JP4246005B2 - Cylinder lock set - Google Patents
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Description
本発明は、シリンダ錠セットに関するものである。 The present invention relates to a cylinder lock set .
一般にシリンダ錠は、解錠キーの解錠コード形成部により駆動されるタンブラを備えたロータをシリンダケースに回転自在に挿入して構成され、シリンダ錠の解錠操作の可否は、解錠キー側が正規の解錠コード形成部を備えるか否かによって決定される。 In general, a cylinder lock is configured by rotatably inserting a rotor having a tumbler driven by an unlocking cord forming portion of an unlocking key into a cylinder case. This is determined by whether or not a regular unlocking code forming unit is provided.
この結果、解錠キーのプロフィールを倣うことにより合い鍵の作成が可能となるが、解錠キーの複製が過度に容易であると、施錠システムの信頼性も低下するために、複製が困難なシリンダ錠セットが求められる。 As a result, it is possible to create a matching key by imitating the profile of the unlocking key, but if the unlocking key is excessively easy to replicate, the reliability of the locking system will also be reduced, so that it is difficult to replicate the cylinder. A lock set is required.
そして、複製を困難にしたシリンダ錠セットとしては、例えば、特許文献1に記載されるような磁石を利用したものが提案されている。
And as a cylinder lock set which made duplication difficult, the thing using a magnet as described in
この従来例において、解錠キーのブレードには、適数の磁石が埋め込まれるとともに、ロータ内のタンブラにはブレード側の解錠キーに対応する位置に磁石が固定され、ブレードのプロフィールを倣っただけでは磁石が固定されたタンブラを駆動することができないために、解錠操作が禁止される。
しかし、上述した従来例において、常時所持することの多い解錠キーに比較的磁力の強い磁石が固定されているために、磁気カード等により担持されている磁気情報に影響を与えることがあるという問題がある。 However, in the above-described conventional example, since a relatively strong magnet is fixed to the unlocking key that is often held at all times, the magnetic information carried by the magnetic card or the like may be affected. There's a problem.
また、磁石を利用した鍵には、小規模な設備による複製に適合的であるという問題点がある。 Moreover, the key using a magnet has a problem that it is suitable for reproduction by a small-scale facility.
すなわち、磁石を利用した解錠キーは、ブレードに埋め込まれた磁石の磁界によりロータ側の磁石を吸着、反発させて所定の解錠位置に駆動するものであるから、ブレードには非磁性体が使用されるのが望ましい。 In other words, the unlocking key using the magnet is one that attracts and repels the rotor side magnet by the magnetic field of the magnet embedded in the blade and drives it to a predetermined unlocking position. It is desirable to be used.
一方、市中の合い鍵作成業者においては、加工性等を考慮して真鍮等により形成されたブランク材に倣い加工を施してキー複製がなされ、これらを利用しない場合には、例えば、オリジナルキーをシリコンゴム等により型取りした後、錫等の低融点合金、あるいは合成樹脂を流し込むことのよるキー複製がなされる。 On the other hand, in the commercial key making companies in the market, in consideration of workability, etc., a blank material made of brass or the like is copied to duplicate keys, and when these are not used, for example, original keys are used. After mold-making with silicon rubber or the like, key duplication is performed by pouring a low melting point alloy such as tin or synthetic resin.
これらの手法によって得られる複製キーは、加工性、あるいは低融点による成型容易性の結果として、ブレードが非磁性材料により形成されることとなり、この後、真正キーの磁極配列を解析した後、ゴム磁石等を貼り付けることにより複製キーが作成できる。 The replica key obtained by these methods is that the blade is formed of a non-magnetic material as a result of processability or ease of molding due to a low melting point. After that, after analyzing the magnetic pole array of the genuine key, the rubber A duplicate key can be created by attaching a magnet or the like.
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、複製が困難なシリンダ錠セットの提供を目的とする。 The present invention has been made to eliminate the above drawbacks, and an object of the present invention is to provide a cylinder lock set that is difficult to duplicate.
本発明によれば上記目的は、
シリンダ錠Aと解錠キー1とから構成されるシリンダ錠セットであって、
前記解錠キー1は、永久磁石ではなく、かつ、磁石吸着性を有する材料により形成されるロータ挿入部2を有し、
前記シリンダ錠Aは、解錠キー1のロータ挿入部2に形成された解錠コード形成部3により駆動されるタンブラ4を備えた非磁性材料からなるロータ5と、
このロータ5が回転自在に挿入されるシリンダケース6とを有し、
前記ロータ5には、該ロータ5に形成されるキー挿入孔8を挟んだ対向位置において磁極を斥力発生方向に向けて配置され、該斥力により前記ロータ挿入部2未挿入状態においてシリンダケース6との回転境界を跨いで閉塞する施錠位置に保持されるとともに、前記ロータ挿入部2が挿入された際に斥力が解消されて該ロータ挿入部2に吸引されて前記回転境界を開放する解錠位置に移動する永久磁石からなる複数のキー材質検知体7が配置されるシリンダ錠セットを提供することにより達成される。
According to the present invention, the object is
A cylinder lock set composed of a cylinder lock A and an
The unlocking
The cylinder lock A includes a
A
The
シリンダ錠は、ロータ5をシリンダケース6内に回転自在に挿入して形成され、ロータ5内には、解錠キー1に形成された解錠コード形成部3により駆動されるタンブラ4に加え、シリンダケース6との回転境界の開閉位置との間で移動自在な永久磁石により形成されるキー材質検知体7が配置される。
The cylinder lock is formed by rotatably inserting the
キー材質検知体7は、例えば、非磁性材料により形成されるシリンダケース6に形成された磁石吸引部9に吸引されてロータ5内でシリンダケース6との回転境界を跨いでロータ5の回転を禁止する施錠位置に保持される。この状態における保持力は、例えば、磁石吸引部9の吸着面積を小さくすることによって磁石吸着性を有する材料により形成されるロータ挿入部2に対する吸着力以下に設定されており、解錠キー1のロータ挿入部2がロータ5のキー挿入部に挿入された際にロータ挿入部2に吸着し、あるいは吸引されてロータ挿入部2方向に移動する。この移動位置において、キー材質検知体7はシリンダケース6との回転境界面から完全に退避し、以後、ロータ挿入部2に形成された解錠コード形成部3が真正であることを条件にロータ5への回転操作が許容される。
The
したがってこの発明において、ロータ挿入部2を真鍮、錫合金等、非磁性体で形成した場合には、キー材質検知体7が施錠位置から移動することはないために、ロータ5に回転操作を加えることはできない。
Therefore, in the present invention, when the
一般に鉄等の磁性体は、硬度、融点も高く、このような磁性体を使用したロータ挿入部2の製造、加工は専門の施設を持った工場でなければ困難であることから、ロータ挿入部2の材質が磁性体であることを要求する本発明においては、従来のような比較的簡単な方法による合い鍵作成が不可能になり、施錠信頼性を向上させることができる。
In general, a magnetic material such as iron has a high hardness and melting point, and it is difficult to manufacture and process the
キー材質検知体7の配置は、ロータ5とシリンダケース6の双方に施錠位置、解錠位置に対応する収容位置を設定するだけで、適宜箇所に設定可能であり、例えば、図4に示すように、タンブラ4が配置されるロータ5の胴部にタンブラ4の移動方向に交差する方向で配置したり、あるいはキー材質検知体7を板状に形成し、タンブラ4とタンブラ4との間に挿入することができる。
The arrangement of the
本発明において、キー材質検知体7は、解錠キー1側の磁極の配置により鍵違いを構成するいわゆるマグネットキーとは異なり、キー材質検知体7の位置が施解錠操作に影響を与えることはない。したがって、適宜の位置にランダムにキー材質検知体7を配置することが可能であり、真正キーの複製者は、上記キー材質検知体7の対応位置に鉄等を配置しようとしても、シリンダ錠におけるキー材質検知体7の位置を一義的に知る手段がないために、畢竟複製キー全体に鉄板等を配置することが強いられ、複製作業が事実上不可能になる。
In the present invention, the
この場合、柱状体からなるキー材質検知体7をロータ5及びシリンダケース6の検知体保持部10、10’内で傾倒自在に遊嵌させておき、傾倒状態ではシリンダケース6との回転境界面が開放されないように設定すると、ロータ挿入部2全体が強磁性体である場合、あるいは、強磁性体がキー材質検知体7と正確に正対している場合にのみ回転境界面が開放され、複製キーへの強磁性体の貼り付け箇所がずれていると、キー材質検知体7は傾倒する結果、回転境界面は閉塞されたままとすることができ、より信頼性を高めることができる。
In this case, the key
上述したように、キー材質検知体7の磁極方向、すなわち、移動方向は適宜決定可能であるが、長方形断面形状をなすロータ挿入部2の幅広面に磁極を向けて配置した場合には、ロータ挿入部2の幅広面には、一般にキーガイド溝2a等が形成されるために、当該キーガイド溝2a等を残したまま磁性体を貼り付ける作業が必要となるために、複製はより困難になる。
As described above, the magnetic pole direction of the
とりわけ、図4に示すように、タンブラ4が、ロータ挿入部2の幅広面に形成された凹溝状の解錠コード形成部3に嵌合してドライブされる場合には、該解錠コード形成部3を残して磁性体を貼り付ける必要が生じるために、複製はより困難になる。
In particular, as shown in FIG. 4, when the
キー材質検知体7の施錠位置での保持は、上述したように、ロータ挿入部2が挿入された際には、脱離してロータ挿入部2側に吸引される程度の吸着力が発揮される程度の面積の磁石吸引部9をシリンダケース6に形成することにより達成可能であるが、複数のキー材質検知体7を使用する場合には、相互の斥力を利用して施錠位置に保持することができる。
As described above, when the
この場合、キー材質検知体7の一対が、ロータ5に形成されるキー挿入孔8を挟んで同一磁極を対向させて配置され、ロータ挿入部2未挿入状態において相互の斥力により施錠位置に保持されるシリンダ錠を構成した場合には、キー挿入孔8に、鉄等の透磁率の高い磁性体により形成されるロータ挿入部2を挿入すると、対向配置されるキー材質検知体7の磁力線がロータ挿入部2に引き込まれる。この結果、ロータ挿入部2は、互いのキー材質検知体7を磁気遮蔽したような状態となって斥力が解消され、双方ロータ挿入部2に吸引されて解錠位置まで移動する。
In this case, a pair of
これに対し、不正複製キーのように、ロータ挿入部2が非磁性材料により形成されている場合には、キー材質検知体7の磁力線はロータ挿入部2を貫通するために、斥力が解消することはなく、解錠位置側に移動することはない。また、不正複製キーに透磁率の高い材料を貼り付ける場合には、斥力を打ち消すことができる程度の板厚のものを貼り付ける必要があるために、複製キーの作成が困難になる。
On the other hand, when the
本発明によれば、合い鍵の材質を解錠条件に加えることにより、錫合金等の簡易な成型によって複製された合い鍵によっては解錠することができない。このため、解錠キーの複製が困難となり、安全性が高くなる。 According to the present invention, by adding the material of the key to the unlocking conditions, the key cannot be unlocked by a key that has been duplicated by simple molding of tin alloy or the like. For this reason, it becomes difficult to copy the unlock key, and the safety is improved.
図1〜3に本発明が適用されたシリンダ錠セットを示す。シリンダ錠セットは、シリンダ錠Aと、このシリンダ錠Aを施解錠するための解錠キー1とから構成される。
1-3 shows a cylinder lock set to which the present invention is applied. The cylinder lock set includes a cylinder lock A and an
解錠キー1は、図3に示すように、板状のロータ挿入部2の一端にヘッド部1aを形成してなる。ロータ挿入部2は、鉄等の磁性材料により形成され、その材端面(幅狭面)は鋸歯状に切削されて、後述するタンブラ4をロータ5内の所定位置にドライブするための解錠コード形成部3が形成される。また、この解錠コード形成部3が形成される面に直交する幅広面にはロータ挿入部2をロータ5内に挿入する際のガイドとなるキーガイド溝2aがほぼ全長に渡って形成される。
As shown in FIG. 3, the unlocking
一方シリンダ錠Aは、シリンダケース6内にロータ5を回転自在に挿入して形成される。ロータ5内には、圧縮スプリング11によりロータ5からの飛び出し方向付勢されたタンブラ4が移動自在に装着される。上記シリンダケース6及びロータ5は、亜鉛ダイカスト合金等の非磁性材料に形成され、タンブラ4及び圧縮スプリング11も非磁性材料に形成される。
On the other hand, the cylinder lock A is formed by rotatably inserting the
図1に示す施錠状態において、タンブラ4は、上記圧縮スプリング11により付勢されてシリンダケース6の内周に形成される係止凹部6a内に突出することから、ロータ5とシリンダケース6との間に形成される円筒形曲面からなる回転境界面を跨いで該回転境界面を閉塞し、ロータ5の回転が禁止される。
In the locked state shown in FIG. 1, the
この状態からロータ挿入部2が挿入されると、各タンブラ4は、圧縮スプリング11の付勢力に抗して解錠コード形成部3の深さ位置まで強制駆動され、解錠コード形成部3の切り込み深さが真正である場合には、各タンブラ4は、図3(a)に示すように、ロータ5内に完全に収容される結果、上記回転境界面が開放され、ロータ5への回転操作が許容される。
When the
また、施錠状態から解錠状態への移行条件にロータ挿入部2の材質を加えるために、シリンダ錠Aにはキー材質検知体7が配置される。キー材質検知体7は、永久磁石により形成される。図1〜4には円柱形状のキー材質検知体7が示されているが、形状は、この他に、球形、板状等、適宜変更できる。
Further, in order to add the material of the
この実施の形態において、キー材質検知体7は、ロータ5の頭部に2個と、ロータ5の終端部に1個の合計3個が配置されている。頭部に配置される2個は、図2(a)に示すように、ロータ5に形成される長方形断面のキー挿入孔8を挟んで反対方向に配置される。これら一対のキー材質検知体7をキー挿入孔8の幅広面に直交方向に移動自在に保持するために、ロータ5の頭部とシリンダケース6内周には、ロータ5の施錠回転位置において連通する検知体保持部10、10’が形成される。
In this embodiment, a total of three
また、これら一対のキー材質検知体7は、同一磁極を正対させるように配置されており、ロータ挿入部2が未挿入状態においては、互いの斥力により図2(a)に示すように、シリンダケース6との回転境界面を閉塞する位置(施錠位置)に保持される。
Further, the pair of
この状態で磁性体により形成されるロータ挿入部2が挿入されると、図3(b)に示すように、各キー材質検知体7は、ロータ挿入部2に引きつけられてロータ5内方に移動し、結果、回転境界面が開放される(解錠状態)。
When the
これに対し、ロータ挿入部2が非磁性体である場合には、一対のキー材質検知体7の磁力線の吸い込みがないために、斥力は消失、あるいは弱められることはなく、キー材質検知体7は施錠位置にとどまる。
On the other hand, when the
また、本実施の形態において説明した各構成体は、理解を容易にするために、具体的な形状等を述べているが、当該形状等、構成体に付された条件は、必須ではなく、これらの条件を取り除いたものも、また、本明細書による開示の範囲である。すなわち、例えば、ロータ挿入部2は平板状以外に、円筒形状であってもよく、このように構成する場合には、キー挿入孔8は円形断面に形成される。
Each component described in the present embodiment describes a specific shape or the like for easy understanding, but the conditions attached to the component such as the shape are not essential, Excluding these conditions is also within the scope of the disclosure herein. That is, for example, the
さらに、図1〜3において、キー材質検知体7は、キー材質検知体7の幅広面に対して直交方向に移動自在として示されているが、幅狭面に対して直交方向に移動する場合、あるいは、これらに対して90°以外の角度で交差する場合も含まれる。
Further, in FIGS. 1 to 3, the
加えて、図1においてキー材質検知体7は正確に正対した位置に配置されているが、磁性体により形成されるロータ挿入部2が挿入されないときには、斥力により相互に反発して施錠位置に保持されることを条件に、ずれは許容される。
In addition, in FIG. 1, the
さらに、頭部に配置される2個のキー材質検知体7のうち、いずれか一方のみを装着するシリンダ錠Aも開示の範囲であり、頭部への配置と、キー材質検知体7を対にして使用すること以外も開示の範囲である。
Further, the cylinder lock A on which only one of the two
次に、ロータ5の終端部に配置されるキー材質検知体7は、ロータ挿入部2の先端対応位置に配置される。このキー材質検知体7は、シリンダケース6に固定される磁石吸引性を有する鉄等の材料により形成される磁石吸引部9に吸引されて施錠位置に保持される。
Next, the
なお、施錠位置への保持は、この他に、上記2個のキー材質検知体7からの磁力線による斥力を利用することもできる。他のキー材質検知体7からの斥力利用による施錠位置への保持に際しては、他のキー材質検知体7の数量は、2個を条件とせず、1個、あるいは3個以上の場合も開示の範囲である。また、2個のキー材質検知体7からの斥力を利用する場合には、図1(b)に示すように、3個のキー材質検知体7を二等辺三角形の頂点に配置するのが望ましいが、他の配置条件での配置も可能である。
In addition to this, the retentive force due to the lines of magnetic force from the two
このキー材質検知体7を保持するシリンダケース6側の検知体保持部10’は、係止凹部6aが流用され、さらに、ロータ5側の検知体保持部10は、図1に示すように、キー材質検知体7を傾倒自在な程度に遊嵌保持する大きさを有しており、磁性体により形成されるロータ挿入部2が挿入されてきた場合には、図3に示すように傾倒し、回転境界面を開放する。
As for the detection body holding part 10 'on the
なお、ロータ5終端に配置されるこのキー材質検知体7は、傾倒動作によって回転境界面が開放される場合及び移動方向がキー挿入孔8の幅広面に平行面内である場合を示したが、ロータ5終端にキー材質検知体7が配置される場合には、キー材質検知体7が幅広面に平行面内で移動することのみに開示の範囲を限定するものではなく、ロータ5終端に配置されたキー材質検知体7を幅広面に交差する方向に移動させることも開示の範囲に含まれる。
The
したがってこの発明において、ロータ挿入部2が磁石吸引性を有しない材料、すなわち、非磁性体で形成されている場合には、キー材質検知体7は施錠位置に保持されるために、解錠コード形成部3のみをコピーしてもシリンダ錠を解錠することができない。
Therefore, in the present invention, when the
この結果、コピーキーは鉄等で作ることが必要となり、違法行為を目的とした複製が困難になる。 As a result, the copy key must be made of iron or the like, making it difficult to duplicate for illegal activities.
1 解錠キー
2 ロータ挿入部
3 解錠コード形成部
4 タンブラ
5 ロータ
6 シリンダケース
7 キー材質検知体
8 キー挿入孔
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記解錠キーは、永久磁石ではなく、かつ、磁石吸着性を有する材料により形成されるロータ挿入部を有し、
前記シリンダ錠は、解錠キーのロータ挿入部に形成された解錠コード形成部により駆動されるタンブラを備えた非磁性材料からなるロータと、
このロータが回転自在に挿入されるシリンダケースとを有し、
前記ロータには、該ロータに形成されるキー挿入孔を挟んだ対向位置において磁極を斥力発生方向に向けて配置され、該斥力により前記ロータ挿入部未挿入状態においてシリンダケースとの回転境界を跨いで閉塞する施錠位置に保持されるとともに、前記ロータ挿入部が挿入された際に斥力が解消されて該ロータ挿入部に吸引されて前記回転境界を開放する解錠位置に移動する永久磁石からなる複数のキー材質検知体が配置されるシリンダ錠セット。 A cylinder lock set composed of a cylinder lock and an unlock key,
The unlocking key is not a permanent magnet, and has a rotor insertion portion formed of a material having magnet adsorptivity,
The cylinder lock is a rotor made of a non-magnetic material having a tumbler driven by an unlocking cord forming portion formed in a rotor insertion portion of an unlocking key;
A cylinder case in which the rotor is rotatably inserted;
In the rotor , the magnetic pole is arranged in the repulsive force generation direction at a position opposite to the key insertion hole formed in the rotor, and the repulsive force straddles the rotation boundary with the cylinder case when the rotor insertion portion is not inserted. It is held in the locked position for closing in, consisting of the permanent magnet rotor insertion section is eliminated repulsion when inserted moves to unlocking position to open the rotating boundary is attracted to the rotor insertion section Cylinder lock set with multiple key material detectors.
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