JP4233066B2 - 濾材、及び濾過装置、及び濾材の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、上下水、工業用水などの被処理水中に含まれている懸濁物(汚泥)などの被除去物を除去するために用いられる濾材、濾過装置、及び濾材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
上下水などの被処理水を濾過する手段として、粒状物の集合体からなる濾材が濾層に充填された濾過装置に被処理水を通過させ、被除去物を取り除いて被処理水を濾過清浄することが行われている。
【0003】
かかる濾材は被処理水に応じて選定製造されるが、従来、濾材の製造方法としては次に示す手順で行われている。
まず、被処理水及び被除去物などを考慮して、濾材の有効径と均等係数を定め、さらに必要に応じて最大径と最小径を決め、これらを満たすように粒状物を混合して濾材が製造されている。
【0004】
尚、有効径とは、濾材を構成する粒状物を粒径に従って篩分け、小さい粒径の粒状物から大きい粒径の粒状物へと順にその重量を加算していき、濾材の全重量に対するその割合が10重量%となるところの粒状物の粒径をいう(10%粒径ともいう)。具体的には、日本水道協会規格(JWWA)の水道用濾材試験方法A103−1988に規定される。
さらに、均等係数とは、同様に濾材を構成する粒状物を粒径に従って篩分け、小さい粒径の粒状物から大きい粒径の粒状物へと順にその重量を加算していき、濾材の全重量に対するその割合が60重量%となるところの粒状物の粒径(60%粒径ともいう)を、前記有効径で除算した数値をいう。具体的には、日本水道協会規格(JWWA)の水道用濾材試験方法A103−1988に規定される。
また、最大径とは、濾材を構成する粒状物の粒径の上限をいい(この粒径以上の粒径の粒状物を含まない)、最小径とは、濾材を構成する粒状物の粒径の下限をいう(この粒径以下の粒径の粒状物を含まない)。
【0005】
このように、従来の濾材は、有効径と均等係数が重要な条件とされ、従って、これら条件を満たすように粒状物を適宜混合することによって、濾過処理を行うための濾材が製造されるものである。
しかしながら、このように有効径と均等係数を条件として、同じ有効径と均等係数の濾材を濾過装置に適用して濾過を行い、低濃度域の処理水濁度と濾過抵抗の時間変化を精査すると、濾過性能にばらつきがあることを確認した。
【0006】
本発明は、処理能力のばらつきの少ない濾材を提供することを課題とする。
さらに、本発明は、処理能力のばらつきが少なく、設計時に処理能力の予測が容易な濾過装置を提供することを課題とする。
また、処理能力のばらつきの少ない濾材の製造方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明者らは、上記従来の濾材の濾過性能に関し、特定の有効径及び均等係数の濾材を数種類準備し、これら各濾材を用いて濾過処理を行った所、それぞれ濾過性能が異なるという知見を得た。この原因について鋭意検討した所、同じ有効径及び均等係数の濾材であっても、例えば、10%粒径〜60%粒径間に於ける粒状物の粒径の分布が同じではないことが原因ではないかと考え、特定の粒径の粒状物を所定量混合することにより、上記従来の濾材に比して、優れた処理能力を有する濾材を得ることができ、本発明を完成させた。
【0008】
すなわち、種々の粒径の粒状物をJISで規定される各篩目を基準にして各篩目毎に篩い分け、各篩目によって篩い分けられた粒状物のうち少なくとも3種類の篩目によって篩い分けられた粒状物が、濾材全重量に対してそれぞれ15重量%〜25重量%(以下、「重量%」は、濾材全重量に対する割合をいう)となるように混合されており、前記少なくとも3種類の篩目は、目開き寸法が600〜1400μmの範囲内であり連続した篩目である濾材に係る。
【0009】
ここで、JISで規定される各篩目とは、日本工業規格(JIS)Z−8801 1994で規定される目開き寸法をいい、具体的には、現在、38、45、53、63、75、90、106、125、150、180、212、250、300、355、425、500、600、710、850、1000、1180、1400、1700、2000、2360、2800、3350、4000、4750[μm]というように段階的に篩目の寸法が規定されている。
【0010】
また、各篩目によって篩分けられた粒状物とは、一の篩目を通過せず、且つ該一の篩目よりも一段階大きい篩目を通過する粒径を有する粒状物の集合をいい、例えば、JISの1000の篩目によって篩分けられた粒状物は、1000の篩目を通過せず且つ1180の篩目を通過する粒径を有する粒状物の集合である。
【0011】
さらに、少なくとも3種類の篩目とは、JISで規定される各篩目のうち、任意の3種類の篩目を意味するが、該少なくとも3種類の篩目は、目開き寸法が600〜1400μmの範囲内であり連続した篩目である(例えば、JISの篩目1000、1180、1400などのように)。
このように連続した少なくとも3種類の篩目によって篩い分けされる粒状物が15重量%〜25重量%混合されている濾材は、広い粒径範囲の粒状物が比較的均等量に分布することとなり、その作用は明らかではないが、このような粒状物の均等な分布が濾過処理能力の向上をもたらすものと考えられる。
ここで、篩目の種類は、3種未満であると、粒状物の粒径の分布が、特定の粒径に集中し、広い粒径範囲に粒状物を比較的均等量に分布させることができない。さらに、少なくとも3種類の篩目によって篩い分けされた粒状物が15重量%未満であれば、その篩目以外の粒状物の分布が増加するため好ましくなく、一方、25重量%を越えると、同様に、その篩目の粒状物の分布が増加するため好ましくなく、これら何れの場合も広い粒径範囲に粒状物を比較的均等量に分布させることができない。
また、従来の濾材は、同じ有効径及び均等係数のものであっても濾過処理能力にばらつきが生じるが、本発明に係る濾材によれば、各篩目に於ける粒状物の混合量を特定する、すなわち、濾材を構成する粒状物の粒径(大きさ)と混合量を直接的に決定するので、濾材ごとに処理能力のばらつきが生じにくく、ほぼ一定の処理能力が期待できる。
尚、少なくとも3種類の篩目とは、6種類の篩目が上限である(各篩目によって篩分けられた粒状物が少なくとも15重量%混合されるため)。
【0012】
また、前記少なくとも3種類の篩目のうち、最小の篩目よりも小さい篩目によって篩分けられた粒状物の総量が、10重量%以下である濾材が好ましいと考えられる。具体例を挙げると、例えば、JISの篩目850、1000、1180、1400によって篩い分けされる粒状物が、15重量%〜25重量%混合されている場合に於いて、JISの篩目710以下の篩目によって篩い分けられる粒状物の総量が、10重量%以下となるように混合されている濾材などが該当する。このように、最小の篩目よりも小さい篩目の粒状物の総量を10重量%以下とすることにより、濾過装置の損失水頭の上昇が抑制されるという効果がある。
尚、本発明に係る濾材について、従来の濾材と同様に、濾材を構成する粒状物の最大径と最小径を特定してもよい。
【0013】
上記粒状物は、アンスラサイト、ケイ砂、人工軽量砂、プラスチック球、チタン鉱石などのように濾材として用いることができるものであれば特に限定されないが、その中でも、流動性がよく、珪藻類の除去に優れるなどの理由からアンスラサイトを用いることが好ましい。
【0014】
上記濾材の製造方法は、任意の粒径の粒状物をJISで規定される篩目を用いて各篩目毎に篩い分け、該篩い分けられた粒状物のうち、目開き寸法が600〜1400μmの範囲内であり連続した少なくとも3種類の篩目によって篩い分けられた粒状物を15重量%〜25重量%ずつ定量混合することにより製造することができる。
【0015】
具体的には、JISに規定される篩目を有する篩い分け機(例えば、日本水道協会規格(JWWA)の水道用濾材試験方法A103−1988に記載されたロータップ型の篩い機など)を用いて、粒状物を各篩目毎に篩い分ける。
次に、そのうち任意の篩目の粒状物を3種類以上選定し、それぞれが15重量%〜25重量%となるように混合する(例えば、全体として100gの濾材を得たい場合には、3種類以上の篩目によって篩われた粒状物を15g〜25gずつ混合すればよい)。
【0016】
この際、任意の篩目は連続しており、又、任意の篩目を選定する際には、従来から用いられている有効径を基準にすることが好ましい。
すなわち、被処理水に応じて有効径を決定し、その有効径を含む篩目から連続して少なくとも3種類以上の篩目によって篩い分けられる粒状物を15重量%〜25重量%混合するか、或いは、有効径を含む篩目よりも一段階大きい篩目から連続して少なくとも3種類以上の篩目によって篩い分けられる粒状物を15重量%〜25重量%混合すればよい。
【0017】
前者の具体例を挙げると、例えば、有効径を760とする濾材を製造する場合には、有効径を含むJISの篩目は710であり、該710から連続した3種類(篩目710、篩目850、篩目1000など)によって篩われる粒状物を15重量%〜25重量%定量混合する。また、後者の具体例を挙げると、例えば、有効径を760とする濾材を製造する場合には、710よりも一段階大きい篩目から連続した3種類(篩目850、篩目1000、篩目1180など)によって篩われる粒状物を15重量%〜25重量%定量混合する。
【0018】
上記濾材は、例えば、濾過装置の濾層に充填して使用される。
そして、該濾層に、下向流濾過又は上向流濾過の流れの方向性は問わず、被処理水を通過させることにより、濾材の粒状物間などに被除去物が補足され、被処理水は清浄化されることとなる。
【0019】
【実施例】
以下、実施例及び比較例を挙げ、本発明をさらに詳述する。
<濾材の作製>
アンスラサイトを粒状物として用い、アンスラサイトをJISの篩目に従って篩い分け、各篩目に於ける粒状物を表1〜3に示すような重量割合で混合し、実施例1〜3及び比較例1〜4の濾材を作成した。
尚、実施例1〜3及び比較例1〜4の有効径と均等係数を求めて同表に併記した。
また、図1〜3に、実施例1〜3及び比較例1〜4の濾材について、各篩目によって篩い分けられた粒状物の重量割合を棒グラフで示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
<試験方法>
上記各濾材を、それぞれ直径200mm、高さ5000mmのカラムに充填し、このカラムを2筒並列させて、下方向に被処理水を通過させた。
尚、被処理水は、上水道における浄水工程の凝集沈殿処理水であり、上水試験方式で規定される濁度0.1度〜2.0度のものを用い、又、被処理水は流速(LV)300m/日の速度でカラム中(濾材中)を通過させた。
【0024】
そして、実施例1〜3及び比較例1〜4の各濾材について、通水を継続して48時間行い、10分毎に処理水(濾材を通過して濾過された水)をサンプリングし、その濁度を測定した。
尚、濁度の測定は、JIS K 0101の工業用水試験方法の規定に準じて行った。
その結果を図4〜6に示す。
【0025】
さらに、実施例及び比較例1、2の各濾材について、1時間毎に濾過抵抗を測定した。
その結果を図7に示す。
【0026】
実施例の濾材は、比較例の濾材と有効径が殆ど変わらないのにも拘わらず、図1〜3から明らかなように、被処理水中に含まれる被除去物の除去能力に優れている。
また、図7に示すように、実施例の濾材は、目詰まりしにくい濾材であることが実証された。
また、従来では、均等係数が1に近い濾材(すなわち、10重量%の粒状物の粒径と60重量%の粒状物の粒径を限りなく近づけるようにすることにより、10重量%と60重量%の間の粒状物の粒径を均一化させた濾材)が好ましい濾材であるとも言われているが、比較例2のように均等係数が1に近い濾材よりも、実施例1のように、連続した3種以上の篩目によって篩われる粒状物を15重量%〜25重量%混合する方が濾過処理能力に優れていることが実証された。
【0027】
このように濾材の濾過能力は、一の篩目によって篩い分けられる粒状物を多量に混合する濾材よりも、比較的広範囲の篩目によって篩われる粒状物が均等に混合されている濾材の方が優れていると考えられ、濾材を製造する際に有効径や均等係数を決めるよりも有効な手段である。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る濾材は、JISで規定される篩目によって篩い分けられた粒状物のうち少なくとも3種類の篩目によって篩い分けられた粒状物が、それぞれ15重量%〜25重量%となるように混合されているので、従来の有効径と均等係数に基づいて製造された濾材に比して、濾過処理能力に優れる。
また、本発明に係る濾材は、各篩目に於ける粒状物の混合量を特定するものであるため、従来の濾材のように濾過処理能力にばらつきが生じにくく、期待される処理能力を確実に発揮することとなる。
【0029】
また、上記濾材を用いたろ過装置は、処理能力に優れるので、従来の装置に比べて小型化を図ることができる。
さらに、濾材の処理能力にばらつきが生じにくいので、設計通りの濾過装置を簡易に製作することができる。
尚、本発明に係る濾材の製造方法によれば、JISで規定される篩目によって篩い分けられた粒状物のうち少なくとも3種類の篩目によって篩い分けられた粒状物が、それぞれ15重量%〜25重量%である濾材を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1及び比較例1,2の濾材を構成する粒状物の篩目毎の重量割合を示す棒グラフ。
【図2】実施例2及び比較例3の濾材を構成する粒状物の篩目毎の重量割合を示す棒グラフ。
【図3】実施例3及び比較例4の濾材を構成する粒状物の篩目毎の重量割合を示す棒グラフ。
【図4】実施例1及び比較例1,2の濾材の48時間以内の処理水の濁度の変化を示すグラフ。
【図5】実施例2及び比較例3の濾材の48時間以内の処理水の濁度の変化を示すグラフ。
【図6】実施例3及び比較例4の濾材の48時間以内の処理水の濁度の変化を示すグラフ。
【図7】実施例1及び比較例1,2の濾材の48時間以内の濾材の処理抵抗の変化を示すグラフ。
Claims (5)
- 任意の粒径の粒状物をJISで規定される篩目を基準にして各篩目毎に篩い分け、各篩目によって篩い分けられた粒状物のうち少なくとも3種類の篩目によって篩い分けられた粒状物が、濾材全重量に対してそれぞれ15重量%〜25重量%となるように混合されており、前記少なくとも3種類の篩目は、目開き寸法が600〜1400μmの範囲内であり連続した篩目であることを特徴とする濾材。
- 前記粒状物がアンスラサイトである請求項1記載の濾材。
- 前記少なくとも3種類の篩目のうちの最小の篩目よりも小さい篩目によって篩分けられた粒状物の総量が、濾材全重量に対して10重量%以下である請求項1又は2に記載の濾材。
- 請求項1〜3の何れかに記載の濾材が濾層に充填されていることを特徴とする濾過装置。
- 任意の粒径の粒状物をJISで規定される篩目を用いて各篩目毎に篩い分け、該篩い分けられた粒状物のうち、目開き寸法が600〜1400μmの範囲内であり連続した少なくとも3種類の篩目によって篩い分けられた粒状物を濾材全重量に対して15〜25重量%ずつ混合することを特徴とする濾材の製造方法。
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