JP4221465B2 - 船舶等の曳航方法および曳航装置 - Google Patents
船舶等の曳航方法および曳航装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4221465B2 JP4221465B2 JP28296198A JP28296198A JP4221465B2 JP 4221465 B2 JP4221465 B2 JP 4221465B2 JP 28296198 A JP28296198 A JP 28296198A JP 28296198 A JP28296198 A JP 28296198A JP 4221465 B2 JP4221465 B2 JP 4221465B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- towed
- ship
- towline
- towing
- vessel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Ship Loading And Unloading (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、タグボート等の船舶によって他の船舶や海洋に設置する石油掘削用リグ等の被曳航体を曳航する曳航方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の曳航方法を示すもので、曳航船1の船尾と被曳航船2の船首とを曳航索3で結び、曳航船1を航行させることで被曳航船2を曳航するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記した従来の曳航方法では、1本の曳航索3を使って曳航するため、被曳航船2の運動の自由度が大きく、図5(a)に示すように、被曳航船2には横力が作用し振れ回る運動を引き起こし易い。このため、曳航船1側において、常に後方の被曳航船2の様子を監視する必要があるという問題があった。
【0004】
また、被曳航船2が頻繁に振れ回るため、曳航索3にはその都度スナップ荷重が作用し、それだけ曳航索3の強度を大きくする必要があった。
【0005】
また、追い波状態では、図5(b)に示すように、被曳航船2が曳航船1に接近したりを追い越して回り込んで、追突するおそれもある。このため、追突をさけるためには、曳航索3の長さを長くする必要があり、それだけ曳航面積も大きくなるという問題もあった。
【0006】
なお、従来では、被曳航船2にスケグと呼ばれる水中付加物5を取り付けて、振れ回りを抑制する方法も知られているが、流体抵抗がそれだけ大きくなって曳航に必要なエネルギーもそれだけがかさみ、振れ回りや回り込みを確実になくすまでに至っていないのが現状である。
【0007】
発明者は、「船を流れの中に係留する際に、図6に示すように、ある微小迎角θをもたせて係留すると、船は当初多少振れるものの、すぐに定常力により緊張係留されて振れ回ることがない」というkite Mooring System(以下、KMSという)と呼ばれる保留方法を1983年(1983.6.17 日本造船学会・運動性能委員会)に発表した。
【0008】
このKMSは、流れの中の船を一種の凧(kite)とみなし、船に発生する定常揚力で係留点と船とを緊張保留するようにしたものである。
【0009】
そして、このKMSでは、発明者の論文の中でも説明しているように、船は、船体に作用する揚力Lと抗力Dの合力Fが係留点Pを通る線上にくるような迎角θをもつ位置形態に収束し、安定する。
【0010】
発明者は、このKMSの原理を船の曳航に利用できるのではないかと考えて、種々の実験と考察を行った結果、良好な結果が得られたので、本発明を提案するに至ったものである。
【0011】
本発明は前記従来技術の問題点および前記した発明者の知見に基づいてみなされたもので、その目的は、曳航時の被曳航体の曳航船に対する位置を固定保持できる船舶等の曳航方法および曳航装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】
前記目的を達成するために、請求項1に係る船舶等の曳航方法においては、曳航船と被曳航体とを曳航索で接続し、曳航船を航行させることによって被曳航体を曳航する船舶等の曳航方法において、曳航船の船首側と被曳航体の後部側を接続する第1の曳航索と、曳航船の船尾側と被曳航体の前部側を接続する第2の曳航索とをたすき状に配設するとともに、前記第1の曳航索と第2の曳航索を、曳航時における曳航船と被曳航体のそれぞれに互いに離間する方向の横力が作用する形態となる所定位置で連結し、被曳航体を曳航船の側方所定位置に保持した形態で曳航するようにしたものである。
また、請求項2に係る船舶等の曳航装置においては、曳航船の船首側と被曳航体の後部側とを接続する第1の曳航索と、曳航船の船尾側と被曳航体の前部側とを接続する第2の曳航索と、曳航の際に曳航船と被曳航体のそれぞれに互いに離間する方向の横力が作用して被曳航体を曳航船の側方所定位置に保持すべく、前記第1の曳航索と第2の曳航索とを所定位置で連結する連結具と、を備えるように構成したものである。
曳航時における曳航船と被曳航体には、それぞれ離間する方向の横力が作用し、索連結点である曳航点における各曳航索に張力が作用した緊張状態で曳航船と被曳航体が釣り合い、曳航船に対する被曳航体の位置形態は変わらない。
請求項3においては、請求項2に記載の船舶等の曳航装置において、前記第1の曳航索および第2の曳航索は、曳航船に設けたウィンチによってその長さを調節できるように構成にしたものである。
被曳航体の全長が大きい場合には、第1、第2の曳航索をウィンチで巻き解し、逆に全長が小さい場合は、曳航索をウィンチ巻き取ることで、被曳航体の大きさに合わせて曳航索の長さを調節する。即ち、曳航索を曳航するに適切な長さに調節することができる。
請求項4においては、請求項2または3に記載の船舶等の曳航装置において、前記第1,第2のいずれか一方の曳航索に前記連結具が設けられ、前記連結具で支持される他方の曳航索が曳航船から分離できるように構成したものである。
1本の曳航索による従来の曳航方法に変更したい場合は、連結具による曳航索の連結を解除するとともに、連結具による拘束の解除された曳航索を曳航船から分離することで、対応できる。
請求項5においては、請求項4に記載の船舶等の曳航装置において、前記連結具を滑車により構成するようにしたものである。
曳航船から分離された曳航索は、滑車を滑動して、滑車による拘束(支持)が自動的に解除される。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、実施例に基づいて説明する。
【0014】
図1〜図3は、本発明の実施例を示すもので、図1は本発明に係る曳航方法に使用する装置の実施例の全体構成図、図2は索連結具である滑車の斜視図、図3は同装置を使用した船舶曳航時の説明図である。
【0015】
これらの図において、符号10は、曳航船、符号20は、被曳航船を示す。符号30は、曳航船10の船首10aと被曳航船20の船尾側の側舷20bとを接続する第1の曳航索、、符号40は、曳航船10の船尾側の側舷10bと被曳航船20の船首20aとを接続する第2の曳航索である。第2の曳航索40の被曳航船20の接続点P21から所定の長さ位置には、連結具である滑車50(図2参照)が設けられている。
【0016】
この滑車50は、ピンジョイント52を介して第2の曳航索40に設けられたリング42に連結されており、滑車50を構成する一対のプーリ51,51間には、第1の曳航索30が挿通されて、第1,第2の曳航索30,40がこの滑車50によって拘束されている。なお、第1の曳航索30は、滑車50に対して、プーリ51,51間を自由に滑動できる。
【0017】
符号12は、曳航船10の船首10aに設けられ、一端30aを被曳航船20の船尾側の側舷20bに接続した第1の曳航索30の他端30bを巻き上げるウィンチで、このウィンチ12によって、曳航船10と被曳航船20間に延びる曳航索30の長さを調節できる。
【0018】
符号14は、曳航船10の船尾側の側舷10bに設けられ、一端40aを被曳航船20の船首20aに接続した第2の曳航索40の他端を巻き上げるウィンチで、このウィンチ14によって、曳航船10と被曳航船20間に延びる曳航索40の長さを調節できる。
【0019】
本実施例では、図1に示すように、並列状態の船10,20間の距離が、曳航船10の全長の約1〜1.5倍となる位置で、曳航索30,40がたすき状となる長さに調節されている。
【0020】
また、滑車50は、第2の曳航索40の被曳航船20との接続点P21から被曳航船20の全長のほぼ半分の長さ相当だけ離れた位置に設けられている。
【0021】
ウィンチ12,14をロックすることで、それぞれの曳航索30,40の長さを前記した所定の長さに設定して、曳航を開始する。舵16により曳航船10がまっすぐに航行するように調整すると、被曳航船20の船体には、流れUによって揚力L2と抗力D2が作用し、当初は第1の曳航索30が滑車50に対し滑動して、被曳航船20は滑車50位置である曳航点P0点でわずかに振れるものの、曳航索30,40はそれぞれすぐに緊張し、図3に示すような、被曳航船20が流れUに対し、ある迎え角θ2を持った形態で安定する。
【0022】
この形態は、KMSの原理と同様、流れUにより発生する揚力L2と抗力D2の合力F2が滑車50で特定される曳航点P0を通る状態となっている。さらに、曳航船10の着力点P3には、揚力L1と抗力D1の合力F1が作用し、曳航船10の舵16には、力F3が作用している。そして、曳航索30のP0P11間領域と曳航索40のP0P12間領域に作用する合力と、曳航索40のP0P21間領域と曳航索30のP0P22間領域に作用する合力が等しく、しかも着力点P3周りのモーメントも作用しない(力F1,F2,F3の着力点P3回りのモーメントの総和が0となる)ので、被曳航船20の振れ回りが全くない状態となる。
【0023】
即ち、曳航船10と被曳航船20のそれぞれの船体には、互いに離間する方向の横力(L2=L1+F3の横方向分力)が作用しており、したがって、各曳航索30,40の連結点である曳航点P0には、各曳航索を介して張力が作用しており、被曳航船20に種々の外力が作用しても、被曳航船20の曳航船10に対する位置は全く変わらない。
【0024】
また、旋回曳航する場合、例えば図3で示す形態から左旋回する場合には、被曳航船20に作用する流速や被曳航船20の迎え角が増えるため、第2の曳航索40のP0P12間領域が弛むおそれがある。しかし、弛んだ場合には、ウィンチ14により曳航索40を所定量巻き上げて、P0P12間領域を弛みをなくした緊張状態にすればよい。このように、旋回する方向に応じて、各曳航索に緩みが生じないように調節することで、特定の曳航索に過大な張力が作用しないようにすることができる。
【0025】
符号60は、第1の曳航索30の滑車50よりも被曳航船20側に設けられているストッパで、曳航船10が急旋回した場合等において、曳航索30の流れUに対する迎え角θ2が所定値以上とならないようにするためのものである。
【0026】
また、曳航索30のウィンチ12との接続端30bは、ウィンチ12から分離できるように構成されており、ウィンチ12から分離した曳航索30は、被曳航船20側から曳航索30を引っ張ることで、滑車50から抜け落ち、これによって、曳航索40だけを使用する従来通りの1本の曳航索による曳航方法に変更することができる。
【0027】
また、第1の曳航索30および第2の曳航索40は、曳航船10に設けたウィンチ12,14によってその長さを調節できることから、被曳航船20の大きさに合わせて滑車50を設ける位置を変えるとともに、被曳航船20の全長が大きい場合には、第1、第2の曳航索30,40をウィンチ12,14で巻き解し、逆に全長が小さい場合は、曳航索30,40をウィンチ12,14で巻き上げて、被曳航船20の大きさに最適な長さに調節することができる。
【0028】
なお、前記実施例では、第2の曳航索40に滑車50を設けているが、滑車50は第1の曳航索30に設けてもよい。
【0029】
また、前記実施例では、索連結具として滑車50が示されているが、滑車に限るものではない。さらに、索連結具により直接第1,第2の曳航索30,40を所定位置で連結するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る船舶等の曳航方法及び曳航装置によれば、曳航時における曳航船と被曳航体は、索連結点である曳航点における各曳航索に張力が作用した緊張状態で釣り合って、常に一定の位置形態に保持されるので、被曳航体が振れ回ることなく、しかも小さな曳航面積で曳航することが可能となる。
請求項3によれば、曳航索の長さを被曳航体の大きさに合わせて曳航に適した長さに調節することができるので、種々の大きさの被曳航体を曳航できる。
請求項4によれば、従来の1本の曳航索による曳航方法に変更することもできるので、便利である。
請求項5によれば、曳航船上で曳航索を船体から分離することで、簡単に
従来の曳航方法に変更することができるので、非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る曳航方法に使用する装置の実施例の全体構成図
【図2】索連結具である滑車の斜視図
【図3】同装置を使用した船舶曳航時の説明図
【図4】従来の曳航方法を示す図
【図5】従来の曳航方法の問題点を説明する図
【図6】 Kite Mooring Systemを説明する図
【符号の説明】
10 曳航船
10a 曳航船の船首
10b 曳航船の船尾側の側舷
12,14 曳航索の長さ調節手段であるウィンチ
20 被曳航体である被曳航船
20a 被曳航船の船首
20b 被曳航船の船尾側の側舷
30 第1の曳航索
40 第2の曳航索
50 索連結具である滑車
60 ストッパ
P0 曳航点である索連結点
L1,L2 揚力
D1,D2 抗力
F1,F2 合力
θ2 被曳航体の迎え角
Claims (5)
- 曳航船と被曳航体とを曳航索で接続し、曳航船を航行させることによって被曳航体を曳航する船舶等の曳航方法において、
曳航船の船首側と被曳航体の後部側を接続する第1の曳航索と、曳航船の船尾側と被曳航体の前部側を接続する第2の曳航索とをたすき状に配設するとともに、前記第1の曳航索と第2の曳航索を、曳航時における曳航船と被曳航体のそれぞれに互いに離間する方向の横力が作用する形態となる所定位置で連結し、被曳航体を曳航船の側方所定位置に保持した形態で曳航することを特徴とする曳航方法。 - 曳航船の船首側と被曳航体の後部側とを接続する第1の曳航索と、曳航船の船尾側と被曳航体の前部側とを接続する第2の曳航索と、曳航の際に曳航船と被曳航体のそれぞれに互いに離間する方向の横力が作用して被曳航体を曳航船の側方所定位置に保持すべく、前記第1の曳航索と第2の曳航索とを所定位置で連結する連結具と、を備えたことを特徴とする船舶等の曳航装置。
- 前記第1の曳航索および第2の曳航索は、曳航船に設けたウィンチによってその長さを調節できるように構成されたを特徴とする請求項2に記載の船舶等の曳航装置。
- 前記第1,第2のいずれか一方の曳航索に前記連結具が設けられ、前記連結具で支持される他方の曳航索が曳航船から分離できるように構成されたことを特徴とする請求項2または3に記載の船舶等の曳航装置。
- 前記連結具が滑車により構成されたことを特徴とする請求項4に記載の船舶等の曳航装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28296198A JP4221465B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 船舶等の曳航方法および曳航装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28296198A JP4221465B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 船舶等の曳航方法および曳航装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000108989A JP2000108989A (ja) | 2000-04-18 |
JP4221465B2 true JP4221465B2 (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=17659382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28296198A Expired - Fee Related JP4221465B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 船舶等の曳航方法および曳航装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4221465B2 (ja) |
-
1998
- 1998-10-05 JP JP28296198A patent/JP4221465B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000108989A (ja) | 2000-04-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5609120A (en) | Traction arrangement for a tug boat | |
US10933953B2 (en) | Emergency ship arrest system and method | |
JP2022541224A (ja) | 係留索の取り放し方法及び装置 | |
US5575230A (en) | Tug boat for escort towing and/or harbor use | |
US6474253B1 (en) | Tender towing system for motor yachts | |
JP4221465B2 (ja) | 船舶等の曳航方法および曳航装置 | |
EP0816218A2 (en) | Ship docking vessel | |
CN110785349B (zh) | 用于操纵船的装置 | |
US3745958A (en) | Control of towed barges | |
JPH09301267A (ja) | フェアリーダ | |
US3315630A (en) | Mooring arrangement for ships | |
US5216971A (en) | Catamaran righting apparatus | |
AU2008272735B2 (en) | Steering device | |
US7367276B2 (en) | Retractable bowsprit for sailboat | |
NL1012591C2 (nl) | Sleepboot. | |
JP2022505392A (ja) | ソナーシステム | |
RU2084372C1 (ru) | Система морских технических средств, взаимодействующих в открытом море | |
EP4046900A1 (en) | Hydrofoils, hydrofoil attachments and vessels | |
FR2626546A1 (fr) | Etablissement de remorques d'assistance par bouees derivantes | |
NO20171607A1 (en) | Side pulling maneuverable tug | |
SU989822A1 (ru) | Устройство дл буксировки несамоходной плавучей установки | |
JP2006044412A (ja) | 曳航装置 | |
US2704044A (en) | Folding tow bars for vessels and damping fin for hawser | |
GB2086821A (en) | Propulsion modules and use thereof | |
CN106697200A (zh) | 一种锚角度可调节的锚 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051003 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080310 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080916 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080929 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |