JP4242992B2 - 高遮熱性全芳香族ポリアミド繊維構造物 - Google Patents

高遮熱性全芳香族ポリアミド繊維構造物 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高遮熱性を有する全芳香族ポリアミド繊維構造物に関するものであり、更に詳しくは、燃焼した際に膨張炭化して遮熱性が著しく向上する高遮熱性全芳香族ポリアミド繊維構造物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
全芳香族ポリアミド(以下アラミドと略記)繊維にはコーネックス、ノーメックスに代表されるメタ系アラミド繊維とテクノーラ、ケブラー、トワロンに代表されるパラ系アラミド繊維とがある。
【0003】
これらのアラミド繊維は、ナイロン6、ナイロン66などの従来から広く使用されている脂肪族ポリアミド繊維に比較して、剛直な分子構造と高い結晶性のために耐熱性、耐炎性(難燃性)などの熱的性質、並びに耐薬品性、強力な耐放射線性、電気特性などの安全性に優れた性質を有している。従ってバグフィルターなどの産業資材用やカーテンなどのインテリア用、耐炎性(難燃性)や耐熱性を必要とする防護服などの衣料用として広く使用されている。
【0004】
また、消防士が消火作業中に着用する遮熱性防護服を構成する繊維としては、従来より不燃性のアスベスト繊維、ガラス繊維などが使われていたが、環境問題や、動き易さの観点から近年では、アラミド繊維、ポリフェニレンスルフィド繊維、ポリイミド繊維、ポリベンズイミダゾール繊維などの難燃性の有機繊維からなる布帛の表面に、輻射熱を防止するため、金属アルミニウム等をコーティングあるいは蒸着したものが多く使用されている。
【0005】
一方、近年、遮熱性の評価方法の国際標準化がなされ、輻射熱はもとより、伝導熱にも注目した評価方法が確立された(試験法番号:ISO9151)。この評価方法による遮熱性の基準をクリアするに当たっては、熱伝導を遅延させるために、遮熱性防護服内に大量の空気層を作ることが有用となる。
【0006】
しかしながら、上記のようなアルミニウムがコーティングされた有機繊維布帛を遮熱性防護服として用いた場合、重量が非常に重くなるので、空気層を作るために最も有用である積層構造を形成することが事実上不可能であった。
【0007】
さらに、このような空気層を形成することは、保温性が向上するために熱を発散しにくくなることもあり、消火作業時のような非常に暑い環境下では、着用感が非常に悪くなるという問題も有していた。また更には繊維表面にコーティング等の加工を施した場合は、透湿性が全く得られず、その着用感は非常に劣悪なものとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記従来技術の有する問題点を解消し、燃焼した際に膨張炭化して遮熱性が著しく向上し、軽量で着用感に優れた遮熱性防護服として用いることが可能な高遮熱性全芳香族ポリアミド繊維構造物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記目的を達成するために鋭意検討した結果、繊維構造物を構成する全芳香族ポリアミド繊維にアミド系界面活性剤を固着させることにより、所望の繊維構造物が得られることを究明した。
【0010】
かくして本発明によれば、アミド系界面活性剤が固着された全芳香族ポリアミド繊維からなる繊維構造物であって、該全芳香族ポリアミド繊維構造物を燃焼させた際の繊維構造物の厚さの増加率が1.20%以上であることを特徴とする高遮熱性全芳香族ポリアミド繊維構造物が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明におけるアラミド繊維とは、アミド結合が芳香環に直結した全芳香族ポリアミドを主たる構成成分とするもので、例えば、(1) 芳香族多価アミンと芳香族多価カルボン酸ハラミド、(2) 芳香族多価アミンと芳香族多価カルボン酸エステル、(3) 芳香族多価アミンと芳香族多価カルボン酸、(4) 芳香族多価イソシアネートと芳香族多価カルボン酸などのモノマーの組み合わせを重縮合することによって得られるポリマーより構成される。
【0012】
中でも、芳香環がメタ−メタ或いは、メタ−パラで結合しているポリマーからなるアラミド繊維は、本発明の効果がより顕著に発現するため、本発明のアラミド繊維として好適である。例えば、メタフェンレンジアミンとイソフタル酸クロライドを低温溶液重合或いは、界面重合して得たポリメタフェニレンイソフタルアミドを主成分とするメタ−メタ結合のアラミドよりなる繊維(例えば、帝人(株)製、「コーネックス」など)が好適である。
【0013】
また、メチル基などのアルキル基で置換された芳香環を有するアラミドも好ましく用いることができる。更にはポリメタフェニレンイソフタラミド又はそれを主成分とする共重合体繊維等を好ましいものとして挙げることができる。
【0014】
中でも、特開平8−81827号公報に開示されたような、メタ系アラミドにアルキルベンゼンスルホン酸オニウム塩が含有された組成物からなる易染性メタ系アラミド繊維において、本発明の効果が著しく顕著に奏されるため、特に好適である。かかるアルキルベンゼンスルホン酸オニウム塩としては、ドデシルベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩、下記式で示されるドデシルベンゼンスルホン酸トリブチルベンジルアンモニウム塩等を好ましいものとして挙げることができる。
【0015】
【化3】
Figure 0004242992
【0016】
ここで、上述のアルキルベンゼンスルホン酸オニウム塩を含有するメタ系アラミド繊維においては、オニウム塩を含有することによって難燃性や耐光性が劣ることが懸念されるので、難燃剤や紫外線吸収剤を含有させることが好ましい。
【0017】
ここで、上記難燃剤の好ましい具体例としては下記式で示されるハロゲン化アルキル燐酸エステル系難燃剤を挙げることができる。
【0018】
【化4】
Figure 0004242992
【0019】
ここで、Rは炭素数2〜6、好ましくは炭素数2〜3のハロゲン化アルキル基を表すが、ハロゲン原子は塩素又は臭素を示し、ハロゲン化アルキル基中のハロゲンの置換数は1でも2以上であってもよい。中でも、2−クロロエチル基、2−クロロプロピル基が、抗菌性、難燃性及び洗濯耐久性をより高レベルにする効果が期待出来る。Xは直接結合又は炭素数1〜4のアルキレン基を表す。また、nは0〜10の整数であり、なかでも特に2〜4の範囲の整数が好ましい。
【0020】
また紫外線吸収剤としては下記式で示される化合物を例示することができる。
【0021】
【化5】
Figure 0004242992
【0022】
本発明でいう繊維構造物としては、織編物及び不織布が例示されるが、強度の点で織物を使用するものが好ましく、更にはメタ系アラミド繊維とパラ系アラミド繊維を混紡して紡績糸の形態で使用するものも好ましく例示される。また必要に応じて、コーティング法、パディング法、スプレー法、又は、浸漬法などの加工方法を用い、フッ素系の撥水樹脂を付与して加工することが、より高い撥水性能や耐薬品性能を有する防護服を得るためには好ましい。
【0023】
アミド系界面活性剤を固着させたアラミド繊維構造物の製造方法としては、例えばパディング法、コーティング法、スプレー法又は浸漬法などの公知の加工方法を任意に採用することにより、アミド系界面活性剤を該繊維構造物に付着させた後、加熱処理する方法が例示される。また、アラミド繊維構造物を、アミド系界面活性剤を含む浴中で加熱処理してアミド系界面活性剤を固着させる方法を採用しても良い。
【0024】
かくしてアミド系界面活性剤が該アラミド繊維構造物に固着されることにより、該アラミド繊維構造物が燃焼する際、膨張炭化が起こり、繊維内に空気層が生成増大し、遮熱性が向上する。
【0025】
本発明のアラミド繊維は、他の繊維と混綿、混紡、混編織し、繊維構造物とすることもできる。アラミド繊維に混合する繊維素材は、特に限定はしないがアラミド繊維の難燃性を生かす上では、難燃レーヨン、難燃加工綿、難燃ポリエステル、難燃ビニロン、ノポラックなどの難燃素材が好ましい。中でも難燃素材として、難燃レーヨンなどのセルロース系を混合するとアラミド単独よりも高吸湿性となり快適性の面でより好ましい。
【0026】
更に縫製品など最終繊維製品にも適用しうる。
【0027】
更に本発明の目的を損なわない範囲内で安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、蛍光増白剤、触媒、着色剤、無機微粒子、消泡剤などを添加したものでもよい。
【0028】
本発明におけるアミド系界面活性剤はアラミド繊維との親和性が高いために、遮熱性が向上するので好ましい。
【0029】
ここで、アミド系界面活性剤とは水に可溶性でノニオン系を示す下記式(1)および/又は下記式(2)の構造を有するものが好ましく例示されるが、分子中にアミド結合を有し、且つ界面活性効果を有するものであれば、すべて使用することができる。
【0030】
【化6】
Figure 0004242992
【0031】
ここで、R1は炭素原子数3〜40の一価の炭化水素基であり、該炭化水素基としてはアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基又はアルキルアリール基が好ましい。m及びm'は各々1〜3の整数を表す。
【0032】
【化7】
Figure 0004242992
【0033】
ここで、R2は炭素原子数3〜40の一価の炭化水素基、R3はエチレン基を主体とし、一部プロピレン基であってもよく、n及びn'は各々正の整数であって、n+n'が2〜30となる整数を表す。
【0034】
中でも、均染化効果及び取り扱い性の点から、ノニオン系で且つ水溶性である、下記式(3)及び(4)で示される界面活性剤が特に好ましい。
【0035】
【化8】
Figure 0004242992
【0036】
ここで、iは8〜20の整数を表す。
【0037】
【化9】
Figure 0004242992
【0038】
ここで、jは8〜20の整数、k及びk'は各々正の整数でk+k’が3〜10となる整数を表す。
【0039】
上記アミド系界面活性剤の使用量としては0.005g/l〜20g/lの範囲が好ましく、0.25g/l〜6g/lの範囲が特に好ましい。この使用量が0.005g/l未満では遮熱性効果が不十分になる傾向があり、逆に20g/lを超える場合には最早著しい遮熱性の向上効果を示さなくなることがある。
【0040】
【作用】
前述したように、本発明はアラミド繊維からなる高遮熱性繊維構造物に関するものであり、アラミド繊維構造物、特にメタ系アラミド繊維構造物にアミド系界面活性剤が固着されていることにより、燃焼時に該アラミド繊維構造物を構成するアラミド繊維が膨張炭化し繊維内に空気層が生成増大するので遮熱性が向上する。
【0041】
このようなアミド系界面活性剤が固着されたアラミド繊維からなる繊維構造物は、表地層、中間層、遮熱層などの多層構造からなる防護服に適用しても良く、前記多層構造を構成する何れかの層、好ましくは遮熱層或いは多層構造全てを該繊維構造物で構成しても良い。
【0042】
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。なお、実施例中の遮熱性および防炎性の評価は下記の方法に従って行った。
(1)遮熱性
ISO9151に準拠し、24℃温度上昇試験を行った。
(2)防炎性
JIS K 7201(LOI(限界酸素指数))及びJIS L 1901 A−4法(垂直法)に準拠し、測定を行った。
(3)繊維炭化時の繊維構造物の厚さ増加率
ISO9151に準拠し、80kW/m2の熱流速により燃焼試験を行い、炭化繊維構造物の厚さ増加率をマイクロスコープを用いて測定した。
【0043】
[実施例1]
メタ系アラミド繊維であるコーネックス(ポリメタフェニレンイソフタラミド又はそれを主成分とする共重合体)繊維に下記式で示す易染化剤をそれぞれ13.0、5.0、3.0重量%含有させたメタ系アラミド短繊維よりなる紡績糸を用い、常法に従って製織(経42本/in、緯46本/in)し平織物を得た。
【0044】
【化10】
Figure 0004242992
【0045】
該織物をスコアロール400(花王製)で1g/l、80℃で20分間精錬した。水洗・乾燥後、190℃で1分間プレ・セットした。次いで、下記染浴で常温から2℃/分の速度で昇温し、135℃で60分間染色処理した。
・染料C.I.Basic Blue 54(Kayacryl Blue GSL-ED) 4 %owf
・硝酸Na 25 g/l
・酢酸 0.5 cc/l
・浴比1:30
【0046】
染色後、織物を取り出し、次いで、染色された試料を下記洗浄浴で80℃×20分間還元洗浄した。
・NaOH 1g/l
・ハイドロサルファイト 1g/l
・アミラジンD (非イオン活性剤 第一工業製薬製) 1g/l
【0047】
還元洗浄後、十分水洗して乾燥、ファイナル・セット(180℃×1分間)した。その後、該アラミド繊維全重量に対して50重量%となるように、下記式に示すアミド系界面活性剤10g/lを臭素共重合タイプの難燃ウレタンをバインダーとして使用し、該織物にパディング法により付着させた。その後、熱風乾燥機にて120℃×3分間乾燥し、160℃×1分間加熱処理して界面活性剤を固着させた。
【0048】
【化11】
Figure 0004242992
【0049】
[実施例2]
実施例1において、アミド系界面活性剤として下記式に示すアミド系界面活性剤を使用した以外は、実施例1と同様に処理し評価した。
【0050】
【化12】
Figure 0004242992
【0051】
[実施例3]
実施例1において、アミド系界面活性剤として下記式に示すアミド系界面活性剤を使用した以外は、実施例1と同様に処理し評価した。
【0052】
【化13】
Figure 0004242992
【0053】
[実施例4]
実施例1において、アミド系界面活性剤として下記式に示すアミド系界面活性剤を使用した以外は、実施例1と同様に処理し評価した。
【0054】
【化14】
Figure 0004242992
【0055】
[実施例5]
実施例1において、アミド系界面活性剤バインダーを用いずにスプレー法により付着させた以外は、実施例1と同様に処理し評価した。
【0056】
[実施例6]
実施例1と同じ織物を用い、該織物を実施例1と同様の方法で精練、水洗、乾燥、プレ・セットした後、実施例1と同じアミド系界面活性剤を含む下記組成の処理液にて常温から2℃/分の速度で昇温し、135℃で60分間染色と同時に界面活性剤を固着させた。
・染料C.I.Basic Blue 54(Kayacryl Blue GSL-ED) 4 %owf
・硝酸Na 25 g/l
・酢酸 0.5 cc/l
・アミド系界面活性剤 3 g/l
・浴比1:30
【0057】
染色後、織物を取り出し、次いで、染色された試料を下記洗浄浴で80℃×20分間還元洗浄した。
・NaOH 1g/l
・ハイドロサルファイト 1g/l
・アミラジンD (非イオン活性剤 第一工業製薬製) 1g/l
【0058】
還元洗浄後、十分水洗して乾燥、ファイナル・セット(180℃×1分間)した。
【0059】
[比較例1]
実施例1において、アミド系界面活性剤を使わなかった以外は、実施例1と同様に処理し評価した。
【0060】
[比較例2]
実施例2において、アミド系界面活性剤を使わなかった以外は、実施例2と同様に処理し評価した。
【0061】
[比較例3]
実施例3において、アミド系界面活性剤を使わなかった以外は、実施例3と同様に処理し評価した。
【0062】
[比較例4]
実施例4において、アミド系界面活性剤を使わなかった以外は、実施例4と同様に処理し評価した。
【0063】
[比較例5]
実施例5において、アミド系界面活性剤を使わなかった以外は、実施例5と同様に処理し評価した。
【0064】
[比較例6]
実施例6において、アミド系界面活性剤を使わなかった以外は、実施例6と同様に処理し評価した。
結果を表1に示す。
【0065】
【表1】
Figure 0004242992

Claims (7)

  1. アミド系界面活性剤が固着された全芳香族ポリアミド繊維からなる繊維構造物であって、該全芳香族ポリアミド繊維構造物を燃焼させた際の繊維構造物の厚さ増加率が1.20%以上であることを特徴とする高遮熱性全芳香族ポリアミド繊維構造物。
  2. アミド系界面活性剤が下記式(1)および/または下記式(2)で示されるアミド系界面活性剤である請求項記載の高遮熱性全芳香族ポリアミド繊維構造物。
    Figure 0004242992
    ここで、R1は炭素原子数3〜40の一価の炭化水素基であり、該炭化水素基としてはアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基又はアルキルアリール基が好ましい。m及びm'は各々1〜3の整数を表す。
    Figure 0004242992
    ここで、R2は炭素原子数3〜40の一価の炭化水素基、R3はエチレン基を主体とし、一部プロピレン基であってもよく、n及びn'は各々正の整数であって、n+n'が2〜30となる整数を表す。
  3. 繊維構造物にアミド系界面活性剤を付着させた後、加熱処理して該界面活性剤を固着させてなる請求項1又は2記載の高遮熱性全芳香族ポリアミド繊維構造物。
  4. パディング法によりアミド系界面活性剤を繊維構造物に付着させてなる請求項記載の高遮熱性全芳香族ポリアミド繊維構造物。
  5. スプレー法によりアミド系界面活性剤を繊維構造物に付着させてなる請求項記載の高遮熱性全芳香族ポリアミド繊維構造物。
  6. 繊維構造物を、アミド系界面活性剤を含む浴中で加熱処理してアミド系界面活性剤を固着させてなる請求項1又は2記載の高遮熱性全芳香族ポリアミド繊維構造物。
  7. 全芳香族ポリアミド繊維がメタ系全芳香族ポリアミド繊維である請求項1〜のいずれか1項に記載の高遮熱性全芳香族ポリアミド繊維構造物。
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