JP4207375B2 - 通信装置 - Google Patents

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JP4207375B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CSMA(carrier sense multiple access)方式を用いた通信装置に関し、特に車々間通信に適した通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の技術として下記の文献に示されたものがある。
文献1:松下温、中川正雄編著、“ワイヤレスLANアーキテクチャ”、共立出版。
文献2:松下温監修、“無線LAN技術講座”、SRCハンドブック。
【0003】
従来のCSMA方式は各局(ステーション)がキャリアをセンスすることによって、チャネルの使用状況を調べ、チャネルがアイドル状態かどうかに応じてパケットを送信するかどうかを決定する方式である。このCSMA方式はキャリアセンスのやり方によって、待時型(Non-persistent)CSMA方式とP−即時型(p-persistent)CSMA方式に分けられる。待時型CSMA方式はキャリアセンスを行なったとき、チャネルがビジー状態であれば送信をせず、しばらくたってから、再びキャリアセンスを行なう。この再びキャリアセンスを行なった時、チャネルがアイドル状態であれば送信できるが、一方、チャネルがビジー状態であれば、再度、しばらくたった後、キャリアセンスを行なう方式である。これに対して、P−即時型CSMA方式はチャネルがビジー状態であれば、そのままキャリアセンスを続けてアイドル状態になるまで待つ方式である。チャネルがビジー状態からアイドル状態に変わったことを検出すると、pの確率で送信し、1-pの確率で送信を見送る方式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、CSMA方式はコンテンション方式であるために衝突が起き得る。車両間で制御情報を交換し合うためには、車両制御間隔で情報を周期的に更新する必要がある。待時型CSMA方式において、キャリアセンスを行ないチャネルがビジー状態であれば、次のキャリアセンス時刻を設定し、再度キャリアセンスを行なう。次のキャリアセンス時刻になればキャリアセンスの結果、チャネルがビジー状態であった時刻から次のキャリアセンス時刻までの時間を長く設定すると、車両制御情報を更新する周期内に送信できない車両が増えてしまう。一方、キャリアセンスの結果、チャネルがビジー状態であった時刻から次のキャリアセンス時刻までの時間を短く設定すると、各車両が頻繁にキャリアセンスを行ない、チャネルのアイドル状態区間を見つけて、送信を試みるために衝突が増えてしまい、単位時間当たりの実質的な情報伝送量であるスループットが低下してしまう。
【0005】
本発明の目的は、衝突が起きる可能性が低く、スループットが高い通信装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の通信装置は、CSMA方式の通信装置において、
自局の送信情報更新周期毎に送信要求制御信号を発生する送信要求発生手段と
上記送信要求制御信号に応じて送信すべき情報を更新し、自局情報を発生する手段と
送信開始制御信号に応じて、上記発生された自局情報を送信する送信制御手段と
上記送信制御手段により送信された自局情報を空中に送信する送信アンテナと、
前記送信アンテナから送信された信号を空中から受信する受信アンテナと、
自局が情報を上記送信アンテナにより信してから、所定の遅延時間経過時の上記受信アンテナによる受信信号の復調結果を、送信した送信情報と比較することにより、自局の送信情報が他局からの送信情報と衝突したか否かの判定を行う衝突判定手段と
キャリアセンスを行ない、上記送信情報更新周期毎に、上記キャリアセンスの結果に基づいて、送信可能な時刻を検出するキャリアセンス手段と
上記キャリアセンス手段で検出された送信可能な時刻を記憶し、各送信情報更新周期における、上記衝突判定手段による判定結果と、上記キャリアセンス手段により検出された送信可能な時刻とに基づいて、次の送信情報更新周期におけるキャリアセンス時刻を決定し、そのキャリアセンス時刻に上記キャリアセンス手段にキャリアセンスを行わせ、そのキャリアセンスの結果アイドル状態であることが確認されたら、上記送信開始制御信号を発生するキャリアセンス時刻設定手段と
を具備し、
上記キャリアセンス時刻設定手段は、
ある送信情報更新周期において、衝突が起きたと判定されたときは、次の送信情報更新周期において、上記ある送信情報更新周期において検出された送信可能時刻のうちの一つをランダムに選択して、次の送信情報更新周期におけるキャリアセンス時刻とし、
ある送信情報更新周期において、衝突が起きなかったと判定されたときは、次の送信情報更新周期において、上記ある送信情報更新周期における送信時刻と同じ時刻を、次の更新周期におけるキャリアセンス時刻として選択する
ことを特徴とする。
【0010】
本発明の他の通信装置は、CSMA方式の通信装置において、
自局の送信情報更新周期毎に送信要求制御信号を発生する送信要求発生手段と、
上記送信要求制御信号に応じて送信すべき情報を更新し、自局情報を発生する手段と、
送信開始制御信号に応じて、上記発生された自局情報を送信する送信制御手段と、
上記送信制御手段により送信された自局情報を空中に送信する送信アンテナと、
前記送信アンテナから送信された信号を空中から受信する受信アンテナと、
上記衝突判定手段が
自局が情報を上記送信アンテナにより送信してから、所定の遅延時間が経過した時刻における受信信号の復調結果から誤り検出符号を検出し、その結果に基づき衝突した否かの判定を行う衝突判定手段と、
キャリアセンスを行ない、上記送信情報更新周期毎に、上記キャリアセンスの結果に基づいて、送信可能な時刻を検出するキャリアセンス手段と、
上記キャリアセンス手段で検出された送信可能な時刻を記憶し、各送信情報更新周期における、上記衝突判定手段による判定結果と、上記キャリアセンス手段により検出された送信可能な時刻とに基づいて、次の送信情報更新周期におけるキャリアセンス時刻を決定し、そのキャリアセンス時刻に上記キャリアセンス手段にキャリアセンスを行わせ、そのキャリアセンスの結果アイドル状態であることが確認されたら、上記送信開始制御信号を発生するキャリアセンス時刻設定手段と
を具備し、
上記キャリアセンス時刻設定手段は、
ある送信情報更新周期において、衝突が起きたと判定されたときは、次の送信情報更新周期において、上記ある送信情報更新周期において検出された送信可能時刻のうちの一つをランダムに選択して、次の送信情報更新周期におけるキャリアセンス時刻とし、
ある送信情報更新周期において、衝突が起きなかったと判定されたときは、次の送信情報更新周期において、上記ある送信情報更新周期における送信時刻と同じ時刻を、次の更新周期におけるキャリアセンス時刻として選択する
ことを特徴とする
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0012】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1を示す通信装置を示すブロック図である。この通信装置は、車々間通信のために用いられるものである。車々間通信は、それぞれ複数の車両に搭載された通信装置相互間で行われるものであ。車々間通信システムは通常多数の通信装置で構成されるが、図1にはそのうちの2台の通信装置、即ち車両A及び車両B内の通信装置が示されている。
【0013】
車両A内の通信装置は、図示のように、自車両制御部1Aと、自車両情報発生部2Aと、送信要求発生部3Aと、パケット生成部4Aと、送信制御部5Aと、キャリアセンス時刻設定部6Aと、キャリアセンス部7Aと、衝突判定部8Aと、変調部9Aと、送信アンテナ10Aと、受信アンテナ11Aと、復調部12Aと、受信情報復調部13Aと、遅延部14Aとを有する。
【0014】
送信要求発生部3Aは、送信要求制御信号103Aを発生する。この送信要求制御信号103Aは、自車両制御部1A、キャリアセンス時刻設定部6A及びキャリアセンス部7Aに送られる。
【0015】
自車両制御部1Aは、送信要求制御信号103Aを受け取ると、自車両制御情報101A発生する。この自車両制御情報101Aは、自車両情報発生部2Aに送られる。
【0016】
自車両情報発生部2Aは、自車両制御部1Aからの自車両制御情報101Aを受け、これに基づき、自車両情報を表わす所定のデータ系列102Aを発生する。パケット生成部4Aは、自車両情報発生部2Aからの所定のデータ系列を受け、パケット104Aを生成して出力する。
【0017】
送信制御部5Aは、パケット生成部4Aからのパケット104Aを受け、キャリアセンス時刻設定部6Aから送信開始制御信号106Aが送られると、送信信号105Aを出力する。
【0018】
変調部9Aは、送信制御部5Aからの送信信号を受けて、これに対し図示しない搬送波発生器から搬送波を掛けることで搬送波変調を行う。送信アンテナ10Aは、変調部9Aからの信号を空中に送信する。受信アンテナ11Aは、空中から信号を受信する。復調部12Aは、受信アンテナ11Aで受信した受信信号を受けて、これに対し図示しない搬送波発生器からの搬送波を掛けることで搬送波復調を行う。
【0019】
受信情報復調部13Aは、復調部12Aの出力を受けて、復調を行い、受信復調データ113Aを出力する。受信復調データ113Aは自車両制御部1A及び衝突判定部8Aに送られる。自車両制御部1Aは、受信復調データ113Aから他車両情報を抽出し、これに基づき、上記のように自車両制御情報101Aを発生する。
【0020】
遅延部14Aは、自車両情報発生部2Aから出力される自車両情報を所定の遅延時間だけ遅延して、出力する。この遅延時間は、自車両情報発生部2Aから出力された信号が、パケット生成部4A、送信制御部5A及び変調部9Aを介して、送信アンテナ19Aから送信され、さらに受信アンテナ11Aで受信され、復調部12A及び受信情報復調部13Aを介して受信情報復調部13Aの出力側に現れるまでの時間に略等しく定められる。
【0021】
衝突判定部8Aは、遅延部14Aの出力114Aと、受信情報復調部13Aの出力113Aとを比較して、両者の相関値が所定のスレッシホールド値よりも高ければ、衝突が起きなかったと判断し、そうでなければ衝突が起きたと判断する。言換えると、衝突判定部8Aは、自車が送信した車両情報と、該車両情報が送信されてから上記所定の遅延時間が経過した時刻における受信信号の復調結果とを比較し、送信情報が正しく復調されたかどうかの判定を行い、正しく復調されていれば、衝突が起きなかったと判断し、正しく復調されていなければ自車からの送信情報が他車からの送信情報と衝突したと判断する。
【0022】
なお、上記の「自車両情報発生部2Aから出力された信号が、パケット生成部4A、送信制御部5A及び変調部9Aを介して、送信アンテナ19Aから送信され、さらに受信アンテナ11Aで受信され、復調部12A及び受信情報復調部13Aを介して受信情報復調部13Aの出力側に現れるまでの時間」は正確には一定ではないが、送信情報が正しく復調されたかどうかの判定は、自局の識別情報を確認した上で行うので、正確な時間が分からなくても良い。即ち、送信情報が受信情報復調部13Aの出力側に現われると予想される時刻に、該受信情報復調部13Aの出力を調べ自局の識別情報を有する部分の情報と、遅延部14Aの出力とを比較することで衝突したかどうかの判定を行う。また、送信情報が受信情報復調部13Aの出力側に現われると予想される時刻の頃に、該受信情報復調部13Aの出力を調べ自局の識別情報が現われなければ、衝突が発生したとの判断をする。
【0023】
キャリアセンス部7Aは、復調部12Aから出力される受信信号112Aを受け、常時、受信信号のキャリアセンス(搬送波の検知)を行い、後述のキャリアセンス時刻設定部6Aからのキャリセンス要求信号SDAに応じて、その時のキャリアセンス結果を示す信号SRAを出力する。また、送信情報更新周期毎に、上記キャリアセンスの結果に基づいて、送信可能な時刻(当該周期内における相対時刻、例えば該周期の開始時点からの経過時間)を検出し、この検出結果を示すデータをキャリアセンス時刻設定部6Aに送る。
【0024】
キャリアセンス時刻設定部6Aは、送信要求発生部3Aからの送信要求制御信号103Aを受け、これを車両情報更新周期(時間間隔)の周期信号と認識する。即ち、送信要求制御信号103Aを受けた時刻が車両情報更新周期の開始時刻であると認識する。キャリアセンス時刻設定部6Aはまた、メモリ6A1を有する。このメモリ6A1は、衝突判定部8Aにおける、衝突判定の結果を記憶する。また、キャリアセンス部7Aにより検出された送信可能な時刻を記憶する。さらに、キャリセンス要求信号SDAを発生する。この信号SDAはキャリアセンス部7Aに送られる。このキャリアセンス要求信号SDAに対し、キャリセンス部7Aでアイドル状態が確認されたことを示す信号SRAが送られると、キャリアセンス時刻設定部6Aは、送信開始制御信号106Aを発生する。
【0025】
車両B内の通信装置も同様に構成されており、その構成部材にも車両A内の対応する構成部材と同様の符号(末尾にAの代りにBを付した符号)で示されている。
【0026】
上記のように、送信要求発生部3Aから発生された送信要求制御信号103Aが自車両制御部1Aに供給されると、自車両制御部1Aから自車両情報発生部2Aに自車両制御情報101Aが送られ、自車両情報発生部102Aで自車両情報を表わす所定のデータ系列が発生され、これがパケット生成部4Aでパケット化されて、送信制御部5Aに送られ、この送信制御部5Aでキャリアセンス時刻設定部6Aから送られる送信開始制御信号106Aを待つ。
【0027】
送信開始制御信号106Aが発生されると、送信信号105Aが送信制御部5Aから出力される。この送信信号105Aは、変調部9Aを経て、送信アンテナ10Aを介して空中に送信される。他の車両、例えば車両Bでも同じようにして送信アンテナ(例えば送信アンテナ10B)から信号を送出している。受信アンテナ11Aは、他の車両からの信号のみならず、自車の送信アンテナ10Aから送出された信号をも受信する。受信アンテナ11Aで受信された信号は、復調部12を経て、受信情報復調部13A及びキャリアセンス部7Aに送られる。
【0028】
受信情報復調部13Aでは、復調部12Aからの信号を復調して、受信復調データ113Aを発生する。この受信復調データ113Aには、他車(例えば車両B)の送信アンテナ(10B)から送出された情報(他車両情報)のみならず、自車の送信アンテナ(10A)から送出された情報も含まれる。例えば、自車が送信しておらず、他車が送信しているときは、他車両情報のみとなり、逆に自車が送信しており、他車が送信していないときは、自車両情報のみとなる。自車も他車も送信しているときは衝突が起きた状態でる。
【0029】
受信復調データ113Aは、自車両制御部1Aに送られ、自車両制御部1Aでは他車両情報を抽出し、これに基づいて制御情報が発生される。受信復調データ113Aは、衝突判定部8Aにも送られる。自車両情報発生部2Aから出力される自車両情報は、遅延部14Aにも送られ、上記所定の遅延時間後に遅延部14Aから出力される。
【0030】
衝突判定部8Aでは、自車両情報発生部2Aから出力され、上記遅延部14Aを経て供給された自車両情報102A(自車両情報を所定の遅延時間だけ遅延させたもの)と、受信情報復調部13Aからの信号とを比較し、両者間の相関値が所定のスレッシホールド値よりも高ければ、衝突がなかったと判断し、そうでなければ衝突があったと判断する。衝突判定の結果はキャリアセンス時刻設定部6A内に設けたメモリ6A1に書き込まれる。
【0031】
送信要求発生部3Aからの送信要求制御信号103Aを受け取ったキャリアセンス時刻設定部6Aでは、これを車両情報更新周期の周期開始信号と認識する。即ち、送信要求制御信号103Aを受けた時刻が車両情報更新周期の開始時刻であると認識する。
【0032】
キャリアセンス部7Aは送信要求制御信号103Aを受け取ると、キャリセンスを行なって、現在の車両情報更新周期内で、送信可能な時間を検出し、各送信可能な時間の開始時刻をキャリアセンス時刻設定部6A内のメモリ6A1に書き込む。
【0033】
図3は実施の形態1の装置の動作を示すタイミングチャートである。同図で、(a)は、車両Aから見たチャネルの送信受信状況を示し、(b)は車両Aから見たキャリアセンスと送信可能時刻を示し、(c)は、車両Bから見たチャネルの送信受信状況を示し、(d)は車両Bから見たキャリアセンスと送信可能時刻を示し、(e)は、図1には示されていない第3の車両(車両C)のチャネルの送信受信状況と送信可能時刻とを示す。
【0034】
図3に示す例では、同図(b)の▲1▼〜▲6▼の左端がそれぞれ送信可能な時間の開始時刻を意味し、これらがメモリ6A1に記憶される。なお、▲1▼〜▲6▼の幅はパケット長に処理遅延時間を加算した時間を表す。車両B内においては、同様に、キャリアセンス時刻設定部6B内のメモリ6B1に、同図(d)の▲1▼〜▲6▼の左端の時刻が書込まれる。
【0035】
キャリアセンス時刻設定部6Aは送信要求制御信号103Aを受け取ると、送信するためのキャリアセンス時刻を設定する。キャリアセンス時刻の設定の仕方は、以下に示すように、それぞれの場合に応じて異なる。
【0036】
1)前回の車両情報更新周期で「衝突発生」と判定した場合
例えば図3(a)のタイミングPA1や図3(c)のタイミングPB1でこのような判定がなされている。
【0037】
車両Aにおいて前回の車両情報更新周期UA1において、図3(a)のタイミングPA1でこのような判定がなされると、該周期UA1中に検出され、メモリ6A1に記憶されている送信可能時刻(車両Aに対しては同図3(b)の▲1▼〜▲6▼の左端)からランダムに1つを選び出し、選び出した時刻を今回の車両情報更新周期UA2のキャリアセンス時刻に設定する。
【0038】
車両Bにおいても同様に前回の車両情報更新周期UB1において、図3(c)のタイミングPB1でこのような判定がなされると、該周期UB1中に検出され、メモリ6B1に記憶されている同図(d)の時刻▲1▼〜▲6▼の左端(同図(b)の▲1▼〜▲6▼の左端と必ずしも一致しない)からランダムに1つを選び出し、選び出した時刻を今回の車両情報更新周期UB2のキャリアセンス時刻として設定する。
【0039】
そして、そのキャリアセンス時刻になれば、キャリアセンス要求信号SDAがキャリアセンス部7Aに送られ、キャリアセンス部7Aでキャリアセンスが行なわれ、そのキャリアセンス結果を示す信号(SRA)がキャリアセンス部7Aからキャリアセンス時刻設定部6Aに送られる。信号SRAが、チャネルのアイドル状態が確認されたことを示すものであるときは、キャリアセンス時刻設定部6Aから送信制御部5Aおよび衝突判定部8Aに送信開始制御信号106Aが送られる。
【0040】
送信制御部5Aで送信開始制御信号106Aを受け取ると、変調部9Aにパケットを送り、変調部9Aで変調された後、送信アンテナ10Aから送信される。一方、衝突判定部8Aでは、衝突の判定が行われる。
【0041】
2)前回の車両情報更新周期で「衝突が発生しなかった」と判定した場合
例えば図3(a)のタイミングPA2や図3(c)のタイミングPB2さらに、図3(e)のタイミングPC1やPC2でこのような判定がなされている。
【0042】
車両Aにおいて前回の車両情報更新周期UA2において、図3(a)のタイミングPA2でこのような判定がなされると、前回の車両情報更新周期UA2中にキャリアセンスでチャネルのアイドル状態を確認した後、送信した時刻(更新周期中の相対時刻)と同じ時刻を今回の車両情報更新周期(UA2の次の周期)のキャリアセンス時刻として設定する。そのキャリアセンス時刻になれば、キャリアセンス部7Aでキャリアセンスを行ない、チャネルのアイドル状態を確認し、キャリアセンス時刻設定部6Aから送信制御部5Aおよび衝突判定部8Aに送信開始制御信号106Aを送る。送信制御部5Aで送信開始制御信号106Aを受け取ると、変調部9Aにパケットを送り、変調部9Aで変調された後、送信アンテナ10Aから送信される。衝突判定部8Aでは、衝突の判定が行われる。
【0043】
車両Bにおける図3(c)のタイミングPB2、車両Cにおける図3(e)のタイミングPC1やPC2での同様の判定があったときも同様の処理がなされる。
【0044】
3)初期状態
キャリアセンス時刻設定部6A内のメモリ6A1に判定した送信可能時刻が書き込まれていないので、ランダムにキャリアセンス時刻を設定し、そのキャリアセンス時刻になれば、キャリアセンス部7Aでキャリアセンスを行ない、アイドル状態であれば送信し、ビジー状態であれば再度キャリアセンス時刻を設定する。この動作を車両情報更新周期内に一度送信できるまで繰り返す。(尚、車両情報更新周期内に送信できるとは限らない。)チャネルのアイドル状態であれば、キャリアセンス時刻設定部6Aから送信制御部5Aおよび衝突判定部8Aに送信開始制御信号106Aを送る。送信制御部5Aで送信開始制御信号106Aを受け取ると、変調部9Aにパケットを送り、変調部9Aで変調された後、送信アンテナ10Aから送信される。衝突判定部8Aでは、衝突の判定が行われる。
【0045】
車両A,BおよびCの車両情報更新周期は全車両において同じである、即ちUA1,UA2,UB1,UB2,UC1,UC2の長さは互いに等しいが、車両情報更新周期の同期は取れていないものとする。車両情報更新周期UA1及びUB1では、車両Aと車両Bが衝突している。常時、キャリアセンスをしており、各車両は送信要求制御信号103A、103Bなどにより、車両情報更新周期が新しくなると、キャリアセンス部7A、7Bなどにおいて内蔵のタイマにカウント動作を開始させ、チャネルがアイドル状態であれば、タイマのカウントを続ける。カウント値がパケット長に処理遅延時間を加算した時間になれば、カウントを止め、このカウントの開始時刻を送信可能時刻としてキャリアセンス時刻設定部6A内のメモリ6A1に書き込む。そして、カウント値を初期値に戻してカウントを再開する。もし、タイマのカウント中にチャネルがビジー状態になれば、カウントを止める。その後、チャネルがアイドル状態になったら、カウント値を初期値に戻してカウントを再開する。再開後も、カウント値がパケット長に処理遅延時間を加算した時間になれば、カウントを止め、このカウントの開始時刻を送信可能時刻としてキャリアセンス時刻設定部6A内のメモリ6A1に書き込み、カウント値を初期値に戻してカウントを再開する。このような処理を繰り返し行なうことで、車両Aに対しては例えば図3(b)の▲1▼〜▲6▼の左端で表される送信可能時刻がメモリ6A1に書込まれる。
【0046】
同様に、車両Bにおいては、図3(d)の▲1▼〜▲6▼の左端で表される送信可能時刻がメモリ6B1に書き込まれる。車両Cなどの他の車両でも同様の処理が行われる。
【0047】
車両情報更新周期UA1から車両情報更新周期UA2に移る時、車両Aのメモリ6A1には車両情報更新周期UA1において、衝突が生じたという情報と図3(b)の▲1▼〜▲6▼の左端で表される各送信開始時刻が記憶されている。周期UA1において衝突が生じたので、周期UA2では、図3(b)の▲1▼〜▲6▼の左端で表される時刻のうちランダムに1つ選び出し、その時刻(図3においては▲2▼の左端で表される時刻を選択した結果、時間(周期UA1の先頭から▲2▼の左端までの時間)はtA2となる)にキャリアセンスによって、チャネルがアイドル状態であることを確認した上で、送信する。
【0048】
車両Bも同様に、周期UB1において衝突が生じたので、周期UB2において車両Bの送信可能時刻、即ち図3(d)の▲1▼〜▲6▼の左端で表される時刻のうちからランダムに1つ選び出し、その時刻(図3(d)の▲3▼の左端で表される時刻を選択した結果、時間(周期UB1の先頭から▲3▼の左端までの時間)はtB3となる)にキャリアセンスによって、チャネルがアイドル状態であることを確認した上で、送信する。
【0049】
車両Cにおいては、周期UC1において衝突が生じなかったために、周期UC2においては送信可能時刻の中から1つ選択するのではなく、車両情報更新周期UC1の時間tCを選択する。
【0050】
図3の例では、車両情報更新周期UA2、UB2、UC2においては各車両共、衝突が起きないので、次の車両情報更新周期においては、tA、tB、tCの時刻に各車両が送信することになる。図3とは異なり、更新周期UA2,UB2,UC2においては衝突が生じた場合には、更新周期UA1、UB1、UC1からUA2、UB2、UC2の動作と同様の動作を繰り返すことになる。
【0051】
車両間で制御情報を交換し合うためには、車両情報更新周期で情報を周期的に更新する必要があるが、各車両の車両情報更新周期でチャネルのアイドル状態の時間領域を調べ、次の車両情報更新周期に活かすことで衝突の可能性が減少する。
【0052】
実施の形態2.
以下に、図2を参照して本発明の実施の形態2について説明する。図2は、実施の形態2を示す通信方式のブロック図である。同図で、図1と同じ符号は、同一または対応する部材を示す。
【0053】
実施の形態1との違いは、図1の衝突判定部8A,8Bの代りに、CRC検出部18A,18Bが設けられており、遅延部14A,14Bが設けられていないいる点である。CRC検出部は、CRC(cyclic redundancy check)符号を用いて誤り検出を行うものである。
【0054】
受信情報復調部13Aは送信開始要求信号106Aを受け取ると、それから所定の遅延時間後に受け取ったパケットは自車両のパケットであると認識し、そのパケットのCRC部分をCRC検出部8Aに送り、CRC検出部8Aにて誤りがあるか否かを判定する。上記の遅延時間は、送信開始制御信号106Aが発生された後、送信制御部5Aから出力された信号が、送信アンテナ10Aから送信され、受信アンテナ11Aで受信され、復調部12A、受信情報復調部13Aを経て、受信情報復調部13Aの出力として現れるまでの時間に等しく定められる。但し、この時間は極めて短いので、送信開始制御信号106Aが発生された直後に復調部13Aの出力側に現われるデータが、上記送信データを復調したものであるとして扱っても良い。
【0055】
CRC検出により誤りがあると判定されたら、衝突があると判断する。逆に誤まりがなければ衝突が生じていないと判断する。この判定結果は、キャリアセンス時刻設定部6Aに伝えられ、その内部のメモリ6A1に書込まれる。
【0056】
このように、実施の形態1では、衝突判定部8Aにより衝突の判定を行っているのに対し、実施の形態2では、CRC検出部18Aで衝突の判定を行っている。従って、実施の形態1に比べ、判定処理が簡単化できる。
【0057】
なお、CRC以外の誤り検出符号を用いて誤り検出を行っても良い。
【0058】
以上本発明を車々間通信に適用した場合について説明したが、本発明は、車々間通信以外であっても、CSMA方式を用い、ある周期間隔でデータを送信する通信装置であれば適用可能である。
【0059】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、衝突が起きる可能性を少なくし、スループットが高い通信装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態2の構成を示すブロック図である。
【図3】 実施の形態1及び実施の形態2の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1A,1B: 自車両制御部; 2A,2B: 自車両情報発生部; 3A,3B: 送信要求発生部; 4A,4B: パケット生成部; 5A,5B: 送信制御部; 6A,6B: キャリアセンス時刻設定部; 7A,7B: キャリアセンス部; 8A,8B: 衝突判定部; 9A,9B: 変調部; 10A,10B: 送信アンテナ; 11A,11B: 受信アンテナ: 12A,12B: 復調部; 13A,13B: 受信情報復調部; 14A,14B: 遅延部; 18A,18B: CRC検出部。

Claims (4)

  1. CSMA方式の通信装置において、
    自局の送信情報更新周期毎に送信要求制御信号を発生する送信要求発生手段と
    上記送信要求制御信号に応じて送信すべき情報を更新し、自局情報を発生する手段と
    送信開始制御信号に応じて、上記発生された自局情報を送信する送信制御手段と
    上記送信制御手段により送信された自局情報を空中に送信する送信アンテナと、
    前記送信アンテナから送信された信号を空中から受信する受信アンテナと、
    自局が情報を上記送信アンテナにより信してから、所定の遅延時間経過時の上記受信アンテナによる受信信号の復調結果を、送信した送信情報と比較することにより、自局の送信情報が他局からの送信情報と衝突したか否かの判定を行う衝突判定手段と
    キャリアセンスを行ない、上記送信情報更新周期毎に、上記キャリアセンスの結果に基づいて、送信可能な時刻を検出するキャリアセンス手段と
    上記キャリアセンス手段で検出された送信可能な時刻を記憶し、各送信情報更新周期における、上記衝突判定手段による判定結果と、上記キャリアセンス手段により検出された送信可能な時刻とに基づいて、次の送信情報更新周期におけるキャリアセンス時刻を決定し、そのキャリアセンス時刻に上記キャリアセンス手段にキャリアセンスを行わせ、そのキャリアセンスの結果アイドル状態であることが確認されたら、上記送信開始制御信号を発生するキャリアセンス時刻設定手段と
    を具備し、
    上記キャリアセンス時刻設定手段は、
    ある送信情報更新周期において、衝突が起きたと判定されたときは、次の送信情報更新周期において、上記ある送信情報更新周期において検出された送信可能時刻のうちの一つをランダムに選択して、次の送信情報更新周期におけるキャリアセンス時刻とし、
    ある送信情報更新周期において、衝突が起きなかったと判定されたときは、次の送信情報更新周期において、上記ある送信情報更新周期における送信時刻と同じ時刻を、次の更新周期におけるキャリアセンス時刻として選択する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 上記衝突判定手段は、上記送信情報と、上記受信信号の復調結果の相関値が所定値以下であれば、衝突が起きたと判断することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. CSMA方式の通信装置において、
    自局の送信情報更新周期毎に送信要求制御信号を発生する送信要求発生手段と、
    上記送信要求制御信号に応じて送信すべき情報を更新し、自局情報を発生する手段と、
    送信開始制御信号に応じて、上記発生された自局情報を送信する送信制御手段と、
    上記送信制御手段により送信された自局情報を空中に送信する送信アンテナと、
    前記送信アンテナから送信された信号を空中から受信する受信アンテナと、
    自局が情報を上記送信アンテナにより送信してから、所定の遅延時間が経過した時刻における受信信号の復調結果から誤り検出符号を検出し、その結果に基づき衝突した否かの判定を行う衝突判定手段と、
    キャリアセンスを行ない、上記送信情報更新周期毎に、上記キャリアセンスの結果に基づいて、送信可能な時刻を検出するキャリアセンス手段と、
    上記キャリアセンス手段で検出された送信可能な時刻を記憶し、各送信情報更新周期における、上記衝突判定手段による判定結果と、上記キャリアセンス手段により検出された送信可能な時刻とに基づいて、次の送信情報更新周期におけるキャリアセンス時刻を決定し、そのキャリアセンス時刻に上記キャリアセンス手段にキャリアセンスを行わせ、そのキャリアセンスの結果アイドル状態であることが確認されたら、上記送信開始制御信号を発生するキャリアセンス時刻設定手段と
    を具備し、
    上記キャリアセンス時刻設定手段は、
    ある送信情報更新周期において、衝突が起きたと判定されたときは、次の送信情報更新 周期において、上記ある送信情報更新周期において検出された送信可能時刻のうちの一つをランダムに選択して、次の送信情報更新周期におけるキャリアセンス時刻とし、
    ある送信情報更新周期において、衝突が起きなかったと判定されたときは、次の送信情報更新周期において、上記ある送信情報更新周期における送信時刻と同じ時刻を、次の更新周期におけるキャリアセンス時刻として選択する
    ことを特徴とする通信装置。
  4. 上記キャリアセンス手段が、内蔵タイマを有し、
    上記内蔵タイマを使って、キャアリアセンスを行なった結果、チャネルがアイドル状態の間、カウントを続け、
    カウント値がパケット長に処理時間を加算した時間が経過したらカウントを止め、当該カウントの開始時刻を送信可能時刻として上記キャリアセンス時刻設定手段に書き込み、
    前記キャリアセンス手段は、上記カウント値を初期値に戻してカウントを再開し、
    前記キャリアセンス手段は、上記タイマのカウント中にチャネルがビジー状態になれば、カウントを止め、カウント値を初期値に戻してカウントを再開する処理を繰り返すことにより、送信可能時刻を検出して、記キャリアセンス時刻設定手段に記憶させ、
    上記キャリアセンス時刻設定手段は、各送信情報更新周期において、送信を行なった結果、上記衝突判定手段により衝突が起きたと判断されたら、次の送信情報更新周期において、上記記憶されている送信可能時刻の中から、一つの送信可能時刻をランダムに選択して、該選択された送信可能時刻に、上記キャリアセンス手段にキャリアセンスを行なわせて、チャネルがアイドル状態であれば、上記送信制御手段に送信を行わせ
    上記キャリアセンス時刻設定手段は、各送信情報更新周期において、送信を行なった結果、上記衝突判定手段により、衝突が発生しなかったと判定された場合には、次の送信情報更新周期において、上記各送信情報更新周期において上記送信を行なった時刻と同じ時刻に上記キャリアセンス手段にキャリアセンスを行なわせて、チャネルがアイドル状態であれば、上記送信制御手段に送信を行わせる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の通信装置。
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