JP4210811B2 - Permanent magnet motor - Google Patents

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琢志 藤岡
正憲 村上
伸一 山田
好史 福田
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機や電気冷蔵庫等のコンプレッサに用いるインナーロータ型永久磁石電動機の固定子構造に係り、特に詳しくはモータの低コスト化、高効率化を実現する永久磁石電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
永久磁石電動機は、内側に永久磁石を用いて界磁を形成する回転子(例えば極数4)と、その回転子の外側に位置して回転磁界を発生する固定子とを備え、例えば6スロットの固定子の場合には図6に示す構造となる。
【0003】
図6において、固定子1は外周を円形としてドーナツ状のヨーク部を有しており、歯2はヨーク部から中心方向に延び、かつ円周方向に等間隔で6個形成されている。また、歯2の端部は円周方向で左右方向に延びた形状であり、隣接する歯2の間には同一形状のスロット3が円周方向に等間隔で形成されている。なお、4は回転子、5はシャフトである。
【0004】
上記永久磁石電動機の固定子1は、図6に示す形状に電磁鋼板を打ち抜いたコアシート1aを多数枚積層し、隣接するスロット3を介して各歯2に巻線機で直に集中巻を施すが、その固定子1のスロット3の溝には予め絶縁を施す必要がある。
この絶縁方式としては、固定子1に合成樹脂(PSS(ポリフェニレンサルファイド)等)で成形した薄肉ボビンをコア上下両面からスロット3の溝に嵌合させる方法があるが、この合成樹脂を用いた絶縁方式は、どうしても高コストになってしまう。
そこで、コストの安価なPETフィルムを用いる方法がある。このPETフィルムを用いる絶縁方式は、PETフィルムでカフス付のスロットライナを形成し、これをスロット3の溝に装着する。
【0005】
しかし、上記構造の固定子1を有する電動機を空気調和機や電気冷蔵庫のコンプレッサに用いた場合、固定子1の外周が円形であることから、外周側に隙間がとれないため、冷媒や冷凍機油の通りがあまりよくなく、コンプレッサの品質や性能がどうしても劣ってしまう。
【0006】
また、上記固定子1の歯2の端部が回転子4の外周に沿って延びた形状であることから、歯2に集中巻を施す場合には巻線が同歯2から外れやすい。しかも、スロット3の溝のうちヨーク側が固定子1の外周側に沿った円弧であることから、その巻線の巻数が限られ、その巻線が固定子1の内径側(回転子4側)にはみ出し易く、この巻線と回転子4との距離が規定以下になり易い。
【0007】
そこで、例えば図7に示すように、固定子6の外周をほぼ多角形(例えば正六角形の角を丸めた形状)とし、その固定子6の外周部に隙間に冷媒や冷凍機油を通り易くしたものがある。
なお、固定子6は図7に示す形状に電磁鋼板を打ち抜いてコアシート6aを得、このコアシート6aを多数枚積層してなる。
【0008】
また、固定子6の他の部分については、図6に示す固定子1と同様に歯7およびスロット8が形成されているが、その歯7の端部の形状が異なっている。
図8に示すように、その端部の内径側とスロット8の外径側とが直線的でほぼ平行で、その端部のチップの深さaが図6に示す歯2の端部のチップの深さよりも深くなっている。
【0009】
したがって、歯7に集中巻を施した場合には巻線の巻数を多くすることができ、しかもこの巻線が歯端部で抑えられるために、巻線が固定子6の内径側にはみ出すことがなく、この巻線と回転子4との距離が規定以内に保てる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記永久磁石電動機においては、スロットの溝絶縁に合成樹脂を用いた場合モータコストが高くなってしまい、また、歯端部のチップの深aさを深くした場合隣接する歯2,7の端部間の漏れ磁束(一次漏れ磁束)が多くなり、モータ効率が低くなるという欠点がある。
【0011】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、モータのコスト低下を図るとともに、一次漏れ磁束を少なくしてモータの効率向上を図ることができるようにした永久磁石電動機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、永久磁石を用いて界磁を形成する回転子および同回転子の外側に位置して回転磁界を発生する固定子を備え、該固定子を多数枚積層したコアシートで構成するとともに、該コアシートに所定数のスロットの溝を形成し、該スロット間の各歯に巻線を施してなる永久磁石電動機において、前記固定子の軸方向両端の複数枚のコアシートを第1および第2のコア部とし、該第1および第2のコア部の間の多数枚のコアシートを第3のコア部としてなり、前記第1および第2のコア部のみ、その歯端部のチップの深さを深くするとともに、前記第3のコア部を構成するコアシートについては、その歯端部のチップの深さを前記第1および第2のコア部を構成するコアシートの歯端部のチップの深さより浅くし、前記第1ないし第3のコア部のスロットの溝をカフス付きの絶縁フィルムで絶縁し、該溝を介して前記各歯に巻線を施すようにしたことを特徴としている。
【0013】
本発明において、前記第1ないし第3のコア部のスロットの溝の外径側を当該コアシートの外周に沿った形状とし、前記各歯に集中巻で巻線を施すことが好ましい。
【0014】
また、前記第3のコア部を構成するコアシートの歯端部のチップの深さを1mm以下あるいは前記コアシートの厚さの2倍以下とし、前記絶縁フィルムには、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム、PEN(ポリエチレンナフタレート)もしくは芳香族ポリアミド紙を用いることが好ましい。
【0015】
前記第1ないし第3のコア部のヨークの幅を一定とし、その歯の幅を前記ヨークの幅の1倍ないし2倍としてなるとよい。
前記第1ないし第3のコア部の外形の各辺の中央に前記歯を設けるとともに、該歯を前記第1ないし第3のコア部のヨークと直角方向とし、前記丸めた角側に前記スロットの溝の中心を配してなるとよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1ないし図5を参照して詳しく説明する。なお、図中、図6および図7と同一部分および相当する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
また、図1は図2および図3を組み合わせたもので、それぞれのA―AA線断面およびB―BB線断面を表している。
【0017】
図1において、このインナーロータ型の永久磁石電動機の固定子10は、外周をほぼ多角形としたコアシートを積層してなるが、その両端側に数枚(例えば4,5枚)のコアシート6aからなる第1および第2のコア部11,12と、この第1および第2のコア部11,12の間に多数枚(ほぼ当該固定子10を構成するコアシート13aの枚数;例えば100枚程度)のコアシート13aからなる第3のコア部13とを組合せ、第1および第2のコア部11,12を図2に示す形状のコアシート6aで構成し、第3のコア部13を図3に示す形状のコアシート13aで構成してなる。
【0018】
図2に示すように、第1および第2のコア部11,12は、従来例に示した図7と同様の形状のコアシート6aで構成されている。
既に、従来例で説明したように、第1および第2のコア部11,12は外周をほぼ正六角形(角を丸めた形状)で6スロット構造としたコアシート6aを積層したものである。なお、正六角形の丸めは同一円に沿うようにする。
【0019】
具体的には、上記コアシート6aのほぼ六角形の各辺中央部を当該コア中心に延ばして歯7とすることで歯7をヨーク部に対して直角に形成し、各角側にスロット8の溝を形成してスロット8の溝の中心を各角としている。
また、その歯7の端部のチップの深さaはある程度深くし(後述する第3のコア部13の歯端のチップの深さbより深くし)、その溝開口部の寸法を3mmないし4mmとしてヨーク部の内側が交わる非直線部の円周方向弦の長さをその溝開口部の寸法の1倍ないし3倍としている。
【0020】
図3および図4に示すように、第3のコア部13は、第1および第2のコア部11,12と同様に、外周をほぼ正六角形(角を丸めた形状)で6個のスロット14を有するコアシート13aを積層したものであるが、歯15の端部形状が第1および第2のコア部11,12の歯7と異なる。
歯15の端部(歯端)のチップの深bさは、図8に示したチップの深さaよりも浅くして一次漏れ磁束を少なくし、その歯端のチップの深さbを浅くした分、その歯端のマウスの深さcが深くなっている(端部の甲が高くしている)。
【0021】
具体的には、例えば、歯端のチップの深さbを1mm以下あるいはコアシート13aの厚さの2倍以下とすることが好ましい。
【0022】
第1ないし第3のコア部11,12,13のヨーク部の幅はほぼ一定とし、少なくとも正六角形の辺に相当部分のヨーク幅は一定値kとする。
また、第1および第2のコア部11,12の歯7、第3のコア部13の歯15の幅(歯幅)hはヨーク幅kの1倍ないし2倍とする。これにより、ヨーク部の磁束密度のバランスが良好になり、ひいてはモータ効率の向上が図られる。
【0023】
上記構成の固定子10に巻線の集中巻を施す場合、まず図1および図5に示すように、上記第3のコア部13を第1のコア部11と第2のコア部12で挟んだ固定子10のスロット8,14の溝に絶縁を施す。
この溝絶縁方法は、絶縁フィルム(PETフィルム)を用いてカフス付(折り返し付)のスロットライナを形成してスロット8,14に装着する。なお、その他好ましい絶縁フィルムとして、PENフィルムや芳香族ポリアミド紙が例示される。
【0024】
そして、その絶縁フィルム16を装着したスロット8,14を介して各歯7,15に巻線機で直に集中巻を施して巻線を形成する(図5の二点鎖線参照)。この場合、スロット8,14の溝の内径側と外径側が直線的で平行であることから、巻線の巻数を多くすることができる。また、第1および第2のコア部11,12の歯7の端部のチップの深さが深いことから、巻線が内径側(回転子4側)にはみ出すことがなく、巻線と回転子4との距離が規定値に保たれる。
【0025】
このように、PETフィルムの絶縁フィルム16を使用することにより、低コスト化が実現できるとともに、第3のコア部13の歯端部のチップの深さbが浅いことから、隣接する歯15の端部間における漏れ磁束(一次漏れ磁束)を少なくすることができる。
【0026】
また、固定子10の外形をほぼ正六角形していることから、当該電動機をコンプレッサに適用した場合に冷媒(ガス)、冷凍機油の通路面積を拡大することができるため、高品質、高性能のコンプレッサを得ることができる。したがって、このコンプッサを採用することにより、空気調和機や電気冷蔵庫の性能アップにも寄与する。
【0027】
なお、上記実施の形態では、固定子10を6スロットとした場合について説明したが、異なるスロット数の固定子にも適用することができ、特にスロット数の少ない固定子に適用すると好ましい。
また、上記実施の形態では、固定子10の外形をほぼ正六角形とした場合について説明したが、異なる多角形の固定子にも適用することができ、特にその角数の少ない固定子に適用すると好ましい。
【0028】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、以下に述べる効果を奏する。本発明の永久磁石電動機の固定子、その軸方向両端の複数枚のコアシートを第1および第2のコア部とし、第1および第2のコア部の間の多数枚のコアシートを第3のコア部としてなり、第1および第2のコア部のみ、その歯端部のチップの深さを深くするとともに、第3のコア部を構成するコアシートについては、その歯端部のチップの深さを前記第1および第2のコア部を構成するコアシートの歯端部のチップの深さより浅くし、第1ないし第3のコア部のスロットの溝をカフス付きの絶縁フィルムで絶縁し、この溝を介して各歯に巻線を施すようにしていることから、絶縁フィルムを安価なPETフィルムやPENフィルムもしくは芳香族ポリアミド紙とすることができ、モータの低コストを実現することができる。また、当該固定子の多数を占める第3のコア部のコアシートの歯端部間における漏れ磁束(一次漏れ磁束)が少なくなり、モータの効率向上を図ることができる効果がある。
【0029】
さらに、上記固定子の外形をほぼ正六角形し、スロットの溝を外径側と内径側とを直線的で平行にしていることから、各歯の巻線数を多くすることができるばかりか、第1および第2のコア部のコアシートの歯端部により各歯の巻線を確実に保持することができ、巻線と回転子との距離を規定値内に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、永久磁石電動機を説明するための概略的断面図。
【図2】図1に示す永久磁石電動機の固定子を構成する第1および第2のコア部を説明するための概略的平面図。
【図3】図1に示す永久磁石電動機の固定子を構成する第3のコア部を説明するための概略的平面図。
【図4】図3に示す第3のコア部の一部分を説明するための概略的平面図。
【図5】本発明の永久磁石電動機を説明するための概略的平面図。
【図6】従来の永久磁石電動機を説明するための概略的平面図。
【図7】従来の永久磁石電動機を説明するための概略的平面図。
【図8】図7に示す永久磁石電動機の固定子の一部分を説明するための概略的平面図
【符号の説明】
6a コアシート(第1および第2のコア部11,12の)
7 歯(第1および第2のコア部11,12の)
8 スロット(第1および第2のコア部11,12の)
10 固定子
11 第1のコア部
12 第2のコア部
13 第3のコア部
13a コアシート(第3のコア部の)
14 スロット(第3のコア部の)
15 歯
16 絶縁フィルム(PETフィルム)
a チップの深さ(第1および第2のコア部の)
b チップの深さ(第3のコア部の)
c マウスの深さ(第3のコア部の)
h 歯幅
i 歯端幅
k ヨーク幅
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a stator structure of an inner rotor type permanent magnet motor used for a compressor such as an air conditioner or an electric refrigerator, and more particularly to a permanent magnet motor that realizes cost reduction and high efficiency of a motor. .
[0002]
[Prior art]
The permanent magnet motor includes a rotor (for example, the number of poles 4) that forms a magnetic field using a permanent magnet on the inner side, and a stator that is positioned outside the rotor and generates a rotating magnetic field, for example, six slots. 6 has the structure shown in FIG.
[0003]
6, the stator 1 has a donut-shaped yoke portion outer periphery as a circular, teeth 2 extend toward the center from the yoke section, and is six formed at equal intervals in the circumferential direction. Moreover, the edge part of the tooth | gear 2 is the shape extended in the left-right direction in the circumferential direction, and the slot 3 of the same shape is formed in the circumferential direction at equal intervals between the adjacent teeth | gears 2. FIG. In addition, 4 is a rotor and 5 is a shaft.
[0004]
The stator 1 of the permanent magnet motor is formed by laminating a large number of core sheets 1a made by punching electromagnetic steel sheets into the shape shown in FIG. 6, and concentrated winding is directly applied to each tooth 2 via the adjacent slots 3 by a winding machine. However, it is necessary to insulate the groove of the slot 3 of the stator 1 in advance.
As this insulation method, there is a method in which a thin bobbin formed of a synthetic resin (PSS (polyphenylene sulfide) or the like) on the stator 1 is fitted into the groove of the slot 3 from both the upper and lower sides of the core. Insulation using this synthetic resin The method is inevitably expensive.
Therefore, there is a method using an inexpensive PET film. In the insulation method using this PET film, a slot liner with cuffs is formed with the PET film, and this is installed in the groove of the slot 3.
[0005]
However, when the electric motor having the stator 1 having the above structure is used for an air conditioner or a compressor of an electric refrigerator, since the outer periphery of the stator 1 is circular, there is no gap on the outer peripheral side. The streets are not so good, and the quality and performance of the compressor is inevitably inferior.
[0006]
Further, since the end portion of the tooth 2 of the stator 1 extends along the outer periphery of the rotor 4, the winding tends to come off from the tooth 2 when concentrated winding is performed on the tooth 2. Moreover, since the yoke side of the groove of the slot 3 is an arc along the outer peripheral side of the stator 1, the number of turns of the winding is limited, and the winding is on the inner diameter side (rotor 4 side) of the stator 1. The distance between the winding and the rotor 4 tends to be less than the specified value.
[0007]
Therefore, for example, as shown in FIG. 7, the outer periphery of the stator 6 has a substantially polygonal shape (for example, a shape obtained by rounding the corners of a regular hexagon), and refrigerant or refrigerating machine oil can be easily passed through the outer periphery of the stator 6. There is something.
The stator 6 is obtained by punching an electromagnetic steel sheet into a shape shown in FIG. 7 to obtain a core sheet 6a, and laminating a large number of the core sheets 6a.
[0008]
As for the other parts of the stator 6, teeth 7 and slots 8 are formed in the same manner as the stator 1 shown in FIG. 6, but the shapes of the ends of the teeth 7 are different.
As shown in FIG. 8, the inner diameter side of the end portion and the outer diameter side of the slot 8 are linear and substantially parallel, and the tip depth a of the end portion is the tip of the end portion of the tooth 2 shown in FIG. It is deeper than the depth of.
[0009]
Therefore, when concentrated winding is applied to the teeth 7, the number of windings can be increased, and furthermore, since the windings are suppressed at the tooth ends, the windings protrude from the inner diameter side of the stator 6. Togana rather, the distance between the winding and the rotor 4 is maintained within prescribed.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the permanent magnet motor, the motor cost increases when the synthetic resin is used for the slot groove insulation, and when the depth a of the tip of the tooth end portion is increased, the adjacent teeth 2, 7 There is a drawback that the leakage magnetic flux between the end portions (primary leakage magnetic flux) increases and the motor efficiency is lowered.
[0011]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a permanent magnet electric motor capable of reducing the cost of the motor and improving the efficiency of the motor by reducing the primary leakage magnetic flux. There is to do.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention includes a rotor that forms a magnetic field using a permanent magnet, and a stator that is positioned outside the rotor and generates a rotating magnetic field. together comprise a laminated core sheets, forms the shape of the groove of a predetermined number of slots in the core sheet, in the permanent magnet motor formed by subjecting the windings on each tooth between the slots, both axial ends of the stator The plurality of core sheets are used as the first and second core parts, and a plurality of core sheets between the first and second core parts are used as the third core parts. only core portion, the tooth ends while the depth of the chip, said for the third core sheet constituting the core portion, wherein the depth of the chip of the teeth end of its first and second Less than the depth of the tip of the tooth end portion of the core sheet constituting the core portion of the core Said first through groove of the third core portion of the slot insulated with an insulating film of cuffs is characterized through the groove it has to apply the winding to the each tooth.
[0013]
In the present invention, the outer diameter side of the groove before Symbol first to third core portion of the slot and a shape along the outer periphery of the core sheet, before SL is preferably subjected to winding in concentrated winding on each tooth.
[0014]
Further, the third core portion and tip of the depth of the tooth end portion of the core sheet and 1mm or less, or less than twice the thickness of the core sheet constituting the, before Symbol insulating film, PET (polyethylene terephthalate) It is preferable to use a film, PEN (polyethylene naphthalate) or aromatic polyamide paper.
[0015]
The width of the yoke of the first to third core portions may be constant, and the width of the teeth may be 1 to 2 times the width of the yoke.
The teeth are provided at the center of each side of the outer shape of the first to third core portions, the teeth are perpendicular to the yokes of the first to third core portions, and the slots are formed on the rounded corners. The center of the groove should be arranged.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. In the figure, the same parts as those in FIGS. 6 and 7 and corresponding parts are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
FIG. 1 is a combination of FIG. 2 and FIG. 3 and shows a cross section taken along the line A-AA and a cross section taken along the line B-BB.
[0017]
In FIG. 1, a stator 10 of this inner rotor type permanent magnet motor is formed by laminating core sheets having a substantially outer periphery, and several (for example, 4, 5) core sheets are provided on both ends thereof. Between the first and second core portions 11 and 12 made of 6a and the first and second core portions 11 and 12 (the number of core sheets 13a constituting the stator 10; for example, 100) The third and third core parts 13 and 12 are combined with each other, and the first and second core parts 11 and 12 are configured by the core sheet 6a having the shape shown in FIG. Is constituted by a core sheet 13a having the shape shown in FIG.
[0018]
As shown in FIG. 2, the 1st and 2nd core parts 11 and 12 are comprised by the core sheet 6a of the shape similar to FIG. 7 shown in the prior art example.
As already described in the conventional example, the first and second core portions 11 and 12 are formed by stacking the core sheets 6a having a six-slot structure with a substantially hexagonal outer periphery (shape with rounded corners). Note that regular hexagons are rounded along the same circle.
[0019]
Specifically, the substantially hexagonal side central portions of the core sheet 6a are extended to the core center to form teeth 7, so that the teeth 7 are formed at right angles to the yoke portion, and slots 8 are formed on each corner side. And the center of the slot 8 is defined as each corner.
In addition, the tip depth a of the end of the tooth 7 is made somewhat deeper (deeper than the tip depth b of the tooth end of the third core portion 13 to be described later), and the size of the groove opening is 3 mm or less. The length of the circumferential chord of the non-linear portion where the inside of the yoke portion intersects is 4 mm, which is 1 to 3 times the dimension of the groove opening.
[0020]
As shown in FIG. 3 and FIG. 4, the third core portion 13 has a regular hexagonal shape (rounded corner shape) and six slots, like the first and second core portions 11 and 12. The core sheet 13 a having 14 is laminated, but the end shape of the teeth 15 is different from the teeth 7 of the first and second core portions 11 and 12.
The tip depth b of the end portion (tooth end) of the tooth 15 is made shallower than the tip depth a shown in FIG. 8 to reduce the primary leakage magnetic flux, and the tip depth b of the tip of the tooth 15 is made shallower. As a result, the depth c of the mouse at the end of the tooth is deeper (the end of the end is raised).
[0021]
Specifically, for example, the depth b of the tip of the tooth end is preferably 1 mm or less or twice or less the thickness of the core sheet 13a .
[0022]
The widths of the yoke portions of the first to third core portions 11, 12, and 13 are substantially constant, and the yoke width corresponding to at least the side of the regular hexagon is a constant value k.
The width (tooth width) h of the teeth 7 of the first and second core portions 11 and 12 and the teeth 15 of the third core portion 13 is set to 1 to 2 times the yoke width k. Thereby, the balance of the magnetic flux density of the yoke portion becomes good, and as a result, the motor efficiency is improved.
[0023]
When concentrated winding of the stator 10 having the above configuration is performed, first, the third core portion 13 is sandwiched between the first core portion 11 and the second core portion 12 as shown in FIGS. Insulation is applied to the grooves of the slots 8 and 14 of the stator 10.
In this groove insulating method, an insulating film (PET film) is used to form a slot liner with cuffs (with folding back), and the slots 8 and 14 are mounted. Other preferable insulating films include PEN films and aromatic polyamide paper.
[0024]
Then, concentrated winding is directly applied to the teeth 7 and 15 by the winding machine through the slots 8 and 14 in which the insulating film 16 is mounted to form a winding (see a two-dot chain line in FIG. 5). In this case, since the inner diameter side and the outer diameter side of the grooves of the slots 8 and 14 are linear and parallel, the number of windings can be increased. Further, since the depth a of the tip end of the tooth 7 of the first and second core portions 11 and 12 is deep, winding without protruding on the inner diameter side (the rotor 4 side), and the winding The distance from the rotor 4 is maintained at a specified value.
[0025]
Thus, by using the insulating film 16 of the PET film, the cost can be reduced, and the chip depth b of the tooth end portion of the third core portion 13 is shallow, so that the adjacent teeth 15 Leakage magnetic flux (primary leakage magnetic flux) between the end portions can be reduced.
[0026]
Further, since the outer shape of the stator 10 is substantially a regular hexagon, the passage area of refrigerant (gas) and refrigeration oil can be expanded when the electric motor is applied to a compressor. A compressor can be obtained. Therefore, by adopting this compressor, it contributes also to the performance improvement of an air conditioner or an electric refrigerator.
[0027]
In the above-described embodiment, the case where the stator 10 has 6 slots has been described. However, the present invention can be applied to a stator having a different number of slots, and is particularly preferably applied to a stator having a small number of slots.
In the above embodiment, the case where the outer shape of the stator 10 is substantially a regular hexagon has been described. However, the present invention can also be applied to stators having different polygons, particularly when applied to a stator having a small number of corners. preferable.
[0028]
【The invention's effect】
According to the present invention described above, the following effects can be obtained. The stator of the permanent magnet motor of the present invention, a plurality of core sheets in the axial direction across the first and second core portions, a large number of core sheet between the first and second core portions the becomes a third core portion, only the first and second core portions, as well as the depth of the chip of the tooth ends, for the core sheet constituting the third core portion, the tooth end of its The depth of the chip is made shallower than the depth of the chip at the tooth end portion of the core sheet constituting the first and second core portions, and the slot grooves of the first to third core portions are cuffed with an insulating film. Insulating the wire and winding the teeth on each tooth through the groove makes it possible to use an inexpensive PET film, PEN film, or aromatic polyamide paper for the insulation film, realizing low motor costs. can do. Further, the leakage magnetic flux (primary leakage magnetic flux) between the tooth end portions of the core sheet of the third core portion that occupies the majority of the stators is reduced, and the motor efficiency can be improved.
[0029]
Furthermore, since the outer shape of the stator is substantially a regular hexagon and the groove of the slot is linear and parallel on the outer diameter side and the inner diameter side, not only can the number of windings of each tooth be increased, The winding of each tooth can be reliably held by the tooth end portions of the core sheet of the first and second core portions, and the distance between the winding and the rotor can be kept within a specified value.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view for explaining a permanent magnet motor according to an embodiment of the present invention.
2 is a schematic plan view for explaining first and second core portions constituting the stator of the permanent magnet motor shown in FIG. 1; FIG.
FIG. 3 is a schematic plan view for explaining a third core portion constituting the stator of the permanent magnet motor shown in FIG. 1;
4 is a schematic plan view for explaining a part of a third core portion shown in FIG. 3; FIG.
FIG. 5 is a schematic plan view for explaining a permanent magnet motor of the present invention.
FIG. 6 is a schematic plan view for explaining a conventional permanent magnet motor.
FIG. 7 is a schematic plan view for explaining a conventional permanent magnet motor.
FIG. 8 is a schematic plan view for explaining a part of the stator of the permanent magnet motor shown in FIG. 7;
6a Core sheet (of the first and second core parts 11 and 12)
7 teeth (of the first and second core parts 11, 12)
8 slots (for the first and second core parts 11 and 12)
10 Stator 11 First core portion 12 Second core portion 13 Third core portion 13a Core sheet (of the third core portion)
14 slots (3rd core part)
15 Teeth 16 Insulating film (PET film)
a Chip depth (of first and second core parts)
b Chip depth (3rd core part)
c Mouse depth (in the third core)
h tooth width i tooth end width k yoke width

Claims (5)

永久磁石を用いて界磁を形成する回転子および同回転子の外側に位置して回転磁界を発生する固定子を備え、該固定子を多数枚積層したコアシートで構成するとともに、該コアシートに所定数のスロットの溝を形成し、該スロット間の各歯に巻線を施してなる永久磁石電動機において、
前記固定子の軸方向両端の複数枚のコアシートを第1および第2のコア部とし、該第1および第2のコア部の間の多数枚のコアシートを第3のコア部としてなり、前記第1および第2のコア部のみ、その歯端部のチップの深さを深くするとともに、前記第3のコア部を構成するコアシートについては、その歯端部のチップの深さを前記第1および第2のコア部を構成するコアシートの歯端部のチップの深さより浅くし、前記第1ないし第3のコア部のスロットの溝をカフス付きの絶縁フィルムで絶縁し、該溝を介して前記各歯に巻線を施すようにしたことを特徴とする永久磁石電動機。
A rotor that forms a magnetic field using a permanent magnet, and a stator that is positioned outside the rotor and generates a rotating magnetic field, and is constituted by a core sheet in which a large number of the stators are stacked, and the core sheet in the form the form of the grooves of a predetermined number of slots, the permanent magnet motor formed by subjecting the windings on each tooth between the slots,
A plurality of core sheets in the axial direction both ends of the stator and the first and second core portions, becomes a large number of core sheets between the first and second core portions as a third core portion , only the first and second core portions, as well as the depth of the chip of the tooth end portions, wherein the third core sheet constituting the core portion, the chip of the tooth edge of its depth The depth of the chip at the tooth end portion of the core sheet constituting the first and second core portions is made shallower, and the slot grooves of the first to third core portions are insulated with an insulating film with cuffs. , permanent magnet motor, characterized in that it has to apply the winding to the each tooth through the groove.
記第1ないし第3のコア部のスロットの溝の外径側を当該コアシートの外周に沿った形状とし、前記各歯に集中巻で巻線を施すようにしてなる請求項1に記載の永久磁石電動機。The outer diameter of the groove of the previous SL first to third core portion of the slot and a shape along the outer periphery of the core sheet, in claim 1 which before Symbol made so as to apply the winding at concentrated winding on each tooth The permanent magnet motor described . 前記絶縁フィルムとして、PETフィルム、PENフィルムもしくは芳香族ポリアミド紙を用いる請求項1または2に記載の永久磁石電動機。  The permanent magnet motor according to claim 1, wherein a PET film, a PEN film, or an aromatic polyamide paper is used as the insulating film. 前記固定子の外周を多角形状としてなる請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコンプレッサー用永久磁石電動機。 The permanent magnet motor for a compressor according to any one of claims 1 to 3, wherein an outer periphery of the stator has a polygonal shape . 前記第1ないし第3のコア部の外形の各辺の中央に前記歯を設けるとともに、該歯を前記第1ないし第3のコア部のヨークと直角方向としてなる請求項4に記載のコンプレッサー用永久磁石電動機。 Compressor according provided with the teeth in the middle of each side of the outline of the first to third core portion, in claim 4 the teeth formed by the yoke and the perpendicular direction of the first to third core portion use permanent magnet motor.
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