JP4210544B2 - Door stopper - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開き扉などを一定の位置以上に開かないようにするドアストッパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
住宅などの出入り口や部屋の出入り口などには、開き扉が用いられている。開き扉は、板状の扉の左右いずれかの一方に、壁などに固定されたヒンジを設け、扉の表側、裏側に取り付けられたノブなどを用いて引き、又は、押して扉を回動させて開閉を行うものである。
【0003】
この開き扉を開いたときに、扉やノブが壁などに接触するおそれがある。このため、扉、ノブ、壁が破損しないようにドアストッパーが設けられている。
従来、このドアストッパーは、扉を開き、扉が壁に当たる手前付近において、扉に当接するように設けられるものであり、床や壁などに固定され、常時床から突出した状態で設けられていた。
【0004】
上記のドアストッパーは、常時床から突出した状態で設けられているので、掃除などの際に邪魔になる。
そこで、床から出没自在の戸当りも種々検討されており、従来より知られている出没自在の戸当りとして、磁石を用いた戸当りなどがある。
【0005】
また、この出願の発明に関連する先行技術文献情報として次のものがある。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−287062号公報
【0007】
特許文献1には、床面に揺動自在に設置された磁性体プレートを、ドア側の磁石に吸着させることによりドアの壁への接触を防止するドアストッパーが、開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に記載のドアストッパーでは、ドアの壁への接触を防止した後も、ドアを開いた状態で保持することができなかった。すなわち、ドアに風などが当たって、ドアに強い力が加わると、磁石とプレートとのあいだの吸着力のみでは、ドアを全開位置に保持することができなくなる。そのため、ドアが勢いよく閉まってしまうなどの問題がある。
【0009】
そこで、本発明はかかる問題を解消するため、ドアを全開位置に固定でき、さらに、容易かつ確実にドアを全開位置にロックすることができるドアストッパーを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そして、上記した目的を達成するための請求項1に記載の発明は、ドア用部材とストッパー部材とを有し、前記ドア用部材は係合凹部が設けられた本体部材と、磁石と、解除部材とが設けられ、前記係合凹部には天面部、第1側面部、第2側面部及び開口部を有して、前記第1側面部及び前記第2側面部は開口部と天面部との間に位置して互いに対向する位置関係であり、前記磁石は前記係合凹部の天面部側に位置するように本体部材に固定されているものであり、前記ストッパー部材は、床に固定可能な台座と、前記台座に接続された突出部が設けられており、前記突出部は前記台座に揺動可能に接続された揺動板と、前記揺動板に揺動可能に接続して前記磁石に吸引可能な移動板により構成され、前記移動板は、前記係合凹部の開口部より小さく磁石に吸引可能な板状の部材であり、前記ドア用部材の磁石に吸引されると前記係合凹部の天面側に引き寄せられて前記係合凹部に収納することができ、前記突出部の移動板が前記係合凹部に収納すると、前記突出部が前記第1側面部に当接することにより前記ストッパー部材は前記ドア用部材の一方の方向への移動を阻止することができ、かつ、前記突出部が前記第2側面部に当接することにより前記ストッパー部材は前記ドア用部材の他方の方向への移動を阻止することができるドアストッパーであって、前記解除部材は係合凹部内に突出・後退でき、前記解除部材が突出すると、前記ストッパー部材の突出部による前記第2側面部への当接を妨げて、前記ドア用部材の他方の方向への移動の阻止を解除することができることを特徴とするドアストッパーである。
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、係合凹部と磁石とが設けられたドア用部材と、台座と台座に接続された突出部が設けられたストッパー部材を有しており、前記突出部は前記ドア用部材の磁石に吸引され前記係合凹部の天面側に引き寄せられて前記係合凹部に収納できるものであり、そして、前記突出部が第1側面部又は第2側面部に当接することによりドア用部材の一方及び他方の方向への移動阻止することができる。したがって、このドアストッパ−を用いることにより、確実にドアの移動を阻止することができ、壁などの損傷を防ぐことができ、ドアをロック状態とすることができる。また、係合凹部内に突出・後退できる解除部材によって、一方の方向の移動の阻止を解除することができるので、この解除によりドアを閉じる方向に移動したい場合には容易に行うことができる。
【0012】
【0013】
また請求項1に記載の発明によれば、前記ストッパー部材の突出部は、前記台座に揺動可能に接続された揺動板と、前記揺動板に揺動可能に接続して前記磁石に吸引可能な移動板により構成されているので、ストッパー部材の厚みを薄くすることができる。また、前記移動板は、前記係合凹部の開口部より小さく磁石に吸引可能な板状の部材であるので、確実に係合凹部に係合することができる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、前記ストッパー部材には、前記台座と前記揺動板とを接続する固定軸と、前記揺動板と前記移動板とを接続する移動軸が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のドアストッパーである。
【0015】
請求項2に記載の発明によれば、前記ストッパー部材には、前記台座と前記揺動板とを接続する固定軸と、前記揺動板と前記移動板とを接続する移動軸が設けられているので、ドアの慣性力を確実に受け止めることができる。
【0016】
請求項3に記載の発明は、前記移動板が前記ドア用部材の磁石に吸引されて前記係合凹部に収納されると、前記揺動軸は前記係合凹部の第2側面部側に位置することを特徴とする請求項2に記載のドアストッパーである。
【0017】
請求項3に記載の発明によれば、前記移動板が前記ドア用部材の磁石に吸引されて前記係合凹部に収納されると、前記揺動軸は前記係合凹部の第2側面部側に位置し、移動板の揺動軸と反対側の先端が第1側面部と当接することとなる。そして、移動板の揺動軸と反対側の先端は、軸などを設ける必要が無く軽くできるので磁石により確実に引き寄せることができ、ドアロックが確実となる。
【0018】
請求項4に記載の発明は、前記移動板が前記ドア用部材の磁石に吸引されて前記係合凹部に収納されると、前記揺動板は前記係合凹部の第1側面部に当接可能となることを特徴とする請求項2に記載のドアストッパーである。
【0019】
請求項4に記載の発明によれば、前記移動板が前記ドア用部材の磁石に吸引されて前記係合凹部に収納されると、前記揺動板は前記係合凹部の第1側面部に当接可能となるので、台座に接続された揺動板により確実にドアの移動を阻止することができる。
【0020】
請求項5に記載の発明は、前記固定軸の向きと前記移動軸の向きとは略平行であることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のドアストッパーである。
【0021】
請求項5に記載の発明によれば、前記固定軸の向きと前記移動軸の向きとは略平行であるので、移動軸及び固定軸をドアの移動方向に対して垂直方向にすることが可能となり、ストッパー部材によりドアの慣性力を確実に受け止めることができる。
【0022】
請求項6に記載の発明は、前記移動板が前記ドア用部材の磁石に吸引されて前記係合凹部に収納されると、前記移動板の面は前記台座の面と略平行となることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のドアストッパーである。
【0023】
請求項6に記載の発明によれば、前記移動板が前記ドア用部材の磁石に吸引されて前記係合凹部に収納されると、前記移動板の面は前記台座の面と略平行となるので、前記移動板の面が床面と平行となって、ドアの慣性力の方向を移動板の面に平行となるので、薄い移動板を用いても確実にドアの慣性力を受けることができる。
【0024】
請求項7に記載の発明は、前記磁石は、前記第2側面部よりも前記第1側面部に近い位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のドアストッパーである。
【0025】
請求項7に記載の発明によれば、前記磁石は、前記第2側面部よりも前記第1側面部に近い位置に設けられているので、解除部材を突出状態としても、突出部の第1側面部側の当接を維持した状態とすることが容易となり、解除部材を突出状態としておくことで、ドアの移動の阻止する方向を一方方向のみとすることができる。
【0026】
請求項8に記載の発明は、ドア用部材には解除部材とは別の部材である操作部材が設けられ、前記操作部材は前記解除部材の突出・後退の操作が可能であって磁石に引き寄せられることができるものであり、前記解除部材の突出状態及び後退状態の両方又はいずれか一方の状態で、操作部材が前記磁石に接触することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のドアストッパーである。
【0027】
請求項8に記載の発明によれば、前記磁石に吸引可能であり、前記解除部材の突出状態又は後退状態で前記磁石に接触して保持させる操作部材が設けられているので、突出状態又は後退状態の操作の際に節度ある操作が可能となる。
【0028】
請求項9に記載の発明は、前記ストッパー部材の台座には、前記揺動板及び前記移動板を収納できる収納凹部が設けられ、前記台座は前記収納凹部とは反対側の面を床に固定することができるものであり、前記揺動板及び前記移動板を収納した状態では、前記ストッパー部材の前記収納凹部側は、略平面となることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のドアストッパーである。
【0029】
請求項9に記載の発明によれば、前記ストッパー部材の台座には、前記揺動板及び前記移動板を収納できる収納凹部が設けられ、前記台座は前記収納凹部とは反対側を床に固定することができるものであり、前記揺動板及び前記移動板を収納した状態では、前記ストッパー部材の前記収納凹部側は、略平面となるので、ドアストッパーを使用しない際には邪魔になりにくい。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下さらに本発明の具体的実施例について説明する。図1は、本発明の実施形態の第1のドアストッパーをドアに設置した状態での斜視図である。図2は、図1のドアストッパー付近を拡大した斜視図である。図3は、図2の状態からドアを開放方向に移動させた状態での、ドアストッパー付近を拡大した斜視図である。図4(a)は、図2の状態からドアを開放方向に移動させた状態での、ドアストッパー付近を拡大した斜視図である。図4(b)は、図4(a)の状態でのストッパー部材を示した斜視図である。図5は、ドア用部材の斜視図である。図6は、ドア用部材の分解斜視図である。図7は、本体部材の凹部を示した斜視図である。図8は、図5のドア用部材を90ー傾斜させた状態の斜視図である。図9は、ストッパー部材の斜視図である。図10は、ストッパー部材の分解斜視図である。図11〜図16は、ドアストッパーをドアの移動方向に対して垂直方向から見た模式図である。図17は、ドア用部材の変形例を示した斜視図である。図18、図19は、ドア用部材の変形例を、ドアの移動方向に対して垂直方向から見た模式図である。
【0031】
本発明の第1の実施形態におけるドアストッパー1は、図1に示されるように、ドア用部材10とストッパー部材11とを有している。そして、ドア用部材10はドア90に固定され、ストッパー部材11は床91に固定されて使用するものである。
【0032】
また、ドア90を開放し、ドア90が壁92側に移動した場合には、ドアストッパー1によって壁92の手前でドア90を止めることができる。そして、ドア90の壁92側に設けられているドアノブ93と壁92との衝突を防止して、ドアノブ93及び壁92の保護することができる。
具体的には、ドア用部材10をドア90の壁92側の下縁90a付近に設置して、ストッパー部材11を床91上であってドア用部材10の軌跡に設置する。そして、図2〜図4に示されるように、ドア90を開けていくと、ドア用部材10がストッパー部材11の上側を移動することができる。そうして、後述するように、ドア用部材10がストッパー部材11に近づくと、ストッパー部材11の突出部24が、ドア用部材10の本体部材14に設けられる凹部13の係合凹部13aに係合してドア90を止める。
【0033】
ドア用部材10には、本体部材14、磁石20、解除部材32が設けられている。
【0034】
本体部材14は、図5に示されるように、外観が左右にフランジ部35を有する略直方体状である。そして、下側には凹部13を有している。また、フランジ部35とは反対側には、凹部13とつながる開口14aが設けられている。
また、本体部材14には、軸孔38及び位置決め部材用貫通孔39が設けられている。軸孔38及び位置決め部材用貫通孔39の貫通方向は、ドア90に取り付けられた状態でドア90及び床91に平行な方向に向いている。
本体部材14の2カ所のフランジ部35には、それぞれ固定孔37が設けられている。ドア用部材10をドア90に固定する際には、固定孔37にねじ36を貫通させて行う。
【0035】
本体部材14の凹部13は、図7に示されているように、角状に凹んでおり、係合凹部13a、磁石収納凹部13b及び解除部材収納凹部13cを有している。
【0036】
係合凹部13aは、図7に示されており、下側が開口状であり、上側は磁石収納凹部13b及び解除部材収納凹部13cとつながっている。そして、係合凹部13aには、開口部16、天面部17、第1側面部18及び第2側面部19が設けられている。第1側面部18及び前記第2側面部19は開口部16と天面部17との間に位置して、第1側面部18と第2側面部19とは対向する位置関係である。そして、ドア用部材10がドア90に取り付けられると、第1側面部18はドア90側、第2側面部19は壁92側となるような位置関係になる。
【0037】
磁石収納凹部13bは円盤状の凹部であり、後述する磁石20の外形とほぼ同じ大きさであって、磁石20が収納される。磁石収納凹部13bの位置は、解除部材収納凹部13bよりもドア90側である。
磁石収納凹部13bに磁石20が収納されると、図8に示されるように、磁石20の表面が係合凹部13aの天面部17と略同一平面状となり、磁石20の露出面20aは、天面部17の一部となっている。また、磁石20は、第2側面部19よりも第1側面部18に近い位置に設けられている。
【0038】
解除部材収納凹部13cは、後述する解除部材32が収納される部分であり、本体部材14の開口14aにつながっている。
【0039】
磁石20は永久磁石であり、円盤状である。そして、後述するストッパー部材11の移動板25を引き寄せることができる。特に、磁石20は磁力の強いものが用いられており、移動板25の上部付近に磁石20が位置すると、即座に引き寄せるものである。
【0040】
解除部材32は、図6に示されている。そして、解除部材32は、扇状の柱状の形状をした解除部32bと、板状であり扇の中心付近に接続する操作部32aが設けられた部材である。そして、解除部32bと操作部32aとの連結部付近であって解除部32bの扇の中心付近には貫通孔32cが設けられている。また、解除部32bの扇面には、2箇所の位置決め用凹み32dが設けられている。それぞれの位置決め用凹み32dから貫通孔32cまでの距離はほぼ等距離である。
【0041】
そして、解除部材32は、本体部材14の解除部材収納凹部13cに挿入され、軸45を用いて本体部材14と揺動可能に連結される。具体的には、解除部材32を、操作部32aが開口14aから外部にはみ出すような状態となるように、本体部材14の開口部16から挿入して、貫通孔32cと軸孔38が同一軸上となるようにして、軸45を貫通孔32c及び軸孔38に挿入して行う。
そうして本体部材14に解除部材32を接続すると、解除部材32は軸45を中心として揺動可能になり、この解除部材32の揺動は開口14aからはみ出している操作部32aによって行うことができる。
【0042】
また、ドア用部材10には、解除部材32の位置を、所定の位置で節度を持って止めることができるように位置決め手段40が設けられている。位置決め手段40は、図6に示されるように、ボール41、ばね42及び固定部材43により構成されている。そして、上記のように解除部材32を本体部材14に接続した状態で、位置決め部材用貫通孔39にボール41、ばね42及び固定部材43の順に挿入する。固定部材43が位置決め部材用貫通孔39に挿入された状態で固定されているので、ボール41は解除部材32に接触しながら解除部材32に向かって付勢されている。
そして、付勢されたボール41が位置決め用凹み32dに入り込むことにより、位置決め用凹み32dの位置と位置決め部材用貫通孔39の位置が合うように、解除部材32の位置が決まる。この解除部材32の位置決めの位置は、位置決め部材用貫通孔39の位置によって決まるが、この位置は、後述するように、解除部材32の突出位置及び退入位置となるものである。
【0043】
ストッパー部材11は、図9,10に示されている。そして、ストッパー部材11には、台座22、揺動板23及び移動板25を有し、さらに、固定軸26及び移動軸27が設けられている。そして、台座22と揺動板23とは固定軸26によって揺動可能に接続され、揺動板23と移動板25とは移動軸27によって揺動可能に接続されている。
前記した揺動板23及び移動板25によって突出部24が構成され、突出部24が前記したドア用部材10の係合凹部13aに係合して、ドア90の移動の阻止を行う。なお、この突出部24の突出は、ばねなどの付勢部材などを用いるものでなくドア用部材10の磁石20によって引き寄せて行われるものであり、また、突出部24の退入は重力により行われる。
【0044】
台座22は床91に固定可能であり、台座22を床91に固定することによって、ストッパー部材11を固定することができる。具体的には、台座22の床91への固定は、台座22に設けられた固定用孔30を用い、固定用孔30にねじ36を挿通して床91と固定することにより行われる。なお、台座22は樹脂を成型して製作される。
また、台座22には、揺動板23及び移動板25を収納できる収納凹部28が設けられている。収納凹部28は床91への固定側とは反対側に位置し、台座22を床91に固定した状態では、収納凹部28は上側に位置している。そして、図9に示すように、収納凹部28に揺動板23及び移動板25を収納すると、ストッパー部材11の上側は、略平面状となる。
また、台座22には、固定軸26が挿入可能な固定軸用貫通孔48が設けられている。
【0045】
移動板25は、長方形の板状の部材である。また、移動板25の材質は磁石に吸引される材質を用いて製作されるものであり、具体的には鉄板が用いられる。移動板25の大きさは、ドア用部材10の係合凹部13aの大きさより小さく、係合凹部13aに収納可能な大きさである。
また、移動板25には、移動軸用挿入孔52が設けられており、移動用挿入孔52は、移動軸27が挿入可能である。
【0046】
揺動板23は、略「コ」字形の板状の部材であり、揺動板23の「コ」字の内側の切り欠き部分23aは、移動板25の外形とほぼ同一である。
また、揺動板23には、固定軸用挿入孔50と2カ所の移動軸用挿入孔51が設けられている。固定軸用挿入孔50は、固定軸26が挿入可能であり、移動軸用挿入孔51は、移動軸27が挿入可能である。そして、揺動板23と移動板25とを板面を同一にしながら合わせると、全体の形状は長方形状であって収納凹部28とほぼ同一の形状となり、2カ所の移動軸用挿入孔51の間に移動軸用挿入孔52が位置して直線状となって、固定軸用挿入孔50と略平行となる。
【0047】
そして、台座22の固定軸用貫通孔48と揺動板23の固定軸用挿入孔50の位置を合わせて、固定軸26を挿入する。そうすると、台座22と揺動板23とが接続し、固定軸26を中心として揺動可能となる。
また、揺動板23の移動軸用挿入孔51と移動板25の移動軸用挿入孔52の位置を合わせて、移動軸27を挿入する。そうすると、揺動板23と移動板25とが接続し、移動軸27を中心として揺動可能となる。また、固定軸26と移動軸27はほぼ平行に位置している。
【0048】
そして、移動板25と台座22とは揺動板23を介して接続し、固定軸26と移動軸27の2カ所で揺動可能である。したがって、揺動板23と台座22との相対角度を大きくすることにより、移動板25と台座22との距離を変更することができる。また、固定軸26と移動軸27はほぼ平行であり、移動板25と揺動板23との相対角度を、揺動板23と台座22との相対角度とほぼ同じ角度とすることにより、移動板25の面と台座22の面とを平行にしながら移動板25と台座22との距離を変えることができる。すなわち、固定軸26又は移動軸27の軸方向に対して平行に、移動板25、揺動板23及び台座22見ると、略「Z」状の状態であり、移動板25が突出・退入することが可能である。
【0049】
また、台座22、揺動板23及び移動板25を接続した状態で、台座22の収納凹部28を上側にすると、揺動板23及び移動板25は収納凹部28に収納される。
【0050】
次に、ドアストッパー1の使用方法について説明する。
まず、ドアストッパー1を取り付ける。具体的には、前記したように、ドア用部材10を係合凹部13aの開口部16側が床91に向くようにしてドア90に設け、ストッパー部材11を移動板25がドア用部材10の係合凹部13aに向かって移動可能となるように床91の所定の位置に固定する。ストッパー部材11の固定位置は、通常、壁92の少し手前である。
ストッパー部材11は、固定軸26及び移動軸27の方向がドア90の移動方向に垂直となるように固定され、さらに、移動軸27側が壁92側となるように固定する。
【0051】
そして、図11〜図16を用いて、揺動板23、移動板25及び解除部材32の動きについて説明する。なお、図11〜図16において、右側が壁92側であり、ドア90を開けるとドア用部材10が右に移動する。
ドア用部材10とストッパー部材11が離れている場合、例えば、ドア90が閉まっている状態など、壁92から離れている場合には、図11に示されるように、ストッパー部材11の揺動板23及び移動板25は、台座22の収納凹部28に収まっている。なお、図11に示す状態では、ドア用部材10の解除部材32は、退入状態であり、位置決め手段40により位置決めされている。
【0052】
さらに、ドア90を開ける。すると、ドア用部材10とストッパー部材11とが接近する。さらに近づけると、ストッパー部材11の移動板25の真上付近にドア用部材10の係合凹部13aが近づく。そうすると、移動板25が磁石20によって引きつけられて、移動軸27とは反対側の移動板25が係合凹部13a内に移動する。具体的には、固定軸26を軸として、揺動板23が回転しながら、移動板25が移動軸27を軸として回転する。この状態を示した図が図12である。
【0053】
さらにドア90を開けると、図13に示す状態となる。図13に示す状態では、ドア用部材10の解除部材32は退入状態であるので、移動板25は天面部17に密着し、床91の面と平行な状態となる。そして、移動板25は完全に係合凹部13aに収納される状態となり、係合凹部13aの第1側面部18と第2側面部19との間に位置している。
図13に示す状態では、移動板25と第1側面部18とが当接している。そして、揺動板23、固定軸26、台座22を介してストッパー部材11は固定されているので、ドア用部材10とストッパー部材11との相対移動は不可となり、これ以上にドア用部材10が壁92側には移動できない。また、一旦、図13の状態となると、ドア90を反対側に移動、すなわち、ドア90を閉める方向に移動させようとしても、移動板25と第2側面部19とが当接しているので、ドア用部材10とストッパー部材11との相対移動は不可となり、ドア90を閉める方向に移動できない。
【0054】
上記のロック状態を解除してドア90を閉める場合には、図13の状態から、解除部材32を操作して突出状態とする。そして、図14に示すように、解除部材32を突出状態とすると、移動軸27側が下方に移動して、第2側面部19側の移動板25が下側に移動する。
図14の状態、すなわち、解除部材32を突出状態でドア90を閉める方向に力を入れると、解除部材32が退入状態である場合とは異なり、ドア90を移動することが可能となる。これは、解除部材32が突出状態となると移動板25が下側に移動して、移動板25の第2側面部19側が係合凹部13aの外側、すなわち開口部16の外側に移動して、移動板25の第2側面部19への当接を妨げ、ドア用部材10とストッパー部材11との相対移動が可能となり、ドア90を閉める方向に移動できるためである。
なお、解除部材32を突出状態としても、磁石20は第2側面部19よりも第1側面部18に近い位置に設けられているので、移動板25の第1側面部18側は、磁石20により引き寄せられる。したがって、第1側面部18と、移動板25及び揺動板23とが当接してドア用部材10とストッパー部材11との相対移動は不可となり、これ以上にドア用部材10が壁91側には移動できない。
【0055】
また、図15に示すように、ドア用部材10とストッパー部材11が離れている状態で、ドア用部材10の解除部材32を突出状態とすると、解除部材32を退入状態した時と同様に、磁石20によって引きつけられて、固定軸26を軸として、揺動板23が傾斜し、移動軸27付近の揺動板23及び移動板25が係合凹部13a内に移動する(図16)。さらに、ドア90を移動させると、図14に示す状態となり、第1側面部18と、移動板25とが当接してドア用部材10とストッパー部材11との相対移動は不可となり、それ以上ドア90は移動しない。
【0056】
ドアストッパー1はこのように構成されているので、以下のように使用をすることができる。
解除部材32を退入状態及び突出状態のいずれの場合でも、ドア90を開けると所定の位置より壁92側に開けることは出来ない。また、解除部材32を退入状態としてドア90を開けると、所定の位置に至るとドア90を閉め戻すことができなくなって、いずれの方向にも移動できなくなりそのままロックすることができる。さらに、解除部材32を突出状態としてドア90を開けると、所定の位置から戻すことができ、通常のドアストッパーのように使用することができる。そして、所定の位置で解除部材32を退入状態とすると、いずれの方向にも移動できなくなりロックすることができる。
【0057】
なお、磁石20は、第2側面部19よりも第1側面部18に近い位置に設けられているので、移動板25が係合凹部13aに完全に収納する付近で、移動板25が磁石20に引き寄せられる。したがって、ドア90を壁92側に移動させた場合に、移動する力が弱くても、確実に移動板25が係合凹部13aに収納されて、ドアロックが確実となる。
【0058】
上記したドアストッパー1では、ドア90の壁92側に設置するものであったが、図17に示されるように、ドア90内部に空間を設けてその中に設置したドア用部材10aを用いても良い。
【0059】
また、ドアストッパー1のドア用部材10に用いた解除部材32の解除部32bと、操作部32aを別部材としたドア用部材10bも用いることができる。ドア用部材10bは、図18、図19に示されており、解除部60と操作部61とが設けられている。そして、解除部60及び操作部61は、本体部材14と軸部63、62により軸止めされており、操作部61に設けられた揺動軸部64が操作部61に設けられた長孔65に挿通され、操作部61の操作によって解除部60が回転する。
【0060】
そして、ドア用部材10bの操作部61を操作すると軸部63を軸として回転し、解除部60は収納凹部13aを突出・退入し、上記した、ドア用部材10と同様にドアストッパー1のロック操作および解除操作を行うことができる。
さらに、操作部61を磁石20に引き寄せ可能な材質として、解除部60の突出状態及び退入状態で操作部61が磁石20に接触させるようにすることもできる。かかる場合には、確実に突出状態又は退入状態に位置決めできるので、部品点数を増やすことなく節度有る操作を行うことができる。
【0061】
具体的に、節度の様子を説明する。操作部61には、第1磁石当接部70及び第2磁石当接部71が設けられている。第1磁石当接部70は、解除部60が退入した状態における操作部61の姿勢で、磁石20のドア側側部20cと当接する。第2磁石当接部71は、解除部60が退入した状態における操作部61の姿勢で、磁石20の壁側側部20bと当接する。そして、ドア側側部20c及び壁側側部20bは磁石20の側面に位置しており、互いに180ー反対の位置である。また、磁石20の位置は第1磁石当接部70と第2磁石当接部71との間となっている。
【0062】
上記のように構成されているので、操作部61を操作して解除部60が退入するように移動させると、第1磁石当接部70はドア側側部20cと接近し、磁石20と操作部61との間に磁力が働く距離まで近づくと、完全に当接する。また、操作部61を操作して解除部60が突出するように移動させると、第2磁石当接部71は壁側側部20bと接近し、磁石20と操作部61との間に磁力が働く距離まで近づくと、完全に当接する。したがって、操作部61の操作の際に、不完全な位置で止まることがない。
【0063】
また、ドア用部材10bは、操作部61を第1側面部18側とすることができるので、操作部61を壁92側とは反対側に設置することが可能である。したがって、ドア用部材10bを、ドア90内部に空間を設けてその中に設置して、ドア90と壁92との間ではなく、操作部61のロック操作、解除操作を容易に行うことができる。
【0064】
上記したストッパー部材11の突出部24は、揺動板23及び移動板25により構成されて板状の部材を用いており、また、揺動板23及び移動板25が台座22の収納凹部28に収納されるとストッパー部材11の上側は略平面となるものであったが、ドア用部材10の係合凹部13aに突出できればどのようなものでも用いることができる。例えば、ストッパー部材11の固定軸26と移動軸27との位置関係を反対として、固定軸26を壁92側とし、移動板25の移動軸27側が第1側面部18と当接する構成とすることもできる。
さらに、上記のドア用部材10の磁石20の位置は、第1側面部18側に設けられていたが、これに限られず、係合凹部13aの天面部17側に設けられていればよい。
【0065】
【発明の効果】
本発明のドアストッパーによれば、ドア側の磁石と床面に揺動自在に設置された磁性体プレートとを吸着させることによりドアを全開位置に固定でき、さらに、容易かつ確実にドアを全開位置にロックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のドアストッパーをドアに設置した状態での斜視図である。
【図2】 図1のドアストッパー付近を拡大した斜視図である。
【図3】 図2の状態からドアを開放方向に移動させた状態での、ドアストッパー付近を拡大した斜視図である。
【図4】 (a)は図2の状態からさらにドアを開放方向に移動させて、ドアを固定した状態のドアストッパー付近を拡大した斜視図であり、(b)は、(a)の状態で、ストッパー部材を示した斜視図である。
【図5】 ドア用部材の斜視図である。
【図6】 ドア用部材の分解斜視図である。
【図7】 本体部材の凹部を示した斜視図である。
【図8】 図5のドア用部材を90ー傾斜させた状態の斜視図である。
【図9】 ストッパー部材の斜視図である。
【図10】 ストッパー部材の分解斜視図である。
【図11】 ドアストッパーをドアの移動方向に対して垂直方向から見た模式図である。
【図12】 ドアストッパーをドアの移動方向に対して垂直方向から見た模式図である。
【図13】 ドアストッパーをドアの移動方向に対して垂直方向から見た模式図である。
【図14】 ドアストッパーをドアの移動方向に対して垂直方向から見た模式図である。
【図15】 ドアストッパーをドアの移動方向に対して垂直方向から見た模式図である。
【図16】 ドアストッパーをドアの移動方向に対して垂直方向から見た模式図である。
【図17】 ドア用部材の変形例を示した斜視図である。
【図18】 ドア用部材の変形例を、ドアの移動方向に対して垂直方向から見た模式図である。
【図19】 ドア用部材の変形例を、ドアの移動方向に対して垂直方向から見た模式図である。
【符号の説明】
1 ドアストッパー
10、10a、10b ドア用部材
11 ストッパー部材
13a 係合凹部
14 本体部材
16 開口部
17 天面部
18 第1側面部
19 第2側面部
20 磁石
22 台座
23 揺動板
24 突出部
25 移動板
26 固定軸
27 揺動軸
28 収納凹部
32 解除部材
60 解除部
61 操作部
90 ドア
91 床
92 壁[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a door stopper that prevents an opening door or the like from being opened beyond a certain position.
[0002]
[Prior art]
Open doors are used at entrances and exits of houses and rooms. The hinged door is provided with a hinge fixed to the wall or the like on either the left or right side of the plate-shaped door, and is pulled or pushed using a knob attached to the front or back side of the door to rotate the door. Open and close.
[0003]
When the opening door is opened, the door or knob may come into contact with a wall or the like. For this reason, the door stopper is provided so that a door, a knob, and a wall may not be damaged.
Conventionally, this door stopper is provided in such a manner that the door is opened so that the door contacts the wall in the vicinity of the door hitting the wall, and is fixed to the floor or the wall, and is always provided in a state of protruding from the floor.
[0004]
Since the door stopper is provided so as to always protrude from the floor, it becomes an obstacle during cleaning or the like.
Therefore, various types of doors that can be moved in and out from the floor have been studied, and conventionally known doors that can move in and out include doors using magnets.
[0005]
Moreover, there is the following as prior art document information related to the invention of this application.
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-287062
[0007]
Patent Document 1 discloses a door stopper that prevents contact with a door wall by adsorbing a magnetic plate installed on a floor surface in a swingable manner to a door-side magnet.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, the door stopper described in Patent Document 1 cannot hold the door in an open state even after contact with the door wall is prevented. That is, when wind or the like is applied to the door and a strong force is applied to the door, the door cannot be held in the fully open position only by the attraction force between the magnet and the plate. Therefore, there is a problem that the door closes vigorously.
[0009]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a door stopper that can fix the door in the fully open position and that can easily and reliably lock the door in the fully open position in order to solve such a problem.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 for achieving the above-described object has a door member and a stopper member, and the door member has a main body member provided with an engagement recess, a magnet, and a release member. And the engaging recess has a top surface portion, a first side surface portion, a second side surface portion, and an opening portion, and the first side surface portion and the second side surface portion include an opening portion and a top surface portion. The magnet is fixed to the main body member so as to be positioned on the top surface side of the engagement recess, and the stopper member can be fixed to the floor. A pedestal and a protrusion connected to the pedestal, the protrusion is The swing plate is configured to be swingably connected to the pedestal, and the movable plate is swingably connected to the swing plate and can be attracted to the magnet. It is a plate-like member that is smaller than the portion and can be attracted to the magnet, and when attracted to the magnet of the door member, it is attracted to the top surface side of the engagement recess and is stored in the engagement recess. The protrusion can Moving board Is housed in the engagement recess, the stopper member can prevent the door member from moving in one direction by contacting the first side surface portion, and the protrusion portion. The stopper member is a door stopper capable of blocking the movement of the door member in the other direction by abutting against the second side surface portion, and the release member protrudes / retreats into the engagement recess. When the release member protrudes, it is possible to prevent the door member from moving in the other direction by preventing the protrusion of the stopper member from contacting the second side surface portion. It is a door stopper.
[0011]
According to invention of Claim 1, it has the stopper member in which the member for doors provided with the engagement recessed part and the magnet, and the protrusion part connected to the base and the base were provided, The protrusion part Is attracted by the magnet of the door member and drawn toward the top surface of the engaging recess and can be stored in the engaging recess, and the protruding portion contacts the first side surface portion or the second side surface portion. By contact, the movement of the door member in one direction and the other direction can be prevented. Therefore, by using this door stopper, it is possible to surely prevent the movement of the door, prevent damage to walls and the like, and set the door in a locked state. In addition, since the blocking of the movement in one direction can be released by the release member that can project and retract into the engagement recess, this can be easily performed when it is desired to move the door in the closing direction.
[0012]
[0013]
Also Claim 1 According to the invention described above, the protrusion of the stopper member includes a swing plate that is swingably connected to the pedestal, and a movement that is swingably connected to the swing plate and is attractable to the magnet. Since it is comprised by the board, the thickness of a stopper member can be made thin. Further, since the moving plate is a plate-like member that is smaller than the opening of the engaging recess and can be attracted to the magnet, the moving plate can be reliably engaged with the engaging recess.
[0014]
[0015]
[0016]
Claim 3 In the invention described in (2), when the moving plate is attracted by the magnet of the door member and stored in the engaging recess, the swing shaft is positioned on the second side surface side of the engaging recess. Characterize
[0017]
Claim 3 When the movable plate is attracted by the magnet of the door member and stored in the engagement recess, the swing shaft is positioned on the second side surface side of the engagement recess. The tip of the movable plate on the side opposite to the swing shaft comes into contact with the first side surface portion. The tip of the moving plate opposite to the swinging shaft can be lightened without the need for a shaft or the like, so that it can be reliably pulled by the magnet, and the door lock is ensured.
[0018]
Claim 4 According to the invention described in item 3, when the moving plate is attracted by the magnet of the door member and stored in the engaging recess, the swing plate can come into contact with the first side surface of the engaging recess. It is characterized by
[0019]
Claim 4 According to the invention, when the moving plate is attracted by the magnet of the door member and stored in the engaging recess, the swing plate can contact the first side surface of the engaging recess. Therefore, the movement of the door can be reliably prevented by the swing plate connected to the pedestal.
[0020]
Claim 5 In the invention described in item 3, the direction of the fixed axis and the direction of the moving axis are substantially parallel. Claims 2-4 It is a door stopper in any one of.
[0021]
Claim 5 Since the direction of the fixed shaft and the direction of the moving shaft are substantially parallel to each other, the moving shaft and the fixed shaft can be perpendicular to the moving direction of the door. The member can reliably receive the inertial force of the door.
[0022]
Claim 6 According to the invention described in item 3, when the moving plate is attracted by the magnet of the door member and stored in the engaging recess, the surface of the moving plate is substantially parallel to the surface of the pedestal. Claims 2-5 It is a door stopper in any one of.
[0023]
Claim 6 When the moving plate is attracted by the magnet of the door member and stored in the engaging recess, the surface of the moving plate is substantially parallel to the surface of the pedestal. Since the surface of the moving plate is parallel to the floor surface and the direction of the inertial force of the door is parallel to the surface of the moving plate, the inertial force of the door can be reliably received even if a thin moving plate is used.
[0024]
Claim 7 The invention described in (2) is characterized in that the magnet is provided at a position closer to the first side surface than the second side surface. Claims 1-6 It is a door stopper in any one of.
[0025]
Claim 7 Since the magnet is provided at a position closer to the first side surface portion than the second side surface portion, even if the release member is in a protruding state, the first side surface portion side of the protruding portion is provided. It is easy to maintain the contact state, and by setting the release member in the protruding state, the direction in which the door is prevented from moving can be set to only one direction.
[0026]
Claim 8 The door member is provided with an operation member that is a member different from the release member, and the operation member can be operated to project and retract the release member, and is attracted to the magnet. The operation member is in contact with the magnet in the projecting state and / or the retreating state of the release member. Claims 1-7 It is a door stopper in any one of.
[0027]
Claim 8 According to the invention, the operation member that is attractable to the magnet and is held in contact with the magnet in the protruding state or the retracted state of the release member is provided. It is possible to operate with moderation.
[0028]
Claim 9 According to the invention described in (2), the pedestal of the stopper member is provided with a storage recess capable of storing the swing plate and the moving plate, and the pedestal may fix a surface opposite to the storage recess to the floor. In the state where the swing plate and the movable plate are stored, the storage recess side of the stopper member is substantially flat. Claims 1-8 It is a door stopper in any one of.
[0029]
Claim 9 According to the invention described above, the pedestal of the stopper member is provided with a storage recess capable of storing the swing plate and the movable plate, and the pedestal can be fixed to the floor on the side opposite to the storage recess. In the state where the swing plate and the movable plate are stored, the storage recess side of the stopper member is substantially flat, so that it is difficult to get in the way when the door stopper is not used.
[0030]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, specific examples of the present invention will be described. FIG. 1 is a perspective view in a state where a first door stopper according to an embodiment of the present invention is installed on a door. FIG. 2 is an enlarged perspective view of the vicinity of the door stopper of FIG. FIG. 3 is an enlarged perspective view of the vicinity of the door stopper when the door is moved in the opening direction from the state of FIG. FIG. 4A is an enlarged perspective view of the vicinity of the door stopper when the door is moved in the opening direction from the state of FIG. FIG.4 (b) is the perspective view which showed the stopper member in the state of Fig.4 (a). FIG. 5 is a perspective view of the door member. FIG. 6 is an exploded perspective view of the door member. FIG. 7 is a perspective view showing a concave portion of the main body member. FIG. 8 is a perspective view of the door member shown in FIG. FIG. 9 is a perspective view of the stopper member. FIG. 10 is an exploded perspective view of the stopper member. FIGS. 11-16 is the schematic diagram which looked at the door stopper from the perpendicular | vertical direction with respect to the moving direction of a door. FIG. 17 is a perspective view showing a modification of the door member. 18 and 19 are schematic views of a modification of the door member as viewed from a direction perpendicular to the door moving direction.
[0031]
The door stopper 1 in the 1st Embodiment of this invention has the
[0032]
When the
Specifically, the
[0033]
The
[0034]
As shown in FIG. 5, the
The
Fixing
[0035]
As shown in FIG. 7, the
[0036]
The engaging
[0037]
The
When the
[0038]
The release
[0039]
The
[0040]
The
[0041]
The
Then, when the
[0042]
The
Then, when the
[0043]
The
The swinging
[0044]
The
The
The
[0045]
The moving
The moving
[0046]
The
The
[0047]
Then, the fixed
Further, the moving
[0048]
The
[0049]
Further, when the
[0050]
Next, the usage method of the door stopper 1 is demonstrated.
First, the door stopper 1 is attached. Specifically, as described above, the
The
[0051]
The movements of the
When the
[0052]
Further, the
[0053]
When the
In the state shown in FIG. 13, the moving
[0054]
In the case where the locked state is released and the
When a force is applied in the state of FIG. 14, that is, in a direction in which the
Even when the
[0055]
Further, as shown in FIG. 15, when the
[0056]
Since the door stopper 1 is configured in this way, it can be used as follows.
When the
[0057]
Since the
[0058]
The door stopper 1 described above is installed on the
[0059]
Moreover, the
[0060]
Then, when the
Furthermore, the
[0061]
Specifically, the moderation will be described. The
[0062]
Since it is configured as described above, when the
[0063]
Moreover, since the
[0064]
The
Furthermore, the position of the
[0065]
【The invention's effect】
According to the door stopper of the present invention, the door can be fixed at the fully open position by adsorbing the magnet on the door side and the magnetic plate swingably installed on the floor surface, and the door can be fully opened easily and reliably. Can be locked in position.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a door stopper according to a first embodiment of the present invention installed in a door.
FIG. 2 is an enlarged perspective view of the vicinity of a door stopper in FIG.
3 is an enlarged perspective view of the vicinity of a door stopper in a state where the door is moved in the opening direction from the state of FIG.
4A is an enlarged perspective view of the vicinity of a door stopper in a state where the door is further moved from the state of FIG. 2 in the opening direction and the door is fixed, and FIG. 4B is a state of FIG. It is the perspective view which showed the stopper member.
FIG. 5 is a perspective view of a door member.
FIG. 6 is an exploded perspective view of a door member.
FIG. 7 is a perspective view showing a concave portion of a main body member.
8 is a perspective view showing a state in which the door member of FIG. 5 is inclined by 90 °. FIG.
FIG. 9 is a perspective view of a stopper member.
FIG. 10 is an exploded perspective view of a stopper member.
FIG. 11 is a schematic view of the door stopper viewed from a direction perpendicular to the moving direction of the door.
FIG. 12 is a schematic view of the door stopper viewed from a direction perpendicular to the moving direction of the door.
FIG. 13 is a schematic view of the door stopper viewed from a direction perpendicular to the moving direction of the door.
FIG. 14 is a schematic view of the door stopper viewed from a direction perpendicular to the moving direction of the door.
FIG. 15 is a schematic view of the door stopper as viewed from a direction perpendicular to the moving direction of the door.
FIG. 16 is a schematic view of the door stopper viewed from a direction perpendicular to the moving direction of the door.
FIG. 17 is a perspective view showing a modification of the door member.
FIG. 18 is a schematic view of a modification example of the door member as viewed from a direction perpendicular to the moving direction of the door.
FIG. 19 is a schematic view of a modified example of the door member as viewed from a direction perpendicular to the moving direction of the door.
[Explanation of symbols]
1 Door stopper
10, 10a, 10b Door member
11 Stopper member
13a Engaging recess
14 Body members
16 opening
17 Top surface
18 1st side part
19 2nd side part
20 magnets
22 pedestal
23 Swing plate
24 Projection
25 Moving plate
26 Fixed shaft
27 Oscillating shaft
28 Storage recess
32 Release member
60 Release part
61 Operation unit
90 door
91 floors
92 walls
Claims (9)
前記ドア用部材は係合凹部が設けられた本体部材と、磁石と、解除部材とが設けられ、前記係合凹部には天面部、第1側面部、第2側面部及び開口部を有して、前記第1側面部及び前記第2側面部は開口部と天面部との間に位置して互いに対向する位置関係であり、前記磁石は前記係合凹部の天面部側に位置するように本体部材に固定されているものであり、
前記ストッパー部材は、床に固定可能な台座と、前記台座に接続された突出部が設けられており、前記突出部は前記台座に揺動可能に接続された揺動板と、前記揺動板に揺動可能に接続して前記磁石に吸引可能な移動板により構成され、前記移動板は、前記係合凹部の開口部より小さく磁石に吸引可能な板状の部材であり、前記ドア用部材の磁石に吸引されると前記係合凹部の天面側に引き寄せられて前記係合凹部に収納することができ、前記突出部の移動板が前記係合凹部に収納すると、前記突出部が前記第1側面部に当接することにより前記ストッパー部材は前記ドア用部材の一方の方向への移動を阻止することができ、かつ、前記突出部が前記第2側面部に当接することにより前記ストッパー部材は前記ドア用部材の他方の方向への移動を阻止することができるドアストッパーであって、
前記解除部材は係合凹部内に突出・後退でき、前記解除部材が突出すると、前記ストッパー部材の突出部による前記第2側面部への当接を妨げて、前記ドア用部材の他方の方向への移動の阻止を解除することができることを特徴とするドアストッパー。Having a door member and a stopper member,
The door member is provided with a main body member provided with an engagement recess, a magnet, and a release member, and the engagement recess has a top surface portion, a first side surface portion, a second side surface portion, and an opening. The first side surface portion and the second side surface portion are positioned between the opening and the top surface portion so as to face each other, and the magnet is positioned on the top surface portion side of the engagement recess. It is fixed to the body member,
The stopper member is provided with a pedestal that can be fixed to the floor, and a protrusion connected to the pedestal, the protrusion being swingably connected to the pedestal, and the swing plate And a movable plate that can be attracted to the magnet and swingable to the magnet, and the movable plate is a plate-like member that is smaller than the opening of the engaging recess and can be attracted to the magnet, and the door member When the magnet is attracted by the magnet, it can be drawn to the top surface side of the engaging recess and stored in the engaging recess, and when the moving plate of the protruding portion is stored in the engaging recess, the protruding portion is The stopper member can prevent the door member from moving in one direction by abutting against the first side surface portion, and the stopper member by the abutting of the protruding portion against the second side surface portion. Is the movement of the door member in the other direction. A door stopper capable of blocking,
The release member can be protruded and retracted into the engagement recess. When the release member protrudes, the stopper member prevents the protrusion from contacting the second side surface, and moves in the other direction of the door member. A door stopper characterized by being able to release the blockage of movement.
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