JP4217554B2

JP4217554B2 - Notification device for operation target of vehicle seat

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Publication number: JP4217554B2
Application number: JP2003195031A
Authority: JP
Inventors: 近夫長坂
Original assignee: Tokai Rika Co Ltd
Current assignee: Tokai Rika Co Ltd
Priority date: 2003-07-10
Filing date: 2003-07-10
Publication date: 2009-02-04
Anticipated expiration: 2023-07-10
Also published as: JP2005028964A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用座席の操作対象報知装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、車両用座席では、いわゆる電動パワーシートが提案されている。この電動パワーシートを操作する装置としては、特許文献１（以下、公知技術１という）に記載のものが提案されている。この公知技術１では、シートクッションの前後位置調整や、上下位置調整ができるようになっており、シートクッションの前後位置調整ボタンや、上下位置調整ボタンは、シートクッションの側面に配置されている。そして、前記各調整ボタンにタッチセンサが設けられ、ヘッドアップディスプレイには各調整ボタンに指が触れている場合に、前記タッチセンサの検出により、前記調整ボタンのレイアウト画が表示されるとともに、触れられたタッチセンサに対応するレイアウト上の調整ボタンが強調表示されるようになっている。
【０００３】
ヘッドアップディスプレイのこの強調表示により、触れている調整ボタンを確認した後、ドライバーがその調整ボタンを押圧すると、前記表示の中で、調整ボタンによってシートクッションが作動する方向を示すマークが強調表示されて操作状態を示すようにされている。このように、公知技術１によれば、例えば、シートクッションの側面にあるように見にくい場所にある電動パワーシートの各調整ボタンを見ることなく、指に触れたいずれかの調整ボタンが何を調整するものかが、ヘッドアップディスプレイを見ることによって確認できるようになっている。なお、下記特許文献２、及び特許文献３を、明細書の中では、公知技術２、公知技術３という。
【０００４】
【特許文献１】
特開平５−７７６７９号公報（段落番号「００４１」−「００４３」、図１２）
【特許文献２】
実開閉５−５５４２７号公報
【特許文献３】
特開平８−１１１１３４号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、例えば、運転走行中においても、電動パワーシートを調整した場合には、ヘッドアップディスプレイを見ることによってしか、操作したい調整ボタンが確認できないことになる。この場合、ドライバーは運転走行中にヘッドアップディスプレイを見ることになって車両の走行路から視線が外れるため、好ましくない。
【０００６】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、ディスプレイ装置を見ることなく、操作者が触れた操作手段の特定の部位が座席のどの部位を調整するのかを、直接操作者が体感して知ることができる車両用座席の操作対象報知装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項１に記載の発明は、座席と、前記座席の所定部位を所定の調整方向に作動する作動手段と、操作手段に設けられ、前記作動手段の作動を許容する第１スイッチ手段と、前記操作手段に設けられ、前記第１スイッチ手段と対応して設けられた報知用の第２スイッチ手段と、前記第２スイッチ手段のオン操作に基づいて、前記第２スイッチ手段と対応付けされた第１スイッチ手段の操作対象である所定部位を、機械的動作させて報知する報知手段とを備えたことを特徴とする車両用座席の操作対象報知装置を要旨とするものである。
【０００８】
請求項２の発明は、請求項１において、前記報知手段を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記第２スイッチ手段のオン操作に基づき前記報知手段を、制御して、前記第２スイッチ手段と対応付けされた前記第１スイッチ手段の操作対象である所定部位を、前記第１スイッチがオン作動したときの作動方向へ所定量作動させることを特徴とする。
【０００９】
請求項３の発明は、請求項２において、前記制御手段は、前記第２スイッチ手段のオン操作に基づき前記報知手段を、制御して、前記第２スイッチ手段と対応付けされた第１スイッチ手段の操作対象である所定部位を、所定量作動させた後、復帰作動させることを特徴とする。
【００１０】
請求項４の発明は、請求項１において、前記制御手段は、前記報知手段を、制御して、前記第２スイッチ手段と対応付けされた第１スイッチ手段の操作対象である所定部位を、振動させることを特徴とする。
【００１１】
請求項５の発明は、請求項１乃至請求項４のうちいずれか１項において、前記第２スイッチ手段は、操作者が接触したことを感知する接触感知センサであることを特徴とする。
【００１２】
請求項６の発明は、請求項１乃至請求項５のうちいずれか１項において、前記第１スイッチ手段は、所定の操作量に基づいてオン作動する機械スイッチであることを特徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】
（第１実施形態）
以下、本発明を自動車における運転席に設けられた車両用運転座席の操作対象報知装置をパワーシート操作制御装置（以下、操作制御装置という）に具体化した一実施形態を図１〜図５に従って説明する。
【００１４】
図１に示すように、操作制御装置１１は、複数（本実施形態では４つ）の検出部１２と、制御部１３とを備えている。
各検出部１２は、座席としての車両用シート１６（図２参照）の側部に設けられた操作手段としての操作ノブ１５に設けられ、制御部１３に対して検出信号を送信可能となっている。制御部１３は、前記検出信号に基づいて後述する操作作対象を駆動制御する。
【００１５】
図２に示すように、本実施形態の車両用シート１６は、シートクッション１６ａ、シートバック１６ｂ及びヘッドレスト１６ｃから構成され、所定部位（操作対象）としてシートクッション１６ａのみが設定されている。
【００１６】
シートクッション１６ａは、シートクッション１６ａの前後ポジションを調整駆動する前後ポジション調整機構１００を駆動する第１モータＭ１と、シートクッション座面の高さを調整する座面調整機構２００を駆動する第２モータＭ２を備えている。これらの調整機構は、第１モータＭ１及び第２モータＭ２の正逆転及びモータ駆動量を制御することにより、シートクッション１６ａの操作者の所望する着座姿勢、つまり、操作者の体形、好み等に応じたシートポジションが、任意に調整、設定可能となっている。
【００１７】
すなわち、第１モータＭ１はシートクッション１６ａを所定の調整方向である前後方向に作動する作動手段に相当する。又、第２モータＭ２はシートクッション１６ａを所定の調整方向である上下方向に作動する作動手段に相当する。
【００１８】
操作ノブ１５は、図２に示すように、操作者から視認困難な場所（本実施形態では、車両用シート１６におけるシートクッション１６ａの側部）に、備えられている。そのため、操作者は、操作ノブ１５に設けられた検出部１２の操作を行う場合には、ブラインド操作にて行うことになる。
【００１９】
操作ノブ１５は、シートクッション１６ａの側部に対して前後（車両の前後）及び上下方向に移動自在に支持されており、操作が解除された場合には、図示しないバネ機構により中立位置に位置するようにされている。操作ノブ１５が下方向に操作されると、機械スイッチとしてのスイッチＳＷａがオン作動され、操作ノブ１５が中立位置に復帰すると、スイッチＳＷａがオフ作動される。スイッチＳＷａがオンすると、制御部１３に下方向操作信号が出力される。操作ノブ１５が上方向に操作されると、機械スイッチとしてのスイッチＳＷｂがオン作動され、操作ノブ１５が中立位置に復帰すると、スイッチＳＷｂがオフ作動される。スイッチＳＷｂがオンすると、制御部１３に上方向操作信号が出力される。
【００２０】
又、操作ノブ１５が後方向に操作されると、機械スイッチとしてのスイッチＳＷｃがオン作動され、操作ノブ１５が中立位置に復帰すると、スイッチＳＷｃがオフ作動される。スイッチＳＷｃがオンすると、制御部１３に後方向操作信号が出力される。操作ノブ１５が前方向に操作されると、機械スイッチとしてのスイッチＳＷｄがオン作動され、操作ノブ１５が中立位置に復帰すると、スイッチＳＷｄがオフ作動される。スイッチＳＷｄがオンすると、制御部１３に前方向操作信号が出力される。
【００２１】
スイッチＳＷａ〜ＳＷｄは、第１スイッチ手段に相当する。
又、図２，図３（ａ）に示すように、操作ノブ１５は絶縁性合成樹脂にて有蓋四角筒状に形成されるとともに、その開口された底面側がシートクッション１６ａに対向する構成とされている。又、その内部空間はシートクッション１６ａ内部と連通している。そして、操作ノブ１５の側面である４つの面には、板状をなす４つのタッチパネル１８ａ〜１８ｄが、相互に接触しないように操作ノブ１５によりそれぞれ区分されて設けられている。すなわち、操作ノブ１５は自動車の天井（図示しない）側を向く上面パネル１８ａ、自動車の床面（図示しない）側を向く下面パネル１８ｂ、ステアリング（図示しない）側を向く前面パネル１８ｃ及び後部座席（図示しない）側を向く後面パネル１８ｄを有する。これらの各面を、以下、操作ノブ１５の操作面という。
【００２２】
タッチパネル１８ａ〜１８ｄは、公知の静電容量結合式のタッチパネルにて構成されており、タッチする表面には導電性の金属メッキ（本実施形態では、クロムメッキ）が施されている。
【００２３】
又、図３（ｂ）に示すように、各タッチパネル１８ａ〜１８ｄの裏面は配線１９と接続され、各配線１９は前記操作ノブ１５の内部空間からシートクッション１６ａ内部にまで配設されている。なお、各配線１９は、所定箇所にてコネクタ１２ａにより一旦集結され、各配線１９が相互に絡まったりしないようになっている。なお、図３（ｂ）は、説明上、タッチパネル１８ａ〜１８ｄを省略して示している。そして、図１に示すように、各配線１９は、例えばセンターコンソールの内部に別個に設けられた静電容量検出を行うタッチセンサ回路２０までそれぞれ配設されている。
【００２４】
そして、操作ノブ１５の各操作面において、タッチパネル１８ａ〜１８ｄ、配線１９及びタッチセンサ回路２０により、タッチセンサ２１ａ〜２１ｄが各々構成されている。なお、同タッチセンサ２１ａ〜２１ｄは、操作者がタッチパネル１８に接触すると、前記タッチセンサ回路２０に静電容量が付与されることにより２つの伝送路（図示しない）に生ずる位相遅れを利用して操作者が接触しているか否かを検出するものである。そして、各タッチセンサ回路２０の出力端子に前記制御部１３の各入力ポートがそれぞれ接続されることにより、制御部１３は前記検出信号を入力する。タッチセンサ２１ａ〜２１ｄは接触感知センサに相当する。
【００２５】
そして、操作ノブ１５の各操作面に設けられたタッチセンサ２１ａ〜２１ｄと、スイッチＳＷａ〜ＳＷｄとは、それぞれ対応付けられている。すなわち、操作ノブ１５を下方向に操作しようとする場合、タッチセンサ２１ａは、操作ノブ１５の上面に設けられているため、タッチセンサ２１ａに触れることが必須となる。又、操作ノブ１５を上方向に操作しようとする場合、タッチセンサ２１ｂは、操作ノブ１５の下面に設けられているため、タッチセンサ２１ｂに触れることが必須となる。操作ノブ１５を後方向に操作しようとする場合、タッチセンサ２１ｃは、操作ノブ１５の前面に設けられているため、タッチセンサ２１ｃに触れることが必須となる。操作ノブ１５を前方向に操作しようとする場合、タッチセンサ２１ｄは、操作ノブ１５の後面に設けられているため、タッチセンサ２１ｄに触れることが必須となる。
【００２６】
制御手段としての制御部１３は、ＣＰＵ、ＲＯＭ、及びＲＡＭを備えたＥＣＵ（電子制御ユニット）として構成されており、第１モータＭ１及び第２モータＭ２を駆動制御する駆動装置等を含む。
【００２７】
制御部１３はスイッチＳＷａ及びスイッチＳＷｂからの下方向操作信号又は上方向操作信号が入力されている間、第２モータＭ２を正回転又は逆回転して座面調整機構２００を駆動し、シートクッション１６ａの座面の高さを調整する。又、制御部１３は、スイッチＳＷｃ及びスイッチＳＷｄからの後方向操作信号又は前方向操作信号が入力されている間、第１モータＭ１を正回転又は逆回転して前後ポジション調整機構１００を駆動し、シートクッション１６ａの前後の位置を調整する。
【００２８】
さらに、制御部１３は、タッチセンサ２１ａから検出信号を入力すると、第２モータＭ２を所定量正回転させた後、同じく所定量分逆回転して座面調整機構２００を駆動する。このときの所定量は、操作者がシートクッション座面が低くなるように作動したか否かが分かる量である。この座面調整機構２００の駆動により、シートクッション１６ａの座面の高さは低くなった後、元の位置（低くなる前の位置）に復帰作動する。この場合、所定部位であるシートクッション１６ａの作動方向は、下方向である。
【００２９】
又、制御部１３は、タッチセンサ２１ｂから検出信号を入力すると、第２モータＭ２を所定量逆回転させた後、同じく所定量分正回転して座面調整機構２００を駆動する。このときの所定量は、操作者がシートクッション座面が高くなるように作動したか否かが分かる量である。この座面調整機構２００の駆動により、シートクッション１６ａの座面の高さは高くなった後、元の位置（高くなる前の位置）に復帰作動する。この場合、所定部位であるシートクッション１６ａの作動方向は、上方向である。
【００３０】
さらに、制御部１３は、タッチセンサ２１ｃから検出信号を入力すると、第１モータＭ１を所定量正回転させた後、同じく所定量分逆回転して前後ポジション調整機構１００を駆動する。このときの所定量は、操作者がシートクッション１６ａの後方へ移動したか否かが分かる量である。この前後ポジション調整機構１００の駆動により、シートクッション１６ａが後方に移動した後、元の位置（後方に移動する前の位置）に復帰作動する。この場合、所定部位であるシートクッション１６ａの作動方向は、後方向である。
【００３１】
又、制御部１３は、タッチセンサ２１ｄから検出信号を入力すると、第１モータＭ１を所定量逆回転させた後、同じく所定量分正回転して前後ポジション調整機構１００を駆動する。このときの所定量は、操作者がシートクッション１６ａの前方へ移動したか否かが分かる量である。この前後ポジション調整機構１００の駆動により、シートクッション１６ａが前方に移動した後、元の位置（前方に移動する前の位置）に復帰作動する。この場合、所定部位であるシートクッション１６ａの作動方向は、前方向である。
【００３２】
なお、制御部１３はスイッチＳＷａ〜ＳＷｄの各種操作信号のいずれか１つの信号と、タッチセンサ２１ａ〜２１ｄのいずれかの検出信号が同時に入力された際には、各種操作信号のいずれか１つの信号を優先して、第１モータＭ１又は第２モータＭ２を駆動制御する。
【００３３】
（第１実施形態の作用）
次に、操作制御装置１１の作用について説明する。
さて、車両用シート１６の操作者は、シートクッション１６ａの位置調節を行いたいと思った場合には、操作ノブ１５に手をのばし、検出部１２のタッチセンサ２１ａ〜２１ｄのいずれかに１つ接触する。すると、接触されたタッチセンサ２１ａ〜２１ｄから制御部１３に検出信号が入力される。制御部１３は、接触されたタッチセンサ２１ａ〜２１ｄの検出信号に応じて、座面調整機構２００の第２モータＭ２又は前後ポジション調整機構１００の第１モータＭ１を制御駆動する。
【００３４】
すなわち、タッチセンサ２１ａが検出すると、制御部１３の制御にて第２モータＭ２が正逆回転されることにより、座面調整機構２００が駆動され、シートクッション１６ａの座面の高さが低くなった後、元の位置（低くなる前の位置）に復帰作動する。この結果、シートクッション１６ａに着座した操作者は、操作ノブ１５のタッチセンサ２１ａ側を操作すれば、シートクッション１６ａの座面が低くなる方向に位置調整されることが体感によって分かる。
【００３５】
タッチセンサ２１ｂが検出すると、制御部１３の制御にて第２モータＭ２が逆回転されて正回転されることにより、座面調整機構２００が駆動され、シートクッション１６ａの座面の高さが高くなった後、元の位置（高くなる前の位置）に復帰作動する。この結果、シートクッション１６ａに着座した操作者は、操作ノブ１５のタッチセンサ２１ｂ側を操作すれば、シートクッション１６ａが高くなる方向に位置調整されることが体感によって分かる。
【００３６】
又、タッチセンサ２１ｃが検出すると、制御部１３の制御にて第１モータＭ１が正逆回転されることにより、前後ポジション調整機構１００が駆動され、シートクッション１６ａの前後位置が後方に移動した後、元の位置（後方に移動する前の位置）に復帰作動する。この結果、シートクッション１６ａに着座した操作者は、操作ノブ１５のタッチセンサ２１ｃ側を操作すれば、シートクッション１６ａが後方向に位置調整されることが体感によって分かる。
【００３７】
又、タッチセンサ２１ｄが検出すると、制御部１３の制御にて第１モータＭ１が逆回転した後、正回転されることにより、前後ポジション調整機構１００が駆動され、シートクッション１６ａの前後位置が前方に移動した後、元の位置（前方に移動する前の位置）に復帰作動する。この結果、シートクッション１６ａに着座した操作者は、操作ノブ１５のタッチセンサ２１ｄ側を操作すれば、シートクッション１６ａが前方向に位置調整されることが体感によって分かる。
【００３８】
このようにして、操作者は、操作ノブ１５のいずれの操作面を操作すれば、シートクッション１６ａが所望の方向に位置調整できることが体感によって判別できることになる。この体感によって、希望する操作ノブ１５の操作面が判別されると、操作者はその操作面側を押圧操作すれば、その操作面のタッチセンサに対応付けられたスイッチＳＷａ〜ＳＷｄのいずれかがオン操作される。この結果、制御部１３は、オン操作されて入力されたいずれかの操作信号に基づいて前後ポジション調整機構１００又は座面調整機構２００を駆動制御する。
【００３９】
従って、第１実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
（１）第１実施形態では、操作制御装置１１は、車両用シート１６（座席）のシートクッション１６ａ（所定部位）を前後方向、上下方向（所定の調整方向）に作動する第１モータＭ１（作動手段）及び第２モータＭ２（作動手段）を備える。又、操作制御装置１１は、第１モータＭ１，第２モータＭ２の作動を制御するスイッチＳＷａ〜ＳＷｄ（第１スイッチ手段）と、スイッチＳＷａ〜ＳＷｄと対応して設けられた報知用のタッチセンサ２１ａ〜２１ｄ（第２スイッチ手段）とを操作ノブ１５（操作手段）に備える。そして、操作制御装置１１は、タッチセンサ２１ａ〜２１ｄのオン操作に基づいて、タッチセンサ２１ａ〜２１ｄと対応付けされたスイッチＳＷａ〜ＳＷｄの操作対象であるシートクッション１６ａを、機械的動作させて報知する第１モータＭ１（報知手段）及び第２モータＭ２（報知手段）とを備えるようにした。この結果、シートクッション１６ａに着座した操作者は、操作者が触れた操作手段である操作ノブ１５が車両用シート１６のどの部位を調整するのかを、直接体感して知ることができる。
【００４０】
（２）上記実施形態では、操作制御装置１１は、第１モータＭ１（報知手段）及び第２モータＭ２（報知手段）を制御する制御部１３（制御手段）を備えるようにした。制御部１３はタッチセンサ２１ａ〜２１ｄのオン操作に基づき第１モータＭ１及び第２モータＭ２を制御して、タッチセンサ２１ａ〜２１ｄと対応付けされたスイッチＳＷａ〜ＳＷｄの操作対象であるシートクッション１６ａをスイッチＳＷａ〜ＳＷｄがオン作動したときの作動方向へ所定量作動させるようにした。この結果、シートクッション１６ａに着座した操作者は、操作者が触れた操作手段である操作ノブ１５が車両用シート１６のどの部位を調整するのかを、シートクッション１６ａが作動方向に動くことにより、直接体感することができる。
【００４１】
（３）上記実施形態では、さらに、上記（２）において、制御部１３（制御手段）は、第１モータＭ１（報知手段）及び第２モータＭ２（報知手段）を、制御して、前記第２スイッチ手段と対応付けされた第１スイッチ手段の操作対象である所定部位を、所定量作動させた後、復帰作動させるようにした。
【００４２】
この結果、タッチセンサに触れる前の元の位置でよい場合には、その後、さらに、操作する必要がなくなる。
（第２実施形態）
本発明の第２実施形態を図４〜図６に基づいて説明する。
【００４３】
尚、第２実施形態を含む以下の各実施形態においては、既に説明した実施形態の構成と同一構成又は相当する構成については、同一番号を付しその重複説明を省略する。
【００４４】
さて、この第２実施形態の操作制御装置１１は、図４に示すように、検出部１２を新たに２つ備えるとともに、各検出部１２に機械スイッチとしての押しボタンスイッチ（以下、単にスイッチＳＷｅ，ＳＷｆという）を備えた点で第１実施形態の操作制御装置１１と相違している。又、第２実施形態における車両用シート１６は、スイッチＳＷｅ，ＳＷｆの操作対象としてシートバック１６ｂを新たに設定し、同シートバック１６ｂに前傾動方向及び後傾動方向に調節し得るリクライニング機構３００を備えている。リクライニング機構３００は、第３モータＭ３を正逆転、及び、そのモータ駆動量を制御することにより、シートバック１６ｂの操作者の所望する着座姿勢、つまり、操作者の体形、好み等に応じた背もたれ位置が、任意に調整、設定可能となっている。
【００４５】
図５に示すように、シートクッション１６ａの側面には、第１実施形態の操作ノブ１５を第１操作ノブとしたとき、操作ノブ２５（第２操作ノブ）が新たに設けられている。操作ノブ２５は、操作ノブ１５と同様、操作者から視認困難に配置されているため、操作者はブラインド状態で操作ノブ２５に接触することとなる。操作ノブ２５は、操作手段に相当する。
【００４６】
又、操作ノブ２５は、図６に示すように、合成樹脂製のボックス状をなし、その大部分は、シートクッション１６ａ内部に埋められるようにして配置されている。そして、操作ノブ２５の表面部２５ａのみがシートクッション１６ａの側面からパネル状をなすように表出して設けられている。又、操作ノブ２５の内部は収容空間（図示しない）とされ、操作ノブ２５の表面部２５ａには、同収容空間と連通する２つの摺動孔２５ｂが形成されている。
【００４７】
そして、各摺動孔２５ｂには、前記スイッチＳＷｅ，ＳＷｆがその軸線方向へ摺動自在に設けられている。スイッチＳＷｅ，ＳＷｆは構成は公知の構成であるため、説明を省略する。そして、各スイッチＳＷｅ，ＳＷｆは、操作されていない状態では、表面部２５ａからその軸線方向に突出され、操作者から押圧（スイッチング）可能に形成されている。
【００４８】
図６に示すように、前側（ステアリング側）に配置されたスイッチＳＷｅの先端面（操作面）には、タッチパネル１８ｅを有するタッチセンサ２１ｅが設けられている。又、後側（後部座席側）に配置されたスイッチＳＷｆの先端面（操作面）には、タッチパネル１８ｆを有するタッチセンサ２１ｆが設けられている。従って、操作面のタッチセンサ２１ｅ，２１ｆに対応付けられたスイッチＳＷｅ，ＳＷｆのいずれかがオン操作されると、制御部１３は、オン操作されて入力されたいずれかの操作信号に基づいてリクライニング機構３００の第３モータＭ３を駆動制御する。従って、タッチセンサ２１ｅ，２１ｆは、それぞれスイッチＳＷｅ，ＳＷｆに対応付けられており、操作者がスイッチＳＷｅ，ＳＷｆを押圧（オン）するには、タッチパネル１８ｅ，１８ｆとの接触が必須となる。
【００４９】
なお、タッチセンサ２１ｅ，２１ｆは、それぞれ配線１９及びタッチセンサ回路２０を備えている。
本実施形態の制御手段としての制御部１３は、ＣＰＵ、ＲＯＭ、及びＲＡＭを備えたＥＣＵ（電子制御ユニット）として構成されており、第１モータＭ１〜第３モータＭ３を駆動制御する駆動装置等を含む。制御部１３のスイッチＳＷａ〜ＳＷｄからの各種操作信号に対する制御と、タッチセンサ２１ａ〜２１ｄからの検出信号に対する制御は、第１実施形態と同じであるため、説明を省略する。
【００５０】
制御部１３は、スイッチＳＷｅ及びスイッチＳＷｆからの前傾動方向操作信号又は後傾動方向操作信号が入力されている間、第３モータＭ３を正逆回転してリクライニング機構３００を駆動し、シートバック１６ｂの姿勢位置を調整する。
【００５１】
さらに、制御部１３は、タッチセンサ２１ｅから検出信号を入力すると、第３モータＭ３を所定量正回転させた後、同じく所定量分逆回転してリクライニング機構３００を駆動する。このときの所定量は、操作者がシートバック１６ｂが前傾動方向に作動したか否かが分かる量である。このリクライニング機構３００の駆動により、シートバック１６ｂの姿勢は前傾動した後、元の位置（前傾動する前の位置）に復帰作動する。この場合、所定部位であるシートバック１６ｂの作動方向は、前傾動方向である。
【００５２】
さらに、制御部１３は、タッチセンサ２１ｆから検出信号を入力すると、第３モータＭ３を所定量逆回転させた後、同じく所定量分正回転してリクライニング機構３００を駆動する。このときの所定量は、操作者がシートバック１６ｂが後傾動方向に作動したか否かが分かる量である。このリクライニング機構３００の駆動により、シートバック１６ｂの姿勢は後傾動した後、元の位置（後傾動する前の位置）に復帰作動する。この場合、所定部位であるシートバック１６ｂの作動方向は、後傾動方向である。
【００５３】
なお、制御部１３はスイッチＳＷｅの操作信号と、タッチセンサ２１ｅの検出信号が同時に入力された際には、操作信号を優先して、第３モータＭ３を駆動制御する。又、制御部１３はスイッチＳＷｆの操作信号と、タッチセンサ２１ｆの検出信号が同時に入力された際には、操作信号を優先して、第３モータＭ３を駆動制御する。
【００５４】
（第２実施形態の作用）
次に、操作制御装置１１の作用について説明する。なお、シートクッション１６ａに関する操作は第１実施形態で説明したため、説明を省略する。
【００５５】
さて、車両用シート１６の操作者は、シートバック１６ｂの位置調節を行う場合、操作ノブ２５に手をのばし、検出部１２のタッチセンサ２１ｅ，２１ｆのいずれかに１つ接触する。すると、接触されたタッチセンサ２１ｅ，２１ｆから制御部１３に検出信号が入力される。制御部１３は、接触されたタッチセンサ２１ｅ，２１ｆの検出信号に応じて、リクライニング機構３００の第３モータＭ３を制御駆動する。
【００５６】
すなわち、タッチセンサ２１ｅが検出すると、制御部１３の制御にて第３モータＭ３が所定量正逆回転されることにより、リクライニング機構３００が駆動され、シートバック１６ｂの姿勢は前傾動した後、元の位置（前傾動する前の位置）に復帰作動する。この結果、シートバック１６ｂにもたれた操作者は、操作ノブ２５のタッチセンサ２１ｅ側を操作すれば、シートバック１６ｂの傾きが前側に位調整されることが体感によって分かる。
【００５７】
又、タッチセンサ２１ｆが検出すると、制御部１３の制御にて第３モータＭ３が所定量逆回転した後、正回転されることにより、リクライニング機構３００が駆動され、シートバック１６ｂの姿勢は後傾動した後、元の位置（後傾動する前の位置）に復帰作動する。この結果、シートバック１６ｂにもたれた操作者は、操作ノブ２５のタッチセンサ２１ｆ側を操作すれば、シートバック１６ｂの傾きが後側に位置調整されることが体感によって分かる。
【００５８】
従って、本実施形態によれば、第１実施形態における（１）〜（３）に記載の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
（１）第２実施形態では、操作制御装置１１は、車両用シート１６（座席）のシートバック１６ｂ（所定部位）を前傾動方向（所定の調整方向）、後傾動方向（所定の調整方向）に作動する第３モータＭ３（作動手段）を備える。又、操作制御装置１１は、第３モータＭ３の作動を制御するスイッチＳＷｅ，ＳＷｆ（第１スイッチ手段）と、スイッチＳＷｅ，ＳＷｆと対応して設けられた報知用のタッチセンサ２１ｅ，２１ｆ（第２スイッチ手段）と操作ノブ２５（操作手段）に備える。そして、操作制御装置１１は、タッチセンサ２１ｅ，２１ｆのオン操作に基づいて、タッチセンサ２１ｅ，２１ｆと対応付けされたスイッチＳＷｅ，ＳＷｆ操作対象であるシートバック１６ｂを、機械的動作させて報知する第３モータＭ３（報知手段）とを備えるようにした。
【００５９】
この結果、シートバック１６ｂにもたれた操作者は、操作者が触れた操作手段である操作ノブ２５が車両用シート１６のどの部位を調整するのかを、直接体感して知ることができる。
【００６０】
（２）第２実施形態では、操作制御装置１１は、第３モータＭ３（報知手段）を制御する制御部１３（制御手段）を備えるようにした。制御部１３はタッチセンサ２１ｅ，２１ｆのオン操作に基づき第３モータＭ３を制御して、タッチセンサ２１ｅ，２１ｆと対応付けされたスイッチＳＷｅ，ＳＷｆの操作対象であるシートバック１６ｂをスイッチＳＷｅ，ＳＷｆがオン作動したときの作動方向へ所定量作動させるようにした。この結果、シートバック１６ｂにもたれた操作者は、操作者が触れた操作手段である操作ノブ２５が車両用シート１６のどの部位を調整するのかを、シートバック１６ｂが作動方向に動くことにより、直接体感することができる。
【００６１】
（３）上記実施形態では、制御部１３（制御手段）は、第３モータＭ３を制御し、タッチセンサ２１ｅ，２１ｆ（第２スイッチ手段）と対応付けされたスイッチＳＷｅ，ＳＷｆ（第１スイッチ手段）の操作対象であるシートバック１６ｂ（所定部位）を、所定量作動させた後、復帰作動させるようにした。
【００６２】
この結果、タッチセンサに触れる前の元の位置でよい場合には、その後、さらに、操作する必要がなくなる。
（第３実施形態）
次に、本発明の第３実施形態を図７、図８に基づいて説明する。なお、第３実施形態は、第１実施形態の構成と同一構成又は相当する構成については、同一符号を付して、その説明を省略し、異なるところを中心に説明する。
【００６３】
第３実施形態では、シートクッション１６ａの側部に設けられた操作ノブの構成が第１実施形態と異なっている。操作手段としての操作ノブ３５は有蓋箱状に形成され、操作ノブ３５の先端面の中央部Ｏが揺動自在に支持されている。そして、図８に示すように中央部Ｏを挟んで先端面の下部、上部、後部及び前部は、それぞれ第１操作面８１，第２操作面８２，第３操作面８３、及び第４操作面８４とされている。従って、操作ノブ３５は、第１操作面８１〜第４操作面８４をそれぞれシートクッション１６ａ側に押圧すると、中央部Ｏを支持点として、それぞれ押圧された操作面が傾動する。
【００６４】
又、操作ノブ３５の各操作面は、２段の押圧操作が可能である。すなわち、操作ノブ３５の各操作面とシートクッション１６ａ側に設けられたスイッチ基板（図示しない）間には、２段操作スイッチが設けられている。なお、２段操作スイッチの構成は、例えば、公知技術２や、公知技術３に記載されているように公知であるため説明を省略する。
【００６５】
第１操作面８１を１段操作すると、図７に示すスイッチＳＷ１がオン操作され、２段操作すると、スイッチＳＷａがオン操作される。第２操作面８２を１段操作すると、図７に示すスイッチＳＷ２がオン操作され、２段操作すると、スイッチＳＷｂがオン操作される。第３操作面８３を１段操作すると、図７に示すスイッチＳＷ３がオン操作され、２段操作すると、スイッチＳＷｃがオン操作される。第４操作面８４を１段操作すると、図７に示すスイッチＳＷ４がオン操作され、２段操作すると、スイッチＳＷｄがオン操作される。
【００６６】
操作ノブ３５は、第１操作面８１〜第４操作面８４への押圧操作が解除された場合には、図示しないバネ機構により中立位置に復帰し、各スイッチは、オフ作動するようにされている。
【００６７】
第３実施形態では、検出部１２は、各操作面を１段押圧した際に検出を行うスイッチＳＷ１〜ＳＷ４が、相当する。
スイッチＳＷａ〜スイッチＳＷｄがオン操作された際には、制御部１３に第１実施形態と同様の操作信号が入力される。又、スイッチＳＷ１〜ＳＷ２がオン操作された際には、第１実施形態では、タッチセンサ２１ａ〜２１ｄが検出信号として制御部１３に入力したように、第３実施形態では、検出信号として制御部１３に入力される。従って、第３実施形態では、スイッチＳＷ１〜ＳＷ４が、タッチセンサ２１ａ〜２１ｄの代わりにそれぞれ設けられている。このように制御部１３では、スイッチＳＷ１〜ＳＷ４から検出信号が入力されると、第１実施形態でタッチセンサ２１ａ〜２１ｄが入力したときと同様の制御を第１モータＭ１及び第２モータＭ２に行うようにされている。
【００６８】
（第３実施形態の作用）
さて、車両用シート１６の操作者は、シートクッション１６ａの位置調節を行いたいと思った場合には、操作ノブ３５に手をのばし、第１操作面８１〜第４操作面８４のいずれかを１段押圧操作する。すると、１段押圧されたスイッチ（すなわち、スイッチＳＷ１〜ＳＷ４のいずれか）から制御部１３に検出信号が入力される。制御部１３は、スイッチＳＷ１〜ＳＷ４のいずれかの検出信号に応じて、座面調整機構２００の第２モータＭ２又は前後ポジション調整機構１００の第１モータＭ１を制御駆動する。
【００６９】
すなわち、スイッチＳＷ１がオン操作されると、制御部１３の制御にて第２モータＭ２が正逆回転されることにより、座面調整機構２００が駆動され、シートクッション１６ａの座面の高さが低くなった後、元の位置（低くなる前の位置）に復帰作動する。この結果、シートクッション１６ａに着座した操作者は、操作ノブ３５の第１操作面８１を押圧操作すれば、シートクッション１６ａの座面が低くなる方向に位置調整されることが体感によって分かる。
【００７０】
スイッチＳＷ２がオン操作されると、制御部１３の制御にて第２モータＭ２が逆回転されて正回転されることにより、座面調整機構２００が駆動され、シートクッション１６ａの座面の高さが高くなった後、元の位置（高くなる前の位置）に復帰作動する。この結果、シートクッション１６ａに着座した操作者は、操作ノブ３５の第２操作面８２を操作すれば、シートクッション１６ａが高くなる方向に位置調整されることが体感によって分かる。
【００７１】
又、タッチセンサ２１ｃがオン操作されると、制御部１３の制御にて第１モータＭ１が正逆回転されることにより、前後ポジション調整機構１００が駆動され、シートクッション１６ａの前後位置が後方に移動した後、元の位置（後方に移動する前の位置）に復帰作動する。この結果、シートクッション１６ａに着座した操作者は、操作ノブ３５の第３操作面８３を操作すれば、シートクッション１６ａが後方向に位置調整されることが体感によって分かる。
【００７２】
又、タッチセンサ２１ｄがオン操作されると、制御部１３の制御にて第１モータＭ１が逆回転した後、正回転されることにより、前後ポジション調整機構１００が駆動され、シートクッション１６ａの前後位置が前方に移動した後、元の位置（前方に移動する前の位置）に復帰作動する。この結果、シートクッション１６ａに着座した操作者は、操作ノブ３５の第４操作面８４を操作すれば、シートクッション１６ａが前方向に位置調整されることが体感によって分かる。
【００７３】
このようにして、操作者は、操作ノブ３５のいずれの操作面を操作すれば、シートクッション１６ａが所望の方向に位置調整できることが体感によって判別できることになる。この体感によって、希望する操作ノブ３５の操作面が判別されると、操作者はその操作面を２段押圧操作すれば、その操作面のスイッチＳＷ１〜ＳＷ４に対応付けられたスイッチＳＷａ〜ＳＷｄのいずれかがオン操作される。この結果、制御部１３は、オン操作されて入力されたいずれかの操作信号に基づいて前後ポジション調整機構１００又は座面調整機構２００を駆動制御する。
【００７４】
従って、第３実施形態では、操作ノブ３５の操作面を２段押圧操作可能に構成し、第１実施形態のタッチセンサ２１ａ〜２１ｄに代えて、１段押圧された際にオン作動するスイッチＳＷ１〜ＳＷ４を設けるようにした。このように構成して、いずれかの操作面が２段押圧操作された際に、スイッチＳＷａ〜ＳＷｄがオン作動するようにした。このように構成することにより、第１実施形態で説明した（１）〜（３）と同様の効果を、奏することができる。
【００７５】
なお、上記各実施形態は以下のような別例に変更して具体化してもよい。
○上記各実施形態では、複数のタッチセンサを、操作ノブ１５，２５にまとめて備えたが、一つずつ備えてもよい。
【００７６】
○上記各実施形態では、操作者によるタッチパネル１８の接触の維持又は押圧に具体化したが、それ以外の操作、例えば回転等による操作であってもよい。
○前記各実施形態での接触感知センサとして、静電容量式のものとしたが、感圧式タイプ等、他の形式のものであってもよい。
【００７７】
○報知手段としては、前記各実施形態では、第１モータＭ１、第２モータＭ２、第３モータＭ３とした。この代わりに、操作対象である所定部位（例えば、シートクッション１６ａ）において、移動する方向（前部及び後部）側に、バイブレーション装置を設置し、タッチセンサ２１ｃ，２１ｄが検出したり、スイッチＳＷ３，ＳＷ４が検出した際に、前記バイブレーション装置を振動させてもよい。こうすると、タッチセンサ２１ａ等にて検出された側が振動するため、操作者はどの操作面側を操作すれば良いかを体感して判別することができる。
【００７８】
○上記各実施形態では、操作手段としての操作ノブ１５，２５，３５をシートクッション１６ａの側部に設けたが、シートクッション１６ａに限定するものではない。例えば、ドアの車室側の内側面側や、操作者から視認しにくいところ等の操作者が操作できる範囲に設けてもよい。
【００７９】
○ 第２実施形態では、スイッチＳＷｅ，ＳＷｆを押しボタンスイッチにて構成したが、押しボタンスイッチの代わりに、スライドするとオン作動する構成の操作手段としての操作ノブ４５としてもよい（図９参照）。
【００８０】
例えば、図９に示すように操作ノブ４５を、操作ノブ１５の形状とほぼ同一の形状に形状に形成する。なお、第２実施形態の構成に相当する構成については、同一符号を付す。操作ノブ４５には、操作ノブ１５と異なり、対向する一組の２側面にステアリング側を向くタッチセンサ２１ｅ，及び後部座席側を向くタッチセンサ２１ｆを配置する。そして、操作ノブ４５には、タッチセンサ２１ｅ，２１ｆの配置される傾きと、シートバック１６ｂが通常設定される状態での傾きとが略同一となるように配置する。なお、操作ノブ４５に配置されたタッチセンサ２１ｅ，２１ｆを有する検出部１２は、他のタッチパネル１８ａ〜１８ｄとを有する検出部１２と同様の構成であって、タッチパネル１８ｅ，１８ｆを備える。
【００８１】
そして、シートクッション１６ａに対して操作ノブ４５は、タッチセンサ２１ｅ，２１ｆが向く方向と同じ２方向にスライド操作可能とされている。そして、２方向にそれぞれ移動すると、タッチセンサ２１ｅ，２１ｆと対応付けられたスイッチＳＷｅ，ＳＷｆがそれぞれオン作動する。
【００８２】
このように構成しても、第２実施形態と同様の作用効果を奏する。
【００８３】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、ディスプレイ装置を見ることなく、操作者が触れた操作手段の特定の部位が座席のどの部位を調整するのかを、直接操作者が体感して知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の操作制御装置の第１実施形態を示す電気ブロック図。
【図２】第１実施形態に用いたシートの概要を示す側面図。
【図３】（ａ）は、第１実施形態に用いた操作ノブの概要を示す斜視図。
（ｂ）は、タッチパネルを除いた操作ノブを説明する斜視図。
【図４】本発明の操作制御装置の第２実施形態を示す電気ブロック図。
【図５】第２実施形態に用いたシートの概要を示す側面図。
【図６】第２実施形態に用いた操作ノブの説明図。
【図７】本発明の操作制御装置の第３実施形態を示す電気ブロック図。
【図８】第３実施形態に用いたシートの概要を示す側面図。
【図９】他の実施形態のシートの概要を示す側面図。
【符号の説明】
Ｍ１…第１モータ（報知手段、作動手段）
Ｍ２…第２モータ（報知手段、作動手段）
Ｍ３…第３モータ（報知手段、作動手段）
ＳＷａ〜ＳＷｄ…スイッチ（第１スイッチ手段）
ＳＷｅ，ＳＷｆ…スイッチ（第１スイッチ手段）
２１ａ〜２１ｄ…タッチセンサ（第２スイッチ手段）
ＳＷ１〜ＳＷ４…スイッチ（第２スイッチ手段）
１３…制御部（制御手段）
１５…操作ノブ（操作手段）
１６…車両用シート（座席）
１６ａ…シートクッション（操作対象である所定部位）
２５…操作ノブ（操作手段）
３５…操作ノブ（操作手段）
４５…操作ノブ（操作手段）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an operation subject notification device for a vehicle seat.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, so-called electric power seats have been proposed for vehicle seats. As a device for operating this electric power seat, a device described in Patent Document 1 (hereinafter, referred to as known art 1) has been proposed. In this known technique 1, the front / rear position adjustment and the vertical position adjustment of the seat cushion can be performed, and the front / rear position adjustment button and the vertical position adjustment button of the seat cushion are arranged on the side surface of the seat cushion. When each adjustment button is provided with a touch sensor and a finger is touching each adjustment button on the head-up display, a layout image of the adjustment button is displayed by the detection of the touch sensor and touched. An adjustment button on the layout corresponding to the touch sensor displayed is highlighted.
[0003]
When the driver presses the adjustment button after confirming the adjustment button being touched by this highlighting on the head-up display, a mark indicating the direction in which the seat cushion is activated is highlighted by the adjustment button in the display. The operation state is indicated. As described above, according to the known technique 1, for example, any adjustment button touched with a finger adjusts without looking at each adjustment button of the electric power seat in a place where it is difficult to see as on the side of the seat cushion. You can see what you are doing by looking at the heads-up display. In addition, the following patent document 2 and patent document 3 are referred to as known technology 2 and known technology 3 in the specification.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-5-77679 (paragraph numbers “0041”-“0043”, FIG. 12)
[Patent Document 2]
Actual opening and closing No. 5-55427
[Patent Document 3]
JP-A-8-111134
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, for example, when the electric power seat is adjusted even during driving, the adjustment button to be operated can be confirmed only by looking at the head-up display. In this case, the driver sees the head-up display during driving and is unpreferable because the driver's line of sight deviates from the traveling path of the vehicle.
[0006]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and its purpose is to determine which part of the seat the specific part of the operating means touched by the operator adjusts without looking at the display device. An object of the present invention is to provide a vehicle seat operation target notification device that can be directly felt by the operator.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention according to claim 1 is provided in a seat, an operating means for operating a predetermined part of the seat in a predetermined adjustment direction, and an operating means, and the operation of the operating means is controlled. Based on the first switch means to be allowed, the second switch means for notification provided corresponding to the first switch means, and the ON operation of the second switch means. A gist of an operation target notifying device for a vehicle seat, comprising: a notifying means for notifying a predetermined portion which is an operation target of the first switch means associated with the two switch means by mechanically operating the predetermined portion. To do.
[0008]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the control unit is configured to control the notification unit, and the control unit controls the notification unit based on an ON operation of the second switch unit, so that the second unit is controlled. A predetermined portion which is an operation target of the first switch means associated with the switch means is operated by a predetermined amount in an operation direction when the first switch is turned on.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, in the second aspect, the control means controls the notifying means based on an ON operation of the second switch means, and the first switch means associated with the second switch means. After the predetermined part which is the operation target is operated for a predetermined amount, the return operation is performed.
[0010]
According to a fourth aspect of the present invention, in the first aspect, the control unit controls the notification unit to vibrate a predetermined portion that is an operation target of the first switch unit associated with the second switch unit. It is characterized by making it.
[0011]
According to a fifth aspect of the present invention, in any one of the first to fourth aspects, the second switch means is a contact detection sensor that senses that the operator has made contact.
[0012]
According to a sixth aspect of the present invention, in any one of the first to fifth aspects, the first switch means is a mechanical switch that is turned on based on a predetermined operation amount.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
1 to 5 show an embodiment in which the present invention is embodied in a power seat operation control device (hereinafter referred to as an operation control device) as an operation target notification device for a vehicle driver seat provided in a driver seat of an automobile. explain.
[0014]
As shown in FIG. 1, the operation control device 11 includes a plurality of (four in this embodiment) detection units 12 and a control unit 13.
Each detection unit 12 is provided on an operation knob 15 as an operation means provided on a side portion of a vehicle seat 16 (see FIG. 2) as a seat, and can transmit a detection signal to the control unit 13. Yes. The control unit 13 drives and controls an operation target to be described later based on the detection signal.
[0015]
As shown in FIG. 2, the vehicle seat 16 of the present embodiment includes a seat cushion 16a, a seat back 16b, and a headrest 16c, and only the seat cushion 16a is set as a predetermined portion (operation target).
[0016]
The seat cushion 16a includes a first motor M1 that drives the front / rear position adjustment mechanism 100 that adjusts and drives the front / rear position of the seat cushion 16a, and a second motor that drives the seat surface adjustment mechanism 200 that adjusts the height of the seat cushion seat surface. M2 is provided. These adjustment mechanisms control the forward / reverse rotation of the first motor M1 and the second motor M2 and the amount of motor drive, so that the seating posture desired by the operator of the seat cushion 16a, that is, the operator's body shape, preferences, etc. The corresponding seat position can be adjusted and set arbitrarily.
[0017]
That is, the first motor M1 corresponds to an operating means that operates the seat cushion 16a in the front-rear direction that is a predetermined adjustment direction. The second motor M2 corresponds to an operating means that operates the seat cushion 16a in the up-down direction, which is a predetermined adjustment direction.
[0018]
As shown in FIG. 2, the operation knob 15 is provided in a place where it is difficult for the operator to visually recognize (in this embodiment, the side portion of the seat cushion 16 a in the vehicle seat 16). Therefore, when the operator operates the detection unit 12 provided on the operation knob 15, the operator performs the blind operation.
[0019]
The operation knob 15 is supported so as to be movable forward and backward (front and rear of the vehicle) and up and down with respect to the side portion of the seat cushion 16a. When the operation is released, the operation knob 15 is positioned at a neutral position by a spring mechanism (not shown). Have been to. When the operation knob 15 is operated downward, the switch SWa as a mechanical switch is turned on, and when the operation knob 15 returns to the neutral position, the switch SWa is turned off. When the switch SWa is turned on, a downward operation signal is output to the control unit 13. When the operation knob 15 is operated upward, the switch SWb as a mechanical switch is turned on, and when the operation knob 15 returns to the neutral position, the switch SWb is turned off. When the switch SWb is turned on, an upward operation signal is output to the control unit 13.
[0020]
Further, when the operation knob 15 is operated backward, the switch SWc as a mechanical switch is turned on, and when the operation knob 15 returns to the neutral position, the switch SWc is turned off. When the switch SWc is turned on, a backward operation signal is output to the control unit 13. When the operation knob 15 is operated in the forward direction, the switch SWd as a mechanical switch is turned on. When the operation knob 15 returns to the neutral position, the switch SWd is turned off. When the switch SWd is turned on, a forward operation signal is output to the control unit 13.
[0021]
The switches SWa to SWd correspond to first switch means.
As shown in FIGS. 2 and 3 (a), the operation knob 15 is formed of an insulating synthetic resin in the shape of a covered square cylinder, and the opened bottom face is opposed to the seat cushion 16a. ing. Further, the interior space communicates with the interior of the seat cushion 16a. Then, four touch panels 18a to 18d having a plate shape are provided on the four surfaces which are the side surfaces of the operation knob 15 so as to be separated from each other by the operation knob 15 so as not to contact each other. That is, the operation knob 15 includes an upper panel 18a facing the ceiling (not shown) of the automobile, a lower panel 18b facing the floor (not shown) of the automobile, a front panel 18c facing the steering (not shown), and a rear seat ( The rear panel 18d faces the side (not shown). These surfaces are hereinafter referred to as operation surfaces of the operation knob 15.
[0022]
The touch panels 18a to 18d are constituted by known capacitively coupled touch panels, and the surface to be touched is subjected to conductive metal plating (in this embodiment, chrome plating).
[0023]
Further, as shown in FIG. 3B, the back surfaces of the touch panels 18a to 18d are connected to the wirings 19, and the wirings 19 are arranged from the internal space of the operation knob 15 to the seat cushion 16a. Each wiring 19 is once gathered by a connector 12a at a predetermined location so that the respective wirings 19 are not entangled with each other. In FIG. 3B, the touch panels 18a to 18d are omitted for the sake of explanation. As shown in FIG. 1, each wiring 19 is disposed up to, for example, a touch sensor circuit 20 that performs electrostatic capacitance detection separately provided inside the center console.
[0024]
In each operation surface of the operation knob 15, touch sensors 21a to 21d are configured by the touch panels 18a to 18d, the wiring 19, and the touch sensor circuit 20, respectively. The touch sensors 21a to 21d make use of phase delays that occur in two transmission paths (not shown) due to the capacitance applied to the touch sensor circuit 20 when the operator touches the touch panel 18. It detects whether the operator is touching. And each input port of the said control part 13 is each connected to the output terminal of each touch sensor circuit 20, and the control part 13 inputs the said detection signal. The touch sensors 21a to 21d correspond to contact detection sensors.
[0025]
The touch sensors 21a to 21d provided on the operation surfaces of the operation knob 15 are associated with the switches SWa to SWd, respectively. That is, when the operation knob 15 is to be operated downward, the touch sensor 21a is provided on the upper surface of the operation knob 15, and thus it is essential to touch the touch sensor 21a. When the operation knob 15 is to be operated in the upward direction, the touch sensor 21b is provided on the lower surface of the operation knob 15, so that it is essential to touch the touch sensor 21b. When the operation knob 15 is to be operated backward, the touch sensor 21c is provided on the front surface of the operation knob 15, so that it is essential to touch the touch sensor 21c. When the operation knob 15 is to be operated in the forward direction, since the touch sensor 21d is provided on the rear surface of the operation knob 15, it is essential to touch the touch sensor 21d.
[0026]
The control unit 13 as a control unit is configured as an ECU (electronic control unit) including a CPU, a ROM, and a RAM, and includes a drive device that drives and controls the first motor M1 and the second motor M2.
[0027]
While the downward operation signal or the upward operation signal is input from the switch SWa and the switch SWb, the control unit 13 rotates the second motor M2 forward or backward to drive the seat surface adjustment mechanism 200, and the seat cushion. Adjust the height of the seating surface 16a. The control unit 13 drives the front / rear position adjustment mechanism 100 by rotating the first motor M1 forward or backward while the backward operation signal or the forward operation signal is input from the switch SWc and the switch SWd. The front and rear positions of the seat cushion 16a are adjusted.
[0028]
Further, when a detection signal is input from the touch sensor 21a, the control unit 13 rotates the second motor M2 by a predetermined amount and then reversely rotates the same by a predetermined amount to drive the seat surface adjustment mechanism 200. The predetermined amount at this time is an amount for determining whether or not the operator has actuated so that the seat cushion seating surface is lowered. After the seat surface adjustment mechanism 200 is driven, the seat cushion 16a is returned to its original position (position before it is lowered) after the seat surface height of the seat cushion 16a is lowered. In this case, the operation direction of the seat cushion 16a which is a predetermined part is a downward direction.
[0029]
Further, when the detection signal is input from the touch sensor 21b, the control unit 13 rotates the second motor M2 by a predetermined amount in the reverse direction and then rotates the same by a predetermined amount to drive the seat surface adjustment mechanism 200. The predetermined amount at this time is an amount for determining whether or not the operator has actuated so as to raise the seat cushion seat surface. The seat surface adjustment mechanism 200 is driven to raise the seat surface of the seat cushion 16a and then return to the original position (position before the seat cushion 16a is increased). In this case, the operating direction of the seat cushion 16a, which is a predetermined part, is the upward direction.
[0030]
Further, when a detection signal is input from the touch sensor 21c, the control unit 13 rotates the first motor M1 by a predetermined amount and then reversely rotates the same by a predetermined amount to drive the front / rear position adjustment mechanism 100. The predetermined amount at this time is an amount for determining whether or not the operator has moved rearward of the seat cushion 16a. By driving the front / rear position adjusting mechanism 100, the seat cushion 16a moves backward, and then returns to the original position (position before moving backward). In this case, the operation direction of the seat cushion 16a which is a predetermined part is the backward direction.
[0031]
In addition, when the detection signal is input from the touch sensor 21d, the control unit 13 rotates the first motor M1 reversely by a predetermined amount and then rotates the same by a predetermined amount to drive the front / rear position adjusting mechanism 100. The predetermined amount at this time is an amount for determining whether or not the operator has moved forward of the seat cushion 16a. By driving the front / rear position adjusting mechanism 100, the seat cushion 16a moves forward and then returns to the original position (position before moving forward). In this case, the operation direction of the seat cushion 16a which is a predetermined part is the front direction.
[0032]
The controller 13 receives any one of the various operation signals from the switches SWa to SWd and any one of the detection signals from the touch sensors 21a to 21d at the same time. The first motor M1 or the second motor M2 is driven and controlled by giving priority to the signal.
[0033]
(Operation of the first embodiment)
Next, the operation of the operation control device 11 will be described.
Now, when the operator of the vehicle seat 16 wishes to adjust the position of the seat cushion 16a, the operator extends his hand to the operation knob 15 and selects one of the touch sensors 21a to 21d of the detection unit 12. Contact. Then, a detection signal is input to the control unit 13 from the touch sensors 21a to 21d that are touched. The control unit 13 controls and drives the second motor M2 of the seat surface adjustment mechanism 200 or the first motor M1 of the front / rear position adjustment mechanism 100 in accordance with detection signals of the touch sensors 21a to 21d that are touched.
[0034]
That is, when the touch sensor 21a detects, the second motor M2 is rotated forward and backward by the control of the control unit 13, thereby driving the seating surface adjusting mechanism 200 and lowering the seating surface height of the seat cushion 16a. After that, it returns to the original position (the position before being lowered). As a result, the operator seated on the seat cushion 16a can know by experience that the position of the seat cushion 16a is adjusted in the direction of lowering by operating the touch sensor 21a side of the operation knob 15.
[0035]
When the touch sensor 21b detects, the seat surface adjustment mechanism 200 is driven by the reverse rotation of the second motor M2 under the control of the control unit 13, and the height of the seat surface of the seat cushion 16a is increased. After becoming, it returns to the original position (the position before becoming high). As a result, the operator who is seated on the seat cushion 16a can know by experience that the position of the seat cushion 16a is adjusted in the direction in which the seat cushion 16a is raised by operating the touch sensor 21b side of the operation knob 15.
[0036]
When the touch sensor 21c detects, the first motor M1 is rotated forward and backward by the control of the control unit 13 to drive the front / rear position adjustment mechanism 100, and the front / rear position of the seat cushion 16a moves rearward. Returning to the original position (position before moving backward). As a result, the operator who is seated on the seat cushion 16a can know by experience that the position of the seat cushion 16a is adjusted in the rearward direction by operating the touch sensor 21c side of the operation knob 15.
[0037]
When the touch sensor 21d detects, the first motor M1 rotates in the reverse direction under the control of the control unit 13 and then rotates forward, whereby the front / rear position adjusting mechanism 100 is driven and the front / rear position of the seat cushion 16a is moved forward. After moving to, return to the original position (position before moving forward). As a result, the operator who is seated on the seat cushion 16a can know by experience that the position of the seat cushion 16a is adjusted in the forward direction by operating the touch sensor 21d side of the operation knob 15.
[0038]
In this way, the operator can determine from the experience that the seat cushion 16a can be adjusted in a desired direction by operating any operation surface of the operation knob 15. When the operator determines the desired operation surface of the operation knob 15 based on this experience, if the operator presses the operation surface side, one of the switches SWa to SWd associated with the touch sensor on the operation surface is selected. Turned on. As a result, the control unit 13 drives and controls the front / rear position adjustment mechanism 100 or the seating surface adjustment mechanism 200 based on any of the operation signals input by being turned on.
[0039]
Therefore, according to the first embodiment, the following effects can be obtained.
(1) In the first embodiment, the operation control device 11 operates the first motor M1 (operating in the front-rear direction and the vertical direction (predetermined adjustment direction)) on the seat cushion 16a (predetermined part) of the vehicle seat 16 (seat). Operation means) and a second motor M2 (operation means). The operation control device 11 includes switches SWa to SWd (first switch means) for controlling the operations of the first motor M1 and the second motor M2, and a touch sensor for notification provided corresponding to the switches SWa to SWd. 21a to 21d (second switch means) are provided on the operation knob 15 (operation means). Then, the operation control device 11 performs a mechanical operation to notify the seat cushion 16a that is the operation target of the switches SWa to SWd associated with the touch sensors 21a to 21d based on the ON operation of the touch sensors 21a to 21d. The first motor M1 (notification means) and the second motor M2 (notification means) are provided. As a result, the operator sitting on the seat cushion 16a can directly experience and know which part of the vehicle seat 16 is adjusted by the operation knob 15 which is the operation means touched by the operator.
[0040]
(2) In the above embodiment, the operation control device 11 includes the control unit 13 (control unit) that controls the first motor M1 (notification unit) and the second motor M2 (notification unit). The control unit 13 controls the first motor M1 and the second motor M2 based on the ON operation of the touch sensors 21a to 21d, and the seat cushion 16a that is the operation target of the switches SWa to SWd associated with the touch sensors 21a to 21d. Is operated in a predetermined amount in the operation direction when the switches SWa to SWd are turned on. As a result, the operator seated on the seat cushion 16a can determine which part of the vehicle seat 16 is adjusted by the operation knob 15, which is the operating means touched by the operator, by moving the seat cushion 16a in the operating direction. You can experience it directly.
[0041]
(3) In the above embodiment, in the above (2), the control unit 13 (control means) controls the first motor M1 (notification means) and the second motor M2 (notification means), so that the first A predetermined portion, which is an operation target of the first switch means associated with the two switch means, is actuated for a predetermined amount and then restored.
[0042]
As a result, when the original position before touching the touch sensor is sufficient, there is no need for further operation thereafter.
(Second Embodiment)
A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0043]
In each of the following embodiments including the second embodiment, the same or corresponding components as those of the embodiment described above are denoted by the same reference numerals and redundant description thereof is omitted.
[0044]
As shown in FIG. 4, the operation control device 11 of the second embodiment includes two new detection units 12, and each detection unit 12 has a push button switch (hereinafter simply referred to as a switch SWe) as a mechanical switch. , SWf) is different from the operation control device 11 of the first embodiment. In the vehicle seat 16 in the second embodiment, a seat back 16b is newly set as an operation target of the switches SWe and SWf, and a reclining mechanism 300 that can be adjusted in the forward tilt direction and the rear tilt direction is provided on the seat back 16b. I have. The reclining mechanism 300 rotates the third motor M3 forward and backward, and controls the amount of motor drive, so that the seating posture desired by the operator of the seat back 16b, that is, the backrest according to the body shape, preference, etc. of the operator. The position can be adjusted and set arbitrarily.
[0045]
As shown in FIG. 5, an operation knob 25 (second operation knob) is newly provided on the side surface of the seat cushion 16 a when the operation knob 15 of the first embodiment is a first operation knob. Since the operation knob 25 is arranged so that it is difficult for the operator to visually recognize the operation knob 25, the operator touches the operation knob 25 in a blind state. The operation knob 25 corresponds to operation means.
[0046]
Further, as shown in FIG. 6, the operation knob 25 has a synthetic resin box shape, and most of the operation knob 25 is disposed so as to be buried in the seat cushion 16a. Only the surface portion 25a of the operation knob 25 is provided so as to form a panel shape from the side surface of the seat cushion 16a. Further, the inside of the operation knob 25 is a housing space (not shown), and two sliding holes 25b communicating with the housing space are formed in the surface portion 25a of the operation knob 25.
[0047]
Each of the sliding holes 25b is provided with the switches SWe and SWf so as to be slidable in the axial direction. Since the switches SWe and SWf have a known configuration, description thereof is omitted. Each switch SWe, SWf protrudes from the surface portion 25a in the axial direction in a state where it is not operated, and can be pressed (switched) by the operator.
[0048]
As shown in FIG. 6, a touch sensor 21e having a touch panel 18e is provided on the front end surface (operation surface) of the switch SWe disposed on the front side (steering side). A touch sensor 21f having a touch panel 18f is provided on the front end surface (operation surface) of the switch SWf arranged on the rear side (rear seat side). Accordingly, when any one of the switches SWe and SWf associated with the touch sensors 21e and 21f on the operation surface is turned on, the control unit 13 performs reclining based on any operation signal input by being turned on. The third motor M3 of the mechanism 300 is driven and controlled. Accordingly, the touch sensors 21e and 21f are associated with the switches SWe and SWf, respectively, and in order for the operator to press (turn on) the switches SWe and SWf, contact with the touch panels 18e and 18f is essential.
[0049]
The touch sensors 21e and 21f include a wiring 19 and a touch sensor circuit 20, respectively.
The control unit 13 as a control unit of the present embodiment is configured as an ECU (electronic control unit) including a CPU, a ROM, and a RAM, and a driving device that drives and controls the first motor M1 to the third motor M3. including. Since the control for the various operation signals from the switches SWa to SWd and the control for the detection signals from the touch sensors 21a to 21d of the control unit 13 are the same as those in the first embodiment, the description thereof is omitted.
[0050]
While the forward tilt direction operation signal or the rear tilt direction operation signal is input from the switch SWe and the switch SWf, the control unit 13 rotates the third motor M3 forward and backward to drive the reclining mechanism 300, and the seat back 16b. Adjust the posture position.
[0051]
Further, when the detection signal is input from the touch sensor 21e, the control unit 13 rotates the third motor M3 forward by a predetermined amount and then reversely rotates the same by the predetermined amount to drive the reclining mechanism 300. The predetermined amount at this time is an amount that allows the operator to know whether or not the seat back 16b has actuated in the forward tilt direction. By driving the reclining mechanism 300, the posture of the seat back 16b is tilted forward and then restored to the original position (position before tilting forward). In this case, the operating direction of the seat back 16b, which is a predetermined part, is the forward tilt direction.
[0052]
Further, when the detection signal is input from the touch sensor 21f, the control unit 13 rotates the third motor M3 in the reverse direction by a predetermined amount and then rotates the same by a predetermined amount to drive the reclining mechanism 300. The predetermined amount at this time is an amount that allows the operator to know whether or not the seat back 16b is actuated in the backward tilt direction. By driving the reclining mechanism 300, the posture of the seat back 16b is tilted rearward and then returned to the original position (position before tilting backward). In this case, the operating direction of the seat back 16b, which is a predetermined part, is the backward tilt direction.
[0053]
Note that when the operation signal of the switch SWe and the detection signal of the touch sensor 21e are input simultaneously, the control unit 13 drives and controls the third motor M3 with priority on the operation signal. Further, when the operation signal of the switch SWf and the detection signal of the touch sensor 21f are simultaneously input, the control unit 13 drives and controls the third motor M3 by giving priority to the operation signal.
[0054]
(Operation of Second Embodiment)
Next, the operation of the operation control device 11 will be described. In addition, since operation regarding the seat cushion 16a was demonstrated in 1st Embodiment, description is abbreviate | omitted.
[0055]
When the operator of the vehicle seat 16 adjusts the position of the seat back 16b, the operator extends his hand to the operation knob 25 and contacts one of the touch sensors 21e and 21f of the detection unit 12. Then, detection signals are input to the control unit 13 from the touch sensors 21e and 21f that are touched. The control unit 13 controls and drives the third motor M3 of the reclining mechanism 300 according to the detection signals of the touch sensors 21e and 21f that are touched.
[0056]
That is, when the touch sensor 21e detects, the reclining mechanism 300 is driven by the third motor M3 rotating forward and backward by a predetermined amount under the control of the control unit 13, and the posture of the seat back 16b is tilted forward, Return to the position (before tilting forward). As a result, when the operator leans against the seat back 16b operates the touch sensor 21e side of the operation knob 25, it can be understood from the experience that the inclination of the seat back 16b is adjusted to the front side.
[0057]
Also, when the touch sensor 21f detects, the third motor M3 rotates reversely by a predetermined amount under the control of the control unit 13 and then rotates forward, whereby the reclining mechanism 300 is driven and the posture of the seat back 16b tilts backward. After that, it returns to the original position (position before tilting backward). As a result, when the operator leans against the seat back 16b operates the touch sensor 21f side of the operation knob 25, it can be understood from the experience that the inclination of the seat back 16b is adjusted to the rear side.
[0058]
Therefore, according to this embodiment, in addition to the effects described in (1) to (3) in the first embodiment, the following effects can be obtained.
(1) In the second embodiment, the operation control device 11 causes the seat back 16b (predetermined part) of the vehicle seat 16 (seat) to tilt forward (predetermined adjustment direction) and backward tilt (predetermined adjustment direction). A third motor M3 (actuating means) is provided. The operation control device 11 also includes switches SWe and SWf (first switch means) for controlling the operation of the third motor M3, and notification touch sensors 21e and 21f (first switches) provided corresponding to the switches SWe and SWf. 2 switch means) and the operation knob 25 (operation means). Then, the operation control device 11 notifies the seat back 16b, which is the operation target of the switches SWe and SWf associated with the touch sensors 21e and 21f, by mechanically operating them based on the ON operation of the touch sensors 21e and 21f. A third motor M3 (notification means) is provided.
[0059]
As a result, the operator leaning on the seat back 16b can directly experience and know which part of the vehicle seat 16 is adjusted by the operation knob 25 which is the operation means touched by the operator.
[0060]
(2) In the second embodiment, the operation control device 11 includes the control unit 13 (control unit) that controls the third motor M3 (notification unit). The control unit 13 controls the third motor M3 based on the ON operation of the touch sensors 21e and 21f, and switches the seat back 16b, which is the operation target of the switches SWe and SWf associated with the touch sensors 21e and 21f, to the switches SWe and SWf. It was made to operate a predetermined amount in the direction of operation when was turned on. As a result, the operator leaning against the seat back 16b can determine which part of the vehicle seat 16 is adjusted by the operation knob 25, which is the operation means touched by the operator, by moving the seat back 16b in the operating direction. You can experience it directly.
[0061]
(3) In the above embodiment, the control unit 13 (control unit) controls the third motor M3, and switches SWe and SWf (first switch unit) associated with the touch sensors 21e and 21f (second switch unit). The seat back 16b (predetermined part), which is the operation target), is actuated for a predetermined amount and then restored.
[0062]
As a result, when the original position before touching the touch sensor is sufficient, there is no need for further operation thereafter.
(Third embodiment)
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In the third embodiment, the same or corresponding configurations as those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals, description thereof is omitted, and different points will be mainly described.
[0063]
In 3rd Embodiment, the structure of the operation knob provided in the side part of the seat cushion 16a differs from 1st Embodiment. The operation knob 35 as an operation means is formed in a covered box shape, and the central portion O of the front end surface of the operation knob 35 is supported in a swingable manner. As shown in FIG. 8, the lower, upper, rear, and front portions of the front end surface across the center portion O are the first operation surface 81, the second operation surface 82, the third operation surface 83, and the fourth operation, respectively. A surface 84 is provided. Therefore, when the operation knob 35 presses the first operation surface 81 to the fourth operation surface 84 to the seat cushion 16a side, the pressed operation surface tilts with the central portion O as a support point.
[0064]
Each operation surface of the operation knob 35 can be pressed in two steps. That is, a two-step operation switch is provided between each operation surface of the operation knob 35 and a switch board (not shown) provided on the seat cushion 16a side. The configuration of the two-stage operation switch is well-known as described in, for example, publicly known technology 2 and publicly known technology 3, and will not be described.
[0065]
When the first operation surface 81 is operated by one step, the switch SW1 shown in FIG. 7 is turned on. When the first operation surface 81 is operated by two steps, the switch SWa is turned on. When the second operation surface 82 is operated by one step, the switch SW2 shown in FIG. 7 is turned on. When the second operation surface 82 is operated by two steps, the switch SWb is turned on. When the third operation surface 83 is operated by one step, the switch SW3 shown in FIG. 7 is turned on, and when the second step is operated, the switch SWc is turned on. When the fourth operation surface 84 is operated in one step, the switch SW4 shown in FIG. 7 is turned on, and when the second operation surface 84 is operated in two steps, the switch SWd is turned on.
[0066]
When the pressing operation to the first operation surface 81 to the fourth operation surface 84 is released, the operation knob 35 is returned to the neutral position by a spring mechanism (not shown), and each switch is turned off. Yes.
[0067]
In the third embodiment, the detection unit 12 corresponds to switches SW1 to SW4 that perform detection when each operation surface is pressed by one step.
When the switches SWa to SWd are turned on, an operation signal similar to that in the first embodiment is input to the control unit 13. In addition, when the switches SW1 and SW2 are turned on, in the first embodiment, the touch sensors 21a to 21d are input to the control unit 13 as detection signals. In the third embodiment, the control unit is used as the detection signal. 13 is input. Accordingly, in the third embodiment, the switches SW1 to SW4 are provided instead of the touch sensors 21a to 21d, respectively. As described above, when the detection signals are input from the switches SW1 to SW4, the control unit 13 performs the same control on the first motor M1 and the second motor M2 as when the touch sensors 21a to 21d are input in the first embodiment. Have been to do.
[0068]
(Operation of the third embodiment)
When the operator of the vehicle seat 16 wishes to adjust the position of the seat cushion 16a, the operator extends the hand to the operation knob 35 and moves any one of the first operation surface 81 to the fourth operation surface 84. One-step pressing operation is performed. Then, a detection signal is input to the control unit 13 from the switch pressed by one step (that is, any one of the switches SW1 to SW4). The control unit 13 controls and drives the second motor M2 of the seating surface adjustment mechanism 200 or the first motor M1 of the front / rear position adjustment mechanism 100 according to the detection signal of any of the switches SW1 to SW4.
[0069]
That is, when the switch SW1 is turned on, the seating surface adjusting mechanism 200 is driven by the second motor M2 rotating forward and backward under the control of the control unit 13, and the height of the seating surface of the seat cushion 16a is increased. After lowering, the original position (position before lowering) is restored. As a result, the operator seated on the seat cushion 16a can know by experience that the position of the seat cushion 16a is adjusted in the direction of lowering if the first operation surface 81 of the operation knob 35 is pressed.
[0070]
When the switch SW2 is turned on, the seat motor adjustment mechanism 200 is driven by the reverse rotation of the second motor M2 under the control of the control unit 13, thereby driving the seat surface height of the seat cushion 16a. After the height increases, it returns to the original position (position before the height). As a result, the operator seated on the seat cushion 16a can know by experience that the position is adjusted in the direction in which the seat cushion 16a is raised by operating the second operation surface 82 of the operation knob 35.
[0071]
When the touch sensor 21c is turned on, the front / rear position adjusting mechanism 100 is driven by the first motor M1 rotating forward / reversely under the control of the control unit 13, and the front / rear position of the seat cushion 16a is moved backward. After moving, it returns to the original position (position before moving backward). As a result, when the operator sitting on the seat cushion 16a operates the third operation surface 83 of the operation knob 35, it can be understood from the experience that the position of the seat cushion 16a is adjusted in the rearward direction.
[0072]
When the touch sensor 21d is turned on, the first motor M1 rotates in the reverse direction under the control of the control unit 13 and then rotates forward, thereby driving the front / rear position adjusting mechanism 100 and moving the front / rear position of the seat cushion 16a. After the position has moved forward, it returns to the original position (position before moving forward). As a result, when the operator sitting on the seat cushion 16a operates the fourth operation surface 84 of the operation knob 35, the operator can know from the experience that the position of the seat cushion 16a is adjusted in the forward direction.
[0073]
In this way, the operator can determine from the experience that the seat cushion 16a can be adjusted in a desired direction by operating any operation surface of the operation knob 35. When the operator determines the desired operation surface of the operation knob 35 by this experience, if the operator presses the operation surface twice, the switches SWa to SWd associated with the switches SW1 to SW4 on the operation surface are operated. One of them is turned on. As a result, the control unit 13 drives and controls the front / rear position adjustment mechanism 100 or the seating surface adjustment mechanism 200 based on any of the operation signals input by being turned on.
[0074]
Therefore, in the third embodiment, the operation surface of the operation knob 35 is configured to be capable of two-step pressing operation, and the switch SW1 that is turned on when pressed one step is used instead of the touch sensors 21a to 21d of the first embodiment. ˜SW4 is provided. With this configuration, the switches SWa to SWd are turned on when any one of the operation surfaces is pressed. By comprising in this way, the effect similar to (1)-(3) demonstrated in 1st Embodiment can be show | played.
[0075]
Each of the above embodiments may be embodied by changing to another example as follows.
In each of the above embodiments, a plurality of touch sensors are provided together on the operation knobs 15 and 25, but may be provided one by one.
[0076]
In each of the embodiments described above, the operation of the touch panel 18 is maintained or pressed by the operator. However, other operations such as rotation may be used.
As the contact detection sensor in each of the above embodiments, a capacitive sensor is used, but another type such as a pressure-sensitive sensor may be used.
[0077]
In the above embodiments, the notification means is the first motor M1, the second motor M2, and the third motor M3. Instead, a vibration device is installed in the moving direction (front part and rear part) side in a predetermined part (for example, the seat cushion 16a) to be operated, and the touch sensors 21c and 21d detect the switch SW3, When the SW4 detects, the vibration device may be vibrated. In this way, the side detected by the touch sensor 21a or the like vibrates, so that the operator can experience and determine which operation side should be operated.
[0078]
In the above embodiments, the operation knobs 15, 25, and 35 as the operation means are provided on the side portion of the seat cushion 16a. However, the present invention is not limited to the seat cushion 16a. For example, you may provide in the range which can be operated by the operator, such as the inner surface side of the door in the passenger compartment, or a place where it is difficult for the operator to visually recognize the door.
[0079]
In the second embodiment, the switches SWe and SWf are configured by push button switches. However, instead of the push button switches, an operation knob 45 may be used as an operation unit configured to be turned on when sliding (see FIG. 9). .
[0080]
For example, as shown in FIG. 9, the operation knob 45 is formed in a shape substantially the same as the shape of the operation knob 15. In addition, the same code | symbol is attached | subjected about the structure corresponded to the structure of 2nd Embodiment. Unlike the operation knob 15, the operation knob 45 is provided with a touch sensor 21 e facing the steering side and a touch sensor 21 f facing the rear seat side on a pair of opposing two side surfaces. The operation knob 45 is arranged such that the inclination of the touch sensors 21e and 21f and the inclination when the seat back 16b is normally set are substantially the same. In addition, the detection part 12 which has the touch sensors 21e and 21f arrange | positioned at the operation knob 45 is the structure similar to the detection part 12 which has the other touch panels 18a-18d, Comprising: Touch panel 18e and 18f are provided.
[0081]
The operation knob 45 can be slid in the same two directions as the touch sensors 21e and 21f face the seat cushion 16a. Then, when moving in two directions, the switches SWe and SWf associated with the touch sensors 21e and 21f are turned on.
[0082]
Even if comprised in this way, there exists an effect similar to 2nd Embodiment.
[0083]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, the operator can directly experience which part of the seat the specific part of the operating means touched by the operator adjusts without looking at the display device. be able to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an electric block diagram showing a first embodiment of an operation control device of the present invention.
FIG. 2 is a side view showing an outline of a sheet used in the first embodiment.
FIG. 3A is a perspective view showing an outline of an operation knob used in the first embodiment.
(B) is a perspective view explaining the operation knob except a touch panel.
FIG. 4 is an electric block diagram showing a second embodiment of the operation control device of the present invention.
FIG. 5 is a side view showing an outline of a sheet used in the second embodiment.
FIG. 6 is an explanatory diagram of an operation knob used in the second embodiment.
FIG. 7 is an electric block diagram showing a third embodiment of the operation control device of the present invention.
FIG. 8 is a side view showing an outline of a sheet used in the third embodiment.
FIG. 9 is a side view illustrating an outline of a seat according to another embodiment.
[Explanation of symbols]
M1 ... 1st motor (notification means, operation means)
M2 ... second motor (notification means, operation means)
M3 ... Third motor (notification means, operation means)
SWa to SWd... Switch (first switch means)
SWe, SWf... Switch (first switch means)
21a to 21d ... Touch sensor (second switch means)
SW1 to SW4 ... switch (second switch means)
13. Control unit (control means)
15 ... Operation knob (operation means)
16 ... Vehicle seat (seat)
16a ... Seat cushion (predetermined part to be operated)
25. Operation knob (operation means)
35 ... Operation knob (operation means)
45 ... Operation knob (operation means)

Claims

A seat,
An operating means for operating a predetermined part of the seat in a predetermined adjustment direction;
A first switch means provided on the operating means and permitting the operation of the operating means;
A second switch means for notification provided in the operating means and corresponding to the first switch means;
And a notifying means for notifying a predetermined portion, which is an operation target of the first switch means associated with the second switch means, mechanically based on an ON operation of the second switch means. A vehicle seat operation target notification device as a feature.

Control means for controlling the notification means,
The control means controls the notifying means based on an ON operation of the second switch means, so that a predetermined part which is an operation target of the first switch means associated with the second switch means 2. The vehicle seat operation target notification device according to claim 1, wherein the operation target notification device is operated by a predetermined amount in an operation direction when one switch is turned on.

The control means controls the notifying means based on an ON operation of the second switch means, and operates a predetermined portion which is an operation target of the first switch means associated with the second switch means by a predetermined amount. The operation object notification device for a vehicle seat according to claim 2, wherein the return operation is performed after the operation is performed.

The said control means controls the said alerting | reporting means, and vibrates the predetermined | prescribed site | part which is the operation object of the 1st switch means matched with the said 2nd switch means. An operation target notification device for a vehicle seat.

The vehicle seat operation target notification device according to any one of claims 1 to 4, wherein the second switch means is a contact detection sensor that detects that an operator has made contact. .

The vehicle seat operation target notification device according to any one of claims 1 to 5, wherein the first switch means is a mechanical switch that is turned on based on a predetermined operation amount. .