JP4242016B2 - 変形ロボット玩具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロボットの形態からテープホルダの形態に可逆的に変化可能なロボット玩具の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、形態が変化する種々のロボット玩具が知られているが、ロボット玩具とテープホルダとの間で可逆的に形態の変化するものは存在していなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の点に鑑み発明されたものであって、ロボット玩具とテープホルダとの間で可逆的に形態変化が可能な新規な玩具の構造を提供することをその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の変形ロボット玩具は以下に示す構成を備えていることを特徴とする。すなわち、
(イ)ロボットの形態からテープホルダーの形態に可逆的に変化可能なロボット玩具であること。
(ロ)前記ロボット玩具は、胴体部と一対の腕部と脚部とから構成されていること。
(ハ)前記胴体部は、基部と当該基部の上部にロール状テープを回動自在かつ着脱可能に保持するためのホルダ部とを有すること。
(二)前記胴体部は、一対の前記脚部を互いに結合する連結軸周りに、前記脚部の上部に対して回動可能に取り付けられており、当該連結軸の外周に前記基部に設けられた弾性板が当接することで前方に90度回動した状態で保持されるようになっていること。
(ホ)前記腕部は、前記胴体部に対して、前記基部に設けられた取付部材を介して、当該取付部材に設けられた回転軸周りに回動可能に取り付けられており、前記腕部を前記胴体部の上下方向に対して直角となる向きに回動させ、前記胴体部を前記脚部に対して前方に直角に回動させることで、前記脚部の底部と腕部の先端が同一の平面に接地した姿勢となること。
【0005】
【発明の実施の形態】
まず、図面について簡単に説明する。図1は本発明のロボット玩具を表す斜視図であり、ロボットの形態を表したものである。図2は本発明のロボット玩具がテープホルダの形態に変化した状態を表したものである。図3および図4はロボットの形態からテープホルダの形態に変化する過程を表した説明図である。
【0006】
以下本発明の一実施の形態を図を用いて詳細に説明する。
図1において、1は本願発明のロボット玩具を示している。当該ロボット玩具1は、形態を変形させることにより図2に示すようなテープホルダとしての使用に適した形態に変化させることができるロボット玩具である。
更に詳細に説明すると、ロボット玩具1は胴体部3と胴体部3に取り付けられた左右一対の腕部5(5a、5b)と、左右一対の脚部7(7a、7b)とから構成されている。
【0007】
胴体部3の構造を図2および図3を用いて説明する。胴体部3は基部9を有しており、基部9の上部はセロハン粘着テープ等の筒状の芯に巻かれた粘着テープ11を回動自在に遊嵌するためのホルダ部13であり、基部9の下部は脚部7と回動可能に連結するための連結部となっている。
ホルダ部13につて詳しく説明する。基部9の上下方向の約中間付近には、粘着テープ11を載置するための載置台15が一体的に形成されている。当該載置台15は、ロボット玩具1が直立状態の時に床面Bと略平行となる向きに形成された平面部分であり、この平面上に粘着テープ11が載置されるようになっている。
また、載置台15の略中央には、リブ17、19が載置台15に対して直角方向に十字状に交差するように、載置台15と一体的に立設されている。当該各リブ17、19は図3に示すように幅太部23と幅細部25を有しており、幅太部23と幅細部25との間には段部21が形成されている。
【0008】
ホルダ部13は、さらに粘着テープ11を載置した状態で上部から装着される蓋部材27を有している。当該蓋部材27は載置した粘着テープ11の外径と略同程度の大きさを有する鍔部29と、取付のための筒状部31を下部に有している。
当該筒状部31は、リブ17、19の前記幅細部25と係合することで、蓋部材27を基部9に対して着脱自在に係合させるためのものであり、十字状に配置されている幅細部25が筒状部31内に内接するようになっている。さらに筒状部31は、太幅部23との境界である段部21に当接する位置で固定されるようになっている。
この状態で、粘着テープ11は、筒状部31および各リブ17、19の太幅部23を中心として回動可能に保持されるとともに、載置台15と鍔部29の間で保持されるようになっている。
上記の構造を有しているので、粘着テープ11は、蓋部材27をリブ17、19から取り外すこにより、簡単に交換を行うことができるようになっている。
【0009】
蓋部材27の上部には、蓋部材27に対して出没可能となるように頭部33が軸35を中心として回動可能に設けられている。頭部33は、蓋部材27に対して収容されているときには、蓋部材27の上部表面から突出することなく収容され、外観上蓋部材27の他の部分と一体的な外観となるように形成されている。また、頭部33の先端部であって、蓋部材27の鍔部29に相当する部分は、指先によって操作しやすいように突片部37となっている。
【0010】
次に、胴体部3を構成する基部9に対する、脚部7(7a、7b)の取付および脚部7の構造について説明する。
左右一対の脚部7a、7bは、脚部7a、7bを構成する上脚部39a、39bの上端において連結軸41によって互いに結合されている。当該連結軸41は基部9の下部左右に形成した穴(図示せず)によって回動自在に遊嵌されているので、基部9に対して脚部7が回動自在となるように取り付けられている。
また、連結軸41は、その一部分の外周が6角形となっており、この6角形の外周には、基部9内に設けられた弾性板43の端部が当接するように設けられている。つまりこの構造によって、脚部7に対して基部9(胴体部3)を回動させる際に、45度づつ節度をもって回動させることが可能となっている。
【0011】
また、脚部7(7a、7b)は、上脚部39(39a、39b)と下脚部45(45a、45b)とから構成されており、各上脚部39a、39bは各下脚部45a、45b内を摺動自在となるように形成されている。
また、上脚部39の下端には突起47が形成されているとともに、下脚部45内の上部および下部にはそれぞれ凹部49、51が設けられている。この構造によって、脚部7が伸びた状態では下脚部45内上部に設けた凹部49に、上脚部39の突起部47が係合し、伸びた状態を維持することができるようになっている。
また、脚部7が縮んだ状態では下脚部45内下部に設けた凹部51に、上脚部39の突起部47が係合し、縮んだ状態を維持することができるようになっている。
また、下脚部45の下端には、補助部材53が回動自在に設けられている。補助具53は、ロボット玩具1を安定して自立させる際に使用するものであり、主として後述するテープホルダの形態の時に図4に示すように、下脚部45の底部の接地面積を増加させる機能を有している。
【0012】
次に、腕部5について説明する。
左右各腕部5a、5bは、取付部材55、57を介して基部9に取り付けられている。
取付部材55、57は、基部9から左右に延出するように一体的に設けられた部材であり、端部に左右各腕部5a、5bを取り付ける取付部を有している。以下、左右によって取付部材55、57の構造が若干異なるので、それぞれについて説明する。
取付部材55は、右の腕部5aを回動自在に取り付けることを目的としたものであり、基部9から延出した部材の端部を上方に折り曲げた折曲部59を有したものである。当該折曲部59には回転軸となる突起(図示せず)が設けられており、当該突起に腕部5aに設けた取付穴(図示せず)が回動自在に嵌合することで、腕部5aが基部9に対して回動自在となっている。
また、図示していないが、腕部5aには小突起が設けられており、当該小突起が折曲部59に接触することで、腕部5aが前方に向かって回動した位置(テープホルダの状態で腕部5aの先端が載置面に接触した状態)で回動が止まるように構成されている。
【0013】
取付部材57は、左の腕部5bを回動自在に取り付けることを目的としたものであり、基部9から延出した部材の端部に腕部5bを回動自在に取り付けるための腕保持部材61を有したものである。腕保持部材61は基部9に対して固定的に取り付けられているとともに、腕保持部材61の内側で左の腕部5bを回動自在に取り付けられるようになっている。
腕保持部材61の外側面の所定箇所には鋸刃状のカッター63が設けられており、テープホルダ部13に保持された粘着テープ11を引き出した際に、当該引き出した粘着テープを切断することが可能となっている。
また、腕部5bは腕保持部材61によって回動範囲を制限されており、腕部5bが前方に向かって回動した位置(テープホルダの状態で腕部5bの先端が載置面に接触した状態)で回動が止まるように構成されている。
【0014】
次に、ロボット玩具1がテープホルダの形態となった状態について説明する。図2、図4は、本発明のロボット玩具1がテープホルダの形態になった状態を示している。この場合、左右の各腕部5a、5bはロボット玩具1の胴体部3の上下方向に対して、直角となる向きに回動されている。つまり、直立状態のロボット玩具1で例えると、前方に向かって水平に腕部5a、5bを持ち上げた状態である。脚部7は縮んだ状態、つまり下脚部45に対して上脚部39が収容されている状態であり、胴体部3は脚部7に対して前方に直角に回動した状態となっている。なお、頭部33は、蓋部材27に収容された状態である。
以上のように、脚部7に対して胴部3を前方に回動させ、胴部3に対して腕部5を前方に向かって回動させることにより、ロボット玩具1が前屈をしたような状態となり、脚部7と腕部5の先端65が床面B(載置面)に接地した姿勢となる。
このように、ロボット玩具1がテープホルダの形態となった場合には、机等に載置して使用する載置型のテープホルダーのように使用することが可能となっている。また、この場合一対の脚部7および腕部5がそれぞれ床面Bに接地する構造となっているので、床面Bに対して安定して載置可能となっている。
【0015】
次に以上説明した本発明のロボット玩具の作用を説明する。
ロボット玩具1は、ロボットの形態の時には、ロボット玩具として遊ぶことができ、脚部7を縮めて腕部5および胴部3を回動させることだけで、簡単に載置型のテープホルダの形態に変形させることが可能となっている。しかもこの場合、一対の脚部7および腕部5がそれぞれ床面Bに接するので、テープホルダーとなったロボット玩具1が床面Bに対して4点で支持される構造となり、簡単倒れたりすることがないようになっている。
【0016】
【発明の効果】
以上説明した本発明のロボット玩具は、以下に述べる効果を有している。すなわち、本発明のロボット玩具は簡単な構成によって、ロボット玩具からテープホルダへ、またはテープホルダからロボット玩具へ形態を変化させることが可能となっている。
また、ロボット玩具の形態の時には通常の遊びとしてロボット遊びをしたり飾りものとして飾っておくことも可能であるが、テープホルダの形態とすることで実用的なテープホルダとして使用することができるようになっている。つまり、机の上や所定の場所に載置することで、載置型のテープホルダとして使用することが可能となっている。また、ロボット玩具の脚部および腕部がそれぞれテープホルダを支える支持部材となるので、安定感があり簡単に倒れたりすることがない構造となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるロボット玩具の、ロボットの状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるロボット玩具の、テープホルダの状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態であるロボット玩具の、ロボットからハサミへの変化の課程を説明するための側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるロボット玩具の、ロボットからハサミへの変化の課程を説明するための側面図である。
【符号の説明】
1 ロボット玩具
3 胴体部
5 腕部
7 脚部
9 基部
11 粘着テープ
13 テープホルダ部
15 載置台
17 リブ
19 リブ
21 段部
23 幅太部
25 幅細部
27 蓋部材
29 鍔部
31 筒状部
33 頭部
35 軸
37 突片部
39 上脚部
41 連結軸
43 弾性板
45 下脚部
47 突起部
49 凹部
51 凹部
53 補助部材
55 取付部材
57 取付部材
59 折曲部
61 腕保持部材
63 カッター
65 先端
B 床面
Claims (1)
- 下記の要件を備えたことを特徴とする変形ロボット玩具
(イ)ロボットの形態からテープホルダーの形態に可逆的に変化可能なロボット玩具であること。
(ロ)前記ロボット玩具は、胴体部と一対の腕部と脚部とから構成されていること。
(ハ)前記胴体部は、基部と当該基部の上部にロール状テープを回動自在かつ着脱可能に保持するためのホルダ部とを有すること。
(二)前記胴体部は、一対の前記脚部を互いに結合する連結軸周りに、前記脚部の上部に対して回動可能に取り付けられており、当該連結軸の外周に前記基部に設けられた弾性板が当接することで前方に90度回動した状態で保持されるようになっていること。
(ホ)前記腕部は、前記胴体部に対して、前記基部に設けられた取付部材を介して、当該取付部材に設けられた回転軸周りに回動可能に取り付けられており、前記腕部を前記胴体部の上下方向に対して直角となる向きに回動させ、前記胴体部を前記脚部に対して前方に直角に回動させることで、前記脚部の底部と腕部の先端が同一の平面に接地した姿勢となること。
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