110が閉口し、フット開口部120あるいはデフロスタ開口部130が開口している時に、冷風バイパスドア180が冷風バイパス通路170を開いた時に、上記逆流風は、矢印Aに示すように、ホットドア210における回動軸230からの延出方向にほぼ沿って流れるので、上記逆流風の風圧がホットドア210に対して上記延出方向とほぼ同方向に作用し、ホットドア210が上記通路220を閉じる方向(矢印B)にうまく作動しない恐れがあった。
【0009】
その結果、逆流風が中間空気通路220を流れ、フット開口部120あるいはデフロスタ開口部130からの吹出温度が乗員の所望温度よりも低下する恐れがあった。
【0010】
本発明は、上記問題点に鑑み、主として温風を吹出す開口部へ向かって冷風が逆流する時に、この逆流風を確実に遮断できる空調装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決する手段】
本発明は、上記目的を達成するために、以下の技術的手段を用いる。
【0012】
すなわち、請求項1〜4記載の発明は、加熱用熱交換器(5)が設けられた加熱用空気通路(2a)からそれぞれ分岐して、主として冷風を吹出す第1開口部(6)へ空気を導く第1分岐通路(13a)と、主として温風を吹出す第2開口部(7、8)へ空気を導く第2分岐通路(13b、13c)とを有し、加熱用熱交換器(5)上流側部位と第1分岐通路(13a)とを連通する連通通路(12)、連通通路(12)と第1通路(13a)との合流部(14)、および加熱用空気通路(2a)から第1分岐通路(13a)への分岐部との間の中間空気通路(2c)を開閉する第3開閉手段(16)を備え、第3開閉手段(16)は、中間空気通路(2c)において、上記分岐部から合流部(14)へと向かう方向に作用する風圧と、合流部(14)から上記分岐部へと向かう方向に作用する風圧との圧力差に応じて中間空気通路(2c)を開閉するように構成され、第1開閉手段(9)が第1開口部(6)を閉口し、第2開閉手段(10、11)が第2開口部(7、8)を開口した時に、連通通路(12)を流れる空気が中間空気通路(2c)を逆流する空調装置であって、
第3開閉手段(16)は、回動軸(17)に回動自在な状態で支持され、中間空気通路(2c)を開いた時に、中間空気通路(2)を逆流する空気流れ方向にほぼ沿った位置となる第1ドア部(18)と、第1ドア部(18)の先端部から連続的に延出する第2ドア部(19)とを備え、第2ドア部(19)は、第1ドア部(18)が回動軸(17)から延出する方向に対して、中間空気通路(2c)を閉じる方向に所定の鋭角を有することを特徴としている。
【0013】
上記技術的手段によると、第1ドア部(18)が回動軸(17)から延出する方向に対して、上記中間空気通路(2c)を閉じる方向に所定の鋭角を有する第2ドア部(19)を備えることによって、図3のF1に示すように、中間空気通路(2c)にて第1ドア部(18)が回動軸(17)から延出する方向に沿って逆流風が流れた時に、第2ドア部(19)に対して上記中間空気通路(2c)を閉じる方向に作用する圧力(図3のF2)を得ることができる。
【0014】
その結果、図4の試作品のように、第3開閉手段が、回動軸から一直線に延出したもの(第2ドア部がなく、第1ドア部のみを有するもの)と比べて、第3開閉手段(16)がより確実に中間空気通路(2c)を全閉する位置に作動し、第2開口部(7、8)からの吹出温度を低下することを防止できる。
【0015】
特に、請求項2記載の発明では、加熱用空気通路(2a)から連通通路(12)への分岐部(2b)の上流側に冷却用熱交換器(3)を設けたことを特徴としている。
【0016】
ここで、加熱用空気通路(2a)から連通通路(12)への分岐部(2b)の上流側に冷却用熱交換器(3)を設けた場合、上記逆流風の温度が低くなるので、第2開口部(7、8)からの吹出温度が低下する問題がより顕著である。
【0017】
従って、上記請求項2記載の発明では、第3開閉手段(16)が第2ドア部(19)を備えることによって、第2開口部(7、8)からの吹出温度低下を防止する効果がより顕著である。
【0018】
また、請求項3記載の発明では、ユーザーの手動操作に応じて連通通路(12)を開閉する第4開閉手段(15)を備えたことを特徴としている。
【0019】
ここで、ユーザーの手動操作に応じて連通通路(12)を開閉するものでは、第1開口部(6)が全閉し、第2開口部(7、8)を全開した時に、ユーザーが誤って連通通路(12)を開いたままにした場合には、中間空気通路(16)に上記逆流風が流れてしまうので、第3開閉手段(16)によって中間空気通路(2c)を全閉する必要性がより高い。
【0020】
従って、上記請求項3記載の発明では、第3開閉手段(16)が第2ドア部(19)を備えることによって、第2開口部(7、8)からの吹出温度低下を防止する効果がより顕著である。
【0021】
また、請求項4記載の発明では、車両に用いられ、第1開口部(6)が、車室内乗員の上半身に対応した部位へ向かって空気を吹出すフェイス開口部(6)であって、第2開口部が車室内乗員の足元に向かって空気を吹出すフット開口部(7)であることを特徴としている。
【0022】
ここで、車両用空調装置では、フット開口部(7)はフェイス開口部(6)に比して高温度の空気を吹出すニーズがあり、上記逆流風によってフット開口部からの吹出温度が乗員の所望温度以下となると、乗員フィーリングが悪化してしまう。
【0023】
これに対して請求項4記載の発明では、第3開閉手段(16)が第2ドア部(19)を有することによって、上記逆流風がフット開口部(7)へと流れることを確実に防止でき、乗員フィーリングの悪化防止という点で、より効果的である。
【0024】
【発明の実施形態】
以下、本発明の空気通路切替装置を車両用空調装置に適用した一実施形態について、図1〜3を用いて説明する。なお、図1は本実施形態における空調ユニット1の正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図2の要部拡大図である。
【0025】
まず、空調ユニット1の構成について図1、2を用いて説明する。
【0026】
図1に示すように、空調ユニット1は車室内への空気通路をなす空調ケース2を備える。空調ケース2には、空気上流側から、車室内空気を導入する内気吸込口(図示しない)、車室外空気を導入する外気吸込口(図示しない)、両吸込口を選択的に開閉する内外気切替ドア(図示しない)、空気を冷却する冷却用熱交換器としてのエバポレータ3、空調ケース2内に空気流を発生する送風手段としてのファン4、空気を加熱する加熱用熱交換器としてのヒータコア5がそれぞれ設けられている。
【0027】
エバポレータ3は、図示しないコンプレッサ、コンデンサ、レシーバ、膨張弁とともに周知の冷凍サイクルをなす冷却用熱交換器である。
【0028】
ファン4は、その駆動手段としてのサーボモータ4aにて駆動される。
【0029】
ヒータコア5は、図示しないエンジンの冷却水(以下、温水という)を熱源とする加熱用熱交換器であって、空調ケース2内に略水平に設けられている。ここで、ヒータコア5への温水流量は、温水弁(図示しない)の開度を調節することによって可変できるようになっている。本実施形態では、このように、上記温水弁の開度を調節してヒータコア5への温水流量を可変することによって、車室内への吹出温度を調節する(リヒート式)ようになっている。
【0030】
また、空調ケース2には、ヒータコア5にて所望温度に調節された空気を、車室内乗員の上半身に対応した位置に向かって吹出すフェイス開口部6、車室内乗員の足元に向かって吹出すフット開口部7、車両フロントガラス内面に向かって吹出すデフロスタ開口部8がそれぞれ設けられている。
【0031】
なお、周知のように、フェイス開口部からは主として冷風を吹出すことが望まれ、フット開口部およびデフロスタ開口部からは温風を吹出すことが望まれる。従って、本実施形態では、請求項1における第1開口部をフェイス開口部6にて構成し、請求項1における第2開口部をフット開口部7およびデフロスタ開口部8にて構成している。
【0032】
また、9は、フェイス開口部6を開閉するフェイスドアであり、10は、フット開口部7を開閉するフットドア、11は、デフロスタ開口部8を開閉するデフロスタドアである。また、各ドア9〜11は、それぞれの駆動手段としてのサーボモータ(図示しない)によって駆動する。なお、本実施形態では、請求項1における第1開閉手段をフェイスドア9にて構成し、請求項1における第2開閉手段をフットドア10およびデフロスタドア11にて構成している。
【0033】
また、空調ケース2内において、ファン4にて圧送された空気を、ヒータコア5下流側部位へと導く加熱用空気通路2aが形成されており、この加熱用空気通路2aのヒータコア5上流側部位から分岐して、ヒータコア5をバイパスする冷風バイパス通路12が形成されている。
【0034】
また、加熱用空気通路2aのヒータコア5下流側部位から分岐し、ヒータコア5にて所望温度に調節された空気を、フェイス開口部6へ導くフェイス空調通路13a、フット開口部7へ導くフット空調通路13b、デフロスタ開口部8へ導くデフロスタ空調通路13cがそれぞれ形成されている。
【0035】
フェイス空調通路13aは、冷風バイパス通路12に対して略垂直に合流するようになっており、この合流部14と加熱用空気通路2aから冷風バイパス通路12への分岐部2bとの間には、冷風バイパス通路12を開閉する冷風バイパスドア15が設けられている。
【0036】
なお、本実施形態では、請求項1における連通通路、第1分岐通路、第2分岐通路、それぞれ冷風バイパス通路12、フェイス空調通路13a、フット空調通路13bおよびデフロスタ空調通路13cにて構成しており、請求項3における第4開閉手段を冷風バイパスドア15にて構成している。
【0037】
冷風バイパスドア15は、円弧状の周壁を有し、中空状に形成されたロータリドアであって、冷風バイパス通路12内の空気流れ方向、及びフェイス空調通路13a内の空気流れ方向に対して略垂直方向に作動するようになっている。
【0038】
また、冷風バイパスドア15は、冷風バイパス通路12を全閉している時にフェイス空調通路13aを全開するとともに、冷風バイパス通路12を全開している時にフェイス空調通路13aを全閉する。
【0039】
また、本実施形態では、車室内乗員の上半身に対応した位置に設けられたフェイス吹出グリル(図示しない)に、冷風バイパスドア15の開度を指示する指示部材(図示しない)が設けられている。更に、冷風バイパスドア15と上記指示部材とがケーブル(図示しない)にて接続され、車室内乗員が上記指示部材を手動操作することによって、冷風バイパスドア15が作動するようになっている。
【0040】
なお、冷風バイパスドア15は、その中空部分にフェイスドア9を入れ込むことが可能な状態で設置されており、冷風バイパスドア15とフェイスドア9とがそれぞれ作動するときに、お互いが干渉しないようになっている。
【0041】
ここで、後述するフットモード、フットデフロスタモード、デフロスタモード時に、冷風バイパスドア15が冷風バイパス通路12およびフェイス空調通路13aを開いた時には、合流部14と加熱用空気通路2aからフェイス空調通路13aへの分岐部との間の中間空気通路2c(以下、逆流通路2cという)において冷風が逆流する。
【0042】
すなわち、各吹出モードドア9〜11によって、フェイス開口部6が閉口し、フット開口部7あるいはデフロスタ開口部8が開口している場合、冷風バイパス通路12を流れる冷風が、逆流通路2cからフット開口部7あるいはデフロスタ開口部8に向かって流れる。
【0043】
そこで、本実施形態では、この逆流通路2cを開閉するホットドア16が設けられている。なお、本実施形態では、このホットドア16にて請求項1における第3開閉手段を構成している。
【0044】
ホットドア16は、図2、3に示すように、回転軸17に上端が回動自在な状態で支持された第1ドア部18と、第1ドア部18の先端部から連続的に延出した第2ドア部19とによって構成されている。
【0045】
また、ホットドア16は、板厚の比較的薄い板状の樹脂材料にて構成され、冷風バイパス通路12側の冷風側平面部20に作用する圧力と、ヒータコア4直下流側の温風側平面部21に作用する圧力との圧力差に応じて作動する。具体的には、冷風側平面部20に作用する圧力が、温風側平面部21に作用する圧力よりも大きくなったときに、逆流通路2cを全閉する(図2、3の一点鎖線位置)とともに、冷風側平面部20に作用する圧力が、温風側平面部21に作用する圧力よりも小さくなったときに、逆流通路2cを全開する(図2、3の二点鎖線位置)。
【0046】
また、ホットドア16は、上記圧力差がない状態では、自重によって図2、3の実線位置となる。
【0047】
また、第1ドア部18は、逆流通路2cを開いた状態では、回動軸17からの延出方向が、逆流通路2cを逆流する冷風にほぼ沿うような位置となる(図2、3の実線位置参照)。
【0048】
第2ドア部19は、第1ドア部18が回動軸17から延出する方向に対して、ホットドア16が逆流通路2cを閉じる方向に所定の鋭角を有している。この角度は、後述するフットモード、フットデフロスタモード、及びデフロスタモード時において、冷風バイパスドア15が冷風バイパス通路12及びフェイス空調通路13を開いたときに、ホットドア16が逆流通路2cを全閉できるような角度に設定されている。
【0049】
なお、本実施形態では、図3に示すように、ケース壁面のうち、冷風側平面部20と対向するケース壁面50が、ケース外側に向かって円弧状に突出した形状となっている。
【0050】
次に、上記構成の作動について説明する。
【0051】
車両用空調装置が始動すると、車室内の空調負荷に応じて上記温水弁の開度が調節され、ヒータコア5直下流側の空気温度が乗員の所望温度に制御されるとともに、車室内の空調負荷に応じて吹出モードがフェイスモード、バイレベルモード、フットモード、フットデフロスタモード、デフロスタモードのいずれかに制御される。以下、吹出モード別に説明する。
【0052】
(1)フェイスモード
フェイスモードでは、フェイス開口部6が全開、フット開口部7およびデフロスタ開口部8が全閉となるように各吹出モードドア9〜11が制御される。
【0053】
このとき、乗員の手動操作に基づいて、冷風バイパスドア15が冷風バイパス通路12を全閉する位置に操作されているときには、フェイス空調通路13aを全開とする(図2の二点鎖線位置)。このとき、ホットドア16は、温風側平面部21に作用する圧力が冷風側平面部20に作用する圧力よりも大きくなり、逆流通路2cを全開する(図2、3の二点鎖線位置)。従って、上記所望温度に調節された空気が、フェイス空調通路13a、フェイス開口部6を介して車室内乗員の上半身に向かって吹出される。
【0054】
この状態で、乗員が暑さを感じ、上記指示部材によって冷風バイパス通路12を開けるように冷風バイパスドア15が操作されると、冷風バイパスドア15は冷風バイパス通路12を開けた分、フェイス空調通路13aを閉じていく。
【0055】
このとき、冷風バイパス通路12を流れる冷風と、フェイス空調通路13aを流れる上記所望温度に調節された空気とが合流部14にて混合され、フェイス開口部6を介して車室内乗員の上半身に向かって吹出される。
【0056】
更に、冷風バイパスドア15が冷風バイパス通路12を全開する位置に操作されると、フェイス空調通路13aが全閉となる(図2の実線位置)。従って、ヒータコア5をバイパスした空気のみが冷風バイパス通路12、フェイス開口部6を介して車室内乗員の上半身に向かって吹出される(最大冷房状態)。
【0057】
(2)バイレベルモード
バイレベルモードでは、フェイス開口部6及びフット開口部7を全開、デフロスタ開口部8を全閉するように各吹出モードドア9〜11が制御される。
【0058】
フェイス開口部6からは、フェイスモードと同様に冷風バイパスドア15の開度に応じた温度の空気が吹出される。一方、フット開口部7からは上記所望温度に調節された空気が吹出される。
【0059】
(3)フットモード
フットモードでは、フェイス開口部6を全閉、フット開口部7を全開、デフロスタ開口部8を若干量開口する位置に各吹出モードドア9〜11が制御される。
【0060】
ここで、冷風バイパスドア15が冷風バイパス通路12及びフェイス空調通路13aを開けているときには、冷風バイパス通路12を流れる冷風が、図3のF1の向きで逆流通路2cを逆流しようとする。しかしながら、本実施形態では、冷風側平面部20に作用する圧力が、温風側平面部21に作用する圧力よりも大きくなったときに、ホットドア16が逆流通路2cを全閉する(図2、3の一点鎖線位置)ことによって、フット開口部7及びデフロスタ開口部8からの吹出温度が上記所望温度よりも低下することを防止している。
【0061】
(4)フットデフロスタモード
フットデフロスタモードでは、フェイス開口部6を全閉、フット開口部7及びデフロスタ開口部8を全開する位置に各吹出モードドア9〜11が制御される。なお、冷風バイパスドア15が冷風バイパス通路12及びフェイス空調通路13aを開けているときには、上記フットモードと同様に、ホットドア16によって、フット開口部7及びデフロスタ開口部8からの吹出温度低下を防止している。
【0062】
(5)デフロスタモード
デフロスタモードでは、フェイス開口部6及びフット開口部7を全閉、デフロスタ開口部8を全開する位置に各吹出モードドア9〜11が制御される。なお、冷風バイパスドア15が冷風バイパス通路12及びフェイス空調装置13aを開けているときには、上記フットデフロスタモードと同様に、ホットドア16によって、デフロスタ開口部8からの吹出温度低下を防止している。
【0063】
以上説明した本実施形態によると、ホットドア16が、第1ドア部18が回動軸17から延出する方向に対して、ホットドア16が逆流通路2cを閉じる方向に所定の鋭角を有した第2ドア部19を備えているので、逆流通路2cに上記逆流風が流れようとした時には、図3に示すように、第2ドア部19の冷風側平面部20において、上記延出方向に沿って風圧F1が作用すると、ホットドア16が逆流通路2cを閉じる方向へ分圧F2が作用する。
【0064】
これにより、第2ドア部19が形成されていない場合よりも、ホットドア16が逆流通路2cを閉じる方向に作動しやすくなっている。その結果、ホットドア16を、逆流通路2cの全閉位置に確実に作動させ、フット開口部7あるいはデフロスタ開口部8からの吹出温度が上記所望温度よりも低下することを確実に防止できる。
【0065】
また、ホットドア16の冷風側平面部20と対向するケース壁面50を外側へ突出させることによって、冷風をケース壁面50に沿わせ、冷風側平面部20に対して風圧をできるだけ垂直に作用させることができ、より確実にホットドア16を上記全閉位置に作動させることができる。
【0066】
(他の実施形態)
上記実施形態では、第2ドア部19が第1ドア部18の先端部から直線状に延出しているが、例えば、若干の丸みをもって延出していても良い。要は、第1ドア部18の延出方向に対して、ホットドア16が逆流通路2cを閉じる方向に所定の鋭角を有していれば良い。
【0067】
また、上記各実施形態では、請求項1における「第2開口部」を、フット開口部7およびデフロスタ開口部8にて構成したが、これに限らず、例えば、フット開口部7のみでも良い。
【0068】
また、上記各実施形態では、ホットドア16を、板厚の比較的薄い樹脂材にて構成したが、これに限らず、例えば、ゴム等の弾性材にて構成しても良い。要は、両平面部20、21に作用する圧力差に応じて作動するようなものであれば良い。
【0069】
また、上記各実施形態では、本発明を車両用空調装置に適用した形態について説明したが、これに限らず、例えば、車両用以外の空調装置にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における空調ユニット1の正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】本発明者等の試作品の模式図である。
【符号の説明】
2a…加熱用空気通路、
2c…逆流通路(中間空気通路)、
3…エバポレータ(冷却用熱交換器)、
4…ファン(送風手段)、
6…フェイス開口部(第1開口部)、
7…フット開口部(第2開口部)、
8…デフロスタ開口部(第2開口部)
9…フェイスドア(第1開閉手段)、
10…フットドア(第2開閉手段)、
11…デフロスタドア(第2開閉手段)、
12…冷風バイパス通路(連通通路)、
13a…フェイス空調通路(第1分岐通路)、
13b…フット空調通路(第2分岐通路)、
13c…デフロスタ空調通路(第2分岐通路)
14…合流部、
15…冷風バイパスドア(第4開閉手段)
16…ホットドア(第3開閉手段)、
17…回動軸、
18…第1ドア部、
19…第2ドア部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air conditioner that includes opening / closing means for opening and closing an air passage, and that opens and closes the air passage according to wind pressure acting on the opening / closing means.
[0002]
[Prior art]
As the air conditioner as described above, the present inventors are studying a prototype of a vehicle air conditioner as shown in FIG.
[0003]
Referring to FIG. 4, on the downstream side of the
[0004]
Further, a cold
[0005]
[0006]
Here, when the
[0007]
The
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the prototype of FIG. 4, when the
[0009]
As a result, the backflow air flows through the
[0010]
In view of the above problems, an object of the present invention is to provide an air conditioner that can reliably block backflow air when the cool air flows back toward an opening that mainly blows out hot air.
[0011]
[Means for solving the problems]
In order to achieve the above object, the present invention uses the following technical means.
[0012]
That is, the invention according to
The third opening / closing means (16) is supported by the rotating shaft (17) so as to be rotatable. When the intermediate air passage (2c) is opened, the third opening / closing means (16) is substantially in the air flow direction in which the intermediate air passage (2) flows backward. A first door portion (18) that is positioned along the second door portion (19) that continuously extends from the tip of the first door portion (18), the second door portion (19) The first door portion (18) has a predetermined acute angle in the direction of closing the intermediate air passage (2c) with respect to the direction extending from the rotation shaft (17).
[0013]
According to the above technical means, the second door portion having a predetermined acute angle in the direction of closing the intermediate air passage (2c) with respect to the direction in which the first door portion (18) extends from the rotating shaft (17). By providing (19), as shown in F1 of FIG. 3, backflow air flows along the direction in which the first door portion (18) extends from the rotation shaft (17) in the intermediate air passage (2c). When flowing, a pressure (F2 in FIG. 3) acting in the direction of closing the intermediate air passage (2c) with respect to the second door portion (19) can be obtained.
[0014]
As a result, as shown in the prototype of FIG. 4, the third opening / closing means has a first opening portion that is linearly extended from the rotation shaft (the second door portion is not provided and only the first door portion is provided). It is possible to prevent the opening / closing means (16) from operating to a position where the intermediate air passage (2c) is fully closed more reliably and lowering the blowing temperature from the second openings (7, 8).
[0015]
In particular, the invention described in
[0016]
Here, when the cooling heat exchanger (3) is provided on the upstream side of the branch portion (2b) from the heating air passage (2a) to the communication passage (12), the temperature of the backflow air is reduced. The problem that the blowing temperature from the second opening (7, 8) decreases is more remarkable.
[0017]
Therefore, in the invention according to the second aspect, since the third opening / closing means (16) includes the second door portion (19), the effect of preventing the temperature drop from the second opening (7, 8) is prevented. More prominent.
[0018]
According to a third aspect of the present invention, there is provided a fourth opening / closing means (15) for opening / closing the communication passage (12) in response to a manual operation by a user.
[0019]
Here, in the case where the communication passage (12) is opened and closed in accordance with the user's manual operation, when the first opening (6) is fully closed and the second opening (7, 8) is fully opened, the user makes an error. When the communication passage (12) is left open, the backflow air flows through the intermediate air passage (16), so that the intermediate air passage (2c) is fully closed by the third opening / closing means (16). The need is higher.
[0020]
Therefore, in the invention according to the third aspect, the third opening / closing means (16) includes the second door portion (19), thereby preventing the temperature drop from the second opening (7, 8). More prominent.
[0021]
Moreover, in invention of Claim 4, it is used for a vehicle, The 1st opening part (6) is a face opening part (6) which blows off air toward the site | part corresponding to the upper half of the passenger | crew in a vehicle interior, The second opening is a foot opening (7) that blows air toward the feet of passengers in the passenger compartment.
[0022]
Here, in the vehicle air conditioner, there is a need for the foot opening (7) to blow out air at a higher temperature than the face opening (6). When the temperature is lower than the desired temperature, the occupant feeling deteriorates.
[0023]
On the other hand, in the invention according to claim 4, the third opening / closing means (16) has the second door portion (19), thereby reliably preventing the backflow from flowing to the foot opening (7). This is more effective in preventing deterioration of the occupant feeling.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment in which an air passage switching device of the present invention is applied to a vehicle air conditioner will be described with reference to FIGS. 1 is a front view of the
[0025]
First, the configuration of the
[0026]
As shown in FIG. 1, the
[0027]
The
[0028]
The fan 4 is driven by a
[0029]
The
[0030]
In addition, the
[0031]
As is well known, it is desirable to blow mainly cool air from the face opening, and blow warm air from the foot opening and the defroster opening. Therefore, in the present embodiment, the first opening in
[0032]
Further, 9 is a face door that opens and closes the
[0033]
Further, a
[0034]
Also, a face
[0035]
The face air-
[0036]
In this embodiment, the communication passage, the first branch passage, and the second branch passage according to
[0037]
The cold
[0038]
The cold
[0039]
Further, in the present embodiment, an instruction member (not shown) for instructing the opening degree of the cold
[0040]
The cold
[0041]
Here, when the cold
[0042]
That is, when the
[0043]
Therefore, in the present embodiment, a
[0044]
As shown in FIGS. 2 and 3, the
[0045]
The
[0046]
Moreover, the
[0047]
Further, the
[0048]
The
[0049]
In the present embodiment, as shown in FIG. 3, the
[0050]
Next, the operation of the above configuration will be described.
[0051]
When the vehicle air conditioner is started, the opening degree of the hot water valve is adjusted in accordance with the air conditioning load in the passenger compartment, the air temperature immediately downstream of the
[0052]
(1) Face mode In the face mode, the
[0053]
At this time, when the cold
[0054]
In this state, when the occupant feels heat and the cold
[0055]
At this time, the cold air flowing through the cold
[0056]
Further, when the cold
[0057]
(2) Bi-level mode In the bi-level mode, the blow-out
[0058]
From the
[0059]
(3) Foot mode In the foot mode, the blow-out
[0060]
Here, when the cold
[0061]
(4) Foot defroster mode In the foot defroster mode, the
[0062]
(5) Defroster Mode In the defroster mode, the
[0063]
According to this embodiment described above, the
[0064]
Thereby, the
[0065]
Further, by projecting the
[0066]
(Other embodiments)
In the embodiment described above, the
[0067]
In each of the above embodiments, the “second opening” in
[0068]
Moreover, in each said embodiment, although the
[0069]
Moreover, although each said embodiment demonstrated the form which applied this invention to the vehicle air conditioner, it is not restricted to this, For example, it can apply also to air conditioners other than the object for vehicles.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of an
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG.
FIG. 3 is an enlarged view of a main part of FIG. 2;
FIG. 4 is a schematic diagram of a prototype of the inventors.
[Explanation of symbols]
2a ... Air passage for heating,
2c ... Backflow passage (intermediate air passage),
3. Evaporator (cooling heat exchanger),
4 ... Fan (air blowing means),
6 ... Face opening (first opening),
7: Foot opening (second opening),
8. Defroster opening (second opening)
9: Face door (first opening / closing means),
10: Foot door (second opening / closing means),
11: Defroster door (second opening / closing means),
12 ... Cold air bypass passage (communication passage),
13a: Face air conditioning passage (first branch passage),
13b ... Foot air conditioning passage (second branch passage),
13c: Defroster air conditioning passage (second branch passage)
14 ... Junction,
15 ... Cool air bypass door (fourth opening / closing means)
16 ... Hot door (third opening / closing means)
17 ... rotating shaft,
18 ... the first door,
19: Second door part.
Claims (4)
空気を加熱する加熱用熱交換器(5)、
前記加熱用熱交換器(5)が設けられた加熱用空気通路(2a)、
前記加熱用空気通路(2a)から分岐して設けられ、主として冷風を吹出す第1開口部(6)へ空気を導く第1分岐通路(13a)、
前記加熱用空気通路(2a)から分岐して設けられ、主として温風を吹出す第2開口部(7、8)へ空気を導く第2分岐通路(13b、13c)、
前記加熱用熱交換器(5)上流側部位と前記第1分岐通路(13a)とを連通する連通通路(12)、
前記第1、2開口部(6、7、8)をそれぞれ開閉する第1、2開閉手段(9、10、11)、および
前記連通通路(12)と前記第1分岐通路(13a)との合流部(14)と、前記加熱用空気通路(2a)から前記第1分岐通路(13a)への分岐部との間に形成された中間空気通路(2c)に設けられ、この中間空気通路(2c)を開閉する第3開閉手段(16)を備え、
前記第3開閉手段(16)は、前記中間空気通路(2c)において、前記分岐部から前記合流部(14)へと向かう方向に作用する風圧と、前記合流部(14)から前記分岐部へと向かう方向に作用する風圧との圧力差に応じて前記中間空気通路(2c)を開閉するように構成され、
前記第1開閉手段(9)が前記第1開口部(6)を閉口し、前記第2開閉手段(10、11)が前記第2開口部(7、8)を開口した時に、連通通路(12)を流れる空気が前記中間空気通路(2c)を逆流する空調装置であって、
前記第3開閉手段(16)は、回動軸(17)に回動自在な状態で支持され、前記中間空気通路(2c)を開いた時に、前記中間空気通路(2)を逆流する空気流れ方向にほぼ沿った位置となる第1ドア部(18)と、前記第1ドア部(18)の先端部から連続的に延出する第2ドア部(19)とを備え、
前記第2ドア部(19)は、前記第1ドア部(18)が前記回動軸(17)から延出する方向に対して、前記中間空気通路(2c)を閉じる方向に所定の鋭角を有することを特徴とする空調装置。Air blowing means (4) for generating an air flow;
A heat exchanger for heating (5) for heating air;
A heating air passage (2a) provided with the heating heat exchanger (5),
A first branch passage (13a) that is branched from the heating air passage (2a) and guides air to a first opening (6) that mainly blows cold air;
A second branch passage (13b, 13c) that is provided to be branched from the heating air passage (2a) and guides air to a second opening (7, 8) that mainly blows out hot air;
A communication passage (12) communicating the upstream portion of the heat exchanger for heating (5) and the first branch passage (13a);
First and second opening / closing means (9, 10, 11) for opening and closing the first and second openings (6, 7, 8), respectively, and the communication passage (12) and the first branch passage (13a) An intermediate air passage (2c) formed between the junction (14) and a branch portion from the heating air passage (2a) to the first branch passage (13a) is provided. 2c) comprising third opening / closing means (16) for opening / closing,
In the intermediate air passage (2c), the third opening / closing means (16) has a wind pressure acting in a direction from the branch portion toward the merge portion (14), and from the merge portion (14) to the branch portion. Is configured to open and close the intermediate air passage (2c) according to a pressure difference with the wind pressure acting in the direction toward
When the first opening / closing means (9) closes the first opening (6) and the second opening / closing means (10, 11) opens the second opening (7, 8), a communication passage ( 12) The air conditioner in which the air flowing through the intermediate air passage (2c) flows backward through the intermediate air passage,
The third opening / closing means (16) is supported by the rotating shaft (17) so as to be rotatable, and an air flow that flows backward through the intermediate air passage (2) when the intermediate air passage (2c) is opened. A first door portion (18) that is positioned substantially along the direction, and a second door portion (19) that extends continuously from the tip of the first door portion (18),
The second door portion (19) has a predetermined acute angle in a direction to close the intermediate air passage (2c) with respect to a direction in which the first door portion (18) extends from the rotation shaft (17). An air conditioner comprising:
前記第1開口部(6)は、車室内乗員の上半身に対応した位置へ空気を吹出すフェイス開口部(6)であり、
前記第2開口部(7)は、車室内乗員の足元に向かって空気を吹出すフット開口部(7)であることを特徴とする車両用空調装置。The air conditioner according to any one of claims 1 to 3, wherein the air conditioner is used in a vehicle.
The first opening (6) is a face opening (6) that blows out air to a position corresponding to the upper body of the passenger in the vehicle interior;
The vehicle air conditioner, wherein the second opening (7) is a foot opening (7) that blows air toward the feet of passengers in the passenger compartment.
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