JP4240745B2 - 吸収冷温水機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、他の装置から出る排熱を熱源として駆動する吸収冷温水機に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置としては、例えば発電機などを駆動するエンジンを冷却して得られる80〜90℃程度のエンジン冷却水を、駆動熱源として熱源循環配管21を介して再生器3に供給すると共に、その供給熱量が過剰なときには吸収器2と凝縮器4とを経由して設けた冷却水管20Aと、吸収器2と凝縮器4とを迂回して設けた冷却水管20Bに流れる冷却水の比率を3方流量制御弁V1を制御することで余剰分を放熱させるようにした、図7に示す構成の吸収冷温水機が周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記図7に示した構成の吸収冷温水機は、それまでの吸収冷温水機による暖房運転で必要であった放熱用熱交換器の設置が不要になるなどの顕著な作用効果を備えてはいるが、暖房運転における余剰排熱の制御上の安定性が劣ると云う問題点があった。すなわち、流量制御弁の構造上の動作範囲に対し、制御上の動作範囲が狭いために、余剰熱を放熱させる際の制御の安定性が悪くなっていた。
【0004】
その理由は、冷房運転に比べて交換熱量の最大値が小さい上に、暖房を行う冬季は冷却水の温度も夏季よりは大幅に低下して、温度差が大きくなっており、その相乗効果で性能上の余力が一層過大となるためである。
【0005】
すなわち、暖房運転時に吸収器と凝縮器に供給する冷却水の最大流量は、冷房運転時の1/5〜1/10で十分であり、流量制御弁の僅かな調整の不調が蒸発器で加熱して供給する温水の顕著な温度変動に繋がり、暖房運転の安定性が十分でなくなると云った問題点があった。
【0006】
また、再生器に供給している熱源流体が、コージェネレーション装置から循環供給されているエンジン冷却水などである場合には、吸収冷温水機からコージェネレーション装置に戻す際の状態、すなわち温度が変動するとコージェネレーション装置側の運転効率が低下するので、安定した状態の熱源流体を戻す必要もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来技術の課題を解決するための具体的手段として、吸収液を加熱して冷媒蒸気と濃縮吸収液とを得る再生器に外部から吸収液の加熱源として供給される熱の所定量を必ず消費することが要求される吸収冷温水機において、吸収器・凝縮器の順に経由して配管された第1冷却水管と、この第1冷却水管と吸収器の手前で分岐し、凝縮器を出た部分で合流し、吸収器と凝縮器とを迂回する第2冷却水管と、第1冷却水管の吸収器と凝縮器の間の部分と第2冷却水管とを連通する第3冷却水管と、第1冷却水管と第2冷却水管との合流部に設けられて第1冷却水管と第2冷却水管に流れる冷却水の比率を制御する流量制御弁と、第1冷却水管の第3冷却水管連結部より上流側に設置されて暖房運転時に閉弁され、冷房運転時に開弁される第1開閉弁と、第2冷却水管の第3冷却水管連結部より上流側または第3冷却水管に設置されて暖房運転時に開弁され、冷房運転時に閉弁される第2開閉弁とを備えるようにした第1の構成の吸収冷温水機と、
【0008】
吸収液を加熱して冷媒蒸気と濃縮吸収液とを得る再生器に外部から吸収液の加熱源として供給される熱の所定量を必ず消費することが要求される吸収冷温水機において、吸収器・凝縮器の順に経由して配管された第1冷却水管と、この第1冷却水管と吸収器の手前で分岐し、凝縮器を出た部分で合流し、吸収器と凝縮器とを迂回する第2冷却水管と、第1冷却水管の吸収器と凝縮器の間の部分と第2冷却水管とを連通する第3冷却水管と、第3冷却水管に設けられてそこを流れる冷却水の量を制御する流量制御弁と、第1冷却水管の第3冷却水管連結部より上流側に設置されて暖房運転時に閉弁され、冷房運転時に開弁される第1開閉弁と、第2冷却水管の第3冷却水管連結部より上流側に設置されて暖房運転時に開弁され、冷房運転時に閉弁される第2開閉弁とを備えるようにした第2の構成の吸収冷温水機と、
【0009】
吸収液を加熱して冷媒蒸気と濃縮吸収液とを得る再生器に外部から吸収液の加熱源として供給される熱の所定量を必ず消費することが要求される吸収冷温水機において、吸収器・凝縮器の順に経由して配管された第1冷却水管と、この第1冷却水管と吸収器の手前で分岐し、凝縮器を出た部分で合流し、吸収器と凝縮器とを迂回する第2冷却水管と、第1冷却水管の吸収器と凝縮器の間の部分と第2冷却水管とを連通する第3冷却水管と、第3冷却水管に設けられてそこを流れる冷却水の量を制御する流量制御弁と、第1冷却水管の第3冷却水管連結部より下流側に設置されて暖房運転時に閉弁され、冷房運転時に開弁される第1開閉弁と、第2冷却水管の第3冷却水管連結部より下流側に設置されて暖房運転時に開弁され、冷房運転時に閉弁される第2開閉弁とを備えるようにした第3の構成の吸収冷温水機と、
【0010】
吸収液を加熱して冷媒蒸気と濃縮吸収液とを得る再生器に外部から吸収液の加熱源として供給される熱の所定量を必ず消費することが要求される吸収冷温水機において、吸収器・凝縮器の順に経由して配管された第1冷却水管と、この第1冷却水管と吸収器の手前で分岐し、凝縮器を出た部分で合流し、吸収器と凝縮器とを迂回する第2冷却水管と、第1冷却水管の吸収器と凝縮器の間の部分と第2冷却水管とを連通する第3冷却水管と、第2冷却水管と第3冷却水管との合流部に設けられて第2冷却水管の上流側と第3冷却水管に流れる冷却水の比率を制御する流量制御弁と、第1冷却水管の第3冷却水管連結部より下流に設置されて暖房運転時に閉弁され、冷房運転時に開弁される第1開閉弁と、第2冷却水管の第3冷却水管連結部より上流に設置されて暖房運転時に開弁され、冷房運転時に閉弁される第2開閉弁とを備えるようにした第4の構成の吸収冷温水機と、
【0011】
吸収液を加熱して冷媒蒸気と濃縮吸収液とを得る再生器に外部から吸収液の加熱源として供給される熱の所定量を必ず消費することが要求される吸収冷温水機において、吸収器・凝縮器の順に経由して配管された第1冷却水管と、この第1冷却水管と吸収器の手前で分岐し、凝縮器を出た部分で合流し、吸収器と凝縮器とを迂回する第2冷却水管と、第1冷却水管の吸収器手前と第2冷却水管とを連通する第3冷却水管と、第3冷却水管に設けられてそこを流れる冷却水の量を制御する流量制御弁と、第1冷却水管の第3冷却水管連結部より上流側に設置されて暖房運転時に閉弁され、冷房運転時に開弁される第1開閉弁と、第2冷却水管の第3冷却水管連結部より上流側に設置されて暖房運転時に開弁され、冷房運転時に閉弁される第2開閉弁とを備えるようにした第5の構成の吸収冷温水機と、
【0012】
吸収液を加熱して冷媒蒸気と濃縮吸収液とを得る再生器に外部から吸収液の加熱源として供給される熱の所定量を必ず消費することが要求される吸収冷温水機において、吸収器・凝縮器の順に経由して配管された第1冷却水管と、この第1冷却水管と吸収器の手前で分岐し、凝縮器を出た部分で合流し、吸収器と凝縮器とを迂回する第2冷却水管と、第1冷却水管の凝縮器を出た部分と第2冷却水管とを連通する第3冷却水管と、第3冷却水管に設けられてそこを流れる冷却水の量を制御する流量制御弁と、第1冷却水管の第3冷却水管連結部より下流側に設置されて暖房運転時に閉弁され、冷房運転時に開弁される第1開閉弁と、第2冷却水管の第3冷却水管連結部より下流側に設置されて暖房運転時に開弁され、冷房運転時に閉弁される第2開閉弁とを備えるようにした第6の構成の吸収冷温水機と、
を提供することにより、前記した従来技術の課題を解決するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態を図1に基づいて詳細に説明する。なお、理解を容易にするため、図1においても前記図7において説明した部分と同様の機能を有する部分には、同一の符号を付した。
【0014】
冷暖房運転に供することのできる図1に示した吸収冷温水機は、冷媒に水、吸収液(溶液)に臭化リチウム(LiBr)水溶液を用いるものであり、吸収器2と凝縮器4とを経由して設けた冷却水管20Aと、吸収器2と凝縮器4とを迂回して設けた冷却水管20Bとが、冷却水管20Cにより図に示す位置、すなわち冷却水管20Aの吸収器2と凝縮器4との間の部分と冷却水管20Bとが連通されている。
【0015】
そして、冷却水管20Aの図1に示す位置、すなわち冷却水管20C連結部より上流側には、暖房運転時に閉弁され、冷房運転時に開弁される開閉弁V2が設置されている。また、冷却水管20Bの図1に示す位置、すなわち冷却水管20C連結部より上流側には、暖房運転時に開弁され、冷房運転時に閉弁される開閉弁V3が設置されている。
【0016】
また、2Aは吸収器2の下部に形成された稀吸収液溜りであり、この稀吸収液溜り2Aと発生器3の気相部とは、途中に吸収液ポンプP1を備えた稀吸収液配管11によって配管接続されている。また、発生器3の下部に形成された濃吸収液溜り3Aと吸収器2の気相部に設けられた濃吸収液散布装置2Bとは、途中に稀吸収液配管11を流れる稀吸収液と熱交換するための熱交換器5を備えた濃吸収液配管12によって配管接続されている。
【0017】
また、発生器3および凝縮器4の気相部と蒸発器1の気相部とは、開閉弁V5を備えた冷媒蒸気配管13によって連通可能に接続されている。また、凝縮器4の底部側と蒸発器1の気相部とは、冷媒液配管14によって接続されている。14Uはこの冷媒液配管14に設けられたUシール部である。開閉弁V5は暖房運転時に開弁され、冷房運転時に閉弁される。
【0018】
15は蒸発器1の冷媒液溜り1Aと蒸発器1の気相部に設けられた冷媒液散布装置1Bとを配管接続する冷媒液循環配管であり、この冷媒液循環配管15の途中に冷媒液ポンプP2が設置されている。
【0019】
19は、蒸発器1の内部を経由して配管された冷温水配管であり、蒸発器1の内部を通過するときに冷却または加熱された冷温水が、冷温水ポンプP3により図示しない負荷に循環供給できるようになっている。
【0020】
6は制御器であり、この制御器6は冷温水管19を介して負荷側に温水を循環供給して行う暖房運転時に、吸収器2から吸収液ポンプP1によって発生器3に供給された稀吸収液を熱源循環配管21を介して供給するエンジン冷却水によって加熱し、自身は冷却されて戻されているエンジン冷却水の温度を温度センサT1によって検出し、この温度センサT1が検出した温度に基づいて吸収液ポンプP1の回転数を制御することで、吸収器2から発生器3に供給する稀吸収液の流量を調整する機能と、
【0021】
冷温水管19を介して負荷に供給されている温水の温度を温度センサT2によって検出し、この温度センサT2が検出した温度に基づいて3方流量制御弁V1を調節することで、冷却水管20Aに流れる冷却水の量と冷却水管20Bに流れる冷却水の量との比率を変更し、吸収器2・凝縮器4に供給する冷却水の流量を制御する機能とを備えている。
【0022】
そして、開閉弁V3、V5を開弁し、開閉弁V2を閉弁した状態で吸収液ポンプP1および冷温水ポンプP3を起動し、吸収器2から発生器3に送り込まれた稀吸収液を、この発生器3において熱源循環配管21を介して供給するエンジン冷却水が保有する熱によって加熱し、ここで発生した冷媒蒸気を冷媒蒸気配管13を介して蒸発器1に供給し、この冷媒蒸気によって冷温水管19内を流れる水を加熱し、この加熱された温水を冷温水管19を介して負荷側に供給して行う暖房運転が実行されているときに、
【0023】
例えば暖房負荷が減少すると、冷温水管19を流れて蒸発器1に戻って来る温水の温度低下幅が縮小し、蒸発器1に供給された冷媒が冷温水管19内を流れる水に奪われる熱量が減少するので、蒸発器1、吸収器2、発生器3、凝縮器4の圧力(および温度)が上昇する。
【0024】
このため、熱源循環配管21から発生器3に供給されているエンジン冷却水が、伝発生器3内で濃吸収液溜り3Aにある溶液によって奪われる熱量が減少し、熱源循環配管21を介して図示しないエンジンに戻されるエンジン冷却水の温度低下幅が減少し、発生器3によるエンジン冷却水に対する所定の冷却効果が期待できなくなるので、
【0025】
暖房運転中に暖房負荷の減少などによって温度センサT1が計測する、発生器3の熱源としてのエンジン冷却水の温度が所定温度を越えて上昇したときには、その温度に基づいて制御器6が3方流量制御弁V1を制御すると共に、吸収液ポンプP1の回転数を増やして吸収器2から発生器3に送る稀吸収液の量を増加させ、エンジン冷却水が発生器3内で吸収液に放熱する熱量を増加させることで、温度センサT1が計測するエンジン冷却水の温度が所定の温度範囲に納まるように制御する。
【0026】
上記制御によって発生器3における冷媒蒸気の発生量が増えると、蒸発器1において冷温水管19内を流れる水に対する加熱作用が増加し、冷温水管19を介して負荷に供給する温水の温度が上昇するので、温度センサT2が計測する温水の温度に基づいて制御器6が今度は3方流量制御弁V1を調節し、冷却水管20Aに流れる冷却水の流量を増やして、冷媒が凝縮器4内に供給される冷却水に放熱する熱量を増加し、蒸発器1に流入する冷媒の保有熱量を減少させ、冷温水管19を流れる温水が所定の温度範囲に納まるように制御する。
【0027】
逆に、暖房負荷が増加するなどして冷温水管19を流れて蒸発器1に戻って来る温水の温度低下幅が拡大し、冷媒が蒸発器1内の冷温水管19を流れる水に放熱する熱量が増え、これにより温度センサT1が計測するエンジン冷却水が所定の温度より低くなったときには、吸収液ポンプP1の回転数を減らすと共に、冷却水管20Aに流して凝縮器4に供給する冷却水の量を減少させて冷却水に放熱する熱量を減少させ、熱源循環配管21を介して図示しないエンジンに戻すエンジン冷却水の温度を所定の範囲に制御すると共に、冷温水管19を流れる温水も所定の温度範囲に納まるように制御する。
【0028】
また、制御器6は、開閉弁V2、V3、V5を前記暖房運転のときのようにセットし、吸収液ポンプP1だけを起動して行う、いわゆる暖房無負荷運転時において、冷却水管20Aを介して凝縮器4に流れる冷却水が所定量になるように3方流量制御弁V1を調節すると共に、温度センサT1が検出するエンジン冷却水の温度に基づいて吸収液ポンプP1の回転数を制御し、吸収器2から発生器3に供給する稀吸収液の量を調整する機能も合わせて備えている。
【0029】
このため、暖房運転の必要がないときにも上記暖房無負荷運転を行うことにより、加熱作用を終えて発生器3から出て来た熱源としてのエンジン冷却水の温度が所定温度を越えて上昇すると、吸収器2から発生器3に送る稀吸収液の量を増やし、エンジン冷却水が発生器3において吸収液に放熱する量を増やすことにより、発生器3で加熱作用を終えて流れ出るエンジン冷却水を所定の温度範囲内に制御することができる。そして、冷媒が発生器3において蒸発することによりエンジン冷却水から奪った熱は、冷却水管20Aを介して凝縮器3に所定量供給されている冷却水に放熱される。
【0030】
また、図示しないエンジンの駆動状態・駆動環境などが変化して、熱源循環配管21を介して発生器3に供給されているエンジン冷却水の温度が変化したようなときにも、温度センサT1が計測しているエンジン冷却水の温度によって、吸収器2から発生器3に供給する稀吸収液の量と、冷却水管20Aを介して凝縮器4に流す冷却水の量を制御器6が制御するので、この場合もエンジン冷却水の温度を所定の範囲内に制御してエンジンに戻すことができる。
【0031】
しかも、熱源循環配管21から発生器3に供給される熱量の余剰分は、冷却水管20Aを介して凝縮器4だけに供給する冷却水に放熱させるものであるから、吸収器2と凝縮器4に冷却水を供給して放熱させる図7に示した従来の吸収冷温水機より冷却水の流量は遥かに多く、したがって3方流量制御弁V1の開度調節による影響は相対的に小さくなるので、熱源循環配管21を介して戻すエンジン冷却水の温度変動も、冷温水管19を介して負荷に供給する温水の温度変動も、図7に示した従来の吸収冷温水機より遥かに小さくすることが可能であり、これにより、コージェネレーション装置側の効率を高く保ち、且つ、快適な暖房運転を行うことができる。
【0032】
なお、上記構成の吸収冷温水機においては、開閉弁V2を開弁し、開閉弁V3、V5を閉弁した状態で吸収液ポンプP1、冷媒ポンプP2および冷温水ポンプP3を起動し、吸収器2から発生器3に送り込まれた稀吸収液を、この発生器3において熱源循環配管21を介して供給するエンジン冷却水により加熱し、ここで発生した冷媒蒸気を凝縮器4で冷却水管20A内を流れる冷却水により冷却して凝縮させ、この凝縮した液冷媒を冷媒液配管14を介して蒸発器1に供給し、この蒸発器1に供給されて冷媒液溜まり1Aに溜まった冷媒液を冷媒ポンプP2により冷媒液散布装置1Bから冷温水管19の上に散布して蒸発させ、冷媒の気化熱によって冷温水管19内を流れる水を冷却し、この冷水を冷温水管19を介して負荷側に供給して冷房運転を行うことも可能である。
【0033】
なお、温度センサT1が検出する熱源の温度に代えて、発生器3内にある溶液の温度に基づいて吸収液ポンプP1の回転数を制御し、吸収液の循環量を制御するように制御器6を構成しても良い。
【0034】
〔第2の実施形態〕
以下、本発明の第2の実施形態を図2に基づいて詳細に説明する。この図2に示した第2の実施形態の吸収冷温水機が、前記図1に示した第1の実施形態の吸収冷温水機と相違している点は、第1の実施形態の吸収冷温水機で設置されていた3方流量制御弁V1が取り外され、その代わりに2方流量制御弁V4が冷却水管20Cに設置され、開閉弁V2が冷却水管20Aの冷却水管20C連結部より上流側に設置され、開閉弁V3が冷却水管20Bの冷却水管20C連結部より上流側に設置されていることである。
【0035】
したがって、この図2に示した第2の実施形態の吸収冷温水機においては、2方流量制御弁V4の開度調節により、冷却水管20Aを介して凝縮器4に供給される冷却水の流量が制御される。
【0036】
そして、凝縮器4に供給する冷却水の流量を制御する流量制御弁は、図7に示した従来技術の吸収冷温水機の流量制御弁と違って2方弁V4であるので、オリフィスに代表される固定抵抗7と、2方流量制御弁V4の流動抵抗を調整して、冷却水の最大流量を冷房時と同等(以下)とすると共に、2方流量制御弁V4の冷却水への放熱量最大時の動作範囲を最大にすることにより、凝縮器4に供給する冷却水の流量を高精度に制御することができる。
【0037】
このため、この第2の実施形態の吸収冷温水機においても、熱源循環配管21を介してコージェネレーション装置の側に戻すエンジン冷却水の温度は安定するし、冷温水管19を介して負荷に供給する温水の温度も安定するので、コージェネレーション装置側の効率を高く保ち、且つ、快適な暖房運転が行える。
【0038】
〔第3の実施形態〕
以下、本発明の第3の実施形態を図3に基づいて詳細に説明する。この図3に示した第3の実施形態の吸収冷温水機が、前記図2に示した第2の実施形態の吸収冷温水機と相違している点は、開閉弁V2、開閉弁V3の設置位置の違いにある。
【0039】
すなわち、この第3の実施形態の吸収冷温水機においては、開閉弁V2は冷却水管20Aの冷却水管20C連結部より下流側に設置され、開閉弁V3は冷却水管20Bの冷却水管20C連結部より下流側に設置されている。
【0040】
したがって、この図3に示した第3の実施形態の吸収冷温水機においては、冷却水管20Aを介して吸収器2に供給される冷却水の流量が、2方流量制御弁V4の開度調節により高い精度で制御される。
【0041】
そして、この吸収冷温水機においても、暖房運転中に暖房負荷の減少などによって温度センサT1が計測する、発生器3の熱源としてのエンジン冷却水の温度が所定温度を越えて上昇したときには、その温度に基づいて制御器6が先ず吸収液ポンプP1の回転数を増やして吸収器2から発生器3に送る稀吸収液の量を増加させ、エンジン冷却水が発生器3内で吸収液に放熱する熱量を増加させることで、温度センサT1が計測するエンジン冷却水の温度が所定の温度範囲に納まるように制御される。
【0042】
上記制御により発生器3における冷媒蒸気の発生量が増えると、蒸発器1において冷温水管19内を流れる水に対する加熱作用が増加し、冷温水管19を介して負荷に供給する温水の温度が上昇するので、温度センサT2が計測する温水の温度に基づいて制御器6が今度は2方流量制御弁V4を調節して、冷却水管20Aを介して吸収器2に供給される冷却水の流量を増やし、冷媒が吸収器2内に供給される冷却水に放熱する熱量を増加させ、これにより蒸発器1で冷媒が冷温水管19を流れる温水を加熱する度合いを低下させて、冷温水管19を介して負荷に供給する温水が所定の温度範囲に納まるように制御する。
【0043】
逆に、暖房負荷が増加するなどして冷温水管19を流れて蒸発器1に戻って来る温水の温度低下幅が拡大し、冷媒が蒸発器1内の冷温水管19を流れる水に放熱する熱量が増え、これにより温度センサT1が計測するエンジン冷却水が所定の温度より低くなったときには、吸収液ポンプP1の回転数を減らすと共に、冷却水管20Aに流して吸収器2に供給する冷却水の量を減少させて冷却水に放熱する熱量を減少させ、熱源循環配管21を介して図示しないエンジンに戻すエンジン冷却水の温度を所定の範囲に制御すると共に、冷温水管19を介して負荷に供給する温水も所定の温度範囲に納まるように制御される。
【0044】
したがって、この第3の実施形態の吸収冷温水機においても、熱源循環配管21を介してコージェネレーション装置の側に戻すエンジン冷却水の温度は安定するし、冷温水管19を介して負荷に供給する温水の温度も安定するので、コージェネレーション装置側の効率を高く保ち、且つ、快適な暖房運転が行える。
【0045】
〔第4の実施形態〕
以下、本発明の第4の実施形態を図4に基づいて詳細に説明する。この図4に示した第4の実施形態の吸収冷温水機が、前記図1に示した第1の実施形態の吸収冷温水機と相違している点は、3方流量制御弁V1と、開閉弁V2、V3の設置位置にある。
【0046】
すなわち、この第4の実施形態の吸収冷温水機においては、3方流量制御弁V1が冷却水管20Bと冷却水管20Cとの合流部に設けられ、前記第1実施形態のときと同様に開閉操作される開閉弁V2が冷却水管20Aの冷却水管20C連結部より下流側に設けられ、開閉弁V3が冷却水管20Bの冷却水管20C連結部より上流側に設置されている。
【0047】
したがって、この図4に示した第4の実施形態の吸収冷温水機においては、暖房運転時は3方流量制御弁V1の開度制御によって、冷却水管20Aを介して吸収器2に供給される冷却水の量が高い精度で制御される、
【0048】
このため、この第3の実施形態の吸収冷温水機においても、熱源循環配管21を介してコージェネレーション装置の側に戻すエンジン冷却水の温度は安定するし、冷温水管19を介して負荷に供給する温水の温度も安定するので、コージェネレーション装置側の効率を高く保ち、且つ、快適な暖房運転が行える。
【0049】
〔第5の実施形態〕
以下、本発明の第5の実施形態を図5に基づいて詳細に説明する。この第5の実施形態の吸収冷温水機においては、冷却水管20Aの吸収器2手前の部分と冷却水管20Bとの間に冷却水管20Cが設けられると共に、前記のように開閉動作する開閉弁V2が冷却水管20Aの冷却水管20C連結部より上流側に設けられ、開閉弁V3は冷却水管20Bの冷却水管20C連結部より上流側に設けられ、且つ、2方流量制御弁V4が冷却水管20Cに設置されている。
【0050】
この第5の実施形態の吸収冷温水機においては、2方流量制御弁V4の開度調節により、冷却水管20Aを介して吸収器2と凝縮器4に供給される冷却水の流量が制御される。
【0051】
そして、この2方流量制御弁V4にも、前記第3の実施形態で使用したものと同じ高精度の制御が可能な2方流量制御弁V4を使用することにより、吸収器2と凝縮器4に供給する冷却水の流量を、図7に示した従来技術の吸収冷温水機より遥かに高い精度で制御することができる。
【0052】
このため、この第5の実施形態の吸収冷温水機においても、熱源循環配管21を介してコージェネレーション装置の側に戻すエンジン冷却水の温度は安定するし、冷温水管19を介して負荷に供給する温水の温度も安定するので、コージェネレーション装置側の効率を高く保ち、且つ、快適な暖房運転が行える。
【0053】
〔第6の実施形態〕
以下、本発明の第6の実施形態を図6に基づいて詳細に説明する。この第6の実施形態の吸収冷温水機においては、冷却水管20Aの凝縮器4を出た部分と冷却水管20Bとの間に冷却水管20Cが設けられると共に、前記のように開閉動作する開閉弁V2が冷却水管20Aの冷却水管20C連結部より下流側に設けられ、開閉弁V3が冷却水管20Bの冷却水管20C連結部より下流側に設けられ、且つ、2方流量制御弁V4が冷却水管20Cに設置されている。
【0054】
したがって、この図6に示した第6の実施形態の吸収冷温水機においても、冷却水管20Aを介して吸収器2と発生器3に供給される冷却水の流量が、2方流量制御弁V4の開度調節により高い精度で制御される。
【0055】
このため、この第6の実施形態の吸収冷温水機においても、熱源循環配管21を介してコージェネレーション装置の側に戻すエンジン冷却水の温度は安定するし、冷温水管19を介して負荷に供給する温水の温度も安定するので、コージェネレーション装置側の効率を高く保ち、且つ、快適な暖房運転が行える。
【0056】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0057】
例えば、図1に示した第1の構成の吸収冷温水機においては、開閉弁V2を冷却水管20Aの吸収器手前に設置する、開閉弁V3を冷却水管20Cに設置する、ことなども可能である。
【0058】
また、上記吸収冷温水機の濃吸収液管12Aに吸収液ポンプを設置して濃吸収液を強制循環するように構成した吸収冷温水機や、さらに濃吸収液管12Aの吸収液ポンプ吸い込み側と濃吸収液管12Bとを側路管12Cによって接続し、吸収液ポンプのキャビテーションを緩和させるように設けた構成の吸収冷温水機などであっても良い。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の吸収冷温水機によれば、コージェネレーション装置などから駆動熱源として供給される熱流体からほぼ同一量の熱を奪って、すなわち変動が少ない状態で戻すことができ、また、蒸発器からは安定した温度の温水を負荷に供給することができるので、熱流体の供給をコージェネレーション装置から受ける場合はそのコージェネレーション装置側の効率を高く保つことができ、且つ、快適な暖房運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態を示す説明図である。
【図2】第2の実施形態を示す説明図である。
【図3】第3の実施形態を示す説明図である。
【図4】第4の実施形態を示す説明図である。
【図5】第5の実施形態を示す説明図である。
【図6】第6の実施形態を示す説明図である。
【図7】従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
1 蒸発器
2 吸収器
3 発生器
4 凝縮器
5 熱交換器
6 制御器
7 固定抵抗
13 冷媒蒸気配管
19 冷温水配管
20A 冷却水管
20B 冷却水管
20C 冷却水管
21 熱源循環配管
P1 吸収液ポンプ
P2 冷媒液ポンプ
P3 冷温水ポンプ
T1 温度センサ
T2 温度センサ
V1 3方流量制御弁
V2 開閉弁
V3 開閉弁
V4 2方流量制御弁
V5 開閉弁

Claims (6)

  1. 吸収液を加熱して冷媒蒸気と濃縮吸収液とを得る再生器に外部から吸収液の加熱源として供給される熱の所定量を必ず消費することが要求される吸収冷温水機において、吸収器・凝縮器の順に経由して配管された第1冷却水管と、この第1冷却水管と吸収器の手前で分岐し、凝縮器を出た部分で合流し、吸収器と凝縮器とを迂回する第2冷却水管と、第1冷却水管の吸収器と凝縮器の間の部分と第2冷却水管とを連通する第3冷却水管と、第1冷却水管と第2冷却水管との合流部に設けられて第1冷却水管と第2冷却水管に流れる冷却水の比率を制御する流量制御弁と、第1冷却水管の第3冷却水管連結部より上流側に設置されて暖房運転時に閉弁され、冷房運転時に開弁される第1開閉弁と、第2冷却水管の第3冷却水管連結部より上流側または第3冷却水管に設置されて暖房運転時に開弁され、冷房運転時に閉弁される第2開閉弁とを備えたことを特徴とする吸収冷温水機。
  2. 吸収液を加熱して冷媒蒸気と濃縮吸収液とを得る再生器に外部から吸収液の加熱源として供給される熱の所定量を必ず消費することが要求される吸収冷温水機において、吸収器・凝縮器の順に経由して配管された第1冷却水管と、この第1冷却水管と吸収器の手前で分岐し、凝縮器を出た部分で合流し、吸収器と凝縮器とを迂回する第2冷却水管と、第1冷却水管の吸収器と凝縮器の間の部分と第2冷却水管とを連通する第3冷却水管と、第3冷却水管に設けられてそこを流れる冷却水の量を制御する流量制御弁と、第1冷却水管の第3冷却水管連結部より上流側に設置されて暖房運転時に閉弁され、冷房運転時に開弁される第1開閉弁と、第2冷却水管の第3冷却水管連結部より上流側に設置されて暖房運転時に開弁され、冷房運転時に閉弁される第2開閉弁とを備えたことを特徴とする吸収冷温水機。
  3. 吸収液を加熱して冷媒蒸気と濃縮吸収液とを得る再生器に外部から吸収液の加熱源として供給される熱の所定量を必ず消費することが要求される吸収冷温水機において、吸収器・凝縮器の順に経由して配管された第1冷却水管と、この第1冷却水管と吸収器の手前で分岐し、凝縮器を出た部分で合流し、吸収器と凝縮器とを迂回する第2冷却水管と、第1冷却水管の吸収器と凝縮器の間の部分と第2冷却水管とを連通する第3冷却水管と、第3冷却水管に設けられてそこを流れる冷却水の量を制御する流量制御弁と、第1冷却水管の第3冷却水管連結部より下流側に設置されて暖房運転時に閉弁され、冷房運転時に開弁される第1開閉弁と、第2冷却水管の第3冷却水管連結部より下流側に設置されて暖房運転時に開弁され、冷房運転時に閉弁される第2開閉弁とを備えたことを特徴とする吸収冷温水機。
  4. 吸収液を加熱して冷媒蒸気と濃縮吸収液とを得る再生器に外部から吸収液の加熱源として供給される熱の所定量を必ず消費することが要求される吸収冷温水機において、吸収器・凝縮器の順に経由して配管された第1冷却水管と、この第1冷却水管と吸収器の手前で分岐し、凝縮器を出た部分で合流し、吸収器と凝縮器とを迂回する第2冷却水管と、第1冷却水管の吸収器と凝縮器の間の部分と第2冷却水管とを連通する第3冷却水管と、第2冷却水管と第3冷却水管との合流部に設けられて第2冷却水管の上流側と第3冷却水管に流れる冷却水の比率を制御する流量制御弁と、第1冷却水管の第3冷却水管連結部より下流に設置されて暖房運転時に閉弁され、冷房運転時に開弁される第1開閉弁と、第2冷却水管の第3冷却水管連結部より上流に設置されて暖房運転時に開弁され、冷房運転時に閉弁される第2開閉弁とを備えたことを特徴とする吸収冷温水機。
  5. 吸収液を加熱して冷媒蒸気と濃縮吸収液とを得る再生器に外部から吸収液の加熱源として供給される熱の所定量を必ず消費することが要求される吸収冷温水機において、吸収器・凝縮器の順に経由して配管された第1冷却水管と、この第1冷却水管と吸収器の手前で分岐し、凝縮器を出た部分で合流し、吸収器と凝縮器とを迂回する第2冷却水管と、第1冷却水管の吸収器手前と第2冷却水管とを連通する第3冷却水管と、第3冷却水管に設けられてそこを流れる冷却水の量を制御する流量制御弁と、第1冷却水管の第3冷却水管連結部より上流側に設置されて暖房運転時に閉弁され、冷房運転時に開弁される第1開閉弁と、第2冷却水管の第3冷却水管連結部より上流側に設置されて暖房運転時に開弁され、冷房運転時に閉弁される第2開閉弁とを備えたことを特徴とする吸収冷温水機。
  6. 吸収液を加熱して冷媒蒸気と濃縮吸収液とを得る再生器に外部から吸収液の加熱源として供給される熱の所定量を必ず消費することが要求される吸収冷温水機において、吸収器・凝縮器の順に経由して配管された第1冷却水管と、この第1冷却水管と吸収器の手前で分岐し、凝縮器を出た部分で合流し、吸収器と凝縮器とを迂回する第2冷却水管と、第1冷却水管の凝縮器を出た部分と第2冷却水管とを連通する第3冷却水管と、第3冷却水管に設けられてそこを流れる冷却水の量を制御する流量制御弁と、第1冷却水管の第3冷却水管連結部より下流側に設置されて暖房運転時に閉弁され、冷房運転時に開弁される第1開閉弁と、第2冷却水管の第3冷却水管連結部より下流側に設置されて暖房運転時に開弁され、冷房運転時に閉弁される第2開閉弁とを備えたことを特徴とする吸収冷温水機。
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