JP4223028B2 - 自毛の束に被着物を連結する装置および該装置による使用者の自毛の束に被着物を連結する方法 - Google Patents

自毛の束に被着物を連結する装置および該装置による使用者の自毛の束に被着物を連結する方法 Download PDF

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本発明は、人工毛髪の束やアクセサリー等の装飾品または嗜好品を使用者の自毛の束に連結する装置およびこの装置による使用者の自毛の束に被着物を連結する方法に関する。
美容業界でエクステンションと称される技術は、アメリカから上陸したヘアアレンジスタイルであって、髪を長く見せるための「つけ毛」、すなわち、人毛あるいは人工の毛髪用繊維を頭髪の自毛(束ねた自毛、以下、「自毛の束(自毛束)」という)に継ぎ足す技法である。
従来のエクステンションの取り付け方法としては、使用者(ユーザ)の自毛を所定量だけ取り分け、それを二分または三分してエクステンションとともに三つ編みあるいは四つ編みに編み込む方法が知られている。この方法を用いるとエクステンションの保持力が強く、その耐久性が高くなるという利点がある。そのため、美容院などの現場では、美容師(施術者)がお客である使用者に対してこのような方法でエクステンションを施術するのが現在においても主流である。
しかしながら、このように自毛とエクステンションを編み込んでエクステンションを取り付ける方法では、一個のエクステンションを使用者の自毛束に取り付けるのに、熟練者であっても、例えば、5分程度の時間がかかり、全体で20〜30個のエクステンションを取り付けるとすれば、熟練の美容師でも2〜3時間程度の時間を要してしまうという問題がある。
この問題を解決するために、自毛とエクステンションを簡単に結びつける方法が提案されている(例えば、特許文献1等)。しかしながら、このような方法を用いたとしても、上述のような編み込む方法に比べ、取り付け時間をそれほど短縮することにはならず、また、取り付け時間を短縮するためには、施術者である美容師の熟練(スキル)も必要となる。
そのため、エクステンションを使用者の自毛の束に固定するための留め具を利用する方法が提案されている。このようなエクステンションの取り付け方法としては、アルミなどから構成され、エクステンションを備えている留め具(リング)に使用者の自毛の束を引き込んだ後、ペンチやニッパーなどを用いてその留め具を押し潰すことにより、エクステンションを使用者の自毛束に固定する方法(例えば、特許文献3等)がある。また、このような留め具(リング)の代わりに、ゴムまたは樹脂などを主成分とする熱収縮性チューブを用い、このチューブ内に自毛およびエクステンション用の人毛または人工頭髪を引き込んで、チューブに熱を加えることによりこのチューブを収縮させてエクステンションを使用者の自毛束に固定する方法(例えば、特許文献2および4等)なども提案されている。
ここで、上記のようなリングなどの留め具を利用してエクステンションを取り付ける場合、従来の方法では、使用者の自毛の束を留め具(リング)内に引き込むために、専用のニードルなどを必要としている(例えば、特許文献3および4等)。これらの方法では、先端部に開閉自在のカギ針またはループ部を有するニードルを留め具に挿入して、その後カギ針またはループ部を開いて使用者の自毛束を挿通した後それを閉じ、この状態においてニードルを引き抜くことにより、留め具内に使用者の自毛の束を引き込んでいる。その後、留め具を押し潰しあるいは熱収縮させることにより、使用者の自毛束にエクステンションを取り付けている。このような構成とすることにより、特許文献2に開示されているエクステンションの取り付け方法よりも短時間に取り付け作業を行うことが可能である。
特開2002−20922号公報 特開2004−232147号公報 特開2004−156157号公報 特開2004−285551号公報
しかしながら、専用のニードルなどを利用して使用者の自毛を引き込むエクステンションの取り付け方法では、そのような手段を利用しない方法に比べ、多少の時間短縮ができるものの、専用のニードルなどを準備しなければならないという問題がある。また、そのニードルの先端にあるカギ針またはループ部を個々の留め具にいちいち挿入するとともにその都度カギ針またはループ部を開閉する手間がかかるので、依然として取り付け時間がかかってしまうという問題がある。そのため、さらなる取り付け時間(作業時間)の短縮という要望に応えることができない。
そこで、本発明は、従来のエクステンションの取り付け方法や取付具が有する上記問題点に鑑みて提案されたものであり、簡単な構成を有するとともに、施術者(使用者自身も含む)の熟練を必要とせず、従来の方法以上に簡単かつ短時間にエクステンションを確実に取り付けることができる、自毛の束にエクステンションなどの被着物を連結する装置(以下、「連結装置」と略す場合もある)を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る使用者の自毛の束に被着物を連結する装置は、前記被着物を備える中空部を有する熱収縮性のチューブからなる髪連結具と、一体のリング形状の可撓性線材から構成され、前記髪連結具に挿通した状態で2つのループ部を有するように略8の字状に変形して該髪連結具に保持され、前記使用者の自毛の束を前記髪連結具の中空部内に該髪連結具の一端側から引き込むための自毛束引き込み具とを備え、
前記自毛束引き込み具の前記2つのループ部は、前記髪連結具の一端側の外側に位置し、前記使用者の自毛の束を挿通可能な大きさを有するループ部と、前記髪連結具の他端側の外側に位置し、少なくとも1本の指が挿入可能な大きさを有するループ状操作部とをなし、
前記被着物は、前記髪連結具に予め装着されたエクステンションであり、
前記チューブの内面には、熱を加えることにより、前記自毛の束を前記チューブ内に固定するための接着剤が施されており、
前記装置は、前記ループ部に前記使用者の自毛の束を挿通した状態において、前記中空部の他端側から前記自毛束引き込み具を引き抜くように前記ループ状操作部を操作することにより、前記ループ部を変形させつつ該ループ部内の前記使用者の自毛の束が前記髪連結具の一端側から前記髪連結具内に引き込まれ、前記ループ部が前記髪連結具から完全に引き抜かれた際に、前記使用者の自毛の束が前記髪連結具内に位置するようになっており、その状態で前記チューブを加熱することにより、前記自毛の束に前記エクステンションを連結するようになっていることを特徴とする。
本発明によれば、自毛束引き込み具が髪連結具の中空部に予め保持されている状態において、使用者の自毛の束を自毛束引き込み具のループ部に挿通し、前記ループ状操作部に指を挿入してこの自毛束引き込み具を引き抜くことにより、自毛束を髪連結具内に位置することができるので、簡単かつ短時間にエクステンションを使用者の自毛の束に取り付けることができる。また、本発明によれば、熱収縮チューブの熱収縮性および接着剤を利用して、熱圧着(熱接着)によりこの連結装置を使用者の自毛の束に固定しているので、金属製のリングを押し潰して連結装置を自毛の束に固定する場合に比べ、ニッパーなどの別途の道具を必要とせず、容易、確実かつ短時間にエクステンションを使用者の自毛に取り付けることができる。
また、本発明の別の態様に係る使用者の自毛の束に被着物を連結する装置は、前記被着物を備える中空部を有する熱収縮性のチューブからなる髪連結具と、一体のリング形状の可撓性線材から構成され、前記髪連結具に挿通した状態で2つのループ部を有するように略8の字状に変形して該髪連結具に保持され、前記使用者の自毛の束を前記髪連結具の中空部内に該髪連結具の一端側から引き込むための自毛束引き込み具とを備え、
前記自毛束引き込み具の前記2つのループ部は、前記髪連結具の一端側の外側に位置し、前記使用者の自毛の束を挿通可能な大きさを有するループ部と、前記髪連結具の他端側の外側に位置し、少なくとも1本の指が挿入可能な大きさを有するループ状操作部とをなし、
前記被着物は、装飾品または嗜好品を着脱自在に装着する装着手段であり、
前記チューブの内面には、熱を加えることにより、前記自毛の束を前記チューブ内に固定するための接着剤が施されており、
前記装置は、前記ループ部に前記使用者の自毛の束を挿通した状態において、前記中空部の他端側から前記自毛束引き込み具を引き抜くように前記ループ状操作部を操作することにより、前記ループ部を変形させつつ該ループ部内の前記使用者の自毛の束が前記髪連結具の一端側から前記髪連結具内に引き込まれ、前記ループ部が前記髪連結具から完全に引き抜かれた際に、前記使用者の自毛の束が前記髪連結具内に位置するようになっており、前記チューブを加熱することにより、前記自毛の束に前記装着手段を連結するようになっていることを特徴とする。
この本発明の別の態様によれば、自毛束引き込み具が髪連結具の中空部に予め保持されている状態において、使用者の自毛の束を自毛束引き込み具のループ部に挿通し、前記ループ状操作部に指を挿入してこの自毛束引き込み具を引き抜くことにより、自毛束を髪連結具内に位置することができるので、簡単かつ短時間にアクセサリーや芳香剤などの使用者の嗜好を満足させるような装飾品または嗜好品を装着手段を介して使用者の自毛の束に取り付けることができる。また、本発明によれば、熱収縮チューブの熱収縮性および接着剤を利用して、熱圧着(熱接着)によりこの連結装置を使用者の自毛の束に固定しているので、金属製のリングを押し潰して連結装置を自毛の束に固定する場合に比べ、ニッパーなどの別途の道具を必要とせず、容易、確実かつ短時間にアクセサリーや芳香剤などの使用者の嗜好を満足させるような装飾品または嗜好品を装着手段を介して使用者の自毛に取り付けることができる。
この場合、好ましくは、前記装着手段は、棒状物または紐状物を介して間接的に、あるいはそのまま直接的に、前記髪連結具に取り付けられるフックから構成される。これにより、アクセサリーや芳香剤などの使用者の嗜好を満足させるような装飾品または嗜好品を使用者によって着脱自在に自毛に装着することが可能である。
また、本発明の自毛の束に被着物を連結する装置では、前記自毛束引き込み具は、可撓性線材の両端を連結してリング状に構成したものであり、前記髪連結具の一端側から延出している前記自毛束引き込み具の一部が前記ループ部を構成していてもよい。
このように、本発明では、可撓性線材を準備するとともに、その両端を連結してリング状にすることにより、自毛束引き込み具を構成(作成)することができるので、自毛の束に被着物を連結する装置を容易に製造することができるとともに、その製造コストも大幅に削減することができる。
さらに、本発明の自毛の束に被着物を連結する装置では、上述のような構成において、前記自毛束引き込み具は、該自毛束引き込み具が前記髪連結具から抜け落ちるのを防止する抜け防止手段を備えているのが好ましい。
自毛束引き込み具が、例えば、他のループや突起状物などの抜け防止手段を備えていることにより、自毛束引き込み具は、髪連結具に挿通した状態で該髪連結具にしっかりと保持されるので、本発明の自毛の束に被着物を連結する装置を流通させる際に自毛束引き込み具が髪連結具から抜け落ちるようなことがなく、本発明の連結装置を容易に流通させることができるとともに、流通コストを削減することができる。
本発明の前述の並びに他の目的、特徴及び利点は、添付図面を参照して進められる本発明の好適実施形態の以下の詳細な記述から一層容易に明確になるであろう。
以下、本発明の自毛の束に被着物を連結する装置および該装置による使用者の自毛の束に被着物を連結する方法を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
まず、本発明の自毛の束に被着物を連結する装置(以下、「連結装置」と略す場合もある)の全体構成を説明する。図1は、本発明の一実施形態における連結装置1を示す概略的な斜視図である。この図1において、本発明の連結装置1は、中空部11を有する髪連結具10と、髪連結具10に予め挿通した状態でこの髪連結具10に保持され、使用者(本発明の連結装置を自毛束に取り付ける者)の自毛の束を髪連結具10の中空部11内に髪連結具10の一端12側から引き込むための自毛束引き込み具20とを備えている。
髪連結具10は、本実施形態では、熱収縮性のチューブから構成され、この熱収縮性チューブの内面には、例えば市販されているヘアーアイロン等を用いて熱を加えることにより、使用者の自毛の束をチューブ内に接着・固定するためのケラチンなどを含む接着剤(図示せず)が施されている。このように、本発明の連結装置1は、髪連結具10の熱収縮性と接着剤とを利用して、熱圧着あるいは熱接着することによりこの連結装置1の髪連結具10を使用者の自毛の束に固定している。そのため、髪連結具(リング)10を押し潰して後述する被着物を使用者の自毛の束に固定する場合に比べ、ニッパーなどの別途の道具を必要とせず、容易、確実かつ短時間にエクステンションや装着手段などの被着物(図2および図4参照)を使用者の自毛の束に取り付けることができる。
また、本実施形態のように、髪連結具10が熱収縮性を有し、その内面に接着剤が塗布されている場合には、再度熱を加えるだけで本実施形態の髪連結具10を使用者の自毛の束から容易に取り外すことができる。この場合、自毛に多少残る可能性がある接着剤も、主としてケラチンから構成されているので、使用者が髪の毛を洗髪することにより容易に洗い流すことができる。
なお、本発明の連結装置1は、上記のような髪連結具10の構成とは異なり、髪連結具10をアルミなどの金属リングから構成し、その中空部11をニッパーなどで押し潰して、使用者の自毛の束に固定・保持されるような構成であってもよい。髪連結具10がこのような構成であっても、本発明の効果を奏することが可能である。
自毛束引き込み具20は、髪連結具10の一端12側、すなわち、使用者の自毛に向けられている側の外側に位置するループ部21と、髪連結具10の他端13側、すなわち、使用者の自毛から離れている側の外側に位置する操作部22とを有している。このループ部21には、所定の量に取り分けられた使用者の自毛の束を挿通させることができ、また、後述するように、ループ部21に自毛の束を挿通させた状態でこのループ部21を変形させつつ髪連結具10の中空部11内を通過することができるように、ループ部21は、可撓性(すなわち、扁平状にさせた状態で、髪連結具10の中空部11に挿通することができる程度の可撓性)を有している。また、ループ部21は、髪連結具10の中空部11を介して、操作部22と連結されている。なお、本実施形態では、自毛束引き込み具20は、可撓性線材の両端を連結してリング状に構成したものであり、髪連結具10の中空部11を介してループ部21と操作部22とに分けられているものである。この場合、髪連結具10の一端12側から延出している自毛束引き込み具20の一部がループ部21を構成し、髪連結具10の他端13側から延出している自毛束引き込み具20の残りの一部が操作部22を構成している。なお、自毛束引き込み具20は、予め一体のリング状に成形されたものであってもよい。
また、自毛束引き込み具20は、自毛束引き込み具20が髪連結具10から抜け落ちるのを防止する抜け防止手段をさらに備えていてもよい。この抜け防止手段は、本実施形態では、ループ部21が髪連結具10の中空部11を通って他端13側に抜け落ちないようにするために、ループ部21につながっている(引っかけられている)別のループ状物23と、操作部22が髪連結具10の中空部11を通って一端12側に抜け落ちないようにするために、操作部22の一部に形成されている突起状物24とから構成される。このように、自毛束引き込み具20が、別のループ状物23や突起状物24などの抜け防止手段を備えていることにより、自毛束引き込み具20は、髪連結具10に挿通された状態で髪連結具10にしっかりと保持されるので、連結装置1を流通させる際に自毛束引き込み具20が髪連結具10から抜け落ちるようなことがなく、本発明の連結装置1を容易に流通させることができるとともに、その流通コストを削減することができる。
ここで、自毛束引き込み具20が一本の可撓性線材(例えば、ナイロンなど)から構成されている場合には、自毛束引き込み具20は、この突起状物24を介してループ状(リング状)に結合するように構成されてもよい。なお、抜け防止手段は、図1に示す構成に限らず、例えば、中空部11の直径よりもある程度大きい幅を有するシール状物をループ部21および操作部22の両方に付着させる構成であってもよい。
なお、自毛束引き込み具20は、使用者の自毛の束に連結する際に、自毛の束を引き込んで髪連結具10から外すと、外された自毛束引き込み具20を変形させつつ新しい髪連結具10に挿入することにより、再度自毛束引き込み具20として利用可能である。そのように自毛束引き込み具20を再利用可能なので、連結装置1の製造コストを削減することができる。
本実施形態の連結装置1は、自毛束引き込み具20のループ部21に使用者の自毛の束を挿通した状態において、図1において左側(一端12側)から右方向(他端13側)に中空部11を通って自毛束引き込み具20を引き抜くように操作部22を操作することにより、ループ部21を変形させつつループ部21内の使用者の自毛束が髪連結具10の一端12側から髪連結具10の中空部11内に引き込まれ、そして、ループ部21が髪連結具10から完全に引き抜かれた際に、使用者の自毛の束が髪連結具10内に位置するように構成されている。なお、この方法については、図9を用いて本発明の連結装置の連結方法を説明する際に詳細に説明する。
次に、本発明の連結装置に被着物としてエクステンションを取り付けている場合について説明する。図2は、本発明の第1実施形態における髪連結具10がエクステンションを備える連結装置2を示す概略的な斜視図であり、図3は、図2に示す連結装置2の部分拡大断面図である。以下、図2および図3に示す連結装置2について、上述した連結装置1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、同一の符号で示すとともに、その説明を省略する。
本実施形態の連結装置2における被着物は、髪連結具10の内面に予め装着されたエクステンション30である。このエクステンション30は、本実施形態では、上述のように、その内面に接着剤を施されて(塗布されて)いる髪連結具10にこの接着剤を介して接着されている。
なお、エクステンション30は、使用者の嗜好により一つの連結装置2に装着される量や長さを適宜変更して構成されるものであるが、連結装置2と使用者の自毛の束との接合力(取り付け力)が弱くならない程度に髪連結具10の内面に接着されているのが好ましい。このため、本実施形態では、髪連結具10の内周の概ね1/3〜1/2程度までの範囲にエクステンション30を接着している。
図3におけるエクステンション30の装着位置(装着方向)から分かるように、連結装置2の髪連結具10が使用者の自毛の束に取り付けられた状態において、髪連結具10の一端12側は、その自毛の束の根元、すなわち、地肌側に向けられており、その他端13側は、その自毛の束の毛先側に向けられている。
なお、本発明では、このエクステンション30として、種々のエクステンションを用いることができ、特に限定されないが、例えば、直毛のエクステンションやカールのかかったエクステンションなど、その長さの長いエクステンションや短いエクステンションなどが挙げられる。
また、図3では、エクステンション30の地肌側先端が髪連結具10の内面に装着(接着)されるものを示しているが、髪連結具10の一端12側からこの地肌側先端が延伸(突出)していてもよい。このような構成としても、髪連結具10としよう者の自毛の束との接着性を弱めるものではない。
次に、本発明の連結装置に被着物として装飾品または嗜好品を着脱自在に装着する装着手段を取り付けている場合について説明する。図4は、本発明の第2実施形態における髪連結具10が装着手段40を備える連結装置3を示す概略的な斜視図である。以下、図4に示す連結装置3について、上述した連結装置1および連結装置2との相違点を中心に説明し、同様の事項については、同一の符号で示すとともに、その説明を省略する。
図4に示す連結装置3は、図2に示す連結装置2におけるエクステンション30の代わりに、装飾品または嗜好品を着脱自在に装着する装着手段40を備えている。装着手段40は、本実施形態では、装飾品または嗜好品を引っかけるためのフックを髪連結具10の中空部11に紐を介して取り付けているものである。このフックに取り付けられる装飾品や嗜好品としては、例えば、宝飾品や首飾りなどのアクセサリー、折り曲げることにより蛍光する筒状の蛍光材、折り曲げることにより香りを放出する筒状の芳香剤などが挙げられる。
なお、装着手段40は、上述のような構成に限らず、例えば、髪連結具10の中空部11に紐を引っかけるのではなく、フックに取り付けられた可撓性のある棒状物あるいは紐状物を髪連結具10の内面に接着剤を介して接着してもよく、あるいは、フックそのものを髪連結具10に直接取り付けて構成されてもよい。また、装着手段40は、上記連結装置2のエクステンション30とともに、髪連結具10に設けられてもよい。
次に、自毛束引き込み具20のいくつかの変形例について説明する。図5は、図1に示す自毛束引き込み具20の変形例を示す正面図である。なお、いずれの変形例においても、説明を容易にするために、髪連結具10を波線で示しており、上述した連結装置1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、同一の符号で示すとともに、その説明を省略する。
自毛束引き込み具20は、図5(a)〜図5(c)に示すように、ループ部21と操作部22とを連結する連結部25を有している。ここで、本変形例における自毛束引き込み具20は、連結装置1の使用前の状態、すなわち、連結装置1を使用者の自毛の束に取り付ける前の状態において、連結部25の少なくとも一部が髪連結具10の中空部11内に位置するように構成されている。
操作部22は、第一変形例では、図5(a)に示すように、使用者または施術者の少なくとも1本の指が挿入可能なリング状物22aから構成され、第二変形例では、図5(b)に示すように、連結部25に略直交するように連結部25に連結されたバー22bから構成され、第三変形例では、図5(c)に示すように、ループ部21と略同一形状を有するループ状物22cから構成されている。これらのような構成にすることにより、図1に示した抜け防止手段を施すことなく、自毛束引き込み具20が髪連結具10に挿通した状態において自毛束引き込み具20を髪連結具10にしっかりと保持することができる。
また、これらの変形例では、髪連結具10から抜き取った自毛束引き込み具20は、図1〜図4に示す連結装置1、2および3と同様に、連結装置1A〜1Cの自毛束引き込み具20として再利用可能である。したがって、このような構成とすることにより、連結装置の製造コストを削減させ得る可能性がある。
次に、本発明の連結装置に被着物としてエクステンションを取り付けている場合の変形例について説明する。図6は、本発明の第1実施形態におけるエクステンション30を備える連結装置2の変形例(連結装置2A)を示す概略的な斜視図である。以下、図6に示す連結装置2Aについて、上述した連結装置2との相違点を中心に説明し、同様の事項については、同一の符号で示すとともに、その説明を省略する。
本変更例の連結装置2Aでは、自毛束引き込み具20をナイロンなどから構成される紐状体の自毛束引き込み具20Aにした点が図2に示す連結装置2と異なり、それ以外の構成は連結装置2と同様である。
自毛束引き込み具20Aは、図6(a)のように、ナイロン等から構成される紐状体のものである。この自毛束引き込み具20Aは、その一端を髪連結具10の内面に直接あるいはエクステンション30を介して接着剤などにより保持(接着)されており、その他端は自由な状態(自由担持状態)になっている。そして、自毛束引き込み具20Aの使用時、すなわち、エクステンション30を備える髪連結具10を使用者の自毛の束に連結するときには、図6(b)に示すように、その他端を髪連結具10の中空11内に挿入し、自毛束引き込み具20Aの概ね中央部を利用してループ部21Aを構成するようになっている。この状態において、髪連結具10の中空部11を完全に通り抜けた他端側が操作部22Aを構成する。
この連結装置2Aは、その使用時には、自毛束引き込み具20Aのループ部21Aに使用者の自毛の束を挿通した状態において、ループ部21Aが髪連結具10の中空部11を通って自毛束引き込み具20Aを引き抜くように操作部22Aを操作することにより、ループ部21Aを変形させつつループ部21A内の使用者の自毛束が髪連結具10の一端12側から髪連結具10の中空部11内に引き込まれ、そして、ループ部21Aが髪連結具10から完全に引き抜かれた際に、使用者の自毛の束が髪連結具10内に位置するように構成されている。
この状態において、髪連結具10の内面に接着・保持されている自毛束引き込み具20Aの一端は、接着状態から剥離される方向(髪連結具10との接着部から離れる方向)への力により、髪連結具10の内面から容易に取り外す(引き剥がす)ことができる。自毛束引き込み具20Aをこのような構成とした場合でも、本発明の効果を奏することができる。
なお、図6(a)に示す状態において連結装置2Aを流通する場合には、使用時に自毛束引き込み具20Aの一端を髪連結具10の中空部11に挿入する手間がかかるものの、上述のような抜け防止手段を別途も受ける必要がなく、その製造コストおよび流通コストを削減することができる。一方、図6(b)に示す状態において連結装置2Aを流通する場合には、例えばシール状物などの抜け防止手段を必要とするものの、使用時の手間を省くことができる。
次に、本発明の連結装置に被着物としてエクステンションを取り付けている場合の別の変形例について説明する。図7は、本発明の第1実施形態におけるエクステンション30を備える連結装置2の別の変形例(連結装置2B)を示す概略的な斜視図である。以下、図7に示す連結装置2Bについて、上述した連結装置2との相違点を中心に説明し、同様の事項については、同一の符号で示すとともに、その説明を省略する。
本変更例の連結装置2Bでは、自毛束引き込み具20Bの操作部22Bに操作補助手段26を備え、操作部22Bをループ状ではなく、2本の可撓性線材(例えば、ナイロンなど)とした点が図2に示す連結装置2と異なり、それ以外の構成は連結装置2と同様である。
自毛束引き込み具20Bは、1本の可撓性線材(例えば、ナイロンなど)を丸めて、その両端を髪連結具10の中空部11内に挿入し(あるいは、1本の可撓性線材をその略中央部で丸め、この略中央部を変形させつつ髪連結具10の中空部11内に挿入し)、その状態で自毛束引き込み具20Bを保持した構成である。
また、自毛束引き込み具20Bは、その操作部22Bの2本の可撓性線材の両端部付近に操作補助手段26を備えている。この操作補助手段26は、図7に示すような複数の突状物などから構成され、使用者の自毛の束を髪連結具10の中空部11内に引き込む際に、操作部22Bが滑ったりすることなく、施術者が操作しやすいように補助するものである。なお、操作補助手段26は、髪連結具10の中空部11尼僧通できない程度の大きさを有する場合には、流通時などには、抜け防止手段としても機能する。これにより、流通コストを削減することができる。
また、本実施形態においても、髪連結具10から抜き取った自毛束引き込み具20Bは、図1〜図5に示す連結装置1、1A〜1C、2および3と同様に、連結装置2Bの自毛束引き込み具20Bとして再利用可能である。したがって、このような構成とすることにより、連結装置2Bの製造コストを削減させることができる。
自毛束引き込み具20Bを以上のような構成とした場合でも、本発明の効果を奏することができる。
次に、本発明の連結装置における髪連結具の変形例について説明する。図8は、本発明の連結装置における髪連結具10の変形例(髪連結具10A)を示す概略的な斜視図である。以下、図8に示す連結装置の髪連結具10Aについて、上述した髪連結具10との相違点を中心に説明し、同様の事項については、同一の符号で示すとともに、その説明を省略する。
本変形例の髪連結具10Aは、筒状体の高さ方向、すなわち、髪連結具10Aの一端12から他端13への方向に所定幅のスリット14を備える点が図1〜図7に示す髪連結具10と異なり、それ以外の構成は髪連結具10と同様である。
髪連結具10Aは、スリット14を備えることにより、中空部11の領域を拡張可能である。そのため、使用者の自毛束を髪連結具10Aの中空部11内に引き込む際に上述のループ部21、21A、21Bがその中空部11を引き込み方向に対して垂直な面を拡張させつつ通過可能であるので、本発明の連結装置1〜3の髪連結具10A(すなわち、エクステンション30や装着手段40などの被着物)を使用者の自毛の束に連結するのを容易にすることができる。また、このスリット14を備えることにより、使用者の自毛束に連結された髪連結具10Aを破りつつ引き剥がすことができるので、エクステンション30や装着手段40を備える髪連結具10Aを使用者の自毛の束から容易に取り外すことができる。髪連結具10Aをこのような構成とした場合においても、上述の本発明の効果を十分に奏することができる。
次に、本発明の連結装置(特に、図2〜図4に示す被着物を備える連結装置2または3)を介して被着物を備える髪連結具を使用者の自毛の束に連結する方法を説明する。図9は、図2に示す本発明の連結装置2により使用者の自毛の束100にエクステンション30を連結する方法を概略的に示す部分拡大図である。以下、図2、図3および図9を用いて、本発明における髪連結具10を介して使用者の自毛の束に被着物であるエクステンション30を連結する方法を説明する。
まず、図2に示すような使用者の自毛の束に被着物を連結する装置(連結装置)2を用意する。そして、使用者の自毛の束100を所定量取り分けて、図9(a)に示すように、自毛束引き込み具20のループ部21にその所定量の自毛束100を挿通させる。
次いで、自毛束引き込み具20のループ部21に使用者の自毛束100を挿通した状態において、図6(b)に示すように、自毛束引き込み具20の操作部22を介して自毛束引き込み具20を髪連結具10から引き抜くことにより、図6(c)に示すように、髪連結具10の内面によりループ部21を変形させながら髪連結具10の中空部11内に使用者の自毛束100を挿通する。
そして、使用者の自毛束100における所望の位置に髪連結具10を移動させた後、髪連結具10に熱を加えて、髪連結具10の熱収縮性と接着剤とを利用して、熱圧着あるいは熱接着することにより使用者の自毛束100とエクステンション30を備える髪連結具10とを連結する。
このような本発明の連結装置2または3による使用者の自毛束100にエクステンション30からなる被着物を連結する方法により、特別な熟練者でなくても、使用者の自毛束100に被着物を連結する装置によりエクステンション30からなる被着物を使用者の自毛束100に容易かつ短時間で確実に取り付けることができる。なお、このように本発明の連結装置によりエクステンション30などの被着物を自毛束100に取り付けるのに要する時間は、熟練度により多少の違いがあるものの、数秒から数十秒程度であり、従来の取り付け方法に比べ、相当の取り付け時間の短縮が可能である。
ここで、使用者の自毛束100にエクステンション30を取り付けている状態を図10に示す。図10は、図2に示す連結装置2を用いて使用者の髪の毛に複数のエクステンション30(被着物)を取り付けた状態(一例)を示す斜視図である。この図10に示すように、使用者は、本発明の自毛の束に被着物を連結する装置および該装置による使用者の自毛に被着物を連結する方法を利用して、複数の髪連結具10を介して複数のエクステンション30を簡単かつ短時間で確実に取り付けることができる。
以上、本発明の自毛の束に被着物を連結する装置および該装置による使用者の自毛の束に被着物を連結する方法について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。本発明の自毛の束に被着物を連結する装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、本発明の自毛の束に被着物を連結する装置に任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明の自毛の束に被着物を連結する装置は、被着物を備える中空部11を有する髪連結具10と、使用者の自毛の束を髪連結具10の中空部11内に髪連結具10の一端12側から引き込むための自毛束引き込み具20とを別体として備えていてもよい。このような構成の場合、遅くとも本発明の自毛の束に被着物を連結する装置を使用して被着物を使用者の自毛の束に取り付ける前に、髪連結具10の中空部11に自毛束引き込み具20を挿通して、髪連結具10の一端12側の外側に位置し、使用者の自毛の束を挿通可能であり、可撓性を有するループ部21と、髪連結具10の他端13側の外側に位置し、ループ部21と連結された操作部22とを有するように構成すればよい。このように、髪連結具10と自毛束引き込み具20とを別々に構成し、使用者の自毛の束に被着物を連結する装置を使用する前、すなわち、使用者の自毛の束に被着物を連結する装置を介して被着物を使用者の自毛の束に取り付ける前に、これらを一体に構成することにより、それらの組立に係る製造コストを削減することができるとともに、上述のような抜け防止手段を不要のものとすることができる。
また、このように、髪連結具10と自毛束引き込み具20とを別体として準備している場合には、上述の本発明の連結装置による使用者の自毛に被着物を連結する方法において、髪連結具と自毛束引き込み具とをまず一体にすることにより、図2または図4に示す連結装置を構成してから、その後の工程を実行するようにすればよい。
なお、本発明の自毛の束に被着物を連結する装置および該装置による使用者の自毛に被着物を連結する方法によれば、簡単かつ短時間でエクステンションやフックなどを使用者の自毛の束に取り付けることができるので、一般の使用者(ユーザ)が自分であるいは専門家である美容師以外の人によってエクステンションやフックなどの被着物を容易にかつ短時間で確実に取り付けることができる。
本発明の一実施形態における連結装置を示す概略的な斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるエクステンションを備える連結装置を示す概略的な斜視図である。 図2に示す連結装置の部分拡大断面図である。 本発明の第2実施形態における装着手段を備える連結装置を示す概略的な斜視図である。 図1に示す自毛束引き込み具の変形例を示す正面図である。 本発明の第1実施形態におけるエクステンションを備える連結装置の変形例を示す概略的な斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるエクステンションを備える連結装置の別の変形例を示す概略的な斜視図である。 本発明の連結装置における髪連結具の変形例を示す概略的な斜視図である。 本発明の連結装置による使用者の自毛の束に被着物を連結する方法を概略的に示す部分拡大図である。 図2に示す連結装置により被着物を使用者の髪の毛に取り付けた状態(一例)を示す斜視図である。
符号の説明
1、1A〜1C、2、2A、2B、3 自毛の束に被着物を連結する装置(連結装置)
10、10A 髪連結具
11 中空部
12 一端
13 他端
14 スリット
20、20A、20B 自毛束引き込み具
21、21A、21B ループ部
22、22A、22B 操作部
22a リング状物
22b バー
22c ループ状物
23 抜け防止手段のループ状物
24 抜け防止手段の突起状物
25 連結部
26 操作補助手段
30 エクステンション
40 装着手段
100 自毛束

Claims (5)

  1. 使用者の自毛の束に被着物を連結する装置であって、
    前記被着物を備える中空部を有する熱収縮性のチューブからなる髪連結具と、
    一体のリング形状の可撓性線材から構成され、前記髪連結具に挿通した状態で2つのループ部を有するように略8の字状に変形して該髪連結具に保持され、前記使用者の自毛の束を前記髪連結具の中空部内に該髪連結具の一端側から引き込むための自毛束引き込み具とを備え、
    前記自毛束引き込み具の前記2つのループ部は、前記髪連結具の一端側の外側に位置し、前記使用者の自毛の束を挿通可能な大きさを有するループ部と、前記髪連結具の他端側の外側に位置し、少なくとも1本の指が挿入可能な大きさを有するループ状操作部とをなし、
    前記被着物は、前記髪連結具に予め装着されたエクステンションであり、
    前記チューブの内面には、熱を加えることにより、前記自毛の束を前記チューブ内に固定するための接着剤が施されており、
    前記装置は、前記ループ部に前記使用者の自毛の束を挿通した状態において、前記中空部の他端側から前記自毛束引き込み具を引き抜くように前記ループ状操作部を操作することにより、前記ループ部を変形させつつ該ループ部内の前記使用者の自毛の束が前記髪連結具の一端側から前記髪連結具内に引き込まれ、前記ループ部が前記髪連結具から完全に引き抜かれた際に、前記使用者の自毛の束が前記髪連結具内に位置するようになっており、前記チューブを加熱することにより、前記自毛の束に前記エクステンションを連結するようになっていることを特徴とする使用者の自毛の束に被着物を連結する装置。
  2. 使用者の自毛の束に被着物を連結する装置であって、
    前記被着物を備える中空部を有する熱収縮性のチューブからなる髪連結具と、
    一体のリング形状の可撓性線材から構成され、前記髪連結具に挿通した状態で2つのループ部を有するように略8の字状に変形して該髪連結具に保持され、前記使用者の自毛の束を前記髪連結具の中空部内に該髪連結具の一端側から引き込むための自毛束引き込み具とを備え、
    前記自毛束引き込み具の前記2つのループ部は、前記髪連結具の一端側の外側に位置し、前記使用者の自毛の束を挿通可能な大きさを有するループ部と、前記髪連結具の他端側の外側に位置し、少なくとも1本の指が挿入可能な大きさを有するループ状操作部とをなし、
    前記被着物は、装飾品または嗜好品を着脱自在に装着する装着手段であり、
    前記チューブの内面には、熱を加えることにより、前記自毛の束を前記チューブ内に固定するための接着剤が施されており、
    前記装置は、前記ループ部に前記使用者の自毛の束を挿通した状態において、前記中空部の他端側から前記自毛束引き込み具を引き抜くように前記ループ状操作部を操作することにより、前記ループ部を変形させつつ該ループ部内の前記使用者の自毛の束が前記髪連結具の一端側から前記髪連結具内に引き込まれ、前記ループ部が前記髪連結具から完全に引き抜かれた際に、前記使用者の自毛の束が前記髪連結具内に位置するようになっており、前記チューブを加熱することにより、前記自毛の束に前記装飾品または嗜好品を着脱自在に装着する装着手段を連結するようになっていることを特徴とする使用者の自毛の束に被着物を連結する装置。
  3. 前記装着手段は、棒状物または紐状物を介して間接的に、あるいはそのまま直接的に、前記髪連結具に取り付けられるフックである請求項2に記載の装置。
  4. 前記自毛束引き込み具は、前記可撓性線材の両端を連結して前記リング形状に構成されたものである請求項1ないし3のいずれかに記載の装置。
  5. 前記自毛束引き込み具は、該自毛束引き込み具が前記髪連結具から抜け落ちるのを防止する抜け防止手段を備えている請求項1ないし4のいずれかに記載の装置。
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