JP4248126B2 - Gas detection method and apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の利用分野】
この発明は、高濃度域でガスセンサのガス濃度依存性が低下することへの補正に関する。
【0002】
【従来技術】
SnO2等の金属酸化物半導体をヒータで加熱し、金属酸化物半導体の温度を周期的に変化させて、ガスを検出することが知られている。この手法は当初COの検出に用いられ、現在ではCOとメタンや、COとLPG等の複数のガスの検出にも用いられ、またオゾンや塩素、アンモニア等の検出にも用いられている。ガスセンサの温度変化のパターンは、当初は高温域でも低温域でも共に加熱してガスセンサを室温以上の温度にするものであったが、現在では高温域が短時間のパルス加熱からなり、低温域が室温へのガスセンサの放置からなるものも実用化されている。ガスセンサの温度変化を用いたガスの検出では、高濃度域でガスセンサ出力の濃度依存性が減少するため、高濃度域でのガスの検出に信頼性がない。
【0003】
【発明の課題】
この発明の基本的課題は、高濃度域でのガスセンサの濃度依存性の低下を補い、検出精度を増すことにある(請求項1,2)。
この発明での追加の課題は、高濃度域でのガスセンサのCO濃度依存性の低下を補うための具体的な手法を提供することにある。
【0004】
【発明の構成】
この発明は、ガスにより抵抗値が変化する金属酸化物半導体を、高温域と低温域とに繰り返し周期的に温度変化させながらCOを検出する方法において、金属酸化物半導体の抵抗値からガスを検出するためのタイミングを、低温域の第1のタイミングと、第1のタイミングよりも低温域の初期の第2のタイミングの少なくとも2種設け、第1のタイミングでの前記抵抗値を主としてCOを検出し、第1のタイミングを主として求めたCO濃度が所定値以上の場合に、第2のタイミングを主としてCOを検出することを特徴とする。
【0005】
第1のタイミングの抵抗値を主として、第2のタイミングの抵抗値を主としてなどの意味は、第1のタイミングでの抵抗値と第2のタイミングでの抵抗値の間で、第1のタイミングの抵抗値の比重を大きくする、第2のタイミングの抵抗値を大きくするなどのことである。
【0006】
この発明のCOの条件では、第1のタイミングは一般に相対湿度依存性が小さく、水素などの雑ガスへの感度が低いが、高濃度のCOで濃度依存性が小さくなる。第2のタイミングでは、湿度依存性も大きく、水素への感度も高いが、高濃度域でもCO濃度依存性が大きい。そこで第1のタイミングを主として求めたCO濃度が所定値以上の場合に、第2のタイミングを主としてCOを検出する。
【0007】
この発明はまた、ガスにより抵抗値が変化する金属酸化物半導体を、ヒータで加熱すようにしたガスセンサの、ヒータへの印加電力を周期的に変化させて、金属酸化物半導体の温度を、高温域と低温域とに変化させるようにしたガス検出装置において、低温域の第1のタイミングで、ガスセンサの出力をサンプリングしてCOを検出するための手段と、第1のタイミングで求めたCO濃度が所定値以上で、第1のタイミングよりも低温域初期の第2のタイミングで、ガスセンサの出力をサンプリングしてCOを検出するための手段、とを設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の作用と効果】
この発明では、検出対象ガスをCOとし、金属酸化物半導体の温度変化パターンが高温域とその後の低温域との繰り返しから成り、第1のタイミングも第2のタイミングも共に低温域にあり、第1のタイミングで所定濃度以上のCOが存在することを検出した場合、第1のタイミングよりも低温域初期にある第2のタイミングの金属酸化物半導体の抵抗値からCOを検出する。このようにすれば、高濃度のCOに対して、金属酸化物半導体のCO濃度依存性が低下することを解決できる。
【0010】
請求項2の発明では、金属酸化物半導体の温度を高温域と低温域とに周期的に変化させ、低温域の第1のタイミングでガスセンサの出力をサンプリングしてCOを検出し、この際のCO濃度が所定値以上の場合、第1のタイミングよりも低温域初期にある第2のタイミングで、COを検出する。このようにすれば高濃度域で、金属酸化物半導体のCO濃度依存性が低下するという問題を補うことができる。
【0011】
【実施例】
図1〜図7に実施例を示す。図1に実施例の回路構成を示すと、2はガスセンサで、RHはそのヒータ抵抗を表し、RSはガスセンサ2の金属酸化物半導体の抵抗値を示す。また金属酸化物半導体には負荷抵抗RLを直列に接続し、4は電池等の電源で、6,8は一対のスイッチで、スイッチ6はヒータをオンさせるためのもので、スイッチ8はガスセンサに検出電圧を加えるためのものである。
【0012】
10はマイクロコンピュータで、12はADコンバータ、14はヒータ制御部で、スイッチ6をオン/オフさせて、ヒータを制御する。16はサンプリング制御部で、スイッチ8をオン/オフさせて、ガスセンサに加える検出電圧を制御し、スイッチ8のオン時にADコンバータ12を駆動する。
【0013】
18は低濃度検出部で、ここでは400ppm以下のCOを検出し、20は高濃度検出部で、400ppm以上のCOを検出し、22は警報部で、外部にCO濃度等を出力する。低濃度検出部18は、第1のタイミングでの金属酸化物半導体の抵抗値をCO濃度に換算するための換算表や関数等を有しており、高濃度検出部20は第2のタイミングでの金属酸化物半導体の抵抗値をCO濃度に換算するための換算表や関数等を有している。
【0014】
図2に用いたガスセンサ2の例を示すと、30は絶縁基板で、32は断熱ガラス膜で、34はヒータで、36は層間の絶縁膜で、38は金属酸化物半導体膜で、ここではSnO2膜(例えば20μm厚でPd等の触媒を添加)を用いた。なおガスセンサの種類自体は任意で、例えばビーズ状の金属酸化物半導体の内部に、コイル状のヒータ兼用電極と中心電極とを埋設したものでも良い。
【0015】
ガスセンサの温度変化のパターンは任意で、実施例ではヒータをパルス的に発熱させて、金属酸化物半導体をパルス的に加熱し、その他の期間は金属酸化物半導体を室温付近に放置するものを用いた。この場合、パルス加熱期間とその直後が高温域で、それ以外の期間が低温域に相当する。これ以外に例えば高温域を300℃程度、低温域を100℃程度とし、低温域の第1のタイミングと第2のタイミングとを用いてCOを検出するもの等でも良い。高温域や低温域の発生には、ヒータを方形波で駆動する(実施例の場合)の他に、三角波やサイン波などをヒータに加えても良い。
【0016】
図3にガスセンサ2の動作パターンを示す。ガスセンサ2は1秒周期で動作し、最初の14m秒の間、ヒータをオンして金属酸化物半導体を300℃強まで加熱し、その後986m秒の間ヒータをオフし、金属酸化物半導体の温度は時刻100m秒よりも前に室温付近まで低下する。検出対象ガスはCOで、第1のタイミングは998m秒目で、第2のタイミングは255m秒目である。なおパルス加熱の周期は1秒に限らず、例えば1秒〜3分間程度とし、パルス加熱の幅は例えば5m秒〜10秒程度とする。
【0017】
図4,図5に、30〜1000ppmのCO中でのセンサの抵抗値の波形の例を示す。これは1個のセンサの抵抗値で、図4,図5において、各線は上からCO30ppm,70ppm,150ppm,400ppm,1000ppmを表す。
【0018】
図4から明らかなように、800m秒目以降の部分では、CO400ppmとCO1000ppmとの抵抗値は近接し、400ppm以上でのCO濃度依存性がほとんど失われている。しかしながら、1秒周期の駆動では、パルス加熱後の時間が経過するほど、センサ抵抗の湿度依存性が減少し、かつ水素への感度が小さくなるので、実施例では第1のタイミングを998m秒目とする。
【0019】
第2のタイミングは255m秒目で、これはセンサ抵抗のCO濃度依存性が大きなタイミングである。そして図4から明らかなように、150m秒目〜350m秒目の範囲でCO濃度依存性が大きく、第2のタイミングはこの範囲が好ましい。ただしこのタイミングでは湿度依存性も大きく、水素への感度も高い。図5の0秒目〜14m秒目がヒータがオンしている区間で、時刻40m秒目付近にセンサ抵抗のピークがあり、ピークを経過した後にCO濃度依存性が発現し、CO濃度依存性は、前記のように、時刻150m秒〜350m秒程度で最大となる。
【0020】
図6に実施例の測定アルゴリズムを示す。1秒周期でガスセンサ2を駆動し、最初の14m秒間パルス的にヒータをオンし、前回の第1のタイミングでのCOの検出で、高濃度フラグがセットされている場合、255m秒目でのセンサ抵抗のサンプリング(第2のタイミング)を追加し、255m秒目で求めたセンサ抵抗とCO濃度との関係からCO濃度を算出する。高濃度フラグがセットされていない場合、255m秒目のサンプリングを省略する。
【0021】
998m秒目が第1のタイミングで、センサ抵抗をサンプリングし、CO濃度を求める。求めたCO濃度が所定の値K(例えば400ppm)以上の場合、高濃度フラグをセットする。そして400ppm以上の場合、255m秒目で求めたCO濃度を使用し、それ以外の場合は998m秒目で求めたCO濃度を用いる。
【0022】
図7に、ガスセンサ2の5つのロットに対して求めた、CO濃度の真値と表示値との関係を示す。図7の各線は5つのロットを表し、各ロットのセンサ数はそれぞれ5個で、図7にはその平均値を示す。図7の破線は998m秒目のセンサ抵抗から求めたCO濃度の表示値を示し、実線は、図6のアルゴリズムで、400ppm以上を255m秒目のセンサ抵抗で求めた際の表示値である。
【0023】
図7のデータの測定では、各ガスセンサに対して、255m秒目と998m秒目とでのセンサ抵抗とCO濃度との関係を求め、1ヶ月エージングした後に再度測定して図7の結果を得た。400ppm以上の濃度でも第1のタイミング(998m秒目)で処理する場合、1000ppmのCO濃度に対して、400〜500ppm程度の表示値しか得られない。これに対して400ppm以上を、第2のタイミング(255m秒目)のセンサ抵抗で処理すると、30〜1000ppmの広い範囲に対して正確にCO濃度を求めることができる。
【0024】
図6のアルゴリズムでは、表示値が400ppm以上で第2のタイミングの信号を100%用いてCO濃度を求めたが、400ppm以上のCOを第1のタイミングの信号と第2のタイミングの信号の加重平均等で求めても良く、高濃度域での検出には第2のタイミングの信号の比重を増し、低濃度域では第2のタイミングの信号の比重を小さくすれば良い。またサンプリング自体は、常時第1のタイミングと第2のタイミングの双方で行い、高濃度のCOを検出する場合に第2のタイミングの信号を用いても良い。
【0025】
実施例では特定の例を示したが、高濃度のCO中でガスセンサのCO濃度依存性が低下することは、図2のガスセンサに限らず、金属酸化物半導体のビーズ中にヒータ兼用電極と中心電極とを埋設したセンサを、温度変化させて用いる場合にも生じる。またこれ以外のガスセンサを、高温域と低温域とに温度変化させて低温域でCOを検出する際にも生じる。そしてこれらの場合のいずれにおいても、低濃度側を第1のタイミングのセンサ抵抗を主として処理し、高濃度側を第2のタイミングよりも低温側の初期の第2のタイミングのセンサ抵抗を主として処理すると、より正確にCO濃度を求めることができる。実施例では高濃度域でのCO濃度依存性の低下を補うことを例にしたが、このような現象はメタン中やLPG中あるいはアンモニア中、オゾン中、塩素中等でも生じ、検出対象とするガスの種類はCOには限らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のブロック図
【図2】 実施例に用いたガスセンサの断面図
【図3】 実施例の動作パターンを示す図
【図4】 ガスセンサの1周期分の出力波形を示す特性図
【図5】 図4の部分拡大図
【図6】 実施例の動作アルゴリズムを示すフローチャート
【図7】 実施例と従来例とでのCO濃度の表示値を示す特性図
【符号の説明】
2 ガスセンサ
4 電源
6,8 スイッチ
10 マイクロコンピュータ
12 ADコンバータ
14 ヒータ制御部
16 サンプリング制御部
18 低濃度検出部
20 高濃度検出部
22 警報部
30 絶縁基板
32 断熱ガラス膜
34 ヒータ
36 絶縁膜
38 金属酸化物半導体膜[0001]
[Field of the Invention]
The present invention relates to correction for reducing the gas concentration dependency of a gas sensor in a high concentration region.
[0002]
[Prior art]
It is known to detect a gas by heating a metal oxide semiconductor such as SnO2 with a heater and periodically changing the temperature of the metal oxide semiconductor. This technique is initially used for detecting CO, and is currently used for detecting a plurality of gases such as CO and methane, CO and LPG, and is also used for detecting ozone, chlorine, ammonia, and the like. The gas sensor temperature change pattern was initially heated in both high and low temperatures to bring the gas sensor to a temperature above room temperature. A thing consisting of leaving the gas sensor to room temperature has also been put into practical use. In the gas detection using the temperature change of the gas sensor, the concentration dependency of the gas sensor output decreases in the high concentration region, and therefore the gas detection in the high concentration region is not reliable.
[0003]
[Problems of the Invention]
A basic object of the present invention is to compensate for the decrease in concentration dependency of a gas sensor in a high concentration region and to increase detection accuracy ( claims 1 and 2 ).
An additional object of the present invention is to provide a specific method for compensating for a decrease in CO concentration dependency of a gas sensor in a high concentration region.
[0004]
[Structure of the invention]
The present invention detects a gas from a resistance value of a metal oxide semiconductor in a method of detecting CO while periodically changing the temperature of a metal oxide semiconductor whose resistance value varies depending on a gas between a high temperature region and a low temperature region. the timing for a first timing of the low temperature region than the first timing provided at least two early second timing low temperature range, mainly detect CO said resistance value at the first timing In the case where the CO concentration mainly obtained from the first timing is a predetermined value or more, CO is mainly detected from the second timing .
[0005]
The meaning of mainly the resistance value at the first timing and the resistance value at the second timing mainly means that the resistance value at the first timing and the resistance value at the second timing are For example, the specific gravity of the resistance value is increased, or the resistance value of the second timing is increased.
[0006]
Under the CO conditions of the present invention , the first timing is generally less dependent on relative humidity and less sensitive to miscellaneous gases such as hydrogen, but the concentration dependence is reduced at high concentrations of CO. At the second timing, the humidity dependency is large and the sensitivity to hydrogen is high, but the CO concentration dependency is large even in a high concentration range. Therefore, when the CO concentration mainly obtained from the first timing is a predetermined value or more, CO is mainly detected from the second timing.
[0007]
The present invention also provides a gas sensor in which a resistance value of the metal oxide semiconductor is changed by a gas, and the power applied to the heater of the gas sensor is periodically changed to increase the temperature of the metal oxide semiconductor. In the gas detection device that is changed between the low temperature range and the low temperature range, means for sampling the output of the gas sensor and detecting CO at the first timing in the low temperature range, and the CO concentration obtained at the first timing Means for detecting CO by sampling the output of the gas sensor at a second timing earlier than the first timing and at a lower temperature range than the first timing.
[0008]
[Operation and effect of the invention]
In the present invention, the detection target gas is CO, and the temperature change pattern of the metal oxide semiconductor is composed of a repetition of a high temperature region and a subsequent low temperature region, and both the first timing and the second timing are in the low temperature region. When it is detected that CO of a predetermined concentration or more exists at the timing of 1, CO is detected from the resistance value of the metal oxide semiconductor at the second timing in the low temperature region earlier than the first timing. In this way, it can be solved that the CO concentration dependency of the metal oxide semiconductor is reduced with respect to high concentration of CO.
[0010]
In the invention of
[0011]
【Example】
1 to 7 show an embodiment. FIG. 1 shows a circuit configuration of the embodiment.
[0012]
[0013]
[0014]
In the example of the
[0015]
The temperature change pattern of the gas sensor is arbitrary. In the embodiment, the heater is heated in pulses, the metal oxide semiconductor is heated in pulses, and the metal oxide semiconductor is left near room temperature for other periods. It was. In this case, the pulse heating period and immediately after that correspond to the high temperature range, and the other periods correspond to the low temperature range. Other than this, for example, the high temperature region may be about 300 ° C., the low temperature region may be about 100 ° C., and CO may be detected using the first timing and the second timing in the low temperature region. In order to generate a high temperature region or a low temperature region, in addition to driving the heater with a square wave (in the case of the embodiment), a triangular wave, a sine wave, or the like may be added to the heater.
[0016]
FIG. 3 shows an operation pattern of the
[0017]
4 and 5 show examples of waveforms of sensor resistance values in CO of 30 to 1000 ppm. This is the resistance value of one sensor. In FIGS. 4 and 5, each line represents
[0018]
As is apparent from FIG. 4, the resistance values of CO 400 ppm and
[0019]
The second timing is at 255 msec, which is a timing at which the CO resistance dependence of the sensor resistance is large. As is apparent from FIG. 4, the CO concentration dependency is large in the range of 150 ms to 350 ms, and this range is preferable for the second timing. However, at this timing, the humidity dependency is large and the sensitivity to hydrogen is high. In the section where the heater is on from 0 second to 14 milliseconds in FIG. 5, there is a sensor resistance peak near the 40 milliseconds time, and CO concentration dependency appears after the peak, and CO concentration dependency As described above, the maximum is about 150 msec to 350 msec.
[0020]
FIG. 6 shows the measurement algorithm of the embodiment. When the
[0021]
The 998 ms is the first timing, the sensor resistance is sampled, and the CO concentration is obtained. When the determined CO concentration is a predetermined value K (for example, 400 ppm) or more, a high concentration flag is set. When the concentration is 400 ppm or more, the CO concentration obtained at 255 ms is used, and otherwise, the CO concentration obtained at 998 ms is used.
[0022]
FIG. 7 shows the relationship between the true value of the CO concentration and the display value obtained for the five lots of the
[0023]
In the measurement of the data in FIG. 7, the relationship between the sensor resistance and the CO concentration at 255 msec and 998 msec is obtained for each gas sensor, and after aging for one month, the measurement is performed again to obtain the result of FIG. It was. When processing at the first timing (998 ms) even at a concentration of 400 ppm or more, only a display value of about 400 to 500 ppm is obtained for a CO concentration of 1000 ppm. On the other hand, if 400 ppm or more is processed with the sensor resistance at the second timing (255 msec), the CO concentration can be accurately obtained over a wide range of 30 to 1000 ppm.
[0024]
In the algorithm of FIG. 6, the CO concentration is obtained using 100% of the second timing signal when the displayed value is 400 ppm or more. However, the weight of the first timing signal and the second timing signal is calculated using CO of 400 ppm or more. It may be obtained by averaging or the like. For detection in the high density region, the specific gravity of the signal at the second timing is increased, and in the low concentration region, the specific gravity of the signal at the second timing is decreased. In addition, sampling itself is always performed at both the first timing and the second timing, and a signal at the second timing may be used when high concentration CO is detected.
[0025]
Although specific examples have been shown in the embodiments, the CO concentration dependency of the gas sensor in high concentration CO is not limited to the gas sensor in FIG. This also occurs when a sensor in which an electrode is embedded is used by changing the temperature. It also occurs when other gas sensors detect the CO in the low temperature range by changing the temperature between the high temperature range and the low temperature range. In any of these cases, the low-concentration side mainly processes the sensor resistance at the first timing, and the high-concentration side mainly processes the sensor resistance at the initial second timing at a lower temperature side than the second timing. Then, the CO concentration can be obtained more accurately. In the embodiment, the example is to compensate for the decrease in CO concentration dependency in the high concentration range, but such a phenomenon also occurs in methane, LPG, ammonia, ozone, chlorine, etc., and is a gas to be detected. The type of is not limited to CO.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of an embodiment. FIG. 2 is a sectional view of a gas sensor used in the embodiment. FIG. 3 is a diagram showing an operation pattern of the embodiment. FIG. 5 is a partially enlarged view of FIG. 4. FIG. 6 is a flowchart showing the operation algorithm of the embodiment. FIG. 7 is a characteristic diagram showing the display value of the CO concentration in the embodiment and the conventional example.
2 Gas sensor 4 Power supply 6, 8
Claims (2)
金属酸化物半導体の抵抗値からガスを検出するためのタイミングを、低温域の第1のタイミングと、第1のタイミングよりも低温域の初期の第2のタイミングの少なくとも2種設け、第1のタイミングでの前記抵抗値を主としてCOを検出し、
第1のタイミングを主として求めたCO濃度が所定値以上の場合に、第2のタイミングを主としてCOを検出することを特徴とする、ガス検出方法。In the method of detecting CO while periodically changing the temperature of a metal oxide semiconductor whose resistance value changes depending on gas between a high temperature region and a low temperature region ,
The timing for detecting the gas from the resistance value of the metal oxide semiconductor, a first timing of the low temperature region, provided at least two early second timing low temperature range than the first timing, the first CO is mainly detected from the resistance value at the timing,
A gas detection method comprising: mainly detecting CO at a second timing when the CO concentration obtained mainly from the first timing is a predetermined value or more .
低温域の第1のタイミングで、ガスセンサの出力をサンプリングしてCOを検出するための手段と、
第1のタイミングで求めたCO濃度が所定値以上で、第1のタイミングよりも低温域初期の第2のタイミングで、ガスセンサの出力をサンプリングしてCOを検出するための手段とを設けたことを特徴とする、ガス検出装置。A metal oxide semiconductor whose resistance value changes by the gas, the gas sensor so as you heated by a heater, by periodically changing the electric power applied to the heater, the temperature of the metal oxide semiconductor, a high temperature region and low temperature region In the gas detection device adapted to change to
Means for sampling the output of the gas sensor to detect CO at a first timing in a low temperature range;
And means for detecting CO by sampling the output of the gas sensor at a second timing at an initial low temperature range than the first timing when the CO concentration obtained at the first timing is equal to or higher than a predetermined value. A gas detection device.
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