JP4205884B2 - Unit building - Google Patents

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JP4205884B2
JP4205884B2 JP2002067636A JP2002067636A JP4205884B2 JP 4205884 B2 JP4205884 B2 JP 4205884B2 JP 2002067636 A JP2002067636 A JP 2002067636A JP 2002067636 A JP2002067636 A JP 2002067636A JP 4205884 B2 JP4205884 B2 JP 4205884B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、箱形の複数の建物ユニットと、これらの建物ユニットの上方に設けられる屋根とを備えたユニット式建物に関する。
【0002】
【背景技術】
柱、天井梁および床梁を含むフレームを備えた複数の箱形の建物ユニットと、これらの建物ユニット上に設けられた屋根とを備えたユニット式建物が知られている。このようなユニット式建物において、横方向に隣接する建物ユニットのそれぞれの角部における柱を取り除き、複数の建物ユニットにわたる大空間の居室を構成することが行われている(特願2000−192521公報)。
この場合、柱を取り除いたことにより強度の低下が生じるので、複数の建物ユニット間にわたる補強部材(補強梁)を設け、この補強梁によって建物ユニットの天井梁を補強して建物ユニットの強度を確保している。補強梁は、断面が例えば矩形パイプ状に形成され、その下部は隣り合う天井梁に挟まれ、上部は天井梁上端面より上方に突出して設けられることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、屋根は複数枚の屋根パネルで構成されることがあり、このような屋根パネルは、屋根の中央側では屋根束で支持され、屋根の軒側端部では、屋根受けブラケットで支持されている。また、屋根束は、複数の建物ユニットの隣り合う天井梁の上面に立設することもあるが、隣り合う柱の上端部に立設することが強度上から好ましい。
一方、前記補強梁を使用した複数の建物ユニットが上階に設けられることがある。この場合、補強梁は、下部が天井梁間に挟まれ、上部が天井梁上端面より上方に突出して設けられているため、補強梁の幅寸法が小さく、屋根束を立設することが困難であるという問題がある。
【0004】
本発明の目的は、複数の建物ユニット間に建物ユニットの天井梁の上端面より高い上面を有する補強梁を設けた場合でも、屋根を支持するための屋根束を容易に設けることができるユニット式建物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願発明は複数本の柱と、これらの柱の上端間同士を結合する天井梁および下端間同士を結合する床梁を含み箱状に形成されかつ角隅部を寄せ合わせて配置される複数の建物ユニットと、これらの建物ユニット上に配置される屋根とを備えて構成されるユニット式建物であって、前記角隅部を横切る方向に複数の建物ユニット間にわたって補強梁が設けられ、この補強梁の下部は横方向に隣接する前記建物ユニットの隣り合う前記天井梁間に挟み込まれるとともに、上部は前記天井梁より上方に突出し、前記補強梁には当該補強梁の上端面とほぼ同じ高さの上端面を有する添梁が設けられ、この添梁は、前記天井梁より上方に突出した前記補強梁の略全長にわたる両側面に設けられ、前記屋根は前記添梁と補強梁とにわたって設けられる複数の屋根束に支持されていることを特徴とするユニット式建物である。
また、前記屋根束はベースプレートを介して設けられ、このベースプレートは、前記補強梁の上端面を含む前記両添梁の上端面間にわたって設けられているとともに、前記添梁の前記屋根束が設けられる部位の側面には、補強リブが設けられていることを特徴とする。
更に、前記補強梁の一端部は、隣接する前記建物ユニットの隣り合う柱の上端面間にわたるとともに、前記建物ユニット同士を接合する第1接合部材に連結され、前記補強梁の他端部は、隣接する少なくとも2つの前記建物ユニットの隣り合う柱の上端面間にわたるとともに、前記建物ユニット同士を接合する第2接合部材に連結されていることを特徴とするユニット式建物である。
【0006】
このような本発明によれば、複数の建物ユニット間に、建物ユニットの天井梁の上端面より高い上面を有する補強梁を設けた場合でも、補強梁添梁との上端面の高さが同じとなっているので、これらの補強梁添梁とにわたって屋根束を容易に設けることができ、これにより、屋根の取り付けも容易となる。
【0008】
また、前記屋根束70はベースプレート71を介して設けられ、このベースプレート71は、前記補強梁20の上端面を含む前記両添梁60の上端面間にわたって設けられているものにあっては、屋根束の構成部材の大きさを必要以上に大きくしなくてもよくなり、その結果、製作や取扱いが容易となる。
【0009】
更に、前記添梁60の前記屋根束70が設けられる部位の側面には、補強リブ67が設けられていることによって、添梁の強度が大きくなるので、屋根束を介して伝わる屋根の荷重によって添梁が変形することがない。
【0010】
更にまた、前記補強梁20の一端部は、隣接する前記建物ユニット3A、3Fの隣り合う柱10の上端面間にわたるとともに、前記建物ユニット3A、3F同士を接合する第1接合部材30に連結され、前記補強梁20の他端部は、隣接する少なくとも2つの前記建物ユニットの隣り合う柱の上端面間にわたるとともに、前記建物ユニット同士を接合する第2接合部材に連結されていることを特徴とするものでは、補強梁の一端部と他端部とが、それぞれ、第1接合プレートと第2接合プレートとに連結されているので、補強梁の建物ユニットとの連結が強固となる。また、第1接合プレートと第2接合プレートとは、隣接する建物ユニット同士を接合するとともに、補強梁とも接合することができ、部材の兼用化をはかることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、ユニット式建物1の全体が示されており、このユニット式建物1は、複数の下階建物ユニット2と、この下階建物ユニット2上に載置される複数の上階建物ユニット3と、これらの上階建物ユニット3上に載置される屋根である寄せ棟屋根4とを備えて構成され、この寄せ棟屋根4は、複数枚の屋根パネル45(図13参照)を組み合わせて構成されている。
【0012】
各下階建物ユニット2および上階建物ユニット3は、図2に示すように、箱状に形成されている。
すなわち、各建物ユニット2,3は、四隅に立設される4本の柱10と、これらの柱10の上端間同士を、仕口6を介して結合する各4本の天井梁11、および下端間同士を結合する各4本の床梁12とで構成されるフレーム(骨組み)13を備えている。天井梁11は、各2本ずつの長辺天井梁11A、短辺天井梁11Bで形成され、長辺天井梁11A間には、多数本の天井小梁14が架けわたされ、これらの天井小梁14に所定の天井材を取り付けて天井が形成されるようになっている。また、床梁12は、各2本ずつの長辺床梁12A、短辺床梁12Bで形成され、長辺床梁12Aには多数本の根太15が架けわたされ、これらの根太15に所定の床材を取り付けて床が形成されるようになっている。
【0013】
このようなユニット式建物1において、図3に示すように、建物の短辺方向に隣り合う上階建物ユニット3A、3B、3Cと、上階建物ユニット3D、3E、3Fとは、所定の間隔Lをあけて配置されており、この間隔L内に一部(下部)を挟み込ませて補強部材である補強梁20が設けられている。
この補強梁20の上部には、当該補強梁20を挟み込んで、かつ、全長にわたって添部材である添梁60が設けられ、この添梁60の所定位置上に屋根束70が立設され、この屋根束70等により前記屋根が支持されている。
【0014】
補強梁20は、上階建物ユニット3A、3Fの外側端部から上階建物ユニット3B、3Eの建物ユニット3C、3D側の端部にわたっており、この補強梁20により、上階建物ユニット3A、3B、3Eおよび3Fの隣り合う前記天井梁11が補強されている。そして、天井梁11が補強されている上階建物ユニット3A、3B、3Eおよび3Fの、それぞれの一つの角部が集まる部位では、図4に示すように、各ユニットの1本の柱が省略されている。
なお、省略される柱の部位には、輸送や組立用として、仮想線で示すように仮柱10Aが設けられている。
【0015】
補強梁20は、図5に示すように、縦横比の大きな第1、第2チャンネル部材21、22で形成され、これらのチャンネル部材21、22は、互いの開口部を向き合わせて連結固定され、全体として断面扁平角筒状に形成されている。そして、この梁本体21の厚みTが、前記隙間L内に納まる寸法となっており、かつ、挟み込まれるようになっている。
【0016】
補強梁20の一端部は、ユニット式建物1の外側に向かって低くなる傾斜状に切断された切断部20Aとなっている。そして、この切断部20Aの傾斜は、前記屋根4の傾斜と同じ傾斜となっている。
また、補強梁20の一端部には、当該補強梁20の高さ方向ほぼ中心部に、先端から反対側端部に向かって延びる水平な差込み溝20Bが形成されている。この差込み溝20Bには、次に述べる接合プレート30が差込まれるようになっている。
【0017】
このような補強梁20は、一端(外側の建物ユニット側)が、第1接合部材である接合プレート30を介して建物ユニット3Aと3Fとの柱頭に支持され(図5参照)、補強梁20の中央部が、中央接合プレート40を介して、4個集まる建物ユニット3A、3B、3E、3Fの仕口6に支持され(図6参照)、他端が第2接合部材である端部柱頭接合プレート50を介して、4個集まる建物ユニット3B〜3Eの柱頭に支持されている(図7参照)。
【0018】
図5に示すように、接合プレート30は、隣り合う建物ユニット3Aと3Fの隣接する仕口6の上面を覆う大きさの平面四角形状に形成されている。
このような接合プレート30には、2つの仕口6との連結用に、2つのボルト穴30Aおよび位置決め穴30Bがあけられ、また、裏面に2本の位置決めピン31が下向きに設けられている。さらに、接合プレート30には、後で述べる屋根受けブラケット75と連結させるためのボルト穴30Cもあけられている。
一方、仕口6には、ボルト穴30Aに対応するボルト穴6A、位置決めピン31に対応する位置決め穴6B、位置決め穴30Bに対応する位置決めピン7が設けられている。
従って、位置決めピン31を位置決め穴6Bに差し込み、位置決め穴30Bに位置決めピン7を差し込むことにより、接合プレート30は、隣り合う建物ユニット3Aと3Fの隣接する仕口6に位置決めされ、これにより、建物ユニット3Aと3F同士が接合されることになる。
【0019】
接合プレート30の上面、かつ、補強梁20側端部には、前記添梁60を連結させるための添梁連結部材32が設けられている。この添梁連結部材32は、第1、第2部材32A、32Bで構成され、それぞれの部材32A、32Bは、断面L字状部材(アングル材)にリブ32Dを設けて形成されている。また、各部材32A、32Bは、リブ32D同士を所定間隔離し、かつ、対向させた状態で設けられている。
各部材32A、32Bのリブ32D間には、補強梁20の差込み溝20Bに接合プレート30を差込んだとき、補強梁20の差込み溝20Bから上部の部分が通り抜けるようになっている(図8参照)。また、第1、第2部材32A、32Bには、水平方向に図示しないボルト穴がそれぞれ2個あけられるとともに、建物の外側方向の面に裏ナット36が設けられている。
【0020】
図6に示すように、補強梁20の中央部には、補強梁20の両側面に固着されて中央接合プレート40が設けられている(1方の中央接合プレート40は隠れている)。各中央接合プレート40は、それぞれ、隣接する4つの建物ユニット3A、3B、3E、3Fの隣り合う4本の仮柱10Aが集まる部位の2つの仕口6の上部を覆う大きさに形成されている。なお、中央接合プレート40を、隣接する4つの仕口6を覆う大きさに形成し、補強梁20の側面に細溝を形成し、その細溝に中央接合プレート40を差し込む構成としてもよい。
【0021】
各中央接合プレート40には、それぞれ、2つのボルト穴40A、位置決め穴40Bおよびプレート40の裏面に下向きに設けられた位置決めピン41が設けられている。一方、各仕口6には、それぞれ、ボルト穴40Aに対応するボルト穴6A、位置決め穴40Bに対応する位置決めピン7、位置決めピン41に対応する位置決め穴6Bが設けられている。
従って、位置決めピン41を位置決め穴6Bに差し込み、位置決め穴40Bに位置決めピン7を差し込むことにより、各接合プレート40は、隣接する建物ユニット3A、3B、3E、3Fの隣り合う仕口6に位置決めされ、これにより、建物ユニット3A、3B、3E、3F同士が接合されることになる。
【0022】
図7に示すように、補強梁20の他端部には端部柱頭接合プレート50が設けられ、この端部柱頭接合プレート50は、隣接する建物ユニット3B〜3Eの隣り合う4つの仕口6を覆う大きさに形成されている。端部柱頭接合プレート50は、補強梁20の他端部、かつ、上下方向ほぼ中間位置に水平方向にあけられた細溝20Cに一部を差し込んで取り付けられている。このような端部柱頭接合プレート50には、4つのボルト穴50A(1つは隠れている)、4つの位置決め穴50B(2つは隠れている)およびプレート50の裏面に下向きに設けられた4本の位置決めピン51(2本は隠れている)が設けられている。
【0023】
一方、各仕口6には、それぞれ、ボルト穴50Aと対応するボルト穴6A、位置決め穴50Bと対応する位置決めピン7、位置決めピン51と対応する位置決め穴6Bが設けられている。
従って、位置決めピン51を位置決め穴6Bに差し込み、位置決め穴50Bに位置決めピン7を差し込むことにより、各接合プレート50は、隣接する建物ユニット3B〜3Eの隣り合う仕口6に位置決めされ、これにより、建物ユニット3B〜3E同士が接合されることになる。
なお、補強梁20の他端部は、端部が、建物ユニット3B、3Eにおける外側の柱10の端部と同じ位置となるような長さに形成されている。
【0024】
図8〜10に示すように、補強梁20には添梁60が設けられている。この添梁60は、補強梁20の高さより低い寸法、例えば半分程度の寸法のチャンネル部材で構成されており、それぞれ補強梁20を挟んで背中合わせに取り付けられ、かつ、補強梁20の全長にわたって設けられている。そして、添梁60の上面は、補強梁20の上面とほぼ同じ高さとなっている。また、添梁60の上フランジ部60A、下フランジ部60Bの幅は、天井梁11Bの幅とほぼ同じ寸法となっている。
【0025】
添梁60の一端部は、図8に示すように、先端が低くなる傾斜状に形成されるとともに、連結部材61を介して添梁連結部材32に当接され、かつ、添梁60の下フランジ部60Bが天井梁11Bの上方に配置されている。連結部材61は、プレート部材を下フランジ部60Bの端部から傾斜に向かって立ち上げて形成され、この連結部材61は、添梁連結部材32の大きさとほぼ同じ大きさに形成されている。
連結部材61には、水平方向にボルト穴61Aが2個あけられており、このボルト穴61Aからボルト62を差し込み、添梁連結部材32に固着されている裏ナット36と螺合させることにより、添梁60を補強梁20に固定することができるようになっている。
【0026】
各添梁60の中央部には、図9に示すように、前記中央接合プレート40に対応する取付けプレート65が設けられており、この取付けプレート65および添梁60の下フランジ部60Bと、添梁60の上フランジ部60Aとの間には複数枚の補強リブ67が設けられている。
取付けプレート65の幅は、当該幅と添梁60の下フランジ部60Bの幅とを合計したとき、中央接合プレート40の幅とほぼ同じ寸法となるような寸法に形成されている。このような取付けプレート65には、前記中央接合プレート40のボルト穴40Aに対応するボルト穴65Aが2箇所にあけられ、また、下フランジ部60Bには、前記仕口6の位置決めピン7および中央接合プレート40の位置決め穴40Bに対応する位置決め穴65Bがあけられている。
【0027】
従って、建物ユニット3A、3B、3E、3Fの角部の仕口6に取り付けられた前記補強梁20に対して、添梁60を添わせるとともに取付けプレート65の部位を中央接合プレート40に合わせた後、位置決め穴40Bを貫通した仕口6の位置決めピン7に、下フランジ部60Bの位置決め穴65Bを貫通させるとともに、取付けプレート65のボルト穴65Aから中央接合プレート40のボルト穴40Aに向けてボルト8を差し込み、中央接合プレート40の裏面でボルト8とナットとを螺合させることにより、添梁60が、補強梁20に固定されることになる。
【0028】
添梁60の他端部には、図10に示すように、前記端部柱頭接合プレート50に対応する取付けプレート65が設けられている。この取付けプレート65の構造は、前記中央接合プレート40と対応する前記取付けプレート65と同じものが使用されている。そのため、詳しい説明は省略する。
このような取付けプレート65には、端部柱頭接合プレート50のボルト穴50Aに対応するボルト穴65Aが2箇所にあけられ、下フランジ部60Bには、仕口6の位置決めピン7および接合プレート50の位置決め穴5Bに対応する位置決め穴65Bがあけられている。
【0029】
従って、建物ユニット3B、3Eの角部の仕口6に取り付けられた前記補強梁20に対して、添梁60を添わせるとともに取付けプレート65の部位を端部柱頭接合プレート50に合わせた後、端部柱頭接合プレート50の位置決め穴50Bを貫通した仕口6の位置決めピン7に、下フランジ部60Bの位置決め穴65Bを貫通させるとともに、取付けプレート65のボルト穴65Aから端部柱頭接合プレート50のボルト穴50Aに向けてボルト8を差し込み、端部柱頭接合プレート50の裏面でボルト8とナットとを螺合させることにより、添梁60の端部が、補強梁20に固定されることになる。
なお、図8〜10において、添梁60は補強梁20の一方の側面にのみ示されているが、前述のように、補強梁20を挟んで背中合わせ設けられるようになっている。
【0030】
前記屋根束70は、図11,12に示すように、添梁60の中央部および他端部において、中央接合プレート40および端部柱頭接合プレート50の上方に設けられている。
すなわち、屋根束70は、ベースプレート71と、このベースプレート71に固着される本体72と、本体72の上部に設けられる屋根パネル受けプレート73(図3,4参照)とを含んで構成されている。
【0031】
ベースプレート71は、補強梁20を挟んだ両添梁60,60にわたる大きさに形成され、その四隅にボルト穴71Bがあけられている。本体71は、例えば角パイプ部材で形成され、ベースプレート71の中央部に固着されている。また、屋根パネル受けプレート73は、上面が屋根4の傾斜と同じ傾斜となっており、屋根4を構成する屋根パネル45が取り付けられるようになっている。
【0032】
一方、補強梁20を挟んだ両添梁60,60の上フランジ部60Aには、上記ボルト穴71Bに対応する4つのボルト穴60Cがあけられている。
従って、屋根束70を両添梁60,60および補強梁20の上面に載せ、ベースプレート71の上方からボルト73をボルト穴71Bからボルト穴60Cに差し込み、両添梁60,60の上フランジ部60Aの裏面で、図略のナットに螺合させることで、屋根束70を、添梁60および補強梁20に取り付けることができる。なお、これらの屋根束70の他に、全体をバランスよく支持できるように、図示しない屋根束が適宜設けられている。
【0033】
寄せ棟屋根4を構成する屋根パネル45の軒先側端部は、図13に示すように、屋根パネル受け部材である屋根パネル受けブラケット75により支持されている。この屋根パネル受けブラケット75は、プレート部材76と、このプレート部材76上に設けられる屋根支持部材77とで構成され、勝手違いに形成されたものが、前記接合プレート30において、補強梁20を挟んで両側に設けられるようになっている。
【0034】
屋根支持部材77の上面75Aは屋根4の傾斜と同じ勾配の傾斜面となっている。また、屋根支持部材77の端部は、プレート部材76の一方側端部に揃えられている。そして、このような支持部材35の上面に、ボルト78により屋根パネル45が取り付けられている。さらに、プレート部材76には、接合プレート30のボルト穴30A、30Cにそれぞれ対応するボルト穴76A、76Cがあけられている。従って、屋根パネル受けブラケット75を、接合プレート30に載せ、ボルト穴76Aから接合プレート30のボルト穴30Aに向けてボルト8を差し込むとともに、ボルト穴76Bから接合プレート30のボルト穴30Cに向けてボルト9を差し込み、各ボルト8,9を接合プレート30の裏面で、ナットと螺合させることにより、屋根パネル受けブラケット75を接合プレート30に取り付けることができるようになっている。
【0035】
接合プレート30には、2つの屋根パネル受けブラケット75が、それぞれ屋根パネル45を取り付けた状態で、接合プレート30の第1、第2部材32A、32Bの間隔とほぼ同じ間隔をあけて設けられ、支持部材77は互いに対向して配置されている。
なお、図3に示すように、ユニット式建物1の上階建物ユニット3の角部には、寄せ棟屋根4の軒先側端部を支持する屋根パネル受けブラケット80が設けられ、各上階建物ユニット3A〜3Fの接合部には、接合プレートを兼ねるとともに、屋根4の軒先側端部を支持する屋根パネル受けブラケット81が設けられている。
【0036】
次に、本実施形態の作用を説明する。
予め工場で生産した複数の下階建物ユニット2および複数の上階建物ユニット3をトラックで建設現場に搬送し、基礎上に複数の下階建物ユニット2を順次載置、固定するとともに、隣り合う建物ユニット同士を連結板等で連結する。
下階建物ユニット2の上に、複数の上階建物ユニット3を載置するとともに、前記連結板で下階建物ユニット2と上階建物ユニット3とを互いを連結する。
【0037】
次いで、隣接する6つの上階建物ユニット3A〜3Fのうち、4つの上階建物ユニット3A、3B、3E、3Fの互いに対向する短辺梁同士間に、例えばクレーンで吊り下げて補強梁20を配置させるとともに、補強梁20の下半分を挟み込ませ、かつ、接合プレート30、中央接合プレート40および端部柱頭接合プレート50を介して、上階建物ユニット3A、3B、3E、3Fの仕口6に取り付ける。
【0038】
この際、補強梁20の一端部では、接合プレート30を隣接する建物ユニット3Aと3Fの隣り合う仕口6上に載置し、位置決めした後、ボルト8で結合する。補強梁20の中央部では、中央接合プレート40を隣接する4つの建物ユニット3A、3B、3E、3Fのそれぞれの仕口6上に載置するとともに、位置決めピン7,66により互いを位置決めする。また、補強梁20の他端部では、端部柱頭接合プレート50を隣接する4つの建物ユニット3B〜3Eのそれぞれの仕口6上に載置するとともに、位置決めピン7,66により位置決めする。
【0039】
次いで、添梁60を補強梁20に取り付ける。
まず、クレーン等で吊り下げた添梁60の一端部を、連結部材61を接合プレート30の添梁連結部材32に係合させるとともに、添梁60の中央部の取付けプレート65を補強梁20の中央接合プレート40上に載せ、さらに、添梁60の他端部の取付けプレート65を補強梁20の端部柱頭接合プレート50上に載せる。
そして、連結部材61と添梁連結部材32とをボルト62で連結するとともに、添梁60の中央部および他端部の取付けプレート65と、中央接合プレート40、端部柱頭接合プレート50とをボルト8でそれぞれ連結し、添梁60を補強梁20、言い換えれば、建物ユニット3A〜3Fに固定する。
【0040】
この後、添梁60の中央部および他端部上に、屋根束70のベースプレート71を載せ、そのベースプレート71をボルト73で添梁60に取り付けて、屋根束70を設ける。また、別の屋根束を必要に応じて所定位置に立設する。
軒先側に屋根パネル受けブラケット75が取り付けられた屋根パネル45を、上記屋根パネル受けブラケット75と接合プレート30とをボルト8で連結することにより取り付け、順次、他の屋根パネル45を配置し、かつ、互いの屋根パネル同士を連結して、寄せ棟屋根4を上階建物ユニット3上に設ける。
【0041】
このような実施形態によれば、次のような効果がある。
(1) 複数の建物ユニット3A、3B、3Cと3D、3E、3F間に、建物ユニット3A等の天井梁11の上端面より高い上面を有する補強梁20を設けた場合でも、補強梁20に添梁60を取り付け、補強梁20と添梁60との上端面の高さが同じとなっているので、これらの補強梁20と添梁60とにわたって屋根束70を容易に設けることができ、これにより、屋根の取り付けも容易となる。
【0042】
(2) 添梁60が補強梁20の両側面に設けられているので、添梁60と補強梁20との上面の面積が広くなり、これにより、屋根束70の設置が容易となる。
(3) 屋根束70は、ベースプレート71と本体72とを含み構成され、屋根束70を設けるに際しては、ベースプレート71を、補強梁20の上端面を含む両添梁60の上端面間にわたって設ければよいので、本体72の大きさを必要以上に大きくしなくてもよくなり、その結果、製作や取扱いが容易となる。
【0043】
(4) 添梁60の取付けプレート65は、補強リブ67によって補強されているので、添梁60の強度が大きくなり、屋根束70を介して伝わる屋根4の荷重によって添梁60が変形することがない。
(5) 補強梁20の一端部と他端部とが、それぞれ、接合プレート30と端部柱頭接合プレート50とに連結されているので、補強梁20の建物ユニット3A等との連結が強固となる。また、接合プレート30と端部柱頭接合プレート50とは、隣接する建物ユニット3A、3F等同士を接合するとともに、補強梁20とも接合することができ、部材の兼用化を図ることができ、省部材化を図ることができる。
【0044】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できるものであれば、次のような変形形態でもよいものである。
例えば、前記実施形態では、添梁60を補強梁20の全長にわたって添わせて形成したが、これに限らない。屋根パネル45を支持する屋根束70を、添梁60と補強梁20との上面に立設することができればよいので、少なくとも、補強梁20の中央部および他端部に添梁60が設けられていればよい。
また、前記実施形態では、補強梁20を第1、第2チャンネル部材21、22の2部材で形成したが、これに限らず、例えば、縦横比の大きな角パイプを使用してもよい。
【0045】
さらに、前記実施形態では、添梁60をチャンネル部材で形成したが、これに限らず、例えば、L型鋼部材、板状部材あるいは矩形パイプ状部材等を使用してもよい。要は、補強梁20の上面との間で、所定の大きさの屋根束を設けることができればよい。
また、前記実施形態では、屋根が寄せ棟用屋根4となっているが、これに限らず、本願発明は、屋根束70を用いるものであれば、屋根等、他の屋根にも適用可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上に説明したように、本願の発明によれば、複数の建物ユニット間に、建物ユニットの天井梁の上端面より高い上面を有する補強梁を設けた場合でも、補強梁と添梁との上端面の高さが同じとなっているので、これらの補強梁と添梁とにわたって屋根束を設けることができ、これにより、屋根を容易に支持することができる。
また、添梁が補強梁の両側面に設けられているので、添梁と補強梁との上面の面積が広くなり、これにより、屋根束を容易に設けることができる。
【0048】
更に、ベースプレートを、補強梁上端面を含む両添梁上端面間にわたって設ければよいので、屋根束の構成部材を必要以上に大きくしなくてもよく、製作や取扱いが容易となる。
そして、補強リブによって添梁の強度が大きくなるので、屋根束を介して伝わる屋根の荷重によって添梁が変形することがない。
【0050】
そして、補強梁の一端部と他端部とが、それぞれ、第1接合プレートと第2接合プレートとに連結されているので、補強梁の建物ユニットとの連結が強固となる。また、第1接合プレートと第2接合プレートとは、隣接する建物ユニット同士を接合するとともに、補強梁とも接合することができ、部材の兼用化を図ることができ、省部材化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るユニット式建物を示す全体斜視図である。
【図2】前記実施形態のユニット式建物を構成する建物ユニットの骨組みを示す全体斜視図である。
【図3】前記実施形態のユニット式建物の上階建物ユニットと補強梁と屋根との相互関係を示す斜視図である。
【図4】図3においてIV−IV線に沿って断面した縦断面図である。
【図5】前記実施形態の補強梁の一端部と接合プレートと建物ユニット柱頭部との相互関係を示す分解斜視図である。
【図6】前記実施形態の補強梁の中央部と建物ユニット柱頭部との関係を示す分解斜視図である。
【図7】前記実施形態の補強梁の他端部と建物ユニットの柱頭部との関係を示す分解斜視図である。
【図8】前記実施形態の補強梁の一端部と添梁の一端部との取付関係を示す分解斜視図である。
【図9】前記実施形態の補強梁の中央部と添梁の中央部との取付関係を示す分解斜視図である。
【図10】前記実施形態の補強梁の他端部と添梁の他端部との取付関係を示す分解斜視図である。
【図11】前記実施形態の添梁と屋根束を取付ける状態を示す分解斜視図である。
【図12】前記実施形態の添梁と屋根束を取付ける他の部位での状態を示す分解斜視図である。
【図13】前記実施形態の屋根パネル受けブラケットと屋根パネルとを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ユニット式建物
2 下階建物ユニット
3 上階建物ユニット
4 屋根
10 柱
11 天井梁
20 補強梁
30 第1接合部材である接合プレート
40 中央接合プレート
50 第2連結プレートである端部柱頭接合プレート
65 取付けプレート
70 屋根束
71 ベースプレート
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a unit type building including a plurality of box-shaped building units and a roof provided above these building units.
[0002]
[Background]
There is known a unit type building including a plurality of box-shaped building units having a frame including columns, ceiling beams, and floor beams, and a roof provided on these building units. In such a unit-type building, a pillar in each corner of a building unit that is adjacent in the lateral direction is removed to form a large space room that spans a plurality of building units (Japanese Patent Application No. 2000-192521). ).
In this case, since the strength is reduced by removing the pillar, a reinforcing member (reinforcing beam) is provided between the building units, and the ceiling beam of the building unit is reinforced by this reinforcing beam to ensure the strength of the building unit. is doing. In some cases, the reinforcing beam has a cross section formed in, for example, a rectangular pipe shape, a lower portion thereof is sandwiched between adjacent ceiling beams, and an upper portion is provided to protrude upward from the upper end surface of the ceiling beam.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, a roof may be composed of a plurality of roof panels, and such a roof panel is supported by a roof bundle at the center side of the roof and supported by a roof receiving bracket at the eaves side end of the roof. Yes. In addition, the roof bundle may be erected on the upper surface of adjacent ceiling beams of a plurality of building units, but it is preferable from the viewpoint of strength that the roof bundle is erected on the upper end portion of adjacent columns.
Meanwhile, a plurality of building units using the reinforcing beams may be provided on the upper floor. In this case, the reinforcing beam is provided with the lower part sandwiched between the ceiling beams and the upper part protruding upward from the upper end surface of the ceiling beam, so the width of the reinforcing beam is small and it is difficult to erect the roof bundle. There is a problem that there is.
[0004]
An object of the present invention is to provide a unit type that can easily provide a roof bundle for supporting a roof even when a reinforcing beam having an upper surface higher than an upper end surface of a ceiling beam of a building unit is provided between a plurality of building units. To provide a building.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
    The present invention isA plurality of building units including a plurality of columns, a ceiling beam that couples the upper ends of the columns, and a floor beam that couples the lower ends to each other, and is formed in a box shape and is arranged with the corners being brought together. A unit type building comprising a roof disposed on these building units, and across a plurality of building units in a direction across the cornersReinforcement beamThis is providedReinforcement beamThe lower part of the building unit is sandwiched between the adjacent ceiling beams of the building unit adjacent in the lateral direction, and the upper part projects upward from the ceiling beam,The reinforcing beamHas an upper end surface that is approximately the same height as the upper end surface ofAccessory beamIs provided,The beam is provided on both side surfaces extending over substantially the entire length of the reinforcing beam protruding above the ceiling beam, and the roof is supported by a plurality of roof bundles provided across the beam and the reinforcing beam.Unit type characterized byIt is a building.
    The roof bundle is provided via a base plate. The base plate is provided between the upper end surfaces of the two beams including the upper surfaces of the reinforcing beams, and the roof bundle of the beam is provided. Reinforcing ribs are provided on the side surfaces of the part.
    Furthermore, one end of the reinforcing beam spans between the upper end surfaces of adjacent columns of the adjacent building units, and is connected to a first joining member that joins the building units, and the other end of the reinforcing beam is The unit building is characterized in that it extends between upper end surfaces of adjacent columns of at least two adjacent building units and is connected to a second joining member that joins the building units together.
[0006]
    According to such this invention, it has an upper surface higher than the upper end surface of the ceiling beam of a building unit between several building units.Reinforcement beamEven ifReinforcement beamWhenAccessory beamSince the height of the upper end surface is the same,Reinforcement beamWhenAccessory beamRoof bundles can be easily installed over theIt becomes easy.
[0008]
    Also,The roof bundle 70 is provided via a base plate 71, and the base plate 71 is provided across the upper end surfaces of the two beams 60 including the upper end surface of the reinforcing beam 20.If you have something,It is not necessary to increase the size of the constituent members of the roof bundle more than necessary, and as a result, manufacture and handling are facilitated.
[0009]
    Furthermore,Reinforcing ribs 67 are provided on the side surface of the part where the roof bundle 70 of the accessory beam 60 is provided.BySince the strength of the beam is increased, the beam is not deformed by the load of the roof transmitted through the roof bundle.
[0010]
    Furthermore,One end of the reinforcing beam 20 extends between the upper end surfaces of the adjacent pillars 10 of the adjacent building units 3A, 3F, and is connected to a first joining member 30 that joins the building units 3A, 3F to each other. The other end of the beam 20 spans between upper end surfaces of adjacent columns of at least two adjacent building units, and is connected to a second joining member that joins the building units.In things,Since the one end part and the other end part of the reinforcing beam are connected to the first joint plate and the second joint plate, respectively, the connection of the reinforcing beam to the building unit is strengthened. In addition, the first joining plate and the second joining plate can join adjacent building units and can also be joined to a reinforcing beam, so that the members can be shared.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows the entire unit type building 1. The unit type building 1 includes a plurality of lower floor building units 2 and a plurality of upper floor buildings placed on the lower floor building units 2. The unit 3 includes a unit building roof 4 that is a roof placed on the upper-floor building unit 3, and the group building roof 4 includes a plurality of roof panels 45 (see FIG. 13). It is configured in combination.
[0012]
Each lower-floor building unit 2 and upper-floor building unit 3 are formed in a box shape as shown in FIG.
That is, each building unit 2, 3 has four pillars 10 erected at the four corners, and four ceiling beams 11 that connect between the upper ends of these pillars 10 through joints 6, and A frame (framework) 13 including four floor beams 12 connecting the lower ends is provided. The ceiling beam 11 is formed of two long-side ceiling beams 11A and two short-side ceiling beams 11B, and a large number of ceiling beams 14 are bridged between the long-side ceiling beams 11A. A ceiling is formed by attaching a predetermined ceiling material to the beam 14. Further, the floor beam 12 is formed of two long side floor beams 12A and two short side floor beams 12B, and a plurality of joists 15 are laid on the long side floor beams 12A. The floor is formed by attaching the flooring.
[0013]
In such a unit-type building 1, as shown in FIG. 3, the upper floor building units 3A, 3B, 3C adjacent to each other in the short side direction of the building and the upper floor building units 3D, 3E, 3F are at a predetermined interval. A reinforcing beam 20 as a reinforcing member is provided with a part (lower part) sandwiched in the interval L.
An upper part of the reinforcing beam 20 is provided with a supporting beam 60 that is a supporting member across the entire length of the reinforcing beam 20, and a roof bundle 70 is erected on a predetermined position of the supporting beam 60. The roof is supported by a roof bundle 70 or the like.
[0014]
The reinforcing beams 20 extend from the outer ends of the upper-floor building units 3A and 3F to the ends of the upper-floor building units 3B and 3E on the building units 3C and 3D side. The adjacent ceiling beams 11 of 3E and 3F are reinforced. And in the site | part where each one corner | angular part of the upper floor building units 3A, 3B, 3E, and 3F where the ceiling beam 11 is reinforced, as shown in FIG. 4, one pillar of each unit is omitted. Has been.
In addition, the temporary pillar 10A is provided in the site | part of the pillar omitted as shown by a virtual line for transportation and assembly.
[0015]
As shown in FIG. 5, the reinforcing beam 20 is formed of first and second channel members 21 and 22 having a large aspect ratio, and these channel members 21 and 22 are connected and fixed with their openings facing each other. The cross section is formed in a flat rectangular tube shape as a whole. And the thickness T of this beam main body 21 is a dimension which fits in the said clearance gap L, and is inserted | pinched.
[0016]
One end portion of the reinforcing beam 20 is a cut portion 20 </ b> A cut in an inclined shape that becomes lower toward the outside of the unit type building 1. The inclination of the cut portion 20 </ b> A is the same as the inclination of the roof 4.
In addition, a horizontal insertion groove 20 </ b> B extending from the tip toward the opposite end is formed at one end of the reinforcing beam 20 at substantially the center in the height direction of the reinforcing beam 20. A joining plate 30 described below is inserted into the insertion groove 20B.
[0017]
One end (outside the building unit side) of such a reinforcing beam 20 is supported by the stigma of the building units 3A and 3F via the joining plate 30 as the first joining member (see FIG. 5). Is supported by the joint 6 of the four building units 3A, 3B, 3E, and 3F gathered via the central joining plate 40 (see FIG. 6) and the other end is the second joining member. The four building units 3B to 3E are supported by the capitals via the joining plate 50 (see FIG. 7).
[0018]
As shown in FIG. 5, the joining plate 30 is formed in a planar rectangular shape having a size that covers the upper surfaces of the adjacent joints 6 of the adjacent building units 3 </ b> A and 3 </ b> F.
Such a joining plate 30 is provided with two bolt holes 30A and positioning holes 30B for connection with the two joints 6, and two positioning pins 31 are provided downward on the back surface. . Further, the joint plate 30 is also provided with a bolt hole 30C for connection with a roof receiving bracket 75 described later.
On the other hand, the joint 6 is provided with a bolt hole 6A corresponding to the bolt hole 30A, a positioning hole 6B corresponding to the positioning pin 31, and a positioning pin 7 corresponding to the positioning hole 30B.
Therefore, by inserting the positioning pin 31 into the positioning hole 6B and inserting the positioning pin 7 into the positioning hole 30B, the joining plate 30 is positioned at the adjacent joint 6 of the adjacent building units 3A and 3F. Units 3A and 3F are joined together.
[0019]
A beam connecting member 32 for connecting the beam 60 is provided on the upper surface of the joining plate 30 and the end of the reinforcing beam 20. The spur beam connecting member 32 includes first and second members 32A and 32B, and each member 32A and 32B is formed by providing a rib 32D on an L-shaped member (angle member). Each of the members 32A and 32B is provided in a state where the ribs 32D are separated from each other by a predetermined distance and face each other.
Between the ribs 32D of the members 32A and 32B, when the joining plate 30 is inserted into the insertion groove 20B of the reinforcing beam 20, the upper part passes through the insertion groove 20B of the reinforcing beam 20 (FIG. 8). reference). The first and second members 32A and 32B are each provided with two bolt holes (not shown) in the horizontal direction, and a back nut 36 is provided on the outer surface of the building.
[0020]
As shown in FIG. 6, a central joint plate 40 is provided at the center of the reinforcing beam 20 so as to be fixed to both side surfaces of the reinforcing beam 20 (one central joint plate 40 is hidden). Each center joint plate 40 is formed in a size that covers the upper part of the two joints 6 at the site where the four adjacent temporary columns 10A of the four adjacent building units 3A, 3B, 3E, and 3F gather. Yes. The central joint plate 40 may be formed to have a size that covers the four adjacent joints 6, a narrow groove is formed on the side surface of the reinforcing beam 20, and the central joint plate 40 may be inserted into the narrow groove.
[0021]
Each central joining plate 40 is provided with two bolt holes 40A, positioning holes 40B, and positioning pins 41 provided downward on the back surface of the plate 40, respectively. On the other hand, each joint 6 is provided with a bolt hole 6A corresponding to the bolt hole 40A, a positioning pin 7 corresponding to the positioning hole 40B, and a positioning hole 6B corresponding to the positioning pin 41, respectively.
Therefore, by inserting the positioning pin 41 into the positioning hole 6B and inserting the positioning pin 7 into the positioning hole 40B, each joining plate 40 is positioned at the adjacent joint 6 of the adjacent building units 3A, 3B, 3E, 3F. Thereby, building units 3A, 3B, 3E, and 3F are joined.
[0022]
As shown in FIG. 7, an end stigma joining plate 50 is provided at the other end portion of the reinforcing beam 20, and the end stigma joining plate 50 includes four adjacent joints 6 of the adjacent building units 3 </ b> B to 3 </ b> E. It is formed in the size which covers. The end stigma joining plate 50 is attached by inserting a part into the other end of the reinforcing beam 20 and a narrow groove 20 </ b> C opened in the horizontal direction at a substantially intermediate position in the vertical direction. In such an end-capital joining plate 50, four bolt holes 50A (one is hidden), four positioning holes 50B (two are hidden), and the back surface of the plate 50 are provided downward. Four positioning pins 51 (two are hidden) are provided.
[0023]
On the other hand, each joint 6 is provided with a bolt hole 6A corresponding to the bolt hole 50A, a positioning pin 7 corresponding to the positioning hole 50B, and a positioning hole 6B corresponding to the positioning pin 51.
Therefore, by inserting the positioning pin 51 into the positioning hole 6B and inserting the positioning pin 7 into the positioning hole 50B, each joining plate 50 is positioned at the adjacent joint 6 of the adjacent building units 3B to 3E. Building units 3B-3E will be joined.
In addition, the other end part of the reinforcing beam 20 is formed in such a length that the end part is located at the same position as the end part of the outer column 10 in the building units 3B and 3E.
[0024]
As shown in FIGS. 8 to 10, a reinforcing beam 20 is provided with a spur beam 60. The accessory beam 60 is composed of a channel member having a dimension lower than the height of the reinforcing beam 20, for example, about half the dimension, and is attached back to back with the reinforcing beam 20 interposed therebetween, and is provided over the entire length of the reinforcing beam 20. It has been. The upper surface of the beam 60 is almost the same height as the upper surface of the reinforcing beam 20. Further, the width of the upper flange portion 60A and the lower flange portion 60B of the beam 60 is substantially the same as the width of the ceiling beam 11B.
[0025]
As shown in FIG. 8, one end portion of the beam 60 is formed in an inclined shape with a lower tip, is in contact with the beam connection member 32 via the connection member 61, and is below the beam 60. The flange portion 60B is disposed above the ceiling beam 11B. The connecting member 61 is formed by raising a plate member from the end of the lower flange portion 60 </ b> B in an inclined manner, and this connecting member 61 is formed to have approximately the same size as that of the beam connecting member 32.
Two bolt holes 61A are formed in the connecting member 61 in the horizontal direction. By inserting bolts 62 from the bolt holes 61A and screwing with the back nut 36 fixed to the beam connecting member 32, The accessory beam 60 can be fixed to the reinforcing beam 20.
[0026]
As shown in FIG. 9, a mounting plate 65 corresponding to the central joint plate 40 is provided at the center of each beam 60. The mounting plate 65 and the lower flange portion 60B of the beam 60 are attached to the beam. A plurality of reinforcing ribs 67 are provided between the upper flange portion 60 </ b> A of the beam 60.
The width of the mounting plate 65 is formed so as to be approximately the same as the width of the central joint plate 40 when the width and the width of the lower flange portion 60B of the beam 60 are added up. In such a mounting plate 65, bolt holes 65A corresponding to the bolt holes 40A of the central joining plate 40 are formed in two places, and the lower flange portion 60B is provided with the positioning pin 7 of the joint 6 and the center. A positioning hole 65B corresponding to the positioning hole 40B of the joining plate 40 is formed.
[0027]
Accordingly, the beam 60 is attached to the reinforcing beam 20 attached to the corner joint 6 of the building units 3A, 3B, 3E, and 3F, and the portion of the mounting plate 65 is aligned with the central joining plate 40. Thereafter, the positioning pin 7 of the joint 6 that has penetrated the positioning hole 40B is passed through the positioning hole 65B of the lower flange portion 60B, and the bolt is directed from the bolt hole 65A of the mounting plate 65 toward the bolt hole 40A of the central joining plate 40. 8 is inserted, and the bolt 8 and the nut are screwed together on the back surface of the central joining plate 40, whereby the beam 60 is fixed to the reinforcing beam 20.
[0028]
As shown in FIG. 10, an attachment plate 65 corresponding to the end portion stigma joining plate 50 is provided at the other end portion of the beam 60. The structure of the mounting plate 65 is the same as that of the mounting plate 65 corresponding to the central joining plate 40. Therefore, detailed description is omitted.
In such a mounting plate 65, two bolt holes 65A corresponding to the bolt holes 50A of the end stigma joining plate 50 are formed, and the positioning pins 7 of the joint 6 and the joining plate 50 are provided in the lower flange portion 60B. A positioning hole 65B corresponding to the positioning hole 5B is formed.
[0029]
Accordingly, after attaching the beam 60 to the reinforcing beam 20 attached to the corner joint 6 of the building units 3B and 3E, and aligning the portion of the mounting plate 65 with the end-capital joining plate 50, The positioning pin 7 of the joint 6 that has passed through the positioning hole 50B of the end part head joint plate 50 is passed through the positioning hole 65B of the lower flange part 60B, and the end head part joint plate 50 is inserted from the bolt hole 65A of the mounting plate 65. By inserting the bolt 8 toward the bolt hole 50 </ b> A and screwing the bolt 8 and the nut on the back surface of the end-capital joining plate 50, the end of the spur beam 60 is fixed to the reinforcing beam 20. .
8 to 10, the beam 60 is shown only on one side surface of the reinforcing beam 20, but as described above, it is provided back to back with the reinforcing beam 20 interposed therebetween.
[0030]
As shown in FIGS. 11 and 12, the roof bundle 70 is provided above the central joint plate 40 and the end-capital joint plate 50 at the central portion and the other end portion of the beam 60.
That is, the roof bundle 70 includes a base plate 71, a main body 72 fixed to the base plate 71, and a roof panel receiving plate 73 (see FIGS. 3 and 4) provided on the upper portion of the main body 72.
[0031]
The base plate 71 is formed in a size extending over both the beams 60 and 60 with the reinforcing beam 20 in between, and bolt holes 71B are formed at four corners thereof. The main body 71 is formed of, for example, a square pipe member, and is fixed to the central portion of the base plate 71. Further, the roof panel receiving plate 73 has an upper surface having the same inclination as the inclination of the roof 4, and the roof panel 45 constituting the roof 4 is attached thereto.
[0032]
On the other hand, four bolt holes 60C corresponding to the bolt holes 71B are formed in the upper flange portion 60A of the both beams 60, 60 sandwiching the reinforcing beam 20.
Accordingly, the roof bundle 70 is placed on the upper surfaces of the both beams 60 and 60 and the reinforcing beam 20, the bolt 73 is inserted from above the base plate 71 into the bolt hole 60C from the bolt hole 71B, and the upper flange portion 60A of the both beams 60 and 60 is inserted. The roof bundle 70 can be attached to the bracing beam 60 and the reinforcing beam 20 by being screwed onto a nut (not shown) on the back surface of the beam. In addition to these roof bundles 70, roof bundles (not shown) are provided as appropriate so that the whole can be supported in a balanced manner.
[0033]
As shown in FIG. 13, the eaves side end of the roof panel 45 constituting the group roof 4 is supported by a roof panel receiving bracket 75 that is a roof panel receiving member. The roof panel receiving bracket 75 is composed of a plate member 76 and a roof support member 77 provided on the plate member 76. The roof plate receiving bracket 75 is formed in an arbitrary manner so that the reinforcing plate 20 is sandwiched between the joining plates 30. It is designed to be provided on both sides.
[0034]
The upper surface 75 </ b> A of the roof support member 77 is an inclined surface having the same gradient as the inclination of the roof 4. Further, the end portion of the roof support member 77 is aligned with the one end portion of the plate member 76. And the roof panel 45 is attached to the upper surface of such a support member 35 with the volt | bolt 78. FIG. Further, the plate member 76 has bolt holes 76A and 76C corresponding to the bolt holes 30A and 30C of the joining plate 30, respectively. Accordingly, the roof panel receiving bracket 75 is placed on the joining plate 30 and the bolt 8 is inserted from the bolt hole 76A toward the bolt hole 30A of the joining plate 30 and the bolt 8B is directed from the bolt hole 76B toward the bolt hole 30C of the joining plate 30. The roof panel receiving bracket 75 can be attached to the joining plate 30 by inserting 9 and screwing the bolts 8 and 9 with nuts on the back surface of the joining plate 30.
[0035]
Two roof panel receiving brackets 75 are provided on the joining plate 30 with substantially the same spacing as the spacing between the first and second members 32A and 32B of the joining plate 30 with the roof panel 45 attached thereto, The support members 77 are arranged to face each other.
In addition, as shown in FIG. 3, the roof panel receiving bracket 80 which supports the edge part of the eaves side of the abutment roof 4 is provided in the corner | angular part of the upper-floor building unit 3 of the unit type building 1, and each upper-floor building At the joint portions of the units 3A to 3F, a roof panel receiving bracket 81 that also serves as a joint plate and supports the eave end side end portion of the roof 4 is provided.
[0036]
Next, the operation of this embodiment will be described.
A plurality of lower-floor building units 2 and a plurality of upper-floor building units 3 produced in the factory in advance are transported to the construction site by truck, and the plurality of lower-floor building units 2 are sequentially placed and fixed on the foundation and adjacent to each other. Connect building units with connecting plates.
A plurality of upper-floor building units 3 are placed on the lower-floor building unit 2, and the lower-floor building unit 2 and the upper-floor building unit 3 are connected to each other by the connecting plate.
[0037]
Next, among the six adjacent upper-floor building units 3A to 3F, the reinforcing beams 20 are suspended by, for example, a crane, between the short-side beams of the four upper-floor building units 3A, 3B, 3E, and 3F facing each other. In addition, the lower half of the reinforcing beam 20 is sandwiched, and the joint 6 of the upper floor building units 3A, 3B, 3E, and 3F is connected via the joining plate 30, the center joining plate 40, and the end stigma joining plate 50. Attach to.
[0038]
At this time, at one end of the reinforcing beam 20, the joining plate 30 is placed on the adjacent joint 6 of the adjacent building units 3 </ b> A and 3 </ b> F, positioned, and then coupled with the bolt 8. At the central portion of the reinforcing beam 20, the central joining plate 40 is placed on the joint 6 of each of the four adjacent building units 3A, 3B, 3E, and 3F, and positioned with positioning pins 7 and 66. Further, at the other end portion of the reinforcing beam 20, the end portion stigma joining plate 50 is placed on the joint 6 of each of the four adjacent building units 3 </ b> B to 3 </ b> E and positioned by the positioning pins 7 and 66.
[0039]
Next, the beam 60 is attached to the reinforcing beam 20.
First, one end of the beam 60 suspended by a crane or the like is engaged with the connecting member 61 to the beam connecting member 32 of the joining plate 30 and the attachment plate 65 at the center of the beam 60 is attached to the reinforcing beam 20. The mounting plate 65 at the other end of the beam 60 is placed on the end joint head plate 50 of the reinforcing beam 20.
Then, the connecting member 61 and the beam connecting member 32 are connected by bolts 62, and the attachment plate 65 at the center and the other end of the beam 60, the center joint plate 40, and the end portion head plate 50 are bolted 8, the beam 60 is fixed to the reinforcing beam 20, in other words, the building units 3 </ b> A to 3 </ b> F.
[0040]
Thereafter, the base plate 71 of the roof bundle 70 is placed on the central portion and the other end portion of the beam 60, and the base plate 71 is attached to the beam 60 with a bolt 73 to provide the roof bundle 70. Further, another roof bundle is erected at a predetermined position as necessary.
The roof panel 45 to which the roof panel receiving bracket 75 is attached on the eaves side is attached by connecting the roof panel receiving bracket 75 and the joining plate 30 with the bolts 8, and the other roof panels 45 are sequentially arranged, and The roof panels 4 are connected to each other, and the roof 4 is provided on the upper building unit 3.
[0041]
According to such an embodiment, there are the following effects.
(1) Even when a reinforcing beam 20 having an upper surface higher than the upper end surface of the ceiling beam 11 such as the building unit 3A is provided between the plurality of building units 3A, 3B, 3C and 3D, 3E, 3F, the reinforcing beam 20 Since the beams 60 are attached and the heights of the upper end surfaces of the reinforcing beams 20 and 60 are the same, the roof bundle 70 can be easily provided across the reinforcing beams 20 and 60. This also facilitates roof mounting.
[0042]
(2) Since the accessory beam 60 is provided on both side surfaces of the reinforcing beam 20, the area of the upper surface of the accessory beam 60 and the reinforcing beam 20 is increased, thereby facilitating the installation of the roof bundle 70.
(3) The roof bundle 70 includes a base plate 71 and a main body 72. When the roof bundle 70 is provided, the base plate 71 is provided across the upper end surfaces of the two beams 60 including the upper end surfaces of the reinforcing beams 20. Therefore, it is not necessary to increase the size of the main body 72 more than necessary, and as a result, manufacture and handling become easy.
[0043]
(4) Since the attachment plate 65 of the beam 60 is reinforced by the reinforcing rib 67, the strength of the beam 60 is increased, and the beam 60 is deformed by the load of the roof 4 transmitted through the roof bundle 70. There is no.
(5) Since the one end and the other end of the reinforcing beam 20 are connected to the joining plate 30 and the end-capital joining plate 50, respectively, the connection of the reinforcing beam 20 to the building unit 3A and the like is strong. Become. Further, the joining plate 30 and the end part head joining plate 50 can join adjacent building units 3A, 3F, etc., and can also be joined to the reinforcing beam 20, so that the members can be shared. Memberization can be achieved.
[0044]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and may be modified as follows as long as the object of the present invention can be achieved.
For example, in the above-described embodiment, the beam 60 is formed along the entire length of the reinforcing beam 20, but the present invention is not limited to this. Since it is sufficient that the roof bundle 70 supporting the roof panel 45 can be erected on the upper surface of the beam 60 and the reinforcing beam 20, the beam 60 is provided at least in the central portion and the other end of the reinforcing beam 20. It only has to be.
Moreover, in the said embodiment, although the reinforcement beam 20 was formed with two members of the 1st, 2nd channel members 21 and 22, it is not restricted to this, For example, you may use a square pipe with a large aspect ratio.
[0045]
Furthermore, in the said embodiment, although the accessory beam 60 was formed with the channel member, you may use not only this but an L-shaped steel member, a plate-shaped member, or a rectangular pipe-shaped member, for example. In short, it is sufficient that a roof bundle having a predetermined size can be provided between the upper surface of the reinforcing beam 20.
Moreover, in the said embodiment, although the roof is the roof 4 for a building, it is not restricted to this, If this invention uses the roof bundle 70, it is applicable also to other roofs, such as a roof. is there.
[0046]
【The invention's effect】
  As explained above,This applicationAccording to this invention, it has an upper surface higher than the upper end surface of the ceiling beam of a building unit between several building units.Reinforcement beamEven ifBetween the reinforcing beam and the beamSince the height of the upper end surface is the same, theseFor reinforcing beams and beamsA roof bundle can be provided over this, so that the roof can be easily supported.
  In addition, since the accessory beam is provided on both side surfaces of the reinforcing beam, the area of the upper surface of the accessory beam and the reinforcing beam is widened, whereby the roof bundle can be easily provided.
[0048]
  Furthermore,Since the base plate only needs to be provided between the upper ends of the two beams including the upper end of the reinforcing beam, it is not necessary to make the constituent members of the roof bundle unnecessarily large, and manufacture and handling are facilitated.
  Since the strength of the beam is increased by the reinforcing rib, the beam is not deformed by the load on the roof transmitted through the roof bundle.
[0050]
  AndSince the one end part and the other end part of the reinforcing beam are connected to the first joint plate and the second joint plate, respectively, the connection of the reinforcing beam to the building unit is strengthened. Further, the first joint plate and the second joint plate can join adjacent building units and can also be joined to a reinforcing beam, so that the members can be shared, and the members can be saved. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view showing a unit type building according to the present invention.
FIG. 2 is an overall perspective view showing a framework of a building unit constituting the unit type building of the embodiment.
FIG. 3 is a perspective view showing the interrelationship between an upper-floor building unit, a reinforcing beam, and a roof of the unit type building of the embodiment.
4 is a longitudinal sectional view taken along line IV-IV in FIG. 3. FIG.
5 is an exploded perspective view showing the interrelationship between one end of a reinforcing beam, a joining plate, and a building unit column head according to the embodiment. FIG.
FIG. 6 is an exploded perspective view showing the relationship between the central portion of the reinforcing beam and the building unit column head according to the embodiment.
FIG. 7 is an exploded perspective view showing the relationship between the other end of the reinforcing beam and the column head of the building unit of the embodiment.
FIG. 8 is an exploded perspective view showing a mounting relationship between one end of a reinforcing beam and one end of a supplementary beam according to the embodiment.
FIG. 9 is an exploded perspective view showing a mounting relationship between the central portion of the reinforcing beam and the central portion of the accessory beam according to the embodiment.
FIG. 10 is an exploded perspective view showing a mounting relationship between the other end of the reinforcing beam and the other end of the beam according to the embodiment.
FIG. 11 is an exploded perspective view showing a state in which the accessory beam and the roof bundle of the embodiment are attached.
FIG. 12 is an exploded perspective view showing a state at another portion to which the accessory beam and the roof bundle of the embodiment are attached.
FIG. 13 is an exploded perspective view showing the roof panel receiving bracket and the roof panel of the embodiment.
[Explanation of symbols]
1 unit building
2 Lower floor building unit
3 Upper floor building unit
4 Roof
10 pillars
11 Ceiling beams
20 Reinforcement beam
30 Joining plate as the first joining member
40 center joint plate
50. The end-capital joining plate which is the second connecting plate
65 Mounting plate
70 roof bundle
71 Base plate

Claims (4)

複数本の柱と、これらの柱の上端間同士を結合する天井梁および下端間同士を結合する床梁を含み箱状に形成されかつ角隅部を寄せ合わせて配置される複数の建物ユニットと、これらの建物ユニット上に配置される屋根とを備えて構成されるユニット式建物であって、
前記角隅部を横切る方向に複数の建物ユニット間にわたって補強梁が設けられ、この補強梁の下部は横方向に隣接する前記建物ユニットの隣り合う前記天井梁間に挟み込まれるとともに、上部は前記天井梁より上方に突出し、
前記補強梁には当該補強梁の上端面とほぼ同じ高さの上端面を有する添梁が設けられ、
この添梁は、前記天井梁より上方に突出した前記補強梁の略全長にわたる両側面に設けられ、
前記屋根は前記添梁と補強梁とにわたって設けられる複数の屋根束に支持されていることを特徴とするユニット式建物。
A plurality of building units including a plurality of columns, a ceiling beam that couples the upper ends of the columns, and a floor beam that couples the lower ends to each other, and is formed in a box shape and is arranged with the corners being brought together. A unit building constructed with a roof arranged on these building units,
A reinforcing beam is provided across a plurality of building units in a direction crossing the corner, and a lower portion of the reinforcing beam is sandwiched between adjacent ceiling beams of the building units adjacent in the lateral direction, and an upper portion is the ceiling beam. Protruding upwards,
The reinforcing beam is provided with an accessory beam having an upper end surface that is substantially the same height as the upper end surface of the reinforcing beam ,
This accessory beam is provided on both side surfaces over substantially the entire length of the reinforcing beam protruding above the ceiling beam,
The unit type building, wherein the roof is supported by a plurality of roof bundles provided across the beam and the reinforcing beam .
請求項に記載のユニット式建物において、前記屋根束はベースプレートを介して設けられ、このベースプレートは、前記補強梁の上端面を含む前記両添梁の上端面間にわたって設けられていることを特徴とするユニット式建物。The unit building according to claim 1 , wherein the roof bundle is provided via a base plate, and the base plate is provided between the upper end surfaces of the two beams including the upper end surface of the reinforcing beam. A unit type building. 請求項2に記載のユニット式建物において、前記添梁の前記屋根束が設けられる部位の側面には、補強リブが設けられていることを特徴とするユニット式建物。The unit type building according to claim 2 , wherein a reinforcing rib is provided on a side surface of a portion of the beam that is provided with the roof bundle. 請求項2又は3に記載のユニット式建物において、前記補強梁の一端部は、隣接する前記建物ユニットの隣り合う柱の上端面間にわたるとともに、前記建物ユニット同士を接合する第1接合部材に連結され、前記補強梁の他端部は、隣接する少なくとも2つの前記建物ユニットの隣り合う柱の上端面間にわたるとともに、前記建物ユニット同士を接合する第2接合部材に連結されていることを特徴とするユニット式建物。4. The unit building according to claim 2 , wherein one end portion of the reinforcing beam extends between upper end surfaces of adjacent columns of the adjacent building unit and is connected to a first joining member that joins the building units to each other. And the other end of the reinforcing beam spans between upper end surfaces of adjacent columns of at least two adjacent building units and is connected to a second connecting member that connects the building units to each other. Unit type building.
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