JP4221080B2 - 曲げ機の作業員保護システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、曲げ機の作業員保護システムに関し、特に曲げ機側の作業員の動きを立体的に監視しながら作業員の手が注意領域、警報領域、危険領域に移動していくか速度に応じて曲げ機を制御することで作業員の安全を確保する曲げ機の作業員保護システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に曲げ機というのは、作業員によってワークを曲げ機の上金型と下金型との間に置いた後に、上金型を下降又は下金型を上昇させることで折り曲げる。
【0003】
このような曲げ加工中に作業員が曲げ具合等を確認するために、曲げ機に近づいたり、あるいは微妙な曲げを行う場合は作業員が手でワークをもちながら曲げ加工させる場合もある。このため、作業員を曲げ機から守るために様々な安全機構が設けられる。
【0004】
例えば、図15に示すような上フレーム1に上下動可能な上部テーブル2に上金型3を取付け、下フレーム4に下金型5を取り付けた曲げ機6においては、上金型3と下金型5との間における両側に投光器7aと受光器7bとを取付け、投光器7aから受光器7bに光ビームを発射して作業員を曲げ機から守る。
【0005】
この投光器7aと受光器7bとの光軸は図16に示すように、下金型5の頂点端に対して前方に例えば20センチ程度で、かつワーク8の厚み分と指の厚みの半分とからなる位置になるようにされている。
【0006】
すなわち、作業員がワーク8を手でもって上金型3と下金型5とで折り曲げさせるとき、作業員の手と金型の頂点端との距離が20センチ以下の場合は上金型3の下降を停止するようにする。
【0007】
一方、図17及び図18に示すように、曲げ機10の側板11に受光素子群13aを備えた支柱13を備えると共に、他方の側板12に発光素子群14aを備えた支柱14を備え、発光素子群14aから受光素子群13aに複数の光ビームを発射することで曲げ機10の前側を面で監視する安全装置を備えたものもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような曲げ機に用いられる安全装置は、所定の位置に作業員が位置したときに金型の下降を停止させるものであるので、作業性が著しく損なわれるという課題があった。
【0009】
すなわち、作業員の体の位置によってはゆっくりと下降を行ったり速度を速めたりすることができなかった。
【0010】
また、作業員によってはできるだけ早く作業を終えるために、曲げの1工程が終わる毎に急いで曲げ機に近づき上金型が上昇したときにワークを手でつかみとろうとする場合もある。
【0011】
しかし、従来の曲げ機の安全装置というのは光ビームを作業員が遮断したときに、金型の動作が停止するようにしているが、作業員の近づく速度が早いときは停止動作が間に合わない場合があるという課題があった。
【0012】
また、作業員は曲げ機の前で作業をする場合もある。つまり、下金型と上金型との間に手を入れる方向ではなく、単に近くで作業する場合もある。このような場合には、従来の曲げ機においては光ビームを遮断している場合は、金型の下降を停止してしまう。
【0013】
つまり、作業員が下金型と上金型との間に手を入れるような動作をしなくとも、単に近くで作業すると曲げ動作を停止してしまうので、作業性が著しく低下するという課題があった。
【0014】
従って、作業員の位置を立体的に常に把握することで金型をゆっくり下降させたり速度を速めたりあるいは金型の下降を停止できる曲げ機の作業員保護システムであることが望ましい。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の曲げ機の作業員保護システムは、パンチとダイとを対向させて設け、前記パンチを動かして作業者の手に保持したワークを折り曲げる曲げ機において、
前記作業員の手に送受信機能を有してそれぞれ取り付けられ、親機からの電波を受信したとき自局の識別コードを転送する子機と、
前記曲げ機の上金型より上方の前板の一方の端側に設けられ、前記子機に対して前記子機の識別コードの転送指示を送信すると共に、前記子機からの識別コードを受信し、該子機からの識別コードの受信時間と前記転送指示の送信時間とを送出する第1親送受機と、
前記曲げ機の上金型より上方の前板の他方の端側に設けられ、前記子機に対して前記子機の識別コードの転送指示を送信すると共に、前記子機からの識別コードを受信し、該子機からの識別コードの受信時間と前記転送指示の送信時間とを送出する第2親送受機と、
前記曲げ機の下金型の下方の前板の下方の中央部に設けられ、前記子機に対して前記子機の識別コードの転送指示を送信すると共に、前記子機からの識別コードを受信し、該子機からの識別コードの受信時間と前記転送指示の送信時間とを送出する第3親送受機と、
前記各親送受機の曲げ機における位置及び予め設定された曲げ機前方の監視範囲に基づいて3次元空間を生成し、前記各親送受機からの前記子機の識別コード及び送信時間並びに受信時間を受信したとき、これらの送受信時間に基づいて前記3次元空間に各親送受機に対しての前記子機の位置(Ki)前記3次元空間に求め、この子機の位置(Ki)に対して受信時間が1つ前となる前回の子機の位置(Ki−1)とから移動速度ベクトルを求め、該移動速度ベクトルから所定時間後の前記3次元空間における前記子機の位置(Ki+1)を予測するNC装置と
を備えたことを要旨とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本実施の形態の曲げ機の作業員保護システムの概略構成図である。図2は本実施の形態の曲げ機の正面図である。図3は曲げ機側面図である。図4は曲げ機の上面図である。
【0017】
図1、図2、図3、図4に示すように本実施の形態の曲げ機の作業員保護システムは、上フレーム1の両側の上部に第1の親機20と第2の親機21を取り付けていると共に、下フレーム4の中央の下に第3の親機22を取り付けている。
【0018】
また、図5に示すように、作業員Gの右の手首には送受機能を備えた第1の子機23が、左の手首には第2の子機24がそれぞれバンドによって巻かれている。
【0019】
前述の親送受機は後述するCNC装置からの制御によって図1、2、3、4に示すようにそれぞれ所定の周波数の電波を発射し、各子機23、24が第1の親機20、第2の親機21及び第3の親機22からの電波を受信し、自局のIDコードを付けて各親送受機(単に親機という場合もある)に転送する。
【0020】
一方、CNC装置30は、図1に示すように、パラメータ設定部31と、立体エリア生成部34と、三次元位置決定部35と、移動位置予測部36と、加工制御指令部37とを備えている。
【0021】
パラメータ設定部31は、入力された各子機のIDをメモリ32に記憶したり、曲げ機の前方における注意範囲、警報範囲、危険範囲をメモリ33に設定する。また、曲げ機に取り付けられた親機の各位置を立体エリア生成部34に設定する。
【0022】
立体エリア生成部34は、曲げ機上における各親機の位置が設定されると、この3ポイントの位置から仮想的な3次元空間座標(以下立体エリアという)を生成する。
【0023】
例えば、図6に示すように、第1の親機20と第2の親機21と第3の親機22の各位置を平面空間に定義し、第1の親機20と第2の親機21とを結ぶ直線L1に対する第3の親機22から垂線L2を生成し、第3の親機22を通る直線L1の平行線L3と、この平行線L3と直線L2との交点から監視幅までの長さで引いた直線L4を生成する。
【0024】
そして、直線L4に対向する直線L6を生成すると共に、直線L2に対向する直線L16を生成する。次に、直線L2、L4、L6、L16に囲まれた平面を直線L1に沿って第1の親機20、第2の親機21まで移動させることによって、直線L1〜L16に囲まれた立体エリアを生成する。
【0025】
そして、立体エリア生成部34は、図6に示すようにこの立体エリアにメモリ33に設定されている注意範囲、警報範囲、危険範囲を読み、この立体エリアに立体的な注意領域、警報領域、危険領域を定義する。
【0026】
すなわち、曲げ機側から危険領域、警報領域、注意領域の順に立体的に定義する。
【0027】
三次元位置決定部35は、第1の親機20、第2の親機21及び第3の親機22が受信した受信データを解読し、それぞれの親機が受信した子機23、24の位置を立体エリア生成部34が生成している立体エリアに定義する。
【0028】
移動位置予測部36は、立体エリアに各子機(右、左)の位置が定義される毎に、その位置が立体エリアの注意領域、危険領域、警報領域のいずれに位置しているかを判定し、この判定結果を加工制御指令部37に知らせる。
【0029】
また、移動位置予測部36は、各子機の位置を記憶し、前回の位置と今回の位置とから子機の移動方向を立体的に求める。すなわち、曲げ機に対する作業員の手首毎の進み方向を立体的に求め、この進み方向から危険領域、警報領域に次に位置するかどうかを予測する。
【0030】
加工制御指令部37は、移動位置予測部36によって予測された手首位置に基づいて曲げ機の金型の制御を遅くしたり停止させたり、又はアラームを発生する。
【0031】
また、各親機は図7に示すように、アンテナ40からの受信信号から第1の子機が使用している周波数の受信信号を通過させるバンドパスフィルタ(BPS)41と、このBPS41からの受信信号の包絡線を検波する検波器42と、第2の子機が使用している周波数の受信信号を通過させるバンドパスフィルタ(BPS)43と、このBPS43からの受信信号の包絡線を検波する検波器44と、各検波器からの受信信号をデジタル変換するA/D変換器45と、このA/D変換器45からの受信データの受信時間と発射パルス(図示せず)の時間とを送出する送受コントローラ46とを備えている。
【0032】
上記のように構成された曲げ機の作業員保護システムについて以下に動作を説明する。図8は本実施の形態の曲げ機の作業員保護システムの動作を説明するフローチャートである。本説明では子機にはそれぞれ固有の子機IDが割り当てられおり、かつ立体エリア生成部34によって図6に示すような立体エリアが生成されているとする。
【0033】
予めパラメータ設定部31を用いて作業員数Ai、子機ID、注意領域Ba、警報領域Bb、危険領域Bc、各親機位置等の初期設定処理を行わせる(S1)。パラメータ設定部31は作業員数Aiが1人の場合は、子機IDを2個生成する領域をメモリ32に設定し、2人の場合は、子機IDを4個生成する領域を設定する。
【0034】
つまり、作業員数Aiが1人の場合は、一人の作業員に対して右手、左手用の子機IDが書き込みできるようにする。また、2人の作業員の場合は、一人に対して右手、左手用の子機IDが書き込みできるようにすると共に、2人目の作業員の右手、左手用の子機IDが書き込みできるようにする。
【0035】
次に、CNC装置30は、設定条件に基づくフォーマット形式の送信データを各親機から送信させる送信処理を行う(S2)。
【0036】
この送信処理のフォーマットは図8に示すように、親機ID(第1の親機、第2の親機、第3の親機)と、子機ID(一人:2個、2人;4個)とが書き込まれる領域と、転送指示とからなる。
【0037】
本説明では、図9に示すように作業員数Aiは一人とし、作業員の右手に設けられている第1の子機23及び左手に設けられている第2の子機24が各親機からの送信データを受信し、自局の子機IDを前述の領域に書き込んで親機IDと共に転送する。この転送データをそれぞれの親機が受信する。
【0038】
次に、CNC装置30の三次元位置決定部35は、データの受信かどうかを判断する(S3)。データの受信と判断したときは、三次元位置決定部35は、各親機からの受信時刻、発射パルスの送信時間とから子機までの距離を求める(S4)。この距離は、例えば、右手の第1の子機23までの距離Ra、左手の第2の子機24までの距離Rbとして求める。
【0039】
次に、各子機の距離が求められると、三次元位置決定部35は、立体エリアに各子機の位置を定義する(S5)。
【0040】
この位置の定義は、各親機から第1の子機23までの距離Ra、左手の第2の子機24までの距離Rbがそれぞれ求められるので、三次元位置決定部35は子機のIDに距離を対応させ、それぞれの親機を基準とした子機の距離を示す位置を立体エリアに求める。
【0041】
そして、この距離を平滑演算して平均化した後に、図10に示すように立体生成部34の立体エリアに各子機の位置Kiを定義する。すなわち、3次元空間に各手首の子機の位置Kiが3次元で定義されることになる。
【0042】
次に、移動位置予測部36は立体エリア生成部34の立体エリアにおける第1の子機23の位置Kaと第2の子機の位置Kbとを読み、この今回の位置と前回の位置(Kaー1と第2の子機の位置Kbー1)とから各子機毎の移動速度Vと移動方向θ(総称して移動速度ベクトルVという)とを求める(S6)。
【0043】
例えば、図11に示すように、立体エリアにおける右手の第1の子機23の今回の位置Kaが警報領域Bbに存在し、前回の位置Kaー1が注意領域Baに存在した場合は、両位置から子機の移動速度ベクトルVを求める。
【0044】
次に、移動位置予測部36は、今回の子機の位置Ki(第1の子機はKa、第2の子機はKb)が立体エリアの注意領域にあるかどうかを判定し(S7)、注意領域に存在する場合は、子機が注意領域に存在することを加工制御指令部37に知らせる。
【0045】
加工制御指令部37は、注意領域に存在することが知らせられると金型3の押下速度を遅くすると共に、注意音を出した後に(S8)、終了かどうかを判断し(S9)、終了でないときは処理をステップS3に戻す。
【0046】
また、ステップS7において、子機位置が注意領域ではないと判定したときは警報領域かどうかを判定する(S10)。ステップS10において、警報領域と判定したときは、移動位置予測部36はステップS6で求めた立体エリアにおける各子機の移動速度ベクトルVが第1の移動速度以下かどうかを判断する(S11)。ステップS11において移動速度ベクトルVが第1の速度以下の場合は、処理をステップS8に戻して加工制御指令部37により、スピードを遅くすると共に注意音を出させる。
【0047】
ステップS11において、加工制御指令部37により、スピードをさらに遅くすると共に警報音(注意音とは異なる音)を出させ(S12)、処理をステップ9に戻させる。
【0048】
また、移動位置予測部36はステップS10において、警報領域内ではないと判定したときは危険領域かどうかを判定する(S13)。ステップS13において、危険領域と判定したときは、その子機の移動速度ベクトルVが第2の子機速度以下かどうかを判定する(S14)。
【0049】
ステップS14において、移動速度ベクトルが第2の子機速度以下と判定したときは処理をステップS11に戻す。
【0050】
また、ステップS14において、移動速度ベクトルが第2の子機速度以上と判定したときは、加工制御指令部37により、金型の下降を停止させると共に危険音を出させ(S15)、処理をステップ9に戻させる。
【0051】
すなわち、曲げ機の前方に各親機の位置によって決定する3次元空間である立体エリアを生成し、この立体エリアに注意領域と警報領域と危険エリアを設け、各子機の移動速度ベクトルからその移動による危険の度合いを立体的判定して曲げ機を制御している。
【0052】
このため、図12に示すように、下金型と上金型との所定のポイントを基準としたときに、子機23が基準点から斜め上にあったときの位置F1と、基準点から平行な位置F2にあったときでは斜め上の子機23の位置F1が遠いが、位置F1より移動速度ベクトルVが大きいとき(V1>V2)は、金型の下降を停止するようにすることが可能である。
【0053】
従って、手の移動速度からある時間にどの領域に位置するかを立体的に予測ができるので、作業員の作業具合に応じた安全制御ができる。
【0054】
なお、上記実施の形態では、手首に子機を備えたが図13に示すように指輪形式の子機であってもよい。
【0055】
さらに、上記実施の形態では作業員数を一人として説明したが2人以上であってもよい。
【0056】
このような場合においては、図14に示すように作業員Aの右手の子機23aと左手の子機24aとし、かつ作業員Bの右手の子機23bと左手の子機24bとする。
【0057】
そして、各親機20、21、22は、これらの子機23a、23b、24a、24bに対して上記と同様な送信フォーマットで送信し、子機は自局のIDを各親機に転送し、CNC装置30が立体エリアに各子機の位置を定義して、各子機の移動速度ベクトルを求め、それぞれの位置と移動速度、移動方向を判断して曲げ機の金型の下降速度を制御する。
【0058】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、曲げ機の前板に送受信機能を有する第1、第2、第3の親機を取付け、かつ各作業員の手に送受信機能を有する子機を取り付けて、NC装置が親機の各位置から曲げ機の前方における3次元空間座標を生成し、各子機からの電波を親機が受信したとき、その受信時間に基づく子機の位置を三次元空間座標に定義する。
【0059】
そして、三次元空間の今回の子機の位置と前回の子機位置とから子機の移動先を三次元空間で予測する。
【0060】
このため、作業員の手が三次元空間において次回にはどの領域(注意領域、警報領域、危険領域)に位置するかが分かるので、位置する領域によって金型をゆっくり下降させたり速度を速めたりあるいは金型の下降を停止させることが可能となる。
【0061】
従って、作業員の作業を低下させることなく、かつ安全に曲げ作業を継続させることができるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】曲げ機の安全装置の概略構成図である。
【図2】本実施の形態の曲げ機の正面図である。
【図3】本実施の形態の曲げ機側面図である。
【図4】本実施の形態の曲げ機の上面図である
【図5】本実施の形態の手首に設けられる子機の説明図である。
【図6】立体エリアの説明図である。
【図7】親機の受信部の概略構成図である。
【図8】本実施の形態の曲げ機の動作を説明するフローチャートである。
【図9】本実施の形態の作業員の子機位置を説明する説明図である。
【図10】本実施の形態の立体エリアに定義される子機位置の説明図である。
【図11】子機の移動に伴う移動速度ベクトルの説明図である。
【図12】本発明による効果を説明する説明図である。
【図13】他の子機を説明する説明図である。
【図14】作業員が二人のときの説明図である。
【図15】従来の曲げ機の安全装置の外観図である。
【図16】図15の従来の安全装置の説明図である。
【図17】従来の曲げ機の安全装置の外観図である。
【図18】図17の従来の曲げ機の安全装置の説明図である。
【符号の説明】
20 第1の親機
21 第2の親機
22 第3の親機
23 第1の子機
24 第2の子機
30 CNC装置
31 パラメータ設定部
34 立体エリア生成部
35 三次元位置決定部
36 移動位置予測部
37 加工制御指令部

Claims (7)

  1. パンチとダイとを対向させて設け、前記パンチを動かして作業者の手に保持したワークを折り曲げる曲げ機において、
    前記作業員の手に送受信機能を有してそれぞれ取り付けられ、親機からの電波を受信したとき自局の識別コードを転送する子機と、
    前記曲げ機の上金型より上方の前板の一方の端側に設けられ、前記子機に対して前記子機の識別コードの転送指示を送信すると共に、前記子機からの識別コードを受信し、該子機からの識別コードの受信時間と前記転送指示の送信時間とを送出する第1親送受機と、
    前記曲げ機の上金型より上方の前板の他方の端側に設けられ、前記子機に対して前記子機の識別コードの転送指示を送信すると共に、前記子機からの識別コードを受信し、該子機からの識別コードの受信時間と前記転送指示の送信時間とを送出する第2親送受機と、
    前記曲げ機の下金型の下方の前板の下方の中央部に設けられ、前記子機に対して前記子機の識別コードの転送指示を送信すると共に、前記子機からの識別コードを受信し、該子機からの識別コードの受信時間と前記転送指示の送信時間とを送出する第3親送受機と、
    前記各親送受機の曲げ機における位置及び予め設定された曲げ機前方の監視範囲に基づいて3次元空間を生成し、前記各親送受機からの前記子機の識別コード及び送信時間並びに受信時間を受信したとき、これらの送受信時間に基づいて前記3次元空間に各親送受機に対しての前記子機の位置(Ki)前記3次元空間に求め、この子機の位置(Ki)に対して受信時間が1つ前となる前回の子機の位置(Ki−1)とから移動速度ベクトルを求め、該移動速度ベクトルから所定時間後の前記3次元空間における前記子機の位置(Ki+1)を予測するNC装置と
    を有することを特徴とする曲げ機の作業員保護システム。
  2. 前記NC装置は、
    前記3次元空間の前記曲げ機側となる方から立体的に、危険領域、警報領域、注意領域の順に前記3次元空間に定義することを特徴とする請求項1記載の曲げ機の作業員保護システム。
  3. 前記NC装置は、
    前記移動速度ベクトルに基づいて前記子機の位置を予測したとき、その予測位置が前記立体的な注意領域に存在するときは、前記金型をゆっくり動かすと共に、注意音を発生することを特徴とする請求項2記載の曲げ機の作業員保護システム。
  4. 前記NC装置は、
    前記移動速度ベクトルに基づいて前記子機の位置を予測したとき、その予測位置が前記立体的な警報領域に存在するときは、前記金型を前記子機が前記注意領域に存在するときよりもさらにゆっくり動かすと共に、前記注意音とは異なる警報音を発生することを特徴とする請求項2又は3記載の曲げ機の作業員保護システム。
  5. 前記NC装置は、
    前記移動速度ベクトルに基づいて前記子機の位置を予測したとき、その予測位置が前記立体的な危険領域に存在するときは、前記金型の移動を停止させると共に、前記注意音及び警報音とは異なるアラーム音を発生することを特徴とする請求項4記載の曲げ機の作業員保護システム。
  6. 前記子機は、
    各作業員の右手首又は左手首若しくは左右の手首或いは両手の指又は片方の指に取り付けられることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の曲げ機の作業員保護システム。
  7. 前記NC装置は、
    前記各親送受機の曲げ機における位置及び予め設定された曲げ機前方の監視範囲に基づいて3次元空間を生成し、この3次元空間において前記曲げ機側となる方から危険領域、警報領域、注意領域の順に前記3次元空間に立体的に定義する立体エリア生成部と、
    前記子機からの前記識別コードの送信時間及び受信時間を受信したとき、この送信時間及び受信時間に基づいて前記3次元空間の前記第1、第2、第3の親送受機毎の前記子機の位置を求めた後に、それぞれの位置を平滑処理によって前記3次元空間上の正確な位置(Ki)を定義する3次元位置決定部と、
    前記3次元空間に定義された今回の子機の位置(Ki)と、この子機の位置(Ki)に対して受信時間が1つ前となる前回の子機の位置とから移動速度ベクトルを求め、該移動速度ベクトルから所定時間後の前記3次元空間における前記子機の位置が前記危険領域、警報領域、注意領域のいずれかに位置するかを予測する移動位置予測部と、
    前記移動位置予測部で予測された子機の位置(Ki+1)に応じた速度で前記金型を移動させる指令を送出すると共に、前記予測位置に応じた音を発生させる加工制御指令部と
    を有することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の曲げ機の作業員保護システム。
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