JP4235363B2 - 患者に挿管するための装置 - Google Patents
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Description
(発明の背景)
本発明は、概して、医療カテーテルの領域にあり、特に、その遠位端を患者の体内の所定の位置に誘導し、配置することを容易にするように構成されたカテーテルに関する。
【0002】
カテーテルおよび管を患者の体内に配置する種々の方法が知られている。例えば、経腸栄養製品は、患者の鼻の外鼻腔を通じて導入された管を経由して、患者の胃腸管に届けられ得る。管は、患者の食道を通り、患者の胃の中にまで進展する。患者の小腸に、直接、経腸栄養製品を届けるのが好ましい場合には、管はさらに幽門を超えて患者の十二指腸または小腸の中にまで進展する。しかしながら、多くの患者では、患者の十二指腸の中にまで管を進展させることは困難であり得る。胃を通って十二指腸の中まで管を進展させる方法の1つは、胃腸管の自然のぜん動運動を利用する。そのような進展は、一部の患者では3〜5日間も必要とし得る。胃腸管内のぜん動作用を強化し、それにより栄養管を小腸の中にまで進展させるのに必要な時間を低減するために、医薬製品が使用され得る。
【0003】
管が、ぜん動運動によって幽門を通って十二指腸に進展する際に、管の遠位端の位置を決定するために、一連のX線が典型的に使用され、そのため、患者は繰り返し放射線に曝され、管を配置することに関連するコストは増大する。これらの理由から、自然に発生する、または医薬品によって強化されたぜん動運動の使用は、患者の小腸内に管を配置するための次善の策である。
【0004】
胃腸管の中へのカテーテルの配置に磁束または磁界を使用することが、当業者に知られている。例えば、McCartyに与えられた米国特許第3,043,309号には、遠位端に磁石部材を有する吸引チューブを操作するために、電磁石によって生成された局所磁界を用いることが記載されている。吸引チューブは、腸閉塞を通って操作されるように構成されている。電磁石は、医療の専門家が、管の遠位端の正確な位置を決定するために透視照射を使用する際に磁石をオフにすることを可能にする。このように磁界を非活性にすることができなければ、磁界は透視スクリーン上の像を歪ませ、そのために管の遠位端の位置の正確な決定が妨げられてしまう。
【0005】
Freiらに与えられた米国特許第3,794,041号は、カテーテルの本体部に挿入されるように構成された、本体部を外部磁石を使用して動かすための強磁性材料の球体を開示している。Caillouetteらに与えられた米国特許第3,847,157号は、強磁性材料を含む管の位置を特定するための、医療外科用管内の磁性インジケータを開示している。Tillanderに与えられた米国特許第3,674,014号は、端が球状の複数の磁性管状素子を有するカテーテルの遠位端を開示している。この素子により、カテーテルの遠位端の誘導のために、断面が互いに対して歪むことが可能となる。Moossunに与えられた米国特許第3,961,632号および第4,077,412号は、腹部の外から胃壁を通った外部孔を経由して、カテーテルの配置を導くために使用される、腹部から差し込むフォーリー型の胃カテーテルを開示している。Freiらに与えられた米国特許第3,358,676号は、磁石を含む球体を人間の管路を通って遠隔制御推進するための磁石の使用を示している。
【0006】
Gabrielに与えられた米国特許第5,431,640号は、管と結合した永久磁石を有するカテーテル栄養管の遠位端を磁気的に導くために、体の組織を透過し、胃の小弯を包むための磁界を確立する外部磁石を使用することを開示している。カテーテル管の遠位端に永久磁石があることは、カテーテル磁石を外部磁石によって舵取りできるという利点を示す。
【0007】
外部磁石によって生成された磁界を用いて、カテーテルを患者の十二指腸遠位部まで操作することは、患者の腹部表面との関係における胃と十二指腸との正確な解剖学的知識を必要とする。この知識は、オペレータが外部磁石を患者の腹部上で正確な経路で操縦し得、その結果カテーテルが胃を通って患者の十二指腸の中に進展するために、必要である。外部磁石を操縦しているオペレータは、カテーテルの進展中、カテーテルの遠位端部が外部磁石の磁界によって継続的に捕捉されているのかどうかを判定するために、腹壁を通して見ることができない。それゆえ、カテーテルの遠位端が適切に患者の十二指腸内に進展しているかどうかを判定するために、追加的な処置が必要である。すでに議論され、明らかに短所のある1つの方法は、カテーテルの遠位端部分を確認するためにX線モニタリングを使用することを含む。米国特許第5,431,640号に記載される他の方法は、カテーテルの遠位端から流体を吸引し、吸引された流体のpHを測定することを必要とする。しかしながら、特定の個人のpH値は、時々投薬に反応して起こるように、予期される値から変動し得、そのため誤った位置情報が結果として得られる。必要なのは、カテーテルの遠位端が外部磁石によって捕捉されているかどうかの指示を提供し、それによりカテーテルの遠位端が適切に患者の十二指腸内に進展しているかどうかを指示する、外部磁石の磁界を使用してカテーテルの遠位端部を進展させる装置および方法である。
【0008】
現在利用可能なカテーテルよりも簡単かつ正確に配置されるカテーテルを提供することが本発明の目的である。
【0009】
(発明の要旨)
(1)永久磁石または強磁性材料と、(2)所定の強度の磁界または磁束の存在に反応するセンサとを含む遠位端部を有するカテーテルが提供される。外部磁石をさらに含むカテーテルシステムもまた提供される。外部磁石によって提供されるような、カテーテルの遠位端を捕捉し操縦するのに十分な磁界に、カテーテルの遠位端部がさらされた場合に反応するように、遠位端部のセンサは選択される。
【0010】
カテーテルシステムは、患者に挿管する間、カテーテルの遠位端を操縦するための舵取り部を含む遠位端部を有するカテーテルをさらに含む。1つの実施形態では、舵取り部は、カテーテルの遠位端部のうち、隣接部分の可撓性と比較して増大した可撓性を備えた部分の形態をとる。他の実施形態では、カテーテルシステムは、カテーテルが実質的にその進展方向に垂直な表面に遭遇した時にカテーテルの進展を容易にする、非対称な突起を有する舵取り部を含む遠位端部を有するカテーテルをさらに含む。
【0011】
患者に挿管する方法であって、外部磁石を備えた、本明細書で開示されるカテーテルシステムの使用を包含する方法もまた提供される。カテーテルは、患者の体の部分内に配置され、外部磁石は、管の遠位端部が外部磁石によって捕捉されたことをセンサが指示するように、カテーテルの遠位端部の近くに運ばれる。外部磁石は、次に、カテーテルの遠位端部を患者の体内の選択された部分に配置するために使用される。その方法はまた、舵取り部を含む遠位端部を有するカテーテルと共に使用され得、かつ、患者に挿管する間、カテーテルの遠位端部を操縦するために舵取り部を使用し得る。カテーテルはまた、患者の血管系の中に挿入することにも適合させられ得る。
【0012】
(発明の詳細な記述)
カテーテル
本明細書で開示されるカテーテルの好適な実施形態において、カテーテルの遠位端は、胃を通って操縦され、栄養または薬剤が直接小腸に届けられるように、十二指腸内に配置される。図1に、胃の目立った特徴および結合している食道と十二指腸とをラベル付けして胃の解剖学的形態を示す。
【0013】
カテーテルシステムの1つの実施形態を図2に示す。図2では、カテーテル10は、栄養または薬剤を届けるために遠位端部14まで細長く延びるカテーテル本体部12を有する。カテーテル10は、種々の流体を患者の体内の種々の位置に届けるために使用され得ることが理解されるであろう。本発明の開示の目的として、カテーテル10を経腸栄養製品を患者の十二指腸に届けるために使用することを述べる。しかしながら、本発明はこの用途に限定されないことが理解されるであろう。他の実施例は後述される。
【0014】
カテーテル10の遠位端部14は、鼻の外鼻孔16を通って導入され、カテーテル10への長手方向の圧縮力をかけることにより進展し、これにより遠位端部14は患者の後頭部の向きに押し進められ、そこから食道18へ押し進められる。麻痺作用物質が鼻孔粘膜に塗布されているものの、カテーテル10の遠位端部14は潤滑剤で覆われていることが好ましい。食道の通路は、カテーテル10の遠位端部14が胃底24の下部の胃22の胃体部20に入る際に、カテーテル10の遠位端部14に十分な誘導を与え得る。遠位端部14が食道に沿って胃体に入る動きは、左上四分円(「LUQ」)で起こる。
【0015】
胃22は、概略J字形の形態を有している。胃22の横方向の最大の解剖学的サイズは、噴門口、すなわち、食道が胃に入る場所に位置する。胃の横方向の寸法は、噴門口から、食物が胃腸管を通る通常の経路の向きに離れるに従って狭くなる。角切痕26は、左上四分円(「LUQ」)と右上四分円(「RUQ」)との境界に存在する。角切痕から、典型的には幽門括約筋30とともに右上四分円(「RUQ」)にある幽門部28において、同等の横方向寸法が始まる。幽門括約筋30は、胃22から小腸32への食物の経路を許容するために拡張する筋肉の閉じ部である。小腸32は、十二指腸34と、十二指腸遠位部36とを含む。食物は、幽門括約筋30を通り、十二指腸34に入る。十二指腸34は、右下四分円(「RLQ」)に延び、次に概略水平方向内に左下四分円(「LLQ」)に延び、そこには小腸の十二指腸遠位部36が位置している。
【0016】
胃22の概略J字形の形状は、「J」の長い枝が正中矢状面の左にあり、主要部分が左上四分円(「LUQ」)にある。胃の長軸は、下向き、前向きに通り、次に右に向き、最後は後ろ向きそしてわずかに上向きに通る。胃22のサイズと形状は、患者によって大きく変わる。例えば、背が低く、肥満の人では、胃は高く、横方向になっており、背が高い人では、胃は細長い。所与の患者において、胃の形状は、胃が空っぽであるか満たされているか、患者の体位および呼吸の位相に依存することが知られている。噴門口において、鋭角が形成されており、そのために、カテーテルが胃を通って押し進められる時に、カテーテルの遠位端を幽門部28にではなく胃底24に誤って向けやすい。
【0017】
カテーテル10の胃22への他の入り口を図3に示す。カテーテルの遠位端は、鼻の外鼻孔を通ってではなく、患者の腹壁38の瘻孔通路を通って胃22の胃体20に入る。この瘻孔を形成する技術は当業者には周知であり、経皮的内視鏡下胃瘻造設術(「PEG」)と呼ばれる。あるいは、カテーテル10は、患者の腹壁38の瘻孔通路を通って患者の十二指腸または空腸に直接配置され得る。本発明の配置の装置および方法は、PEG法によって患者の腹壁に形成された瘻孔通路を通して栄養管を配置すること、および栄養管を患者の鼻を通して配置することにおける使用に特に適している。
【0018】
本明細書で開示されるカテーテルの1つの実施形態をカテーテル10の詳細を説明するために拡大して図4に示す。カテーテル10が栄養管として構成される場合、カテーテル10は約50インチ(1270mm)である。カテーテル本体部12は、典型的には、約3mmの直径を有し、既知のX線技術を使用してその特定を容易にするために、全体または一部が放射線不透過性の材料から構成される。カテーテル10の遠位端部14は、典型的には、約5mmの外径を有する。遠位端部14は、カテーテル本体部12の残りの部分と一体に形成され得る。あるいは、遠位端部14は、カテーテル本体部12の残りの部分に機械的に搭載され、もしくは化学的に接着され得る。カテーテル本体部12のルーメン40は、遠位端部14の外部の環境と1以上の開口部を介して流体が行き来できるようになっている。開口部は、遠位端部14の末端の軸オリフィス42Aとして画定され得る。開口部はまた、遠位端部14の壁を通ってアイレット42Bとして画定され得る。開口部により、流体は、ルーメン40を通じて、カテーテル10の遠位端部14が配置される場所に導かれる。
【0019】
磁性反応素子
カテーテルの遠位端部14には磁性反応部材が備えられている。本発明の第1の実施形態で、磁性反応部材は、カテーテル10の遠位端部14に配置された円柱形状の永久磁石44を含む。あるいは、磁性反応部材は、強磁性材料、すなわち、磁性状態が誘導され得る材料から構成されてもよい。図4の実施形態における永久磁石44は、約5mmの直径と約6mmの長さとを有している。ルーメン40の小突出部46は、永久磁石44が軸オリフィス42Aを通して挿入された場合に発生する。他の構成においては、永久磁石44は遠位端部14の外部壁面に配置される。永久磁石44は、向かい合った半円柱極面44Aおよび44Bを含み得、磁束線が半円柱極44Aから半円柱極44Bに向かって延びるように直径44Cにまたがる分極を示す。
【0020】
外部磁石の磁界に遭遇したカテーテルの遠位端部14と近接関係にある外部磁石48が図5に示される。胃22の壁と腹壁38とは、カテーテル10の遠位端部14と外部磁石48との間にある。説明されたように、直径に沿って分極した永久磁石44を含むことにより、外部磁石の磁界が遠位端部14中の永久磁石44を捕捉した場合に、遠位端部14は外部磁石48に対して横方向を向く結果となる。このことは、胃腸管のカーブに沿ってカテーテルを誘導するのに都合がよい。
【0021】
他の実施形態では、磁性反応部材は、図6に示されるように、カテーテル10の遠位端部14に配置された永久磁石50である。永久磁石50は、向かい合った平坦な極面の間の円柱表面を伴って構成される。永久磁石50は、参照番号52で特定される小突出部を生成する円柱表面で、ルーメン40内に支持される。軸オリフィス42Aを通して挿入された永久磁石50は、図4および図5に示される永久磁石44と比較して異なるように分極している。図6の永久磁石50の磁束線は、カテーテルの末端に隣接する第1の概略平坦な極面50Aから、反対側の第2の概略平坦な極面50Bに延びる。上述したように、磁性反応部材は、図7に示されるように、カテーテルの遠位端部14中の強磁性挿入物54の形態をとり得る。本明細書で開示されるカテーテルシステムのこの実施形態によれば、強磁性挿入物54は、断面が管状である。遠位端部14におけるカテーテル壁中に埋め込まれ得、または、ルーメン40の内表面もしくは遠位端部14の外表面に備えられ得る。強磁性挿入物54に磁化を誘導するのに十分な強さの磁界を提供するように、外部磁石の選択がなされ得ることが見出された。誘導された磁化は、外部磁石と強磁性挿入物54との磁気的結合を提供し、これにより遠位端部14を外部磁石の動きによって操作することが可能になる。
【0022】
強磁性挿入物54を含む材料は、磁界をかけることによって容易に磁化され、磁界を取り除くと実際上磁化されていない状態に戻る強磁性合金として定義される合金であり得る。適した強磁性材料は、パーマンデュア(permandure)、鉄、鉄珪素鋼、鉄コバルト合金および鉄ニッケル合金を包含するが、これらに限定されない。外部磁石によってかけられた磁界の存在下で起こる強磁性挿入物54の磁化は、誘導磁化として定義され、磁界がかけられなくても現れる永久磁化とは区別される。
【0023】
センサ
センサ56は、カテーテル10の遠位端部14に配置される。センサ56は、カテーテル10と一体化し得、またはカテーテル10に装着され得、あるいは、カテーテル10内に挿入されたスタイレット68上に配置され得る。センサ56は、好ましくは、所定の強度の磁界の存在を検出するように構成されている。磁界は、外部磁石48の磁束の効果であるか、強磁性挿入物54の誘導された磁気であるか、またはそれらの組み合わせのいずれかであり得る。磁界の所定の強度は、永久磁石44、50または強磁性体挿入物54が磁気的に外部磁石と結合することを確実にするのに十分な強度に選択される。センサ56は、好ましくは、しきい値の磁界が遠位端部14に存在する場合に、聴覚、視覚または触覚による指示をインジケータ58を介して提供する。カテーテル10の遠位端部14に永久磁石44および50が備えられている実施形態では、センサ56は、永久磁石44および50の磁界または磁束密度には反応しないように構成される。図5および図6において、センサ56は、センサ56が誤ってトリガされないように、カテーテルの遠位端部14中の永久磁石44および50から間隔を空けられている。センサ56は、所定の強度の磁界または磁束の存在に反応する、当業者に周知の動作原理を利用した種々の形態のうちの任意の形態を有し得る。
【0024】
上述したように、センサ56は、遠位端部14におけるしきい値の磁束または磁界の存在の指示を提供するように構成されている。図4に図示されるカテーテルシステムの1つの実施形態において、センサ56は、視覚的または聴覚的信号発生器58および電源60に接続されている。この実施形態では、センサ56は、エンベロープ62を含む。エンベロープ62は、センサ56の電気的状態が、所定のしきい値レベルの磁界または磁束の存在に反応して変化するように所定の弾性を有する葉状リード64からなる導電性の突出部を含む保護ハウジングを形成する。導電性の葉状リード64は、エンベロープ62の向かい合った端から、間隔を空けて重なる関係で延びる。図4の実施形態において、葉状リードは、所定の強度の磁界または磁束が存在しない時には、互いに電気的接触がないように構成されている。しかしながら、葉状リードは、外部磁石と遠位端部14との間に磁気的結合が提供されるのに十分な強度の磁界または磁束の存在下では、弾性的に力が加わり、互いに電気的に接触し、それにより電気はセンサ56を通って流れ、信号発生器58を動作させる。電気的接触と離れた位置との間の葉状リード64の動きは、磁界または磁束の存在または不存在に起因する。
【0025】
信号発生器
信号発生器58は、好ましくは、カテーテル10を配置する間、患者の外に置かれる。センサ56と信号発生器58との間の必要な電気的接続は、種々の既知の技術を用いて達成され得る。例えば、電気的に絶縁されたワイヤ66は、スタイレット68に巻きつけられ得、ワイヤ66はセンサ56と信号発生器58との間の電気的結合を提供する。他の実施形態では、スタイレット68は、センサ56と信号生成器58との間の必要な電気的結合を提供する導電材料から形成され得る。スタイレット68の周囲には、好ましくは、不注意で電気ショックを患者に与えないために、電気絶縁材が備えられる。
【0026】
信号発生器58は、好ましくは、センサ56が磁界または磁束のしきい値レベルを検知したことを示す検知可能信号を提供する、電球または他の視覚信号である。それにより、医者は、カテーテル10の遠位端部14が外部磁石48に捕捉されたこと、および外部磁石48が、カテーテル10の遠位端部14を操作するために使用できることを知る。例えば、ブザーまたはベルから発せられる耳に聞こえる信号が、本発明からそれることなく、電球に代えて使用され得る。必要な磁気的結合が存在することを示す触覚信号を提供するために、振動素子もまた備えられ得る。
【0027】
カテーテルの遠位端部14内の強磁性挿入物のさらなる実施の形態が図8に示される。カテーテルの遠位端部は、強磁性材料からなる複数の小片70を含む。小片70は、カテーテル壁材料の遠位端部14の壁にマトリクス状に埋め込まれている。外部磁石48からの磁束は、カテーテルに埋め込まれた小片70に引き寄せられ、それにより磁束密度を増加させ、小片70内の磁化を誘導する。誘導された磁化は、図7の強磁性挿入物54に関して述べたように機能する。
【0028】
センサ56の他の形態が図8に示され、この形態は円柱形状に巻かれ、コイル80を形成する、ある長さのワイヤを含む。コイルは、センサ56に関して図示され、記述されたのと同じ様態で、電流を信号発生器に伝えるために、スタイレットに電気的に接続されている。ある長さのワイヤは、好ましくは、鉄芯の周りに巻きつけられ、それによって当業者に周知の様態で誘導電流を増加する。
【0029】
キャップ72は、図4に示されるように、スタイレット68の近位端を支える。スタイレット68は、実質的にルーメン40の全長に沿って延びる。スタイレット68は、配置処置を容易にするために、カテーテルに所望の度合いの剛性および堅さを付与する。カテーテルの配置が完了した後、キャップは、スタイレット68をカテーテル本体部12から引き抜くために使用される。ルーメン40はその後、栄養または薬剤を患者に供給するために使用され得る。キャップ72は、カテーテルの遠位端部14とは反対側の近位端と結合された固定具74内に形成された中空部にはめ込まれている。固定具74は、追加的なダクト部76を備え、ダクト部76は、流体をカテーテルのルーメンに導入することが望まれる場合にルーメンにアクセスするための、取り外し可能な閉じキャップ78を有する。ルーメンから流体を引き出すことが望まれるなら、当業者に周知であるように、注射器が、流体を漏らさない様態でダクト部76に接続可能であってもよい。
【0030】
本明細書に開示されるカテーテルの他の実施形態を図9に示す。図9は遠位端部82を示す。遠位端部82の構成は、カテーテルの一部分の可撓性をカテーテルの隣接する遠位端部の可撓性と比較して増加させる。図示した実施形態において、カテーテル10の遠位端部14の第1部分は、カテーテル10の隣接する遠位端部と比較してより大きな弾性とそれによる増加した可撓性とをもたらす、異なった半径を有する。好ましくは、カテーテルの遠位端における増加した可撓性は、遠位端部に沿って第1区域86から第2区域88まで延びる、くびれ部84によって提供される。くびれ部84は、中間区域90において、第1および第2区域86および88における寸法よりも減少した断面寸法を有する。その結果、同一の材料からなり同様の厚みの遠位端部を有する、遠位端部の断面サイズがずっと変わらないカテーテルと比較して、遠位端部82の末端部92の可撓性が増大する。そのような増大した可撓性は、末端部92の操縦性の増大を提供する。所望の場合、2以上のくびれ部84が備えられる。
【0031】
図9に示される遠位端部82は、遠位端部82の中心軸96に関して非対称な突起94を提供することにより、遠位端部の操縦性を増大させるための第2の特徴を提供する。突起94は、その非対称形状に起因して、より大きな操縦性を提供する。すなわち、突起94が体表面に遭遇した場合、その非対称形状に起因して、一方の側により偏向しやすい。なぜなら非対称突起94に集中する力の分布が不均等だからである。これに対して、対称的なチップは、その表面の周りの力の均等な分布を実現し、チップが体表面に接触した際に偏向する可能性は限られたものとなる。それゆえ、突起94が非対称であることは、患者の外鼻孔および胃腸管を通ってカテーテル10を配置する間、末端部92の操縦性を増大させるために有利である。
【0032】
図9に示されるカテーテルの実施形態はさらに、図5および6に示されるような永久磁石44もしくは50、図7に示されるような強磁性材料54、または図8に示されるような強磁性材料の小片70を含む挿入物98を含み得る。遠位端部はまた、上述したセンサ56を含む。
【0033】
カテーテルはまた、光ファイバを含み得る。光ファイバは例えば、カテーテルの遠位端部の位置を選択する際の補助となり得る。
【0034】
使用方法
患者の中にカテーテルを配置する方法は、上述した装置の実施形態に従って構成されたカテーテルを準備するステップを含む。その方法はまた、外部磁石を準備するステップを含む。カテーテルは、患者の体の部分内に配置される。センサ56が、カテーテル10の遠位端部14と外部磁石との間に必要とされる磁気結合が存在すること指示する信号を提供するように、外部磁石はカテーテルの遠位端部の近傍内に運ばれる。外部磁石は次に、カテーテル10の遠位端14を患者の体内の予め選択された位置に配置するために、操作される。外部磁石は次に、カテーテル10の遠位端部14から離され、患者から離される。スタイレットがカテーテル内に存在すれば、そのスタイレットは取り除かれる。
【0035】
他の実施形態では、本明細書に開示されるカテーテルは、他の用途に適合させられ得る。カテーテルは、動脈などの血管系内、および尿管、尿道、胃腸管、気管、ファローピウス管、胆管、食道、および気管支などの他の体の通路内に配置するために適合させられ得る。これらのカテーテルは、腫瘍または閉塞性病巣の治療のため、血管形成および血管顕微鏡検査のため、レーザー切除のため、または医用ステントの配備のためなどの治療物質を局所的に届けるために適合させられ得る。好適な実施形態では、カテーテルは永久磁石または強磁性材料を含む遠位端部を有し、その遠位端部は患者の血管系内の選択された位置に、外部磁石を用いて誘導され得る。そのようなカテーテルは当業者によって容易に、Ruggioに与えられた米国特許第5,476,450号(血管内および心臓の閉塞の吸引)およびKittrellらに与えられた米国特許第4,913,142号(レーザ血管手術)に記載されるような種々の用途に適合させられ得る。
【0037】
当業者は、本明細書に記載される発明の多くの均等物を理解し、あるいは高々型にはまった実験をすることにより多くの均等物を確定し得る。そのような均等物は、以下の特許請求の範囲に包含されることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカテーテルがそこを通って操縦される、胃および十二指腸の解剖学的形態を模式的に示す図である。
【図2】 患者を模式的に示す図であり、栄養または薬剤を直接小腸に届けるために鼻の孔を通って配置されたカテーテル栄養管を示す図である。
【図3】 患者を模式的に示す図であり、栄養または薬剤を直接小腸に届けるために腹壁を通って配置されたカテーテル栄養管を示す図である。
【図4】 磁束線がカテーテルの第1の側から反対側へ延びるように配置された永久磁石を遠位端部が含む、本発明のカテーテルの部分的に断面図を含む拡大平面図である。
【図5】 外部磁石の近傍における図4のカテーテルの遠位端を示す、部分的に断面図を含む拡大平面図である。
【図6】 磁束線が、カテーテルの末端に隣接する概略平坦な磁石面から、反対側の概略平坦な磁石面へ延びるように、図4のカテーテルチップの磁石とは異なるように配置された永久磁石を遠位端に有する、本発明のカテーテルの遠位端の拡大断面図である。
【図7】 強磁性体管状部材を遠位端に有する、本発明のカテーテルの遠位端の拡大断面図である。
【図8】 外部磁石の磁界に磁気的に反応するために遠位端部に埋め込まれた強磁性材料の小片を有する、本発明のカテーテルの遠位端の拡大断面図である。
【図9】 遠位端部の末端の可撓性を増大させるための低減された断面積を有するくびれ部と、末端の操作性を増大させるための非対称突起とを含む、本発明のカテーテルの遠位端の拡大断面図である。
Claims (19)
- 遠位端部を有するカテーテルと、
該遠位端部に備えられたセンサと、
該遠位端部に備えられた磁性反応素子と、
外部磁石と、
該センサに接続されたインジケータと、
を含み、
該センサは、該カテーテルの該遠位端部が患者の体の内部にある時に、該磁性反応素子が該患者の体の外部に位置する該外部磁石と磁気的に結合することを確実にするだけの十分な強度の磁界または磁束に反応して信号を提供するように適合されており、該インジケータは前記センサの信号によってトリガされた場合に第2の信号を提供するように適合されている、カテーテルシステム。 - 前記遠位端部は、該遠位端部の第2の隣接した部分の可撓性と比較して、増大した可撓性を示す第1の部分を含む、請求項1に記載のカテーテルシステム。
- 前記第1の部分は、前記第2の隣接した部分の断面寸法と比較して、減少した断面寸法を有する、請求項2に記載のカテーテルシステム。
- 前記遠位端部は、前記カテーテルから延びる突起をさらに含み、該突起は、前記カテーテルの長手方向の軸に関して非対称な外形を有する、請求項1から3のいずれかに記載のカテーテルシステム。
- 前記磁性反応素子は、永久磁石または強磁性材料である、請求項1から4のいずれかに記載のカテーテルシステム。
- 前記磁性反応素子は、細長い円柱形状であり半円柱状磁極面を有する永久磁石である、請求項5に記載のカテーテルシステム。
- 前記磁性反応素子は、細長い円柱形状であり平坦な極面を末端に有する永久磁石である、請求項5に記載のカテーテルシステム。
- 前記磁性反応素子は、前記強磁性材料から構成された管状部材である、請求項5に記載のカテーテルシステム。
- 前記インジケータは、視覚、聴覚、または触覚の信号手段を含む、請求項1〜8のうちのいずれか1項に記載のカテーテルシステム。
- 前記カテーテルは、該カテーテルに沿って延びるルーメンを規定し、前記カテーテルシステムは、該ルーメン内の取り外し可能な配置のためのスタイレットをさらに含む、請求項1から9のうちのいずれかに記載のカテーテルシステム。
- 前記センサは、前記スタイレットの遠位端部に搭載される、請求項10に記載のカテーテルシステム。
- 前記インジケータは、前記スタイレットにより前記センサに電気的に接続されている、請求項10に記載のカテーテルシステム。
- 前記スタイレットは、導電性材料から構成されている、請求項10に記載のカテーテルシステム。
- 前記スタイレットは、該スタイレットに沿って延びる電気的ワイヤを含む、請求項10に記載のカテーテルシステム。
- 前記センサは、前記カテーテルと一体であるか、または該カテーテルに装着されている、請求項1に記載のカテーテルシステム。
- 前記センサは、所定のしきい値レベルの磁界または磁束の存在に反応して該センサの電気的状態が変化するように、所定の弾性を有する導電性リードを含むハウジングを含む、請求項1に記載のカテーテルシステム。
- 前記導電性リードは、前記所定のしきい値レベルの磁界または磁束の存在下で力が加わり互いに接触し、それにより前記センサを通って電気が流れるようになるように適合されている、請求項16に記載のカテーテルシステム。
- 前記カテーテルは、患者の十二指腸内に配置可能な十二指腸カテーテルである、請求項1から17のうちのいずれかに記載のカテーテルシステム。
- 前記カテーテルは、しきい値の強度の磁界または磁束に反応して患者の血管系内に配置可能な血管カテーテルである、請求項1に記載のカテーテルシステム。
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