JP4206459B2 - 個人情報管理端末および個人情報管理システムならびに個人情報管理プログラム - Google Patents
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招くおそれもある。
また、各端末において新たに作成・追加された個人情報ファイルを確実に洗い出すためには、例えば定期的に個人情報ファイルの探査を行なう必要がある。しかし、各端末における全てのデータを対象にして上述のような定期的な探査を行なうと、探査の都度、多大な処理時間を要することになってしまう。このため、各端末に応じた探査手法によって個人情報ファイルの探査を効率よく行なえるようにすることも望まれている。
流出・漏洩や個人情報の不正利用などを確実に防止することを目的としている。
請求項8記載の発明は、複数のクライアント端末と、該複数のクライアント端末とネットワークを介して相互に通信可能に接続され、該複数のクライアント端末における個人情報ファイルを管理する個人情報管理サーバとをそなえるとともに、該複数のクライアント端末が、予め定められた個人情報についての文字列を含む個人情報ファイルの探査を実行するための個人情報探査プログラムを常駐させていないクライアント端末とを含む、個人情報管理システムを制御する個人情報管理プログラムであって、前記個人情報探査プログラムを実行することにより該ネットワークを介して該クライアント端末における個人情報ファイルの探査を行なう個人情報探査手段、該個人情報探査手段により最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点での、該クライアント端末における電子ファイルに関する情報を保存する電子ファイル情報保存手段、該クライアント端末における電子ファイルに関する最新情報と該ファイル情報保存手段に保存されている情報とを比較し、最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点から現時点までの間に、追加された電子ファイルまたはファイル作成日時,ファイル更新日時,ファイルサイズ,ファイル名のいずれかが変更された電子ファイルを、差分ファイルとして、該ネットワークを介して該クライアント端末から定期的に抽出する差分抽出手段、該差分抽出手段により抽出された前記差分ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定する定期探査を該個人情報探査手段に実行させる制御手段、として個人情報管理サーバのコンピュータを動作させる個人情報管理サーバ制御プログラムと、該個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報探査手段による判定結果を記憶する記憶手段、電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該プリント命令発生以前に前記記憶手段に記憶された判定結果により当該電子ファイルが個人情報ファイルに該当する場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信を中止するプリント制御手段、として該クライアント端末のコンピュータを動作させるクライアント端末制御プログラムと、を有することを特徴とする個人情報管理プログラムである。
請求項9記載の発明は、予め定められた個人情報についての文字列を含む個人情報ファイルの探査を実行するための個人情報探査プログラムを常駐させているクライアント端末を制御する個人情報管理プログラムであって、前記個人情報探査プログラムを実行することにより個人情報ファイルの探査を行なう個人情報探査手段、該クライアント端末における電子ファイルの追加またはファイル作成日時,ファイル更新日時,ファイルサイズ,ファイル名のいずれかの変更を検知する検知手段、該検知手段により電子ファイルの追加・変更を検知した場合に、追加・変更された当該電子ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定するリアルタイム探査を該個人情報探査手段に実行させる制御手段、個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合に、該個人情報探査手段による前記判定結果を記憶する記憶手段、電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該プリント命令発生以前に前記記憶手段に記憶された判定結果により当該電子ファイルが個人情報ファイルに該当する場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信を中止するプリント制御手段、
として該クライアント端末を動作させることを特徴とする個人情報管理プログラムである。
請求項10記載の発明は、前記第二クライアント端末制御プログラムは、前記第二制御手段として、前記第二クライアント端末における全データを対象にして個人情報ファイルの探査を実行させてから、前記定期探査を実行させるよう、該クライアント端末のコンピュータを動作させる、ことを特徴とする請求項6〜請求項9のいずれか一項に記載の個人情報管理プログラムである。
を超えた場合に当該判定対象ファイルが個人情報ファイルであると判定してもよい。
(1)本発明の個人情報管理端末によれば、個人情報探査プログラムを常駐させている第一クライアント端末では、電子ファイルのプリント命令が発生した場合、当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定されていれば、プリント制御手段が、該個人情報ファイルのプリンタへの送信を中止するよう制御する。これにより、個人情報ファイルが紙媒体にプリントアウトされなくなり、紙媒体を介した個人情報の流出が防止される。
また、個人情報探査プログラム非常駐の端末における個人情報ファイルについても、自動的に探査して個人情報管理サーバの管理下に置くことが可能になる。
また、上述した本発明の個人情報管理システムによれば、最初に第二クライアント端末における全データを対象にして個人情報ファイルの探査を実行させてから、定期探査を実行させる。その際、最初に、個人情報探査プログラム非常駐の端末については個人情報管理サーバがネットワークを介して全データを対象にして個人情報ファイルの探査を1回だけ実行しておけば、それ以降は、上述のごとく、追加・変更された電子ファイルや差分ファイルに対する探査(判定)を行なうだけで、毎回、全てのデータを対象にした探査を行なうことなく、各端末において新たに作成・追加された個人情報ファイルを、極めて効率よく確実に探査することができる。
また、上述した本発明の個人情報管理システムによれば、個人情報管理サーバが、個人情報ファイルを保存しているクライアント端末から当該個人情報ファイルが外部へ出力されるのを強制的に禁止することで、個人情報の不用意な流出・漏洩や個人情報の不正利用などをより確実に防止することができる。
あるか否かの判定が個人情報管理サーバで行なわれる。これにより、個人情報探査プログラム常駐の端末における個人情報ファイルついても、また、個人情報探査プログラム非常駐の端末における個人情報ファイルについても、自動的に探査して個人情報管理サーバの管理下に置くことが可能になる。そして、電子ファイルのプリント命令が発生した場合、当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定されていれば、プリント制御手段が、該個人情報ファイルのプリンタへの送信を中止するよう制御する。これにより、個人情報ファイルが紙媒体にプリントアウトされなくなり、紙媒体を介した個人情報の流出が防止される。
したり、個人情報ファイルがクライアント端末から外部へ出力されるのを強制的に禁止したり、個人情報ファイルを保存しているクライアント端末に対し警告情報を通知したり、個人情報ファイルに対するアクセスをファイルアクセス管理サーバに管理させたりすることが可能で、個人情報の不用意な流出・漏洩や個人情報の不正利用などをより確実に防止することができる。
〔1〕本実施形態の個人情報管理システムの構成:
図1は本発明の一実施形態としての個人情報管理システムの構成を示すブロック図で、この図1に示すように、本実施形態の個人情報管理システム1は、複数のクライアント端末10のほかに個人情報管理サーバ20およびファイルアクセス管理サーバ30をそなえて構成され、これらの端末10およびサーバ20,30がネットワーク〔例えば、社内LAN(Local Area Network)〕40を介して相互に通信可能に接続されている。
そして、このクライアント端末10は、ハードディスク装置や不揮発性メモリなどの記憶手段に各種電子ファイルや各種プログラムを保存することが可能に構成されており、この電子ファイルとして後述する個人情報ファイルが存在する場合がある。
図2は本実施形態の第一クライアント端末(個人情報探査プログラム常駐端末)10Aの機能構成を示すブロック図で、この図2に示すように、本実施形態の第一クライアント端末10Aは、各種処理を実行するCPU(Central Processin Unit)10aと、個人情報等を含む電子ファイルを保持しうる記憶部10bとをそなえるほか、個人情報管理サーバ20から提供される検疫テーブル10cや、記憶部10bに保持される電子ファイルのPマーク(プライバシレベルマーク;個人情報ファイルである可能性の高さを示すレベル
で、後述する判定値によって決定されるレベル)を保持するPマークテーブル10d、文字あるいは画像の表示を行う表示部10eをそなえて構成されている。また、後述するごとく、個人情報管理サーバ20から、CPU10aを後述する第一個人情報探査手段11として機能させるための個人情報探査プログラムをインストールされている。
データ変更)が生じた場合にはその旨をログ情報として書き出し送受信手段15を通じて個人情報管理サーバ20に通知するものである。
図3は本実施形態の第二クライアント端末(個人情報探査プログラム常駐非端末)10Bの機能構成を示すブロック図で、この図3に示すように、本実施形態の第二クライアント端末10Bも、第一クライアント端末10Aと同様のCPU10aおよび記憶部10bをそなえて構成されているが、この第二クライアント端末10Bには、CPU10aを第一個人情報探査手段11として機能させるための個人情報探査プログラムがインストールされておらず、第二クライアント端末10BのCPU10aは、上述とほぼ同様のアクセス監視手段14,プリント要求監視手段16、送受信手段15、プリント制御手段18としての機能を果たすようになっている。
個人情報管理サーバ20に通知するものである。
図4は本実施形態の第一クライアント端末10Aにおける第一個人情報探査手段11の詳細な機能構成を示すブロック図で、この図4に示すように、本実施形態の第一個人情報探査手段11は、抽出手段111,切出手段112,第一判定手段113,文字判定手段114,照合手段115および第二判定手段116としての機能を有しており、これらの機能も、CPU10aが、後述するごとく個人情報管理サーバ20からインストールされた個人情報探査プログラムを実行することによって実現される。
前記テキスト抽出エンジンとして機能するものである。
か否かを判定すべく、電話番号判定手段113a,電子メールアドレス判定手段113bおよび住所判定手段113cとしての機能をそなえている。なお、本実施形態の第一判定手段113では、判定処理の負荷の軽いものから順に、つまり電話番号,電子メールアドレス,住所の順で、上記文字列の判定処理を行なっている。
不適切文字/不適切文字列を含むか否かを判定し、その照合判定結果を第二判定手段116に通知するものである。
P3”を付与し、前記判定値が10000以上である場合、Pマークとして“P4”を付与する。なお、個人情報ファイルを判定するための所定閾値やPマークを決定するための基準値は、個人情報管理サーバ20(後述する管理コンソール24)から適宜設定される。また、ここではPマークを“P1”〜“P4”の4つにランク分けしているが、ランク分けの数はこれに限定されるものではない。
図5は本実施形態の個人情報管理サーバ20の機能構成を示すブロック図で、この図5に示すように、本実施形態の個人情報管理サーバ20は、各種処理を実行するCPU20aと、各クライアント端末10からのログ情報や個人情報ファイルなどを格納・保存するデータベース(RDB:Relational DataBase)20bと、このデータベース20bに保
存されたログ情報や個人情報を含む各種情報を表示する表示部20cとをそなえて構成されている。
ファイルの探査・管理対象のクライアント端末10を認識するものである。その際、各クライアント端末10が、上述した個人情報探査プログラムのインストールを要求しているか否か(個人情報探査プログラムの常駐を望むか否か)についての情報も収集される。
人情報ファイルを保存しているクライアント端末10から強制的に捕獲・回収したり、その個人情報ファイルがクライアント端末10から外部へ出力されるのを強制的に禁止したり、その個人情報ファイルを管理者のみがアクセス可能なフォルダ(図示略)に格納したり、個人情報ファイルに対するアクセスをファイルアクセス管理サーバ30に管理させたりするものである。
図6は本実施形態のファイルアクセス管理サーバ30の機能構成を示すブロック図で、
この図5に示すように、本実施形態のファイルアクセス管理サーバ30は、例えば、個人情報管理サーバ20(個人情報管理手段208)から指示された個人情報ファイル(Pマークのランクが“P4”の個人情報ファイル)を管理対象とするもので、各種処理を実行するCPU30aと、後述するごとく暗号鍵や復号鍵などを保存する記憶部30bとをそなえて構成されている。なお、ここでは、Pマークのランクが“P4”の個人情報ファイルを管理対象としているが、Pマークのランクに関係なく、個人情報探査手段11,204によって個人情報ファイルであると判定された全ての電子ファイルをファイルアクセス管理サーバ30の管理対象としてもよい。
変換手段32は、個人情報ファイル受信手段31aによって受信された管理対象の個人情報ファイルを、改竄操作の困難なPDF(Portable Document Format)ファイル等の完成文書ファイルに変換するものである。この変換手段32は例えばPDFドライバによって実現され、このPDFドライバを起動することにより、個人情報ファイルがPDF化され、完成文書ファイルとしてのPDFファイルが生成されるようになっている。
暗号化ファイル送信手段31bは、暗号化手段33によって暗号化(鍵掛け)されたファイル(以下、暗号化ファイルという)を、ネットワーク40経由で個人情報管理サーバ20に送信するものである。
で、認証情報は、暗号化ファイルを開こうとしているクライアント端末10もしくは個人情報管理サーバ20の利用者がその暗号化ファイルの正当な送信先(利用者/登録者)であることをファイルアクセス管理サーバ30で判定・認証するために必要な情報であり、ファイルアクセス管理サーバ30によるサービスの利用者についてこのファイルアクセス管理サーバ30(記憶部30b)に予め登録されたユーザIDおよびパスワードを含んでいる。これらのユーザIDおよびパスワードは、暗号化ファイルを開く際に利用者がキーボードやマウスを操作することにより入力される。
次に、図7〜図13を参照しながら、上述のごとく構成された本実施形態の個人情報管理システム1の動作について説明する。
本実施形態の個人情報探査手段11,204では、以下のように、電話番号,電子メールアドレス,住所および氏名の出現頻度をそれぞれ数値化し、個人情報ファイルの特定・探査を行なっている。その際、切出手段112によって切り出された文字区間に、個人情報において出現し得ない文字/文字列として予め設定された不適切文字/不適切文字列が含まれている場合、その文字区間は、個人情報要素(本実施形態では氏名)には該当しないものと見なされて除外される一方、切出手段112によって切り出された文字区間に、個人情報において出現し得ない文字/文字列として予め設定された不適切文字/不適切文字列が含まれていない場合、その文字区間は、個人情報をなす個人情報要素に該当するものと見なされて、つまり個人情報要素が出現したものと見なされ、出現回数のカウントアップを行なっている。
には、個人情報管理サーバ20により、図10(ステップS402,S403,S411)を参照しながら後述するごとく個人情報探査プログラムの常駐を希望するクライアント端末10に対しネットワーク40経由で個人情報探査プログラムがインストールされる。このようにインストールされた個人情報探査プログラムを第一クライアント端末10AのCPU10aで実行することにより、CPU10aが個人情報探査手段11,検知手段12,第一制御手段13,アクセス監視手段14,送受信手段、および、プリント要求監視手段16としての機能を果たす。なお、個人情報探査プログラムをインストールする際には、検疫テーブル10cも併せて送信される。また、個人情報探査プログラムは、個人情報管理サーバ用プログラムに予め含まれており、その個人情報探査プログラムがクライアント端末10にインストールされるとともに、その個人情報探査プログラムを個人情報管理サーバ20で実行することにより、個人情報管理サーバ20のCPU20aが第二個人情報探査手段204としての機能を果たす。
文字以上のASCII」となる文字列が含まれていれば、上記文字列が電子メールアドレスに該当するものと判定され(ステップS107のYESルート)、その旨が第二判定手段116に通知され、この第二判定手段116において、電子メールアドレスの出現回数に対応する計数値が1だけカウントアップされ(ステップS108)、ステップS114の処理へ移行する。
次に、図8に示すフローチャート(ステップS21〜S26)に従って、第一クライアント端末10Aの動作について説明する。より具体的に、ここでは、図7を参照しながら上述した初回の個人情報ファイルの探査後に第一クライアント端末10Aで実行される、リアルタイム探査動作およびアクセス監視動作について説明する。
報に該当する箇所について不可視状態にしてプリンタへの送信を実行するよう制御する。
ここで、「不可視状態」とは、該当する文字を見えなくした状態、あるいは、該当する文字を極めて認識しづらくした状態である。具体的には、文字色変更(文字色を地の色(白など)と同じ状態にする)、塗りつぶし(文字周辺を文字色と同じ色で塗りつぶす)、文字置換(黒丸あるいは黒四角などの一定文字への置き換え、一定の法則に従って文字コードを別な文字コードにシフトさせて意味をなさない文字への置き換え)、などの各種の処理が該当する。また、これら、幾つかの処理を組み合わせて実行してもよい。
たとえば、地の色が透明あるいは白で、文字色が黒であれば、図15(c)のように個人情報に該当する文字色を白くするか、あるいは、図16のように個人情報に該当する文字と共に文字周辺を黒色で塗りつぶした状態にする。これにより、個人情報ファイルの個人情報部分が紙媒体にプリントアウトされなくなり、紙媒体を介した個人情報の流出が防止される。
また、電子ファイルにPマークの付与がなければ(図14中のステップS1403でNO)、プリント要求監視手段16からの指示を受けたプリント制御手段18が、制限なし状態でプリントを実行する(図14中のステップS1405)。
たとえば、氏名と年収、氏名と病歴などのデータが存在する場合に、氏名部分を不可視状態にするのではなく、予め定められた設定、あるいは、プリント指示時の設定により、氏名を明らかにして、年収部分や病歴部分を不可視状態としてプリントしてもよい。すなわち、プリントの目的により、氏名部分が必要であるが、他の部分が不用の場合に、このような状態でプリントを実行する。
報ファイルに対するアクセスがプリント要求であれば(図20中のステップS2001)、Pマークの有無、制限設定の有無や状態が調べられる(図20中のステップS2002)。
次に、図9に示すフローチャート(ステップS31〜S36)に従って、第二クライアント端末10Bの動作について説明する。より具体的に、ここでは、図7を参照しながら上述した初回の個人情報ファイルの探査後に第二クライアント端末10Bで実行される、ファイル/ファイル情報の送信動作およびアクセス監視動作について説明する。
たとえば、地の色が透明あるいは白で、文字色が黒であれば、文字色を白くするか、あるいは、文字と共に文字周辺を黒色で塗りつぶした状態にしたり、または、氏名などの個人情報部分を黒丸などの文字に置換する。
ルについては、個人情報ファイル全体の表示を禁止、あるいは、不可視状態での表示としてもよい。
また、同じ項目の内部であっても、所定の年収未満あるいは以上の特定の所得者のみ年収の項目を不可視にする、あるいは、精神疾患など、特定の病名について不可視状態にする、といった設定を行うことも可能である。
次に、個人情報管理サーバ20の動作について、図10に示すフローチャート(ステップS401〜S428)および図11に示すフローチャート(ステップS501〜S511)に従って説明する。
方、全ての第二クライアント端末10Bに対する初回探査を完了した場合(ステップS408のYESルート)、データベース20bに登録・保存された探査結果〔ここではPマークレベル(ランク)〕に応じて、個人情報管理手段208により、各個人情報ファイルに対する管理・操作が行なわれる(ステップS409)。個人情報管理手段208による管理・操作の詳細については、図11を参照しながら後述する。
個人情報管理手段208では、データベース20bにおける初回探査結果,リアルタイム探査結果および定期探査結果(Pマークテーブル20b−2)を参照し、個人情報ファイル(Pマークを付与されたファイル)の有無を判定する(ステップS501)。
次に、図12および図13を参照しながら、ファイルアクセス管理サーバ30の動作について説明する。
ファイルアクセス管理サーバ30において、ファイルアクセス管理サーバ30の管理下に置くように指示された個人情報ファイル(管理対象の電子ファイル)が、個人情報管理サーバ20(個人情報管理手段208)からネットワーク40経由で個人情報ファイル受信手段31aにより受信されると(ステップS61のYESルート)、その個人情報ファイルが、変換手段32によりPDFファイルに変換され(ステップS62)、さらに暗号
化手段33により、所定の暗号鍵を用いて暗号化処理(鍵掛け処理)が行なわれる(ステップS63)。そして、暗号化ファイルは、暗号化ファイル送信手段31bによりネットワーク40経由で個人情報管理サーバ20に送信される(ステップS64)。
クライアント端末10の利用者や個人情報管理サーバ20の利用者(管理者)が、暗号化ファイルの内容を閲覧しようとする場合、その利用者によって認証情報が入力されファイルアクセス管理サーバ30へ送信される。そして、その認証情報がネットワーク40経由で認証情報受信手段31cにより受信されると(ステップS71のYESルート)、判定手段34は、認証情報に含まれるユーザIDによって記憶部30bを検索し、そのユーザIDに対応する登録パスワードを記憶部30bから読み出し、認証情報に含まれるパスワードと、記憶部30bから読み出された登録パスワードとを比較し、これらのパスワードが一致するか否かの判定(クライアント認証;ステップS72)を行なう。
このように、本発明の一実施形態としての個人情報管理システム1によれば、個人情報探査プログラムを常駐させている第一クライアント端末10Aでは、ファイルの追加・変更が検知されると、個人情報探査プログラムが起動されてリアルタイム探査が実行され、追加・変更された電子ファイルが個人情報ファイルであるか否かの判定が行なわれ、その判定結果が個人情報管理サーバ20に送信される。これに対し、個人情報探査プログラムを常駐させていない第二クライアント端末10Bにおける電子ファイルについては個人情報管理サーバ20によって管理され、第二クライアント端末10Bにおける電子ファイルに関する最新情報と最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点のファイルに関する情報との差分が定期的に監視され、その差分に対応する電子ファイルが第二クライアント端末10Bから個人情報管理サーバ20側に抽出されて(吸い上げられて)定期探査が実行され、吸い上げられたファイルが個人情報ファイルであるか否かの判定が個人情報管理サーバ20で行なわれる。
リネイム,コピー,消去,移動などによるデータ変更、あるいは、プリント要求など)が生じた場合にはその旨がログ情報として個人情報管理サーバ20に送信されデータベース20bに登録・保存されるので、個人情報ファイルである可能性の高い電子ファイルに対するアクセス(操作・変更履歴)が、個人情報管理サーバ20で追跡管理(トラッキング)されることになり、個人情報の不正利用をより確実に防止することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
以下の付記も本実施形態の一態様である。
付記A1:
個人情報探査プログラムを実行することにより個人情報ファイルの探査を行なう個人情報探査手段と、前記個人情報探査プログラムを起動し、保持する電子ファイルが個人情報ファイルであるか否かの判定を前記個人情報探査手段に実行させる制御手段と、前記個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合に、該個人情報探査手段による前記判定結果を記憶する記憶手段と、電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信を中止するプリント制御手段と、をそなえて構成された、ことを特徴とする個人情報管理端末。
個人情報探査プログラムを実行することにより個人情報ファイルの探査を行なう個人情報探査手段と、前記個人情報探査プログラムを起動し、保持する電子ファイルが個人情報ファイルであるか否かの判定を前記個人情報探査手段に実行させる制御手段と、前記個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合に、該個人情報探査手段による前記判定結果と、当該電子ファイルの個人情報に該当する箇所とを記憶する記憶手段と、電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信時に、該個人情報ファイルの個人情報に該当する箇所について不可視状態にしてプリンタへの送信を実行するプリント制御手段と、をそなえて構成された、ことを特徴とする個人情報管理端末。
個人情報探査プログラムを常駐させていないクライアント端末と、ネットワークを介して前記クライアント端末と相互に通信可能に接続され、クライアント端末における個人情報ファイルを管理する個人情報管理サーバと、をそなえ、該個人情報管理サーバが、前記個人情報探査プログラムを実行することにより該ネットワークを介して該クライアント端末における個人情報ファイルの探査を行なう個人情報探査手段と、該個人情報探査手段により個人情報ファイルの探査を行なった時点での、該クライアント端末における電子ファイルに関する情報を保存する電子ファイル情報保存手段と、電子ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定する探査を該個人情報探査手段に実行させる制御手段とをそなえて構成され、該クライアント端末が、該個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報探査手段による判定結果を記憶する記憶手段と、電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信を中止するプリント制御手段と、をそなえて構成されていることを特徴とする個人情報管理システム。
個人情報探査プログラムを常駐させていないクライアント端末と、ネットワークを介して前記クライアント端末と相互に通信可能に接続され、クライアント端末における個人情報ファイルを管理する個人情報管理サーバと、をそなえ、該個人情報管理サーバが、前記個人情報探査プログラムを実行することにより該ネットワークを介して該クライアント端末における個人情報ファイルの探査を行なう個人情報探査手段と、該個人情報探査手段により個人情報ファイルの探査を行なった時点での、該クライアント端末における電子ファイルに関する情報を保存する電子ファイル情報保存手段と、電子ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定する探査を該個人情報探査手段に実行させる制御手段とをそなえて構成され、該クライアント端末が、前記個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合に、該個人情報探査手段による前記判定結果と、当該電子ファイルの個人情報に該当する箇所とを記憶する記憶手段と、電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信時に、該個人情報ファイルの個人情報に該当する箇所について不可視状態にしてプリンタへの送信を実行するプリント制御手段と、をそなえて構成されていることを特徴とする個人情報管理システム。
複数のクライアント端末と、該複数のクライアント端末とネットワークを介して相互に通信可能に接続され、該複数のクライアント端末における個人情報ファイルを管理する個人情報管理サーバとをそなえるとともに、該複数のクライアント端末が、個人情報ファイルの探査を実行するための個人情報探査プログラムを常駐させている第一クライアント端末と、前記個人情報探査プログラムを常駐させていない第二クライアント端末とを含み、該第一クライアント端末が、前記個人情報探査プログラムを実行することにより個人情報ファイルの探査を行なう第一個人情報探査手段と、該第一クライアント端末における電子ファイルの追加・変更を検知する検知手段と、該検知手段により電子ファイルの追加・変更を検知した場合に、前記個人情報探査プログラムを起動し、追加・変更された当該電子ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定するリアルタイム探査を該第一個人情報探査手段に実行させる第一制御手段と、該第一個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該ネットワークを介して該第一個人情報探査手段による判定結果を該個人情報管理サーバへ送信する送信手段と、該第一個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該第一個人情報探査手段による判定結果を記憶する記憶手段と、電子ファイルのプリント命令に応じ
て電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該第一個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信を中止するプリント制御手段と、をそなえて構成され、該個人情報管理サーバが、前記個人情報探査プログラムを実行することにより該ネットワークを介して該第二クライアント端末における個人情報ファイルの探査を行なう第二個人情報探査手段と、該第二個人情報探査手段により最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点での、該第二クライアント端末における電子ファイルに関する情報を保存する電子ファイル情報保存手段と、該第二クライアント端末における電子ファイルに関する最新情報と該ファイル情報保存手段に保存されている情報とを比較し、最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点から現時点までの間に追加・変更された電子ファイルを、差分ファイルとして、該ネットワークを介して該第二クライアント端末から定期的に抽出する差分抽出手段と、該差分抽出手段により抽出された前記差分ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定する定期探査を該第二個人情報探査手段に実行させる第二制御手段とをそなえて構成され、該第二クライアント端末が、該第二個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該第二個人情報探査手段による判定結果を記憶する記憶手段と、電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該第二個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信を中止するプリント制御手段と、をそなえて構成されている、ことを特徴とする個人情報管理システム。
複数のクライアント端末と、該複数のクライアント端末とネットワークを介して相互に通信可能に接続され、該複数のクライアント端末における個人情報ファイルを管理する個人情報管理サーバとをそなえるとともに、該複数のクライアント端末が、個人情報ファイルの探査を実行するための個人情報探査プログラムを常駐させている第一クライアント端末と、前記個人情報探査プログラムを常駐させていない第二クライアント端末とを含み、該第一クライアント端末が、前記個人情報探査プログラムを実行することにより個人情報ファイルの探査を行なう第一個人情報探査手段と、該第一クライアント端末における電子ファイルの追加・変更を検知する検知手段と、該検知手段により電子ファイルの追加・変更を検知した場合に、前記個人情報探査プログラムを起動し、追加・変更された当該電子ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定するリアルタイム探査を該第一個人情報探査手段に実行させる第一制御手段と、該第一個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該ネットワークを介して該第一個人情報探査手段による判定結果を該個人情報管理サーバへ送信する送信手段と、前記第一個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合に、該第一個人情報探査手段による前記判定結果に基づいて、当該電子ファイルの個人情報に該当する箇所を記憶する記憶手段と、電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該第一個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信時に、該個人情報ファイルの個人情報に該当する箇所について不可視状態にしてプリンタへの送信を実行するプリント制御手段と、をそなえて構成され、該個人情報管理サーバが、前記個人情報探査プログラムを実行することにより該ネットワークを介して該第二クライアント端末における個人情報ファイルの探査を行なう第二個人情報探査手段と、該第二個人情報探査手段により最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点での、該第二クライアント端末における電子ファイルに関する情報を保存する電子ファイル情報保存手段と、該第二クライアント端末における電子ファイルに関する最新情報と該ファイル情報保存手段に保存されている情報とを比較し、最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点から現時点までの間に追加・変更された電子ファイルを、差分ファイルとして、該ネットワークを介して該第二クライアント端末から定期的に抽出する差分抽出手段と、
該差分抽出手段により抽出された前記差分ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定する定期探査を該第二個人情報探査手段に実行させる第二制御手段とをそなえて構成され、該第二クライアント端末が、該第二個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信時に、該個人情報ファイルの個人情報に該当する箇所について不可視状態にしてプリンタへの送信を実行するプリント制御手段と、をそなえて構成されている、ことを特徴とする個人情報管理システム。
前記クライアント端末は、文字あるいは画像を表示する表示手段と、前記表示手段への表示の制御を行う表示制御手段とをさらにそなえ、前記表示制御手段は、前記個人情報ファイルであると判定された電子ファイルについても制限なく表示を実行する制御を行う、ことを特徴とする付記A3〜付記A6のいずれか1項に記載の個人情報管理システム。
前記クライアント端末は、文字あるいは画像を表示する表示手段と、前記表示手段への表示の制御を行う表示制御手段と、該クライアント端末の位置を検出する位置検出手段とをさらにそなえ、前記表示制御手段は、前記位置検出手段で検出された位置に応じて、前記個人情報ファイルであると判定された電子ファイルについての表示に制限を加える、ことを特徴とする付記A3〜付記A6のいずれか1項に記載の個人情報管理システム。
クライアント端末における個人情報ファイルを管理する個人情報管理サーバとネットワークを介して相互に通信可能に接続されたクライアント端末において個人情報ファイルの探査を行なう個人情報探査手段、該クライアント端末における電子ファイルの追加・変更を検知する検知手段、該検知手段により電子ファイルの追加・変更を検知した場合に、追加・変更された当該電子ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定するリアルタイム探査を該個人情報探査手段に実行させる制御手段、個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合に、該個人情報探査手段による前記判定結果に基づいて、当該電子ファイルの個人情報に該当する箇所を記憶する記憶手段、電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信時に、該個人情報ファイルの個人情報に該当する箇所について不可視状態にしてプリンタへの送信を実行するプリント制御手段、として該クライアント端末を機能させることを特徴とする個人情報管理プログラム。
個人情報ファイルを管理する個人情報管理サーバとネットワークを介して相互に通信可能に接続されたクライアント端末において、電子ファイルが個人情報ファイルであると前記個人情報管理サーバにより判定された場合に、該判定結果に基づいて、当該電子ファイルの個人情報に該当する箇所を記憶する記憶手段、電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信時に、該個人情報ファイルの個人情報に該当する箇所について不可視状態にしてプリンタへの送信を実行するプリント制御手段、として該クライアント端末を機能させることを特徴とする個人情報管理プログラム。
最初に個人情報管理端末あるいはクライアント端末における全データを対象にして個人情報ファイルの探査を実行させてから、リアルタイム探査を実行させる、ことを特徴とす
る付記A1〜付記A8記載の個人情報管理システム。
最初に該クライアント端末における全データを対象にして個人情報ファイルの探査を実行させてから、前記定期探査を実行させる、ことを特徴とする付記A3〜付記A8記載の個人情報管理システム。
該個人情報管理サーバが、探査された個人情報ファイルを保存しているクライアント端末から当該個人情報ファイルが外部へ出力されるのを強制的に禁止する、ことを特徴とする付記A3〜付記A8記載の個人情報管理システム。
該複数のクライアント端末のそれぞれが、探査された個人情報ファイルを監視し、当該個人情報ファイルに対するプリント要求が生じた場合にはその旨を該個人情報管理サーバに通知するプリント要求監視手段をさらにそなえて構成されている、ことを特徴とする付記A3〜付記A8記載の個人情報管理システム。
個人情報探査プログラムが、判定対象ファイルが特定の個人を識別可能な個人情報要素を所定数以上保有している個人情報ファイルであるか否かを判定する機能をコンピュータに実現させるためのものであって、当該判定対象ファイルに含まれるテキストデータを抽出する抽出手段、該抽出手段によって抽出されたテキストデータから、区切り文字によって区切られた文字区間を切り出す切出手段、該切出手段によって切り出された文字区間における文字列が、予め設定された電話番号判定条件,電子メールアドレス判定条件および住所判定条件のいずれか一つを満たすか否かの判定を行なうことにより、氏名以外の個人情報要素である電話番号,電子メールアドレスおよび住所のうちのいずれか一つに該当するか否かを判定する第一判定手段、該第一判定手段によって電話番号,電子メールアドレス,住所のいずれにも該当しないと判定された文字区間における文字の数が所定範囲内であり且つ同文字区間における文字が漢字であるか否かを判定する文字判定手段、該文字判定手段によって前記所定範囲内であり且つ漢字であると判定された文字区間について、当該文字区間に含まれる文字もしくは文字列と氏名において出現し得ない漢字もしくは漢字列として予め設定された不適切文字もしくは不適切文字列とを照合することにより、当該文字区間が前記の不適切文字もしくは不適切文字列を含むか否かを判定する照合手段、および、該第一判定手段によって電話番号,電子メールアドレスおよび住所のうちのいずれか一つに該当すると判定された文字区間の数と該照合手段によって前記の不適切文字もしくは不適切文字列を含まないと判定された文字区間の数とをそれぞれ計数し、その計数結果に基づいて、当該判定対象ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定する第二判定手段として、該コンピュータを機能させる個人情報管理プログラム。
該第一判定手段において、該切出手段によって切り出された文字区間における文字列が、電話番号に該当するか否かを判定し、電話番号に該当しない場合に電子メールアドレスに該当するか否かを判定し、電子メールアドレスに該当しない場合に住所に該当するか否かを判定し、電話番号,電子メールアドレス,住所のうちのいずれか一つに該当すると判
定された時点で、当該文字列についての判定処理を終了する付記A14記載の個人情報探査プログラム。
該第二判定手段が、該照合手段によって前記の不適切文字もしくは不適切文字列を含まないと判定された文字区間における文字列を氏名に該当する個人情報要素と見なして、当該判定対象ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定する付記A14記載の個人情報探査プログラム。
さらに、該第二判定手段が、前記計数結果に基づいて、該第一判定手段によって電話番号,電子メールアドレスおよび住所のうちのいずれか一つに該当すると判定された文字区間の数と該照合手段によって前記の不適切文字もしくは不適切文字列を含まないと判定された文字区間の数とが多いほど大きくなる判定値を算出し、算出された判定値が所定閾値を超えた場合に当該判定対象ファイルが個人情報ファイルであると判定する付記A14記載の個人情報探査プログラム。
そして、該個人情報管理サーバが、該第二判定手段によって算出された前記判定値に応じて、当該判定対象ファイルを管理したり、該第一個人情報探査手段もしくは該第二個人情報探査手段によって探査された個人情報ファイルを管理対象とし、該第二判定手段によって算出された前記判定値に応じて、当該個人情報ファイルを管理する付記A14記載の個人情報探査プログラム。
複数のクライアント端末と、
該複数のクライアント端末とネットワークを介して相互に通信可能に接続され、該複数のクライアント端末における個人情報ファイルを管理する個人情報管理サーバとをそなえるとともに、
該複数のクライアント端末が、個人情報ファイルの探査を実行するための個人情報探査プログラムを常駐させている第一クライアント端末と、前記個人情報探査プログラムを常駐させていない第二クライアント端末とを含み、
該第一クライアント端末が、
前記個人情報探査プログラムを実行することにより個人情報ファイルの探査を行なう第一個人情報探査手段と、
該第一クライアント端末におけるファイルの追加・変更を検知する検知手段と、
該検知手段によりファイルの追加・変更を検知した場合に、前記個人情報探査プログラムを起動し、追加・変更された当該ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定するアルタイム探査を該第一個人情報探査手段に実行させる第一制御手段と、
該第一個人情報探査手段により当該ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該ネットワークを介して該第一個人情報探査手段による判定結果を該個人情報管理サーバへ送信する送信手段とをそなえて構成され、
該個人情報管理サーバが、
前記個人情報探査プログラムを実行することにより該ネットワークを介して該第二クライアント端末における個人情報ファイルの探査を行なう第二個人情報探査手段と、
該第二個人情報探査手段により最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点での、該第二クライアント端末におけるファイルに関する情報を保存するファイル情報保存手段と、
該第二クライアント端末におけるファイルに関する最新情報と該ファイル情報保存手段に保存されている情報とを比較し、最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点か
ら現時点までの間に追加・変更されたファイルを、差分ファイルとして、該ネットワークを介して該第二クライアント端末から定期的に抽出する差分抽出手段と、
該差分抽出手段により抽出された前記差分ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定する定期探査を該第二個人情報探査手段に実行させる第二制御手段とをそなえて構成されていることを特徴とする、個人情報管理システム。
該第一制御手段が、該第一個人情報探査手段に、最初に該第一クライアント端末における全データを対象にして個人情報ファイルの探査を実行させてから、前記リアルタイム探査を実行させることを特徴とする、付記B1記載の個人情報管理システム。
該第二制御手段が、該第二個人情報探査手段に、最初に該第二クライアント端末における全データを対象にして個人情報ファイルの探査を実行させてから、前記定期探査を実行させることを特徴とする、付記B1または付記B2に記載の個人情報管理システム。
該ファイル情報保存手段が、ファイルに関する情報として、少なくともファイル作成/更新日時,ファイルサイズ,ファイル名を保存していることを特徴とする、付記B1〜付記B3のいずれか一項に記載の個人情報管理システム。
該個人情報管理サーバが、
該ネットワークに接続されたクライアント端末に対し、当該クライアント端末の利用者からの要求に応じて前記個人情報探査プログラムをインストールするインストール手段をさらにそなえて構成されていることを特徴とする、付記B1〜付記B4のいずれか一項に記載の個人情報管理システム。
該個人情報管理サーバが、
該第一個人情報探査手段もしくは該第二個人情報探査手段によって探査された個人情報ファイルに対し、デジタル署名を付与するデジタル署名手段をさらにそなえて構成されていることを特徴とする、付記B1〜付記B5のいずれか一項に記載の個人情報管理システム。
該個人情報管理サーバが、該第一個人情報探査手段もしくは該第二個人情報探査手段によって探査された個人情報ファイルを保存しているクライアント端末から当該個人情報ファイルを強制的に回収することを特徴とする、付記B1〜付記B6のいずれか一項に記載の個人情報管理システム。
該個人情報管理サーバが、回収された個人情報ファイルを管理者のみがアクセス可能なフォルダに格納することを特徴とする、付記B7記載の個人情報管理システム。
該個人情報管理サーバが、該第一個人情報探査手段もしくは該第二個人情報探査手段によって探査された個人情報ファイルを保存しているクライアント端末から当該個人情報ファイルが外部へ出力されるのを強制的に禁止することを特徴とする、付記B1〜付記B6のいずれか一項に記載の個人情報管理システム。
該個人情報管理サーバが、該第一個人情報探査手段もしくは該第二個人情報探査手段によって探査された個人情報ファイルを保存しているクライアント端末に対し警告情報を通知することを特徴とする、付記B1〜付記B6のいずれか一項に記載の個人情報管理システム。
該複数のクライアント端末のそれぞれが、
該第一個人情報探査手段もしくは該第二個人情報探査手段によって探査された個人情報ファイルを監視し、当該個人情報ファイルに対するアクセスが生じた場合にはその旨を該個人情報管理サーバに通知するアクセス監視手段をさらにそなえて構成されていることを特徴とする、付記B1〜付記B6のいずれか一項に記載の個人情報管理システム。
該個人情報管理サーバと相互に通信可能に接続され、電子ファイルに対するアクセスを管理するファイルアクセス管理サーバをさらにそなえ、
該個人情報管理サーバが、該第一個人情報探査手段もしくは該第二個人情報探査手段によって探査された個人情報ファイルに対するアクセスを該ファイルアクセス管理サーバに管理させることを特徴とする、付記B1〜付記B11のいずれか一項に記載の個人情報管理システム。
前記個人情報探査プログラムが、
判定対象ファイルが特定の個人を識別可能な個人情報要素を所定数以上保有している個人情報ファイルであるか否かを判定する機能をコンピュータに実現させるためのものであって、
当該判定対象ファイルに含まれるテキストデータを抽出する抽出手段、
該抽出手段によって抽出されたテキストデータから、区切り文字によって区切られた文字区間を切り出す切出手段、
該切出手段によって切り出された文字区間における文字列が、予め設定された電話番号判定条件,電子メールアドレス判定条件および住所判定条件のいずれか一つを満たすか否かの判定を行なうことにより、氏名以外の個人情報要素である電話番号,電子メールアドレスおよび住所のうちのいずれか一つに該当するか否かを判定する第一判定手段、
該第一判定手段によって電話番号,電子メールアドレス,住所のいずれにも該当しないと判定された文字区間における文字の数が所定範囲内であり且つ同文字区間における文字が漢字であるか否かを判定する文字判定手段、
該文字判定手段によって前記所定範囲内であり且つ漢字であると判定された文字区間について、当該文字区間に含まれる文字もしくは文字列と氏名において出現し得ない漢字もしくは漢字列として予め設定された不適切文字もしくは不適切文字列とを照合することにより、当該文字区間が前記の不適切文字もしくは不適切文字列を含むか否かを判定する照合手段、および、
該第一判定手段によって電話番号,電子メールアドレスおよび住所のうちのいずれか一つに該当すると判定された文字区間の数と該照合手段によって前記の不適切文字もしくは不適切文字列を含まないと判定された文字区間の数とをそれぞれ計数し、その計数結果に基づいて、当該判定対象ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定する第二判定手段として、該コンピュータを機能させることを特徴とする、付記B1〜付記B12のいずれか一項に記載の個人情報管理システム。
該第一判定手段において、該切出手段によって切り出された文字区間における文字列が、電話番号に該当するか否かを判定し、電話番号に該当しない場合に電子メールアドレスに該当するか否かを判定し、電子メールアドレスに該当しない場合に住所に該当するか否かを判定し、電話番号,電子メールアドレス,住所のうちのいずれか一つに該当すると判定された時点で、当該文字列についての判定処理を終了することを特徴とする、付記B13記載の個人情報管理システム。
該第二判定手段が、該照合手段によって前記の不適切文字もしくは不適切文字列を含まないと判定された文字区間における文字列を氏名に該当する個人情報要素と見なして、当該判定対象ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定することを特徴とする、付記B13または付記B14に記載の個人情報管理システム。
該第二判定手段が、前記計数結果に基づいて、該第一判定手段によって電話番号,電子メールアドレスおよび住所のうちのいずれか一つに該当すると判定された文字区間の数と該照合手段によって前記の不適切文字もしくは不適切文字列を含まないと判定された文字区間の数とが多いほど大きくなる判定値を算出し、算出された判定値が所定閾値を超えた場合に当該判定対象ファイルが個人情報ファイルであると判定することを特徴とする、付記B13〜付記B15のいずれか一項に記載の個人情報管理システム。
該個人情報管理サーバが、該第二判定手段によって算出された前記判定値に応じて、当該判定対象ファイルを管理することを特徴とする、付記B16記載の個人情報管理システム。
該個人情報管理サーバが、該第一個人情報探査手段もしくは該第二個人情報探査手段によって探査された個人情報ファイルを管理対象とし、該第二判定手段によって算出された前記判定値に応じて、当該個人情報ファイルを管理することを特徴とする、付記B16または付記B17に記載の個人情報管理システム。
当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合の判定結果を記憶する記憶手段と、
電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信を中止するプリント制御手段と、をそなえて構成されている、
ことを特徴とする付記B1〜付記B18記載の個人情報管理システム。
当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合の判定結果を記憶する記憶手段と、
電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信を制限するプリント制御手段と、をそなえて構成されている、
ことを特徴とする付記B1〜付記B19記載の個人情報管理システム。
当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合の判定結果を記憶する記憶手段と、
電子ファイルの表示命令に応じて電子ファイルの内容を表示部に表示する機能を備えると共に、当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報ファイルの表示部の表示を中止する表示制御手段と、をそなえて構成されている、
ことを特徴とする付記B1〜付記B20記載の個人情報管理システム。
当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合の判定結果を記憶する記憶手段と、
電子ファイルの表示命令に応じて電子ファイルの内容を表示部に表示する機能を備えると共に、当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報ファイルの表示部への表示を制限する表示制御手段と、をそなえて構成されている、
ことを特徴とする付記B1〜付記B20記載の個人情報管理システム。
10 クライアント端末
10A 第一クライアント端末(個人情報探査プログラム常駐端末)
10B 第二クライアント端末(個人情報探査プログラム非常駐端末)
10a CPU
10b 記憶部
10c 検疫テーブル
10d Pマークテーブル
11 第一個人情報探査手段(探査エンジン,テキスト抽出エンジン)
111 抽出手段
112 切出手段
113 第一判定手段
113a 電話番号判定手段
113b 電子メールアドレス判定手段
113c 住所判定手段
114 文字判定手段
115 照合手段
116 第二判定手段
12 検知手段
13 第一制御手段
14 アクセス監視手段
15 送受信手段(送信手段)
16 プリント要求監視手段
18 プリント制御手段
19 表示制御手段
20 個人情報管理サーバ
20a CPU
20b データベース
20b−1 検疫テーブル
20b−2 Pマークテーブル
20b−3 ファイル情報保存手段
20c 表示部
201 クライアント情報収集手段
202 インストール手段
203 収集手段
204 第二個人情報探査手段(探査エンジン,テキスト抽出エンジン)
205 差分抽出手段
206 第二制御手段
207 管理コンソール
208 個人情報管理手段
209 表示制御手段
210 送受信手段
211 デジタル署名手段
30 ファイルアクセス管理サーバ
30a CPU
30b 記憶部
31 送受信手段
31a 個人情報ファイル受信手段
31b 暗号化ファイル送信手段
31c 認証情報受信手段
31d 復号鍵送信手段
32 変換手段
33 暗号化手段
34 判定手段
40 ネットワーク(社内LAN)
Claims (10)
- 複数のクライアント端末と、
該複数のクライアント端末とネットワークを介して相互に通信可能に接続され、該複数のクライアント端末における個人情報ファイルを管理する個人情報管理サーバとをそなえるとともに、
該複数のクライアント端末が、予め定められた個人情報についての文字列を含む個人情報ファイルの探査を実行するための個人情報探査プログラムを常駐させている第一クライアント端末と、前記個人情報探査プログラムを常駐させていない第二クライアント端末とを含み、
該第一クライアント端末が、
前記個人情報探査プログラムを実行することにより個人情報ファイルの探査を行なう第一個人情報探査手段と、
該第一クライアント端末における電子ファイルの追加・変更を検知する検知手段と、
該検知手段により電子ファイルの追加・変更を検知した場合に、前記個人情報探査プログラムを起動し、追加・変更された当該電子ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定するリアルタイム探査を該第一個人情報探査手段に実行させる第一制御手段と、
該第一個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該ネットワークを介して該第一個人情報探査手段による判定結果を該個人情報管理サーバへ送信する送信手段と、
該第一個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該第一個人情報探査手段による判定結果を記憶する記憶手段と、
電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該プリント命令発生以前に前記記憶手段に記憶された判定結果により当該電子ファイルが個人情報ファイルに該当する場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信を中止するプリント制御手段と、をそなえて構成され、
該個人情報管理サーバが、
前記個人情報探査プログラムを実行することにより該ネットワークを介して該第二クライアント端末における個人情報ファイルの探査を行なう第二個人情報探査手段と、
該第二個人情報探査手段により最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点での、該第二クライアント端末における電子ファイルに関する情報を保存する電子ファイル情報保存手段と、
該第二クライアント端末における電子ファイルに関する最新情報と該ファイル情報保存手段に保存されている情報とを比較し、最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点から現時点までの間に、追加された電子ファイルまたはファイル作成日時,ファイル更新日時,ファイルサイズ,ファイル名のいずれかが変更された電子ファイルを、差分ファイルとして、該ネットワークを介して該第二クライアント端末から定期的に抽出する差分抽出手段と、
該差分抽出手段により抽出された前記差分ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定する定期探査を該第二個人情報探査手段に実行させる第二制御手段とをそなえて構成され、
該第二クライアント端末が、
該第二個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該第二個人情報探査手段による判定結果を記憶する記憶手段と、
電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該プリント命令発生以前に前記記憶手段に記憶された判定結果により当該電子ファイルが個人情報ファイルに該当する場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信を中止するプリント制御手段と、をそなえて構成されている、
ことを特徴とする個人情報管理システム。 - 複数のクライアント端末と、
該複数のクライアント端末とネットワークを介して相互に通信可能に接続され、該複数のクライアント端末における個人情報ファイルを管理する個人情報管理サーバとをそなえるとともに、
該複数のクライアント端末が、予め定められた個人情報についての文字列を含む個人情報ファイルの探査を実行するための個人情報探査プログラムを常駐させている第一クライアント端末と、前記個人情報探査プログラムを常駐させていない第二クライアント端末とを含み、
該第一クライアント端末が、
前記個人情報探査プログラムを実行することにより個人情報ファイルの探査を行なう第一個人情報探査手段と、
該第一クライアント端末における電子ファイルの追加・変更を検知する検知手段と、
該検知手段により電子ファイルの追加・変更を検知した場合に、前記個人情報探査プログラムを起動し、追加・変更された当該電子ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定するリアルタイム探査を該第一個人情報探査手段に実行させる第一制御手段と、
該第一個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該ネットワークを介して該第一個人情報探査手段による判定結果を該個人情報管理サーバへ送信する送信手段と、
前記第一個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合に、該第一個人情報探査手段による前記判定結果に基づいて、当該電子ファイルの個人情報に該当する箇所を記憶する記憶手段と、
電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該プリント命令発生以前に前記記憶手段に記憶された判定結果により当該電子ファイルが個人情報ファイルに該当する場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信時に、該個人情報ファイルの個人情報に該当する箇所について文字色もしくは文字コードを置換することで情報の内容を不可視状態にしてプリンタへの送信を実行するプリント制御手段と、をそなえて構成され、
該個人情報管理サーバが、
前記個人情報探査プログラムを実行することにより該ネットワークを介して該第二クライアント端末における個人情報ファイルの探査を行なう第二個人情報探査手段と、
該第二個人情報探査手段により最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点での、該第二クライアント端末における電子ファイルに関する情報を保存する電子ファイル情報保存手段と、
該第二クライアント端末における電子ファイルに関する最新情報と該ファイル情報保存手段に保存されている情報とを比較し、最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点から現時点までの間に、追加された電子ファイルまたはファイル作成日時,ファイル更新日時,ファイルサイズ,ファイル名のいずれかが変更された電子ファイルを、差分ファイルとして、該ネットワークを介して該第二クライアント端末から定期的に抽出する差分抽出手段と、
該差分抽出手段により抽出された前記差分ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定する定期探査を該第二個人情報探査手段に実行させる第二制御手段とをそなえて構成され、
該第二クライアント端末が、
該第二個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該第二個人情報探査手段による判定結果を記憶する記憶手段と、
電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該プリント命令発生以前に前記記憶手段に記憶された判定結果により当該電子ファイルが個人情報ファイルに該当する場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信時に、該個人情報ファイルの個人情報に該当する箇所について文字色もしくは文字コードを置換することで情報の内容を不可視状態にしてプリンタへの送信を実行するプリント制御手段と、をそなえて構成されている、
ことを特徴とする個人情報管理システム。 - 前記第一クライアント端末もしくは前記第二クライアント端末の少なくとも一方は、文字あるいは画像を表示する表示手段と、前記表示手段への表示の制御を行う表示制御手段とをさらにそなえ、
前記表示制御手段は、前記個人情報ファイルであると判定された電子ファイルについても制限なく表示を実行する制御を行う、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の個人情報管理システム。 - 前記第一クライアント端末もしくは前記第二クライアント端末の少なくとも一方は、文字あるいは画像を表示する表示手段と、前記表示手段への表示の制御を行う表示制御手段と、該クライアント端末の位置を検出する位置検出手段とをさらにそなえ、
前記表示制御手段は、
前記位置検出手段で検出された位置に応じて、前記個人情報ファイルであると判定された電子ファイルについての表示に制限を加える、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の個人情報管理システム。 - 前記第二制御手段は、
前記第二クライアント端末における全データを対象にして個人情報ファイルの探査を実行させてから、前記定期探査を実行させる、
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の個人情報管理システム。 - 複数のクライアント端末と、該複数のクライアント端末とネットワークを介して相互に通信可能に接続され、該複数のクライアント端末における個人情報ファイルを管理する個人情報管理サーバとをそなえるとともに、該複数のクライアント端末が、予め定められた個人情報についての文字列を含む個人情報ファイルの探査を実行するための個人情報探査プログラムを常駐させている第一クライアント端末と、前記個人情報探査プログラムを常駐させていない第二クライアント端末とを含む、個人情報管理システムを制御する個人情報管理プログラムであって、
前記個人情報探査プログラムを実行することにより個人情報ファイルの探査を行なう第一個人情報探査手段、
該第一クライアント端末における電子ファイルの追加・変更を検知する検知手段、
該検知手段により電子ファイルの追加・変更を検知した場合に、前記個人情報探査プログラムを起動し、追加・変更された当該電子ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定するリアルタイム探査を該第一個人情報探査手段に実行させる第一制御手段、
該第一個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該ネットワークを介して該第一個人情報探査手段による判定結果を該個人情報管理サーバへ送信する送信手段、
該第一個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該第一個人情報探査手段による判定結果を記憶する記憶手段、
電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該プリント命令発生以前に前記記憶手段に記憶された判定結果により当該電子ファイルが個人情報ファイルに該当する場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信を中止するプリント制御手段、
として第一クライアント端末のコンピュータを動作させる第一クライアント端末制御プログラムと、
前記個人情報探査プログラムを実行することにより該ネットワークを介して該第二クライアント端末における個人情報ファイルの探査を行なう第二個人情報探査手段、
該第二個人情報探査手段により最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点での、該第二クライアント端末における電子ファイルに関する情報を保存する電子ファイル情報保存手段、
該第二クライアント端末における電子ファイルに関する最新情報と該ファイル情報保存手段に保存されている情報とを比較し、最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点から現時点までの間に、追加された電子ファイルまたはファイル作成日時,ファイル更新日時,ファイルサイズ,ファイル名のいずれかが変更された電子ファイルを、差分ファイルとして、該ネットワークを介して該第二クライアント端末から定期的に抽出する差分抽出手段、
該差分抽出手段により抽出された前記差分ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定する定期探査を該第二個人情報探査手段に実行させる第二制御手段、
として個人情報管理サーバのコンピュータを動作させる個人情報管理サーバ制御プログラムと、
該第二個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該第二個人情報探査手段による判定結果を記憶する記憶手段、
電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該プリント命令発生以前に前記記憶手段に記憶された判定結果により当該電子ファイルが個人情報ファイルに該当する場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信を中止するプリント制御手段、として該第二クライアント端末のコンピュータを動作させる第二クライアント端末制御プログラムと、
を有することを特徴とする個人情報管理プログラム。 - 複数のクライアント端末と、該複数のクライアント端末とネットワークを介して相互に通信可能に接続され、該複数のクライアント端末における個人情報ファイルを管理する個人情報管理サーバとをそなえるとともに、該複数のクライアント端末が、予め定められた個人情報についての文字列を含む個人情報ファイルの探査を実行するための個人情報探査プログラムを常駐させている第一クライアント端末と、前記個人情報探査プログラムを常駐させていない第二クライアント端末とを含む、個人情報管理システムを制御する個人情報管理プログラムであって、
前記個人情報探査プログラムを実行することにより個人情報ファイルの探査を行なう第一個人情報探査手段、
該第一クライアント端末における電子ファイルの追加・変更を検知する検知手段、
該検知手段により電子ファイルの追加・変更を検知した場合に、前記個人情報探査プログラムを起動し、追加・変更された当該電子ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定するリアルタイム探査を該第一個人情報探査手段に実行させる第一制御手段、
該第一個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該ネットワークを介して該第一個人情報探査手段による判定結果を該個人情報管理サーバへ送信する送信手段、
前記第一個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合に、該第一個人情報探査手段による前記判定結果に基づいて、当該電子ファイルの個人情報に該当する箇所を記憶する記憶手段、
電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該プリント命令発生以前に前記記憶手段に記憶された判定結果により当該電子ファイルが個人情報ファイルに該当する場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信時に、該個人情報ファイルの個人情報に該当する箇所について文字色もしくは文字コードを置換することで情報の内容を不可視状態にしてプリンタへの送信を実行するプリント制御手段、として第一クライアント端末のコンピュータを動作させる第一クライアント端末制御プログラムと、
前記個人情報探査プログラムを実行することにより該ネットワークを介して該第二クライアント端末における個人情報ファイルの探査を行なう第二個人情報探査手段、
該第二個人情報探査手段により最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点での、該第二クライアント端末における電子ファイルに関する情報を保存する電子ファイル情報保存手段、
該第二クライアント端末における電子ファイルに関する最新情報と該ファイル情報保存手段に保存されている情報とを比較し、最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点から現時点までの間に、追加された電子ファイルまたはファイル作成日時,ファイル更新日時,ファイルサイズ,ファイル名のいずれかが変更された電子ファイルを、差分ファイルとして、該ネットワークを介して該第二クライアント端末から定期的に抽出する差分抽出手段、
該差分抽出手段により抽出された前記差分ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定する定期探査を該第二個人情報探査手段に実行させる第二制御手段、として個人情報管理サーバのコンピュータを動作させる個人情報管理サーバ制御プログラムと、
該第二個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該第二個人情報探査手段による判定結果を記憶する記憶手段、
電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該プリント命令発生以前に前記記憶手段に記憶された判定結果により当該電子ファイルが個人情報ファイルに該当する場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信時に、該個人情報ファイルの個人情報に該当する箇所について文字色もしくは文字コードを置換することで情報の内容を不可視状態にしてプリンタへの送信を実行するプリント制御手段、として該第二クライアント端末のコンピュータを動作させる第二クライアント端末制御プログラムと、
を有することを特徴とする個人情報管理プログラム。 - 前記個人情報管理サーバ制御プログラムは、前記第二制御手段として、前記第二クライアント端末における全データを対象にして個人情報ファイルの探査を実行させてから、前記定期探査を実行させるよう、前記個人情報管理サーバのコンピュータを動作させる、
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の個人情報管理プログラム。 - 複数のクライアント端末と、該複数のクライアント端末とネットワークを介して相互に通信可能に接続され、該複数のクライアント端末における個人情報ファイルを管理する個人情報管理サーバとをそなえるとともに、該複数のクライアント端末が、予め定められた個人情報についての文字列を含む個人情報ファイルの探査を実行するための個人情報探査プログラムを常駐させていないクライアント端末とを含む、個人情報管理システムを制御する個人情報管理プログラムであって、
前記個人情報探査プログラムを実行することにより該ネットワークを介して該クライアント端末における個人情報ファイルの探査を行なう個人情報探査手段、
該個人情報探査手段により最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点での、該クライアント端末における電子ファイルに関する情報を保存する電子ファイル情報保存手段、
該クライアント端末における電子ファイルに関する最新情報と該ファイル情報保存手段に保存されている情報とを比較し、最後に個人情報ファイルの定期探査を行なった時点から現時点までの間に、追加された電子ファイルまたはファイル作成日時,ファイル更新日時,ファイルサイズ,ファイル名のいずれかが変更された電子ファイルを、差分ファイルとして、該ネットワークを介して該クライアント端末から定期的に抽出する差分抽出手段、
該差分抽出手段により抽出された前記差分ファイルが個人情報ファイルであるか否かを判定する定期探査を該個人情報探査手段に実行させる制御手段、
として個人情報管理サーバのコンピュータを動作させる個人情報管理サーバ制御プログラムと、
該個人情報探査手段により当該電子ファイルが個人情報ファイルであると判定された場合、該個人情報探査手段による判定結果を記憶する記憶手段、
電子ファイルのプリント命令に応じて電子ファイルの内容をプリンタに送信する機能を備えると共に、該プリント命令発生以前に前記記憶手段に記憶された判定結果により当該電子ファイルが個人情報ファイルに該当する場合、該個人情報ファイルのプリンタへの送信を中止するプリント制御手段、として該クライアント端末のコンピュータを動作させるクライアント端末制御プログラムと、
を有することを特徴とする個人情報管理プログラム。
を動作させることを特徴とする個人情報管理プログラム。 - 前記個人情報管理サーバ制御プログラムは、前記制御手段として、前記クライアント端末における全データを対象にして個人情報ファイルの探査を実行させてから、前記定期探査を実行させるよう、前記個人情報管理サーバのコンピュータを動作させる、
ことを特徴とする請求項9に記載の個人情報管理プログラム。
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