JP4242892B2 - 電子掲示板監視システムおよび電子掲示板監視プログラム - Google Patents

電子掲示板監視システムおよび電子掲示板監視プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信ネットワーク上で運営される電子掲示板を監視する技術に関し、特に、電子掲示板に投稿された投稿記事の監視作業を効率化するのに好適な電子掲示板監視システムおよび電子掲示板監視プログラムに関するものである。
近年、電子掲示板の種類やその利用頻度は爆発的に増加しており、それに伴って他人や国家を誹謗中傷する投稿記事や自殺・殺人等を誘発するような投稿記事、他人の著作権を侵害する投稿記事など、深刻な社会問題となっている。そして、そのような問題の責任は直接的には投稿者が負うべき所であるが、間接的に投稿記事を掲載・削除できる立場にある運営・管理者にもある。したがって、電子掲示板を運営・管理する者はもちろん、社会的にも不適切な単語を含む投稿記事を効率的に発見し、迅速に対処することが求められている。
前述した問題に鑑みて従来、通信ネットワーク上で運営される電子掲示板を監視する技術として、例えば、特開2004−334458号公報に記載の電子掲示板監視システムが提案されている(特許文献1)。この電子掲示板監視システムは、電子掲示板を具備したサーバコンピュータと、電子掲示板に投稿するための利用者コンピュータと、投稿内容を監視する監視サーバと、運営管理人コンピュータとがネットワークで接続されている。そして、利用者コンピュータから電子掲示板へ掲載記事が投稿された場合、その内容を監視サーバが監視し、予め登録されている掲載不許可用語が記事に含まれている場合には、その旨を監視担当者に通知するとともに、電子掲示板へ掲載しない処理を実行するようになっている。
特開2004−334458号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された発明を含め、従来の電子掲示板監視システムにおいては、電子掲示板に掲載するのに不適切な単語を予め登録しておき、当該単語を含む投稿記事を検出して自動的に掲載を禁止したり、あるいは、当該不適切な単語を含む旨だけを監視担当者に通知しているに過ぎない。
このため前者の方法では、予め登録されている単語以外の不適切な単語はフィルタリングにかからずそのまま公開されてしまうことになり、公開を防止することができない。例えば、意図的に同音異義語となる漢字を使用したり、隠語や暗号等を使用された場合には、フィルタリングから漏れてしまい不適切な投稿記事を規制することができないという問題がある。その一方で、予め登録されている単語が含まれていても、内容全体を読めばなんら問題のない場合もあるが、不適切な単語を含む限り画一的に排除されてしまうため公開の可否について柔軟に対応できないという問題もある。
また、後者の方法では、投稿された全ての投稿記事を1台の監視サーバで目視で確認するため、監視可能な投稿記事数に限界がある。このため、例えば「2ちゃんねる」等のように大量の投稿記事が投稿される巨大掲示板を監視しようとしても、監視作業が投稿数に追い付かず、対応が後手後手になって迅速な監視サービスを提供することができないという問題がある。これは監視サーバを増やせばよいという単純なものではなく、根本的に効率的チェック手段を考えねば対応しきれない状況にある。
さらに、通常、不適切な単語を含む投稿記事を目視で確認する場合には、当該単語の前後の文脈だけで判断できることが多い。しかしながら、後者の方法では、不適切な単語を含む旨だけしか通知されないため、長文の投稿記事の場合には、監視者が当該単語の位置を把握することが困難である。よって監視者は、時間と手間をかけて全ての文章に目を通さなければならず、見落としや監視漏れ生じやすいため監視精度が低下するという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、電子掲示板に投稿された投稿記事を公開しても良いか否かの監視作業を効率化かつ高精度化することができ、大量の投稿記事が投稿される巨大掲示板であっても効率的に監視することができる電子掲示板監視システムおよび電子掲示板監視プログラムを提供することを目的としている。
本発明に係る電子掲示板監視システムの特徴は、通信ネットワークを介して電子掲示板に投稿される投稿記事のデータを受信し、その投稿記事の内容を監視する電子掲示板監視システムであって、監視対象となる要監視ワードに対して監視の注意喚起レベルに応じた重み付けが設定された採点用辞書フィルタデータを記憶する採点用辞書フィルタデータ記憶部、およびその採点用辞書フィルタデータに基づいて採点された後の投稿記事を公開するか否かを判断するために一時的に記憶する公開判断待ち記憶部を備えた監視用データベースと、受信した投稿記事から要監視ワードを抽出するとともに、これら各要監視ワードの重み付けを前記採点用辞書フィルタデータから取得して前記投稿記事の注意喚起レベルを採点する注意喚起レベル採点部、およびこの注意喚起レベル採点部によって採点された後の採点済み投稿記事をその採点結果と共に前記公開判断待ち記憶部に記憶させる投稿記事分配部を備えた電子掲示板監視サーバとを有する点にある。
また、本発明において、電子掲示板監視サーバから採点済みの投稿記事および採点結果を受信するとともに、この採点結果に応じて前記投稿記事中の要監視ワードを視覚的に判読可能に出力表示する監視担当者端末を有することが好ましい。
さらに、本発明において、前記監視用データベースは、投稿者の識別データに対応付けて投稿記事の公開拒否回数が反映された要注意度合を示す要注意投稿者データを記憶する要注意投稿者データ記憶部を備えており、前記電子掲示板監視サーバは、監視担当者の端末から送信される公開可否の判断結果に基づいて前記要注意投稿者データを更新するデータベース更新部と、受信した投稿記事の投稿者識別データを前記要注意投稿者データに照合し、当該投稿者に投稿禁止対象者を示すフラグが設定されている場合には、前記投稿記事の注意喚起レベルを採点することなく公開拒否の処理を実行する要注意投稿者判別部を備えていることが好ましい。
また、本発明において、前記採点用辞書フィルタ記憶部には、複数の電子掲示板の識別データに対応付けてそれぞれ固有の採点用辞書フィルタデータが記憶されており、電子掲示板監視サーバの前記注意喚起レベル採点部は、投稿された電子掲示板の識別データに基づいて固有の採点用辞書フィルタデータを前記採点用辞書フィルタ記憶部から取得し、前記投稿記事の注意喚起レベルを採点することが好ましい。
さらに、本発明において、前記監視用データベースの前記公開判断待ち記憶部には、複数の監視担当グループ毎および/または複数の監視担当者毎に、専用の担当者用作業領域が設定されており、電子掲示板監視サーバの前記投稿記事分配部は、前記担当者用作業領域における公開判断待ち投稿記事の蓄積状況に関するデータを取得し、蓄積数の少ない作業領域に優先的に振り分けることが好ましい。
また、本発明において、前記電子掲示板監視サーバは、公開判断待ち記憶部に分配された投稿記事が所定時間内に監視担当者によって公開可否判断処理されていない場合、当該投稿記事を投稿記事分配部に差し戻す処理を実行する処理状況監督部を有しており、前記投稿記事分配部は、差し戻された投稿記事を他の担当者用作業領域に再分配することが好ましい。
さらに、本発明において、前記監視用データベースは、監視担当者によって公開可能と判断された投稿記事を一時的に記憶する公開順序調整用バッファを備えており、電子掲示板監視サーバは、監視担当者端末から受信した公開可能と判断された投稿記事を前記公開順序調整用バッファに記憶させるとともに、この公開順序調整用バッファに前記投稿記事が記憶されたとき、この投稿記事よりも投稿日時の古い同一投稿者の他の投稿記事が担当者用作業領域に存在しないことを条件に、前記公開順序調整用バッファ内の投稿記事を投稿日時順に調整して出力する公開順序調整部を有することが好ましい。
また、本発明に係る電子掲示板監視プログラムの特徴は、通信ネットワークを介して電子掲示板に投稿される投稿記事のデータを受信し、その投稿記事の内容を監視する電子掲示板監視プログラムであって、監視対象となる要監視ワードに対して監視の注意喚起レベルに応じた重み付けが設定された採点用辞書フィルタデータを記憶する採点用辞書フィルタ記憶部と、その採点用辞書フィルタデータに基づいて採点された後の投稿記事を公開するか否かを判断するために一時的に記憶する公開判断待ち記憶部と、受信した投稿記事から要監視ワードを抽出するとともに、これら各要監視ワードの重み付けを前記採点用辞書フィルタデータから取得して前記投稿記事の注意喚起レベルを採点する注意喚起レベル採点部と、この注意喚起レベル採点部によって採点された後の採点済み投稿記事をその採点結果と共に前記公開判断待ち記憶部に記憶させる投稿記事分配部と、前記採点済み投稿記事および採点結果を送信するとともに、公開可否の判断結果を受信するデータ送受信手段としてコンピュータを機能させる点にある。
また、本発明において、投稿者の識別データに対応付けて投稿記事の公開拒否回数が反映された要注意度合を示す要注意投稿者データを記憶する要注意投稿者データ記憶部と、監視担当者の端末から送信される公開可否の判断結果に基づいて前記要注意投稿者データを更新するデータベース更新部と、受信した投稿記事の投稿者識別データを前記要注意投稿者データに照合し、当該投稿者に投稿禁止対象者を示すフラグが設定されている場合には、前記投稿記事の注意喚起レベルを採点することなく公開拒否の処理を実行する要注意投稿者判別部としてコンピュータを機能させるが好ましい。
さらに、本発明において、前記採点用辞書フィルタ記憶部には、複数の電子掲示板の識別データに対応付けてそれぞれ固有の採点用辞書フィルタデータが記憶されており、前記注意喚起レベル採点部は、投稿された電子掲示板の識別データに基づいて固有の採点用辞書フィルタデータを前記採点用辞書フィルタ記憶部から取得し、前記投稿記事の注意喚起レベルを採点することが好ましい。
また、本発明において、前記公開判断待ち記憶部には、複数の監視担当グループ毎および/または複数の監視担当者毎に、専用の担当者用作業領域が設定されており、前記投稿記事分配部は、前記担当者用作業領域における公開判断待ち投稿記事の蓄積状況に関するデータを取得し、蓄積数の少ない作業領域に優先的に振り分けることが好ましい。
さらに、本発明において、前記公開判断待ち記憶部に分配された投稿記事が所定時間内に監視担当者によって公開可否判断処理されていない場合、当該投稿記事を投稿記事分配部に差し戻す処理を実行する処理状況監督部としてコンピュータを機能させ、前記投稿記事分配部は、前記処理状況監督部により差し戻された投稿記事を他の担当者用作業領域に再分配することが好ましい。
また、本発明において、監視担当者によって公開可能と判断された投稿記事を一時的に記憶する公開順序調整用バッファと、前記監視担当者端末から受信した公開可能と判断された投稿記事を前記公開順序調整用バッファに記憶させるとともに、この公開順序調整用バッファに前記投稿記事が記憶されたとき、この投稿記事よりも投稿日時の古い同一投稿者の他の投稿記事が担当者用作業領域に存在しないことを条件に、前記公開順序調整用バッファ内の投稿記事を投稿日時順に調整して出力する公開順序調整部としてコンピュータを機能させるが好ましい。
本発明によれば、電子掲示板に投稿された投稿記事を公開しても良いか否かの監視作業を効率化かつ高精度化することができ、大量の投稿記事が投稿される巨大掲示板であっても効率的に監視することができる。
以下、本発明に係る電子掲示板監視システムおよび電子掲示板監視プログラムの実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態の電子掲示板監視システム1を含む全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の電子掲示板監視システム1は、インターネット等の通信ネットワークを関して電子掲示板運営サーバ2(2A,2B)と接続可能に構成されており、この電子掲示板運営サーバ2は、通信ネットワークを介して投稿者端末3(3A,3B,3C,3D)と接続可能に構成されている。
電子掲示板運営サーバ2は、ウェブサイトの形態で電子掲示板サービスを提供するものである。具体的には、投稿者端末3からの投稿記事を受け付けて電子掲示板に掲載したり、投稿者端末3からの要求に応じて投稿された投稿記事を閲覧させるようになっている。
また、投稿者端末3は、電子掲示板に投稿記事を投稿したり、公開された投稿記事を閲覧するユーザの端末であり、パーソナルコンピュータやインターネット通信可能な携帯電話等から構成されている。
以上において、本実施形態の電子掲示板監視システム1は、電子掲示板運営サーバ2からの依頼を受けて、電子掲示板に投稿される全ての投稿記事を監視担当者によって監視し、所定の基準に従って各投稿記事について公開の可否を判断し、その監視結果を電子掲示板運営サーバ2に通知するようになっている。
以下、本実施形態の電子掲示板監視システム1について詳細に説明する。図1に示すように、電子掲示板監視システム1は、主として、各種のデータを記憶する監視用データベース4と、この監視用データベース4と協働して本実施形態の電子掲示板監視サービスを実現する電子掲示板監視サーバ5と、投稿された投稿記事の監視作業を行う複数の監視担当者端末6(6A,6B,6C)と、これら監視担当者端末6に関する各種の管理を行う管理者端末7とから構成されている。なお、前記監視用データベース4は電子掲示板監視サーバ5内に内蔵されていてもよいし、別体として存在されてもよいし、管理場所や管理者が異なっていてもよい。
監視用データベース4は、ハードディスクやRAM(Random Access Memory)等の記憶手段から構成されており、図2に示すように、監視対象となる電子掲示板に関する各種のデータからなるBBSデータ(Bulletin Board System Data)を記憶するBBSデータ記憶部41と、投稿された投稿記事に関する各種のデータからなる投稿記事データを記憶する投稿記事データ記憶部42と、投稿者の投稿履歴や監視注意度に関する各種のデータからなる要注意投稿者データを記憶する要注意投稿者データ記憶部43と、投稿記事中の文章を単語として形態素解析するための形態素解析用データを記憶する形態素解析用データ記憶部44と、投稿記事を所定の基準に従って採点するための採点用辞書フィルタデータを記憶する採点用辞書フィルタデータ記憶部45と、監視担当者に関する各種のデータからなる監視担当者データを記憶する監視担当者データ記憶部46と、採点後の投稿記事を公開すべきか否かの判断のために一時的に保存する公開判断待ち記憶部47と、公開判断待ち投稿記事の蓄積状況に関する作業領域データを記憶する作業領域データ記憶部48と、公開可能な投稿記事を投稿日時順に掲載するために一時的に保存する公開順序調整用バッファ49とを格納している。
以下、前述した監視用データベース4の各構成部について、図3を用いてより具体的に説明する。BBSデータ記憶部41は、監視対象の電子掲示板に関するBBSデータを記憶するものである。本実施形態において、BBSデータは、図3(a)に示すように、監視対象となる各電子掲示板をそれぞれ識別するBBS−IDと、後述する投稿者判別機能を実行するか否かを設定する設定フラグと、当該電子掲示板の使用インターフェース情報(I/F)と、当該電子掲示板の監視を担当する監視グループの情報と、当該電子掲示板が後述する採点処理として使用するフィルタの種類等から構成されている。なお、前記監視グループとは、後述するように、複数の監視担当者から構成されるグループないしチームのことをいい、適宜、グループ化することによって投稿記事の公開可否判断をより効率的に進められるように構成されている。
投稿記事データ記憶部42は、投稿記事に関する各種のデータから構成される投稿記事データを記憶するものである。本実施形態において、投稿記事データは、図3(b)に示すように、それぞれの投稿記事を識別する投稿記事IDと、当該投稿記事の投稿日時と、当該投稿記事の投稿者を識別する投稿者IDと、投稿記事の内容と、後述する形態素解析処理後の投稿記事と、各種の採点フィルタによる採点結果と、監視担当者により決定される公開の可否と、投稿された電子掲示板のBBS−ID等から構成されている。
要注意投稿者データ記憶部43は、投稿者の履歴情報等に基づく要監視度の度合を示す要注意投稿者データを記憶するものである。本実施形態において、要注意投稿者データは、図3(c)に示すように、各投稿者を識別する投稿者IDと、投稿した電子掲示板のBBS−IDと、当該投稿者のニックネーム等からなる表示名と、当該投稿者の注意喚起レベルを示すステータスフラグと、過去に当該投稿者によって投稿された投稿記事が公開拒否された回数を示す非公開回数と、公開許可された回数を示す公開回数等から構成されている。
なお、ステータスフラグは、原則的には非公開回数および公開回数に応じて設定されるところ、自動的に変更されるようにしてもよいし、管理者端末7から手動による設定変更作業によって適宜設定するようにしてもよい。また、「投稿禁止」状態については、電子掲示板運営サーバ2の方針に従うものとし、例えば所定の禁止期間を設定して当該期間経過後に「警告」状態へ変更するようにしてもよいし、投稿者からの申請により管理者端末7からステータスフラグを書き換えるようにしてもよい。これにより、一旦「投稿禁止」状態になった投稿者についても、再び投稿が許可される手段が設けられている。
形態素解析用データ記憶部44は、投稿された投稿記事を形態素(意味を有する最小の言語単位)の列に分割し、抽出された品詞を基本形に変換(正規化)するための形態素解析用データを記憶するものである。本実施形態において、形態素解析用データは、日本語に関する各種の文法ルールや、品詞の基本形に対する活用形等の情報等から構成されている。例えば、「殺される」「殺します」「殺す」「殺せ」「殺そう」等の活用形に対して「殺す」という品詞の基本形に変換しうるデータが保持されている。
採点用辞書フィルタデータ記憶部45は、投稿記事を採点するための採点用辞書フィルタデータを記憶するものである。本実施形態において、採点用辞書フィルタデータは、監視対象となる要監視ワードに対し、監視の注意喚起レベルに応じた重み付けが設定されている。具体的には、電子掲示板に公開するのに不適切な単語や注目すべき単語を監視対象として登録し、これら監視対象となる単語の不適切度合や重要度に応じて重み付けされたレベル値や点数、百分率等が設定される。
例えば、図3(d)に示すように、要監視ワードとして「馬鹿」,「死ぬ」,「殺す」等の不適切な単語を登録し、これら各単語について2,5,10という重み付けされたレベル値を設定する。なお、本実施形態は、上述した形態素解析用データを備えているため、品詞の基本形を登録しておくだけでその活用形が採点用辞書フィルタによって採点される。
なお、採点用辞書フィルタデータとしては、上述したものに限る必要はない。例えば、スパムメール等のフィルタリングに用いられるベイズ推定フィルタや、電話番号を示す数字列をフィルタリングする電話番号フィルタ、あるいは電子掲示板の運営者によって適宜設定できる任意の拡張フィルタを搭載してもよい。
監視担当者データ記憶部46は、監視担当者に関する各種のデータから構成される監視担当者データを記憶するものである。本実施形態において、監視担当者データは、図3(e)に示すように、各監視担当者を識別する監視担当者IDと、当該監視担当者が所属する監視グループの監視グループIDと、当該監視担当者が電子掲示板監視サーバ5にログインするためのパスワード等から構成されている。
公開判断待ち記憶部47は、採点済みの投稿記事を監視担当者によって公開すべきか否かが決定される前に一時的に記憶するためのものである。本実施形態において、公開判断待ち記憶部47には、図2に示すように、グループ用作業領域47aと、担当者用作業領域47bとが設定されている。
そして、グループ用作業領域47aは、監視グループに分配される投稿記事を保持するための作業領域である。また、担当者用作業領域47bは、各監視担当者に分配される投稿記事を保持するための作業領域である。なお、本実施形態では、より効率的に監視作業を進行させるため、一旦、監視グループに投稿記事を分配した後、これらの投稿記事を当該監視グループに所属する各監視担当者に分配するようになっている。しかしながら、この構成に限られるものではなく、監視担当者が少ない場合等には、監視グループを形成することなく直接監視担当者に分配するようにしてもよい。あるいは担当者用作業領域47bを設けずにグループ用作業領域47aのみを設定し、その監視グループに属する複数の監視担当者が適宜、一箇所のグループ用作業領域47aにアクセスして投稿記事を取得する構成にしてもよい。
作業領域データ記憶部48は、グループ用作業領域47aおよび担当者用作業領域47bにおける公開判断待ち投稿記事の蓄積状況に関するデータを記憶するものである。具体的には、図3(f)に示すように、各監視グループに所属する全監視担当者IDに対応付けて、各監視担当者の未処理件数が記憶されている。よって、この未処理件数の蓄積状況に応じて次の採点済み投稿記事をどこに分配すべきか決定される。
公開順序調整用バッファ49は、監視担当者によって公開可能と判断された投稿記事を一時的に保存するためのものである。本実施形態では、この公開順序調整用バッファ49により、同一投稿者から投稿された投稿記事を投稿日時順に調整して公開しうるようになっている。これは、投稿記事が投稿日時順に採点されて分配されたとしても、監視担当者の処理能力の差によって公開可否の判断時間が前後してしまう場合がある。そこで採点済みの投稿記事を一時的に前記公開順序調整用バッファ49に保存し、それよりも古い同一投稿者の投稿記事が滞っていないか確認し、公開順序を整えるようになっている。なお、異なる投稿者の記事については、他人の投稿記事が公開されたことを受けて投稿される場合には、その記事との間では常に公開が先なので記事内容の前後逆転は生じない。もちろん、他人の投稿記事との関係においても投稿日時順を調整して公開するようにしてもよい。
つぎに、電子掲示板監視サーバ5は、図4に示すように、主として、データの送受信を司るデータ送受信手段51と、本実施形態のサーバ用電子掲示板監視プログラムを格納するハードディスク等の記憶手段52と、これら各構成手段を制御するとともに各種の演算処理を行う演算処理手段53とから構成されている。
本実施形態において、データ送受信手段51は、電子掲示板監視サーバ5と電子掲示板運営サーバ2との間、監視担当者端末6との間、および管理者端末7との間でデータを送受信するためのAPI(Application Program Interface)から構成されている。このAPIとしては、CGI(Common Gateway Interface)、Socket、XML−RPC(eXtensible Markup Language-Remote Procedure Call)等を搭載し、複数種類のインターフェースに対応可能に構成されている。なお、この構成に限られるものではなく、別途、専用のインターフェースを搭載してもよく、いずれか1つのインターフェースを備えるようにしてもよい。
また、演算処理手段53は、CPU(Central Processing Unit)等から構成されており、記憶手段52に格納されたサーバ用電子掲示板監視プログラムを実行させることにより、データベース更新部531と、要注意投稿者判別部532と、注意喚起レベル採点部533と、投稿記事分配部534と、処理状況監督部535と、判断結果出力部536と、公開順序調整部537として機能するようになっている。
以下、演算処理手段53の各構成部についてより詳細に説明する。データベース更新部531は、監視用データベース4内に格納されている各種のデータを管理するものである。本実施形態において、データベース更新部531は、電子掲示板運営サーバ2から受信した投稿記事毎に投稿記事IDを付して投稿記事データを投稿記事データ記憶部42に格納したり、監視担当者端末6から受信した監視の判断結果に基づいて投稿記事データや要注意投稿者データを更新するようになっている。また、管理者端末7から受信した指示に基づいて、監視用データベース4内に記憶されている各種の設定データを変更する機能も備えている。
要注意投稿者判別部532は、不適切な投稿記事の投稿を繰り返す投稿者を速やかに判別して無駄な採点を回避するためのものである。本実施形態において、要注意投稿者判別部532は、投稿記事データ記憶部42にアクセスして投稿記事のBBS−IDを取得し、このBBS−IDに対応するBBSデータをBBSデータ記憶部41から取得し、投稿者判別機能の有無データを参照する。これにより、当該電子掲示板に投稿者判別機能が設定されているか否かを判別する。
上記判別の結果、投稿者判別機能が設定されている場合には、当該投稿記事データから投稿者IDを取得し、この投稿者IDに対応する要注意投稿者データを要注意投稿者データ記憶部43から取得する。そして、当該投稿者のステータスフラグが「警告」状態であれば、その旨を電子掲示板運営サーバ2に通知し、当該投稿者に警告画面を送信させるようになっている。また、ステータスフラグが「禁止」状態であれば、その旨を電子掲示板運営サーバ2に通知し、当該投稿者に投稿禁止画面を送信させるようになっている。
注意喚起レベル採点部533は、投稿記事の監視度に関して注意喚起レベルを採点するものである。具体的には、注意喚起レベル採点部533は、要注意投稿者判別部532と同様に、投稿記事が投稿された電子掲示板のBBSデータを参照し、当該電子掲示板において使用される採点フィルタに基づいて投稿記事を採点する。本実施形態では、基本的な採点フィルタとして、上述した採点用辞書フィルタの他、過去の投稿履歴に応じて投稿者に関する注意喚起レベルを採点する要注意投稿者フィルタを搭載しており、各フィルタを利用するか否かが各電子掲示板ごとに適宜設定される。
本実施形態において、採点用辞書フィルタが設定されている場合、注意喚起レベル採点部533は、形態素解析用データを参照し、投稿記事を形態素単位に分割した上で正規化処理を実行する。そして、監視用データベース4から採点用辞書フィルタデータを取得し、この採点用辞書フィルタデータに登録されている要監視ワードを正規化された投稿記事から抽出し、抽出した各要監視ワードに対応する注意喚起レベルを投稿記事に内部データとして記憶させるようになっている。
また、要注意投稿者フィルタが設定されている場合、注意喚起レベル採点部533は、投稿記事の投稿者に関する要注意投稿者データから非公開回数および公開回数を取得し、これらの数値に基づいて投稿者自体の注意喚起レベルを算出し、投稿記事に内部データとして記憶させるようになっている。本実施形態において、投稿者の注意喚起レベルは、非公開回数が多いほど高くなり、逆に非公開回数が減って公開回数が増えれば低くなるように設定されている。
投稿記事分配部534は、採点済みの投稿記事をその採点結果と共に各監視担当者に分配するものである。本実施形態では、監視作業を効率化するため、複数の監視担当者からなる監視グループが複数組構成されている。したがって、投稿記事分配部534は、これら各監視グループのいずれかに一旦投稿記事を分配した後、当該監視グループに所属する監視担当者の処理状況に応じて、未処理件数の少ない監視担当者に分配するようになっている。
具体的には、投稿記事分配部534は、投稿記事が投稿された電子掲示板のBBSデータに基づいて、当該電子掲示板の監視を担当する監視グループを判別し、当該監視グループのグループ用作業領域47aに当該投稿記事を格納する。そして、作業領域データ記憶部48から作業領域データを参照し、当該監視グループの中で未処理件数が一番少ない監視担当者の担当者用作業領域47bに、当該投稿記事を優先的に振り分けるようになっている。なお、分配先の候補となる監視担当者が複数人存在する場合には、ラウンドロビン等の手法により、振り分け先を決定する。
処理状況監督部535は、各監視担当者による処理状況を監督する役割を果たすものである。本実施形態において、処理状況監督部535は、各監視担当者の担当者用作業領域47bを監視して、当該担当者用作業領域47bに記憶されてからの経過時間を測定し、公開の可否が判断されることなく所定の時間経過した投稿記事を投稿記事分配部534に差し戻し、再分配させるようになっている。
判断結果出力部536は、各投稿記事に関し、監視担当者によって判断された公開可否の結果を出力するものである。具体的には、判断結果出力部536は、投稿記事データ記憶部42内の投稿記事データを参照し、公開が拒否された投稿記事については、その旨を電子掲示板運営サーバ2へ出力する。一方、公開が許可された投稿記事については、担当者用作業領域47bから公開順序調整用バッファ49へと移動させるようになっている。
公開順序調整部537は、同一投稿者からの投稿記事の公開順序を投稿日時順に調整して公開するためのものである。具体的には、公開順序調整部537は、公開順序調整用バッファ49に格納された各投稿記事について投稿者を判別し、この投稿者の他の投稿記事のうち当該投稿記事よりも投稿日時の古い投稿記事が担当者用作業領域47bに格納されていないか確認する。
上記確認の結果、担当者用作業領域47bに同一投稿者からの古い未処理投稿記事が存在する場合には、公開順序調整用バッファ49に格納された投稿記事が公開可能である判断結果を電子掲示板運営サーバ2へすぐには出力せずに待機する。そして、当該投稿者により投稿された古い投稿記事が全て処理され、担当者用作業領域47bに存在しなくなったとき、そのことを条件に当該投稿者の全ての投稿記事に関する公開可否の結果を投稿日時順に出力するようになっている。
つぎに、監視担当者端末6は、パーソナルコンピュータやインターネット通信可能な携帯電話等から構成されており、図5に示すように、主として、データの送受信を司る送受信手段61と、本実施形態の端末用電子掲示板監視プログラムを格納するハードディスク等の記憶手段62と、これら各構成手段を制御するとともに各種の演算処理を行う演算処理手段63と、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示手段64と、キーボード等の入力手段65とから構成されている。
本実施形態において、監視担当者端末6の演算処理手段63は、CPU(Central Processing Unit)等から構成されており、記憶手段62に格納された端末用電子掲示板監視プログラムを実行させることにより、採点結果取得部631と、表示形態設定部632と、投稿記事表示部633として機能するようになっている。
以下、演算処理手段63の各構成部についてより詳細に説明する。採点結果取得部631は、各投稿記事に関する採点結果を取得するものである。本実施形態において、採点結果取得部631は、電子掲示板監視サーバ5から採点済みの投稿記事を受信した後、当該投稿記事から各種の採点フィルタによる採点結果を抽出する。なお、採点結果取得部631は、投稿記事と採点結果とを別々に取得するようにしてもよい。
表示形態設定部632は、表示手段64に表示させる投稿記事の表示形態を設定するものである。本実施形態において、表示形態設定部632は、採点結果取得部631により得られた採点結果を解析し、投稿記事中に含まれる特定の要監視ワードや投稿者名等の表示形態を適宜設定する。具体的には、採点用辞書フィルタによる採点結果を取得した場合、注意喚起レベルが付与された要監視ワードの表示色を赤色等の目立つ色に変更するとともに、そのレベルが高い単語ほど濃い色に設定したり、文字サイズを大きく設定する。また、要注意投稿者フィルタによる採点結果を取得した場合、注意喚起レベルに応じて当該投稿者名の表示色を青色(安全)から赤色(危険)に設定したり、その注意喚起レベルをパーセンテージで表示させる。
投稿記事表示部633は、投稿記事を視覚的に判読可能に表示手段64に表示させるものである。具体的には、表示形態設定部632により設定された表示形態を取得し、この表示形態に基づいて表示手段64に表示させるための投稿記事データを作成するようになっている。
管理者端末7は、インターネット通信可能なパーソナルコンピュータ等から構成されており、監視担当者端末6に関する各種の管理を行うものである。具体的には、電子掲示板監視サーバ5に接続し、監視担当者データの登録・変更や、各監視担当者のスケジュール管理等を行うようになっている。
つぎに、本実施形態の電子掲示板監視プログラム(サーバ用電子掲示板監視プログラムおよび端末用電子掲示板監視プログラム)によって実行される電子掲示板監視システム1の作用について図6および図7を参照しつつ説明する。
まず、投稿者が、投稿者端末3を用いて電子掲示板に投稿記事を投稿する(ステップS1)。電子掲示板運営サーバ2では、投稿者からの投稿記事を受信した後(ステップS2)、当該投稿記事を公開しても良いか否かの監視作業を電子掲示板監視サーバ5へ依頼する(ステップS3)。このとき、電子掲示板運営サーバ2は、投稿者、投稿日時、および当該電子掲示板に関する情報等を投稿記事に含めて電子掲示板監視サーバ5へ送信する。
電子掲示板監視サーバ5では、データ送受信手段51を介して電子掲示板運営サーバ2から投稿記事を受信すると(ステップS4)、データベース更新部531が当該投稿記事に投稿記事IDを付し、投稿記事データとして監視用データベース4内の投稿記事データ記憶部42に格納する(ステップS5)。
つぎに、要注意投稿者判別部532が、投稿記事データおよびBBSデータを参照することにより、当該投稿記事が投稿された電子掲示板において、投稿者判別機能が設定されているか否かを判定する(ステップS6)。そして、投稿者判別機能が設定されている場合(ステップS6:YES)、当該投稿者に関する要注意投稿者データを要注意投稿者データ記憶部43から参照し、ステータスフラグに応じた処理を行う。
本実施形態において、ステータスフラグが「投稿禁止」状態であれば(ステップS7:YES)、その旨が電子掲示板運営サーバ2に通知される(ステップS8)。この通知を受けて、電子掲示板運営サーバ2は当該投稿者に登校禁止画面を送信する(ステップS9)。これにより、不適切な投稿を繰り返す投稿者や、管理者端末7により指定された所定の投稿者の投稿については、投稿記事の内容に関わらず自動的に規制される。
また、ステータスフラグが「警告」状態であれば(ステップS10:YES)、その旨が電子掲示板運営サーバ2に通知される(ステップS11)。この通知を受けて、電子掲示板運営サーバ2は、当該投稿者に不適切な投稿をしないように促す旨の警告画面を送信する(ステップS12)。このように過去に不適切な投稿記事を投稿した投稿者に対して自動的に警告することにより、投稿者は投稿記事内容の改善を促され、監視担当者の監視作業の軽減につながる。
なお、本実施形態では、投稿禁止あるいは警告を示すステータスフラグが非公開回数および公開回数に応じて自動的に変更されるように構成されている。このため、例えば、ステータスフラグが「警告」状態になってしまった投稿者であっても、その後の投稿内容が改善されて公開回数が増えれば、注意喚起レベルが低下し、「通常」状態へと戻るようになっている。
一方、投稿者判別機能が設定されていない場合(ステップS6:NO)やステータスフラグが「警告」あるいは「通常」の場合(ステップS10:YESorNO)には、注意喚起レベル採点部533により、投稿記事の採点処理が実行される(ステップS13)。
以下、ステップS13の採点処理についてより詳細に説明する。本実施形態において、採点用辞書フィルタが設定されている場合、図8に示すように、注意喚起レベル採点部533が、形態素解析用データ記憶部44内の形態素解析用データを参照し(ステップS131)、投稿記事を形態素単位に分割した上で(ステップS132)、当該投稿記事の各形態素を正規化する(ステップS133)。例えば、「誰か私と一緒に死にませんか?」という投稿記事を形態素単位に分割すると、「誰/か/私/と/一緒/に/死に/ませ/ん/か/?」となり、さらにこれを正規化すると、「誰/か/私/と/一緒/に/死ぬ/ます/ん/か/?」となる。
つづいて、注意喚起レベル採点部533は、採点用辞書フィルタデータ記憶部45から採点用辞書フィルタデータを取得し(ステップS134)、この採点用辞書フィルタデータに登録されている要監視ワードを正規化された投稿記事から抽出する(ステップS135)。そして、抽出された各要監視ワードに対応する注意喚起レベルを投稿記事に付加するようになっている(ステップS136)。
また、要注意投稿者フィルタが設定されている場合、図9に示すように、注意喚起レベル採点部533は、要注意投稿者データ記憶部43内の要注意投稿者データを参照し、非公開回数および公開回数を取得する(ステップS137)。そして、これらの数値に基づいて当該投稿者に関する注意喚起レベルを算出し(ステップS138)、算出した注意喚起レベルを投稿記事に付加するようになっている(ステップS139)。なお、本実施形態において、投稿者の注意喚起レベルは、非公開回数が多いほど高くなり、公開回数が多いほど低くなるように設定されている。
以上の採点処理が実行された後、投稿記事分配部534により、採点済みの投稿記事の分配処理が実行される(ステップS14)。具体的には、図10に示すように、投稿記事分配部534が、投稿記事が投稿された電子掲示板のBBSデータを参照し(ステップS141)、当該電子掲示板の担当に設定されている監視グループのグループ用作業領域47aに当該投稿記事を分配して格納する(ステップS142)。
つづいて、投稿記事分配部534は、作業領域データ記憶部48内の作業領域データを参照し(ステップS143)、当該監視グループに所属する監視担当者のうち、未処理件数が最も少ない監視担当者を判別し(ステップS144)、当該監視担当者の担当者用作業領域47bにグループ用作業領域47aから投稿記事を分配する(ステップS145)。これにより、できる限り投稿記事が滞留せずに公開可否の判断が速やかに行われるようにされている。また、ベテランの監視担当者等の処理スピードが速い監視担当者に優先的に投稿記事が振り分けられることにもなり、監視グループ全体としての処理速度が向上する。
以上の投稿記事分配処理が実行された後、電子掲示板監視サーバ5では、監視担当者端末6からの処理要求を待機する(ステップS15)。このとき、電子掲示板監視サーバ5は、担当者用作業領域47bに投稿記事が分配された旨を別途、当該監視担当者に通知するようにしてもよい。なお、本実施形態において、監視担当者端末6が電子掲示板監視サーバ5にアクセスする場合には、本システムへのログイン画面を表示手段64に表示させた後、入力手段65から監視担当者IDおよびパスワードを入力することによりログインするようになっている。
電子掲示板監視サーバ5は、ログインした監視担当者端末6からの処理要求を受けると、データ送受信手段51を介して、担当者用作業領域47bに格納されている投稿記事を監視担当者端末6へ送信し(ステップS16)、当該投稿記事が監視担当者端末6で受信される(ステップS17)。
図7へ移り、監視担当者端末6において採点済みの投稿記事が受信されると(ステップS17)、採点結果取得部631が、当該投稿記事から各種の採点フィルタによる採点結果を抽出する(ステップS18)。そして、これら各採点結果に基づき、表示形態設定部632が、投稿記事の内容や投稿者名等に関する表示形態を設定する(ステップS19)。
本実施形態において、表示形態設定部632が、採点用辞書フィルタによる採点結果を取得した場合、注意喚起レベルに応じて要監視ワードの表示色を赤色等の目立つ色に設定したり、点滅文字に設定する。また、注意喚起レベルが高い要監視ワードほど濃い色に設定したり、文字サイズを大きく設定する。また、表示形態設定部632が、要注意投稿者フィルタによる採点結果を取得した場合、注意喚起レベルに応じて当該投稿者名の表示色を青色(安全)から赤色(危険)等に設定したり、その注意喚起レベルをパーセンテージで表示させる。
つづいて、投稿記事表示部633は、表示形態設定部632によって設定された表示形態に基づいて投稿記事データを作成し、表示手段64に表示させる(ステップS20)。このような表示により、監視担当者はその投稿記事の内容を視覚的に判読し易くなる。本実施形態において、監視担当者端末6の表示手段64に表示される投稿記事監視画面の一例を図11に示す。
図11に示すように、監視担当者端末6の投稿記事監視画面では、要注意投稿者フィルタによる注意喚起レベルに応じた表示形態で、投稿者名「うさぎ」が表示される。このため、監視担当者は、当該表示形態によって投稿者の注意喚起レベルを即座に視認できて、監視作業の軽重がつけられるので効率が向上する。具体的には、注意喚起レベルが低い投稿者については、投稿記事内容に問題がない可能性が高いため、監視作業を流し読み程度に抑えることができる。一方、注意喚起レベルが高い投稿者については、投稿記事内容が不適切である可能性が高いため、注意深く投稿記事を読み進める必要があることがわかる。これにより、監視担当者は、投稿者の過去の投稿履歴に応じて監視作業にメリハリを付けられるため、監視作業が効率化されるとともにその監視精度が向上する。
また、監視画面における投稿記事については、図11に示すように、採点用辞書フィルタデータに登録されている要監視ワード「馬鹿」,「死ん(死ぬ)」が、他の文字列と比較して強調されるため、監視作業にかかる負担が軽減する。具体的には、長い投稿記事であっても、要監視ワードの位置が一目で把握され、当該単語を含む前後の文脈を確認するだけで、当該要監視ワードが本当に不適切な意味で使用されているか否かを判断でき、監視作業が効率的で速やかに行える。
つづいて、監視担当者は、投稿記事について公開の可否を判断した後、投稿記事監視画面に表示された「公開する」「公開しない」の選択ボタンから、電子掲示板監視サーバ5へ監視結果を送信する(ステップS21)。一方、電子掲示板監視サーバ5では、処理状況監督部535が、担当者用作業領域47bを監視し、投稿記事が分配されてから所定時間内に監視担当者端末6から監視結果を受信したか否かを判定している(ステップS22)。
その判定の結果、所定時間内であれば(ステップS22:YES)、当該監視結果が、データベース更新部531によって投稿記事データの「公開可否」フィールド、および要注意投稿者データの「非公開回数」あるいは「公開回数」フィールドに記録される(ステップS23)。一方、監視結果が所定時間内に受信されなかった場合(ステップS22:NO)、すなわち、監視担当者が投稿記事を未処理のまま放置している場合には、処理状況監督部535が、当該投稿記事を投稿記事分配部534に一旦、差し戻す(ステップS14)。
これにより、何らかの事情によって、ある監視担当者の監視作業が停滞してしまった場合でも、当該監視担当者に振り分けられた投稿記事が異なる監視担当者へと再分配される(ステップS14)。したがって、電子掲示板に投稿された投稿記事が、監視担当者による公開可否の判断を受けることなく長時間放置されてしまうという事態が未然に防止される。
つづいて、電子掲示板監視サーバ5では、判断結果出力部536が、投稿記事データ記憶部42から公開可否の結果を取得し、公開が許可されなかった投稿記事については(ステップS24:NO)、その旨を電子掲示板運営サーバ2へ出力する。この監視結果を受けた電子掲示板運営サーバ2は(ステップS25)、当該投稿記事の投稿者にその旨を通知し(ステップS26)、当該投稿記事の公開を禁止する。これにより、監視担当者の許可が得られなかった投稿記事は公開されず、不適切な投稿記事が公開されることがない。
一方、公開が許可された投稿記事については(ステップS24:YES)、判断結果出力部536が、当該投稿記事を公開順序調整用バッファ49へと移動する(ステップS27)。そして、公開順序調整部537によって、当該投稿記事よりも投稿日時の古い同一投稿者からの他の投稿記事が担当者用作業領域47bに残存しているか否かが判定される(ステップS28)。
上記判断の結果、当該投稿記事よりも投稿日時の古い同一投稿者からの他の投稿記事が担当者用作業領域47bに残存している場合(ステップS28:YES)、公開順序調整部537は、それらの投稿記事が公開順序調整用バッファ49に格納されるまで公開処理を進めずに待機する。一方、それらの投稿記事が公開順序調整用バッファ49に格納され、担当者用作業領域47bに残存する投稿記事がなくなると(ステップS28:NO)、公開順序調整部537は、それらの投稿記事に関する監視結果を投稿日時順に電子掲示板運営サーバ2へ出力する(ステップS29)。
そして、この監視結果を受信した電子掲示板運営サーバ2では(ステップS30)、監視担当者によって公開が許可された投稿記事を電子掲示板に公開する(ステップS31)。
以上の処理により、内容が連続する複数の投稿記事が、異なる監視担当者に分配されてその処理が前後逆になった場合でも、それらの投稿記事が投稿日時順に公開される。具体的に説明すると、例えば、図12に示すように、ある投稿者が内容の連続する3つの投稿記事「イ/ロ/ハ」を投稿し、これらの投稿記事がそれぞれ監視担当者a、監視担当者b、監視担当者cに分配されたとする。そして、各監視担当者の監視作業が、b→c→aの時系列で処理されたとする。この場合、単に、監視された順に投稿記事を公開してしまうと、「ロ/ハ/イ」の順序となり、投稿者が意図した順序に公開されずに錯綜してしまう。
これに対し、本実施形態では、公開順序調整部537が、監視結果を公開可否判断順に逐一電子掲示板運営サーバ2へ送信するのではなく、一旦、公開順序調整用バッファ49に保持しておき、一連の投稿記事が揃った時点で時系列に従って監視結果を出力する。これにより、電子掲示板運営サーバ2では、内容の連続する複数の投稿記事が、確実に投稿日時順に公開されるため、投稿記事が錯綜するのを防止する。
以上のような本実施形態によれば、
1.電子掲示板に投稿された投稿記事を自動的に採点し、その採点結果に基づく表示形態で投稿記事を表示するため、監視担当者の監視作業を効率化および高精度化することができる。
2.複数の監視担当者に効率よく投稿記事を分配するため、大量の投稿記事が投稿される巨大掲示板であっても迅速かつ確実に監視することができる。
3.所定の投稿者については、投稿記事の投稿自体を拒否することができる。
4.投稿された投稿記事が、未処理のまま長時間放置されてしまうのを防止することができる。
5.内容の連続する複数の投稿記事を確実に投稿日時順で公開することができる等の効果を奏する。
なお、本発明に係る電子掲示板監視システム1および電子掲示板監視プログラムは、上述した本実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、上述した本実施形態では、非公開回数および公開回数に応じて投稿者の注意喚起レベルを算出しているが、これに限られるものではなく、採点用辞書フィルタによる合計得点を加味して注意喚起レベルを算出するようにしてもよい。これにより、極めて不適切な単語を大量に含む投稿記事を投稿した投稿者については、投稿回数が少なくても注意喚起レベルを一気に高めることができる。
また、投稿記事の表示形態についても、上述した表示形態に限られるものではなく、監視担当者の好みに応じて適宜設定しうるようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、不適切なワードの公開を未然に防止する目的で使用する例を示しているが、これに限らず、例えば、すでに電子掲示板に公開されている投稿記事について、要監視ワードが公開されているか否かを自動的に監視し、不適切なワードを含む記事が公開されている場合に速やかに削除する事後的対処法として利用してもよい。かかる場合、公開を拒否すべき旨(公開削除通知と称してもよい)の通知を受けた電子掲示板運営サーバでは、それを削除要求通知として自動的に削除処理してもよいし、一旦、蓄積して削除すべきか否かの検討対象とすることもできる。これは、迅速な公開を優先したい電子掲示板運営者にとっては利用しやすいシステムとなる。
また、本実施形態では、説明の便宜上、電子掲示板監視サーバ5と監視用データベース4を別体として分けて説明しているが、例えば両者を1つの大型コンピュータとして一体化してもよいし、監視用データベース4内の一部の記憶部を電子掲示板監視サーバ5に内蔵させてもよい。さらには電子掲示板運営サーバ2自体に電子掲示板監視サーバ5の機能を内蔵させるシステムを構成してもよい。
本発明に係る電子掲示板監視システムの実施形態を備えた電子掲示板運営システムを示すブロック図である。 本実施形態の監視用データベースを示すブロック図である。 本実施形態における各種データの具体例を示す図である。 本実施形態の電子掲示板監視サーバを示すブロック図である。 本実施形態の監視担当者端末を示すブロック図である。 本実施形態の電子掲示板監視システムによる処理を含む全体のフローチャート図である。 本実施形態の電子掲示板監視システムによる処理を含む全体のフローチャート図である。 本実施形態の採点用辞書フィルタ処理を示すフローチャート図である。 本実施形態の要注意投稿者フィルタ処理を示すフローチャート図である。 本実施形態の投稿記事分配処理を示すフローチャート図である。 本実施形態の表示手段に表示される監視画面の一例を示す図である。 本実施形態の公開順序調整部による処理の一例を示す図である。
符号の説明
1 電子掲示板監視システム
2 電子掲示板運営サーバ
3 投稿者端末
4 監視用データベース
5 電子掲示板監視サーバ
6 監視担当者端末
7 管理者端末
41 BBSデータ記憶部
42 投稿記事データ記憶部
43 要注意投稿者データ記憶部
44 形態素解析用データ記憶部
45 採点用辞書フィルタデータ記憶部
46 監視担当者データ記憶部
47 公開判断待ち記憶部
47a グループ用作業領域
47b 担当者用作業領域
48 作業領域データ記憶部
49 公開順序調整用バッファ
51 データ送受信手段
52 記憶手段
53 演算処理手段
61 送受信手段
62 記憶手段
63 演算処理手段
64 表示手段
65 入力手段
531 データベース更新部
532 要注意投稿者判別部
533 注意喚起レベル採点部
534 投稿記事分配部
535 処理状況監督部
536 判断結果出力部
537 公開順序調整部
631 採点結果取得部
632 表示形態設定部
633 投稿記事表示部

Claims (2)

  1. 通信ネットワークを介して電子掲示板に投稿される投稿記事のデータを受信し、その投稿記事の内容を監視する電子掲示板監視システムであって、
    監視対象となる要監視ワードに対して監視の注意喚起レベルに応じた重み付けが設定された採点用辞書フィルタデータを記憶する採点用辞書フィルタデータ記憶部、その採点用辞書フィルタデータに基づいて採点された後の投稿記事を公開するか否かを判断するために複数の監視担当者に分配される投稿記事を複数の監視担当者毎に設定された専用の担当者用作業領域に一時的に記憶する公開判断待ち記憶部、および複数の監視担当者によって公開可能と判断された複数の投稿記事を一時的に記憶する公開順序調整用バッファを備えた監視用データベースと、
    受信した投稿記事から要監視ワードを抽出するとともに、これら各要監視ワードの重み付けを前記採点用辞書フィルタデータから取得して前記投稿記事の注意喚起レベルを採点する注意喚起レベル採点部、この注意喚起レベル採点部によって採点された後の採点済み投稿記事をその採点結果と共に複数の監視担当者の前記担当者用作業領域に分配し前記公開判断待ち記憶部に記憶させる投稿記事分配部、複数の監視担当者端末から受信した公開可能と判断された投稿記事を前記公開順序調整用バッファに記憶させるとともに、この公開順序調整用バッファに前記投稿記事が記憶されたとき、この投稿記事よりも投稿日時の古い同一投稿者の他の投稿記事が前記担当者用作業領域に存在しないことを条件に、前記公開順序調整用バッファ内の投稿記事を投稿日時順に調整して出力する公開順序調整部を備えた電子掲示板監視サーバと
    を有することを特徴とする電子掲示板監視システム。
  2. 通信ネットワークを介して電子掲示板に投稿される投稿記事のデータを受信し、その投稿記事の内容を監視する電子掲示板監視プログラムであって、
    監視対象となる要監視ワードに対して監視の注意喚起レベルに応じた重み付けが設定された採点用辞書フィルタデータを記憶する採点用辞書フィルタ記憶部と、
    その採点用辞書フィルタデータに基づいて採点された後の投稿記事を公開するか否かを判断するために複数の監視担当者に分配される投稿記事を複数の監視担当者毎に設定された専用の担当者用作業領域に一時的に記憶する公開判断待ち記憶部と、
    複数の監視担当者によって公開可能と判断された複数の投稿記事を一時的に記憶する公開順序調整用バッファと、
    受信した投稿記事から要監視ワードを抽出するとともに、これら各要監視ワードの重み付けを前記採点用辞書フィルタデータから取得して前記投稿記事の注意喚起レベルを採点する注意喚起レベル採点部と、
    この注意喚起レベル採点部によって採点された後の採点済み投稿記事をその採点結果と共に複数の監視担当者の前記担当者用作業領域に分配し前記公開判断待ち記憶部に記憶させる投稿記事分配部と、
    複数の監視担当者端末から受信した公開可能と判断された投稿記事を前記公開順序調整用バッファに記憶させるとともに、この公開順序調整用バッファに前記投稿記事が記憶されたとき、この投稿記事よりも投稿日時の古い同一投稿者の他の投稿記事が前記担当者用作業領域に存在しないことを条件に、前記公開順序調整用バッファ内の投稿記事を投稿日時順に調整して出力する公開順序調整部と、
    前記採点済み投稿記事および採点結果を送信するとともに、公開可否の判断結果を受信するデータ送受信手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とする電子掲示板監視プログラム。
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