JP4214170B1 - 観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体およびそれの生産方法 - Google Patents

観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体およびそれの生産方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 内部のエア抜きが確実にされ、生理食塩水が充填された観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体であり、組み立てが短時間で完了し、緊急時にも容易に対応できるものを提供する。
【解決手段】 生理食塩水が充填された医療用チューブ体10と、医療用チューブ体10の一端には先端が封止され、患者に穿設される留置針200に接続可能な第1の接続構造体30と、他端には先端が封止され、生理食塩水バッグ300に接続可能な第2の接続構造体40とを備えている。医療用チューブ体10の中間付近にはトランスデューサー部20がある。なお生産時にはトランスデューサー部20横付近の液注入三方活栓13から生理食塩水をエア抜きしながら充填して行き、確実にエア抜きがされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、観血的モニタシステムにおいて生理食塩水を供給する回路(専用ライン)に関する。生理食塩水としてはヘパリンを添加したヘパリン添加生理食塩水であっても良い。
心機能や血圧の不安定な患者さんの心拍や血圧の変動をモニタリングするために観血的動脈圧モニタシステムが広く利用されている。例えば、心臓血管外科や循環器内科でのカテーテル検査における、集中治療室(ICU)での患者の血行動態モニタリング、状態監視などで広く用いられている。
観血的動脈圧モニタシステムは、患者の血管内に穿設された留置針を介して直接血管内の血圧変動をモニタリングすることにより動脈圧の諸データを得るものである。留置針に生理食塩水を供給して生理食塩水を媒介として圧力を感知するトランスデューサーによりモニタリングする。
この生理食塩水を生理食塩水バッグ(生理食塩水が充填されている500ccの柔らかいバッグ)から留置針まで導通させる回路は専用ラインと呼ばれ、あらかじめ滅菌された医療用チューブからなり、専用ラインの経路中には流れる血流から圧力を感知するトランスデューサーが設けられたトランスデューサー部とデータをモニタ本体装置に出力するためのケーブルが設けられている。
なお、専用ラインおよび生理食塩水バッグに入れる液体は同質の液体を入れる。例えば、生理食塩水としてヘパリンを添加したヘパリン添加生理食塩水を使用する場合、専用ラインおよび生理食塩水バッグの両方にヘパリン添加生理食塩水が使用される。
この観血的動脈圧モニタシステムは、手術室等の中において使用される直前に以下の手順により動的に組み上げられて使用される。
(手順1)生理食塩水バッグを、専用ラインに接続し、生理食塩水バッグと専用ラインを導通する。
(手順2)生理食塩水バッグから専用ラインに生理食塩水を流し込んで充填して行く。
(手順3)生理食塩水バッグ内に封入されていた緩衝用の空気を抜いた後、加圧バッグで生理食塩水バッグを加圧してゆき、その圧力が300mmHgとなるまで加圧する。
なお、生理食塩水バッグの圧力を300mmHgとすることにより患者の動脈圧よりも適度に高圧となるために専用ライン内に血流が逆流することなく、かつ、専用ラインに対して適度に生理食塩水を流入させることができる。
(手順4)専用ライン内の細かい気泡についてもエア抜きを徹底し、液体を少し滴下させる。
(手順5)患者の動脈に穿刺した留置針に接続し、モニタ本体装置にケーブルを接続する。
専用ライン内の動脈圧の変動をトランスデューサーにより電気的信号に変換し、ケーブルを介して本体装置内で信号処理して表示装置に心拍や血圧などのグラフや数値を表示する。
観血的動脈圧モニタリングを行うために生理食塩水バッグと専用ラインを用いて上記の手順を毎回動的に行う必要があった。
特開2006−346451号公報
従来の観血的動脈圧モニタシステムの生理食塩水バッグと専用ラインの組み立てについては以下の問題があった。
第1の問題は、組み立てに時間がかかることである。
従来の観血的動脈圧モニタシステムの生理食塩水バッグと専用ラインの組み立てでは、上記した5つの手順を行う必要があるため、熟練した看護士でも10分ほどの時間がかかるとされている。医療現場においてこの10分もの時間は貴重であり問題視されている。
上記5つの手順のうち、特に時間がかかる作業は、専用ラインと生理食塩水バッグの中のエアをきちんと抜いて専用ラインの中を生理食塩水で充填する作業である。専用ラインの中にエアが残留していると、そのエアがそのまま動脈の中に入るおそれがあるため徹底したエア抜きが必要とされる。動脈内にエアが混入してしまうと動脈塞栓症となり四肢抹消の虚血を引き起こすおそれがあるからである。しかし、この専用ラインから細かいエアを確実に抜くのは難しく、慎重に行うために時間が掛かるのである。
第2の問題は、緊急性への対応の難しさである。
観血的モニタシステムは、心筋梗塞患者や心不全患者など急性心臓疾患の緊急手術に使用されるケースがあり、さらには交通事故などの突発事故の緊急手術に使用されるケースがある。このような緊急性に対応する場合、1分1秒を争っており、この状況下10分近くもかかる観血的モニタシステムの組み立て作業を一人の看護士に担わせておくことは大きな負担となっている。
特に時間を要する専用ラインのエア抜き作業を不要とするようなプレフィルドされた専用ラインが求められているが、現在そのようなプレフィルドされた専用ラインは提供されていないのが現状である。しかも心臓血管外科手術の場合には、この観血的モニタシステムを全身動脈圧のモニタ用、肺動脈モニタ用など複数用意する必要があり、負担はさらに増大する。
上記問題点に鑑み、本発明は、観血的モニタシステムの組み立てが短時間で完了し、緊急時にも容易に対応できる観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体およびその生産方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載した本発明の観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体は、
留置針を介して患者の動脈に侵襲した専用ラインの内部に充填されている生理食塩水の状態をトランスデューサーにより検知して前記患者の動脈状態を測定する観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体であって、
前記生理食塩水が充填された医療用チューブ体と、
前記医療用チューブ体の前記一端に設けられ、その先端が封止された、前記留置針に接続可能な第1の接続構造体と、
前記医療用チューブ体の前記他端に設けられ、その先端が封止された、前記生理食塩水バッグに接続可能な第2の接続構造体と、
前記医療用チューブ体の中間付近に設けられたトランスデューサー部を備えたものである。
上記構成により、事前に生理食塩水をプレフィルドされたものを常備でき、留置針や生理食塩水バッグと簡単にその場で短時間に組み立てが完了し、緊急時にも容易に対応できる観血的モニタシステムを提供することができる。
次に、請求項2に記載した観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体は、請求項1の構成において、前記第1の接続構造体が押圧可能な液溜まり部を備え、前記第1の接続構造体の先端の封止を破り前記留置針に接続する際に前記液溜まり部を押圧して前記先端から前記生理食塩水を滴下させてエア抜きしつつ前記留置針に接続することを可能としたものである。
また、請求項3に記載した観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体は、請求項1または2の構成において、前記第2の接続構造体が押圧可能な液溜まり部を備え、前記第2の接続構造体の先端の封止を破り前記生理食塩水バッグに接続する際に前記液溜まり部を押圧して前記先端から前記生理食塩水を滴下させてエア抜きしつつ前記生理食塩水バッグに接続することを可能としたものである。
上記構成により、封止している第1の接続構造体および第2の接続構造体を開封した場合、開封口から少量の空気が混入してしまうことがあるが、液溜まりを設けて針の先端を上方に向けながら液溜まりを押圧して生理食塩水を滴下させて空気を外に押し出しつつ留置針、生理食塩水バッグに接続することができ、接続するその場で簡単にエア抜きすることができる。
次に、請求項4に記載した観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体は、請求項1の構成において、前記医療用チューブ体の前記トランスデューサー部近くに設けられている三方活栓から前記医療用チューブ体の前記第1の接続構造体の先端および前記第2の接続構造体の先端に向けて前記生理食塩水を注入して行き、前記医療用チューブ体内に前記生理食塩水を封入せしめたことを特徴とする。
上記構成によれば、生理食塩水封入体に生理食塩水を注入してゆく際にエアが残存しやすいトランスデューサー付近から注入してゆけばエア抜きがしやすくなり、エアが残存するおそれが低減する。
なお、上記の請求項1から4のいずれかの構成における生理食塩水は、他の添加物のない生理食塩水でも良く、他の添加物、例えばヘパリンを添加したヘパリン添加生理食塩水でも良い。
次に、請求項6に記載した本発明の観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体の第1の生産方法は、
留置針を介して患者の動脈に侵襲した専用ラインの内部に充填されている生理食塩水の状態をトランスデューサーにより検知して前記患者の動脈状態を測定する観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体を生産する方法であって、
前記留置針に接続可能な第1の接続構造体を一端に、生理食塩水バッグに接続可能な第2の接続構造体を他端に、トランスデューサー部を中間付近に、前記生理食塩水を注入してゆく液注入三方活栓を前記トランスデューサー部近くに備えた医療用チューブ体に対して、
前記液注入三方活栓付近を低く、前記第1の接続構造体および前記第2の接続構造体を高く保ち、下側に位置している前記液注入三方活栓から前記生理食塩水を所定圧にて注入して行き、前記トランスデューサー部と前記第1の接続構造体と前記第2の接続構造体のエア抜きを確実に行った後、前記液注入三方活栓先端と前記第1の接続構造体先端と前記第2の接続構造体先端を封止せしめる方法である。
上記生産方法によれば、生理食塩水封入体に生理食塩水を注入してゆく際にエアが残存しやすいトランスデューサー付近から注入してゆけばトランスデューサー内のエア抜きがしやすくなり、エアが残存するおそれが低減する。
例えば、トランスデューサー付近に専用ラインの内圧を所定圧に昇圧する機構が組み込まれている場合、当該昇圧機構を解除しながら所定圧にて生理食塩水を注入することが好ましい。
次に、請求項7に記載した本発明の観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体の第2の生産方法は、
留置針を介して患者の動脈に侵襲した専用ラインの内部に充填されている生理食塩水の状態をトランスデューサーにより検知して前記患者の動脈状態を測定する観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体を生産する方法であって、
前記留置針に接続可能な第1の接続構造体を一端に、生理食塩水バッグに接続可能な第2の接続構造体を他端に、トランスデューサー部を中間付近に備えた医療用チューブ体に対して、
前記第1の接続構造体または前記第2の接続構造体のいずれか一方を低く、前記トランスデューサー部を中ほどに、前記第1の接続構造体または前記第2の接続構造体の他方を高く保ち、下側に位置している方から前記生理食塩水を所定圧にて注入して行き、上側に位置している方から前記生理食塩水を回収し、前記第1の接続構造体と前記トランスデューサー部と前記第2の接続構造体のエア抜きを確実に行った後、前記第1の接続構造体先端と前記第2の接続構造体先端を封止せしめる方法である。
上記生産方法によれば、生理食塩水封入体に生理食塩水を注入してゆく際にエアが残存しやすいトランスデューサー付近より高くに位置する第2の接続構造体に向けて注入してゆけばトランスデューサーエア抜きがしやすくなり、エアが残存するおそれが低減する。
なお、上記第1の生産方法および第2の生産方法において、前記エア抜きに際して、前記トランスデューサー部、前記第1の接続構造体、前記第2の接続構造体に対してバイブレーションを与えて細かい気泡をたたき出すことが好ましい。
上記構成により、細かいエアを徹底的にたたき出すことができる。
本発明にかかる本発明の観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体によれば、事前に生理食塩水をプレフィルドされたものを常備でき、留置針や生理食塩水バッグと簡単にその場で短時間に組み立てが完了し、緊急時にも容易に対応できる観血的モニタシステムを提供することができる。
以下、本発明の観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体およびその生産方法を添付図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
本発明の実施例1に係る観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体100について説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る生理食塩水封入体100の構成例を模式的に示す図である。なお、観血的動脈圧モニタシステムを構築する場合には患者さんに挿入される留置針200、生理食塩水バッグ300、観血的動脈圧モニタシステム本体装置400も併せて図示している。
図1に示すように、本発明の生理食塩水封入体100は、医療用チューブ10、トランスデューサー部20、第1の接続構造体30、第2の接続構造体40を備えている。内部に充填されている生理食塩水は、他の添加物のない生理食塩水でも良く、他の添加物、例えばヘパリンを添加したヘパリン添加生理食塩水でも良く、観血的動脈圧モニタにおいて用いられ得る添加剤が添加された生理食塩水であれば良い。
医療用チューブ10は、内部に生理食塩水が封入されている。医療用チューブ向けのソフトビニール製のものでよく、後述するように生理食塩水バッグ300と接続して昇圧する場合に動脈圧よりも高い300mmHgの内圧に設定されるので、その内圧に十分耐えうるものとする必要がある。また、滅菌処理の薬品に耐えうる素材である必要がある。
医療用チューブ10は一端から他端まで管状に導通したものであるが、第1の医療用チューブ部分11、エア抜き三方活栓12、液注入三方活栓13、第2のチューブ部分14、第2の液溜まり15の各部位を備えている。
第1の医療用チューブ部分11は第1の接続構造体30の先端から液注入三方活栓13までの部位である。なお、第1の接続構造体30の先端の口は封止されている。
エア抜き三方活栓12は第1の接続部30近辺に設けられ、患者に留置針200が挿入されて動脈圧ラインの第1の接続部30が接続されたときにその接続部に残存するエアを抜き出す部位である。例えば、留置針200から患者の血液を採取する過程において同時に動脈圧ラインの第1の接続部30の接続部分のエア抜きをかねることができる。
なお、図1の構成ではエア抜き三方活栓12は第1の接続部30近辺に設けられているが、この位置に限らず、第1の接続部30近辺から液注入三方活栓13までの第1の医療用チューブ部分11のどこかの箇所で良く、また、エア抜き三方活栓12と後述する液注入三方活栓13とを一つの三方活栓によって兼ねても良い。
液注入三方活栓13は、後述するように生理食塩水封入体100を生産する過程において生理食塩水を注入してゆく口となる部分である。部位としてはトランスデューサー部20の近傍に設けられている。液注入三方活栓13の注入口から生理食塩水を注入してゆけば左右の第1の医療用チューブ部分11および第2の医療用チューブ部分14の双方に向けて同時に生理食塩水が注入されてゆく。
第2の医療用チューブ部分14は第2の接続構造体40の先端から液注入三方活栓13までの部位である。なお、第2の接続構造体40の先端の口は封止されている。
第2の液溜まり15は第2の接続構造体40付近にある第2の医療用チューブ部分14の液溜まりとなる緩衝部分であり、後述するように看護士などの指で簡単に押圧できてエア抜きがしやすいものとなっている。
トランスデューサー部20は、医療用チューブ10の一部に設けられたセンサ部分であり、トランスデューサー部20内部における医療用チューブ10の壁面が薄く可撓性に富み、内圧の変化に応じて振動しやすい壁面となっており、トランスデューサー部20内部においてその壁面の振動を検知するセンサを備えたものである。センサは圧力センサなど液圧の変化を検知できるセンサであれば良い。トランスデューサー部20で検知された医療用チューブ10内の内圧の変動は電気信号として出力され、観血的動脈圧モニタシステム本体装置400にコネクタを介して伝達される。
第1の接続構造体30は患者に穿設された留置針200と接続できるコネクタである。コネクタ構造は留置針200に対応するものが採用されていれば良い。
常備時では第1の接続構造体30の先端は液漏れしないように封止されている。観血的動脈圧モニタシステムを構築する際には素早く開封できる構造が好ましい。例えばビニル管を熱圧着して封止したものであれば、ビニル管の先をねじ切れば良い。また、ねじキャップで螺合封止したものであればキャップを回すことにより簡単に螺合を解いて先端を開封できるなど、人間の指や手で簡単に外すことができる構造となっている。
第2の接続構造体40は生理食塩水バッグ300と接続できるコネクタである。コネクタ構造は生理食塩水バッグ300に対応するものが採用されていれば良い。
常備時では第2の接続構造体40の先端は液漏れしないように封止されている。観血的動脈圧モニタシステムを構築する際には素早く開封できる構造が好ましい。例えばビニル管を熱圧着して封止したものであれば、ビニル管の先をねじ切れば良い。また、ねじキャップで螺合封止したものであればキャップを回すことにより簡単に螺合を解いて先端を開封できるなど、人間の指や手で簡単に外すことができる構造となっている。
また、ねじキャップのような指や手で外す仕組みに代え、図2のように擬似針となった捻じ切りキャップを用いることも可能である。第2の接続構造体40の先端には針41があり、その針41を覆うように捻じ切りキャップ42を備えている。つまり、第2の接続構造体40と捻じ切りキャップ42により針41が完全に密封されている。図2(a)に示すように捻じ切りキャップ42の先端は針状になっており、図2(b)に示すように擬似針として生理食塩水バッグ300に対して接続することができるようになっている。生理食塩水バッグ300に対して第2の接続構造体40の捻じ切りキャップ42の先端を挿入した後、図2(c)に示すように捻じ切りキャップ42を押さえつつ第2の接続構造体40を左右に回転させてことにより捻じ切りキャップ42を捻じ切ると、図2(d)に示すように針41が露出し、生理食塩水バッグ300と第2の接続構造体40とが導通し、生理食塩水を取り込むことができる。
次に、生理食塩水封入体100を用いて観血的動脈圧モニタシステムを構築する手順を説明しておく。
図3は、実施例1にかかる生理食塩水封入体100を用いて観血的動脈圧モニタシステムを構築する手順を模式的に示した図である。
(手順1)まず、図3(a)に示すように、生理食塩水封入体100の第2の接続構造体40の先端の封止を解いて開封し、第2の液溜まり15を指で押圧して先端から滴下させつつエアが入らないようにし、第2の接続構造体40を生理食塩水バッグ300の接続口と接続させ、生理食塩水バッグと生理食塩水封入体100を導通する。生理食塩水バッグと生理食塩水封入体100をエアが混入することなく導通させることができる。
(手順2)加圧バッグで生理食塩水バッグを加圧してゆき、その圧力が300mmHgとなるまで加圧する。生理食塩水バッグと接続された生理食塩水封入体100の内圧も300mmHgまで高くなる。なお、生理食塩水バッグ内に緩衝用の空気が封入されている場合は、加圧バッグによる加圧の前に当該緩衝用空気を抜いておく。
(手順3)図3(b)に示すように、生理食塩水封入体100の第1の接続構造体30の先端の封止を解いて開封し、エアが入らないように第1の接続構造体30を患者の動脈に穿刺した留置針に接続し、人体の動脈と生理食塩水封入体100を導通する。また、モニタ本体装置にケーブルを接続する。
動脈圧の変動に伴う医療用チューブ10の内圧の変動をトランスデューサー20により捉えて電気的信号に変換し、ケーブルを介して本体装置内で信号処理して表示装置に心拍や血圧などのグラフや数値を表示する。
なお、第1の接続構造体30を留置針200に接続した際に生じ得る少量の残留エアを抜く手段としてはエア抜き三方活栓12を用いる手段がある。エア抜き三方活栓12は留置針200を介して患者の血管から血液を採血することに用いることもでき、残留している少量エアのエア抜きも行うことも可能である。
上記の3つの手順により、短時間かつ簡単に図4のように観血的動脈圧モニタシステムを構築することができる。従来方法は従来技術で示したように5つの手順が必要であり、本発明の生理食塩水封入体100によれば、従来方法に比べて特に医療用チューブ10内への生理食塩水の充填作業やエア抜きという作業が省力化されている。
次に、本発明の生理食塩水封入体100の生産方法について説明する。
生理食塩水封入体100は、生理食塩水を充填して封入したものであるが、徹底的に確実にエア抜きする必要がある。医療用チューブ10内は単なる寸胴の管ではなく特にトランスデューサー部20等の構造物があり、エアが溜まりやすいものとなっており、量産工程においてはエア抜きが課題となる。本発明の生理食塩水封入体100の生産方法においては、確実にエア抜きする技術が確立されている。
まず、第1の生産方法について述べる。
図5は、本発明の生理食塩水封入体100の第1の生産方法における生理食塩水の充填とエア抜きの方向などを模式的に示した図である。図5では第1の生産方法に用いられる封入装置500の構成のうち供給管510とT字型の排出管520のみが図示されている。封入装置500の本体部分は図示しないが生理食塩水を供給管510から専用ライン内に充填してゆくとともにT字型の排出管520から溢れ出る生理食塩水を回収する機能を備えている。
供給管510は下部に位置し、下方から上方に生理食塩水を滴下して供給するものである。T字型の排出管520は上部に位置し、下方から二手に分かれて流れてくる生理食塩水の液流を受けて回収するものである。
図5に示すように、生理食塩水封入体100は、その液注入三方活栓13が最下位に位置して供給管510に接続され、第1の接続構造体30と第2の接続構造体40をT字型の排出管520に接続されるように封入装置にセットされる。上述したように、液注入三方活栓13はトランスデューサー部20の近傍に設けられており、トランスデューサー部20も概ね最下位に位置している。
図5に示したように、供給管510から液注入三方活栓13に向けて静かに生理食塩水を注入してゆく。生理食塩水は液注入三方活栓13から左右に同時に医療用チューブ10内に充填されてゆく。つまり液注入三方活栓13付近を低く、第1の接続構造体30および第2の接続構造体40を高く保ち、下側に位置している液注入三方活栓13から生理食塩水を所定圧にて注入して行く。
生理食塩水は液注入三方活栓13から左右に分かれて第1の接続構造体30および第2の接続構造体40に向けて上昇してゆき、エア抜き三方活栓12および第2の液溜まり15を満たして第1の接続構造体30および第2の接続構造体40を介してT字型の排出管520から回収される。
ここで、本実施例1では、エア抜きに際して、トランスデューサー部20、第1の接続構造体30、第2の接続構造体40に対してバイブレーションを与えて細かい気泡をたたき出す工夫を行う。このようにバイブレーションを与えることにより細かい気泡がたたき出され、気泡が医療用チューブ10の中を生理食塩水の流れに乗って上昇してゆき、各部に残留するエアを確実に抜き去ることができる。バイブレーションを与える方法としてはモーター式の振動子や超音波振動子を医療用チューブ10等に当てて振動させることでも良い。
この後、第1の接続構造体30の先端部分と、第2の接続構造体40の接続部分をそれぞれ封止して内部の生理食塩水を密封する。例えば封止方法としては熱圧着によりソフトビニール管を押さえて圧着して封止することでも良い。液注入三方活栓13は生理食塩水が漏れないように活栓を閉じる。
以上の生産方法は量産工程においても利用することができ、本発明の生理食塩水封入体100を生産することができる。
次に、第2の生産方法について述べる。
図6は、本発明の生理食塩水封入体100の第2の生産方法における生理食塩水の充填とエア抜きの方向などを模式的に示した図である。図6では第2の生産方法に用いられる封入装置500の構成のうち供給管510aと排出管520aのみが図示されている。封入装置500の本体部分は図示しないが図5と同様、生理食塩水を供給管510aから専用ライン内に充填してゆくとともに排出管520aから溢れ出る生理食塩水を回収する機能を備えている。
供給管510aは下部に位置し、下方から上方に生理食塩水を滴下して供給するものである。排出管520aは上部に位置し、下方から流れてくる生理食塩水の液流を受けて回収するものである。
生理食塩水封入体100は、第1の接続構造体30または第2の接続構造体40のいずれか一方を低くし、トランスデューサー部20を中ほどに、第1の接続構造体30または第2の接続構造体40の他方を高く保ち、下側に位置している方から生理食塩水を所定圧にて注入して行き、上側に位置している方から生理食塩水を回収することにより。生理食塩水を充填してゆく。
図6の例では、一例として第1の接続構造体30を下方に位置させ、第2の接続構造体40を上方に位置させた例となっている。
図6の状態において、第1の接続構造体30の先端を供給管510aに接続し、第2の接続構造体40の先端を排出管520aに接続し、供給管510aから上方に向けて生理食塩水を滴下することにより、生理食塩水が第2の接続構造体40に向けて上昇し、エア抜き三方活栓12、トランスデューサー部20、第2の液溜まり15を満たして第2の接続構造体40を介して排出管520aから回収される。
この例でも、エア抜きに際して、トランスデューサー部20、第1の接続構造体30、第2の接続構造体40に対してバイブレーションを与えて細かい気泡をたたき出す工夫を行うことが好ましい。バイブレーションを与えることにより細かい気泡がたたき出され、気泡が医療用チューブ10の中を生理食塩水の流れに乗って上昇してゆき、各部に残留するエアを確実に抜き去ることができる。
この後、第1の接続構造体30の先端部分と、第2の接続構造体40の接続部分の2箇所をそれぞれ封止して内部の生理食塩水を密封する。例えば封止方法としては熱圧着によりソフトビニール管を押さえて圧着して封止することでも良い。
以上の生産方法は量産工程においても利用することができ、本発明の生理食塩水封入体100を生産することができる。
上記したように、実施例1にかかる本発明の生理食塩水封入体100によれば、事前に生理食塩水をプレフィルドされたものを常備でき、留置針や生理食塩水バッグと簡単にその場で短時間に組み立てが完了し、緊急時にも容易に対応できる観血的モニタシステムを提供することができる。
以上、本発明の生理食塩水封入体の構成例における好ましい実施例を図示して説明してきたが、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。
本発明の生理食塩水封入体は、観血的モニタシステムに用いることができる。
本発明の生理食塩水封入体100の構成例を模式的に示す図 第2の接続構造体の先端を擬似針となった捻じ切りキャップを用いて封止する構造例を示した図 生理食塩水封入体100を用いて観血的動脈圧モニタシステムを構築する手順を模式的に示した図 観血的動脈圧モニタシステムの構築例を示した図 本発明の生理食塩水封入体100の第1の生産方法における生理食塩水の充填とエア抜きの方向などを模式的に示した図 本発明の生理食塩水封入体100の第2の生産方法における生理食塩水の充填とエア抜きの方向などを模式的に示した図
符号の説明
10 医療用チューブ
11 第1の医療用チューブ部分
12 エア抜き三方活栓
13 液注入三方活栓
14 第2のチューブ部分
15 第2の液溜まり
20 トランスデューサー部
30 第1の接続構造体
40 第2の接続構造体
41 針
42 捻じ切りキャップ
100 生理食塩水封入体
200 留置針
300 生理食塩水バッグ
400 観血的動脈圧モニタシステム本体装置
500 封入装置
510,510a 供給管
520,520a 排出管

Claims (8)

  1. 留置針を介して患者の動脈に侵襲した専用ラインの内部に充填されている生理食塩水の状態をトランスデューサーにより検知して前記患者の動脈状態を測定する観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体であって、
    前記生理食塩水が充填された医療用チューブ体と、
    前記医療用チューブ体の前記一端に設けられ、その先端が封止された、前記留置針に接続可能な第1の接続構造体と、
    前記医療用チューブ体の前記他端に設けられ、その先端が封止された、前記生理食塩水バッグに接続可能な第2の接続構造体と、
    前記医療用チューブ体の中間付近に設けられたトランスデューサー部を備えた、観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体。
  2. 前記第1の接続構造体が押圧可能な液溜まり部を備え、前記第1の接続構造体の先端の封止を破り前記留置針に接続する際に前記液溜まり部を押圧して前記先端から前記生理食塩水を滴下させてエア抜きしつつ前記留置針に接続することを可能とした請求項1に記載の観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体。
  3. 前記第2の接続構造体が押圧可能な液溜まり部を備え、前記第2の接続構造体の先端の封止を破り前記生理食塩水バッグに接続する際に前記液溜まり部を押圧して前記先端から前記生理食塩水を滴下させてエア抜きしつつ前記生理食塩水バッグに接続することを可能とした請求項1または2に記載の観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体。
  4. 前記医療用チューブ体の前記トランスデューサー部近くに設けられている三方活栓から前記医療用チューブ体の前記第1の接続構造体の先端および前記第2の接続構造体の先端に向けて前記生理食塩水を注入して行き、前記医療用チューブ体内に前記生理食塩水を封入せしめた請求項1に記載の観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体。
  5. 前記生理食塩水がヘパリンを添加したヘパリン添加生理食塩水である請求項1から4のいずれか1項に記載の観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体。
  6. 留置針を介して患者の動脈に侵襲した専用ラインの内部に充填されている生理食塩水の状態をトランスデューサーにより検知して前記患者の動脈状態を測定する観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体を生産する方法であって、
    前記留置針に接続可能な第1の接続構造体を一端に、生理食塩水バッグに接続可能な第2の接続構造体を他端に、トランスデューサー部を中間付近に、前記生理食塩水を注入してゆく液注入三方活栓を前記トランスデューサー部近くに備えた医療用チューブ体に対して、
    前記液注入三方活栓付近を低く、前記第1の接続構造体および前記第2の接続構造体を高く保ち、下側に位置している前記液注入三方活栓から前記生理食塩水を所定圧にて注入して行き、前記トランスデューサー部と前記第1の接続構造体と前記第2の接続構造体のエア抜きを確実に行った後、前記液注入三方活栓先端と前記第1の接続構造体先端と前記第2の接続構造体先端を封止せしめる観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体の生産方法。
  7. 留置針を介して患者の動脈に侵襲した専用ラインの内部に充填されている生理食塩水の状態をトランスデューサーにより検知して前記患者の動脈状態を測定する観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体を生産する方法であって、
    前記留置針に接続可能な第1の接続構造体を一端に、生理食塩水バッグに接続可能な第2の接続構造体を他端に、トランスデューサー部を中間付近に備えた医療用チューブ体に対して、
    前記第1の接続構造体または前記第2の接続構造体のいずれか一方を低く、前記トランスデューサー部を中ほどに、前記第1の接続構造体または前記第2の接続構造体の他方を高く保ち、下側に位置している方から前記生理食塩水を所定圧にて注入して行き、上側に位置している方から前記生理食塩水を回収し、前記第1の接続構造体と前記トランスデューサー部と前記第2の接続構造体のエア抜きを確実に行った後、前記第1の接続構造体先端と前記第2の接続構造体先端を封止せしめる観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体の生産方法。
  8. 前記エア抜きに際して、前記トランスデューサー部、前記第1の接続構造体、前記第2の接続構造体に対してバイブレーションを与えて細かい気泡をたたき出すことを特徴とする請求項5または6に記載の観血的動脈圧モニタシステム用の生理食塩水封入体の生産方法。
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