JP4241169B2

JP4241169B2 - Suspension belt type rehabilitation device

Info

Publication number: JP4241169B2
Application number: JP2003123557A
Authority: JP
Inventors: 克博眞鍋; 英俊武田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2003-04-28
Filing date: 2003-04-28
Publication date: 2009-03-18
Anticipated expiration: 2023-04-28
Also published as: JP2004321664A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃用症候群患者等の頭、腰、足、腕等を乗せて動かすことにより、適度な刺激を与えて身体機能の活性化を図るために、特に好適に使用される吊りベルト式リハビリ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ほとんどの時間寝たきり状態になっている患者においては、人間が本来もっている機能を使わない、あるいは使うことができないために、精神的にも肉体的にも様々な障害が発生し、このような障害は「廃用症候群」と呼ばれている。このような患者に対して、適度な刺激を与えて身体機能の活性化を促すようにするための装置がいくつか提案されている。
【０００３】
例えば下記特許文献１には、筒状に形成したベッドマットレスを肋骨状フレームで支え、これを自動的に水平回転せしめ、また垂直に直立状態へも自動的に垂直回転せしめ得る、寝返り起立ベッドが開示されている。
【０００４】
また、下記特許文献２には、モータ駆動により減速装置とネジ棒を介して傾斜角を任意に可変する装置を備えたリクライニング用椅子と、第２タイマ回路、第３タイマ回路にてスイッチバック方式をとり往復の設定時間に差を付け作動させながら傾斜角を変え、また第１タイマ回路にて、傾斜途中の角度から逆向き方向に戻る機能を備え、さらに動作中異常が発生した場合に自動停止させる異常状態防止回路を備えた制御回路とその動作状態を表示するための表示ランプで構成した寝たきり状態の患者等の廃用症候群または褥創等の予防のための全身運動用リハビリテーション装置が開示されている。
【０００５】
更に、下記特許文献３には、ベッド又はフトン上で仰臥した患者の股関節の位置に、軸受けを装着した一対の支柱を、ベッド又はフトンの両側に設け、前記支柱の内側の軸上に一対の足台と手動レバーとをクランク式に連結すると同時に、その外側の軸上に足の重量に略等しい一個のバランサーを夫々装着し、前記一対のクランク式足台並びに手動レバーを一本のワイヤーで連結して、歩行の如く手足を交互に運動し得る如く構成した事を特徴とする仰臥のままで行う手動シーソー型人体機能回復機が開示されている。
【０００６】
【特許文献１】
特開平５−３０９１１５号公報
【特許文献２】
特開２０００−３４２６４２号公報
【特許文献３】
特開２０００−２２５１５７号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献１に示される寝返り起立ベッドでは、筒状に形成したベッドマットレスで患者を包み、このベッドマットレスを肋骨状フレームで支えながら、水平回転及び垂直回転させるものであるため、装置全体が大掛かりになり、製造コストが高くなると考えられる。また、患者の体全体を移動させる機構なので、体の特定部位に刺激を与えることができなかった。
【０００８】
また、上記特許文献２に示される全身運動用リハビリテーション装置では、リクライニング用椅子の傾斜角を変えて患者に刺激を与えるものであるが、リクライニング用椅子の傾斜角が変わるだけなので、全身の様々な部位に刺激を与えることができなかった。
【０００９】
更に、上記特許文献３に示される手動シーソー型人体機能回復機では、ある程度自分で手足を動かせる患者でないと利用しにくく、介護者が動かす場合には足の運動しかできないという問題があった。また、ベッドの両側に支柱を立てて設置するため、リハビリ用の専用ベッドを用意する必要があった。
【００１０】
したがって、本発明の目的は、比較的手軽な器具で、廃用症候群患者等の身体の各部に適度な刺激を与え、身体機能の活性化を促進できるようにした吊りベルト式リハビリ装置を提供するものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の吊りベルト式リハビリ装置は、支持台を介して平行に支持された一対の回転軸と、この回転軸に両端部を固定されたベルトと、前記回転軸を手動又は動力によって回転させる回転手段とを備え、前記ベルトの上に頭、腰、足、腕を個別に乗せて使用するものであることを特徴とする。
【００１２】
本発明のリハビリ装置によれば、ベルトの上に、例えば頭、腰、足、腕等を乗せて、上記回転手段によって回転軸を回転させ、例えばベルトを緩めたり引っ張ったりして昇降させたり、ベルトを左右に移動させたりすることにより、ベルトの上に乗せた身体の上記部位を動かして適度な刺激を与えることができる。また、吊りベルトの上に身体の部位を乗せるので、該部位が自然にホールドされた状態で比較的自由に動き、上記運動を行いやすくすることができる。また、長時間身体の部位を乗せておいても疲れにくく、床擦れや筋肉のコリなど廃用症候群を和らげる作用が期待できる。更に、比較的簡単な装置で、しかも手軽な操作で、廃用症候群患者の身体機能を効果的に活性化することができる。
【００１３】
本発明のリハビリ装置において、前記回転手段は、前記一対の回転軸を互いに逆方向にかつ所定角度ずつ反転させて回転させる動作と、前記一対の回転軸を互いに同方向にかつ所定角度ずつ反転させて回転させる動作とを行わせるものであることが好ましい。
【００１４】
この態様によれば、一対の回転軸を互いに逆方向にかつ所定角度ずつ反転させて回転させることにより、ベルトを緩めたり引っ張ったりして昇降させることができ、一対の回転軸を互いに同方向にかつ所定角度ずつ反転させて回転させることにより、ベルトを左右に移動させることができる。その結果、ベルトに乗せた身体の部位を昇降させたり、左右に転動して動かしたりする動作を繰り返し行わせることができる。
【００１５】
また、本発明のリハビリ装置においては、前記ベルトの両端部が１本の固定ねじで前記回転軸にそれぞれ固定されていることが好ましい。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
【００１８】
図１〜５には本発明による吊りベルト式リハビリ装置の一実施形態が示されている。図１は同装置の斜視図であり、（Ａ）は斜め上方から見た斜視図、（Ｂ）基板の一部を切り欠いて底面側からみた斜視図である。図２は同装置の断面図である。図３は同装置の平面図である。図４は同装置の使用態様の一例を示し、（Ａ）は下降させた状態を示す説明図、（Ｂ）は上昇させた状態を示す説明図である。図５は同装置の使用態様の他の例を示し、（Ａ）は頭を左側に倒した状態を示す説明図、（Ｂ）頭を右側に倒した状態を示す説明図である。
【００１９】
図１，２に示すように、この吊りベルト式リハビリ装置１０は、基板２１と、この基板２１の４隅に立設された支柱２２とで構成される支持台２０を有している。支柱２２は、基板２１の左右に一対ずつあり、左右一対の支柱２２のそれぞれに回転軸３０が回転可能に支持されている。また、基板２１には、設置面等にボルト固定する場合に利用される取付け孔２３が形成されている。
【００２０】
回転軸３０の前記支柱２２から貫通する一端には、例えば棒等を挿入して手動で回転させる場合に利用される孔３１が形成されている。また、この孔３１は、後述するモータ５０を取付ける際に、モータ５０の図示しない駆動軸と連結するための手段としても利用できる。
【００２１】
そして、支持台２０上に平行に支持された上記一対の回転軸３０には、ベルト４０の両端部が固定ねじ４１を介して固定されている。この実施形態では、ベルト４０の両端部はベルト方向に対して直角に直線的にカットされ、４つの固定ねじ４１で固定されている。ベルト４０は、その両端部の所定長さ部分を回転軸３０に巻き付けられており、回転軸３０の回動によって緩んだり、引っ張られたりすることができるようになっている。
【００２２】
ベルト４０の材質としては、合成樹脂、合成ゴム、皮、布、厚紙等の可撓性を有するシートであればよく、特に限定されないが、肌触りや耐久性の点で皮又は合成皮革が好ましく採用される。なお、ベルト４０に通気性を付与するための孔を形成しておいてもよい。
【００２３】
図３に示すように、左右の支柱２２の回転軸３０の一端が突出した部分には、ブラケット５１を介してモータ５０がそれぞれ取付けられている。そして、モータ５０の図示しない駆動軸が図示しない軸継手を介して、前記回転軸３０に連結されている。更に、一つの支柱２２の側方には、これらのモータ５０を駆動制御するコントローラ５２が取付けられている。コントローラ５２は、図示しない電源コードを介してコンセントに接続されるようになっている。
【００２４】
次に、この吊りベルト式リハビリ装置１０の使用方法について、図４，５を参照して説明する。
【００２５】
図４は、ベルト４０上に患者の頭Ｈを乗せて、左右一対の回転軸３０を互いに反対方向にかつ所定角度範囲で反復回動するように回転させ、それによってベルト４０を緩めたり、引っ張ったりして、昇降動作を行う状態を示している。
【００２６】
すなわち、同図（Ａ）は、ベルト４０を緩める方向に一対の回転軸３０を回転させ、頭Ｈを下降させる状態を示している。また、同図（Ｂ）は、ベルト４０を引っ張る方向に回転させ、頭Ｈを上昇させる状態を示している。
【００２７】
これらの動作は、コントローラ５２によって、一対のモータ５０を上記（Ａ）と（Ｂ）の方向に所定時間毎に反転させることによって、連続的又は間欠的に繰り返し行わせることができ、それによって患者の頭Ｈや首を動かして適度な刺激を与えることができる。
【００２８】
また、図５は、ベルト４０上に患者の頭Ｈを乗せて、左右一対の回転軸３０を互いに同方向にかつ所定角度範囲で反復回動するように回転させ、それによってベルト４０を所定長さ範囲で左右に往復移動させて、頭Ｈを左右に交互に向ける動作を行う状態を示している。
【００２９】
すなわち、同図（Ａ）は、ベルト４０が患者の左方向に移動するように一対の回転軸を回転させ、頭Ｈを左に向ける状態を示している。また、同図（Ｂ）は、ベルト４０が患者の右方向に移動するように一対の回転軸を回転させ、頭Ｈを右に向ける状態を示している。
【００３０】
これらの動作も、コントローラ５２によって、一対のモータ５０を上記（Ａ）と（Ｂ）の方向に所定時間毎に反転させることによって、連続的又は間欠的に繰り返し行わせることができる。
【００３１】
なお、図４の動作と、図５の動作とを交互に行うようにしてもよく、あるいは両者を合成した動作、すなわち頭Ｈを昇降させつつ左右に向ける動作を行わせることもできる。
【００３２】
また、上記ベルト４０上に腰や足や腕を乗せて、同様な動作を行わせることもでき、身体の様々に部位に刺激を与えることができる。この場合、左右の支柱２２の間隔を変えることができるようにし、ベルトの長さを最も広い間隔にしたときに必要とされる長さとしておくことによって、ベルト４０上に乗せる身体の部位に応じて支柱２２間に渡るベルト４０の長さを変更してもよい。
【００３３】
更に、モータ５０を用いることなく、例えばハンドルを回すことにより、プーリやベルト、ギヤなどの伝動手段を介して、上記回転軸３０を上記のような所望の運動をするように回転させることもできる。
【００３４】
こうして、患者の身体の各部を動かすことにより、適度な刺激を与えて血行を促進し、廃用症候群患者等の障害の進行を抑制し、身体の活性化を促すことができる。また、身体各部の床擦れ予防、防止効果も期待できる。
【００３５】
更にまた、このリハビリ装置１０は、ベルト４０を適度な高さに調整して、その上に頭、腰、足、腕等を乗せることにより、吊りベルト上でリラックスした状態に置かれるため、長時間の安眠をしやすくしたり、身体各部の血行を促進したりする効果をもたらすことも期待できる。
【００３６】
図６には、本発明による吊りベルト式リハビリ装置の他の実施形態が示されている。この吊りベルト式リハビリ装置１０ａは、基本的には、前記実施形態の装置と同じ構造をなしているが、ベルト４０の両端部４０ａの幅がテーパ状に狭くなっており、その先端が１本の固定ねじ４１で回転軸３０に固定されている点が相違する。このように、ベルト４０の両端部が１本の固定ねじ４１で固定されていると、ベルト４０の動きの自由度が更に高まるので、頭、腰、足、腕等を乗せたときに、より無理のない、自然な姿勢をとらせることができるので、治療効果を更に高めることが期待できる。
【００３７】
【実施例】
試験例
図１〜５に示した吊りベルト式リハビリ装置を５名のパネラーにそれぞれ７日間程度使用させ、その評価を行った。評価方法は、以下の通りである。
【００３８】
▲１▼使用後の身体適用部位の状況について、ａ）痛み、ｂ）しびれ、ｃ）筋肉の張り、ｄ）筋肉のこり、ｅ）動きやすさについて、５段階（５…大変良好、４…ややよい、３…変化なし、２…やや悪い、１…非常に悪い）で評価し、その平均点で表した。
【００３９】
▲２▼使用後の生活状況について、ａ）気分の爽快さ、ｂ）睡眠状況について、上記と同じ５段階で評価し、その平均点で表した。
【００４０】
▲３▼装置の使いやすさについて、ａ）使い勝手、ｂ）形、ｃ）重さについて、上記と同じ５段階で評価し、その平均点で表した。
【００４１】
この結果を表１に示す。
【００４２】
【表１】

【００４３】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ベルトの上に、例えば頭、腰、足、腕等を乗せて、回転手段によって回転軸を回転させ、例えばベルトを緩めたり引っ張ったりして昇降させたり、ベルトを左右に移動させたりすることにより、ベルトの上に乗せた身体の上記部位を動かして適度な刺激を与えることができる。また、吊りベルトの上に身体の部位を乗せるので、該部位が自然にホールドされた状態で比較的自由に動き、上記運動を行いやすくすることができる。また、ベルトを適度な高さに調整して身体の部位を乗せておくことにより、安眠を促したり、血行を促進したり、筋肉のコリなどを和らげる作用も期待できる。したがって、例えば廃用症候群患者等の身体の各部位に適度な刺激を与えて身体機能の活性化を図ったり、床擦れを予防、防止するために好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による吊りベルト式リハビリ装置の一実施形態を示す斜視図であり、（Ａ）は斜め上方から見た斜視図、（Ｂ）基板の一部を切り欠いて底面側からみた斜視図である。
【図２】同装置の断面図である。
【図３】同装置の平面図である。
【図４】同装置の使用態様の一例を示し、（Ａ）は下降させた状態を示す説明図、（Ｂ）は上昇させた状態を示す説明図である。
【図５】図５は同装置の使用態様の他の例を示し、（Ａ）は頭を左側に倒した状態を示す説明図、（Ｂ）頭を右側に倒した状態を示す説明図である。
【図６】本発明による吊りベルト式リハビリ装置の他の実施形態を示す、基板の一部を切り欠いて底面側からみた斜視図である。
【符号の説明】
１０…吊りベルト式リハビリ装置
２０…支持台
２１…基板
２２…支柱
２３…取付け孔
３０…回転軸
４０…ベルト
４１…固定ねじ
５０…モータ
５２…コントローラ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is a suspension belt type that is particularly preferably used to activate a body function by giving an appropriate stimulus by moving the head, waist, legs, arms, etc. of a patient with disuse syndrome etc. The present invention relates to a rehabilitation apparatus.
[0002]
[Prior art]
In patients who are bedridden for most of the time, they do not use or cannot use the functions that humans originally have, and this causes various mental and physical disorders. Is called the “obsolete syndrome”. Several devices have been proposed for applying appropriate stimulation to such patients to promote activation of physical functions.
[0003]
For example, in Patent Document 1 below, there is a standing upright bed that can support a bed mattress formed in a cylindrical shape with a rib-shaped frame, and can automatically rotate the bed mattress horizontally, and can also automatically rotate vertically into an upright state. It is disclosed.
[0004]
Further, in Patent Document 2 below, a reclining chair provided with a device for arbitrarily changing the inclination angle via a reduction gear and a screw rod driven by a motor, a switchback method using a second timer circuit and a third timer circuit The first timer circuit is equipped with a function to return to the reverse direction from the angle during the tilt, and automatically when an abnormality occurs during operation. Disclosed is a rehabilitation device for whole body exercise for prevention of disuse syndrome or sores of bedridden patients, etc. composed of a control circuit having an abnormal state prevention circuit to be stopped and a display lamp for displaying the operation state Has been.
[0005]
Further, in Patent Document 3 below, a pair of struts fitted with bearings are provided on both sides of the bed or futon at the position of the hip joint of the patient who is supine on the bed or futon, and a pair of struts are placed on the inner shaft of the strut. At the same time that the footrest and the manual lever are connected in a crank type, one balancer approximately equal to the weight of the foot is mounted on the outer shaft of the footrest and the manual lever, respectively. There is disclosed a manual seesaw type human body function recovery machine that is connected to the limbs and can be exercised while walking.
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-5-309115 [Patent Document 2]
JP 2000-342642 A [Patent Document 3]
Japanese Patent Laid-Open No. 2000-225157
[Problems to be solved by the invention]
However, in the standing upright bed shown in Patent Document 1, the patient is wrapped in a bed mattress formed in a cylindrical shape, and the bed mattress is horizontally and vertically rotated while being supported by a ribbed frame. Is likely to increase the manufacturing cost. In addition, since the mechanism moves the entire body of the patient, it was not possible to give a stimulus to a specific part of the body.
[0008]
Moreover, in the rehabilitation device for whole body exercise shown in the above-mentioned Patent Document 2, the tilt angle of the reclining chair is changed to give a stimulus to the patient, but only the tilt angle of the reclining chair is changed. The site could not be stimulated.
[0009]
Furthermore, the manual seesaw type human body function recovery machine disclosed in Patent Document 3 has a problem that it is difficult to use unless it is a patient who can move the limbs by himself to some extent, and when the caregiver moves, only the movement of the foot is possible. In addition, it was necessary to prepare a special bed for rehabilitation in order to install the support on both sides of the bed.
[0010]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a suspension belt type rehabilitation device that is a relatively easy instrument and can give appropriate stimulation to each part of the body of a disused syndrome patient or the like to promote activation of physical functions. Is.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a suspension belt type rehabilitation device of the present invention comprises a pair of rotating shafts supported in parallel via a support base, a belt having both ends fixed to the rotating shaft, and the rotating shaft. Rotating means that is rotated manually or by power, and the head, waist, legs, and arms are put on the belt and used individually .
[0012]
According to the rehabilitation device of the present invention, on the belt, for example, the head, waist, legs, arms, etc. are placed, and the rotating shaft is rotated by the rotating means, for example, the belt is loosened or pulled to move up and down, By moving the belt from side to side, the above-mentioned part of the body placed on the belt can be moved to give an appropriate stimulus. In addition, since the body part is placed on the suspension belt, the body part can be moved relatively freely in a state where the body part is naturally held, and the above-described movement can be easily performed. Moreover, even if the body part is put on for a long time, it is hard to get tired, and it can be expected to relieve the disuse syndrome such as floor rubbing and muscle stiffness. Furthermore, it is possible to effectively activate the body functions of the disused syndrome patient with a relatively simple device and with a simple operation.
[0013]
In the rehabilitation device of the present invention, the rotating means rotates the pair of rotating shafts by rotating them in the opposite directions and by a predetermined angle, and reverses the pair of rotating shafts in the same direction by a predetermined angle. It is preferable that the rotating operation is performed.
[0014]
According to this aspect, the pair of rotating shafts can be lifted and lowered by loosening or pulling the belt by rotating the pair of rotating shafts in the opposite directions and by a predetermined angle. In addition, the belt can be moved to the left and right by reversing and rotating by a predetermined angle. As a result, it is possible to repeatedly perform the operation of moving the body part placed on the belt up and down, or rolling and moving left and right.
[0015]
In the rehabilitation apparatus according to the present invention, it is preferable that both end portions of the belt are respectively fixed to the rotating shaft with a single fixing screw.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0018]
1 to 5 show an embodiment of a suspension belt type rehabilitation device according to the present invention. 1A and 1B are perspective views of the apparatus, wherein FIG. 1A is a perspective view seen obliquely from above, and FIG. 1B is a perspective view seen from the bottom side with a part of the substrate cut away. FIG. 2 is a sectional view of the apparatus. FIG. 3 is a plan view of the apparatus. 4A and 4B show an example of how the apparatus is used, in which FIG. 4A is an explanatory view showing a lowered state, and FIG. 4B is an explanatory view showing a raised state. 5A and 5B show another example of how the apparatus is used. FIG. 5A is an explanatory view showing a state where the head is tilted to the left side, and FIG. 5B is an explanatory view showing a state where the head is tilted to the right side.
[0019]
As shown in FIGS. 1 and 2, the suspension belt type rehabilitation apparatus 10 has a support base 20 including a substrate 21 and support columns 22 erected at four corners of the substrate 21. There are a pair of support posts 22 on the left and right sides of the substrate 21, and a rotating shaft 30 is rotatably supported on each of the pair of left and right support posts 22. In addition, the substrate 21 is formed with a mounting hole 23 that is used when bolted to an installation surface or the like.
[0020]
At one end of the rotating shaft 30 penetrating from the support column 22, a hole 31 is formed which is used when a rod or the like is inserted and rotated manually. The hole 31 can also be used as a means for connecting to a drive shaft (not shown) of the motor 50 when the motor 50 described later is attached.
[0021]
Both ends of the belt 40 are fixed to the pair of rotating shafts 30 supported in parallel on the support base 20 via fixing screws 41. In this embodiment, both end portions of the belt 40 are linearly cut at right angles to the belt direction and fixed by four fixing screws 41. The belt 40 is wound around the rotating shaft 30 at a predetermined length at both ends thereof, and can be loosened or pulled by the rotation of the rotating shaft 30.
[0022]
The material of the belt 40 is not particularly limited as long as it is a flexible sheet such as synthetic resin, synthetic rubber, leather, cloth, and cardboard. However, leather or synthetic leather is preferably used in terms of touch and durability. Is done. A hole for imparting air permeability to the belt 40 may be formed.
[0023]
As shown in FIG. 3, motors 50 are respectively attached via brackets 51 to portions of the left and right columns 22 where the ends of the rotary shaft 30 protrude. A drive shaft (not shown) of the motor 50 is connected to the rotary shaft 30 via a shaft joint (not shown). Further, a controller 52 for driving and controlling these motors 50 is attached to the side of one column 22. The controller 52 is connected to an outlet via a power cord (not shown).
[0024]
Next, the usage method of this suspension belt type rehabilitation apparatus 10 is demonstrated with reference to FIG.
[0025]
FIG. 4 shows that the patient's head H is placed on the belt 40, and the pair of left and right rotating shafts 30 are rotated so as to repeatedly rotate in opposite directions and within a predetermined angular range, thereby loosening or pulling the belt 40. In other words, a state in which the raising / lowering operation is performed is shown.
[0026]
That is, FIG. 3A shows a state where the pair of rotating shafts 30 are rotated in the direction of loosening the belt 40 and the head H is lowered. FIG. 5B shows a state in which the head 40 is raised by rotating the belt 40 in the pulling direction.
[0027]
These operations can be repeated continuously or intermittently by the controller 52 by reversing the pair of motors 50 in the directions (A) and (B) at predetermined time intervals. A moderate stimulus can be given by moving the head H and neck of the child.
[0028]
Further, FIG. 5 shows that the patient's head H is placed on the belt 40 and the pair of left and right rotating shafts 30 are rotated in the same direction and repeatedly rotated within a predetermined angle range. A state is shown in which the head H is reciprocated left and right within the range and the head H is alternately directed left and right.
[0029]
That is, FIG. 3A shows a state in which the pair of rotating shafts are rotated so that the belt 40 moves to the left of the patient and the head H is directed to the left. FIG. 5B shows a state in which the pair of rotating shafts are rotated so that the belt 40 moves in the right direction of the patient and the head H is directed to the right.
[0030]
These operations can also be repeated continuously or intermittently by reversing the pair of motors 50 in the directions (A) and (B) every predetermined time by the controller 52.
[0031]
Note that the operation of FIG. 4 and the operation of FIG. 5 may be performed alternately, or a combined operation, that is, an operation of moving the head H up and down while moving it up and down can be performed.
[0032]
In addition, the waist 40, legs and arms can be put on the belt 40 to perform the same operation, and various parts of the body can be stimulated. In this case, the distance between the left and right support columns 22 can be changed, and the length required for the widest distance between the belts is set so as to correspond to the body part to be placed on the belt 40. Thus, the length of the belt 40 extending between the columns 22 may be changed.
[0033]
Furthermore, without using the motor 50, for example, by rotating the handle, the rotating shaft 30 can be rotated so as to perform the desired movement as described above via transmission means such as a pulley, a belt, and a gear. .
[0034]
In this way, by moving each part of the patient's body, it is possible to stimulate blood circulation by giving an appropriate stimulus, suppress the progression of disability in patients with disuse syndrome, etc., and promote the activation of the body. In addition, it can be expected to prevent and prevent floor rubbing of body parts.
[0035]
Furthermore, since the rehabilitation device 10 is placed in a relaxed state on the suspension belt by adjusting the belt 40 to an appropriate height and placing the head, waist, legs, arms, etc. thereon, it is long. It can also be expected to bring about an effect of making it easy to sleep well and promoting blood circulation in various parts of the body.
[0036]
FIG. 6 shows another embodiment of the suspension belt type rehabilitation device according to the present invention. The suspension belt type rehabilitation device 10a basically has the same structure as that of the device of the above embodiment, but the width of both end portions 40a of the belt 40 is narrowed in a tapered shape, and one tip thereof is provided. The fixing screw 41 is fixed to the rotary shaft 30. Thus, if both ends of the belt 40 are fixed with one fixing screw 41, the degree of freedom of movement of the belt 40 is further increased, so that when the head, waist, legs, arms, etc. are put on, more Since it is possible to take a natural posture without unreasonableness, it can be expected to further enhance the therapeutic effect.
[0037]
【Example】
Test Example The suspension belt type rehabilitation apparatus shown in FIGS. 1 to 5 was used for about 7 days by 5 panelists, and the evaluation was performed. The evaluation method is as follows.
[0038]
(1) About the situation of the body application site after use, a) pain, b) numbness, c) muscle tension, d) muscle stiffness, e) ease of movement, 5 stages (5 ... very good, 4 ... No good, 3 ... No change, 2 ... Slightly bad, 1 ... Very bad).
[0039]
(2) Regarding the living situation after use, a) refreshment of feeling and b) sleeping situation were evaluated in the same five stages as described above, and expressed as an average score.
[0040]
(3) Regarding the ease of use of the device, a) usability, b) shape, and c) weight were evaluated in the same five stages as described above, and expressed by the average score.
[0041]
The results are shown in Table 1.
[0042]
[Table 1]

[0043]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, for example, the head, waist, legs, arms, etc. are placed on the belt, and the rotating shaft is rotated by the rotating means. For example, the belt is loosened or pulled to move up and down. Or by moving the belt to the left or right, the above-mentioned part of the body placed on the belt can be moved to give an appropriate stimulus. In addition, since the body part is placed on the suspension belt, the body part can be moved relatively freely in a state where the body part is naturally held, and the above-described movement can be easily performed. In addition, by adjusting the belt to an appropriate height and placing the body part on it, it can be expected to promote restful sleep, promote blood circulation, and relieve muscle stiffness. Therefore, for example, it can be suitably used for applying appropriate stimulation to each part of the body of a disused syndrome patient or the like to activate physical functions or to prevent or prevent floor rubbing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a suspension belt type rehabilitation device according to the present invention, where (A) is a perspective view seen obliquely from above, and (B) a part of a substrate is cut away and seen from the bottom side. It is a perspective view.
FIG. 2 is a sectional view of the apparatus.
FIG. 3 is a plan view of the apparatus.
4A and 4B are diagrams illustrating an example of how the apparatus is used, in which FIG. 4A is an explanatory view showing a lowered state, and FIG. 4B is an explanatory view showing a raised state.
5A and 5B show another example of how the apparatus is used. FIG. 5A is an explanatory diagram showing a state where the head is tilted to the left side, and FIG. 5B is an explanatory diagram showing a state where the head is tilted to the right side. is there.
FIG. 6 is a perspective view showing another embodiment of the suspension belt type rehabilitation device according to the present invention, partly cut away from the substrate and viewed from the bottom surface side.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Suspension belt type rehabilitation apparatus 20 ... Support stand 21 ... Board | substrate 22 ... Support | pillar 23 ... Mounting hole 30 ... Rotating shaft 40 ... Belt 41 ... Fixing screw 50 ... Motor 52 ... Controller

Claims

A pair of rotating shafts supported in parallel via a support base, a belt having both ends fixed to the rotating shaft, and rotating means for rotating the rotating shaft manually or by power, are provided on the belt. A suspension belt type rehabilitation device that is used with the head, waist, legs, and arms mounted separately .

The rotating means performs an operation of rotating the pair of rotating shafts by reversing each other in a reverse direction and a predetermined angle, and an operation of rotating the pair of rotating shafts by rotating the pair of rotating shafts in the same direction by a predetermined angle. The suspension belt type rehabilitation device according to claim 1.

The both ends of the belt are respectively fixed to the rotating shaft by a single fixing screw. 1 Or the suspension belt type rehabilitation apparatus of 2 description.