JP4232035B2 - 光学コードリーダ - Google Patents

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この発明は、バーコード、二次元コード等の光学コードを読み取るための光学コードリーダに係り、特に、読取操作の際における焦点合わせを容易とした光学コードリーダに関する。
二次元コードリーダには、手持ち式ケースを有するものと固定式ケースを有するものとが知られている。いずれのものにあっても、使用に際しては、ワーク(被写体)上に焦点を合わせる作業を必要とする(例えば、特許文献1参照)。
手持ち式ケースを有する所謂ハンディタイプの二次元コードリーダにあっは、エイミングビーム(照準用ビーム)を使用する焦点合わせ方法と、コンタクタ(接触式距離確認器)を使用した焦点合わせ方法とが知られている。
エイミングビームを使用する焦点合わせ方法の説明図が図16(a)〜(c)に示されている。図16(c)において、二次元コードリーダ200の先端からは、4本のエイミングビーム202〜205が出射される。第1ビーム202と第3ビーム204とは右前方へ向けてほぼ平行に出射され、第2ビーム203と第4ビーム205とは左前方へ向けてほぼ平行に出射される。第2ビーム203と第3ビーム204とは、焦点距離Lfだけ前方の位置で交差する。二次元コードリーダ200とワークとの距離が焦点距離Lfよりも遠い非合焦状態のときには、図16(a)に示されるように、第1〜第4ビーム202〜205に対応する4個のスポット(第1〜第4スポット206〜209)がワーク上に現れる。二次元コードリーダ200とワークとの距離が焦点距離Lfと一致した合焦状態のときには、第2スポット207と第3スポット208とが重なり合うために、ワーク上に現れるスポットの個数は3個(第1スポット206と、第2及び第3の重なりスポット207,208と、第4スポット209)となる。そのため、ワーク上のスポット数を視認しつつ、それが3個となるように、ワークとコードリーダとの距離調整を行うことにより合焦状態を獲得することができる。
コンタクタを使用する焦点合わせ方法にあっては、コードリーダの前面に装着されたコンタクタをワークに対して宛うことにより、ひとりでにコードリーダとワークとの距離は適切となり、簡単に合焦状態を獲得することができる。
一方、固定式ケースを有する所謂固定式の二次元コードリーダにあっては、リーダとワークとの距離は固定であるから、レンズ側で焦点調整を行うことにより、合焦状態を獲得することとなる。このレンズ側での焦点調整は、オートフォーカス機能を有するものにあっては、測距センサとレンズ駆動系とを利用して自動的に行われ、オートフォーカス機能を有しないものにあっては、手動によるレンズ操作を通じて行われる。
特開2000−268122号公報
しかしながら、従来の焦点合わせ方法には、次のような、様々な問題点が指摘されている。
(1)手持ち型のコードリーダの場合
エイミングビームを使用する焦点合わせ方法にあっては、エイミングビーム202〜205によるスポット206〜209は、ワークの表面での散乱により人間の目に見えるものであるから、図16(d)に示されるように、ワーク210が表面平滑度の極めて高い鏡面体であると、コードリーダ200からの出射光211はワーク210の表面で全反射して全反射光212となるため、見る角度によっては、ワーク210の表面からスポット206〜209が全て消えてしまい、焦点合わせに支障を来す。コンタクタを使用するものにあっては、ワークに対する接触を前提とするため、半導体部品や液晶デバイス等のように接触させることができないものに対しては採用できない。
(2)固定式のコードリーダの場合
合焦状態に対応する最適距離を知る術がなかったため、利用者はそれぞれの経験と勘でワークとコードリーダとの距離を決定する他はなく、初心者にとっては扱いにくい。オートフォーカス機能を有するものは、装置が複雑で大掛かりとなるため非常に高価となる。
この発明は、上述の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、コストアップを招来する複雑で大掛かりな装置を必要とすることなく、合焦状態の程度までが正確に通知されるため、利用者はより客観的に合焦状態を確認することができ、誰でも容易に焦点合わせを行うことができるようにした光学コードリーダを提供することにある。
この発明のさらに他の目的並びに作用効果については、明細書の以下の説明を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。
この発明の光学コードリーダは、ケース内に、読取領域を照明するための照明器と、読取領域からの反射光を受光するための受光光学系と、受光光学系にて受光された反射光を画像データに変換する二次元撮像素子とを内蔵してなるものである。さらに、同ケース内には、画像モニタと、二次元撮像素子から得られる画像データに基づいて対応する画像を画像モニタの画面上にリアルタイムで表示させる表示制御手段と、二次元撮像素子から得られる画像データに基づいて合焦状態の程度を判定する合焦程度判定手段と、合焦程度判定手段による判定結果である合焦状態の程度を使用者に通知する合焦程度通知手段とが設けられている。
このような構成によれば、ケースに設けられた画像モニタの画面上には、二次元撮像素子から得られる画像データに対応する画像がリアルタイムに表示されるため、この表示画像を利用することより、手持ち式又は固定式のいずれの光学コードリーダであっても、誰でも容易に焦点合わせを行うことができ、しかもコストアップを招来する複雑で大掛かりな装置を必要としない。
すなわち、手持ち式の光学コードリーダであれば、ワークとケースとの距離を変化させつつ、画像モニタ上の画像を観察することにより、画像のぼけ具合から合焦状態を簡単に見つけ出すことができる。同様に、固定式の光学コードリーダであれば、手動でレンズ操作を行いつつ、画像モニタ上の画像を観察することにより、画像のぼけ具合から合焦状態を簡単に見つけ出すことができる。
さらに、このような構成によれば、画像モニタの画面上の表示画像のみならず、合焦状態の程度までが通知されるため、利用者はより客観的に合焦状態を確認することができる。
好ましい実施の形態にあっては、照明器の照明光軸と受光光学系の受光光軸とを、被写体とケースとが所定の位置関係にあるときに、照明器からの照明光が被写体に対して斜めに照射され、かつ斜めに正反射された反射光が受光光学系に入射されるように、互いに反対方向へと対称的に傾斜設定してもよい。このような構成によれば、照明光軸と受光光軸とが正反射の際の入射光路並びに反射光路に軸整合することとなり、所謂「斜光同軸光学系」が実現されることから、ワークが鏡面体であったとしても、ワークの画像を確実に取得することができる。
好ましい実施の形態にあっては、ケースが手持ち式であって、被写体に対面される前面とその反対側に位置する背面とを有し、かつ前面と背面とはほぼ平行とされ、さらに画像モニタの画面はケースの背面に配置されている、ようにしてもよい。このような構成によれば、ワークに対する撮影角度は斜めであるものの、画像モニタを眺める視線の延長線上にワークが存在することとなるため、人間工学的な観点から操作性が向上する。
好ましい実施の形態にあっては、表示制御手段が、二次元撮像素子から得られる画像データの上下左右を反転するための鏡像復元機能を含む、ものであってもよい。このような構成によれば、実際のワークの向きと画像モニタの画面上に表示されるワークの向きとが一致する、一層操作性が向上する。
好ましい実施の形態にあっては、合焦程度判定手段が、二次元撮像素子の視野内に予め設定された検出領域内の全ての画素について求められたエッジ強度値のうちの最大値を取得するための手段と、取得されたエッジ強度値の最大値と複数の合焦程度のそれぞれに対応して予め設定された基準境界値との照合に基づいて合焦状態の程度を判定する手段と、を含む、ものであってもよい。このような構成によれば、合焦状態の程度とエッジ強度の最大値との間には強い相関が認められるため、合焦状態の程度をより正確に利用者に通知することができる。
好ましい実施の形態にあっては、合焦程度判定手段が、二次元撮像素子の視野内に予め設定された検出領域内を水平方向へ走査しつつ得られる画素列波形の二次微分波形上の対をなすピーク値間の距離の最小値を取得するための手段と、取得されたピーク値間距離の最小値と複数の合焦程度のそれぞれに対応して予め設定された基準境界値との照合に基づいて合焦状態の程度を判定する手段と、を含む、ものであってもよい。このような構成によれば、合焦状態の程度と画素列波形の二次微分波形上の対をなすピーク値間の距離の最小値との間には強い相関が認められるため、合焦状態の程度をより正確に利用者に通知することができる。
好ましい実施の形態にあっては、合焦程度通知手段が、合焦状態の程度に相当する表示を画像モニタの画面上に提示するものであってもよい。このような構成によれば、画像モニタの画面上には、撮影された画像に加えて、合焦状態の程度までが表示されることから、この表示に基づいて、利用者はより客観的に合焦状態を確認することができる。
好ましい実施の形態にあっては、合焦状態の程度に相当する表示が、合焦状態に相当するバーグラフ等のようなアナログ表示であってもよい。このような構成によれば、合焦状態の程度を利用者に対してより直感的に把握させることができる。
好ましい実施の形態にあっては、合焦状態の程度に相当する表示が、合焦状態に相当するパーセント数値等のデジタル表示であってもよい。このような構成によれば、合焦状態の程度を利用者に対してより具体的に把握させることができる。
好ましい実施の形態にあっては、合焦状態の程度に相当する表示には、合焦状態の程度に対応する色彩が付加されていてもよい。このような構成によれば、アナログ表示又はデジタル表示の利点を生かしつつ、合焦状態の程度を利用者に対して一層直感的に把握させることができる。
好ましい実施の形態にあっては、合焦程度通知手段が、合焦状態の程度に相当する発音態様の音を発生するものであってもよい。このような構成によれば、例えば合焦状態に接近するにつれて、音が高くなるように又は音が低くなるように、音量が大きくなるように又は音量が小さくなるように、発音態様を変更することにより、画像モニタの画面上の画像に加えて、音を聞きながら調整を行うことにより、利用者に対して合焦状態をより正確に把握させることができる。
好ましい実施の形態においては、合焦程度判定手段の判定結果に基づいてデコード処理を起動するためのトリガ信号を自動的に発生させるオートトリガ発生手段をさらに有するものであってもよい。このような構成によれば、合焦状態において撮影された画像に基づいてデコード処理が行われるため、デコード結果の信頼性が確保される。
好ましい実施の形態にあっては、二次元コードリーダとして構成されていてもよい。このような構成によれば、操作性が良好でかつ読取信頼性の高い二次元コードリーダを実現することができる。
この発明によれば、コストアップを招来する複雑で大掛かりな装置を必要とすることなく、誰でも容易に焦点合わせを行うことができるようにした光学コードリーダを提供することができる。
以下に、この発明の好適な実施の一形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明が適用された2次元コードリーダの斜め後方より見た外観斜視図が図1に、また同2次元コードリーダの斜め前方より見た外観斜視図が図2にそれぞれ示されている。それらの図から明らかなように、この2次元コードリーダ1は、握り部11を有する手持ち式のケース10を有する。ケース10の前面10aには、図2に示されるように、撮影用窓15が設けられ、背面10bには、図1に示されるように、液晶モニタの画面13aが設けられている。図から明らかなように、ケースの前面10aと背面10bとはほぼ平行となされており、画像モニタの画面13aと撮影用窓15との間もほぼ平行とされている。尚、図において14は復元処理の開始を指示するためのトリガボタン、12は電気コードである。
図2に示される撮影用窓15の内部には、図1及び図2では図示されていないが、読取領域を照明するための照明器と、読取領域からの反射光を受光するための受光光学系と、受光光学系にて受光された反射光を画像データに変換する2次元撮像素子とが内蔵されている。照明器の照明光軸と受光光学系の受光光軸とは、被写体とケース10とが所定の位置関係にあるときに、照明器からの照明光が被写体に対して斜めに照射され、かつ斜めに正反射された反射光が受光光学系に入射されるように、互いに反対方向へと対称的に傾斜設定されており、いわゆる『遮光同軸光学系』が実現されている。
このような遮光同軸光学系の概念図が図3に示されている。図において、16Aは照明器を構成する照明用LED、17はミラー、18はレンズ、19は2次元撮像素子、20は被写体(ワーク)、21は視線、22は人の目である。図から明らかなように、この遮光同軸光学系にあっては、照明用LED16Aの照明光軸23と受光光学系(ミラー17、レンズ18を含む)の受光光軸24とは、被写体20とケース(図示せず)とが所定の位置関係(例えば、被写体20とケースとが平行であって、所定の焦点距離だけ離れているとき)、照明用LED16Aからの照明光が被写体20に対して斜めに照射され、かつ斜めに正反射された反射光が受光光学系に入射されるように、互いに反対方向へと対称的に傾斜設定されている。尚、図において13aは、先に説明したように、液晶モニタの画面である。そして、人の目22が真下に向いたとき、視線21の垂直下向き延長線上に被写体20上の2次元コード25を位置させると、液晶モニタの画面13aの中心位置には、2次元コード25の画像のほぼ中心が映し出されるように構成されている。このことから、『遮光同軸光学系』なる命名がされている。
次に、2次元コードリーダ1の電気的ハードウェア構成を示すブロック図が図4に示されている。同図に示されるように、電気的ハードウェアの全体100は、CPU101と、画像処理部102と、画像出力制御部103とを中心として構成されている。
画像処理部102の制御の下で、照明器16から発せられた照明光は、被写体(対象物)20の表面に斜めに照射される。その反射光は、レンズ18で集光され、撮像素子19の撮像面に結像される。撮像素子19は例えば2次元CCD等で構成されており、撮像面上の光像は光電変換され、画像データが生成される。こうして得られた画像データは、画像出力制御部103へと送られる。
画像出力制御部103では、撮像素子19で生成された画像データを取得すると共に、これを表示バッファ107に格納する。表示バッファ107に格納された画像データは、出力部108の作用によって、液晶モニタ13の画面上に表示される。
一方、撮像素子19で生成された画像データは、画像出力制御部103及び画像処理部102を経由して、画像メモリ106に蓄えられる。この画像メモリ106に格納された画像データは、画像処理部102の作用によって、適宜画像解析処理が施され、様々な特徴量が抽出される。こうして得られた特徴量に基づき、CPU101は2次元コードの復元を行う。
CPU101は、こうして得られた2次元コードの復元データ、並びに、各種の演算処理結果を、出力部105を介して、外部出力部32及び報知部33へと送り出す。ここで、外部出力部32には通信手段やI/Oが含まれており、報知部33には表示用LEDや発音用スピーカ等が含まれている。
次に、2次元コードリーダの制御処理の全体を示すフローチャートが図6に示されている。このフローチャートは、画像出力制御部103に対応する処理(ステップ608,609.610)と、画像処理部102に対応する処理(ステップ603,604,605,606,607)と、CPU101に対応する処理(ステップ613,614,616)とを含んでいる。
電源投入などによってこの動作プログラムが起動されると、まずウェイト処理(ステップ601)を実行しつつ、利用者がトリガボタン14をON操作するのを待機する(ステップ602NO)。この状態において、ケース10の側面に設けられたトリガボタン14を利用者が押すと、トリガONとの判定が行われ(ステップ602YES)、画像出力制御部103の処理と画像処理部102の処理とが平行して起動される。
すなわち、画像処理部102においては、画像取込処理(ステップ603)、画像演算処理(ステップ604)、特徴量抽出処理(ステップ605)、数値データへの変換処理(ステップ606)が順次に実行される。しかる後、変換により得られた数値データは、画像出力制御部103及びCPU101へと転送される(ステップ607)。
一方、画像出力制御部103においては、画像データの表示バッファへの格納処理(ステップ608)を実行した後、画像処理部から数値データが送られてくるのを待機し、これが送られてくるのを待って、合焦程度判別処理(ステップ609)を実行する。この合焦程度判別処理(ステップ609)については、後に図8及び図9を参照して2つの例を詳細に説明する。
合焦程度判別処理(ステップ609)において合焦程度が得られたならば、続いて合焦程度上書き処理(ステップ610)を実行することによって、判別された合焦程度に応じた図形や文字列を表示バッファ107上の画像データに上書き処理する。こうして得られた合焦程情報付きの画像データは、表示バッファ107から読み出され、出力部108の作用によって、画像モニタ13の画面13a上に表示される(ステップ612)。
他方、CPU101は、画像処理部から数値データが到来するのを待機し、これが到来するのを待って、規定値以上であるかどうかの判定を行う(ステップ613)。ここで、合焦程度が規定値以上、すなわち十分に焦点位置が合った状態と判定されると(ステップ613YES)、自動的にデコード処理(ステップ614)が実行され、得られたデコード情報はシリアルデータ出力される(ステップ615)。これに対して、合焦程度が規定値に満たないと判定されると(ステップ613NO)、その情報はI/O出力に変換され(ステップ616)、報知部617へと送られる。報知部617は表示用LEDやサウンド出力用のスピーカ等で構成されているから、これにより焦点が合っていないことを利用者はリアルタイムに知ることができる。尚、この報知部617における報知態様については、後に図15を参照しながら詳細に説明する。
尚、本発明にあっては、図3に示される遮光同軸光学系の採用によって、実際の撮影角度は斜めであっても、利用者はモニタ上に映し出される画像によって、2次元コード25を真上から見るような感覚を取得することができるのであるが、ここで問題となるのは、本来の画像とモニタ画像とでは上下左右の関係が反転されたいわゆる鏡像の関係にあるということである。そこで、本発明にあっては、図5に示されるように、撮像素子19で生成された画像データを上下左右を反転することによって、鏡像復元処理を行う。
すなわち、鏡像復元のための処理の説明図が図5に示されている。図5(a)に示される本来画像と図5(b)に示されるモニタ画像とを比較して明らかなように、両者は上下左右が反転された鏡像の関係にある。そこで、本発明にあっては、まず、同図(c)に示されるように、撮像素子19に相当するCCDからの画像読出し順序については上から下へと下向きに行う一方、同図(d)に示されるように、表示バッファへの書込み順序については下から上へと上向きに行い、さらに同図(e)に示されるように、表示バッファの読出し順序については上から下へと下向きに行う。すると、同図(b)に示されるモニタ画像は上下左右が反転されて、同図(a)に示される本来画像が復元される。そのため、図3に示される遮光同軸光学系において、液晶モニタの画面13aを上から真下に見下ろした場合、そこに映し出される画像はその真下に存在する2次元コード25と正確に対応する位置関係となる。
次に、本発明の要部であるところの合焦程度判別表示処理について説明する。本発明にあっては、撮像素子19にて生成された画像データの鮮明度に基づいて合焦度状態の程度を判別する。この判別処理に利用される画素群は、図7に示されるように、画面27の中央部に設定された検出領域28内の画素が利用される。すなわち、同図(a)に示されるように、画面27の全体の全画素を検出領域とした場合、データ量が多いことから、合焦程度の判定に時間を要する。そこで、本発明にあっては、同図(b)に示されるように、画面27の中央部に検出領域28を設定し、この検出領域28内の画素を抽出することによって、合焦状態の程度を判定する。合焦程度の判定を行うためには、2次元コード画像を構成する各画素(セル)の輪郭に着目する。すなわち、セル部分と背景部分との輪郭は、画像が鮮明な場合とぼけている場合とでグラデーションの程度が異なる。そこで、本発明にあっては、図10に示されるように、所定の合焦状態判別アルゴリズムを採用する。
この合焦状態判別アルゴリズムにおいては、画像を水平方向へ走査したときに得られる画素値列波形(元波形)のエッジ部分に着目する。図10(a)と図10(b)とを比較して明らかなように、焦点位置の合った場合にあっては、元波形のエッジは比較的急峻となるのに対し、焦点位置の合っていない場合には元波形のエッジ部分は相対的になだらかとなる。そのため、元波形に対する1次微分波形を求めると、1次微分波形上の上下のピーク高さ(以下、これをエッジ強度と称する)Eiの値は、焦点位置が合えば合うほど大きくなり、逆に焦点位置が合っていないほど小さくなる(Ei>Ei´)。そのため、1つの合焦状態判別アルゴリズムとしては、1次微分波形のエッジ強度Eiの大きさに基づいて合焦状態を判別することができる。一方、1次微分波形に対してさらに微分を行って2次微分波形を求めると、2次微分波形上の相隣接する一対の上下ピーク位置間の距離の値は、焦点位置が合っているほど短くなり、逆に焦点位置が合っていないほど長くなる(L<L´)。従って、他の1つの合焦状態判別アルゴリズムとしては、2次微分波形上の相隣接する上下のピーク位置間の距離の大小に基づいて、合焦状態の程度を判別することができる。
尚、図10(a)及び図10(b)の例にあっては、画素の中心を水平走査線が貫いているが、これは同図(c)に示されるように、画素の中心を外れて水平走査線が通過する場合にも同様に維持される。すなわち、図10(c)に示されるように、セルのエッジ部の輪郭は、中心部分または中心を外れた部分のいずれにおいてもほぼ同様であるから、エッジ強度(Ei,Ei´)並びにピーク間距離(L,L´)のいずれにおいても、それらの値は、画素の中心を水平走査線が貫く場合と何等変わりがない。この点は、両アルゴリズムにとって非常に重要な点である。
次に、合焦程度判別表示処理を示すフローチャート(その1)が図8に示されている。この合焦程度判別表示処理は、図10で説明したように、1次微分波形上のエッジ強度Eiの大きさに基づいて合焦状態の程度を判別するものである。
すなわち、図8において処理が開始されると、ステップ801では1画像取得処理が実行される。この1画像取得処理によって、撮像素子19にて生成された1画面分の画像(図7(a)参照)の取得が行われる。続いて、ステップ802においては、図7(b)に示される検出領域28内の全画素についてエッジ強度Eiの絶対値|Ei|の算出が行われる。続くステップ803においては、全画素について得られたエッジ強度の絶対値|Ei|の中で最大値Eimaxの取得が行われる。つまり、エッジ強度の絶対値|Ei|の最大値をもって、その画像の合焦程度を代表させているのである。続いて、こうして得られたエッジ強度の絶対値の最大値Eimaxは表示出力制御部103へと転送される(ステップ804)。以後の処理(ステップ805〜813)については、画像出力制御部側での処理である。すなわち、この発明にあっては、エッジ強度の絶対値の最大値Eimaxを5段階の基準領域と比較して弁別する。この例にあっては、各画素値は0〜255の範囲の値をとり得るため、エッジ強度の絶対値|Ei|の値も0〜255の範囲をとる(図11参照)。そのため、この例にあっては、0〜255の間を5段階に場合分けしている。それらの段階とは、第1段階(0≦Eimax<100)、第2段階(100≦Eimax<150)、第3段階(150≦Eimax<200)、第4段階(200≦Eimax<250)、第5段階(250≦Eimax<255)である。
図8に戻って、エッジ強度の絶対値の最大値Eimaxが第1段階に属する場合には(ステップ805YES)、赤色表示が選択される(ステップ809)。同様に、第2段階に属することが判定された場合には(ステップ806YES)、橙色表示が選択される(ステップ810)。同様に、第3段階に属することが判定された場合には(ステップ807YES)、黄色表示が選択される(ステップ811)。同様に、第4段階に属することが判定された場合には(ステップ808YES)、黄緑表示が選択される(ステップ812)。さらに第5段階に属することが判定された場合には(ステップ808NO)、緑色表示が選択される(ステップ813)。従って、合焦程度が良好となればなるほど緑色表示が選択され、逆に合焦程度が悪くなればなるほど、赤色表示が選択されることとなる。こうして得られた表示色情報は、そのときのモニタ画像に付加される(ステップ814)。
次に、合焦程度判別処理を示すフローチャート(その2)が図9に示されている。この例にあっては、図10で説明したように、2次微分波形上の相隣接する上下ピーク位置間の距離Lに基づいて、合焦状態の程度を判別するようにしている。すなわち、図9において処理が開始されると、ステップ901においては、画像走査処理が実行される。続くステップ902においては、1次微分処理が行われる。続くステップ903においては2次微分処理が行われる。続くステップ904,905においては、2次微分波形上の対となる極大極小を検出しつつ、極大極小間の画素差を求め、これが『20』を超えることを待機する。この状態において極大・極小の画素差が『20』を超えると(ステップ905YES)、続いてステップ906が実行されて、対となる極大・極小間の距離Lの値が計測される。続くステップ907においては、それら計測された距離Lの中で最小値Lminが求められる(ステップ907)。
以後、求められた距離最小値Lminを5段階の基準範囲と比較して弁別することにより、合焦状態の程度が判別される。すなわち、これらの段階とは、第1段階(10<Lmin)、第2段階(8<Lmin≦10)、第3段階(6<Lmin≦8)、第4段階(4<Lmin≦6)、第5段階(Lmin≦4)である。
求められた距離最小値Lminの値が第1段階に属する場合には(ステップ908YES)、赤色表示が選択される(ステップ913)。同様にして、第2段階に属する場合には(ステップ909YES)、橙色表示が選択される(ステップ914)。同様に、第3段階に属する場合には(ステップ910YES)、黄色表示が選択される(ステップ915)。同様に、第4段階に属する場合には(ステップ911YES)、黄緑表示が選択される(ステップ916)。同様にして、第5段階に属する場合には(ステップ912YES)、緑色表示が選択される(ステップ917)。こうして得られた表示色情報は、モニタ出力される(ステップ918)。
このように本発明にあっては、図8に示される合焦程度判別表示処理または図9に示される合焦程度判別処理を実行することによって、合焦状態の程度がどの程度かを判別し、その判別結果に対応する情報を色彩に変換して画像モニタの画面13a上に表示させることができる。
以上説明したように、本発明にあっては、図8又は図9に示される合焦程度判別表示処理を実行することによって、合焦状態の程度を色に変換して判別できるのであるが、本発明にあっては、図12に示されるように、エッジ強度から百分率への変換テーブルを内蔵することによって、合焦状態の程度を示す百分率数値を画面13a上に表示したり、エッジ強度(Eimax)を複数段階に弁別すると共に、その弁別結果をバーグラフの単位長さに対応させて、バーグラフを画面13a上に表示させることもできる。その際に、先に求められた色彩情報を付加することによって、合焦状態の程度をより直感的にユーザに提示することができる。
すなわち、図13は、モニタ表示態様の一例を示す図(その1)であって、この例にあっては、画面13aは、画像表示領域25と合焦程度表示領域26と復元データ表示領域27とに3分割される。そして、画像表示領域25には画像28と検出領域29とが表示され、合焦程度表示領域26には合焦程度を表す所定の色彩付きのバーグラフ30が表示される。図13(a)と図13(b)とを比較して明らかなように、合焦状態と非合焦状態との違いは、画像28の鮮明度ないしぼけ具合によって判断することもできるし、バーグラフ30の長さ及び色彩によって判断することもできる。殊に、バーグラフ30はアナログ表示であるから、直感性に優れると共に、本発明にあってはこれに色彩も付加されていることから、合焦状態の程度をより明瞭に理解させることができる。
モニタ表示態様の一例を示す図(その2)が図14に示されている。この例にあっては、図12に示されるエッジ強度から百分率への変換テーブルを採用することによって、合焦状態の程度を、パーセント数値31を用いて提示するようにしている。このパーセント数値31には、先ほど説明した色彩情報も付加されており、そのため図14(a)に示される完全合焦状態においては『100』は緑色とされ、数値『20』は赤色とされる。すなわち、この例にあっても、画面13aは、画像表示領域25と合焦程度表示領域26と復元データ表示領域27とに3分割されており、画像表示領域25には画像28と検出領域29とが表示され、合焦程度表示領域26には合焦程度を示すパーセント数値31が表示される。従って、この例にあっても、画像表示領域25上に映し出される画像28のぼけ具合ないし鮮明度によって合焦状態の程度を把握できることに加え、合焦程度表示領域26に表示されたパーセント数値31によってより正確に合焦程度を理解することができる。
次に、デコード処理のオートトリガに至る2次元コードリーダの制御処理を示すフローチャートが図15に示されている。同図において処理が開始されると、ステップ1501においては1画像取得処理が実行される。続くステップ1502においては、検出領域内の全画素についてエッジ強度の絶対値|Ei|が算出され、続くステップ1503においては、それら絶対値の最大値Eimaxが取得され、こうして得られた最大値Eimaxの値は、先に図8を参照して説明したように、CPUへと転送される。以後CPU側においては、最大値Eimaxが『200』を超えるのを待機し、最大値Eimaxの値が『200』を超えるのを待って(ステップ1505YES)、自動的にデコード処理を起動し(ステップ1508)、デコード結果を出力する(ステップ1509)。
一方、エッジ強度の最大値Eimaxが『200』に満たない間、すなわちピントが合っていない状態にあっては、その程度に応じて、エッジ強度最大値Eimaxは所定の周波数テーブルを介して合焦状態の程度に応じた周波数信号に変換される(ステップ1506)。そしてこの周波数信号によってブザーの鳴動が行われる(ステップ1507)。例えば、ピントが外れれば外れるほど周波数が高くなるように、あるいは周波数が低くなるように周波数テーブルを構成したり、あるいは音色が変わるようにしたり、さらには周波数のみならず音量までが増減するように構成すれば、モニタ画面を監視していなくとも、作業者は耳から入ってくる音の高低、音色の相違、音量の大小等に基づいて、合焦状態の程度を認識し、これが補正されるようにケースと被写体との距離を調整することによって、自動的に最適合焦状態を簡単に得ることができる。
以上説明したように、この光学コードリーダにあっては、ケース10内に、読取領域を照明するための照明器16と、読取領域からの反射光を受光するための受光光学系(レンズ18)と、受光光学系にて受光された反射光を画像データに変換する2次元撮像素子19とを内蔵してなり、さらに同ケース10内には、画像モニタ(液晶モニタ13)と、2次元撮像素子19から得られる画像データに基づいて対応する画像を画像モニタの画面上にリアルタイムで表示させる表示制御手段(画像出力制御部103、表示バッファ107、出力部108)とが設けられたものである。
図3に示されるように、照明器(照明用LED16A)の照明光軸23と受光光学系(ミラー17、レンズ18を含む)の受光光軸24とは、被写体(ワーク20)とケース10とが所定の位置関係にあるときに、照明器からの照明光が被写体20に対して斜めに照射され、かつ斜めに正反射された反射光が受光光学系に入射されるように、互いに反対方向へと対称的に傾斜設定されたものである。
ケース10は手持ち式であって、被写体に対面される前面10aとその反対側に位置する背面10bとを有し、かつ前面10aと背面10bとはほぼ平行とされ、さらに画像モニタの画面13aはケースの背面10bに配置されている。
図5に示されるように、表示制御手段は、2次元撮像素子19から得られる画像データの上下左右を反転するための鏡像復元機能を含んでいる。
図8及び図9に示されるように、2次元撮像素子から得られる画像データに基づいて合焦状態の程度を判定する合焦程度判定手段を有すると共に、図13及び図14に示されるように、合焦程度判定手段による判定結果である合焦状態の程度を使用者に通知する合焦程度通知手段とを有する。
合焦程度判定手段は、図8に示されるように、2次元撮像素子の視野内に予め設定された検出領域28内の全ての画素について求められたエッジ強度値のうちの最大値を取得するための手段と、取得されたエッジ強度値の最大値と複数の合焦程度のそれぞれに対応して予め設定された基準境界値との照合に基づいて合焦状態の程度を判定する手段とを含んでいる。
合焦程度判定手段は、図9に示されるように、2次元撮像素子の視野内に予め設定された検出領域28内を水平方向へ走査しつつ得られる画素列波形の2次微分波形上の対をなすピーク値間の距離の最小値を取得するための手段と、取得されたピーク値間距離の最小値と複数の合焦程度のそれぞれに対応して予め設定された基準境界値との照合に基づいて合焦状態の程度を判定する手段とを含んでいる。
合焦程度通知手段は、図13及び図14に示されるように、合焦状態の程度に相当する表示を画像モニタの画面13a上に提示するものである。すなわち、合焦状態の程度に相当する表示が、図13に示されるように、合焦状態に相当するバーグラフ等のようなアナログ表示である。また、合焦状態の程度に相当する表示が、図14に示されるように、合焦状態に相当するパーセント数値等のデジタル表示である。また、合焦状態の程度に相当する表示には、図8及び図9に示されるように、合焦状態の程度に対応する色彩が付加されている。また、合焦程度通知手段が、図15に示されるように、合焦状態の程度に相当する発音態様を有する音を発生するものである。
図15に示されるように、合焦程度判定手段の判定結果に基づいてデコード処理を起動するためのトリガ信号を自動的に発生させるオートトリガ発生手段をさらに有するものである。
2次元コードリーダの斜め後方より見た外観斜視図である。 2次元コードリーダの斜め前方より見た外観斜視図である。 遮光同軸光学系の概念図である。 電気的ハードウェア構成を示すブロック図である。 鏡像復元のための処理の説明図である。 2次元コードリーダの制御処理の全体を示すフローチャートである。 検出エリア設定手法の説明図である。 合焦程度判別表示処理を示すフローチャート(その1)である。 合焦程度判別表示処理を示すフローチャート(その2)である。 合焦状態判別アルゴリズムの説明図である。 画素値とエッジ強度値との関係を示す説明図である。 エッジ強度から百分率への変換テーブルを示す図である。 モニタ表示態様の一例を示す図(その1)である。 モニタ表示態様の一例を示す図(その2)である。 デコード処理のオートトリガに至る2次元コードリーダの制御処理を示すフローチャートである。 従来技術の問題点の説明図である。
符号の説明
1 2次元コードリーダ
10 ケース
10a 前面
10b 背面
11 握り部
12 電気コード
13 液晶モニタ
13a 液晶モニタの画面
14 トリガボタン
15 撮影用窓
16 照明器
16A 照明用LED
17 ミラー
18 レンズ
19 2次元撮像素子
20 被写体(ワーク)
21 視線
22 人の目
23 照明光軸
24 受光光軸
25 画像表示領域
26 合焦程度表示領域
27 復元データ表示領域
28 画像
29 検出領域
30 バーグラフ
31 パーセント数値
32 外部出力部
33 報知部
100 回路全体
101 CPU
102 画像処理部
103 画像出力制御部
104 ワークメモリ
105 出力部
106 画像メモリ
107 表示バッファ
108 出力部
109 CPUバス

Claims (6)

  1. ケース内に、
    読取領域を照明するための照明器と、
    読取領域からの反射光を受光するための受光光学系と、
    受光光学系にて受光された反射光を画像データに変換する二次元撮像素子とを内蔵してなり、さらに
    同ケース内には、
    画像モニタと、
    二次元撮像素子から得られる画像データに基づいて対応する画像を画像モニタの画面上にリアルタイムで表示させる表示制御手段と、
    二次元撮像素子から得られる画像データに基づいて合焦状態の程度を判定する合焦程度判定手段と、
    合焦程度判定手段による判定結果である合焦状態の程度を使用者に通知する合焦程度通知手段と、を具備し、
    前記合焦程度判定手段が二次元撮像素子の視野内に予め設定された検出領域内を水平方向へ走査しつつ得られる画素列波形の二次微分波形上の対をなすピーク値間の距離の最小値を取得するための手段と、取得されたピーク値間の距離の最小値と複数の合焦程度のそれぞれに対応して予め設定された基準境界値との照合に基づいて合焦状態の程度を判定する手段と、を含む、
    ことを特徴とする光学コードリーダ。
  2. 合焦程度通知手段が、
    合焦状態の程度に相当する表示を画像モニタの画面上に提示するものである、ことを特徴する請求項に記載の光学コードリーダ。
  3. 合焦状態の程度に相当する表示が、合焦状態に相当するバーグラフ等のようなアナログ表示である、ことを特徴とする請求項に記載の光学コードリーダ。
  4. 合焦状態の程度に相当する表示が、合焦状態に相当するパーセント数値等のデジタル表示である、ことを特徴とする請求項に記載の光学コードリーダ。
  5. 合焦状態の程度に相当する表示には、合焦状態の程度に対応する色彩が付加されている、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の光学コードリーダ。
  6. 合焦程度通知手段が、
    合焦状態の程度に相当する発音態様を有する音を発生するものである、ことを特徴とする請求項に記載の光学コードリーダ。
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