JP4245129B2 - 番組情報取得装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サイマル放送が実施されている地上波デジタル放送から放送局名、放送内容、および放送予定等の番組情報を取得する番組情報取得装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年開始された、BSデジタル放送、CSデジタル放送、およびCATV(ケーブルテレビ)などに代表される非地上波デジタル放送においては、非地上波デジタル放送が行われている放送局名、放送内容、および放送予定などの番組情報が付加された非地上波デジタル放送信号が配信されている。1つの放送局(チャンネル)から配信される非地上波デジタル放送信号に付加されている番組情報には、その放送局のみならず非地上波デジタル放送を行っている全ての放送局(チャンネル)が提供する番組に関する番組情報も含まれている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
結果、1つの放送局から配信されている非地上波デジタル放送信号を受信すれば、受信した非地上波デジタル放送信号に付加されている番組情報から、全ての放送局から配信されている非地上波デジタル放送に関する番組情報を知ることができる。このようにして、非地上波デジタル放送においては、1つの放送局から配信されている非地上デジタル放送信号を受信するという短い時間で、雑誌などの番組ガイドのような放送信号以外の媒体に頼らなくても、非地上波デジタル放送の全放送局から提供されている番組の番組情報を取得できる。それ故に、次に別の放送局から配信されている非地上波デジタル放送信号を受信する前に、既にその放送局の番組情報を取得できる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−112205号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近々開始が予定されている地上波デジタル放送においては、1つの放送局から配信される地上波デジタル放送波には、その放送局が提供する番組に関する番組情報のみが付加されている。そのため、地上波デジタル放送において提供されている全ての番組に関する番組情報を得るためには、全ての放送局から配信されている地上波デジタル放送信号を受信して、受信した地上波デジタル放送信号に付加されている番組情報を放送局毎に取得する必要がある。
【0006】
このように、上述の非地上波デジタル放送の場合とは異なり、受信しようとする放送局から提供されている番組情報を入手するためには、実際にその放送局から配信されている地上波デジタル放送信号を受信しなければならない。さらに、番組ガイドのような非放送信号媒体に頼らずに、地上波デジタル放送の全放送局が提供する番組の番組情報を取得するためには、それぞれの放送局から配信される放送信号を受信しなければならず、そのために非常に時間を要する。
よって、本発明は、地上波デジタル放送において、各放送局から提供される番組に関する番組情報を短時間に取得できる番組情報取得装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
第1の発明は、1チャンネルの放送帯域に第1の番組と第1の番組のサイマル放送である第2の番組と、第1の番組の放送情報を含む第1の放送番組情報と、第1の放送番組情報の放送情報の一部を含むと共に第2の番組の放送情報を含む第2の放送番組情報が放送されると共に第2の放送番組情報は第1の放送番組情報に比べてより頻繁に配信されると共により短い時間で復号できるサイマル放送が実施されている地上波デジタル放送において、配信されている地上波デジタル放送信号から放送番組に関する番組情報を取得する番組情報取得装置であって、
第1の放送番組情報と第2の放送番組情報を取得する放送番組情報取得手段と、
取得された第1の放送番組情報と第2の放送番組情報のそれぞれから放送情報とを読み出す放送情報読出手段と、
取得された第1の放送番組情報(L−EITと第2の放送番組情報のバージョンを比較する第1のバージョン比較手段と、
第1のバージョン比較手段の比較結果に基づいて、第1の放送番組情報および第2の放送番組情報のいずれかに含まれる放送情報を番組情報として取得する放送番組情報選択手段とを備える。
【0008】
上述のように、第1の発明においては、情報量および復号時間の異なる2種類の放送情報をその新しさに応じて選択することによって、番組情報の取得時間を短縮できる。
【0009】
第2の発明は、第1の発明において、放送番組情報選択手段は、第1の放送番組情報と第2の放送番組情報のバージョンが同一の場合は、第2の放送番組情報に含まれる放送情報を番組情報として取得することを特徴とする。
【0010】
第3の発明は、第1の発明において、取得された第1の放送番組情報と第2の放送番組情報とを保存する放送番組情報保存手段と、
保存された第1の放送番組情報および第2の放送番組情報と、放送番組情報取得手段に取得された第1の放送番組情報および第2の放送番組情報とのバージョンを比較する第2のバージョン比較手段とをさらに備え、
放送番組情報選択手段は、取得された第2の放送番組情報より保存されている第1の放送番組情報のバージョンが新しい場合には、保存されている第1の放送番組情報に含まれる放送情報を番組情報として取得することを特徴とする。
【0011】
第4の発明は、第3の発明において、放送番組情報選択手段は、取得された第1の放送番組情報が、取得された第2の放送番組情報および保存されている第1の放送番組情報よりバージョンが新しい場合には、取得された第1の放送番組情報に含まれる放送情報を番組情報として取得することを特徴とする。
【0012】
上述のように、第4の発明においては、情報量および復号時間の異なる2種類の放送情報をその新しさに加えて、既に保存されているかに応じて選択することによって、番組情報の取得時間をさらに短縮できる。
【0013】
第5の発明は、第4の発明において、放送番組情報選択手段は、取得された取得された第1の放送番組情報から放送情報が読み出された時点で、放送情報を番組情報として取得することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
先ず、本発明にかかる番組情報取得装置の基本的概念について説明する。本発明が適用される地上波デジタル放送において、サイマル放送が実施されていることを前提とする。なお、本発明にかかる番組情報取得装置は、異なる放送局から配信される地上波デジタル放送信号を異なるチャンネル毎に受信する受信機側で用いられるものである。この意味において、放送局は放送チャンネルとして識別されるものである。よって、本明細書においては、以降、特に区別する必要がない限り、地上波デジタル放送信号を配信する放送局のそれぞれを放送チャンネルとして言及するものとする。
【0015】
サイマル放送で配信されてくる1チャンネルCH分の帯域は、固定受信用番組PHと、固定受信用番組PHのサイマル放送である移動受信用番組PLと、固定受信用番組PHの番組情報であるH−EIT(High−Event Information Table)と、移動受信用番組PL(CH)の番組情報であるL−EIT(Low−Event Information Table)で構成される。なお、CHは視聴可能な地上波デジタル放送局の数に一致する任意の自然数である。
【0016】
H−EITとL−EITとの両方をEIT(Event Information Table)と総称する。本明細書において、各チャンネル毎に取得或いは管理される番組、テーブル、および種々の情報について、それぞれが対応するチャンネルCHを識別する必要がある場合には、例えば、移動受信用番組PL(CH)と固定受信用番組PH(CH)とにおける(CH)のように同一チャンネルを示すチャンネル番号CHを各符号の接尾辞として付与して表現するものとする。
【0017】
つまり、固定受信用番組PH(CH)は、家庭などで固定的に設置されたテレビジョン受像機によって受信されるチャンネルCHで配信される番組を示す。そして、移動受信用番組PL(CH)は、自動車などの移動体に積載されたテレビジョン受像器などによって受信されるチャンネルCHで配信される番組を示す。同様に、チャンネルCHの固定受信用番組PH(CH)および移動受信用番組PL(CH)のEIT(CH)は、それぞれ、H−EIT(CH)およびL−EIT(CH)と表現される。
【0018】
H−EITは、転送レートINT_Hが、例えば10secであり、番組タイトル、番組の放送時間帯、番組の内容等に代表される、その放送局が配信する番組に関して提供する情報の全てである全番組情報PI_Hを含む。H−EITに含まれるこれらの情報をそれぞれ、番組タイトルPT、番組放送時間帯PBP、および番組内容PCと呼称する。
【0019】
L−EITは、転送レートINT_Lは例えば、1secであり、H−EITに含まれる全番組情報PI_Hのうちで番組タイトルPTと番組放送時間帯PBPのみで構成される部分番組情報PI_Lを含む。なお、転送レートINT_Lおよび転送レートINT_Hの値は、それぞれ1secおよび10sec以外の値であっても良いことことは言うまでもない。全番組情報PI_Hと部分番組情報PI_Lとを番組情報PIと総称する。
【0020】
なお、H−EITの情報レートは、例えば、10msecである。つまり、10msec分のフレームデータを取得して復号すれば、H−EITの内容が解釈できる。L−EITの情報レートは、例えば、1msecである。つまり、1msec分のフレームデータを取得して復号すれば、L−EITの内容を解釈できる。これら情報レートも10msecおよび1msec以外の値であっても良いことは言うまでもない。
【0021】
L−EITは、H−EITに比べて情報量が少ないが、送出周期は1/10と短い。本発明においては、H−EITとL−EITの送出周期の差を利用して、受信チャンネルCH毎の番組情報PI(CH)を短時間に取得するものである。
【0022】
つまり、本発明においては、1つの放送チャンネルCHに関する番組情報PIを抽出管理する番組情報テーブルPITを2種類生成する。2種類とは、L−EITに含まれる番組タイトルPTと番組放送時間帯PBPが記載される第1の番組情報テーブルPIT_Lと、H−EITに含まれる番組タイトルPT、番組放送時間帯PBP、および番組内容PCなどの全ての番組情報PI_Hが記載される第2の番組情報テーブルPIT_Hである。
【0023】
図7に、第1の番組情報テーブルPIT_Lおよび第2の番組情報テーブルPIT_Hの関係を模式的に示す。受信チャンネルCHが選択された時点で、先ず、H−EIT(CH)に比べて送出周期の短い(送出タイミングが早い)L−EIT(CH)を取得して、第1の番組情報テーブルPIT_L(CH)を完成する。この第1の番組情報テーブルPIT_L(CH)の内容が番組情報PI(CH)として、ユーザである視聴者に提示される。
【0024】
そして、L−EIT(CH)の取得後にH−EIT(CH)を取得して、第2の番組情報テーブルPIT_H(CH)を完成する。この第2の番組情報テーブルPIT_H(CH)の内容が番組情報PI(CH)として提示される。なお、第1の番組情報テーブルPIT_L(CH)に基づく番組情報PI(CH)を第1の提示番組情報PI_L(CH)と呼称し、第2の番組情報テーブルPIT_H(CH)に基づく番組情報PI(CH)を第2の提示番組情報PI_H(CH)と呼称して、それぞれを識別するものとする。
【0025】
図8を参照してH−EITおよびL−EITのデータ構造について簡単に説明する。同図に示すように、L−EITは、領域A1、領域A2_L、領域A3、および領域A4_Lに大別される。領域A1および領域A3は、L−EITに関する管理情報などが格納されているが、本発明の特徴とする処ではないので説明を省く。領域A2_LにはL−EITのバージョン番号Nv_Lが格納される。そして、領域A4_Lには、上述の部分番組情報PI_Lが格納されている。
【0026】
H−EITも、領域A1、領域A2_H、領域A3、および領域A4_Hに大別される。領域A1および領域A3は、H−EITに関する管理情報などが格納され、領域A2_HにはH−EITのバージョン番号Nv_Hが格納される。そして、領域A4_Hには、上述の全番組情報PI_Hが格納されている。
【0027】
なお、バージョン番号Nv_Lは、1sec毎に生成されるL−EITのそれぞれの内容の新旧の度合いを示す番号である。つまり、バージョン番号Nv_Lが同一のL−EITは同内容であり、バージョン番号Nv_Lが異なる場合には、バージョン番号Nv_Lが大きいほど、そのL−EITの内容は新しいことを意味する。同様に、バージョン番号Nv_Hは、10sec毎に生成されるH−EITのそれぞれの内容の新旧の度合いを表す。
【0028】
図9を参照してバージョン番号Nv_Lとバージョン番号Nv_Hの観点から、L−EITに含まれる部分番組情報PI_LとH−EITに含まれる全番組情報PI_Hの互換性について説明する。同図においては、H−EITもL−EITもそれぞれ1つのブロックとして表し、そのブロックの中にバージョン番号Nv_Hとバージョン番号Nv_Lが数字のみで表されている。同図においては、上述の如く転送レートINT_Lおよび転送レートINT_Hがそれぞれ1secおよび10secの場合を示している。なお、作図上の都合により一部が省略されている。
【0029】
同図において、上から順番にパターン1、パターン2、パターン3、およびパターン4の4種類の事例が表されている。先ず、パターン1においては、H−EITのバージョン番号Nv_Hと、L−EITのバージョン番号Nv_Lは同時刻(t0、t20)に変化する。当然、バージョン番号Nv_Lが変わったL−EITの方が、バージョン番号Nv_Hが変わったH−EITより早く取得が完了する。
【0030】
パターン2においては、L−EITのバージョン番号Nv_Lが、H−EITのバージョン番号Nv_Hより若干早く変化する。つまり、バージョン番号Nv_Hが1から2に更新される前に、バージョン番号Nv_Lが1と2の状態が存在する。パターン1の場合と同様に、バージョン番号Nv_Lが変わったL−EITの方が、バージョン番号Nv_Hが変わったH−EITより早く取得が完了する。
【0031】
パターン3においては、L−EITのバージョン番号Nv_Lが、H−EITのバージョン番号Nv_Hより若干遅く変化する。つまり、バージョン番号Nv_Hが1から2に更新された後の暫くの間、バージョン番号Nv_Lが1と2の状態が存在する。やはりパターン1および2の場合のと同様に、バージョン番号Nv_Lが変わったL−EITの方が、バージョン番号Nv_Hが変わったH−EITより早く取得が完了する。
【0032】
パターン4においては、L−EITのバージョン番号Nv_Lが、H−EITのバージョン番号Nv_Hより遅く変化する。この場合は、上述のパターン1〜3の場合と異なり、バージョン番号Nv_Hが変わったH−EITの方がバージョン番号Nv_Lが変わったL−EITより早く取得が完了する。
【0033】
本発明においては、上述のL−EITの転送レートINT_LやH−EITの転送レートINT_Hより遙かに短い時間間隔で、L−EITやH−EITを検出し、かつ評価して、さらに種々の処理を実行する。これらの処理の内容については、後ほど図2〜図6に示すフローチャートを参照して詳述するが、処理が1通り実施されるタイミングを制御サイクルCと呼ぶ。なお、同じ処理であっても、時間の経過(処理タイミング)によっては異なる結果を生じるので、現時点の制御サイクルのタイミングをC、1制御サイクルだけ過去のタイミングを(C−1)、そして1制御サイクルだけ未来のタイミングを(C+1)と表現して、それぞれを識別するものとする。なお、これらの接尾辞(C−1)、(C)、および(C+1)を制御サイクル次数と呼ぶ。
【0034】
上述のパターン1〜パターン4のそれぞれの場合における、番組情報テーブルPITの更新の考え方について簡単に説明する。先ず、パターン1においては、H−EITとL−EITは同じタイミングで更新されるので、H−EITとL−EITの読み込みを同時に開始する。そして、先ずL−EITの読み込みが完了した時点で、第1の番組情報テーブルPIT_Lを更新して、その内容を部分番組情報PI_Lとしてユーザである視聴者に提示する。そして、H−EITの読み込みが完了した時点で第2の番組情報テーブルPIT_Hを更新して全番組情報PI_Hとして視聴者に提示する。
【0035】
パターン2においては、L−EITがH−EITより先に更新されているので、当然L−EITを先に読み込んで第1の番組情報テーブルPIT_Lを更新して部分番組情報PI_Lとして視聴者に提示する。そして、その後遅れた開始hしたH−EITの読み込みが完了した時点で第2の番組情報テーブルPIT_Hを更新して全番組情報PI_Hとして提示する。
【0036】
パターン3においては、L−EITがH−EITより若干遅れて更新されているので、先ずH−EITの読出が開始されてより若干遅れてL−EITの読出が開始される。L−EITの情報レートはH−EITの1/10程度であるので、遅れて開始したL−EITの読出がH−EITの読出より先に完了する。よって、第1の番組情報テーブルPIT_Lが第2の番組情報テーブルPIT_Hより先に完成して、先ず部分番組情報PI_Lが提示された後に、H−EITの読出が完了する。引き続き、第2の番組情報テーブルPIT_Hが完成し、全番組情報PI_Hが提示される。
【0037】
パターン4においては、L−EITはH−EITより情報レート以上遅れて更新されるので、H−EITの読出がL−EITの読出より先に終わる。よって、第2の番組情報テーブルPIT_Hの完成および全番組情報PI_Hの提示の後に、第1の番組情報テーブルPIT_Lが完成する。この場合、番組情報PIとして、新しさにおいては部分番組情報PI_Lと同等且つ情報量において部分番組情報PI_Lに勝る全番組情報PI_Hが引き続き提示される。
【0038】
以下に、図1、図2、図3、図4、図5、および図6を参照して、本発明の実施の形態にかかる番組情報取得装置について説明する。図1に本発明の実施の形態にかかる番組情報取得装置の構成を示す。番組情報取得装置PIAは、チューナ1、多重分離器3、デコーダ5、表示器7、番組情報取得制御器9、記憶器11、入力器13、OSD処理器15、および制御器20を含む。
チューナ1は、外部のアンテナVSなどの受信手段で受信した地上波デジタル放送波Wtdからユーザが視聴を所望するチャンネル(放送局)の地上波デジタル放送信号Stdを抽出する。多重分離器3は、地上波デジタル放送信号StdからMPEGデータDmと付加情報IAを分離抽出する。デコーダ5はMPEGデータDmをデコードして、アナログ映像信号Svaを生成する。
【0039】
入力器13は、リモコンなどで構成されて、視聴者の操作に応じて、番組情報取得装置PIAに対する操作信号Soを生成する。番組情報取得制御器9は操作信号Soに基づいて、チューナ1に受信すべき同調チャンネルを指示する同調指示信号Stを生成すると共に、多重分離器3から入力される付加情報IAに基づいて、番組情報取得動作を制御する。これについては、後ほど図2〜図6にフローチャートを参照して詳述する。
【0040】
さらに、番組情報取得制御器9は、取得した番組情報PI(部分番組情報PI_Lおよび全番組情報PI_H)をOSDメッセージとして画像表示させるためのOSD制御信号Sosdを生成する。
【0041】
OSD処理器15は、OSD制御信号Sosdに基づいて、番組情報PIを画像として表すOSD映像信号Svosdを生成して、表示器7に出力する。表示器7は、デコーダ5から出力されるアナログ映像信号Svaに、OSD映像信号Svosdを多重した画像或いは、どちらか一方の信号の画像を表示する。
【0042】
制御器20は制御信SCを生成して、番組情報取得装置PIAを構成する他の全ての構成要素の動作を制御することによって、番組情報取得装置PIAの全体動作も制御する。
【0043】
以下に、図2〜図6に示すフローチャートを参照して、番組情報取得装置PIAの番組情報取得動作について説明する。
先ず、図2に番組情報取得装置PIAの番組情報取得動作の主な動作を示す。番組情報取得装置PIAは、電源が投入されて、その動作が開始される。
【0044】
先ず、ステップ#100において、入力器13から入力される操作信号Soに基づいて、ユーザの操作入力がされているか否かが判断される。ユーザの操作入力が判定された時点で、Yesと判断されて、制御は次のステップ#200の「入力解析」サブルーチンに進む。
【0045】
ステップ#200において、操作信号Soに基づいて、ユーザの操作指示内容が解析される。そして、制御は次のステップ#300に進む。
【0046】
ステップ#300において、ステップ#200における解析結果に基づいて、ユーザが番組情報PIの表示を要求しているのか否かが判断される。Yes、つまり、ユーザが「番組情報PIの表示」を要求している場合、制御は次のステップ#400の「ユーザ指定チャンネルID取得」サブルーチンに進む。
【0047】
ステップ#400において、操作信号Soに基づいて、ユーザが表示を望んでいる番組を提供しているチャンネルCHを特定するチャンネルIDを取得する。上述のように、本明細書においては、チャンネルIDは(CH)と表現する。なお、本ステップにおける処理は、上述のステップS200において実行するようにしても良い。そして、制御は次のステップ#500の「ユーザ指定チャンネル番組情報抽出」サブルーチンに進む。
【0048】
ステップ#500において、チャンネルID(CH)に基づいて、ユーザの指定するチャンネルの地上波デジタル放送波Wtdを受信して、H−EIT(CH)およびL−EIT(CH)を抽出する。なお、本ステップ#500および後述のステップ#600および#700においては、同一のチャンネルCHに対して異なる制御タイミングCで実施される処理の内容を正確に把握することが必要であるので、チャンネルID(CH)の代わりに、1制御サイクル過去(C−1)、現制御サイクル(C)、および1制御サイクル未来(C+1)を示す接尾辞を、各種符号に付与して識別するものとする。
【0049】
つまり、現制御サイクル(C)において抽出されたH−EIT(C)およびL−EIT(C)に基づいて、第1の番組情報テーブルPIT_L(C)および第2の番組情報テーブルPIT_H(C)が生成する。本サブルーチンの動作については、後ほど図4および図5を参照して詳述する。そして、制御は次のステップ#600の「ユーザ指定チャンネルの番組情報テーブル更新」サブルーチンに進む。
【0050】
ステップ#600において、前回の制御サイクル(C−1)において生成されて、既に記憶器11に格納されている第1の番組情報テーブルPIT_L(C−1)および第2の番組情報テーブルPIT_H(C−1)と、現制御サイクル(C)において上述のステップ#500で生成された第1の番組情報テーブルPIT_L(C)および第2の番組情報テーブルPIT_H(C)の内容の新旧を、それらの元となったL−EIT(C−1)のバージョン番号Nv_L(C−1)、H−EIT(C−1)のバージョン番号Nv_H(C−1)、第1の番組情報テーブルPIT_L(C)のバージョン番号Nv_L(C)、全番組情報PI_H(C)のバージョン番号Nv_H(C)に基づいて、判断される。番組情報テーブルPIT(C)が最新の部分番組情報PI_L(C)或いは最新の全番組情報PI_H(C−1)で更新される。なお、本サブルーチンの動作については、後ほど図6を参照して詳述する。そして、制御は次の#700の「番組情報表示」サブルーチンに進む。
【0051】
ステップ#700において、ステップ#600で更新された番組情報テーブルPIT(C)に基づいて、番組情報PIが表示器7に画像表示される。そして、制御は上述のステップ#100に戻る。
【0052】
上述のステップ#100でNo、つまり、ユーザによる操作入力が検出されない場合は、制御はステップ#800に進む。
ステップ#800において、予め定められた番組情報更新時刻であるか否かが判断される。Noの場合は、制御は上述のステップ#100に戻る。一方、Yes、つまり番組情報更新時刻に至っていると判断される場合、制御は次のステップ#900の「全チャンネルID取得」に進む。
【0053】
ステップ#900において、番組情報取得装置PIAに予め登録されている、受信可能な全ての地上波デジタル放送局のチャンネルID(CH)が読み出される。そして、制御は次のステップ#1000の「全チャンネル番組情報抽出」サブルーチンに進む。
【0054】
ステップ#1000において、前述のステップ#500の「ユーザ指定チャンネル番組情報抽出」サブルーチンにおけるのと同様に、ただし、全ての放送チャンネルの地上波デジタル放送信号を受信して、チャンネルCH毎のH−EIT(C、CH)およびL−EIT(C、CH)を取り込む。そして、制御は次のステップ#1100の「全チャンネル番組情報テーブル更新」サブルーチンに進む。
【0055】
ステップ#1100において、前述のステップ#600の「ユーザ指定チャンネル番組情報テーブル更新」サブルーチンにおけるのと同様に、1制御サイクル前(C−1)におけるステップ#500で取得されて記憶器11に格納されている番組情報テーブルPIT(C−1)、或いは本ステップで放送チャンネル(CH)毎に取得されて記憶器11に格納されている番組情報テーブルPIT(C−1、CH)が現制御サイクルで取得されたL−EIT(C)又はL−EIT(C−1、CH)で更新される。そして、制御は前述のステップ#100に戻る。
【0056】
上述のステップ#300においてNo、つまり、ユーザ指示が番組情報表示要求以外である場合には、制御はステップ#1200の「要求動作実行」サブルーチンに進む。そして、ステップ#1200において、ユーザの要求している動作が実行された後に、制御は上述のステップ#100に戻る。
【0057】
次に、図3を参照して、上述のステップ#500の「ユーザ指定チャンネル番組情報抽出」サブルーチンの詳細について説明する。ステップ#500のサブルーチンが開始すると、先ず、チューナ1から地上波デジタル放送信号Stdがパケットデータ単位で多重分離器3に取り込まれる。
先ず、ステップS502において、取り込まれたパケットデータがチャンネルストリームであるか否かが判断される。つまり、チャンネルストリームのパケットデータが取り込まれた時点で、Yesと判断されて、制御は次のステップS504に進む。
【0058】
ステップS504において、チャンネルストリームの内容解析のために、パケットデータがデコードされる。そして、制御は次のステップS506に進む。
【0059】
ステップS506において、上述のステップS504のデコード結果に基づいて、受信中のチャンネルストリームが固定受信用番組データであるのか否かが判断される。固定受信用番組データである場合は、Yesと判断されて制御は、ステップ#520の固定受信用番組データ抽出サブルーチンに進む。
【0060】
ステップ#520において、固定受信用番組データが抽出される。なお、このサブルーチンにおける処理は、本発明の特徴とするものではなく、従来より公知の方法によって実施される。そして、ステップ#500の処理は終了される。
【0061】
一方、上述のステップS506においてNo、つまり受信中のチャンネルストリームが固定受信用番組データではないと判断される場合は、制御はステップS508に進む。
【0062】
ステップS508において、受信中のチャンネルストリームが移動受信用番組データであるか否かが判断される。移動受信用番組データである場合は、Yesと判断されて、制御はステップ#540の移動受信用番組データ抽出サブルーチンに進む。
【0063】
ステップ#540において、移動受信用番組データが抽出される。なお、このサブルーチンにおける処理は、本発明の特徴とするものではなく、従来より公知の方法によって実施される。そして、ステップ#500の処理は終了される。
【0064】
一方、上述のステップS508においてNo、つまり受信中のチャンネルストリームは固定受信用番組データでも移動受信用番組データのいずれでもないと判断される場合は、制御はステップS510に進む。
【0065】
ステップS510において、受信中のチャンネルストリームがH−EITであるか否かが判断される。H−EITである場合は、Noと判断されて、制御はステップ#560の「H−Eit抽出」サブルーチンに進む。
【0066】
ステップ#560においては、受信中のチャンネルストリームを構成するパケットデータから、H−EITが抽出される。なお、本ステップにおける処理については、後ほど図4を参照して詳述する。そして、ステップ#500の処理は終了される。
【0067】
一方、上述のステップS510においてNo、つまり受信中のチャンネルストリームは固定受信用番組データ、移動受信用番組データ、およびH−EITのいずれでもないと判断される場合は、制御はステップS512に進む。
【0068】
ステップS512において、受信中のチャンネルストリームがL−EITであるか否かが判断される。L−EITでない場合は、Yesと判断されて、制御はステップ#580の「L−EIT抽出」サブルーチンに進む。
【0069】
ステップ#580においては、受信中のチャンネルストリームを構成するパケットデータから、L−EITが抽出される。なお、本ステップにおける処理については、後ほど図5を参照して詳述する。そして、ステップ#500の処理は終了される。
【0070】
一方、上述のステップS512においてNo、つまり受信中のチャンネルストリームは固定受信用番組データ、移動受信用番組データ、H−EIT、およびL−EITのいずれでもないと判断される場合は、制御は上述のステップS502に戻る。このようにして、ステップ#500の「ユーザ指定チャンネル番組情報抽出」サブルーチンにおいて、入力されるチャンネルストリームが固定受信用番組データ、移動受信用番組データ、H−EIT、およびL−EITの別に分類されて抽出されて蓄積される。
【0071】
次に、図4を参照して、上述のステップ#560の「H−EIT抽出」サブルーチンにおける動作の詳細について説明する。
先ずステップS562において、上述のステップS504でデコードされたH−EITがコンポーネント単位で随時入力される。そして、制御は次のステップS564に進む。
【0072】
ステップS564において、入力されたコンポーネントがバージョン番号Nv_Hであるのか否かが判断される。バージョン番号Nv_Hである場合には、Yesと判断されて、制御は次のステップS566に進む。
【0073】
ステップS566において、バージョン番号Nv_Hの抽出が開始される。そして、制御は次のステップS568に進む。
【0074】
ステップS568において、バージョン番号Nv_Hの抽出が完了したか否かが判断される。Noと判断される場合、制御はステップS566に戻って、バージョン番号Nv_Hの抽出が継続される。そして、バージョン番号Nv_Hの抽出が完了した時点で、Yesと判断されて、制御は次のステップS570に進む。
【0075】
ステップS570において、抽出されたバージョン番号Nv_Hが現制御サイクルCに対応する制御サイクル次数(C)を附して、バージョン番号Nv_H(C)として格納される。以降、同じ制御サイクルに処理対象となったことを示すために、H−EITにも制御サイクル次数(C)を附して表現するものとする。つまり、制御サイクル次数(C)は、バージョン番号Nv_H(C)で特定される第2の番組情報テーブルPIT_H(C)を明示的に示すパラメータである。そして、制御は次のステップS572に進む。
【0076】
なお、上述のステップS564においてNo、つまり、現在入力されているH−EITのコンポーネントはバージョン番号Nv_Hではないと判断される場合に、制御は上述のステップS566、S567、S568、およびS570をスキップして、ステップS572に進む。
【0077】
先ずステップS572において、H−EIT(C)から、全番組情報PI_H(C)の抽出が開始される。そして、制御は次のステップS574に進む。
【0078】
ステップS574において、全番組情報PI_H(C)の抽出が完了したか否かが判断される。全番組情報PI_H(C)の抽出が完了するまで、Noと判断されて、制御は上述のステップS572に戻る。そして、全番組情報PI_H(C)の抽出が完了した時点で、Yesと判断されて、制御は次のステップS576に進む。
【0079】
ステップS576において、全番組情報PI_H(C)が記憶器11に格納される。そして、ステップ#560におけるサブルーチンが終了される。
【0080】
次に、図5を参照して、上述のステップ#580の「L−EIT抽出」サブルーチンにおける動作の詳細について説明する。
先ずステップS582において、上述のステップS504でデコードされたL−EITがコンポーネント単位で随時入力される。そして、制御は次のステップS584に進む。
【0081】
ステップS564において、入力されたコンポーネントがバージョン番号Nv_Lであるのか否かが判断される。バージョン番号Nv_Lである場合には、Yesと判断されて、制御は次のステップS586に進む。
【0082】
ステップS586において、バージョン番号Nv_Lの抽出が開始される。そして、制御は次のステップS588に進む。
【0083】
ステップS588において、バージョン番号Nv_Lの抽出が完了したか否かが判断される。Noと判断される場合、制御はステップS586に戻って、バージョン番号Nv_Lの抽出が継続される。そして、バージョン番号Nv_Lの抽出が完了した時点で、Yesと判断されて、制御は次のステップS590に進む。
【0084】
ステップS590において、抽出されたバージョン番号Nv_Lが制御サイクル次数(C)を附して、バージョン番号Nv_L(C)として格納される。以降、同じ制御サイクルに処理対象となったことを示すために、L−EITにも制御サイクル次数(C)を附して表現するものとする。そして、制御は次のステップS592に進む。
【0085】
なお、上述のステップS584においてNo、つまり、現在入力されているL−EITのコンポーネントはバージョン番号Nv_Lではではないと判断される場合に、制御は上述のステップS586、S587、S588、およびS590をスキップして、ステップS592に進む。
【0086】
ステップS592において、L−EIT(C)から、部分番組情報PI_L(C)の抽出が開始される。そして、制御は次のステップS594に進む。
【0087】
ステップS594において、部分番組情報PI_L(C)の抽出が完了したか否かが判断される。部分番組情報PI_L(C)の抽出が完了するまで、Noと判断されて、制御は上述のステップS592に戻る。そして、部分番組情報PI_L(C)の抽出が完了した時点で、Yesと判断されて、制御は次のステップS596に進む。
【0088】
ステップS596において、部分番組情報PI_L(C)が記憶器11に格納される。そして、ステップ#580におけるサブルーチンが終了される。
【0089】
次に図6を参照して、上述のステップ#600における「ユーザ指定チャンネル番組情報テーブル更新」サブルーチンの詳細について説明する。ステップ#500において、ユーザ指定チャンネル番組情報が抽出されると、本ステップ#600の処理が開始する。
【0090】
先ず、ステップS602において、前回の制御サイクル(C−1)において上述のステップS590で格納されたバージョン番号Nv_L(C−1)が記憶器11から読み出される。そして、制御は次のステップS604に進む。
【0091】
ステップS604において、今回の制御サイクル(C)において、ステップS590で格納されたバージョン番号Nv_L(C)が、バージョン番号Nv_L(C−1)と同じか否かが判断される。同じでない場合、つまりバージョン番号Nv_L(C−1)<バージョン番号Nv_L(C)である場合には、Noと判断される。そして、制御は次のステップS606に進む。
【0092】
ステップS606において、部分番組情報PI_L(C)が記憶器11に格納されているか否かが判断される。部分番組情報PI_L(C)が格納されている場合は、Yesと判断されて、制御はステップ#622に進む。
【0093】
ステップS622において、記憶器11から部分番組情報PI_L(C)が読み出されてる。この部分番組情報PI_L(c)で、番組情報テーブルPITが更新される。つまり、第1の番組情報テーブルPIT_L(C)が番組情報テーブルPIT(C)として設定される。そして、制御はステップS624に進む。そして、本ステップ#600における処理が終了される。
【0094】
一方、上述ステップS604においてYes、又はステップS606においてNoと判断される場合は、制御はステップS608に進む。
【0095】
ステップS608において、全番組情報PI_H(C)が記憶器11に格納されているか否かが判断される。全番組情報PI_H(C)が格納されている場合は、Yesと判断されて、制御はステップS620に進む。
【0096】
ステップS620において、記憶器11から全番組情報PI_H(C)が読み出される。この全番組情報PI_H(C)で、番組情報テーブルPITが更新される。つまり、第2の番組情報テーブルPIT_H(C)が番組情報テーブルPIT(C)として設定される。そして、本ステップ#600における処理が終了される。
【0097】
一方、上述ステップS608においてNoと判断される場合、制御はステップS610に進む。
【0098】
ステップS610において、部分番組情報PI_L(C−1)が記憶器11に格納されているか否かが判断される。部分番組情報PI_L(C−1)が格納されている場合は、Yesと判断されて、制御はステップS618に進む。
【0099】
ステップS618において、記憶器11から部分番組情報PI_L(C−1)が読み出される。この部分番組情報PI_L(C−1)で、番組情報テーブルPITが更新される。つまり、第1の番組情報テーブルPIT_L(C−1)が番組情報テーブルPIT(C)として設定される。そして、本ステップ#600における処理が終了される。
【0100】
一方、上述ステップS610においてNoと判断される場合、制御はステップS612に進む。
【0101】
ステップS612において、全番組情報PI_H(C−1)が記憶器11に格納されているか否かが判断される。全番組情報PI_H(C−1)が格納されている場合は、Yesと判断されて、制御はステップS616に進む。
【0102】
ステップS616において、記憶器11から全番組情報PI_H(C−1)が読み出される。この全番組情報PI_H(C−1)で番組情報テーブルPITが更新される。つまり、第2の番組情報テーブルPIT_H(C−1)が番組情報テーブルPIT(C)として設定される。そして、本ステップ#600における処理が終了される。
【0103】
一方、上述ステップS612においてNoと判断される場合、制御はステップS614に進む。
【0104】
ステップS614において、メッセージが記憶器11から読み出される。そして、本ステップ#600における処理が終了される。
【0105】
上述のように、記憶器11に蓄積されてい全番組情報PI_H(C−1)の元であるH−EIT(C−1)のバージョン番号Nv_H(C−1)が、受信中のL−EIT(C)のバージョン番号Nv_L(C)より古い場合、(つまり、Nv_H(C−1)<Nv_L(C))には、部分番組情報PI_L(C−1)が番組情報PI(C)として採用される。そして、H−EIT(C)の読み込みが終わった時点で、全番組情報PI_H(C)を番組情報PI(C)として表示する。
【0106】
一方、H−EIT(C−1)のバージョン番号Nv_H(C−1)が、受信中のL−EIT(C)のバージョン番号Nv_L(C)より古くない場合、(つまり、Nv_H(C−1)=Nv_L(C))には、全番組情報PI_H(C−1)が番組情報PI(C)として採用される。
【0107】
上述のように、本発明にかかる番組情報取得装置PIAにおいては、放送チャンネルの番組情報のみが付加されている地上波デジタル放送においても、選局したチャンネルに関する番組情報を速やかに取得して、ユーザである視聴者に提示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる番組情報取得装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した番組情報取得装置の番組情報取得に関する主な動作を示すフローチャートである。
【図3】図2に示したユーザ指定チャンネル番組情報抽出サブルーチンの詳細を示すフローチャートである。
【図4】図3に示したH−EIT抽出サブルーチンの詳細を示すフローチャートである。
【図5】図3に示したL−EIT抽出サブルーチンの詳細を示すフローチャートである。
【図6】図2に示したユーザ指定チャンネル番組情報テーブル更新サブルーチンの詳細を示すフローチャートである。
【図7】本発明にかかる番組情報テーブルPITの構成の説明図である。
【図8】L−EITおよびH−EITの構成の説明図である。
【図9】本発明にかかる、L−EITおよびH−EITのバージョンアップタイミングと、番組情報PIの更新の関係の説明図である。
【符号の説明】
PIA 番組情報取得装置
VS アンテナ
1 チューナ
3 多重分離器
5 デコーダ
7 表示器
9 番組情報取得制御器
11 記憶器
13 入力器
15 OSD処理器
20 制御器

Claims (1)

  1. 1チャンネルの放送帯域に第1の番組と当該第1の番組のサイマル放送である第2の番組と、当該第1の番組の番組情報である第1の番組情報と、当該第1の番組情報に含まれる当該第1の番組情報のバージョンである第1のバージョン情報と、当該第1の番組情報の一部を含むと共に当該第2の番組の番組情報である第2の番組情報と、当該第2の番組情報に含まれる当該第2の番組情報のバージョンである第2のバージョン情報と、が放送されると共に当該第2の番組情報は、当該第1の番組情報に比べてより頻繁に配信されると共により短い時間で復号でき、当該第1のバージョン情報と当該第2のバージョン情報とがほぼ同じタイミングで更新されるサイマル放送が実施されている地上波デジタル放送において、当該地上波デジタル放送信号から当該第1の番組情報と当該第2の番組情報を取得する番組情報取得装置であって、
    前記第1の番組情報及び前記第1のバージョン情報と、前記第2の番組情報及び前記第2のバージョン情報を取得する番組情報取得手段と、
    前記番組情報取得手段により取得された第1の番組情報及び第1のバージョン情報と、第2の番組情報及び第2のバージョン情報と、を保存する番組情報保存手段と、
    前記番組情報取得手段により取得された第2のバージョン情報と、前記第2のバージョン情報取得の1制御サイクル前に前記番組情報保存手段により保存された第1のバージョン情報と、を比較するバージョン比較手段と、
    前記バージョン比較手段の比較結果に基づいて、前記番組情報取得手段により取得された第2のバージョン情報が、前記第2のバージョン情報取得の1制御サイクル前に前記番組情報保存手段により保存された第1のバージョン情報よりも古い又は同じ場合には、前記第2のバージョン情報取得の1制御サイクル前に前記番組情報保存手段により保存された第1の番組情報を選択し、前記番組情報取得手段により取得された第2のバージョン情報が、前記第2のバージョン情報取得の1制御サイクル前に前記番組情報保存手段により保存された第1のバージョン情報よりも新しい場合には、前記番組情報取得手段により取得された第2の番組情報を選択する番組情報選択手段と、
    を備える番組情報取得装置。
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