JP4243213B2 - 気化器のチョーク弁制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は,気化器のチョーク弁に連結されて,チョーク弁の開弁方向にばね付勢されるチョークレバーを,チョーク弁の全閉位置に対応する閉じ位置に回動したとき,チョークレバーをその閉じ位置に保持するが,エンジン始動後の気化器のスロットル操作によりチョークレバーの前記保持を解除するチョーク閉じ状態保持手段を備えた,気化器のチョーク弁制御装置の改良に関する。
かゝる気化器のチョーク弁制御装置は,例えば特許文献1に開示されているように,既に知られている。
実公昭42−25号公報
ところで,従来の気化器のチョーク弁制御装置では,チョーク閉じ状態保持手段が,スロットル弁に連結したスロットルレバーと,チョーク弁に連結したチョークレバーと,スロットルレバーがスロットル弁の全開位置に対応する開き位置にあるとき,チョークレバーを閉じ位置に回動すると,気化器に軸支されてチョークレバーをアクセルレバーにロックさせてチョークレバーを閉じ位置に保持するロックレバーと,このロックレバーをそのロック方向に付勢するロックばねとで構成しているので,部品点数が多く,構造が比較的複雑で,コストの低減の障害となっている。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,チョーク閉じ状態保持手段の構造の簡素化を図り,安価な気化器のチョーク弁制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,気化器のチョーク弁に連結されて,チョーク弁の開弁方向にばね付勢されるチョークレバーを,チョーク弁の全閉位置に対応する閉じ位置に回動したとき,チョークレバーをその閉じ位置に保持するが,エンジン始動後の気化器のスロットル操作によりチョークレバーの前記保持を解除するチョーク閉じ状態保持手段を備えた,気化器のチョーク弁制御装置において,前記チョーク閉じ状態保持手段を,気化器のスロットル弁に連結したスロットルレバーに連設されたロックアームと,チョークレバーに連設され,スロットルレバーがスロットル弁の全開位置に対応する開き位置にあるとき,チョークレバーを閉じ位置に回動すると,ロックアームと互いに弾発的に乗り越えて,ロックアームにより後退回動を阻止される被ロックアームとで構成し,スロットルレバーには,これをスロットル弁の開き方向に付勢するガバナばねと,エンジン回転数の上昇に応じてスロットルレバーをスロットル弁の閉じ方向に付勢する出力を発生するガバナとを接続し,このガバナの出力によるスロットルレバーの閉じ方向への回動により,ロックアームが被ロックアームを解放することを特徴とする。
本発明によれば,チョーク閉じ状態保持手段は,スロットルレバー及びチョークレバーにそれぞれ連設したロックアーム及び被ロックアームのみで,構成されるので,従来のように気化器に特別に軸支したロックレバーは不要であり,したがって部品点ば少なく,構造が簡単であり,チョーク弁制御装置のコスト低減を図ることができる。
またエンジンの始動後は,ガバナの作動によりスロットルレバーの閉じ動作によって,チョークレバーを閉じ位置から解放するので,チョークレバーの解放,したがってチョーク弁の開弁を自動的に行うことができる。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の第1実施例に係るチョーク弁制御装置を備えるエンジンを搭載した動力芝刈機の側面図,図2は上記エンジンの一部破断平面図,図3は図2の3−3線断面図,図4は図2の要部拡大図,図5は図4の5−5線断面図(制動機構の作動状態を示す。),図6は制動機構の作動解除且つエンジン低温始動前の状態を示す,図5との対応図,図7は図6の7矢視図,図8はエンジン低温始動時の状態を示す,図5との対応図,図9はエンジンの暖機運転状態を示す,図5との対応図,図10は図9の10矢視図,図11はエンジンの暖機運転終了の状態を示す,図5との対応図,図12は図11の12矢視図,図13はエンジンの高温停止状態を示す,図5との対応図,図14は図4の14−14線拡大断面図,図15は図14の15−15線断面図,図16は図15の16−16線断面図,図17はチョークレバーの閉じ位置保持手段の作用説明図で,(a)は図4のa−a線断面図,(c)は図7のc−c線断面図,図18は本発明の第2実施例を示す,図17との対応図である。
先ず,本発明の第1実施例の説明より始める。図1において,動力作業機としての歩行型動力芝刈機1は,前輪2f及び後輪2rにより支持されるハウジング3を有する。このハウジング3の上面にはクランク軸5を鉛直方向に配置したバーチカルエンジン4が搭載され,クランク軸5の下端に付設される回転刈刃7はハウジング3内に配設される。ハウジング3の後端に結合される操向ハンドル6には,芝袋8が取り付けられており,刈刃7で刈られた芝を収納するようになっている。
図2〜図5において,エンジン4のクランク軸5の上端には冷却ファン兼用のフライホイール9が固着されており,このフライホイール9と共にエンジン4の上面を覆うエンジンカバー10がエンジン4に固着される。このエンジンカバー10には,フライホイール9を介してクランク軸5を駆動し得るリコイル式スタータ11と,このスタータ11を覆うスタータカバー12とが取り付けられる。スタータカバー12には多数の冷却風取り入れ口13が設けられ,フライホイール9即ち冷却ファンの回転時,これら冷却風取り入れ口13からエンジンカバー10内に冷却風を引き込むようになっており,その冷却風はエンジンカバー4によってエンジン4の各部に誘導される。尚,図2中,符号11aはスタータ11のロープ牽引用グリップである。
フライホイール9の下方でエンジン4に固着されたブラケット14に,フライホイール9の円筒状外周面と協働するブレーキシュー16が枢軸17を介して取り付けられる。枢軸17は,フライホイール9の外周面より内方寄りの位置に配置される。
ブレーキシュー16は,ブラケット14及びフライホイール9の間を通ってフライホイール9の外周面外方へ延びるアーム16aと,このアーム16aの先端から屈曲してフライホイール9の外周面に対向する圧接部16bとを備えており,その圧接部16bにはライニング18が接着されている。
而して,ブレーキシュー16は,圧接部16bのライニング18をフライホイール9の外周面に圧接される制動位置A(図4及び図5参照)と,同外周面からライニング18を離間させる制動解除位置B(図6参照)との間を枢軸17周りに揺動することができる。ブレーキシュー16の圧接部16bの前端にはブレーキシュー16を制動位置Aに向かって付勢するブレーキばね19が接続される。上記ブレーキシュー16,フライホイール9及びブレーキばね19により,クランク軸5の回転を制止する制動機構15が構成される。
またブレーキシュー16には作動アーム16cが一体に形成されており,それの先端には,前記操向ハンドル6に軸支された制動解除レバー20(図1参照)により牽引操作される操作ワイヤ21が接続され,操作ワイヤ21を牽引すると,作動アーム16cを介してブレーキシュー16を制動解除位置Bへ回動することができる。
図4に示すように,またブラケット14の上面にはエンジンキルスイッチ22が設置される。このエンジンキルスイッチ22は,ブレーキシュー16が制動位置Aにきたとき,それに連動してエンジンの点火回路(図示せず)を不作動にして,エンジン4の作動を停止するようになっている。
図2〜図4に示すように,エンジン4の左右一側面に気化器23が,他側面に排気マフラ26がそれぞれ取り付けられ,気化器23の上流端にはエアクリーナ24が接続される。
気化器23は,吸気道30aを有する気化器本体30と,吸気道30aの上流部を開閉するバタフライ型のチョーク弁31と,その下流側を開閉する,同じくバタフライ型のスロットル弁32とを備えており,チョーク弁31及びスロットル弁32の弁軸31a,32aは,エンジン4のクランク軸5と同様に鉛直方向に向けて気化器本体30に回転自在に支承される。
図14〜図16に示すように,チョーク弁31の弁軸31aは,吸気道30aの中心線から一側にオフセットして配置され,チョーク弁31は,その全閉状態では,チョーク弁31の半径の大きい側が,その半径の小さい側より吸気道30aの下流側に来るように吸気道30aの中心線に対して傾斜するようになっている。上記弁軸31aの,気化器本体30外側に突出した外端部にはチョークレバー33が取り付けられる。このチョークレバー33は,弁軸31aに回転可能に嵌合される有底円筒状のハブ33aと,このハブ33aの一側面に一体に突設されるレバーアーム33bとからなっている。ハブ33aの内側には,その周方向に一定の間隔を置いて並ぶ一対のストッパ突起34,34′が形成されており,これらストッパ突起34,34′間でのみ回動可能のリリーフレバー35が弁軸31aに固着されると共に,このリリーフレバー35をチョーク弁31の閉じ側に位置する一方のストッパ突起34に当接させるように付勢するリリーフばね36がハブ33a及びリリーフレバー35間に設けられる。
ハブ33aの下部外周には,周方向に間隔を置いて並ぶ一対のストッパ壁37,37′が形成されており,これらストッパ壁37,37′間に配置されるストッパピン38が気化器本体30外面に突設される。
而して,一方のストッパ壁37がストッパピン38に当接することにより,チョーク弁31を全閉させるチョークレバー33の閉じ位置Cが規定され,他方のストッパ壁37′がストッパピン38に当接することにより,チョーク弁31を全開させるチョークレバー33の開き位置Oが規定される。
またチョーク弁31の全閉若しくは小開度時,エンジンの吸気負圧が一定値を超えると,チョーク弁31の半径の大きい側に作用する吸気負圧による回転モーメントと,チョーク弁31の半径の小さい側に作用する吸気負圧による回転モーメントとの差がリリーフばね36による回転モーメントに打ち勝って,チョーク弁31の開度を増加させるが,その開度増加は,リリーフレバー35が他方のストッパ突起34′に当接することによって規制される。
再び図4及び図5において,スロットル弁32の弁軸32aの,気化器本体30外側に突出した外端部には,スロットルレバー40が固着され,このスロットルレバー40には,エンジン4に支持した回転支軸41の外端に固着されるガバナレバー42の長腕部42aがリンク43を介して連結される。またガバナレバー42には,これをスロットル弁32の開き方向に所定の荷重をもって付勢するガバナばね44が接続される。さらにガバナレバー42の短腕部42bには,エンジン4のクランク軸5により駆動される公知の遠心ガバナ45の出力軸45aが連接され,エンジン4の回転数の増加に応じて増大する遠心ガバナ45の出力が短腕部42bにスロットル弁32の閉じ方向に作用するようになっている。したがって,エンジン4の運転停止状態では,ガバナばね44のセット荷重によりスロットルレバー40は,スロットル弁32の閉じ位置Cに保持されるが,エンジン4の運転中は,遠心ガバナ45の出力によるガバナレバー42のモーメントと,ガバナばね44の荷重によるガバナレバー42のモーメントとの釣り合いによってスロットル弁32の開度が自動制御されることになる。
さて,チョーク弁31を自動的に開閉する,本発明の一実施例に係るチョーク弁制御装置27について説明する。
図3〜図5において,気化器23及びエアクリーナ24間には,前記ブラケット14と結合されて鉛直方向に広がる支持板25が挟持される。この支持板25の内側面に第1〜第3コントロールレバー51〜53が第1〜第3枢軸54〜56を介してそれぞれ回転可能に取り付けられ,第2コントロールレバー52は,第1コントロールレバー51と気化器23間に配置され,第3コントロールレバー53は第2コントロールレバー52の直下に配置される。
第1コントロールレバー51は,先端を第2コントロールレバー52側に延ばしており,その基部には,前記ブレーキシュー16が制動位置Aを占めるとき,その解除アーム16cの前端縁に係脱する爪部51aが形成されている。この第1コントロールレバー51には,爪部51aを解除アーム16cとの係合方向に付勢する第1戻しばね57が接続される。第1コントロールレバー51は,爪部51aを制動位置Aの解除アーム16cの前端に当接させた第1位置Dと,解除アーム16cが制動解除位置Bまで回動されて爪部51aを押動したときの第2位置Eとの間を回動するようになっている。
第2コントロールレバー52は,第2枢軸55の上方及び下方にそれぞれ延びる上腕部52a及び下腕部52bと,第1コントロールレバー51に向かって延びる,可撓性を有する弾性腕部52cとからなっている。上部腕部52aには,第2枢軸55と同心の円弧状長孔59が設けられており,この長孔59に摺動可能に一端部を連結したリンク46の他端部が前記チョークレバー33のレバーアーム33b先端部に連結される。弾性腕部52cは,第1コントロールレバー51の第1位置Dから第2位置Eへの回動時,第1コントロールレバー51により押動され,その押動により,第2コントロールレバー52がリンク46を介してチョークレバー33を閉じ位置Cにむかって回動するようになっている。
第2コントロールレバー52の下腕部52bには,第2枢軸55の軸線方向に起立した当接壁60が形成されており,この当接壁60を第3コントロールレバー53の後述の上腕部53aに当接させる方向に第2コントロールレバー52を回動付勢する第2戻しばね58が第2コントロールばね67及び支持板25間に張設される。
前記スロットルレバー40には,弁軸32aの軸方向に撓み弾性を有するロックアーム49が設けられ,このロックアーム49に対応する被ロックアーム50がチョークレバー33に一体に形成される。この被ロックアーム50は,スロットル弁32の全開状態で,チョークレバー33が閉じ位置Cまで回動されると,ロックアーム49により保持されるようになっている。即ち,図17に示すように,スロットルレバー40が全開位置にあるとき,ロックアーム49は,被ロックアーム50の回動経路中に介入するようになっており,このロックアーム49の回動方向一側には,被ロックアーム50がチョークレバー33の閉じ位置Cに向かって回動するとき,被ロックアーム50から押し上げられる斜面61が形成され,その他側には,被ロックアーム50がロックアーム49の下方を通過した直後,被ロックアーム50を受け止めてチョークレバー33を閉じ位置Cに保持する当接面62が形成される。
再び図4及び図5において,第3コントロールレバー53は,第3枢軸56の上方及び下方にそれぞれ延びる上腕部53a及び下腕部53bからなっており,その上腕部53aの先端は,第2コントロールレバー52の下腕部52bの当接壁60に気化器23側から当接するようになっている。
また支持板25には,下腕部53bを受け止めて第3コントロールレバー53の回動角度を制限する第1及び第2ストッパ壁64a,64bを持ったストッパ部材64が固設される。上記下腕部53bを気化器23側の第1ストッパ壁64aに当接させたときの第3コントロールレバー53の位置を低温位置Lと呼び,下腕部53bを気化器23と反対側の第2ストッパ壁64bに当接させたときの第3コントロールレバー53の位置を高温位置Hと呼ぶことにする。
さらに支持板25には,第3コントロールレバー53に,気化器23と反対側で並ぶばね係止部材65が固着される。このばね係止部材65も,第3コントロールレバー53の上腕部53a及び下腕部53bに対応する上腕部65a及び下腕部65bを有しており,上腕部52a,65a同士に,引っ張りコイルばねからなる第1コントロールばね66の両端が接続され,また下腕部52b,65b同士に引っ張りコイルばねからなる第2コントロールばね67の両端が接続される。第1コントロールばね66のセット荷重は,前記第2戻しばね58のそれより大きく設定されている。
第2コントロールばね67は形状記憶合金製であって,エンジン4の暖機運転終了時の雰囲気温度に対応する形状回復温度未満では,ばね機能を喪失しているが,上記形状回復温度以上では,第1コントロールばね66より強いセット荷重(引っ張り力)を発揮するようになっている。
以上において,制動解除レバー20,操作ワイヤ21及び解除アーム16cは,ブレーキシュー16のフライホイール9に対する制動を解除する制動解除手段70を構成し,また第1,第2コントロールレバー51,52及びリンク46は,制動解除手段70の作動に連動してチョークレバー33を閉じ位置Cに回動するチョーク自動閉じ手段71を構成し,ロックアーム49及び被ロックアーム50は,チョークレバー33を閉じ位置Cに保持するチョーク弁閉じ状態保持手段72を構成し,リンク46及び長孔59は,チョークレバー33が閉じ位置Cに保持された後,第2コントロールレバー52の,第2戻しばね58による戻り回動を許容するロストモーション手段73を構成し,第2戻しばね58,第3コントロールレバー53,第1ストッパ壁64a及び第1コントロールばね66は,エンジン4の始動直後,チョークレバー33をチョーク弁31の半開開度に保持する暖機制御手段74を構成し,第3コントロールレバー53,第2ストッパ壁64b及び第2コントロールばね67は,エンジン4の暖機運転終了後,チョークレバー33を開き位置Oに回動するチョーク自動開き手段75を構成する。
次に,この第1実施例の作用について説明する。
図3〜図5に示すように,ブレーキシュー16が制動位置Aにあってフライホイール9に制動力をかけ,エンジン4の停止状態を保持している状態では,第1コントロールレバー51は,第1戻しばね57の付勢力により,爪部51aを解除アーム16cの前端縁に係合させた第1位置Dに保持されている。また第2コントロールレバー52は,第2戻しばね58の付勢力により,下腕部52bの当接壁60を,第3コントロールレバー53の上腕部53aの先端に当接させる。しかしながら,エンジン4が低温状態にあれば,その雰囲気温度も第2コントロールばね67の形状回復温度未満と低いので,第2コントロールばね67はばね機能を失っており,したがって第3コントロールレバー53は,第1コントロールばね66の付勢力により,下腕部53bを第1ストッパ壁64aに当接させた低温位置Lに保持され,第3コントロールレバー53の上腕部53aは,気化器23から最も離れた位置で第2コントロールレバー52の下腕部52bを受け止めている。
一方,気化器23では,チョークばね39の付勢力によりチョークレバー33がチョーク弁31の開き方向に回動付勢されるが,リンク46が第2コントロールレバー52の上腕部52aの長孔59の一方の内端壁に当接することで,チョーク弁31は半開状態に保持される。
動力芝刈機1を稼働させるには,先ず,制動解除レバー20を操向ハンドル6と共に握って操作ワイヤ21を牽引することにより,解除アーム16cを作動してブレーキシュー16を制動解除位置Bへ回動して,フライホイール9に対する制動力を解除し,クランク軸5を自由にする。このときブレーキシュー16によりエンジンキルスイッチ22は不作動状態にされ(点火回路が作動可能となる),同時に,ブレーキシュー16の解除アーム16cは,図6に示すように,爪部51a,即ち第1コントロールレバー51を時計方向に回動するので,第1コントロールレバー51は,弾性腕部52c,即ち第2コントロールレバー52を反時計方向に回動し,これに伴ない第2コントロールレバー52はリンク46を押圧して,図7に示すように,チョークレバー33を閉じ位置Cまで回動する。その間に,図17に示すように,チョークレバー33と一体の被ロックアーム50は,スロットルレバー40のロックアーム49の斜面61を滑ってロックアーム49を一端上方へ押し退けるように撓ませて(図17(b)参照),その下方を通過し,通過後は,ロックアーム49の原状復帰により,その当接面62が被ロックアーム50に当接して(図17(c)参照),チョークレバー33を閉じ位置Cに保持する。
チョークレバー33が閉じ位置Cに保持された後も,第1コントロールレバー51の時計方向の回動が更に進むと,第1コントロールレバー51は第2コントロールレバー52の弾性腕部52cを撓ませて,該弾性腕部52cを通過し,即ち弾性腕部52cを解放して第2位置Eに達する。
こうして第1コントロールレバー51から解放された第2コントロールレバーは,第2戻しばね58の付勢力をもって原位置に復帰する(図8参照)。その際,第2コントロールレバー52の長孔59は,チョークレバー33に連結したリンク46に対して相対移動するので,第2コントロールレバー52は,チョークレバー33を閉じ位置Cに置き去りにして,リンク46によって妨げられることはなく原位置に戻ることができる。
このように,エンジン4のフライホイール9に対する制動力を解除すべく,制動解除レバー20を操作すれば,それに連動してチョークレバー33を閉じ位置Cに自動的に保持することができるから,作業者は,エンジン4の始動の際にチョークレバー33に触れる必要がなく,したがってチョーク弁31の閉じ忘れを心配することもない。
制動解除レバー20を操作した後は,次いでリコイルスタータ11を操作してエンジン4をクランキングする。このとき,気化器23の吸気道30aでは,既にチョーク弁31が全閉状態にあるから,寒冷始動に適した濃厚な混合気が生成され,それを吸入したエンジン4は速やかに始動することができる。
図9及び図10に示すように,エンジン4が始動すると,遠心ガバナ45がクランク軸5の回転数に対応した出力を発生し,この出力によるガバナレバー42のモーメントと,ガバナばね44の荷重によるガバナレバー42のモーメントとが釣り合うところまでガバナレバー42が回動して,スロットル弁32を自動的に閉じるので,チョークレバー33の被ロックアーム50はスロットルレバー40のロックアーム49による拘束から解放される。その結果,チョークレバー33は,チョークばね39の付勢力でチョーク弁31を開くように回動するが,それに伴なうリンク46の図9での右動が第2コントロールレバー52の長孔59の右端壁で制限されることで,チョーク弁31は,エンジン始動後,直ちに半開状態に保持される。したがって,気化器23の吸気道30aで生成される混合気は,エンジンの暖機運転に適して濃度に調整され,安定した暖機運転状態を確保することができ,またチョーク弁31の開き遅れによる低燃費性の悪化を回避することができる。
而して,エンジン4が始動されゝば,クランク軸5が刈刃7を回転駆動するので,作業者は操向ハンドル6を制動解除レバー20と共に握りながら動力芝刈機1を押し動かして,芝刈作業を行うことができる。
暖機運転によりエンジンが所定温度以上に温まると,その雰囲気温度も上昇して,第2コントロールばね67を形状回復温度以上に加熱することになる。すると,第2コントロールばね67は,本来のばね機能を発揮して第1コントロールばね66より強いセット荷重(引張り力)を発生するので,図11に示すように,第3コントロールレバー53を,下腕部53bを第2ストッパ壁64bに当接させる高温位置Hまで,第1コントロールばね66のセット荷重に抗して反時計方向に回動する。その結果,第3コントロールレバー53の上腕部53aは,第2コントロールレバー52の下腕部52bの当接壁60から後退するので,第2コントロールレバー52は,第2戻しばね58の付勢力をもって,当接壁60を上記上腕部53aの後退に追従させるように回動して,長孔59内のリンク46の端部を自由にする。したがって,チョークレバー33は,チョークばね39の付勢力で開き位置Oまで回動するので,チョーク弁31は自動的に全開状態となり,気化器23で生成される混合気の濃度は通常の値になる。しかも,第2コントロールばね67の形状回復は,エンジン雰囲気温度の上昇に応じて比較的緩徐に行われるから,チョーク弁31の全開状態への移行も緩やかであり,したがって混合気の濃度変化も緩やかとなり,混合気濃度の急変によるエンジンの運転不調を防ぐことができる。
このように,エンジン4の暖機運転終了時には,記憶合金製の第2コントロールばね67に本来のばね機能を発揮させ,高温位置Hに回動した第3コントロールレバー53を利用して,チョーク弁31を自動的に全開状態に制御するので,結局,チョーク弁31の開度は,エンジン温度の上昇度合いに応じて合理的に制御されることになり,エンジンの暖機運転の安定化と低燃費性の両方を満足させることができる。
またこのチョーク弁制御装置27は,第1〜第3コントロールレバー,第1及び第2コントロールばね66,67等により機械的に構成されるもので,構造が比較的簡単で安価に提供することができ,しかもエンジンの吸気負圧の脈動の影響を受けることなく,チョーク弁の制御を安定させることができる。
動力作業機1による作業が終了して,作業者が牽引し続けていた制動解除レバー20から手を離すと,ブレーキシュー16は,ブレーキばね19の付勢力により,フライホイール9に圧接する制動位置Aに戻りながらエンジンキルスイッチ22を作動させるので,エンジン4は直ちに運転停止状態に保持される。このとき,ブレーキシュー16の解除アーム16cは,第1コントロールレバー51の爪部51aを解放するので,第2コントロールレバー52は,第1戻しばね57の付勢力で,爪部51aをブレーキシュー16の解除アーム16c前端に係合させる原位置に回動するが,第2コントロールレバー52は,高温位置Hの第3コントロールレバー53に拘束されていて,弾性腕部52cを第1コントロールレバー51の回動経路外に出しているので,第2コントロールレバー52は,弾性腕部52cと当たることなく,原位置に復帰することができる。
したがって,エンジン4が高温状態から冷め切らないうちに,即ちホット状態にあるとき,動力作業機1を再び稼働するため,制動解除レバー20を制動解除位置Bに操作して,第1コントロールレバー51を再び第2位置Eに回動したときでも,第2コントロールレバー52は,高温位置Hの第3コントロールレバー53により位置決めされて,チョークレバー33を開き位置Oで解放し続けるので,リコイルスタータ11を操作してエンジン4をクランキングすれば,気化器23の吸気道30aでは,ホットスタートに適した比較的希薄な混合気を生成するので,エンジン4のホットスタートを的確に行うことができる。
エンジン4が運転停止後,完全に冷めてしまうと,その雰囲気温度も低下することに伴ない,第2コントロールばね67が形状回復温度未満に温度低下すると,該ばね67がばね機能を喪失するので,第3コントロールレバー53は,第1コントロールばね66の制御下に移り,低温位置Lに回動される。すると,その回動に伴ない第3コントロールレバー53の上腕部53aは,第2戻しばね58の付勢力に抗して第2コントロールレバー52を当初の位置に戻すことになり,これに伴ないチョークレバー33は,チョーク弁31の半開状態に対応した,図4及び図5に示す当初位置まで戻ることができる。
次に,図18に示す本発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例は,チョーク弁閉じ状態保持手段72において,被ロックアーム50の上下方向(チョーク弁31の軸方向)の動きに,チョークレバー33の前記ハブ33a内のリリーフばね36(図14参照)の伸縮を利用したものである。即ち,ロックアーム49及び被ロックアーム50は何れも剛性を付与されるが,ハブ33aと一体の被ロックアーム50の一側面には,第1実施例とは逆勾配の斜面61が形成される。その他の構成は,第1実施例と同様であるので,図19中,第1実施例と対応する部分には同一の参照符号を付しておく。
而して,制動解除レバー20の牽引操作により,チョークレバー33が閉じ位置Cに向かって回動されるとき,図19の(a)から(b)に示すように,被ロックアーム50の斜面61がロックアーム49に当接すると,斜面61がロックアーム49により上方へ押圧されることで,ハブ33aがリリーフばね36を圧縮して上方へ移動しながら,被ロックアーム50がロックアーム49の上方を通過する。そしてチョークレバー33が閉じ位置Cに達したとき,ハブ33aがリリーフばね36の付勢力で下方位置に復帰して,被ロックアーム50の当接面62をロックアーム49に当接させるので,チョークレバー33を閉じ位置Cで保持することができる。
上記第1及び第2実施例に示すように,何れのチョーク弁閉じ状態保持手段72も,スロットルレバー40に連設されたロックアーム49と,チョークレバー33に連設され,スロットルレバー40がスロットル弁32の全開位置に対応する開き位置にあるとき,チョークレバー33を閉じ位置Cに回動すると,ロックアーム49と互いに弾発的に乗り越えて,ロックアーム49により後退回動を阻止される被ロックアーム50とで構成されるので,構造が簡単であり,チョーク弁制御装置27のコスト低減に寄与し得る。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
本発明の第1実施例に係るチョーク弁制御装置を備えるエンジンを搭載した動力芝刈機の側面図。 上記エンジンの一部破断平面図。 図2の3−3線断面図。 図2の要部拡大図。 図4の5−5線断面図(制動機構の作動状態を示す。)。 制動機構の作動解除且つエンジン低温始動前の状態を示す,図5との対応図。 図6の7矢視図。 エンジン低温始動時の状態を示す,図5との対応図。図5との対応図。 エンジンの暖機運転状態を示す,図5との対応図。 図9の10矢視図。 エンジンの暖機運転終了の状態を示す,図5との対応図。 図11の12矢視図。 エンジンの高温停止状態を示す,図5との対応図。 図4の14−14線拡大断面図。 図14の15−15線断面図。 図15の16−16線断面図。 チョークレバーの閉じ位置保持手段の作用説明図で,(a)は図4のa−a線断面図。 本発明の第2実施例を示す,図17との対応図。
符号の説明
4・・・・・エンジン
23・・・・気化器
27・・・・チョーク弁制御装置
31・・・・チョーク弁
33・・・・チョークレバー
39・・・・チョークばね
40・・・・スロットルレバー
44・・・・ガバナ(遠心ガバナ)
49・・・・ロックアーム
50・・・・被ロックアーム
72・・・・チョーク閉じ状態保持手段
C・・・・・チョークレバーの閉じ位置

Claims (1)

  1. 気化器(23)のチョーク弁(31)に連結されて,チョーク弁(31)の開弁方向にばね付勢されるチョークレバー(33)を,チョーク弁(31)の全閉位置に対応する閉じ位置(C)に回動したとき,チョークレバー(33)をその閉じ位置(C)に保持するが,エンジン始動後の気化器(23)のスロットル操作によりチョークレバー(33)の前記保持を解除するチョーク閉じ状態保持手段(72)を備えた,気化器のチョーク弁制御装置において,
    前記チョーク閉じ状態保持手段(72)を,気化器(23)のスロットル弁(32)に連結したスロットルレバー(40)に連設されたロックアーム(49)と,チョークレバー(33)に連設され,スロットルレバー(40)がスロットル弁(32)の全開位置に対応する開き位置にあるとき,チョークレバー(33)を閉じ位置(C)に回動すると,ロックアーム(49)と互いに弾発的に乗り越えて,ロックアーム(49)により後退回動を阻止される被ロックアーム(50)とで構成し,スロットルレバー(40)には,これをスロットル弁(32)の開き方向に付勢するガバナばね(44)と,エンジン回転数の上昇に応じてスロットルレバー(40)をスロットル弁(32)の閉じ方向に付勢する出力を発生するガバナ(45)とを接続し,このガバナ(45)の出力によるスロットルレバー(40)の閉じ方向への回動により,ロックアーム(49)が被ロックアーム(50)を解放することを特徴とする,気化器のチョーク弁制御装置。
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