JP4203924B2 - Magnetic head - Google Patents
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Description
本発明は磁気ヘッドに関し、特に、磁気記録媒体から磁気情報を読み取る際のスペーシングロスを低減できると共に出力波形を単純にして、出力波形に基づく磁気情報検出処理を簡単に行えるようにした磁気ヘッドに関する。 The present invention relates to a magnetic head, and more particularly to a magnetic head capable of reducing a spacing loss when reading magnetic information from a magnetic recording medium, simplifying an output waveform, and easily performing magnetic information detection processing based on the output waveform. About.
磁気記録媒体の磁気ストライプに記録された磁気情報の読み取りには、磁気ヘッドが広く使用されている。図6に例示した磁気ヘッド1は、磁気記録媒体としての紙幣の真偽識別に用いられるものであって、先端部にギャップgが形成されたヨーク3と、ヨーク3の後端部に配されたマグネット4と、ヨーク3に巻回されたコイル5、5’とをケース2内に収容してなり、ケース2内には樹脂が充填されている。マグネット4は、その磁軸がヨーク3の先端部外面(紙幣30が摺接可能な読み取り面すなわち検査面)3aに沿うような向きに配置されている。紙幣30が磁気ヘッド1の検査面3a上で矢印方向に移動して紙幣30に磁気情報として設けられた磁気ストライプ31がギャップgを横切るとき、ギャップgでの漏洩磁束ひいてはヨーク3を通る磁束が変化し、この磁束変化に伴ってコイル5、5’に発生する誘導電流に基づいて紙幣30の真偽識別が行われる。ここで、磁気ストライプ31がギャップg近傍を通過するときの漏洩磁束の変化(検出感度)は、ギャップgの幅が狭くなるほど大きくなるが、ギャップ幅が狭いほど検査面3aからの漏洩磁束の到達距離は小さくなってスペーシングロスが大きくなる。そこで、紙幣識別装置では、ローラやパッドにより検査面3aに紙幣30を押し付けて検査面と紙幣間の距離ひいてはスペーシングロスを低減するようにしており、このため、検査面が摩耗し易くなるなどの問題が生じる。
Magnetic heads are widely used for reading magnetic information recorded on magnetic stripes of magnetic recording media. A
この問題を解消するため、本出願人は、図7に示すように、コイル15、15’が巻回されたヨーク13と、このヨーク13のギャップ内に磁軸が検査面13aを横断する方向に延在するような向きで配されたマグネット14とを備える磁気ヘッド11を提案した(特許文献1を参照)。この磁気ヘッド11は、磁軸が検査面13aを横断する方向に延在するようにマグネット14を配置して磁束Φ1、Φ2(図8〜図11を参照)の到達距離を増大させることによりスペーシングロスを低減させるようにしている。
磁気記録媒体からの磁気情報の読み取りのため、図7の磁気ヘッド11は、例えば図13に示す磁気情報検出回路と共に用いられる。紙幣などの磁気記録媒体30に記録された磁気情報は、磁気ストライプ31を構成する磁性体の磁化方向に対応しており、磁気記録媒体30を磁気ヘッド11の読み取り面(検査面)13aに沿って摺動させたときに磁気ヘッド11から出力される出力電圧(コイル15、15’に生じる誘起電流に対応)ひいては図13の差動増幅器32’の出力は、磁化方向が反転する位置でピークをとる。差動増幅器32’に接続されたピーク検出回路33’は増幅器出力がピークをとったときにピークパルス信号を出力する。そして、ピーク検出回路33’から出力されるピークパルス信号に基づき磁気情報が検出される。
For reading magnetic information from the magnetic recording medium, the
図7の磁気ヘッド11のマグネット14はヨーク先端部のギャップ内に縦方向に配置されており、マグネット14のN極からS極に至る磁束は、磁気記録媒体30の移動方向にみて進入側の磁束Φ1と離脱側の磁束Φ2とから構成される(図8〜図11参照)。図8に示すように磁気記録媒体30がヨーク13の読み取り面13aに沿って磁気ヘッド11に進入して磁束Φ1に近づくと、進入側のヨークを通る磁束Φ1が増加方向に変化すると共に離脱側のヨークを通る磁束Φ2が減少方向に変化してコイル15、15’に流れる誘起電流がそれぞれ発生し、差動増幅器32’の負入力端子および正入力端子にコイル15、15’から電圧が印加され、この場合、図12に示すように差動増幅器32’の出力が負になる。次に、図9に示すように磁気記録媒体30が磁束Φ2に近づくと、ヨーク13を通る磁束Φ1の減少方向への変化および磁束Φ2の増加方向への変化により、磁気記録媒体30が磁束Φ1に近づく場合に発生する誘導電流とは逆方向の誘導電流がコイル15、15’に発生して増幅器出力が正になる。また、図10に示すように磁気記録媒体30が磁束Φ1を抜けると、ヨーク13を通る磁束Φ1の減少方向への変化および磁束Φ2の増加方向への変化によりコイル15、15’に誘起電流が発生して増幅器出力が正になる。そして、図11に示すように磁気記録媒体30が磁束Φ2を抜けると、ヨーク13を通る磁束Φ1の増加方向への変化および磁束Φ2の減少方向への変化によりコイル15、15’に誘起電流が発生して差動増幅器32’の出力が負になる。
The
この様に、図7の磁気ヘッド11は、磁気ストライプ31における磁性体の磁化方向の反転位置毎に正負2つのピーク電圧を出力するものになっており、磁気情報を検出するための各磁化方向反転位置の判定は、図12に例示したように、2つのピーク電圧に対応する2つのピークパルス信号(増幅器出力)に基づいて行われる。
本発明の目的は、磁気記録媒体から磁気情報を読み取る際のスペーシングロスを低減できると共に出力波形をより単純にして磁気情報検出処理をより簡単に行えるようにした磁気ヘッドを提供することにある。
As described above, the
An object of the present invention is to provide a magnetic head that can reduce the spacing loss when reading magnetic information from a magnetic recording medium, and that can simplify the output waveform and perform the magnetic information detection process more easily. .
請求項1記載の発明に係る磁気ヘッドは、ヨークと、ヨークに巻回されたコイルと、磁軸が読み取り面に沿って延在するような向きでヨークの先端付近に配されたマグネットとを備えることを特徴とする。
本発明の磁気ヘッドは、ヨーク先端付近にマグネットを配置して磁束を形成するので、ヨーク後端に配置したマグネットによりヨーク先端のギャップに漏洩磁束を発生させるようにした従来の磁気ヘッドに比べて磁束の到達距離が増大し、スペーシングロスが低減する。このため、典型的にはヨーク先端によって形成される読み取り面に磁気記録媒体を押しつけなくとも磁気記録媒体からの磁気情報の読み取りが精度良く行われる。また、本発明の磁気ヘッドはマグネットをその磁軸が読み取り面に沿って延在するように配置したので、読み取り面を横断する方向に延在する磁軸を有した従来の磁気ヘッドに比べて、磁気ヘッドと磁気記録媒体との相対移動に伴って発生する磁気ヘッドの出力波形が単純になり、磁気情報検出処理が簡単になる。
According to a first aspect of the present invention, there is provided a magnetic head comprising: a yoke; a coil wound around the yoke; and a magnet disposed near the tip of the yoke so that the magnetic axis extends along the reading surface. It is characterized by providing.
The magnetic head according to the present invention forms a magnetic flux by arranging a magnet near the front end of the yoke, so that a magnetic flux leaked in the gap at the front end of the yoke is generated by a magnet arranged at the rear end of the yoke. The reach of the magnetic flux is increased and the spacing loss is reduced. For this reason, reading of magnetic information from the magnetic recording medium is performed with high accuracy without pressing the magnetic recording medium against the reading surface typically formed by the tip of the yoke. Further, in the magnetic head of the present invention, since the magnet is arranged so that the magnetic axis extends along the reading surface, compared with the conventional magnetic head having the magnetic axis extending in the direction crossing the reading surface. The output waveform of the magnetic head generated along with the relative movement between the magnetic head and the magnetic recording medium is simplified, and the magnetic information detection process is simplified.
すなわち、図3に示すように、磁気記録媒体30が磁気ヘッド21の磁束Φに近づくと、磁気記録媒体30側で磁束Φが増大方向に変化してヨーク23、23’を通る磁束Φが減少方向に変化するので、コイル25、25’に誘起電流が発生する。本例では、この誘起電流の発生により磁気ヘッド21の出力電圧が減少して図2に示す増幅器32の出力が負になる。その後、図4に示すように、磁気記録媒体30が磁気ヘッド21の磁束Φから離れて行くと、磁気記録媒体30側で磁束Φが減少方向に変化してヨーク23、23’を通る磁束Φが増大方向に変化する。このため、磁気記録媒体30が磁束Φに近づく際に発生する誘起電流とは逆方向の誘起電流がコイル25、25’に発生し、磁気ヘッド21の出力電圧が増大して増幅器32の出力が正になる。つまり、図5に例示するように、磁気ストライプ31における磁性体の磁化方向の反転位置毎に一つのピーク出力が発生する。
That is, as shown in FIG. 3, when the
本発明の磁気ヘッドの出力波形は単純であり、磁気ヘッド出力に基づく磁気情報検出処理がその分簡単になる。 The output waveform of the magnetic head of the present invention is simple, and the magnetic information detection process based on the magnetic head output is simplified accordingly.
本発明の磁気ヘッドは、ヨーク先端にマグネットを配置して磁束を形成するので磁束の到達距離が増大し、スペーシングロスを低減することができる。しかも、本発明の磁気ヘッドはマグネットをその磁軸が読み取り面に沿って延在するように配置したので、磁気ヘッドの出力波形を単純にすることができ、出力波形に基づく磁気情報検出処理を簡単に行えるようにすることができる。 In the magnetic head of the present invention, a magnet is arranged at the tip of the yoke to form a magnetic flux, so that the reach of the magnetic flux is increased and the spacing loss can be reduced. In addition, since the magnetic head of the present invention is arranged so that the magnetic axis extends along the reading surface, the output waveform of the magnetic head can be simplified, and magnetic information detection processing based on the output waveform can be performed. It can be made easy.
以下、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る磁気ヘッドを説明する。
本実施形態の磁気ヘッド21は、例えば紙幣識別装置(図示略)に搭載される識別センサとして用いられ、磁気記録媒体としての紙幣30の磁気ストライプ31が有する磁気情報を表す出力を発生するものになっている。
磁気ヘッド21は、ヨーク23、マグネット24、検出コイル25、25’ならびに支持台26、29を、接続端子27、27’の内方端部と共にケース22内に収納して樹脂28でモールドしたものである。接続端子27、27’の外方端部は、例えば図2に例示した磁気情報検出回路を介して、紙幣識別装置の識別回路部(図示略)に接続されている。
Hereinafter, a magnetic head according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
The
The
ヨーク23は、支持台26の上面に固定されて磁気ヘッド幅方向に延びる中央部23cと、中央部23cの両端から磁気ヘッド高さ方向にそれぞれ延びる脚部23b、23b’と、両脚部23b、23b’の上端から磁気ヘッド高さ方向にそれぞれ延びる先端部23a、23a’とを備え、全体として正面視U字状に形成されている。
ヨーク23の先端部23a、23a’の間には棒状のマグネット24が嵌合するギャップが形成されている。なお、ヨーク先端部23a、23a’のギャップ形成面(内方側面)は段付面に形成され、ヨーク先端部23a、23a’の外面は、紙幣30の磁気ストライプ31からの磁気情報の読み取りのための読み取り面(検査面)23dを構成している。
The
A gap into which the rod-
マグネット24は、その磁軸(N極とS極とを結ぶ線)が検査面23dに沿って延在するような向きでヨーク先端部23a、23a’間のギャップ内に配され、非磁性の支持台29によって支持されている。マグネット24の上面は、検査面23d及びケース22の上面から僅かに突出している。また、マグネット24の両端面は、ヨーク先端部23a、23a’の段付面にそれぞれ当接している。つまり、マグネット24は、その長さがヨーク先端部23a、23a’の対向面間の離隔距離よりも大きく、磁気ヘッド21の幅方向寸法を増大させることなしにマグネット長を長くして強い磁力を得るようにしている。
The
磁気ヘッド21のヨーク23は、その先端部23a、23a’を脚部23b、23b’から磁気ヘッド高さ方向に延在させたものになっており、ヨーク先端部23a、23a’およびヨーク脚部23b、23b’がマグネット24に近接している。このため、磁気ストライプ31の通過に伴うヨークにおける磁束変化が大きくなって検出感度が高くなる。また、ヨーク23の形状が極めて簡単であるので、組付性の向上およびコスト低減が図られる。
The
ヨーク23の脚部23b、23b’にはコイル25、25’がそれぞれ巻回されており、両コイル25、25’は互いに直列接続され、このコイル直列接続体は、第2接続端子27、27’および磁気情報検出回路を介して紙幣識別装置の識別回路部に接続されている。
図2に示した例では、コイル25、25’からなるコイル直列接続体の一端は、磁気情報検出回路の増幅器32の入力端に接続され、コイル直列接続体の他端は接地されている。図2の磁気情報検出回路は、磁気ヘッド21と紙幣30との相対移動に伴って変化する磁気ヘッド21の出力(コイル25、25’における誘起電圧)を増幅器32で増幅し、磁気ヘッド21のピーク出力をピーク検出回路33で検出し、検出したピーク出力に基づいて紙幣30の磁気ストライプ31に記録された磁気情報を検出するものになっている。検出された磁気情報は紙幣の真偽識別に供される。
In the example shown in FIG. 2, one end of the coil series connection body including the
以下、上記構成の磁気ヘッド21の作用を説明する。
マグネット24は、その磁軸が検査面23dを横断する方向に延在するような向きで配されており、図3及び図4に示すように、マグネット24のN極からS極に至る磁束Φをマグネット24の回りに発生させる。従来の磁気ヘッド1(図6)での漏洩磁束に比べて、磁気ヘッド21の磁束Φの到達距離は非常に大きいので、検査面23dからの紙幣30の許容最大距離が非常に大きくなる。このため、スペーシングロスが同一であるという条件下では紙幣30と検査面23d間距離を大きくすることができ、検査面23dに紙幣30を押し付けることなく紙幣識別を行える。よって、磁気ヘッド21を用いた検査では、磁気ヘッド21の検査面23dに紙幣30を軽く接触させた状態あるいは検査面23dと非接触の状態で、紙幣30を検査面23dに沿って移動させることが好ましい。
Hereinafter, the operation of the
The
そして、紙幣30の磁気ストライプ31がマグネット24を通過する際、磁気ヘッド21の外部で均一に分布していた磁束Φの大部分が磁気ストライプ31を通るので、ヨーク23を通る磁束が大きく変化し、この磁束変化に伴ってコイル25、25’に大きい起電電圧が発生する。
すなわち、図3に示すように、磁気記録媒体としての紙幣30が磁気ヘッド21の磁束Φに近づくと、紙幣30側で磁束Φが増大方向に変化してヨーク23、23’を通る磁束Φが減少方向に変化するので、コイル25、25’に誘起電圧が発生し、磁気ヘッド21の出力電圧が例えば減少して図2に示す増幅器32の出力が負になる。その後、図4に示すように、紙幣30が磁気ヘッド21の磁束Φから離れて行くと、紙幣30側で磁束Φが減少方向に変化してヨーク23、23’を通る磁束Φが増大方向に変化するので、紙幣30が磁束Φに近づく場合とは逆方向の誘起電圧がコイル25、25’に発生し、磁気ヘッド21の出力電圧が増大して増幅器32の出力が正になる。つまり、図5に示すように、磁気ストライプ31における磁性体の磁化方向の反転位置毎に一つのピーク出力が発生する。
When the
That is, as shown in FIG. 3, when the
図7の磁気ヘッド11の場合には2つのピーク出力に基づいて磁化方向反転位置を判定して磁気情報を検出する必要があるが、この点、本実施形態の磁気ヘッド21は各磁化方向反転位置で一つのピーク電圧を発生するものとなっており、その出力波形が単純であるので、磁気ヘッド出力に基づく磁気情報検出処理がその分簡単になる。
上述のように、本実施形態の磁気ヘッド21によれば、検査面23dに紙幣30を押し付けることなしに検査を高精度で行えるので検査面23dの摩耗を大幅に低減でき、しかも、磁気ヘッド21の出力波形が単純であるので出力波形に基づく紙幣識別のための磁気情報検出処理を簡単に行える。
In the case of the
As described above, according to the
本発明の磁気ヘッドは、上記実施形態のものに限定されず、種々に変形可能である。
例えば、実施形態では、紙幣に設けられた磁気ストライプを検出する紙幣識別センサとして機能する磁気ヘッドについて説明したが、本発明は、その他の磁気インク検知センサ、MICR(Magnetic Ink Character Reader)読み取りセンサ、近接センサ、磁性識別センサ等に適用することができる。
The magnetic head of the present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be variously modified.
For example, in the embodiment, a magnetic head that functions as a banknote identification sensor that detects a magnetic stripe provided on a banknote has been described, but the present invention includes other magnetic ink detection sensors, MICR (Magnetic Ink Character Reader) reading sensors, It can be applied to proximity sensors, magnetic identification sensors, and the like.
また、上記実施形態では、磁気ヘッドの幅寸法の低減および検出感度の向上のために、ヨーク脚部23b、23b’にコイル25、25’を巻回すると共にヨーク脚部23b、23b’から磁気ヘッド高さ方向に延在させたヨーク先端部23a、23a’の段付のギャップ形成面にマグネット24の両端を嵌合させるようにしたが、ヨーク先端部のギャップ形成面を段付面に形成することは必須ではなく、図14に示すように、ヨーク先端部23a、23a’の真っ直ぐな内方側面からなるギャップ形成面にマグネット24の端面を単に当接させても良い。また、ギャップ形成面とマグネット端面との間に空隙や非磁性体を介在させても良い。
In the above embodiment, in order to reduce the width dimension of the magnetic head and improve the detection sensitivity, the
更に、ヨーク先端部23a、23a’をヨーク脚部23b、23b’から磁気ヘッド高さ方向に延在させずに、図6及び図7に示した従来のものと同様、ヨーク先端部23a、23a’を磁気ヘッド幅方向に延在させるようにしても良い。また、ヨーク脚部のコイル25、25’に代えてヨーク中央部23cに一つのコイルを巻回しても良い。
また、マグネット24の上面を検査面23dから僅かに突出させることも必須ではなく、図14に示すように、マグネット上面が検査面23dと面一をなすようにマグネット24を配置しても良い。或いは、図15に示すように、マグネット24全体がヨーク先端部23a、23a’間のギャップの外方に配されるようにマグネット24を配置しても良い。この場合、磁気ヘッドの読み取り面(検査面)を、ヨーク先端面(マグネット24の内方面)またはマグネット24の外方面により形成することができる。
Further, the
Further, it is not essential to slightly protrude the upper surface of the
マグネット24の長さは、図14及び図15に示すようにヨーク先端部23a、23a’間のギャップ幅と同一または略同一で良く、また、図16に示すようにギャップ幅より短くても良く、更には図17に示すようにギャップ幅より長くすることもできる。マグネット24をヨーク先端部23a、23a’のギャップ内に配置する場合にもマグネット24の長さを適宜設定することができる。そして、この様にマグネット24の長さを変えることにより、磁気ヘッドによる磁気ストライプの読み取り分解能を調整することができる。すなわち、細かい分解能が欲しいときはマグネット24の長さを短くし、大きい分解能が欲しいときにはマグネット24の長さを長くすれば良い。
The length of the
図2に示した磁気情報検出回路は例示であり、その回路構成は図2に示したものに限定されない。その他の点についても種々に変形可能である。 The magnetic information detection circuit shown in FIG. 2 is an example, and the circuit configuration is not limited to that shown in FIG. Other points can be variously modified.
21 磁気ヘッド
23 ヨーク
23a、23a’ ヨーク先端部
23b、23b’ ヨーク脚部
23c ヨーク中央部
23d 読み取り面(検査面)
24 マグネット
25、25’ 検出コイル
30 紙幣(磁気記録媒体)
31 磁気ストライプ
21
24
31 Magnetic stripe
Claims (3)
前記ヨークに巻回されたコイルと、
磁軸が読み取り面に沿って延在するような向きで前記ヨークの先端付近に配されたマグネットと
を備えることを特徴とする磁気ヘッド。 York,
A coil wound around the yoke;
And a magnet disposed near the tip of the yoke in such a direction that the magnetic axis extends along the reading surface.
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