JP4223575B2 - Remote calibration device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の背景】
能動フェーズドアレー(phased array)システム又はスマート(smart)アンテナシステムは、異なるビーム形成シナリオに対処ためにフェーズドアレーシステムの夫々のエレメントによって送信並びに/又は受信されるエレメント信号の複素利得(振幅及び位相)のプログラム可能な変更を行なう能力を有する。フェーズドアレーシステムを備えた通信衛星は、普通の反射型アンテナを持つ衛星に比べて固有の性能の利点を備えているので望ましい。例えば、フェーズドアレーシステムを持つ通信衛星は、次に述べる様な利点を提供し得る。即ち、大陸全体にわたる広くて一様な範囲から約1°の3dB幅を持つ幅の狭いスポット・ビーム・パターンまでビーム・パターンが構成自在であること、多重通信チャンネルに於ける実効等方性放射電力(EIRP)のレベルを変える融通性があること、並びに部品の故障を補償する為にシステム性能の劣化を巧妙に行なう手段が得られることである。衛星におけるフェーズドアレーシステムに対する条件は予測し難い形で変化し得るから、最適なシステム性能を確実にする為には、位相及び振幅特性の様なシステムの特性を規則的に較正するように計画を立てる事が一般的に必要である。
【0002】
フェーズドアレーシステムの各エレメントで夫々形成されるエレメント信号の夫々の複素利得の有意の推定値を得る為、較正過程は、各エレメントから送信される夫々のエレメント信号に対する複素利得が略準不動になる位に短い時間窓の中で行なわなければならない。典形的な静止衛星の用途では、この為の時間窓は時間的に変わり得る2つの効果によって支配される。即ち、送信されるエレメント信号が地球上にある適当な制御ステーションに向って伝搬する時に出会う変わり得る大気条件によるエレメント信号の変化と、フェーズドアレーシステムの各エレメントに対する夫々の回路部品の位相のオフセットや、フェーズドアレーを支持する為に用いられるパネル構造の物理的な反り等の様な衛星に熱によって誘起される効果による送信されるエレメント信号の相対的な位相の変化とである。熱によって誘起される効果は、主にフェーズドアレーのパネルに対する太陽放射束の密度の昼間変動が原因で起こる。
【0003】
従来提案された較正方式は、本質的に、フェーズドアレーシステムの他の全てのエレメントをターンオフしておいて、フェーズドアレーシステムの各々の1個のエレメント(SE)の夫々の複素利得を、一度に1つずつ、個別に測定することに基づいたものである。こう云う較正方式(以下SE較正方式と呼ぶ)は、考えとしては単純であるが、都合の悪いことに或る基本的な問題があり、その為に、通信衛星に対する典形的なフェーズドアレーシステムの較正条件を満す点でその有用性に疑問がある。その1つの問題は、較正を受ける任意の1つのエレメントに適当な試験信号を差し向ける又は通す様に各エレメント信号の夫々の電気通路のフロントエンドに結合される多極マイクロ波スイッチング装置を実現するのが困難であることである。この多極スイッチング装置は、SE較正方式では典形的には、任意の所定の時点で較正を受ける任意の個別のエレメントに夫々形成されるエレメント信号に対する複素利得を測定する為に必要である。SE較正方式のもう1つの問題は、信号対雑音比(SNR)が比較的低いことである。これは実効的には測定の積分時間が比較的長くなることになる。実用的な衛星の電力レベルでは、SE較正方式の為の較正測定値を抽出するのに要する積分時間は、前に述べた準不動の時間窓の基準を満すには長すぎる場合が多い。原理的には、各エレメントから送信される較正信号のエネルギーを増加することにより、SE過程の実効的なSNRを高くすることができる。しかし、フェーズドアレーシステムの各々エレメントは、各エレメントにある回路部品に対する電力処理容量及び直線性の制約によって、最大電力に近いところで動作する様に設計されているのが普通であるから、電力レベルを更に勝手に増加することは典形的には実現できないことになる。この為、SE較正方式に伴なう問題を解決することのできる較正方法を提供することが望ましい。
【0004】
【発明の要約】
全般的に云うと、上に述べた要望を満ため、本発明は、Nを正の整数として、複数N個のエレメントを持つシステムを遠隔較正する方法と装置を提供する。この方法は、相互に所定のスペクトル関係を持つ較正信号及び基準信号の様なコヒーレント信号を発生することを含む。複数N個のエレメントの各々に印加される較正信号は、2進アダマール(Hadmard)行列の様な所定の逆行列作成可能な符号化(encoding)行列のエントリ(entry)に基づいて直交符号化されて、第1組及び第2の直交符号化信号を発生することができる。これらの第1組及び第2の符号化信号並びに基準信号は遠隔地へ送信される。送信された第1組及び第2組の符号化信号は遠隔地でコヒーレント検波される。その後、コヒーレント検波された第1組及び第2組の符号化信号は、所定の逆行列作成可能な符号化行列の逆行列を使って復号され、1組の復号信号を発生する。次に、この1組の復号信号は、システムの各エレメントに対する較正データを発生する為に処理される。
【0005】
本発明の新規と考えられる特徴は、特許請求の範囲に具体的に記載してあるが、本発明自体の構成、作用、及びその他の目的並び利点は、以下図面について詳しく説明するところから最もよく理解されよう。図面に全体にわたり、同様な部分には同じ参照数字を用いている。
【0006】
【発明の詳しい説明】
図1はフェーズドアレーシステム12を用いて、無線周波(RF)信号14を送信並び/又は受信する通信衛星10を示す。例えば、フェーズドアレーシステム12が送信モードで使われる場合、受信アンテナ20を介して、地上の制御ステーションの様な遠隔の制御ステーション18でRF信号14を受信することができる。当業者であれば分かる様に、フェーズドアレーシステムは、アレーのエレメントとから放出されるRF信号の位相を選択的に調節して、フェーズドアレーの各エレメントから空間的に離れた地点で、所望の干渉パターンを作ると云う原理に基づいて動作する。N個のエレメントのフェーズドアレーシステムからの波長λのRF送信を考える。例として、フェーズドアレーの中心を原点とする座標系を選ぶ。
【0007】
【外1】
【0008】
【数1】
【0009】
【数2】
【0010】
1組の係数{a(n)}の相対的な値が、フェーズドアレーの各エレメントに対する移相器50(図2)及び電力増幅器80(図2)の様な夫々の回路部品に関係する相対的な複素利得になる。フェーズドアレーによって送信並びに/又は受信された(但し本発明よる符号化はしてない)任意の干渉パターンを単に空間的にサンプリングすることによって得られた情報は、送信ホーン90(図2)の様なフェーズドアレーのエレメント・ホーンの相対的な位置ぎめによる位相のオフセットを容易に抽出することができないことを証明することができる。原理的には、各々の係数a(n)の値は、N個の一次独立連立方程式が得られる様に特
【0011】
【外2】
【0012】
に於ける干渉パターンの振幅及び位相を測定又はサンプリングすることによって決定することができる。実際には、解を計算する為には、3つの異なるパラメータのN個の値が分っていなければならないので、この手順は実施するのが非常に
【0013】
【外3】
【0014】
上に述べた空間的なサンプリング較正方式と対照的に、エレメント信号のコヒ
【0015】
【外4】
【0016】
化ビーム・パターンを形成することができる様にする符号化信号を受信することができるので、劇的に単純化される。更に、1つの伝搬定数K0 しかないので、各々の複素利得の相対的な値を決定するのにその値が分っている必要はない。更に、遠い場においては、関心のあるパラメータは、この1個の受信点までの距離が分っていなくても求めることができる。アレーの一様な位相平面に対する基
【0017】
【外5】
【0018】
る。業者でてあれば分る様に、この投影角は、地球、月及び太陽センサの様な普通の天体センサからの容易に利用し得る姿勢測定値を使って、測定することができる。
遠い場では、任意のm番目のコヒーレント符号化送信の受信信号は、次の形である。
【0019】
【数3】
【0020】
t(m,n)がユニタリ符号化行列の様な所定の逆行列作成可能な符号化行列
【0021】
【外6】
【0022】
値は、N個の一次独立連立方程式を解くことができる様にする行列Tの逆行列から直接的に求めことができる。一般的に、ユニタリ行列Uの逆行列は行列Uのエルミート共役U* に等しい、即ちU-1=U* である。当業者であれば分るが、行列Uの様なユニタリ行列の行及び列は、この行列Uが定義されているベクトル空間にわたる完全な正規直交する1組の基本ベクトルを形成する。一般的に、直交変換は、実ベクトル空間で定義されたユニタリ変換の部分集合と正式に定義されている。直交変換はイメージング用途に広く用いられており、例えばProc.IEEE 57,No.1,58−68頁(1969年1月号)所載のダブリュ・ケイ・プラット,ジェイ・ケーン及びエッチ・シー・アンドリュースの論文「アダマール変換イメージ符号化(Hadamard Transform Image Coding)」を参照されたい。本明細書で用いる行列Tは、その関連するユニタリ行列とは正規化係数N1/2 だけ異なっている。従って、Tは再正規化ユニタリ行列と呼ばれる。
【0023】
【数4】
【0024】
これに制限するつもりはないが、例として云うと、各々の行列の要素が単位の大きさを持つ場合、即ち|t(m,n)|=1である場合、再正規化ユニタリ行列を使うと、最小分散符号化方式を達成することができることを示すことができる。大きさが等しい再正規化ユニタリ行列の注目すべき幾つかの例は、2次元(2D)離散的フーリエ変換(DFT)及びアダマール行列の種類である。
【0025】
図2は、N個のエレメントのフェーズドアレーシステム12に対する一例のアナログ式アーキテクチャの略図である。ディジタル式ビーム形成アーキテクチャでも本発明の考えの利点が容易に得られるから、本発明がアナログ式アーキテクチャに制限される必要がないことが理解されよう。更に、レーダ、ライダ、通信システム等に用いられるコヒーレント電磁信号、又はソナー、超音波装置等に用いられるコヒーレント音波信号の様なコヒーレント信号を用いる任意のシステムが、本発明の考えから容易に利点が得られるので、本発明がフェーズドアレーシステムに制限される必要がないことが理解されよう。
【0026】
フェーズドアレーシステム12は、各々がpビットのビーム形成能力を持つN個の移相器501 −50N で構成されたビーム形成マトリックス40を含む。各々のエレメントに対する各々の移相器はp個の独立の遅延回路60で構成され、これらは適当なスイッチ65を介して、各々のエレメント信号に対する電気通路に選択的に接続状態に切換えられ、即ち作動されて、m=0,1,……(2p −1)として、2πm/2p の移相に対応する2p 個の量子化位相レベルを作ることができる。更に図2は、コヒーレント信号発生器100が、フェーズドアレーの各エレメントに印加される較正信号に対して所定のスペクトル関係を持つ基準トーン又は信号を供給することを示す。例えば、基準信号は、較正信号から所定の倍数だけ周波数がずれていてよい。基準信号及び較正信号は夫々の帯域フィルタ72を通過し、これらの帯域フィルタは基準信号及び較正信号に対する夫々の周波数を大体中心とする所定の通過帯域を持つ。図2では、コヒーレント信号発生器100が、1つの基準信号を供給するものとして示されているが、希望によっては、コヒーレント信号発生器100から追加の基準信号を容易に得ることができることが理解されよう。
【0027】
図2に示す様に、フェーズドアレーの各々のエレメントが、夫々の電力増幅器80及びホーン90を含む。図2は、基準信号が別個のホーン90′から送信されることを示しているが、基準信号が移相器によって行なわれる任意の符号化手順の影響を受けない様に、基準信号が任意の移相器501 −50N の後の電気通路に注入される限り、基準信号をフェーズドアレーの任意のエレメントから送信してもよく、結果は同等である。図2は、システムの通常の動作中、任意の所望のビーム・パターンを形成する為のスイッチング指令を出すことのできる制御装置300を示している。
【0028】
本発明の好ましい一実施例では、制御装置300は更に較正指令モジュール302を含む。較正指令モジュールは、フェーズドアレーシステムのN個のエレメントによって制御ステーション18(図1)の様な遠隔地へ送信される対応する第1組及び第2組の信号を遅延回路60で符号化することができる様にする第1組及び第2組のスイッチング信号を供給する。
【0029】
前に述べた様に、制御されたスイッチング、即ち符号化は、所定の逆行列作成可能な2進行列の要素又はエントリによって定められる。特に、2進行列またはバイポーラ・アダマール行列の様な或る種の直交行列は、推定較正パラメータに対する統計的な分散を極く小さくすると云う意味で最適である。符号化行列は、Nがアダマール行列を作ることができる偶数であるとすれば、N×Nの寸法を持つ様に選ぶことができる。次数Nのアダマール行列を構成することができない場合、符号化の為に、次に高い次数のアダマール構成を便利に使うことができる。例えば、次に高い次数は、Qを正の整数として、好便にK=N+Qに選ぶことができる。Qは、存在しないエレメントに対応する余分の送信を表わし、この為、この様な余分の送信は実効的にはゼロの値の信号で構成されているものとして扱われる。当業者であれば、この行列構成方法が、例えば高速フーリエ変換に使われる「ゼロを埋める」方式に似ていることが理解されよう。従って、以下の説明では、これに制限するつもりはないが、簡単の為、制御されたスイッチング(CS)手順に、アダマール行列だけを考え、これをHで表わす。遠隔地で適当なコヒーレント検波及び復号を実施した時、第1組及び第2組の直交符号化信号が、遅延回路の夫々の複素利得の任意の変化を表わし、且つどの遅延回路も接続状態に切換えられてない時のフェーズドアレーの各々のエレメントに関連する夫々の信号{s(m,n=1,2……N)}、即ち、夫々の電力増幅器及びホーンを含むが、フェーズドアレーのどのエレメントにも遅延回路を全く含まない遅延なし即ち「直通」の電気通路に関係する各々の信号を含む較正データを決定することができる様にすることを後で示す。
【0030】
アナログ式の実施例では、較正信号に対する電力レベルが十分低く、移相器を線形マイクロ波装置として扱うことができると仮定する。例えば、複素利得dμ (n)を持つ任意のn番目の移相器内にあるμ番目の遅延回路の様な1個の遅延回路60を接続状態に切換える即ち作動する効果は、図3aに示す様に、単に入力信号x(n)に複素利得を掛けることである。多数の遅延回路60及び60′を接続状態に切換える即ち作動する効果は、接続状態に切換えられた多数の回路に対する夫々の複素利得の積を単に発生する。例えば、図3bに示す様に、複素利得dν (n)を持つn番目の移相器に対するν番目の遅延回路と共に接続状態に切換えられた場合、入力信号x(n)に対する複素利得は図3bに示す様になる。
【0031】
図4は、較正信号及び基準信号の様なコヒーレント信号を発生する為に使われるコヒーレント信号発生器100の略図である。この明細書で云う「コヒーレント信号」と云う表現は、相互の間に略一定の相対的な位相関係を持つ信号を云う。図4に示す様に、局部発振器102が所定の周波数f0 を持つ発振器出力信号を夫々の周波数逓倍器104,106,108に供給し、発振器出力信号の周波数に夫々N1 ,N2 ,N3 の様な夫々の乗数を乗ずる。図4に示す様に、逓倍器108,104の夫々の出力信号が第1のミキサ110で混合されて、周波数f=(N2 +N3 )f0 を持つ第1のミキサ出力信号を供給する。同様に、逓倍器106,108の夫々の出力信号が第2のミキサ112で混合され、周波数f=(N1 +N3 )f0 を持つ第2のミキサ出力信号を供給する。例として云うと、第1のミキサ出力信号が基準信号を構成し、第2のミキサ出力信号が較正信号を構成して、フェーズドアレーシステムの各エレメントに印加される。
【0032】
図5は、制御ステーション18(図1)に設けることのできるコヒーレント検波器400及び較正プロセッサ402の簡単にしたブロック図である。これらは、フェーズドアレーシステムから送信される任意のシーケンスの符号化されたコヒーレント信号を検波及び復号し、これにより、電力増幅器、ホーン及び移相器の様な、フェーズドアレーシステムの各々のエレメントを構成する種々の部品の変化を補償する為に、衛星へ好便に「アップリンク」することのできる較正データを決定することが出来る。
【0033】
図6は、コヒーレント検波器400及び較正プロセッサ402を詳しく示す。図6に示す様に、受信された基準信号が第1のミキサ406及び移相器404に供給され、移相器は受信したコヒーレント基準信号に略90°の移相を加える。更に図6に示す様に、各々の直交符号化信号が第1のミキサ406及び第2のミキサ408に供給される。第1のミキサ406は、受信した符号化信号を基準信号と混合して、該受信した符号化信号の内、基準信号と同相である成分の複製である第1のミキサ出力信号を供給する。これに対し、第2ミキサ408は、受信した符号化信号を移相後の基準信号と混合して、該受信した符号化信号の内、基準信号に対して直角位相(90°)である成分を複製した第2のミキサ出力信号を供給する。同相及び直角位相成分が、夫々のアナログ−ディジタル(A/D)変換器409によってディジタル・データに変換される。図6に示す様に、較正プロセッサ402は、A/D変換器409から供給された同相成分及び直角位相成分を夫々記憶する為のレジスタ・アレー4101 及び4102 を含むことができる。更に較正プロセッサ402はメモリ412を持ち、このメモリは、符号化信号の夫々の直角位相成分を復号する為に使われる逆行列H-1のエントリを記憶することができる。更に、較正プロセッサ402は、符号化信号の夫々の直角位相成分を復号する為に使われる任意の適当な計算を行なう為の算術論理装置(ALU)414を含む。例えば、ALU414は、第1組及び第2組の直交符号化信号の各々の直角位相成分の間の差を計算する為、並びにこうして得られた差と逆行列H-1との積を計算する為に使うことができる。
【0034】
図7は、本発明による一例の較正方法のフローチャートを示す。工程200で動作が開始された後、工程202で、コヒーレント信号発生器100(図2及び4)によって発生される較正信号及び基準信号の様なコヒーレント信号を発生する。工程204で、図2のフェーズドアレーシステムの様なN個のエレメントを持つコヒーレント・システムの各エレメントに較正信号を印加する。工程206で、コヒーレント・システムの各エレメントに印加された較正信号を符号化して、例えば、第1組及び第2組の符号化信号を発生する。この符号化は、フェーズドアレーシステムの各エレメントにある遅延回路の制御されたスイッチング又はトグル動作を用いて行なうのが有利である。即ち、この符号化は、較正指令モジュール110(図2)からのスイッチング信号に応答して作動される特定の遅延回路に基づいて行なわれるので、追加の又は別個の符号化用ハードウェアを必要としない。フェーズドアレーシステムの各エレメントに印加された較正信号を直交符号化する為に、ユニタリ変換符号器を使う別の好ましい具体例については、1995年7月7日出願の米国特許出願第08/499,796号、発明の名称「ユニタリ変換符号器を用いて衛星通信に使われるフェーズドアレーシステムを遠隔較正する方法」を参照されたい。次に工程208で、制御ステーション18(図1)の様な遠隔地に第1組及び第2組の符号化信号及び基準信号を送信する。工程210で、送信されてきた第1組及び第2組の符号化信号を遠隔地でコヒーレント検波する。工程212で、検波された第1組及び第2組の符号化信号を復号して、1組の復号信号を発生する。この復号信号は、工程216の動作の終りより前の工程214で、フェーズドアレーシステムの各エレメントに対する較正データを発生する為に好便に処理することができる。
【0035】
図8は、図2のフェーズドアレーシステムで符号化工程206(図7)を実施する為に好便に使うことのできるフローチャートを示す。工程222に示した動作の開始後、工程224で、逆行列作成可能な2進行列Hのエントリに基づいて、第1組のスイッチング信号を発生する。工程226で、第1組のスイッチング信号を印加して、フェーズドアレーシステムの各エレメントにあるp個の遅延回路の夫々を作動し、これにより第1組の符号化信号を発生する。これと対照的に、工程228に示す様に、第2組のスイッチング信号は制御されたスイッチングの為に−Hを使い、これによって第2組の符号化信号を発生する。工程232で示した動作の終りの前の工程230で、第2組のスイッチング信号を印加することにより、フェーズドアレーの各エレメントにあるp個の遅延回路の夫々を作動して第2組の符号化信号を発生する。アダマール制御行列を用いたこのスイッチング手順は実効的に、フェーズドアレーの各々のエレメントに印加された較正信号の正確なユニタリ(直交)変換符号化を作る。前に述べた様に、このスイッチング方式は、遅延回路自体が所望の符号化作用を行い、追加の符号化用ハードウェアを必要としないので、特に有利である。
【0036】
図9は、検波工程210及び復号工程212(図7)を実施する為に使うことのできるフローチャートを示す。工程240で示した動作の開始後、第1組及び第2組の符号化信号が夫々第1組及び第2組の直交符号化信号で構成されていると仮定すると、工程242で、遠隔地で受信した第1組及び第2組の直交符号化信号の基準信号に対する夫々の同相成分及び直角位相成分を測定する。例えば、コヒーレント検波器400(図6)により、任意の受信した符号化信号の同相成分及び直角位相成分の両方を測定する。更にこれは、遠隔地で受信した第1組及び第2組の直交符号化信号の夫々の基準信号に対する位相及び振幅を測定することを含むことができる。較正データは、位相及び振幅の相対的な測定値から得ることが出来る、即ち、基準信号の位相に対する、受信した各々の符号化信号の位相及び振幅の時間につれての変動の夫々の測定値から有効に得ることが出来るので、絶対値の測定値が重要ではないことが理解されよう。工程244で、遠隔地で受信した第1組及び第2組の直交符号化信号の夫々の測定された同相及び直角位相成分の間の夫々の差を計算する。工程248で示した動作の終りの前の工程246で、夫々の計算された差と、制御されたスイッチング符号化で使われる同じ2進直交行列の逆行列、即ちH-1=HT /Nとの積を計算する。本発明の別の利点として、この場合の逆行列が単に係数1/Nによって正規化されたHの転置行列であるから、逆行列H-1の計算が簡単であることが理解されよう。
【0037】
図10は、送信する工程208(図7)について更に詳しく示したフローチャートであり、これによって、例えば図2のフェーズドアレーシステムのN個のエレメントに関連するN(p+1)個の状態変数の組全体を較正することができる。本発明の制御されたスイッチング較正基準が一般的に合計2N(p+2)回の個別の逐次的な送信を必要とすること、又はN(p+2)個の逐次的な送信の対、即ち第1組及び第2組の直交符号化信号のN(p+2)対を逐次的に送信することを必要とすることを示す。これは、本発明による較正手順によって、毎回の送信に同じ最大エレメント信号エネルギーを用いたSE較正測定に比べて、信号対雑音比(SNR)を実効的に[(p+1)/(p+2)]2N倍に高めた、SE較正測定に比肩し得る情報が得られるので有利である。
【0038】
工程260で示した動作の開始の後、工程262で、第1組及び第2組の直交符号化信号に対応する様なN対の直交符号化信号を逐次的に送信する。このとき、各々のμ番目の遅延回路が、行列Hのエントリに基づく所定の符号化規則に従って接続状態に切換えられ、これに対して、フェーズドアレーシステムの各エレメントにある残りの各々の遅延回路は切り離し状態に切換えられる。逐次的に受信する各々の送信の対は、ベクトル形式で好便に次の様に表わされる。
【0039】
【数5】
【0040】
Yμ0の最初の添字「μ」は、μ番目の遅延回路の様な所定の遅延回路が、アダマール行列Hのエントリに基づく所定の符号化規則に従ってトグル作動されることを示す。これらのベクトル信号の2番目の添字「0」は、これらが、μ番目の遅延回路以外の残りの各々の遅延回路が切り離し状態に切換えられる時に受信される信号であることを示す。較正過程のこの工程では、フェーズドアレーシステムのN個のエレメントに対応する直交符号化信号のN個の送信対が、逐次的に送信されて、遠隔地で受信される。
【0041】
第1組及び第2組の直交符号化信号の逐次的に受信される任意のm番目の送信対は次の様に表わされる。
【0042】
【数6】
【0043】
符号化係数Dμ (mn),DμR(mn)は、次のアダマール符号化規則に従って切換えられる遅延回路の状態によって定まる。
【0044】
【数7】
【0045】
符号化行列の差が成分及び行列の形で次の様に表わされる。
【0046】
【数8】
【0047】
前に述べた様に、復号は、受信した信号ベクトルYμ0,Yμ0 R の差を計算し、この結果得られたベクトル差に、衛星上で行なわれた制御されたスイッチングに使われたのと同じアダマール行列の逆行列を乗ずることによって、遠隔地で好便に行なうことができる。雑音が存在しない場合、次の様に復号ベクトル信号Zμ0が得られる。
【0048】
【数9】
【0049】
工程264で、直交符号化信号のN(p−1)対を送信する。このとき、各々のμ番目の遅延回路は所定の符号化規則に従ってトグル作動され、これに対して、μ番目の遅延回路以外の別の所定の遅延回路、例えばν番目の遅延回路は、フェーズドアレーの各々のエレメントで永久的に接続状態に切換えられる。この場合、第1組及び第2組の直交符号化信号の受信された任意のm番目の送信対は次の様に表わされる。
【0050】
【数10】
【0051】
こゝでも、任意の成分yμνの1番目の添字「μ」は、μ番目の遅延回路が所定のアダマール行列Hのエントリに基づく所定の符号化規則に従ってトグル作動され、これに対して、2番目の添字「ν」は、フェーズドアレーシステムの各々のエレメントでν番目の遅延回路が接続状態に切換えられることを示す。この場合、こうして得られる1組の復号信号が、復号ベクトルZμνによってベクトル形式で次の様に表わされる。
【0052】
【数11】
【0053】
N個の複素利得dν (n)は次のように復号されたベクトル信号成分の比をとることによって容易に計算される。
【0054】
【数12】
【0055】
所定のμ番目の遅延回路に制御されたスイッチングを使い、残りの他の各々の遅延回路を単独に接続状態に切換えて、ν≠μになる様な残りの全ての(p−1)個の遅延回路に対する各々の複素利得dν (n)を決定する為に、上に述べた手順を繰り返えすことができる。こうして、工程264で第1組及び第2組の直交符号化信号のN(p−1)対を送信し、そこで所定のμ番目の遅延回路が所定の符号化規則に従ってトグル作動され、フェーズドアレーの各々の移相エレメントにある残りの各々のν番目の遅延回路が逐次的に接続状態に切換えられる。
【0056】
工程266で、第1組及び第2組の直交符号化信号のN対を送信する。このとき、μ番目の遅延回路以外の任意の遅延回路、例えば、ξ番目の遅延回路(ξ≠μ)が所定の符号化規則に従ってトグル作動され、これに対して、フェーズドアレーシステムの各エレメントにある残りの各々の遅延回路は切り離し状態に切換えられる。この場合、こうして得られた1組の復号信号は、復号ベクトル信号Zξ0によってベクトル形式で次の様に表わされる。
【0057】
【数13】
【0058】
工程268で、第1組及び第2組の直交符号化信号のN対を送信する。このとき、ξ番目の遅延回路が所定の符号化規則に従ってトグル作動され、これに対して、フェーズドアレーシステムの各々の移相器にある所定のμ番目の遅延回路が接続状態に切換えられる。この場合、この結果得られる1組の復号信号が、復号ベクトル信号Zξμによってベクトル形式で次の様に表わされる。
【0059】
【数14】
【0060】
N個の複素利得dμ (n)は、復号されたベクトル信号成分の比を求めることによって容易に計算される。
【0061】
【数15】
【0062】
一旦全てのγ=1,2,……p;n=1,2……Nに対して全ての夫々の複素利得dγ (n)が決定されたら、「直通」信号すなわち遅延なしの信号{s(n)}が次の式から容易に決定される。
【0063】
【数16】
【0064】
従って、N×p個の遅延回路についての夫々の複素利得とN個の直通すなわち遅延なしの電気通路についての複素利得とに対する完全な較正データが、N(p+2)個の送信対を用いて求められ、これは次の様に好便にまとめることができる。
【0065】
【表1】
【0066】
[アダマール制御行列の数理]
N次アダマール行列2はN×Nの2進直交行列であって、各エントリ[H]mn=H(mn)が±1の何れかに等しい。N次アダマール行列は、行又は列の任意の置換によって別のN次アダマール行列ができるので、一意的ではない。アダマール行列は逆行列H-1=HT /Nを持つ直交行列である。一例として、1組の基数2の自然形(natural form)のアダマール行列の反復的作成を示す。次数N=2の基本行列を考える。
【0067】
【数17】
【0068】
N=4次の自然形のアダマール行列は次の様に構成することができる。
【0069】
【数18】
【0070】
次数2Nの「自然形」のアダマール行列は、次式を用いて、N次アダマール行列から構成することができる。
【0071】
【数19】
【0072】
アダマール制御行列を用いる直交符号化は次の手順に基づいている。複素数の対角線行列d、即ちd≡diag[d(1),d(2),……d(N)]を考える。その(mn)番目の行列要素又はエントリを次の規則に従って構成した任意の適当なアダマール行列に基づいて行列D,DR を構成する。
【0073】
【数20】
【0074】
D,DR の差の行列は、成分及び行列の形で次の様に表わされる。
【0075】
【数21】
【0076】
こゝでIは恒等行列である。式(21)の各辺に逆行列H-1を乗ずると、次のように対角線行列が得られる。
【0077】
【数22】
【0078】
本発明の或る特定の特徴だけを例示し説明したが、当業者には種々の変更、置換、入替え及び均等物が容易に考えられよう。例えば、上に述べた数学的な背景は「自然形」のアダマール行列を使う場合を例示したが、全ての形式のアダマール行列を用いて直交符号化を実施することができ、従って、本発明が「自然形」のアダマール行列に制限されないことが理解されよう。従って、特許請求の範囲が、本発明の範囲内に属するこの様な全ての変更を包括することを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠隔の制御ステーションから本発明に従って遠隔較正することのできるフェーズドアレーシステムを用いた通信衛星の簡略ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に従ってコヒーレント信号発生器とフェーズドアレーシステムの各エレメント内の夫々の遅延回路を制御自在に切換える為の制御装置とを含む、図1のフェーズドアレーシステムの一例のアーキテクチャを示すブロック図である。
【図3】図2のフェーズドアレーシステムの任意の所定の1つのエレメントで、(a)1個の遅延回路が接続状態に切換えられた場合及び(b)複数(2つ)の遅延回路が接続状態に切換えられた場合の利得特性を示す線図である。
【図4】図2のコヒーレント信号発生器のブロック図である。
【図5】図1の遠隔の制御ステーションに設けられたコヒーレント検波器及び較正プロセッサの簡略ブロック図である。
【図6】図5のコヒーレント検波器のブロック図である。
【図7】本発明による較正方法の実施例のフローチャートである。
【図8】図2のフェーズドアレーシステムの様なコヒーレントシステムで信号を直交符号化する為に使われる工程を示すフローチャートである。
【図9】直交符号化信号の同相及び直角位相成分を測定する為、並びに直交符号化信号の測定された同相及び直角位相成分を復号する為の工程を示すフローチャートである。
【図10】図2のフェーズドアレーシステムを較正する為に使われる直交符号化信号を逐次的に送信する為の工程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 通信衛星
12 フェーズドアレイシステム
18 制御ステーション
40 ビーム形成マトリックス
50 移相器
60 遅延回路
65 スイッチ
80 電力増幅器
90 送信ホーン
100 コヒーレント信号発生器
400 コヒーレント検波器
402 較正プロセッサ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
An active phased array system or smart antenna system is a complex gain (amplitude and phase) of the element signal transmitted and / or received by each element of the phased array system to handle different beamforming scenarios. With the ability to make programmable changes. Communication satellites with a phased array system are desirable because they offer inherent performance advantages over satellites with ordinary reflective antennas. For example, a communication satellite having a phased array system can provide the following advantages. That is, the beam pattern can be configured from a wide and uniform range across the continent to a narrow spot beam pattern with a 3 dB width of about 1 °, and effective isotropic radiation in multiple communication channels. The flexibility to change the level of power (EIRP), and the means to cleverly degrade system performance to compensate for component failures. Since conditions for phased array systems in satellites can vary in an unpredictable way, plans should be made to regularly calibrate system characteristics such as phase and amplitude characteristics to ensure optimal system performance. It is generally necessary to stand.
[0002]
In order to obtain a significant estimate of the respective complex gain of the element signal formed by each element of the phased array system, the calibration process makes the complex gain for each element signal transmitted from each element substantially semi-stationary. Must be done within a short time window. In typical geostationary satellite applications, the time window for this is governed by two effects that can vary in time. That is, the change in element signal due to changing atmospheric conditions encountered when the transmitted element signal propagates toward the appropriate control station on the earth, and the phase offset of each circuit component for each element of the phased array system, The relative phase change of the transmitted element signal due to the effects of heat induced in the satellite such as the physical warping of the panel structure used to support the phased array. Thermally induced effects are mainly due to daytime fluctuations in solar radiant flux density for phased array panels.
[0003]
Previously proposed calibration schemes essentially turned off all other elements of the phased array system and reduced the complex gain of each one element (SE) of the phased array system at a time. It is based on measuring one by one individually. These calibration schemes (hereinafter referred to as SE calibration schemes) are simple in concept, but unfortunately have some fundamental problems, and for this reason, a typical phased array system for communication satellites. There are doubts about its usefulness in satisfying the calibration conditions. One problem is to realize a multi-pole microwave switching device that is coupled to the front end of the respective electrical path of each element signal so as to direct or pass an appropriate test signal to any one element undergoing calibration. It is difficult. This multi-pole switching device is typically required in the SE calibration scheme to measure the complex gain for the element signal formed on any individual element that is calibrated at any given time. Another problem with the SE calibration scheme is that the signal to noise ratio (SNR) is relatively low. This effectively results in a relatively long measurement integration time. At practical satellite power levels, the integration time required to extract calibration measurements for the SE calibration scheme is often too long to meet the previously mentioned quasi-stationary time window criteria. In principle, the effective SNR of the SE process can be increased by increasing the energy of the calibration signal transmitted from each element. However, each element of a phased array system is usually designed to operate near maximum power due to power processing capacity and linearity constraints on the circuit components in each element, so power levels can be reduced. Furthermore, it would not be possible to achieve a regular increase. Therefore, it is desirable to provide a calibration method that can solve the problems associated with the SE calibration scheme.
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTION
In general, to satisfy the above-described needs, the present invention provides a method and apparatus for remotely calibrating a system having multiple N elements, where N is a positive integer. The method includes generating a coherent signal such as a calibration signal and a reference signal that have a predetermined spectral relationship with each other. The calibration signal applied to each of the plurality of N elements is orthogonally encoded based on an entry of an encoding matrix that can generate a predetermined inverse matrix such as a binary Hadamard matrix. Thus, the first set and the second orthogonal encoded signal can be generated. These first and second encoded signals and the reference signal are transmitted to a remote location. The transmitted first set and second set of encoded signals are coherently detected at a remote location. Thereafter, the first set and the second set of encoded signals subjected to coherent detection are decoded using an inverse matrix of an encoding matrix capable of generating a predetermined inverse matrix to generate a set of decoded signals. This set of decoded signals is then processed to generate calibration data for each element of the system.
[0005]
The features believed to be novel of the invention are set forth with particularity in the appended claims, but the structure, operation, and other objects and advantages of the invention itself are best understood from the following detailed description of the drawings. It will be understood. Throughout the drawings, like reference numerals are used for like parts.
[0006]
Detailed Description of the Invention
FIG. 1 shows a
[0007]
[Outside 1]
[0008]
[Expression 1]
[0009]
[Expression 2]
[0010]
The relative values of a set of coefficients {a (n)} are relative to each circuit component such as phase shifter 50 (FIG. 2) and power amplifier 80 (FIG. 2) for each element of the phased array. Complex gain. Information obtained by simply spatially sampling any interference pattern transmitted and / or received by the phased array (but not encoded according to the present invention) is similar to the transmission horn 90 (FIG. 2). It can be proved that the phase offset due to the relative positioning of the element horns of a simple phased array cannot be easily extracted. In principle, the value of each coefficient a (n) is special so that N linear independent simultaneous equations can be obtained.
[0011]
[Outside 2]
[0012]
Can be determined by measuring or sampling the amplitude and phase of the interference pattern. In practice, this procedure is very easy to implement because N values of three different parameters must be known to calculate the solution.
[0013]
[Outside 3]
[0014]
In contrast to the spatial sampling calibration scheme described above, the element signal
[0015]
[Outside 4]
[0016]
The coded signal that allows the beam pattern to be formed can be received, which simplifies dramatically. Furthermore, one propagation constant K0 Therefore, it is not necessary to know the value to determine the relative value of each complex gain. Further, in a far field, the parameter of interest can be obtained without knowing the distance to this single reception point. The basis for the uniform phase plane of the array
[0017]
[Outside 5]
[0018]
The As will be appreciated by those skilled in the art, this projection angle can be measured using readily available attitude measurements from common celestial sensors such as the Earth, Moon and Sun sensors.
In the far field, the received signal of any mth coherent coded transmission is of the form
[0019]
[Equation 3]
[0020]
t (m, n) is a coding matrix capable of creating a predetermined inverse matrix such as a unitary coding matrix.
[0021]
[Outside 6]
[0022]
The value can be obtained directly from an inverse matrix of the matrix T that allows N linear simultaneous equations to be solved. In general, the inverse of unitary matrix U is Hermitian conjugate U of matrix U.* Is equal to U-1= U* It is. As will be appreciated by those skilled in the art, the rows and columns of a unitary matrix, such as matrix U, form a complete orthonormal set of base vectors over the vector space in which matrix U is defined. In general, orthogonal transform is formally defined as a subset of unitary transform defined in real vector space. Orthogonal transformation is widely used for imaging applications, for example, see Proc. IEEE 57, no. See W. Kay Pratt, Jay Kane and Etch Sea Andrews, "Hadamard Transform Image Coding", pp. 1,58-68 (January 1969). . As used herein, a matrix T is a normalization factor N relative to its associated unitary matrix.1/2Only different. Therefore, T is called a renormalized unitary matrix.
[0023]
[Expression 4]
[0024]
While not intending to be limited to this, by way of example, if each matrix element has a unit size, ie, | t (m, n) | = 1, use a renormalized unitary matrix. It can be shown that the minimum variance coding scheme can be achieved. Some notable examples of renormalized unitary matrices of equal magnitude are the two-dimensional (2D) discrete Fourier transform (DFT) and Hadamard matrix types.
[0025]
FIG. 2 is a schematic diagram of an example analog architecture for an N element phased
[0026]
The phased
[0027]
As shown in FIG. 2, each element of the phased array includes a
[0028]
In a preferred embodiment of the present invention, the
[0029]
As previously mentioned, controlled switching, or encoding, is defined by a binary sequence element or entry that can be pre-determined by the inverse matrix. In particular, certain orthogonal matrices, such as a biad progression or bipolar Hadamard matrix, are optimal in the sense that the statistical variance for the estimated calibration parameters is very small. The coding matrix can be chosen to have a size of N × N, where N is an even number that can form a Hadamard matrix. If an order N Hadamard matrix cannot be constructed, the next higher order Hadamard structure can be conveniently used for encoding. For example, the next higher order can be conveniently chosen to be K = N + Q, where Q is a positive integer. Q represents an extra transmission corresponding to a non-existing element, so such extra transmission is effectively treated as consisting of a zero value signal. One skilled in the art will appreciate that this matrix construction method is similar to the “fill zero” scheme used, for example, in fast Fourier transforms. Therefore, in the following description, we do not intend to limit this, but for simplicity, only the Hadamard matrix is considered in the controlled switching (CS) procedure and this is denoted H. When appropriate coherent detection and decoding is performed at a remote location, the first and second sets of orthogonally encoded signals represent arbitrary changes in the respective complex gains of the delay circuits, and any delay circuits are connected. Each signal {s (m, n = 1,2,... N)} associated with each element of the phased array when not switched, ie, including each power amplifier and horn, It will be shown later that it is possible to determine calibration data including each signal related to a non-delayed or “direct” electrical path, in which the element also contains no delay circuit.
[0030]
In the analog embodiment, it is assumed that the power level for the calibration signal is low enough that the phase shifter can be treated as a linear microwave device. For example, complex gain dμ The effect of switching or operating one
[0031]
FIG. 4 is a schematic diagram of a
[0032]
FIG. 5 is a simplified block diagram of a
[0033]
FIG. 6 details the
[0034]
FIG. 7 shows a flowchart of an exemplary calibration method according to the present invention. After operation begins at
[0035]
FIG. 8 shows a flowchart that can be conveniently used to perform the encoding step 206 (FIG. 7) in the phased array system of FIG. After the start of the operation shown in
[0036]
FIG. 9 shows a flowchart that can be used to implement the
[0037]
FIG. 10 is a flowchart illustrating in more detail the transmitting step 208 (FIG. 7), whereby the entire set of N (p + 1) state variables associated with, for example, N elements of the phased array system of FIG. Can be calibrated. The controlled switching calibration standard of the present invention generally requires a total of 2N (p + 2) individual sequential transmissions, or N (p + 2) sequential transmission pairs, ie the first set And N (p + 2) pairs of the second set of orthogonal coded signals need to be transmitted sequentially. This effectively reduces the signal-to-noise ratio (SNR) [(p + 1) / (p + 2)] 2N compared to the SE calibration measurement using the same maximum element signal energy for each transmission by the calibration procedure according to the present invention. This is advantageous because it provides doubled information comparable to SE calibration measurements.
[0038]
After the start of the operation indicated in
[0039]
[Equation 5]
[0040]
Yμ0The first subscript “μ” indicates that a predetermined delay circuit, such as the μ th delay circuit, is toggled according to a predetermined encoding rule based on the Hadamard matrix H entry. The second subscript “0” of these vector signals indicates that these are signals received when the remaining delay circuits other than the μ-th delay circuit are switched to the disconnected state. In this step of the calibration process, N transmit pairs of orthogonally encoded signals corresponding to the N elements of the phased array system are transmitted sequentially and received at a remote location.
[0041]
An arbitrary mth transmission pair received sequentially of the first set and the second set of orthogonally encoded signals is represented as follows.
[0042]
[Formula 6]
[0043]
Coding coefficient Dμ (Mn), DμR(Mn) is determined by the state of the delay circuit switched according to the following Hadamard coding rule.
[0044]
[Expression 7]
[0045]
The difference between the encoding matrices is expressed in the form of components and matrices as follows.
[0046]
[Equation 8]
[0047]
As stated before, the decoding is based on the received signal vector Yμ0, Yμ0 R To obtain the vector difference and multiply the resulting vector difference by the inverse of the same Hadamard matrix that was used for the controlled switching performed on the satellite. Can do. When there is no noise, the decoded vector signal Zμ is as follows:0Is obtained.
[0048]
[Equation 9]
[0049]
At
[0050]
[Expression 10]
[0051]
Again, the first subscript “μ” of the arbitrary component yμν is that the μth delay circuit is toggled according to a predetermined coding rule based on an entry of a predetermined Hadamard matrix H, whereas The subscript “ν” indicates that the ν th delay circuit is switched to the connected state in each element of the phased array system. In this case, a set of decoded signals obtained in this way is represented in vector form by the decoded vector Zμν as follows.
[0052]
## EQU11 ##
[0053]
N complex gains dν (N) is easily calculated by taking the ratio of the decoded vector signal components as follows.
[0054]
[Expression 12]
[0055]
Using controlled switching for a given μ-th delay circuit, each remaining other delay circuit is switched to the connected state alone, and all remaining (p−1) pieces such that ν ≠ μ. Each complex gain dν for the delay circuit The procedure described above can be repeated to determine (n). Thus, in
[0056]
In
[0057]
[Formula 13]
[0058]
At step 268, N pairs of the first and second sets of orthogonal encoded signals are transmitted. At this time, the ξ-th delay circuit is toggled according to a predetermined encoding rule, while the predetermined μ-th delay circuit in each phase shifter of the phased array system is switched to the connected state. In this case, a set of decoded signals obtained as a result is expressed in the vector format by the decoded vector signal Zξμ as follows.
[0059]
[Expression 14]
[0060]
N complex gains dμ (n) are easily calculated by determining the ratio of the decoded vector signal components.
[0061]
[Expression 15]
[0062]
Once all γ = 1, 2,... P; n = 1, 2,... N, all respective complex gains dγ. Once (n) is determined, the “direct” signal, ie the signal without delay {s (n)}, is easily determined from the following equation:
[0063]
[Expression 16]
[0064]
Thus, complete calibration data for each complex gain for N × p delay circuits and complex gain for N direct or undelayed electrical paths is determined using N (p + 2) transmit pairs. This can be summarized as convenient:
[0065]
[Table 1]
[0066]
[Mathematics of Hadamard control matrix]
The Nth
[0067]
[Expression 17]
[0068]
An N = 4th-order natural Hadamard matrix can be constructed as follows.
[0069]
[Formula 18]
[0070]
A “natural” Hadamard matrix of degree 2N can be constructed from an N-order Hadamard matrix using the following equation.
[0071]
[Equation 19]
[0072]
Orthogonal encoding using a Hadamard control matrix is based on the following procedure. Consider a complex diagonal matrix d, that is, d≡diag [d (1), d (2),... D (N)]. Matrix D, D based on any suitable Hadamard matrix whose (mn) th matrix element or entry is constructed according to the following rules:R Configure.
[0073]
[Expression 20]
[0074]
D, DR The difference matrix is expressed in the form of components and matrix as follows.
[0075]
[Expression 21]
[0076]
Where I is the identity matrix. Inverse matrix H on each side of equation (21)-1Multiplying gives a diagonal matrix as follows:
[0077]
[Expression 22]
[0078]
While only certain specific features of the invention have been illustrated and described, various modifications, substitutions, substitutions, and equivalents will readily occur to those skilled in the art. For example, while the mathematical background described above illustrates the use of a “natural” Hadamard matrix, orthogonal coding can be performed using all types of Hadamard matrices, and thus the present invention is It will be understood that the invention is not limited to “natural” Hadamard matrices. Accordingly, it is to be understood that the appended claims encompass all such modifications which fall within the scope of the invention.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a simplified block diagram of a communication satellite using a phased array system that can be remotely calibrated according to the present invention from a remote control station.
2 illustrates an example of the phased array system of FIG. 1 including a coherent signal generator and a controller for controllably switching a respective delay circuit in each element of the phased array system in accordance with an embodiment of the present invention. It is a block diagram which shows an architecture.
FIG. 3 is an arbitrary predetermined one element of the phased array system of FIG. 2; (a) when one delay circuit is switched to a connected state and (b) a plurality (two) of delay circuits are connected. It is a diagram which shows the gain characteristic at the time of switching to a state.
4 is a block diagram of the coherent signal generator of FIG.
FIG. 5 is a simplified block diagram of a coherent detector and calibration processor provided in the remote control station of FIG.
6 is a block diagram of the coherent detector of FIG.
FIG. 7 is a flowchart of an embodiment of a calibration method according to the present invention.
FIG. 8 is a flow chart illustrating the steps used to orthogonally encode a signal in a coherent system such as the phased array system of FIG.
FIG. 9 is a flowchart illustrating steps for measuring in-phase and quadrature components of a quadrature encoded signal and decoding measured in-phase and quadrature components of a quadrature encoded signal.
FIG. 10 is a flowchart illustrating a process for sequentially transmitting orthogonally encoded signals used to calibrate the phased array system of FIG. 2;
[Explanation of symbols]
10 Communication satellite
12 Phased array system
18 Control station
40 Beamforming Matrix
50 Phase shifter
60 delay circuit
65 switch
80 Power amplifier
90 Transmitting horn
100 coherent signal generator
400 coherent detector
402 Calibration Processor
Claims (16)
相互の間に略一定の相対的な位相関係を持つ較正信号及び基準信号を発生するコヒーレント信号発生器と、
前記N個のエレメントの各々に前記較正信号を印加する手段と、
前記N個のエレメントの各々に印加された較正信号を可逆な直交変換行列のエントリに基づいて符号化して第1組及び第2組の符号化信号を発生する符号化手段と、
第1組及び第2組の符号化信号及び前記基準信号を遠隔地へ送信する送信手段と、
前記遠隔地で前記送信された第1組及び第2組の符号化信号を検波するコヒーレント検波器と、
前記コヒーレント検波された第1組及び第2組の符号化信号を復号して1組の復号信号を発生する復号手段と、
前記1組の復号信号に基づいて前記システムの各エレメントに対する較正データを生成するように適合された信号プロセッサとを備え、
前記フェーズドアレーシステムにおける前記N個のエレメントの各々が複数p個の遅延回路を含むシステム。N is a phased array system having a plurality of N elements is a positive integer, the phased array system comprising a phased array system including an apparatus for remotely calibrating,
A coherent signal generator for generating a calibration signal and a reference signal having a substantially constant relative phase relationship between each other;
Means for applying the calibration signal to each of the N elements;
Encoding means for encoding a calibration signal applied to each of the N elements based on a reversible orthogonal transform matrix entry to generate a first set and a second set of encoded signals;
Transmitting means for transmitting the first set and the second set of encoded signals and the reference signal to a remote location;
A coherent detector for detecting the transmitted first and second sets of encoded signals at the remote location;
Decoding means for decoding the coherently detected first set and second set of encoded signals to generate a set of decoded signals;
A signal processor adapted to generate calibration data for each element of the system based on the set of decoded signals ;
A system in which each of the N elements in the phased array system includes a plurality of p delay circuits .
可逆な直交変換行列Hのエントリに基づいて第1組の較正スイッチング信号を発生する手段と、
第1組の符号化信号を発生するように前記N個のエレメントの各々にあるp個の遅延回路の夫々を作動する為に第1組の較正スイッチング信号を印加する手段とを備える請求項1記載のシステム。 The encoding means is
Means for generating a first set of calibration switching signals based on the entries of the reversible orthogonal transform matrix H;
Claim 1 and a means for applying a first set of calibration switching signals to actuate the respective p number of delay circuits in each of the N elements to generate a first set of encoded signals The described system .
(−1)Hの積によって定義される更なる可逆な直交変換行列のエントリに基づいて第2組の較正スイッチング信号を発生する手段と、
第2組の符号化信号を発生するように前記N個のエレメントの各々にある前記p個の遅延回路の夫々を同様な方式で起動させるために前記第2組の較正スイッチング信号を印加する手段とを含む請求項3記載のシステム。The encoding means further comprises:
(-1) means for generating a second set of calibration switching signals based on further reversible orthogonal transform matrix entries defined by the product of H;
Means for applying the second set of calibration switching signals to activate each of the p delay circuits in each of the N elements in a similar manner to generate a second set of encoded signals. The system of claim 3 comprising:
前記の夫々の計算された差と行列Hの逆行列H-1との積を計算する手段とを有する請求項5記載のシステム。The decoding means measures the in-phase component measured for the first set of encoded signals and the second set of encoded signals for the first set and the second set of encoded signals received at the remote location. And the difference between the quadrature component measured for the first set of encoded signals and the quadrature component measured for the second set of encoded signals. Means to calculate each,
6. The system of claim 5 , comprising means for calculating a product of each of the calculated differences and the inverse matrix H -1 of the matrix H.
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