JP4241585B2 - 掃除機用集塵装置 - Google Patents
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Description
図15を参照して、この誘導管141は、集塵装置の入口112を構成する入口管142と、入口管142から流入する空気および塵埃を集塵室へと導くための導入管143とを含む。
導入管143は、その途中部に略直角に湾曲または屈曲された曲がり部146を有する円管状であって、入口管142に接続される側の端部には円錐台形状に拡がったフィルタ部155が形成されている。フィルタ部155の周面には複数の通気口147が形成されており、各通気口147はフィルタ150で覆われている。フィルタ部155の大径側の端縁(導入管143の入口管142に接続される側の端縁)には、径方向に張り出したフランジ部155Aが形成されている。このフランジ部155Aには、円環状のパッキン144が嵌め込まれていて、入口管142のフランジ部142Bがパッキン144に当接されることにより、入口管142と導入管143とが結合部が密閉された状態で結合されるようになっている。
また、フィルタ部が円錐状に拡がった形状を有しているので、フィルタ部を配置するために比較的広い空間が必要である。集塵装置を配置するスペースは限られているため、フィルタ部を配置するための空間を広くすると、集塵室を狭くする必要がある。この場合、集塵室に貯めることができる塵埃の量が少なくなり、比較的短時間で吸込力が低下するので、吸込性能が悪い。
また、この発明の別の目的は、容易にメンテナンスを行うことができる掃除機用集塵装置を提供することである。
図1は、この発明の第1実施形態に係る電気掃除機1の正面図である。図2は、この電気掃除機1の左側面図である。図3は、この電気掃除機1を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を左側から見た断面図である。
図1〜図3を参照して、この電気掃除機1は、床面に沿って移動される吸込部3と、この吸込部3に対して一端部(下端部)が回動可能に取り付けられた長尺形状の本体4とを備え、本体4の他端部(上端部)に形成されたハンドル5を把持して、本体4を鉛直方向に対して後方に所定角度(たとえば、60°〜80°)だけ傾けた姿勢で使用することができる、いわゆるアップライト型(縦型)の掃除機である。吸込部3の下部および本体4の下部には、それぞれ左右1対の車輪2A,2Bが回転可能に取り付けられており、これらの車輪2A,2Bを床面に沿って転がすことにより、電気掃除機1をスムーズに移動させることができる。この電気掃除機1は、使用しないときには、吸込部3に対して本体4を鉛直方向に起立させた姿勢(図1〜図3に示す姿勢)で保持しておくことができる。
誘導管41は、集塵装置10の入口12を構成する入口管42と、入口管42から流入する空気および塵埃を集塵室29へと導くための導入管43とを含む。導入管43は、内ケース22の第2の空間31内を左右方向に延びており、その一端部が区画壁30の開口30Aに接続され、他端部が内ケース22の左側面に形成された円形の開口45に対向している。この開口45には環状のパッキン44が取り付けられており、導入管43の他端部がパッキン44に対して右側から当接され、入口管42の一端部がパッキン44に対して左側から当接されることにより、入口管42と導入管43とが結合部が密閉された状態で連通されるようになっている。入口管42は、その途中部に曲がり部(湾曲部または屈曲部)46が形成された略L字形状を有し、他端部が入口12を構成している。
図4〜図8を参照して、導入管43には、下面が開口された中空直方体形状であって、その下面開口が区画壁30の開口30Aに接続される接続部51と、この接続部51の左端面から水平左方向に向かって直線上に突出する円筒状の直線部52とを備えている。直線部52の軸線方向の途中部における周面の上側部分には、軸線方向に所定の幅を有する略矩形の開口53が、周方向に並べて複数(たとえば、2つ)形成されている。開口53の周方向の端縁部(より具体的には、各開口53における他方の開口53と反対側の端縁部、および、2つの開口53間の計3箇所)には、それぞれ、直線部52の周方向に交差(たとえば、直交)する方向に沿って延び、直線部52の外周面よりも外側まで突出した突条54が形成されている。
したがって、吸込力の低下を防止して、吸込性能を向上できる。
図9を参照して、入口管42は、その入口12が上方を向くような姿勢で導入管43に連通される。入口12から吸い込まれた空気および塵埃は、入口管42内を下方に向かい、曲がり部(湾曲部または屈曲部)46を通過して右方へと向かう。空気と一緒に吸い込まれた塵埃には、曲がり部46を通過する際に遠心力が作用するため、図9に白抜き矢印で示すように、塵埃の大部分が入口管42内の外側(遠心力が作用する方向に偏った位置)を通過する。したがって、入口管42の曲がり部46を通過した後の塵埃は、導入管43の直線部52の下部を通過することとなる。このとき、塵埃の比重が大きいほど、入口管42内の外側を通過して、導入管43の直線部52の下部へと向かいやすい。
また、入口12から吸い込まれた空気および塵埃は、入口管42内を下方に向かい、曲がり部46を通過して水平方向(右方)に向かうので、塵埃は、その重力によって、入口管42内の外側を通過しやすい。したがって、塵埃が通気口47にさらに向かいにくく、吸込性能をより効果的に向上できる。
図10は、集塵装置10の第1の蓋24および第2の蓋25を開いた状態を示す断面図であって、集塵装置10を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を左方から見た図を示している。
特に、第1の蓋24および第2の蓋25を開閉させることにより、流路部材55を連動して回転させることができるので、流路部材55を回転させる手間を省くことができ、より容易にメンテナンスを行うことができる。
図10に示すように、第1の蓋24および第2の蓋25が開かれると、ラック61は、ばね62の付勢力によって、集塵装置10の前方へと突出する。このとき、歯60,59を介してラック61に噛み合う流路部材55が、図10における反時計回りに回転する。したがって、第1の蓋24および第2の蓋25が閉じた状態では、通気口47が上方を向いており、内ケース22の開口部22Aに対向していないが、第1の蓋24および第2の蓋25を開くと、それに連動して流路部材55が回転し、通気口47が前方を向いて、内ケース22の開口部22Aに対向することとなる。このような構成によれば、第1の蓋24および第2の蓋25を開くことにより、流路部材55を連動して回転させて、通気口47を内ケース22の開口部22Aに対向させることができる。したがって、第1の蓋24および第2の蓋25を開くだけで、メッシュフィルタ50に付着した塵埃を取り除くなどのメンテナンスを行いやすい位置まで流路部材55を回転させることができるので、メンテナンスがさらに容易である。
この変形例に係る集塵装置10Aでは、導入管43Aの構成と、導入管43Aに対して取り付けられる入口管42Aの姿勢とが上記実施形態に係る集塵装置10とは異なり、他の構成については上記実施形態に係る集塵装置10の構成と同様であるので、同様の構成については、図に同一符号を付して説明を省略することとする。
直線部52には、その開口53Aが形成されている部分の外周を覆うように、円筒状の流路部材55Aが被せられている。流路部材55Aは、直線部52が延びる方向(左右方向)に軸線が沿うように配置され、軸線回りに回転可能に保持されている。流路部材55Aの周面には、略矩形の孔が複数形成されており、これらの複数の孔が通気口47Aを構成している。
入口12から吸い込まれた空気および塵埃は、入口管42A内を上方に向かい、曲がり部(湾曲部または屈曲部)46を通過して右方へと向かう。空気と一緒に吸い込まれた塵埃には、曲がり部46を通過する際に遠心力が作用するため、図11に白抜き矢印で示すように、塵埃の大部分が入口管42A内の外側(遠心力が作用する方向に偏った位置)を通過する。したがって、入口管42Aの曲がり部46を通過した後の塵埃は、導入管43Aの直線部52の上部を通過することとなる。
ただし、通気口47Aは、図11に示すように曲がり部46から一定距離だけ離間した位置に配置されるような構成に限らず、たとえば、曲がり部46の直下流側に配置されるような構成であってもよい。
図12および図13を参照して、この変形例に係る導入管43Bは、入口12から吸い込まれた空気および塵埃を集塵室29に導くための誘導管41Bの一部を構成している。この導入管43Bでは、上記実施形態に係る導入管43に備えられたフランジ部58が省略されている。このように、フランジ部58が省略されている点以外は、この変形例に係る導入管43Bは、上記実施形態に係る導入管43と同様の構成を有しているので、同様の構成については、図に同一符号を付して説明を省略することとする。
流路部材55Bを回転させれば、メッシュフィルタ50に付着した塵埃を取り除くなどのメンテナンスを容易に行うことができる。
図14は、第3変形例に係る導入管43Cを斜め上方から見た斜視図である。
したがって、吸込力の低下を防止して、吸込性能を向上できる。
たとえば、誘導管41,41A,41B,41Cとバイパス流路31とを連通する通気口は、メッシュフィルタ50,50A,50Cで覆われた構成に限らず、他のフィルタで覆われた構成であってもよいし、フィルタの代わりに複数の小孔(たとえば、直径2〜3mm)が形成されていてもよい。また、メッシュフィルタ50,50A,50Cが省略された構成であってもよい。
内ケース22の開口部22Aは、2枚の蓋(第1の蓋24および第2の蓋25)により覆われた構成に限らず、1枚の蓋で覆われたような構成であってもよいし、3枚以上の蓋で覆われたような構成であってもよい。
12 入口
14 出口
22A 開口部
24 第1の蓋
25 第2の蓋
29 集塵室(第1の空間)
31 バイパス流路(第2の空間)
32,33 通気口
34,35 メッシュフィルタ
36 通気口
37 濾紙フィルタ
41,41A,41B,41C 誘導管
46 曲がり部
47,47A,47C 通気口
48,49 傾斜面
52 直線部
55,55A,55B 流路部材
55C フィルタ部
61 ラック
62 ばね
Claims (1)
- 入口から空気と一緒に吸い込まれた塵埃を捕獲し、空気は出口から排出する掃除機用集塵装置において、
上記入口から空気と一緒に入ってくる塵埃を捕獲して貯めておくための集塵室と、
途中に曲がり部を有する略L字状に形成され、上記曲がり部の後流側に直線部を有し、上記入口から入ってくる空気および塵埃を上記集塵室に誘導するための誘導路と、
上記入口から入ってくる空気の一部を分離し、上記集塵室をバイパスして上記出口へと導くことにより、空気の流れを確保するためのバイパス流路と、
上記直線部に上記曲がり部から一定距離内に形成され、上記誘導路の上記曲がり部を通過する塵埃に作用する遠心力の方向と反対側に位置し、上記誘導路と上記バイパス流路とを連通する通気口とを含むことを特徴とする掃除機用集塵装置。
Priority Applications (2)
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JP2004341093A JP4241585B2 (ja) | 2004-11-25 | 2004-11-25 | 掃除機用集塵装置 |
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JP2004341093A JP4241585B2 (ja) | 2004-11-25 | 2004-11-25 | 掃除機用集塵装置 |
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