JP4217421B2 - 生体組織補填体の製造用容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体組織欠損部を再生する際に使用される生体組織補填体の製造用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、骨腫瘍摘出や外傷等により生じた骨欠損部に骨補填材を補填することにより、骨を再生させて骨欠損部を修復することが可能になってきている。骨補填材としては、ハイドロキシアパタイト(HAP)やリン酸三カルシウム(TCP)が知られているが、体内に異物を残さないとする考え方から、例えば、β−リン酸三カルシウム(以下β−TCP)のようなリン酸カルシウム多孔体からなる足場材が使用される。β−TCPを骨欠損部の骨細胞に接触させておくと、破骨細胞がβ−TCPを食べ、骨芽細胞が新しい骨を形成する、いわゆるリモデリングが行われる。すなわち、骨欠損部に補填された骨補填材は、経時的に自家骨に置換されていくことになる。
【0003】
ところで、術後の骨欠損部の修復速度を高めるために、骨補填材をそのまま用いるのではなく、患者から採取した骨髄液に骨補填材を浸して骨欠損部に補填することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この場合、患者から細胞を抽出し、骨補填材をこの細胞に浸した後に、骨欠損部に補填することになる。しかしながら、単に骨補填材を細胞に浸すだけでは、手術中という限られた時間の中で骨補填材の内部まで十分に細胞を浸透させることができないという問題があった。
【0005】
したがって、本発明は、限られた時間の中でも内部まで十分に細胞を浸透させることができる生体組織補填体の製造方法および製造用容器の提供を目的とする。
【0016】
本発明の生体組織補填体の製造用容器は、多孔質の生体組織補填材と細胞とが導入されるとともに底部を外側にした遠心力が付与されることにより前記生体組織補填材に前記細胞を浸透させて生体組織補填体を製造する生体組織補填体の製造用容器であって、前記底部側が着脱可能とされていることを特徴としている。
【0017】
これにより、生体組織補填材と細胞とが導入されて遠心力が付与されると、遠心力で生体組織補填材の内部に細胞が強制的に浸透させられる。しかも、底部が着脱可能となっているため、生体組織補填体を容易に取り出すことができる。
【0019】
これにより、生体組織補填材と細胞とが導入されて遠心力が付与されると、遠心力で生体組織補填材の内部に細胞が強制的に浸透させられる。しかも、底部が生体組織補填材に対し相補形状をなしているため、細胞が遠心力で生体組織補填材を通過してしまうことを防止できる。
【0024】
これにより、採取シリンジで細胞を抽出した後、ピストンを外してシリンジ本体に、内側に生体組織補填材を保持した状態の蓋体を取り付け、蓋体を底部側にして遠心力を付与すると、遠心力で生体組織補填材の内部に細胞が強制的に浸透させられる。しかも、採取シリンジのシリンジ本体を共用するため、使用する機器の数を減らすことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施形態を図1を参照して以下に説明する。
ここで、第1実施形態において製造される生体組織補填体としての骨補填体10のベースとなる生体組織補填材としての骨補填材11として、例えば、特開平5−237178号公報に開示されている方法により製造されたβ−TCP(β−リン酸三カルシウム)からなるブロック状の多孔体が使用される。
【0028】
第1実施形態の製造用容器12は、略有底円筒状をなしており、略円筒状の本体部14と、この本体部14の一端開口側に着脱可能に取り付けられる、製造用容器12の底部15Aを含む底部側部材15とを有している。ここで、本体部14と底部側部材15とはネジ結合により互いに着脱可能とされている。
【0029】
底部側部材15は、本体部14に対し反対側に凸状をなす半球面15aを内側に有しており、本体部14の底部15A側には他の部分より大径の段部16が形成されている。一方、骨補填材11は底部側部材15の内側の半球面15aに対し相補形状をなす半球面11aを有している。
【0030】
そして、底部側部材15内に骨補填材11を収容した状態で底部側部材15を本体部14に接合させる。すると、骨補填材11はその半球面11aを底部側部材15の半球面15aに接合させるとともに段部16で製造用容器12に対する動きが規制された状態となる。このような骨補填材11を内側の室内に収容した状態の製造用容器12を手術開始にあたり用意しておく。このとき、製造用容器12における骨補填材11の設置部である底部側部材15の内面の軸直交方向の断面形状は、骨補填材11の軸直交方向の断面形状と同じであり、底部側部材15の内面の内径は骨補填材11の外径より大きくされている。
【0031】
そして、手術中に、患者の例えば腸骨から骨髄液17を抽出し、この骨髄液17を製造用容器12の内側の室に注入する。そして、この製造用容器12を、図2に示すように、回転軸から等距離ずれた位置に複数それぞれ斜めに設置させる回転部100とこの回転部100を回転させるモータ101とを有する遠心分離器(遠心力付与手段)102の回転部100に設置する。この遠心分離器102の回転部100を回転させると、製造用容器12は、その外側に設けられた旋回中心を中心として、底部15Aが外側となって公転するように遠心力が付与される。すると、骨髄液17の中から組織液よりも比重が重い主に造血系幹細胞と間葉系幹細胞と血球とからなる所望の細胞(以下単に所望の細胞と称す)が、遠心力で底部15A側に移動し底部15Aに設けられた多孔質の骨補填材11の内部に強制的に浸透させられる。
【0032】
そして、製造用容器12の底部15Aに対し反対側の開口から、分離された組織液を排出させた後、底部側部材15を本体部14から外すことにより、骨補填体10が取り出される。
【0033】
以上のようにして、骨髄液17の所望の細胞を骨補填材11に付与してなる骨補填体10が得られ、この骨補填体10が図示略の骨欠損部に補填される。
【0034】
以上に述べた第1実施形態によれば、遠心力で骨補填材11の内部に所望の細胞が強制的に浸透させられるため、限られた時間の中でも骨補填材11の内部まで十分に所望の細胞が付与された骨補填体10を得ることができることになり、その結果、術後の骨欠損部の修復速度を高めることができる。しかも、製造用容器12の段部16が製造用容器12に対する骨補填材11の動きを規制するため、遠心力を付与することによって骨補填材11の内部に所望の細胞を確実に浸透させることができる。加えて、製造用容器12の底部側部材15が本体部14に対し着脱可能となっているため、骨補填材11を製造用容器12に対し容易に着脱することができ、その結果、装填作業や取出作業の作業性を向上させることができる。
【0035】
ここで、遠心分離器による遠心分離の速度や骨補填材11の気孔の大きさを調整することで、より一層まんべんなく所望の細胞を骨補填材11に浸透させることができる。
【0036】
なお、図3に示すように、骨補填材11および底部15Aに相補形状のテーパ面11b,15bを形成すれば、これらテーパ面11b,15bで遠心力付与時における骨補填材11の底部15Aに対する移動を規制できるため、製造用容器12から段部16をなくすことが可能となる。
【0037】
また、骨補填材11として、ブロック状ではなく顆粒状をなすものを用いることも可能である。このように顆粒状にすれば、表面積を大きくできるため、所望の細胞を効率よく浸透させることができるとともに、それぞれの表面における所望の細胞内の幹細胞同士の接触を多くできる。このとき、特に、製造用容器12において、顆粒状の骨補填材を所望の細胞(細胞)と実質的に等密度になるように配合するのが好ましい。このようにすれば、遠心力によって骨補填材と所望の細胞とを均等に混ぜ合わせることができ、所望の細胞をさらに効率よく骨補填材に浸透させることができる。さらに、所望の細胞と顆粒状の骨補填材11とを混合した後、濃縮血小板と混ぜることにより、クロット(凝固塊)を製造するようにしても良い。
【0039】
さらに、図4に示すように、有底円筒状の製造用容器12を用いても良く、この製造用容器12の内側の室に骨補填材11と骨髄液17とを入れ図示せぬ蓋をし、図5に示すように、回転部105とこの回転部105を回転させるモータ106とを有する遠心分離器(遠心力付与手段)107の回転部105に設置する。この遠心分離器107の回転部105を回転させると、製造用容器12は、その中心軸線を中心に自転させられる。これにより、骨髄液17の中から組織液よりも比重が重い所望の細胞を、遠心力で製造用容器12の内壁12a側に移動させ同じく遠心力で製造用容器12の内壁12a側に移動している多孔質の骨補填材11の内部に強制的に浸透させることができる。なお、図4に示すように、遠心前に予め複数の骨補填材11を内壁12aに沿って並べておいても良い。
【0040】
次に、本発明の第2実施形態を主に図6および図7を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
【0041】
第2実施形態の製造用容器は、図6に示す注射針23を有する筒状のシリンジ本体24と、このシリンジ本体24内に挿入されるピストン25とを有する採取シリンジ26のシリンジ本体24を利用するもので、図7に示すように、このシリンジ本体24と、シリンジ本体24の注射針23に対し反対側すなわち開口側に着脱可能に接合される蓋体27とを有している。なお、シリンジ本体24と蓋体27とはネジ結合により互いに着脱可能に接合されている。また、シリンジ本体24は、ネジ結合により着脱可能に接合された主部24Aと注射針23が取り付けられる先端部24Bとからなっている。
【0042】
蓋体27には、第1実施形態と同様のβ−TCPの多孔体からなる円柱状の骨補填材11を保持可能であって所望の細胞を通過させることが可能な例えばメッシュ状の保持部材28が内側に設けられている。なお、手術開始にあたって予め蓋体27には骨補填材11が保持部材28で保持されている。
【0043】
そして、手術中に、採取シリンジ26で患者から骨髄液17を抽出した後、注射針23を下側にしたまま採取シリンジ26からピストン25を外し、シリンジ本体24の注射針23に対し反対側に、保持部材28により内側に骨補填材11を保持した状態の蓋体27を取り付ける。次に、上下反転して、シリンジ本体24から注射針23あるいは必要により先端部24Bごと取り外して製造用容器12とし、この製造用容器12を蓋体27を底部側にして遠心分離器にセットして、その外側に設けられた旋回中心を中心として、底部が外側となって公転するように遠心力を付与する。すると、骨髄液17の中から組織液よりも比重が重い主に造血系幹細胞と間葉系幹細胞と血球とからなる所望の細胞が、遠心力で底部側に移動し底部に設けられた多孔質の骨補填材11の内部に強制的に浸透させられる結果、第1実施形態と同様の効果を奏する。しかも、採取シリンジ26のシリンジ本体24を製造用容器12に共用するため、使用する機器の数を減らすことができる。
【0044】
なお、第2実施形態においても、骨補填材11として、ブロック状ではなく顆粒状をなすものを用いることも可能である。このように顆粒状にすれば、表面積を大きくできるため、所望の細胞を効率よく骨補填材に浸透させることができるとともに、骨補填材表面における幹細胞同士の接触を多くできる。このとき、第1実施形態と同様に、製造用容器12において、顆粒状の骨補填材を所望の細胞と実質的に等密度になるように配合するのが好ましい。
【0045】
ここで、第1,第2実施形態では、手術中に患者から抽出した骨髄液17を直接製造用容器12に注入する場合を例にとり説明したが、いずれにおいても骨髄液17にかえて、予め骨髄液を遠心分離等することで組織液等が除去された主に造血系幹細胞と間葉系幹細胞と血球とからなる細胞のみを注入したり、さらにフィルタリングや遠心分離等によって抽出した、術後の骨欠損部の修復速度を高めるのに最も重要な間葉系幹細胞のみを注入したりすることも可能である。また、骨髄液の他、末梢血、あるいはあらかじめ保存しておいた臍帯血等の体液でも良い。所望の細胞を得る手段は、免疫磁気細胞分離装置やフローサイトメトリーでも良い。その他、不要な細胞に抗体複合体を介して血液中の赤血球を結合させ、ロゼットを作り、ロゼットとなった不要な細胞を遠心分離を行い除去する。濃縮したい目的の細胞は沈殿せず、比重分離用メディウムの上部の層から所望の細胞を回収し、これをさらに容器12に注入して生体組織補填材とともに遠心力を付与しても良い。
【0046】
また、第1,第2実施形態において製造用容器12に、骨髄液や間葉系幹細胞等の所望の細胞のいずれを注入する場合であっても、サイトカインや濃縮血小板、BMP、FGF、IGF、TGF−β、VEGF、PDGF、HGF等の成長に寄与する物質を必要に応じて付与しても良く、このようにすれば、術後の骨欠損部の修復速度をさらに高めることができる。ここで、濃縮血小板は、骨補填材11に細胞を浸透させた後に付与される。
【0047】
次に、本発明の第3実施形態を主に図8を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
【0048】
第3実施形態においては、骨補填材11が、第1実施形態と同様のβ−TCPの多孔体からなるものの、筒状具体的には有底円筒状に形成された本体30と、この本体30の開口部30aに嵌合させられる蓋部31とで構成されている。
【0049】
そして、第1実施形態と同様に手術中に患者から抽出した骨髄液17を、本体30の内側に注入し、本体30の開口部30aを蓋体31で閉塞して、遠心分離器によって骨補填材11の中心軸線を中心に自転させて遠心力を付与する。すると、骨髄液17の中から組織液よりも比重が重い主に造血系幹細胞と間葉系幹細胞と血球とからなる所望の細胞が、遠心力で骨補填材11の本体30の内壁30b側に移動し内部に強制的に浸透させられることになり、第1実施形態と同様の効果を奏する。
【0050】
しかも、骨補填材11を容器状に形成して直接骨髄液17を注入するようになっているため、容器が不要となる。勿論、この骨補填材11を容器の中に入れても良い。
【0051】
なお、第3実施形態において、筒状の骨補填材11の本体30内に骨髄液17とともに図示せぬ顆粒状の骨補填材を導入し蓋体31を嵌合させて、遠心力を付与するようにしても良い。このようにすれば、顆粒状の骨補填材で筒状の骨補填材11の内側の空間を減らすことができる。
【0052】
また、第3実施形態では、手術中に患者から抽出した骨髄液17を容器状の骨補填材11に直接注入する場合を例にとり説明したが、骨髄液17にかえて、予め骨髄液を遠心分離等することで組織液を含む不要成分が除去された主に造血系幹細胞と間葉系幹細胞と血球とからなる所望の細胞のみを注入したり、さらにフィルタリングや遠心分離等によって抽出した、術後の骨欠損部の修復速度を高めるのに最も重要な間葉系幹細胞のみを注入したりすることも可能である。
【0053】
また、第3実施形態では、容器状の骨補填材11に、骨髄液、あるいは間葉系幹細胞等の所望の細胞等を注入する場合であっても、サイトカインや濃縮血小板等の成長に寄与する物質を必要に応じて付与しても良く、このようにすれば、術後の骨欠損部の修復速度をさらに高めることができる。ここで、濃縮血小板は、骨補填材11に遠心力で細胞を浸透させた後に付与される。
【0054】
加えて、第1〜第3実施形態において、骨補填材としては、多孔性の生体親和材料であれば、β−TCP以外にも、HAP(ハイドロキシアパタイト)や、PLA(ポリ乳酸)、PGA(ポリグリコール酸)、PLGA(ポリ乳酸ポリグリコール酸共重合体)等、他の種々の材料からなるものを用いることが可能である。
また、補填先である生体組織は、骨以外の軟骨、表皮、真皮、神経、角膜、筋等でも良い。
さらに、遠心分離の元となる対象あるいは所望の細胞としては、骨髄液以外に、骨髄液に含まれる細胞や、間葉系幹細胞でも良いし、分化した骨細胞、骨芽細胞、破骨細胞でも良い。間葉系幹細胞は、末梢血や臍帯血から採取した幹細胞でも良い。さらに、ES細胞でも良い。成長に寄与する物質は、BMP、FGF、TGF−β、IGF、PDGF、VEGF、HGFあるいはこれらを適宜複合させたものでも良い。
【0060】
本発明の生体組織補填体の製造用容器によれば、生体組織補填材と細胞とが導入されて遠心力が付与されると、遠心力で生体組織補填材の内部に細胞が強制的に浸透させられる。したがって、限られた時間の中でも生体組織補填材の内部まで十分に細胞が付与された生体組織補填体を得ることができることになり、その結果、術後の生体組織欠損部の修復速度を高めることができる。しかも、底部が着脱可能となっているため、生体組織補填体を容易に取り出すことができる。したがって、取出作業の作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の生体組織補填体の製造用容器を示す正断面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態の生体組織補填体の製造用容器および遠心分離器を示す正断面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態の生体組織補填体の製造用容器の変形例1を示す正断面図である。
【図4】 本発明の第1実施形態の生体組織補填体の製造用容器の変形例2を示す平断面図である。
【図5】 本発明の第1実施形態の生体組織補填体の製造用容器の変形例2および遠心分離器を示す側断面図である。
【図6】 本発明の第2実施形態の生体組織補填体の製造用容器と一部供用される採取シリンジを示す正断面図である。
【図7】 本発明の第2実施形態の生体組織補填体の製造用容器を示す断面図である。
【図8】 本発明の第3実施形態の生体組織補填体の製造用容器を示す斜視面図である。
【符号の説明】
10 骨補填体(生体組織補填体) 11 骨補填材(生体組織補填材) 12 製造用容器 15A 底部 17 骨髄液 18 受部 24 シリンジ本体 25 ピストン 26 採取シリンジ 27 蓋体 28 保持部
Claims (1)
- 多孔質の生体組織補填材と細胞とが導入されるとともに底部を外側にした遠心力が付与されることにより前記生体組織補填材に前記細胞を浸透させて生体組織補填体を製造する生体組織補填体の製造用容器であって、
前記底部側が着脱可能とされていることを特徴とする生体組織補填体の製造用容器。
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