JP2004041686A - Dishwasher - Google Patents

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To set large-sized objects to be washed such as a pan and a bowl other than tableware in a dish basket to wash them. <P>SOLUTION: A portion for arranging plates 15 of the dish basket 14 is formed of a plurality of wires 35 which are connected by connecting wires 36 and derrickingly provided around bottom part forming wires 37. Consequently, a plurality of connected wires 35 are laid down to set the large-sized objects to be washed such as the pan and bowl thereon to wash them. As for the wires 35 connected by the connecting wires 36, all the wires 35 in the row can be simultaneosuly raised and leveled. Handling ability can thereby be improved without taking time for raising and leveling one by one. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食器かごを改良した食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、食器洗浄機においては、皿を初めとする食器が食器かごによって洗浄槽の内部に配列され、この配列された食器を、ポンプや噴水アーム等から成る洗浄機構により洗浄するようになっている。
又、食器かごにおいては、皿を配列する部分が、かごの底部から立設された複数のワイヤで構成されており、このワイヤの各間に皿を差し込んで、立てた状態に保持するようになっている。皿を配列する部分の各ワイヤは、基端部がかごの底部ワイヤに溶接により固着されている。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−231737号公報(段落番号[0025]〜[0028]、図1、図6、図7)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のものの場合、食器かごに食器以外の鍋やボールといった大形の被洗浄物をセットすることができず、従って、その大形の被洗浄物を食器洗浄機で洗浄することができなかった。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、主として、食器かごに食器以外の鍋やボールといった大形の被洗浄物をセットして洗浄することのできる食器洗浄機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の食器洗浄機は、洗浄槽と、この洗浄槽の内部に皿を初めとする食器を配列する食器かごと、洗浄槽の内部に配列された食器を洗浄する洗浄機構とを具備し、前記食器かごの皿を配列する部分を、複数のワイヤで構成し、このワイヤを連結すると共に、起伏可能に設けたことを特徴とする(請求項1の発明)。
このものによれば、連結した複数のワイヤを伏臥させることにより、その上に鍋やボールといった大形の被洗浄物をセットして洗浄することができる。
【0006】
この場合、連結したワイヤを他のワイヤと向かい合わせに設け、この向かい合わせの両ワイヤが、連結した少なくとも一方のワイヤの伏臥時に、入り混じる状態となるようにすると良い(請求項2の発明)。
このものでは、連結したワイヤを伏臥させるとき、それを他のワイヤと衝突することなくスムーズに、且つ、よりコンパクトに伏臥させることができる。
【0007】
また、上記目的を達成するために、本発明の他の食器洗浄機は、洗浄槽と、この洗浄槽の内部に皿を初めとする食器を配列する食器かごと、洗浄槽の内部に配列された食器を洗浄する洗浄機構とを具備し、前記食器かごの皿を配列する部分を、複数のワイヤで構成し、このワイヤを起伏可能に連結すると共に、これらのワイヤを起立と伏臥との各別の状態に選択可能に設けたことを特徴とする(請求項3の発明)。
【0008】
このものにおいては、例えばワイヤをすべて伏臥させることにより、その上に鍋やボールといった大形の被洗浄物をセットして洗浄することができる。また、一部のワイヤを起立させると共に、残りのワイヤを伏臥させることにより、起立したワイヤ間の幅を変えることが可能となり、これにより例えば深い皿をセットして洗浄することが可能となる。
【0009】
そして、起伏可能なワイヤを起立状態に保持するばね部材を設けることが好ましい(請求項4の発明)。
このものによれば、起立させたワイヤをばね部材により起立状態に保持することができるので、皿をセットする際に、その起立したワイヤが簡単に倒れてしまうことを防止でき、ワイヤを起伏可能な構成としながらも、皿のセットがしやすい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施例につき、図1ないし図4を参照して説明する。
まず、図3には、食器洗浄機の全体構成を示しており、本体1の前面部に扉2を設けている。扉2は、この場合、下扉2aと、上扉2bとから成っており、そのうちの下扉2aに、取手3と、ロック解除ボタン4とを設けていて、使用者が取手3を持ち、ロック解除ボタン4を押して、取手3を手前に引けば、下扉2aが下端部の軸5を中心に下方へ回動して開き、それに連動して上扉2bが上端部の軸6を中心に上方へ回動して開くようになっている。
【0011】
扉2の下方には制御装置7を配設しており、この制御装置7は例えばマイクロコンピュータから成り、食器洗浄機の運転全般を制御するようになっている。  本体1は、外箱8を外殻とし、これの内部に洗浄槽9を配設している。洗浄槽9は前面が食器出入口10として開口しており、その食器出入口10を前記扉2(下扉2a、上扉2b)で開閉するようにしている。
【0012】
洗浄槽9内には、底部に例えばシーズ線から成るヒータ11を配設しており、これの上方に噴射体としての噴水アーム12を、パイプ状のアーム支え13により回転可能に接続支持して配設している。更に、洗浄槽9内の噴水アーム12より上方の部分には、食器かご14を配設しており、この食器かご14は洗浄槽9内に皿15や茶碗16を初めとする食器を配列するためのもので、その詳細については、後に詳述する。
【0013】
洗浄槽9の背部には給水弁17を取付けており、この給水弁17には図示しない水道に通じる給水管18を接続している。洗浄槽9の外下方部には、洗浄ポンプ19と、排水ポンプ20、及びこれらを駆動する共通のポンプモータ21を配設している。ポンプモータ21は、例えば時計回りの正転及び反時計回りの逆転の両方向に回転可能で、その正転により洗浄ポンプ19を駆動し(このとき、排水ポンプ20は機能しない)、逆転によって排水ポンプ20を駆動する(このとき、洗浄ポンプ19は機能しない)ようになっている。
【0014】
このほか、洗浄槽9の外下方部には、洗浄槽9内と連通する貯水タンク22を設けると共に、この貯水タンク22と洗浄ポンプ19の吸込口とを接続する接続管23、及び貯水タンク22と排水ポンプ20の吸込口とを接続する接続管24を設けている。又、洗浄ポンプ19の吐出口は前記アーム支え13に接続し、ひいては前記噴水アーム12に接続しており、排水ポンプ20の吐出口には排水ホース25を接続している。
【0015】
この構成により、前記水道から給水管18及び給水弁17を通じ供給されて貯水タンク22内から洗浄槽9内の下部に貯留された洗浄水が、洗浄ポンプ19により、貯水タンク22内から接続管23を通じて吸入され、アーム支え13を通じて噴水アーム12に圧送される。この圧送された洗浄水は、噴水アーム12が上部に有する複数の噴水口12aからそれぞれ噴出されるものであり、その噴水の反動によって噴水アーム12は回転もする。
【0016】
かくして、洗浄水が洗浄槽19内に満遍なく噴射され、前記食器かご14によって洗浄槽9内に配列された食器の洗浄、すすぎが行われる。従って、洗浄ポンプ19と噴水アーム12は、洗浄槽9内に配列された食器を洗浄する洗浄機構26を構成するものである。
一方、排水ポンプ20は、洗浄槽9内の洗浄水を、排水時に貯水タンク22内から接続管24を通じて吸入し、そして、排水ホース25を通じて機外に排出するようになっている。
【0017】
なお、洗浄槽9の背部には送風装置27をも設けており、この送風装置27は、前記食器の洗浄、すすぎを行った後の乾燥時に、外気を吸入し、それをダクト28を通じて洗浄槽9の下部から内部に送り込むようになっている。又、その乾燥時には洗浄槽9内の空気が前記ヒータ11により加熱されて温風化されるようになっており、前記洗浄、すすぎ時には洗浄槽9内の洗浄水が同じくヒータ11により加熱されて温水化されるようになっている。
【0018】
更に、洗浄槽9の背部の下部には水位検知装置29を設けており、この水位検知装置29は、図示しない接続管により貯水タンク22内と連通し、ひいては洗浄槽9内と連通していて、洗浄槽9内の前記洗浄水の水位を検知するようになっている。
加えて、前記本体1の前面の下部には、図4に示す操作パネル30を設けており、この操作パネル30は、上述の洗浄、すすぎ、及び乾燥など、食器洗浄機の運転に係る操作を使用者がするためのもので、各種操作キー31を有すると共に、各種表示部32を有している。
【0019】
ここで、前記食器かご14について詳述する。
この食器かご14は、ワイヤを組んで構成したもので、図3に示すように、ベース部33が浅底の直方体容器状を成し、このベース部33の底部から上方へ、この場合、2種の食器支えとしてのワイヤ34,35を複数(多数)ずつ設けて成る。
【0020】
このうち、ワイヤ34は前記茶碗16を配列するに適したものであり、ベース部33の左側(図4参照)でワイヤ34より短いワイヤ34´と交互に左右方向に並べ、前後4列(図3参照)に固定して設けている。この4列のワイヤ34(34´)は、2列ずつで対を成し、その各対においてそれぞれ逆ハ字状に向かい合い、茶碗16を安定性良く支えるようになっている。
【0021】
これに対して、ワイヤ35は前記皿15を配列するに適したものであり、すなわち、皿15を配列する部分を構成するものであって、上述のワイヤ34より長く、ベース部33の右側(図4参照)の前後中間部で同じく左右方向に並べ、前後2列(図3参照)に設けている。この2列のワイヤ35はワイヤ34の各対同様に、対を成しており、逆ハ字状に向かい合って、皿15を安定性良く支えるようになっている。
【0022】
図1は、上記ワイヤ35の構成を更に詳細に示している。特にこの図1の(b)で明らかなように、ワイヤ35は、それぞれ、左右の両端のものが長く、その間のものはそれよりも短いもので、それらを連結ワイヤ36で一つに連結している。そして、この図1の(a)で明らかなように、長い両端のものの各下端部にはカール部35aを形成し、このカール部35aをベース部33の底部構成ワイヤ37に回動可能に取付けることにより、ワイヤ35をそれぞれその回動にて起伏可能に設けている。
【0023】
なお、ワイヤ35の伏臥方向は、図2に示すように、ワイヤ35が互いに近接する方向であり、起立方向は、図1に示すように、離反する方向としている。又、ワイヤ35は、その伏臥時にベース部33の底面上に横たわり、起立時にベース部33に設けたストッパ38により前述の逆ハ字状に支持されるようにしている。更に、ワイヤ35には、上端部にもカール部35bを形成している。
【0024】
そして又、ワイヤ35の回動中心軸である前記ベース部33の底部構成ワイヤ37は、図1の(b)に示すように、ベース部33の前縁ワイヤ39や後縁ワイヤ40とは非並行の傾斜状(図中、右上がりの傾斜状)としており、それでいて、ワイヤ35の前記カール部35aはベース部33の側縁ワイヤ41とほぼ平行な線(仮想)上の位置に取付けている。この結果、図2の(b)に示すように、向かい合わせの両ワイヤ35が、両方の伏臥時に、それぞれ相手側のワイヤ35と入り混じる状態となるようにしている。
【0025】
しかして、図3及び図4に示すように、食器かご14は、ベース部33の左右両外側部にスライド用部材42を有しており、このスライド用部材42が洗浄槽19内の両側面下部に形成したレール43上をスライドする引出し方式にて、前記食器出入口10を通じ出し入れされるようにしている。
【0026】
次に、上記構成のものの食器かご14に対する食器並びに他の被洗浄物の配列について詳述する。
食器かご14には、既述のように、2種の食器支えとしてのワイヤ34(34´),35があり、そのうちのワイヤ34(34´)には、図3及び図4に示すように、その左右の並びの各間に茶碗16を差し込んで、該茶碗16を立てた状態に保持する。一方、ワイヤ35には、これを図1の(a)、(b)に示すように起立させた状態にて、更に図3及び図4に示すように、その左右の並びの各間に皿15を差し込んで、該皿15を立てた状態に保持する。
【0027】
このようにして、食器かご14には茶碗16と皿15とを配列し、この状態でそれら食器の洗浄とすすぎ及び乾燥を行う。
そして、食器以外の、図2の(a)、(b)に示す鍋やボールといった大形の被洗浄物(図示例は鍋)44をセットするについては、ワイヤ35を同図に示すように伏臥させる。すると、ワイヤ35の上にはそれまでより広いスペースができるから、その上に大形の被洗浄物44を置く。
このようにして、食器かご14上に大形の被洗浄物44をセットし、この状態でその被洗浄物44の洗浄とすすぎ及び乾燥を行う。
【0028】
このように本構成のものでは、食器かご14のワイヤ35を起伏可能に設けていて、該ワイヤ35を伏臥させることにより、その上に鍋やボールといった大形の被洗浄物44をセットして洗浄することができる。
しかも、その場合、ワイヤ35は必要な複数本を連結ワイヤ36で一つに連結しており、従って、その1列の全部を同時に起伏させることができ、1本1本のワイヤ35を起伏させる手間を要しないで済ませ得るので、取扱い性を良くすることができる。
【0029】
更に、ワイヤ35は2列を向かい合わせに設け、この向かい合わせの両ワイヤ35を伏臥時には互いに入り混じる状態となるようにしている。これにより、ワイヤ35を伏臥させたとき、それぞれ相手ワイヤ35と衝突することなくスムーズに伏臥させ得るので、取扱い性を一層良くできる。加えて、この場合、ワイヤ35をよりコンパクトに伏臥させることもできるので、その上に上記大形の被洗浄物44をセットするスペースをより広く確保でき、且つその被洗浄物44を置いたときの安定性を良くすることができる。
【0030】
そして更に、この場合、上述のワイヤ35が伏臥状態で互いに入り混じる構成を、ワイヤ35の回動(起伏)中心軸(食器かご14の底部構成ワイヤ37)を傾斜状にするだけのことで達成しており、もって、より簡単な構成で実現できる特長をも有している。
【0031】
以上に対して、図5及び図6は本発明の第2実施例を示すもので、上記第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
このものの場合、起伏可能なワイヤ35は前側(図5及び図6の各(a)においては左側、各(b)においては下側)の1列だけとし、相手列の複数のワイヤ51を食器かご14の底部構成ワイヤ52にそれぞれ溶接等にて固定して設けている。
【0032】
又、この場合、ワイヤ35の回動(起伏)中心軸である底部構成ワイヤ37は、底部構成ワイヤ52と共に、前縁ワイヤ39や後縁ワイヤ40と平行、すなわち、非傾斜状に設けており、そして、底部構成ワイヤ52におけるワイヤ51の取付位置に対し、底部構成ワイヤ37におけるワイヤ35の取付位置を少しずつずらしている。
この構成では、皿15は、図5の(b)に示すように、ワイヤ35とワイヤ51のそれぞれ左右の並びの各間に斜めに差し込んで保持する。
【0033】
そして、この構成でも、ワイヤ35は1列とはいえど起伏が可能で、該ワイヤ35を伏臥させたときには、図6の(a)、(b)に示すように、その上に鍋やボールといった大形の被洗浄物44をセットして洗浄することができる。又、ワイヤ35を伏臥させたときには、それが向かい合った他のワイヤであるワイヤ51と入り混じる状態となることから、よりスムーズに、且つ、よりコンパクトに伏臥させることができる。従って、このようにしても、前述同様の作用効果を得ることができる。
【0034】
なお、この場合、ワイヤ35を伏臥させた状態でも、ワイヤ51の外側(図6の(a)中右側)には、コップ等の食器53を配列することができる。
又、この第2実施例を合わせ考えた場合、前記第1実施例における2列のワイヤ35のうちの1列は一方のワイヤであり、もう1列のワイヤ35は他のワイヤとして機能している。
【0035】
図7ないし図9は本発明の第3実施例を示すもので、上記した第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。図7(a)、(b)は、向かい合った2列のワイヤ35が起立した状態を示し、図8(a)、(b)は、2列のワイヤ35が伏臥した状態を示している。
【0036】
食器かご14におけるベース部33において、2本の底部構成ワイヤ37,37の前後両側に位置させて設けられた2本の底部構成ワイヤ55,55に、図9に示すような線材からなるばね部材56を取り付けている。このばね部材56は、両端部にカール部56aを有していて、図7(b)に示すように、各列の右から2番目のワイヤ35と3番目のワイヤ35との間に配置され、両端部のカール部56aを、2本の底部構成ワイヤ55に外れないように取り付けている。そして、このばね部材56は、図7(a)に示すように、ワイヤ35を連結している2列の両連結ワイヤ36を上から押さえ込むように配置されている。なお、各カール部56aは、底部連結ワイヤ55に対して動き得るように取り付けている。
【0037】
この構成において、2列のワイヤ35を起立させた図7の状態では、上記ばね部材56により各連結ワイヤ36が上から押さえ込まれているから、2列の各ワイヤ35は起立状態に保持されている。このため、皿15をセットする際に、皿15や手がそれら起立したワイヤ35に触れたぐらいでは、そのワイヤ35が簡単に倒れることはない。よって、ワイヤ35が起伏可能な構成でありながら、皿15のセットがしやすい利点がある。またこの場合、ばね部材56は、2列の両連結ワイヤ36を跨ぐように配置しているので、2列のワイヤ35を1本のばね部材56により起立状態に保持することができ、列ごとにばね部材を設ける場合に比べて構成を簡素にできる。
【0038】
そして、図8(a)に示すように、2列のワイヤ35を伏臥させた状態で、大形の被洗浄物44をセットする際にも、上記ばね部材56は邪魔になることはない。
なお、ばね部材56は、線材に限られず、板ばねで構成してもよい。
【0039】
図10ないし図14は本発明の第4実施例を示すもので、第1及び第3実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
皿を配列する部分は、図10及び図11に示すように、片側5本ずつのワイヤ35を向かい合わせに設けている。片側5本のワイヤ35のうち、左右両端部のワイヤ35,35と中央のワイヤ35は、連結ワイヤ60により内側で連結し、残りの2本のワイヤ35,35は、連結ワイヤ61により外側で連結している。従って、5本のワイヤ35のうち、3本のワイヤ35は連結ワイヤ60により1本おきに連結され、残りの2本のワイヤ35は連結ワイヤ61により連結されている。ここで、連結ワイヤ60で連結された3本のワイヤ35を第1のワイヤ群62と称し、連結ワイヤ61で連結された2本のワイヤ35を第2のワイヤ群63と称する。
【0040】
第1のワイヤ群62において、左右両端部のワイヤ35は、それぞれ下端部のカール部35aを底部構成ワイヤ37に回動可能に取り付けている。中央の1本のワイヤ35は、両端部のものよりも短く設定されていて、下端部を連結ワイヤ60に連結している。従って、連結ワイヤ60で連結された3本のワイヤ35(第1のワイヤ群62)は、底部構成ワイヤ37に回動により起伏可能に設けている。また、第2のワイヤ群63において、2本の両ワイヤ35は、それぞれカール部35aを底部構成ワイヤ37に回動可能に取り付けていて、回動により起伏可能に設けている。なお、ベース部33の2本のストッパ38間の間隔は、第2のワイヤ群63の連結ワイヤ61の長さに対応して、第1ないし第3実施例に比べて狭くしている。
【0041】
そして、向かい合った第2のワイヤ群63は、起立時に連結ワイヤ61がストッパ38に当接することにより逆ハ字状に支持される。また、向かい合った第1のワイヤ群62は、起立時に中央のワイヤ35が第2のワイヤ群63の連結ワイヤ61に当接すると共に、連結ワイヤ60が第2のワイヤ群63の各ワイヤ35に当接することにより逆ハ字状に支持される。この場合、第1及び第2のワイヤ群62,63の起立状態で、第2のワイヤ群63の連結ワイヤ61の位置が第1のワイヤ群62の連結ワイヤ60より高くなっていて、ばね部材56は、連結ワイヤ61を上から押さえ込むことにより第2のワイヤ群63を起立状態に保持するようにしているが、第1のワイヤ群62の連結ワイヤ60からは離間している。
【0042】
ここで、第1のワイヤ群62及び第2のワイヤ群63を共に起立させた状態では、図10(b)に示すように、隣り合ったワイヤ35間の間隔A1は、第1ないし第3実施例と同様に比較的狭くなっていて、比較的浅い皿15を配列するのに適した寸法となっている。また、図12の(a)、(b)に示すように、第2のワイヤ群63を起立させた状態で、第1のワイヤ群62を伏臥させた状態では、起立状態の隣り合ったワイヤ35間の間隔A2は、上記間隔A1の約2倍となっていて、図13にも示すように、厚さtの比較的深い皿64を配列するのに適した寸法となる。そして、第1及び第2のワイヤ群62,63を共に伏臥させた状態では、第1実施例及び第3実施例と同様に、向かい合ったワイヤ35が互いに入り混じる状態となる。従って、第1及び第2のワイヤ群62,63は、各ワイヤ35が起伏可能に連結されていると共に、起立と伏臥との各別の状態に選択可能に設けられている。
【0043】
上記構成において、図10に示すように、前後2列の第1及び第2のワイヤ群62,63を共に起立にさせた状態では、隣り合ったワイヤ35間に比較的浅い皿15をセットすることができる。
図12及び図13に示すように、前後2列の各第2のワイヤ群63を起立させた状態で、各第1のワイヤ群62を伏臥させた状態とすると、起立状態のワイヤ35間の間隔A2が広くなり、そこに深い皿64をセットすることができる。
【0044】
図14に示すように、前後2列の第1及び第2のワイヤ群62,63を共に伏臥させた状態では、その上に広いスペースを確保することができるため、そこに鍋等大形の被洗浄物44をセットすることができる。
従って、第1及び第2のワイヤ群62,63を共に起立させる場合と、共に伏臥させる場合と、第1のワイヤ群63のみを伏臥させる場合とを選択することにより、セットできる被洗浄物の種類を多くすることが可能となる。
【0045】
また、上記した構成においては、第1及び第2のワイヤ群62,63のうち第1のワイヤ群62の3本のワイヤ35を、連結ワイヤ60により内側で連結しているので、第1及び第2のワイヤ群62,63が共に伏臥した状態で、第1のワイヤ群62の1本のワイヤ35を持って起立方向へ回動させることで、第1のワイヤ群62と第2のワイヤ群63を一度に起立させることができる。しかも、内側で連結した第1のワイヤ群63の2本のワイヤ35を両端部に配置しているので、それらを起立させる際に持ち易く、操作しやすい。
【0046】
なお、上記構成において、前後2列のワイヤ35は、それぞれ5本ずつとしたが、それらは奇数本に限らず、偶数本でもよい。また、第1及び第2のワイヤ群62,63のワイヤ35の連結の仕方は、必ずしも1本おきでなくてもよい。
【0047】
図15は本発明の第5実施例を示したものであり、上記した第4実施例とは次の点が異なっている。
すなわち、第1及び第2のワイヤ群62,63を共に起立させた状態において、第1のワイヤ群62の連結ワイヤ60と第2のワイヤ群63の連結ワイヤ61との高さをほぼ同じとなるようにする。このようにした場合には、第1及び第2のワイヤ群62,63を共に起立させた状態において、ばね部材56によりそれら連結ワイヤ60,61を共に上から押さえ込むようになるので、第1及び第2のワイヤ群62,63を共に起立状態に保持することができる。
【0048】
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、特に、食器の洗浄方式は噴水方式に限られず、食器を水中に浸漬して生成する水流により洗浄するようなものであっても良いし、更に、洗浄槽9は食器出入口10を前面以外、例えば上面に有するものであっても良いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の食器洗浄機によれば、主として、食器かごの皿を配列する部分を、複数のワイヤで構成し、このワイヤを連結すると共に、起伏可能に設けたことによって、食器かごに食器以外の鍋やボールといった大形の被洗浄物をセットして洗浄することができ、しかも、その取扱い性を良くすることができるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す主要部分の縦断側面図(a)と平面図(b)
【図2】主要部分の異なる状態における図1(a)、(b)相当図
【図3】全体の縦断側面図
【図4】全体の扉を取り除いた状態の正面図
【図5】本発明の第2実施例を示す図1(a)、(b)相当図
【図6】図2(a)、(b)相当図
【図7】本発明の第3実施例を示す図1(a)、(b)相当図
【図8】図2(a)、(b)相当図
【図9】ばね部材の正面図
【図10】本発明の第4実施例を示す図1(a)、(b)相当図
【図11】主要部分の斜視図
【図12】図10とは異なる状態における主要部分の図1(a)、(b)相当図
【図13】図4相当図
【図14】図2(a)、(b)相当図
【図15】本発明の第5実施例を示す図10(a)相当図
【符号の説明】
9は洗浄槽、14は食器かご、15は皿、26は洗浄機構、35はワイヤ、36は連結ワイヤ、37は底部構成ワイヤ、44は大形の被洗浄物、51はワイヤ、56はばね部材、60は連結ワイヤ、61は連結ワイヤ、62は第1のワイヤ群、63は第2のワイヤ群、64は深い皿を示す。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a dishwasher having an improved dish basket.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in a dishwasher, dishes including dishes are arranged in a washing tank by a dish basket, and the arranged dishes are washed by a washing mechanism including a pump and a fountain arm. I have.
Further, in the tableware basket, the portion where the plates are arranged is constituted by a plurality of wires standing upright from the bottom of the basket, and the plate is inserted between each of the wires so as to be held in an upright state. Has become. The base of each wire in the portion where the dishes are arranged is fixed to the bottom wire of the car by welding. (For example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-231737 A (paragraph numbers [0025] to [0028], FIGS. 1, 6, and 7)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of the above-mentioned conventional one, it is not possible to set a large object to be washed such as a pot or a bowl other than tableware in a dish basket, and therefore, it is not possible to wash the large object to be washed with a dishwasher. Was.
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-mentioned circumstances, and therefore has as its object the purpose of mainly providing a dishwasher capable of setting a large object to be washed such as a pot or a bowl other than the tableware in a tableware basket for cleaning. To provide.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a dishwasher according to the present invention is provided with a washing tank, a dish basket in which dishes and other dishes are arranged inside the washing tank, and a dish arranged in the washing tank. And a washing mechanism which comprises a plurality of wires for connecting the dishes of the dish basket, and connects the wires to each other so as to be able to undulate (invention of claim 1). .
According to this method, a large number of objects to be cleaned such as a pot and a ball can be set and cleaned by lowering the plurality of connected wires.
[0006]
In this case, the connected wire is provided to face the other wire, and the two wires facing each other may be in a mixed state when at least one of the connected wires is prone (claim 2). .
In this configuration, when the connected wire is prone, it can be prone smoothly and more compactly without colliding with other wires.
[0007]
Further, in order to achieve the above object, another dishwasher of the present invention is provided with a washing tank and a dish basket in which dishes including dishes are arranged inside the washing tank, and is arranged inside the washing tank. And a washing mechanism for washing the dishes, wherein a portion where the dishes of the dish basket are arranged is composed of a plurality of wires, and the wires are connected so as to be able to be raised and lowered, and these wires are respectively set up and down. The present invention is characterized in that it is provided to be selectable in another state (the invention of claim 3).
[0008]
In this apparatus, for example, a large object to be washed such as a pot or a ball can be set and washed by making all the wires face down. In addition, by raising some of the wires and laying down the remaining wires, the width between the raised wires can be changed, so that, for example, a deep dish can be set and washed.
[0009]
And it is preferable to provide a spring member for holding the wire which can be raised and lowered in an upright state (the invention of claim 4).
According to this structure, the standing wire can be held in the standing state by the spring member, so that when setting the dish, the standing wire can be prevented from easily falling down, and the wire can be raised and lowered. It is easy to set the dish while having a simple configuration.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
First, FIG. 3 shows an entire configuration of a dishwasher, in which a door 2 is provided on a front portion of a main body 1. In this case, the door 2 is composed of a lower door 2a and an upper door 2b, of which the lower door 2a is provided with a handle 3 and an unlock button 4, and the user holds the handle 3, When the lock release button 4 is pressed and the handle 3 is pulled toward the user, the lower door 2a pivots downward about the shaft 5 at the lower end and opens, and in conjunction therewith, the upper door 2b rotates about the shaft 6 at the upper end. Is turned upward to open.
[0011]
A control device 7 is provided below the door 2, and the control device 7 includes, for example, a microcomputer, and controls the entire operation of the dishwasher. The main body 1 has an outer box 8 as an outer shell, and a washing tank 9 is disposed inside the outer box. The washing tank 9 has a front surface opened as a tableware entrance 10 and the tableware entrance 10 is opened and closed by the door 2 (lower door 2a, upper door 2b).
[0012]
A heater 11 composed of, for example, a sheath wire is disposed at the bottom of the cleaning tank 9, and a fountain arm 12 as a jet body is rotatably connected and supported by a pipe-shaped arm support 13 above the heater 11. It is arranged. Further, a tableware basket 14 is disposed in a portion above the fountain arm 12 in the washing tank 9, and the tableware basket 14 arranges dishes 15 and a bowl 16 in the washing tank 9. The details will be described later.
[0013]
A water supply valve 17 is attached to the back of the washing tank 9, and a water supply pipe 18 communicating with a water supply (not shown) is connected to the water supply valve 17. A cleaning pump 19, a drainage pump 20, and a common pump motor 21 that drives these are disposed below the cleaning tank 9. The pump motor 21 is rotatable, for example, in both clockwise forward rotation and counterclockwise reverse rotation. The forward rotation drives the cleaning pump 19 (at this time, the drainage pump 20 does not function). 20 (at this time, the cleaning pump 19 does not function).
[0014]
In addition, a water storage tank 22 communicating with the inside of the cleaning tank 9 is provided at the outer lower part of the cleaning tank 9, and a connection pipe 23 for connecting the water storage tank 22 to a suction port of the cleaning pump 19, and a water storage tank 22. A connection pipe 24 is provided to connect the suction pipe of the drain pump 20 to the suction pipe. Further, the discharge port of the cleaning pump 19 is connected to the arm support 13, and thus to the fountain arm 12, and the discharge port of the drain pump 20 is connected to a drain hose 25.
[0015]
With this configuration, the cleaning water supplied from the water supply through the water supply pipe 18 and the water supply valve 17 and stored in the lower part of the cleaning tank 9 from the water storage tank 22 is connected to the connection pipe 23 by the cleaning pump 19 from the water storage tank 22. And is pumped to the fountain arm 12 through the arm support 13. The pumped washing water is jetted from a plurality of fountain ports 12a provided on the upper part of the fountain arm 12, and the fountain arm 12 also rotates by the reaction of the fountain.
[0016]
Thus, the washing water is evenly sprayed into the washing tank 19, and the dishes arranged in the washing tank 9 are washed and rinsed by the dish basket 14. Therefore, the washing pump 19 and the fountain arm 12 constitute a washing mechanism 26 for washing dishes arranged in the washing tank 9.
On the other hand, the drainage pump 20 sucks the washing water in the washing tank 9 from inside the water storage tank 22 through the connection pipe 24 at the time of drainage, and discharges the washing water outside the machine through the drainage hose 25.
[0017]
A blower 27 is also provided at the back of the washing tank 9. The blower 27 draws in outside air during drying after washing and rinsing the dishes, and passes it through a duct 28 to the washing tank. The lower part 9 is fed into the inside. During the drying, the air in the cleaning tank 9 is heated by the heater 11 to be heated and heated, and during the cleaning and rinsing, the cleaning water in the cleaning tank 9 is heated by the heater 11 and heated. Is being adapted.
[0018]
Further, a water level detecting device 29 is provided at the lower portion of the back of the washing tank 9, and the water level detecting device 29 communicates with the inside of the water storage tank 22 by a connecting pipe (not shown), and further communicates with the inside of the washing tank 9. The level of the washing water in the washing tank 9 is detected.
In addition, an operation panel 30 shown in FIG. 4 is provided at a lower portion of the front surface of the main body 1, and this operation panel 30 performs operations related to the operation of the dishwasher such as the above-described washing, rinsing, and drying. It is intended for the user to perform, and has various operation keys 31 and various display portions 32.
[0019]
Here, the tableware basket 14 will be described in detail.
The tableware basket 14 is formed by assembling wires, and as shown in FIG. 3, the base portion 33 has a shape of a rectangular parallelepiped container having a shallow bottom, and is upward from the bottom of the base portion 33. A plurality of (many) wires 34 and 35 are provided as seed tableware supports.
[0020]
Among them, the wires 34 are suitable for arranging the bowls 16, and are alternately arranged on the left side of the base portion 33 (see FIG. 4) in the left-right direction with the wires 34 'shorter than the wires 34, and are arranged in four front and rear rows (FIG. 3). The four rows of wires 34 (34 ') are paired in two rows, and each pair faces each other in an inverted C-shape to support the bowl 16 with good stability.
[0021]
On the other hand, the wire 35 is suitable for arranging the plates 15, that is, constitutes a portion for arranging the plates 15, and is longer than the above-described wire 34 and is on the right side of the base portion 33 ( 4) (see FIG. 4), they are also arranged in the left-right direction at the front and rear intermediate portions, and are provided in two front and rear rows (see FIG. 3). The two rows of wires 35 form a pair, similarly to each pair of wires 34, and face each other in an inverted C-shape to support the plate 15 with good stability.
[0022]
FIG. 1 shows the configuration of the wire 35 in more detail. In particular, as is apparent from FIG. 1B, the wires 35 are long at the left and right ends, and the wires between them are shorter, and are connected together by a connecting wire 36. ing. As shown in FIG. 1A, a curled portion 35a is formed at the lower end of each of the long ends, and the curled portion 35a is rotatably attached to the bottom component wire 37 of the base portion 33. Thus, the wires 35 are provided so as to be able to undulate by their rotation.
[0023]
The prone direction of the wire 35 is a direction in which the wires 35 approach each other as shown in FIG. 2, and the upright direction is a direction in which the wires 35 move away from each other as shown in FIG. 1. Further, the wire 35 lies on the bottom surface of the base portion 33 when lying down, and is supported in the above-described inverted C shape by the stopper 38 provided on the base portion 33 when standing up. Further, the wire 35 also has a curled portion 35b at the upper end.
[0024]
Further, the bottom component wire 37 of the base portion 33, which is the center axis of rotation of the wire 35, is different from the front edge wire 39 and the rear edge wire 40 of the base portion 33, as shown in FIG. The curl portion 35a of the wire 35 is attached at a position on a line (virtual) substantially parallel to the side edge wire 41 of the base portion 33. . As a result, as shown in FIG. 2 (b), the two wires 35 facing each other are in a state of being mixed with the wires 35 of the other party when both prone.
[0025]
As shown in FIGS. 3 and 4, the tableware basket 14 has sliding members 42 on both left and right outer sides of the base portion 33, and the sliding members 42 are provided on both side surfaces in the cleaning tank 19. The tableware can be put in and out through the tableware entrance 10 by a drawer system that slides on a rail 43 formed at the lower part.
[0026]
Next, the arrangement of dishes and other objects to be washed with respect to the dish basket 14 having the above configuration will be described in detail.
As described above, the tableware basket 14 has two kinds of tableware support wires 34 (34 ') and 35, of which the wire 34 (34') is provided as shown in FIG. 3 and FIG. Then, the bowl 16 is inserted between each of the left and right rows, and the bowl 16 is held upright. On the other hand, in a state where the wire 35 is erected as shown in FIGS. 1 (a) and 1 (b), and furthermore, as shown in FIGS. 15 is inserted, and the plate 15 is held upright.
[0027]
In this way, the bowl 16 and the plate 15 are arranged in the tableware basket 14, and in this state, the tableware is washed, rinsed, and dried.
Then, in order to set a large object to be cleaned (a pan in the illustrated example) 44 such as a pan or a bowl shown in FIGS. 2A and 2B other than the tableware, the wire 35 is set as shown in FIG. Prone. Then, a larger space is created on the wire 35, and a large object 44 to be cleaned is placed thereon.
In this way, the large object 44 to be washed is set on the tableware basket 14, and the object 44 to be washed, rinsed and dried in this state.
[0028]
As described above, according to the present configuration, the wire 35 of the tableware basket 14 is provided so as to be able to be raised and lowered, and the wire 35 is prone to set the large cleaning object 44 such as a pot or a ball thereon. Can be washed.
Moreover, in this case, the necessary plurality of wires 35 are connected to each other by the connecting wires 36, and therefore, it is possible to simultaneously raise and lower the entirety of one row, thereby making each wire 35 undulate. Since no trouble is required, the handling can be improved.
[0029]
Further, two rows of the wires 35 are provided to face each other, so that the wires 35 facing each other are mixed with each other when lying down. Thus, when the wires 35 are prone, the proneness can be made smoother without colliding with the mating wires 35, respectively, so that the handleability can be further improved. In addition, in this case, since the wire 35 can be made to prone more compactly, a large space for setting the large-sized object 44 to be cleaned can be secured thereon, and when the object 44 is placed. Can be improved in stability.
[0030]
Further, in this case, the above-described configuration in which the wires 35 are mixed with each other in a prone state is achieved only by making the center axis of rotation (undulation) of the wire 35 (the bottom component wire 37 of the tableware basket 14) inclined. Therefore, it has a feature that can be realized with a simpler configuration.
[0031]
5 and 6 show a second embodiment of the present invention. The same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted. Only different parts will be described. State.
In this case, the undulating wire 35 is only one row on the front side (the left side in each (a) of FIGS. 5 and 6 and the lower side in each (b)), and the plurality of wires 51 in the other row are tableware. Each of them is fixed to the bottom constituent wire 52 of the car 14 by welding or the like.
[0032]
In this case, the bottom component wire 37, which is the center axis of the rotation (undulation) of the wire 35, is provided in parallel with the front edge wire 39 and the rear edge wire 40, that is, in a non-inclined shape, together with the bottom component wire 52. The mounting position of the wire 35 on the bottom component wire 37 is slightly shifted from the mounting position of the wire 51 on the bottom component wire 52.
In this configuration, as shown in FIG. 5B, the plate 15 is inserted and held diagonally between the left and right rows of the wire 35 and the wire 51.
[0033]
Also in this configuration, the wires 35 can be raised and lowered even in a single row, and when the wires 35 are prone, as shown in FIGS. 6A and 6B, a pot or a ball is placed thereon. A large cleaning object 44 can be set and cleaned. Further, when the wire 35 is laid down, it is mixed with the wire 51 which is another wire facing the wire 35, so that the wire 35 can be laid down more smoothly and more compactly. Therefore, even in this case, the same operation and effect as described above can be obtained.
[0034]
In this case, even when the wire 35 is prone, the tableware 53 such as a glass can be arranged outside the wire 51 (the right side in FIG. 6A).
When the second embodiment is considered together, one of the two rows of wires 35 in the first embodiment is one wire, and the other row of wires 35 functions as another wire. I have.
[0035]
FIGS. 7 to 9 show a third embodiment of the present invention. The same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted. Only different parts will be described. FIGS. 7A and 7B show a state where two rows of wires 35 facing each other stand up, and FIGS. 8A and 8B show a state where the two rows of wires 35 lie down.
[0036]
In the base portion 33 of the tableware basket 14, two bottom component wires 55, 55 provided on both front and rear sides of the two bottom component wires 37, 37, a spring member made of a wire as shown in FIG. 56 is attached. This spring member 56 has curled portions 56a at both ends, and is disposed between the second wire 35 and the third wire 35 from the right in each row as shown in FIG. 7B. The curl portions 56a at both ends are attached to the two bottom constituent wires 55 so as not to come off. As shown in FIG. 7A, the spring members 56 are arranged so as to press the two rows of connecting wires 36 connecting the wires 35 from above. Each curl portion 56a is attached so as to be movable with respect to the bottom connecting wire 55.
[0037]
In this configuration, in the state of FIG. 7 in which the two rows of wires 35 are erected, the respective connecting wires 36 are pressed from above by the spring member 56, so that the two rows of the wires 35 are held in the erected state. I have. For this reason, when the plate 15 is set, the wire 35 does not easily fall down as long as the plate 15 or the hand touches the raised wire 35. Therefore, there is an advantage that the dish 15 can be easily set even though the wire 35 can be raised and lowered. Further, in this case, since the spring members 56 are arranged so as to straddle the two rows of the connecting wires 36, the two rows of wires 35 can be held in an upright state by one spring member 56. The structure can be simplified as compared with the case where a spring member is provided.
[0038]
Then, as shown in FIG. 8A, the spring member 56 does not hinder the setting of the large cleaning object 44 in a state where the two rows of wires 35 are prone.
In addition, the spring member 56 is not limited to a wire rod, and may be configured by a leaf spring.
[0039]
FIGS. 10 to 14 show a fourth embodiment of the present invention. The same parts as those in the first and third embodiments are denoted by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted. Only different parts will be described.
As shown in FIG. 10 and FIG. 11, in the portion where the dishes are arranged, five wires 35 on each side are provided to face each other. Of the five wires 35 on one side, the wires 35 at the left and right ends and the central wire 35 are connected inside by a connecting wire 60, and the remaining two wires 35, 35 are connected outside by a connecting wire 61. Connected. Therefore, among the five wires 35, three wires 35 are connected by the connecting wires 60 every other wire, and the remaining two wires 35 are connected by the connecting wires 61. Here, the three wires 35 connected by the connection wires 60 are referred to as a first wire group 62, and the two wires 35 connected by the connection wires 61 are referred to as a second wire group 63.
[0040]
In the first wire group 62, the curls 35a at the lower ends of the wires 35 at the left and right ends are rotatably attached to the bottom component wires 37, respectively. One central wire 35 is set shorter than that of both ends, and has a lower end connected to the connecting wire 60. Therefore, the three wires 35 (the first wire group 62) connected by the connecting wires 60 are provided on the bottom component wire 37 so as to be able to undulate by rotation. In the second wire group 63, the two wires 35 each have a curl portion 35a rotatably attached to the bottom component wire 37, and are provided so as to be able to undulate by rotation. The distance between the two stoppers 38 of the base 33 is smaller than that of the first to third embodiments, corresponding to the length of the connecting wire 61 of the second wire group 63.
[0041]
Then, the facing second wire group 63 is supported in an inverted C-shape by the connecting wire 61 abutting against the stopper 38 when standing up. Also, the first wire group 62 facing the center wire 35 contacts the connecting wire 61 of the second wire group 63 and the connecting wire 60 contacts each wire 35 of the second wire group 63 when standing up. By contact, it is supported in an inverted C shape. In this case, in the upright state of the first and second wire groups 62 and 63, the position of the connection wire 61 of the second wire group 63 is higher than the connection wire 60 of the first wire group 62, and the spring member 56 holds the second wire group 63 in an upright state by pressing down the connecting wire 61 from above, but is separated from the connecting wire 60 of the first wire group 62.
[0042]
Here, in a state where the first wire group 62 and the second wire group 63 are both erected, as shown in FIG. 10B, the interval A1 between the adjacent wires 35 is the first to third. As in the embodiment, it is relatively narrow and has a size suitable for arranging relatively shallow dishes 15. In addition, as shown in FIGS. 12A and 12B, in a state where the second wire group 63 is erected and the first wire group 62 is prone, adjacent wires in the erected state are laid. The interval A2 between the holes 35 is about twice as large as the interval A1, and as shown in FIG. 13, has a size suitable for arranging the dishes 64 having a relatively large thickness t. Then, in a state where both the first and second wire groups 62 and 63 are prone, the facing wires 35 are mixed with each other as in the first embodiment and the third embodiment. Therefore, the first and second wire groups 62 and 63 are connected to each other so that the wires 35 can be raised and lowered, and are provided so as to be selectable in different states of standing and prone.
[0043]
In the above configuration, as shown in FIG. 10, when the first and second wire groups 62 and 63 in the front and rear two rows are both erected, the relatively shallow dish 15 is set between the adjacent wires 35. be able to.
As shown in FIGS. 12 and 13, when each first wire group 62 is prone in a state where each of the second wire groups 63 in the front and rear two rows is erected, the distance between the wires 35 in the erected state is reduced. The interval A2 is widened, and a deep dish 64 can be set there.
[0044]
As shown in FIG. 14, in a state in which the first and second wire groups 62 and 63 in the front and rear two rows are both prone, a large space can be secured thereon. The object to be cleaned 44 can be set.
Therefore, by selecting a case where the first and second wire groups 62 and 63 are both erected, a case where they are prone together, and a case where only the first wire group 63 is prone, the object to be cleaned that can be set is selected. It is possible to increase the types.
[0045]
Further, in the above-described configuration, since the three wires 35 of the first wire group 62 of the first and second wire groups 62 and 63 are connected inside by the connection wire 60, the first and second wires are connected. In a state where the second wire groups 62 and 63 are both prone, the first wire group 62 and the second wire are rotated by holding one wire 35 of the first wire group 62 in the upright direction. The group 63 can be raised at a time. Moreover, since the two wires 35 of the first wire group 63 connected on the inside are arranged at both ends, they are easy to hold and operate when standing them.
[0046]
In the above configuration, the front and rear two rows of the wires 35 are each five, but the number is not limited to an odd number and may be an even number. Also, the way of connecting the wires 35 of the first and second wire groups 62 and 63 is not necessarily limited to every other wire.
[0047]
FIG. 15 shows a fifth embodiment of the present invention, which differs from the above-described fourth embodiment in the following points.
That is, in a state where both the first and second wire groups 62 and 63 are erected, the height of the connecting wire 60 of the first wire group 62 and the height of the connecting wire 61 of the second wire group 63 are substantially the same. To be. In this case, when the first and second wire groups 62 and 63 are both erected, the connecting members 60 and 61 are pressed down from above by the spring member 56. Both the second wire groups 62 and 63 can be held upright.
[0048]
In addition, the present invention is not limited to the embodiment described above and shown in the drawings. In particular, the washing method of the tableware is not limited to the fountain method, and the tableware is washed by a water flow generated by immersing the tableware in water. The cleaning tank 9 may have the tableware entrance 10 other than the front surface, for example, may have the tableware entrance 10 on the upper surface.
[0049]
【The invention's effect】
As described above, according to the dishwasher of the present invention, mainly, the portion where the dishes of the dish basket are arranged is constituted by a plurality of wires, and the wires are connected and provided so as to be able to undulate. A large-sized object to be washed such as a pot or a bowl other than the tableware can be set and washed in the tableware basket, and the handleability can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional side view (a) and a plan view (b) of a main part showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view corresponding to FIGS. 1 (a) and (b) in different states of a main part.
FIG. 3 is an overall vertical side view.
FIG. 4 is a front view showing a state in which an entire door is removed.
FIG. 5 is a view corresponding to FIGS. 1A and 1B showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a diagram corresponding to FIGS.
FIG. 7 is a view corresponding to FIGS. 1A and 1B showing a third embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a diagram equivalent to FIGS.
FIG. 9 is a front view of a spring member.
FIG. 10 is a view corresponding to FIGS. 1A and 1B showing a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a perspective view of a main part.
12 is a view corresponding to FIGS. 1A and 1B of a main part in a state different from FIG.
FIG. 13 is a diagram corresponding to FIG. 4;
FIG. 14 is a diagram corresponding to FIGS.
FIG. 15 is a view corresponding to FIG. 10A showing a fifth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
9 is a washing tank, 14 is a dish basket, 15 is a dish, 26 is a washing mechanism, 35 is a wire, 36 is a connecting wire, 37 is a bottom constituent wire, 44 is a large object to be washed, 51 is a wire, and 56 is a spring. A member, 60 is a connecting wire, 61 is a connecting wire, 62 is a first wire group, 63 is a second wire group, and 64 is a deep dish.

Claims (4)

洗浄槽と、この洗浄槽の内部に皿を初めとする食器を配列する食器かごと、洗浄槽の内部に配列された食器を洗浄する洗浄機構とを具備し、前記食器かごの皿を配列する部分を、複数のワイヤで構成し、このワイヤを連結すると共に、起伏可能に設けたことを特徴とする食器洗浄機。A washing tank, a tableware basket for arranging dishes including dishes in the washing tank, and a washing mechanism for washing the dishes arranged in the washing tank are provided, and the dishes in the dish basket are arranged. A dishwasher characterized in that a portion is constituted by a plurality of wires, and the wires are connected and provided so as to be able to undulate. 連結したワイヤを他のワイヤと向かい合わせに設け、この向かい合わせの両ワイヤが、連結した少なくとも一方のワイヤの伏臥時に、入り混じる状態となることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。The dishwasher according to claim 1, wherein the connected wires are provided to face each other, and both of the wires facing each other are in a mixed state when at least one of the connected wires is prone. 洗浄槽と、この洗浄槽の内部に皿を初めとする食器を配列する食器かごと、洗浄槽の内部に配列された食器を洗浄する洗浄機構とを具備し、前記食器かごの皿を配列する部分を、複数のワイヤで構成し、このワイヤを起伏可能に連結すると共に、これらのワイヤを起立と伏臥との各別の状態に選択可能に設けたことを特徴とする食器洗浄機。A washing tank, a tableware basket for arranging dishes including dishes in the washing tank, and a washing mechanism for washing the dishes arranged in the washing tank are provided, and the dishes in the dish basket are arranged. A dishwasher characterized in that a portion is constituted by a plurality of wires, the wires are connected so as to be able to be raised and lowered, and these wires are provided so as to be selectable in different states of standing and prone. 起伏可能なワイヤを起立状態に保持するばね部材を設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の食器洗浄機。The dishwasher according to any one of claims 1 to 3, further comprising a spring member for holding the undulating wire in an upright state.
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