JP4212387B2 - Bead tilt angle measuring instrument - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用ホイールを構成するリムの、ビードシート部の傾斜角度を測定する測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用ホイールを構成するリム1には、図6に示されるように、タイヤのサイドウォール部(図示省略)を支持し、自動車に装着された際に車体側となる内端リムフランジ部4aと、この内端リムフランジ部4aと連成する内側ビードシート部5aとが形成されている。さらに、この内側ビードシート部5aには、内側ハンプ部9aが連成され、さらに順にレッジ部7、内側ウエル部3a、ドロップ部2が形成される。また、このドロップ部2には、外側ウエル部3bが連成され、さらに順に外側ハンプ部9b、外側ビードシート部5bが連成される。そして、この外側ビードシート部5bに外端リムフランジ部4bが連成されている。
【0003】
ところで、前記した内外のビードシート部5a,5bは、リム中心線mへ向かってそれぞれ5°前後下方傾斜していることはよく知られている。そして、製造時にあっては、タイヤ装着時のエアー漏れを防止するため、ビードシート部5a,5bの傾斜角度(以下、ビード傾斜角度θという)が、適正な角度範囲内にあるか否かを判定する検査工程が設けられている。
【0004】
ここで、前記検査工程にあって、ビード傾斜角度θの適否を判定する手段としては、いわゆる板ゲージを用いる構成が提案されている。ここで、一般的な板ゲージは、図7に示されるように、所定の外縁部分を測定対象物Uの外縁に沿わせて、その測定対象物Uの外縁と板ゲージGとの間に生じる隙間の有無を判定して測定対象物Uの形状の適否を判断するものである(例えば、非特許文献1参照。)。
【0005】
ビード傾斜角度θの適否を判定する具体的な手段として、図8イロに示されるように、最大適正傾斜角度を検査するための板ゲージG1(図8イ参照)、及び最小適正傾斜角度を検査するための板ゲージG2(図8ロ参照)を用いる。そして、まず図8イに示されるように、板ゲージG1を内側ビードシート部5aと内端リムフランジ部4aとが連成した湾曲部に当接させる。そして、板ゲージG1と内側ビードシート部5aとの間に生じる隙間を目視する。また、同様に、図8ロに示されるように、板ゲージG2を当接させる。そして、板ゲージG2と内側ビードシート部5aとの間に生じる隙間を目視する。そして、各場合の当接具合からビード傾斜角度θが適正な角度範囲内にあるか否かを判定する。このような板ゲージを用いた手段は、簡便であるため、製造現場で広く利用されている。
【0006】
また、他の手段として、三次元測定器を用いてビードシート部の形状を測定し、作図判定する構成が提案される。かかる構成は、ビード傾斜角度θを例えば最小読取り値0.17°程度で測定するものであり、誤差の少ない高精度な測定が可能となる。
【非特許文献1】
2001−The Tire And Rim Association,Inc.-2001 8-59
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の板ゲージを用いる構成は、測定者が板ゲージを保持し、わずかな隙間を目視して適否を判定するものであるから、板ゲージが前後左右にブレて隙間間隔が変化したり、目視判定に個人差がでたり等して、測定精度が悪い。したがって、再現性及び反復性を確保することが困難となる問題がある。また、ビード傾斜角度θが具体的な数値で表されるものではないから、検査結果を金型等の他の設備へフィードバックすることが困難であるという問題もある。
【0008】
一方、三次元測定器を用いる構成は、形状測定や作図に多大な工数を要し、生産効率を著しく減退させる問題がある。
【0009】
そこで、本発明は、従来構成の問題点を解消し、簡易かつ精度の高いビード傾斜角度測定器を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基体と、基体から下方へ突設し、測定対象であるリムに形成された一側のリムフランジ部、及び該リムフランジ部と連成するビードシート部と夫々当接する基準部と、基体に配設され、前記リムに形成された他側のリムフランジ部、及び該リムフランジ部と連成するビードシート部と夫々当接する支持部と、基準部と支持部との間に配設され、下端が鉛直方向に沿って変位し、所要位置で、基準部が当接するビードシート部に接触する可動測定部とからなり、基準部の下端と支持部の下端とを結ぶ仮想線に対する可動測定部の下端の垂直距離から、前記仮想線に対するビードシート部の傾斜角度を測定することを特徴とするビード傾斜角度測定器である(請求項1)。ここで、ビードシート部の傾斜角度(ビード傾斜角度θ)は、測定対象であるリムのホイール軸方向に対するビードシート部の傾斜角度をいう。
【0011】
かかる構成にあっては、▲1▼基準部の下端と前記可動測定部に係る鉛直線との最短距離(以下、測定部離間距離Dという)、▲2▼前記仮想線に対する可動測定部の下端の垂直距離x、並びに▲3▼ビード傾斜角度θは、互いに、以下の関係が成立する(例えば、図4参照)。
tanθ=x/D
ここで、測定部離間距離Dは、測定器の製作段階で予め知ることができる値であるし、垂直距離xは、測定者が随時測定する値であるから、上式よりビード傾斜角度θを求めることが可能となる。したがって、本発明にかかるビード傾斜角度測定器をリム上に載置して、ビード傾斜角度θを知ることにより、その角度が所要の適正角度範囲内にあるものであるか判定することが可能となる。なお、ビード傾斜角度測定器は、簡易な構成であると共に、持ち運びに便利なサイズであるから、例えば製造現場でも利便性が良い。
【0012】
また、上述のように、基準部が、一側のリムフランジ部、及びビードシート部と夫々当接し、かつ支持部が、他側のリムフランジ部、及びビードシート部と夫々当接する構成とすることにより、リム上にビード傾斜角度測定器を載置した際に、ビード傾斜角度測定器がリムのホイール軸方向でずれることがなくなる。したがって、一定の位置で測定することができ、ホイール軸方向に対して前記仮想線が測定中に不当に偏位することがなくなるから、ビード傾斜角度θの測定精度が向上することとなる。
【0013】
また、支持部が、基体とは別個の可動支持体により構成され、該可動支持体が、少なくとも圧縮ばねを介して基体に配設されると共に、該可動支持体を、リムフランジ部及びビードシート部に弾接させるようにしたものである構成が提案される(請求項2)。
【0014】
すなわち、基準部の外側縁と、支持体の外側縁との最大離間距離が、測定対象であるリムのリム幅よりもわずかに大きくなるように定める。そして、可動支持体を、前記圧縮ばねの弾性力に抗して、基体側に押し込みながら、ビード傾斜角度測定器をリム上に載置し、かかる状態で可動支持体をリムフランジ部及びビードシート部に付勢させるようにする。
【0015】
かかる構成とすることにより、測定対象となる複数のリム間でリム幅の誤差があり、異なるリムを測定対象とするたびに、リム幅が変化する場合であっても、本発明にかかる圧縮ばねの作用により、測定時は常に、基準部及び支持部の各外側縁が、リムフランジ部及びビードシート部と夫々当接することとなるため、ビード傾斜角度測定器がホイール軸方向でずれることがなくなり、高い測定精度を維持しつつ、汎用性を向上させることができる。
【0016】
また、支持部の外側縁のうち、測定対象であるリムのリムフランジ部及びビードシート部に臨む外側縁が、前記リムのリムフランジ部からビードシート部に至る連成湾曲部と密接可能な形状で成形された構成が提案される(請求項3)。
【0017】
かかる構成とすることにより、ビード傾斜角度測定器をリム上に載置した際に、支持部が連成湾曲部に密接することとなるから、ビード傾斜角度測定器がリム上で安定して載置され、一層測定精度が向上する。
【0018】
なお、可動測定部としては、ダイヤルゲージの可動部により構成されるものが提案され得る(請求項4)。かかる構成とすることにより、ビード傾斜角度を具体的な数値で得ることが可能となると共に、公知技術を用いることにより、ビード傾斜角度測定器の製造コストを低減化することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を、図1〜図5に従って説明する。
図1は、本発明にかかるビード傾斜角度測定器10を、測定対象であるリム1上に載置した状態を示すものである。ここで、リム1には、タイヤのサイドウォール部(図示省略)を支持し、タイヤ装着時に車体側となる内端リムフランジ部4aと、この内端リムフランジ部4aと連成する内側ビードシート部5aとが形成されている。一方、その他側には、タイヤのサイドウォール部を支持する外端リムフランジ部4bと、この外端リムフランジ部4bと連成される外側ビードシート部5bが形成されている。なお、前記した内端ビードシート部5aと外端ビードシート部5bは、リム1の中心方向へそれぞれ5°だけ下方傾斜している。
【0020】
一方、リム1上に載置されるビード傾斜角度測定器10は、下方に突設した基準部11を具備する横長矩形状の基体15と、この基体15に回動可能に配設された薄板状の可動支持体12と、ダイヤルゲージ14とで構成されている。
【0021】
さらに詳述すると、前記基準部11は、薄板状の基体15の一側端に形成されており、逆三角形状を呈し、その頂点がリム1のビードシート部5a,5bと当接する端部となっている。そして、この基準部11は、ビード傾斜角度測定器10がリム1上に載置される際は、その外側縁のうち、垂直方向の外側縁が内端リムフランジ部4aの内壁に当接すると共に、その下端が内側ビードシート部5aと当接することとなる。
【0022】
一方、基体15の他側端には、ビード傾斜角度測定器10がリム1上に載置される際に、外端リムフランジ部4b、及び外側ビードシート部5bとそれぞれ当接することとなる可動支持体12が配設される。この可動支持体12は、その上端部に設けられた支軸部17を中心として、基体15に対して、測定対象であるリム1のホイール軸方向に回動可能に枢設されている。
【0023】
さらに、この可動支持体12は、かかる支軸部17よりも下方位置で、圧縮ばね16を介して基体15と接続されている。この圧縮ばね16は、伸縮方向が、ホイール軸方向と略平行となるように基体15内部に配設されており、可動支持体12の下端をホイール軸方向に沿って基体15側に押し込むと、付勢力が発生し、その押し込み力を解放すると、圧縮ばね16の弾性力に従って可動支持体12の下端が元の位置に復帰する。
【0024】
また、可動支持体12の外側縁のうち、外端リムフランジ部4b及び外側ビードシート部5bに臨む外側縁が、外端リムフランジ部4bから外側ビードシート部5bに至る連成湾曲部8の形状と略一致する形状となるように成形されている。すなわち、上述の構成とすることにより、可動支持体12の外側縁が、連成湾曲部8と密接すると共に、外端リムフランジ部4b及び外側ビードシート部5bに弾接することとなる。なお、本実施形態例にかかる可動支持体12により、本発明にかかる支持部が構成される。
【0025】
さらに、基準部11と可動支持体12との間には、ダイヤルゲージ14が配設される。このダイヤルゲージ14は、鉛直方向に上下動し、下端が測定対象と触接する可動部13を備えている。そして、可動部13下端の変位量を検出し、その結果を本体19に設けられた測定表示部18で表示する構成である。なお、このダイヤルゲージ14は公知のものが好適に用いられる。
【0026】
前記ダイヤルゲージ14は、可動部13に係る鉛直線p(図4参照)と基準部11の下端との最短距離が、予め定められた長さ(以下、測定部離間距離Dという)だけ離れた位置に配設される。さらに詳述すると、図1に示されるように、基準部11の下端を内側ビードシート部5aに当接させ、可動支持体12の下端を外側ビードシート部5bに当接させた場合に、図4に示されるように、基準部11の下端が当接する内側ビードシート部5a上に、ダイヤルゲージ14の可動部13の下端が接触し得る測定部離間距離Dの範囲内に配設される。
【0027】
なお、基体15の内部には、図2に示されるように、ダイヤルゲージ14が挿入されるダイヤルゲージ用溝14aが鉛直方向に貫通するように形成されている。そして、このダイヤルゲージ用溝14aにダイヤルゲージ14を挿入し、基体15を横断するボルト20(図1参照)を緊締することにより、ダイヤルゲージ14を基体15に固定するようにしている。かかる場合にあって、未測定状態のダイヤルゲージ14の可動部13の下端は、基準部11の下端と可動支持体12の下端とを結ぶ仮想線k(図3参照)よりも充分下方に位置するように、固定される。そして、可動部13の下端が測定対象に接触しながら相対的に移動して測定状態となると、可動部13下端の移動後の位置と仮想線kとの垂直距離が、ダイヤルゲージ14の測定表示部18に表示されるように予め設定されている。なお、本実施形態例にかかるダイヤルゲージ14の可動部13により、本発明にかかる可動測定部が構成される。
【0028】
また、図2に示されるように、基体15の内部には、圧縮ばね16が配設される圧縮ばね用溝16a、及び可動支持体12が配設される支持体用溝12aも、それぞれ形成されている。圧縮ばね用溝16a及び支持体用溝12aは互いに連成しており、支持体用溝12aの一側は開放端となっている。かかる構成にあって、ホイール軸方向に形成された圧縮ばね用溝16aに圧縮ばね16を挿入後、支持体用溝12aに可動支持体12が介装され、支持体12が、基体15の横断方向に設けられた支軸部17を介して基体15に対して回動可能に枢設される。また、可動支持体12の内方側の端縁と、圧縮ばね16の外方側の端部とが接続される。
【0029】
上述したように、ビード傾斜角度測定器10は、各構成要素が基体15に配設され一体的となっているため、簡易な測定が可能となる。
【0030】
ところで、可動支持体12に何ら外力を与えない状態にあっては、内端リムフランジ部4aと当接する基準部11の外側縁と、外端リムフランジ部4bと当接する可動支持体12の外側縁との離間距離L1(図3参照)が、リム幅L2(図6参照)よりもわずかに大きくなるように設定されている。なお、本実施形態例にあっては、離間距離L1はリム幅L2よりも4mm大きくなるようにしている。この値は、約3〜5mm程度の範囲内で定めるのが好適である。
【0031】
次に、上記したビード傾斜角度測定器10を用いたビード傾斜角度θの測定方法を説明する。ここで、ビード傾斜角度θは、図4に示されるように、測定対象であるリム1のホイール軸方向に対するビードシート部5a,5bの傾斜角度をいい、具体的には、前記仮想線kに対する傾斜角度で表される。
【0032】
まず、図1に示されるように、測定対象であるリム1を、ホイール軸方向が水平となるように固定する。
【0033】
次に、固定されたリム1のリムフランジ部4a,4b間に、ビード傾斜角度測定器10を介装する。ここで、基準部11の外側縁と可動支持体12の外側縁との離間距離L1は、リム幅L2よりもわずかに大きいため、可動支持体12を圧縮ばね16の弾性力に抗して、基体15側に押し込みながらビード傾斜角度測定器10を介装する。
【0034】
そして、基準部11の下端を外側ビードシート部5aに当接させ、かつ可動支持体12の下端を内側ビードシート部5bに当接させる。ここで、可動支持体12は、圧縮ばね16の作用により、連成湾曲部8に密接かつ弾接することとなる。
【0035】
なお、ビード傾斜角度測定器10をリム1上に載置する際は、基準部11の下端と可動支持体12の下端とを結ぶ仮想線kがホイール軸方向と一致するようにすると共に、ダイヤルゲージ14の可動部13が鉛直線pに沿って変位するように載置する。ここで、ダイヤルゲージ14の可動部13が、適正な状態であるか否かを確認する手段としては、図5に示されるように、ビード傾斜角度測定器10をBの状態あるいはCの状態となるように何回か傾動させ、傾動させた状態のうち、ダイヤルゲージ14により得られる測定値が最小となる状態を適正な状態Aとする構成が好適である。ダイヤルゲージ14を用いることにより、適正な測定状態を得ることが容易となる。
【0036】
ところで、未測定状態のダイヤルゲージ14の可動部13の下端は、予め充分に仮想線kに対して下方位置となるように基体15に固定されているため、基準部11及び可動支持体12を各ビードシート部5a,5b上に当接させる前に、内側ビードシート部5aに先に接触することとなる。
【0037】
そして、ビード傾斜角度測定器10をリム1に適正に載置した後、ダイヤルゲージ14の測定表示部18に表示される測定値を読み取る。この測定値は、図4のxで表される仮想線kに対する可動部13の下端の垂直距離xに相当する。
【0038】
ここで、ビード傾斜角度θは、
tanθ=x/D
で表されることとなる。したがって、測定器製造時に予め定められた測定部離間距離D、及びダイヤルゲージ14により得られた測定値(垂直距離x)を上式に代入することにより、ビード傾斜角度θを得ることが可能となる。なお、ダイヤルゲージ14に、上式に基づいて垂直距離xからビード傾斜角度θを演算するプログラムを記憶させ、測定表示部18に直接ビード傾斜角度θを表示させるようにしても良い。
【0039】
また、本発明者は、従来構成の、板ゲージを用いた測定方法及び三次元測定器を用いた測定方法の各計測精度と、本発明にかかるビード傾斜角度測定器10を用いた測定方法の計測精度とを比較検討した。具体的には、試験体となるリムのビード傾斜角度θを各測定方法で25点(n=25)測定した。
【0040】
まず、板ゲージを用いた測定方法における測定値の標準偏差は、σ=0.526であり、三次元測定器を用いた測定方法における測定値の標準偏差は、σ=0.275であった。これに対し、本発明にかかるビード傾斜角度測定器10を用いた測定方法における測定値の標準偏差は、σ=0.168であった。したがって、ビード傾斜角度測定器10を用いた測定方法の標準偏差は、板ゲージ使用の測定方法に比べて約68%向上し、三次元測定器使用の測定方法に比べて約32%向上した。これらの結果から明らかなように、本発明にかかるビード傾斜角度測定器10を用いた測定方法は、従来構成に比して測定精度が飛躍的に向上する。
【0041】
また、上述のように、ビード傾斜角度測定器10の可動支持体12を、圧縮ばね16を介して基体15に配設し、基準部11の外側縁と可動支持体12の外側縁との離間距離L1を、リム幅L2よりもわずかに大きい構成としたから、測定時は常に、基準部11と可動支持体12の外側縁が各リムフランジ部4a,4bの内壁に当接することとなり、多少、異なるリム1間でリム幅L2に誤差が生じても、測定する都度、安定してビード傾斜角度測定器10をリム1上に載置することが可能となる。
【0042】
また、ダイヤルゲージ14を用いることにより、ビード傾斜角度θを具体的な数値でもって知ることができるため、ビード傾斜角度θの適正検査工程での検査結果を金型等の他の設備へフィードバックすることが極めて容易となり、保全機能の向上につながる。また、製品(リム1)の傾向・能力を容易に把握することが可能となる。
【0043】
なお、これまでに述べた実施の形態例は、内側ビードシート部5aのビード傾斜角度θを測定する構成を示すものであるが、外側ビードシート部5bのビード傾斜角度θについても同様にして測定することが勿論できる。
【0044】
【発明の効果】
本発明のビード傾斜角度測定器は、基体と、一側のリムフランジ部、及びビードシート部と夫々当接する基準部と、他側のリムフランジ部、及びビードシート部と夫々当接する支持部と、下端が鉛直方向に沿って変位し、基準部が当接するビードシート部に接触する可動測定部とからなり、基準部の下端と支持部の下端とを結ぶ仮想線に対する可動測定部の下端の垂直距離から、前記仮想線に対するビードシート部の傾斜角度を測定する構成としたから(請求項1)、ビード傾斜角度測定器を安定してリム上に載置するが可能となり、測定精度を飛躍的に向上させ、検査工程の再現性及び反復性も向上させる優れた効果がある。また、板ゲージを使用する測定方法と比べて、特段新たに工数が増えることもないため、複雑な検査工程となることもない。また、各構成要素が基体に一体的に配設された構成であるから、全体として簡易な構成となり、利便性も良い。
【0045】
また、可動支持体が、少なくとも圧縮ばねを介して基体に配設され、該可動支持体を、リムフランジ部及びビードシート部に弾接させる構成とした場合は(請求項2)、測定するたびに、リムの誤差に起因してリム幅が変化する場合であっても、圧縮ばねの作用により、測定時は常に、基準部及び支持部の各外側縁が、リムフランジ部及びビードシート部と夫々当接することとなるため、ビード傾斜角度測定器がホイール軸方向でずれることがなくなり、高い測定精度を維持しつつ、汎用性を向上させ得る効果がある。
【0046】
また、支持部の外側縁のうち、測定対象であるリムのリムフランジ部及びビードシート部に臨む外側縁が、前記リムのリムフランジ部からビードシート部に至る連成湾曲部と密接可能な形状とした場合は(請求項3)、ビード傾斜角度測定器をリム上に載置した際に、支持部が連成湾曲部に密接することとなるから、ビード傾斜角度測定器がリム上で安定して載置され、一層測定精度が向上する効果がある。
【0047】
また、可動測定部を、公知技術であるダイヤルゲージの可動部により構成した場合は(請求項4)、ビード傾斜角度を具体的な数値で得ることが可能となると共に、ビード傾斜角度測定器の製造コストの低減化を図ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】リム1上に載置されたビード傾斜角度測定器10の正面図である。
【図2】基体15の底面図である。
【図3】基準部11の下端と可動支持体12の下端とを結ぶ仮想線kを示す説明図である。
【図4】ビード傾斜角度θを示す説明図である。
【図5】ビード傾斜角度測定器10を用いたビード傾斜角度測定方法の測定態様を示す説明図である。
【図6】リム1の縦断面図である。
【図7】一般的な板ゲージGの使用態様図である。
【図8】板ゲージG1,G2を用いるビード傾斜角度測定方法の説明図であり、イは最大適正傾斜角度に対応する板ゲージG1を用いた場合であり、ロは最小適正傾斜角度に対応する板ゲージG2を用いた場合を示すものである。
【符号の説明】
1 リム
4a 内端リムフランジ部
4b 外端リムフランジ部
5a 内側ビードシート部
5b 外側ビードシート部
8 連成湾曲部
11 基準部
12 可動支持体
13 可動部
14 ダイヤルゲージ
15 基体
16 圧縮ばね
k 仮想線
x 垂直距離
θ ビード傾斜角度[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a measuring instrument for measuring an inclination angle of a bead seat portion of a rim constituting an automobile wheel.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 6, the
[0003]
By the way, it is well known that the inner and outer
[0004]
Here, in the inspection step, a configuration using a so-called plate gauge has been proposed as means for determining the suitability of the bead inclination angle θ. Here, as shown in FIG. 7, the general plate gauge is formed between the outer edge of the measurement object U and the plate gauge G with a predetermined outer edge portion along the outer edge of the measurement object U. The presence / absence of a gap is determined to determine the suitability of the shape of the measurement object U (see Non-Patent
[0005]
As specific means for determining the suitability of the bead inclination angle θ, as shown in FIG. 8, the board gauge G1 (see FIG. 8A) for inspecting the maximum appropriate inclination angle and the minimum appropriate inclination angle are inspected. A plate gauge G2 (see FIG. 8B) is used. First, as shown in FIG. 8A, the plate gauge G1 is brought into contact with a curved portion in which the inner
[0006]
As another means, a configuration is proposed in which the shape of the bead sheet portion is measured by using a three-dimensional measuring device to determine the drawing. In this configuration, the bead inclination angle θ is measured with a minimum reading value of about 0.17 °, for example, and high-precision measurement with few errors is possible.
[Non-Patent Document 1]
2001−The Tire And Rim Association, Inc.-2001 8-59
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the configuration using the above-mentioned plate gauge, the measurer holds the plate gauge and visually checks the slight gap to determine whether it is appropriate. Measurement accuracy is poor due to individual differences in visual judgment. Therefore, there is a problem that it is difficult to ensure reproducibility and repeatability. Further, since the bead inclination angle θ is not represented by a specific numerical value, there is a problem that it is difficult to feed back the inspection result to other equipment such as a mold.
[0008]
On the other hand, the configuration using a three-dimensional measuring instrument requires a great number of man-hours for shape measurement and drawing, and has a problem that production efficiency is remarkably reduced.
[0009]
Therefore, an object of the present invention is to solve the problems of the conventional configuration and to provide a simple and highly accurate bead inclination angle measuring device.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a base, a rim flange portion on one side formed on a rim to be measured, which protrudes downward from the base, and a reference portion that abuts a bead seat portion that is coupled to the rim flange portion. The other rim flange portion formed on the rim and formed on the rim, the support portion contacting the bead seat portion coupled to the rim flange portion, and the reference portion and the support portion, respectively. A lower end is displaced along the vertical direction, and at a required position, a movable measuring unit that contacts a bead sheet unit that abuts the reference unit, with respect to an imaginary line that connects the lower end of the reference unit and the lower end of the support unit A bead inclination angle measuring device that measures an inclination angle of a bead sheet part with respect to the imaginary line from a vertical distance of a lower end of a movable measurement part (claim 1). Here, the inclination angle (bead inclination angle θ) of the bead seat portion refers to the inclination angle of the bead seat portion with respect to the wheel axis direction of the rim to be measured.
[0011]
In such a configuration, (1) the shortest distance between the lower end of the reference portion and the vertical line related to the movable measurement unit (hereinafter referred to as measurement unit separation distance D), and (2) the lower end of the movable measurement unit relative to the virtual line The vertical distance x and {circle around (3)} bead inclination angle θ satisfy the following relationship (for example, see FIG. 4).
tan θ = x / D
Here, the measurement unit separation distance D is a value that can be known in advance at the manufacturing stage of the measuring device, and the vertical distance x is a value that is measured by the measurer at any time. Therefore, the bead inclination angle θ is calculated from the above equation. It can be obtained. Therefore, it is possible to determine whether the angle is within the required appropriate angle range by placing the bead inclination angle measuring device according to the present invention on the rim and knowing the bead inclination angle θ. Become. In addition, since the bead inclination angle measuring device has a simple configuration and a size that is convenient for carrying around, the bead inclination angle measuring device is convenient, for example, at the manufacturing site.
[0012]
Further, as described above, the reference portion is in contact with the rim flange portion and the bead seat portion on one side, and the support portion is in contact with the rim flange portion and bead seat portion on the other side. Thus, when the bead inclination angle measuring device is placed on the rim, the bead inclination angle measuring device is not displaced in the wheel axis direction of the rim. Therefore, measurement can be performed at a fixed position, and the imaginary line is not unduly displaced during measurement with respect to the wheel axis direction, so that the measurement accuracy of the bead inclination angle θ is improved.
[0013]
Further, the support portion is constituted by a movable support member that is separate from the base member, and the movable support member is disposed on the base member through at least a compression spring, and the movable support member is attached to the rim flange portion and the bead sheet. A configuration is proposed in which the part is elastically contacted with the part (claim 2).
[0014]
That is, the maximum separation distance between the outer edge of the reference portion and the outer edge of the support is determined to be slightly larger than the rim width of the rim to be measured. Then, the bead inclination measuring device is placed on the rim while pushing the movable support against the base side against the elastic force of the compression spring. In this state, the movable support is placed on the rim flange portion and the bead seat. Energize the part.
[0015]
By adopting such a configuration, there is an error in the rim width between a plurality of rims to be measured, and even when the rim width changes every time a different rim is measured, the compression spring according to the present invention. As a result, the outer edges of the reference part and the support part always come into contact with the rim flange part and the bead seat part during measurement, so that the bead inclination angle measuring device is not displaced in the wheel axis direction. The versatility can be improved while maintaining high measurement accuracy.
[0016]
Further, the outer edge of the support part, the outer edge facing the rim flange part and bead seat part of the rim to be measured, can be in close contact with the coupled curved part extending from the rim flange part of the rim to the bead seat part. (3) is proposed.
[0017]
With this configuration, when the bead inclination angle measuring device is placed on the rim, the support portion comes into close contact with the coupled curved portion, so that the bead inclination angle measuring device is stably placed on the rim. The measurement accuracy is further improved.
[0018]
In addition, as a movable measurement part, what is comprised by the movable part of a dial gauge can be proposed (Claim 4). With this configuration, the bead inclination angle can be obtained with a specific numerical value, and the manufacturing cost of the bead inclination angle measuring device can be reduced by using a known technique.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Below, this invention is demonstrated according to FIGS.
FIG. 1 shows a state in which a bead inclination
[0020]
On the other hand, a bead inclination
[0021]
More specifically, the
[0022]
On the other hand, when the bead inclination
[0023]
Further, the
[0024]
Moreover, the outer edge which faces the outer end
[0025]
Further, a
[0026]
In the
[0027]
As shown in FIG. 2, a
[0028]
As shown in FIG. 2, a
[0029]
As described above, the bead inclination
[0030]
By the way, in a state where no external force is applied to the
[0031]
Next, a method for measuring the bead inclination angle θ using the bead inclination
[0032]
First, as shown in FIG. 1, the
[0033]
Next, the bead inclination
[0034]
Then, the lower end of the
[0035]
When placing the bead inclination
[0036]
By the way, since the lower end of the
[0037]
Then, after the bead inclination
[0038]
Here, the bead inclination angle θ is
tan θ = x / D
It will be expressed as Therefore, it is possible to obtain the bead inclination angle θ by substituting the measurement unit separation distance D predetermined at the time of manufacturing the measuring instrument and the measurement value (vertical distance x) obtained by the
[0039]
Further, the inventor of the present invention has a measurement method using a plate gauge and a measurement method using a three-dimensional measuring instrument, and a measurement method using the bead inclination
[0040]
First, the standard deviation of the measurement value in the measurement method using a plate gauge was σ = 0.526, and the standard deviation of the measurement value in the measurement method using a three-dimensional measuring device was σ = 0.275. . On the other hand, the standard deviation of the measured value in the measuring method using the bead inclination
[0041]
Further, as described above, the
[0042]
Further, by using the
[0043]
In addition, although the embodiment described so far shows a configuration for measuring the bead inclination angle θ of the inner
[0044]
【The invention's effect】
The bead inclination angle measuring device of the present invention includes a base, a rim flange portion on one side, and a reference portion that makes contact with the bead seat portion, a rim flange portion on the other side, and a support portion that makes contact with the bead seat portion, respectively. The lower end is displaced along the vertical direction, and the movable measurement unit is in contact with the bead sheet unit with which the reference unit abuts, and the lower end of the movable measurement unit with respect to an imaginary line connecting the lower end of the reference unit and the lower end of the support unit. Since the tilt angle of the bead seat portion with respect to the imaginary line is measured from the vertical distance (Claim 1), the bead tilt angle measuring device can be stably placed on the rim, and the measurement accuracy is greatly improved. And the excellent effect of improving the reproducibility and repeatability of the inspection process. In addition, compared with the measuring method using a plate gauge, the number of man-hours is not increased, so that a complicated inspection process is not required. In addition, since each component is arranged integrally with the base body, the overall configuration is simple, and convenience is good.
[0045]
Further, when the movable support is disposed on the base body through at least a compression spring, and the movable support is configured to be elastically contacted with the rim flange portion and the bead seat portion (Claim 2), each measurement is performed. Even when the rim width changes due to rim errors, the outer edges of the reference portion and the support portion are always connected to the rim flange portion and the bead seat portion due to the action of the compression spring. Since each contact | abuts, a bead inclination-angle measuring device does not shift | deviate in a wheel-axis direction, and there exists an effect which can improve versatility, maintaining a high measurement precision.
[0046]
Further, the outer edge of the support part, the outer edge facing the rim flange part and bead seat part of the rim to be measured, can be in close contact with the coupled curved part extending from the rim flange part of the rim to the bead seat part. In this case (Claim 3), when the bead inclination angle measuring device is placed on the rim, the support portion comes into close contact with the coupled curved portion, so that the bead inclination angle measuring device is stable on the rim. The measurement accuracy is further improved.
[0047]
Further, when the movable measuring part is constituted by a movable part of a dial gauge which is a known technique (Claim 4), the bead inclination angle can be obtained with a specific numerical value, and the bead inclination angle measuring device can be obtained. There is an advantage that the manufacturing cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a bead inclination
FIG. 2 is a bottom view of a
FIG. 3 is an explanatory diagram showing an imaginary line k that connects the lower end of the
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a bead inclination angle θ.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a measurement mode of a bead tilt angle measuring method using the bead tilt
6 is a longitudinal sectional view of the
FIG. 7 is a view showing how a general plate gauge G is used.
FIG. 8 is an explanatory diagram of a method for measuring a bead inclination angle using plate gauges G1 and G2, in which a is a case where a plate gauge G1 corresponding to the maximum appropriate inclination angle is used, and B corresponds to a minimum appropriate inclination angle. The case where plate gauge G2 is used is shown.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
基体から下方へ突設し、測定対象であるリムに形成された一側のリムフランジ部、及び該リムフランジ部と連成するビードシート部と夫々当接する基準部と、
基体に配設され、前記リムに形成された他側のリムフランジ部、及び該リムフランジ部と連成するビードシート部と夫々当接する支持部と、
基準部と支持部との間に配設され、下端が鉛直方向に沿って変位し、所要位置で、基準部が当接するビードシート部に接触する可動測定部とからなり、
基準部の下端と支持部の下端とを結ぶ仮想線に対する可動測定部の下端の垂直距離を測定することを特徴とするビード傾斜角度測定器。A substrate;
Projecting downward from the base body, one rim flange portion formed on the rim to be measured, and a reference portion abutting on each of the bead seat portions coupled to the rim flange portion;
A rim flange portion on the other side formed on the rim, and a support portion that abuts each of the bead seat portions coupled to the rim flange portion;
It is disposed between the reference portion and the support portion, and the lower end is displaced along the vertical direction, and at a required position, the movable measurement portion that comes into contact with the bead sheet portion with which the reference portion abuts,
A bead inclination angle measuring device for measuring a vertical distance of a lower end of a movable measuring unit with respect to an imaginary line connecting a lower end of a reference unit and a lower end of a support unit.
該可動支持体を、リムフランジ部及びビードシート部に弾接させて、ビードシート部の傾斜角度を測定するようにしたものであることを特徴とする請求項1記載のビード傾斜角度測定器。The support portion is constituted by a movable support body that is separate from the base body, and the movable support body is disposed on the base body through at least a compression spring,
2. The bead inclination measuring device according to claim 1, wherein the movable support is elastically contacted with the rim flange part and the bead seat part to measure the inclination angle of the bead seat part.
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