JP4238648B2

JP4238648B2 - Seat locking mechanism

Info

Publication number: JP4238648B2
Application number: JP2003172083A
Authority: JP
Inventors: 徳治近藤
Original assignee: Toyota Boshoku Corp
Current assignee: Toyota Boshoku Corp
Priority date: 2003-06-17
Filing date: 2003-06-17
Publication date: 2009-03-18
Anticipated expiration: 2023-06-17
Also published as: JP2005007966A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、シートクッションまたはシートバックであるシート部材を車両本体に固定するために、シート部材と車両本体の両部材のいずれか一方の部材に設けられるシート用ロック機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】
シート用ロック機構は、従来様々な構造を有しており、例えば、特許文献１に記載の構造を有していた。
特許文献１に係るロック機構は、シートクッションの下面に取付けられていた。そしてロック機構は、シートクッションに取付けられたロックベースと、ロックベースに揺動可能に取付けられたフックを有していた。
ロックベースは、フロア側に設けられた掛止部材（ストライカ）が抜き差し可能に差込まれる凹部を有していた。そしてフックは、ロックベースの凹部に掛止部材が差し込まれた状態で揺動することで掛止部材に掛止する構造であった。
またロック機構は、フックが掛止部材に掛止した状態でフックが揺動することを防止することで、フックが掛止部材から外れることを防止するラチェットを有していた。
またロック機構は、ガタ付きを防止するためにフックとは別にガタ防止アームを有していた。ガタ防止アームは、ロックベースに揺動可能に取付けられており、ロックベースとの間に取付けられたスプリングバネによって掛止部材に掛止する方向に付勢され、掛止部材に掛止する構造であった。
【０００３】
【特許文献１】
特開平１１−１１５５６８号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしガタ防止用アームは、ガタを防止するためにスプリングバネによる付勢力が強い構造であり、ガタ防止用アームを掛止部材から掛止解除させる場合は、大きな力でガタ防止用アームを解除方向に揺動する必要があった。そのためロック機構を掛止部材から外す際の操作が円滑に行えない場合があった。
またシートクッションとフロアの間には、ロック機構とは別にシートクッションのガタを防止するガタ防止用のゴムが設けられる場合もあった。そしてこの場合もあり、ゴムがシートクッションを上方に付勢し、ガタ防止用アームが掛止部材に強く食い付く場合があった。そのためロック機構の操作性がさらに悪くなる場合があった。
そこで本発明は、シート部材（シートクッションまたはシートバック）を車両本体に対してガタ付くことなく固定できるとともに、容易に掛止部材から掛止解除させることのできる構造を有するシート用ロック機構を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明は、上記各請求項に記載の通りの構成を備えるシート用ロック機構であることを特徴とする。
請求項１に記載の発明によれば、掛止部材が抜き差し可能に差込まれる凹部を有するロックベースと、そのロックベースに対して揺動可能に取付けられており揺動することで掛止部材に掛止するフックとを有する。またフックを掛止部材に掛止する方向に付勢することで掛止部材をロックベースの凹部の底壁面に押付ける第一の追込手段と、その第一の追込手段を付勢することで掛止部材をさらに凹部の底壁面に押付ける第二の追込手段とを有する。
そして第一の追込手段と第二の追込手段の間には、連動解除手段が設けられており、その連動解除手段は、第二の追込手段の前記第一の追込手段への付勢力を少なくとも小さくさせるとともに、第一の追込手段のフックへの付勢力を少なくとも小さくさせる。
【０００６】
すなわちロック機構は、掛止部材に掛止するフックを有する。そしてフックは、第一の追込手段によって付勢され、第一の追込手段は、第二の追込手段によって付勢される。そのためフックは、第一と第二の二つの追込手段によって付勢されることで掛止部材に掛止する。そしてフックは、ロックベースに設けられた凹部の底壁面に掛止部材を押付ける。
したがってフックは、掛止部材を凹部の底壁面に確実に押え付けることができる。かくしてロック機構は、掛止部材に対するガタ付きが防止される。
【０００７】
またロック機構は、連動解除手段を有する。連動解除手段は、第二の追込手段を解除させるとともに、第一の追込手段を解除させる構成になっている。
したがって連動解除手段は、例えば、第二の追込手段と第一の追込手段を順次解除させることで、フックに加わる付勢力を順次解除させる。そのためフックを小さな力で掛止部材から解除させることができる。そしてロック機構を掛止部材から解除する際の操作性が向上する。
【０００８】
請求項２に記載の発明によると、第一の追込手段は、ロックベースに対して揺動可能に取付けられたポールと、そのポールとフックとの間に設けられてポールをフックに押し当てる方向に付勢する弾性部材とを有する。またフックは、ポールに押されて、ロックベースの凹部に進出する掛止位置と、凹部から退避する解除位置との両位置に切換え可能に付勢される構成になっている。
そして第二の追込手段は、フックの両位置においてポールをフックに向けて付勢する構成になっている。
すなわちフックは、第一の追込手段の構成部材であるポールによって押される。そしてフックは、掛止位置と解除位置の両位置においてポールによって切換え可能に付勢される。そして第二の追込手段は、ポールをフックに向けて付勢する。
したがってフックは、ポールと、ポールを付勢する第二の追込手段によって付勢されることで、掛止位置と解除位置の両位置において安定良く付勢される。そしてフックは、解除位置に安定良く付勢されることで、不意に解除位置から掛止位置へ移動することが防止される。
【０００９】
さらに請求項１に記載の発明によれば、第二の追込手段は、ロックベースに対して揺動可能に取付けられたリンク部材と、そのリンク部材に設けられた当接部材と、その当接部材を第一の追込手段に向けて付勢する方向にリンク部材を付勢する付勢部材とを有している。
そして当接部材は、リンク部材に対して回転可能に軸支されており、かつ円環状であり、第一の追込手段の構成部材の外周縁上を回転しながら移動できる構成になっている。
すなわち第二の追込手段は、第一の追込手段の構成部材の外周縁上を回転しながら移動できる当接部材を有する。
したがって当接部材を移動させる場合は、小さな力で当接部材を移動させることができる。そして当接部材を移動させることで、第二の追込手段を解除状態にする場合（第二の追込手段による第一の追込手段を付勢する力を小さくするあるいは解除させる場合）、小さな力で第二の追込手段を解除状態にすることができる。かくしてロック機構を小さな力によって掛止部材から解除させることができ、ロック機構を掛止部材から解除する際の操作性が向上する。
【００１０】
【発明の実施の形態】
（実施の形態１）
実施の形態１を図１〜９にしたがって説明する。
車両用シート１は、図１に示すように乗員が腰掛けた際の座部となるシートクッション１０（シート部材）と、背もたれとなるシートバック１１（シート部材）を有する。
シートクッション１０とシートバック１１は、それぞれ枠状のフレーム体１０ａ，１１ａと、そのフレーム体１０ａ，１１ａに取付けられたクッション体１０ｂ，１１ｂを有する。
そしてシートクッション１０とシートバック１１は、リクライニング装置１５により回動可能に連結されており、シートバック１１は、シートクッション１０に対して起立した使用位置と、平行になった折畳み位置とに回動する。
【００１１】
シートクッション１０は、フレーム体１０ａの前端部が車体フロア１３に取付けられた回動機構１２に連結されている。そして回動機構１２を回動中心としてフロア１３に対して起立した収納位置と、平行になった使用位置とに回動する。
またシートクッション１０は、フレーム体１０ａの後端部にロック機構２が取付られている。そしてロック機構２は、フロア１３に設けられた掛止部材１４に対して脱着可能に取付く。したがってロック機構２を掛止部材１４に掛止させることで、シートクッション１０を使用位置で位置決め固定することができる。
【００１２】
掛止部材１４は、図２に示すようにフロア１３に取付けられる取付部１４ａを両端に有する。そして取付部１４ａの間には、フロア１３との間に隙間を形成するようにフロア１３から浮いた状態で延出する引掛け部１４ｂを有する。
そして掛止部材１４は、車幅方向に延出する向きにフロア１３に取付られている。そのため引掛け部１４ｂとフロア１３の間に形成された隙間は、車両前後方向に臨んだ状態になっている。
【００１３】
ロック機構２は、図２に示すようにシートクッション（１０）とともに上方から掛止部材１４に向けて移動し、図３に示すように掛止部材１４に対して掛止する。そしてワイヤー４０を引張ることで図４に示すように掛止部材１４から掛止解除される構成になっている。
以下、ロック機構２の構造を詳述する。
ロック機構２は、図５に示すように二枚のロックベース２０，２８を有する。そして二枚のロックベース２０，２８の間には、フック２１とポール２２とリンク部材２３，２４とローラ２５を有する。
【００１４】
ロックベース２０，２８は、図５に示すように下端部に凹部２０ａ，２８ａを有する。そして貫通孔状に形成された取付部２０ｂ，２０ｃ，２８ｂ，２８ｃを有する。またロックベース２０は、長穴状のガイド部２０ｄを有する。そしてロックベース２８は、折曲形成されたバネ掛部２８ｅを有する。
凹部２０ａ，２８ａは、図３に示すようにロックベース２０，２８の一部を切欠いた構成であって、掛止部材１４の引掛け部（１４ｂ）が抜き差し可能に差込まれる。
取付部２０ｂ，２８ｂには、取付ピン３０が取付けられており、その取付ピン３０にリンク部材２３，２４とフック２１が揺動可能に取付けられている（図５参照）。したがってフック２１とリンク部材２３，２４は、ロックベース２０，２８に揺動可能に取付けられ、取付ピン３０を軸中心に揺動する。
【００１５】
フック２１は、図５に示すように取付ピン３０が挿入される取付穴２１ｂを有する。そして下側に鉤部２１ａを有し、上側にバネ掛部２１ｃを有し、中央前寄りに凸部２１ｆを有する。
鉤部２１ａは、図３に示すように掛止部材１４に対して引っ掛かるように鉤状に延出している。したがって鉤部２１ａは、図３，４に示すようにフック２１を揺動させることで凹部２０ａ，２８ａに対して進出・退避する。そして図３に示すように凹部２０ａ，２８ａに対して進出することで掛止部材１４に掛止する。
【００１６】
凸部２１ｆは、図３，４に示すようにフック２１を揺動させることで凹部２０ａ，２８ａに対して進出・退避する。そして図４に示すように鉤部２１ａが掛止部材１４に掛止していない状態において、凹部２０ａ，２８ａに対して進出する。したがって掛止部材１４が凹部２０ａ，２８ａに差し込まれると、凸部２１ｆが掛止部材１４によって上方へ押される。そしてフック２１が揺動し、鉤部２１ａが図３に示すように掛止部材１４に掛止する。
【００１７】
ポール２２は、図５に示すように下側に取付穴２２ａを有し、上側にバネ掛部２１ｃを有する。そして中央寄り位置には、ガイド部材３５が取付けられる取付部２２ｃを有する。
取付穴２２ａには、取付ピン３１が挿入され、その取付ピン３１は、ロックベース２０，２８の取付部２０ｃ，２８ｃに支持される。したがってポール２２は、取付ピン３１を軸中心にロックベース２０，２８に対して揺動可能に取付けられる。そしてポール２２は、図３，７に示すように揺動することでフック２１に当接する構成になっている（図３，７参照）。
【００１８】
バネ掛部２２ｂには、図３に示すように弾性部材３６（コイルスプリングなど）の一端が掛止められる。そして弾性部材３６の他端がフック２１のバネ掛部２１ｃに掛止められる。
したがって弾性部材３６は、バネ掛部２２ｂ，２１ｃの間隔を狭くする方向に付勢しており、フック２１とポール２２とを相互に押し合わせる。そしてフック２１とポール２２のそれぞれの押合う部分には、図３に示すように傾斜部２１ｄ，２２ｄが形成されている。そして傾斜部２１ｄ，２２ｄ同士が相互に押し合うことで、フック２１が掛止部材１４に掛止する方向に付勢される（掛止位置）。そしてフック２１は、掛止部材１４をロックベース２０，２８の凹部２０ａ，２８ａの底壁面に押付ける。
【００１９】
またポール２２には、図４に示すように凹部２２ｅが形成されている。凹部２２ｅは、フック２１が揺動して図４に示す解除位置まで揺動した際に、フック２１の当り部２１ｅが入り込む構成になっている。
そしてポール２２は、この状態でフック２１に向けて付勢される。そのためフック２１は、当り部２１ｅが凹部２２ｅの底部に移動する方向へ付勢される。かくしてフック２１は、解除位置において安定良く支持される。
なおポール２２と弾性部材３６は、請求項に記載の「第一の追込手段」の構成部材に相当する。
【００２０】
リンク部材２３，２４は、図５に示すように取付ピン３０が挿入される取付穴２３ａ，２４ａと、ローラ２５が取付けられる取付穴２３ｃ，２４ｂを有する。取付穴２３ａ，２４ａには、取付ピン３０が挿入され、その取付ピン３０は、ロックベース２０，２８に支持される。したがってリンク部材２３，２４は、取付ピン３０を軸中心としてロックベース２０，２８に対して揺動可能に取付けられる。
取付穴２３ｃ，２４ｂには、軸部３２が挿入され、軸部３２に円環状のローラ２５が取付けられる。したがってローラ２５がリンク部材２３，２４に対して回転可能に軸支される。
そしてローラ２５は、図３，４に示すようにリンク部材２３，２４とともに揺動し、ポール２２の傾斜部２２ｄ、凹部２２ｅを有する側の面とは反対側の面となる外周縁に当接する。そしてローラ２５は、回転しながらポール２２の外周縁上を移動する。
なおローラ２５は、請求項に記載の当接部材に相当する。
【００２１】
またリンク部材２３は、図５に示すように前側にバネ掛部２３ｅを有する。そしてバネ掛部２３ｅには、リンク部材２３を一の揺動方向に付勢する付勢部材３４の一端が取付けられる。そして付勢部材３４の他端は、ロックベース２８のバネ掛部２８ｅに取付けられる。
付勢部材３４は、図５に示すように例えばトーションコイルバネである。そして巻バネの中心円環部分が、図６に示すようにロックベース２０から外方に突出する取付ピン３０に取付られたローラ部材３３に取付けられる。
そして付勢部材３４は、図３に示すようにリンク部材２３を反時計方向に付勢し、ローラ２５が上方に付勢される。そしてローラ２５がポール２２に当接し、ポール２２をフック２１に向けて付勢する。
なおリンク部材２３，２４とローラ２５と付勢部材３４は、請求項に記載の「第二の追込手段」の構成部材に相当する。
【００２２】
またリンク部材２３は、図５に示すように上端側にワイヤー４０が取付けられるワイヤー取付部２３ｂを有する。
そしてワイヤー４０は、図３に示すように右方向（車両前方）に延出している。そしてリンク部材２３は、ワイヤー４０を引張ることで弾性部材３６の付勢力に逆らって取付ピン３０を中心に時計回りに揺動される。
【００２３】
またリンク部材２３は、図５に示すように前方側にガイド穴２３ｄを有する。ガイド穴２３ｄは、長穴であって、ポール２２に取付けられたガイド部材３５が差込まれる構成であり、差込まれたガイド部材３５を案内する（図３，４参照）。したがってガイド部材３５とガイド穴２３ｄを介してリンク部材２３とポール２２が連動する構成になっている。
またロック機構２は、図８に示すようにロックベース２０，２８間を所定距離に保持するスペーサ２６を有する。そしてスペーサ２６は、取付部材２７を介してロックベース２０，２８に取付けられる。
【００２４】
次に、ロック機構２が掛止部材１４に掛止する掛止状態（図３）を説明する。フック２１は、ポール２２に当接している。そしてポール２２は、弾性部材３６によってフック２１に向けて付勢されている。そしてポール２２の傾斜部２２ｄとフック２１の傾斜部２１ｄとが押し合い、フック２１は、掛止部材１４を掛止する方向に付勢される。そして掛止部材１４が凹部２０ａ，２８ａの底壁面に押付けられる。
リンク部材２３は、付勢部材３４によって反時計方向に付勢され、ローラ２５がポール２２の外周縁に当接する。そしてローラ２５がポール２２をフック２１に向けて付勢する。
したがってフック２１は、弾性部材３６によって付勢されたポール２２と、付勢部材３４によって付勢されたローラ２５によって付勢される。そしてフック２１は、掛止部材１４を凹部２０ａ，２８ａの底壁面に押付ける。
【００２５】
次に、ロック機構２を掛止状態（図３）から解除状態（図４）にする方法を説明する。
先ず、ワイヤー４０を図３において右方向に引張り、リンク部材２３を時計方向に回動させる。そしてリンク部材２３に取付けられたローラ２５を下方に移動させる。
ローラ２５は、軸部３２を中心に回転し、ポール２２の外周縁上を移動する。そしてポール２２の外周縁には、図３，４に示すように凹部２２ｆが設けられている。そしてローラ２５が凹部２２ｆに差し掛かることでポール２２は、フック２１から離れる方向へ傾倒できるようになる。換言するとローラ２５がポール２２をフック２１に向けて付勢する付勢力は、ローラ２５が凹部２２ｆに差し掛かることで小さくなる、あるいは解除される。
【００２６】
そしてさらにワイヤー４０を図３において右方向に引張ると、リンク部材２３がさらに時計回りに回動する。そしてリンク部材２３に設けられたガイド穴２３ｄに沿って移動するガイド部材３５を介してポール２２がローラ２５側へ揺動される。
なおガイド穴２３ｄは、図５に示すように略く字長穴形状に構成されている。そしてガイド穴２３ｄは、図３に示すようにガイド部材３５が下側部分に沿って移動する際、ガイド部材３５に当たらず（力を加えることなく）、ポール２２を揺動させない。そして図４に示すようにガイド部材３５が上側部分に沿って移動する場合は、ガイド穴２３ｄの穴端とガイド部材３５とが当接し、ポール２２を揺動させる。
【００２７】
すなわち図３の状態においてワイヤー４０を引張った場合、最初にローラ２５が移動し、ポール２２が傾倒容易な状態になる（第一の解除手段）。次に、ポール２２がリンク部材２３によって揺動する（第二の解除手段）。したがってリンク部材２３とポール２２の間には、第一の解除手段と第二の解除手段を順次作動させる連動解除手段（ガイド穴２３ｄ，ガイド部材３５）が形成されている。
そしてポール２２が図４に示すようにローラ２５側に傾倒した場合、フック２１が弾性部材３６によってポール２２側に付勢される。そしてフック２１の当り部２１ｅがポール２２の凹部２２ｅに入り込む。
以上のようにしてロック機構２が解除状態（図４）になる。
【００２８】
次に、ロック機構２の解除状態（図４）を説明する。
フック２１は、ポール２２に当接している。そしてポール２２は、弾性部材３６によってフック２１に向けて付勢されている。そしてフック２１の当り部２１ｅとポール２２の凹部２２ｅとが相互に押し合い、フック２１は、解除位置に付勢される。
リンク部材２３は、付勢部材３４によって反時計方向に付勢され、ローラ２５がポール２２の外周縁に当接する。そしてローラ２５がポール２２をフック２１に向けて付勢する。
したがってフック２１は、弾性部材３６によって付勢されたポール２２と、付勢部材３４によって付勢されたローラ２５によって解除位置に付勢される。
【００２９】
次に、ロック機構２を掛止部材１４に掛止させる方法を説明する。
図４に示すようにフック２１が解除位置にある場合、フック２１の凸部２１ｆは、ロックベース２０，２８の凹部２０ａ，２８ａに対して進出している。そのため凹部２０ａ，２８ａに掛止部材１４を差込んだ場合、掛止部材１４によって凸部２１ｆが上方へ押し上げられる。そしてフック２１は、掛止方向へ揺動する。これによりロック機構２は、掛止状態（図３）になる。
【００３０】
以上のようにしてロック機構２が形成される。
すなわちロック機構２は、図３に示すように掛止部材１４に掛止するフック２１を有する。そしてフック２１は、弾性部材３６によって付勢されたポール２２（第一の追込手段）によって付勢される。そしてポール２２は、付勢部材３４によって付勢されるローラ２５（第二の追込手段）によって付勢される。そのためフック２１は、ポール２２とローラ２５によって付勢されることで掛止部材１４に掛止する。そしてフック２１は、図９に示すようにロックベース２０，２８に設けられた凹部２０ａ，２８ａの底壁面に掛止部材１４を押付ける。
したがって掛止部材１４を凹部２０ａ，２８ａの底壁面に確実に押え付けることができる。かくしてロック機構２は、掛止部材１４に対するガタ付きが防止される。
【００３１】
またロック機構２は、図４に示すようにリンク部材２３とポール２２とを連動させる連動解除手段（ガイド穴２３ｄ，ガイド部材３５）を有する。連動解除手段は、フック２１の掛止状態を解除する際に、ローラ２５を揺動させ、その後にポール２２を揺動させる。
したがって連動解除手段は、ローラ２５を有する追込手段（第二の追込手段）とポール２２を有する追込手段（第一の追込手段）を順次解除させることで、フック２１に加わる付勢力を順次解除させる。そのためフック２１を小さな力で掛止部材１４から解除させることができる。そしてロック機構２を掛止部材１４から解除する際の操作性が向上する。
【００３２】
またフック２１は、図３，４に示すようにポール２２によって押される。そしてフック２１は、掛止位置（図３）と解除位置（図４）の両位置においてポール２２によって切換え可能に付勢される。そしてローラ２５は、ポール２２をフック２１に向けて付勢する。
したがってフック２１は、ポール２２と、ポールを付勢するローラ２５によって付勢されることで、掛止位置と解除位置の両位置において安定良く付勢される。そしてフック２１は、解除位置に安定良く付勢されることで、不意に解除位置から掛止位置へ移動することが防止される。
【００３３】
またローラ２５は、図３，４に示すようにポール２２の外周縁上を回転しながら移動する。
したがってローラ２５を移動させる場合は、小さな力でローラ２５を移動させることができる。そしてローラ２５を移動させることで、図４に示すようにローラ２５がポール２２を付勢する力が小さくなる状態、あるいは付勢しない状態（解除状態）にする場合、小さな力でローラ２５を解除状態にすることができる。。かくしてロック機構２を小さな力によって掛止部材１４から解除させることができ、ロック機構２を掛止部材１４から解除する際の操作性が向上する。
【００３４】
（実施の形態２）
実施の形態２を図１０，１１にしたがって説明する。
実施の形態２は、実施の形態１とほぼ同様に形成されている。しかしリンク部材２３をワイヤー４０によって揺動させる方向が実施の形態１と逆になっている。そしてリンク部材２４の構造が異なっており、付勢部材３４の取付方向も異なっている。
以下、これら相違点を中心に実施の形態２についての説明をする。
【００３５】
付勢部材３４は、図１０に示すように実施の形態１と比較すると解るように（図３）ロックベース２０，２８に対する取付の向きが逆になっている。したがって付勢部材３４は、リンク部材２３を時計方向に付勢し、ローラ２５を下方へ付勢する。そしてローラ２５がポール２２をフック２１に向けて付勢する。
またリンク部材２３は、上端側にワイヤー４０が取付けられるワイヤー取付部２３ｂを有する。そしてワイヤー４０は、ワイヤー取付部２３ｂから左方向（車両後方）に延出している。したがってワイヤー４０を引張ることでリンク部材２３は、弾性部材３６の付勢力に逆らって取付ピン３０を中心に反時計回りに揺動する。
【００３６】
そしてロック機構２は、掛止状態（図１０）から解除状態（図１１）になる。以下、ロック機構２の掛止状態について説明する。
フック２１は、図１０に示すようにポール２２に当接している。そしてポール２２は、フック２１を掛止部材１４に対して掛止する方向に付勢する。
リンク部材２３は、付勢部材３４によって時計方向に付勢され、リンク部材２３に取付けられたローラ２５がポール２２をフック２１に向けて付勢する。
したがってフック２１は、弾性部材３６によって付勢されたポール２２と、付勢部材３４によって付勢されたローラ２５によって付勢される。そしてフック２１は、掛止部材１４を凹部２０ａ，２８ａの底壁面に押付ける。
【００３７】
次に、ロック機構２を掛止状態（図１０）から解除状態（図１１）にする方法を説明する。
先ず、ワイヤー４０を図１０において左方向に引張り、リンク部材２３を反時計方向に回動させる。そしてリンク部材２３に取付けられたローラ２５を上方に移動させる。これによりローラ２５は、ポール２２の外周縁上を回転しながら移動する。
そしてポール２２の外周縁には、図１０，１１に示すように上端縁に逃がし部２２ｇが設けられている。そしてローラ２５が逃がし部２２ｇに差し掛かることでポール２２は、フック２１から離れる方向へ傾倒できるようになる。換言するとローラ２５がポール２２をフック２１に向けて付勢する付勢力は、ローラ２５が逃がし部２２ｇに差し掛かることで小さくなる、あるいは解除される。
【００３８】
そしてさらにワイヤー４０を図１０において左方向に引張ると、リンク部材２３がさらに反時計回りに回動する。そしてリンク部材２３に設けられたガイド穴２３ｅに沿って移動するガイド部材３５を介してポール２２がローラ２５側へ揺動する。
ところで実施の形態２に設けられたガイド穴２３ｅは、実施の形態１に設けられたガイド穴２３ｄ（図３参照）に代えてリンク部材２３に設けられた穴である。そしてガイド穴２３ｅは、図１０，１１に示すように略く字長穴形状に構成されている。そしてガイド穴２３ｅは、図１０に示すようにガイド部材３５が上側部分に沿って移動する際、ガイド部材３５に当たらず（力を加えることなく）、ポール２２を揺動させない。そして図１１に示すようにガイド部材３５が下側部分に沿って移動する場合は、ガイド穴２３ｅの穴端とガイド部材３５とが当接し、ポール２２を揺動させる。
【００３９】
すなわち図１０の状態においてワイヤー４０を引張った場合、最初にローラ２５が移動し、ポール２２が傾倒容易な状態になる（第一の解除手段）。次に、ポール２２がリンク部材２３によって揺動する（第二の解除手段）。したがってリンク部材２３とポール２２の間には、第一の解除手段と第二の解除手段を順次作動させる連動解除手段（ガイド穴２３ｅ，ガイド部材３５）が形成されている。
そしてポール２２が図１１に示すようにローラ２５側に傾倒した場合、フック２１が弾性部材３６によってポール２２側に付勢される。そしてフック２１の当り部２１ｅがポール２２の凹部２２ｅに入り込む。
以上のようにしてロック機構２が解除状態（図１１）になる。
【００４０】
次に、ロック機構２の解除状態（図１１）を説明する。
フック２１は、ポール２２に当接している。そしてポール２２は、弾性部材３６によってフック２１に向けて付勢されている。そしてフック２１の当り部２１ｅとポール２２の凹部２２ｅとが相互に押し合い、フック２１は、解除位置に付勢される。
リンク部材２３は、付勢部材３４によって時計方向に付勢され、ローラ２５がポール２２をフック２１に向けて付勢する。
したがってフック２１は、弾性部材３６によって付勢されたポール２２と、付勢部材３４によって付勢されたローラ２５によって付勢される。そしてフック２１は、解除位置に付勢される。
【００４１】
なお本発明は、実施の形態１，２に限定されず、以下の形態であってもよい。
（１）すなわち実施の形態１，２に係るロック機構は、シートクッションに取付けられており、シートクッションをフロアに固定する際に利用されていた。しかしロック機構がシートバックに取付けられ、シートバックを車両本体に固定する際に利用される形態であっても良い。
（２）また実施の形態１，２に係るロック機構は、シートクッションに設けられていた。しかしロック機構が車両本体（フロア等）に設けられる形態であって、そのロック機構がシートクッションまたはシートバックに設けられる掛止部材に掛止する形態であってもよい。
（３）また実施の形態１，２に係るシートクッションは、回動機構によってフロアに対して回動可能に取付けられる形態であった。しかしシートクッションまたはシートバックが、車両本体に対して脱着可能に取付けられる構造であって、ロック機構がシートクッションまたはシートバックを脱着可能に固定するために利用される形態であってもよい。
（４）また実施の形態１，２に係る当接部材（ローラ２５）は、円環状に形成されていた。しかし当接部材は、円環状に限定されず、例えば扇型、ギヤ型などであっても良い。
【００４２】
【発明の効果】
本発明に係るロック機構によれば、シート部材（シートクッションまたはシートバック）を車両本体に対してガタ付くことなく固定することができる。そしてロック機構を容易に掛止部材から掛止解除させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】車両用シート１の側面図である。
【図２】ロック機構と掛止部材の斜視図である。
【図３】ロック機構が掛止部材に掛止した状態におけるロック機構の側面図である。
【図４】ロック機構が掛止部材から掛止解除された状態におけるロック機構の側面図である。
【図５】ロック機構構成部品の斜視図である。
【図６】図３のＡ−Ａ線断面矢視図である。
【図７】図３のＢ−Ｂ線断面矢視図である。
【図８】図３のＣ−Ｃ線断面矢視図である。
【図９】図３のＤ−Ｄ線断面矢視図である。
【図１０】実施の形態２に係るロック機構の側面図であって、ロック機構が掛止部材に掛止した状態における状態を示す図である。
【図１１】実施の形態２に係るロック機構の側面図であって、ロック機構が掛止部材から掛止解除された状態を示す図である。
【符号の説明】
１…車両用シート
２…ロック機構
１０…シートクッション（シート部材）
１１…シートバック（シート部材）
１３…フロア（車両本体）
１４…掛止部材
２０，２８…ロックベース
２０ａ，２８ａ…凹部
２１…フック
２２…ポール
２３，２４…リンク部材
２３ｄ，２３ｅ…ガイド穴（連動解除手段）
２５…ローラ
３４…付勢部材
３５…ガイド部材（連動解除手段）
３６…弾性部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seat locking mechanism provided on any one member of a seat member and a vehicle body in order to fix a seat member which is a seat cushion or a seat back to the vehicle body.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the seat locking mechanism has various structures, for example, the structure described in Patent Document 1.
The lock mechanism according to Patent Document 1 is attached to the lower surface of the seat cushion. The lock mechanism has a lock base attached to the seat cushion and a hook attached to the lock base so as to be swingable.
The lock base had a recess into which a latching member (striker) provided on the floor side was inserted so that it could be inserted and removed. The hook has a structure that is hooked on the hooking member by swinging in a state where the hooking member is inserted into the recess of the lock base.
Further, the lock mechanism has a ratchet that prevents the hook from detaching from the hooking member by preventing the hook from swinging in a state where the hook is hooked on the hooking member.
Further, the lock mechanism has a backlash prevention arm separately from the hook in order to prevent backlash. The backlash prevention arm is swingably attached to the lock base, and is urged in a direction to be hooked on the latch member by a spring spring mounted between the lock base and the latch base. Met.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-115568
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the backlash prevention arm has a strong urging force from the spring spring to prevent backlash. When the backlash prevention arm is released from the hooking member, the backlash prevention arm can be released with a large force. Needed to rock. For this reason, there has been a case where the operation when removing the lock mechanism from the latching member cannot be performed smoothly.
In addition, a rubber for preventing rattling of the seat cushion may be provided between the seat cushion and the floor separately from the locking mechanism. In this case, the rubber urges the seat cushion upward, and the backlash prevention arm sometimes bites the latch member strongly. Therefore, the operability of the lock mechanism may be further deteriorated.
Therefore, the present invention provides a seat locking mechanism having a structure in which a seat member (seat cushion or seat back) can be fixed to a vehicle body without rattling and can be easily released from the latch member. The task is to do.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention is a seat locking mechanism having a configuration as described in the above claims.
According to the first aspect of the present invention, the lock base having a recess into which the latch member is removably inserted, and the latch base is swingably attached to the lock base so as to swing. And a hook that is hooked to the hook. Further, the first pushing means for pushing the hooking member against the bottom wall surface of the concave portion of the lock base and the first pushing means are biased by urging the hook in the direction of hooking the hooking member. In this way, the latching member is further pressed to the bottom wall surface of the recess.
And the interlock release means is provided between the first pursuit means and the second pursuit means, and the interlock release means is connected to the first pursuit means of the second pursuit means. The biasing force is reduced at least, and the biasing force on the hook of the first pushing-in means is reduced at least.
[0006]
That is, the lock mechanism has a hook that latches on the latch member. The hook is biased by the first pushing means, and the first pushing means is biased by the second pushing means. Therefore, the hook is latched by the latching member by being urged by the first and second pushing-in means. And a hook presses a latching member on the bottom wall surface of the recessed part provided in the lock base.
Therefore, the hook can reliably hold the latch member against the bottom wall surface of the recess. Thus, the locking mechanism is prevented from rattling with respect to the hooking member.
[0007]
The lock mechanism has interlock release means. The interlock release means is configured to release the second pursuit means and to release the first pursuit means.
Therefore, the interlock release unit sequentially releases the urging force applied to the hook, for example, by sequentially releasing the second pursuit unit and the first pursuit unit. Therefore, the hook can be released from the retaining member with a small force. And the operativity at the time of releasing a lock mechanism from a latching member improves.
[0008]
According to the second aspect of the present invention, the first pushing-in means is provided between the pole and the hook that are swingably attached to the lock base, and presses the pole against the hook. And an elastic member biasing in the direction. Further, the hook is urged so as to be switched between a latching position where the hook is pushed by the pole and advanced into the recess of the lock base and a release position where the hook is retracted from the recess.
The second driving means is configured to bias the pole toward the hook at both positions of the hook.
That is, the hook is pushed by a pole which is a constituent member of the first follow-up means. The hook is biased so as to be switchable by a pole at both the latching position and the release position. The second pursuit means biases the pole toward the hook.
Therefore, the hook is urged with good stability at both the latching position and the release position by being urged by the pole and the second driving means for urging the pole. The hook is urged stably to the release position, thereby preventing the hook from being unexpectedly moved from the release position to the latching position.
[0009]
further Claim 1 According to the invention described in (2), the second follow-up means includes a link member that is swingably attached to the lock base, a contact member provided on the link member, and the contact member. And an urging member for urging the link member in the direction of urging toward the one pushing-in means.
The abutting member is pivotally supported with respect to the link member, And an annular shape, It is the structure which can move, rotating on the outer periphery of the structural member of a 1st pursuit means.
That is, the second pursuit means has an abutting member that can move while rotating on the outer peripheral edge of the constituent member of the first pursuit means.
Therefore, when the contact member is moved, the contact member can be moved with a small force. Then, by moving the contact member, the second pursuit means is released (when the force for energizing the first pursuit means by the second pursuit means is reduced or released), The second driving means can be released with a small force. Thus, the lock mechanism can be released from the latch member with a small force, and the operability when the lock mechanism is released from the latch member is improved.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(Embodiment 1)
The first embodiment will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 1, the vehicle seat 1 includes a seat cushion 10 (seat member) serving as a seat when a passenger sits down and a seat back 11 (seat member) serving as a backrest.
The seat cushion 10 and the seat back 11 have frame-like frame bodies 10a and 11a, and cushion bodies 10b and 11b attached to the frame bodies 10a and 11a, respectively.
The seat cushion 10 and the seat back 11 are connected to each other by a reclining device 15 so as to be rotatable. The seat back 11 is rotated between a use position standing with respect to the seat cushion 10 and a parallel folding position. To do.
[0011]
The seat cushion 10 is connected to a turning mechanism 12 having a front end portion of the frame body 10 a attached to the vehicle body floor 13. And it rotates to the accommodation position which stood up with respect to the floor 13 by using the rotation mechanism 12 as a rotation center, and the use position which became parallel.
The seat cushion 10 has a lock mechanism 2 attached to the rear end of the frame body 10a. The lock mechanism 2 is detachably attached to the latch member 14 provided on the floor 13. Therefore, the seat cushion 10 can be positioned and fixed at the use position by engaging the locking mechanism 2 with the engaging member 14.
[0012]
As shown in FIG. 2, the latching member 14 has attachment portions 14 a that are attached to the floor 13 at both ends. And between the attaching parts 14a, it has the hook part 14b extended in the state which floated from the floor 13 so that a clearance gap might be formed between the floors 13. As shown in FIG.
And the latching member 14 is attached to the floor 13 in the direction extended in the vehicle width direction. Therefore, the gap formed between the hooking portion 14b and the floor 13 is in a state facing the vehicle front-rear direction.
[0013]
As shown in FIG. 2, the lock mechanism 2 moves from above with the seat cushion (10) toward the latch member 14, and latches against the latch member 14 as shown in FIG. Then, by pulling the wire 40, the latch is released from the latch member 14 as shown in FIG.
Hereinafter, the structure of the lock mechanism 2 will be described in detail.
The lock mechanism 2 has two lock bases 20 and 28 as shown in FIG. A hook 21, a pole 22, link members 23 and 24, and a roller 25 are provided between the two lock bases 20 and 28.
[0014]
As shown in FIG. 5, the lock bases 20 and 28 have recesses 20a and 28a at their lower ends. And it has attachment part 20b, 20c, 28b, 28c formed in the through-hole shape. The lock base 20 has a long hole-shaped guide portion 20d. The lock base 28 has a spring hooking portion 28e that is bent.
As shown in FIG. 3, the recesses 20 a and 28 a have a configuration in which a part of the lock bases 20 and 28 is cut out, and the hooking portion (14 b) of the hooking member 14 can be inserted and removed.
A mounting pin 30 is mounted on the mounting portions 20b and 28b, and link members 23 and 24 and a hook 21 are swingably mounted on the mounting pin 30 (see FIG. 5). Therefore, the hook 21 and the link members 23 and 24 are swingably attached to the lock bases 20 and 28 and swing around the mounting pin 30.
[0015]
The hook 21 has a mounting hole 21b into which the mounting pin 30 is inserted as shown in FIG. And it has a collar part 21a on the lower side, a spring hook part 21c on the upper side, and a convex part 21f near the center front.
As shown in FIG. 3, the flange portion 21 a extends in a hook shape so as to be hooked on the latch member 14. Therefore, the flange 21a advances and retracts with respect to the recesses 20a and 28a by swinging the hook 21 as shown in FIGS. And as shown in FIG. 3, it latches on the latching member 14 by advancing with respect to the recessed parts 20a and 28a.
[0016]
As shown in FIGS. 3 and 4, the convex portion 21 f is advanced and retracted with respect to the concave portions 20 a and 28 a by swinging the hook 21. And in the state which the collar part 21a is not latching on the latching member 14, as shown in FIG. 4, it advances with respect to recessed part 20a, 28a. Therefore, when the latching member 14 is inserted into the recesses 20 a and 28 a, the projection 21 f is pushed upward by the latching member 14. Then, the hook 21 swings, and the flange 21a is hooked on the hooking member 14 as shown in FIG.
[0017]
As shown in FIG. 5, the pole 22 has a mounting hole 22a on the lower side and a spring hook portion 21c on the upper side. At the center position, there is an attachment portion 22c to which the guide member 35 is attached.
A mounting pin 31 is inserted into the mounting hole 22a, and the mounting pin 31 is supported by the mounting portions 20c and 28c of the lock bases 20 and 28. Therefore, the pole 22 is swingably attached to the lock bases 20 and 28 with the attachment pin 31 as the center. The pole 22 is configured to come into contact with the hook 21 by swinging as shown in FIGS. 3 and 7 (see FIGS. 3 and 7).
[0018]
As shown in FIG. 3, one end of an elastic member 36 (coil spring or the like) is hooked to the spring hook 22b. The other end of the elastic member 36 is hooked on the spring hooking portion 21 c of the hook 21.
Therefore, the elastic member 36 is biased in the direction of narrowing the interval between the spring hook portions 22b and 21c, and presses the hook 21 and the pole 22 together. In addition, inclined portions 21d and 22d are formed at the portions where the hook 21 and the pole 22 are pressed as shown in FIG. The inclined portions 21d and 22d are pressed against each other, so that the hook 21 is biased in the direction in which the hook 21 is latched on the latch member 14 (the latch position). The hook 21 presses the hooking member 14 against the bottom wall surfaces of the recesses 20a and 28a of the lock bases 20 and 28.
[0019]
The pole 22 has a recess 22e as shown in FIG. The recess 22e is configured such that when the hook 21 swings and swings to the release position shown in FIG.
The pole 22 is biased toward the hook 21 in this state. Therefore, the hook 21 is biased in the direction in which the contact portion 21e moves to the bottom portion of the recess 22e. Thus, the hook 21 is stably supported at the release position.
The pole 22 and the elastic member 36 correspond to constituent members of the “first pushing-in means” described in the claims.
[0020]
As shown in FIG. 5, the link members 23 and 24 have mounting holes 23a and 24a into which the mounting pins 30 are inserted, and mounting holes 23c and 24b into which the rollers 25 are mounted. Mounting pins 30 are inserted into the mounting holes 23 a and 24 a, and the mounting pins 30 are supported by the lock bases 20 and 28. Accordingly, the link members 23 and 24 are swingably attached to the lock bases 20 and 28 with the attachment pin 30 as the center.
The shaft portion 32 is inserted into the mounting holes 23 c and 24 b, and the annular roller 25 is attached to the shaft portion 32. Accordingly, the roller 25 is rotatably supported with respect to the link members 23 and 24.
3 and 4, the roller 25 swings together with the link members 23 and 24, and comes into contact with the outer peripheral edge of the pole 22 on the side opposite to the surface having the inclined portion 22 d and the recessed portion 22 e. . The roller 25 moves on the outer peripheral edge of the pole 22 while rotating.
The roller 25 corresponds to the contact member recited in the claims.
[0021]
Further, the link member 23 has a spring hook portion 23e on the front side as shown in FIG. One end of a biasing member 34 that biases the link member 23 in one swinging direction is attached to the spring hooking portion 23e. The other end of the urging member 34 is attached to the spring hook 28e of the lock base 28.
The biasing member 34 is, for example, a torsion coil spring as shown in FIG. Then, the central annular portion of the winding spring is attached to a roller member 33 attached to an attachment pin 30 protruding outward from the lock base 20 as shown in FIG.
As shown in FIG. 3, the urging member 34 urges the link member 23 counterclockwise, and the roller 25 is urged upward. The roller 25 comes into contact with the pole 22 and biases the pole 22 toward the hook 21.
The link members 23, 24, the roller 25, and the urging member 34 correspond to constituent members of the “second pursuit means” described in the claims.
[0022]
Moreover, the link member 23 has the wire attachment part 23b to which the wire 40 is attached to an upper end side, as shown in FIG.
And the wire 40 is extended rightward (vehicle front), as shown in FIG. The link member 23 is swung clockwise around the mounting pin 30 against the urging force of the elastic member 36 by pulling the wire 40.
[0023]
Further, the link member 23 has a guide hole 23d on the front side as shown in FIG. The guide hole 23d is a long hole and is configured such that a guide member 35 attached to the pole 22 is inserted therein, and guides the inserted guide member 35 (see FIGS. 3 and 4). Therefore, the link member 23 and the pole 22 are interlocked via the guide member 35 and the guide hole 23d.
Further, the lock mechanism 2 has a spacer 26 that holds the lock bases 20 and 28 at a predetermined distance as shown in FIG. The spacer 26 is attached to the lock bases 20 and 28 via the attachment member 27.
[0024]
Next, the latching state (FIG. 3) in which the lock mechanism 2 latches on the latching member 14 will be described. The hook 21 is in contact with the pole 22. The pole 22 is urged toward the hook 21 by the elastic member 36. Then, the inclined portion 22d of the pole 22 and the inclined portion 21d of the hook 21 are pressed against each other, and the hook 21 is biased in the direction in which the hooking member 14 is hooked. And the latching member 14 is pressed on the bottom wall surface of the recessed parts 20a and 28a.
The link member 23 is urged counterclockwise by the urging member 34, and the roller 25 comes into contact with the outer peripheral edge of the pole 22. The roller 25 urges the pole 22 toward the hook 21.
Accordingly, the hook 21 is biased by the pole 22 biased by the elastic member 36 and the roller 25 biased by the biasing member 34. The hook 21 presses the hooking member 14 against the bottom wall surfaces of the recesses 20a and 28a.
[0025]
Next, a method for changing the lock mechanism 2 from the hooked state (FIG. 3) to the released state (FIG. 4) will be described.
First, the wire 40 is pulled rightward in FIG. 3, and the link member 23 is rotated clockwise. Then, the roller 25 attached to the link member 23 is moved downward.
The roller 25 rotates around the shaft portion 32 and moves on the outer peripheral edge of the pole 22. The outer peripheral edge of the pole 22 is provided with a recess 22f as shown in FIGS. When the roller 25 reaches the recess 22f, the pole 22 can be tilted away from the hook 21. In other words, the urging force that the roller 25 urges the pole 22 toward the hook 21 is reduced or released when the roller 25 reaches the recess 22f.
[0026]
When the wire 40 is further pulled in the right direction in FIG. 3, the link member 23 further rotates clockwise. Then, the pole 22 is swung to the roller 25 side through a guide member 35 that moves along a guide hole 23 d provided in the link member 23.
Note that the guide hole 23d is formed in a substantially rectangular shape as shown in FIG. As shown in FIG. 3, the guide hole 23d does not hit the guide member 35 (without applying force) and does not swing the pole 22 when the guide member 35 moves along the lower portion. As shown in FIG. 4, when the guide member 35 moves along the upper portion, the hole end of the guide hole 23d and the guide member 35 come into contact with each other, and the pole 22 is swung.
[0027]
That is, when the wire 40 is pulled in the state of FIG. 3, the roller 25 first moves, and the pole 22 is easily tilted (first releasing means). Next, the pole 22 is swung by the link member 23 (second releasing means). Accordingly, between the link member 23 and the pole 22, interlock release means (guide hole 23d, guide member 35) for sequentially operating the first release means and the second release means are formed.
When the pole 22 tilts toward the roller 25 as shown in FIG. 4, the hook 21 is urged toward the pole 22 by the elastic member 36. The contact portion 21 e of the hook 21 enters the recess 22 e of the pole 22.
As described above, the lock mechanism 2 is released (FIG. 4).
[0028]
Next, the release state (FIG. 4) of the lock mechanism 2 will be described.
The hook 21 is in contact with the pole 22. The pole 22 is urged toward the hook 21 by the elastic member 36. The contact portion 21e of the hook 21 and the concave portion 22e of the pole 22 are pressed against each other, and the hook 21 is biased to the release position.
The link member 23 is urged counterclockwise by the urging member 34, and the roller 25 comes into contact with the outer peripheral edge of the pole 22. The roller 25 urges the pole 22 toward the hook 21.
Accordingly, the hook 21 is biased to the release position by the pole 22 biased by the elastic member 36 and the roller 25 biased by the biasing member 34.
[0029]
Next, a method for hooking the locking mechanism 2 to the hooking member 14 will be described.
As shown in FIG. 4, when the hook 21 is in the release position, the convex portion 21 f of the hook 21 has advanced with respect to the concave portions 20 a and 28 a of the lock bases 20 and 28. Therefore, when the latching member 14 is inserted into the recesses 20a and 28a, the projection 21f is pushed upward by the latching member 14. The hook 21 swings in the hooking direction. As a result, the lock mechanism 2 enters the hooked state (FIG. 3).
[0030]
The lock mechanism 2 is formed as described above.
That is, the lock mechanism 2 has a hook 21 that is hooked to the hooking member 14 as shown in FIG. The hook 21 is biased by the pole 22 (first pushing means) biased by the elastic member 36. The pole 22 is urged by a roller 25 (second pushing means) that is urged by an urging member 34. Therefore, the hook 21 is latched by the latch member 14 by being urged by the pole 22 and the roller 25. Then, as shown in FIG. 9, the hook 21 presses the latch member 14 against the bottom wall surfaces of the recesses 20 a and 28 a provided in the lock bases 20 and 28.
Therefore, the latch member 14 can be securely pressed against the bottom wall surfaces of the recesses 20a and 28a. Thus, the locking mechanism 2 is prevented from rattling with respect to the hooking member 14.
[0031]
Further, the lock mechanism 2 has interlock release means (guide hole 23d, guide member 35) for interlocking the link member 23 and the pole 22 as shown in FIG. The interlock release means swings the roller 25 and then swings the pole 22 when releasing the hook 21 from the hooked state.
Accordingly, the interlock release means sequentially releases the pushing means (second pushing means) having the roller 25 and the pushing means (first pushing means) having the pole 22 to thereby apply the biasing force applied to the hook 21. Are released sequentially. Therefore, the hook 21 can be released from the retaining member 14 with a small force. And the operativity at the time of releasing the lock mechanism 2 from the latching member 14 improves.
[0032]
The hook 21 is pushed by a pole 22 as shown in FIGS. The hook 21 is biased so as to be switchable by the pole 22 at both the latching position (FIG. 3) and the release position (FIG. 4). The roller 25 biases the pole 22 toward the hook 21.
Therefore, the hook 21 is urged by the pole 22 and the roller 25 that urges the pole, so that the hook 21 is urged stably at both the latching position and the release position. The hook 21 is urged stably to the release position, so that the hook 21 is prevented from unexpectedly moving from the release position to the latching position.
[0033]
The rollers 25 move while rotating on the outer peripheral edge of the pole 22 as shown in FIGS.
Therefore, when the roller 25 is moved, the roller 25 can be moved with a small force. Then, by moving the roller 25, as shown in FIG. 4, when the force that the roller 25 urges the pole 22 becomes small or does not urge (release state), the roller 25 is released with a small force. Can be in a state. . Thus, the lock mechanism 2 can be released from the latch member 14 with a small force, and the operability when the lock mechanism 2 is released from the latch member 14 is improved.
[0034]
(Embodiment 2)
The second embodiment will be described with reference to FIGS.
The second embodiment is formed in substantially the same manner as the first embodiment. However, the direction in which the link member 23 is swung by the wire 40 is opposite to that of the first embodiment. The structure of the link member 24 is different, and the attaching direction of the urging member 34 is also different.
Hereinafter, the second embodiment will be described focusing on these differences.
[0035]
As shown in FIG. 10, the urging member 34 is reversely attached to the lock bases 20 and 28 as understood from the first embodiment (FIG. 3). Therefore, the urging member 34 urges the link member 23 in the clockwise direction and urges the roller 25 downward. The roller 25 urges the pole 22 toward the hook 21.
Moreover, the link member 23 has the wire attachment part 23b to which the wire 40 is attached to the upper end side. And the wire 40 is extended in the left direction (vehicle back) from the wire attaching part 23b. Therefore, by pulling the wire 40, the link member 23 swings counterclockwise around the mounting pin 30 against the urging force of the elastic member 36.
[0036]
Then, the lock mechanism 2 changes from the hooked state (FIG. 10) to the released state (FIG. 11). Hereinafter, the latching state of the lock mechanism 2 will be described.
The hook 21 is in contact with the pole 22 as shown in FIG. The pole 22 urges the hook 21 in a direction to hook the hook 21 against the hooking member 14.
The link member 23 is urged clockwise by the urging member 34, and the roller 25 attached to the link member 23 urges the pole 22 toward the hook 21.
Accordingly, the hook 21 is biased by the pole 22 biased by the elastic member 36 and the roller 25 biased by the biasing member 34. The hook 21 presses the hooking member 14 against the bottom wall surfaces of the recesses 20a and 28a.
[0037]
Next, a method for changing the lock mechanism 2 from the hooked state (FIG. 10) to the released state (FIG. 11) will be described.
First, the wire 40 is pulled leftward in FIG. 10, and the link member 23 is rotated counterclockwise. Then, the roller 25 attached to the link member 23 is moved upward. As a result, the roller 25 moves while rotating on the outer peripheral edge of the pole 22.
The outer periphery of the pole 22 is provided with a relief portion 22g at the upper edge as shown in FIGS. When the roller 25 reaches the escape portion 22g, the pole 22 can be tilted away from the hook 21. In other words, the urging force that the roller 25 urges the pole 22 toward the hook 21 is reduced or released when the roller 25 reaches the escape portion 22g.
[0038]
When the wire 40 is further pulled leftward in FIG. 10, the link member 23 is further rotated counterclockwise. The pole 22 swings toward the roller 25 through a guide member 35 that moves along a guide hole 23e provided in the link member 23.
Incidentally, the guide hole 23e provided in the second embodiment is a hole provided in the link member 23 instead of the guide hole 23d (see FIG. 3) provided in the first embodiment. And the guide hole 23e is comprised by the substantially square long hole shape as shown in FIG. As shown in FIG. 10, the guide hole 23e does not hit the guide member 35 (without applying a force) and does not swing the pole 22 when the guide member 35 moves along the upper portion. As shown in FIG. 11, when the guide member 35 moves along the lower portion, the hole end of the guide hole 23e and the guide member 35 come into contact with each other, and the pole 22 is swung.
[0039]
That is, when the wire 40 is pulled in the state shown in FIG. 10, the roller 25 first moves, and the pole 22 is easily tilted (first releasing means). Next, the pole 22 is swung by the link member 23 (second releasing means). Accordingly, between the link member 23 and the pole 22, interlock release means (guide hole 23e, guide member 35) for sequentially operating the first release means and the second release means are formed.
When the pole 22 tilts toward the roller 25 as shown in FIG. 11, the hook 21 is urged toward the pole 22 by the elastic member 36. The contact portion 21 e of the hook 21 enters the recess 22 e of the pole 22.
As described above, the lock mechanism 2 is released (FIG. 11).
[0040]
Next, the release state (FIG. 11) of the lock mechanism 2 will be described.
The hook 21 is in contact with the pole 22. The pole 22 is urged toward the hook 21 by the elastic member 36. The contact portion 21e of the hook 21 and the concave portion 22e of the pole 22 are pressed against each other, and the hook 21 is biased to the release position.
The link member 23 is urged clockwise by the urging member 34, and the roller 25 urges the pole 22 toward the hook 21.
Accordingly, the hook 21 is biased by the pole 22 biased by the elastic member 36 and the roller 25 biased by the biasing member 34. The hook 21 is biased to the release position.
[0041]
The present invention is not limited to the first and second embodiments, and may be the following modes.
(1) That is, the lock mechanism according to the first and second embodiments is attached to the seat cushion, and is used when the seat cushion is fixed to the floor. However, the lock mechanism may be attached to the seat back and may be used when the seat back is fixed to the vehicle body.
(2) The lock mechanism according to the first and second embodiments is provided in the seat cushion. However, the lock mechanism may be provided on the vehicle body (floor or the like), and the lock mechanism may be hooked on a hook member provided on the seat cushion or the seat back.
(3) Further, the seat cushions according to the first and second embodiments are configured to be pivotably attached to the floor by the pivot mechanism. However, the seat cushion or the seat back may be configured to be detachably attached to the vehicle main body, and the lock mechanism may be used to detachably fix the seat cushion or the seat back.
(4) The contact member (roller 25) according to the first and second embodiments is formed in an annular shape. However, the contact member is not limited to an annular shape, and may be, for example, a fan shape or a gear shape.
[0042]
【The invention's effect】
According to the lock mechanism of the present invention, the seat member (seat cushion or seat back) can be fixed to the vehicle body without rattling. The locking mechanism can be easily released from the locking member.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a vehicle seat 1. FIG.
FIG. 2 is a perspective view of a lock mechanism and a latch member.
FIG. 3 is a side view of the lock mechanism in a state where the lock mechanism is hooked on the hook member.
FIG. 4 is a side view of the locking mechanism in a state where the locking mechanism is released from the locking member.
FIG. 5 is a perspective view of a lock mechanism component.
6 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 3;
7 is a cross-sectional view taken along the line B-B in FIG. 3;
8 is a cross-sectional view taken along the line CC in FIG. 3;
9 is a cross-sectional view taken along line DD of FIG.
FIG. 10 is a side view of the lock mechanism according to the second embodiment, and shows a state where the lock mechanism is hooked on a hook member.
FIG. 11 is a side view of the lock mechanism according to the second embodiment, showing a state in which the lock mechanism is released from the hook member.
[Explanation of symbols]
1 ... Vehicle seat
2 ... Lock mechanism
10 ... Seat cushion (seat member)
11 ... Seat back (sheet member)
13 ... Floor (vehicle body)
14 ... Hanging member
20, 28 ... Lock base
20a, 28a ... concave portion
21 ... Hook
22 ... Paul
23, 24 ... Link member
23d, 23e ... guide hole (interlocking release means)
25 ... Laura
34 ... Biasing member
35 ... Guide member (interlocking release means)
36. Elastic member

Claims

In order to fix a seat member that is a seat cushion or a seat back to a vehicle body, a seat locking mechanism provided on one of the members of the seat member and the vehicle body,
A locking base having a recess into which a latching member provided on the other member of the two members is removably inserted, and attached to the lock base so as to be swingable. And a hook that is hooked to the member,
First pushing means for pressing the hooking member against the bottom wall surface of the recess of the lock base by urging the hook in a direction to hook the hooking member, and the first pushing means Having a second pushing-in means for further pressing the latching member against the bottom wall surface of the recess by urging,
Interlock release means is provided between the first pursuit means and the second pursuit means, and the interlock release means is the first pursuit means of the second pursuit means. And at least reducing the urging force to the hook of the first driving means ,
The second pushing-in means includes a link member swingably attached to the lock base, an abutting member provided on the link member, and the abutting member as the first pushing-in means. A biasing member that biases the link member in a direction biasing toward
The abutting member is pivotally supported with respect to the link member and has an annular shape, and is configured to be movable while rotating on the outer peripheral edge of the constituent member of the first follow-up means. sheet for the lock mechanism, characterized in that is.

The seat locking mechanism according to claim 1,
The first follow-up means includes a pole that is swingably attached to the lock base, and an elastic member that is provided between the pole and the hook and biases the pole in a direction of pressing the pole against the hook. Have
The hook is configured to be urged so that it can be switched to both a latching position that is pushed by the pole and advances into the recess of the lock base, and a release position that is retracted from the recess,
The second locking means is configured to urge the pole toward the hook at both the positions of the hook.