JP4247146B2 - 電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法 - Google Patents

電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法 Download PDF

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本発明は一種のマイクロスタンピング方法に係り、特に、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法に関する。
ガラス基板上に赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色のカラーフィルタが設けられ、各三つのカラーフィルタが液晶ディスプレイの一つの画素に対応し、白色バックライトがこれらのカラーフィルタを通過後に、赤、緑、青の三原色の光となり、さらに液晶の発生するグレースケール効果により、混合後に各種カラーを形成して液晶に美しく、リアルで、鮮明なカラー画面を表示させる。カラーフィルタの製造方法に関しては、染色法、顔料分散法、電子ビームリソグラフィー、インクジェット法等、いくつかの代表的なものがある。そのうち、伝統的な染色法の工程は煩雑であり、設備コストが高く、且つ染色後のカラーフィルタ層の耐候性、耐光性、及び耐熱性の信頼度が低く、ゆえにこの方法は次第に他の方法により駆逐されている。
次に、顔料分散法の設備投資は高く、且つ工程が複雑で、カラーレジストの浪費率が高く、このため全体の製造コストは大量生産と低価格化の要求に符合しない。このほか、電着リソグラフィーは、電着塗装技術との組合せが必要で、このため工程パラメータが多く、正確に生産歩留りを制御できず、この方法でカラーフィルタを製造する最大の欠点は、一層の透明導電層を余分に形成しなければならないため、製品の光透過率が下がり、解析度が不良となることである。且つ現在電着塗装技術では複雑なパターンのカラーフィルタを生産することはできない。
最後に、インクジェットの生産歩留りは非常に低く、なぜならカラーフィルタのマイクロカラーブロックエリアのサイズは僅かに数十ミクロンであり、もしインクジェットのインク滴を正確に所定のカラーブロックに噴射できなかったり、或いは僅かな偏差量があり近隣のカラーブロックエリアに噴射されてしまうと、色が混じり合う欠点が発生して不良品となるためである。このため製造上、正確な位置決めシステム、正確なインクジェット電気制御の能力がと精密なインクジェットヘッドの生産設備が必要で、これらの機器設備はいまだ開発段階にあり、高価であるのみならず取得が難しい。このほか、この技術は大面積のカラーフィルタの生産には不適合で、このため将来のテレビジョンスクリーンの大面積化の傾向に符合しない。
有機ELディスプレイ技術(OELと略称される)は、近年フラットディスプレイ技術中で十分に注目を集めている。OELディスプレイはTFTp−LCDに較べ、更に薄く軽く(OELディスプレイはバックライト、偏光膜等が不要)、並びに自発光、高い応答速度(TFT−LCDの千倍以上)、広い視角(160度を超過)、節電、高コントラスト等の長所を有しており、現在国内外で多くのメーカーがこの領域に力を注いでいる。OELは明らかにフラットディスプレイ中のスター製品である。そのうち、OEL装置の構造は、発光層とカソード電極層で組成され、且つ材料により二種類に分けられ、そのうち一種類は、低分子系列の有機発光ダイオード(OLED)、もう一種類は高分子系列の発光ダイオード(PLED)であり、その製造方式と工程は以下のとおりである。
低分子系列の発光ダイオード(OLED)の発光材料はほとんどが固体の低分子に属し、このため現在いずれも真空蒸着の方式で二つの電極層の間に発光層が形成され、その後、さらに通電により発光効果を発生させる。真空蒸着の技術は業界で成熟しているが、真空蒸着設備は高価であり、工程温度は高く、低分子発光材料に損害を形成しやすく、且つ大サイズでマルチカラーのディスプレイへの応用には制限があり、これが現在低分子系列のOLEDが小型表示装置により適用されている主要な原因である。
高分子系列の発光ダイオード(PLED)の発光材料のほとんどは液体或いはゲル状の高分子に属し、このため現在、スピンコーティングとインクジェットプリントの方式を使用して二つの電極層の間に発光層が形成され、その後、さらに通電して発光効果を発生させる。スピンコーティングは簡単であり、設備は安く且つ大面積の発光層コーティングに適合する。しかし材料浪費率が高く、コーティング膜厚が不均一となり発光効率と品質を下げ、且つマルチカラー表示装置の製造には不適合である。インクジェットプリント方式は材料を節約できマルチカラー化の能力上、優勢を有するが、ただし工程上、正確な位置決めシステム、正確なインクジェット電力制御能力と精密なインクジェットヘッドの生産設備を必要とし、これらの機器設備は開発段階にあり、高価で取得が容易でなく、将来の製品の普及化、低価格化の傾向に符合しない。
以上を鑑み、大量生産と低価格の要求に符合し、製造コストを下げることができ、生産能力を高めることができ、大面積と複雑なマイクロ構造パターン設計を提供できる新たな工程が求められている。
本発明の目的は、従来の技術の欠点を解決し、製品の競争力を高めることにある。本発明は特定マイクロパターンを具えた印章或いはインク溜めを利用し並びに正確に位置決めできる装置により位置決めした後に顔料を基材にスタンピングし、特定のマイクロ構造パターンを形成する。本発明は伝統的な方法に較べて、製造工程を簡易化でき、必要な光学リソグラフィー工程を減らして生産コストを減らすことができる。これにより、本発明は経済性を有し並びに産業上の利用性を有する。
本発明のもう一つの目的は、複数の間隙調節用壁を具えた印章を提供して顔料が印章の突出パターン以外に付着するのを防止し、並びに顔料が基材の特定位置以外に付着するのを防止することにある。本発明の更なる目的は、複数の間隙調節用壁を具えた印章を提供して顔料が印章の特定位置以外に付着するのを防止し、並びに基材の特定位置以外に付着するのを防止することにある。
請求項1の発明は、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
突起パターンを具えた印章、顔料を入れたインク溜め、及び基材を提供する工程、
インク溜めにより顔料付着工程を実行して該顔料を該印章の該突起パターンに付着させる工程、
位置決め工程を実行し、既に該顔料を付着させた該印章を該基材の特定位置にアライメントさせる工程、
該印章によりパターン転写工程を実行して該顔料を該基材の特定位置に付着させ並びにこれにより該印章の該突起パターンを該基材にスタンピングする工程、
固化工程を実行し該基材上の該顔料を固化させ並びに固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
以上の工程を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項2の発明は、請求項1記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、印章が板状印章とされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項3の発明は、請求項2記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、突起パターンを具えた板状印章が更に複数の間隙調節用壁を具え、該複数の間隙調節用壁が該印章の同一表面に位置し、該複数の間隙調節用壁の高さは第1高さと定義され、且つ該突起パターンの高さは第2高さと定義されることを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項4の発明は、請求項3記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、第1高が第2高より大きいことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項5の発明は、請求項3記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、複数の間隙調節用壁高さ変更可能な間隙調節用壁とされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項6の発明は、請求項3記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、基材が更に複数の特定凹溝を具えて該複数の間隙調節用壁に接触することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項7の発明は、請求項3記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、板状印章が弾性材質を更に具え、該印章の弾性材質が複数の間隙調節用壁の支持により圧力を受ける時に変形を発生し並びに顔料を付着することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項8の発明は、請求項1記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、印章がローラ式印章とされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項9の発明は、請求項8記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、インク溜めが液滴管式自動フィードインク溜めとされて、
顔料タンクと、顔料供給装置を具え、該顔料供給装置は該顔料タンクの下方に位置し、顔料が該顔料供給装置により液滴方式で供給されることを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項10の発明は、請求項8記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、インク溜めがローラ式自動供給インク溜めとされて、
顔料タンクと、発泡材質を具えたローラを具え、該発泡材質を具えたローラは一部が顔料タンクの顔料の液面に接触し、且つ発泡材質を具えたローラが回転の機能を具え、並びに毛細管原理により顔料がローラ表面に均一に分布させられることを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項11の発明は、請求項1記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、顔料が、赤色、緑色、青色で組成された顔料群のいずれかとされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項12の発明は、請求項1記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、印章が連動装置によりインク溜めと基材の間で自由に活動することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項13の発明は、請求項1記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、インク溜めと基材が連動装置により同期に移動し並びに順に印章に接触することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項14の発明は、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
印章、突起パターンを具えたインク溜め、及び基材を提供する工程、
顔料を該インク溜めの突起パターンに均一にコーティングする工程、
該印章を該インク溜めの特定位置に位置決めし並びにアライメントさせる工程、
インク溜めにより顔料を印章の特定位置に付着させてこれにより該突起パターンを該印章にスタンピングする工程、
既に顔料を付着させた印章を該基材の特定位置に位置決めし並びにアライメントさせる工程、
既に顔料を付着させた印章により該顔料を該基材の特定位置に付着させ並びにこれにより印章の突起パターンを基材にスタンピングする工程、
固化工程を実行し該基材上の該顔料を固化させ並びに固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
以上の工程を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項15の発明は、請求項14記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、印章が板状印章とされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項16の発明は、請求項15記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、突起パターンを具えた板状印章が更に複数の間隙調節用壁を具え、該複数の間隙調節用壁の高さが第1高さとされ、該複数の間隙調節用壁が該印章の特定表面に位置し、該特定表面が顔料を付着させるのに用いられることを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項17の発明は、請求項16記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、インク溜めの突起パターンの高さが第2高さとされ該第1高さが該第2高さより大きいことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項18の発明は、請求項16記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、複数の間隙調節用壁高さ変更可能な間隙調節用壁とされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項19の発明は、請求項16記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、基材が更に複数の特定凹溝を具えて該複数の間隙調節用壁に接触することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項20の発明は、請求項16記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、板状印章が弾性材質を更に具え、該印章の弾性材質が複数の間隙調節用壁の支持により圧力を受ける時に変形を発生し並びに顔料を付着することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項21の発明は、請求項14記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、印章がローラ式印章とされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項22の発明は、請求項14記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、顔料が、赤色、緑色、青色で組成された顔料群のいずれかとされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項23の発明は、請求項14記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、印章が連動装置によりインク溜めと基材の間で自由に活動することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項24の発明は、請求項14記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、インク溜めと基材が連動装置により同期に移動し並びに順に印章に接触することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項25の発明は、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
突起パターンを具えたローラ式印章、顔料を入れたインク溜め、及び基材を提供し、該インク溜めをローラ式印章の第1接線方向に沿って移動させ並びにローラ式印章の第1接点と接触させ、基材はローラ式印章の第2接線方向に沿って移動させ並びにローラ式印章の第2接点と接触させ、そのうち、第1接線方向は第2接線方向と相反し且つ平行であるものとする工程、
第1接線方向と第2接線方向に沿ってインク溜めと基材を移動させ且つ続けてローラ式印章を回転させ、そのうち、第1接点においてインク溜めにより顔料をローラ式印章の突起パターンに付着させ、且つ第2接点においてローラ式印章により顔料を基材の特定位置に付着させ並びにこれによりローラ式印章の突起パターンを基材にスタンピングする工程、
固化工程を実行して基材上の顔料を固化させ、固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項26の発明は、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
ローラ式印章、顔料、突起パターンを具えたインク溜め、基材を提供し、上述の顔料をインク溜めの突起パターンに均一にコーティングし、且つ上述の突起パターンを具えたインク溜めをローラ式印章の第1接線方向に沿って移動させ、並びにローラ式印章の第1接点と接触させ、基材はローラ式印章の第2接線方向に沿って移動させてローラ式印章の第2接点と接触させ、そのうち、第1接線方向は第2接線方向と相反し且つ平行であるものとする工程、
第1接線方向と第2接線方向に沿って突起パターンを具えたインク溜めと基材を移動させ並びに続けてローラ式印章を回転させ、そのうち、第1接点においてインク溜めにより顔料をローラ式印章の特定位置に付着させ、並びにこれにより突起パターンをローラ式印章にスタンピングし、且つ第2接点においてローラ式印章により顔料を基材の特定位置に付着させ並びにこれによりローラ式印章の突起パターンを基材にスタンピングする工程、 固化工程を行ない基材上の顔料を固化させ、固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
以上の工程を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項27の発明は、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
突起パターンを具えた印章装置であって、該印章装置はコンベヤベルトと複数の伝動輪を具え、該コンベヤベルトの外側に特定突起パターンがあり、該複数の伝動輪はコンベヤベルトの内側に位置し、該コンベヤベルトは少なくとも二つの伝動輪に直接接触し、且つ複数の伝動輪が運転してコンベヤベルトを駆動し並びにこれにより該印章装置が運転する上記印章装置、顔料、該顔料を入れたインク溜め、基材を提供し、該印章装置の両端を第1端と第2端とする工程、
相反し且つ平行である第1方向と第2方向に沿ってインク溜めと基材を移動させ且つ続けて印章装置を作動させ、そのうち、第1においてインク溜めにより顔料を印章装置の突起パターンに付着させ、且つ第2において印章装置により顔料を基材の特定位置に付着させ並びにこれにより印章装置の突起パターンを基材上にスタンピングする工程、
固化工程を行ない基材上の顔料を固化させ、並びに固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
以上の工程を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項28の発明は、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
印章装置であって、該印章装置がさらにコンベヤベルトと複数の伝動輪を具え、且つ上述のコンベヤベルトの外側に平坦な表面があり、複数の伝動輪はコンベヤベルトの内側に位置し、そのうち、コンベヤベルトは少なくとも二つの伝動輪に直接接触し、且つ複数の伝動輪が運転してコンベヤベルトを駆動し並びにこれにより印章装置が運転する上記印章装置、顔料、突起パターンを具えたインク溜め、基材を提供し、顔料を上述のインク溜めの突起パターンに均一にコーティングし、該印章装置の二つの両端を第1端と第2端とする工程、
突起パターンを具えたインク溜めと基材を相反し且つ平行である第1方向と第2方向に沿って移動させ且つ続けて印章装置を作動させ、そのうち、第1端においてインク溜めにより顔料を印章装置の特定位置に付着させ、且つ第2端において印章装置により顔料を基材の特定位置に付着させ並びにこれにより印章装置の突起パターンを基材上にスタンピングする工程、
固化工程を行ない基材上の顔料を固化させ、並びに固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
以上の工程を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項29の発明は、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
突起パターンを具えたローラ式印章、顔料、該顔料を入れるインク溜め、基材を提供し、インク溜めは基材と同一平面に位置させ並びに特定位置により順に配列させ、上述の平面はローラ式印章の接線方向に位置させ並びにローラ式印章の一端と接触させる工程、
該接線方向に沿ってインク溜めを移動させ且つローラ式印章を回転させ、そのうち、ローラ式印章の一端はインク溜めに接触するようにし、且つインク溜めにより顔料をローラ式印章の突起パターンに付着させ、ローラ式印章を一周回転させ、さらに接線方向に沿って基材を移動させ且つローラ式印章を続けて回転させて顔料を基材の特定位置に付着させ並びにこれによりローラ式印章の突起パターンを基材にスタンピングする工程、
固化工程を行ない、基材上の顔料を固化させ並びに固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
以上の工程を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
請求項30の発明は、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
ローラ式印章、顔料、突起パターンを具えたインク溜め、及び基材を提供し、顔料をインク溜めの突起パターン上に均一にコーティングし、且つ上述の突起パターンを具えたインク溜めを基材と同一平面に位置させ並びに特定位置により相互に接続するよう配列し、上述の平面はローラ式印章の接線方向に位置し並びにローラ式印章の一端と接触するようにする工程、
該接線方向に沿って突起パターンを具えたインク溜めを移動させ且つローラ式印章を回転させ、そのうち、ローラ式印章の一端はインク溜めに接触させ並びにインク溜めにより顔料をローラ式印章の特定位置に付着させ、これにより突起パターンをローラ式印章にスタンピングし、ローラ式印章を一周回転させ、さらに、接線方向に沿って基材を移動させ且つ続けてローラ式印章を回転させて顔料を基材の特定位置に付着させ、並びにこれにより突起パターンを基材にスタンピングする工程、
固化工程を行ない、基材上の顔料を固化させ並びに固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
以上の工程を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法としている。
本発明は以下の実施例中、本発明は電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法を提供し、このマイクロスタンピング方法は従来の方法の欠点を解決し、製品の競争力を高める。本発明は特定マイクロパターンを具えた印章或いはインク溜めを利用し並びに正確な位置決めの装置により位置決めした後、顔料を基材にスタンピングし、特定のマイクロパターンを形成する。伝統的な方法に較べると、本発明は製造工程を簡易化し、且つ伝統的な方法に必要な光学リソグラフィー工程を減らし製造コストを減らすことができる。これにより、本発明は経済上の効果及び産業上の利用性に符合する。
総合すると、本発明は一種の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法を提供し、この方法は、まず、印章、顔料、インク溜めと基材を提供する。そのうち、上述の印章或いはインク溜めは突出する特定パターンを具え、上述の顔料は、赤色、緑色、青色からなる顔料群のいずれかとされる。上述の印章にインク溜めで顔料が付けられることで、特定パターンが基材にスタンピングされる。このマイクロスタンピング方法は以下の工程を具えている。即ち、顔料付着工程、位置決め工程、パターン転写工程と固化工程である。以上のステップが重複して実行されて赤色、緑色、青色の三種類の顔料がいずれも基材表面の固定位置上にあって固化される。段階式の顔料の基材への付着は図21と図22に示されるとおりである。このほか、本発明はカラー液晶ディスプレイのフィルタの製造、低分子系列の有機発光ダイオード及び高分子系列の発光ダイオードの光電薄膜或いはその他のマイクロ構造を具えた部品の関係工程に応用されうる。
本発明は電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法を提供する。この方法は、印章、顔料、インク溜めと基材を提供し、該印章或いはインク溜めが突出する特定パターンを具え、顔料は赤色、緑色、青色で組成された顔料グループの一つとされる。上述の印章にインク溜め中で顔料が付けられ、特定パターンが基材にスタンピングされる。このマイクロスタンピング方法は、色付着工程、位置決め工程、パターン転写工程と固化工程を具え、以上の工程が重複されて赤色、緑色、青色の三種類の顔料がいずれも基材表面の特定位置上に固化される。本技術はカラー液晶ディスプレイのフィルタの製造、低分子系列の有機発光ダイオード及び高分子系列の発光ダイオードの光電薄膜或いはその他のマイクロ構造を具えた部品の関係工程に応用可能である。
本発明の検討する方向は電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法である。本発明を徹底的にご理解いただくため、以下の記述中に詳しい工程或いは組成構造を提出する。あきらかに、本発明の実行は電気光学素子の製造領域の技術者が習熟するところの特殊な細部に限定されない。また、周知の組成或いは工程は細部には記載されておらず、本発明に対して不必要な制限を形成するのを回避している。本発明の好ましい実施例は以下に説明されるが、これらの細かい記述のほか、本発明は広くその他の実施例中に実施可能であり、且つ本発明の範囲は以下の記述に限定されるものではなく、それは特許請求の範囲の記載に準じるものとする。
図1を参照されたい。本発明の第1実施例中、まず、第1突起パターンを具えた第1印章100、第1顔料を収容する第1インク溜め102、及び基材104を提供する。その後、第1顔料付着工程115を実行する。この第1顔料付着工程115では第1インク溜め102により第1顔料を第1印章100の第1突起パターン上に付着させる。その次に、第1位置決め工程120により既に第1顔料を付着させた第1印章100を基材104の第1特定位置にアライメントさせる。第1位置決め工程120完成後に、第1印章100により第1パターン転写工程125を実行して第1顔料を基材104の第1特定位置上に付着させ並びにこれにより第1印章100の第1突起パターンを基材104上にスタンピングする。その後、第1固化工程130で基材104上の第1顔料を固化させ並びに既に固化させた第1顔料を具えた基材135を形成する。
図1に示されるように、本実施例中、第2突起パターンを具えた第2印章106と第2顔料を収容する第2インク溜め108を提供する。その後、第2顔料付着工程140を実行する。この第2顔料付着工程140では第2インク溜め108により第2顔料を第2印章106の第2突起パターン上に付着させる。その次に、第2位置決め工程145により既に第2顔料を付着させた第2印章106を既に固化させた第1顔料を具えた基材135の第2特定位置にアライメントさせる。第2位置決め工程145完成後に、第2印章106により第2パターン転写工程150を実行して第2顔料を既に固化させた第1顔料を具えた基材135上の第2特定位置に付着させ並びにこれにより第2印章106の第2突起パターンを既に固化させた第1顔料を具えた基材135にスタンピングし、続いて第2固化工程155で基材上の第2顔料を固化させ並びに既に固化させた第1顔料と第2顔料を具えた基材160を形成する。
図1に示されるように、本実施例中、第3突起パターンを具えた第3印章110と第3顔料を収容する第3インク溜め112を提供する。その後、第3顔料付着工程165を実行する。この第3顔料付着工程165では第3インク溜め112により第3顔料を第3印章110の第3突起パターン上に付着させる。その次に、第3位置決め工程170により既に第3顔料を付着させた第3印章110を既に固化させた第1顔料と第2顔料を具えた基材160の第3特定位置にアライメントさせる。第3位置決め工程170完成後に、第3印章110により第3パターン転写工程175を実行して第3顔料を既に固化させた第1顔料と第2顔料を具えた基材160上の第3特定位置に付着させ並びにこれにより第3印章110の第3突起パターンを既に固化させた第1顔料と第2顔料を具えた基材160にスタンピングし、続いて第3固化工程180で基材上の第3顔料を固化させ並びに既に固化させた第1顔料と第2顔料及び第3顔料を具えた基材185を形成する。
本実施例中、第1印章を例とすると、第1印章が板状印章とされる時、即ち図2に示されるようであり、まず、第1突起パターンを具えた第1板状印章190、第1顔料195を収容する第1インク溜め200、及び基材205Aを提供する。その後、第1顔料付着工程115を実行する。この第1顔料付着工程115では第1インク溜め200により第1顔料195を第1板状印章190の第1突起パターン上に付着させる。その次に、第1位置決め工程120により既に第1顔料を付着させた第1板状印章190を基材205Aの第1特定位置にアライメントさせる。第1位置決め工程120完成後に、第1板状印章190により第1パターン転写工程125を実行して第1顔料を基材205Aの第1特定位置上に付着させ並びにこれにより第1板状印章190の第1突起パターンを基材205A上にスタンピングする。その後、第1固化工程130で基材205A上の第1顔料を固化させ並びに既に固化させた第1顔料を具えた基材205Aを形成する。
本実施例中、第1印章を例とすると、第1印章がローラ式印章とされる時、即ち図3に示されるようであり、まず、第1突起パターンを具えた第1ローラ式印章215、第1顔料220を収容する第1インク溜め225、及び基材230Aを提供する。その後、第1顔料付着工程115を実行する。この第1顔料付着工程115では第1インク溜め225により第1顔料220を第1ローラ式印章215の第1突起パターン上に付着させる。その次に、第1位置決め工程120により既に第1顔料を付着させた第1ローラ式印章215を基材230Aの第1特定位置にアライメントさせる。第1位置決め工程120完成後に、第1ローラ式印章215により第1パターン転写工程125を実行して第1顔料220を基材230Aの第1特定位置上に付着させ並びにこれにより第1ローラ式印章215の第1突起パターンを基材230A上にスタンピングする。その後、第1固化工程130で基材230A上の第1顔料を固化させ並びに既に固化させた第1顔料を具えた基材230Bを形成する。
図4に示される実施例では、第1板状印章を例とし、この第1板状印章が更に複数の間隙調節用壁240を具えている。上述の複数の間隙調節用壁240と第1突起パターン245は第1板状印章の同一表面に位置し、且つ複数の間隙調節用壁240は第1高240Aを具え、第1突起パターンは第2高245Aを具え、そのうち、第1高240Aは第2高245Aより大きい。次に、上述の複数の間隙調節用壁240が高調整可能な間隙調節用壁250とされるか、或いは、上述の基材が上述の複数の間隙調節用壁240に接触する複数の特定凹溝255をさらに具えている。また、上述の第1板状印章260は更に弾性材質を具え、第1板状印章の弾性材質は複数の間隙調節用壁の支持により圧力265を受ける時変形を発生し並びに第1顔料を付着させ、これは図5に示されるとおりである。
図6に示される実施例では、第1印章、第2印章、第3印章がローラ式印章とされ、上述のインク溜めが液滴管式自動フィードインク溜め270とされる。上述の液滴管式自動フィードインク溜め270は顔料タンク270Aと顔料供給装置270Bを具え、この顔料供給装置270Bは顔料タンク270Aの下方に位置し、そのうち、顔料は顔料供給装置270Bにより摘出方式で供給される。このほか、上述のインク溜めは更にローラ式自動供給インク溜め285を具え、且つ上述のローラ式自動供給インク溜め285もまた顔料タンク285Aと発泡材質を具えたローラ285Bを具えている。この発泡材質のローラ285Bは一部が顔料タンク285Aに位置する顔料液面に接触し、そのうち、上述の発泡材質を具えたローラ285Bは回転機能を具え、且つ毛細管原理により顔料がローラ表面に分布させられ、これは図7に示されるとおりである。さらに、本実施例中、上述の第1印章、第2印章、第3印章はそれぞれ連動装置により各インク溜めの間を自由に活動する。また、上述の各インク溜めは一つの連動装置により基材と同期に移動し並びに順に各印章に接触する。
図8は本発明の第2実施例を示す。まず、第1印章300、基材304と第1顔料と第1突起パターンを具えた第1インク溜め302を提供する。その後、第1顔料付着工程315で、第1突起パターンを第1印章300の第1特定位置に形成する。この第1顔料付着工程315は第1顔料コーティング工程315Aと第1位置決め工程315B及び第1パターン転写工程315Cを具え、且つ上述の第1顔料コーティング工程315Aでは第1顔料を第1インク溜めの第1突起パターンに均一にコーティングする。次に、第1位置決め工程315Bで第1インク溜めを第1印章300の第1特定位置に位置決め並びにアライメントし、続いて、第1色溝により第1パターン転写工程315Cを実行して第1顔料を第1印章300の第1特定位置に付着させ並びにこれにより突起パターンを第1印章300にスタンピングする。第1顔料付着工程315が終了後、第2位置決め工程320を実行して第1顔料を付着させた第1印章300を基材304の第1特定位置に位置決め並びにアライメントし、その後、すでに第1顔料を付着させた第1印章300により第2パターン転写工程325を実行して第1顔料を基材304の第1特定位置上に付着させ並びにこれにより第1印章300の突起パターンを基材304にスタンピングする。続いて、第1固化工程330を実行して基材304上の第1顔料を固化させ並びに固化した第1顔料を具えた基材335を形成する。
図8に示されるように、本実施例では第2印章306、第2顔料と第2突起パターンを具えた第2インク溜め308を提供する。その後、第2顔料付着工程340で、第2突起パターンを第2印章306の第2特定位置に形成する。この第2顔料付着工程340は第2顔料コーティング工程340Aと第3位置決め工程340B及び第3パターン転写工程340Cを具え、且つ上述の第2顔料コーティング工程340Aでは第2顔料を第2インク溜めの第2突起パターンに均一にコーティングする。次に、第3位置決め工程340Bで第2インク溜めを第2印章306の第2特定位置に位置決め並びにアライメントし、続いて、第2色溝により第3パターン転写工程340Cを実行して第2顔料を第2印章306の第2特定位置に付着させ並びにこれにより突起パターンを第2印章306にスタンピングする。第2顔料付着工程340が終了後、第4位置決め工程345を実行して第2顔料を付着させた第2印章306を基材304の第2特定位置に位置決め並びにアライメントし、その後、固化された第1顔料を具えた基材335の第2特定位置上に第2顔料を付着させ並びにこれにより第2印章306の突起パターンを固化された第1顔料を具えた基材335上にスタンピングする。次に、第2固化工程355を実行して基材上の第2顔料を固化させ並びに固化された第1顔料と第2顔料を具えた基材360を形成する。
図8に示されるように、本実施例では第3印章310、第3顔料と第3突起パターンを具えた第3インク溜め312を提供する。その後、第3顔料付着工程365で、第3突起パターンを第3印章310の第3特定位置に形成する。この第3顔料付着工程365は第3顔料コーティング工程365Aと第5位置決め工程365B及び第5パターン転写工程365Cを具え、且つ上述の第3顔料コーティング工程365Aでは第3顔料を第3インク溜めの第3突起パターンに均一にコーティングする。次に、第5位置決め工程365Bで第3インク溜めを第3印章310の第3特定位置に位置決め並びにアライメントし、続いて、第3色溝により第5パターン転写工程365Cを実行して第3顔料を第3印章310の第3特定位置に付着させ並びにこれにより突起パターンを第3印章310にスタンピングする。第3顔料付着工程365が終了後、第6位置決め工程370を実行して第3顔料を付着させた第3印章310を基材304の第3特定位置に位置決め並びにアライメントし、その後、固化された第1顔料と第2顔料を具えた基材360の第3特定位置上に第3顔料を具えた第3印章310により第5パターン転写工程365Cを実行し、並びにこれにより第3印章310の突起パターンを固化された第1顔料と第2顔料を具えた基材360上にスタンピングする。次に、第3固化工程380を実行して基材上の第3顔料を固化させ並びに固化された第1顔料と第2顔料及び第3顔料を具えた基材385を形成する。
本実施例中、第1印章を例とすると、図9に示されるように、第1印章が板状印章とされる時、まず、第1板状印章390、基材405Aと第1顔料400、及び第1突起パターンを具えた第1インク溜め395を提供する。その後、第1顔料付着工程315を実行する。この第1顔料付着工程315では第1板状印章390の第1特定位置に、第1突起パターンを形成する。この第1顔料付着工程315は、第1顔料コーティング工程315A、第1位置決め工程315B及び第1パターン転写工程315Cを具え、且つ第1顔料コーティング工程315Aでは第1インク溜め395の第1突起パターンに第1顔料400を均一に塗布する。次に、第1位置決め工程315Bで第1インク溜め395を第1板状印章390の第1特定位置に位置決め並びにアライメントする。続いて、第1インク溜め395により第1パターン転写工程315Cを実行し、第1顔料400を第1板状印章390の第1到底位置に付着させ、並びにこれにより突起パターンを第1板状印章390にスタンピングする。第1顔料付着工程315の完成後に、第2位置決め工程320を実行して第1顔料400を既に付着させた第1板状印章390を基材405Aの第1特定位置に位置決め並びにアライメントする。その後、既に第1顔料400を付着させた第1板状印章390により第2パターン転写工程325を実行し、第1顔料400を基材405Aの特定位置上に付着させ並びにこれにより第1板状印章390の突起パターンを基材405Aにスタンピングする。続いて、第1固化工程330を実行して基材405A上の第1顔料400を固化させ並びに固化した第1顔料を具えた基材405Bを形成する。
本実施例中、第1印章を例とすると、図10に示されるように、第1印章がローラ式印章とされる時、まず、第1ローラ式印章410、基材425A、第1顔料415及び第1突起パターンを具えた第1インク溜め420を提供する。その後、第1顔料付着工程315を実行し、第1突起パターンを第1ローラ式印章410の第1特定位置に形成する。該顔料付着工程315は、第1顔料コーティング工程315A、第1位置決め工程315B、第1パターン転写工程315Cを具え、且つ第1顔料コーティング工程315Aでは第1インク溜め415の第1突起パターンに第1顔料420を均一に塗布する。次に、第1位置決め工程315Bで第1インク溜め420を第1ローラ式印章410の第1特定位置に位置決め並びにアライメントする。続いて、第1インク溜め420により第1パターン転写工程315Cを実行し、第1顔料415を第1ローラ印章410の第1到底位置に付着させ、並びにこれにより突起パターンを第1ローラ式印章410にスタンピングする。第1顔料付着工程315の完成後に、第2位置決め工程320を実行して第1顔料414を既に付着させた第1ローラ式印章410を基材425Aの第1特定位置に位置決め並びにアライメントする。その後、既に第1顔料415を付着させた第1ローラ式印章410により第2パターン転写工程325を実行し、第1顔料415を基材425Aの特定位置上に付着させ並びにこれにより第1ローラ印章410の突起パターンを基材425Aにスタンピングする。続いて、第1固化工程330を実行して基材425A上の第1顔料415を固化させ並びに固化した第1顔料を具えた基材425Bを形成する。更に、本実施例に係り、図11に図8と図10に表示されるローラ式印章と突起パターンを具えたインク溜めの相対運動と顔料付着の全体フローが示される。
このほか、図12では、本実施例中、第1板状印章と第1突起パターン435を具えた第1インク溜めを例としている。この第1板状印章はさらに複数の間隙調節用壁430を具えている。上述の複数の間隙調節用壁430は第1板状印章の特定表面に位置し、且つ特定表面は第1顔料を付着させるのに用いられ、複数の間隙調節用壁は第1高430Aを具え、そのうち、第1インク溜めの第1突起パターン435は第2高435Aを具え、かつ第1高430Aは第2高435Aより高い。次に、上述の複数の間隙調節用壁430は高さ変更可能な間隙調節用壁440とされるか、或いは上述の基材が更に複数の特定凹溝445を具えて上述の複数の間隙調節用壁に接触するものとされる。さらに、本実施例に係り、図13に図8と図12を結合させて板状印章と突起パターンを具えたインク溜めと顔料付着の完全なフローが示される。
図14は本発明の第3実施例を示す。この実施例では、まず、突起パターンを具えたローラ式印章465、顔料を入れたインク溜め470及び基材460を提供する。上述の顔料は赤色、緑色、青色からなる顔料群中のいずれかとする。且つ上述のインク溜め470をローラ式印章の第1接線方向480に沿って移動させ並びにローラ式印章の第1接点と接触させ、基材460はローラ式印章の第2接線方向475に沿って移動させ並びにローラ式印章の第2接点と接触させる。そのうち、第1接線方向480は第2接線方向475と相反し且つ平行とする。その後、第1接線方向480と第2接線方向475に沿ってインク溜め470と基材460を移動させ且つ続けてローラ式印章465を回転させる。そのうち、第1接点においてインク溜め470により顔料をローラ式印章465の突起パターンに付着させる。続いて、第2接点においてローラ式印章465により顔料を基材460の特定位置に付着させ並びにこれによりローラ式印章465の突起パターンを基材460にスタンピングする。次に、固化工程を実行して基材460上の顔料を固化させる。その後、上述の工程を、赤色、緑色、青色の三種類の顔料がいずれも基材460上において固化するまで重複する。
図16は本発明の第4実施例を示す。この実施例では、まず、ローラ式印章490、顔料、突起パターンを具えたインク溜め495と基材485を提供する。上述の顔料は赤色、緑色、青色からなる顔料群中のいずれかとする。その後、均一に上述の顔料をインク溜め495の突起パターンにコーティングする。且つ上述の突起パターンを具えたインク溜め495をローラ式印章490の第1接線方向505に沿って移動させ、並びにローラ式印章490の第1接点と接触させ、基材485はローラ式印章490の第2接線方向500に沿って移動させてローラ式印章490の第2接点と接触させる。そのうち、第1接線方向505は第2接線方向500と相反し且つ平行とする。次に、第1接線方向505と第2接線方向500に沿って突起パターンを具えたインク溜め495と基材485を移動させ並びに続けてローラ式印章490を回転させる。そのうち、第1接点においてインク溜め495により顔料をローラ式印章490の特定位置に付着させ、並びにこれにより突起パターンをローラ式印章490にスタンピングする。続いて、第2接点においてローラ式印章490により顔料を基材485の特定位置に付着させ並びにこれによりローラ式印章490の突起パターンを基材485にスタンピングする。さらに、固化工程を行ない基材485上の顔料を固化させ、並びに固化した顔料を具えた基材を形成する。その後、上述の工程を、赤色、緑色、青色の三種類の顔料がいずれも基材485上において固化するまで重複する。
図16は本発明の第5実施例を示す。この実施例では、突起パターンを具えた印章装置515、顔料を入れたインク溜め520と基材510を提供する。上述の顔料は赤色、緑色、青色からなる顔料群中のいずれかとする。その後、上述のインク溜め520を印章装置515の第1に接触させ並びに第1方向530に沿って移動させ、基材510を印章装置515の第2に接触させ並びに第2方向525に沿って移動させる。そのうち、第1方向530は第2方向525と相反し且つ平行とする。その後、第1方向530と第2方向525に沿ってインク溜め520と基材510を移動させ且つ続けて印章装置515を作動させる。そのうち、第1においてインク溜め520により顔料を印章装置515の突起パターンに付着させる。続いて、第2において印章装置515により顔料を基材510の特定位置に付着させ並びにこれにより印章装置515の突起パターンを基材510上にスタンピングする。次に、固化工程を行ない基材510上の顔料を固化させ、並びに固化した顔料を具えた基材を形成する。その後、上述の工程を、赤色、緑色、青色の三種類の顔料がいずれも基材510上において固化するまで重複する。
図17に示されるように、本実施例では、上述の印章装置515がさらにコンベヤベルト515Bと複数の伝動輪515Aを具え、且つ上述のコンベヤベルト515Bの外側に特定突起パターンがあり、複数の伝動輪515Aはコンベヤベルト515Bの内側に位置する。そのうち、コンベヤベルト515Bは少なくとも二つの伝動輪515Aに直接接触し、且つ複数の伝動輪515Aが運転してコンベヤベルト515Bを駆動し並びにこれにより印章装置515が運転する。
図18は本発明の第6実施例を示す。この実施例では、まず、印章装置540、顔料、突起パターンを具えたインク溜め545と基材535を提供する。上述の顔料は赤色、緑色、青色からなる顔料群中のいずれかとする。その後、上述の顔料を上述のインク溜め545の突起パターンにコーティングし、且つ上述の突起パターンを具えたインク溜め545を印章装置540の第1に接触させ並びに第1方向555に沿って移動させ、基材535を印章装置540の第2に接触させ並びに第2方向550に沿って移動させる。そのうち、第1方向555は第2方向550と相反し且つ平行とする。その後、突起パターンを具えたインク溜め545と基材535を第1方向555と第2方向550に沿って移動させ且つ続けて印章装置540を作動させる。そのうち、第1においてインク溜め545により顔料を印章装置540の特定位置に付着させる。続いて、第2において印章装置540により顔料を基材510の特定位置に付着させ並びにこれにより印章装置540の突起パターンを基材535上にスタンピングする。次に、固化工程を行ない基材535上の顔料を固化させ、並びに固化した顔料を具えた基材を形成する。その後、上述の工程を、赤色、緑色、青色の三種類の顔料がいずれも基材535上において固化するまで重複する。
図18に示されるように、本実施例では、上述の印章装置540がさらにコンベヤベルト540Bと複数の伝動輪540Aを具え、且つ上述のコンベヤベルト540Bの外側に平坦な表面があり、複数の伝動輪540Aはコンベヤベルト540Bの内側に位置する。そのうち、コンベヤベルト540Bは少なくとも二つの伝動輪540Aに直接接触し、且つ複数の伝動輪540Aが運転してコンベヤベルト540Bを駆動し並びにこれにより印章装置540が運転する。
図19は本発明の第7実施例を示し、まず、突起パターンを具えたローラ式印章560、顔料を入れたインク溜め565と基材570を提供する。そのうち、上述の顔料は赤色、緑色と青色で組成された顔料群中のいずれかとされる。且つインク溜め565は基材570と同一平面に位置し並びに特定位置により順に配列される。上述の平面はローラ式印章560の接線方向575に位置し並びにローラ式印章560の一端と接触する。その後、接線方向575に沿ってインク溜め565を移動させ且つローラ式印章560を回転させる。そのうち、ローラ式印章560の一端インク溜め565に接触するようにし、且つインク溜め565により顔料をローラ式印章560の突起パターンに付着させ、ローラ式印章560を一周回転させ、さらに接線方向575に沿って基材570を移動させ且つローラ式印章560を続けて回転させて顔料を基材570の特定位置に付着させ並びにこれによりローラ式印章560の突起パターンを基材570にスタンピングする。次に、固化工程を行ない、基材570上の顔料を固化させ並びに固化した顔料を具えた基材を形成する。その後、上述の工程を、赤色、緑色、青色の三種類の顔料をいずれも基材570上で固化させるまで重複する。
図20は本発明の第8実施例を示す。この実施例では、まず、ローラ式印章580、顔料、突起パターンを具えたインク溜め585、及び基材590を提供する。上述の顔料は、赤色、緑色と青色で組成された顔料群中のいずれかとされる。その後、顔料をインク溜め585の突起パターン上に均一にコーティングし、且つ上述の突起パターンを具えたインク溜め585を基材590と同一平面に位置させ並びに特定位置により相互に接続するよう配列する。且つ上述の平面はローラ式印章580の接線方向595に位置し並びにローラ式印章580の一端と接触するようにする。次に、この接線方向595に沿って突起パターンを具えたインク溜め585を移動させ且つローラ式印章580を回転させる。そのうち、ローラ式印章580の一端インク溜め585に接触させ並びにインク溜め585により顔料をローラ式印章580の特定位置に付着させ、これにより突起パターンをローラ式印章580にスタンピングし、ローラ式印章580を一周回転させる。さらに、接線方向595に沿って基材590を移動させ且つ続けてローラ式印章580を回転させて顔料を基材590の特定位置に付着させ、並びにこれにより突起パターンを基材590にスタンピングする。続いて、固化工程を行ない、基材590上の顔料を固化させ並びに固化した顔料を具えた基材を形成する。固化工程完成後に、以上の工程を、赤色、緑色、青色の三種類の顔料をいずれも基材570上で固化させるまで重複する。
本発明の第1実施例の突起パターンを具えた印章を利用したマイクロスタンピング方法のフローチャートである。 本発明の第1実施例中、突起パターンを具えた板状印章を利用したマイクロスタンピング方法のフローチャートである。 本発明の第1実施例中、突起パターンを具えたローラ式印章を利用したマイクロスタンピング方法のフローチャートである。 本発明の第1実施例中、突起パターンと複数の間隙調節用壁を具えた板状印章を利用したマイクロスタンピング方法のフローチャートであり、そのうち、複数の間隙調節用壁が高さ変更可能な間隙調節用壁とされるか、或いは基材が更に複数の特定凹溝を具えたものとされる。 本発明の第1実施例中、突起パターンを具えた板状印章を利用したマイクロスタンピング方法のフローチャートであり、そのうち、板状印章の弾性材質は複数の間隙調節用壁により支持され圧力を受けた時に変形し並びに顔料を付着する。 本発明の第1実施例中、突起パターンを具えたローラ式印章の液滴管式自動フィードインク溜めの表示図である。 本発明の第1実施例中、突起パターンを具えたローラ式印章のローラ式自動供給インク溜めの表示図である。 本発明の第2実施例中、突起パターンを具えたインク溜めを利用したマイクロスタンピング方法のフローチャートである。 本発明の第2実施例中、板状印章と突起パターンを具えたインク溜めを利用したマイクロスタンピング方法のフローチャートである。 本発明の第2実施例中、ローラ式印章と突起パターンを具えたインク溜めを利用したマイクロスタンピング方法のフローチャートである。 本発明の第2実施例中、図8と図10を結合させ、ローラ式印章と突起パターンを具えたインク溜めの相対運動と顔料付着を示した全体フローチャートである。 本発明の第2実施例中、突起パターンを具えたインク溜めと複数の間隙調節用壁を具えた板状印章を利用したマイクロスタンピング方法のフローチャートであり、そのうち、上述の複数の間隙調節用壁が高さ変更可能であるか、或いは基材が更に複数の特定凹溝を具えている。 本発明の第2実施例中、図8と図12を結合させ、複数の間隙調節用壁を具えた板状印章と突起パターンを具えたインク溜めの相対運動と顔料付着を示した全体フローチャートである。 本発明の第2実施例中、複数の間隙調節用壁を具えた板状印章の弾性材質が複数の間隙調節用壁により支持されて圧力を受けた時に変形し顔料を付着するようにしたマイクロスタンピング方法のフローチャートである。 本発明の第3実施例中、突起パターンを具えたローラ式印章に接触するインク溜めと基材の移動方向が相反し且つ平行であることを示す図である。 本発明の第4実施例中、ローラ式印章に接触する突起パターンを具えたインク溜めと基材の移動方向が相反し且つ平行であることを示す図である。 本発明の第5実施例中、突起パターンを具えた印章装置に接触するインク溜めと基材の移動方向が相反し且つ平行であることを示す図である。 本発明の第6実施例中、印章装置に接触する突起パターンを具えたインク溜めと基材の移動方向が相反し且つ平行であることを示す図である。 本発明の第7実施例中、突起パターンを具えたローラ式印章に接触するインク溜めと基材の移動方向が相反し且つ平行であることを示す図である。 本発明の第8実施例中、ローラ式印章に接触する突起パターンを具えたインク溜めと基材の移動方向が相反し且つ平行であることを示す図である。 本発明の実施例中、基材への段階式顔料付着表示図である。 本発明の実施例中、基材への段階式顔料付着表示図である。
符号の説明
100 第1印章
102 第1インク溜め
104 基材
106 第2印章
108 第2インク溜め
110 第3印章
112 第3インク溜め
115 第1顔料付着工程
120 第1位置決め工程
125 第1パターン転写工程
130 第1固化工程
135 基材
140 第2顔料付着工程
145 第2位置決め工程
150 第2パターン転写工程
155 第2固化工程
160 基材
165 第3顔料付着工程
170 第3位置決め工程
175 第3パターン転写工程
180 第3固化工程
185 基材
190 板状印章
195 第1顔料
200 第1インク溜め
205A 基材
205B 基材
215 第1ローラ式印章
220 第1顔料
225 第1インク溜め
230A 基材
230B 基材
240 間隙調節用壁
240A 第1高
245 第1突起パターン
245A 第2高
250 間隙調節用壁
255 特定凹溝
260 第1板状印章
265 圧力
270 液滴管式自動フィードインク溜め
270A 顔料タンク
270B 顔料供給装置
285 ローラ式自動供給インク溜め
285A 顔料タンク
285B ローラ
300 第1印章
302 第1インク溜め
304 基材
306 第2印章
308 第2インク溜め
310 第3印章
312 第3インク溜め
315 第1顔料付着工程
315A 第1顔料コーティング工程
315B 第1位置決め工程
315C 第1パターン転写工程
320 第2位置決め工程
325 第2パターン転写工程
330 第1固化工程
335 基材
340 第2顔料付着工程
340A 第2顔料コーティング工程
340B 第3位置決め工程
340C 第3パターン転写工程
345 第4位置決め工程
350 第4パターン転写工程
355 第2固化工程
360 基材
365 第3顔料付着工程
365A 第3顔料コーティング工程
365B 第5位置決め工程
365C 第5パターン転写工程
370 第6位置決め工程
375 第6パターン転写工程
380 第3固化工程
385 基材
390 第1板状印章
395 第1インク溜め
400 第1顔料
405A 基材
405B 基材
410 第1ローラ式印章
415 第1顔料
420 第1インク溜め
425A 基材
425B 基材
430 間隙調節用壁
430A 第1高
435 第1突起パターン
435A 第2高
440 間隙調節用壁
445 特定凹溝
450 第1板状印章
455 圧力
460 基材
465 ローラ式印章
470 インク溜め
475 第2接線方向
480 第1接線方向
485 基材
490 ローラ式印章
495 インク溜め
500 第2接線方向
505 第1接線方向
510 基材
515 印章装置
515A 伝動輪
515B コンベヤベルト
520 インク溜め
525 第2方向
530 第1方向
535 基材
540 印章装置
540A 伝動輪
540B コンベヤベルト
545 インク溜め
550 第2方向
555 第1方向
560 ローラ式印章
565 インク溜め
570 基材
575 接線方向
580 ローラ式印章
585 インク溜め
590 基材
595 接線方向

Claims (30)

  1. 電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
    突起パターンを具えた印章、顔料を入れたインク溜め、及び基材を提供する工程、
    インク溜めにより顔料付着工程を実行して該顔料を該印章の該突起パターンに付着させる工程、
    位置決め工程を実行し、既に該顔料を付着させた該印章を該基材の特定位置にアライメントさせる工程、
    該印章によりパターン転写工程を実行して該顔料を該基材の特定位置に付着させ並びにこれにより該印章の該突起パターンを該基材にスタンピングする工程、
    固化工程を実行し該基材上の該顔料を固化させ並びに固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
    以上の工程を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  2. 請求項1記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、印章が板状印章とされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  3. 請求項2記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、突起パターンを具えた板状印章が更に複数の間隙調節用壁を具え、該複数の間隙調節用壁が該印章の同一表面に位置し、該複数の間隙調節用壁の高さは第1高さと定義され、且つ該突起パターンの高さは第2高さと定義されることを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  4. 請求項3記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、第1高が第2高より大きいことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  5. 請求項3記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、複数の間隙調節用壁高さ変更可能な間隙調節用壁とされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  6. 請求項3記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、基材が更に複数の特定凹溝を具えて該複数の間隙調節用壁に接触することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  7. 請求項3記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、板状印章が弾性材質を更に具え、該印章の弾性材質が複数の間隙調節用壁の支持により圧力を受ける時に変形を発生し並びに顔料を付着することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  8. 請求項1記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、印章がローラ式印章とされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  9. 請求項8記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、インク溜めが液滴管式自動フィードインク溜めとされて、
    顔料タンクと、顔料供給装置を具え、該顔料供給装置は該顔料タンクの下方に位置し、顔料が該顔料供給装置により液滴方式で供給されることを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  10. 請求項8記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、インク溜めがローラ式自動供給インク溜めとされて、
    顔料タンクと、発泡材質を具えたローラを具え、該発泡材質を具えたローラは一部が顔料タンクの顔料の液面に接触し、且つ発泡材質を具えたローラが回転の機能を具え、並びに毛細管原理により顔料がローラ表面に均一に分布させられることを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  11. 請求項1記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、顔料が、赤色、緑色、青色で組成された顔料群のいずれかとされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  12. 請求項1記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、印章が連動装置によりインク溜めと基材の間で自由に活動することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  13. 請求項1記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、インク溜めと基材が連動装置により同期に移動し並びに順に印章に接触することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  14. 電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
    印章、突起パターンを具えたインク溜め、及び基材を提供する工程、
    顔料を該インク溜めの突起パターンに均一にコーティングする工程、
    該印章を該インク溜めの特定位置に位置決めし並びにアライメントさせる工程、
    インク溜めにより顔料を印章の特定位置に付着させてこれにより該突起パターンを該印章にスタンピングする工程、
    既に顔料を付着させた印章を該基材の特定位置に位置決めし並びにアライメントさせる工程、
    既に顔料を付着させた印章により該顔料を該基材の特定位置に付着させ並びにこれにより印章の突起パターンを基材にスタンピングする工程、
    固化工程を実行し該基材上の該顔料を固化させ並びに固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
    以上の工程を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  15. 請求項14記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、印章が板状印章とされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  16. 請求項15記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、突起パターンを具えた板状印章が更に複数の間隙調節用壁を具え、該複数の間隙調節用壁の高さが第1高さとされ、該複数の間隙調節用壁が該印章の特定表面に位置し、該特定表面が顔料を付着させるのに用いられることを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  17. 請求項16記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、インク溜めの突起パターンの高さが第2高さとされ該第1高さが該第2高さより大きいことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  18. 請求項16記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、複数の間隙調節用壁高さ変更可能な間隙調節用壁とされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  19. 請求項16記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、基材が更に複数の特定凹溝を具えて該複数の間隙調節用壁に接触することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  20. 請求項16記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、板状印章が弾性材質を更に具え、該印章の弾性材質が複数の間隙調節用壁の支持により圧力を受ける時に変形を発生し並びに顔料を付着することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  21. 請求項14記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、印章がローラ式印章とされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  22. 請求項14記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、顔料が、赤色、緑色、青色で組成された顔料群のいずれかとされたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  23. 請求項14記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、印章が連動装置によりインク溜めと基材の間で自由に活動することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  24. 請求項14記載の電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、インク溜めと基材が連動装置により同期に移動し並びに順に印章に接触することを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  25. 電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
    突起パターンを具えたローラ式印章、顔料を入れたインク溜め、及び基材を提供し、該インク溜めをローラ式印章の第1接線方向に沿って移動させ並びにローラ式印章の第1接点と接触させ、基材はローラ式印章の第2接線方向に沿って移動させ並びにローラ式印章の第2接点と接触させ、そのうち、第1接線方向は第2接線方向と相反し且つ平行であるものとする工程、
    第1接線方向と第2接線方向に沿ってインク溜めと基材を移動させ且つ続けてローラ式印章を回転させ、そのうち、第1接点においてインク溜めにより顔料をローラ式印章の突起パターンに付着させ、且つ第2接点においてローラ式印章により顔料を基材の特定位置に付着させ並びにこれによりローラ式印章の突起パターンを基材にスタンピングする工程、
    固化工程を実行して基材上の顔料を固化させ、固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
    を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  26. 電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
    ローラ式印章、顔料、突起パターンを具えたインク溜め、基材を提供し、上述の顔料をインク溜めの突起パターンに均一にコーティングし、且つ上述の突起パターンを具えたインク溜めをローラ式印章の第1接線方向に沿って移動させ、並びにローラ式印章の第1接点と接触させ、基材はローラ式印章の第2接線方向に沿って移動させてローラ式印章の第2接点と接触させ、そのうち、第1接線方向は第2接線方向と相反し且つ平行であるものとする工程、
    第1接線方向と第2接線方向に沿って突起パターンを具えたインク溜めと基材を移動させ並びに続けてローラ式印章を回転させ、そのうち、第1接点においてインク溜めにより顔料をローラ式印章の特定位置に付着させ、並びにこれにより突起パターンをローラ式印章にスタンピングし、且つ第2接点においてローラ式印章により顔料を基材の特定位置に付着させ並びにこれによりローラ式印章の突起パターンを基材にスタンピングする工程、 固化工程を行ない基材上の顔料を固化させ、固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
    以上の工程を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  27. 電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
    突起パターンを具えた印章装置であって、該印章装置はコンベヤベルトと複数の伝動輪を具え、該コンベヤベルトの外側に特定突起パターンがあり、該複数の伝動輪はコンベヤベルトの内側に位置し、該コンベヤベルトは少なくとも二つの伝動輪に直接接触し、且つ複数の伝動輪が運転してコンベヤベルトを駆動し並びにこれにより該印章装置が運転する上記印章装置、顔料、該顔料を入れたインク溜め、基材を提供し、該印章装置の両端を第1端と第2端とする工程、
    相反し且つ平行である第1方向と第2方向に沿ってインク溜めと基材を移動させ且つ続けて印章装置を作動させ、そのうち、第1においてインク溜めにより顔料を印章装置の突起パターンに付着させ、且つ第2において印章装置により顔料を基材の特定位置に付着させ並びにこれにより印章装置の突起パターンを基材上にスタンピングする工程、
    固化工程を行ない基材上の顔料を固化させ、並びに固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
    以上の工程を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  28. 電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
    印章装置であって、該印章装置がさらにコンベヤベルトと複数の伝動輪を具え、且つ上述のコンベヤベルトの外側に平坦な表面があり、複数の伝動輪はコンベヤベルトの内側に位置し、そのうち、コンベヤベルトは少なくとも二つの伝動輪に直接接触し、且つ複数の伝動輪が運転してコンベヤベルトを駆動し並びにこれにより印章装置が運転する上記印章装置、顔料、突起パターンを具えたインク溜め、基材を提供し、顔料を上述のインク溜めの突起パターンに均一にコーティングし、該印章装置の二つの両端を第1端と第2端とする工程、
    突起パターンを具えたインク溜めと基材を相反し且つ平行である第1方向と第2方向に沿って移動させ且つ続けて印章装置を作動させ、そのうち、第1端においてインク溜めにより顔料を印章装置の特定位置に付着させ、且つ第2端において印章装置により顔料を基材の特定位置に付着させ並びにこれにより印章装置の突起パターンを基材上にスタンピングする工程、
    固化工程を行ない基材上の顔料を固化させ、並びに固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
    以上の工程を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  29. 電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
    突起パターンを具えたローラ式印章、顔料、該顔料を入れるインク溜め、基材を提供し、インク溜めは基材と同一平面に位置させ並びに特定位置により順に配列させ、上述の平面はローラ式印章の接線方向に位置させ並びにローラ式印章の一端と接触させる工程、
    該接線方向に沿ってインク溜めを移動させ且つローラ式印章を回転させ、そのうち、ローラ式印章の一端はインク溜めに接触するようにし、且つインク溜めにより顔料をローラ式印章の突起パターンに付着させ、ローラ式印章を一周回転させ、さらに接線方向に沿って基材を移動させ且つローラ式印章を続けて回転させて顔料を基材の特定位置に付着させ並びにこれによりローラ式印章の突起パターンを基材にスタンピングする工程、
    固化工程を行ない、基材上の顔料を固化させ並びに固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
    以上の工程を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
  30. 電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法において、
    ローラ式印章、顔料、突起パターンを具えたインク溜め、及び基材を提供し、顔料をインク溜めの突起パターン上に均一にコーティングし、且つ上述の突起パターンを具えたインク溜めを基材と同一平面に位置させ並びに特定位置により相互に接続するよう配列し、上述の平面はローラ式印章の接線方向に位置し並びにローラ式印章の一端と接触するようにする工程、
    該接線方向に沿って突起パターンを具えたインク溜めを移動させ且つローラ式印章を回転させ、そのうち、ローラ式印章の一端はインク溜めに接触させ並びにインク溜めにより顔料をローラ式印章の特定位置に付着させ、これにより突起パターンをローラ式印章にスタンピングし、ローラ式印章を一周回転させ、さらに、接線方向に沿って基材を移動させ且つ続けてローラ式印章を回転させて顔料を基材の特定位置に付着させ、並びにこれにより突起パターンを基材にスタンピングする工程、
    固化工程を行ない、基材上の顔料を固化させ並びに固化した顔料を具えた基材を形成する工程、
    以上の工程を具えたことを特徴とする、電気光学素子の製造に用いられるマイクロスタンピング方法。
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