JP4236910B2 - Combination oil ring - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属製リングとエキスパンダリングとからなり、前記エキスパンダリングが樹脂製リングよりなる往復動機関用の組合せオイルリングに関する。
【0002】
【従来の技術】
往復動内燃機関用のオイルコントロールリングとしては、外周側に突出する上下2本のレール間に外周側と内周側を連通するオイル戻し孔が円周方向に間隔を置いて複数個形成されているオイルリングと、このオイルリングを半径方向外方に押圧するコイルエキスパンダとから構成された2ピースタイプの組合せオイルリングが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
一方、外側に金属製リングを配置し、内側に樹脂製リングを配置し、樹脂製リングの合い口が所定温度以上において熱膨張により突き当たり、金属製リングを半径方向外方に押圧する張力を発生する圧力リング用の組合せピストンリングが提案されている(特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特公平3−29979号公報
【特許文献2】
特開2000−130583号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般的にエンジン回転数が高くなると、リングのボアへの追従性が悪化し、オイル消費が悪くなる。また、油温も高くなり、粘度が低くなり、蒸発成分の増加により、益々オイル消費が悪化する。しかしながら、コイルエキスパンダでオイルリングを半径方向外方に押圧する組合せオイルリングでは、コイルエキスパンダの張力を大きくすると、油温が低いエンジン始動時に、オイルリングとシリンダの摩擦が大きくなり、始動不良を起こすことがある。一方、コイルエキスパンダの張力を小さくすると、始動性は良いが、高回転時に、オイルリングのシリンダボア変形への追従性が不足して、シール性が悪化することがある。このように、従来のタイプの組合せオイルリングでは、始動時から高回転時にわたって張力を適性の値にすることが難しい問題を有している。
【0006】
一方、樹脂製リングを使用した組合せピストンリングは、温度によって張力が変化し、温度が高くなるに伴って張力が増加する傾向を有している。しかしながら、特開2000−130583号公報記載の組合せピストンリングは圧力リングであって、オイルリングについては記載されていない。
【0007】
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その課題は、オイルリングをエキスパンダリングで外側に押圧する組合せオイルリングにおいて、エキスパンダリングの張力をエンジンの始動時から高回転時にわたって適性な値とすることを可能にした組合せオイルリングを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、次の手段を採る。すなわち、
本発明は、外周側に突出する上下2本のレール間に外周側と内周側を連通するオイル戻し孔を有し、内周側に溝が形成されている金属製リングと、この金属製リングの前記内周溝に前記オイル戻し孔に対向配置して装着され金属製リングを半径方向外方に押圧するエキスパンダリングとからなる組合せオイルリングにおいて、
前記エキスパンダリングが、合い口の突き当たった状態で熱膨張により張力が上昇する構造の樹脂製リングであり、前記金属製リングの内周面に前記オイル戻し孔と通じるオイル排出溝が形成されていることを特徴とする。
【0009】
上記構成によれば、エキスパンダリングが樹脂製リングで、張力は温度によって変化し、温度が高くなるに伴って張力が増加する。したがって、エンジン始動時の低温時には、樹脂製リングの張力を低張力とすることで、金属製リングとシリンダとの間は低摩擦となり、始動性を良好にできる。また、通常運転時においても、比較的低張力が得られ、低燃費化が可能となる。一方、高回転時には、樹脂の熱膨張により、樹脂製リングは高張力が得られ、金属製リングのシリンダボア変形への追従性が良好となり、高いシール性を確保することができる。
【0010】
金属製リングで掻き取ったオイルは、金属製リングのオイル戻し孔を通って内周側に入り、オイル排出溝を通ってリング溝内へ流れ、リング溝底やリング溝下面に設けられたオイル戻し通路を経て、クランクケースに戻される。
【0011】
シリンダと摺動するリングを金属製リングとしたことで、高寿命化を図れる。また、剛性も高いことから、薄幅化も可能になる。外周面に窒化、クロムめっき、複合めっき、PVD皮膜等の表面処理を施すことにより、耐摩耗性を向上できる。
【0012】
オイル排出溝をオイル戻し孔の上側及び下側に形成する場合は、例えば、オイル排出溝を上下対称に配置したり、あるいは円周方向に間隔をおいて上下交互に配置したりする。オイル排出溝を上下交互に形成すると、金属製リングの強度を確保する面で好ましく、また、エキスパンダリングの接触面を多く確保できるため、エキスパンダリングの密着性がよく、円周方向における張力のばらつきを減少できる。
【0013】
また、オイル排出溝を全てオイル戻し孔の下側に形成すると、オイルをクランクケース側(下側)へ積極的に戻すことができる。また、オイル排出溝を通ってエキスパンダリングの下側や背側に回ったオイルが金属製リングを上向きに押す力を発生するため、金属製リングが溝上面に押し付けられ、姿勢が安定し、オイル掻き能力を向上できる。
【0014】
前記オイル排出溝の端部は、オイルの排出の面で金属製リングの上下方向の端面まで延びて端面に開口していることが好ましいが、強度面から見ると上下方向の端面まで延びずに端面より手前位置まで延びているのがよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1〜図3において、1はピストン、2はシリンダで、ピストン1の外周に形成されているリング溝3に組合せオイルリング4が装着されている。組合せオイルリング4は2ピースタイプのオイルリングで、金属製リング5と、その内周側に配置され金属製リング5をシリンダ2の内壁2aに押圧するためのエキスパンダリングである樹脂製リング6とから構成されている。
【0017】
金属製リング5は、合い口を有する略I字形断面のリングで、外周側に突出する上下2本のレール7,8間にオイル受容溝9を有し、その溝底に半径方向に貫通しているオイル戻し孔10を円周方向に複数個備えている。また、金属製リング5は、樹脂製リング6が配置される断面円弧形の内周溝11を内周側に有している。この金属製リング5の内周面にはオイル戻し孔10と通じるオイル排出溝12が複数形成されている。オイル排出溝12は、円周方向に沿って長孔状に形成されているオイル戻し孔10の上側及び下側に対称的に、上側に3個、下側に3個、円周方向に等間隔をおいて形成されている。これらのオイル排出溝12はオイル戻し孔10から上下方向に延びて、端部は内周溝11を越え、金属製リング5の上下面13,14よりも手前の位置まで延びている。金属製リング5の上下のレール7,8の外周面には窒化、クロムめっき、複合めっき、PVD皮膜等の所定の表面処理が施されている。
【0018】
樹脂製リング6は、合い口を有し、合い口の突き当たった状態で熱膨張により張力が上昇する構造の円形断面のリングである。すなわち、樹脂製リング6の張力は温度によって変化し、温度が高くなるに伴って張力が増加するようになっている。樹脂材料としては、例えばポリイミド樹脂が用いられる。
【0019】
したがって、樹脂製リング6によってシリンダ2の内壁2aに押し付けられた金属製リング5が、シリンダ2の内壁2aを摺動し、シリンダ2の内壁2aから掻き取ったオイルは、オイル受容溝9からオイル戻し孔10に入り、金属製リング5の内周面のオイル排出溝12を通ってリング溝3内に流出し、リング溝3の底部に形成されているオイル戻し通路15や図示しない金属製リング5の合い口すきまを通ってクランクケースに戻される。
【0020】
この際、エンジン始動時の低温時には、樹脂製リング6は低張力とされているため、金属製リング5とシリンダ2の内壁2aとの間は低摩擦となり、始動性が良好になる。また、通常運転時においても、樹脂製リング6は比較的低張力が得られ、低燃費化が可能となる。一方、高回転時には、樹脂製リング6の熱膨張によって、樹脂製リング6は高張力を発生するため、金属製リング5のシリンダ内壁2aへの追従性が良好で、高いシール性を確保することができる。
【0021】
図4及び図5は、本発明の別の実施形態2を示している。本実施形態2は、上記実施形態1とは、金属製リング5に形成するオイル排出溝の配置構成が相違しているだけで、他の構成は上記実施形態1と同じである。
【0022】
本実施形態2では、金属製リング5のオイル戻し孔10の上下にオイル排出溝12を円周方向に間隔をおいて上下交互に配置したものである。本実施形態2では、オイル排出溝12がオイル戻し孔10の下側、上側、下側に円周方向に等間隔をおいて3個配置されている。これによれば、上記実施形態1に比較して金属製リング5の強度を確保できるとともに、樹脂製リング6の接触面積が増すため、樹脂製リング6の密着性が増し、円周方向における張力のばらつきが減少する。
【0023】
図6及び図7は、本発明の更に別の実施形態3を示している。本実施形態3は、上記実施形態1とは、金属製リング5に形成するオイル排出溝の配置構成が相違しているだけで、他の構成は上記実施形態1と同じである。
【0024】
本実施形態3では、オイル排出溝12を全て金属製リング5のオイル戻し孔10の下側に配置したものである。本実施形態3では、オイル排出溝12がオイル戻し孔10の下側に円周方向に等間隔をおいて3個配置されている。これによれば、オイルをクランクケース側(下側)へ積極的に戻すことができる。また、オイル排出溝12を通って樹脂製リング6の下側や背側に回ったオイルが金属製リング5を上向きに押す力Fを発生するため、金属製リング5が溝上面に押し付けられ、姿勢が安定し、オイル掻き能力が向上する。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、オイルリングをエキスパンダリングで外側に押圧する組合せオイルリングにおいて、エキスパンダリングの張力をエンジンの始動時から高回転時にわたって適性な値とすることができ、エンジン始動時等における低摩擦化と高回転時の高いシール性とを得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す縦断面図である。
【図2】金属製リングの一部分を内周側から見た図である。
【図3】金属製リングの一部分を示す斜視図である。
【図4】本発明の別の実施形態を示す縦断面図である。
【図5】金属製リングの一部分を内周側から見た図である。
【図6】本発明の更に別の実施形態を示す縦断面図である。
【図7】金属製リングの一部分を内周側から見た図である。
【符号の説明】
1 ピストン
2 シリンダ
2a シリンダ内壁
3 リング溝
4 組合せオイルリング
5 金属製リング
6 樹脂製リング
7,8 レール
9 オイル受容溝
10 オイル戻し孔
11 内周溝
12 オイル排出溝
13 金属製リングの上面
14 金属製リングの下面
15 オイル戻し通路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a combined oil ring for a reciprocating engine comprising a metal ring and an expander ring, wherein the expander ring is a resin ring.
[0002]
[Prior art]
As an oil control ring for a reciprocating internal combustion engine, a plurality of oil return holes that communicate between the outer peripheral side and the inner peripheral side are formed at intervals in the circumferential direction between two upper and lower rails that project to the outer peripheral side. A two-piece type combination oil ring is used, which includes an oil ring and a coil expander that presses the oil ring radially outward (see, for example, Patent Document 1).
[0003]
On the other hand, a metal ring is placed on the outside, a resin ring is placed on the inside, and the joint of the resin ring hits due to thermal expansion above a predetermined temperature, generating tension that pushes the metal ring radially outward A combined piston ring for a pressure ring has been proposed (see Patent Document 2).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 3-29979 [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2000-130583
[Problems to be solved by the invention]
Generally, when the engine speed increases, the followability of the ring to the bore deteriorates and the oil consumption deteriorates. In addition, the oil temperature is increased, the viscosity is decreased, and the oil consumption is further deteriorated due to the increase in evaporation components. However, with a combination oil ring that presses the oil ring radially outward with a coil expander, if the tension of the coil expander is increased, the friction between the oil ring and the cylinder increases at the time of engine start when the oil temperature is low. May occur. On the other hand, when the tension of the coil expander is reduced, the startability is good, but at the time of high rotation, the followability to the cylinder bore deformation of the oil ring is insufficient and the sealing performance may be deteriorated. As described above, the conventional type combined oil ring has a problem that it is difficult to make the tension an appropriate value from the start to the high rotation.
[0006]
On the other hand, a combination piston ring using a resin ring has a tendency that the tension changes depending on the temperature and the tension increases as the temperature increases. However, the combination piston ring described in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-130583 is a pressure ring, and no oil ring is described.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above points, and the problem is that, in a combined oil ring that presses the oil ring outward with the expander ring, the tension of the expander ring is suitable from the start of the engine to the high rotation. An object of the present invention is to provide a combination oil ring that can be made to have a low value.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention adopts the following means in order to solve the above problems. That is,
The present invention includes a metal ring having an oil return hole that communicates between an outer peripheral side and an inner peripheral side between two upper and lower rails that project to the outer peripheral side, and a groove formed on the inner peripheral side, In the combined oil ring comprising an expander ring that is mounted in the inner circumferential groove of the ring so as to face the oil return hole and presses the metal ring radially outward,
The expander ring is a resin ring having a structure in which tension is increased by thermal expansion in a state where the abutment is abutted, and an oil discharge groove communicating with the oil return hole is formed on an inner peripheral surface of the metal ring. It is characterized by being.
[0009]
According to the above configuration, the expander ring is a resin ring, and the tension varies depending on the temperature, and the tension increases as the temperature increases. Therefore, by setting the tension of the resin ring to a low tension at a low temperature when starting the engine, the friction between the metal ring and the cylinder becomes low, and the startability can be improved. Further, even during normal operation, a relatively low tension can be obtained, and fuel consumption can be reduced. On the other hand, at the time of high rotation, the resin ring can obtain a high tension due to the thermal expansion of the resin, the followability to the cylinder bore deformation of the metal ring is good, and high sealing performance can be secured.
[0010]
The oil scraped off by the metal ring enters the inner peripheral side through the oil return hole of the metal ring, flows into the ring groove through the oil discharge groove, and is provided on the bottom of the ring groove or the lower surface of the ring groove. It returns to the crankcase through the return passage.
[0011]
By making the ring that slides with the cylinder a metal ring, the service life can be extended. In addition, since the rigidity is high, the width can be reduced. Abrasion resistance can be improved by subjecting the outer peripheral surface to a surface treatment such as nitriding, chromium plating, composite plating, or PVD coating.
[0012]
When the oil discharge grooves are formed on the upper and lower sides of the oil return hole, for example, the oil discharge grooves are arranged vertically symmetrically, or alternately arranged vertically at intervals in the circumferential direction. Forming the oil drain grooves alternately on the top and bottom is preferable in terms of securing the strength of the metal ring, and because many contact surfaces of the expander ring can be secured, the expander ring has good adhesion and tension in the circumferential direction. The variation of can be reduced.
[0013]
Further, if all the oil discharge grooves are formed below the oil return hole, the oil can be positively returned to the crankcase side (lower side). In addition, the oil that has rotated through the oil discharge groove to the lower side or back side of the expander ring generates a force that pushes the metal ring upward, so the metal ring is pressed against the upper surface of the groove, and the posture is stabilized. Oil scraping ability can be improved.
[0014]
The end of the oil discharge groove preferably extends to the end face in the vertical direction of the metal ring on the oil discharge surface, and opens to the end face, but does not extend to the end face in the vertical direction when viewed from the strength side. It is good to extend from the end surface to a near position.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0016]
1 to 3, 1 is a piston, 2 is a cylinder, and a
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
Accordingly, the
[0020]
At this time, since the
[0021]
4 and 5 show another
[0022]
In the second embodiment, the
[0023]
6 and 7 show still another
[0024]
In the third embodiment, the
[0025]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the combined oil ring that presses the oil ring outward by the expander ring, the expander ring tension can be set to an appropriate value from the start of the engine to the time of high rotation. It is possible to obtain low friction during engine start-up and high sealing performance during high rotation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view of a part of a metal ring as viewed from the inner peripheral side.
FIG. 3 is a perspective view showing a part of a metal ring.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing another embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a view of a part of a metal ring as seen from the inner peripheral side.
FIG. 6 is a longitudinal sectional view showing still another embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a view of a part of a metal ring as viewed from the inner peripheral side.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (6)
前記エキスパンダリングが、合い口の突き当たった状態で熱膨張により張力が上昇する構造の樹脂製リングであり、前記金属製リングの内周面に前記オイル戻し孔と通じるオイル排出溝が形成されていることを特徴とする組合せオイルリング。A metal ring having an oil return hole communicating between the outer peripheral side and the inner peripheral side between the two upper and lower rails projecting to the outer peripheral side and having a groove formed on the inner peripheral side; In the combined oil ring consisting of an expander ring that is mounted in the circumferential groove so as to face the oil return hole and presses the metal ring radially outward,
The expander ring is a resin ring having a structure in which tension is increased by thermal expansion in a state where the abutment is in contact, and an oil discharge groove communicating with the oil return hole is formed on an inner peripheral surface of the metal ring A combination oil ring characterized by
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