JP4219452B2

JP4219452B2 - Package tray

Info

Publication number: JP4219452B2
Application number: JP28157098A
Authority: JP
Inventors: 昌英久山
Original assignee: 株式会社タケヒロ
Priority date: 1998-10-02
Filing date: 1998-10-02
Publication date: 2009-02-04
Anticipated expiration: 2018-10-02
Also published as: JP2000108788A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の荷室部に装備するパッケージトレイに関する。
【０００２】
【従来の技術】
ワゴン車の荷室部に積んだ荷物を外から見えないようにしたいという要望があり、そのために使用するカバー（トノカバーともいう。）が知られている。例えば、図１３に示すように、後部座席６０のシートバック背面側に巻き取り式の収納部６１を取り付けておき、必要に応じて、軟質布状のシート材６２を巻き戻してフック６３を側壁部６４の係合部に掛けて使用する。このほか、荷室部に広げたシートの四隅を適宜に固定し、不使用時には小さく折り畳んでおくようにしたものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の軟質布状のトノカバーは、巻き取ったり折り畳んだりすることができるので不使用時の格納性に優れている反面、高級な質感に乏しく使用時の見栄えが悪い。また、荷物を覆い隠すだけでその上に物を載せるトレイとしての機能がないため使い勝手が良くなく、遮音性もほとんどない。
なお、荷室部が狭い２ボックス車では、図１４に示すような、硬質板状のパッケージトレイ７０が使用される。その場合、パッケージトレイ７０が吊り具７１を介してバックドア７２に従動して開閉動作するようにして荷物を取り出し易くする工夫がなされている。しかしながら、この種の構造のものは、背の高い荷物を積む場合にパッケージトレイ７０を車外に取り出す必要があり、また、脱着に手間がかかって不便であるから、荷室の広いワゴン型車には向いていない。
【０００４】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、比較的広い荷室部を見栄え良く遮蔽することができ、しかも使い勝手の良いパッケージトレイを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
このために、以下のようなパッケージトレイを創作した。すなわち、第１の発明は、車両の荷室部の左右の壁部に、略水平状にしたパッケージトレイ本体の側端部を支持する支持部と、その支持部の途中から分岐して車両前方に斜め下向きに傾けた状態の案内部とを設け、パッケージトレイ本体を前記支持部に載置した状態で車両前後方向に並べて使用できる前トレイと後トレイに分割形成し、後トレイを前記支持部にて支持した支持位置と前記案内部に係合させて前トレイの下に退避させた退避位置とに配置切り替え可能に構成したことを特徴とする。
このパッケージトレイは、パッケージトレイ本体を略水平状に支持して荷室部を上下に仕切る遮蔽部材として使用することができるだけでなく、後トレイを案内部に差し込んで傾斜状にして荷室部の仕切り方に変化を持たせるなど多様な使い方が可能である。なお、この構成では、パッケージトレイ本体を従来のトノカバーのように特に柔軟に形成する必要がなく、内装部材として質感の高いものとすることが容易にできる。
そして、このパッケージトレイでは、前トレイと後トレイを車両前後方向に並べて使用し荷室部の荷物をおおい隠すことができる。また、比較的小さくて背の高い荷物を搭載する場合、後トレイの配置を切り替えるだけで車外に取り外さなくて済む。
【０００６】
第２の発明は、請求項１記載のパッケージトレイにおいて、前記分割形成された各パッケージトレイ本体の車両前後方向一側には前記支持部若しくはその近傍に設けられた受部に係合して当該パッケージトレイ本体の他側が持ち上げられたときに回転中心となり得る係合部が設けられていることを特徴とする。
このパッケージトレイでは、各パッケージトレイ本体は、係合部を回転中心として個別に扉のように開閉させることができるので荷物の出し入れに便利である。
【０００７】
第３の発明は、請求項２記載のパッケージトレイ構造において、前記支持部とパッケージトレイ本体の間に、そのパッケージトレイ本体を所定位置にロック可能なロック機構が設けられていることを特徴とする。
このパッケージトレイでは、走行中にパッケージトレイ本体がばたつかないようにロック機構でロックしておくことができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図１は、車両の荷室部を破断してパッケージトレイを示す斜視図、図２はパッケージトレイ本体の平面図、図３は荷室部の側壁を示す正面図、図４は図３のＩＶ−ＩＶ線断面図、図５は側壁に設けられた支持部を説明する分解斜視図である。
図１に示すようにワゴン車の荷室部１に装備されるパッケージトレイ２は、前トレイ１０と後トレイ２０を荷室部１の左右の側壁（壁部ともいう）３に設けた支持部３０（後述する）に対して着脱して使用する構成である。この場合、前トレイ１０と後トレイ２０が本発明でいうパッケージトレイ本体であるが、パッケージトレイ本体を幾つのトレイで構成しても構わない。なお、図中の４は後部座席、５はウインドウガラス、６はフロアーである。
【０００９】
前トレイ１０と後トレイ２０は、図２に示す平面形状の板状に形成され、手荷物を載せても耐える十分な剛性と遮音性と高級感のある意匠性とを有している。そして、前トレイ１０の前部（後部座席背面に近接する側）中央位置に指掛部１１が設けられ、後トレイ２０の後部（バックドアに近接する側）中央位置に指掛部２１が設けられ、さらに両トレイ１０，２０には指掛部１１，２１の反対側にハンドル１２，２２が設けられている。これらのハンドル１２，２２はワイヤ又はロッド１３，２３を介して側部のピン（係合部ともいう）１４，２４に接続されていて、ハンドル操作によってピン１４，２４を側方に出没させることができる。なお、図中の１５，２５はピン１４，２４を付勢して突出させておくためのスプリングであり、１６，２６は、前トレイ１０と後トレイ２０を支持部３０の所定位置にそれぞれ固定するためのファスナー（後述する）を示している。
【００１０】
次に、パッケージトレイの取付部構造について説明する。図３〜図５に示すように、荷室部１の側壁３を形成する内装部材（デザイントリム）に支持部３０が形成されている。この支持部３０は、荷室部１の中程の高さ位置で車両前後方向に延びており、図４に示すような段付き形状を有するレール状に形成され、左右の支持部３０の段の上面３１に前トレイ１０と後トレイ２０の左右の側端部がスライド可能に載置される。
そして、支持部３０の途中から分岐するようにして斜め下方に延びる案内部、本例では案内溝３２が設けられ、この分岐点近傍の所定の位置に受部３３，３４が凹設されている。すなわち、図５参照、支持部３０上で前後に並べた前トレイ１０と後トレイ２０のピン１４，２４を受部３３，３４の穴にはめ込むことで前トレイ１０と後トレイ２０の位置決めがなされ、かつ、前トレイ１０と後トレイ２０はピン１４，２４を回転中心に回動できるように軸支された状態になっている（図６参照）。
【００１１】
図５中に示した３６は、前述のファスナー１６，２６と対をなす受け側のファスナーである。このファスナーはベルクロ・ファスナー（面着ファスナー）であるが、樹脂ファスナー等の適宜なファスナーを使用し得る。これらのファスナーが本発明でいうロック機構である。
なお、上記ファスナーに代えて、例えば図７に示したロック機構を使っても良い。同図において、前トレイ１０あるいは後トレイ２０に設けたハンドル４１と係合爪４２がロッド４３にて連結されており、ハンドル操作で係合爪４２を出没させることによって、側壁３の係合部４４に係脱できるようにする。
また、前述したピン（係合部）１４，２４と受部３３，３４からなる位置決め／軸支構造は、図１０に示すような構成、すなわち、側壁３に設けたＬ字状の溝４６に対し、前トレイ１０あるいは後トレイ２０に固設した突片４７を回動可能に係合させる構成に代えても良い。上記のほか、ロック機構や軸支構造は適宜な構成を採用し得る。
【００１２】
また、図７参照、支持部３０の分岐点（案内溝３２との合流点）における一方のコーナー部３５は支点となるものであって、ピン２４と受部３４の係合を外した状態で後トレイ２０の後端部を持ち上げると、後トレイ２０はコーナー部３５を支点にして傾き、案内溝３２内に滑り落ちるようになっている。
【００１３】
次に、パッケージトレイの使用態様について説明する。ワゴン車の荷室部１にパッケージトレイ２を装備するには、側壁３の支持部３０に前トレイ１０と後トレイ２０をセットする。このとき、バックドア側から順に差し入れた前トレイ１０と後トレイ２０の左右の側端部を支持部３０の上面３１に載せてスライドさせ、所定の位置でハンドル１２，２２を操作してピン１４，２４と受部３３，３４を係合させて位置決め保持し、さらに、各部のファスナー１６，２６と３６を接合させて固定する。この状態が図１に示され、略水平状の前トレイ１０と後トレイ２０にて荷室部１が上下に仕切られて下部が遮蔽される。すなわち、荷室部１の荷物を見栄え良くおおい隠し、上に手荷物などを置くことができる。
【００１４】
また、この状態で指掛部１１あるいは２１を持ち上げれば、図６参照、前トレイ１０あるいは後トレイ２０はピン１４，２４を回転中心にして個別に回動するから、荷室部１のフロアーに置いた荷物を扉を開けるようにして容易に取り出すことができる。
また、荷室部の後部にある程度大きなスペースを確保したい場合には、後トレイ２０のハンドル２２を操作してピン２４と受部３４を係合を解除し、指掛部２１を持ち上げてファスナー２６と３６を引き離し、その後、後トレイ２０を下向きに傾けた状態にして案内溝３２内に滑り込ませることによって前トレイ１０の下の退避（収納）位置に配置切り替えする。この状態は図８に示され、比較的小さくて背の高い荷物を搭載するのに適し、しかも、後トレイ２０は見栄え良い状態に収納されている。
なお、前トレイ１０と後トレイ２０を車外に取り外すことも簡単にできる。
【００１５】
〔他の実施形態〕
次に、他の実施形態について説明する。以下に説明するパッケージトレイ５０は上述のパッケージトレイ２の構成から案内溝の形状を変えたものであり、その他については同じであるので、同一部位については同一符号を付して説明を省略する。
図１１に示すように、荷室部１の側壁３に車両前後方向に延びる支持部３０が設けられ、支持部３０の下側位置に案内部５２が設けられている。案内部５２は後トレイ２０を所定の姿勢に保持するものであって、支持部３０から分岐するようにして斜め下方に延びる案内溝５２ａと、垂直下方に延びる案内溝５２ｂとからなり、後トレイ２０の側端部が係合できる形状に形成されている。すなわち、案内部５２は、支持部３０にほぼ水平状態にして載置される後トレイ２０を、案内溝５２ａに差し込んで斜めに傾けた状態、あるいは、案内溝５２ｂに差し込んでほぼ垂直にした状態のいずれかに切り替えることができるようにしたものである。
【００１６】
したがって、このパッケージトレイ５０では、案内溝５２ａによって、パッケージトレイ２で説明した案内溝３２と同様の作用効果を奏するほか、案内溝５２ｂを利用して後トレイ２０をほぼ垂直に立てることによって荷室部１を前後に仕切ることができ、荷物が混じらないように積み分けるのに便利である。この場合、図１２に示すように、荷室部１の前寄りの空間１Ａは、後部座席４と前トレイ１０と後トレイ２０とで囲われて外部から見えなくなるのでプライバシーが保たれる。また、空間１Ａに食料品を収容し、空間１Ｂに小動物を積むというような使い方をして、搭載した荷物を隔離して保護することが簡単にできる。
【００１７】
なお、上記のパッケージトレイ５０において、案内溝５２ｂに前トレイ１０を差し込めば荷室部１の後寄りの空間１Ｂがほぼ遮蔽される。また、案内溝５２ｂに前トレイ１０と後トレイ２０を同時に差し込むことができる構成にすることも可能である。
【００１８】
ところで、上述の各実施形態では、パッケージトレイ本体を前トレイ１０と後トレイ２０の二分割にしたが、３以上に分割しても、あるいは１枚だけで使用しても良い。また、案内溝は後部座席４の背面に沿わせるなど適宜位置に形成することができ、案内溝の本数は必要に応じて３本以上にしても構わない。なお、その案内溝は必ずしも支持部から延設されたものである必要はなく、パッケージトレイ本体を所定の姿勢に案内して保持できるものであれば良い。
この他、当業者の知識に基づき、種々の変更を加えた態様で本発明を実施し得ることは勿論である。
【００１９】
【発明の効果】
本発明のパッケージトレイは、ワゴン型車の比較的広い荷室部をたわみ難いパッケージトレイ本体にて体裁良くおおうことができ、また、パッケージトレイ本体の配置を切り替えて荷室部の仕切り方に変化を持たせることができる。なお、パッケージトレイ本体が分割形成されたものでは、個別に開閉したり配置を切り替えたりすることができるので使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
【図１】車両の荷室部を破断してパッケージトレイを示す斜視図である。
【図２】パッケージトレイ本体の平面図である。
【図３】荷室部の側壁を示す正面図である。
【図４】図３のＩＶ−ＩＶ線断面図である。
【図５】支持部を説明する分解斜視図である。
【図６】パッケージトレイ本体の開閉動作を説明する図である。
【図７】パッケージトレイ本体の配置切り替えを説明する図である。
【図８】パッケージトレイ本体の配置替えを説明する斜視図である。
【図９】ロック機構の別例を説明する図である。
【図１０】回転中心ともなり得る係合部の別例を説明する図である。
【図１１】他の実施形態に係るパッケージトレイの案内溝を説明する図である。
【図１２】他の実施形態に係るパッケージトレイの使用態様を説明する図である。
【図１３】従来例のトノカバーを説明する斜視図である。
【図１４】従来例のパッケージトレイを説明する斜視図である。
【符号の説明】
１荷室部
２パッケージトレイ
３側壁（壁部）
１０前トレイ（パッケージトレイ本体）
１１，２１指掛部
１２，２２ハンドル
１４，２４ピン（係合部）
２０後トレイ（パッケージトレイ本体）
３０支持部
３２案内溝（案内部）
３３，３４受部
１６，２６，３６ファスナー（ロック機構）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a package tray equipped in a cargo compartment of a vehicle.
[0002]
[Prior art]
There is a demand to hide the cargo loaded in the cargo compartment of the wagon car from the outside, and a cover (also called a tonneau cover) used for that purpose is known. For example, as shown in FIG. 13, a retractable storage unit 61 is attached to the back side of the seat back of the rear seat 60, and if necessary, a soft cloth-like sheet material 62 is rewound to hook the hook 63 to the side wall. It is used by hanging on the engaging part of the part 64. In addition, there is a sheet that is appropriately fixed at the four corners of the sheet spread in the cargo compartment, and is folded small when not in use.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional soft cloth-like tonneau cover can be rolled up and folded, so that it has excellent storability when not in use, but has a poor quality texture and poor appearance when in use. Also, since it does not function as a tray that simply covers and hides luggage, it is not easy to use and has little sound insulation.
In a two-box vehicle with a narrow luggage compartment, a hard plate-like package tray 70 as shown in FIG. 14 is used. In that case, the package tray 70 is driven by the back door 72 via the hanger 71 so as to be opened and closed so that it is easy to take out the luggage. However, with this type of structure, it is necessary to take out the package tray 70 outside the vehicle when loading a tall baggage, and it is inconvenient because it takes a lot of time to attach and detach, so that the wagon type vehicle with a large luggage compartment is used. Is not suitable.
[0004]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a package tray that can shield a relatively wide luggage compartment portion with good appearance and is easy to use.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
For this purpose, the following package tray was created. That is, according to the first aspect of the present invention, the left and right wall portions of the luggage compartment portion of the vehicle support the side end portion of the substantially horizontal package tray main body, and the vehicle branches from the middle of the support portion to the front of the vehicle. And a guide tray that is inclined obliquely downward, and is divided into a front tray and a rear tray that can be used side by side in the vehicle front-rear direction while the package tray body is placed on the support portion, and the rear tray is the support portion The arrangement can be switched between a support position supported by the above and a retracted position engaged with the guide portion and retracted under the front tray .
This package tray can be used not only as a shielding member for supporting the package tray body in a substantially horizontal shape and partitioning the cargo compartment portion up and down, but also by inserting the rear tray into the guide portion so as to form an inclined shape. Various uses are possible, such as changing the way of partitioning. In this configuration, it is not necessary to form the package tray main body flexibly unlike the conventional tonneau cover, and it is easy to make the interior of the package member have a high texture.
In this package tray, the front tray and the rear tray can be used side by side in the vehicle front-rear direction to cover the luggage in the luggage compartment. In addition, when a relatively small and tall baggage is mounted, it is not necessary to remove it from the vehicle by simply switching the rear tray.
[0006]
According to a second aspect of the present invention, in the package tray according to claim 1, the divided package tray main body is engaged with the support portion or a receiving portion provided in the vicinity thereof on one side in the vehicle front-rear direction. It is characterized in that an engagement portion that can be a center of rotation when the other side of the package tray main body is lifted is provided.
In this package tray , each package tray main body can be opened and closed individually like a door around the engaging portion as a rotation center, which is convenient for loading and unloading.
[0007]
According to a third aspect of the present invention, in the package tray structure according to claim 2, a lock mechanism capable of locking the package tray main body at a predetermined position is provided between the support portion and the package tray main body. .
This package tray can be locked by a lock mechanism so that the package tray body does not flutter during traveling.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 is a perspective view showing a package tray by breaking a cargo compartment portion of a vehicle, FIG. 2 is a plan view of a package tray body, FIG. 3 is a front view showing a side wall of the cargo compartment portion, and FIG. 4 is an IV of FIG. -IV sectional view, FIG. 5 is an exploded perspective view explaining the support part provided in the side wall.
As shown in FIG. 1, a package tray 2 mounted in a cargo compartment 1 of a wagon car includes a front tray 10 and a rear tray 20 provided on left and right side walls (also referred to as wall portions) 3 of the cargo compartment 1. It is the structure which attaches and detaches with respect to 30 (after-mentioned). In this case, the front tray 10 and the rear tray 20 are the package tray main body referred to in the present invention, but the package tray main body may be composed of any number of trays. In the figure, 4 is a rear seat, 5 is a window glass, and 6 is a floor.
[0009]
The front tray 10 and the rear tray 20 are formed in a planar plate shape as shown in FIG. 2 and have sufficient rigidity, sound insulation and high-quality design that can withstand baggage. The finger hook 11 is provided at the center of the front tray 10 (side close to the back of the rear seat), and the finger hook 21 is provided at the center of the rear tray 20 (side close to the back door). Furthermore, handles 12 and 22 are provided on both trays 10 and 20 on the opposite side of the finger hook portions 11 and 21. These handles 12 and 22 are connected to side pins (also referred to as engaging portions) 14 and 24 through wires or rods 13 and 23, and the pins 14 and 24 are caused to protrude and retract to the side by a handle operation. Can do. In the figure, reference numerals 15 and 25 denote springs for biasing and projecting the pins 14 and 24, and reference numerals 16 and 26 respectively fix the front tray 10 and the rear tray 20 to predetermined positions of the support portion 30. A fastener (to be described later) is shown.
[0010]
Next, the mounting structure of the package tray will be described. As shown in FIGS. 3 to 5, a support portion 30 is formed on an interior member (design trim) that forms the side wall 3 of the cargo compartment portion 1. The support portion 30 extends in the vehicle front-rear direction at a middle height position of the cargo compartment portion 1 and is formed in a rail shape having a stepped shape as shown in FIG. The left and right side end portions of the front tray 10 and the rear tray 20 are slidably mounted on the upper surface 31 of the paper.
A guide portion that extends obliquely downward so as to branch from the middle of the support portion 30, in this example, a guide groove 32 is provided, and receiving portions 33 and 34 are recessed at predetermined positions in the vicinity of the branch point. . That is, as shown in FIG. 5, the front tray 10 and the rear tray 20 are positioned by inserting the pins 14 and 24 of the front tray 10 and the rear tray 20 arranged back and forth on the support portion 30 into the holes of the receiving portions 33 and 34. In addition, the front tray 10 and the rear tray 20 are pivotally supported so that the pins 14 and 24 can be rotated around the rotation center (see FIG. 6).
[0011]
Reference numeral 36 shown in FIG. 5 denotes a receiving-side fastener that makes a pair with the above-described fasteners 16 and 26. This fastener is a Velcro fastener (surface-mounted fastener), but an appropriate fastener such as a resin fastener can be used. These fasteners are the locking mechanism referred to in the present invention.
Instead of the fastener, for example, a lock mechanism shown in FIG. 7 may be used. In the figure, a handle 41 and an engaging claw 42 provided on the front tray 10 or the rear tray 20 are connected by a rod 43. By engaging the engaging claw 42 by operating the handle, the engaging portion of the side wall 3 is engaged. 44 can be engaged and disengaged.
Further, the positioning / shaft support structure composed of the pins (engaging portions) 14 and 24 and the receiving portions 33 and 34 described above has a configuration as shown in FIG. 10, that is, an L-shaped groove 46 provided on the side wall 3. On the other hand, you may replace with the structure which engages the protrusion 47 fixed to the front tray 10 or the back tray 20 so that rotation is possible. In addition to the above, the lock mechanism and the shaft support structure may adopt appropriate configurations.
[0012]
In addition, as shown in FIG. 7, one corner 35 at the branch point of the support portion 30 (the junction point with the guide groove 32) serves as a fulcrum, and the pin 24 and the receiving portion 34 are disengaged. When the rear end portion of the rear tray 20 is lifted, the rear tray 20 is inclined with the corner portion 35 as a fulcrum and slides down into the guide groove 32.
[0013]
Next, how the package tray is used will be described. In order to equip the cargo compartment portion 1 of the wagon car with the package tray 2, the front tray 10 and the rear tray 20 are set on the support portion 30 of the side wall 3. At this time, the left and right side end portions of the front tray 10 and the rear tray 20 inserted in order from the back door side are slid on the upper surface 31 of the support portion 30, and the pins 14 are operated by operating the handles 12 and 22 at predetermined positions. , 24 and the receiving portions 33, 34 are engaged and positioned, and the fasteners 16, 26, 36 of each portion are joined and fixed. This state is shown in FIG. 1, and the luggage compartment 1 is partitioned vertically by a substantially horizontal front tray 10 and rear tray 20 to shield the lower part. That is, the luggage in the luggage compartment 1 can be nicely covered and hidden, and baggage can be placed thereon.
[0014]
Further, if the finger hook 11 or 21 is lifted in this state, as shown in FIG. 6, the front tray 10 or the rear tray 20 individually rotates around the pins 14 and 24, so that the floor of the cargo compartment 1 The baggage placed in can be easily removed by opening the door.
When it is desired to secure a certain amount of space in the rear part of the cargo compartment, the handle 22 of the rear tray 20 is operated to disengage the pin 24 and the receiving part 34, and the finger hook part 21 is lifted to fasten the fastener 26. 36, and the rear tray 20 is then tilted downward and slid into the guide groove 32 to change the position to the retracted (stored) position below the front tray 10. This state is shown in FIG. 8 and is suitable for loading a relatively small and tall baggage, and the rear tray 20 is stored in a good-looking state.
The front tray 10 and the rear tray 20 can be easily removed from the vehicle.
[0015]
[Other Embodiments]
Next, another embodiment will be described. The package tray 50 described below is obtained by changing the shape of the guide groove from the configuration of the package tray 2 described above, and the other parts are the same. Therefore, the same portions are denoted by the same reference numerals and the description thereof is omitted.
As shown in FIG. 11, a support portion 30 extending in the vehicle front-rear direction is provided on the side wall 3 of the luggage compartment portion 1, and a guide portion 52 is provided at a lower position of the support portion 30. The guide portion 52 holds the rear tray 20 in a predetermined posture, and includes a guide groove 52a extending obliquely downward so as to branch from the support portion 30, and a guide groove 52b extending vertically downward. It is formed in a shape that can be engaged with 20 side end portions. That is, the guide portion 52 is a state in which the rear tray 20 placed in a substantially horizontal state on the support portion 30 is inserted into the guide groove 52a and inclined obliquely, or is inserted into the guide groove 52b and substantially vertical. It is possible to switch to either of these.
[0016]
Therefore, in this package tray 50, the guide groove 52a provides the same effect as the guide groove 32 described in the package tray 2, and the rear tray 20 is set up substantially vertically by using the guide groove 52b. The part 1 can be divided into front and back, which is convenient for stacking so that no load is mixed. In this case, as shown in FIG. 12, the front space 1A of the luggage compartment 1 is surrounded by the rear seat 4, the front tray 10, and the rear tray 20, and is not visible from the outside, so that privacy is maintained. Moreover, it is possible to easily isolate and protect the loaded luggage by using food such as storing food in the space 1A and loading small animals in the space 1B.
[0017]
In the package tray 50 described above, if the front tray 10 is inserted into the guide groove 52b, the space 1B on the rear side of the cargo compartment 1 is substantially shielded. It is also possible to adopt a configuration in which the front tray 10 and the rear tray 20 can be simultaneously inserted into the guide groove 52b.
[0018]
By the way, in each above-mentioned embodiment, although the package tray main body was divided into two of the front tray 10 and the rear tray 20, it may be divided into three or more or may be used by only one sheet. Further, the guide grooves can be formed at appropriate positions such as along the back surface of the rear seat 4, and the number of guide grooves may be three or more as required. The guide groove does not necessarily have to be extended from the support portion, and any guide groove may be used as long as it can guide and hold the package tray main body in a predetermined posture.
In addition to the above, it goes without saying that the present invention can be implemented in various modifications based on the knowledge of those skilled in the art.
[0019]
【The invention's effect】
The package tray of the present invention can cover the relatively large cargo compartment of the wagon type car with the package tray main body which is difficult to bend, and the layout of the package tray can be switched to change the way of dividing the cargo compartment. Can be given. In the case where the package tray main body is divided and formed, it can be individually opened and closed and the arrangement thereof can be switched, so that it is easy to use.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a package tray by breaking a luggage compartment of a vehicle.
FIG. 2 is a plan view of a package tray main body.
FIG. 3 is a front view showing a side wall of a cargo compartment.
4 is a cross-sectional view taken along the line IV-IV in FIG. 3;
FIG. 5 is an exploded perspective view illustrating a support portion.
FIG. 6 is a diagram illustrating an opening / closing operation of a package tray main body.
FIG. 7 is a diagram for explaining switching of the layout of the package tray main body.
FIG. 8 is a perspective view for explaining rearrangement of the package tray main body.
FIG. 9 is a diagram illustrating another example of the lock mechanism.
FIG. 10 is a diagram illustrating another example of an engaging portion that can also be a rotation center.
FIG. 11 is a view for explaining a guide groove of a package tray according to another embodiment.
FIG. 12 is a diagram illustrating a usage mode of a package tray according to another embodiment.
FIG. 13 is a perspective view illustrating a conventional tonneau cover.
FIG. 14 is a perspective view illustrating a conventional package tray.
[Explanation of symbols]
1 Cargo compartment 2 Package tray 3 Side wall (wall)
10 Front tray (package tray body)
11, 21 Finger hook part 12, 22 Handle 14, 24 Pin (engagement part)
20 Rear tray (package tray body)
30 Support part 32 Guide groove (Guide part)
33, 34 Receiver 16, 26, 36 Fastener (lock mechanism)

Claims

On the left and right walls of the cargo compartment of the vehicle, a support part that supports the side edges of the package tray body that is substantially horizontal, and a state that is branched from the middle of the support part and inclined obliquely downward to the front of the vehicle A guide portion, a package tray main body placed on the support portion, and divided into a front tray and a rear tray that can be used side by side in the vehicle front-rear direction, and a support position where the rear tray is supported by the support portion; A package tray configured to be switchable to a retracted position engaged with a guide portion and retracted under a front tray.

One side of the package tray body formed in the divided direction can be a center of rotation when the other side of the package tray body is lifted by engaging with the support portion or a receiving portion provided in the vicinity thereof. The package tray according to claim 1, further comprising an engaging portion.

The package tray according to claim 2, wherein a lock mechanism capable of locking the package tray body in a predetermined position is provided between the support portion and the package tray body.