JP4207663B2

JP4207663B2 - Tableware dryer

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Publication number: JP4207663B2
Application number: JP2003145089A
Authority: JP
Inventors: 裕明松裏
Original assignee: Tiger Corp
Current assignee: Tiger Corp
Priority date: 2003-05-22
Filing date: 2003-05-22
Publication date: 2009-01-14
Anticipated expiration: 2019-04-05
Also published as: JP2003304998A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食器等の被乾燥物を乾燥する食器乾燥機に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
食器乾燥機は、例えば、内部に乾燥室を形成する本体と、乾燥室内に着脱自在に配置されて食器を保持する格子状の籠とを有している。この籠に食器を保持して、乾燥室内に入れ、そこに温風を吹き出して乾燥させる。
【０００３】
籠は、上部が開放された容器形状であり、この容器の各面は金属線材をほぼ平行に並べて格子状に形成されている。籠は、平面視で略長方形に形成され、その上部開口を形成する枠状の骨格線と、この骨格線の一対の短辺同士を結び容器の底面および一対の短側面を形成する縦線と、骨格線の一対の長辺同士を結び容器の底面および一対の長側面を形成する横線とを有している。籠には、食器を立てて保持するものがある。
【０００４】
このような籠では、食器を安定して立てて保持でき、且つ安価なものが要望されている。さらに、より多くの食器を保持できればより好ましい。
【０００５】
例えば、従来の籠としては、その底面部を構成する金属線材に、茶碗に沿う湾曲状の係止部を形成し、この係止部がほぼ水平方向に張り出すようにしたものがある（特開平１０−３０５００２号公報参照）。しかしながら、係止部は略水平方向に張り出すので、茶碗の入れ方によっては茶碗を入れ難く、それに伴い茶碗を確実に係止し難い。その結果、茶碗を安定して保持するのが困難な場合があった。また、茶碗を入れ易くするために、スペース効率が低くなる傾向にある。
【０００６】
また、従来の他の籠としては、茶碗の保持のために、線材を凹凸状に水平方向に沿って屈曲させた突起部を有するものがある。このような突起部では、茶碗の形状によっては、茶碗との引っ掛かりが少ない場合もあり、茶碗が安定して保持されない場合があった。
【０００７】
また、茶碗に限らず、食器が倒れ込むことを防止したい場合がある。また、食器と同時に布巾を乾燥させたいという要望もある。一方で、このような要望等は、常時その必要があるとは限らないことから、このような要望をかなえるために、食器の保持が邪魔されることや、籠のコストが高くなることは回避したい。
【０００８】
例えば、このような要望をかなえる従来の食器乾燥機としては、食器を保持したり、布巾を乾燥できるような支持体を籠に取り付けるようにしたものがある（例えば、実公平７−２２２０１号公報参照）。支持体は、一対の縦棒の一端同士を横棒で連結して略コ字形状とし、横棒に布巾をかけるようにしたものである。縦棒の他端に、籠に嵌まる凹部を形成した取付部が設けられている。また、取付部と反対側の縦棒の端部にも、嵌合孔からなる取付部が形成され、この嵌合孔を籠の底面に立設したピンに嵌め込み、縦棒を籠の底面に直立支持し、支持体の上述の取付部でコップを逆さにして支持できるようになっている。しかしながら、布巾の支持と、食器の支持とのために、別々の取付部が設けられるので、支持体の構造が複雑であった。また、籠の底面にピンを多数立設する必要があり、籠の構造も複雑化していた。
【０００９】
また、上述のような茶碗等を安定して保持できることの他にも、籠の使い易さを向上することが要望されている。例えば、本体にセットするときの籠の向きが予め定められている場合には、籠の向きを誤ると、セットし直さなければならず、面倒である。また、籠と本体との間にがたつきがあると、籠を本体にセットする際や、籠を取り出す際に、籠が引きずられて、本体を傷つける場合がある。
【００１０】
そこで、本発明の目的は、簡素な構造で必要に応じて食器を安定して支持し、または、布巾を支持できる食器乾燥機を提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明の食器乾燥機は、本体の内部に形成された乾燥室内に、食器を保持するために、底面部とこの底面部の周縁から立ち上がる側面部とを有する籠が設けられた食器乾燥機において、籠の互いに対向する一対の側面部の上部端縁間に掛け渡されて布巾、食器等を支持する支持体が備えられ、この支持体は、長尺の載置部と、載置部の両端から屈曲状に延設された一対の腕部と、その端部に設けられ上部端縁に着脱自在に係合する一対の係合部とを一体に形成され、載置部は、一対の係合部を介して上部端縁の上方に支持される立設状態と、一対の係合部を介して上部端縁から籠内に吊り下げられる垂下状態との何れかの状態で選択的に配置されることを特徴としている。
【００１２】
このような構成では、支持体を垂下状態とすると、載置部が籠内の食器の倒れ込みを防止できるので、食器をより一層安定して保持できる。また、支持体を立設状態とすると、布巾を載置部に掛けて、乾燥室内で食器とともに乾燥できる。また、支持体を利用しない時には、係合部の係合を解除して取り外しておけば、乾燥室内を広く利用できる。
【００１３】
また、支持体は一体に形成され、しかも、支持体の係合部は立設状態と垂下状態とで共用されるので、支持体の構造を簡素化できる。また、係合部は、両状態でともに籠にそのまま係合できるので、籠の構造が複雑化することも防止できる。
【００１４】
一対の上部端縁からの垂下状態にある支持体の腕部は、籠の横線の上部端縁に至る垂設線と交差する、さらなる構成では、
支持体は横線の並ぶ方向への移動を防止されるので、載置部に食器を沿わせて支持することで、食器が倒れ込むことを防止することができる。
【００１５】
係合部は、略Ｃ字形状をなして上部端縁と係合するものとすることができる。
【００１６】
【発明の効果】
本発明の特徴によれば、布巾掛けや食器の倒れ込み防止に利用できる支持体を、簡素な構造で実現でき、しかも、籠の構造の複雑化も防止することができる。
【００１７】
また、支持体はその腕部と、籠の横線の上部端縁に至る垂設線との交差によって、横線の並ぶ方向への移動を防止されるので、載置部に食器を沿わせて支持することで、食器が倒れ込むことを防止することができる。
【００１８】
また、支持体は一対の上部端縁と略Ｃ字形状の係合部にて係合して支持されることができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照しながら説明する。図１は、本発明の一実施形態を示す食器乾燥機の概略構成の正面断面図である。図２は、図１に示す食器乾燥機の左側面断面図である。なお、各図には、左右方向を示す矢印Ｘと、前後方向を示す矢印Ｙとを必要に応じて図示した。
【００２０】
食器乾燥機１は、内部に乾燥室３を形成する本体２と、乾燥室３内で被乾燥物としてのまな板や食器等を保持する保持部材としての籠４とを備えている。籠４は、本体２に着脱自在に設けられている。
【００２１】
本体２は、乾燥室３の下方に配置されるケース５と、ケース５の上面部５１に載置されるシンク８と、ケース５の上方を覆う覆い部材としての後カバー６１、上蓋６２、および前蓋６３とを有している。ケース５の上面部５１の中央には、一段低い傾斜状の流し面５４が形成され、排水性を良好にするための溝５４ａ，５４ｂおよび排水口５４ｄが形成されている。流し面５４の上に、シンク８が着脱自在に載せられている。シンク８は、上方に開放された容器状にステンレス鋼や樹脂材により形成され、その最低部に水抜き孔８ａを有している。シンク８の左右には、ケース５の上面部５１の支持柱部５５がそれぞれ立設されている。
【００２２】
上蓋６２および前蓋６３は、ケース５の支持柱部５５に回動自在に支持され、左右方向に延びる回動中心軸回りに回動させることができる。また、後カバー６１はケース５の後部に固定されている。ケース５の上面部５１、後カバー６１、上蓋６２、および前蓋６３とで囲まれた空間が、乾燥室３とされる。後カバー６１、上蓋６２、および前蓋６３の各部を、図２に示すように、側面視で半円形状に並べると、乾燥室３を閉じることができる。また、上蓋６２および前蓋６３を後カバー６１に入れ子状に重ね合わせると、乾燥室３の前方と上方とを開くことができる（図３参照）。
【００２３】
ケース５内には、乾燥室３から排出される水を溜める水溜め容器６５と、乾燥室３内に温風を吹き出させる温風発生装置７とが設けられている。
【００２４】
温風発生装置７は、モータ７１で駆動されるファン７２と、空気の温度を高めるヒータ７３と、空気を吹出口７０へ導く風路を形成するためにケース５と一体または別体に形成された風路区画部材７４と、モータ７１およびヒータ７３への通電を制御するためのタイムスイッチ７６等の電装品とを有している。吹出口７０は、ケース５の右側の支持柱部５５の根元近傍に、乾燥室３内に臨んで開口している。吹出口７０は、温風を左向きに吹き出す。
【００２５】
乾燥時には、籠４内に食器を保持し、籠４を乾燥室３内のシンク８の上に載置する。この状態で、乾燥室３が閉じられて、モータ７１によりファン７２が運転されると、空気は、ケース５の底板５３にある吸込口５３ａから吸い込まれ、ヒータ７３より温風とされた後、風路区画部材７４に沿って略Ｕ字状に流れて、吹出口７０から乾燥室３内に吹き出される。温風の一部は、吹出口７０の近くに配置された食器に直接に吹きつけられる。また、温風の他の一部は、シンク８と籠４の底面部４ｄとの間にある隙間ＫＳを通って籠４の下方から乾燥室３内に広がって、吹出口７０から遠くに離れて配置された食器を乾燥させる。
【００２６】
ところで、本発明では、籠４内に食器を安定して立てておくことができる。
【００２７】
以下、詳細に説明する。
【００２８】
籠４は、図３に示すように、上部に開放された容器状の主体部４ｃを有している。主体部４ｃは、食器を載せる底面部４ｄと、この底面部４ｄの周縁から立ち上がる側面部４ｅとにより構成され、この側面部４ｅの上端縁により上部開口が形成されている。籠４の底面部４ｄおよび側面部４ｅは、格子状に配置されたステンレス鋼製の複数の線材により形成されている。なお、籠４を、樹脂により格子状に形成してもよい。
【００２９】
また、籠４の主体部４ｃには、底面部４ｄから下方に突出して形成された複数の脚４ａと、底面部４ｄから下方に突出して形成されて乾燥室３内の所定位置にがたつきなく配置するための複数の位置決め部材４ｆと、主体部４ｃの外方に向けて突出して籠４を適正な向きに配置するための複数の突出部４ｇと、左右の上端縁にあって着脱する際に掴む把手４ｂとが設けられている。
【００３０】
籠４の主体部４ｃは、図４の平面図に示すように、平面視で略長方形に形成されている。籠４の長手方向を本体の左右方向に沿わせて、籠４は乾燥室３内に配置される。
【００３１】
籠４は、所定の間隔を開けて並ぶ複数の並列線材としての横線４０１〜４２１（一部の横線は簡略化して図示されている。）と、これらの横線と直交する方向に延びる複数の交差線材としての縦線４３１〜４４０と、上部開口を形成する四角環状の骨格線４５１とを有している。
【００３２】
横線４０１〜４２１は、互いに平行に、籠４の長手方向に並んでいる。例えば、横線４０１は、籠４の短側面に平行に延びて底面部４ｄを形成する水平部分４０１ａ（図６参照）と、この水平部分４０１ａの両端から上方に向けて延びる垂設部分４０１ｂ（図６参照）とを有し、垂設部分４０１ｂの上端部で骨格線４５１に溶接固定されている。他の各横線４０２〜４２１も、横線４０１と同様に構成されている。各横線４０１〜４２１は、例えば、直径１．５ｍｍの単一の線材を曲げ加工して形成されている。
【００３３】
縦線４３１，４３６，４３７は、籠４の長手方向に平行に延びて底面部４ｄを形成する水平部分（縦線４３１の水平部分４３１ａを図５に図示）と、この水平部分の両端から上方に向けて延びる垂設部分（縦線４３１の垂設部分４３１ｂを図５に図示）とを有し、垂設部分の上端部で骨格線４５１に溶接固定されている。各縦線４３１，４３６，４３７は、籠４の右端部から左端部にまで延びている。また、各縦線４３２，４３４，４３５，４３８〜４４０は、籠４の左右方向の一部にだけ設けられ、上述の水平部分の一端に垂設部分を有する。また、縦線４３３は、水平部分のみを有する。前後の端部にある各縦線４３１，４３７は、例えば、横線よりも太い直径２ｍｍの単一の線材を曲げ加工して形成されている。また、他の各縦線４３２〜４３６，４３８〜４４０は、横線と同じ、直径１．５ｍｍの単一の線材でそれぞれ形成されている。
【００３４】
骨格線４５１は、縦線よりも太い直径４ｍｍの線材を曲げ加工により環状としたものである。
【００３５】
また、籠４には、大形の皿ＤＬを立てて保持するための大皿立て部４５と、中形の皿ＤＭを立てて保持する中皿立て部４４と、小形の皿ＤＳを立てて保持する小皿立て部４３と、茶碗ＤＣを立てて保持する茶碗立て部４１，４２との各領域が設定されている。小皿立て部４３、中皿立て部４４、大皿立て部４５は、この順に籠４の長手方向に沿って、右側から並んでいる。
【００３６】
各皿立て部４３〜４５では、内部に食器を係止するための食器保持枠が設けられている。この食器保持枠は、互いに隣接する一対の横線と、互いに隣接する一対の縦線とにより、底面部４ｄで枠状に形成されている。
【００３７】
例えば、大皿立て部４５は、横線４１９〜４２１と、縦線４４０，４３８とによる２組の食器保持枠を有している。中皿立て部４４は、横線４１３〜４１９と、縦線４３１，４３４とによる６組の食器保持枠を有している。小皿立て部４３は、横線４０７〜４１３と、縦線４３１，４３３とによる６組の食器保持枠を有している。
【００３８】
各皿立て部４３，４４，４５では、食器保持枠を形成する縦線に皿を載せて、横線に引っ掛けて保持する。また、横線の垂設部分同士の間にも皿の一部を引っ掛けて、皿を立ち姿勢で安定して保持でき（図６参照）、このとき、皿の食品を載せる面を平行にして、皿を籠４の長手方向に並んで配置している。
【００３９】
茶碗立て部４１は、小皿立て部４３に隣接して、その右側に設けられ、茶碗立て部４２は、茶碗立て部４１および小皿立て部４３の後方に設けられている。茶碗立て部４１，４２は、底面部４ｄで互いに隣接する一対の横線同士の間に茶碗ＤＣを保持する。この保持されている茶碗は、茶碗の内面となる凹湾曲面がほぼ水平方向に向く立ち姿勢とされている。茶碗立て部４１，４２での各横線４０１〜４１１は、湾曲状に同じ向きに突出する係止部４ｎをそれぞれ含んでいる。
【００４０】
係止部４ｎは、平面視で左向きに突出している。係止部４ｎは、各横線が茶碗の凹湾曲面ＤＣ１（図７参照）に沿うように湾曲することにより構成され、その上に茶碗を安定して載せることができる。また、図７に示すように、各係止部４ｎが突出する向き（矢印Ｕ）は、各横線４０１〜４２１の並ぶ方向である水平方向（水平線ＨＬを図示）に対して所定角度Ｋの上方への向きとされている。ここで、所定角度Ｋは、１０度以上で、且つ２０度以下となる角度とされている。
【００４１】
茶碗の保持を説明する。例えば、茶碗立て部４１の横線４０１と横線４０２との間の隙間では、この隙間に向かって突出する一方の横線４０１の係止部４ｎに、茶碗の凹湾曲面ＤＣ１を向けて、茶碗ＤＣを横向きにする。そして、横向きの茶碗ＤＣの下部ＤＣＫを、一対の横線４０１，４０２の係止部４ｎ同士の間に差し込み、茶碗の下部ＤＣＫの内側面を、一方の横線４０１の係止部４ｎに引っ掛け、他方の横線４０２の係止部４ｎの上に、茶碗の下部ＤＣＫの外周面となる凸湾曲面ＤＣ２を載せる。このようにして茶碗を立ち姿勢で保持できる。
【００４２】
また、茶碗立て部４１，４２は、前後に並び、茶碗立て部４１に茶碗を６個、茶碗立て部４２に８個保持できるようにして、食器の配置の自由度を高めている。というのは、茶碗立て部４２は、小皿立て部４３と前後に並ぶので、小皿立て部４３に小皿を一杯に入れたとしても、８個全部の茶碗を保持できる。一方、小皿立て部４３に小皿を一杯に入れたときには、茶碗立て部４１に茶碗を一杯となる６個でなく４個しか入れられなくなる場合がある。このような場合に、茶碗立て部４２を利用すればよい。
【００４３】
また、茶碗立て部４１，４２と、各皿立て部４３〜４５とでは、横線同士が並ぶ間隔が等しくされている。その結果、籠４での横線同士の間隔は、全て等しく、例えば１８ｍｍとされている。また、この間隔は、従来の茶碗立て部の間隔に比べて狭くされ、同じ面積であれば、茶碗同士を接近させて配置でき、より多くの茶碗を収容することができる。
【００４４】
また、本実施の形態の籠４は、乾燥室３内で所定の向きに配置される。このとき、吹出口７０寄りの位置に各茶碗立て部４１，４２を配置し、茶碗立て部４１よりも吹出口７０から遠い位置に各皿立て部４３〜４５を配置している。また、各皿立て部は、吹出口７０から遠ざかる程に、大形の皿を保持するように、上述のように並んでいる。また、茶碗立て部４１，４２は、茶碗の内側面となる凹湾曲面を吹出口７０に向かうようにして、茶碗を保持する。これにより、温風を食器に確実に行きわたらせて、食器を効率よく乾燥させることができる。
【００４５】
また、本実施の形態では、籠４に上述の突出部４ｇを設けて、籠４を乾燥室３内で所定の向きにだけ配置できるようにしている。
【００４６】
突出部４ｇは、主体部４ｃの左右側面部４ｅの上端縁に、籠４の前寄りに一対で設けられている。各突出部４ｇは、主体部４ｃから左右方向の外方に向けてそれぞれ突出している。各突出部４ｇは、単一の線材を屈曲状に形成したもので、側面部４ｅの各線材に溶接接合されている。各突出部４ｇは、籠４が適正な向きで乾燥室３内に配置されるときには、邪魔にならず、適正な向きと異った予め定められた向き、例えば、前後を逆にした向きでは、籠４が乾燥室３内に進入しようとするときには、本体２とぶつかることにより籠４の進入を禁止するように設けられている。
【００４７】
また、突出部４ｇは、籠４を乾燥室３へ進入させる方向と交差する方向に突出しているので、乾燥室３への進入を防止し易い。また、突出部４ｇは、下方への突出を回避されているので、籠４をテーブル等に置いたときに邪魔にならない。突出部４ｇは、上方への突出を回避されているので、籠４に食器を入れるときに邪魔にならない。
【００４８】
乾燥室３は、各突出部４ｇに対応して形成され、図４に示すように、籠４の主体部４ｃを収容する主室３ａと、この主室３ａの前寄り左右側方に一対で設けられて突出部４ｇを収容する副室３ｂとを有している。また、乾燥室３は、開成状態の入口近傍に、副室３ｂを形成する第１形成部材と、主室３ａを挟んで所定間隔を開けて入口の両側に配置された一対の第２形成部材３ｃとを有し、これらの各形成部材は、一部を共用しつつ入口近傍部分を形成している。
【００４９】
一対の第２形成部材３ｃは、主室３ａを形成する部材と一体化され、支持柱部５５の前面部分と、開成状態の前蓋６３および上蓋６２の側面部の前部端縁により構成されている。上述の所定間隔は、主室３ａの左右方向の幅であり、籠４の主体部４ｃの左右方向の幅よりも広く、主体部４ｃだけの通過を許容する長さであり、且つ籠４の突出部４ｇの左右端部同士の左右方向に沿う間隔寸法よりも狭くされて、逆向きの籠４の主体部４ｃおよび突出部４ｇの通過を阻止する長さとされている。このように、一対の第２形成部材３ｃは、逆向きの籠４の進入を阻止する進入阻止部材とされている。
【００５０】
また、副室３ｂは、閉じた状態で支持柱部５５の前面と、前蓋６３とにより形成され、開いた状態では、第１形成部材としての支持柱部５５の前面により形成されている。
【００５１】
適正な向きの籠４では、突出部４ｇは前寄りにあるので、突出部４ｇは邪魔にならずに、籠４を乾燥室３内に進入できる。そして、主体部４ｃは主室３ａに、そして、前蓋６３および上蓋６２を閉じると、突出部４ｇは副室３ｂに収容される。一方、左右方向を逆にした不適正な向きの籠４では、突出部４ｇが後方に配置され、籠４を乾燥室３に進入させようとすると、突出部４ｇと支持柱部５５等の上述の進入阻止部材である第２形成部材３ｃとがぶつかりあって、籠４を乾燥室３に入れることが未然に防止される。
【００５２】
脚４ａは、図５および図６に示すように、籠４の底面部４ｄの隅部の近傍となる４箇所に設けられている。脚４ａは、籠４の底面部４ｄの前端および後端に配置された各縦線４３１，４３７に、屈曲状に一体に２カ所にそれぞれ形成されている。籠４を乾燥室３内に入れたときには、脚４ａが、シンク８の上面の四隅に一段高く形成された座８ｅに載せられる。
【００５３】
位置決め部材４ｆは、脚４ａの形成された各縦線４３１，４３７に２箇所ずつと、籠４の左右方向の中央部に配置された横線４１１に２箇所とで、合計６箇所に設けられている。位置決め部材４ｆは、線材に一体に形成された屈曲部であり、この屈曲部は下方に向けて突出する。各縦線４３１，４３７の右側にある各位置決め部材４ｆは、本体のシンク８の右側の内側面に当接して、籠４の右方へのがたつきを防止する。また、各縦線４３１，４３７の左側にある各位置決め部材４ｆは、シンク８の左側の内側面に当接して、籠４の左方へのがたつきを防止する。また、横線４１１の前側にある位置決め部材４ｆは、シンク８の前側の内側面に当接し、また、横線４１１の後側にある位置決め部材４ｆは、シンク８の後側の内側面に当接して、籠４の前後方向へのがたつきをそれぞれ防止する。
【００５４】
また、各位置決め部材４ｆの近傍では、各位置決め部材４ｆが形成された各縦線４３１，４３７および横線４１１と、これらの線材と交差する横線および縦線とは、接合をそれぞれ回避されている。例えば、横線４１１は、これと前端で交差する縦線４３１とは接合されていない。それゆえ、各位置決め部材４ｆは、それが形成されている各線材の曲げ弾性により、弾力的にシンク８に当接する。
【００５５】
また、本食器乾燥機１では、図８に示すように、籠４に支持体９を着脱自在に取り付けて、布巾Ｆや食器を支持し、乾燥室３内で布巾を乾燥したり、食器の倒れ込みを防止できるようにすることができる。
【００５６】
支持体９は、籠４の長手側面となる対向する一対の上部端縁に沿う骨格線４５１の間に掛け渡されて、骨格線４５１に着脱自在に取り付けられる。
【００５７】
支持体９は、図９に示すように、籠４の骨格線４５１に係合する係合部９ｃを一端に有する一対の腕部９ｂと、一対の腕部９ｂの他端同士を接続する長尺の載置部９ａとを有している。支持体９の各部は、単一の線材を曲げ加工して一体に形成されている。
【００５８】
支持体９は、載置部９ａを籠４の上方に配置する立設状態（図２および図８参照）と、載置部９ａを籠４内に配置する垂下状態（図１０参照）との何れかを選択して、乾燥室３内に収容して配置することができる。
【００５９】
立設状態では、図８に示すように、載置部９ａに布巾をかけて支持することで、支持体９を布巾掛けとして利用でき、乾燥室３内で食器とともに布巾を乾燥させることができる。また、複数の支持体９を取り付け、これらの支持体９に布巾を掛け渡すことで、長尺の布巾を乾燥させることができる。
【００６０】
垂下状態では、図１０に示すように、腕部９ｂが、籠４の側面部４ｅにある隣接する横線の垂設部分同士の間に配置される。例えば、図１０では、横線４１９の垂設部分４１９ａと、腕部９ｂとが交差している。これにより、支持体９は、横線の並ぶ方向への移動を防止されるので、載置部９ａに食器を沿わせて支持することで、食器が倒れ込むことを防止することができる。なお、支持体９を利用しない時には、係合部９ｃと骨格線４５１との係合を解除して、支持体９を取り外して、乾燥室３内を広く利用することができる。
【００６１】
係合部９ｃは、立設状態と垂下状態との両状態でともに、籠４の骨格線４５１と係合する。係合部９ｃは、籠４の骨格線４５１を内部に嵌め入れる円環形状に形成され、その円環形状の一部が内部への出入口として切り欠かれて、略Ｃ字形状とされている。この出入口は、一対の係合部９ｃで、互いに反対側に向くように配置されている。また、係合部９ｃは、骨格線４５１の外周面に沿う内周面を有し、この内周面は、その中心から見てほぼ１８０度となるように形成されている。内周面は、腕部９ｂ寄りの円弧状部分であって、立設状態で骨格線４５１と係合して支持する部分と、この部分と反対側の円弧状部分であって、垂下状態で骨格線４５１と係合して支持する部分とを含む。
【００６２】
なお、一対の係合部９ｃは、互いに逆向きで設けられていたが、これには限定されない。例えば、係合部９ｃの出入口となる部分は、上向きや下向きに設けられてもよく、立設状態と下垂状態とで係合する部分がある形状であればよい。
【００６３】
このように本実施の形態によれば、図７に示すように、茶碗立て部４１，４２の係止部４ｎは、傾斜して上向きに突出するので、突出する方向から見たときに、底面部４ｄの上面、特に係止部４ｎ同士の間に隙間を確保でき、この隙間を通じて傾斜の方向に沿って茶碗を入れ易い。
【００６４】
また、傾斜して突出する係止部４ｎは、茶碗を立ち姿勢で安定して保持できる。というのは、茶碗を入れ易いので、確実に係止部４ｎに引っ掛けることができる。また、係止部４ｎの頂部は、上下方向に高くなるので、茶碗の重さは、茶碗を引っ掛ける方向に押し出す力として作用する結果、より確実に茶碗を引っ掛けることができる。
【００６５】
また、換言すれば、係止部４ｎ間の隙間を確保し易くて、茶碗を入れ易いことから、各横線同士の間隔を狭くしてより多くの茶碗を保持できる。
【００６６】
係止部４ｎは、並列線材を曲げた簡素な構造である。
【００６７】
特に、係止部４ｎの突出する所定角度Ｋは、１０度以上、且つ２０度以下の場合に、茶碗を安定して保持できて好ましく、特に、所定角度Ｋは、２０度が好ましい。というのは、係止部４ｎの傾斜して突出する所定角度Ｋが１０度未満であれば、茶碗を隙間に入れ難くなり、また、所定角度Ｋが１０度〜２０度であれば大きい程に、係止部４ｎと茶碗とは確実に係合でき、また、所定角度Ｋが２０度を超えていれば、茶碗の内側面を引っ掛け難くなって安定して保持し難くなるからである。
【００６８】
また、所定角度Ｋが２０度以下であれば、係止部４ｎは底面部４ｄの上方への突出が少なくて済み、食器を載せる場合に邪魔にならない。また、茶碗立て部の係止部４ｎでは、コップ等を引っ掛けてがたつきなく安定して保持できる。
【００６９】
特に、係止部４ｎが突出する方向に凸湾曲する場合には、湾曲の内側に茶碗の外周面を沿わせて、より安定して保持できる。
【００７０】
また、図４に示すように、皿立て部で各横線を等間隔で並べたので、厚みに応じて皿を横線間で分けて配置する必要がなく、気を使わずに済み、籠４を使い易い。
【００７１】
また、籠４を製作する際に、横線を位置決めして固定する作業が容易になるので、籠４を製作し易い。
【００７２】
特に、底面部４ｄのほぼ全面の横線の間隔を等しくする場合には、より一層製作し易い。例えば、底面部４ｄの横線同士の間隔を、各皿立て部４３，４４，４５と茶碗立て部４１，４２との間で等しくする場合である。この場合には、係止部４ｎが傾斜して突出しているにもかかわらず、籠４を製作し易く、本実施の形態の籠４では、全横線４０１〜４２１が等間隔で並んでいるので、製作がより一層容易である。
【００７３】
また、底面部４ｄの横線同士の間隔を、各皿立て部４３，４４，４５と茶碗立て部４１，４２との間で等しくする場合には、横線同士の間隔が異なる従来の場合に比べてより多くの茶碗を係止できる。というのは、従来の籠では、茶碗を入れ易くするために、皿立て部よりも横線の間隔を広くした部分が必要であった。これに対して、本発明の茶碗立て部では、茶碗を入れ易いので、皿立て部と横線の間隔を同じにできるからである。その結果、本発明の茶碗立て部４１，４２は、茶碗同士を互いに接近させて収容できるので、同じ面積で比較すると、従来に比べてより多くの茶碗を係止できる。
【００７４】
また、各縦線４３１と４３７を各横線４０１〜４２１よりも太くしたので、籠４の剛性を高める結果、各横線同士の間隔を安定させ易く、また、茶碗をより一層安定して保持できる。また、前後の端部にある２本だけを太くしたので、線材の材料コストが上昇することを防止することができる。
【００７５】
ところで、本実施の形態の籠４では、多数の茶碗を立てて互いに接近させて収容している。このような場合、茶碗と吹出口７０との相互の位置関係によっては茶碗の乾燥効率が大きく変化する場合がある。そこで、本実施の形態では、乾燥室３内で籠４を吹出口７０に対して位置関係や向きを上述のように定めておき、効率よく乾燥できるようにしている。一方では、向きを誤って籠４を配置することも想定される。特に、籠４の主体部４ｃの平面形状が矩形の場合には、形状が簡素であるので、製作し易い一方で向きを誤り易いことも想定される。
【００７６】
仮に、籠４が左右を逆にして配置される場合を考えると、吹出口７０の近くに大皿が配置されることとなるので、温風は大皿に邪魔されて、乾燥室３内に行き渡り難くなることが想定される。
【００７７】
本実施の形態では、籠４の主体部４ｃに設けられた突出部４ｇにより、籠４が不適正な向きとなっているときには、籠４は乾燥室３内に進入を防止されるので、籠４の不適正な配置が防止される。その結果、例えば、食器に風が当たり難くなることを防止できるので、乾燥効率が低下することを防止できる。また、主体部４ｃから突出する突出部４ｇであれば、主体部４ｃの構造を簡素化でき、例えば、主体部４ｃの平面形状を製造し易い略長方形にできる。
【００７８】
また、図５および図６に示すように、位置決め部材４ｆにより、乾燥室３内で籠４をがたつきなく配置できるので、例えば、籠４の脚４ａ部と乾燥室３の底部にあるシンク８とが擦れあうことが防止され、シンク８の傷つきが防止される。特に、籠４に食器を多く収容できる場合には、シンク８が傷つき易い虞があることから、傷付きを防止できて好ましい。
【００７９】
また、位置決め部材４ｆは、弾力的に本体２のシンク８と当接するので、籠４に衝撃がかからず、食器を安定して保持するのに好ましい。
【００８０】
なお、位置決め部材４ｆは、籠４の底面部４ｄに設けられて、シンク８と当接していたが、これには限定されない。例えば、位置決め部材４ｆは、籠４の側面部４ｅから側方に突出してもよいし、この場合、乾燥室３を形成する本体２の各部材と当接してもよい。また、位置決め部材４ｆは、左右方向に４箇所、前後方向に２箇所に設けられていたが、各方向２箇所ずつでもよい。また、位置決め部材４ｆは、主体部４ｃから突出して設けられていたが、これには限定されず、例えば、主体部４ｃの一部がシンク８と当接してもよい。
【００８１】
また、突出部４ｇは、単一の線材を屈曲した簡素な構造であり、しかも、籠４の引き出し用の把手と兼用している。また、位置決め部材４ｆや脚４ａは、籠４の主体部４ｃを構成する線材を利用して形成している。このように、突出部４ｇ、位置決め部材４ｆ、脚４ａ等の各部は、線材や把手のような籠４の部材を利用したり、一体に形成することで構造を簡素化されているので、上述の各部を設ける場合であったとしても、籠４の構造の複雑化を防止することができる。
【００８２】
また、図８および図１０に示すように、支持体９を利用することで、必要に応じて、布巾を食器とともに乾燥させることができ、また、食器の倒れ込みを防止することができる。
【００８３】
特に、支持体９の係合部９ｃは、立設状態と垂下状態との両状態で共用されるので、支持体９の構造を簡素化でき、しかも、係合部９ｃは、籠４の骨格線４５１にそのまま係合できる結果、籠４の構造が複雑化することも防止できる。
【００８４】
また、支持体９は、単一の線材を曲げ加工した簡素な構造である。このような構造の支持体９であれば、ユーザが線材の曲げ具合を変化させて、係合部９ｃ同士の間隔を容易に調節することができ、その結果、支持体９を、前後方向と斜めに交差するように取り付けることも可能となる。また、支持体９の係合部９ｃは、骨格線４５１と嵌合することで骨格線４５１の延びる方向の任意の位置に取り付けることができる。このように、支持体９を取り付ける自由度が高いので、立設状態で、食器の邪魔にならずに布巾をかけることができる。また、取り付け自由度が高い支持体９であれば、垂下状態で籠４内の食器に確実に載置部９ａを沿わせることができる結果、食器をより一層安定な状態で保持できて、確実に倒れ込みを防止できる。
【００８５】
ところで、本実施の形態では、乾燥室３内での籠４と吹出口７０との位置関係や向きを予め定めて、乾燥効率を高めるようにしている。また、食器をより一層効率よく、且つ迅速に乾燥できるように、吹出口７０からの温風の温度が、吹出口７０の近傍で、略１００℃になるようにしている。
【００８６】
これに対して、従来の食器乾燥機では、吹出口から略８０度の温風を、乾燥運転開始から乾燥運転終了直前まで継続して吹き出させていた。しかしながら、このように乾燥運転終了直前まで温風を吹きつけていると、乾燥運転終了直後では、シンク８、食器、籠４等の温度も高いままである。特に、温風の温度が略１００℃と高い本実施の形態では、人が触るには熱過ぎる程の温度に籠４等がなることが想定される。そこで、本実施の形態では、不案内なユーザであっても乾燥運転終了直後に食器や籠４等を支障なく取り出すことができる食器乾燥機１を提供することを目的として、以下のように乾燥運転を行うようにしている。
【００８７】
食器乾燥機１の温風発生装置７では、図１に示すように、モータ７１およびヒータ７３は、運転制御手段としてのタイムスイッチ７６に接続されている。このタイムスイッチ７６は、２つの回路を内蔵し、両回路は、ユーザがつまみ７５を操作した時点でともに閉じられる。また、一方の回路は、つまみ７５を操作することにより設定した運転時間の経過後に開かれ、他方の回路は、運転時間が経過する時点よりも所定時間前の時点で開かれるように構成されている。一方の回路にモータ７１、他方の回路にヒータ７３が接続され、タイムスイッチ７６によりファン７２およびヒータ７３の運転を制御する。なお、上述のように乾燥運転を制御する構成としては、タイムスイッチ７６の他、例えば、マイクロコンピュータ等を利用した制御回路等、公知の方法を利用することができる。
【００８８】
図１１に示すように、食器乾燥機１の乾燥運転は、ユーザがタイムスイッチ７６のつまみ７５を操作することを契機として開始され（タイミングｔ０）、乾燥運転時間（時間Ｔ１＋時間Ｔ２）は、例えば６０分に設定される。乾燥運転の開始後の第１の時間（時間Ｔ１）、ファン７２およびヒータ７３をともに運転して、空気を加熱しつつ吹き出させる。吹出口７０からの温風の温度ＧＡも上昇し、やがて、略１００℃に達する。それに連れて、吹出口７０の近傍にある食器や籠４等の温度ＧＢも略１００℃にまで上昇する。この状態で、上述の第１の時間Ｔ１が経過して、予め定める時点（タイミングｔ１）に到達するまで、効率よく乾燥が行われる。
【００８９】
上述の予め定める時点、すなわち、乾燥運転終了の所定時間前、例えば、７分前になると、その後、第２の時間（時間Ｔ２、上述の所定時間）ヒータ７３の運転を停止させ、且つファン７２の運転を継続して、空気の加熱を回避しつつ空気を吹き出させる。この状態で、所定時間、乾燥運転が継続される。このときの吹き出される空気の温度ＧＡは、例えば、機外の温度である常温へ下がる。常温の空気が吹きつけられることで、籠４等の温度も下げられる。また、乾燥運転の終了直前であれば、食器は、その時点までに温風に吹きつけられることにより、十分に温まっているので、常温の空気が所定時間送風される場合であっても、十分に乾燥される。
【００９０】
そして、第２の時間が経過すると乾燥運転時間（時間Ｔ１＋時間Ｔ２）に達し（タイミングｔ２）、ファン７２の運転を停止させて乾燥運転を終了する。このとき、籠４等の温度は触れることのできる程度の温度ＴＡに下がっている。
【００９１】
ここで、上述の所定時間Ｔ２は、以下のように設定されている。すなわち、吹出口７０からの温風が吹きつけられると、籠４等の温度が上昇する。この温度の高くなった籠４等に、例えば、常温の空気を吹きつけることにより、籠４等の温度を人が触わることのできる温度ＴＡ、例えば、４０℃以下に低下させることのできるような、常温の空気の送風時間として設定され、通常、第１の時間Ｔ１に比べて短い。吹出口７０近傍の温風の温度が１００℃の場合には、所定時間Ｔ２は略７分が好ましい。所定時間Ｔ２が７分よりも長い場合には、籠４等の温度はより低くできる一方、乾燥運転時間が長引くこととなる。また、所定時間Ｔ２が７分よりも短い場合には、籠４等の温度が十分に低下せず、籠４等に触れたときに熱く感じる場合がある。
【００９２】
このように、第１の時間Ｔ１では送風と加熱とを行い、その後の第２の時間Ｔ２では加熱を停止して送風のみを行うようにするタイムスイッチ７６を含む乾燥運転の制御手段を有している。これにより、第１の時間Ｔ１に温風が吹きつけられて高くなった食器や籠４等の温度ＧＢを、第２の時間Ｔ２の送風により人が触っても支障のない温度ＴＡに下げることができる。従って、不案内なユーザが使用する場合であっても、乾燥運転終了直後に籠４等を支障なく取り出して食器を使用することができる。なお、第２の時間では、ヒータ７３およびモータ７１の少なくとも一方への通電を断続させてもよく、例えば、ヒータ７３への通電を断続させる場合には、温風の温度を低下させることができ、また、モータ７１への通電を断続させる場合には、籠４等が温風を吹きつけられる時間を短くできる結果、籠４等の温度の低下に時間はかかるものの、同様の効果を得ることはできる。
【００９３】
特に、第２の時間Ｔ２が乾燥運転終了直前に設定されている場合には、第１の時間Ｔ１に食器の温度を高く維持できるので、乾燥効率を高くでき、乾燥運転時間を短くすることができる。また、乾燥運転の終了直前に、食器の温度を送風により効率よく短時間で低下させることができる。
【００９４】
なお、上述の実施の形態では、食器乾燥機１の本体２のケース５とシンク８とは、別体で形成されて、シンク８はケース５の流し面５４に着脱自在に載置されていたが、これには限定されない。例えば、ケース５とシンク８とは、別体で形成されて、互いに固定されてもよい。また、ケース５とシンク８とは一体に形成されてもよい。また、食器乾燥機１の乾燥室３は、前方に開放されるものであったが、上方のほぼ全体を開放するものでもよい。
【００９５】
また、上述の実施の形態では、各横線の間隔は、全て等間隔で１８ｍｍとされていたが、例えば、等間隔で配置された横線同士の間に、その間を１０ｍｍ以下の２つの部分に仕切るように、横線と平行な線材を設けてもよい。この場合には、横線同士の間隔は等しくしたままで、籠４の製造し易さを維持しつつ、一部の間隔を狭くして、多くの食器を収容することができる。
【００９６】
また、縦線と横線は全て直交していたが、縦線には横線に対して斜めに交差するものが含まれていてもよい。例えば、図１２に示す籠４では、縦線４３３を、各横線に対して斜め方向に交差させ、皿立て部を構成するために互いに隣接する縦線４３３，４３１同士の間隔を、吹出口７０寄り程に狭くなるようにしている。また、縦線４３６も、同様に横線に対して斜めに交差し、皿立て部を構成するための縦線４３４との間隔が、吹出口７０寄りで狭くなるように配置されている。これにより、縦線４３３，４３１と横線４０７〜４１３により形成される皿立て部４３、および縦線４３６，４３４と横線４１２〜４１９により形成される皿立て部４６では、保持できる食器を吹出口７０寄りになる程に小さくできるので、吹出口７０からの温風は、小さい皿から大きい皿へとスムーズに流れる結果、効率よく乾燥させることができる。
【００９７】
また、茶碗立て部４１，４２の係止部４ｎの湾曲の大きさは全て等しくされていたが、異なるものが含まれてもよい。例えば、図１３の籠４では、係止部４ｎの湾曲の曲率半径を、吹出口７０寄りで小さくしている。茶碗立て部４１では、（横線４０１の係止部４ｎの湾曲の半径）＜（横線４０２の係止部４ｎの湾曲の半径）＜…＜（横線４０６の係止部４ｎの湾曲の半径）とされている。また、茶碗立て部４２では、（横線４０４の係止部４ｎの湾曲の半径）＜（横線４０５の係止部４ｎの湾曲の半径）＜…＜（横線４１１の係止部４ｎの湾曲の半径）とされている。この場合には、吹出口７０寄りに小さい茶碗を載せることを、湾曲を異ならせることで、分かりやすく示すことができる。また、このように茶碗を配置する場合、吹出口７０寄りに小さい茶碗が配置されるので、吹出口７０からの温風は、小さい茶碗から大きい茶碗へとスムーズに流れる結果、効率よく乾燥させることができる。また、湾曲の大きさを、吹出口７０からの距離に応じて異ならせる場合には、様々なサイズの茶碗をそのサイズに応じた係止部４ｎにより確実に安定して保持することができる。また、大形の茶碗の内側に、相対的に小形の茶碗が配置されるので、大形の茶碗の内側面に沿う温風により小形の茶碗の外側面をも効率よく乾燥させることができる。
【００９８】
また、突出部４ｇは、図１４の正面図および図１５の平面図に示すように、籠４の左右側面の上下方向の中央部に設けられていてもよい。また、図１５に示すように、突出部４ｇには、その根元部から後方に延びる位置決め部材４ｐが一体に形成されている。位置決め部材４ｐは、突出部４ｇと同様に籠４の左右側面に一対で設けられている。位置決め部材４ｐは、籠４の主体部４ｃの側面部４ｅに対して左右方向の外方に距離を開けて配置され、一対の位置決め部材４ｐは、乾燥室３の一対の第２形成部材３ｃの間を主体部４ｃとともに通ることができるように設けられている。位置決め部材４ｐは、乾燥室３の第２形成部材３ｃであるケース５の支持柱部５５の乾燥室３内側になる側面に当接し、籠４を乾燥室３内で左右方向に偏りなく配置できるので、突出部４ｇを乾燥室３内に確実に収容できる結果、上蓋６２と前蓋６３とを支障なく閉じることができる。というのも、籠４が乾燥室３内で左右方向に偏っていると、上蓋６２と前蓋６３とを閉じようとしても、籠４の突出部４ｇが前蓋６３の内面とぶつかることがあるからである。
【００９９】
その他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態である食器乾燥機の概略構成を示す正面断面図である。
【図２】図１の食器乾燥機の左側面断面図であり、図３のＡ−Ａ断面を示す。
【図３】図１の食器乾燥機の分解斜視図である。
【図４】図１に示す籠の平面図である。
【図５】図４に示す籠の正面図である。
【図６】図４に示す籠の右側面図である。
【図７】図５に示す籠の要部の正面断面図である。
【図８】図１に示す食器乾燥機で支持体を布巾掛けに利用する状態の斜視図である。
【図９】図８に示す支持体の正面図である。
【図１０】図８に示す支持体を下垂状態としたときの右側面断面図である。
【図１１】図１に示す食器乾燥機の運転のタイミングチャートである。
【図１２】本発明の他の実施の形態の籠の平面図である。
【図１３】本発明の別の実施の形態の籠の平面図である。
【図１４】本発明のまた別の実施の形態の籠の正面図である。
【図１５】図１４に示す籠の平面図である。
【符号の説明】
１食器乾燥機
２本体
３乾燥室
３ｃ第２形成部材
４籠
４ｃ主体部
４ｄ底面部
４ｅ側面部
９支持体
９ａ載置部
９ｂ腕部
９ｃ係合部
４０１〜４２１横線（並列線材）
４３１〜４４０縦線（交差線材）
４１９ａ垂設部分[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a tableware dryer for drying an object to be dried such as tableware.
[0002]
[Background Art and Problems to be Solved by the Invention]
The tableware dryer has, for example, a main body that forms a drying chamber therein, and a lattice-shaped basket that is detachably disposed in the drying chamber and holds the tableware. Hold the tableware in this bowl, put it in a drying chamber, blow out warm air there, and dry it.
[0003]
The cage has a container shape with an open top, and each surface of the container is formed in a lattice shape by arranging metal wires substantially in parallel. The ridge is formed in a substantially rectangular shape in plan view, a frame-like skeleton line that forms the upper opening thereof, and a vertical line that connects a pair of short sides of the skeleton line to form a bottom surface and a pair of short side surfaces The pair of long sides of the skeleton line are connected to each other to form a bottom surface of the container and a horizontal line forming a pair of long side surfaces. Some bowls hold tableware upright.
[0004]
Such a bowl is required to be able to hold tableware stably and inexpensively. Furthermore, it is more preferable if more tableware can be held.
[0005]
For example, as a conventional basket, there is a metal wire that forms the bottom part of the bowl, and a curved locking part is formed along the teacup so that the locking part protrudes in a substantially horizontal direction. (See Kaihei 10-305002). However, since the latching portion protrudes in a substantially horizontal direction, it is difficult to insert the teacup depending on how to put the teacup, and accordingly, it is difficult to securely lock the teacup. As a result, it may be difficult to hold the tea bowl stably. In addition, space efficiency tends to be lowered in order to make it easier to put teacups.
[0006]
In addition, as other conventional cocoons, there are those having protrusions obtained by bending a wire rod in an uneven shape along the horizontal direction in order to hold a tea bowl. . This In such a protrusion, depending on the shape of the teacup, there are cases where the teacup is not easily caught and the teacup may not be stably held.
[0007]
Moreover, there is a case where it is desired to prevent the tableware from falling down, not limited to the tea bowl. There is also a desire to dry the cloth at the same time as the tableware. On the other hand, since such a request is not always necessary, it is not necessary to hold the tableware and to increase the cost of the bowl in order to fulfill such a request. Want to.
[0008]
For example, as a conventional tableware dryer that fulfills such a demand, there is one in which a support that can hold tableware or can dry a cloth is attached to a basket (for example, Japanese Utility Model Publication No. 7-22201). reference). The support is formed by connecting one end of a pair of vertical bars with a horizontal bar to form a substantially U shape, and a cloth width is applied to the horizontal bar. At the other end of the vertical bar, there is provided an attachment portion formed with a recess that fits into the heel. In addition, an attachment portion consisting of a fitting hole is formed at the end of the vertical bar opposite to the attachment portion, and this fitting hole is fitted into a pin erected on the bottom surface of the rod, and the vertical bar is attached to the bottom surface of the rod. It is supported upright and can be supported with the above-mentioned mounting portion of the support being inverted. However, since separate attachment portions are provided for supporting the cloth width and supporting the tableware, the structure of the support body is complicated. In addition, a large number of pins need to be erected on the bottom surface of the bag, and the structure of the bag is complicated.
[0009]
In addition to the ability to stably hold teacups such as those described above, it is desired to improve the ease of use of the bowls. For example, when the direction of the heel when set on the main body is determined in advance, if the direction of the heel is wrong, it must be set again, which is troublesome. In addition, if there is rattling between the heel and the main body, the heel may be dragged and damaged when the heel is set on the main body or when the heel is taken out.
[0010]
Then, the objective of this invention is providing the tableware dryer which can support a tableware stably as needed, or can support a cloth width with a simple structure.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the tableware dryer of the present invention includes a bottom surface portion and a side surface portion that rises from the periphery of the bottom surface portion in order to hold the tableware in a drying chamber formed inside the main body. In the tableware dryer provided with a ridge having a ridge, a support is provided that supports a cloth width, tableware, etc., spanned between the upper edges of a pair of side portions facing each other of the ridge. The shank placement portion, a pair of arm portions that are bent from both ends of the placement portion, and a pair of engagement portions that are provided at the end portions and detachably engage with the upper edge The mounting portion is erected in a standing state supported above the upper edge via a pair of engaging portions, and suspended depending on the upper edge from the upper edge via the pair of engaging portions. It is characterized by being selectively arranged in any state.
[0012]
In such a configuration, when the support body is in a suspended state, the placing portion can prevent the tableware from falling down in the bowl, so that the tableware can be held more stably. In addition, when the support is set up in an upright state, a cloth width can be hung on the placing portion and dried together with tableware in the drying chamber. Further, when the support is not used, the inside of the drying chamber can be widely used by releasing the engagement of the engaging portion and removing it.
[0013]
Moreover, since the support body is integrally formed and the engaging portion of the support body is shared between the standing state and the suspended state, the structure of the support body can be simplified. Further, since the engaging portion can be directly engaged with the heel in both states, it is possible to prevent the structure of the heel from becoming complicated.
[0014]
In a further configuration, the arms of the support in a suspended state from the pair of upper edges intersect with the suspended line leading to the upper edge of the horizontal line of the heel,
Since the support is prevented from moving in the direction in which the horizontal lines are arranged, the tableware can be prevented from falling down by supporting the tableware along the placing portion.
[0015]
The engaging portion may be substantially C-shaped and engage with the upper end edge.
[0016]
【The invention's effect】
According to the features of the present invention, a support body that can be used for preventing the hanging of cloths and tableware can be realized with a simple structure, and the structure of the bag can be prevented from becoming complicated.
[0017]
In addition, since the support is prevented from moving in the direction in which the horizontal lines line up by the intersection of the arm part and the vertical line reaching the upper edge of the horizontal line of the heel, it is supported along with the tableware along the table. By doing, it can prevent that tableware falls down.
[0018]
Further, the support can be supported by being engaged with a pair of upper end edges by a substantially C-shaped engaging portion.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a front sectional view of a schematic configuration of a tableware dryer according to an embodiment of the present invention. 2 is a left side sectional view of the tableware dryer shown in FIG. In each figure, an arrow X indicating the left-right direction and an arrow Y indicating the front-rear direction are illustrated as necessary.
[0020]
The tableware dryer 1 includes a main body 2 that forms a drying chamber 3 therein, and a basket 4 as a holding member that holds a cutting board, tableware, or the like as an object to be dried in the drying chamber 3. The collar 4 is detachably provided on the main body 2.
[0021]
The main body 2 includes a case 5 disposed below the drying chamber 3, a sink 8 placed on the upper surface portion 51 of the case 5, a rear cover 61 serving as a covering member that covers the upper portion of the case 5, an upper lid 62, and And a front lid 63. In the center of the upper surface portion 51 of the case 5, an inclined flow surface 54 that is one step lower is formed, and grooves 54 a and 54 b and a drain port 54 d for improving drainage are formed. A sink 8 is detachably mounted on the flow surface 54. The sink 8 is formed of stainless steel or a resin material in a container shape opened upward, and has a drain hole 8a at its lowest part. Support column portions 55 of the upper surface portion 51 of the case 5 are erected on the left and right sides of the sink 8, respectively.
[0022]
The upper lid 62 and the front lid 63 are rotatably supported by the support column portion 55 of the case 5 and can be rotated around a rotation center axis extending in the left-right direction. Further, the rear cover 61 is fixed to the rear portion of the case 5. A space surrounded by the upper surface 51 of the case 5, the rear cover 61, the upper lid 62, and the front lid 63 is the drying chamber 3. As shown in FIG. 2, when the rear cover 61, the upper lid 62, and the front lid 63 are arranged in a semicircular shape in a side view, the drying chamber 3 can be closed. Further, when the upper lid 62 and the front lid 63 are nested in the rear cover 61, the front and upper sides of the drying chamber 3 can be opened (see FIG. 3).
[0023]
In the case 5, a water reservoir 65 for storing water discharged from the drying chamber 3 and a hot air generator 7 for blowing hot air into the drying chamber 3 are provided.
[0024]
The hot air generator 7 is formed integrally with or separately from the case 5 in order to form a fan 72 driven by a motor 71, a heater 73 that raises the temperature of air, and an air passage that guides air to the air outlet 70. The air passage partition member 74 and electrical components such as a time switch 76 for controlling energization to the motor 71 and the heater 73 are provided. The blower outlet 70 is opened near the base of the support column 55 on the right side of the case 5 so as to face the drying chamber 3. The blower outlet 70 blows warm air leftward.
[0025]
When drying, the tableware is held in the basket 4 and the basket 4 is placed on the sink 8 in the drying chamber 3. In this state, when the drying chamber 3 is closed and the fan 72 is operated by the motor 71, the air is sucked from the suction port 53 a in the bottom plate 53 of the case 5 and heated by the heater 73. It flows in a substantially U shape along the air passage partition member 74 and is blown out into the drying chamber 3 from the outlet 70. A part of the hot air is blown directly on the tableware arranged near the outlet 70. Further, the other part of the warm air passes through the gap KS between the sink 8 and the bottom surface portion 4d of the basket 4 and spreads from the lower side of the basket 4 into the drying chamber 3 and is far away from the air outlet 70. Dry the arranged dishes.
[0026]
By the way, in this invention, the tableware can be stood stably in the basket 4. FIG.
[0027]
Details will be described below.
[0028]
As shown in FIG. 3, the basket 4 has a container-shaped main body 4 c opened at the top. The main body portion 4c is composed of a bottom surface portion 4d on which tableware is placed and a side surface portion 4e that rises from the peripheral edge of the bottom surface portion 4d, and an upper opening is formed by the upper edge of the side surface portion 4e. The bottom surface portion 4d and the side surface portion 4e of the collar 4 are formed of a plurality of stainless steel wires arranged in a lattice shape. In addition, you may form the collar 4 in a grid | lattice form with resin.
[0029]
Further, the main body portion 4c of the ridge 4 has a plurality of legs 4a formed to project downward from the bottom surface portion 4d, and is formed to project downward from the bottom surface portion 4d and rattles at a predetermined position in the drying chamber 3. A plurality of positioning members 4f for disposing them, a plurality of projecting portions 4g for projecting outward of the main body portion 4c to dispose the collar 4 in an appropriate direction, and attaching to and detaching from the left and right upper edges. A handle 4b is provided for gripping.
[0030]
As shown in the plan view of FIG. 4, the main body portion 4 c of the flange 4 is formed in a substantially rectangular shape in plan view. The basket 4 is arranged in the drying chamber 3 so that the longitudinal direction of the basket 4 is along the left-right direction of the main body.
[0031]
The ridge 4 includes a plurality of horizontal lines 401 to 421 (a part of the horizontal lines are shown in a simplified manner) as a plurality of parallel wires arranged at predetermined intervals, and a plurality of intersections extending in a direction perpendicular to the horizontal lines. It has the vertical lines 431-440 as a wire, and the square cyclic | annular frame | skeleton line 451 which forms an upper opening.
[0032]
The horizontal lines 401 to 421 are arranged in parallel to each other in the longitudinal direction of the ridge 4. For example, the horizontal line 401 includes a horizontal portion 401a (see FIG. 6) that extends parallel to the short side surface of the flange 4 to form the bottom surface portion 4d, and a vertical portion 401b (see FIG. 6) that extends upward from both ends of the horizontal portion 401a. 6) and is fixed to the skeleton wire 451 by welding at the upper end portion of the hanging portion 401b. The other horizontal lines 402 to 421 are configured in the same manner as the horizontal line 401. Each horizontal line 401-421 is formed by bending a single wire having a diameter of 1.5 mm, for example.
[0033]
The vertical lines 431, 436, and 437 are parallel to the longitudinal direction of the flange 4 to form a bottom surface portion 4d (the horizontal portion 431a of the vertical line 431 is shown in FIG. 5), and upward from both ends of the horizontal portion. And a vertical portion (the vertical portion 431b of the vertical line 431 is shown in FIG. 5), and is welded and fixed to the skeleton wire 451 at the upper end of the vertical portion. Each vertical line 431, 436, 437 extends from the right end portion of the ridge 4 to the left end portion. Moreover, each vertical line 432,434,435,438-440 is provided only in a part of the left-right direction of the collar 4, and has a hanging part in the end of the above-mentioned horizontal part. Further, the vertical line 433 has only a horizontal portion. The vertical lines 431 and 437 at the front and rear ends are formed, for example, by bending a single wire having a diameter of 2 mm that is thicker than the horizontal line. Each of the other vertical lines 432 to 436 and 438 to 440 is formed of a single wire having a diameter of 1.5 mm, which is the same as the horizontal line.
[0034]
The skeleton wire 451 is formed by bending a wire having a diameter of 4 mm thicker than the vertical line by bending.
[0035]
In addition, the bowl 4 holds a large dish stand 45 for standing and holding a large dish DL, a middle dish holder 44 for standing and holding a medium dish DM, and a small dish DS. Each region of the small dish stand 43 and the teacup stands 41 and 42 for standing and holding the teacup DC is set. The small plate holder 43, the middle plate holder 44, and the large plate holder 45 are arranged in this order from the right side along the longitudinal direction of the basket 4.
[0036]
In each dish stand part 43-45, the tableware holding frame for latching tableware inside is provided. The tableware holding frame is formed in a frame shape at the bottom surface portion 4d by a pair of horizontal lines adjacent to each other and a pair of vertical lines adjacent to each other.
[0037]
For example, the platter stand 45 has two sets of tableware holding frames with horizontal lines 419 to 421 and vertical lines 440 and 438. The middle dish holder 44 has six sets of tableware holding frames with horizontal lines 413 to 419 and vertical lines 431 and 434. The small plate holder 43 has six sets of tableware holding frames with horizontal lines 407 to 413 and vertical lines 431 and 433.
[0038]
In each dish stand part 43,44,45, a dish is mounted on the vertical line which forms a tableware holding frame, and it hooks and holds on a horizontal line. In addition, it is possible to stably hold the dish in a standing posture by hooking a part of the dish between the vertical portions of the horizontal line (see FIG. 6). At this time, the surface on which the food is placed is parallel, The dishes are arranged side by side in the longitudinal direction of the basket 4.
[0039]
The teacup stand 41 is provided on the right side adjacent to the small plate stand 43, and the teacup stand 42 is provided behind the teacup stand 41 and the small plate stand 43. The teacup stands 41 and 42 hold the teacup DC between a pair of horizontal lines adjacent to each other on the bottom surface portion 4d. The held teacup is in a standing posture in which the concave curved surface that is the inner surface of the teacup is oriented substantially in the horizontal direction. Each horizontal line 401-411 in the teacup stand portions 41, 42 includes a locking portion 4n that protrudes in the same direction in a curved shape.
[0040]
The locking portion 4n protrudes leftward in plan view. The locking portion 4n is formed by bending each horizontal line along the concave curved surface DC1 (see FIG. 7) of the teacup, and the teacup can be stably placed thereon. Further, as shown in FIG. 7, the direction (arrow U) in which each locking portion 4n protrudes is above a predetermined angle K with respect to the horizontal direction (horizontal line HL is shown) in which the horizontal lines 401 to 421 are arranged. It is said that the direction. Here, the predetermined angle K is an angle that is 10 degrees or more and 20 degrees or less.
[0041]
Explain the holding of teacups. For example, in the gap between the horizontal line 401 and the horizontal line 402 of the teacup stand 41, the teacup DC is placed with the concave curved surface DC1 of the teacup facing the engaging portion 4n of one horizontal line 401 protruding toward the gap. Turn it sideways. Then, the lower DCK of the horizontal teacup DC is inserted between the locking portions 4n of the pair of horizontal lines 401 and 402, and the inner side surface of the lower DCK of the teacup is hooked on the locking portion 4n of one horizontal line 401, and the other A convex curved surface DC2 serving as the outer peripheral surface of the lower DCK of the teacup is placed on the engaging portion 4n of the horizontal line 402. In this way, the teacup can be held in a standing posture.
[0042]
Further, the teacup stands 41 and 42 are arranged in the front and rear, so that six teacups can be held in the teacup stand 41 and eight in the teacup stand 42, thereby increasing the degree of freedom of arrangement of the tableware. This is because the teacup stand 42 is lined up and down with the small plate stand 43, so that even if a small plate is put in the small plate stand 43, all eight teacups can be held. On the other hand, when a small plate is put in the small plate stand portion 43, there are cases where only four cups can be put in the tea cup stand portion 41 instead of six cups. In such a case, the teacup stand 42 may be used.
[0043]
Moreover, the space | intervals where horizontal line | wires line in the teacup stand parts 41 and 42 and each dish stand part 43-45 are made equal. As a result, the intervals between the horizontal lines at the ridge 4 are all equal, for example, 18 mm. Moreover, this space | interval is narrow compared with the space | interval of the conventional teacup stand part, and if it is the same area, it can arrange | position and arrange | position more teacups, and can accommodate more teacups.
[0044]
Further, the basket 4 of the present embodiment is arranged in a predetermined direction in the drying chamber 3. At this time, the teacup stands 41 and 42 are arranged at positions close to the blower outlet 70, and the dish holders 43 to 45 are arranged at positions farther from the blower outlet 70 than the teacup stand 41. Moreover, each dish stand part is located in a line as mentioned above so that a large-sized dish may be hold | maintained, so that it distances from the blower outlet 70. FIG. Moreover, the teacup stand portions 41 and 42 hold the teacup with the concave curved surface that is the inner side surface of the teacup facing the outlet 70. Thereby, warm air can be reliably spread over the tableware, and the tableware can be efficiently dried.
[0045]
Moreover, in this Embodiment, the above-mentioned protrusion part 4g is provided in the ridge 4, and the ridge 4 can be arrange | positioned only in the predetermined direction in the drying chamber 3. FIG.
[0046]
The protruding portions 4g are provided as a pair at the upper end edges of the left and right side surface portions 4e of the main body portion 4c and closer to the front side of the flange 4. Each protrusion 4g protrudes outward from the main body 4c in the left-right direction. Each protrusion 4g is formed by bending a single wire rod, and is welded to each wire rod of the side surface portion 4e. Each protruding portion 4g does not get in the way when the basket 4 is arranged in the drying chamber 3 in an appropriate orientation, and is in a predetermined orientation different from the appropriate orientation, for example, in a direction in which the front and rear are reversed. When the basket 4 tries to enter the drying chamber 3, it is provided so as to prohibit the entry of the basket 4 by colliding with the main body 2.
[0047]
Moreover, since the protrusion part 4g protrudes in the direction which cross | intersects the direction which makes the basket 4 approach into the drying chamber 3, it is easy to prevent the approach to the drying chamber 3. FIG. Further, since the protruding portion 4g is prevented from protruding downward, it does not get in the way when the bag 4 is placed on a table or the like. Since the protrusion 4g is prevented from protruding upward, it does not get in the way when the tableware is put into the basket 4.
[0048]
The drying chamber 3 is formed corresponding to each protrusion 4g. As shown in FIG. 4, the drying chamber 3 is paired with a main chamber 3a that houses the main body portion 4c of the basket 4, and a pair of left and right sides closer to the front of the main chamber 3a. And a sub chamber 3b that accommodates the protruding portion 4g. The drying chamber 3 includes a first forming member that forms the sub chamber 3b in the vicinity of the opened entrance, and a pair of second forming members that are disposed on both sides of the entrance with a predetermined interval across the main chamber 3a. 3c, and each of these forming members forms a portion near the entrance while sharing a part thereof.
[0049]
The pair of second forming members 3c is integrated with a member forming the main chamber 3a, and is configured by a front surface portion of the support column portion 55 and front edge portions of side surfaces of the opened front lid 63 and upper lid 62. ing. The above-mentioned predetermined interval is the width in the left-right direction of the main chamber 3a, is wider than the width in the left-right direction of the main body portion 4c of the flange 4, is a length that allows only the main body portion 4c to pass, and It is made narrower than the space | interval dimension along the left-right direction of the right-and-left end parts of the protrusion part 4g, and is set as the length which prevents passage of the main-body part 4c and protrusion part 4g of the reverse direction collar 4. In this way, the pair of second forming members 3c is an entry blocking member that blocks the entry of the reverse-side ridge 4.
[0050]
The sub chamber 3b is formed by the front surface of the support column portion 55 and the front lid 63 in the closed state, and is formed by the front surface of the support column portion 55 as the first forming member in the opened state.
[0051]
In the ridge 4 in the proper orientation, the protruding portion 4g is on the front side, so that the protruding portion 4g can enter the drying chamber 3 without getting in the way. When the main portion 4c is closed in the main chamber 3a and the front lid 63 and the upper lid 62 are closed, the protruding portion 4g is accommodated in the sub chamber 3b. On the other hand, in the saddle 4 in an improper direction with the left and right direction reversed, when the protrusion 4g is disposed rearward and the flange 4 is to enter the drying chamber 3, the protrusion 4g, the support column 55, and the like described above. The second forming member 3c, which is the entry preventing member, collides with the second forming member 3c, so that the basket 4 is prevented from entering the drying chamber 3.
[0052]
As shown in FIGS. 5 and 6, the legs 4 a are provided at four locations near the corners of the bottom surface portion 4 d of the collar 4. The legs 4a are formed in two integrally in a bent shape on the vertical lines 431 and 437 arranged at the front end and the rear end of the bottom surface portion 4d of the flange 4, respectively. When the basket 4 is placed in the drying chamber 3, the legs 4 a are placed on the seats 8 e formed one step higher at the four corners of the upper surface of the sink 8.
[0053]
The positioning member 4f is provided at a total of six locations, two at each of the vertical lines 431 and 437 where the legs 4a are formed, and two at the horizontal line 411 disposed at the center in the left-right direction of the collar 4. Yes. The positioning member 4f is a bent portion formed integrally with the wire, and the bent portion protrudes downward. Each positioning member 4f on the right side of each vertical line 431, 437 is in contact with the inner surface on the right side of the sink 8 of the main body to prevent rattling of the collar 4 to the right. Further, the positioning members 4f on the left side of the vertical lines 431 and 437 are in contact with the inner surface of the left side of the sink 8 to prevent the hook 4 from rattling to the left. The positioning member 4f on the front side of the horizontal line 411 is in contact with the front inner surface of the sink 8, and the positioning member 4f on the rear side of the horizontal line 411 is in contact with the rear inner surface of the sink 8. The rattle 4 is prevented from rattling in the front-rear direction.
[0054]
Further, in the vicinity of the positioning members 4f, the vertical lines 431, 437 and the horizontal lines 411 on which the positioning members 4f are formed, and the horizontal lines and the vertical lines intersecting these wires are avoided from joining. For example, the horizontal line 411 is not joined to the vertical line 431 that intersects the horizontal line 411 at the front end. Therefore, each positioning member 4f elastically abuts against the sink 8 due to the bending elasticity of each wire rod on which it is formed.
[0055]
In the tableware dryer 1, as shown in FIG. 8, a support 9 is detachably attached to the basket 4 to support the cloth width F and tableware, and the cloth width is dried in the drying chamber 3. The fall can be prevented.
[0056]
The support body 9 is spanned between a pair of opposing skeleton lines 451 that are the longitudinal side surfaces of the flange 4 and is detachably attached to the skeleton line 451.
[0057]
As shown in FIG. 9, the support 9 has a pair of arm portions 9 b each having an engagement portion 9 c that engages with the skeleton line 451 of the heel 4, and a length that connects the other ends of the pair of arm portions 9 b. And a placing portion 9a having a scale. Each part of the support body 9 is integrally formed by bending a single wire.
[0058]
The support body 9 has a standing state (see FIGS. 2 and 8) in which the placement portion 9a is disposed above the flange 4 and a suspended state (see FIG. 10) in which the placement portion 9a is disposed in the flange 4. Any one can be selected and accommodated in the drying chamber 3.
[0059]
In the standing state, as shown in FIG. 8, by supporting the placing portion 9 a with a cloth cloth, the support body 9 can be used as a cloth cloth rack, and the cloth cloth can be dried together with the tableware in the drying chamber 3. . Moreover, a long cloth width can be dried by attaching the several support body 9 and spanning a cloth width on these support bodies 9. FIG.
[0060]
In the suspended state, as shown in FIG. 10, the arm portion 9 b is disposed between the adjacent portions of the horizontal line on the side surface portion 4 e of the collar 4. For example, in FIG. 10, the hanging portion 419a of the horizontal line 419 intersects with the arm portion 9b. Thereby, since the support body 9 is prevented from moving in the direction in which the horizontal lines are arranged, it is possible to prevent the tableware from falling down by supporting the tableware along the mounting portion 9a. When the support 9 is not used, the engagement between the engaging portion 9c and the skeleton wire 451 can be released, the support 9 can be removed, and the inside of the drying chamber 3 can be widely used.
[0061]
The engaging portion 9c engages with the skeleton line 451 of the heel 4 in both the standing state and the suspended state. The engaging portion 9c is formed in an annular shape into which the skeleton line 451 of the collar 4 is fitted, and a part of the annular shape is cut out as an entrance to the inside, so that it is substantially C-shaped. . This entrance / exit is a pair of engaging portions 9c and is disposed to face opposite sides. Further, the engaging portion 9c has an inner peripheral surface along the outer peripheral surface of the skeleton line 451, and this inner peripheral surface is formed to be approximately 180 degrees when viewed from the center. The inner peripheral surface is an arc-shaped portion near the arm portion 9b, a portion that engages and supports the skeleton wire 451 in the standing state, and an arc-shaped portion on the opposite side to this portion, and in the suspended state And a portion that engages and supports the skeleton line 451.
[0062]
In addition, although a pair of engaging part 9c was provided in the mutually reverse direction, it is not limited to this. For example, the portion serving as the entrance / exit of the engaging portion 9c may be provided upward or downward, as long as it has a shape that engages in the standing state and the suspended state.
[0063]
Thus, according to the present embodiment, as shown in FIG. 7, the engaging portions 4n of the teacup stand portions 41 and 42 are inclined and protrude upward, so that when viewed from the protruding direction, the bottom surface A gap can be secured between the upper surface of the portion 4d, particularly between the locking portions 4n, and it is easy to put a teacup along the direction of inclination through this gap.
[0064]
In addition, the locking portions 4n that project at an angle can stably hold the teacup in a standing posture. This is because it is easy to put a teacup, so that it can be reliably hooked to the locking portion 4n. Moreover, since the top part of the latching | locking part 4n becomes high in the up-down direction, the weight of a teacup acts as a force pushing out in the direction which hooks a teacup, As a result, a teacup can be hooked more reliably.
[0065]
In other words, it is easy to secure a gap between the locking portions 4n and it is easy to insert teacups, so that it is possible to hold more teacups by narrowing the interval between the horizontal lines.
[0066]
The locking portion 4n has a simple structure in which parallel wires are bent.
[0067]
In particular, the predetermined angle K at which the locking portion 4n protrudes is preferably 10 degrees or more and 20 degrees or less, so that the teacup can be stably held. In particular, the predetermined angle K is preferably 20 degrees. This is because if the predetermined angle K that protrudes at an inclination of the locking portion 4n is less than 10 degrees, it becomes difficult to put the teacup into the gap, and the larger the predetermined angle K is 10 degrees to 20 degrees, This is because the engaging portion 4n can be reliably engaged with the teacup, and if the predetermined angle K exceeds 20 degrees, the inner surface of the teacup becomes difficult to be caught and it becomes difficult to hold it stably.
[0068]
Further, if the predetermined angle K is 20 degrees or less, the locking portion 4n is less likely to protrude upward from the bottom surface portion 4d, and does not get in the way when placing tableware. Moreover, in the latching | locking part 4n of a teacup stand part, a cup etc. can be hooked and it can hold stably without rattling.
[0069]
In particular, when convexly curved in the direction in which the locking portion 4n protrudes, the outer peripheral surface of the teacup can be along the inside of the curve and can be held more stably.
[0070]
Also, as shown in FIG. 4, since the horizontal lines are arranged at equal intervals in the dish stand, there is no need to divide and arrange the horizontal lines according to the thickness. Easy to use.
[0071]
In addition, since the work of positioning and fixing the horizontal line is facilitated when manufacturing the flange 4, the flange 4 is easy to manufacture.
[0072]
In particular, when the distance between the horizontal lines on the substantially entire surface of the bottom surface portion 4d is made equal, it is easier to manufacture. For example, it is a case where the space | interval of the horizontal lines of the bottom face part 4d is made equal between each dish stand part 43,44,45 and the bowl stand part 41,42. In this case, although the locking portion 4n protrudes in an inclined manner, it is easy to manufacture the collar 4, and in the collar 4 of the present embodiment, all the horizontal lines 401 to 421 are arranged at equal intervals. It is much easier to manufacture.
[0073]
Moreover, when making the space | interval of the horizontal lines of the bottom face part 4d equal between each dish stand part 43,44,45 and the teacup stand parts 41 and 42, compared with the conventional case where the space | interval of horizontal lines differs. More teacups can be locked. This is because, in the conventional bowl, in order to make it easier to put the bowl, a part where the interval between the horizontal lines is wider than that of the dish stand is necessary. On the other hand, in the teacup stand of the present invention, it is easy to put a teacup, so that the distance between the tray holder and the horizontal line can be made the same. As a result, the teacup stand portions 41 and 42 of the present invention can accommodate the teacups close to each other, so that more teacups can be locked as compared with the conventional case when compared in the same area.
[0074]
Moreover, since each vertical line 431 and 437 was made thicker than each horizontal line 401-421, as a result of improving the rigidity of the basket 4, it is easy to stabilize the space | interval of each horizontal line, and can hold | maintain a bowl more stably. Moreover, since only the two at the front and rear ends are thickened, it is possible to prevent the material cost of the wire from rising.
[0075]
By the way, in the basket 4 of the present embodiment, a large number of teacups are stood up and stored close to each other. In such a case, depending on the mutual positional relationship between the teacup and the outlet 70, the drying efficiency of the teacup may change greatly. Therefore, in the present embodiment, the positional relationship and direction of the basket 4 with respect to the air outlet 70 are determined as described above in the drying chamber 3 so that the drying can be performed efficiently. On the other hand, it is also assumed that the bag 4 is arranged in the wrong direction. In particular, when the planar shape of the main portion 4c of the ridge 4 is rectangular, the shape is simple, and thus it is assumed that the orientation is easy to manufacture while being easy to manufacture.
[0076]
Considering the case where the basket 4 is arranged upside down, since a platter is arranged near the outlet 70, the hot air is obstructed by the platter and is difficult to reach the drying chamber 3. It is assumed that
[0077]
In the present embodiment, when the ridge 4 is in an inappropriate orientation by the protrusion 4g provided on the main body portion 4c of the ridge 4, the ridge 4 is prevented from entering the drying chamber 3, so 4 improper placement is prevented. As a result, for example, it is possible to prevent the tableware from being easily hit by wind, and thus it is possible to prevent the drying efficiency from being lowered. Moreover, if it is the protrusion part 4g which protrudes from the main-body part 4c, the structure of the main-body part 4c can be simplified, for example, the planar shape of the main-body part 4c can be made into the substantially rectangular shape which is easy to manufacture.
[0078]
Further, as shown in FIGS. 5 and 6, the positioning member 4 f can arrange the basket 4 in the drying chamber 3 without rattling, so that, for example, the sinks at the leg 4 a portion of the basket 4 and the bottom of the drying chamber 3 are arranged. 8 is prevented from rubbing, and the sink 8 is prevented from being damaged. In particular, when a large amount of tableware can be stored in the basket 4, the sink 8 may be easily damaged.
[0079]
Further, since the positioning member 4f elastically abuts against the sink 8 of the main body 2, it is preferable for the tableware 4 to be stably held without being shocked.
[0080]
In addition, although the positioning member 4f was provided in the bottom face part 4d of the collar 4, and contact | abutted with the sink 8, it is not limited to this. For example, the positioning member 4f may protrude laterally from the side surface portion 4e of the ridge 4, or in this case, may contact each member of the main body 2 forming the drying chamber 3. Moreover, although the positioning member 4f was provided in four places in the left-right direction and two places in the front-back direction, it may be two places in each direction. Further, the positioning member 4f is provided so as to protrude from the main body portion 4c. However, the positioning member 4f is not limited to this, and for example, a part of the main body portion 4c may contact the sink 8.
[0081]
The protruding portion 4g has a simple structure in which a single wire is bent, and also serves as a handle for pulling out the collar 4. In addition, the positioning member 4f and the legs 4a are formed using a wire constituting the main portion 4c of the flange 4. As described above, the structure of the projecting portion 4g, the positioning member 4f, the leg 4a, and the like is simplified by using the members of the flange 4 such as a wire rod and a handle, or by forming them integrally. Even if each part is provided, it is possible to prevent the structure of the flange 4 from becoming complicated.
[0082]
Further, as shown in FIGS. 8 and 10, by using the support 9, the cloth can be dried together with the tableware as needed, and the tableware can be prevented from falling down.
[0083]
In particular, since the engaging portion 9c of the support body 9 is shared in both the standing state and the suspended state, the structure of the support body 9 can be simplified. As a result of being able to engage with the wire 451 as it is, it is possible to prevent the structure of the flange 4 from becoming complicated.
[0084]
The support 9 has a simple structure in which a single wire is bent. If it is the support body 9 of such a structure, a user can change the bending condition of a wire and can adjust the space | interval of the engaging parts 9c easily, As a result, the support body 9 is made into the front-back direction. It can also be attached so as to cross diagonally. Further, the engaging portion 9 c of the support 9 can be attached to an arbitrary position in the extending direction of the skeleton line 451 by fitting with the skeleton line 451. Thus, since the freedom degree which attaches the support body 9 is high, a cloth width can be applied in the standing state, without interfering with tableware. In addition, if the support body 9 has a high degree of freedom of attachment, the placing portion 9a can be surely placed along the tableware in the basket 4 in the suspended state, so that the tableware can be held in a more stable state and reliably. Can prevent falling.
[0085]
By the way, in this Embodiment, the positional relationship and direction of the basket 4 and the blower outlet 70 in the drying chamber 3 are predetermined, and it is trying to improve drying efficiency. Moreover, the temperature of the warm air from the blower outlet 70 is set to approximately 100 ° C. near the blower outlet 70 so that the tableware can be dried more efficiently and quickly.
[0086]
On the other hand, in a conventional tableware dryer, warm air of about 80 degrees is continuously blown out from the start of the drying operation until just before the end of the drying operation. However, if the warm air is blown until just before the end of the drying operation, the temperature of the sink 8, the tableware, the basket 4, etc. remains high immediately after the end of the drying operation. In particular, in the present embodiment where the temperature of the hot air is as high as about 100 ° C., it is assumed that the heel 4 or the like becomes a temperature that is too hot to be touched by a person. Therefore, in the present embodiment, for the purpose of providing a tableware dryer 1 that can take out tableware, a bowl 4 and the like without any trouble immediately after the drying operation, even an unsuspecting user can perform drying as follows. I try to drive.
[0087]
In the hot air generator 7 of the tableware dryer 1, as shown in FIG. 1, the motor 71 and the heater 73 are connected to a time switch 76 as operation control means. The time switch 76 includes two circuits, and both circuits are closed when the user operates the knob 75. Further, one circuit is configured to be opened after a lapse of the operation time set by operating the knob 75, and the other circuit is configured to be opened at a predetermined time before the time when the operation time has elapsed. Yes. A motor 71 is connected to one circuit, and a heater 73 is connected to the other circuit, and operations of the fan 72 and the heater 73 are controlled by a time switch 76. As a configuration for controlling the drying operation as described above, a known method such as a control circuit using a microcomputer or the like can be used in addition to the time switch 76.
[0088]
As shown in FIG. 11, the drying operation of the tableware dryer 1 is started when the user operates the knob 75 of the time switch 76 (timing t0), and the drying operation time (time T1 + time T2) is, for example, Set to 60 minutes. During the first time (time T1) after the start of the drying operation, both the fan 72 and the heater 73 are operated to blow out air while heating. The temperature GA of the hot air from the blower outlet 70 also rises and eventually reaches approximately 100 ° C. Along with this, the temperature GB of the tableware, the bowl 4 and the like in the vicinity of the air outlet 70 also rises to about 100 ° C. In this state, the drying is efficiently performed until the above-described first time T1 elapses and a predetermined time point (timing t1) is reached.
[0089]
When the above-mentioned predetermined time point, that is, a predetermined time before the end of the drying operation, for example, 7 minutes before, the heater 73 is stopped for a second time (time T2, the above-mentioned predetermined time), and the fan 72 is stopped. The operation is continued, and air is blown out while avoiding heating of the air. In this state, the drying operation is continued for a predetermined time. At this time, the temperature GA of the blown-out air falls to, for example, room temperature, which is the temperature outside the machine. By blowing air at normal temperature, the temperature of the bag 4 and the like can be lowered. Also, if it is just before the end of the drying operation, the tableware is sufficiently warmed by being blown by warm air up to that point, so even if room temperature air is blown for a predetermined time, it is sufficient To be dried.
[0090]
When the second time elapses, the drying operation time (time T1 + time T2) is reached (timing t2), the operation of the fan 72 is stopped, and the drying operation is terminated. At this time, the temperature of the ridge 4 or the like is lowered to a temperature TA that can be touched.
[0091]
Here, the predetermined time T2 described above is set as follows. That is, when the warm air from the blower outlet 70 is blown, the temperature of the basket 4 and the like rises. For example, by blowing air at normal temperature onto the raised ridge 4 or the like, the temperature of the ridge 4 or the like can be lowered to a temperature TA at which a person can touch, for example, 40 ° C. or less. It is set as the air blowing time at room temperature, and is usually shorter than the first time T1. When the temperature of the warm air near the outlet 70 is 100 ° C., the predetermined time T2 is preferably about 7 minutes. When the predetermined time T2 is longer than 7 minutes, the temperature of the basket 4 and the like can be lowered, while the drying operation time is prolonged. In addition, when the predetermined time T2 is shorter than 7 minutes, the temperature of the ridge 4 or the like may not be sufficiently lowered and may feel hot when touching the ridge 4 or the like.
[0092]
As described above, the control unit for the drying operation including the time switch 76 that performs the blowing and heating at the first time T1 and stops the heating and performs only the blowing at the second time T2 thereafter. ing. As a result, the temperature GB of the tableware, the bowl 4 and the like, which has been increased by blowing warm air at the first time T1, is lowered to the temperature TA at which there is no problem even if it is touched by the air of the second time T2. Can do. Therefore, even if it is a case where an unguided user uses, immediately after completion | finish of drying operation, the basket 4 etc. can be taken out without trouble and tableware can be used. In the second time, energization to at least one of the heater 73 and the motor 71 may be interrupted. For example, when energization to the heater 73 is interrupted, the temperature of the hot air can be lowered. In addition, when energizing the motor 71 is interrupted, it is possible to shorten the time for which the firewood 4 and the like are blown with hot air. As a result, it takes time to lower the temperature of the firewood 4 and the like, but the same effect can be obtained. I can.
[0093]
In particular, when the second time T2 is set immediately before the end of the drying operation, the temperature of the tableware can be maintained high at the first time T1, so that the drying efficiency can be increased and the drying operation time can be shortened. it can. In addition, immediately before the end of the drying operation, the temperature of the tableware can be efficiently reduced in a short time by blowing air.
[0094]
In the above-described embodiment, the case 5 and the sink 8 of the main body 2 of the tableware dryer 1 are formed separately, and the sink 8 is detachably mounted on the sink surface 54 of the case 5. However, it is not limited to this. For example, the case 5 and the sink 8 may be formed separately and fixed to each other. Further, the case 5 and the sink 8 may be integrally formed. Moreover, although the drying chamber 3 of the tableware dryer 1 was opened forward, the drying chamber 3 may be opened almost entirely.
[0095]
In the above-described embodiment, the intervals between the horizontal lines are all 18 mm at equal intervals. For example, the horizontal lines are equally divided into two portions of 10 mm or less between the horizontal lines. Thus, you may provide a wire parallel to a horizontal line. In this case, it is possible to accommodate a large amount of tableware by narrowing some intervals while maintaining the easiness of manufacturing the basket 4 while keeping the intervals between the horizontal lines equal.
[0096]
In addition, although the vertical line and the horizontal line are all orthogonal, the vertical line may include one that obliquely intersects the horizontal line. For example, in the eaves 4 shown in FIG. 12, the vertical lines 433 intersect each horizontal line in an oblique direction, and the interval between the vertical lines 433 and 431 adjacent to each other in order to form a dish stand is defined as the outlet 70. It is made narrower as you approach. Similarly, the vertical line 436 also obliquely intersects the horizontal line, and is arranged so that the distance from the vertical line 434 for forming the dish stand portion becomes narrower near the outlet 70. Thereby, in the dish stand part 43 formed by the vertical lines 433 and 431 and the horizontal lines 407 to 413, and the dish stand part 46 formed by the vertical lines 436 and 434 and the horizontal lines 412 to 419, the tableware that can be held is blown out 70. Since it can be made small so that it approaches, the warm air from the blower outlet 70 can be efficiently dried as a result of flowing smoothly from a small dish to a large dish.
[0097]
Moreover, although the magnitude | sizes of the curve of the latching | locking part 4n of the teacup stand parts 41 and 42 were all made equal, a different thing may be contained. For example, in the flange 4 of FIG. 13, the curvature radius of the locking portion 4 n is made smaller near the outlet 70. In the teacup 41, (the radius of curvature of the locking portion 4n of the horizontal line 401) <(the radius of curvature of the locking portion 4n of the horizontal line 402) <... <(the radius of curvature of the locking portion 4n of the horizontal line 406) Has been. In the teacup stand 42, (the radius of curvature of the locking portion 4n of the horizontal line 404) <(the radius of curvature of the locking portion 4n of the horizontal line 405) <... <(the radius of curvature of the locking portion 4n of the horizontal line 411) ). In this case, placing a small bowl near the outlet 70 can be shown in an easy-to-understand manner by varying the curvature. In addition, when a teacup is arranged in this manner, since a small teacup is arranged near the blower outlet 70, the hot air from the blower outlet 70 smoothly flows from the small teacup to the large teacup, so that it is efficiently dried. Can do. Moreover, when making the magnitude | size of a curve change according to the distance from the blower outlet 70, various sizes of teacups can be reliably hold | maintained reliably by the latching | locking part 4n according to the size. In addition, since a relatively small teacup is disposed inside the large teacup, the outer surface of the small teacup can be efficiently dried by warm air along the inner surface of the large teacup.
[0098]
Moreover, the protrusion part 4g may be provided in the center part of the up-down direction of the left-right side surface of the collar 4, as shown in the front view of FIG. 14, and the top view of FIG. As shown in FIG. 15, a positioning member 4p extending rearward from the base portion is integrally formed on the protruding portion 4g. The positioning member 4p is provided as a pair on the left and right side surfaces of the flange 4 similarly to the protruding portion 4g. The positioning members 4p are arranged at a distance outward in the left-right direction with respect to the side surface portion 4e of the main body portion 4c of the basket 4, and the pair of positioning members 4p are formed of the pair of second forming members 3c of the drying chamber 3. It is provided so that it can pass through with the main body part 4c. The positioning member 4p abuts against the side surface of the support column 55 of the case 5 that is the second forming member 3c of the drying chamber 3 and that is inside the drying chamber 3, and the ridge 4 can be disposed in the drying chamber 3 without being biased in the left-right direction. Therefore, as a result of reliably accommodating the protruding portion 4g in the drying chamber 3, the upper lid 62 and the front lid 63 can be closed without hindrance. This is because if the ridge 4 is biased in the left-right direction in the drying chamber 3, the protruding portion 4 g of the ridge 4 may collide with the inner surface of the front lid 63 even if the upper lid 62 and the front lid 63 are closed. Because.
[0099]
In addition, various design changes can be made without changing the gist of the present invention.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front sectional view showing a schematic configuration of a tableware dryer according to an embodiment of the present invention.
2 is a left side cross-sectional view of the tableware dryer of FIG. 1, showing a cross section AA of FIG.
3 is an exploded perspective view of the tableware dryer in FIG. 1. FIG.
4 is a plan view of the bag shown in FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a front view of the bag shown in FIG.
6 is a right side view of the bag shown in FIG. 4. FIG.
7 is a front sectional view of the main part of the bag shown in FIG. 5. FIG.
8 is a perspective view showing a state in which the support is used for hanging the cloth in the tableware dryer shown in FIG. 1. FIG.
9 is a front view of the support shown in FIG.
10 is a right side cross-sectional view when the support shown in FIG. 8 is in a suspended state.
11 is a timing chart of the operation of the tableware dryer shown in FIG.
FIG. 12 is a plan view of a bag according to another embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a plan view of a bag according to another embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a front view of a bag according to still another embodiment of the present invention.
15 is a plan view of the bag shown in FIG.
[Explanation of symbols]
1 Tableware dryer
2 body
3 Drying room
3c Second forming member
4 籠
4c Main part
4d bottom
4e Side part
9 Support
9a Placement part
9b Arm
9c Engagement part
401-421 horizontal line (parallel wire)
431-440 Vertical line (crossing wire)
419a Hanging part

Claims

In the tableware drier provided with a basket having a bottom surface and a side surface rising from the periphery of the bottom surface to hold the tableware in the drying chamber formed inside the main body,
Provided with a support member that is supported between a top edge of a pair of side parts facing each other of the basket and that supports a cloth, tableware, etc.
The support includes a long mounting portion, a pair of arm portions extending in a bent shape from both ends of the mounting portion, and a pair of detachably engaging upper end edges provided at the end portions. The engaging portion is integrally formed,
The mounting portion is either a standing state supported above the upper end edge via a pair of engaging portions or a suspended state suspended from the upper end edge in the bag via the pair of engaging portions. A dish dryer characterized by being selectively arranged in such a state.

The tableware drier according to claim 1, wherein the arm portion of the support in a suspended state from the pair of upper end edges intersects with a suspended line reaching the upper end edge of the horizontal line of the basket.

The tableware dryer according to any one of claims 1 and 2, wherein the engaging portion is substantially C-shaped.