JP4235217B2 - フィルタリング型画像補正装置およびフィルタリング型画像補正方法 - Google Patents

フィルタリング型画像補正装置およびフィルタリング型画像補正方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4235217B2
JP4235217B2 JP2006268042A JP2006268042A JP4235217B2 JP 4235217 B2 JP4235217 B2 JP 4235217B2 JP 2006268042 A JP2006268042 A JP 2006268042A JP 2006268042 A JP2006268042 A JP 2006268042A JP 4235217 B2 JP4235217 B2 JP 4235217B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
region
filter
missing
image correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006268042A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008092073A (ja
Inventor
英朋 境野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2006268042A priority Critical patent/JP4235217B2/ja
Publication of JP2008092073A publication Critical patent/JP2008092073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4235217B2 publication Critical patent/JP4235217B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、フィルタリング型画像補正装置およびフィルタリング型画像補正方法に関するものである。
携帯電話、デジタルカメラ、ビデオ、DVDなど、情報家電の普及には目覚ましいものがある。年々、LSI,DSPなど、組み込みのハードウェア性能は高まってきている。そのため、パソコン上で動作していた各種ソフトウェアのアプリケーションも携帯電話内でリアルタイムに動作するようになっている。
携帯電話における手ぶれ補正は、代表的な画像処理に基づいた補正方法の一つである。DVDにおける不要なテロップ文字の消去、これも画像処理に基づいた補正方法の一つである。
ときに、ハードウェアでアルゴリズムを実現するには、浮動小数点演算から整数化しての演算が求められることが少なくない。この数理的な方程式の解法で高速化を実現するには、特別の工夫が必要となっている。
一方で、手ぶれ補正を行うと画枠が一回り小さくなるので、元の大きさに戻る画像補正が求められる。また、不要な文字やテロップなどを自在に消去する方法についても、見やすい画像への補正が求められている。
これまでの画像補正は、偏微分方程式などに基づいた数値解法問題(非特許文献1など)に基づいていることが多く、例えばパソコンが用いられる。ただし、この画像補正は、補正対象が低空間周波数成分に富んでいる場合に限られる。
一方、エッジ構造や輪郭が明瞭な補正対象の場合は、高空間周波数成分までの補正が必要であり、これについては、非特許文献2のtexture-synthesisと呼ばれる方法が知られている。
しかし、この方法では、パターンマッチングに伴う演算コストが、非特許文献1の方法の数倍必要であるという欠点がある。数値演算にもよるが、非特許文献1の方法では指数関数を用いるため、単純にアルゴリズムを浮動小数点型から整数型へ変換することが容易ではない問題がある。
数値解法問題では、偏微分方程式の時間発展により画像を補正していく方法が中心的である。そのため、多くのメモリと空間と時間の微分計算が必要となり、携帯電話などのようなCPUが高くない機種でのリアルタイム処理が困難となっている。
さて、フィルタリング処理では、ローパスフィルタが使用される。エッジ保存フィルタによる処理は、選択的局所平均化とも呼ばれている(非特許文献3)。エッジ保存フィルタでは、方向により、フィルタの分割数が変わる。例えば、エッジ保存フィルタでは、4つ、8つに分割した例がある。分割された各小領域において、その中に含まれる処理対象の画像の画素の値から平均と分散が求まる。一般に、分散が最小となる領域の平均濃度をフィルタの中心の画素での出力としている。これにより、エッジをぼかすことなく、雑音が除去される特徴がある。一方、ぼやけたエッジが鮮鋭化するという特徴がある。エッジ保存フィルタの処理を反復的に繰り返すことで補正画像が得られる。
M.Beralmio,G.Sapiro,C.Ballester,and V.Caselles,Computer Graphics,"image inpainting",Proceeding of SIGGRAPH 2000,pp.417-424,July 2000. Li-Yi Wei and M.Levoy,"Texture systhesis over arbitrary manifold surfaces",Proceeding of SIGGRAPH 2001,pp.355-360,Aug.2001 田村秀行 編著、「エッジ保存法:コンピュータ画像処理」、オーム社
本発明が解決する課題設定の背景には、以下の問題点がある。
第1の問題点)携帯電話のような低性能CPU上でも、リアルタイム処理が必要である。第2の問題点)数値演算に依存すると、多くのメモリを必要とする。第3の問題点)画像補正の低から高空間周波数成分を補正できない。第4の問題点)アルゴリズム上、整数化表現ができない。第5の問題点)フィルタの適用では高空間周波数成分を拡散させることが容易ではない。
以上を踏まえて、本発明は、画像内の欠落領域を高度な数理方程式によらずにしかも高速に補えるフィルタリング型画像補正装置およびフィルタリング型画像補正方法を提供することにある。
本発明では、例えば、計算コストが極めて低い、フィルタ設計に基づいた画素への重み付け処理として高速化を実現している。
また、周辺のテクスチャ特徴量に応じて、フィルタを適応的に可変することで、複雑な画像パターンへ対応している。
また、階層画像化により、細かいテクスチャまでの補正・補間をより高速に演算できる。
また、エッジ保存フィルタによる処理では、分散の大きい領域の平均値を出力することで、高空間周波数成分を引き出して利用することができる。
本発明によれば、画像内の欠落領域を高度な数理方程式によらずにしかも高速に補える。
これにより、テロップやスーパーインポーズなどの領域を自動的にもとの背景図柄に置換することができる。
また、これまでの手作業によるテロップ領域へのぼかし作業を行わずして、違和感のない、もとの画像への置換が自動的かつ効果的にできる。
また、手振れ補正画像との連動で、より実用的な用途が大きく広がる。
以上のような効果により、ブロードバンド時代における家庭からプロ仕様まで、デジタルカメラ、デジタルビデオ、デジタルテレビにおける国内外のデジタル産業における新しい画像変換技術の中核となることが考えられる。
以下、本発明の実施の形態に係るフィルタリング型画像補正装置とフィルタリング型画像補正方法を図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係るフィルタリング型画像補正装置の構成図である。
本装置は、データ入力手段100、フィルタ選択手段110、画像補正手段120および画像表示手段130により構成される。
本装置では、データ入力手段100が、画像を入力する。画像は各画素の濃淡値で構成される。
図2(a)は、入力される画像の一例についての説明図である。
携帯電話のカメラやデジタルカメラでは、画像21を得ようとしても、実際には手ぶれで、複数の画像22(いわゆる手ぶれ画像)が得られるので、手ぶれ補正を行う。
手ぶれ補正では、各画像22の共通部分を得て、これが画像1より小さくなるので、大きさを画像21にあわせるべく、共通部分の周囲に濃淡値が未設定の画素からなる欠落領域を配置した1つの画像23を生成する。
この画像23のような画像がデータ入力手段100に入力されるのである。
なお、手ぶれ補正では、各画像22の動きベクトルを求め、それにより基準画像を生成する。また、欠落領域の大きさは手ぶれの大きさに応じたものとなる。
なお、図2(b)に示すように、欠落領域は中央でなくてもよく、つまり欠落領域の位置は任意である。
図1に戻り、フィルタ選択手段110は、入力された画像内の欠落領域の周辺領域でのテクスチャの特徴を求め、該特徴に応じたフィルタを選択する。なお、周辺領域は欠落領域を囲むものでは必ずしもなく、欠落領域に接していればよい。
図3は、選択可能なフィルタの説明図である。
フィルタ選択手段110は、図3に示すような、様々な形状のフィルタから、テクスチャの特徴に応じたものを選択する。
つまり、図4に示すように、画像を入力し(S1)、入力された画像内の欠落領域の周辺領域でのテクスチャの特徴を求め(S2:濃淡値の分布解析)、それがフィルタAに応じたものである場合は、フィルタAを選択し、それがフィルタBに応じたものである場合は、フィルタBを選択し、それがフィルタCに応じたものである場合は、フィルタCを選択する。
テクスチャの特徴を求める際は、フーリエ変換により周波数解析を行い、パターンの形状の粗さ、細かさを解析する。さらに、周波数解析からパターンの方向性を解析する。フーリエ変換するときの、窓の大きさは、10×10画素程度にする。
図3に戻り、例えば、等方性を有するテクスチャからはフィルタ30や32が、線状のテクスチャからはフィルタ34が、曲線状のテクスチャからはフィルタ35が、不規則性を有するテクスチャからはフィルタ31や33が選択される。つまり、選択はテクスチャの変化や連続性によってなされる。
また、フィルタは、大きさが可変であり、特徴に応じた大きさに構成される。
また、フィルタは、通常は数個ないし数十個の画素からなる領域に用いられる。図3のフィルタ30は、縦と横で2つづつ並べた画素からなる領域に用いられる。
また、大きいフィルタには、用いられる領域を複数の画素からなる小領域に分割する境界が定められる。
また、フィルタでは、各画素について、重み係数が設定される。例えば、各画素の濃淡値の分散が大きいほど、重み係数の分散が大きくなるような設定がなされる。なお、重み係数の合計は同一のフィルタ内では1である。
図5は、選択できるフィルタの1つであるエッジ保存フィルタを示す図である。エッジ保存フィルタは、用いられる領域を放射状に分割する境界が定められている。フィルタ51は領域を8分割するものであり、フィルタ52は領域を4分割するものである。
エッジ保存フィルタでは、エッジの方向に応じた重み係数が設定される。例えば、フィルタ51の小領域1ではエッジ成分を含み小領域2ではエッジ成分を含まない場合、小領域1と2では重み係数が異なるのである。
図1に戻り、画像補正手段120は、選択されたフィルタを欠落領域と周辺領域の境界に複数回にわたって位置をずらしながら用いることにより当該欠落領域を補う。
図6は、画像補正の説明図である。
フィルタ61は、4画素からなる領域に用いられるものであり、各画素について重み係数0.25が設定される。
画像補正手段120は、まず、フィルタ61を欠落領域と周辺領域の境界に位置する4画素の領域に用い、当該領域内の周辺領域の各画素につき、濃淡値と重み係数の積を求め、各積の和を求め、これを当該領域内の欠落領域の画素の濃淡値とする。
一般的に、領域内の周辺領域の各画素の濃淡値をI(i,j)、I(i+1,j)、…とし、この画素の順で、重み係数をw1,w2,…とすると、画像補正手段120は、濃淡値=w1×I(i,j)+w2×I(i+1,j)+…を計算し、これを当該領域内の欠落領域の画素の濃淡値とする。
なお、重み係数の合計が1なので、ここでは、和つまり加重平均を求め、これを当該領域内の欠落領域の画素の濃淡値としたことになる。
次に、画像補正手段120は、かかる計算をフィルタの位置を横方向にずらしながら複数回にわたって行い、次に、画素分縦方向にずらした上で、かかる計算をフィルタの位置を横方向にずらしながら複数回にわたって行い、こうして、欠落領域を補う(補間する)。
なお、計算回数は、欠落領域の大きさに比例し、最大でも500回程度である。
さて、選択されたフィルタが、図4のように、領域を小領域に分割するフィルタである場合は、各回での処理は以下の通りである。
つまり、画像補正手段120は、そのフィルタの中心を欠落領域内の1つの画素に位置させ、各小領域につき、そこに含まれる画素の濃淡値について平均(この場合、重み係数を用いた値)と分散を求め、分散の最小値に対応する小領域での平均を当該画素の濃淡値とする。これにより、エッジはぼけずに先鋭化し、一方、雑音は除去される。
また、画像補正手段120は、高い空間周波数成分に対応すべく、領域を小領域に分割するフィルタが選択された場合の各回では、以下の処理を行う。
つまり、そのフィルタの中心を欠落領域内の1つの画素に位置させ、各小領域につき、そこに含まれる画素の濃淡値について平均(この場合、重み係数を用いた値)と分散を求め、分散の最大値に対応する小領域での平均を当該画素の濃淡値とする。
図1に戻り、画像表示手段130は、かかる画像補正後の画像を表示する。
図7は、入力された画像とそれが補正されて表示された画像を示す図である。
例えば、手ぶれ補正後の画像71が入力された場合、画像71は、周囲に欠落領域を含んでいて、実質的に小さいものだが、欠落領域が補われ、結果的に、基の大きさにまで拡大されて表示される(画像72)。
なお、欠落領域を除いた中央部分を単純に基の大きさに拡大した場合には困難だが、ここでは、欠落領域が補われるので、手ぶれ補正前の画質に近づけることができる。
図8は、エッジ成分を含む画像とそれが補正されて表示された画像を示す図である。
入力された画像81は、この場合、中央に欠落領域を含んでいて、周囲の周辺領域にはエッジ成分があり、この欠落領域が補われ、これにより、エッジ成分が欠落領域に伝搬したような画像82が表示される。
図9は、テロップを重ねた画像とそれが補正されて表示された画像を示す図である。
背景に対してテロップ「TEST」を重ねた画像90が入力された場合、まず、文字認識技術を用いて、テロップ「TEST」を切り出し、切り出した領域である欠落領域を補うことで、背景だけの画像93が表示される。
図10は、当該画像補正を階層画像手法により行う様子を示す図である。
まず、図9の画像90を複数の解像度ごとの画像へ変換する。ここでは、画像90を4点平均処理により1/4の大きさの画像91と1/2の大きさの画像92へ変換する。そして、画像91に30回程度の補正を行う。続きの補正を画像92で15回程度行う。続きの補正を画像90で5回程度行う。これにより、背景だけの画像93が得られる。
これに対し、階層画像手法を用いない場合、補正回数は500回程度必要である。よって、階層画像手法つまり、画像を複数の解像度ごとの画像へ変換し、最も低い解像度の画像の欠落領域を補うことから始めて、当該解像度より高い解像度の画像の欠落領域を補うことを順次に行うことで、10倍程度の高速化が可能となる。また、階層画像手法を用いると、用いない場合よりも、細かいテクスチャまで補正することができる。
図11は、画質と高速性についての評価結果を示す図である。
画質については、低空間周波数のパターンで画像補正する場合の評価結果と、欠落領域が高空間周波数のパターンで画像補正する場合の評価結果を示す。
画質については、復元性、連続性などについて、5人で行った主観評価の結果を示す。評価結果「1」が最も悪く、評価結果「5」が最も良いとした。
高速性については、処理演算効率の評価結果を示す。
また、ここでは、非特許文献2に開示された従来法Aでの評価結果と、非特許文献1に開示された従来法Bでの評価結果と、本装置での評価結果を示す。
本装置では、低空間周波数のパターンで画像補正する場合の画質と高速性について、最も良い評価結果が得られた。
従来法Bでは、高空間周波数のパターンで画像補正する場合の画質について、最も良い評価結果が得られたが、低空間周波数のパターンで画像補正する場合の画質と高速性については、本装置の評価結果より劣る。
なお、従来法Aでは、全てで、最も悪い評価結果が得られた。
このように、一部の評価では従来法Bに劣るが、本装置は、高画質と高速性を両立している点で秀逸である。
本実施の形態に係るフィルタリング型画像補正装置の構成図である。 入力される画像についての説明図である。 選択可能なフィルタの説明図である。 フィルタ選択のフローチャートである。 エッジ保存フィルタを示す図である。 画像補正の説明図である。 入力された画像とそれが補正された画像を示す図である。 エッジ成分を含む画像とそれが補正された画像を示す図である。 テロップを重ねた画像とそれが補正された画像を示す図である。 画像補正を階層画像手法により行う様子を示す図である。 画質と高速性についての評価結果を示す図である。
符号の説明
100 データ入力手段
110 フィルタ選択手段
120 画像補正手段
130 画像表示手段

Claims (10)

  1. 画像内の欠落領域の周辺領域でのテクスチャの特徴を求め、該特徴に応じたフィルタを選択するフィルタ選択手段と、
    当該選択されたフィルタを前記欠落領域と周辺領域の境界に複数回にわたって位置をずらしながら用いることにより当該欠落領域を補う画像補正手段と
    を備えることを特徴とするフィルタリング型画像補正装置。
  2. 前記フィルタでは、該フィルタが用いられる領域を分割してなる各小領域の各画素についての重み係数が前記特徴に応じて設定され、
    前記画像補正手段は、
    前記重み係数を用いて、前記各小領域で濃淡値についての平均と分散を求め、分散の値に応じて決定した小領域での平均で前記欠落領域を補うことを特徴とする請求項1記載のフィルタリング型画像補正装置。
  3. 前記フィルタでは、該フィルタが用いられる領域を分割してなる各小領域の各画素についての重み係数が前記特徴に応じて設定され、
    前記画像補正手段は、
    前記重み係数を用いて、前記各小領域で濃淡値についての平均と分散を求め、分散の最大値に対応する小領域での平均で前記欠落領域を補うことを特徴とする請求項1記載のフィルタリング型画像補正装置。
  4. 前記フィルタはエッジ保存フィルタであり、エッジの方向に応じた重み係数が設定されることを特徴とする請求項2または3記載のフィルタリング型画像補正装置。
  5. 前記欠落領域は画像内のテロップを文字認識技術により切り出してなる領域であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のフィルタリング型画像補正装置。
  6. 前記画像を複数の解像度ごとの画像へ変換し、最も低い解像度の画像の欠落領域を補うことから始めて、当該解像度より高い解像度の画像の欠落領域を補うことを順次に行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のフィルタリング型画像補正装置。
  7. フィルタリング型画像補正装置のフィルタ選択手段が、画像内の欠落領域の周辺領域でのテクスチャの特徴を求め、該特徴に応じたフィルタを選択し、
    フィルタリング型画像補正装置の画像補正手段が、当該選択されたフィルタを前記欠落領域と周辺領域の境界に複数回にわたって位置をずらしながら用いることにより当該欠落領域を補う
    ことを特徴とするフィルタリング型画像補正方法。
  8. 前記フィルタでは、該フィルタが用いられる領域を分割してなる各小領域の各画素についての重み係数が前記特徴に応じて設定され、
    前記画像補正手段は、
    前記重み係数を用いて、前記各小領域で濃淡値についての平均と分散を求め、分散の値に応じて決定した小領域での平均で前記欠落領域を補うことを特徴とする請求項7記載のフィルタリング型画像補正方法。
  9. 前記フィルタでは、該フィルタが用いられる領域を分割してなる各小領域の各画素についての重み係数が前記特徴に応じて設定され、
    前記画像補正手段は、
    前記重み係数を用いて、前記各小領域で濃淡値についての平均と分散を求め、分散の最大値に対応する小領域での平均で前記欠落領域を補うことを特徴とする請求項7記載のフィルタリング型画像補正方法。
  10. 前記画像を複数の解像度ごとの画像へ変換し、最も低い解像度の画像の欠落領域を補うことから始めて、当該解像度より高い解像度の画像の欠落領域を補うことを順次に行うことを特徴とする請求項7ないし9のいずれかに記載のフィルタリング型画像補正方法。
JP2006268042A 2006-09-29 2006-09-29 フィルタリング型画像補正装置およびフィルタリング型画像補正方法 Active JP4235217B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006268042A JP4235217B2 (ja) 2006-09-29 2006-09-29 フィルタリング型画像補正装置およびフィルタリング型画像補正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006268042A JP4235217B2 (ja) 2006-09-29 2006-09-29 フィルタリング型画像補正装置およびフィルタリング型画像補正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008092073A JP2008092073A (ja) 2008-04-17
JP4235217B2 true JP4235217B2 (ja) 2009-03-11

Family

ID=39375782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006268042A Active JP4235217B2 (ja) 2006-09-29 2006-09-29 フィルタリング型画像補正装置およびフィルタリング型画像補正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4235217B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5267803B2 (ja) * 2009-04-13 2013-08-21 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008092073A (ja) 2008-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011033619A1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び、記憶媒体
WO2011111819A1 (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム、および、画像を生成する方法
Iwanami et al. An adaptive contrast enhancement using regional dynamic histogram equalization
JP6485068B2 (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JP2011065339A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び、記憶媒体
WO2014008329A1 (en) System and method to enhance and process a digital image
JP4445953B2 (ja) スタンプによる画像補正方法および装置
RU2583725C1 (ru) Способ и система для обработки изображения
US8189950B2 (en) Image enhancement method using local gain correction
JP5289540B2 (ja) 画像処理装置、及び画像処理方法
JP4235217B2 (ja) フィルタリング型画像補正装置およびフィルタリング型画像補正方法
KR101675117B1 (ko) 다계층의 저해상도 영상을 이용한 고해상도 영상 생성 방법 및 그 장치
JP5490117B2 (ja) 画像処理装置
KR102470242B1 (ko) 영상 처리 장치, 영상 처리 방법, 및 프로그램
JP6135937B2 (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JP4641957B2 (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
JP2010171624A (ja) 輪郭補正回路及び補間画素生成回路
KR100905524B1 (ko) 확대된 영상의 흐려짐 선명화 장치 및 방법
WO2014034242A1 (ja) 画像処理装置、および画像処理方法、並びにプログラム
JP2010211552A (ja) 画像処理方法及びコンピュータプログラム
JP5081109B2 (ja) 映像信号変換システム
JP5712387B2 (ja) 画像表示処理方法及び画像表示処理装置
CN110072034B (zh) 影像处理方法及影像处理装置
JP2016218502A (ja) 画像処理装置、制御方法およびプログラム
JP6661434B2 (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081212

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4235217

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131219

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350