JP4238448B2 - Electronic camera - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子カメラに係り、特に、USB(Universal Serial Bus specificationに基づく通信規格)端子その他の通信インターフェースによって外部機器との間でデータの送受信が可能な電子カメラの作動状況を知らせる手段の工夫に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラは、撮像素子を介して撮影した画像をデジタル画像データに変換してカメラ内部のメモリや着脱可能なICカード等の記録媒体(リムーバブルメディア)に記録する。こうして記録された画像は、液晶モニター(LCD)等の表示装置に表示させることができるとともに、記録媒体や通信インターフェースによってパソコン等の外部装置に転送し利用することができる。
【0003】
例えば、USB端子を具備するデジタルカメラは、USBケーブルを介してパソコンと接続され、カメラ側からパソコンに対して画像データ等を転送することができるとともに、パソコン側からカメラに対して画像データの転送や各種動作コマンドを送信することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のデジタルカメラでは、通信モードによる外部機器とのデータ送受信中に誤って通信ケーブルを外してしまったり、記録メディアを抜き去ってしまうなどの誤操作が生じやすかった。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、外部機器との通信中にユーザーによる誤操作を予防し得る電子カメラを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、撮像素子と、前記撮像素子を介して撮像した画像を記録する記録手段と、有線又は無線の通信によって外部機器と情報の授受が可能な通信手段と、を有する電子カメラにおいて、該電子カメラは、撮影時又は再生時に利用される情報表示手段、及び、画像表示手段のうち少なくとも一つの表示手段と、ファインダーランプと、電池と、電源入力端子と、該電源入力端子に対する外部電源の接続の有無を検出する外部電源検出手段と、を有し、前記表示手段と前記ファインダーランプは、前記通信手段を介した情報の送受信中に当該電子カメラが通信中であることを示すアクセス情報を提示するためのアクセス情報提示手段として兼用され、前記外部電源検出手段により前記電源入力端子を介して外部から電力が供給されることが検知された場合に限り、前記表示手段が、前記アクセス情報提示手段として兼用されて、通信状況を知らせるメッセージ、転送時間の情報、又は、転送中の画像内容を表示し、前記電池から電力の供給を得ているときは、前記ファインダーランプが、前記アクセス情報提示手段として兼用されることを特徴としている。
また、前記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、撮像素子と、前記撮像素子を介して撮像した画像を記録する記録手段と、有線又は無線の通信によって外部機器と情報の授受が可能な通信手段と、を有する電子カメラにおいて、該電子カメラは、撮影時又は再生時に利用される情報表示手段、及び、画像表示手段のうち少なくとも一つの表示手段と、セルフタイマーランプと、電池と、電源入力端子と、該電源入力端子に対する外部電源の接続の有無を検出する外部電源検出手段と、を有し、前記表示手段と前記セルフタイマーランプは、前記通信手段を介した情報の送受信中に当該電子カメラが通信中であることを示すアクセス情報を提示するためのアクセス情報提示手段として兼用され、前記外部電源検出手段により前記電源入力端子を介して外部から電力が供給されることが検知された場合に限り、前記表示手段が、前記アクセス情報提示手段として兼用されて、通信状況を知らせるメッセージ、転送時間の情報、又は、転送中の画像内容を表示し、前記電池から電力の供給を得ているときは、前記セルフタイマーランプが、前記アクセス情報提示手段として兼用されることを特徴としている。
また、前記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、撮像素子と、前記撮像素子を介して撮像した画像を記録する記録手段と、有線又は無線の通信によって外部機器と情報の授受が可能な通信手段と、を有する電子カメラにおいて、該電子カメラは、撮影時又は再生時に利用される情報表示手段、及び、画像表示手段のうち少なくとも一つの表示手段と、スピーカと、電池と、電源入力端子と、該電源入力端子に対する外部電源の接続の有無を検出する外部電源検出手段と、を有し、前記表示手段と前記スピーカは、前記通信手段を介した情報の送受信中に当該電子カメラが通信中であることを示すアクセス情報を提示するためのアクセス情報提示手段として兼用され、前記外部電源検出手段により前記電源入力端子を介して外部から電力が供給されることが検知された場合に限り、前記表示手段が、前記アクセス情報提示手段として兼用されて、通信状況を知らせるメッセージ、転送時間の情報、又は、転送中の画像内容を表示し、前記電池から電力の供給を得ているときは、前記スピーカが、前記アクセス情報提示手段として兼用されることを特徴としている。
また、前記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の電子カメラにおいて、前記ファインダーランプは、少なくとも撮影準備の完了時、撮影注意時、前記記録手段の記録動作中、及び、システムのエラー発生時に点灯・点滅することを特徴としている。
【0007】
本発明によれば、通信手段によって電子カメラと外部機器が通信可能に接続され、両者間で画像や指令などのデータの送受信が行われる。カメラは撮影機能若しくは再生機能に必要手段として、ファインダーランプやセルフタイマーランプのような情報提示手段や、液晶モニターなどの画像表示手段、スピーカーのような音声出力手段操作キーの機能表示部、及びスピーカーのうち少なくとも一つの手段を具備する。かかるカメラ付属の手段がアクセスランプに相当するアクセス情報提示手段としての機能を兼備し、通信モードによるメディアアクセス時などには、所定の表示や音声出力を行って通信中である旨をユーザーに知らせる。これにより、別途専用の手段を付加する必要がなく、ユーザーは電子カメラが通信動作中であることを容易に把握することができる。
【0009】
特に、前記カメラ付属の手段として、撮影画像や再生画像を表示する画像表示手段を適用した場合、当該電子カメラの通信時には前記画像表示手段の画面に通信中である旨のメッセージ、転送中の画像内容、転送時間の情報のうち少なくとも一つを前記アクセス情報として表示する態様がある。
【0010】
更に、電源入力端子と、該電源入力端子に対する外部電源の接続の有無を検出する外部電源検出手段とを付加し、前記外部電源検出手段により前記電源入力端子を介して外部から電力が供給されることが検知されたことを条件に、前記画像表示手段をアクセス情報提示手段として活用する態様がある。
【0011】
バッテリー(内部電源)から電源供給を受ける場合は、ファインダーランプ、セルフタイマーランプなど、消費電流の少ない手段を用いてアクセス情報提示することが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る電子カメラの好ましい実施の形態について詳説する。
【0013】
図1は本発明が適用されるデジタルカメラの正面図、図2はその平面図である。このカメラ10は、動画・静止画及び音声の記録再生が可能なデジタルカメラであり、カメラ前面にはレンズバリア12、ファインダー窓14、ストロボ調光センサ16、セルフタイマーランプ18、マイク部20が設けられている。レンズバリア12の背後には撮影レンズ(図1中不図示)が配設されており、撮影時にはレンズバリア12がスライドして本体内側の所定の退避位置(開位置)に移動することにより撮影レンズが現れる。
【0014】
撮影レンズの後方には撮像素子としてのCCDイメージセンサ(図1中不図示、図5中符号66として記載、以下、CCDという。)が配置され、該CCD66から読み出された画像信号は所定の信号処理を経てテジタル画像データに変換される。また、図1には示されていないが、カメラ10の側面(図1において右側面)には、メモリカードの挿入口(カードスロット)、スピーカー部、映像出力端子(VIDEO OUT)、シリアル通信端子、USB端子及び電源入力端子(例えば、DC IN 3V用の端子) が設けられている。図1中符号22はカードスロットの蓋(カード蓋)、24はグリップ部、26はストラップ取り付け部、28は電池蓋である。
【0015】
また、カメラ10の上面にはレリーズボタン30、モードダイヤル32及びポップアップ式のストロボ発光装置34が設けられている。レリーズボタン30は、画像の記録開始を指示する手段であり、動画記録時には録画開始と録画停止を指示する録画ボタンとして兼用される。モードダイヤル32はレリーズボタン30の外周に回動自在に設けられたダイヤルスイッチであり、このダイヤルを回して指標35に合わせて停止させることにより、カメラ10のモードを変更することができる。リング形のモードダイヤル32の内側にレリーズボタン30を配置する構造によって、これら操作部材をスペース効率よくカメラ本体に設けることができる。
【0016】
図3はカメラ10の背面図である。カメラ10の背面には、ファインダー36、液晶モニター38、電源スイッチ40、モード選択レバー42、十字キー44、ドットマトリックス液晶表示部(以下、ドットマトリックス液晶という。)46、シフトキー48、表示キー50、メニュー/実行キー52、キャンセルキー54等が設けられている。
【0017】
液晶モニター38は、カラー液晶ディスプレイで構成されており、CCDを介して取り込まれる画像やメモリカードから読み出した再生画像が表示されるとともに、モード情報、電池残量警告、撮影日時、標準撮影可能枚数、再生コマ番号などの各種情報も表示される。
【0018】
電源スイッチ40はプッシュスイッチで構成され、該スイッチを押すことによりカメラ10の電源をON/OFFできる。カメラ10はオートパワーオフ機能を有し、無操作状態が所定時間(例えば2分間)継続した場合、電源を自動的にオフするようになっている。オートパワーオフの作動時間はユーザーが設定できるようになっている。オートパワーオフ機能によってパワーオフされた状態から復帰させるには、電源スイッチ40を再押しすればよい。
【0019】
モード選択レバー42は、撮影系モードと再生系モードを選択切り換えするための手段である。このモード選択レバー42は、電源スイッチ40の外周に回動自在に支持され、撮影系モード位置(上側停止位置)と再生系モード位置(下側停止位置)の2つの位置で停止可能なレバースイッチで構成されている。
【0020】
十字キー44は、上キー44U、下キー44D、左キー44L、及び右キー44Rの4つのプッシュスイッチからなり、これら4つのキーは同一円周上に沿って対称的な位置関係で配置されている。十字キー44の内側に円形の窓部56が形成されており、この窓部56にドットマトリックス液晶46が設けられている。ドットマトリックス液晶46のデバイス自体は窓部56よりも大きい正方形状の表示面を有しているが、前記窓部56によって表示範囲が制限されている。
【0021】
ドットマトリックス液晶46には、上下左右の各キー44U、44D、44L、44Rの機能及びモード状態などが表示される。詳細な表示形態については後述するが、ドットマトリックス液晶46の表示面は、各キー44U、44D、44L、44Rの近傍に位置する上表示部46U、下表示部46D、左表示部46L、右表示部46R及びこれらの中央に位置する中央表示部46Cの5つの表示エリアに区分され(図7(a)参照)、上下左右の各表示部には十字キー44の各キー44U、44D、44L、44Rの機能に関するマーク及び該当する場合にはそのキーによって設定されている状態を表すマークが表示され、前記中央表示部46Cにはカメラ10の動作モード(主モード)を表すマークが表示される。
【0022】
ドットマトリックス液晶46と液晶モニター38の表示制御はリンク(連動)しており、十字キー44の内側にドットマトリックス液晶46が配置されて成る表示機能付き操作部により多機能操作部が実現されている。
【0023】
シフトキー48は、十字キー44その他のキースイッチの機能を更に拡張するためのプッシュスイッチである。必要に応じてシフトキー48を押すと、液晶モニター38にはシフトキーを用いる拡張操作の案内を示すシフトガイダンスがオンスクリーン表示される。ユーザーはそのガイダンスにしたがって所定のキー操作を行うことにより、例えば、モニターの明るさ調整などの種々の設定入力が可能である。
【0024】
表示キー50は、撮影モード時に液晶モニター38の表示をON/OFF切り替えするためのスイッチである。再生モード時には該キー50を一回押す毎に、「一コマ再生のオンスクリーンディスプレイ(OSD)表示」→「一コマ再生のOSD表示なし」→「マルチ再生(3秒間のOSD表示付き)」とサイクリックに循環する。ただし、メニュー表示中は「一コマ再生」←→「マルチ再生」と切り換わる。
【0025】
撮影モードにおいて、表示キー50を押下操作すると液晶モニター38の表示をON/OFFでき、ファインダー36を覗いて画角合わせを行う省電力撮影モードとすることができる。ただし、マクロモード時には液晶モニター38をOFFすることはできないようになっている。
【0026】
ファインダー36の脇にはファインダーランプ58が配設されており、該ランプの点灯色と点灯状態(点灯/点滅)の組み合わせによってカメラ10の動作状況や状態を表すようになっている。
【0027】
メニュー/実行キー52は、各モードの通常画面からメニュー画面へ遷移させる時、或いは、各モードのメニュー画面においては、選択項目を有効にして通常画面(メニュー階層が複数にわたっている場合には、ひとつ前の画面)に遷移させる時などに使用される。具体的には、撮影モード及び再生モード時のメニュー表示、選択項目の確定、消去項目の選択確定と消去実行、プロテクト項目の選択確定と実行、プリント指定項目の選択確定と実行、メニュー項目の選択確定、日時設定の選択確定、撮影メニューへの復帰などの場合に使用される。
【0028】
キャンセルキー54は、メニューから選んだ項目の取消(キャンセル)や一つ前の操作状態に戻る(undo) 時などに使用される。
【0029】
モード選択レバー42と十字キー44の左キー44Lの間の領域には、指置き部60に相当する小さな突起列がエンボス状に形成されている。この指置き部60は十字キー44その他の各操作部を操作するときに親指が移動する範囲の略中央位置に設けられており、親指を置いておく場所として適しているとともに、カメラ10を安定して保持することができる位置でもある。
【0030】
図4はモードダイヤル32の拡大図である。モードダイヤル32は、セットアップモード、ムービー撮影モード、連写モード、マニュアル撮影モード、オート撮影モード、人物撮影(ポートレート)モード、風景撮影モード、夜景撮影モードの各種モードを選択切り換えするための手段である。モードダイヤル32の上面には各モードを表すシンボルマーク(モードを象徴する絵文字や記号若しくはこれらの組み合わせ)が付されており、希望するモードのマークを前記指標35の位置に合わせると、そのモードに設定される。
【0031】
例えば、セットアップモードが選択されると、液晶モニター38にセットアップ画面が表示される。セットアップメニューには、記録画質(クオリティー)、画素数、立ち上げ時の液晶モニター38のON/OFF選択、オートパワーオフ時間、オープニング画面の表示設定、日時設定などの各種設定項目がある。
【0032】
撮影者は十字キー44の上/下キー44U、44Dを操作して、セットアップ画面から変更したい項目を選択し、左/右キー44L、44Rで設定内容を変更してから実行キー52で確定を行う。
【0033】
例えば、クオリティーの設定項目では、撮影の目的に合わせて、ファイン、ノーマル、ベーシックの3種類の画質(記録圧縮率)を選択することができ、ファインは1/4(JPEG)圧縮、ノーマルは1/8(JPEG)圧縮、ベーシックは1/16(JPEG)圧縮となる。ピクセルの設定では、2400×1800、1280×960、640×480の何れかを選択できる。オートパワーオフ時間の設定では、5分、2分、又はオートパワー機能OFFの何れかを選択できる。オープニング画面の設定では、電源ON時に液晶モニターに所定のオープニング画面を表示させる「ON設定」と、オープニング画面を表示させない「OFF設定」の選択が可能であり、また「画面登録」を選択すると、オープニング画面として表示させる画像を登録・変更することができる。
【0034】
図5はカメラ10のブロック図である。レンズバリア12の背後に配置されている撮影光学系62は、3倍ズームレンズ(例えばf=7.4mm〜22mm:35mmカメラ換算で35mm〜105mm相当)、絞り及びメカシャッターを含む。レンズバリア12を開閉駆動させる手段には、ズームモータを備えたズーム駆動手段63が兼用されている。
【0035】
ファインダー36には前記撮影光学系62に連動するズームファインダーが用いられている。ファインダーランプ58は、赤色発光ダイオード(LED)58Rと、緑色発光LED58Gの2つのLEDからなり、カメラ10の動作状況に応じてこれらLED58R、58Gが点灯/点滅、若しくは同時点灯/同時点滅制御がされ、赤、緑、橙色の3色の点灯/点滅の表示が行われる。
【0036】
撮影光学系62を介して入射した光は、光学ローパスフィルター64を通してCCD66の受光面に結像される。CCD66は、感光画素に相当する受光センサが蜂の巣型に二次元的に配列されてなるハニカム構造を有し、カラーフィルターはいわゆる「斜めベイヤー配列」の配列形態が採用されている。もちろん、Gストライプやベイヤー配列など周知構造のCCDを適用してもよい。
【0037】
CCD66には、シャッターゲートを介してシャッタードレインが設けられており、シャッターゲートをシャッターゲートパルスによって駆動することにより、蓄積した信号電荷をシャッタードレインに掃き出すことができる。すなわち、CCD66は、シャッターゲートパルスによって各センサに蓄積される電荷の蓄積時間(シャッタースピード)を制御する、いわゆる電子シャッター機能を有している。
【0038】
CCD66の受光面に結像された被写体像は、各受光センサで入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。このようにして蓄積された信号電荷は、CCD駆動回路68から加えられるCCD駆動パルスによって読み出され、信号電荷に応じた電圧信号(アナログ画像信号)として順次CCD66から出力される。
【0039】
CCD66から読み出された信号は、アナログ処理部70に加えられる。アナログ処理部70はサンプリングホールド回路やゲイン調整回路を含み、CCD66から出力された画像信号はアナログ処理部70において相関二重サンプリング(CDS)処理並びにR,G,Bの各色信号に色分離処理され、各色信号の信号レベルの調整(プリホワイトバランス処理)が行われる。
【0040】
アナログ処理部70から出力された信号は、A/Dコンバータ72においてR,G,Bのデジタル信号に変換された後、信号処理IC74内の内蔵バッファ76、I/Oバスインターフェース78、チップバスインターフェース80を経由してSDRAM82に格納される。内蔵バッファ76は、表示系の画面サイズに合わせて画素数の間引き処理を行うために利用される。SDRAM82は画像メモリとして用いられる。
【0041】
CCD駆動回路68、アナログ処理部70及びA/Dコンバータ72には、タイミングジェネレータ84からタイミング信号が与えられ、このタイミング信号によってこれら回路の同期がとられている。
【0042】
SDRAM82に記憶されたデータはバス86を介してオート演算部88に送られるとともに、信号処理部90へ送られる。オート演算部88は、入力された画像信号に基づいて焦点評価演算やAE演算などの各種演算を行い、その演算結果をシステムコントローラ92に伝える。システムコントローラ92は、オート演算部88から受入する演算結果に基づいてAFモータを含むAF駆動手段94及びシャッター/アイリスモータを含むシャッター/アイリス駆動手段96を制御してフォーカスレンズを合焦位置に移動させるとともに、絞りを適正絞り値に設定してメカシャッター並びにCCD66の電子シャッターを制御する。
【0043】
例えば、AF制御には、G信号の高周波成分が最大になるようにフォーカスレンズを移動させるコントラストAF方式が採用される。AE制御には、1フレームのR、G、B信号を積算した積算値に基づいて被写体輝度(撮影EV)を求め、この撮影EVに基づいて絞り値とシャッタースピードを決定し、シャッター/アイリス駆動手段96を介して絞りを駆動するとともに、決定したシャッタースピードとなるように電子シャッターによってCCD66の電荷の蓄積時間を制御する。したがって、カメラ10の撮影レンズを被写体に向けるだけで、最適な露出調整が行われるとともに、ピント合わせが自動的に行われる。
【0044】
撮影記録時においては、レリーズボタン30の「半押し」時に上述した測光動作を複数回繰り返して正確な撮影EVを求め、この撮影EVに基づいて撮影時の絞り値とシャッタースピードを最終的に決定する。そして、レリーズボタン30の「全押し」時に前記最終的に決定した絞り値になるように絞りを駆動し、また、決定したシャッタースピードとなるように電子シャッターによって電荷の蓄積時間を制御する。なお、AE、AFはCCD66から取得される画像信号に基づいて制御する方法の他、周知の測光センサやAF投光/受光センサからなる測距センサ等を用いてもよい。
【0045】
信号処理部90は輝度・色差信号変換回路やガンマ補正回路等を含むデジタル信号処理ブロックである。信号処理部90に入力されたRGBデータは、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,Cb 信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、再びSDRAM82に書き戻される。
【0046】
SDRAM82に格納された輝度・色差信号(YC信号と略記する)は、バス86を介してVRAM94に供給される。VRAM94に記憶されたデータはエンコーダ96に送られ、ここでキャラクタジェネレータ98から供給される文字や記号のデータとともに表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換される。
【0047】
エンコーダ98の出力はD/A変換器100とLCDコントローラ102に供給される。D/A変換器100でアナログ信号に変換された画像信号はLCD制御部104に供給され、液晶モニター38に画像が出力される。液晶モニター38にはバックライト106が設けられ、モニター表示のON/OFFに連動してバックライト106がON/OFFされる。なお、表示手段は液晶ディスプレイに限らず、カラー表示可能な他の表示装置を適用してもよい。
【0048】
また、D/A変換器100の出力はローパスフィルター108と75Ωドライバ110を経由して映像出力端子(VIDEO OUT ) 112より外部出力可能である。
【0049】
CCD66から出力される画像信号によって画像データが定期的に書き換えられ、その画像データから生成される映像信号が液晶モニター38に供給されることにより、CCD66が捉える画像がリアルタイムに動画像(ライブ画像)として、又はリアルタイムではないが、ほぼ連続した画像として液晶モニター38に表示される。
【0050】
液晶モニター38は電子ビューファインダーとして利用でき、撮影者は液晶モニター38の表示画像又はファインダー36によって撮影画角を確認することができる。レリーズボタン30の押下操作など所定の記録指示(撮影開始指示)操作に呼応して、記録用の画像データの取り込みが開始される。
【0051】
撮影者がレリーズボタン30から撮影記録の指示を入力すると、システムコントローラ92は、JPEG演算部(圧縮伸張回路に相当)114にコマンドを送り、これによりJPEG演算部114はSDRAM82上の画像データをJPEGその他の所定の形式に従って圧縮する。圧縮された画像データはメディアコントローラ116を経由してカードインターフェース118に供給され、該カードインターフェース118に装着されているメモリカード120に記録される。
【0052】
なお、非圧縮の画像データを記録するモード(非圧縮モード)が選択されている場合には、JPEG演算部114による圧縮処理を実施せずに、非圧縮のまま画像データがメモリカード120に記録される。
【0053】
JPEG演算部114は静止画圧縮処理と動画圧縮処理の両処理機能を有し、動画はモーションJPEG方式により記録される。もちろん、MPEG、MPEG2その他の記録方式を採用してもよい。
【0054】
本例のデジタルカメラ10は、画像データを保存する記録手段としてメモリカード120が用いられている。具体的には、例えばスマートメディア(Solid-State Floppy Disk Card)が適用される。記録メディアの形態は上記のものに限らず、PCカード、マイクロドライブ、マルチメディアカード(MMC)、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなど種々の形態が可能であり、使用される媒体に応じた信号処理手段とインターフェースが適用される。
【0055】
再生モード時にはメモリカード120から読み出された画像データがJPEG演算部114によって伸張処理され、VRAM94、エンコーダ96及びD/A変換器100を介して液晶モニター38に出力される。
【0056】
バス86にはシリアル入/出力部122が接続されており、シリアル通信インターフェース124を介して、図示せぬ外部機器とのデータの送受信が可能となっている。また、前記シリアル入/出力部122にはドットマトリックス液晶46を制御するLCDコントローラ126、電子ボリューム付きのD/A変換器128及びEEPROM130が接続されている。
【0057】
システムコントローラ92やCPUブロック132から出力される指令信号のうちCCD駆動回路68に与える電子シャッター制御指令、ストロボ発光装置34のガイドナンバー選択指令、及びLCD制御部104への指令などは前記電子ボリューム付きのD/A変換器128を経由してアナログ信号に変換された指令信号が与えられる。
【0058】
バス86には上述した回路ブロックの他に、クロックコントローラ134、プログラマブル入出力ポート136、A/Dコンバータ138、キーオンコントローラ140、マルチファンクションタイマ142、ウォッチドックタイマ144、割り込みコントローラ146、DMAコントローラ148が接続されており、各回路ブロックはI/Oバスインターフェース78を介してCPUブロック132と接続されている。
【0059】
CPUブロック132は、カメラ10の各回路を統括制御する制御部(制御手段)であり、CPUコア150、キャシュメモリ151、内蔵DRAM152から構成される。CPUブロック132はI/Oコントローラ154及びSDRAMコントローラ155と接続されるとともに、チップバスインターフェース80を介して、前記SDRAM82、フラッシュROM156、USBドライバ158と接続されている。USB端子160にケーブルを接続することにより、カメラ10はパソコンその他の図示せぬ外部機器との間でデータの送受信が可能である。
【0060】
CPUコア150は、操作部162、164や各種検出手段から受入する入力信号に基づき対応する回路の動作を制御する。すなわち、CPUコア150は、撮影光学系62のズーミング動作の制御、焦点調節(AF)動作の制御、自動露出調節(AE)の制御等を行うとともに、タイミングジェネレータ84を制御してCCD90の電荷の蓄積時間を制御する。また、CPUコア150はドットマトリックス液晶46の表示制御部としても機能する。
【0061】
操作部162は、十字キー44、シフトキー48、表示キー50、メニュー/実行キー52、キャンセルキー54を含むブロックであり、操作部164は、レリーズボタン30、モードダイヤル32、電源スイッチ40、モード選択レバー42に対応するスイッチを含むブロックである。電源スイッチ40を押すと、その信号がゲットアップ信号生成回路165に加えられ、該ゲットアップ信号生成回路165から信号処理IC74にゲットアップ信号が与えられてICが起動する。本例のカメラ10では操作部162、164がカメラ本体に配設されているが、操作部162、164に相当する部分をリモコン送信機としてカメラ本体と分離した構成にすることも可能である。
【0062】
カメラ10に設けられている検出手段としては、レンズバリア12の開閉状態を検知するためのバリアオープンスイッチ、ズームポジションを検出するセンサ(例えば、ポテンショメータやエンコーダで構成される。)、フォーカスレンズのホームポジションを検出するセンサ、メモリカード120の装着の有無を検出するカード検出スイッチ166、映像出力端子112にビデオケーブルが接続されたか否かの検出を行うケーブル接続検出手段などがある。
【0063】
ストロボ発光装置34は、発光部168、ストロボ調光センサ16、コンデンサ170、及びストロボ制御ユニット172から構成される。操作部162、164からの所定の操作に応じて低輝度時にストロボを自動的に発光させる「低輝度自動発光モード」、「赤目軽減モード」、被写体輝度にかかわらずストロボ発光させる「強制発光モード」、又はストロボ発光を禁止させる「発光禁止モード」に設定可能である。
【0064】
CPUブロック132はユーザーが選択したストロボモードに応じて、ストロボ制御ユニット172にコマンドを与える。ストロボ制御ユニット172は、CPUブロック132から加えられる指令に基づいてコンデンサ170の充電制御や発光部168(例えば、キセノン管)への放電(発光)タイミングを制御するとともに、ストロボ調光センサ16の検出結果に基づいて発光停止の制御を行う。ストロボ調光センサ16は、ストロボの発光によって照らされる被写体からの反射光を受光し、受光量に応じた電気信号に変換する受光素子が用いられている。ストロボ調光センサ16の検出信号は図示せぬ積分回路により積算され、積算受光量が所定の適正受光量に達した時にストロボの発光が停止される。
【0065】
カメラ10の電源は、電池174または外部電源入力端子176に接続される外部電源を用いることができる。電池174には例えば単三乾電池2本が用いられる。もちろん、専用の二次電池を使用するように設計することも可能である。
【0066】
使用される電源の種類は電池検知部178で検出され、その検出情報はCPUコア150に入力される。電池174又は外部電源入力端子176に接続される外部電源から提供される電力はDC/DCコンバータ180によって所要の電圧に変換され、所定の回路ブロックに電源供給される。
【0067】
また、カメラ10は、マイクロフォン182及びスピーカー184を備え、マイクロフォン182を介して入力された音声はA/Dコンバータ138を介してCPUコア150に入力される。また、CPUコア150が出力する音声データは電子ボリューム付きD/Aコンバータ128を介してスピーカー184に供給され、スピーカー184より音声として出力される。
【0068】
マイクロフォン182から入力した音声データもメモリカード120に記録することが可能であり、メモリカード120に記録されている音声をスピーカー184で再生することもできる。
【0069】
次に、上記の如く構成されたカメラ10の動作について説明する。
【0070】
図6乃至図9はムービー撮影時のカメラ動作を示す説明図である。モード選択レバー42を「撮影系モード」に設定し、モードダイヤル32を「ムービー撮影モード」に設定した状態で電源スイッチ40をON操作すると、カメラ10はムービー撮影モードで立ち上がる。
【0071】
オープニング画面の設定で「ON設定」が選択されている場合には、図6(a)に示すように、カメラ立ち上げ時にドットマトリックス液晶46に「Hello!」の文字が表示される。その後、図6(b)に示すように液晶モニター38に所定のオープニング画面が表示されると同時にドットマトリックス液晶46においてもムービー撮影モードであることを示すマーク(ムービーモードマーク)の表示に切り換わる。ムービーモードマークは、動画記録であることを象徴するように映画用カメラを図案化したマークと記録可能時間を秒単位で示した文字の組み合わせによって構成されている。
【0072】
なお、オープニング画面の設定がONの場合、電源スイッチ40をOFF操作すると、ドットマトリックス液晶46に「Bye!」の文字が表示されてから電源がOFFとなる。
【0073】
その一方、オープニング画面の設定で「OFF設定」が選択されている場合には、図6(c)に示すように、カメラ立ち上げ時にドットマトリックス液晶46にムービーモードマークが表示されるのみで、液晶モニター38はOFFのままとなる。
【0074】
図6(b)又は図6(c)の状態から所定時間経過後(例えば、1秒後)に図7(a)で示すように、ムービー撮影画面に切り換わる。この1秒の間にカメラ内部において所定の初期処理が行われ撮影可能状態にまで準備される。
【0075】
カメラ10がムービー撮影による記録可能な状態(スタンバイ中)に至ると、ドットマトリックス液晶46の中央表示部46Cにはムービーモードであることを示すマークが表示される。このとき、十字キー44の上キー44Uは光学ズームの望遠(テレ)操作機能、下キー44Dは光学ズームの広角(ワイド)操作機能、左キー44Lはマクロモードの設定と解除を行うマクロモード設定/解除機能が割り当てられている。
【0076】
これら各キー44U、44D、44L、44Rが担う機能をユーザーに提示すべく、ドットマトリックス液晶46の上表示部46Uにはズームアップマーク、下表示部46Dにはズームダウンマーク、左表示部46Lにはマクロモードマークが表示される。マクロモードマークについては、電源ON時にマクロモードはOFFの状態で立ち上がるため、現在のマクロモードの設定状態を示すようにマクロモードがOFFであることを象徴するマークが表示される。この状態で左キー44Lを押すとマクロモードがONとなり、左表示部46Lのマーク表示もマクロモードONであることを表すマークに切り換わる(図29(c)参照)。
【0077】
また、図7(a)に示すムービースタンバイ中、十字キー44の右キー44Rには機能が割り当てられていないので、ドットマトリックス液晶46の右表示部46Rは無表示(ブリンク)となる。これにより、ユーザーは右キー44Rが無効な操作キーであることを容易に認識できる。
【0078】
マクロモードの設定/解除機能を右キー44Rに割り当てることも可能ではあるが、カメラボディの端面から遠い、本体中心部寄りに位置する左キー44Lに割り当てる方が、意図しないキータッチ(誤操作)によるマクロモードのON/OFFを防止できる。このような操作性に配慮して、本例のカメラ10では左キー44Rがマクロモード設定/解除スイッチとなっている。
【0079】
スタンバイ中、液晶モニター38にはCCD66が捉えるスルー画が表示され、画面左上にムービー撮影モードであることを示すモード情報202、画面中央やや上に「スタンバイ」とう文字情報204、画面左下に年月日の情報206が表示される。この日付表示(206)は所定時間後(例えば3秒後)に消えて、図7(b)のような表示となる。セットアップにおいて日付設定がOFFとなっているときは、年月日の表示に代えて、「----,--,--」なる表示が点滅し、3秒後に消えるようになっている。
【0080】
図7(b)の状態で上キー44U又は下キー44Dを押すと、液晶モニター38の左脇にズーム位置を示すズームバー208が表示される。ズームバー208は垂直バーで表示され、上が望遠(テレ)側、下が広角(ワイド)側を示し、上キー44U、下キー44Dの配置関係に対応付けられている。ズームバー208の上端にはテレ側であることを示す「T」の文字が表示され、ズームバーの下端にはワイド側であることを示す「W」の文字が表示される。このズームバー208表示は、上キー44U又は下キー44Dを押下後、所定時間経過後(例えば3秒後)に自動的に消えるようになっている。
【0081】
また、図7(a)乃至(c)の何れかの状態にあるときシフトキー48を押すと、図8(a)に示すようなシフトガイダンス画面に移行する。このとき、液晶モニター38の画面左上には「シフトガイダンス」という文字情報210が表示されるとともに、画面中央部分に「モニター明るさ設定→〔シフト〕+〔表示〕」と表示される。この文字表示は、シフトキー48と表示キー50を連続押し(又は同時押し)することにより液晶モニター38の明るさを調整する画面に移行できることを案内する操作支援表示である。
【0082】
このシフトガイダンス画面の表示中、十字キー44には何も機能が割り当てられていないので、ドットマトリックス液晶46においては中央表示部46Cに主モードマークのみを表示し、上/下/左/右の各表示部46U、46D、46L、46Rは無表示となる。
【0083】
シフトガイダンス画面の案内に従って、シフトキー48と表示キー50を押すと、図8(b)のように液晶モニター38の画面に明るさ調整ブロック212が表示される。
【0084】
この明るさ調整ブロック212は、小さいブロック213が左から右に向かって一列に並ぶインジケータ形式で表示され、表示されるブロックの数で明るさの程度を表すようになっている。十字キー44の左キー44Lが明るさダウン(−)、右キー44Rが明るさアップ(+)の機能を有し、これに対応してドットマトリックス液晶46の左表示部44Lには左矢印三角マーク、右表示部44Rには右矢印三角マークがそれぞれ表示される。
【0085】
左キー46Lを押せばブロック213が増えて明るさがアップし、右キー46Rを押すとブロック213の数が減ってモニター画面が暗くなる。上キー44U及び下キー44Dには機能が割り当てられていないので、ドットマトリックス液晶46の上表示部46U、下表示部46Dは無表示となる。また、中央表示部46Cには現在の撮影モードであるムービーモードマークが表示され、記録可能時間を示す文字は消される。なお、明るさ調整中であることを示す特別なマークを中央表示部46Cに表示させてもよい。
【0086】
左キー44L又は右キーRを操作して、画面が適当な明るさになったところで、メニュー/実行キー52を押すと、その明るさ設定が確定する。また、キャンセルキー54を押すと明るさ調整の変更がキャンセルされ、元の設定に戻る。明るさ調整ブロック212の下には、「設定→〔実行〕」及び「取消→〔キャンセル〕」という操作ガイダンスが表示される。
【0087】
メニュー/実行キー52の押下又はキャンセルキー54の押下によって明るさの設定が終了すると図7(b)のスタンバイ状態に戻る。
【0088】
図7(b)で示したスタンバイ状態でレリーズボタン30が「全押し」され「S2 がON」すると、図9(a)で示すように、ムービー記録がスタートする。このとき液晶モニター38の画面右上には録画時間の情報214が秒単位で表示される。
【0089】
レリーズボタン30は録画停止キーを兼ねており、レリーズボタン30を2回目に押したとき(S1 オン時)に撮影終了となり、取り込み画像がメモリカード120に記録される。カード記録中は図9(b)に示すように液晶モニター38画面中に「カードに保存中」という文字が表示される。
【0090】
このとき、ドットマトリックス液晶46には中央表示部46Cにムービーモードマークが表示され、上下左右の表示部46U、46D、46L、46Rは無表示となる。メモリカード120への書き込み(画像の保存)処理が終了したら、図7(b)で説明したスタンバイ状態に戻る。
【0091】
もし、S2オン(撮影開始)後、すぐにレリーズボタン30が再押し操作され、S1がONした時(撮影終了時)には、所定の最低記録時間の記録を実行する。例えば、本例のカメラ10では1秒間に10フレームを記録するようになっており、後述する動画インデックス(25画面マルチ表示)との関係で最低3秒間の記録を行う仕様になっている。また、撮影中にメモリカード120が記録限界に達した時には、記録を停止して、そのまま自動記録処理を行う。
【0092】
次に、マニュアル撮影モードによる動作を説明する。
【0093】
モード選択レバー42を「撮影系モード」に設定し、モードダイヤル32で「マニュアル撮影モード」を選択すると、図6(a)で説明したドットマトリックス液晶46の表示内容に代えて、図10に示すような表示によってカメラ10が起動する。すなわち、ドットマトリックス液晶46において、マニュアル撮影モードであることを象徴する「M」という文字とカメラのマークの組み合わせからなるモードマークが表示される。
【0094】
かかるモードマークの下には標準撮影可能枚数、クオリティー表示(Nはノーマルであることを表す。)、更に画素数情報(2400は、2400×1800であることを表す)が表示される。このように、カメラ10の起動時にドットマトリックス液晶46において立ち上げ時のカメラ状態を示す表示が行われる。
【0095】
マニュアル撮影モードで撮影可能な状態となると、ドットマトリックス液晶46及び液晶モニター38の画面は図11(a)に示すような表示となる。
【0096】
ドットマトリックス液晶46の中央表示部46Cには、マニュアル撮影モードであることを示すモードマークと標準撮影可能枚数の数字が表示され、上表示部46Uにはズームアップマーク、下表示部46Dにはズームダウンマーク、左表示部46Lにはマクロモードマーク、右表示部にはストロボマークが表示される。
【0097】
つまり、十字キー44の上キー44Uは光学ズームの望遠(テレ)操作機能、下キー44Dは光学ズームの広角(ワイド)操作機能、左キー44Lはマクロモードの設定と解除を行うマクロモード設定/解除機能、右キー44Rはストロボモード設定機能が割り当てられている。
【0098】
図11(a)では、マクロOFF、ストロボモードは自動発光モードに設定されている様子を示している。この状態で左キー44Lを押すとマクロモードONの状態となり、左表示部46Lにマクロ設定がON状態であることを示すマーク(図29(c)参照)が表示される。また、右キー44Rを押す毎にストロボモードが「オート」→「赤目軽減」→「強制発光」→「発光禁止」→「オート」…とサイクリックに循環し、右表示部46Rにおいて各ストロボモードを表すシンボルマークの表示が変更される(図31参照)。
【0099】
液晶モニター38の画面左上には「マニュアル撮影」というモード情報216が表示され、その下に必要に応じて、マクロモードマーク、セルフタイマーマーク、マニュアルフォーカスマークが表示される。画面中央にはAFターゲットマーク218が表示され、画面左脇にはズームバー208が表示され、現在のズーム位置を視覚的に把握できる。
【0100】
画面下には左から順に液晶画面の明るさの設定状況、ストロボ光量の設定状況、ホワイトバランスの設定状況、ISO感度設定状況など各種設定状況が表示される。画面右上にはコマ番号が表示される。
【0101】
図11(a)の画面で画角を決めてレリーズボタン30を「半押し」(S1 オン)すると、画像の取り込みが行われ、図11(b)の画面に変わる。この時、液晶モニター38の画面はフリーズ表示となり、カメラ内部でAF処理及びAE処理が実行される。かかるAF処理、AE処理中、液晶モニター38の画面右上にカメラの内部処理状況のインフォメーションとして「!AF」と表示され、その後「!AE」という表示に入れ替わる。
【0102】
次いで、レリーズボタン30を「全押し」(S2 オン)すると、記録用の撮影(画像記録)が実行される。プレビューOFFに設定されている時は、メモリカード120に画像を保存後、図11(a)の撮影待機状態に戻る。
【0103】
その一方、プレビューONに設定されている時は、図11(b)の状態でレリーズボタン30を「全押し」(S2 オン)すると、記録用の撮影(画像記録)が実行され、図11(c)に示すプレビュー表示画面となる。液晶モニター38の画面左上には「プレビュー」という動作状態を示す情報220が表示され、画面下には、「記録→〔実行〕」及び「取消→〔キャンセル〕」という操作案内が表示される。
【0104】
また、プレビュー表示中は、十字キー44の上キー44Uが電子ズームの拡大キー、下キー44Dが電子ズームの縮小キーに割り当てられている。これに対応して、ドットマトリックス液晶46の上表示部46Uに拡大ズーム機能を意味するマーク(拡大鏡の中に+の記号)、下表示部46Dに縮小ズーム機能を意味するマーク(拡大鏡の中に−の記号)が表示される。
【0105】
十字キー44のうち、機能割り当ての無い左キー44L、右キー44Rについてはドットマトリックス液晶の左表示部46L、46Rは無表示となる。
【0106】
図11(c)の状態の時に上キー44U(又は下キー44D)を押すと、図11(d)に示すように、画面中の表示画像が拡大(下キー44Dを押下した場合には縮小)表示される。また、図には示さないが、ここでシフトキー48と十字キー44の何れかのキー(44U、44D、44L、又は44R)を同時押しすることにより、ズーム画面のまま表示範囲を移動(パンニング又はチルティング)させることができる。所望の画角でメニュー/実行キー52を押すと、現在表示されている画角の画像がメモリカード120に保存される。本例では4:3の画面比の画像を記録しているが、画面の縦横比を任意に、又は選択的に変更できるようにしてもよい。
【0107】
図11(c)又は(d)の画面の時にキャンセルキー54を押すと、画像の記録処理を実行せずに(a)のマニュアル撮影画面に戻る。なお、設定によっては、元の画像のみを記録したり、現在表示中の画角と元の画像を両方記録することも可能である。
【0108】
このようにプレビュー中にズーム拡大/縮小及び表示範囲の移動を可能にしたので、マニュアルフォーカスの時のピント合わせの確認に役立ち、撮影した画像をその場でトリミングして記録することができる。
【0109】
画素数1280×960の設定で撮像した場合、取り込み画像は1280のサイズでSDRAM82上にYCデータとして展開して保有されている。これを液晶モニター38に表示する場合には、内蔵バッファ76によって間引き処理し、640のサイズに変換したデータをVRAM94に供給している。したがって、プレビュー表示において拡大ズーム処理を行っても解像度を落とさずに表示できる。
【0110】
本例ではプレビュー画に対して、拡大/縮小、表示範囲の移動を指令できるように構成されているが、画面の回転や自由形状による画面の一部切り取りなどを指令できるように構成してもよい。
【0111】
図11(a)に示したマニュアル撮影画面でメニュー/実行キー52を押すと、図12及び図13に示す撮影設定メニューの画面に移行する。撮影設定メニューは、明るさ、ストロボ、ホワイトバランス、ISO感度、マニュアルフォーカス、測光パターン、シャープネス、プレビュー表示の8項目を有し、4項目ずつ2ページに分けて表示される。左キー44L又は右キー44Rの操作によって「プレビュー表示」←→「シャープネス」←→「測光」←→「マニュアルフォーカス」←→「明るさ」←→「ストロボ」←→「ホワイトバランス」←→「ISO感度」の8項目が順に切り換わる。
【0112】
図12に示すように、第1ページ目は、「明るさ」、「ストロボ」、「ホワイトバランス」、「ISO感度」の4項目からなり、液晶モニター38の画面下にこれら4項目のメニューバー222が表示され、各項目毎に複数の選択内容が用意されている。
【0113】
「明るさ」の項目では−0.6〜+0.6の範囲で0.3刻みに明るさを設定できる。「ストロボ」の項目では、−0.6〜+0.6の範囲で0.3刻みにストロボの明るさを設定できる。「ホワイトバランス」の項目では、ストロボ、曇り屋外、晴天屋外、室内のうちから一つを選択できる。「ISO感度」の項目では、200、400、800のうちから一つを選択できる。
【0114】
設定項目を左キー44L又は右キー44Rで選択し、設定内容を上キー44U又は下キー44Dで選択する。上キー44U又は下キー44Dにより設定内容を選択したらメニュー/実行キー52の押下によりその設定内容を確定する。
【0115】
メニュー項目を選択した時にポップアップ表示されるメニューバルーン(サブメニュー枠)223も、画面下のメニュー項目表示の配列順に合わせて左から順次シフトしていくようになっている。「ISO感度」の項目はメニュー移動の突き当たりとなっており、メニューは循環しない。したがって、図12(d)に示すように、「ISO感度」の項目を設定した時には、十字キー44の右キー44Rは無効となり、ドットマトリックス液晶46の右表示部46Rは無表示となる。メニューを循環させず、よく使う項目を移動の突き当たり(移動端)に設定しておくことで、その項目の位置で容易に停止させることができる。
【0116】
図12(a)の「明るさ」の設定画面で左キー44Lを押すと、図13(a)に示すように第2ページに移行する。図13に示すように、第2ページは「マニュアルフォーカス」、「測光」、「シャープネス」、「プレビュー表示」の4項目からなり、液晶モニター38の画面下にこれら4項目のメニューバー222が表示され、各項目毎に複数の選択内容が用意されている。
【0117】
「マニュアルフォーカス」の項目では、マニュアルフォーカスON又はOFFの何れかを選択できる。「測光」の項目では、画面全体を測光対象としてその全画面平均をとるアベレージ測光、画面の中央部分のみを測光対象とするスポット測光、又は画面を複数のエリアに分割して測光するマルチ測光のうち何れかの測光パターンを選択できる。「シャープネス」では「0」を基準として輪郭強調の度合いを−方向及び+方向に適当な範囲で設定することができる。「プレビュー表示」の項目では、プレビューを表示させるか否かのプレビューON又はOFFの何れかを選択できる。
【0118】
メニュー項目を左キー44L又は右キー44Rで選択し、設定内容を上キー44U又は下キー44Dで選択する。上キー44U又は下キー44Dにより設定内容を選択したらメニュー/実行キー52の押下によりその設定内容を確定する。
【0119】
メニュー項目を選択した時にポップアップ表示される各項目のメニューバルーン233も、画面下のメニュー項目表示の配列順に合わせて右から順次シフトしていくようになっている。「プレビュー表示」の項目は2ページ目のメニュー移動の突き当たりとなっており、メニューは循環しない。したがって、図13(d)に示すように、「プレビュー表示」の項目を設定した時には、十字キー44の左キー44Lは無効となり、ドットマトリックス液晶46の左表示部46Lは無表示となる。
【0120】
図11(a)で説明した撮影待機画面でメニュー/実行キー52を押した場合、デフォルトとして「明るさ」の設定メニューの表示画面(図12(a)となるが、以後、モードダイヤル32やモード選択レバー42によるモード切り換えを行っていない場合には、前回抜けたメニューから入ることになる。
【0121】
また、図11(a)、(c)又は図12及び図13に示したいずれかの画面の時にシフトキー48を押すと、図8で説明したシフトガイダンス画面となる。
【0122】
次に、オート撮影モードによる動作を説明する。
【0123】
モード選択レバー42を「撮影系モード」に設定し、モードダイヤル32を「オート撮影」に選択すると、図6(b),(c)で示したドットマトリックス液晶46の表示内容に代えて、図14に示すような表示によってカメラ10が立ち上がる。すなわち、ドットマトリックス液晶46においてオート撮影モードであることを象徴する「A」という文字とカメラを図案化したマークの組み合わせから成るマークが表示される。このモードマークとともに標準撮影可能枚数、クオリティー表示、画素数表示がなされる点は図10で説明したとおりである。
【0124】
オート撮影モードで撮影可能な状態となると、ドットマトリックス液晶46及び液晶モニター38において図15(a)に示すような表示となる。オート撮影モードの撮影待機状態では、十字キー44の上キー44Uは光学ズームの望遠(テレ)操作機能、下キー44Dは光学ズームの広角(ワイド)操作機能、左キー44Lはマクロモードの設定と解除を行うマクロモード設定/解除機能、右キー44Rはストロボモード設定機能が割り当てられており、ドットマトリックス液晶46の上/下/左/右の各表示部44U、44D、44L、44Rにそれぞれ対応する機能を示すマークが表示される。また、ドットマトリックス液晶46の中央表示部46Cには、オート撮影モードであることを示すモードマークと標準撮影可能枚数が表示される。
【0125】
液晶モニター38の画面左上には、「オート撮影」というモード情報230が表示され、その下に必要に応じてマクロモードマーク、セルフタイマーマークが表示されることになる。画面中央にAFターゲットマーク218が表示され、ズームキー(この場合、上キー44U又は下キー44D)を押すと、画面左脇にズームバー208が表示される。ズームバー208の表示はズームキーの押下後所定時間(例えば3秒間)表示されると自動的に消える。また、日付表示206は立ち上がり後所定時間経過したら(例えば、3秒後)自動的に消える。
【0126】
図15(a)のオート撮影画面でレリーズボタン30を押下(S1オン)すると、図15(b)に示すようにスタンバイ画面となる。ここで更にレリーズボタン30を「全押し」(S2 オン)すると、画像記録動作を実行する。撮影画像がメモリカード120に保存されると、図15(a)のオート撮影画面の状態に戻る。このオート撮影画面で表示キー50を押すと同図(c)乃至(e)に示すように撮影支援画面に移行する。
【0127】
このカメラ10にはベストフレーミング表示と呼ばれる撮影支援機能が設けられている。これは、撮影目的に合わせて液晶モニター38の画面にフレーミングの目安となる指標線(ベストフレーミング枠232という。)が表示され、撮影者はこのベストフレーミング枠232を参考にしながら画角合わせを行うことにより、良好な構図の写真が得られるというものである。
【0128】
図15(c)では風景撮影に適したベストフレーミング枠232が表示された様子が示されている。この画面においてシフトキー48を押すと十字キー44の機能が変更され、上キー44Uはベストフレーミング枠のパターンを選択する機能、下キー44Dはセルフタイマー設定機能、左キー44Lはリサイズ(画素数変更)機能、右キー44Rはクォリティー設定機能がそれぞれ割り当てられる。かかる機能割り当てに対応してドットマトリックス液晶46の上/下/左/右の各表示部46U、46D、46L、46Rも所定のマーク表示に切り換わる。
【0129】
図15(c)の状態からシフトキー48と上キー44Uを連続押しすると、図15(d)に示したように集合写真に適したベストフレーミング枠232の表示に切り換わり、十字キー44の機能も図15(a)で説明したのと同じ状態になる。図15(d)の画面でシフトキー48を押すと図15(c)で説明したように十字キー44機能が変更され、シフトキー48+上キー44Uの操作によって図15(e)に示すような人物撮影に適したベストフレーミング枠232が表示される。
【0130】
図15(c)乃至(e)の何れかの撮影支援画面を用いて構図を決めてから、レリーズボタン30を押下(S1オン)すると、同図(b)のスタンバイ画面となる。撮影支援画面からS1オンとなった時には、スタンバイ画面においてベストフレーミング枠232も表示される。スタンバイ画面(b)でレリーズボタン30を「全押し」(S2オン)すると記録動作が実行され、画像がメモリカード120に保存される。
【0131】
図15(c)乃至(e)の何れかの撮影支援画面の時に表示キー50を押すと、撮影支援機能から抜けて、図15(a)のオート撮影画面に戻る。
【0132】
次に再生モードについて説明する。
【0133】
モード選択レバー42を「再生系モード」に設定すると、図6(b)又は(c)で説明したドットマトリックス液晶46の表示内容に代えて、図16に示すような表示によってカメラ10が立ちあがる。すなわち、ドットマトリックス液晶46において再生モードであることを象徴する右向き三角マークのモードマークが表示される。
【0134】
再生モードでカメラ10が立ち上がると、メモリカード120内の最後の画像ファイル(最後に撮影した画像)が一コマ再生表示される。図17(a)には最後の画像ファイルが静止画ファイルである場合の再生表示例が示されている。液晶モニター38の画面左上には、再生モードであることを示すモード情報236が表示されるとともに、画面右上にコマ番号及びファイル名の情報238が表示される。また画面下には撮影日時が表示される。また、画面右脇には画像ファイルの付加情報として、誤消去防止(画像プロテクト)設定の情報や、プリント情報の有無を示すマークが表示される場合もある。
【0135】
一コマ再生時、十字キー44の上キー44Uは拡大ズームの指令、下キー44Dは縮小ズームの指令、左キー44Lはコマ戻し、右キー44Rはコマ送りの各機能が割り当てられる。これに応じてドットマトリックス液晶46の上/下/左右の各表示部46U、46D、46L、46Rにはそれれぞれキー44U、44D、44L、44Rの機能を示すマークが表示される。また、中央表示部46Cには再生モードであることを示すモードマークが表示される。
【0136】
図17(a)の画面で上キー44U又は下キー44Dを押すと、再生画面が拡大表示又は縮小表示される。例えば、上キー44Uを押すと図17(b)に示すように画像が拡大され、画面左脇にズームバー208が表示される。また、画面下には「ズーム移動→〔シフト〕+〔↑↓←→〕」なる操作案内が表示される。
【0137】
図17(b)の画面でシフトキー48を押すと同図(c)に示すシフトガイダンス画面に移行し、図8で説明したとおり、ガイダンスに従って液晶モニター38の明るさを調整できる。なお、シフトガイダンス中、十字キー44は無効となるのでドットマトリックス液晶46の上/下/左/右の各表示部46U、46D、46L、46Rは無表示となる。図17(b)及び(c)何れの画面においても、キャンセルキー48を押すことにより、図17(a)の一コマ再生画面に戻る。
【0138】
図17(b)の画面に示された操作案内にしたがってシフトキー48と上下左右の何れかのキー(44U、44D、44L、又は44R)を同時押しすることにより、図18(a)に示すようにズーム画面のまま表示範囲を移動させることができる。この場合、上下左右キー44U、44D、44L、又は44Rは表示範囲を移動させる方向指示キーとして機能し、ドットマトリックス液晶46の上下左右表示部46U、46D、46L、46Rには、それぞれ方向を示す三角マークが表示される。中央表示部46Cには画面の平行移動が可能であることを象徴するマークが表示される。
【0139】
また、液晶モニター38の画面においても上下左右の各移動可能方向を示す三角マーク240が表示され、画面左脇にズームバー208が表示される。ズーム移動の操作により、画面の端(例えば、画面の左端)に到達し、それ以上移動できない場合には、図18(b)に示すように、その方向を示す三角マークの表示が消えるとともに、ドットマトリックス液晶46において、当該方向の指示キーの表示が消える。これにより、画面移動の限界を容易に認識できる。このような画面移動の操作は、図11で説明したプレビュー画面の移動操作においても同様である。
【0140】
図18(a)又は(b)の画面でキャンセルキー54を押すと、元のサイズに戻り、図17(a)の一コマ再生表示に復帰する。なお、図17(a)の一コマ再生表示中にシフトキー54を押すと図8で説明したシフトガイダンス画面に移行し、モニターの明るさ調整が可能である。
【0141】
図19は再生静止画メニューの画面例を示す図である。図17(a)の静止画(一コマ)再生画面でメニュー/実行キー52を押すと、図19(a)の再生静止画メニューが表示される。メニューには「消去」、「オートプレイ」、「リサイズ」、「プロテクト」、「DPOF」、「地図再生」の6項目があり、各項目毎に複数の選択内容が用意されている。
【0142】
液晶モニター38の画面下にこれら項目を示すアイコン250が一列に配列されたメニューバーが表示され、左キー44L又は右キー44Rで項目を選択するとサブメニューのメニューバルーン252が表示される。メニユーバルーン252の表示位置は、画面下のメニュー項目を示すアイコン250の配列順に合わせて移動するようになっている。「消去」と「地図再生」の項目がメニュー移動の突き当たりになっており、「消去」から「地図再生」、「地図再生」から「消去」へは循環しない。
【0143】
左キー44L又は右キー44Rによってメニュー項目を選択し、サブメニューの中から設定内容を上キー44U又は下キー44Dで選択する。上キー44U又は下キー44Dにより設定内容を選択したらメニュー/実行キー52の押下によりその設定内容を確定する。
【0144】
図19(a)に示すように「消去」メニューを選択した時には十字キー44の左キー44Lは無効となり、ドットマトリックス液晶46の左表示部46Lは無表示となる。同様に図19(f)に「地図表示」メニューを選択した時には右キー44Rが無効となり、ドットマトリックス液晶46の右表示部46Rは無表示となる。なお、メニューの項目を循環させてもよく、この場合は、左/右キー44L、44Rは常に有効となり、ドットマトリックス液晶46において機能を示す表示がなされる。
【0145】
「消去」のメニューバルーン252には、「フォーマット」、「全コマ消去」「一コマ消去」の3つのサブメニューが含まれる。上/下キー44U、44Dでサブメニュー項目を選択してメニュー/実行キー52を押すと、それぞれの消去の実行の確認画面となり、その確認画面でさらにメニュー/実行キー52を押すことで、処理が実行される。画像プロテクトがかかっている画像については、一コマ消去、全コマ消去処理を実行しても消去されない。この場合、画像プロテクトを解除してから、一コマ消去、全コマ消去処理を実行する。
【0146】
「オートプレイ」はメモリカード120内の画像ファイルを1つずつ順番に自動再生するモードである。ただし、動画ファイルの場合には先頭コマの画像が代表画像として再生される。「オートプレイ」の項目では画面切換時のワイプパターンを設定でき、「ワイプなし」、「ワイプ1」、「ワイプ2」、「ワイプ3」の何れかを選択することができる。ワイプ1〜3にはそれぞれ所定のワイプパターンが定義されている。「リサイズ」の項目では画素数の変更が可能であり、「2400→1280」、「2400→640」、「1280→640」の何れかを選択できる。
【0147】
「プロテクト」のサブメニューには、「全コマ解除」、「全コマプロテクト」、「一コマ設定」の3つの選択項目が含まれている。上/下キー44U、44Dで所望の項目を選択してメニュー/実行キー52を押すと、それぞれのプロテクト処理の実行の確認画面となり、その確認画面で更にメニュー/実行キー52を押すことで、プロテクト処理が実行される。
【0148】
「DPOF」のサブメニューには、「全コマ指定/解除」、「確認/解除」、「一コマ指定」、「日付有り」の選択項目が含まれている。DPOF(Digital Print Order Format) の規格は、メモリカード120その他の記録媒体に記録した各画像について印画時のプリント枚数やトリミング等のプリント内容に関する指示(プリント情報)を決められたパラメータ、書式で記載した印画注文ファイルとしてその記録媒体に記録しておくものである。印画注文ファイルを予めデジタルカメラやパソコン等で作成し記録媒体に記録しておくことで、ラボ注文時やプリント装置での印画時においてプリント内容の指定を不要にすることができる。「地図再生」では、複数の地図データの中から所望の地図データを選択して、その選択に係る地図を液晶モニター38に表示させることができる。
【0149】
次に、動画再生について説明する。カメラ10を再生モードで立ち上げた時に、メモリカード120の最後の画像ファイルが動画ファイルである場合には、図20(a)に示すようなムービー再生待機画面の表示となる。
【0150】
ムービー再生待機画面は、動画ファイルの先頭フレームの画像が表示されるとともに、画面左上にムービーモードマーク260が表示され、画面下に動作表示マーク262が表示される。動作表示マーク262は、左から、画コマ戻し、巻戻し、逆再生、停止、一時停止、再生、早送り、画コマ送りの順に配列されており、十字キー44の操作に応じて動作状況を示すマークの色が変わって状態を表示するようになっている。
【0151】
十字キー44は、上キー44Uがストップ、下キー44Dが再生/一時停止、左キー44Lは画コマ戻し、右キー44Rは画コマ送りの操作キーとして機能する。ドットマトリックス液晶46の上/下/左/右表示部46U、46D、46L、46Rには各キーの機能を表すマークが表示され、中央表示部46Cにはムービーモードマークが表示される。
【0152】
図20(a)のムービー再生待機画面で下キー44Dが押されると、再生処理がスタートする。図20(b)に示したように、メモリカード120から再生用データを読み込み中、液晶モニター38は一時的に画面が暗くなり、中央に砂時計マーク264が表示される。
【0153】
読み込みが終了すると、図20(c)に示すように、動画ファイルが再生される。再生中、動作表示マーク262の再生マーク266の色が変わるとともに、画面下にファイルの再生経過を示すタイムバー268が表示される。また、動画ファイル再生中にはドットマトリックス液晶46の中央表示部46Cには、動画再生中であることを示す三角マークが表示される。動画再生中、上キー44Uはストップ、下キー44Dは再生/一時停止、左キー44Lは巻戻し、右キー44Rは早送りの機能が割り当てられ、ドットマトリックス液晶46の上/下/左/右表示部46U、46D、46L、46Rには各キーの機能を表すマークが表示される。
【0154】
図20(c)に示す動画再生中に上キー44U(ストップキー)を押すと再生処理を停止して、先頭フレームに戻る。動画再生途中で繰り返し先頭から再生することができる。
【0155】
図20(c)に示す動画再生中に下キー44Dを押すと、図21(a)に示すように、ムービー再生が一時停止状態となる。この時、液晶モニター38画面下における動作表示マーク262の一時停止マーク270の色が変わり、ドットマトリックス液晶46の中央表示部46Cにも一時停止マークが表示される。一時停止中、十字キー44の左キー44Lはコマ戻し、右キー44Rはコマ送りの操作キーとして機能するので、ドットマトリックス液晶46の左/右表示部46L、46Rにおいてそれぞれ所定のマークが表示される。
【0156】
この一時停止画面でシフトキー48を押すと、図21(b)に示すように、ドットマトリックス液晶46の下表示部46Dにおいて再生マークの三角アイコンの向きが反転し、下キー44Dに逆再生キーとして機能が割り当てられる。左キー44Lと右キー44Rは無効なキーとなるため、ドットマトリックス液晶46の左/右表示部46L、46Rは無表示となる。
【0157】
図21(b)で示した状態の時に下キー44Dを押すと、一時停止の状態から逆再生がスタートする。図21(c)に示すように、逆再生中は動作表示マーク262の逆再生マーク272の色が変わり、ドットマトリックス液晶46の中央表示部46Cにも逆再生中であることを示す三角マーク(逆再生マーク)が表示される。また、逆再生中には、十字キー44の左キー44Lは巻戻し、右キー44Rは早送りの操作キーとして機能するため、ドットマトリックス液晶46の左/右表示部46L、46Rにおいて機能を表すマークが表示される。
【0158】
図20(c)の動画再生中にシフトキー48を押してシフトガイダンスを呼び出すとムービー再生は一時停止となる。また、図20(a)のムービー再生待機の画面でシフトキー48を押した場合にもシフトガイダンス画面となり、図8で説明した通り、モニターの明るさ調整が可能である。
【0159】
図22は再生動画メニューの操作手順を示す図である。
【0160】
図20(a)で説明したムービー再生待機中に、メニュー/実行キー52を押すと、図22(a)の再生動画メニュー画面となる。再生動画メニューは、「消去」、「インデックス」、「プロテクト」の3項目を含む。液晶モニター38の画面下にこれら項目を示すアイコン280が一列に配列されたメニューバーが表示され、左キー44L又は右キー44Rで項目を選択するとサブメニューのメニューバルーン282が表示される。メニューバルーン282の表示位置はアイコン280の配列順に合わせて移動するようになっている。「消去」と「プロテクト」が移動の突き当たりになっており、「消去」から「プロテクト」、「プロテクト」から「消去」は循環しない。
【0161】
このため、「消去」時には左キー44Lが無効となり、ドットマトリックス液晶46の左表示部46Lは無表示となる(図22(a))。同様に「プロテクト」時には右キー44Rが無効となり、右表示部46Rは無表示となる(図22(c))。なお、メニュー項目を循環させてもよく、この場合、左/右キー44L、44Rは常に有効となり、ドットマトリックス液晶46において機能表示が示される。
【0162】
「消去」及び「プロテクト」の選択操作については図19で説明した通りである。図22(b)に示すように、「インデックス作成」メニューを選択するとインデックス作成の実行有無を問うサブメニューが表示される。
【0163】
十字キー44の上キー44U又は下キー44Dによって「実行」を選択し、メニュー/実行キー52を押すと、図23(a)に示すようなインデックス画(動画インデックスという。)が表示される。このインデックス画は、動画ファイル内のフレーム画像から適当な時間間隔で代表フレームが抽出され、液晶モニター38上に5×5の25フレームの縮小画像として配列表示されるものである。
【0164】
なお、動画インデックスの表示形態は5×5の25画面マルチ表示に限らず、4×4の16画面マルチ表示、3×3の9画面マルチ表示などの形式でもよい。
【0165】
動画ファイルからインデックス画用のフレームを抽出する方法としては、例えば、動画ファイル内の全コマ数と、前記インデックス画の中に配列させる縮小画像の画像数(この場合25)の関係から、およそ等しいコマ数間隔毎に1つのコマを抽出し、若しくは間引くようにコマの抽出割合又は間引き割合が算出される。
【0166】
動画の最低記録時間が3秒であり、1秒間に10フレームの動画記録を行う場合、3秒間で30フレームの画面が取得される。これを25画面に減じてインデックス画として出力するには、5フレームを取り除く必要があるので、本例では、5フレームに1フレームの割合でフレームを間引く。
【0167】
また、仮に動画ファイル中に100フレームの画像が含まれている時には、これを25画面に減じてインデックス画として出力するには、1/4のコマ数に削減する必要があるので、かかる割合にしがたって表示用のフレームを抽出する。動画ファイル内のフレーム数が25の倍数以外の数であるときは、抽出と間引きを適宜組み合わせて、およそ動画ファイル全体から偏りなくフレームを抽出してインデックス画を作成する。こうすることにより、インデックス画を見るだけで動画ファイル全体の内容を容易に把握することができる。
【0168】
インデックス画の作成時には、液晶モニター38の画面左上に「インデックス作成」という文字情報286が表示され、画面の中央にインデックス保存の有無を問う「OK?」という文字が表示される。また、画面右上にはファイル番号288が表示され、画面下には「保存→〔実行〕」及び「戻る→〔キャンセル〕」という操作案内が表示される。図23(a)に示すインデックス作成画面では、十字キー44は無効になり、ドットマトリックス液晶46において中央表示部46Cにのみムービーモードマークが表示され、上/下/左/右の各表示部46U、46D、46L、46Rは全て無表示となる。
【0169】
インデックス作成画面(図23(a))でメニュー/実行キー52を押すと、インデックス画が静止画ファイルとしてメモリカード120に保存され、図23(b)に示す再生静止画メニュー画面に移行する。すなわち、液晶モニター38の画面左上には「再生モード」であることを示すモード情報290が示され、画面下には「消去」、「オートプレイ」、「リサイズ」、「プロテクト」、「DPOF」、「地図再生」のメニュー項目を示すアイコン250が配列されたメニューバーが表示される。また、ドットマトリックス液晶46の中央表示部46Cにおいて再生静止画であることを示す三角マークが表示されるとともに、上/下/左/右の各表示部46U、46D、46L、46Rにおいて十字キー44の各機能を示す方向マークが表示される。
【0170】
図23(b)の画面で上下左右の何れかのキー44U、44D、44L、44Rを押すと、図23(c)に示すように、メニューバルーン292が表示される。その後のメニューの操作は図19で説明した通りである。また、図23(b)のインデックス画面中から所望のフレームを選択してメニュー/実行キー52を押すと、その選択されたフレームから動画再生をスタートさせることもできる。更に、図23(b)の画面において図18で説明したのと同様の操作手順により、表示画面の拡大/縮小、及び表示範囲の移動が可能である。
【0171】
インデックス画の画像ファイルには、インデックス画内の縮小画像の元画像ファイルを特定するためのリンク情報が付加される。このリンク情報は元画像のファイルが格納されているフォルダー及びファイル名の情報であってもよいし、コマ番号情報や、インデックス画の表示画面内における縮小画像の表示位置と動画ファイル内のコマ位置とを対応付けるオフセット情報などであってもよい。
【0172】
このようなリンク情報は、例えば、ExifファイルフォーマットやAVIファイルフォーマットのタグ情報として記録される。
【0173】
上述のリンク情報を利用することにより、インデックス画の表示画面で所望の縮小画像のポジションを指定すると、その指定ポジションに対応する動画ファイル内の画面から動画再生をスタートできる。また、シフトキー48を押しながら上/下/左/右キー44U、44D、44L、44Rを押して、インデックス画の中から所望の縮小画像を選択すると、動画ファイルの中から当該選択に係る画面が呼び出され、その画面が一コマ再生される。
【0174】
インデックス画をメモリカード120に保存する場合、インデックス画のファイルには、当該インデックス画作成の基礎となった動画ファイルを特定するためのリンク情報が付加され、基礎となった動画ファイル側にもインデックス画のファイルを特定するリンク情報が自動付与される。このリンク情報を利用することにより、インデックス画の再生画面から対応する動画ファイルを呼び出して動画再生を実行することができるとともに、動画ファイルから直ぐにインデックス画のファイルを開くことができる。
【0175】
本例では、ユーザーが所定の操作を行った場合に、動画ファイルのインデックス画の作成と記録を実行するが、動画撮影によって動画ファイルが記録される時に、自動的にインデックス画を作成し、これを静止画ファイルとしてメモリカード120に記録するようにしてもよい。
【0176】
次に、再生モードにおける便利な機能を幾つか説明する。
【0177】
図24には、静止画再生における早送り時の様子が示されている。図24(a)に示す通常の一コマ再生の画面のとき、十字キー44の左/右キー44L、44Rはそれぞれコマ送りキー、コマ戻しキーとして機能する。この一コマ再生画面において、左キー44L又は右キー44Rを所定時間以上長押し(例えば、0.7秒間の長押し)すると早送りモードに移行する。
【0178】
早送りモードになると、図24(b)に示すように、液晶モニター38の画面下に3画像分の縮小画像(サムネイル)がピクチャー・イン・ピクチャーの方式で表示され、このサムネイル表示部294の上に再生状況を示す再生バー296が表示される。左キー44L又は右キー44Rを押し続けている間、ファイル番号順にサムネイルが自動表示され、1つのサムネイルはサムネイル表示部294の左から右へ(早戻しの場合には右から左へ)移動しながら順次送り出されていく。なお、サムネイルは所定時間(例えば0.2秒)毎に一コマずつ移動する。縮小画像のデータはフルサイズの画像データのデータ数を間引いて作成され、フルサイズの画像データの格納ファイルに付加されている。
【0179】
画面の背景は早送りモードに移行した時の一コマ再生画像で停止し、サムネイル表示部294の表示によって早送りによる画像確認を行うことができる。動画ファイルの場合には、先頭フレームの縮小画像が代表画像として表示されることになる。なお、動画の画面サイズは640×480であり、通常の静止画ファイル(例えば、1280×960)に比べて画面サイズが小さいので、これを反映して縮小画像のサイズも小さいものとなっている。図24(b)中符号298で示す縮小画像は動画ファイルの代表画像である。
【0180】
所望の画像がサムネイル表示部294の中央の位置に来たところで、左キー44L又は右キー44Rから指を離し、所定時間(例えば、0.7秒)経過すると、当該中央の画像の再生モードに移行する。例えば、図24(b)の状態で左キー44L又は右キー44Rから指を離すと符号298で代表される動画ファイルが選択され、図24(c)に示すように、当該動画ファイルのフルサイズによる再生が可能となる。動画の再生手順は図20乃至図24で説明した通りである。
【0181】
なお、左キー44L又は右キー44Rから指を離し、所定時間(例えば、0.7秒)経過する前であれば、左キー44L又は右キー44Rを再押しすることで、サムネイルのコマ送り若しくはコマ戻しが可能である。本例のように3つのサムネイルを表示して1つのサムネイルを左から右へ(戻しの場合は右から左へ)移動させるようにしたので、早送り中に所望の画像を見つけやすいという利点がある。
【0182】
サムネイル表示部294は、図24(b)のように液晶モニター38の画面下部に形成する態様以外に、画面の左脇又は右脇に縦方向に形成して、サムネイルが上から下へ、又は下から上へ移動しながら早送りされるようにしてもよい。サムネイル表示部294に表示されるサムネイルの数は3つに限らず、2つ以上の妥当な数でいくつ表示させてもよい。
【0183】
図25には、ムービー再生における早送り時の様子が示されている。
【0184】
図25(a)に示すムービー再生待機中に、左キー44L又は右キー44Rのの長押しで早送りモードに移行する。図24で説明したとおり、早送りモードの場合、液晶モニター38の画面下に3画像分のサムネイルが表示され(図25(b)、そのサムネイル表示部294の上に再生バー296が表示される。
【0185】
左キー44L又は右キー44Rを押し続けている間、ファイル番号順にサムネイル画面の左から右へ移動しながら順次自動表示される。所望の画像がサムネイル表示部294の中央の位置に来たところで、左キー44L又は右キー44Rから指を離し、所定時間(例えば、0.7秒)経過すると、当該中央の画像の再生モードに移行する。例えば、図25(b)の状態で左キー44L又は右キー44Rから指を離すと符号302のサムネイルに対応する静止画ファイルが選択され、図25(c)に示すように、当該静止画ファイルのフルサイズによる再生が行われる。
【0186】
図26にはサムネイル表示時の操作手順が示されている。再生モードにおいて一コマ再生時又はムービー再生待機時に表示キー50を2回連続押し(ダブルクリック)すると、図26(a)に示すように、液晶モニター38にサムネイルの一覧表示がなされる。これはメモリカード120内の画像ファイルをサムネイルにより一覧表示するものであり、モニター画面を3×3の9分割した9画面マルチ表示によって表示される。動画ファイルの場合は、先頭フレームの縮小画像が代表画像として表示される。
【0187】
画像ファイル数が多く一画面で全てのサムネイルを表示できないときは、複数のページに分けて表示される。ページを切り換える時は、シフトキー48+左/右キー44L、44Rによってページの送り又は戻しを指示する。
【0188】
図26(a)のサムネイル一覧表示画面においてシフトキー48を押すと、図26(b)に示すシフトガイダンス画面となる。このシフトガイダンス画面では、モニターの明るさ設定の操作案内と、ページ移動の操作案内が表示される。このとき、十字キー44の左/右キー44L、44Rはページ移動指示の入力キーとして機能し、ドットマトリックス液晶46の左/右表示部46L、46Rにはページ移動機能を示すマークが表示される。
【0189】
液晶モニター38に表示されるガイダンスに従って、シフトキー48+表示キー50を押すと、図26(c)に示すようにモニターの明るさ設定画面に移行し、図8で説明した手順に従って所定の操作を行うことでモニターの明るさを調整できる。
【0190】
図26(b)のシフトガイダンス画面から、シフトキー48+左/右キー44L、44Rによってページ移動を行うことができる。例えば、シフトキー48+右キー44Rによって図27(a)に示すようにページの送りを指定でき、シフトキー48+左キー44Lによってページの戻し(同図(b))を指定できる。サムネイル一覧表示のページ移動の時には、ドットマトリックス液晶46の中央表示部46Cを無表示としてもよいし、所定のマークを表示させてもよい。
【0191】
次に、ドットマトリックス液晶46における表示のバリエーションを説明する。
【0192】
モードダイヤル32でセットアップモードを選択すると、図28(a)に示すように、ドットマトリックス液晶40の中央表示部46Cにセットアップモードであることを示すマーク(文字)が表示される。このとき、十字キー44は、セットアップメニューの項目や設定内容を選択するための上/下/左/右カーソルキーとして機能するため、ドットマトリックス液晶40の上/下/左/右表示部46U、46D、46L、46Rにはそれぞれ上下左右方向の指示機能を示す三角マークが表示される。また、状況により十字キー44のうち上/下キー44U、44Dが無効になる場合には、図28(b)に示すように上/下表示部46U、46Dがブリンクとなる。
【0193】
モードダイヤル32で連写モードを選択すると、カメラ10の立ち上がり時には、図29(a)に示すように連写モードであることを示すモードマーク302を含む表示がなされる。やがて、連写モードによる撮影可能な状態になると、図29(b)に示すような表示に切り換わる。連写モードの場合、ストロボの発光は禁止されるため、十字キー44の右キー44Rは無効なキーとなり、ドットマトリックス液晶46の右表示部46は無表示となる。左キー44Lはマクロ設定キーの機能が割り当てられており、左表示部46Lにはマクロ機能とその設定状態を示すマークが表示される。また、上キー44Uは光学ズームのテレ操作キー、下キー44Dはワイド操作キーとして機能するため、ドットマトリックス液晶46の上/下表示部46U、46Dに各機能を示すマークが表示される。
【0194】
図29(b)はマクロモードがOFFに設定されている状態を示しており、この状態で左キー44Lを押すとカメラ10がマクロモードに設定され、図29(c)のような表示に切り換わる。マクロモードをON設定することによりAFのスキャン範囲が近距離側にシフトされ、近距離にある被写体への高精度のピント合わせが可能になる。
【0195】
モードダイヤル32で人物撮影モードを選択すると、カメラ10の立ち上がり時には、図30(a)に示すように人物撮影モードであることを示すモードマーク304を含む表示が行われる。やがて、人物撮影モードによる撮影可能な状態になると、図30(b)に示すような表示に切り換わる。人物撮影モードの場合、マクロモードの設定は禁止されるため、十字キー44の左キー44Lは無効なキーとなり、ドットマトリックス液晶46の左表示部46は無表示となる。右キー44Rはストロボ設定キーの機能が割り当てられており、右表示部46Rにはストロボ設定機能とその設定状態を示すマークが表示される。
【0196】
図30(b)はストロボの設定が「オートモード」に設定されている状態を示している。この状態で右キー44Rを押すとストロボモードを切り換えることができる。図31に示すように、「オートモード」の状態(a)から右キー44Rを押す毎に「オートモード」(a)→「赤目軽減モード」(b)→「強制発光モード」(c)→「発光禁止」(d)→「オートモード」(a)…という具合に循環式に切り換わるようになっている。ストロボモードの切り換えに応じて、ドットマトリックス液晶46の右表示部46Rの表示内容が切り換わり、ストロボモードの設定状態を示すマークが表示される(図31参照)。
【0197】
モードダイヤル32で風景撮影モードを選択すると、カメラ10の立ち上がり時には、図32(a)に示すように風景撮影モードであることを示すモードマーク306を含む表示が行われる。やがて、風景撮影モードによる撮影可能な状態になると、図32(b)に示すような表示に切り換わる。風景撮影モードの場合、マクロモードの設定は禁止されるため、十字キーのうち左キー44Lは無効なキーとなり、ドットマトリックス液晶46の左表示部46Lは無表示となる。右キー44Rはストロボ設定キーの機能が割り当てられており、右表示部46Rにはストロボ設定機能とその設定状態を示すマークが表示される。
【0198】
モードダイヤル32で夜景撮影モードを選択すると、カメラ10の立ち上がり時には、図33(a)に示すように夜景撮影モードであることを示すモードマーク306を含む表示が行われる。やがて、風景撮影モードによる撮影可能な状態になると、図33(b)に示すような表示に切り換わる。夜景撮影モードの場合もマクロモードの設定は禁止されるため、十字キーのうち左キー44Lは無効なキーとなり、ドットマトリックス液晶46の左表示部46Lは無表示となる。右キー44Rはストロボ設定キーの機能が割り当てられており、右表示部46Rにはストロボ設定機能とその設定状態を示すマークが表示される。
【0199】
次に、本実施の形態に係るデジタルカメラのマクロ撮影モード設定の維持と解除の制御例を説明する。
【0200】
このカメラ10では、位相差AFと呼ばれるオートフォーカス方式が採用されており、CCD66から得られる画像信号の高周波成分の積算値に基づいて被写体距離を算出している。通常の撮影(マクロモード以外の撮影)の場合、被写体はおよそ80cm以上の距離にあるものとして、80cm〜∞の範囲でAFスキャンを行っている。このように、AFスキャン範囲を制限しているのは、疑似ピークによる誤測距防止とAF時間の高速化を図るためである。
【0201】
これに対し、マクロモードによる撮影時には、AFのスキャン範囲を至近側にシフトさせ、約20cm〜80cmの範囲でピントが合うようにAF制御がなされる。
【0202】
図34は本例のデジタルカメラにおいてマクロモードが保持される状況と解除される状況をまとめた図表である。マクロ設定の情報はDRAM152又はEEPROM130に記憶され、状況に応じて設定内容の保持/クリアが行われる。同図に示したように、マクロONの状態でシステムリセットがかかると、マクロ設定はクリアされる。
【0203】
単三形乾電池の交換時や電源スイッチをOFFした時にはマクロ撮影モードの設定がクリアされ、次回電源スイッチをオンした時にはマクロオフの状態でカメラ10が立ち上がる。
【0204】
その一方、オートパワーオフ機能によって電源がオフとなった場合には、マクロ設定の情報が保持される。マクロONの状態でオートパワーオフした場合、次回の立ち上げ時にはマクロONの設定が維持されている。
【0205】
モード選択レバー42の操作によって「撮影系モード」←→「再生系モード」間でモード遷移を行った場合、マクロ設定の情報が保持される。したがって、マクロモードで撮影を実行した後、直ぐに再生系モードに切り換えて、撮影画像を確認し、再び「撮影系モード」に戻す操作を行った場合でも、マクロモードが保持されている。モード切り換え毎にマクロ設定をし直す必要がないため、使い勝手がよい。
【0206】
撮影系モードにおいてモードダイヤル32によって撮影モードを変更した場合にはマクロ設定の情報がクリアされる。「動画撮影モード」、「連写モード」、、「マニュアル撮影モード」、「オート撮影モード」、「人物撮影モード」、「風景撮影モード」、及び「夜景撮影モード」のうちで撮影モードが変更された時には、撮影状況や撮影意図が変わるため、マクロ設定を自動的にクリアして、マクロ設定のまま誤って撮影される事態を防止している。
【0207】
また、OSDによるメニューの表示/非表示の切り換え操作によっては、マクロ設定の情報は保持され、キャンセルキー54の押下操作によってもマクロ設定の情報は保持される。
【0208】
このように、一旦マクロモードが設定されると、十字キー44(左キー44)によるマクロ解除操作、又はマクロ撮影を終了させるような操作(例えば、電源スイッチ40のオフ操作、モードダイヤル32による撮影モードの変更操作など)があったときに限りマクロモードが解除され、オートパワーオフ機能によるパワーオフ時や撮影画像確認のための再生モードへの遷移時にはマクロ設定が維持される。これにより、マクロモード利用時の利便性と、意図しない(誤操作による)マクロモードでの撮影の防止という2つの要求をともに満たすことができる。
【0209】
なお、マクロモード中は表示キー50による液晶モニター38のオフ操作が無効となり、液晶モニター38はオン状態となる。近距離撮影においてはパララックスの影響でファインダー36(光学ファインダー)による画角合わせが不正確になりがちなので、液晶モニター38を通して実際の撮影画像を確認することで、より正確な画角合わせが可能となる。このため、マクロモード中は表示キー50を押下しても液晶モニター38はOFFされない。
【0210】
次に、本カメラ10をUSB対応パソコン(不図示)と接続して使用する態様について説明する。
【0211】
本例のカメラ10のUSB端子にUSBケーブルを接続することにより、パソコンからカメラ10のリモート制御が可能になり、また、カメラ10とパソコンとの間で高速にデータ転送が可能になる。USBケーブルは、Vバス線、GND線、データ(+)線、及びデータ(−)線の4芯構造を有し、USB端子のVバスラインに+5Vが入力されると、カメラ10は自動的にUSBモード(通信モード)になる。USBモードに設定されると、ドットマトリックス液晶46の中央表示部46CにUSBモードであることを表すモード表示(例えば、「USB」という文字表示)が行われる。
【0212】
パソコンによるカメラ10のリモート制御を実行する際には、パソコンに予めカメラ10をコントロールするコマンドを有するデバイスドライバをセットアップしておき、パソコンから所定のコントロールコマンドをカメラ10に送信することによってカメラ10の動作・処理をリモート制御することが可能となる。
【0213】
カメラ10がUSBインターフェースを通じてパソコンと通信を確立する際にベンダー名及び機器名に関する「ベンダーユニーク」の情報と、「カメラコントロール」(Communication Device Classの一部)であることをパソコンに対して宣言する。この宣言情報に基づいてパソコンのデバイスドライバはカメラ10のコントロールを行う。
【0214】
カメラ10が「撮影系モード」に設定されているとき、パソコンによってカメラ10をコントロールすることができる項目は、撮影する画角を変更するズーム処理、撮影時の明るさの調節、ストロボ発光装置の発光条件の設定、ホワイトバランス調節、撮影、音声の記録、録音状態の設定等である。
【0215】
また、カメラ10側からパソコンに対して画像データや音声データを送信する場合には、カメラ10がパソコンと通信を確立した後にカメラ10の操作部162に設けられている送信ボタン(メニュー/実行キー52で兼用)を押すなど所定の送信操作を行う。かかる所定の送信操作に応動してCPUコア150は指定された画像データや音声データをメモリカード120から読み出して所定のデータ形式に変換した後に、USBドライバ158とUSB端子160を介してパソコンに送信する処理を実行する。
【0216】
カメラ10が「再生系モード」に設定されている場合には、カメラ10はUSBインターフェースを経由して接続されているパソコンに対してカメラ10自体を「マスストレージクラス」と宣言して、他の機器が記録手段42に情報の読み書きを実施することも可能である。この場合には、他の機器(パソコン等)は、カメラ10を「マスストレージクラス」、すなわち、外付けの記憶装置と認識してアクセスするので、メモリカード120に対して画像データや音声データ等の情報の読み書きを行うことが可能となる。
【0217】
カメラ10が再生モードに設定されている場合には、カメラ10が画像を再生表示する際にメモリカード120から画像データや音声データを読み出す処理を実行するが、この読み出し処理実行中には外部の機器(この場合、パソコン)からメモリカード120に対する情報の書き込み処理は禁止状態にするか、或いは外部の機器から送信されてくる情報をDRAM152等の記憶部にバッファリングしておき、再生のための読み出し処理が終了したらバッファリングした情報をメモリカード120に記録する制御を行う。
【0218】
また、再生のための読み出し処理実行中に外部の機器からメモリカード120に対する情報の読み出し要求があった場合には、外部の機器からの読み出し処理を禁止状態にするか、或いは時間をずらしてメモリカード120から情報を読み出すように制御を行う。
【0219】
通常、パソコンに内蔵若しくは外付けされたフロッピーディスクドライブ、CD−ROMドライブ、ハードディスクドライブなどのドライブにはアクセスランプが設けられており、当該ランプの点灯状態によってドライブの作動状態が提示されるようになっている。USB接続されるカメラ10にもアクセスランプに相当する手段を付加することが望ましい。
【0220】
本例のカメラ10の場合、ファインダーランプ58がアクセスランプとして兼用される。USB接続によるカメラ10へのアクセス中にはファインダーランプ58を緑色点灯させる。
【0221】
なお、USBモード以外のファインダーランプ58の表示内容の一例を示すと、撮影系モードにおいてファインダーランプ58の緑色点灯状態は、撮影準備完了(AE、AF完了)を意味し、緑色点滅は手ブレ警告などの撮影注意を意味する。
【0222】
また、橙色点灯状態は、メモリカード120への記録動作中、セルフタイマー動作中、プレビュー画表示中の何れかを意味し、橙色点滅はストロボ充電中であることを表している。そして、カメラシステムに何らかのエラーが発生した時にはファインダーランプ58が赤色点滅表示となり、ユーザーに警告する。
【0223】
アクセスランプに相当する手段として利用し得るカメラ10に付属の手段は、上記ファインダーランプ58の他に、セルフタイマーランプ18、ドットマトリックス液晶46、ドットマトリックス液晶46のバックライト106、液晶モニター38などがある。視覚的な手段に限らず、スピーカー184による音声出力によってアクセス中であることを知らせてもよく、これら手段を適宜組み合わせてもよい。
【0224】
液晶モニター38をアクセス情報の提示手段として兼用する場合には、通信状況を知らせるメッセージや転送時間の情報(転送所要時間、転送終了時間、推定転送時間などの情報)を表示したり、カメラ10からパソコンに画像を転送する際には液晶モニター38に転送中の画像内容を表示するという態様も可能である。
【0225】
バッテリー使用時には、ファインダーランプ58やセルフタイマーランプ18などの低消費電流の手段によってアクセス情報の提示を行うことが好ましいが、USB接続時はACパワーアダプターを使用する場合も多いと予想され、外部から電源供給を得る場合には電池消耗の配慮が不要であることから、電池検知部178でACパワーアダプターの使用を検知した場合に限り、液晶モニター38やドットマトリックス液晶46などの比較的消費電流の大きい手段を利用してアクセス情報の提示を行い、或いは、複数の手段を組み合わせてアクセス情報の提示を行うようにしてもよい。
【0226】
通信モード(本例USBモード)の際にアクセス情報の提示を行うことにより、ユーザーはカメラ10がメディアアクセス中であるか否かを容易に把握することができ、通信中に記録メディアを抜去するなどの誤操作を防止できる。また、メディアアクセス中に不用意にメモリカード120が抜き取られる不都合を回避すべく、上記アクセス情報の表示に加えて、カード蓋の開放検知に応動して「NO.CARD(メモリカード未装着)」のアンサーを返すようにプログラムされ、また、記録中(書き込み中)であれば、カード蓋の開放検知に応動して直ちにファイルクローズするようにプログラムされている。
【0227】
上記の説明では通信インターフェースとしてUSB規格を用いた例で説明したが、本発明の適用範囲はこれに限定されず、RS232C、RS−422その他の有線式の通信インターフェースやBluetooth 規格等に代表される無線通信インターフェースを用いても本発明を達成することが可能である。
【0228】
上記実施の形態では、記録媒体としてカメラ本体に着脱自在な外部記録媒体(リムーバブルメディア)を用いたが、記録媒体をカメラ内蔵の内部メモリ(或いは内蔵ハードディスク)とする構成も可能である。この場合、内部メモリに格納された画像データは、有線又は無線の通信手段(インターフェース)を介して外部に出力されることになる。
【0229】
上記説明では、カメラ10とパソコンとの間でデータの受け渡しを行う例を述べたが、通信相手となる機器はパソコンに限らず、パソコンに類似する機能を有する携帯情報端末(PDA)、画像管理装置、画像検索装置、画像情報処理装置などの電子機器であってもよい。
【0230】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る電子カメラによれば、ファインダーランプその他のカメラ付属の手段をアクセス情報提示手段として兼用し、通信時には所定の表示若しくは音声出力によって通信中である旨を知らせるようにしたので、データ転送中やメディアアクセス中に誤ってメディアを抜き取ってしまう等の誤操作を防止できる。また、専用のアクセス情報提示手段を電子カメラ本体に付加する必要がないので、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるデジタルカメラの正面図
【図2】図1に示したカメラの平面図
【図3】図1に示したカメラの背面図
【図4】モードダイヤルの拡大図
【図5】本例のデジタルカメラの構成を示すブロック図
【図6】動画撮影モードによるカメラの動作手順を示す説明図
【図7】動画撮影モードによるカメラの動作手順を示す説明図
【図8】動画撮影モードによるカメラの動作手順を示す説明図
【図9】動画撮影モードによるカメラの動作手順を示す説明図
【図10】マニュアル撮影モードによる立ち上げ時のドットマトリックス液晶の表示例を示す図
【図11】マニュアル撮影モードによるカメラの動作手順を示す説明図
【図12】マニュアル撮影モードによるカメラの動作手順を示す説明図
【図13】マニュアル撮影モードによるカメラの動作手順を示す説明図
【図14】オート撮影モードによる立ち上げ時のドットマトリックス液晶の表示例を示す図
【図15】オート撮影モードによるカメラの動作手順を示す説明図
【図16】再生モードによる立ち上げ時のドットマトリックス液晶の表示例を示す図
【図17】静止画ファイルの再生動作の手順を示す説明図
【図18】静止画ファイルの再生動作の手順を示す説明図
【図19】再生静止画メニューが切り換えられる様子を示す説明図
【図20】動画ファイルの再生動作の手順を示す説明図
【図21】動画ファイルの再生動作の手順を示す説明図
【図22】再生動画メニューが切り換えられる様子を示す説明図
【図23】動画ファイルのインデックス画を作成する手順を示す説明図
【図24】再生モードにおける早送りモードの説明図
【図25】再生モードにおける早送りモードの説明図
【図26】サムネイル一覧表示の例を示す説明図
【図27】サムネイル一覧表示のページ切り換え方法を示す説明図
【図28】セットアップモード時のドットマトリックス液晶における表示例を示す図
【図29】連写モード時のドットマトリックス液晶における表示例を示す図
【図30】人物撮影モード時のドットマトリックス液晶における表示例を示す図
【図31】ストロボモード表示が切り換えられる様子を示す説明図
【図32】風景撮影モード時のドットマトリックス液晶における表示例を示す図
【図33】夜景撮影モード時のドットマトリックス液晶における表示例を示す図
【図34】本例のカメラにおいてマクロモードの設定が保持される状況と自動解除される状況をまとめた図表
【符号の説明】
10…カメラ(電子カメラ)、18…セルフタイマーランプ(情報表示手段、アクセス情報提示手段)、30…レリーズボタン、32…モードダイヤル、38…液晶モニター(画像表示手段)、44…十字キー(操作キー)、46…ドットマトリックス液晶(情報表示手段、操作キーの機能表示部)、58…ファインダーランプ(情報表示手段、アクセス情報提示手段)、66…CCD(撮像素子)、118…カードインターフェース(記録手段)、120…メモリカード(記録媒体)、132…CPUブロック、150…CPUコア(制御手段)、176…外部電源入力端子(電源入力端子)、178…電池検知部(外部電源検出手段)、184…スピーカ(音声出力手段)
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electronic camera, and more particularly, to a device for notifying an operation state of an electronic camera capable of transmitting and receiving data to and from an external device through a USB (communication standard based on Universal Serial Bus specification) terminal and other communication interfaces. .
[0002]
[Prior art]
A digital camera converts an image taken via an image sensor into digital image data and records the image on a recording medium (removable medium) such as a memory inside the camera or a removable IC card. The image thus recorded can be displayed on a display device such as a liquid crystal monitor (LCD), and can be transferred to an external device such as a personal computer via a recording medium or a communication interface.
[0003]
For example, a digital camera equipped with a USB terminal is connected to a personal computer via a USB cable, and can transfer image data and the like from the camera side to the personal computer, and transfer image data from the personal computer side to the camera. And various operation commands can be transmitted.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, conventional digital cameras are prone to erroneous operations such as accidentally disconnecting a communication cable or removing a recording medium during data transmission / reception with an external device in the communication mode.
[0005]
The present invention has been made in view of such circumstances, and provides an electronic camera that can prevent an erroneous operation by a user during communication with an external device.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 is characterized in that an image sensor, recording means for recording an image captured through the image sensor, and information exchange with an external device by wired or wireless communication. And an electronic camera having at least one display means among information display means and image display means used at the time of shooting or reproduction, A viewfinder lamp, A battery, a power supply input terminal, and an external power supply detection means for detecting the presence or absence of connection of an external power supply to the power supply input terminal, The display means and the finder lamp are also used as access information presenting means for presenting access information indicating that the electronic camera is communicating during transmission / reception of information via the communication means, Only when it is detected by the external power supply detection means that electric power is supplied from the outside via the power input terminal, the display means, Access information presenting means As combined Display a message to inform the communication status, transfer time information, or the image content being transferred, When getting power from the battery, Viewfinder lamp Is also used as the access information presenting means.
In order to achieve the above object, the invention according to claim 2 includes an image sensor, a recording unit that records an image captured through the image sensor, and an external device and information by wired or wireless communication. An electronic camera having communication means capable of giving and receiving, Information display means used at the time of photographing or reproduction, and at least one display means among image display means, a self-timer lamp, a battery, a power input terminal, and whether or not an external power source is connected to the power input terminal An external power supply detecting means for detecting the information, and the display means and the self-timer lamp present access information indicating that the electronic camera is communicating during transmission / reception of information via the communication means. The display means serves as the access information presenting means only when the external power detection means detects that power is supplied from the outside via the power input terminal. It is also used to display a message that informs the communication status, transfer time information, or image content being transferred, and obtain power from the battery. When you are, the self-timer lamp, the It is also used as an access information presenting means.
In order to achieve the above object, the invention described in claim 3 includes an image sensor, a recording unit that records an image captured through the image sensor, and an external device and information by wired or wireless communication. An electronic camera having communication means capable of giving and receiving, At least one of information display means and image display means used at the time of shooting or playback, speaker, battery, power input terminal, and presence / absence of connection of external power source to the power input terminal are detected. Access information for presenting access information indicating that the electronic camera is communicating during transmission / reception of information via the communication means. The display means is also used as the access information presentation means only when the external power supply detection means detects that power is supplied from the outside via the power input terminal. When the message indicating the communication status, the transfer time information, or the content of the image being transferred is displayed and power is supplied from the battery, the There, the It is also used as an access information presenting means.
In order to achieve the object, the invention according to claim 4 provides: 2. The electronic camera according to claim 1, wherein the finder lamp is lit and blinks at least when the preparation for photographing is completed, when photographing is careful, during the recording operation of the recording means, and when a system error occurs. It is characterized by that.
[0007]
According to the present invention, the electronic camera and the external device are communicably connected by the communication means, and data such as images and commands are transmitted and received between the two. As a means necessary for the shooting function or the playback function, the camera provides information presentation means such as a finder lamp and a self-timer lamp, image display means such as a liquid crystal monitor, sound output means such as a speaker, function display section of operation keys, and a speaker. At least one means. The means attached to the camera also functions as an access information presenting means corresponding to the access lamp, and when accessing the media in the communication mode, the user is notified that the communication is in progress by performing a predetermined display or audio output. . Thereby, it is not necessary to add a dedicated means separately, and the user can easily grasp that the electronic camera is in communication operation.
[0009]
In particular ,in front When an image display means for displaying a photographed image or a reproduced image is applied as the means attached to the camera, a message indicating that the image display means is communicating on the screen of the image display means at the time of communication of the electronic camera, the image content being transferred, There is a mode in which at least one of the transfer time information is displayed as the access information.
[0010]
More , Electric A power source input terminal and an external power source detecting means for detecting whether or not an external power source is connected to the power source input terminal are added, and power is supplied from the outside through the power source input terminal by the external power source detecting means. There is a mode in which the image display means is utilized as an access information presenting means on the condition that it has been detected.
[0011]
When receiving power supply from a battery (internal power supply), it is preferable to present access information using means with low current consumption, such as a finder lamp and a self-timer lamp.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A preferred embodiment of an electronic camera according to the present invention will be described in detail below with reference to the accompanying drawings.
[0013]
FIG. 1 is a front view of a digital camera to which the present invention is applied, and FIG. 2 is a plan view thereof. The camera 10 is a digital camera capable of recording / reproducing moving images / still images and audio. A lens barrier 12, a finder window 14, a flash light control sensor 16, a self-timer lamp 18, and a microphone unit 20 are provided on the front of the camera. It has been. A photographing lens (not shown in FIG. 1) is disposed behind the lens barrier 12, and the lens barrier 12 slides and moves to a predetermined retracted position (open position) inside the main body during photographing, thereby taking the photographing lens. Appears.
[0014]
A CCD image sensor (not shown in FIG. 1; described as reference numeral 66 in FIG. 5; hereinafter referred to as a CCD) is arranged behind the photographing lens, and an image signal read from the CCD 66 is a predetermined signal. It is converted into digital image data through signal processing. Although not shown in FIG. 1, on the side surface (right side surface in FIG. 1) of the camera 10 is a memory card insertion slot (card slot), a speaker unit, a video output terminal (VIDEO OUT), and a serial communication terminal. , A USB terminal and a power input terminal (for example, a terminal for DC IN 3V) are provided. In FIG. 1, reference numeral 22 is a card slot cover (card cover), 24 is a grip part, 26 is a strap attaching part, and 28 is a battery cover.
[0015]
A release button 30, a mode dial 32, and a pop-up strobe light emitting device 34 are provided on the upper surface of the camera 10. The release button 30 is a means for instructing start of image recording, and is also used as a recording button for instructing start of recording and stop of recording during moving image recording. The mode dial 32 is a dial switch provided on the outer periphery of the release button 30 so as to be rotatable. The mode of the camera 10 can be changed by turning the dial and stopping it in accordance with the index 35. With the structure in which the release button 30 is disposed inside the ring-shaped mode dial 32, these operation members can be provided in the camera body in a space efficient manner.
[0016]
FIG. 3 is a rear view of the camera 10. On the back of the camera 10, a viewfinder 36, a liquid crystal monitor 38, a power switch 40, a mode selection lever 42, a cross key 44, a dot matrix liquid crystal display section (hereinafter referred to as dot matrix liquid crystal) 46, a shift key 48, a display key 50, A menu / execution key 52, a cancel key 54, and the like are provided.
[0017]
The liquid crystal monitor 38 is composed of a color liquid crystal display, and displays an image captured via a CCD and a reproduced image read from a memory card, mode information, battery remaining warning, shooting date and time, and the number of standard shots that can be taken. Various information such as a playback frame number is also displayed.
[0018]
The power switch 40 is constituted by a push switch, and the power of the camera 10 can be turned on / off by pressing the switch. The camera 10 has an auto power off function, and automatically turns off the power when no operation continues for a predetermined time (for example, 2 minutes). The user can set the auto power off operating time. In order to recover from the power-off state by the auto power-off function, the power switch 40 may be pressed again.
[0019]
The mode selection lever 42 is means for selectively switching between the photographing system mode and the reproduction system mode. The mode selection lever 42 is rotatably supported on the outer periphery of the power switch 40 and can be stopped at two positions, ie, a photographing system mode position (upper stop position) and a reproduction system mode position (lower stop position). It consists of
[0020]
The cross key 44 is composed of four push switches, an upper key 44U, a lower key 44D, a left key 44L, and a right key 44R. These four keys are arranged in a symmetrical positional relationship along the same circumference. Yes. A circular window 56 is formed inside the cross key 44, and a dot matrix liquid crystal 46 is provided in the window 56. The device of the dot matrix liquid crystal 46 itself has a square-shaped display surface larger than the window portion 56, but the display range is limited by the window portion 56.
[0021]
The dot matrix liquid crystal 46 displays the functions and mode states of the upper, lower, left, and right keys 44U, 44D, 44L, and 44R. Although a detailed display form will be described later, the display surface of the dot matrix liquid crystal 46 is displayed on the upper display unit 46U, the lower display unit 46D, the left display unit 46L, and the right display located in the vicinity of the keys 44U, 44D, 44L, and 44R. It is divided into five display areas of the part 46R and the central display part 46C located in the center thereof (see FIG. 7A), and each of the upper, lower, left and right display parts has keys 44U, 44D, 44L, A mark related to the function of 44R and a mark indicating the state set by the key if applicable are displayed, and a mark indicating the operation mode (main mode) of the camera 10 is displayed on the central display portion 46C.
[0022]
Display control of the dot matrix liquid crystal 46 and the liquid crystal monitor 38 is linked (linked), and a multi-function operation unit is realized by an operation unit with a display function in which the dot matrix liquid crystal 46 is arranged inside the cross key 44. .
[0023]
The shift key 48 is a push switch for further expanding the functions of the cross key 44 and other key switches. When the shift key 48 is pressed as necessary, the liquid crystal monitor 38 displays an on-screen shift guidance indicating an extended operation guide using the shift key. The user can input various settings such as adjusting the brightness of the monitor by performing predetermined key operations according to the guidance.
[0024]
The display key 50 is a switch for switching ON / OFF the display of the liquid crystal monitor 38 in the photographing mode. Each time the key 50 is pressed in the playback mode, “on-screen display (OSD) display for single frame playback” → “no OSD display for single frame playback” → “multi playback (with OSD display for 3 seconds)” Cycles cyclically. However, while the menu is displayed, the display switches from “single frame playback” to “multi playback”.
[0025]
When the display key 50 is pressed in the shooting mode, the display on the liquid crystal monitor 38 can be turned on / off, and the power saving shooting mode can be set in which the angle of view is adjusted by looking through the finder 36. However, the liquid crystal monitor 38 cannot be turned off in the macro mode.
[0026]
A viewfinder lamp 58 is provided on the side of the viewfinder 36, and represents the operation status and state of the camera 10 by a combination of the lighting color of the lamp and the lighting state (lighting / flashing).
[0027]
The menu / execution key 52 is used to switch from the normal screen of each mode to the menu screen, or in the menu screen of each mode, the selection item is validated and the normal screen (if there are a plurality of menu layers) Used when transitioning to the previous screen). Specifically, menu display in shooting mode and playback mode, selection of selected items, selection and deletion of deletion items, execution of protection, selection and execution of selection of protection items, selection and execution of selection of print designation items, selection of menu items This is used for confirmation, date / time setting selection confirmation, return to shooting menu, and the like.
[0028]
The cancel key 54 is used to cancel (cancel) an item selected from the menu or return to the previous operation state (undo).
[0029]
In a region between the mode selection lever 42 and the left key 44L of the cross key 44, a small protrusion row corresponding to the finger placement portion 60 is formed in an embossed shape. The finger placement unit 60 is provided at a substantially central position in a range in which the thumb moves when operating the cross key 44 and other operation units. The finger placement unit 60 is suitable as a place for placing the thumb and stabilizes the camera 10. It is also a position that can be held.
[0030]
FIG. 4 is an enlarged view of the mode dial 32. The mode dial 32 is a means for selecting and switching among various modes of the setup mode, movie shooting mode, continuous shooting mode, manual shooting mode, auto shooting mode, portrait shooting (portrait) mode, landscape shooting mode, and night scene shooting mode. is there. On the upper surface of the mode dial 32, symbol marks (pictograms and symbols representing the modes or combinations thereof) representing the respective modes are attached. When the desired mode mark is aligned with the position of the index 35, the mode is displayed. Is set.
[0031]
For example, when the setup mode is selected, a setup screen is displayed on the liquid crystal monitor 38. The setup menu includes various setting items such as recording image quality (quality), number of pixels, ON / OFF selection of the liquid crystal monitor 38 at startup, auto power off time, opening screen display setting, date setting, and the like.
[0032]
The photographer operates the up / down keys 44U and 44D of the cross key 44 to select an item to be changed from the setup screen, changes the setting contents with the left / right keys 44L and 44R, and confirms with the execution key 52. Do.
[0033]
For example, in the quality setting item, three types of image quality (recording compression ratio) of fine, normal, and basic can be selected according to the purpose of shooting. Fine is 1/4 (JPEG) compression, and normal is 1 / 8 (JPEG) compression, the basic is 1/16 (JPEG) compression. In the pixel setting, any of 2400 × 1800, 1280 × 960, and 640 × 480 can be selected. In setting the auto power off time, either 5 minutes, 2 minutes, or the auto power function OFF can be selected. In the setting of the opening screen, it is possible to select “ON setting” that displays a predetermined opening screen on the LCD monitor when the power is turned on, and “OFF setting” that does not display the opening screen, and when “Screen registration” is selected, Images to be displayed as the opening screen can be registered / changed.
[0034]
FIG. 5 is a block diagram of the camera 10. The photographing optical system 62 disposed behind the lens barrier 12 includes a 3 × zoom lens (for example, f = 7.4 mm to 22 mm: equivalent to 35 mm to 105 mm in terms of a 35 mm camera), a diaphragm, and a mechanical shutter. A zoom driving means 63 having a zoom motor is also used as a means for driving the lens barrier 12 to open and close.
[0035]
As the finder 36, a zoom finder interlocked with the photographing optical system 62 is used. The viewfinder lamp 58 is composed of two LEDs, a red light emitting diode (LED) 58R and a green light emitting LED 58G, and these LEDs 58R, 58G are lit / flashed or simultaneously lit / flashed according to the operation status of the camera 10. , Red, green, and orange are lit / flashed.
[0036]
The light incident through the photographing optical system 62 is imaged on the light receiving surface of the CCD 66 through the optical low-pass filter 64. The CCD 66 has a honeycomb structure in which light receiving sensors corresponding to photosensitive pixels are two-dimensionally arranged in a honeycomb shape, and the so-called “diagonal Bayer arrangement” is adopted as the color filter. Of course, a CCD having a known structure such as a G stripe or a Bayer array may be applied.
[0037]
The CCD 66 is provided with a shutter drain through a shutter gate, and the accumulated signal charge can be swept out to the shutter drain by driving the shutter gate with a shutter gate pulse. That is, the CCD 66 has a so-called electronic shutter function for controlling the accumulation time (shutter speed) of charges accumulated in each sensor by the shutter gate pulse.
[0038]
The subject image formed on the light receiving surface of the CCD 66 is converted into a signal charge of an amount corresponding to the amount of incident light by each light receiving sensor. The signal charge accumulated in this way is read out by a CCD drive pulse applied from the CCD drive circuit 68, and is sequentially output from the CCD 66 as a voltage signal (analog image signal) corresponding to the signal charge.
[0039]
The signal read from the CCD 66 is added to the analog processing unit 70. The analog processing unit 70 includes a sampling hold circuit and a gain adjustment circuit, and the image signal output from the CCD 66 is subjected to correlated double sampling (CDS) processing and color separation processing into R, G, and B color signals in the analog processing unit 70. The signal level of each color signal is adjusted (pre-white balance processing).
[0040]
The signal output from the analog processing unit 70 is converted into R, G, B digital signals by the A / D converter 72, and then the built-in buffer 76, the I / O bus interface 78, and the chip bus interface in the signal processing IC 74. The data is stored in the SDRAM 82 via 80. The built-in buffer 76 is used for thinning out the number of pixels in accordance with the screen size of the display system. The SDRAM 82 is used as an image memory.
[0041]
A timing signal is supplied from the timing generator 84 to the CCD driving circuit 68, the analog processing unit 70, and the A / D converter 72, and these circuits are synchronized by this timing signal.
[0042]
The data stored in the SDRAM 82 is sent to the auto calculation unit 88 via the bus 86 and also sent to the signal processing unit 90. The auto calculation unit 88 performs various calculations such as a focus evaluation calculation and an AE calculation based on the input image signal, and transmits the calculation result to the system controller 92. The system controller 92 controls the AF driving means 94 including the AF motor and the shutter / iris driving means 96 including the shutter / iris motor based on the calculation result received from the auto calculation unit 88 to move the focus lens to the in-focus position. In addition, the mechanical aperture and the electronic shutter of the CCD 66 are controlled by setting the aperture to an appropriate aperture value.
[0043]
For example, a contrast AF method in which the focus lens is moved so that the high frequency component of the G signal is maximized is employed for the AF control. In the AE control, the subject brightness (shooting EV) is obtained based on the integrated value obtained by integrating the R, G, B signals of one frame, the aperture value and the shutter speed are determined based on the taken EV, and the shutter / iris drive is performed. The diaphragm is driven via the means 96, and the charge accumulation time of the CCD 66 is controlled by the electronic shutter so that the determined shutter speed is obtained. Therefore, only by directing the photographing lens of the camera 10 toward the subject, optimal exposure adjustment is performed and focusing is automatically performed.
[0044]
At the time of shooting and recording, when the release button 30 is “half-pressed”, the above metering operation is repeated a plurality of times to obtain an accurate shooting EV, and the aperture value and shutter speed at the time of shooting are finally determined based on this shooting EV. To do. Then, when the release button 30 is “fully pressed”, the aperture is driven so that the final determined aperture value is obtained, and the charge accumulation time is controlled by the electronic shutter so that the determined shutter speed is obtained. In addition to the method of controlling AE and AF based on the image signal acquired from the CCD 66, a well-known photometric sensor, a distance measuring sensor including an AF light projecting / receiving sensor, or the like may be used.
[0045]
The signal processing unit 90 is a digital signal processing block including a luminance / color difference signal conversion circuit, a gamma correction circuit, and the like. The RGB data input to the signal processing unit 90 is converted into a luminance signal (Y signal) and a color difference signal (Cr, Cb signal), and after being subjected to predetermined processing such as gamma correction, it is written in the SDRAM 82 again. Returned.
[0046]
The luminance / color difference signal (abbreviated as YC signal) stored in the SDRAM 82 is supplied to the VRAM 94 via the bus 86. The data stored in the VRAM 94 is sent to the encoder 96, where it is converted into a predetermined signal for display (for example, an NTSC color composite video signal) together with character and symbol data supplied from the character generator 98. .
[0047]
The output of the encoder 98 is supplied to the D / A converter 100 and the LCD controller 102. The image signal converted into an analog signal by the D / A converter 100 is supplied to the LCD control unit 104 and an image is output to the liquid crystal monitor 38. The liquid crystal monitor 38 is provided with a backlight 106, and the backlight 106 is turned ON / OFF in conjunction with the ON / OFF of the monitor display. The display means is not limited to the liquid crystal display, and other display devices capable of color display may be applied.
[0048]
The output of the D / A converter 100 can be externally output from a video output terminal (VIDEO OUT) 112 via a low-pass filter 108 and a 75Ω driver 110.
[0049]
The image data is periodically rewritten by the image signal output from the CCD 66, and the video signal generated from the image data is supplied to the liquid crystal monitor 38, whereby the image captured by the CCD 66 is a moving image (live image) in real time. Or on the liquid crystal monitor 38 as a substantially continuous image although not in real time.
[0050]
The liquid crystal monitor 38 can be used as an electronic view finder, and the photographer can check the shooting angle of view with the display image on the liquid crystal monitor 38 or the finder 36. In response to a predetermined recording instruction (shooting start instruction) operation such as an operation of pressing the release button 30, recording image data for recording is started.
[0051]
When the photographer inputs a shooting / recording instruction from the release button 30, the system controller 92 sends a command to a JPEG calculation unit (corresponding to a compression / decompression circuit) 114, whereby the JPEG calculation unit 114 converts the image data on the SDRAM 82 to JPEG. Compress according to other predetermined format. The compressed image data is supplied to the card interface 118 via the media controller 116 and recorded on the memory card 120 attached to the card interface 118.
[0052]
When the mode for recording uncompressed image data (non-compression mode) is selected, the image data is recorded on the memory card 120 without being compressed without performing the compression processing by the JPEG calculation unit 114. Is done.
[0053]
The JPEG computing unit 114 has both still image compression processing and moving image compression processing functions, and moving images are recorded by the motion JPEG method. Of course, MPEG, MPEG2 and other recording methods may be employed.
[0054]
In the digital camera 10 of this example, a memory card 120 is used as recording means for storing image data. Specifically, for example, smart media (Solid-State Floppy Disk Card) is applied. The form of the recording medium is not limited to the above, and various forms such as a PC card, a micro drive, a multimedia card (MMC), a magnetic disk, an optical disk, a magneto-optical disk, and a memory stick are possible. Corresponding signal processing means and interfaces are applied.
[0055]
In the reproduction mode, the image data read from the memory card 120 is decompressed by the JPEG calculation unit 114 and output to the liquid crystal monitor 38 via the VRAM 94, the encoder 96, and the D / A converter 100.
[0056]
A serial input / output unit 122 is connected to the bus 86, and data can be transmitted / received to / from an external device (not shown) via the serial communication interface 124. The serial input / output unit 122 is connected to an LCD controller 126 for controlling the dot matrix liquid crystal 46, a D / A converter 128 with an electronic volume, and an EEPROM 130.
[0057]
Of the command signals output from the system controller 92 and the CPU block 132, the electronic shutter control command given to the CCD drive circuit 68, the guide number selection command for the strobe light emitting device 34, the command to the LCD control unit 104, etc. are provided with the electronic volume. A command signal converted into an analog signal is given through the D / A converter 128.
[0058]
In addition to the circuit blocks described above, the bus 86 includes a clock controller 134, a programmable input / output port 136, an A / D converter 138, a key-on controller 140, a multi-function timer 142, a watchdog timer 144, an interrupt controller 146, and a DMA controller 148. Each circuit block is connected to the CPU block 132 via the I / O bus interface 78.
[0059]
The CPU block 132 is a control unit (control means) that comprehensively controls each circuit of the camera 10, and includes a CPU core 150, a cache memory 151, and a built-in DRAM 152. The CPU block 132 is connected to the I / O controller 154 and the SDRAM controller 155, and is connected to the SDRAM 82, the flash ROM 156, and the USB driver 158 via the chip bus interface 80. By connecting a cable to the USB terminal 160, the camera 10 can send and receive data to and from a personal computer or other external device (not shown).
[0060]
The CPU core 150 controls the operation of the corresponding circuit based on input signals received from the operation units 162 and 164 and various detection means. That is, the CPU core 150 controls the zooming operation of the photographing optical system 62, the focus adjustment (AF) operation, the automatic exposure adjustment (AE), and the like, and controls the timing generator 84 to control the charge of the CCD 90. Control the accumulation time. The CPU core 150 also functions as a display control unit for the dot matrix liquid crystal 46.
[0061]
The operation unit 162 is a block including a cross key 44, a shift key 48, a display key 50, a menu / execution key 52, and a cancel key 54. The operation unit 164 includes a release button 30, a mode dial 32, a power switch 40, and a mode selection. The block includes a switch corresponding to the lever. When the power switch 40 is pressed, the signal is applied to the get-up signal generation circuit 165, and a get-up signal is given from the get-up signal generation circuit 165 to the signal processing IC 74, and the IC is activated. In the camera 10 of this example, the operation units 162 and 164 are disposed in the camera body. However, a portion corresponding to the operation units 162 and 164 may be separated from the camera body as a remote control transmitter.
[0062]
The detection means provided in the camera 10 includes a barrier open switch for detecting the open / close state of the lens barrier 12, a sensor for detecting a zoom position (for example, a potentiometer or an encoder), and a focus lens home. There are a sensor for detecting the position, a card detection switch 166 for detecting whether or not the memory card 120 is mounted, a cable connection detecting means for detecting whether or not a video cable is connected to the video output terminal 112, and the like.
[0063]
The strobe light emitting device 34 includes a light emitting unit 168, a strobe light control sensor 16, a capacitor 170, and a strobe control unit 172. “Low-brightness automatic flash mode”, “red-eye reduction mode” that automatically fires the strobe at low brightness in response to a predetermined operation from the operation units 162, 164, “Forced flash mode” that causes the strobe to fire regardless of subject brightness Alternatively, it is possible to set a “light emission prohibition mode” for prohibiting strobe light emission.
[0064]
The CPU block 132 gives a command to the strobe control unit 172 according to the strobe mode selected by the user. The strobe control unit 172 controls charging of the capacitor 170 and discharge (light emission) timing to the light emitting unit 168 (for example, a xenon tube) based on a command applied from the CPU block 132 and detects the strobe light control sensor 16. Based on the result, the emission stop is controlled. The strobe light control sensor 16 uses a light receiving element that receives reflected light from a subject illuminated by light emission from the strobe and converts it into an electrical signal corresponding to the amount of light received. The detection signals of the strobe light control sensor 16 are integrated by an integration circuit (not shown), and the strobe light emission is stopped when the integrated light reception amount reaches a predetermined appropriate light reception amount.
[0065]
As the power source of the camera 10, an external power source connected to the battery 174 or the external power input terminal 176 can be used. For example, two AA batteries are used for the battery 174. Of course, it is also possible to design to use a dedicated secondary battery.
[0066]
The type of power source used is detected by the battery detection unit 178, and the detection information is input to the CPU core 150. Electric power provided from the battery 174 or an external power source connected to the external power input terminal 176 is converted into a required voltage by the DC / DC converter 180 and supplied to a predetermined circuit block.
[0067]
The camera 10 also includes a microphone 182 and a speaker 184, and audio input via the microphone 182 is input to the CPU core 150 via the A / D converter 138. The audio data output from the CPU core 150 is supplied to the speaker 184 via the D / A converter 128 with an electronic volume, and is output from the speaker 184 as audio.
[0068]
Audio data input from the microphone 182 can also be recorded on the memory card 120, and the audio recorded on the memory card 120 can be reproduced by the speaker 184.
[0069]
Next, the operation of the camera 10 configured as described above will be described.
[0070]
6 to 9 are explanatory diagrams showing camera operations during movie shooting. If the power switch 40 is turned on with the mode selection lever 42 set to “shooting mode” and the mode dial 32 set to “movie shooting mode”, the camera 10 starts up in the movie shooting mode.
[0071]
When “ON setting” is selected in the setting of the opening screen, as shown in FIG. 6A, the characters “Hello!” Are displayed on the dot matrix liquid crystal 46 when the camera is started up. Thereafter, as shown in FIG. 6B, a predetermined opening screen is displayed on the liquid crystal monitor 38, and at the same time, the dot matrix liquid crystal 46 is switched to display of a mark (movie mode mark) indicating the movie shooting mode. . The movie mode mark is composed of a combination of a mark that represents a movie camera and a character that indicates the recordable time in seconds so as to symbolize movie recording.
[0072]
When the setting of the opening screen is ON, when the power switch 40 is turned OFF, the power is turned OFF after the characters “Bye!” Are displayed on the dot matrix liquid crystal 46.
[0073]
On the other hand, when “OFF setting” is selected in the setting of the opening screen, as shown in FIG. 6C, only the movie mode mark is displayed on the dot matrix liquid crystal 46 when the camera is started up. The liquid crystal monitor 38 remains OFF.
[0074]
After a predetermined time has elapsed from the state of FIG. 6B or FIG. 6C (for example, after 1 second), the screen switches to a movie shooting screen as shown in FIG. During this one second, predetermined initial processing is performed inside the camera, and preparation is made for a ready state.
[0075]
When the camera 10 reaches a recordable state by movie shooting (during standby), a mark indicating the movie mode is displayed on the central display portion 46C of the dot matrix liquid crystal 46. At this time, the upper key 44U of the cross key 44 is a telephoto operation function for optical zoom, the lower key 44D is a wide-angle operation function for optical zoom, and the left key 44L is a macro mode setting for setting and canceling the macro mode. / Release function is assigned.
[0076]
In order to present to the user the functions of these keys 44U, 44D, 44L, and 44R, a zoom-up mark is displayed on the upper display portion 46U of the dot matrix liquid crystal 46, a zoom-down mark is displayed on the lower display portion 46D, and a left display portion 46L. Displays the macro mode mark. As for the macro mode mark, since the macro mode starts in the OFF state when the power is turned on, a mark symbolizing that the macro mode is OFF is displayed to indicate the current macro mode setting state. When the left key 44L is pressed in this state, the macro mode is turned ON, and the mark display on the left display portion 46L is switched to a mark indicating that the macro mode is ON (see FIG. 29C).
[0077]
Further, during the movie standby shown in FIG. 7A, since the function is not assigned to the right key 44R of the cross key 44, the right display portion 46R of the dot matrix liquid crystal 46 is not displayed (blink). Thereby, the user can easily recognize that the right key 44R is an invalid operation key.
[0078]
It is possible to assign the macro mode setting / cancellation function to the right key 44R, but assigning it to the left key 44L far from the end face of the camera body and closer to the center of the main body is caused by an unintended key touch (erroneous operation). Macro mode ON / OFF can be prevented. In consideration of such operability, in the camera 10 of this example, the left key 44R is a macro mode setting / cancellation switch.
[0079]
During standby, a live view captured by the CCD 66 is displayed on the LCD monitor 38, mode information 202 indicating the movie shooting mode at the upper left of the screen, character information 204 "standby" slightly above the center of the screen, and date in the lower left of the screen. Day information 206 is displayed. This date display (206) disappears after a predetermined time (for example, after 3 seconds), and becomes a display as shown in FIG. When the date setting is OFF in the setup, the display of “----,-,-” flashes instead of the date of the month, and disappears after 3 seconds.
[0080]
When the up key 44U or the down key 44D is pressed in the state of FIG. 7B, a zoom bar 208 indicating the zoom position is displayed on the left side of the liquid crystal monitor 38. The zoom bar 208 is displayed as a vertical bar, the upper side indicates the telephoto (tele) side, the lower side indicates the wide angle (wide) side, and is associated with the arrangement relationship of the upper key 44U and the lower key 44D. The letter “T” indicating the tele side is displayed at the upper end of the zoom bar 208, and the letter “W” indicating the wide side is displayed at the lower end of the zoom bar. The display of the zoom bar 208 automatically disappears after a predetermined time has elapsed (for example, after 3 seconds) after the up key 44U or the down key 44D is pressed.
[0081]
Further, when the shift key 48 is pressed in any of the states shown in FIGS. 7A to 7C, a shift guidance screen as shown in FIG. 8A is displayed. At this time, the character information 210 “shift guidance” is displayed at the upper left of the screen of the liquid crystal monitor 38 and “monitor brightness setting → [shift] + [display]” is displayed at the center of the screen. This character display is an operation support display for guiding that the screen can be shifted to a screen for adjusting the brightness of the liquid crystal monitor 38 by continuously pressing (or simultaneously pressing) the shift key 48 and the display key 50.
[0082]
Since no function is assigned to the cross key 44 during the display of the shift guidance screen, only the main mode mark is displayed on the center display portion 46C in the dot matrix liquid crystal 46, and the up / down / left / right buttons are displayed. The display units 46U, 46D, 46L, and 46R are not displayed.
[0083]
When the shift key 48 and the display key 50 are pressed in accordance with the guidance on the shift guidance screen, the brightness adjustment block 212 is displayed on the screen of the liquid crystal monitor 38 as shown in FIG.
[0084]
The brightness adjustment block 212 is displayed in the form of an indicator in which small blocks 213 are arranged in a line from left to right, and represents the degree of brightness by the number of displayed blocks. The left key 44L of the cross key 44 has a function of reducing the brightness (−) and the right key 44R has a function of increasing the brightness (+). Correspondingly, the left display portion 44L of the dot matrix liquid crystal 46 has a left arrow triangle. A right arrow triangle mark is displayed on each of the mark and right display portion 44R.
[0085]
When the left key 46L is pressed, the number of blocks 213 increases and the brightness increases. When the right key 46R is pressed, the number of blocks 213 decreases and the monitor screen becomes dark. Since no function is assigned to the upper key 44U and the lower key 44D, the upper display portion 46U and the lower display portion 46D of the dot matrix liquid crystal 46 are not displayed. Further, a movie mode mark which is the current shooting mode is displayed on the central display portion 46C, and characters indicating the recordable time are erased. Note that a special mark indicating that the brightness is being adjusted may be displayed on the central display unit 46C.
[0086]
When the left / right key 44L or the right key R is operated to bring the screen to an appropriate brightness, when the menu / execution key 52 is pressed, the brightness setting is confirmed. If the cancel key 54 is pressed, the change in brightness adjustment is canceled and the original setting is restored. Under the brightness adjustment block 212, operation guidance of “setting → [execute]” and “cancel → [cancel]” is displayed.
[0087]
When the brightness setting is completed by pressing the menu / execution key 52 or the cancel key 54, the standby state shown in FIG.
[0088]
When the release button 30 is “fully pressed” and “S2 is ON” in the standby state shown in FIG. 7B, movie recording starts as shown in FIG. 9A. At this time, the recording time information 214 is displayed on the upper right of the liquid crystal monitor 38 in units of seconds.
[0089]
The release button 30 also serves as a recording stop key. When the release button 30 is pressed for the second time (when S1 is on), the shooting is ended and the captured image is recorded in the memory card 120. During card recording, as shown in FIG. 9 (b), the characters “storing on card” are displayed on the liquid crystal monitor 38 screen.
[0090]
At this time, a movie mode mark is displayed on the center display portion 46C on the dot matrix liquid crystal 46, and the upper, lower, left and right display portions 46U, 46D, 46L, and 46R are not displayed. When the writing (storing of image) processing to the memory card 120 is completed, the standby state described with reference to FIG.
[0091]
If the release button 30 is pressed again immediately after S2 is turned on (starting shooting), and S1 is turned on (when shooting is finished), recording is performed for a predetermined minimum recording time. For example, the camera 10 of this example records 10 frames per second, and is designed to record at least 3 seconds in relation to a moving image index (25 screen multi-display) described later. When the memory card 120 reaches the recording limit during shooting, the recording is stopped and the automatic recording process is performed as it is.
[0092]
Next, the operation in the manual shooting mode will be described.
[0093]
When the mode selection lever 42 is set to the “shooting system mode” and the “manual shooting mode” is selected with the mode dial 32, the display content of the dot matrix liquid crystal 46 described with reference to FIG. The camera 10 is activated by such a display. That is, on the dot matrix liquid crystal 46, a mode mark composed of a combination of a letter “M” symbolizing the manual photographing mode and a camera mark is displayed.
[0094]
Under the mode mark, the standard number of shootable images, quality display (N represents normal), and pixel number information (2400 represents 2400 × 1800) are displayed. In this manner, when the camera 10 is activated, the dot matrix liquid crystal 46 displays the camera state at the time of startup.
[0095]
When it is possible to shoot in the manual shooting mode, the screens of the dot matrix liquid crystal 46 and the liquid crystal monitor 38 are displayed as shown in FIG.
[0096]
The center display portion 46C of the dot matrix liquid crystal 46 displays a mode mark indicating the manual shooting mode and the number of standard shootable images, the zoom-up mark on the upper display portion 46U, and the zoom on the lower display portion 46D. A down mark, a macro mode mark is displayed on the left display portion 46L, and a strobe mark is displayed on the right display portion.
[0097]
That is, the upper key 44U of the cross key 44 is a telephoto operation function for optical zoom, the lower key 44D is a wide angle operation function for optical zoom, and the left key 44L is a macro mode setting / setting function for setting and canceling the macro mode. The release function, right key 44R is assigned a strobe mode setting function.
[0098]
FIG. 11A shows a state where the macro OFF and strobe mode are set to the automatic light emission mode. When the left key 44L is pressed in this state, the macro mode is turned on, and a mark (see FIG. 29C) indicating that the macro setting is on is displayed on the left display portion 46L. Further, every time the right key 44R is pressed, the flash mode is cyclically cycled as “auto” → “red-eye reduction” → “forced flash” → “flash prohibited” → “auto”... The display of the symbol mark representing is changed (see FIG. 31).
[0099]
Mode information 216 “manual shooting” is displayed on the upper left of the screen of the liquid crystal monitor 38, and a macro mode mark, a self-timer mark, and a manual focus mark are displayed below the mode information 216 as necessary. An AF target mark 218 is displayed in the center of the screen, and a zoom bar 208 is displayed on the left side of the screen, so that the current zoom position can be visually grasped.
[0100]
In the lower part of the screen, various settings such as the brightness setting status of the liquid crystal screen, the strobe light amount setting status, the white balance setting status, and the ISO sensitivity setting status are displayed in order from the left. The frame number is displayed in the upper right of the screen.
[0101]
When the angle of view is determined on the screen of FIG. 11A and the release button 30 is “half-pressed” (S1 ON), the image is captured and the screen changes to the screen of FIG. 11B. At this time, the screen of the liquid crystal monitor 38 is frozen, and AF processing and AE processing are executed inside the camera. During such AF processing and AE processing, “! AF” is displayed as information on the internal processing status of the camera at the upper right of the screen of the liquid crystal monitor 38, and thereafter the display is replaced with “! AE”.
[0102]
Next, when the release button 30 is “fully pressed” (S2 is on), recording for recording (image recording) is executed. When the preview is set to OFF, after the image is stored in the memory card 120, the process returns to the shooting standby state shown in FIG.
[0103]
On the other hand, when the preview is set to ON, when the release button 30 is “fully pressed” (S2 is on) in the state of FIG. 11B, recording for recording (image recording) is executed, and FIG. The preview display screen shown in c) is displayed. Information 220 indicating the operation state “preview” is displayed on the upper left of the screen of the liquid crystal monitor 38, and operation guidance “record → [execute]” and “cancel → [cancel]” is displayed at the bottom of the screen.
[0104]
During preview display, the upper key 44U of the cross key 44 is assigned to the electronic zoom enlargement key, and the lower key 44D is assigned to the electronic zoom reduction key. Correspondingly, a mark (a + sign in the magnifying glass) indicating the zoom function is displayed on the upper display unit 46U of the dot matrix liquid crystal 46, and a mark (a sign of the magnifying glass is displayed on the lower display unit 46D). -Symbol is displayed.
[0105]
Of the cross key 44, the left display portions 46L and 46R of the dot matrix liquid crystal display are not displayed for the left key 44L and the right key 44R to which no function is assigned.
[0106]
When the upper key 44U (or the lower key 44D) is pressed in the state of FIG. 11C, the display image on the screen is enlarged (reduced when the lower key 44D is pressed) as shown in FIG. 11D. )Is displayed. Although not shown in the drawing, the display range can be moved (panning or panning) while the zoom screen is held down by simultaneously pressing any one of the shift key 48 and the cross key 44 (44U, 44D, 44L, or 44R). Tilting). When the menu / execution key 52 is pressed at a desired angle of view, an image of the currently displayed angle of view is stored in the memory card 120. In this example, an image with a screen ratio of 4: 3 is recorded, but the aspect ratio of the screen may be arbitrarily or selectively changed.
[0107]
If the cancel key 54 is pressed on the screen of FIG. 11C or 11D, the image recording process is not executed and the screen returns to the manual shooting screen of FIG. Depending on the setting, it is possible to record only the original image or to record both the angle of view currently displayed and the original image.
[0108]
As described above, zooming in / out and moving of the display range are enabled during the preview, so that it is useful for confirming the focus during manual focus, and the captured image can be trimmed and recorded on the spot.
[0109]
When an image is captured with a setting of 1280 × 960 pixels, the captured image is developed and stored as YC data on the SDRAM 82 with a size of 1280. When this is displayed on the liquid crystal monitor 38, thinning processing is performed by the built-in buffer 76, and data converted to a size of 640 is supplied to the VRAM 94. Therefore, even if the enlargement zoom process is performed in the preview display, the display can be performed without reducing the resolution.
[0110]
In this example, it is configured to be able to command enlargement / reduction and movement of the display range for the preview image. However, the preview image may be configured to command rotation of the screen or partial cutting of the screen by a free shape. Good.
[0111]
When the menu / execution key 52 is pressed on the manual shooting screen shown in FIG. 11A, the screen shifts to the shooting setting menu screen shown in FIGS. The shooting setting menu has eight items of brightness, strobe, white balance, ISO sensitivity, manual focus, metering pattern, sharpness, and preview display, and is divided into two pages by four items. “Preview display” ← → “Sharpness” ← → “Metering” ← → “Manual focus” ← → “Brightness” ← → “Strobe” ← → “White balance” ← → “ The eight items of “ISO sensitivity” are switched in order.
[0112]
As shown in FIG. 12, the first page has four items of “brightness”, “strobe”, “white balance”, and “ISO sensitivity”, and a menu bar of these four items is displayed at the bottom of the screen of the liquid crystal monitor 38. 222 is displayed, and a plurality of selection contents are prepared for each item.
[0113]
In the “brightness” item, the brightness can be set in increments of 0.3 within a range of −0.6 to +0.6. In the “strobe” item, the brightness of the strobe can be set in increments of 0.3 within a range of −0.6 to +0.6. In the “white balance” item, one of strobe, cloudy outdoor, sunny outdoor, and indoor can be selected. In the item of “ISO sensitivity”, one of 200, 400, and 800 can be selected.
[0114]
The setting item is selected with the left key 44L or the right key 44R, and the setting content is selected with the up key 44U or the down key 44D. When setting contents are selected by the upper key 44U or the lower key 44D, the setting contents are determined by pressing the menu / execution key 52.
[0115]
A menu balloon (submenu frame) 223 that pops up when a menu item is selected is also shifted sequentially from the left in accordance with the arrangement order of the menu item display at the bottom of the screen. The item “ISO sensitivity” is the end of menu movement, and the menu does not circulate. Accordingly, as shown in FIG. 12D, when the item “ISO sensitivity” is set, the right key 44R of the cross key 44 is invalid and the right display portion 46R of the dot matrix liquid crystal 46 is not displayed. By setting a frequently used item at the end of movement (moving end) without circulating the menu, it is possible to easily stop at the position of the item.
[0116]
When the left key 44L is pressed on the “brightness” setting screen in FIG. 12A, the screen shifts to the second page as shown in FIG. As shown in FIG. 13, the second page is composed of four items “manual focus”, “photometry”, “sharpness”, and “preview display”, and a menu bar 222 of these four items is displayed at the bottom of the screen of the liquid crystal monitor 38. A plurality of selection contents are prepared for each item.
[0117]
In the “manual focus” item, either manual focus ON or OFF can be selected. In the `` Metering '' item, average metering that takes the entire screen as the metering target and averaging the entire screen, spot metering that targets only the center of the screen, or multi-metering that divides the screen into multiple areas and performs metering. Any one of the photometric patterns can be selected. In “sharpness”, the degree of contour enhancement can be set in an appropriate range in the − direction and the + direction with “0” as a reference. In the “Preview display” item, it is possible to select whether the preview is to be displayed or not.
[0118]
The menu item is selected with the left key 44L or the right key 44R, and the setting content is selected with the up key 44U or the down key 44D. When setting contents are selected by the upper key 44U or the lower key 44D, the setting contents are determined by pressing the menu / execution key 52.
[0119]
The menu balloon 233 of each item pop-up displayed when a menu item is selected is also shifted sequentially from the right in accordance with the arrangement order of the menu item display at the bottom of the screen. The item “Preview Display” is the end of menu movement on the second page, and the menu does not circulate. Therefore, as shown in FIG. 13D, when the item “Preview Display” is set, the left key 44L of the cross key 44 is invalid and the left display portion 46L of the dot matrix liquid crystal 46 is not displayed.
[0120]
When the menu / execution key 52 is pressed on the shooting standby screen described with reference to FIG. 11A, the display screen for the “brightness” setting menu is displayed as a default (FIG. 12A). When the mode is not switched by the mode selection lever 42, the previous menu is entered.
[0121]
Further, when the shift key 48 is pressed on any of the screens shown in FIGS. 11A and 11C or FIGS. 12 and 13, the shift guidance screen described in FIG. 8 is displayed.
[0122]
Next, the operation in the auto shooting mode will be described.
[0123]
When the mode selection lever 42 is set to “shooting system mode” and the mode dial 32 is selected to “auto shooting”, the display contents of the dot matrix liquid crystal 46 shown in FIGS. With the display as shown in FIG. In other words, a mark composed of a combination of a letter “A” symbolizing the auto photographing mode and a mark designed as a camera is displayed on the dot matrix liquid crystal 46. As described with reference to FIG. 10, the standard number of images that can be taken, the quality display, and the number of pixels are displayed together with this mode mark.
[0124]
When it is possible to shoot in the auto shooting mode, the dot matrix liquid crystal 46 and the liquid crystal monitor 38 display as shown in FIG. In the shooting standby state in the auto shooting mode, the up key 44U of the cross key 44 is a telephoto operation function for optical zoom, the down key 44D is a wide angle operation function of optical zoom, and the left key 44L is a macro mode setting. Macro mode setting / cancellation function for canceling, the right key 44R is assigned a strobe mode setting function, and corresponds to each of the upper / lower / left / right display units 44U, 44D, 44L, 44R of the dot matrix liquid crystal 46, respectively. A mark indicating the function to be displayed is displayed. Further, a mode mark indicating the auto shooting mode and the standard number of shootable images are displayed on the center display portion 46C of the dot matrix liquid crystal 46.
[0125]
In the upper left of the screen of the liquid crystal monitor 38, mode information 230 “auto shooting” is displayed, and below that, a macro mode mark and a self-timer mark are displayed as necessary. When the AF target mark 218 is displayed at the center of the screen and a zoom key (in this case, the up key 44U or the down key 44D) is pressed, a zoom bar 208 is displayed on the left side of the screen. The display of the zoom bar 208 automatically disappears when displayed for a predetermined time (for example, 3 seconds) after the zoom key is pressed. Further, the date display 206 automatically disappears after a predetermined time has elapsed after rising (for example, after 3 seconds).
[0126]
When the release button 30 is pressed (S1 is on) on the auto shooting screen of FIG. 15A, the standby screen is displayed as shown in FIG. 15B. When the release button 30 is further “fully pressed” (S2 is on), the image recording operation is executed. When the photographed image is stored in the memory card 120, the state of the auto photographing screen shown in FIG. When the display key 50 is pressed on this auto shooting screen, the screen shifts to the shooting support screen as shown in FIGS.
[0127]
The camera 10 is provided with a photographing support function called best framing display. This is because an index line (referred to as a best framing frame 232) that serves as a guide for framing is displayed on the screen of the liquid crystal monitor 38 in accordance with the purpose of photographing, and the photographer adjusts the angle of view while referring to the best framing frame 232. As a result, a photograph with a good composition can be obtained.
[0128]
FIG. 15C shows a state in which a best framing frame 232 suitable for landscape photography is displayed. When the shift key 48 is pressed on this screen, the function of the cross key 44 is changed, the upper key 44U is a function for selecting the best framing frame pattern, the lower key 44D is a self-timer setting function, and the left key 44L is resized (changing the number of pixels). The function and right key 44R are each assigned a quality setting function. Corresponding to such function assignment, the upper / lower / left / right display units 46U, 46D, 46L, and 46R of the dot matrix liquid crystal 46 are also switched to a predetermined mark display.
[0129]
When the shift key 48 and the upper key 44U are continuously pressed from the state of FIG. 15C, the display switches to the best framing frame 232 suitable for the group photo as shown in FIG. The state is the same as described with reference to FIG. When the shift key 48 is pressed on the screen of FIG. 15D, the function of the cross key 44 is changed as described in FIG. 15C, and the person photographing as shown in FIG. 15E is performed by operating the shift key 48 + up key 44U. A best framing frame 232 suitable for the above is displayed.
[0130]
When the composition is determined using one of the shooting support screens of FIGS. 15C to 15E and the release button 30 is pressed (S1 is turned on), the standby screen of FIG. 15B is displayed. When S1 is turned on from the photographing support screen, the best framing frame 232 is also displayed on the standby screen. When the release button 30 is “fully pressed” (S2 is on) on the standby screen (b), the recording operation is executed and the image is stored in the memory card 120.
[0131]
When the display key 50 is pressed in any of the shooting support screens of FIGS. 15C to 15E, the shooting support function is exited and the screen returns to the auto shooting screen of FIG.
[0132]
Next, the playback mode will be described.
[0133]
When the mode selection lever 42 is set to the “reproduction system mode”, the camera 10 is raised by a display as shown in FIG. 16 instead of the display contents of the dot matrix liquid crystal 46 described in FIG. 6B or 6C. That is, a mode mark of a right-pointing triangular mark symbolizing the reproduction mode is displayed on the dot matrix liquid crystal 46.
[0134]
When the camera 10 stands up in the playback mode, the last image file (last captured image) in the memory card 120 is displayed and displayed as a single frame. FIG. 17A shows an example of playback display when the last image file is a still image file. Mode information 236 indicating the playback mode is displayed on the upper left of the screen of the liquid crystal monitor 38, and frame number and file name information 238 is displayed on the upper right of the screen. The shooting date and time is displayed at the bottom of the screen. Further, on the right side of the screen, there may be a case where information indicating setting of erroneous erasure (image protection) or a mark indicating the presence or absence of print information is displayed as additional information of the image file.
[0135]
During one-frame playback, the upper key 44U of the cross key 44 is assigned an enlargement zoom command, the lower key 44D is assigned a reduction zoom command, the left key 44L is assigned a frame return function, and the right key 44R is assigned a frame advance function. In response to this, marks indicating the functions of the keys 44U, 44D, 44L, and 44R are displayed on the display units 46U, 46D, 46L, and 46R on the upper / lower / left and right sides of the dot matrix liquid crystal 46, respectively. In addition, a mode mark indicating the playback mode is displayed on the central display portion 46C.
[0136]
When the upper key 44U or the lower key 44D is pressed on the screen of FIG. 17A, the playback screen is enlarged or reduced. For example, when the up key 44U is pressed, the image is enlarged as shown in FIG. 17B, and the zoom bar 208 is displayed on the left side of the screen. Also, an operation guide “Zoom movement → [shift] + [↑ ↓ ← →]” is displayed at the bottom of the screen.
[0137]
When the shift key 48 is pressed on the screen of FIG. 17B, the screen shifts to the shift guidance screen shown in FIG. 17C, and the brightness of the liquid crystal monitor 38 can be adjusted according to the guidance as described in FIG. It should be noted that during the shift guidance, the cross key 44 is invalid, and therefore the upper / lower / left / right display units 46U, 46D, 46L, and 46R are not displayed. In either of the screens of FIGS. 17B and 17C, pressing the cancel key 48 returns to the single frame playback screen of FIG.
[0138]
By simultaneously pressing the shift key 48 and any of the up / down / left / right keys (44U, 44D, 44L, or 44R) according to the operation guide shown on the screen of FIG. 17B, as shown in FIG. The display range can be moved without changing the zoom screen. In this case, the up / down / left / right keys 44U, 44D, 44L, or 44R function as direction instruction keys for moving the display range, and the up / down / left / right display units 46U, 46D, 46L, and 46R of the dot matrix liquid crystal 46 indicate directions. A triangle mark is displayed. A mark symbolizing that the screen can be moved in parallel is displayed on the central display 46C.
[0139]
In addition, on the screen of the liquid crystal monitor 38, a triangle mark 240 indicating each of the up / down / left / right movable directions is displayed and a zoom bar 208 is displayed on the left side of the screen. When the zoom movement operation reaches the edge of the screen (for example, the left edge of the screen) and cannot move any more, the triangle mark indicating the direction disappears as shown in FIG. In the dot matrix liquid crystal 46, the indication key indicating the direction disappears. Thereby, the limit of screen movement can be easily recognized. Such a screen moving operation is the same as the preview screen moving operation described with reference to FIG.
[0140]
When the cancel key 54 is pressed on the screen of FIG. 18A or FIG. 18B, the original size is restored and the single frame playback display of FIG. 17A is restored. When the shift key 54 is pressed during the single frame playback display of FIG. 17A, the shift guidance screen described with reference to FIG. 8 is displayed, and the brightness of the monitor can be adjusted.
[0141]
FIG. 19 is a diagram showing an example of a playback still image menu screen. When the menu / execution key 52 is pressed on the still image (one frame) playback screen of FIG. 17A, the playback still image menu of FIG. 19A is displayed. There are six items in the menu: “Erase”, “Auto Play”, “Resize”, “Protect”, “DPOF”, and “Map Playback”, and a plurality of selection contents are prepared for each item.
[0142]
A menu bar in which icons 250 indicating these items are arranged in a row is displayed at the bottom of the screen of the liquid crystal monitor 38. When an item is selected with the left key 44L or the right key 44R, a menu balloon 252 of a submenu is displayed. The display position of the menu balloon 252 moves according to the arrangement order of the icons 250 indicating the menu items at the bottom of the screen. The items “Erase” and “Map Playback” are at the end of menu movement, and there is no circulation from “Erase” to “Map Playback” and from “Map Playback” to “Erase”.
[0143]
The menu item is selected by the left key 44L or the right key 44R, and the setting content is selected from the submenu by the up key 44U or the down key 44D. When setting contents are selected by the upper key 44U or the lower key 44D, the setting contents are determined by pressing the menu / execution key 52.
[0144]
As shown in FIG. 19A, when the “erase” menu is selected, the left key 44L of the cross key 44 is disabled and the left display portion 46L of the dot matrix liquid crystal 46 is not displayed. Similarly, when the “map display” menu is selected in FIG. 19F, the right key 44R is disabled and the right display portion 46R of the dot matrix liquid crystal 46 is not displayed. Note that menu items may be circulated. In this case, the left / right keys 44L and 44R are always enabled, and the dot matrix liquid crystal 46 displays a function.
[0145]
The “erase” menu balloon 252 includes three submenus of “format”, “all frame erase”, and “one frame erase”. When the sub / menu item is selected with the up / down keys 44U and 44D and the menu / execution key 52 is pressed, a confirmation screen for executing each deletion is displayed. By further pressing the menu / execution key 52 on the confirmation screen, processing is performed. Is executed. Images with image protection are not erased even if single-frame erase or all-frame erase processing is executed. In this case, after the image protection is canceled, single-frame erasure and all-frame erasure processing is executed.
[0146]
“Auto play” is a mode in which image files in the memory card 120 are automatically reproduced one by one in order. However, in the case of a moving image file, the first frame image is reproduced as a representative image. In the “auto play” item, a wipe pattern at the time of screen switching can be set, and “no wipe”, “wipe 1”, “wipe 2”, or “wipe 3” can be selected. A predetermined wipe pattern is defined for each of the wipes 1 to 3. In the “Resize” item, the number of pixels can be changed, and “2400 → 1280”, “2400 → 640”, and “1280 → 640” can be selected.
[0147]
The “protect” sub-menu includes three selection items of “all frame cancel”, “all frame protect”, and “one frame setting”. When a desired item is selected with the up / down keys 44U and 44D and the menu / execution key 52 is pressed, a confirmation screen for executing each protection process is displayed. By further pressing the menu / execution key 52 on the confirmation screen, Protection processing is executed.
[0148]
The submenu of “DPOF” includes selection items of “all frame designation / cancellation”, “confirmation / cancellation”, “one frame designation”, and “with date”. The DPOF (Digital Print Order Format) standard describes the number of prints at the time of printing and instructions (print information) regarding print contents such as trimming for each image recorded on the memory card 120 or other recording medium in a predetermined parameter and format. The recorded print order file is recorded on the recording medium. By creating a print order file in advance with a digital camera, a personal computer, etc. and recording it on a recording medium, it is possible to eliminate the need to specify print contents when ordering a lab or printing with a printing apparatus. In “map reproduction”, desired map data can be selected from a plurality of map data, and a map related to the selection can be displayed on the liquid crystal monitor 38.
[0149]
Next, moving image reproduction will be described. When the last image file on the memory card 120 is a moving image file when the camera 10 is started up in the reproduction mode, a movie reproduction standby screen as shown in FIG. 20A is displayed.
[0150]
On the movie playback standby screen, an image of the first frame of the moving image file is displayed, a movie mode mark 260 is displayed on the upper left of the screen, and an operation display mark 262 is displayed on the lower side of the screen. The operation display marks 262 are arranged from the left in the order of image frame rewind, rewind, reverse playback, stop, pause, playback, fast forward, and image frame advance, and indicate the operation status according to the operation of the cross key 44. The color of the mark changes to display the status.
[0151]
In the cross key 44, the upper key 44U functions as a stop key, the lower key 44D functions as a playback / pause, the left key 44L functions as an image frame return, and the right key 44R functions as an image frame advance operation key. A mark indicating the function of each key is displayed on the upper / lower / left / right display portions 46U, 46D, 46L, and 46R of the dot matrix liquid crystal 46, and a movie mode mark is displayed on the central display portion 46C.
[0152]
When the lower key 44D is pressed on the movie playback standby screen in FIG. 20A, the playback process starts. As shown in FIG. 20B, while the reproduction data is being read from the memory card 120, the screen of the liquid crystal monitor 38 temporarily becomes dark, and an hourglass mark 264 is displayed at the center.
[0153]
When the reading is completed, the moving image file is reproduced as shown in FIG. During playback, the color of the playback mark 266 of the operation display mark 262 changes, and a time bar 268 indicating the progress of file playback is displayed at the bottom of the screen. Further, during reproduction of a moving image file, a triangle mark indicating that a moving image is being reproduced is displayed on the central display portion 46C of the dot matrix liquid crystal 46. During moving image playback, the up key 44U is stopped, the down key 44D is played / paused, the left key 44L is rewound, and the right key 44R is assigned a fast forward function, and the dot matrix liquid crystal 46 is displayed above / down / left / right. Marks representing the function of each key are displayed in the portions 46U, 46D, 46L, and 46R.
[0154]
When the up key 44U (stop key) is pressed during the moving image reproduction shown in FIG. 20C, the reproduction processing is stopped and the process returns to the first frame. It can be played from the beginning repeatedly during video playback.
[0155]
When the down key 44D is pressed during the moving image reproduction shown in FIG. 20C, the movie reproduction is temporarily stopped as shown in FIG. At this time, the color of the pause mark 270 of the operation display mark 262 under the screen of the liquid crystal monitor 38 changes, and the pause mark is also displayed on the central display portion 46C of the dot matrix liquid crystal 46. During the pause, the left key 44L of the cross key 44 functions as a frame return operation key and the right key 44R functions as a frame advance operation key. Therefore, a predetermined mark is displayed on each of the left / right display portions 46L and 46R of the dot matrix liquid crystal 46. The
[0156]
When the shift key 48 is pressed in the pause screen, the direction of the triangle icon of the reproduction mark is reversed in the lower display portion 46D of the dot matrix liquid crystal 46 as shown in FIG. A function is assigned. Since the left key 44L and the right key 44R are invalid keys, the left / right display portions 46L and 46R of the dot matrix liquid crystal 46 are not displayed.
[0157]
When the down key 44D is pressed in the state shown in FIG. 21B, reverse playback starts from the paused state. As shown in FIG. 21C, during reverse playback, the color of the reverse playback mark 272 of the operation display mark 262 changes, and the triangle mark ( Reverse playback mark) is displayed. During reverse playback, the left key 44L of the cross key 44 rewinds and the right key 44R functions as a fast-forward operation key. Therefore, a mark indicating a function in the left / right display portions 46L and 46R of the dot matrix liquid crystal 46 Is displayed.
[0158]
When the shift guidance is called by pressing the shift key 48 during the moving image reproduction of FIG. 20C, the movie reproduction is paused. Further, when the shift key 48 is pressed on the movie reproduction standby screen of FIG. 20A, the shift guidance screen is displayed, and the brightness of the monitor can be adjusted as described with reference to FIG.
[0159]
FIG. 22 is a diagram showing an operation procedure of the reproduction moving image menu.
[0160]
When the menu / execution key 52 is pressed during the movie playback standby described with reference to FIG. 20A, the playback movie menu screen shown in FIG. The reproduction moving image menu includes three items of “erase”, “index”, and “protect”. A menu bar in which icons 280 indicating these items are arranged in a row is displayed at the bottom of the screen of the liquid crystal monitor 38. When an item is selected with the left key 44L or the right key 44R, a menu balloon 282 of a submenu is displayed. The display position of the menu balloon 282 is moved according to the arrangement order of the icons 280. “Erase” and “Protect” are at the end of movement, and “Erase” to “Protect” and “Protect” to “Erase” do not circulate.
[0161]
For this reason, at the time of “erasing”, the left key 44L is invalid, and the left display portion 46L of the dot matrix liquid crystal 46 is not displayed (FIG. 22A). Similarly, at the time of “protect”, the right key 44R is disabled and the right display portion 46R is not displayed (FIG. 22C). Note that the menu items may be circulated. In this case, the left / right keys 44L and 44R are always valid, and the function display is displayed on the dot matrix liquid crystal 46.
[0162]
The selection operation of “erase” and “protect” is as described in FIG. As shown in FIG. 22B, when the “index creation” menu is selected, a submenu asking whether or not index creation has been executed is displayed.
[0163]
When “execution” is selected with the upper key 44U or the lower key 44D of the cross key 44 and the menu / execution key 52 is pressed, an index image (referred to as a moving image index) as shown in FIG. 23A is displayed. In this index image, representative frames are extracted from the frame images in the moving image file at appropriate time intervals and arranged and displayed on the liquid crystal monitor 38 as 5 × 5 25-frame reduced images.
[0164]
Note that the display form of the moving image index is not limited to 5 × 5 25-screen multi display, but may be 4 × 4 16-screen multi display, 3 × 3 9-screen multi display, or the like.
[0165]
As a method for extracting the frame for the index image from the moving image file, for example, it is approximately equal from the relationship between the total number of frames in the moving image file and the number of reduced images arranged in the index image (25 in this case). A frame extraction ratio or a thinning ratio is calculated so that one frame is extracted or thinned out at every frame number interval.
[0166]
When a moving image has a minimum recording time of 3 seconds and a moving image recording of 10 frames per second is performed, a screen of 30 frames is acquired in 3 seconds. In order to reduce this to 25 screens and output it as an index image, it is necessary to remove 5 frames, so in this example, frames are thinned out at a rate of 1 frame to 5 frames.
[0167]
Also, if a video file contains 100 frames of images, to reduce this to 25 screens and output it as an index image, it is necessary to reduce the number of frames to ¼. The display frame is extracted with a stagnation. When the number of frames in the moving image file is a number other than a multiple of 25, an index image is created by extracting frames from the entire moving image file with no deviation by appropriately combining extraction and thinning. In this way, it is possible to easily grasp the contents of the entire moving image file simply by looking at the index image.
[0168]
When creating an index image, character information 286 “index creation” is displayed at the upper left of the screen of the liquid crystal monitor 38, and characters “OK?” Asking whether or not to save the index are displayed at the center of the screen. In addition, a file number 288 is displayed at the upper right of the screen, and operation guides “save → [execute]” and “return → [cancel]” are displayed at the bottom of the screen. In the index creation screen shown in FIG. 23 (a), the cross key 44 is disabled, the movie mode mark is displayed only on the center display portion 46C in the dot matrix liquid crystal 46, and the display portions 46U for up / down / left / right are displayed. , 46D, 46L, and 46R are all not displayed.
[0169]
When the menu / execution key 52 is pressed on the index creation screen (FIG. 23A), the index image is saved as a still image file in the memory card 120, and the screen shifts to the reproduction still image menu screen shown in FIG. That is, mode information 290 indicating the “reproduction mode” is displayed at the upper left of the screen of the liquid crystal monitor 38, and “erase”, “auto play”, “resize”, “protect”, “DPOF” are displayed at the bottom of the screen. Then, a menu bar in which icons 250 indicating menu items of “map reproduction” are arranged is displayed. In addition, a triangle mark indicating that the image is a reproduction still image is displayed on the center display portion 46C of the dot matrix liquid crystal 46, and the cross key 44 is displayed on each of the upper / lower / left / right display portions 46U, 46D, 46L, and 46R. A direction mark indicating each function is displayed.
[0170]
When one of the upper, lower, left, and right keys 44U, 44D, 44L, 44R is pressed on the screen of FIG. 23B, a menu balloon 292 is displayed as shown in FIG. Subsequent menu operations are as described in FIG. In addition, when a desired frame is selected from the index screen shown in FIG. 23B and the menu / execution key 52 is pressed, moving image reproduction can be started from the selected frame. Furthermore, the display screen can be enlarged / reduced and the display range can be moved by the same operation procedure as described in FIG. 18 on the screen of FIG.
[0171]
Link information for specifying the original image file of the reduced image in the index image is added to the image file of the index image. The link information may be information on the folder and file name in which the original image file is stored, frame number information, the display position of the reduced image on the index image display screen, and the frame position in the movie file. May be offset information or the like.
[0172]
Such link information is recorded, for example, as tag information in the Exif file format or AVI file format.
[0173]
By using the link information described above, when a desired reduced image position is specified on the index image display screen, moving image reproduction can be started from the screen in the moving image file corresponding to the specified position. When a desired reduced image is selected from the index images by pressing the up / down / left / right keys 44U, 44D, 44L, and 44R while holding down the shift key 48, a screen related to the selection is called out from the moving image file. The screen is played back one frame.
[0174]
When the index image is stored in the memory card 120, the index image file is added with link information for specifying the movie file that is the basis for creating the index image, and the index is also added to the movie file that is the basis. Link information specifying the image file is automatically given. By using this link information, the corresponding moving image file can be called from the reproduction screen of the index image to execute the moving image reproduction, and the index image file can be opened immediately from the moving image file.
[0175]
In this example, when a user performs a predetermined operation, an index image of a movie file is created and recorded. When a movie file is recorded by movie shooting, an index image is automatically created and recorded. May be recorded on the memory card 120 as a still image file.
[0176]
Next, some useful functions in the playback mode will be described.
[0177]
FIG. 24 shows a state during fast-forwarding in still image reproduction. In the normal single frame playback screen shown in FIG. 24A, the left / right keys 44L and 44R of the cross key 44 function as a frame advance key and a frame return key, respectively. In this one-frame playback screen, when the left key 44L or the right key 44R is pressed for a predetermined time or longer (for example, 0.7 seconds), the fast-forward mode is entered.
[0178]
In the fast-forward mode, as shown in FIG. 24B, three reduced images (thumbnail images) are displayed at the bottom of the screen of the liquid crystal monitor 38 in a picture-in-picture format. A playback bar 296 indicating the playback status is displayed. While the left key 44L or the right key 44R is kept pressed, thumbnails are automatically displayed in the order of file numbers, and one thumbnail moves from the left to the right of the thumbnail display portion 294 (from right to left in the case of fast reverse). It is sent out sequentially. The thumbnail moves one frame at a predetermined time (for example, 0.2 seconds). Reduced image data is created by thinning out the number of data of full-size image data and added to a storage file of full-size image data.
[0179]
The background of the screen stops at the single-frame playback image when the mode is changed to the fast-forward mode, and the image can be confirmed by fast-forward by displaying the thumbnail display unit 294. In the case of a moving image file, the reduced image of the first frame is displayed as a representative image. The screen size of the moving image is 640 × 480, which is smaller than that of a normal still image file (for example, 1280 × 960). Therefore, the size of the reduced image is also small reflecting this. . A reduced image indicated by reference numeral 298 in FIG. 24B is a representative image of a moving image file.
[0180]
When the desired image has reached the center position of the thumbnail display section 294, when the finger is released from the left key 44L or the right key 44R and a predetermined time (for example, 0.7 seconds) elapses, the playback mode of the center image is set. Transition. For example, when the finger is released from the left key 44L or the right key 44R in the state of FIG. 24B, a moving image file represented by reference numeral 298 is selected, and as shown in FIG. 24C, the full size of the moving image file is selected. Can be played. The moving image playback procedure is as described with reference to FIGS.
[0181]
If the finger is released from the left key 44L or the right key 44R and before a predetermined time (for example, 0.7 seconds) elapses, the left key 44L or the right key 44R is pressed again to move the thumbnails forward or backward. Frame return is possible. As shown in this example, three thumbnails are displayed and one thumbnail is moved from left to right (from right to left in the case of return), so there is an advantage that it is easy to find a desired image during fast-forwarding. .
[0182]
The thumbnail display unit 294 is formed in the vertical direction on the left side or the right side of the screen in addition to the mode formed at the bottom of the screen of the liquid crystal monitor 38 as shown in FIG. Fast-forwarding may be performed while moving from the bottom to the top. The number of thumbnails displayed on the thumbnail display unit 294 is not limited to three, and any number of two or more appropriate numbers may be displayed.
[0183]
FIG. 25 shows a state of fast-forwarding during movie playback.
[0184]
During the movie playback standby shown in FIG. 25A, the fast-forward mode is entered by long pressing the left key 44L or the right key 44R. As described with reference to FIG. 24, in the fast-forward mode, thumbnails for three images are displayed at the bottom of the screen of the liquid crystal monitor 38 (FIG. 25B), and a playback bar 296 is displayed on the thumbnail display portion 294.
[0185]
While the left key 44L or the right key 44R is kept pressed, the thumbnail screen is automatically displayed in order in the order of the file number while moving from the left to the right on the thumbnail screen. When the desired image has reached the center position of the thumbnail display section 294, when the finger is released from the left key 44L or the right key 44R and a predetermined time (for example, 0.7 seconds) elapses, the playback mode of the center image is set. Transition. For example, when the left key 44L or the right key 44R is released in the state of FIG. 25B, the still image file corresponding to the thumbnail 302 is selected, and as shown in FIG. 25C, the still image file is selected. Is played in full size.
[0186]
FIG. 26 shows an operation procedure when displaying thumbnails. When the display key 50 is continuously pressed twice (double-clicked) at the time of single frame playback or movie playback standby in the playback mode, a list of thumbnails is displayed on the liquid crystal monitor 38 as shown in FIG. This is a list of image files in the memory card 120 displayed as thumbnails, and is displayed by a 9-screen multi-display in which the monitor screen is divided into 3 × 3. In the case of a moving image file, a reduced image of the first frame is displayed as a representative image.
[0187]
When there are many image files and not all thumbnails can be displayed on one screen, they are displayed in multiple pages. When switching pages, page shift or return is instructed by the shift key 48 + left / right keys 44L and 44R.
[0188]
When the shift key 48 is pressed on the thumbnail list display screen of FIG. 26A, the shift guidance screen shown in FIG. On this shift guidance screen, an operation guide for setting the brightness of the monitor and an operation guide for moving the page are displayed. At this time, the left / right keys 44L and 44R of the cross key 44 function as input keys for page movement instructions, and the mark indicating the page movement function is displayed on the left / right display portions 46L and 46R of the dot matrix liquid crystal 46. .
[0189]
When the shift key 48 + display key 50 is pressed according to the guidance displayed on the liquid crystal monitor 38, the monitor brightness setting screen is displayed as shown in FIG. 26C, and a predetermined operation is performed according to the procedure described in FIG. You can adjust the brightness of the monitor.
[0190]
From the shift guidance screen of FIG. 26 (b), the page can be moved by the shift key 48 + left / right keys 44L, 44R. For example, page shift can be designated by the shift key 48 + right key 44R as shown in FIG. 27A, and page return (FIG. 27B) can be designated by the shift key 48 + left key 44L. When the thumbnail list display page is moved, the center display portion 46C of the dot matrix liquid crystal 46 may be hidden or a predetermined mark may be displayed.
[0191]
Next, display variations in the dot matrix liquid crystal 46 will be described.
[0192]
When the setup mode is selected with the mode dial 32, as shown in FIG. 28A, a mark (character) indicating the setup mode is displayed on the central display portion 46C of the dot matrix liquid crystal 40. At this time, since the cross key 44 functions as an up / down / left / right cursor key for selecting a setup menu item or setting content, the dot matrix liquid crystal 40 up / down / left / right display unit 46U, In each of 46D, 46L, and 46R, a triangle mark indicating an up / down / left / right instruction function is displayed. If the up / down keys 44U and 44D of the cross key 44 become invalid depending on the situation, the up / down display portions 46U and 46D are blinked as shown in FIG.
[0193]
When the continuous shooting mode is selected with the mode dial 32, when the camera 10 is started up, a display including a mode mark 302 indicating the continuous shooting mode is displayed as shown in FIG. Eventually, when it is possible to shoot in the continuous shooting mode, the display is switched as shown in FIG. In the continuous shooting mode, since the strobe light emission is prohibited, the right key 44R of the cross key 44 becomes an invalid key, and the right display portion 46 of the dot matrix liquid crystal 46 is not displayed. The left key 44L is assigned a function of a macro setting key, and a mark indicating the macro function and its setting state is displayed on the left display portion 46L. Further, since the upper key 44U functions as an optical zoom tele-operation key and the lower key 44D functions as a wide operation key, marks indicating the respective functions are displayed on the upper / lower display portions 46U and 46D of the dot matrix liquid crystal 46.
[0194]
FIG. 29B shows a state in which the macro mode is set to OFF. When the left key 44L is pressed in this state, the camera 10 is set to the macro mode, and the display is switched to the display as shown in FIG. Change. When the macro mode is set to ON, the AF scan range is shifted to the short distance side, and high-accuracy focusing on a subject at a short distance becomes possible.
[0195]
When the person photographing mode is selected with the mode dial 32, when the camera 10 is started up, as shown in FIG. 30A, a display including a mode mark 304 indicating the person photographing mode is performed. Eventually, when it is possible to shoot in the person shooting mode, the display changes to that shown in FIG. Since the macro mode setting is prohibited in the portrait mode, the left key 44L of the cross key 44 is an invalid key, and the left display portion 46 of the dot matrix liquid crystal 46 is not displayed. The right key 44R is assigned with a function of a strobe setting key, and a mark indicating the strobe setting function and its setting state is displayed on the right display portion 46R.
[0196]
FIG. 30B shows a state in which the strobe setting is set to “auto mode”. If the right key 44R is pressed in this state, the flash mode can be switched. As shown in FIG. 31, every time the right key 44R is pressed from the state (a) of the “auto mode”, “auto mode” (a) → “red-eye reduction mode” (b) → “forced flash mode” (c) → “Light emission prohibition” (d) → “Auto mode” (a)... The display content of the right display portion 46R of the dot matrix liquid crystal 46 is switched in accordance with the switching of the strobe mode, and a mark indicating the setting state of the strobe mode is displayed (see FIG. 31).
[0197]
When the landscape shooting mode is selected with the mode dial 32, when the camera 10 is started up, a display including a mode mark 306 indicating the landscape shooting mode is performed as shown in FIG. Eventually, when it becomes possible to shoot in the landscape shooting mode, the display changes to that shown in FIG. In the landscape shooting mode, since the setting of the macro mode is prohibited, the left key 44L of the cross key becomes an invalid key, and the left display portion 46L of the dot matrix liquid crystal 46 is not displayed. The right key 44R is assigned with a function of a strobe setting key, and a mark indicating the strobe setting function and its setting state is displayed on the right display portion 46R.
[0198]
When the night view shooting mode is selected with the mode dial 32, when the camera 10 is started up, as shown in FIG. 33A, a display including a mode mark 306 indicating the night view shooting mode is performed. Eventually, when it is possible to shoot in the landscape shooting mode, the display changes to that shown in FIG. Since the macro mode setting is also prohibited in the night scene shooting mode, the left key 44L of the cross key becomes an invalid key, and the left display portion 46L of the dot matrix liquid crystal 46 is not displayed. The right key 44R is assigned with a function of a strobe setting key, and a mark indicating the strobe setting function and its setting state is displayed on the right display portion 46R.
[0199]
Next, a control example of maintaining and canceling macro shooting mode settings of the digital camera according to the present embodiment will be described.
[0200]
This camera 10 employs an autofocus method called phase difference AF, and calculates the subject distance based on the integrated value of the high frequency components of the image signal obtained from the CCD 66. In normal shooting (shooting other than the macro mode), the subject is at a distance of about 80 cm or more, and AF scan is performed in the range of 80 cm to ∞. Thus, the AF scan range is limited in order to prevent erroneous distance measurement due to a pseudo peak and to increase the AF time.
[0201]
On the other hand, at the time of shooting in the macro mode, the AF scanning range is shifted to the closest side, and AF control is performed so that the focus is in the range of about 20 cm to 80 cm.
[0202]
FIG. 34 is a chart summarizing the situation in which the macro mode is held and the situation in which it is canceled in the digital camera of this example. The macro setting information is stored in the DRAM 152 or the EEPROM 130, and the setting contents are held / cleared according to the situation. As shown in the figure, when the system is reset in the macro ON state, the macro setting is cleared.
[0203]
When the AA batteries are replaced or when the power switch is turned off, the macro shooting mode setting is cleared, and when the power switch is turned on next time, the camera 10 is started in the macro off state.
[0204]
On the other hand, when the power is turned off by the auto power off function, the macro setting information is retained. When auto power off is performed in the macro ON state, the macro ON setting is maintained at the next startup.
[0205]
When a mode transition is performed between “shooting mode” ← → “playback mode” by operating the mode selection lever 42, macro setting information is retained. Therefore, the macro mode is maintained even when an operation for switching to the playback system mode immediately after performing shooting in the macro mode, checking the captured image, and returning to the “imaging system mode” again. It is easy to use because there is no need to reset the macro every time the mode is switched.
[0206]
When the shooting mode is changed with the mode dial 32 in the shooting system mode, the macro setting information is cleared. The shooting mode can be changed from “Movie shooting mode”, “Burst shooting mode”, “Manual shooting mode”, “Auto shooting mode”, “Portrait shooting mode”, “Landscape shooting mode”, and “Night scene shooting mode” When the image is taken, the shooting situation and the shooting intention change, so the macro setting is automatically cleared to prevent a situation where the macro setting is mistakenly shot.
[0207]
Further, the macro setting information is held by the menu display / non-display switching operation by the OSD, and the macro setting information is also held by pressing the cancel key 54.
[0208]
As described above, once the macro mode is set, the macro canceling operation with the cross key 44 (left key 44) or the operation for ending the macro shooting (for example, turning off the power switch 40, shooting with the mode dial 32). The macro mode is canceled only when a mode change operation is performed, and the macro setting is maintained when the power is turned off by the auto power off function or when the mode is changed to the reproduction mode for confirming the captured image. As a result, it is possible to satisfy both of the two requirements of convenience when using the macro mode and prevention of shooting in the unintended (due to erroneous operation) macro mode.
[0209]
In the macro mode, the liquid crystal monitor 38 is turned off by the display key 50, and the liquid crystal monitor 38 is turned on. In close-up shooting, the view angle alignment by the viewfinder 36 (optical viewfinder) tends to be inaccurate due to the effect of parallax. By checking the actual captured image through the LCD monitor 38, more accurate angle adjustment is possible. It becomes. Therefore, the liquid crystal monitor 38 is not turned off even when the display key 50 is pressed during the macro mode.
[0210]
Next, a mode in which the camera 10 is connected to a USB compatible personal computer (not shown) will be described.
[0211]
By connecting a USB cable to the USB terminal of the camera 10 of this example, the camera 10 can be remotely controlled from a personal computer, and data can be transferred between the camera 10 and the personal computer at high speed. The USB cable has a 4-core structure consisting of a V bus line, a GND line, a data (+) line, and a data (−) line. When +5 V is input to the V bus line of the USB terminal, the camera 10 automatically The USB mode (communication mode) is entered. When the USB mode is set, a mode display (for example, “USB” character display) indicating that the USB mode is in effect is performed on the central display portion 46C of the dot matrix liquid crystal 46.
[0212]
When performing remote control of the camera 10 by a personal computer, a device driver having a command for controlling the camera 10 is set up in advance in the personal computer, and a predetermined control command is transmitted from the personal computer to the camera 10 to thereby execute the control of the camera 10. Operation / processing can be controlled remotely.
[0213]
When the camera 10 establishes communication with the personal computer via the USB interface, the vendor name and device name “vendor unique” information and “camera control” (part of Communication Device Class) are declared to the personal computer. . The device driver of the personal computer controls the camera 10 based on the declaration information.
[0214]
When the camera 10 is set to the “shooting system mode”, the items that can be controlled by the personal computer are zoom processing for changing the angle of view for shooting, adjustment of brightness at the time of shooting, and the flash light emitting device. For example, setting of light emission conditions, white balance adjustment, shooting, recording of sound, setting of recording state, and the like.
[0215]
When image data or audio data is transmitted from the camera 10 side to the personal computer, a transmission button (menu / execution key) provided on the operation unit 162 of the camera 10 after the camera 10 establishes communication with the personal computer. A predetermined transmission operation is performed, such as pressing 52). In response to the predetermined transmission operation, the CPU core 150 reads the designated image data and audio data from the memory card 120 and converts them into a predetermined data format, and then transmits them to the personal computer via the USB driver 158 and the USB terminal 160. Execute the process.
[0216]
When the camera 10 is set to the “playback mode”, the camera 10 declares the camera 10 itself as a “mass storage class” to the personal computer connected via the USB interface, It is also possible for the device to read / write information from / to the recording means 42. In this case, another device (such as a personal computer) recognizes and accesses the camera 10 as a “mass storage class”, that is, an external storage device. It is possible to read and write information.
[0217]
When the camera 10 is set to the playback mode, a process of reading image data and audio data from the memory card 120 is executed when the camera 10 plays back and displays an image. Write processing of information from the device (in this case, a personal computer) to the memory card 120 is prohibited, or information transmitted from an external device is buffered in a storage unit such as the DRAM 152 for playback. When the reading process is completed, control is performed to record the buffered information in the memory card 120.
[0218]
In addition, when there is a request for reading information from the external device to the memory card 120 during execution of the read processing for reproduction, the read processing from the external device is disabled or the memory is shifted in time. Control is performed so that information is read from the card 120.
[0219]
Usually, a drive such as a floppy disk drive, a CD-ROM drive, or a hard disk drive built in or externally installed in a personal computer is provided with an access lamp so that the operating state of the drive is indicated by the lighting state of the lamp. It has become. It is desirable to add means corresponding to an access lamp to the camera 10 connected via USB.
[0220]
In the case of the camera 10 of this example, the finder lamp 58 is also used as an access lamp. While accessing the camera 10 through the USB connection, the finder lamp 58 is lit in green.
[0221]
An example of the display contents of the finder lamp 58 other than the USB mode is shown. In the photographing system mode, the green lighting state of the finder lamp 58 means that photographing preparation is complete (AE, AF completion), and green blinking indicates a camera shake warning. This means shooting attention.
[0222]
The orange lighting state means any of the recording operation to the memory card 120, the self-timer operation, and the preview image display, and the blinking orange indicates that the flash is being charged. When an error occurs in the camera system, the finder lamp 58 blinks red to warn the user.
[0223]
Means attached to the camera 10 that can be used as means corresponding to the access lamp include the self-timer lamp 18, the dot matrix liquid crystal 46, the backlight 106 of the dot matrix liquid crystal 46, the liquid crystal monitor 38, etc. in addition to the finder lamp 58. is there. Not only visual means but also an audio output from the speaker 184 may be informed that access is being performed, and these means may be appropriately combined.
[0224]
When the liquid crystal monitor 38 is also used as a means for presenting access information, a message notifying the communication status and information on transfer time (information such as required transfer time, transfer end time, estimated transfer time) are displayed, or from the camera 10 When transferring an image to a personal computer, it is possible to display the image content being transferred on the liquid crystal monitor 38.
[0225]
When using the battery, it is preferable to present the access information by means of low current consumption such as the finder lamp 58 and the self-timer lamp 18, but it is expected that an AC power adapter is often used when connected to the USB. When power supply is obtained, it is not necessary to consider battery consumption. Therefore, only when the use of the AC power adapter is detected by the battery detection unit 178, the current consumption of the liquid crystal monitor 38, the dot matrix liquid crystal 46, etc. is relatively small. The access information may be presented using a large means, or the access information may be presented by combining a plurality of means.
[0226]
By presenting access information in the communication mode (USB mode in this example), the user can easily grasp whether or not the camera 10 is accessing the medium, and remove the recording medium during communication. Can prevent misoperation. Further, in order to avoid the inconvenience that the memory card 120 is inadvertently pulled out during media access, in addition to the display of the access information, “NO. CARD (memory card not installed)” is activated in response to detection of opening of the card cover. In the case of recording (writing), it is programmed to immediately close the file in response to detection of opening of the card cover.
[0227]
In the above description, the USB standard is used as an example of the communication interface. However, the scope of application of the present invention is not limited to this, and is represented by RS232C, RS-422, other wired communication interfaces, the Bluetooth standard, and the like. The present invention can also be achieved using a wireless communication interface.
[0228]
In the above embodiment, an external recording medium (removable medium) that can be attached to and detached from the camera body is used as a recording medium. However, a configuration in which the recording medium is an internal memory (or an internal hard disk) built in the camera is also possible. In this case, the image data stored in the internal memory is output to the outside via a wired or wireless communication means (interface).
[0229]
In the above description, an example in which data is exchanged between the camera 10 and a personal computer has been described. However, a communication partner device is not limited to a personal computer, and a personal digital assistant (PDA) having a function similar to a personal computer, image management, and the like. It may be an electronic device such as a device, an image search device, or an image information processing device.
[0230]
【The invention's effect】
As described above, according to the electronic camera according to the present invention, the finder lamp and other means attached to the camera are also used as the access information presenting means, and at the time of communication, the fact that the communication is in progress is notified by a predetermined display or audio output. Therefore, it is possible to prevent an erroneous operation such as accidentally removing the medium during data transfer or media access. Further, since it is not necessary to add dedicated access information presenting means to the electronic camera body, the cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a digital camera to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a plan view of the camera shown in FIG.
FIG. 3 is a rear view of the camera shown in FIG.
FIG. 4 is an enlarged view of the mode dial.
FIG. 5 is a block diagram showing the configuration of the digital camera of this example.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing the operation procedure of the camera in the moving image shooting mode.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing the operation procedure of the camera in the moving image shooting mode.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing the operation procedure of the camera in the moving image shooting mode.
FIG. 9 is an explanatory view showing the operation procedure of the camera in the moving image shooting mode.
FIG. 10 is a diagram showing a display example of a dot matrix liquid crystal at the time of start-up in the manual shooting mode.
FIG. 11 is an explanatory view showing the operation procedure of the camera in the manual shooting mode.
FIG. 12 is an explanatory diagram showing the operation procedure of the camera in the manual shooting mode.
FIG. 13 is an explanatory diagram showing the operation procedure of the camera in the manual shooting mode.
FIG. 14 is a diagram showing a display example of a dot matrix liquid crystal at startup in the auto shooting mode.
FIG. 15 is an explanatory diagram showing the operation procedure of the camera in the auto shooting mode.
FIG. 16 is a diagram showing a display example of a dot matrix liquid crystal at the start-up in the reproduction mode
FIG. 17 is an explanatory diagram showing a procedure for reproducing a still image file.
FIG. 18 is an explanatory diagram showing a procedure for reproducing a still image file.
FIG. 19 is an explanatory diagram showing how the playback still image menu is switched.
FIG. 20 is an explanatory diagram showing a procedure for reproducing a moving image file.
FIG. 21 is an explanatory diagram showing the procedure of a moving image file playback operation.
FIG. 22 is an explanatory diagram showing a state where the playback video menu is switched.
FIG. 23 is an explanatory diagram showing a procedure for creating an index image of a moving image file.
FIG. 24 is an explanatory diagram of the fast-forward mode in the playback mode.
FIG. 25 is an explanatory diagram of the fast forward mode in the playback mode.
FIG. 26 is an explanatory diagram showing an example of thumbnail list display
FIG. 27 is an explanatory diagram showing a page switching method for thumbnail list display;
FIG. 28 is a diagram showing a display example in a dot matrix liquid crystal in the setup mode.
FIG. 29 is a diagram showing a display example of a dot matrix liquid crystal in continuous shooting mode.
FIG. 30 is a diagram showing a display example on a dot matrix liquid crystal in the person photographing mode.
FIG. 31 is an explanatory diagram showing how the strobe mode display is switched.
FIG. 32 is a diagram showing a display example on the dot matrix liquid crystal in the landscape shooting mode.
FIG. 33 is a diagram showing a display example of a dot matrix liquid crystal in night scene shooting mode.
FIG. 34 is a chart summarizing the situation in which the macro mode setting is held and the situation in which it is automatically canceled in the camera of this example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Camera (electronic camera), 18 ... Self-timer lamp (information display means, access information presentation means), 30 ... Release button, 32 ... Mode dial, 38 ... Liquid crystal monitor (image display means), 44 ... Cross key (operation) Key ..., 46 ... dot matrix liquid crystal (information display means, function key function display section), 58 ... finder lamp (information display means, access information presentation means), 66 ... CCD (imaging device), 118 ... card interface (recording) Means), 120 ... memory card (recording medium), 132 ... CPU block, 150 ... CPU core (control means), 176 ... external power input terminal (power input terminal), 178 ... battery detector (external power detection means), 184 ... Speaker (voice output means)

Claims (4)

撮像素子と、前記撮像素子を介して撮像した画像を記録する記録手段と、有線又は無線の通信によって外部機器と情報の授受が可能な通信手段と、を有する電子カメラにおいて、該電子カメラは、
撮影時又は再生時に利用される情報表示手段、及び、画像表示手段のうち少なくとも一つの表示手段と、
ファインダーランプと、
電池と、
電源入力端子と、
該電源入力端子に対する外部電源の接続の有無を検出する外部電源検出手段と、
を有し、
前記表示手段と前記ファインダーランプは、前記通信手段を介した情報の送受信中に当該電子カメラが通信中であることを示すアクセス情報を提示するためのアクセス情報提示手段として兼用され、
前記外部電源検出手段により前記電源入力端子を介して外部から電力が供給されることが検知された場合に限り、前記表示手段が、前記アクセス情報提示手段として兼用されて、通信状況を知らせるメッセージ、転送時間の情報、又は、転送中の画像内容を表示し、
前記電池から電力の供給を得ているときは、前記ファインダーランプが、前記アクセス情報提示手段として兼用されることを特徴とする電子カメラ。
In an electronic camera having an image sensor, a recording unit that records an image captured through the image sensor, and a communication unit capable of exchanging information with an external device by wired or wireless communication, the electronic camera includes:
Information display means used at the time of shooting or reproduction, and at least one display means among image display means;
A viewfinder lamp,
Battery,
Power input terminal,
An external power source detecting means for detecting whether or not an external power source is connected to the power input terminal;
Have
The display means and the finder lamp are also used as access information presenting means for presenting access information indicating that the electronic camera is communicating during transmission / reception of information via the communication means,
Only when it is detected by the external power supply detection means that power is supplied from the outside via the power input terminal, the display means is also used as the access information presentation means , and a message that informs the communication status, Display transfer time information or image content being transferred,
The electronic camera, wherein the finder lamp is also used as the access information presenting means when power is supplied from the battery.
撮像素子と、前記撮像素子を介して撮像した画像を記録する記録手段と、有線又は無線の通信によって外部機器と情報の授受が可能な通信手段と、を有する電子カメラにおいて、該電子カメラは、
撮影時又は再生時に利用される情報表示手段、及び、画像表示手段のうち少なくとも一つの表示手段と、
セルフタイマーランプと、
電池と、
電源入力端子と、
該電源入力端子に対する外部電源の接続の有無を検出する外部電源検出手段と、
を有し、
前記表示手段と前記セルフタイマーランプは、前記通信手段を介した情報の送受信中に当該電子カメラが通信中であることを示すアクセス情報を提示するためのアクセス情報提示手段として兼用され、
前記外部電源検出手段により前記電源入力端子を介して外部から電力が供給されることが検知された場合に限り、前記表示手段が、前記アクセス情報提示手段として兼用されて、通信状況を知らせるメッセージ、転送時間の情報、又は、転送中の画像内容を表示し、
前記電池から電力の供給を得ているときは、前記セルフタイマーランプが、前記アクセス情報提示手段として兼用されることを特徴とする電子カメラ。
In an electronic camera having an image sensor, a recording unit that records an image captured through the image sensor, and a communication unit capable of exchanging information with an external device by wired or wireless communication, the electronic camera includes:
Information display means used at the time of shooting or reproduction, and at least one display means among image display means;
A self-timer lamp,
Battery,
Power input terminal,
An external power source detecting means for detecting whether or not an external power source is connected to the power input terminal;
Have
The display means and the self-timer lamp are used as access information presenting means for presenting access information indicating that the electronic camera is communicating during transmission / reception of information via the communication means,
Only when it is detected by the external power supply detection means that power is supplied from the outside via the power input terminal, the display means is also used as the access information presentation means , and a message that informs the communication status, Display transfer time information or image content being transferred,
The electronic camera, wherein the self-timer lamp is also used as the access information presenting means when power is supplied from the battery.
撮像素子と、前記撮像素子を介して撮像した画像を記録する記録手段と、有線又は無線の通信によって外部機器と情報の授受が可能な通信手段と、を有する電子カメラにおいて、該電子カメラは、
撮影時又は再生時に利用される情報表示手段、及び、画像表示手段のうち少なくとも一つの表示手段と、
スピーカと、
電池と、
電源入力端子と、
該電源入力端子に対する外部電源の接続の有無を検出する外部電源検出手段と、
を有し、
前記表示手段と前記スピーカは、前記通信手段を介した情報の送受信中に当該電子カメラが通信中であることを示すアクセス情報を提示するためのアクセス情報提示手段として兼用され、
前記外部電源検出手段により前記電源入力端子を介して外部から電力が供給されることが検知された場合に限り、前記表示手段が、前記アクセス情報提示手段として兼用されて、通信状況を知らせるメッセージ、転送時間の情報、又は、転送中の画像内容を表示し、
前記電池から電力の供給を得ているときは、前記スピーカが、前記アクセス情報提示手段として兼用されることを特徴とする電子カメラ。
In an electronic camera having an image sensor, a recording unit that records an image captured through the image sensor, and a communication unit capable of exchanging information with an external device by wired or wireless communication, the electronic camera includes:
Information display means used at the time of shooting or reproduction, and at least one display means among image display means;
Speakers,
Battery,
Power input terminal,
An external power source detecting means for detecting whether or not an external power source is connected to the power input terminal;
Have
The display means and the speaker are also used as access information presentation means for presenting access information indicating that the electronic camera is communicating during transmission / reception of information via the communication means,
Only when it is detected by the external power supply detection means that power is supplied from the outside via the power input terminal, the display means is also used as the access information presentation means , and a message that informs the communication status, Display transfer time information or image content being transferred,
The electronic camera is characterized in that, when power is supplied from the battery, the speaker is also used as the access information presenting means.
前記ファインダーランプは、少なくとも撮影準備の完了時、撮影注意時、前記記録手段の記録動作中、及び、システムのエラー発生時に点灯・点滅することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。2. The electronic camera according to claim 1, wherein the finder lamp is lit and blinks at least when the preparation for photographing is completed, when photographing is cautioned, during the recording operation of the recording unit, and when a system error occurs.
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