JP4211224B2

JP4211224B2 - Data display device, data display method, and data display processing program

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Publication number: JP4211224B2
Application number: JP2001050528A
Authority: JP
Inventors: しおり正田
Original assignee: Casio Computer Co Ltd
Current assignee: Casio Computer Co Ltd
Priority date: 2001-02-26
Filing date: 2001-02-26
Publication date: 2009-01-21
Anticipated expiration: 2021-02-26
Also published as: JP2002259348A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グラフ表示機能を有する電子計算装置などのデータ表示装置、データ表示方法、及びデータ表示処理プログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えばグラフ表示機能を有する電子計算装置では、任意の関数式Ｙ＝ｆ（Ｘ）を入力してグラフの表示を指示すると、表示画面上に設定されたＸＹ座標に従って各表示ドット毎のＸ値に対応したＹ値が計算され、そのＸＹ座標値（Ｘ，Ｙ）に対応する表示ドットが順次点灯表示されてグラフの描画表示が行われるようになっている。
【０００３】
そして、このような電子計算装置では、表示画面上に表示されたグラフ上の任意の範囲を指定して「ズーム表示」を指示すると、当該指定された範囲内のグラフ表示データが前記表示画面のサイズに合わせて拡大されて表示されるズーム表示機能を備えている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記グラフ表示機能を有する電子計算装置の従来のズーム表示機能では、ズーム表示の対象となるグラフ範囲を指定して当該ズーム範囲のグラフデータを拡大表示させた後に、そのズーム表示を解除させて元のグラフ表示画面に復帰させると、前記グラフに対するズーム指定範囲やズーム画面などの情報は全て消去されるため、再び前回同様のグラフ範囲に対応するズーム画面を表示させたい場合には、もう一度最初のグラフ範囲の指定操作からやり直さなければならず、非常に面倒であるばかりか、前回と完全同一のズーム範囲を指定することが難しくなる問題がある。
【０００５】
本発明は、前記のような問題に鑑みてなされたもので、表示画面上のデータに対する指定範囲の情報が消去されることになく、容易に繰り返し同一のデータ範囲を指定して該指定範囲内のデータ処理を行うことが可能になるデータ表示装置、データ表示方法、及びデータ表示処理プログラムを提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１に係るデータ表示装置では、表表示手段により表示された表上の任意の範囲を指定すると、この指定された表上の範囲が表示され、この表示された範囲内の表が拡大されて表示されるか、あるいは当該範囲内の表データに基づくグラフが表示される。そして、前記表の拡大表示または前記グラフの表示を解除すると、前記拡大前あるいはグラフ表示前に表表示された表及び前記範囲表示された表上の範囲が、その範囲を前記表の拡大表示の解除後か又は前記グラフ表示の解除後かに応じ識別可能として再表示されるので、同一の表範囲に対する拡大処理や同表範囲のデータに基づくグラフ表示処理が簡単且つ選択容易に繰り返せることになる。
【００１２】
また、本発明の請求項２に係るデータ表示装置では、文字・数式表示手段により表示された文字・数式上の任意の範囲を指定すると、この指定された文字・数式上の範囲が表示され、この表示された範囲内の文字・数式が拡大されて表示されるか、あるいは当該範囲内の文字・数式データに基づくグラフが表示されるか、あるいは当該範囲内の文字・数式データに基づく表が表示される。そして、前記文字・数式の拡大表示または前記グラフの表示または前記表の表示を解除すると、前記拡大前あるいはグラフ表示前あるいは表表示前に文字・数式表示された文字・数式及び前記範囲された文字・数式上の範囲が、その範囲を前記文字・数式の拡大表示の解除後か又は前記グラフ表示の解除後か又は前記表表示の解除後かに応じ識別可能として再表示されるので、同一の文字・数式範囲に対する拡大処理や同文字・数式範囲のデータに基づくグラフ表示処理や表表示処理が簡単且つ選択容易に繰り返せることになる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【００１７】
図１は、本発明のデータ表示装置の実施形態に係るグラフ表示機能付き電子計算装置１０の電子回路の構成を示すブロック図である。
【００１８】
この電子計算装置１０はコンピュータによって構成され、ＣＰＵ(central processing unit)を用いた制御部１１を備えている。
【００１９】
制御部（ＣＰＵ）１１は、キー入力部１２から入力されるキー入力データや、カラー液晶表示部１３の表示画面上に重ねて設けられたタブレット１４から位置検出回路１５を介して入力されるタッチ位置データに応じて、ＲＯＭ１６に予め記憶されているシステムプログラムを起動させ、あるいは外部記録媒体１７に予め記憶されている計算装置制御用プログラムを記録媒体読み取り部１８により読み取らせて起動させ、あるいは通信制御部１９によって他のコンピュータ端末から通信ネットワークＮを介して受信された計算装置制御用プログラムを起動させ、ＲＡＭ２０をワークメモリとして回路各部の動作制御を行うものである。
【００２０】
この制御部（ＣＰＵ）１１には、前記キー入力部１２、カラー液晶表示部１３、タブレット１４、位置検出回路１５、ＲＯＭ１６、記録媒体読み取り部１８、通信制御部１９、ＲＡＭ２０が接続され、また、カラー液晶表示部１３は表示駆動回路２１を介して接続される。
【００２１】
図２は前記電子計算装置１０のキー入力部１２に備えられる各種のキーの配列例を示す図である。
【００２２】
キー入力部１２には、数値・記号・文字キー１２ａ、「式」キー１２ｂ、「グラフ」キー１２ｃ、「レンジ」キー１２ｄ、「ズーム」キー１２ｅ、「ポインタ」キー１２ｆ、「表」キー１２ｇ、「プログラム」キー１２ｈ、「範囲」キー１２ｉ、「↑」「↓」「←」「→」の各カーソルキー１２ｊ、「Ｆ１」〜「Ｆ５」の各ファンクションキーキー１２ｋ、「決定」キー１２ｌ、「実行」キー１２ｍ、「取消」キー１２ｎ、そして、「Ｙ」キー１２ｏ、「Ｎ」キー１２ｐ等が備えられる。
【００２３】
数値・記号・文字キー１２ａは、アルファベット，数字などの各種の文字入力キーと共に、演算式や関数式を入力するための各種演算記号や関数記号などの個々のキーをそれぞれ配列した数値・記号・文字の入力用キー群からなる。
【００２４】
「式」キー１２ｂは、任意の演算式や関数式（Ｙ＝ｆ（Ｘ））を新たに入力したり、既に入力された式データを表示させる際に操作される。
【００２５】
「グラフ」キー１２ｃは、前記入力された関数式（Ｙ＝ｆ（Ｘ））や表データ上の各種統計値（Ｘ：Ｙ）などに対応するグラフの描画表示を指示する際に操作される。
【００２６】
「レンジ」キー１２ｄは、グラフ表示を行うための表示画面上のＸ座標及びＹ座標の各座標レンジ（Ｘmin，Ｘmax）（Ｙmin，Ｙmax）を入力設定する際に操作される。
【００２７】
「ズーム」キー１２ｅは、表示されたグラフデータ上や表データ上、あるいはその他の数値・文字データ上などにおいて、任意の範囲を指定して拡大表示などのデータ処理を行わせる際、及び当該「ズーム」キー１２ｅに基づく指定範囲内データの処理表示状態を解除する際に操作される。
【００２８】
「ポインタ」キー１２ｆは、表示データ上の任意の位置にポインタＰにより指定したドットマークを付加する際に操作される。
【００２９】
「表」キー１２ｇは、任意の数値統計データなどを表データとして入力し表示させる際に操作される。
【００３０】
「プログラム」キー１２ｈは、任意のプログラムを入力表示させて当該プログラムに応じた演算処理を実行させる際に操作される。
【００３１】
「範囲」キー１２ｉは、表示されたプログラム上で任意のステップのプログラム範囲を指定する際に操作される。
【００３２】
カーソルキー「↑」「↓」「←」「→」１２ｊは、それぞれ表示されたデータの選択，送り操作や、カーソル，ポインタの移動操作を行なう際等に操作される。
【００３３】
ファンクションキー「Ｆ１」〜「Ｆ５」１２ｋは、それぞれ各種の処理動作上で「Ｆ１」〜「Ｆ５」の記号をもって表示指示される機能の実行を指定する際に操作される。
【００３４】
「決定」キー１２ｌは、入力表示されたデータを確定したり、表示データ上でポインタＰによる指示位置や指示範囲を確定したりする際に操作される。
【００３５】
「実行」キー１２ｍは、指定あるいは選択されている動作の実行を指示する際に操作される。
【００３６】
「取消」キー１２ｎは、現在実行中にある処理を取り消し、処理前の状態に復帰させる際に操作される。
【００３７】
「Ｙ」キー１２ｏ及び「Ｎ」キー１２ｐは、各種の処理動作上で表示されるユーザ選択を促すメッセージに対応して「Ｙｅｓ」又は「Ｎｏ」を入力する際に操作される。
【００３８】
タブレット１４は、カラー液晶表示部１３の表示画面上に重ねて設けられ、タッチされた位置に応じた電圧信号を発生するもので、このタブレット１４から出力されるタッチ位置に応じた電圧信号に基づき、位置検出回路１５により表示画面に対応させた座標が検出され、このタッチ位置座標に応じて制御部（ＣＰＵ）１１により操作の内容が判断される。
【００３９】
ＲＯＭ１６には、本電子計算装置１０の電子回路におけるの全体の処理を司るシステムプログラムが予め記憶されると共に、計算処理、グラフ表示処理、表表示処理、プログラム処理、その他のデータ入力処理等、前記各種の処理動作に対応したアプリケーションプログラムも予め記憶される。
【００４０】
図３は前記電子計算装置１０のＲＡＭ２０に確保される主要なデータメモリの構成を示す図である。
【００４１】
ＲＡＭ２０には、表示データメモリ２０ａ、入力データメモリ２０ｂ、式データメモリ２０ｃ、レンジデータメモリ２０ｄ、グラフデータメモリ２０ｅ、グラフズーム範囲データメモリ２０ｆ、ポインタデータメモリ２０ｇ、表データメモリ２０ｈ、表ズーム範囲データメモリ２０ｉ、文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊ、プログラムデータメモリ２０ｋ、実行ステップデータメモリ２０ｌ、及びその他のワークエリア２０ｍ等の各種のデータメモリが備えられる。
【００４２】
表示データメモリ２０ａには、前記各種の処理動作においてカラー液晶表示部１３に表示すべき表示データがビットマップのパターンデータとして展開されて記憶される。
【００４３】
入力データメモリ２０ｂには、各種の処理動作上でキー入力された文字や数値・記号などからなる入力データが記憶される。
【００４４】
式データメモリ２０ｃには、キー入力された任意の関数式（Ｙ＝ｆ（Ｘ））や任意の計算式が複数の式データのそれぞれに番号付けされて記憶される。
【００４５】
レンジデータメモリ２０ｄには、前記「レンジ」キー１２ｄの操作に基づき入力された、グラフ表示画面上のＸ座標及びＹ座標の各座標レンジ（Ｘmin，Ｘmax）（Ｙmin，Ｙmax）が記憶される。
【００４６】
グラフデータメモリ２０ｅには、前記式データメモリ２０ｃに記憶されたグラフ関数式のそれぞれに対応した前記表示座標レンジ（Ｘmin，Ｘmax）（Ｙmin，Ｙmax）上でのＸ座標値（x1,x2,…）に対するＹ座標値（y1,y2,…）のテーブルデータが記憶されると共に、このグラフ関数式に対応するＸ，Ｙ座標値(x1,y1、x2,y2、…)に従ったグラフ描画データが前記表示データメモリ２０ａと同一のメモリ領域上に書き込まれて記憶される。
【００４７】
グラフズーム範囲データメモリ２０ｆには、グラフ表示画面上で指定されたズーム対象範囲ａに対応する対角２点の座標データ(x1,y1)(x2,y2)がその指定範囲毎に記憶されると共に、当該各指定範囲毎の表示色が指定記憶される。
【００４８】
ポインタデータメモリ２０ｇには、表示されたグラフ上の任意の位置で指示表示されるポインタＰのＸ，Ｙ座標値（Ｘｐ，Ｙｐ）が記憶される。
【００４９】
表データメモリ２０ｈには、統計データなどを入力して作成表示された表データが記憶される。
【００５０】
表ズーム範囲データメモリ２０ｉには、表表示画面上で指定されたズーム対象範囲ａに対応する各セルの位置データがその指定範囲毎に記憶されると共に、当該各指定範囲毎の表示色が記憶される。
【００５１】
文字・数式・ズーム範囲データメモリ２０ｊには、入力データメモリ２０ｂに書き込まれた文字・数式データの表示画面上で指定されたズーム対象範囲ａに対応する行列の位置データがその指定範囲毎に記憶されると共に、当該各指定範囲毎のデータの意味する種別（表・グラフ・図など）、及び当該指定データ範囲の表示色が記憶される。
【００５２】
プログラムデータメモリ２０ｋには、任意に入力されて作成されたプログラムデータが記憶される。
【００５３】
実行ステップデータメモリ２０ｌには、前記プログラムデータの表示画面上で指定されたプログラムステップのステップ値（ステップ範囲）が記憶されると共に、その指定ステップ範囲内でのプログラムの実行に伴うループ処理回数、及び当該実行プログラム範囲の表示色が記憶される。
【００５４】
その他のワークエリア２０ｍには、各種動作の制御処理に伴い制御部（ＣＰＵ）１１により入出力されるデータが必要に応じて一時的に記憶される。
【００５５】
次に、前記構成の電子計算装置における第１実施形態〜第１１実施形態の各データ表示機能について説明する。
【００５６】
（第１実施形態）
図４は前記電子計算装置の第１実施形態によるグラフ表示処理を示すフローチャートである。
【００５７】
図５は前記電子計算装置の第１実施形態のグラフ表示処理に伴うグラフ画面の操作表示状態を示す図である。
【００５８】
キー入力部１２の「式」キー１２ｂの操作により、液晶表示部１３に表示された式入力表示画面にあって、任意の関数式「ｙ１＝ｆ１（ｘ），ｙ２＝ｆ２（ｘ），…」を入力すると、入力された各関数式のデータはＲＡＭ２０内の式データメモリ２０ｃに記憶される。
【００５９】
このように任意の関数式が式データメモリ２０ｃに記憶された状態で、キー入力部１２の「グラフ」キー１２ｃが操作されると、式データメモリ２０ｃに記憶されている前記複数の関数式ｙ１，ｙ２，…が読み出されて表示される。
【００６０】
この関数式の表示画面にあって、カーソルキー１２ｊの操作によりグラフ化したい１つの関数式（例えばｙ１）を選択して指定し、「実行」キー１２ｍを操作してグラフ描画の実行を指示すると、レンジデータメモリ２０ｄに記憶されたグラフ座標レンジ上での前記指定関数式ｙ１に対応するＸ，Ｙ座標データが計算されてグラフデータメモリ２０ｅに記憶されると共に、グラフデータｙ１が描画され、例えば図５（Ａ）に示すように、グラフ表示画面Ｇ１が液晶表示部１３に表示される。
【００６１】
このグラフ表示画面Ｇ１において、グラフデータｙ上の任意の範囲を拡大表示させたい場合に、キー入力部１２の「ズーム」キー１２ｅを操作すると、表示画面上にポインタＰが表示される。そして、このポインタＰをカーソルキー１２ｊあるいはタブレット１４に対するペンタッチにより移動操作してズーム対象となる任意の矩形範囲の対角点を指定し「決定」キー１２ｌを操作すると、指定されたズーム対象範囲に対応する対角点の座標データがＲＡＭ２０内のグラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されると共に、その範囲指定枠ａが表示される（ステップＡ１）。
【００６２】
ここで、図５（Ｂ）に示すように、「実行」キー１２ｍの操作によりズーム表示の実行を指示すると、前記グラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されたズーム対象範囲に対応するグラフ部分データがグラフデータメモリ２０ｅから読み出され、表示データメモリ２０ａにおける表示画面領域の全領域に対応付けられて拡大されて描画され、指定範囲のグラフズーム画面Ｚ１が液晶表示部１３に表示される（ステップＡ２）。
【００６３】
この後、図５（Ｃ）に示すように、「ズーム」キー１２ｅを再操作してズーム表示の解除を指示すると、グラフデータメモリ２０ｅに記憶されているグラフデータｙの全体を示すグラフ表示画面Ｇ１が再び描画表示されると共に、当該グラフ表示画面Ｇ１上には、前記グラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されているズーム対象範囲に対応する範囲指定枠ａが元通りに表示される（ステップＡ３，Ａ４）。
【００６４】
ここで、再び「ズーム」キー１２ｅを操作すると共に、前記グラフ表示画面Ｇ１上に再表示された範囲指定枠ａをポインタＰで指定して「実行」キー１２ｍを操作すると、図５（Ｂ）で示したように、前記同一のズーム対象範囲に対応するグラフズーム画面Ｚ１が繰り返し表示される。
【００６５】
したがって、前記構成の電子計算装置における第１実施形態のデータ表示機能によれば、任意の関数式に対応するグラフデータｙをグラフ表示画面Ｇ１上に表示させ、当該グラフ表示画面Ｇ１において、グラフデータｙ上の任意の範囲をズーム対象範囲として指定すると、その範囲データがグラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されると共に対応する範囲指定枠ａが表示される。そして「実行」キー１２ｍの操作により前記指定された範囲データに対応するグラフ部分データのグラフズーム画面Ｚ１を表示させた後に、「ズーム」キー１２ｅを再操作してズーム解除を指示すると、前記グラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶された範囲データに基づき、前記同一の範囲指定枠ａが表示されたグラフ表示画面Ｇ１が再表示されるので、グラフのズーム表示を解除した場合でも、ズーム表示の履歴を残すことで、同一のズーム対象範囲を簡単に指定して繰り返し同じグラフ部分データの拡大表示を再現できるようになる。
【００６６】
（第２実施形態）
図６は前記電子計算装置の第２実施形態によるグラフ表示処理を示すフローチャートである。
【００６７】
図７は前記電子計算装置の第２実施形態のグラフ表示処理に伴うグラフ画面の操作表示状態を示す図である。
【００６８】
図７（Ａ）に示すような、グラフ表示画面Ｇ１において、グラフデータｙ上の任意の範囲を拡大表示させたい場合に、キー入力部１２の「ズーム」キー１２ｅを操作すると、表示画面上にポインタＰが表示される。そして、このポインタＰをカーソルキー１２ｊあるいはタブレット１４に対するペンタッチにより移動操作してズーム対象となる任意の矩形範囲の対角点を指定し「決定」キー１２ｌを操作すると、指定されたズーム対象範囲に対応する対角点の座標データがＲＡＭ２０内のグラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されると共に、その範囲指定枠ａが表示される（ステップＢ１）。
【００６９】
ここで、図７（Ｂ）に示すように、「実行」キー１２ｍの操作によりズーム表示の実行を指示すると、前記グラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されたズーム対象範囲に対応するグラフ部分データがグラフデータメモリ２０ｅから読み出され、表示データメモリ２０ａにおける表示画面領域の全領域に対応付けられて拡大されて描画され、指定範囲のグラフズーム画面Ｚ１が液晶表示部１３に表示される（ステップＢ２）。
【００７０】
そして、同図７（Ｂ）に示すように、このグラフズーム画面Ｚ１上に拡大表示されたグラフデータ上の任意の点を、ポインタＰを移動操作して指定すると共に「ポインタ」キー１２ｆを操作して当該ポインタＰによる指定点の確定を指示すると、当該指定点の座標データ（Ｘｐ，Ｙｐ）がＲＡＭ２０内のポインタデータメモリ２０ｇに記憶されると共に、対応する指定点マークＭが表示される（ステップＢ３）。
【００７１】
この後、図７（Ｃ）に示すように、「ズーム」キー１２ｅを再操作してズーム表示の解除を指示すると、グラフデータメモリ２０ｅに記憶されているグラフデータｙの全体を示すグラフ表示画面Ｇ１が再び描画表示されると共に、当該グラフ表示画面Ｇ１上には、前記グラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されているズーム対象範囲に対応する範囲指定枠ａが元通りに表示され、さらに前記ポインタデータメモリ２０ｇに記憶されている指定点座標（Ｘｐ，Ｙｐ）に対応する指定点マークＭも共に表示される（ステップＢ３，Ｂ４）。
【００７２】
ここで、再び「ズーム」キー１２ｅを操作すると共に、前記グラフ表示画面Ｇ１上に再表示された範囲指定枠ａをポインタＰで指定して「実行」キー１２ｍを操作すると、図７（Ｂ）で示したように、前記同一のズーム対象範囲に対応するグラフズーム画面Ｚ１が繰り返し表示され、又、前記ポインタ指定点に対応する指定点マークＭも同様に再現表示される。
【００７３】
したがって、前記構成の電子計算装置における第２実施形態のデータ表示機能によれば、前記第１実施形態のデータ表示機能と同様にして、グラフのズーム表示を解除した場合に、ズーム表示の履歴を残すことで、同一のズーム対象範囲（ａ）を簡単に指定して繰り返し同じグラフ部分データの拡大表示を再現できるようになるばかりでなく、グラフズーム画面Ｚ１上でポインタＰにより指定したグラフ上の指定点座標をポインタデータメモリ２０ｇに記憶させ、前記ズーム表示解除後のグラフ表示画面Ｇ１におけるグラフデータ上でも指定点マークＭとして再現表示できるようになり、グラフデータｙ上のより正確な位置での印付けが可能になる。
【００７４】
（第３実施形態）
図８は前記電子計算装置の第３実施形態による表画面表示処理を示すフローチャートである。
【００７５】
図９は前記電子計算装置の第３実施形態の表画面表示処理に伴う表画面の操作表示状態を示す図である。
【００７６】
キー入力部１２の「表」キー１２ｇを操作して、液晶表示部１３の表示画面上に表作成画面を表示させ、例えば複数の関連項目からなる任意の統計データを表内の各セル毎に入力して表データを作成し、ＲＡＭ２０内の表データメモリ２０ｈに記憶させる。
【００７７】
そして、前記「表」キー１２ｇを操作して、前記表データメモリ２０ｈに記憶された表データを、図９（Ａ）に示すように、表表示画面Ｇ２として液晶表示部１３に表示させた状態で、表データ上の任意のセル範囲を拡大表示させたい場合に、キー入力部１２の「ズーム」キー１２ｅを操作すると、表示画面上にポインタＰが表示される。そして、このポインタＰをカーソルキー１２ｊあるいはタブレット１４に対するペンタッチにより移動操作してズーム対象となる任意の矩形範囲の対角点を指定し「決定」キー１２ｌを操作すると、指定されたズーム対象範囲に対応する各セルの位置データがＲＡＭ２０内の表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されると共に、その範囲指定枠ａが表示される（ステップＣ１）。
【００７８】
ここで、図９（Ｂ）に示すように、「実行」キー１２ｍの操作によりズーム表示の実行を指示すると、前記表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されたズーム対象範囲の各セルの位置データに対応する表部分データが表データメモリ２０ｈから読み出され、表示データメモリ２０ａにおける表示画面領域の全領域に対応付けられて拡大されて描画され、指定範囲の表ズーム画面Ｚ２が液晶表示部１３に表示される（ステップＣ２）。
【００７９】
この後、図９（Ｃ）に示すように、「ズーム」キー１２ｅを再操作してズーム表示の解除を指示すると、表データメモリ２０ｈに記憶されている表データの全体を示す表表示画面Ｇ２が再び表示出力されると共に、当該表表示画面Ｇ２上には、前記表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されているズーム対象範囲のセル位置データに対応する範囲指定枠ａが元通りに表示される（ステップＣ３，Ｃ４）。
【００８０】
ここで、再び「ズーム」キー１２ｅを操作すると共に、前記表表示画面Ｇ２上に再表示された範囲指定枠ａをポインタＰで指定して「実行」キー１２ｍを操作すると、図９（Ｂ）で示したように、前記同一のズーム対象範囲のセル位置データに対応する表ズーム画面Ｚ２が繰り返し表示される。
【００８１】
したがって、前記構成の電子計算装置における第３実施形態のデータ表示機能によれば、任意の表データを表表示画面Ｇ２に表示させ、当該表表示画面Ｇ２において、表データ上の任意の範囲をズーム対象範囲として指定すると、その範囲内のセル位置データが表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されると共に対応する範囲指定枠ａが表示される。そして「実行」キー１２ｍの操作により前記指定された範囲データに対応する表部分データの表ズーム画面Ｚ２を表示させた後に、「ズーム」キー１２ｅを再操作してズーム解除を指示すると、前記表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶された範囲データに基づき、前記同一の範囲指定枠ａが表示された表表示画面Ｇ２が再表示されるので、表のズーム表示を解除した場合でも、ズーム表示の履歴を残すことで、同一のズーム対象範囲を簡単に指定して繰り返し同じ表部分データの拡大表示を再現できるようになる。
【００８２】
また、表データ中の各セル内の細かなデータを容易にズーム表示で確認できるようになる
（第４実施形態）
図１０は前記電子計算装置の第４実施形態による表画面表示処理を示すフローチャートである。
【００８３】
図１１は前記電子計算装置の第４実施形態の表画面表示処理に伴う表画面の操作表示状態を示す図である。
【００８４】
図１１（Ａ）に示すような、所望の表データを表示させた表表示画面Ｇ２の表示状態にあって、当該表データ上の任意のセル範囲を拡大表示、あるいは各セル内の数値・数式データをグラフデータに変換表示させたい場合に、キー入力部１２の「ズーム」キー１２ｅを操作すると、表示画面上にポインタＰが表示される。そして、このポインタＰをカーソルキー１２ｊあるいはタブレット１４に対するペンタッチにより移動操作してズーム対象となる任意の行列範囲の対角点を指定し「決定」キー１２ｌを操作すると、指定されたズーム対象範囲に対応する各セルの位置データがＲＡＭ２０内の表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されると共に、その範囲指定枠ａが表示される（ステップＤ１）。
【００８５】
ここで、例えば前記図９（Ｂ）で示したのと同様に、「実行」キー１２ｍの操作によりズーム表示の実行を指示すると、前記表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されたズーム対象範囲の各セルの位置データに対応する表部分のデータが表データメモリ２０ｈから読み出され、表示データメモリ２０ａにおける表示画面領域の全領域に対応付けられて拡大されて描画され、指定範囲の表ズーム画面Ｚ２が液晶表示部１３に表示される（ステップＤ２→Ｄ３）。
【００８６】
一方、前記図１１（Ａ）で示したように、表表示画面Ｇ２上の任意のセル範囲を指定して、当該指定された各セルの位置データがＲＡＭ２０内の表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されると共に、その範囲指定枠ａが表示された状態で（ステップＤ１）、図１１（Ｂ）に示すように、「グラフ」キー１２ｃを操作してグラフの表示を指示すると、前記表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されたズーム対象範囲の各セルの位置データに対応するところの表データ内各項目の数値・数式データが表データメモリ２０ｈから読み出され、グラフデータｙに変換されてグラフ表示画面Ｇ１として液晶表示部１３に表示される（ステップＤ２→Ｄ４→Ｄ５）。
【００８７】
そして、前記ステップＤ３を経て表データ内の指定範囲（ａ）に対応する表ズーム画面Ｚ２を表示させた状態、又は、前記ステップＤ５を経て表データ内の指定範囲（ａ）に対応するところの各数値・数式データをグラフデータに変換したグラフ表示画面Ｇ１を表示させた状態で、図１１（Ｃ）に示すように、「ズーム」キー１２ｅを再操作して前記指定範囲内表部分データのズーム表示の解除、又は指定範囲内データのグラフ変換表示の解除を指示すると、その何れの場合にも、表データメモリ２０ｈに記憶されている表データの全体を示す表表示画面Ｇ２が再び表示出力されると共に、当該表表示画面Ｇ２上には、前記表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されているズーム対象範囲のセル位置データに対応する範囲指定枠ａが元通りに表示される（ステップＤ６，Ｄ７）。
【００８８】
ここで、再び「ズーム」キー１２ｅを操作すると共に、前記表表示画面Ｇ２上に再表示された範囲指定枠ａをポインタＰで指定して「実行」キー１２ｍを操作すると、同一のズーム対象範囲のセル位置データに対応する表ズーム画面Ｚ２が繰り返し表示され、また「グラフ」キー１２ｃを操作すると、前記図１１（Ｂ）にて示した、同一のズーム対象範囲の表部分データに対応するグラフ表示画面Ｇ１が繰り返し表示される。
【００８９】
したがって、前記構成の電子計算装置における第４実施形態のデータ表示機能によれば、任意の表データを表表示画面Ｇ２に表示させ、当該表表示画面Ｇ２において、表データ上の任意の範囲をズーム対象範囲として指定すると、その範囲内のセル位置データが表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されると共に対応する範囲指定枠ａが表示される。そして「実行」キー１２ｍを操作すると、前記指定された範囲データに対応する表部分データの表ズーム画面Ｚ２が表示され、一方、「グラフ」キー１２ｃを操作すると、前記指定範囲の表部分データをグラフデータに変換したグラフ表示画面Ｇ１が表示され、この後、「ズーム」キー１２ｅを再操作してズーム解除またはグラフ解除を指示すると、前記表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶された範囲データに基づき、前記同一の範囲指定枠ａが表示された表表示画面Ｇ２が再表示されるので、表データ上の指定範囲内のデータを拡大表示させたり、グラフデータに変換して表示することができ、しかも、ズーム表示やグラフ表示を解除した場合でも、ズーム表示の履歴を残すことで、同一のズーム対象範囲を簡単に指定して繰り返し同じ表部分データの拡大表示やグラフ変換表示を再現できるようになる。
【００９０】
（第５実施形態）
図１２は前記電子計算装置の第５実施形態による表画面表示処理を示すフローチャートである。
【００９１】
図１３は前記電子計算装置の第５実施形態の表画面表示処理に伴う表画面の操作表示状態を示す図である。
【００９２】
図１３（Ａ）に示すような、所望の表データを表示させた表表示画面Ｇ２の表示状態にあって、当該表データ上の任意のセル範囲を拡大表示、あるいは各セル内の数値・数式データをグラフデータに変換表示させたい場合に、キー入力部１２の「ズーム」キー１２ｅを操作すると、表示画面上にポインタＰが表示される。そして、このポインタＰをカーソルキー１２ｊあるいはタブレット１４に対するペンタッチにより移動操作してズーム対象となる任意の行列範囲の対角点を指定し「決定」キー１２ｌを操作すると、指定されたズーム対象範囲に対応する各セルの位置データがＲＡＭ２０内の表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されると共に、その範囲指定枠ａが表示される（ステップＥ１）。
【００９３】
ここで、図１３（Ｂ２）に示すように、「実行」キー１２ｍの操作によりズーム表示の実行を指示すると、前記表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されたズーム対象範囲の各セルの位置データに対応する表部分のデータが表データメモリ２０ｈから読み出され、表示データメモリ２０ａにおける表示画面領域の全領域に対応付けられて拡大されて描画され、指定範囲の表ズーム画面Ｚ２が液晶表示部１３に表示される（ステップＥ２→Ｅ３）。
【００９４】
一方、前記図１３（Ａ）で示したように、表表示画面Ｇ２上の任意のセル範囲を指定して、当該指定された各セルの位置データがＲＡＭ２０内の表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されると共に、その範囲指定枠ａが表示された状態で（ステップＥ１）、図１３（Ｂ１）に示すように、「グラフ」キー１２ｃを操作してグラフの表示を指示すると、前記表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されたズーム対象範囲の各セルの位置データに対応するところの表データ内各項目の数値・数式データが表データメモリ２０ｈから読み出され、グラフデータｙ１，ｙ２に変換されてグラフ表示画面Ｇ１として液晶表示部１３に表示される（ステップＥ２→Ｅ４→Ｅ５）。
【００９５】
そして、前記ステップＥ３を経て、前記図１３（Ｂ２）で示したように、表データ内の指定範囲（ａ）に対応する表ズーム画面Ｚ２を表示させた状態で、図１３（Ｃ２）に示すように、「ズーム」キー１２ｅを再操作して前記指定範囲内表部分データのズーム表示の解除を指示すると、表データメモリ２０ｈに記憶されている表データの全体を示す表表示画面Ｇ２が再び表示出力されると共に、当該表表示画面Ｇ２上には、前記表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されているズーム対象範囲のセル位置データに対応する範囲指定枠ａが、その枠内を同表ズーム範囲データメモリ２０ｉにて記憶指定されている表ズーム実行時の識別色（例えば赤色）に色分けされて表示される（ステップＥ３→Ｅ６，Ｅ７，Ｅ８）。
【００９６】
一方、前記ステップＥ５を経て、前記図１３（Ｂ１）で示したように、表データ内の指定範囲（ａ）に対応するところの各数値・数式データをグラフデータに変換したグラフ表示画面Ｇ１を表示させた状態で、図１３（Ｃ１）に示すように、「ズーム」キー１２ｅを再操作して前記指定範囲内データのグラフ変換表示の解除を指示すると、表データメモリ２０ｈに記憶されている表データの全体を示す表表示画面Ｇ２が再び表示出力されると共に、当該表表示画面Ｇ２上には、前記表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されているズーム対象範囲のセル位置データに対応する範囲指定枠ａが、その枠内を同表ズーム範囲データメモリ２０ｉにて記憶指定されているグラフ変換実行時の識別色（例えば青色）に色分けされて表示される（ステップＥ５→Ｅ６，Ｅ７，Ｅ８）。
【００９７】
ここで、再び「ズーム」キー１２ｅを操作すると共に、前記表表示画面Ｇ２上に再表示された範囲指定枠ａをポインタＰで指定して「実行」キー１２ｍを操作すると、前記図１３（Ｂ２）にて示した、同一のズーム対象範囲のセル位置データに対応する表ズーム画面Ｚ２が繰り返し表示され、また「グラフ」キー１２ｃを操作すると、前記図１３（Ｂ１）にて示した、同一のズーム対象範囲の表部分データに対応するグラフ表示画面Ｇ１が繰り返し表示される。
【００９８】
したがって、前記構成の電子計算装置における第５実施形態のデータ表示機能によれば、任意の表データを表表示画面Ｇ２に表示させ、当該表表示画面Ｇ２において、表データ上の任意の範囲をズーム対象範囲として指定すると、その範囲内のセル位置データが表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶されると共に対応する範囲指定枠ａが表示される。そして「実行」キー１２ｍを操作すると、前記指定された範囲データに対応する表部分データの表ズーム画面Ｚ２が表示され、一方、「グラフ」キー１２ｃを操作すると、前記指定範囲の表部分データをグラフデータに変換したグラフ表示画面Ｇ１が表示される。この後、「ズーム」キー１２ｅを再操作してズーム解除またはグラフ解除を指示すると、前記表ズーム範囲データメモリ２０ｉに記憶された範囲データに基づき、前記同一の範囲指定枠ａが、表ズーム実行後は赤色で、またグラフ変換実行後は青色で色分けされて識別表示された表表示画面Ｇ２が再表示されるので、表データ上の指定範囲内のデータを拡大表示させたり、グラフデータに変換して表示することができ、しかも、ズーム表示やグラフ表示を解除した場合でも、ズーム表示後やグラフ変換後の識別可能な履歴を残すことで、同一のズーム対象範囲を簡単に指定して繰り返し同じ表部分データの拡大表示やグラフ変換表示を再現できるようになる。
【００９９】
なお、この第５実施形態において、範囲指定枠ａの表示色を変化させることによるグラフ表示後か表ズーム後かの識別手段は、当該指定枠ａそのものの枠線の太さを変化させることにより識別する構成としてもよい。
【０１００】
（第６実施形態）
図１４は前記電子計算装置の第６実施形態による文字・数式表示処理を示すフローチャートである。
【０１０１】
図１５は前記電子計算装置の第６実施形態の文字・数式表示処理に伴う文字・数式画面の操作表示状態を示す図である。
【０１０２】
液晶表示部１３の表示画面上に、キー入力部１２の数値・記号・文字キー１２ａによる各種のキー入力データが入力表示される通常のデータ入力表示画面を表示させ、ＲＡＭ２０内のグラフデータメモリ２０ｅや表データメモリ２０ｈにて記憶されている各種のグラフデータや表データに関係するキーワードを含む文字・数式などからなるテキストデータを作成し、例えば図１５（Ａ）に示すように、文字・数式表示画面Ｇ３として表示させると、このキー入力データはＲＡＭ２０内の入力データメモリ２０ｂに記憶させる。
【０１０３】
そして、前記図１５（Ａ）で示したような、文字・数式表示画面Ｇ３の表示状態にあって、当該文字・数式データ上の任意の行列範囲を拡大表示、あるいは各行列範囲内の文字・数式をキーワードとするグラフ（図）データや表データに変換表示させたい場合に、キー入力部１２の「ズーム」キー１２ｅを操作すると、表示画面上にポインタＰが表示される。そして、このポインタＰをカーソルキー１２ｊあるいはタブレット１４に対するペンタッチにより移動操作してズーム対象となる任意の行列範囲の対角点を指定し「決定」キー１２ｌを操作すると、指定されたズーム対象範囲に対応する行列の位置データがＲＡＭ２０内の文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されると共に、その範囲指定枠ａが表示される（ステップＦ１）。
【０１０４】
ここで、「実行」キー１２ｍの操作によりズーム表示の実行を指示すると、前記文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されたズーム対象範囲の各行列位置データに対応する部分の文字・数式データが入力データメモリ２０ｂから読み出され、表示データメモリ２０ａにおける表示画面領域の全領域に対応付けられて拡大されて描画され、指定範囲の文字・数式ズーム画面が液晶表示部１３に表示される（ステップＦ２→Ｆ３）。
【０１０５】
一方、前記図１５（Ａ）で示したように、文字・数式表示画面Ｇ３上の任意の行列範囲を指定して、当該指定された行列の位置データがＲＡＭ２０内の文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されると共に、その範囲指定枠ａが表示された状態で（ステップＦ１）、図１５（Ｂ）に示すように、「グラフ」キー１２ｃを操作して関係するグラフの表示を指示すると、前記文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されたズーム対象範囲の各行列の位置データに対応するところの文字・数式データが入力データメモリ２０ｂから読み出され、これをキーワードとするグラフデータｙがグラフデータメモリ２０ｅから検索されてグラフ表示画面Ｇ１として液晶表示部１３に表示される（ステップＦ２→Ｆ４→Ｆ５）。
【０１０６】
また前記同様、図１５（Ａ）で示したように、文字・数式表示画面Ｇ３上の任意の行列範囲を指定して、当該指定された行列の位置データがＲＡＭ２０内の文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されると共に、その範囲指定枠ａが表示された状態で（ステップＦ１）、「表」キー１２ｇを操作して関係する表の表示を指示すると、前記文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されたズーム対象範囲の各行列の位置データに対応するところの文字・数式データが入力データメモリ２０ｂから読み出され、これをキーワードとする表データが表データメモリ２０ｈから検索されて表表示画面Ｇ２として液晶表示部１３に表示される（ステップＦ２→Ｆ４→Ｆ６→Ｆ７）。
【０１０７】
そして、前記ステップＦ３を経て文字・数式データ内の指定範囲（ａ）に対応する文字・数式ズーム画面を表示させた状態、又は、前記ステップＦ５を経て文字・数式データ内の指定範囲（ａ）に対応するところの文字・数式データに関係するグラフデータのグラフ表示画面Ｇ１を表示させた状態、又は前記ステップＦ７を経て文字・数式データ内の指定範囲（ａ）に対応するところの文字・数式データに関係する表データの表表示画面Ｇ２を表示させた状態で、図１５（Ｃ）に示すように、「ズーム」キー１２ｅを再操作して前記指定範囲内文字・数式部分データのズーム表示の解除、又は指定範囲内データの関係グラフ表示の解除、又は指定範囲内データの関係表表示の解除を指示すると、その何れの場合にも、入力データメモリ２０ｂに記憶されている文字・数式データの全体を示す文字・数式表示画面Ｇ３が再び表示出力されると共に、当該文字・数式表示画面Ｇ３上には、前記文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されているズーム対象範囲の行列位置データに対応する範囲指定枠ａが元通りに表示される（ステップＦ８，Ｆ９）。
【０１０８】
ここで、再び「ズーム」キー１２ｅを操作すると共に、前記文字・数式表示画面Ｇ３上に再表示された範囲指定枠ａをポインタＰで指定して「実行」キー１２ｍを操作すると、同一のズーム対象範囲の行列位置データに対応する文字・数式ズーム画面が繰り返し表示され、また「グラフ」キー１２ｃを操作すると、前記図１５（Ｂ）にて示した、同一のズーム対象範囲の文字・数式部分データに関係するグラフ表示画面Ｇ１が繰り返し表示され、さらに、「表」キー１２ｇを操作すると、同一のズーム対象範囲の文字・数式部分データに関係する表表示画面Ｇ２が繰り返し表示される。
【０１０９】
したがって、前記構成の電子計算装置における第６実施形態のデータ表示機能によれば、予め作成記憶された各種のグラフデータや表データに関係するキーワードを含む文字・数式などからなるテキストデータを文字・数式表示画面Ｇ３に表示させ、当該文字・数式表示画面Ｇ３において、その表示データ上の任意の範囲をズーム対象範囲として指定すると、その範囲内の行列位置データが文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されると共に対応する範囲指定枠ａが表示される。そして「実行」キー１２ｍを操作すると、前記指定された範囲データに対応する部分の文字・数式データのズーム画面が表示され、一方、「グラフ」キー１２ｃを操作すると、前記指定範囲の文字・数式データに関係するグラフデータのグラフ表示画面Ｇ１が表示され、また、「表」キー１２ｇを操作すると、前記指定範囲の文字・数式データに関係する表データの表表示画面Ｇ２が表示され、この後、「ズーム」キー１２ｅを再操作してズーム解除またはグラフ解除または表解除を指示すると、前記文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶された範囲データに基づき、前記同一の範囲指定枠ａが表示された文字・数式表示画面Ｇ３が再表示されるので、文字・数式データ上の指定範囲内のデータを拡大表示させたり、関係するグラフデータや表データを検索して表示することができ、しかも、ズーム表示やグラフ，表の検索表示を解除した場合でも、ズーム表示の履歴を残すことで、同一のズーム対象範囲を簡単に指定して繰り返し同じ表部分データの拡大表示やグラフ，表の検索表示を再現できるようになる。
【０１１０】
（第７実施形態）
図１６は前記電子計算装置の第７実施形態による文字・数式表示処理を示すフローチャートである。
【０１１１】
図１７は前記電子計算装置の第７実施形態の文字・数式表示処理に伴う文字・数式画面の操作表示状態を示す図である。
【０１１２】
ＲＡＭ２０内のグラフデータメモリ２０ｅや表データメモリ２０ｈにて記憶されている各種のグラフデータや表データに関係するキーワードを含む文字・数式などからなるテキストデータを作成し、図１７（Ａ）に示すように、文字・数式表示画面Ｇ３として表示させた状態にあって、当該文字・数式データ上の任意の行列範囲を拡大表示、あるいは各行列範囲内の文字・数式をキーワードとするグラフ（図）データや表データに変換表示させたい場合に、キー入力部１２の「ズーム」キー１２ｅを操作すると、表示画面上にポインタＰが表示される。そして、このポインタＰをカーソルキー１２ｊあるいはタブレット１４に対するペンタッチにより移動操作してズーム対象となる任意の行列範囲の対角点を指定し「決定」キー１２ｌを操作すると、指定されたズーム対象範囲に対応する行列の位置データがＲＡＭ２０内の文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されると共に、その範囲指定枠ａが表示される（ステップＧ１）。
【０１１３】
ここで、「実行」キー１２ｍの操作によりズーム表示の実行を指示すると、前記文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されたズーム対象範囲の各行列位置データに対応する部分の文字・数式データが入力データメモリ２０ｂから読み出され、表示データメモリ２０ａにおける表示画面領域の全領域に対応付けられて拡大されて描画され、指定範囲の文字・数式ズーム画面が液晶表示部１３に表示される（ステップＧ２→Ｇ３）。
【０１１４】
一方、前記図１７（Ａ）で示したように、文字・数式表示画面Ｇ３上の任意の行列範囲を指定して、当該指定された行列の位置データがＲＡＭ２０内の文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されると共に、その範囲指定枠ａが表示された状態で（ステップＧ１）、図１７（Ｂ）に示すように、「グラフ」キー１２ｃを操作して関係するグラフの表示を指示すると、前記文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されたズーム対象範囲の各行列の位置データに対応するところの文字・数式データが入力データメモリ２０ｂから読み出され、これをキーワードとするグラフデータｙがグラフデータメモリ２０ｅから検索されてグラフ表示画面Ｇ１として液晶表示部１３に表示される（ステップＧ２→Ｇ４→Ｇ５）。
【０１１５】
また前記同様、図１７（Ａ）で示したように、文字・数式表示画面Ｇ３上の任意の行列範囲を指定して、当該指定された行列の位置データがＲＡＭ２０内の文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されると共に、その範囲指定枠ａが表示された状態で（ステップＧ１）、「表」キー１２ｇを操作して関係する表の表示を指示すると、前記文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されたズーム対象範囲の各行列の位置データに対応するところの文字・数式データが入力データメモリ２０ｂから読み出され、これをキーワードとする表データが表データメモリ２０ｈから検索されて表表示画面Ｇ２として液晶表示部１３に表示される（ステップＧ２→Ｇ４→Ｇ６→Ｇ７）。
【０１１６】
そして、前記ステップＧ３を経て、文字・数式データ内の指定範囲（ａ）に対応するズーム画面を表示させた状態で、「ズーム」キー１２ｅを再操作して前記指定範囲内文字・数式データのズーム表示の解除を指示すると、入力データメモリ２０ｂに記憶されている文字・数式データの全体を示す文字・数式表示画面Ｇ３が再び表示出力されると共に、当該文字・数式表示画面Ｇ３上には、前記文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されているズーム対象範囲の行列位置データに対応する範囲指定枠ａが、その枠横に同文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊにて記憶指定されているズーム実行時の種別メッセージ（例えば「ズーム」）を付加させて表示される（ステップＧ３→Ｇ８，Ｇ９，Ｇ１０）。
【０１１７】
一方、前記ステップＧ５を経て、前記図１７（Ｂ）で示したように、文字・数式データ内の指定範囲（ａ）に対応するところの文字・数式データに関係するグラフデータを検索しグラフ表示画面Ｇ１として表示させた状態で、図１７（Ｃ）に示すように、「ズーム」キー１２ｅを再操作して前記指定範囲内データに基づくグラフ検索表示の解除を指示すると、入力データメモリ２０ｂに記憶されている文字・数式データの全体を示す文字・数式表示画面Ｇ３が再び表示出力されると共に、当該文字・数式表示画面Ｇ３上には、前記文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されているズーム対象範囲の行列位置データに対応する範囲指定枠ａが、その枠横に同文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊにて記憶指定されているグラフ検索実行時の種別メッセージ「グラフ」ｂを付加させて表示される（ステップＧ５→Ｇ８，Ｇ９，Ｇ１０）。
【０１１８】
さらにまた、前記ステップＧ７を経て、文字・数式データ内の指定範囲（ａ）に対応するところの文字・数式データに関係する表データを検索し表表示画面Ｇ２として表示させた状態で、「ズーム」キー１２ｅを再操作して前記指定範囲内データに基づく表検索表示の解除を指示すると、入力データメモリ２０ｂに記憶されている文字・数式データの全体を示す文字・数式表示画面Ｇ３が再び表示出力されると共に、当該文字・数式表示画面Ｇ３上には、前記文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されているズーム対象範囲の行列位置データに対応する範囲指定枠ａが、その枠横に同文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊにて記憶指定されている表検索実行時の種別メッセージ（例えば「表」）を付加させて表示される（ステップＧ７→Ｇ８，Ｇ９，Ｇ１０）。
【０１１９】
ここで、再び「ズーム」キー１２ｅを操作すると共に、前記文字・数式表示画面Ｇ３上に再表示された範囲指定枠ａをポインタＰで指定して「実行」キー１２ｍを操作すると、同一のズーム対象範囲の行列位置データに対応する文字・数式ズーム画面が繰り返し表示され、また「グラフ」キー１２ｃを操作すると、前記図１７（Ｂ）にて示した、同一のズーム対象範囲の文字・数式部分データに関係するグラフ表示画面Ｇ１が繰り返し表示され、さらに、「表」キー１２ｇを操作すると、同一のズーム対象範囲の文字・数式部分データに関係する表表示画面Ｇ２が繰り返し表示される。
【０１２０】
したがって、前記構成の電子計算装置における第７実施形態のデータ表示機能によれば、予め作成記憶された各種のグラフデータや表データに関係するキーワードを含む文字・数式などからなるテキストデータを文字・数式表示画面Ｇ３に表示させ、当該文字・数式表示画面Ｇ３において、その表示データ上の任意の範囲をズーム対象範囲として指定すると、その範囲内の行列位置データが文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶されると共に対応する範囲指定枠ａが表示される。そして「実行」キー１２ｍを操作すると、前記指定された範囲データに対応する部分の文字・数式データのズーム画面が表示され、一方、「グラフ」キー１２ｃを操作すると、前記指定範囲の文字・数式データに関係するグラフデータのグラフ表示画面Ｇ１が表示され、また、「表」キー１２ｇを操作すると、前記指定範囲の文字・数式データに関係する表データの表表示画面Ｇ２が表示される。この後、「ズーム」キー１２ｅを再操作してズーム解除またはグラフ解除または表解除を指示すると、前記文字・数式ズーム範囲データメモリ２０ｊに記憶された範囲データに基づき、前記同一の範囲指定枠ａが、ズーム実行後はその種別メッセージ「ズーム」を付加して、またグラフ検索実行後はその種別メッセージ「グラフ」ｂを付加して、また表検索実行後はその種別メッセージ「表」を付加して区別表示された文字・数式表示画面Ｇ３が再表示されるので、文字・数式データ上の指定範囲内のデータを拡大表示させたり、関係するグラフデータや表データを検索して表示することができ、しかも、ズーム表示やグラフ，表の検索表示を解除した場合でも、ズーム表示後やグラフ検索，表検索表示後の区別可能な履歴を残すことで、同一のズーム対象範囲を簡単に指定して繰り返し同じ文字・数式部分の拡大表示やグラフ，表の検索表示を再現できるようになる。
【０１２１】
なお、この第７実施形態において、範囲指定枠ａに種別メッセージｂを付加することによるズーム表示後かグラフ表示後か表表示後かの識別手段は、範囲指定枠ａそのものの表示色を変化させたり、枠線の太さを変化させることにより識別する構成としてもよい。
【０１２２】
（第８実施形態）
図１８は前記電子計算装置の第８実施形態によるグラフ表示処理を示すフローチャートである。
【０１２３】
図１９は前記電子計算装置の第８実施形態のグラフ表示処理に伴うグラフ画面の操作表示状態を示す図である。
【０１２４】
図１９（Ａ）に示すような、グラフ表示画面Ｇ１において、グラフデータｙ上の任意の範囲を拡大表示させたい場合に、キー入力部１２の「ズーム」キー１２ｅを操作すると、表示画面上にポインタＰが表示される。そして、このポインタＰをカーソルキー１２ｊあるいはタブレット１４に対するペンタッチにより移動操作してズーム対象となる任意の矩形範囲の対角点を指定し「決定」キー１２ｌを操作すると、指定されたズーム対象範囲に対応する対角点の座標データがＲＡＭ２０内のグラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されると共に、その範囲指定枠ａが表示される（ステップＨ１）。
【０１２５】
ここで、図１９（Ｂ）に示すように、「実行」キー１２ｍの操作によりズーム表示の実行を指示すると、ズーム画面を表示画面の全体に対応させて拡大表示させるか又はそうでなく表示画面内の一部に拡大表示させるかのユーザ選択を促す（Ｙｅｓ／Ｎｏ）のメッセージが表示出力される（ステップＨ２）。
【０１２６】
そして、ズーム画面を表示画面の全体ではなく表示画面内の一部に拡大表示させることを指示する「Ｎ」キー１２ｐを操作すると、前記グラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されたズーム対象範囲に対応するグラフ部分データがグラフデータメモリ２０ｅから読み出され、現在表示中のグラフ表示画面Ｇ１内の範囲指定枠ａと重ならない領域に対応付けられて拡大描画され、指定範囲のグラフズームウインドウ画面Ｚ１ｓが表示される（ステップＨ２→Ｈ４）。
【０１２７】
一方、ズーム画面を表示画面の全体に拡大表示させることを指示する「Ｙ」キー１２ｏを操作すると、前記グラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されたズーム対象範囲に対応するグラフ部分データがグラフデータメモリ２０ｅから読み出され、表示データメモリ２０ａにおける表示画面領域の全領域に対応付けられて拡大されて描画され、指定範囲のグラフズーム画面Ｚ１が液晶表示部１３に表示される（ステップＨ２→Ｈ３）。
【０１２８】
この後、前記指定範囲（ａ）のグラフ部分データを表示画面の全体に拡大表示させたグラフズーム画面Ｚ１の表示状態、又は表示画面内の一部に拡大表示させたグラフズームウインドウ画面Ｚ１ｓの表示状態にあって、「ズーム」キー１２ｅを再操作してズーム表示の解除を指示すると、その何れの場合にも、グラフデータメモリ２０ｅに記憶されているグラフデータｙの全体を示すグラフ表示画面Ｇ１が再び描画表示されると共に、当該グラフ表示画面Ｇ１上には、前記グラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されているズーム対象範囲に対応する範囲指定枠ａが元通りに表示される（ステップＨ５，Ｈ６）。
【０１２９】
したがって、前記構成の電子計算装置における第８実施形態のデータ表示機能によれば、任意の関数式に対応するグラフデータｙをグラフ表示画面Ｇ１上に表示させ、当該グラフ表示画面Ｇ１において、グラフデータｙ上の任意の範囲をズーム対象範囲として指定すると、その範囲データがグラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されると共に対応する範囲指定枠ａが表示される。そして「実行」キー１２ｍの操作と共にそのズーム画面を表示画面の全体ではなく表示画面内の一部に拡大表示させることを操作指示すると、前記指定された範囲データに対応するグラフ部分データのグラフズームウインドウ画面Ｚ１ｓが表示される。この後、「ズーム」キー１２ｅを再操作してズーム解除を指示すると、前記グラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶された範囲データに基づき、前記同一の範囲指定枠ａが表示されたグラフ表示画面Ｇ１が再表示されるので、範囲指定されたグラフ部分の拡大表示をグラフ表示画面Ｇ１上にウインドウ表示することができ、しかも、グラフのズーム表示を解除した場合でも、ズーム表示の履歴を残すことで、同一のズーム対象範囲を簡単に指定して繰り返し同じグラフ部分データの拡大表示を再現できるようになる。
【０１３０】
（第９実施形態）
図２０は前記電子計算装置の第９実施形態によるグラフ表示処理を示すフローチャートである。
【０１３１】
図２１は前記電子計算装置の第９実施形態のグラフ表示処理に伴うグラフ画面の操作表示状態を示す図である。
【０１３２】
図２１（Ａ）に示すように、キー入力部１２の「グラフ」キー１２ｃの操作に応じてグラフデータメモリ２０ｅに記憶されているグラフデータｙが読み出されグラフ表示画面Ｇ１として液晶表示部１３に表示された際に、グラフズーム範囲データメモリ２０ｆにおいて前記グラフデータｙに対し過去に指定した複数のズーム対象範囲の座標データが履歴として記憶維持されている場合には、当該履歴のそれぞれに対応する範囲指定枠ａ１，ａ２が共に表示される。
【０１３３】
このように複数の範囲指定枠ａ１，ａ２がグラフデータｙ上に表示されたグラフ表示画面Ｇ１において、当該グラフデータｙ上の指定枠ａ１，ａ２の範囲を再び拡大表示させたい場合に、キー入力部１２の「ズーム」キー１２ｅを操作すると、表示画面上にポインタＰが表示される（ステップＩ１）。
【０１３４】
そして、このポインタＰをカーソルキー１２ｊあるいはタブレット１４に対するペンタッチにより移動操作して前記範囲指定枠ａ１又はａ２の何れか拡大表示させたい一方、例えば図２１（Ｂ１）に示すように、範囲指定枠ａ２を指定し「決定」キー１２ｌを操作すると、指定された範囲指定枠ａ２のグラフ部分領域が赤色の表示色で区別されて表示される（ステップＩ２）。
【０１３５】
ここで、図２１（Ｃ１）に示すように、「実行」キー１２ｍの操作によりズーム表示の実行を指示すると、グラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されている前記範囲指定枠ａ２のズーム対象範囲に対応するグラフ部分データがグラフデータメモリ２０ｅから読み出され、表示データメモリ２０ａにおける表示画面領域の全領域に対応付けられて拡大されて描画され、指定範囲（ａ２）のグラフズーム画面Ｚａ２が液晶表示部１３に表示される（ステップＩ３）。
【０１３６】
一方、ポインタＰを移動操作して、例えば図２１（Ｂ２）に示すように、範囲指定枠ａ１を指定し「決定」キー１２ｌを操作すると、指定された範囲指定枠ａ１のグラフ部分領域が赤色の表示色で区別されて表示される（ステップＩ２）。
【０１３７】
ここで、図２１（Ｃ２）に示すように、「実行」キー１２ｍの操作によりズーム表示の実行を指示すると、グラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されている前記範囲指定枠ａ１のズーム対象範囲に対応するグラフ部分データがグラフデータメモリ２０ｅから読み出され、表示データメモリ２０ａにおける表示画面領域の全領域に対応付けられて拡大されて描画され、指定範囲（ａ１）のグラフズーム画面Ｚａ１が液晶表示部１３に表示される（ステップＩ３）。
【０１３８】
この後、「ズーム」キー１２ｅを再操作してズーム表示の解除を指示すると、グラフデータメモリ２０ｅに記憶されているグラフデータｙの全体を示すグラフ表示画面Ｇ１が再び描画表示されると共に、当該グラフ表示画面Ｇ１上には、前記グラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されている複数のズーム対象範囲に対応する各範囲指定枠ａ１，ａ２が元通りに表示される（ステップＩ４，Ｉ５）。
【０１３９】
ここで、再び「ズーム」キー１２ｅを操作すると共に、前記グラフ表示画面Ｇ１上に再表示された範囲指定枠ａ１又はａ２をポインタＰで指定して「決定」キー１２ｌそして「実行」キー１２ｍを操作すると、図２１（Ｂ１）又は（Ｂ２）で示したように、前記同一のズーム対象範囲（ａ１又はａ２）に対応するグラフズーム画面Ｚａ１又はＺａ２が繰り返し表示される。
【０１４０】
したがって、前記構成の電子計算装置における第９実施形態のデータ表示機能によれば、グラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されている過去のグラフ指定範囲に応じた複数の範囲指定枠ａ１，ａ２が共に表示されたグラフ表示画面Ｇ１において、ズーム表示させたい一方の範囲指定枠ａ１（又はａ２）を指定し「決定」キー１２ｌを操作して赤色表示により区別表示させた後、「実行」キー１２ｍを操作すると、当該赤色表示により区別表示された範囲指定枠ａ１（又はａ２）に対応するグラフ部分データのグラフズーム画面Ｚａ１又はＺａ２が表示され、この後に「ズーム」キー１２ｅを再操作してズーム解除を指示すると、前記グラフズーム範囲データメモリ２０ｆに記憶されている範囲データに基づき、前記同一の範囲指定枠ａ１，ａ２が表示されたグラフ表示画面Ｇ１が再表示されるので、過去のグラフデータ表示に際して行ったズーム指定範囲の履歴を残すことで、同一のズーム対象範囲を簡単に指定して繰り返し同じグラフ部分データの拡大表示を再現できるようになり、しかも、複数のズーム対象範囲（ａ１，ａ２）が存在する場合には、ズーム対象として指定した範囲指定枠ａ１又はａ２を赤色で区別して表示できるようになる。
【０１４１】
（第１０実施形態）
図２２は前記電子計算装置の第１０実施形態によるプログラム画面表示処理を示すフローチャートである。
【０１４２】
図２３は前記電子計算装置の第１０実施形態のプログラム画面表示処理に伴うプログラム表示画面の操作表示状態を示す図である。
【０１４３】
キー入力部１２の「プログラム」キー１２ｈの操作により液晶表示部１３に表示されたプログラム入力表示画面において、所望のプログラムデータをキー入力して作成すると、この作成表示されたプログラムデータはＲＡＭ２０内のプログラムデータメモリ２０ｋに記憶される。
【０１４４】
そして、図２３（Ａ）に示すように、液晶表示部１３に前記プログラムデータメモリ２０ｋに記憶された所望のプログラムデータがプログラム表示画面Ｇ４として表示された状態で、「範囲」キー１２ｉを操作すると、表示画面上にポインタＰが表示される。そして、このポインタＰをカーソルキー１２ｊあるいはタブレット１４に対するペンタッチにより移動操作して当該プログラムデータ内で実行対象となる任意のプログラムステップを指定し「決定」キー１２ｌを操作すると、指定された実行対象範囲に対応するプログラムステップのステップ番号がＲＡＭ２０内の実行ステップデータメモリ２０ｌに記憶されると共に、その範囲指定枠ａが表示される（ステップＪ１）。
【０１４５】
ここで、「実行」キー１２ｍを操作してプログラムの実行を指示すると、前記実行ステップデータメモリ２０ｌに記憶されたプログラムのステップ番号に応じて、前記範囲指定枠ａに対応する部分のプログラムデータのみがプログラムデータメモリ２０ｋから読み出されて実行される（ステップＪ２）。
【０１４６】
そして、前記範囲指定枠に対応する部分のみのプログラムステップの実行が終了すると、図２３（Ｂ）に示すように、プログラムデータメモリ２０ｋに記憶されているプログラムデータの全体を示すプログラム表示画面Ｇ４が再び表示されると共に、当該プログラム表示画面Ｇ４上には、前記実行ステップデータメモリ２０ｌに記憶されているステップ番号に対応する範囲指定枠ａが元通りに表示される（ステップＪ３，Ｊ４）。
【０１４７】
この後、再び前記プログラム表示画面Ｇ４上に表示されている範囲指定枠ａをポインタＰで指定して「実行」キー１２ｍを操作すると、前記同様に当該範囲指定枠ａ内のプログラムステップのみが繰り返し実行される。
【０１４８】
したがって、前記構成の電子計算装置における第１０実施形態のデータ表示機能によれば、プログラム表示画面Ｇ４として表示された所望のプログラムデータにおいて、任意のプログラムステップを範囲指定して範囲指定枠ａを表示させ、「実行」キー１２ｍを操作すると、前記指定範囲（ａ）内のプログラムデータのみプログラムデータメモリ２０ｋから読み出されて実行され、実行終了後は、前記同一のプログラムステップの範囲を範囲指定枠ａで囲んだプログラム表示画面Ｇ４が再表示されるので、プログラム上の任意のステップ範囲のみを指定して実行できるだけでなく、同じステップ範囲のプログラムを繰り返し簡単に実行させることができる。
【０１４９】
（第１１実施形態）
図２４は前記電子計算装置の第１１実施形態によるプログラム画面表示処理を示すフローチャートである。
【０１５０】
図２５は前記電子計算装置の第１１実施形態のプログラム画面表示処理に伴うプログラム表示画面の操作表示状態を示す図である。
【０１５１】
図２５（Ａ）に示すように、キー入力部１２の「プログラム」キー１２ｈを操作すると、ＲＡＭ２０内のプログラムデータメモリ２０ｋに記憶されているプログラムデータが読み出され、液晶表示部１３にプログラム表示画面Ｇ４として表示される。
【０１５２】
そして、図２５（Ｂ）に示すように、「実行」キー１２ｍを操作すると、前記プログラム表示画面Ｇ４に表示されたプログラムが前記プログラムデータメモリ２０ｋから読み出されて実行されると共に（ステップＫ１）、その実行済みのプログラムステップに対応するプログラム表示画面Ｇ４上のプログラムの範囲が順次赤色に色付けされて実行済み範囲ｃとして表示される（ステップＫ２）。
【０１５３】
この際、前記実行中のプログラムにおいて、ループ処理を行っている状態では、前記実行ステップデータメモリ２０ｌに記録されるループ処理回数ｄが前記色付け表示された実行済み範囲ｃ内に共に表示される。
【０１５４】
この後、前記プログラムの実行が終了すると（ステップＫ３）、前記実行済みのプログラム範囲を色付けして示す実行済み範囲ｃを表示させたまま、プログラム実行開始時のプログラムステップに対応するプログラム表示画面Ｇ４が再表示される（ステップＫ４，Ｋ５）。
【０１５５】
したがって、前記構成の電子計算装置における第１１実施形態のデータ表示機能によれば、プログラムデータを表示させたプログラム表示画面Ｇ４において、実行中及び実行済みのプログラムステップに対応するプログラムデータの範囲を、順次赤色で色付けして示す実行済み範囲ｃとして表示させるので、当該プログラムデータの実行進行状況を視覚的に捉えて知ることができる。
【０１５６】
なお、前記各実施形態において記載した手法、すなわち、図４のフローチャートに示す第１実施形態によるグラフ表示処理、図６のフローチャートに示す第２実施形態によるグラフ表示処理、図８のフローチャートに示す第３実施形態による表画面表示処理、図１０のフローチャートに示す第４実施形態による表画面表示処理、図１２のフローチャートに示す第５実施形態による表画面表示処理、図１４のフローチャートに示す第６実施形態による文字・数式表示処理、図１６のフローチャートに示す第７実施形態による文字・数式表示処理、図１８のフローチャートに示す第８実施形態によるグラフ表示処理、図２０のフローチャートに示す第９実施形態によるグラフ表示処理、図２２のフローチャートに示す第１０実施形態によるプログラム画面表示処理、図２４のフローチャートに示す第１１実施形態によるプログラム画面表示処理等の各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード（ＲＯＭカード、ＲＡＭカード等）、磁気ディスク（フロッピディスク、ハードディスク等）、光ディスク（ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ等）、半導体メモリ等の外部記録媒体１７に格納して配布することができる。そして、コンピュータは、この外部記録媒体１７に記録されたプログラムを記録媒体読み取り部１８によって読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明したグラフ，表，文字・数式，プログラムなど、各種データの範囲指定及び範囲内データの表示処理機能などを実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
【０１５７】
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態としてネットワークＮ上を伝送させることができ、このネットワークＮに接続されたコンピュータ端末の通信制御部１９を介して前記のプログラムデータを取り込み、前述したグラフ，表，文字・数式，プログラムなど、各種データの範囲指定及び範囲内データの表示処理機能などを実現することもできる。
【０１５８】
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、各実施形態間で幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
【０１６３】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項１に係るデータ表示装置によれば、表表示手段により表示された表上の任意の範囲を指定すると、この指定された表上の範囲が表示され、この表示された範囲内の表が拡大されて表示されるか、あるいは当該範囲内の表データに基づくグラフが表示される。そして、前記表の拡大表示または前記グラフの表示を解除すると、前記拡大前あるいはグラフ表示前に表表示された表及び前記範囲表示された表上の範囲が、その範囲を前記表の拡大表示の解除後か又は前記グラフ表示の解除後かに応じ識別可能として再表示されるので、同一の表範囲に対する拡大処理や同表範囲のデータに基づくグラフ表示処理が簡単且つ選択容易に繰り返せるようになる。
【０１６５】
また、本発明の請求項２に係るデータ表示装置によれば、文字・数式表示手段により表示された文字・数式上の任意の範囲を指定すると、この指定された文字・数式上の範囲が表示され、この表示された範囲内の文字・数式が拡大されて表示されるか、あるいは当該範囲内の文字・数式データに基づくグラフが表示されるか、あるいは当該範囲内の文字・数式データに基づく表が表示される。そして、前記文字・数式の拡大表示または前記グラフの表示または前記表の表示を解除すると、前記拡大前あるいはグラフ表示前あるいは表表示前に文字・数式表示された文字・数式及び前記範囲された文字・数式上の範囲が、その範囲を前記文字・数式の拡大表示の解除後か又は前記グラフ表示の解除後か又は前記表表示の解除後かに応じ識別可能として再表示されるので、同一の文字・数式範囲に対する拡大処理や同文字・数式範囲のデータに基づくグラフ表示処理や表表示処理が簡単且つ選択容易に繰り返せるようになる。
【０１６９】
よって、表示画面上のデータに対する指定範囲の情報が消去されることになく、容易に繰り返し同一のデータ範囲を指定して該指定範囲内のデータ処理を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のデータ表示装置の実施形態に係るグラフ表示機能付き電子計算装置１０の電子回路の構成を示すブロック図。
【図２】前記電子計算装置１０のキー入力部１２に備えられる各種のキーの配列例を示す図。
【図３】前記電子計算装置１０のＲＡＭ２０に確保される主要なデータメモリの構成を示す図。
【図４】前記電子計算装置の第１実施形態によるグラフ表示処理を示すフローチャート。
【図５】前記電子計算装置の第１実施形態のグラフ表示処理に伴うグラフ画面の操作表示状態を示す図。
【図６】前記電子計算装置の第２実施形態によるグラフ表示処理を示すフローチャート。
【図７】前記電子計算装置の第２実施形態のグラフ表示処理に伴うグラフ画面の操作表示状態を示す図。
【図８】前記電子計算装置の第３実施形態による表画面表示処理を示すフローチャート。
【図９】前記電子計算装置の第３実施形態の表画面表示処理に伴う表画面の操作表示状態を示す図。
【図１０】前記電子計算装置の第４実施形態による表画面表示処理を示すフローチャート。
【図１１】前記電子計算装置の第４実施形態の表画面表示処理に伴う表画面の操作表示状態を示す図。
【図１２】前記電子計算装置の第５実施形態による表画面表示処理を示すフローチャート。
【図１３】前記電子計算装置の第５実施形態の表画面表示処理に伴う表画面の操作表示状態を示す図。
【図１４】前記電子計算装置の第６実施形態による文字・数式表示処理を示すフローチャート。
【図１５】前記電子計算装置の第６実施形態の文字・数式表示処理に伴う文字・数式画面の操作表示状態を示す図。
【図１６】前記電子計算装置の第７実施形態による文字・数式表示処理を示すフローチャート。
【図１７】前記電子計算装置の第７実施形態の文字・数式表示処理に伴う文字・数式画面の操作表示状態を示す図。
【図１８】前記電子計算装置の第８実施形態によるグラフ表示処理を示すフローチャート。
【図１９】前記電子計算装置の第８実施形態のグラフ表示処理に伴うグラフ画面の操作表示状態を示す図。
【図２０】前記電子計算装置の第９実施形態によるグラフ表示処理を示すフローチャート。
【図２１】前記電子計算装置の第９実施形態のグラフ表示処理に伴うグラフ画面の操作表示状態を示す図。
【図２２】前記電子計算装置の第１０実施形態によるプログラム画面表示処理を示すフローチャート。
【図２３】前記電子計算装置の第１０実施形態のプログラム画面表示処理に伴うプログラム表示画面の操作表示状態を示す図。
【図２４】前記電子計算装置の第１１実施形態によるプログラム画面表示処理を示すフローチャート。
【図２５】前記電子計算装置の第１１実施形態のプログラム画面表示処理に伴うプログラム表示画面の操作表示状態を示す図。
【符号の説明】
１０ …電子計算装置
１１ …制御部（ＣＰＵ）
１２ …キー入力部
１２ａ…数値・記号・文字キー
１２ｂ…「式」キー
１２ｃ…「グラフ」キー
１２ｄ…「レンジ」キー
１２ｅ…「ズーム」キー
１２ｆ…「ポインタ」キー
１２ｇ…「表」キー
１２ｈ…「プログラム」キー
１２ｉ…「範囲」キー
１２ｊ…カーソルキー
１２ｋ…ファンクションキー
１２ｌ…「決定」キー
１２ｍ…「実行」キー
１２ｎ…「取消」キー
１２ｏ…「Ｙ」キー
１２ｐ…「Ｎ」キー
１３ …カラー液晶表示部
１４ …タブレット
１５ …位置検出回路
１６ …ＲＯＭ
１７ …外部記録媒体
１８ …記録媒体読み取り部
１９ …通信制御部
２０ …ＲＡＭ
２０ａ…表示データメモリ
２０ｂ…入力データメモリ
２０ｃ…式データメモリ
２０ｄ…レンジデータメモリ
２０ｅ…グラフデータメモリ
２０ｆ…グラフズーム範囲データメモリ
２０ｇ…ポインタデータメモリ
２０ｈ…表データメモリ
２０ｉ…表ズーム範囲データメモリ
２０ｊ…文字・数式ズーム範囲データメモリ
２０ｋ…プログラムデータメモリ
２０ｌ…実行ステップデータメモリ
２０ｍ…ワークエリアメモリ
２１ …表示駆動回路
Ｇ１…グラフ表示画面
Ｇ２…表表示画面
Ｇ３…文字・数式表示画面
Ｇ４…プログラム表示画面
Ｚ１…グラフズーム画面
Ｚ1s…グラフズームウインドウ画面
Ｚ２…表ズーム画面
Ｐ …ポインタ
Ｍ …指定点マーク
ａ …範囲指定枠
ｂ …種別メッセージ
ｃ …実行済み範囲[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a data display device such as an electronic computer having a graph display function, a data display method, and a data display processing program.
[0002]
[Prior art]
For example, in an electronic computing device having a graph display function, when an arbitrary function expression Y = f (X) is input to instruct display of a graph, the X value for each display dot is set according to the XY coordinates set on the display screen. Corresponding Y values are calculated, and display dots corresponding to the XY coordinate values (X, Y) are sequentially lit and displayed so that a graph is drawn and displayed.
[0003]
In such an electronic computing device, when an arbitrary range on the graph displayed on the display screen is specified and “zoom display” is instructed, the graph display data within the specified range is displayed on the display screen. It has a zoom display function that displays images enlarged to fit the size.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional zoom display function of the electronic computing device having the graph display function, the zoom display is canceled after the graph range to be zoomed is specified and the graph data in the zoom range is enlarged and displayed. If you return to the original graph display screen, all information such as the zoom specification range and zoom screen for the graph will be deleted, so if you want to display the zoom screen corresponding to the same graph range again, There is a problem that it is difficult to specify a zoom range that is completely the same as the previous time.
[0005]
The present invention has been made in view of the above-described problems. The information on the specified range for the data on the display screen is not erased, and the same data range can be easily and repeatedly specified within the specified range. An object of the present invention is to provide a data display device, a data display method, and a data display processing program capable of performing the above data processing.
[0010]
[ Means for solving the problem ]
Claims of the invention 1 In the data display device according to the above, when an arbitrary range on the table displayed by the table display means is designated, the range on the designated table is displayed, and the table in the displayed range is enlarged and displayed. Or a graph based on the table data within the range is displayed. When the enlarged display of the table or the display of the graph is cancelled, the table displayed before the enlargement or before the graph display and the range on the table where the range is displayed are displayed as the enlarged display of the table. Since it is displayed again as identifiable depending on whether it is released or after the graph display is released, the enlargement process for the same table range and the graph display process based on the data of the same table range can be repeated easily and easily. .
[0012]
Further, the claims of the present invention 2 In the data display device according to the above, when an arbitrary range on the character / mathematical expression displayed by the character / mathematical display means is designated, the range on the designated character / mathematical expression is displayed, and the characters in the displayed range are displayed. -The expression is enlarged and displayed, or a graph based on the character / mathematical data within the range is displayed, or a table based on the character / mathematical data within the range is displayed. Then, when the enlarged display of the character / formula or the display of the graph or the display of the table is canceled, the character / formula displayed before the enlargement or before the graph display or before the table display and the ranged character -The range on the mathematical expression is re-displayed as identifiable depending on whether the range is released after the enlarged display of the character / mathematical expression is released, or after the release of the graph display or after the release of the table display. The enlargement processing for the character / mathematical range and the graph display processing and the table display processing based on the data of the same character / mathematical range can be easily and easily selected.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0017]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an electronic circuit of an electronic computing device 10 with a graph display function according to an embodiment of a data display device of the present invention.
[0018]
The electronic computing device 10 is configured by a computer and includes a control unit 11 using a CPU (central processing unit).
[0019]
The control unit (CPU) 11 is a key input data input from the key input unit 12 or a touch input via the position detection circuit 15 from the tablet 14 provided on the display screen of the color liquid crystal display unit 13. Depending on the position data, a system program stored in advance in the ROM 16 is started, or a computer control program stored in advance in the external recording medium 17 is read by the recording medium reading unit 18 or started. The control unit 19 activates a computer device control program received from another computer terminal via the communication network N, and controls the operation of each part of the circuit using the RAM 20 as a work memory.
[0020]
The control unit (CPU) 11 is connected to the key input unit 12, the color liquid crystal display unit 13, the tablet 14, the position detection circuit 15, the ROM 16, the recording medium reading unit 18, the communication control unit 19, and the RAM 20. The color liquid crystal display unit 13 is connected via a display drive circuit 21.
[0021]
FIG. 2 is a view showing an example of the arrangement of various keys provided in the key input unit 12 of the electronic computing device 10.
[0022]
The key input unit 12 includes a numeric / symbol / character key 12a, an “expression” key 12b, a “graph” key 12c, a “range” key 12d, a “zoom” key 12e, a “pointer” key 12f, and a “table” key 12g. , “Program” key 12h, “Range” key 12i, “↑”, “↓”, “←”, “→” cursor keys 12j, “F1” to “F5” function key keys 12k, “Enter” key 12l, An “execute” key 12m, a “cancel” key 12n, a “Y” key 12o, an “N” key 12p, and the like are provided.
[0023]
The numerical value / symbol / character key 12a is a numerical value / symbol / symbol / character / symbol in which individual keys such as various arithmetic symbols and function symbols for inputting arithmetic expressions and function expressions are arranged together with various character input keys such as alphabets and numerals. Consists of keys for character input.
[0024]
The “expression” key 12b is operated when a new arithmetic expression or function expression (Y = f (X)) is newly input or expression data that has already been input is displayed.
[0025]
The “graph” key 12c is operated when instructing to draw and display a graph corresponding to the input function formula (Y = f (X)), various statistical values (X: Y) on the table data, and the like. .
[0026]
The “range” key 12d is operated when inputting and setting the respective coordinate ranges (Xmin, Xmax) (Ymin, Ymax) of the X coordinate and the Y coordinate on the display screen for performing graph display.
[0027]
The “zoom” key 12e is used when data processing such as enlargement display is performed by designating an arbitrary range on the displayed graph data, table data, or other numerical value / character data. This is operated to cancel the processing display state of the data within the specified range based on the “Zoom” key 12e.
[0028]
The “pointer” key 12f is operated when a dot mark designated by the pointer P is added to an arbitrary position on the display data.
[0029]
The “table” key 12g is operated when arbitrary numerical statistical data or the like is input and displayed as table data.
[0030]
The “program” key 12h is operated when an arbitrary program is input and displayed to execute arithmetic processing according to the program.
[0031]
The “range” key 12i is operated when a program range of an arbitrary step is designated on the displayed program.
[0032]
The cursor keys “↑”, “↓”, “←”, “→” 12j are operated when selecting and sending the displayed data, and when moving the cursor and pointer, for example.
[0033]
The function keys “F1” to “F5” 12k are operated when designating the execution of functions indicated by the symbols “F1” to “F5” on various processing operations.
[0034]
The “decision” key 12l is operated when the input / displayed data is confirmed or the designated position or designated range by the pointer P is confirmed on the display data.
[0035]
The “execute” key 12m is operated to instruct execution of the designated or selected operation.
[0036]
The “cancel” key 12n is operated when canceling the process currently being executed and returning to the state before the process.
[0037]
The “Y” key 12o and the “N” key 12p are operated when inputting “Yes” or “No” in response to a message for prompting user selection displayed on various processing operations.
[0038]
The tablet 14 is provided on the display screen of the color liquid crystal display unit 13 so as to generate a voltage signal corresponding to the touched position, and is based on the voltage signal corresponding to the touch position output from the tablet 14. The coordinates corresponding to the display screen are detected by the position detection circuit 15, and the operation content is determined by the control unit (CPU) 11 in accordance with the touch position coordinates.
[0039]
The ROM 16 stores in advance a system program that controls the overall processing in the electronic circuit of the electronic computing device 10, and includes calculation processing, graph display processing, table display processing, program processing, other data input processing, etc. Application programs corresponding to various processing operations are also stored in advance.
[0040]
FIG. 3 is a diagram showing a configuration of a main data memory secured in the RAM 20 of the electronic computing device 10.
[0041]
The RAM 20 includes a display data memory 20a, an input data memory 20b, an expression data memory 20c, a range data memory 20d, a graph data memory 20e, a graph zoom range data memory 20f, a pointer data memory 20g, a table data memory 20h, and a table zoom range data. Various data memories such as a memory 20i, a character / formula zoom range data memory 20j, a program data memory 20k, an execution step data memory 201, and other work areas 20m are provided.
[0042]
In the display data memory 20a, display data to be displayed on the color liquid crystal display unit 13 in the various processing operations is developed and stored as bitmap pattern data.
[0043]
The input data memory 20b stores input data composed of characters, numerical values, symbols, and the like key-input during various processing operations.
[0044]
In the formula data memory 20c, an arbitrary function formula (Y = f (X)) or an arbitrary calculation formula input by keying is stored by numbering each of a plurality of formula data.
[0045]
The range data memory 20d stores the coordinate ranges (Xmin, Xmax) (Ymin, Ymax) of the X and Y coordinates on the graph display screen, which are input based on the operation of the “range” key 12d.
[0046]
In the graph data memory 20e, the X coordinate value (x1, x2,. ) Table data of Y coordinate values (y1, y2,...) Are stored, and graph drawing data according to X, Y coordinate values (x1, y1, x2, y2,...) Corresponding to this graph function expression are stored. Are written and stored in the same memory area as the display data memory 20a.
[0047]
In the graph zoom range data memory 20f, coordinate data (x1, y1) (x2, y2) of two diagonal points corresponding to the zoom target range a designated on the graph display screen are stored for each designated range. At the same time, the display color for each specified range is specified and stored.
[0048]
The pointer data memory 20g stores X and Y coordinate values (Xp, Yp) of the pointer P that is indicated and displayed at an arbitrary position on the displayed graph.
[0049]
The table data memory 20h stores table data created and displayed by inputting statistical data or the like.
[0050]
In the table zoom range data memory 20i, the position data of each cell corresponding to the zoom target range a designated on the table display screen is stored for each designated range, and the display color for each designated range is stored. Is done.
[0051]
In the character / mathematical / zoom range data memory 20j, position data of a matrix corresponding to the zoom target range a designated on the display screen of the character / mathematical data written in the input data memory 20b is stored for each designated range. At the same time, the type (table, graph, diagram, etc.) meaning the data for each specified range and the display color of the specified data range are stored.
[0052]
The program data memory 20k stores program data that is arbitrarily input and created.
[0053]
The execution step data memory 20l stores the step value (step range) of the program step designated on the display screen of the program data, and the number of loop processes associated with the execution of the program within the designated step range, In addition, the display color of the execution program range is stored.
[0054]
In the other work area 20m, data input / output by the control unit (CPU) 11 in accordance with control processing of various operations is temporarily stored as necessary.
[0055]
Next, each data display function of the first to eleventh embodiments in the electronic computing device having the above-described configuration will be described.
[0056]
(First embodiment)
FIG. 4 is a flowchart showing a graph display process according to the first embodiment of the electronic computing apparatus.
[0057]
FIG. 5 is a diagram showing an operation display state of a graph screen associated with the graph display process of the first embodiment of the electronic computing device.
[0058]
When an “expression” key 12b of the key input unit 12 is operated, an arbitrary function expression “y1 = f1 (x), y2 = f2 (x),... ”Is input, the data of the input function expressions is stored in the expression data memory 20 c in the RAM 20.
[0059]
When the “graph” key 12c of the key input unit 12 is operated in a state where an arbitrary function expression is stored in the expression data memory 20c as described above, the plurality of function expressions y1 stored in the expression data memory 20c are operated. , Y2,... Are read and displayed.
[0060]
On this function formula display screen, if one cursor function 12j is selected and specified as a function formula (for example, y1), and the “execute” key 12m is operated to instruct execution of graph drawing. X and Y coordinate data corresponding to the specified function expression y1 on the graph coordinate range stored in the range data memory 20d is calculated and stored in the graph data memory 20e, and the graph data y1 is drawn. As shown in FIG. 5A, a graph display screen G1 is displayed on the liquid crystal display unit 13.
[0061]
In the graph display screen G1, when an arbitrary range on the graph data y is to be enlarged and displayed, when the “zoom” key 12e of the key input unit 12 is operated, a pointer P is displayed on the display screen. Then, the pointer P is moved by a pen touch on the cursor key 12j or the tablet 14, the diagonal point of an arbitrary rectangular range to be zoomed is designated, and the “determine” key 12l is operated, so that the designated zoom target range is obtained. Corresponding diagonal point coordinate data is stored in the graph zoom range data memory 20f in the RAM 20, and the range designation frame a is displayed (step A1).
[0062]
Here, as shown in FIG. 5B, when execution of zoom display is instructed by operating the “execute” key 12m, the graph partial data corresponding to the zoom target range stored in the graph zoom range data memory 20f is displayed. The data is read from the graph data memory 20e, drawn in an enlarged manner in association with the entire display screen area in the display data memory 20a, and the graph zoom screen Z1 in the specified range is displayed on the liquid crystal display unit 13 (step A2). ).
[0063]
Thereafter, as shown in FIG. 5C, when the zoom display key 12e is operated again to cancel the zoom display, a graph display screen showing the entire graph data y stored in the graph data memory 20e. G1 is drawn and displayed again, and the range designation frame a corresponding to the zoom target range stored in the graph zoom range data memory 20f is displayed on the graph display screen G1 (Step A3). , A4).
[0064]
Here, when the “zoom” key 12e is operated again, and the range specifying frame “a” redisplayed on the graph display screen G1 is specified by the pointer P and the “execute” key 12m is operated, FIG. As shown in FIG. 8, the graph zoom screen Z1 corresponding to the same zoom target range is repeatedly displayed.
[0065]
Therefore, according to the data display function of the first embodiment in the electronic computing device having the above-described configuration, the graph data y corresponding to an arbitrary function expression is displayed on the graph display screen G1, and the graph data is displayed on the graph display screen G1. When an arbitrary range on y is designated as the zoom target range, the range data is stored in the graph zoom range data memory 20f and the corresponding range designation frame a is displayed. Then, after the graph zoom screen Z1 of the graph partial data corresponding to the specified range data is displayed by operating the “execute” key 12m, the zoom is instructed to be canceled by operating the “zoom” key 12e again. Based on the range data stored in the zoom range data memory 20f, the graph display screen G1 on which the same range designation frame a is displayed is displayed again. Therefore, even when the zoom display of the graph is canceled, the zoom display history By leaving the mark, it is possible to easily specify the same zoom target range and repeatedly reproduce the enlarged display of the same graph portion data.
[0066]
(Second Embodiment)
FIG. 6 is a flowchart showing graph display processing according to the second embodiment of the electronic computing apparatus.
[0067]
FIG. 7 is a diagram showing an operation display state of a graph screen associated with the graph display process of the second embodiment of the electronic computing device.
[0068]
In the graph display screen G1 as shown in FIG. 7A, when an arbitrary range on the graph data y is to be enlarged and displayed, if the “zoom” key 12e of the key input unit 12 is operated, the display screen is displayed. A pointer P is displayed. Then, the pointer P is moved by a pen touch on the cursor key 12j or the tablet 14, the diagonal point of an arbitrary rectangular range to be zoomed is designated, and the “determine” key 12l is operated, so that the designated zoom target range is obtained. Corresponding diagonal point coordinate data is stored in the graph zoom range data memory 20f in the RAM 20, and the range designation frame a is displayed (step B1).
[0069]
Here, as shown in FIG. 7B, when execution of zoom display is instructed by operating the “execute” key 12m, the graph partial data corresponding to the zoom target range stored in the graph zoom range data memory 20f is obtained. The data is read from the graph data memory 20e, drawn in an enlarged manner in association with the entire display screen area in the display data memory 20a, and the graph zoom screen Z1 in the specified range is displayed on the liquid crystal display unit 13 (step B2). ).
[0070]
Then, as shown in FIG. 7B, an arbitrary point on the graph data enlarged and displayed on the graph zoom screen Z1 is designated by moving the pointer P and operating the “pointer” key 12f. When the confirmation of the designated point by the pointer P is instructed, the coordinate data (Xp, Yp) of the designated point is stored in the pointer data memory 20g in the RAM 20 and the corresponding designated point mark M is displayed ( Step B3).
[0071]
Thereafter, as shown in FIG. 7C, when the zoom display key 12e is operated again to cancel the zoom display, a graph display screen showing the entire graph data y stored in the graph data memory 20e. G1 is drawn and displayed again, and on the graph display screen G1, the range designation frame a corresponding to the zoom target range stored in the graph zoom range data memory 20f is displayed as it is, and the pointer is further displayed. A designated point mark M corresponding to the designated point coordinates (Xp, Yp) stored in the data memory 20g is also displayed (steps B3, B4).
[0072]
Here, when the “zoom” key 12e is operated again, and the range specifying frame “a” redisplayed on the graph display screen G1 is specified by the pointer P and the “execute” key 12m is operated, FIG. As shown, the graph zoom screen Z1 corresponding to the same zoom target range is repeatedly displayed, and the designated point mark M corresponding to the pointer designated point is similarly reproduced and displayed.
[0073]
Therefore, according to the data display function of the second embodiment in the electronic computing device having the above-described configuration, when the zoom display of the graph is canceled, the zoom display history is displayed in the same manner as the data display function of the first embodiment. By leaving, not only can the same zoom target range (a) be easily specified and repeated display of the same graph partial data can be reproduced, but also on the graph specified by the pointer P on the graph zoom screen Z1. The designated point coordinates are stored in the pointer data memory 20g, and can be reproduced and displayed as the designated point mark M on the graph data on the graph display screen G1 after the zoom display is released. Marking becomes possible.
[0074]
(Third embodiment)
FIG. 8 is a flowchart showing a front screen display process according to the third embodiment of the electronic computing apparatus.
[0075]
FIG. 9 is a diagram showing the operation display state of the front screen accompanying the front screen display processing of the third embodiment of the electronic computing device.
[0076]
The table creation screen is displayed on the display screen of the liquid crystal display unit 13 by operating the “table” key 12g of the key input unit 12, and for example, arbitrary statistical data including a plurality of related items is displayed for each cell in the table. The table data is created by input and stored in the table data memory 20h in the RAM 20.
[0077]
Then, the table data stored in the table data memory 20h is displayed on the liquid crystal display unit 13 as a table display screen G2 as shown in FIG. 9A by operating the “table” key 12g. Thus, when an arbitrary cell range on the table data is to be enlarged and displayed, when the “zoom” key 12e of the key input unit 12 is operated, the pointer P is displayed on the display screen. Then, the pointer P is moved by a pen touch on the cursor key 12j or the tablet 14, the diagonal point of an arbitrary rectangular range to be zoomed is designated, and the “determine” key 12l is operated, so that the designated zoom target range is obtained. The corresponding position data of each cell is stored in the front zoom range data memory 20i in the RAM 20, and the range designation frame a is displayed (step C1).
[0078]
Here, as shown in FIG. 9B, when execution of zoom display is instructed by operating the “execute” key 12m, the position data of each cell in the zoom target range stored in the table zoom range data memory 20i is displayed. Corresponding table portion data is read from the table data memory 20h, drawn in association with the entire display screen region in the display data memory 20a, and the specified table zoom screen Z2 is displayed on the liquid crystal display unit 13. It is displayed (step C2).
[0079]
Thereafter, as shown in FIG. 9C, when the zoom display key 12e is operated again to instruct to cancel the zoom display, a table display screen G2 showing the entire table data stored in the table data memory 20h. Is again displayed and the range designation frame a corresponding to the cell position data of the zoom target range stored in the table zoom range data memory 20i is displayed on the table display screen G2. (Steps C3 and C4).
[0080]
Here, when the “zoom” key 12e is operated again, and the range designation frame a redisplayed on the table display screen G2 is designated by the pointer P and the “execute” key 12m is operated, FIG. As shown in FIG. 8, the table zoom screen Z2 corresponding to the cell position data of the same zoom target range is repeatedly displayed.
[0081]
Therefore, according to the data display function of the third embodiment in the electronic computing device having the above-described configuration, arbitrary table data is displayed on the table display screen G2, and an arbitrary range on the table data is zoomed on the table display screen G2. When designated as the target range, the cell position data within the range is stored in the front zoom range data memory 20i and the corresponding range designation frame a is displayed. Then, after the table zoom screen Z2 of the table portion data corresponding to the specified range data is displayed by the operation of the “execute” key 12m, the zoom release key 12e is operated again to instruct to cancel the zoom. Based on the range data stored in the zoom range data memory 20i, the table display screen G2 on which the same range designation frame a is displayed is redisplayed. Therefore, even when the zoom display of the table is canceled, the zoom display history By leaving the mark, the same zoom target range can be easily specified and the enlarged display of the same table portion data can be reproduced repeatedly.
[0082]
In addition, detailed data in each cell in the table data can be easily confirmed by zoom display.
(Fourth embodiment)
FIG. 10 is a flowchart showing a front screen display process according to the fourth embodiment of the electronic computing apparatus.
[0083]
FIG. 11 is a diagram showing the operation display state of the front screen accompanying the front screen display processing of the fourth embodiment of the electronic computing device.
[0084]
In the display state of the table display screen G2 on which desired table data is displayed as shown in FIG. 11A, an arbitrary cell range on the table data is displayed in an enlarged manner, or a numerical value / formula in each cell When the data is converted into graph data and displayed, when the “zoom” key 12e of the key input unit 12 is operated, the pointer P is displayed on the display screen. Then, the pointer P is moved by a pen touch on the cursor key 12j or the tablet 14, the diagonal point of an arbitrary matrix range to be zoomed is designated, and the “determine” key 12l is operated, and the designated zoom target range is obtained. The corresponding position data of each cell is stored in the front zoom range data memory 20i in the RAM 20, and the range designation frame a is displayed (step D1).
[0085]
Here, as shown in FIG. 9B, for example, when execution of zoom display is instructed by operating the “execute” key 12m, each zoom target range stored in the table zoom range data memory 20i is indicated. The data of the table portion corresponding to the cell position data is read from the table data memory 20h, enlarged and drawn in association with the entire display screen area in the display data memory 20a, and the specified range of the table zoom screen Z2. Is displayed on the liquid crystal display unit 13 (step D2 → D3).
[0086]
On the other hand, as shown in FIG. 11A, an arbitrary cell range on the table display screen G2 is designated, and the position data of each designated cell is stored in the table zoom range data memory 20i in the RAM 20. When the range designation frame a is displayed (step D1) and the “graph” key 12c is operated to instruct display of the graph as shown in FIG. 11B, the table zoom range is displayed. The numerical value / formula data of each item in the table data corresponding to the position data of each cell in the zoom target range stored in the data memory 20i is read from the table data memory 20h, converted into graph data y, and displayed in a graph. A screen G1 is displayed on the liquid crystal display unit 13 (steps D2 → D4 → D5).
[0087]
Then, the table zoom screen Z2 corresponding to the designated range (a) in the table data is displayed through the step D3, or the step corresponding to the designated range (a) in the table data through the step D5. With the graph display screen G1 obtained by converting each numerical value / mathematical data converted into graph data, as shown in FIG. 11C, the “zoom” key 12e is operated again to change the data in the specified partial table within the specified range. When cancellation of zoom display or cancellation of graph conversion display of data within the specified range is instructed, in any case, the table display screen G2 showing the entire table data stored in the table data memory 20h is displayed again. On the table display screen G2, the range designation frame a corresponding to the cell position data of the zoom target range stored in the table zoom range data memory 20i is restored. Is displayed (step D6, D7).
[0088]
Here, when the “zoom” key 12e is operated again, and the range designation frame a redisplayed on the table display screen G2 is designated by the pointer P and the “execute” key 12m is operated, the same zoom target range is obtained. When the table zoom screen Z2 corresponding to the cell position data is repeatedly displayed and the “graph” key 12c is operated, the graph corresponding to the table portion data in the same zoom target range shown in FIG. The display screen G1 is repeatedly displayed.
[0089]
Therefore, according to the data display function of the fourth embodiment in the electronic computing device having the above-described configuration, arbitrary table data is displayed on the table display screen G2, and an arbitrary range on the table data is zoomed on the table display screen G2. When designated as the target range, the cell position data within the range is stored in the front zoom range data memory 20i and the corresponding range designation frame a is displayed. When the “execute” key 12m is operated, a table zoom screen Z2 of the table portion data corresponding to the specified range data is displayed. On the other hand, when the “graph” key 12c is operated, the table portion data of the specified range is displayed. When the graph display screen G1 converted into the graph data is displayed and then the “zoom” key 12e is operated again to instruct the zoom release or the graph release, based on the range data stored in the table zoom range data memory 20i. The table display screen G2 on which the same range designation frame a is displayed is redisplayed, so that the data within the designated range on the table data can be enlarged or converted into graph data for display. In addition, even when the zoom display or graph display is canceled, the same zoom target range can be specified easily and repeatedly by leaving the zoom display history. It becomes possible to reproduce a larger display or graphical display transformation table partial data.
[0090]
(Fifth embodiment)
FIG. 12 is a flowchart showing a front screen display process according to the fifth embodiment of the electronic computing apparatus.
[0091]
FIG. 13 is a diagram showing an operation display state of the front screen accompanying the front screen display processing of the fifth embodiment of the electronic computing device.
[0092]
In the display state of the table display screen G2 on which desired table data is displayed as shown in FIG. 13A, an arbitrary cell range on the table data is displayed in an enlarged manner, or a numerical value / formula in each cell When the data is converted into graph data and displayed, when the “zoom” key 12e of the key input unit 12 is operated, the pointer P is displayed on the display screen. Then, the pointer P is moved by a pen touch on the cursor key 12j or the tablet 14, the diagonal point of an arbitrary matrix range to be zoomed is designated, and the “determine” key 12l is operated, and the designated zoom target range is obtained. The corresponding position data of each cell is stored in the front zoom range data memory 20i in the RAM 20, and the range designation frame a is displayed (step E1).
[0093]
Here, as shown in FIG. 13B2, when execution of zoom display is instructed by operating the “execute” key 12m, the position data of each cell in the zoom target range stored in the table zoom range data memory 20i is displayed. Corresponding table portion data is read from the table data memory 20h, drawn in association with the entire display screen region in the display data memory 20a, and the specified range of table zoom screen Z2 is displayed on the liquid crystal display unit 13. (Step E2 → E3).
[0094]
On the other hand, as shown in FIG. 13A, an arbitrary cell range on the table display screen G2 is specified, and the position data of each specified cell is stored in the table zoom range data memory 20i in the RAM 20. When the range designation frame a is displayed (step E1), as shown in FIG. 13 (B1), when the “graph” key 12c is operated to instruct display of the graph, the table zoom range is displayed. The numerical value / formula data of each item in the table data corresponding to the position data of each cell in the zoom target range stored in the data memory 20i is read from the table data memory 20h and converted into graph data y1, y2. It is displayed on the liquid crystal display unit 13 as a graph display screen G1 (steps E2 → E4 → E5).
[0095]
Then, after the step E3, as shown in FIG. 13B2, the table zoom screen Z2 corresponding to the designated range (a) in the table data is displayed, as shown in FIG. 13C2. As described above, when the zoom display key 12e is operated again to cancel the zoom display of the table data within the specified range, the table display screen G2 indicating the entire table data stored in the table data memory 20h is displayed again. A range designation frame a corresponding to the cell position data of the zoom target range stored in the table zoom range data memory 20i is displayed on the table display screen G2, and the same table zoom is performed within the frame. The identification color (for example, red) that is stored and specified in the range data memory 20i is displayed in different colors (for example, red) (steps E3 → E6, E7, E8).
[0096]
On the other hand, through the step E5, as shown in FIG. 13B1, a graph display screen G1 obtained by converting each numerical value / formula data corresponding to the designated range (a) in the table data into graph data is displayed. In the displayed state, as shown in FIG. 13 (C1), when the “zoom” key 12e is operated again to cancel the graph conversion display of the data within the specified range, it is stored in the table data memory 20h. The table display screen G2 showing the entire table data is displayed and output again, and the range corresponding to the cell position data of the zoom target range stored in the table zoom range data memory 20i is displayed on the table display screen G2. The designated frame a is displayed in a color-coded manner for the identification color (for example, blue) at the time of executing the graph conversion that is stored and designated in the zoom range data memory 20i in the same table. Flop E5 → E6, E7, E8).
[0097]
Here, when the “zoom” key 12e is operated again, and the range designation frame a redisplayed on the table display screen G2 is designated by the pointer P and the “execute” key 12m is operated, the above-described FIG. 13 (B2 The table zoom screen Z2 corresponding to the cell position data in the same zoom target range shown in FIG. 13) is repeatedly displayed, and when the “graph” key 12c is operated, the same table shown in FIG. The graph display screen G1 corresponding to the table portion data in the zoom target range is repeatedly displayed.
[0098]
Therefore, according to the data display function of the fifth embodiment in the electronic computing device having the above-described configuration, arbitrary table data is displayed on the table display screen G2, and an arbitrary range on the table data is zoomed on the table display screen G2. When designated as the target range, the cell position data within the range is stored in the front zoom range data memory 20i and the corresponding range designation frame a is displayed. When the “execute” key 12m is operated, a table zoom screen Z2 of the table portion data corresponding to the specified range data is displayed. On the other hand, when the “graph” key 12c is operated, the table portion data of the specified range is displayed. A graph display screen G1 converted into graph data is displayed. Thereafter, when the zoom release key 12e is operated again to instruct the zoom release or the graph release, the same range designation frame a is subjected to the table zoom execution based on the range data stored in the table zoom range data memory 20i. After that, the table display screen G2, which is identified and displayed in blue after the graph conversion is executed, is displayed again, so that the data within the specified range on the table data can be enlarged or converted to graph data. Even if the zoom display or graph display is canceled, the same zoom target range can be easily specified and repeated by leaving an identifiable history after zoom display or graph conversion. Enlarged display and graph conversion display of the same table part data can be reproduced.
[0099]
In the fifth embodiment, the identification means after graph display or after table zooming by changing the display color of the range designation frame a changes the thickness of the frame line of the designation frame a itself. It is good also as a structure to identify.
[0100]
(Sixth embodiment)
FIG. 14 is a flowchart showing character / mathematical expression display processing according to the sixth embodiment of the electronic computing apparatus.
[0101]
FIG. 15 is a diagram showing an operation display state of a character / mathematical screen associated with the character / mathematical character display processing of the sixth embodiment of the electronic computing device.
[0102]
On the display screen of the liquid crystal display unit 13, a normal data input display screen on which various key input data by the numerical value / symbol / character key 12a of the key input unit 12 is input and displayed is displayed, and the graph data memory 20e in the RAM 20 is displayed. And text data composed of various graph data stored in the table data memory 20h and characters / mathematical expressions including keywords related to the table data. For example, as shown in FIG. When displayed as the display screen G3, the key input data is stored in the input data memory 20b in the RAM 20.
[0103]
Then, in the display state of the character / mathematical display screen G3 as shown in FIG. 15 (A), an arbitrary matrix range on the character / mathematical data is enlarged or displayed. When the “zoom” key 12e of the key input unit 12 is operated when it is desired to convert and display into graph (figure) data or table data using mathematical expressions as keywords, a pointer P is displayed on the display screen. Then, the pointer P is moved by a pen touch on the cursor key 12j or the tablet 14, the diagonal point of an arbitrary matrix range to be zoomed is designated, and the “determine” key 12l is operated, so that the designated zoom target range is obtained. The position data of the corresponding matrix is stored in the character / formula zoom range data memory 20j in the RAM 20, and the range designation frame a is displayed (step F1).
[0104]
When execution of zoom display is instructed by operating the “execute” key 12m, the character / formula data corresponding to each matrix position data of the zoom target range stored in the character / formula zoom range data memory 20j is obtained. It is read out from the input data memory 20b, drawn in an enlarged manner in association with the entire display screen area in the display data memory 20a, and a character / mathematical zoom screen in a specified range is displayed on the liquid crystal display unit 13 (step). F2 → F3).
[0105]
On the other hand, as shown in FIG. 15A, an arbitrary matrix range on the character / formula display screen G3 is designated, and the position data of the designated matrix is stored in the character / formula zoom range data memory in the RAM 20. When the range designation frame a is displayed (step F1) and the “graph” key 12c is operated to instruct the display of the related graph as shown in FIG. Character / mathematical data corresponding to the position data of each matrix of the zoom target range stored in the character / mathematical zoom range data memory 20j is read from the input data memory 20b, and graph data y using this data as a keyword Is retrieved from the graph data memory 20e and displayed on the liquid crystal display unit 13 as a graph display screen G1 (steps F2 → F4 → F5).
[0106]
Similarly to the above, as shown in FIG. 15A, an arbitrary matrix range on the character / mathematical display screen G3 is designated, and the position data of the designated matrix is the character / mathematical zoom range data in the RAM 20. When the display of the related table is instructed by operating the “table” key 12g while the range designation frame a is displayed (step F1), the character / formula zoom range data memory is stored. Character / mathematical data corresponding to the position data of each matrix of the zoom target range stored in 20j is read from the input data memory 20b, and table data using this as a keyword is retrieved from the table data memory 20h and displayed. It is displayed on the liquid crystal display unit 13 as a display screen G2 (steps F2->F4->F6-> F7).
[0107]
Then, the state where the character / mathematical zoom screen corresponding to the designated range (a) in the character / mathematical data is displayed through the step F3, or the designated range (a) in the character / mathematical data through the step F5. In the state where the graph display screen G1 of the graph data related to the character / mathematical data corresponding to is displayed, or through the step F7, the character / mathematical formula corresponding to the designated range (a) in the character / mathematical data With the table display screen G2 of the table data related to the data displayed, as shown in FIG. 15C, the “zoom” key 12e is operated again to zoom the character / formula portion data within the specified range. Or canceling the relation graph display of the data in the specified range, or canceling the display of the relation table display of the data in the specified range, in either case, the input data memory 20b The character / mathematical display screen G3 showing the entire stored character / mathematical data is displayed and output again, and is stored in the character / mathematical zoom range data memory 20j on the character / mathematical display screen G3. The range designation frame a corresponding to the matrix position data of the zoom target range is displayed as it is (Steps F8, F9).
[0108]
Here, when the “zoom” key 12e is operated again, and the range designation frame a redisplayed on the character / mathematical expression display screen G3 is designated by the pointer P and the “execute” key 12m is operated, the same zoom is performed. When the character / formula zoom screen corresponding to the matrix position data of the target range is repeatedly displayed and the “graph” key 12c is operated, the character / formula portion of the same zoom target range shown in FIG. The graph display screen G1 related to the data is repeatedly displayed, and further, when the “table” key 12g is operated, the table display screen G2 related to the character / formula partial data in the same zoom target range is repeatedly displayed.
[0109]
Therefore, according to the data display function of the sixth embodiment in the electronic computing device having the above-described configuration, text data composed of characters / formulas including keywords related to various graph data and table data created and stored in advance is converted to character / When an arbitrary range on the display data is designated as a zoom target range on the character / mathematical display screen G3, the matrix position data in the range is stored in the character / mathematical zoom range data memory 20j. The stored range designation frame a is displayed. When the “execute” key 12m is operated, a zoom screen of the character / mathematical data corresponding to the designated range data is displayed. On the other hand, when the “graph” key 12c is manipulated, the character / mathematical formula in the designated range is displayed. A graph display screen G1 of graph data related to the data is displayed, and when the “table” key 12g is operated, a table display screen G2 of table data related to the character / mathematical data in the specified range is displayed. When the “Zoom” key 12e is operated again to instruct to cancel zooming, graph cancellation, or table cancellation, the same range designation frame a is displayed based on the range data stored in the character / formula zoom range data memory 20j. Since the displayed character / mathematical display screen G3 is redisplayed, the data within the specified range on the character / mathematical data can be displayed in an enlarged manner, Data and table data can be searched and displayed, and even if the zoom display, graph, or table search display is canceled, the same zoom target range can be easily specified by leaving the zoom display history. This makes it possible to reproduce the enlarged display of the same table portion data and the search display of graphs and tables repeatedly.
[0110]
(Seventh embodiment)
FIG. 16 is a flowchart showing character / mathematical expression display processing according to the seventh embodiment of the electronic computing apparatus.
[0111]
FIG. 17 is a diagram showing an operation display state of a character / mathematical screen associated with the character / mathematical character display processing of the seventh embodiment of the electronic computing device.
[0112]
Text data composed of various graph data stored in the graph data memory 20e and the table data memory 20h in the RAM 20 and characters / formulas including keywords related to the table data is created and shown in FIG. Thus, in the state of being displayed as the character / mathematical display screen G3, an enlarged display of an arbitrary matrix range on the character / mathematical data, or a character / mathematical expression within each matrix range as a keyword (figure) When the user wants to convert and display data or table data, the pointer P is displayed on the display screen when the “zoom” key 12e of the key input unit 12 is operated. Then, the pointer P is moved by a pen touch on the cursor key 12j or the tablet 14, the diagonal point of an arbitrary matrix range to be zoomed is designated, and the “determine” key 12l is operated, and the designated zoom target range is obtained. The position data of the corresponding matrix is stored in the character / formula zoom range data memory 20j in the RAM 20, and the range designation frame a is displayed (step G1).
[0113]
When execution of zoom display is instructed by operating the “execute” key 12m, the character / formula data corresponding to each matrix position data of the zoom target range stored in the character / formula zoom range data memory 20j is obtained. It is read out from the input data memory 20b, drawn in an enlarged manner in association with the entire display screen area in the display data memory 20a, and a character / mathematical zoom screen in a specified range is displayed on the liquid crystal display unit 13 (step). G2 → G3).
[0114]
On the other hand, as shown in FIG. 17A, an arbitrary matrix range on the character / formula display screen G3 is designated, and the position data of the designated matrix is stored in the character / formula zoom range data memory in the RAM 20. When the range designation frame a is displayed (step G1) and the “graph” key 12c is operated to instruct the display of the related graph as shown in FIG. Character / mathematical data corresponding to the position data of each matrix of the zoom target range stored in the character / mathematical zoom range data memory 20j is read from the input data memory 20b, and graph data y using this data as a keyword Is retrieved from the graph data memory 20e and displayed on the liquid crystal display unit 13 as a graph display screen G1 (step G2 → G4 → G5).
[0115]
Similarly to the above, as shown in FIG. 17A, an arbitrary matrix range on the character / mathematical display screen G3 is designated, and the position data of the designated matrix is the character / mathematical zoom range data in the RAM 20. When the display of the related table is instructed by operating the “table” key 12g while the range designation frame a is displayed (step G1), the character / formula zoom range data memory is stored. Character / mathematical data corresponding to the position data of each matrix of the zoom target range stored in 20j is read from the input data memory 20b, and table data using this as a keyword is retrieved from the table data memory 20h and displayed. It is displayed on the liquid crystal display unit 13 as a display screen G2 (step G2->G4->G6-> G7).
[0116]
Then, after the step G3, in a state where the zoom screen corresponding to the designated range (a) in the character / mathematical data is displayed, the “zoom” key 12e is operated again to change the character / mathematical data in the designated range. When the zoom display is instructed to be released, the character / mathematical display screen G3 showing the entire character / mathematical data stored in the input data memory 20b is displayed and output again, and on the character / mathematical display screen G3, A range designation frame a corresponding to the matrix position data of the zoom target range stored in the character / formula zoom range data memory 20j is designated to be stored in the same character / formula zoom range data memory 20j next to the frame. A type message (for example, “zoom”) at the time of zoom execution is added and displayed (steps G3 → G8, G9, G10).
[0117]
On the other hand, after the step G5, as shown in FIG. 17B, the graph data related to the character / mathematical data corresponding to the designated range (a) in the character / mathematical data is retrieved and displayed as a graph. In the state displayed as the screen G1, as shown in FIG. 17C, when the “zoom” key 12e is operated again to instruct release of the graph search display based on the data within the specified range, the input data memory 20b is displayed. The character / mathematical display screen G3 showing the entire stored character / mathematical data is displayed and output again, and is stored in the character / mathematical zoom range data memory 20j on the character / mathematical display screen G3. The range designation frame a corresponding to the matrix position data of the zoom target range is stored in the same character / formula zoom range data memory 20j next to the frame. Is displayed by adding a Type Message "Graph" b runtime (step G5 → G8, G9, G10).
[0118]
Furthermore, in the state where the table data related to the character / mathematical data corresponding to the designated range (a) in the character / mathematical data is retrieved and displayed as the table display screen G2 through the step G7, “Zoom” is displayed. When the key 12e is operated again to cancel the table search display based on the data within the specified range, the character / mathematical display screen G3 showing the entire character / mathematical data stored in the input data memory 20b is displayed again. On the character / mathematical display screen G3, a range designation frame a corresponding to the matrix position data of the zoom target range stored in the character / mathematical zoom range data memory 20j is displayed next to the frame. A type message (for example, “table”) at the time of table search execution stored and specified in the same character / formula zoom range data memory 20j is added and displayed (step). Flop G7 → G8, G9, G10).
[0119]
Here, when the “zoom” key 12e is operated again, and the range designation frame a redisplayed on the character / mathematical expression display screen G3 is designated by the pointer P and the “execute” key 12m is operated, the same zoom is performed. When the character / formula zoom screen corresponding to the matrix position data of the target range is repeatedly displayed and the “graph” key 12c is operated, the character / formula part of the same zoom target range shown in FIG. The graph display screen G1 related to the data is repeatedly displayed, and further, when the “table” key 12g is operated, the table display screen G2 related to the character / formula partial data in the same zoom target range is repeatedly displayed.
[0120]
Therefore, according to the data display function of the seventh embodiment in the electronic computing device having the above-described configuration, text data composed of characters / formulas including keywords related to various graph data and table data created and stored in advance is converted to character / When an arbitrary range on the display data is designated as a zoom target range on the character / mathematical display screen G3, the matrix position data in the range is stored in the character / mathematical zoom range data memory 20j. The stored range designation frame a is displayed. When the “execute” key 12m is operated, a zoom screen of the character / mathematical data corresponding to the designated range data is displayed. On the other hand, when the “graph” key 12c is manipulated, the character / mathematical formula in the designated range is displayed. A graph display screen G1 of graph data related to the data is displayed, and when the “table” key 12g is operated, a table display screen G2 of table data related to the character / mathematical data in the specified range is displayed. Thereafter, when the “zoom” key 12e is operated again to instruct to cancel the zoom or cancel the graph or cancel the table, based on the range data stored in the character / formula zoom range data memory 20j, the same range designation frame a However, after executing zoom, the type message “zoom” is added, after executing graph search, the type message “graph” b is added, and after executing table search, the type message “table” is added. Since the character / mathematical display screen G3 displayed in a different manner is redisplayed, the data within the specified range on the character / mathematical data can be enlarged and the related graph data or table data can be searched and displayed. In addition, even if the zoom display or graph / table search display is canceled, the same history can be obtained after the zoom display, graph search, or table search display. Enlarge and graphs of the same character, a mathematical expression part repeatedly using the zoom target range easily, it becomes possible to reproduce a retrieval display table.
[0121]
In the seventh embodiment, the identification means after zoom display, graph display, or table display by adding the type message b to the range designation frame a changes the display color of the range designation frame a itself. Or a configuration in which the thickness of the frame line is changed.
[0122]
(Eighth embodiment)
FIG. 18 is a flowchart showing graph display processing according to the eighth embodiment of the electronic computing apparatus.
[0123]
FIG. 19 is a diagram showing an operation display state of a graph screen accompanying the graph display process of the eighth embodiment of the electronic computing device.
[0124]
In the graph display screen G1 as shown in FIG. 19A, when an arbitrary range on the graph data y is to be enlarged and displayed, if the “zoom” key 12e of the key input unit 12 is operated, the display screen is displayed. A pointer P is displayed. Then, the pointer P is moved by a pen touch on the cursor key 12j or the tablet 14, the diagonal point of an arbitrary rectangular range to be zoomed is designated, and the “determine” key 12l is operated, so that the designated zoom target range is obtained. The coordinate data of the corresponding diagonal point is stored in the graph zoom range data memory 20f in the RAM 20, and the range designation frame a is displayed (step H1).
[0125]
Here, as shown in FIG. 19B, when execution of zoom display is instructed by operating the “execute” key 12m, the zoom screen is enlarged or displayed in correspondence with the entire display screen, or the display screen is displayed instead. A message prompting the user to select whether or not to enlarge the display (Yes / No) is displayed and output (step H2).
[0126]
When the “N” key 12p for instructing that the zoom screen is enlarged and displayed on a part of the display screen instead of the entire display screen, the zoom target range stored in the graph zoom range data memory 20f is handled. The graph partial data to be read is read from the graph data memory 20e, and is enlarged and drawn in association with a region that does not overlap the range designation frame a in the currently displayed graph display screen G1, and the graph zoom window screen Z1s of the designated range is displayed. Is displayed (step H2 → H4).
[0127]
On the other hand, when the “Y” key 12o for instructing to enlarge and display the zoom screen on the entire display screen is operated, the graph partial data corresponding to the zoom target range stored in the graph zoom range data memory 20f is displayed in the graph data memory. The graph zoom screen Z1 in the designated range is displayed on the liquid crystal display unit 13 (step H2 → H3). .
[0128]
Thereafter, the display state of the graph zoom screen Z1 in which the graph partial data in the specified range (a) is enlarged and displayed on the entire display screen, or the display of the graph zoom window screen Z1s enlarged and displayed on a part of the display screen. In this state, if the zoom display key 12e is operated again to cancel the zoom display, in any case, the graph display screen G1 showing the entire graph data y stored in the graph data memory 20e. Is again displayed, and the range designation frame a corresponding to the zoom target range stored in the graph zoom range data memory 20f is displayed on the graph display screen G1 as it is (Step H5). H6).
[0129]
Therefore, according to the data display function of the eighth embodiment in the electronic computing device having the above configuration, the graph data y corresponding to an arbitrary function expression is displayed on the graph display screen G1, and the graph data is displayed on the graph display screen G1. When an arbitrary range on y is designated as the zoom target range, the range data is stored in the graph zoom range data memory 20f and the corresponding range designation frame a is displayed. When an operation instruction is given to enlarge the zoom screen on a part of the display screen instead of the entire display screen together with the operation of the “execute” key 12m, the graph zoom of the graph partial data corresponding to the specified range data is performed. A window screen Z1s is displayed. Thereafter, when the zoom is instructed again by operating the “zoom” key 12e, the graph display screen G1 on which the same range designation frame a is displayed based on the range data stored in the graph zoom range data memory 20f. Is displayed again, it is possible to display an enlarged display of the specified graph portion on the graph display screen G1, and even if the zoom display of the graph is canceled, the zoom display history can be left. Thus, it becomes possible to easily specify the same zoom target range and repeatedly reproduce the enlarged display of the same graph portion data.
[0130]
(Ninth embodiment)
FIG. 20 is a flowchart showing graph display processing according to the ninth embodiment of the electronic computing device.
[0131]
FIG. 21 is a diagram showing an operation display state of a graph screen accompanying the graph display processing of the ninth embodiment of the electronic computing device.
[0132]
As shown in FIG. 21A, the graph data y stored in the graph data memory 20e is read in response to the operation of the “graph” key 12c of the key input unit 12, and the liquid crystal display unit 13 is displayed as a graph display screen G1. When the coordinate data of a plurality of zoom target ranges designated in the past with respect to the graph data y is stored and maintained as a history in the graph zoom range data memory 20f, the history corresponds to each of the history. The range designation frames a1 and a2 to be displayed are displayed together.
[0133]
In the graph display screen G1 in which the plurality of range designation frames a1 and a2 are displayed on the graph data y as described above, when the range of the designated frames a1 and a2 on the graph data y is to be enlarged again, the key input is performed. When the “zoom” key 12e of the unit 12 is operated, the pointer P is displayed on the display screen (step I1).
[0134]
Then, the pointer P is moved by a pen touch on the cursor key 12j or the tablet 14, and either one of the range designation frames a1 or a2 is enlarged and displayed. For example, as shown in FIG. 21 (B1), the range designation frame a2 When the “OK” key 12l is designated and the graph partial area of the designated range designation frame a2 is distinguished and displayed in red display color (step I2).
[0135]
Here, as shown in FIG. 21C1, when execution of zoom display is instructed by operating the “execute” key 12m, the zoom target range of the range designation frame a2 stored in the graph zoom range data memory 20f is displayed. Corresponding graph partial data is read from the graph data memory 20e, drawn in an enlarged manner in association with the entire display screen area in the display data memory 20a, and the graph zoom screen Za2 in the designated range (a2) is displayed on the liquid crystal display. It is displayed on the part 13 (step I3).
[0136]
On the other hand, when the pointer P is moved and the range designation frame a1 is designated and the “OK” key 12l is operated, for example, as shown in FIG. 21B2, the graph partial area of the designated range designation frame a1 is red. Are displayed by being distinguished by the display color (step I2).
[0137]
Here, as shown in FIG. 21C2, when execution of zoom display is instructed by operating the “execute” key 12m, the zoom target range of the range designation frame a1 stored in the graph zoom range data memory 20f is displayed. Corresponding graph partial data is read from the graph data memory 20e, drawn in an enlarged manner in association with the entire display screen area in the display data memory 20a, and the graph zoom screen Za1 in the designated range (a1) is displayed on the liquid crystal display. It is displayed on the part 13 (step I3).
[0138]
Thereafter, when the zoom display key 12e is operated again to cancel the zoom display, the graph display screen G1 showing the entire graph data y stored in the graph data memory 20e is drawn and displayed again. On the graph display screen G1, the range designation frames a1 and a2 corresponding to the plurality of zoom target ranges stored in the graph zoom range data memory 20f are displayed as they are (steps I4 and I5).
[0139]
Here, the “zoom” key 12e is operated again, the range designation frame a1 or a2 redisplayed on the graph display screen G1 is designated by the pointer P, and the “decision” key 12l and the “execute” key 12m are set. When operated, the graph zoom screen Za1 or Za2 corresponding to the same zoom target range (a1 or a2) is repeatedly displayed as shown in FIG. 21 (B1) or (B2).
[0140]
Therefore, according to the data display function of the ninth embodiment in the electronic computing device having the above configuration, the plurality of range designation frames a1 and a2 corresponding to the past graph designation range stored in the graph zoom range data memory 20f are both included. In the displayed graph display screen G1, one range designation frame a1 (or a2) to be zoomed is designated, and the “OK” key 12l is operated to display it in red so that the “execute” key 12m is displayed. When the operation is performed, the graph zoom screen Za1 or Za2 of the graph partial data corresponding to the range designation frame a1 (or a2) distinguished and displayed by the red display is displayed, and after that, the “zoom” key 12e is operated again to cancel the zoom. Is designated based on the range data stored in the graph zoom range data memory 20f. Since the graph display screen G1 on which 1 and a2 are displayed is redisplayed, the same zoom target range can be easily specified and repeated by leaving a history of the zoom specified range performed in the past graph data display. The enlarged display of the partial data can be reproduced, and if there are a plurality of zoom target ranges (a1, a2), the range designation frame a1 or a2 designated as the zoom target can be distinguished and displayed in red. become.
[0141]
(10th Embodiment)
FIG. 22 is a flowchart showing a program screen display process according to the tenth embodiment of the electronic computing apparatus.
[0142]
FIG. 23 is a diagram showing an operation display state of the program display screen accompanying the program screen display processing of the tenth embodiment of the electronic computing device.
[0143]
When the desired program data is key-input on the program input display screen displayed on the liquid crystal display unit 13 by operating the “program” key 12h of the key input unit 12, the created and displayed program data is stored in the RAM 20. Stored in the program data memory 20k.
[0144]
Then, as shown in FIG. 23A, when the “range” key 12i is operated in a state where the desired program data stored in the program data memory 20k is displayed on the liquid crystal display unit 13 as the program display screen G4. A pointer P is displayed on the display screen. When the pointer P is moved by a pen touch on the cursor key 12j or the tablet 14, an arbitrary program step to be executed is specified in the program data, and the “determine” key 12l is operated, the specified execution target range The step number of the program step corresponding to is stored in the execution step data memory 201 in the RAM 20, and the range designation frame a is displayed (step J1).
[0145]
Here, when the execution of the program is instructed by operating the “execution” key 12m, only the program data of the portion corresponding to the range designation frame a according to the step number of the program stored in the execution step data memory 20l. Is read from the program data memory 20k and executed (step J2).
[0146]
When the execution of the program step for only the portion corresponding to the range designation frame is finished, as shown in FIG. 23B, a program display screen G4 showing the entire program data stored in the program data memory 20k is displayed. While being displayed again, the range designation frame a corresponding to the step number stored in the execution step data memory 201 is displayed on the program display screen G4 as it is (steps J3 and J4).
[0147]
Thereafter, when the range designation frame a displayed on the program display screen G4 is designated again with the pointer P and the “execute” key 12m is operated, only the program steps in the range designation frame a are repeated as described above. Executed.
[0148]
Therefore, according to the data display function of the tenth embodiment in the electronic computing device having the above-described configuration, a range designation frame a is displayed by designating an arbitrary program step in the desired program data displayed as the program display screen G4. When the “execute” key 12m is operated, only the program data within the specified range (a) is read from the program data memory 20k and executed, and after the execution is completed, the range of the same program step is set as the range specifying frame. Since the program display screen G4 surrounded by a is redisplayed, not only can an arbitrary step range on the program be specified and executed, but a program in the same step range can be easily and repeatedly executed.
[0149]
(Eleventh embodiment)
FIG. 24 is a flowchart showing a program screen display process according to the eleventh embodiment of the electronic computing apparatus.
[0150]
FIG. 25 is a diagram showing an operation display state of the program display screen accompanying the program screen display processing of the eleventh embodiment of the electronic computing device.
[0151]
As shown in FIG. 25A, when the “program” key 12 h of the key input unit 12 is operated, the program data stored in the program data memory 20 k in the RAM 20 is read and displayed on the liquid crystal display unit 13. Displayed as screen G4.
[0152]
Then, as shown in FIG. 25B, when the “execute” key 12m is operated, the program displayed on the program display screen G4 is read from the program data memory 20k and executed (step K1). The range of the program on the program display screen G4 corresponding to the executed program step is sequentially colored in red and displayed as the executed range c (step K2).
[0153]
At this time, in a state in which loop processing is performed in the program being executed, the loop processing count d recorded in the execution step data memory 20l is displayed together in the execution range c displayed with coloring.
[0154]
Thereafter, when the execution of the program ends (step K3), the program display screen G4 corresponding to the program step at the start of the program execution is displayed with the executed range c indicated by coloring the executed program range. Is displayed again (steps K4 and K5).
[0155]
Therefore, according to the data display function of the eleventh embodiment in the electronic computing device having the above-described configuration, the range of program data corresponding to the program steps being executed and executed on the program display screen G4 displaying the program data is as follows. Since it is displayed as an executed range c that is sequentially colored in red, it is possible to visually grasp the execution progress of the program data.
[0156]
The method described in each of the above embodiments, that is, the graph display process according to the first embodiment shown in the flowchart of FIG. 4, the graph display process according to the second embodiment shown in the flowchart of FIG. 6, and the method shown in the flowchart of FIG. Table screen display processing according to the third embodiment, table screen display processing according to the fourth embodiment shown in the flowchart of FIG. 10, table screen display processing according to the fifth embodiment shown in the flowchart of FIG. 12, and sixth embodiment shown in the flowchart of FIG. Character / mathematical expression display processing according to form, character / mathematical expression display processing according to the seventh embodiment shown in the flowchart of FIG. 16, graph display processing according to the eighth embodiment shown in the flowchart of FIG. 18, and ninth embodiment shown in the flowchart of FIG. Graph display processing by the program according to the tenth embodiment shown in the flowchart of FIG. Each of the methods such as the program screen display process and the program screen display process according to the eleventh embodiment shown in the flowchart of FIG. 24 can be executed by a computer as a memory card (ROM card, RAM card, etc.), magnetic It can be stored and distributed in an external recording medium 17 such as a disk (floppy disk, hard disk, etc.), optical disk (CD-ROM, DVD, etc.), semiconductor memory or the like. Then, the computer reads the program recorded on the external recording medium 17 by the recording medium reading unit 18, and the operation is controlled by the read program, so that the graph, table, character It is possible to realize a range specification of various data such as mathematical formulas and programs, a display processing function of data in the range, and the like, and execute the same processing by the above-described method.
[0157]
The program data for realizing each method can be transmitted as a program code form on the network N, and the program data can be transmitted via the communication control unit 19 of the computer terminal connected to the network N. Data can be taken in, and the above-described graphs, tables, characters / formulas, programs, etc. can be used to specify various data ranges and display data within the ranges.
[0158]
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention at the stage of implementation. Further, each of the embodiments includes inventions at various stages, and various inventions can be extracted by appropriately combining a plurality of disclosed constituent elements. For example, even if some constituent requirements are deleted from all the constituent requirements shown in each embodiment, or some constituent requirements are combined between the embodiments, they are described in the column of the problem to be solved by the invention. When the problem can be solved and the effect described in the column of the effect of the invention can be obtained, a configuration in which these constituent requirements are deleted or combined can be extracted as the invention.
[0163]
[ The invention's effect ]
As above Claims of the invention 1 According to the data display device according to the above, when an arbitrary range on the table displayed by the table display means is specified, the range on the specified table is displayed, and the table in the displayed range is enlarged. Or a graph based on tabular data within the range is displayed. When the enlarged display of the table or the display of the graph is cancelled, the table displayed before the enlargement or before the graph display and the range on the table where the range is displayed are displayed as the enlarged display of the table. Since it is displayed again as identifiable depending on whether it is released or after the graph display is released, enlargement processing for the same table range and graph display processing based on data in the same table range can be easily and easily repeated. .
[0165]
Further, the claims of the present invention 2 According to the data display device according to the present invention, when an arbitrary range on the character / mathematical expression displayed by the character / mathematical display means is designated, the range on the designated character / mathematical expression is displayed, and within the displayed range Or a graph based on the character / mathematical data in the range is displayed, or a table based on the character / mathematical data in the range is displayed. Then, when the enlarged display of the character / formula or the display of the graph or the display of the table is canceled, the character / formula displayed before the enlargement or before the graph display or before the table display and the ranged character -The range on the mathematical expression is re-displayed as identifiable depending on whether the range is released after the enlarged display of the character / mathematical expression is released, or after the release of the graph display or after the release of the table display. The enlargement processing for the character / mathematical range and the graph display processing and the table display processing based on the data of the same character / mathematical range can be repeated easily and easily.
[0169]
Therefore, it is possible to easily specify the same data range repeatedly and perform data processing within the specified range without erasing the specified range information for the data on the display screen.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an electronic circuit of an electronic computer with graph display function 10 according to an embodiment of a data display device of the present invention.
FIG. 2 is a view showing an example of the arrangement of various keys provided in the key input unit 12 of the electronic computing device 10;
FIG. 3 is a diagram showing a configuration of a main data memory secured in a RAM 20 of the electronic computing device 10;
FIG. 4 is a flowchart showing graph display processing according to the first embodiment of the electronic computing device.
FIG. 5 is a diagram showing an operation display state of a graph screen associated with graph display processing of the first embodiment of the electronic computing device.
FIG. 6 is a flowchart showing a graph display process according to a second embodiment of the electronic computing device.
FIG. 7 is a diagram showing an operation display state of a graph screen associated with a graph display process of the second embodiment of the electronic computing device.
FIG. 8 is a flowchart showing a front screen display process according to a third embodiment of the electronic computing device.
FIG. 9 is a diagram showing an operation display state of a front screen accompanying a front screen display process of the third embodiment of the electronic computing device.
FIG. 10 is a flowchart showing a front screen display process according to a fourth embodiment of the electronic computing device.
FIG. 11 is a view showing an operation display state of a front screen accompanying a front screen display process of the fourth embodiment of the electronic computing device.
FIG. 12 is a flowchart showing a front screen display process according to a fifth embodiment of the electronic computing device.
FIG. 13 is a view showing an operation display state of a front screen accompanying a front screen display process of the fifth embodiment of the electronic computing device.
FIG. 14 is a flowchart showing character / mathematical expression display processing according to the sixth embodiment of the electronic computing device;
FIG. 15 is a diagram showing an operation display state of a character / mathematical screen associated with character / mathematical character display processing of the sixth embodiment of the electronic computing device;
FIG. 16 is a flowchart showing character / mathematical expression display processing according to the seventh embodiment of the electronic computing device;
FIG. 17 is a diagram showing an operation display state of a character / mathematical screen associated with a character / mathematical character display process of the seventh embodiment of the electronic computing device;
FIG. 18 is a flowchart showing graph display processing according to an eighth embodiment of the electronic computing device.
FIG. 19 is a diagram showing an operation display state of a graph screen associated with graph display processing of the eighth embodiment of the electronic computing device.
FIG. 20 is a flowchart showing graph display processing according to a ninth embodiment of the electronic computing device.
FIG. 21 is a diagram showing an operation display state of a graph screen associated with graph display processing of the ninth embodiment of the electronic computing device.
FIG. 22 is a flowchart showing a program screen display process according to the tenth embodiment of the electronic computing device.
FIG. 23 is a diagram showing an operation display state of a program display screen accompanying a program screen display process of the tenth embodiment of the electronic computing device.
FIG. 24 is a flowchart showing a program screen display process according to an eleventh embodiment of the electronic computing device.
FIG. 25 is a diagram showing an operation display state of a program display screen accompanying a program screen display process of the eleventh embodiment of the electronic computing device.
[Explanation of symbols]
10: Electronic computing device
11: Control unit (CPU)
12 ... Key input part
12a… Numeric, symbol, character key
12b ... "Expression" key
12c ... "Graph" key
12d ... “Range” key
12e ... “Zoom” key
12f ... "Pointer" key
12g ... "Table" key
12h… “Program” key
12i ... “Range” key
12j Cursor key
12k ... function keys
12l ... "OK" key
12m ... "Execute" key
12n ... "Cancel" key
12o ... "Y" key
12p ... "N" key
13 ... Color liquid crystal display
14 ... Tablet
15 ... Position detection circuit
16 ROM
17: External recording medium
18 ... Recording medium reader
19 ... Communication control unit
20 ... RAM
20a ... display data memory
20b: Input data memory
20c ... expression data memory
20d Range data memory
20e ... Graph data memory
20f ... Graph zoom range data memory
20g ... pointer data memory
20h ... Table data memory
20i ... Table zoom range data memory
20j: Character / formula zoom range data memory
20k ... Program data memory
20l ... execution step data memory
20m ... Work area memory
21 ... Display drive circuit
G1 ... Graph display screen
G2 ... Table display screen
G3: Character / math formula display screen
G4 ... Program display screen
Z1 ... Graph zoom screen
Z1s ... Graph zoom window screen
Z2 ... Table zoom screen
P: Pointer
M… Specified point mark
a ... Range specification frame
b ... Type message
c: Executed range

Claims

A table display means for displaying a table;
Range designation means for designating an arbitrary range on the table displayed by the table display means;
Range display means for displaying the range on the table designated by the range designation means;
An enlarged display means for enlarging and displaying a table within the range displayed by the range display means;
Graph display means for displaying a graph based on the table data within the range displayed by the range display means;
Cancellation means for canceling the display of the table by the enlarged display means or the display of the graph by the graph display means;
When canceling the enlarged display of the table or the display of the graph by the canceling means, the table on the table by the table displaying means and the range on the table by the range displaying means are displayed after canceling the enlarged display of the table or the range. Re-display means for re-displaying in an identifiable manner depending on whether the graph display is canceled,
A data display device comprising:

Character / math formula display means for displaying characters / math formulas;
Range designation means for designating an arbitrary range on the character / mathematical expression displayed by the character / mathematical expression means;
Range display means for displaying the range on the character / formula designated by the range designation means;
An enlarged display means for enlarging and displaying characters / mathematical expressions within the range displayed by the range display means;
Graph display means for displaying a graph based on the character / mathematical data within the range displayed by the range display means;
Table display means for displaying a table based on the character / mathematical data within the range displayed by the range display means;
Canceling means for canceling the display of the enlarged character or mathematical expression by the enlarged display means, the display of the graph by the graph display means or the display of the table by the table display means,
The character / mathematical expression by the character / mathematical display means and the range on the character / mathematical expression by the range display means when the enlarged display of the character / mathematical expression or the graph display or the table display is canceled by the canceling means. Re-display means for re-displaying in an identifiable manner depending on whether after the cancellation of the enlarged display of the character / mathematical expression or after the cancellation of the graph display or after the cancellation of the table display,
A data display device comprising:

A table display step for displaying a table;
A range specifying step for specifying an arbitrary range on the table displayed by the table display step;
A range display step for displaying the range on the table specified by the range specification step;
An enlarged display step for enlarging and displaying a table within the range displayed by the range display step;
A graph display step for displaying a graph based on the table data within the range displayed by the range display step;
A cancellation step of canceling the display of the table by the enlarged display step or the display of the graph by the graph display step;
When the enlarged display of the table or the display of the graph is released by this release step, the table on the table and the range on the table by the range display step are displayed after the release of the enlarged display of the table or A redisplay step for redisplaying in an identifiable manner depending on whether the graph display is released,
A data display method characterized by comprising:

A character / math formula display step for displaying the text / math formula;
A range designating step for designating an arbitrary range on the text / mathematical formula displayed in the text / mathematical formula display step;
A range display step for displaying the range on the character / math formula specified in the range specification step;
An enlarged display step for enlarging and displaying characters / mathematical expressions within the range displayed by the range display step;
A graph display step for displaying a graph based on the character / mathematical data within the range displayed by the range display step;
A table display step for displaying a table based on the character / mathematical data within the range displayed by the range display step;
A cancellation step of canceling the display of the graph by the enlarged display step or the display of the graph by the graph display step or the display of the table by the table display step;
When the enlarged display of the character / mathematical expression or the graph display or the table display is canceled by this releasing step, the character / mathematical expression by the character / mathmatic expression displaying step and the range on the character / mathematical expression by the range displaying step are changed to the range. A re-display step for re-displaying in an identifiable manner depending on whether the expanded display of the character / mathematical expression is cancelled, the graph display is cancelled, or the table display is cancelled, and
A data display method characterized by comprising:

A data display processing program for controlling a computer of a display device, the computer comprising:
Table display means for displaying a table,
Range specifying means for specifying an arbitrary range on the table displayed by the table display means;
Range display means for displaying the range on the table designated by the range designation means;
An enlarged display means for enlarging and displaying a table within the range displayed by the range display means;
Graph display means for displaying a graph based on the table data within the range displayed by the range display means;
Release means for releasing the enlarged display of the table by the enlarged display means or the display of the graph by the graph display means;
When canceling the enlarged display of the table or the display of the graph by the canceling means, the table on the table by the table displaying means and the range on the table by the range displaying means are displayed after canceling the enlarged display of the table or the range. Re-display means for re-displaying in an identifiable manner depending on whether the graph display is canceled,
A computer-readable data display processing program designed to function as a computer.

A data display processing program for controlling a computer of a display device, the computer comprising:
Character / math formula display means for displaying text / math formula,
Range designation means for designating an arbitrary range on the characters / mathematical expressions displayed by the character / mathematical expression means,
Range display means for displaying the range on the character / formula specified by the range specifying means,
Enlarged display means for enlarging and displaying characters / mathematical expressions within the range displayed by the range display means,
Graph display means for displaying a graph based on the character / mathematical data within the range displayed by the range display means;
Table display means for displaying a table based on the character / mathematical data within the range displayed by the range display means,
Canceling means for canceling the display of the character or mathematical expression by the enlarged display means or the display of the graph by the graph display means or the display of the table by the table display means
The character / mathematical expression by the character / mathematical display means and the range on the character / mathematical expression by the range display means when the enlarged display of the character / mathematical expression or the graph display or the table display is canceled by the canceling means. Re-display means for re-displaying in an identifiable manner depending on whether after the cancellation of the enlarged display of the character / mathematical expression or after the cancellation of the graph display or after the cancellation of the table display,
A computer-readable data display processing program designed to function as a computer.