JP4203214B2 - Pressure control device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は圧力制御装置に係り、特に圧力制御弁の設定圧力を調整する圧力設定用バネを駆動する主軸を手動操作で回転させるよう構成した圧力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、都市ガスを給送するラインに設置される圧力制御装置においては、圧力を利用して作動するダイヤフラムを圧力制御弁の駆動部として採用すると共に、圧力設定装置によりパイロット弁の弁部を作動させてパイロット弁から圧力制御弁のダイヤフラム室へ供給されるパイロット圧(制御圧力)を調整することによりガス供給ラインの圧力制御弁の下流側の圧力(2次圧力)が設定圧力(目標圧力)となるようしている。
【0003】
この種の圧力制御装置は、下流側管路に供給されるガスの2次圧力を制御する圧力制御弁と、圧力制御弁のアクチュエータ部に供給される制御圧力を調整するダイヤフラムが内設されたパイロット弁と、2次圧力が所定の設定圧力となるようにダイヤフラムを動作させるモータ及びこのモータの回転状態を検知するポテンショメータを有した圧力設定装置と、予め登録された制御データに基づいて2次圧力が所定の設定圧力となるように圧力設定装置のモータを駆動制御する制御回路等を有した構成とされている。
【0004】
また、圧力設定装置は、パイロット弁と圧力設定部とにより構成されている。パイロット弁は圧力制御弁を駆動するアクチュエータと接続されており、パイロット弁の動作に伴いアクチュエータは駆動し、圧力制御弁を開閉動作させる構成となっている。このパイロット弁に内設されたダイヤフラムは、その下部に圧力設定バネが配設されている。
【0005】
この圧力設定バネは、上端部がパイロット弁のダイヤフラムに当接すると共に下端部がバネ受けに当接した構成とされている。このバネ受けは、主軸の回転により上下動する構成とされている。即ち、主軸には雄ネジ部が形成されており、バネ受けには雌ネジ部が形成されており、各ネジ部は螺合した構成となっている。また、主軸は、前記圧力設定部に設けられたモータに接続されている。
【0006】
よって、モータが駆動することにより主軸は回転し、これに伴いバネ受けは上下動し、これにより圧力設定バネの圧縮量が増加又は減少される構成となっている。圧力設定バネがダイヤフラムに印加する荷重はこの圧縮量の増減に伴い増減し、よってパイロット弁の設定圧力は圧力設定装置により制御される構成となっている。
【0007】
上記圧力制御装置では、モータ駆動により圧力設定バネの圧縮量を自動的に調整する自動調整機構と、手動操作でも圧力設定バネの圧縮量を調整できる手動調整機構とが設けられている。
【0008】
手動調整機構は、圧力設定バネのバネ受けを駆動する主軸と、上端が主軸の端部にロックピンを介して連結された手動操作用ハンドルと、手動操作用ハンドルの下端に連結された主軸とからなる。この主軸には、モータに駆動される駆動ギヤに噛合するギヤが設けられている。
【0009】
そして、手動操作用ハンドルが軸方向に押圧されて上動すると、主軸のギヤがモータの駆動ギヤから離間して手動操作用ハンドルの回動操作が可能になり、手動操作で圧力設定バネの圧縮量を調整することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように構成された圧力制御装置においては、手動操作で圧力設定バネの圧縮量を調整する場合、手動操作用ハンドルを上方に持ち上げて主軸のギヤをモータの駆動ギヤから離間させた状態のまま手動操作用ハンドルを回動操作する必要であり、圧力設定バネの調整操作に手間と労力がかかるという問題があった。
【0011】
そこで、本発明は上記課題を解決した圧力制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は以下のような特徴を有するものである。
【0013】
本発明は、圧力設定用バネの圧縮量を加減する主軸を手動で回転させる手動操作用ハンドルを手動にて主軸を回転させる位置に移動させたとき、ロックピンを手動ハンドルの係合孔及び主軸の貫通孔に貫通させ、手動操作用ハンドルと主軸との嵌合位置で保持するものであり、手動操作用ハンドルを手動で保持する必要がなくなり、圧力設定用バネの調整を手動操作により容易に行うことができる。
【0014】
さらに、本発明は、ロックピンの嵌合部を係合溝の係合孔からずらして小径部を係合孔に通すことにより手動操作用ハンドルを上方に持ち上げて駆動手段と主軸との係合を解除させることが可能になり、その後、ロックピンの嵌合部を係合溝の係合孔に嵌合させて手動操作用ハンドルを手動操作位置に保持することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
図1は本発明になる圧力制御装置の一実施例の構成図である。
【0017】
図1に示されるように、圧力設定装置10を有する圧力制御装置11は、都市ガスを給送する上流側管路12と下流側管路13との間に配設されている。この圧力制御装置11は、下流側管路13へ供給されるガスの2次圧力を制御する圧力制御弁14と、圧力制御弁14のアクチュエータ部15に供給されるパイロット圧(制御圧力)を調整するパイロット弁(圧力調整部)16と、2次圧力が所定の設定圧力値になるようにパイロット弁16の弁部を動作させる圧力設定部17と、該圧力設定部17に内蔵され予め登録された制御データに基づいて2次圧力が各時間帯毎の設定圧力値となるように圧力設定部17を制御する制御回路(制御部)18とより構成されている。
【0018】
上記圧力設定装置10は、パイロット弁16と、制御回路18を内蔵した圧力設定部17より構成されている。そのため、圧力設定部17は、制御回路18と電気的に接続する信号ケーブルを外部に引き出す配線作業が不要、又は大幅に削減でき、配線作業を予め工場等の組立工程で行なうことができる。また、既に設置されている圧力制御弁14をそのまま使用して制御部のみを交換する場合、上記のように既設のパイロット弁に圧力設定部17を取り付けるだけなので、既存の圧力制御弁14を容易に改善することができる。
【0019】
圧力制御弁14のアクチュエータ部15は、ダイヤフラム19により画成された上側ダイヤフラム室20と下側ダイヤフラム室21とが形成されており、上側ダイヤフラム室20にはダイヤフラム19を閉弁方向に押圧する圧力設定バネ22が配設されている。
【0020】
パイロット弁16には、上流側管路12に接続された1次圧力導入管路23と、下流側管路13に接続された2次圧力導入管路24と、下側ダイヤフラム室21に接続されたパイロット圧導入管路25と、上側ダイヤフラム室20に連通された2次圧力導入管路26が接続されている。
【0021】
パイロット弁16は、圧力設定部17の動作により、圧力設定バネ36の圧縮量が増加又は減少され、圧縮量の増減により圧力設定バネ36の荷重は増減する。パイロット弁16の設定圧力Psは、圧力設定バネ36の荷重とダイヤフラム32に加わる2次圧力P2による力がつり合うときの2次圧力P2となる。
【0022】
従って、パイロット弁16は、圧力設定部17の動作により圧力設定バネ36のバネ荷重を増減することで設定圧力Psを増減させる。ここで、例えば2次圧力P2が設定圧力Psより低下すると、圧力設定バネ36のバネ荷重の方がダイヤフラム32に加わる2次圧力P2による力より大きくなるため、ダイヤフラム32が上方に変位する。これにより、パイロット弁16の弁部が弁開動作してパイロット圧を上昇させる。
【0023】
一方、下側ダイヤフラム室21には、パイロット圧導入管路25を介してパイロット弁16からパイロット圧が導入されており、上側ダイヤフラム室20には2次圧力導入管路24,26を介して2次圧力P2が導入されている。従って、パイロット圧が上昇すると共に下側ダイヤフラム室21と上側ダイヤフラム室20の圧力差によりダイヤフラム19が圧力設定バネ22の荷重に対して上方に変位する。
【0024】
これにより、圧力制御弁14の弁部が弁開動作して2次圧力P2を設定圧力Psに上昇させる。また、2次圧力P2が設定圧力Psより上昇すると、圧力設定バネ36のバネ荷重の方がダイヤフラム32に加わる2次圧力P2による力より小さくなるため、ダイヤフラム32が下方に変位する。
【0025】
これにより、パイロット弁16の弁部が弁閉動作してパイロット圧を降圧させる。従って、パイロット圧が降圧すると共に下側ダイヤフラム室21と上側ダイヤフラム室20の圧力差が小さくなるため、圧力設定バネ22の荷重により下方に変位する。これにより、圧力制御弁14の弁部が弁閉動作して2次圧力P2を設定圧力Psに降圧させる。
【0026】
このように、2次圧力P2が下流側のガス使用量の変化により変動した場合、上記のように圧力制御弁14のダイヤフラム19が変位して2次圧力P2が設定圧力値Psを保つように圧力制御を行う。
【0027】
ここで、圧力設定部17について説明する。
【0028】
図2は圧力設定装置10の内部構成を拡大して示す縦断面図である。また、図3は圧力設定装置10の側面図である。
【0029】
図2及び図3に示されるように、圧力設定装置10は、パイロット弁16の下部に圧力設定部17が着脱可能に取り付けられている。パイロット弁16のハウジング31は、上部31aと中部31bと下部31cとが重ね合わせた状態でボルト30により一体的に締結されている。また、ハウジング31の内部は、上側ダイヤフラム32と下側ダイヤフラム33とにより上室34a、中室34b、下室34cに画成されている。
【0030】
下室34cには、下側ダイヤフラム33を上方に押圧する圧力設定バネ36が介装されている。この圧力設定バネ36は、下端部が調整ネジ55と螺合した円板状のバネ受け37に当接し、上端部が下側ダイヤフラム33の下面に固定されたバネ受け38に当接する。この圧力設定バネ36は、後述するようにモータ駆動力によりバネ力が調整されて設定圧力値Psを設定する。
【0031】
また、パイロット弁16のハウジング31の下部には、圧力設定部17の耐圧防爆構造とされた防爆ケース46がボルト47の締結により着脱可能に取り付けられている。この防爆ケース46は、上部ケース48と下部ケース49とが組み合わされた構造であり、ボルト50の締結により相互に固定される。
【0032】
この防爆ケース46の内部には、圧力設定バネ36のバネ力を調整するための電動モータ51と、電動モータ51の回転を減速する減速機52と、減速機52からの回転が伝達される回転軸53と、回転軸53の上端とカップリング54を介して同軸的に連結された調整ネジ55と、回転軸53の回転位置を測定する可変抵抗器からなるポテンショメータ56と、補助バッテリ57と、ポテンショメータ56からの測定値に基づいて電動モータ51を駆動制御する制御回路18とが収容されている。
【0033】
図4は防爆ケース46に収容される各電子機器のブロック図である。
【0034】
図4に示されるように、制御回路18は、従来設置現場から離れた場所に設けられていたが、本実施の形態では、電動モータ51と同一の防爆ケース46に収容されており、コンパクトな構成となっている。そのため、制御回路18と電動モータ51との間を電気的に接続する信号ケーブル72及び制御回路18とポテンショメータ56との間を電気的に接続する信号ケーブル73及び制御回路18と補助バッテリ57との間を電気的に接続するケーブル74を外部に引き出す必要がなく、各ケーブル72〜74を防爆用パイプ等に挿通させる必要もない。
【0035】
また、上記のように防爆ケース46は、パイロット弁16のハウジング31の下部にボルト47の締結により着脱可能に取り付けられているため、例えば点検等のときでもパイロット弁16のハウジング31から分離させることにより容易に点検を行なうことができ、制御回路18のメンテナンス性が高められている。
【0036】
また、補助バッテリ57は、停電のとき制御回路18及び電動モータ51等に電源を供給するための予備電源である。従って、停電時でも圧力制御を連続して行なうことができる。
【0037】
上記制御回路18は、後述するように圧力設定部17の制御量を演算するCPU77と、圧力制御弁14による2次圧力P2の設定圧制御パターンが記憶されたメモリ78とを有する。また、CPU77は、メモリ78に記憶された設定圧制御パターンに基づいて2次圧力P2が設定圧制御パターンに応じた圧力となるように電動モータ51を駆動制御する。
【0038】
また、制御回路18には、外部機器や電源と接続されるコネクタ75が接続されている。尚、本実施の形態では、コネクタ75は、AC100V用端子H,Gとアース用端子Eと、警報出力用端子▲1▼▲2▼と、通信用端子▲3▼〜▲5▼とが配設されている。
【0039】
メモリ78には、各信号に基づいて圧力設定部17の制御量を演算する制御プログラム及び図5に示す1日のガス使用量変化に応じた設定圧力値Psを保つように圧力設定バネ36のバネ力を調整する回転軸53の回転位置が各時間帯毎に決められた制御データのデータテーブルが記憶されている。
【0040】
図5は各時間に対応する圧力制御弁14の弁開度の一例を示すグラフである。
【0041】
図5に示すように、設定弁開度信号は、各時間毎に設定された所定の設定圧力値に対応する弁開度を基準として上記圧力上昇制御プログラムあるいは圧力降下制御プログラムにより演算される。また、所定値Pは、管路口径や圧力制御弁14の特性等の条件によって異なる値が設定されるため、予め実験により得られたデータに基づいて算出された値を閾値として設定されている。
【0042】
図6は減速機52、回転軸53、カップリング54、調整ネジ55等の伝達機構の構成を拡大して示す縦断面図である。
【0043】
図6に示されるように、電動モータ51の駆動軸59は、端部に駆動ギヤ60が嵌合固定されており、駆動ギヤ60には回転軸53に嵌合固定された大径ギヤ61が噛合している。また、大径ギヤ61の下方で回転軸53に嵌合された小径ギヤ62は、ポテンショメータ56の軸63に嵌合固定された大径ギヤ64に摺動可能に噛合している。そのため、電動モータ51により駆動された回転軸53の回転量は、ポテンショメータ56にも伝達されて回転量に応じた抵抗値の変化に伴う電圧値として検出される。
【0044】
また、大径ギヤ61は、回転軸53に沿って軸方向に摺動可能に嵌合されており、クラッチバネ65のバネ力により駆動ギヤ60と噛合する位置に付勢されている。尚、クラッチバネ65の上端は、防爆ケース46の上部ケース48の内壁に回動可能に当接するバネ受け66に当接している。
【0045】
また、防爆ケース46の上方に突出する回転軸53の上端は、カップリング54が嵌合しており軸方向と直交する方向に挿通された連結ピン67により連結されている。さらに、カップリング54の上端には、調整ネジ55の下端部分が挿入されており、且つ係合溝69が軸方向に延在形成されている。この係合溝69は、調整ネジ55の下端に設けられた挿通孔55aに挿通されたロックピン68が摺動可能に嵌合する。このロックピン68は、後述するように手動操作用ハンドル70を手動で回動操作する際に手動操作用ハンドル70を手動操作位置にロックするためのロック機構80を構成している。
【0046】
そのため、カップリング54は、係合溝69とロックピン68との係合状態のまま軸方向に移動することができる。また、カップリング54の外周には、横方向に突出する手動操作用ハンドル70が設けられている。
【0047】
従って、電動モータ51により駆動された回転軸53の回転は、カップリング54及び連結ピン67,ロックピン68を介して調整ネジ55に伝達される。そして、調整ネジ55は、前述したパイロット弁16のハウジング31内部に挿入されており、上記圧力設定バネ36の円板状のバネ受け37の中央孔37aに螺入されている。また、バネ受け37は、ストッパ71により円周方向の回転が制限されているので、調整ネジ55の回転方向に応じて軸方向に昇降すると共に、回転角度に応じた量だけ軸方向に移動する。そのため、調整ネジ55が電動モータ51に駆動されて回転することにより、バネ受け37の軸方向位置が調整される。その結果、圧力設定バネ36の圧縮長さが変化してバネ力が任意の値に調整され、設定圧力値Psを設定する。
【0048】
図7は手動操作により圧力設定バネ36のバネ力を調整する場合の操作方法を示す図である。
【0049】
図7に示されるように、手動操作により圧力設定バネ36のバネ力を調整する場合は、先ず手動操作用ハンドル70を上方に引き上げる。これにより、カップリング54及び連結ピン67を介して連結された回転軸53が上動し、回転軸53に嵌合固定された大径ギヤ61及び小径ギヤ62も同方向に移動する。これにより、大径ギヤ61は、電動モータ51に駆動される駆動ギヤ60から離間してフリーな状態となり、小径ギヤ62は軸方向に延在されているのでポテンショメータ56の軸63に嵌合固定された大径ギヤ64に噛合している。
【0050】
また、カップリング54の係合溝69は、調整ネジ55の下端に挿通されたロックピン68に係合したまま上動する。この状態で手動操作用ハンドル70が回動操作されると、バネ受け37に螺入された調整ネジ55が軸回りに回動してバネ受け37の軸方向位置が調整される。そのため、圧力設定バネ36の圧縮長さが変化してバネ力が任意の値に調整される。
【0051】
尚、手動操作により圧力設定バネ36のバネ力を調整する場合も回転軸53の回転量がポテンショメータ56に伝達されて圧力設定バネ36の圧縮長さに応じた電圧値が測定される。
【0052】
ここで、上記ロック機構80について説明する。
【0053】
図8は手動操作用ハンドル70の構成を示す図であり、(A)は上方からみた斜視図、(B)は下方からみた斜視図である。
【0054】
図8(A)(B)に示されるように、手動操作用ハンドル70は、調整ネジ55と回転軸53を連結する連結部材81と、連結部材81に固定され手動操作時に把持される円盤状のハンドル部材90とからなる。連結部材81は、外周より半径方向に突出しハンドル部材90が固定される鍔部82と、鍔部82より上方(Ya方向)に突出して調整ネジ55の下端部が嵌合する第1の軸受部84と、鍔部82より下方(Yb方向)に突出して回転軸53の上端部が嵌合する第2の軸受部86とを有する。
【0055】
鍔部82には、大径なハンドル部材90を固定するためのボルト挿通孔82aが2箇所に設けられている。また、第1の軸受部84は、調整ネジ55の下端部が挿通される挿通孔84aが軸方向に貫通しており、且つ挿通孔84aに連通するように軸方向に延在する一対の係合溝69が設けられている。さらに、一方の係合溝69の下端部には、溝幅よりも大径な係合孔(保持手段)69aが半径方向(X方向)に延在形成されている。
【0056】
また、第2の軸受部86は、回転軸53の上端部が挿通される挿通孔86aが軸方向(Y方向)に貫通しており、且つ連結ピン67を挿通するための挿通孔86bが挿通孔86aと交差するように半径方向に貫通している。
【0057】
図9はロック機構80の構成を示す図であり、(A)はロック解除状態を示す一部切断斜視図、(B)はロック状態を示す一部切断斜視図である。
【0058】
図9(A)に示されるように、ロック機構80は、ロックピン68と、手動操作用ハンドル70に設けられた係合溝69とからなる。ロックピン68は、係合溝69に挿通される小径部68aと、係合溝69の係合孔69aに嵌合する嵌合部68bと、係合孔69aより大径な大径部68cと、小径部68aの先端に設けられ半径方向に貫通する小孔68dとを有する。
【0059】
ロック解除状態のときロックピン68の小径部68aは、前述したように調整ネジ55の下端に挿通された第1の軸受部84の挿通孔82aを横切るように一対の係合溝69間に挿通されている。そのため、ロックピン68の嵌合部68bが係合溝69の係合孔69aに嵌合していないロック解除状態では、ロックピン68の小径部68aが一対の係合溝69に沿って軸方向に摺動できる。よって、手動操作により圧力設定バネ36のバネ力を調整する際に、手動操作用ハンドル70を上方(Ya方向)に引き上げるとともにロックピン68の小径部68aが一対の係合溝69を摺動して手動操作用ハンドル70を上動(Ya方向)させることができる。
【0060】
図9(B)に示されるように、手動操作用ハンドル70を手動操作位置に上動させて手動操作により圧力設定バネ36のバネ力を調整する際は、ロックピン68の嵌合部68bが係合溝69の係合孔69aに嵌合するようにロックピン68を軸方向(Xa方向)に移動させる。これにより、ロックピン68と手動操作用ハンドル70とが一体的に結合されて手動操作用ハンドル70が手動操作位置に保持される。
【0061】
ここで、上記のように構成されたロック機構80の動作について説明する。
【0062】
図10はロックピン68の抜け落ち防止状態を示す図であり、(A)は平面図、(B)は縦断面図である。
【0063】
図10(A)(B)に示されるように、ロックピン68は、小径部68aの先端に設けられた小孔68dに脱落防止リング88が挿通されている。この脱落防止リング88は、調整ネジ55の下端に挿通された小径部68aが調整ネジ55から抜け落ちることを防止するためのものである。従って、ロックピン68を引く抜こうとしても、脱落防止リング88が調整ネジ55の外周に当接して小径部68aをそれ以上引き抜くことができず、ロックピン68の脱落が防止される。
【0064】
図11はモータ51の回転駆動力で調整ネジ55を駆動する状態を示す図であり、(A)は平面図、(B)は縦断面図である。
【0065】
図11(A)(B)に示されるように、モータ51の回転駆動力で調整ネジ55を駆動するときは、手動操作用ハンドル70が手動操作位置より下方(Yb方向)に移動しており、回転軸53に係合する大径ギヤ61がモータ51の駆動ギヤ60に噛合している。そして、ロックピン68は、小径部68aが手動操作用ハンドル70の一対の係合溝69に係合しており、手動操作用ハンドル70の回転駆動力を調整ネジ55に伝達する。
【0066】
このとき、ロックピン68の嵌合部68bが係合溝69の係合孔69aに嵌合していないので、ロックピン68の小径部68aが一対の係合溝69に沿って調整ネジ55の軸方向(Y方向)に摺動できる。
【0067】
図12は手動操作用ハンドル70で調整ネジ55を駆動する状態を示す図であり、(A)は平面図、(B)は縦断面図である。
【0068】
図12(A)(B)に示されるように、手動操作で圧力設定バネ36のバネ力を調整するときは、手動操作用ハンドル70を上方に持ち上げる。そして、ロックピン68の小径部68aが一対の係合溝69に沿って軸方向に摺動して係合孔69aがロックピン68を挿通させる手動操作位置に移動する。この状態でロックピン68を軸方向に押圧してロックピン68の嵌合部68bを係合溝69の係合孔69aに嵌合させる。これで、手動操作用ハンドル70は、ロックピン68の嵌合部68bが係合溝69の係合孔69aに嵌合して手動操作位置にロックされる。
【0069】
大径ギヤ61は、前述したように回転軸53に沿って軸方向に摺動可能に嵌合されており、クラッチバネ65のバネ力により駆動ギヤ60と噛合する位置に付勢されている。しかしながら、手動操作用ハンドル70を回動させて圧力設定バネ36のバネ力を調整する際は、手動操作用ハンドル70がロックピン68により手動操作位置に保持されているので、クラッチバネ65のバネ力に抗して手動操作用ハンドル70を持ち上げた状態に保持する操作が必要なくなり、ロックピン68により手動操作位置に保持された手動操作用ハンドル70を回動操作するだけなので、圧力設定バネ36のバネ力を容易に調整できるとともに、手動調整作業の労力を軽減することができる。
【0070】
上記のようにして手動操作による圧力設定バネ36のバネ力を調整した後は、ロックピン68を軸方向(Xb方向)に引き出してロックピン68の嵌合部68bを係合溝69の係合孔69aから離間させる。これで、手動操作用ハンドル70は、ロックピン68によるロックが解除される。そのため、手動操作用ハンドル70は、クラッチバネ65のバネ力により下方(Yb方向)へ移動する。
【0071】
その際、ロックピン68の小径部68aは、手動操作用ハンドル70の係合溝69に沿って相対的に上動(Ya方向)し、図11(A)(B)に示されるように、回転軸53に係合する大径ギヤ61がモータ51の駆動ギヤ60に噛合する。
【0072】
また、上記実施例では、都市ガスが給送されるラインに配設された場合を一例として挙げたが、これに限らず、他の気体あるいは液体を給送する管路の圧力制御にも適用できるのは勿論である。
【0073】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、圧力設定用バネの圧縮量を加減する主軸を手動で回転させる手動操作用ハンドルを手動にて主軸を回転させる位置に移動させたとき、ロックピンを手動ハンドルの係合孔及び主軸の貫通孔に貫通させ、手動操作用ハンドルと主軸との嵌合位置で保持するため、手動操作用ハンドルを手動で保持する必要がなくなり、圧力設定用バネの調整を手動操作により容易に行うことができる。
【0074】
さらに、本発明によれば、ロックピンの嵌合部を係合溝の係合孔からずらして小径部を係合孔に通すことにより手動操作用ハンドルを上方に持ち上げて駆動手段と主軸との係合を解除させることが可能になり、その後、ロックピンの嵌合部を係合溝の係合孔に嵌合させて手動操作用ハンドルによる圧力設定用バネの調整を比較的容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる圧力制御装置の一実施例の構成図である。
【図2】圧力設定装置10の内部構成を拡大して示す縦断面図である。
【図3】圧力設定装置10の側面図である。
【図4】防爆ケース46に収容される各電子機器のブロック図である。
【図5】1日のガス使用量変化に応じた設定圧力値Ps を保つように圧力制御弁の弁開度が各時間帯毎に決められた制御データを示す図である。
【図6】減速機52、回転軸53、カップリング54、調整ネジ55等の伝達機構の構成を拡大して示す縦断面図である。
【図7】手動操作により圧力設定バネ36のバネ力を調整する場合の操作方法を示す図である。
【図8】手動操作用ハンドル70の構成を示す図であり、(A)は上方からみた斜視図、(B)は下方からみた斜視図である。
【図9】ロック機構80の構成を示す図であり、(A)はロック解除状態を示す一部切断斜視図、(B)はロック状態を示す一部切断斜視図である。
【図10】ロックピン68の抜け落ち防止状態を示す図であり、(A)は平面図、(B)は縦断面図である。
【図11】モータ51の回転駆動力で調整ネジ55を駆動する状態を示す図であり、(A)は平面図、(B)は縦断面図である。
【図12】手動操作用ハンドル70で調整ネジ55を駆動する状態を示す図であり、(A)は平面図、(B)は縦断面図である。
【符号の説明】
10 圧力設定装置
11 圧力制御装置
12 上流側管路
13 下流側管路
14 圧力制御弁
15 アクチュエータ部
16 パイロット弁
17 圧力設定部
18 制御回路
19 ダイヤフラム
20 上側ダイヤフラム室
21 下側ダイヤフラム室
22 圧力設定バネ
23 1次圧力導入管路
24 2次圧力導入管路
25 パイロット圧導入管路
26 2次圧力導入管路
31 ハウジング
32 上側ダイヤフラム
33 下側ダイヤフラム
36 圧力設定バネ
40 ノズル
43 弁部
45 弁体
46 防爆ケース
48 上部ケース
49 下部ケース
51 電動モータ
52 減速機
53 回転軸
54 カップリング
55 調整ネジ
68 ロックピン
68a 小径部
68b 嵌合部
68c 大径部
69 係合溝
69a 係合孔
70 手動操作用ハンドル
80 ロック機構
81 連結部材
82 鍔部
84 第1の軸受部
86 第2の軸受部
90 ハンドル部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pressure control device, and more particularly to a pressure control device configured to manually rotate a main shaft that drives a pressure setting spring that adjusts a set pressure of a pressure control valve.
[0002]
[Prior art]
For example, in a pressure control device installed in a line for supplying city gas, a diaphragm that operates using pressure is employed as a drive unit for the pressure control valve, and the pilot valve unit is operated by the pressure setting device. By adjusting the pilot pressure (control pressure) supplied from the pilot valve to the diaphragm chamber of the pressure control valve, the pressure (secondary pressure) downstream of the pressure control valve in the gas supply line is set to the set pressure (target pressure). It is going to become.
[0003]
This type of pressure control device is provided with a pressure control valve for controlling the secondary pressure of the gas supplied to the downstream pipe line and a diaphragm for adjusting the control pressure supplied to the actuator portion of the pressure control valve. A pressure control device having a pilot valve, a motor for operating the diaphragm so that the secondary pressure becomes a predetermined set pressure, a potentiometer for detecting the rotation state of the motor, and a secondary based on control data registered in advance It is configured to have a control circuit or the like that drives and controls the motor of the pressure setting device so that the pressure becomes a predetermined set pressure.
[0004]
Further, the pressure setting device includes a pilot valve and a pressure setting unit. The pilot valve is connected to an actuator that drives the pressure control valve, and the actuator is driven in accordance with the operation of the pilot valve to open and close the pressure control valve. The diaphragm provided in the pilot valve is provided with a pressure setting spring at the lower part thereof.
[0005]
The pressure setting spring has a configuration in which an upper end portion is in contact with a diaphragm of the pilot valve and a lower end portion is in contact with a spring receiver. The spring receiver is configured to move up and down by the rotation of the main shaft. That is, a male screw part is formed on the main shaft, a female screw part is formed on the spring receiver, and each screw part is screwed together. The main shaft is connected to a motor provided in the pressure setting unit.
[0006]
Therefore, when the motor is driven, the main shaft is rotated, and the spring receiver is moved up and down accordingly, whereby the compression amount of the pressure setting spring is increased or decreased. The load applied to the diaphragm by the pressure setting spring increases and decreases as the amount of compression increases and decreases, and thus the set pressure of the pilot valve is controlled by the pressure setting device.
[0007]
The pressure control device includes an automatic adjustment mechanism that automatically adjusts the compression amount of the pressure setting spring by driving a motor, and a manual adjustment mechanism that can adjust the compression amount of the pressure setting spring even by manual operation.
[0008]
The manual adjustment mechanism includes a main shaft that drives a spring receiver of a pressure setting spring, a manual operation handle having an upper end connected to the end of the main shaft via a lock pin, and a main shaft connected to the lower end of the manual operation handle. Consists of. The main shaft is provided with a gear that meshes with a drive gear driven by a motor.
[0009]
When the manual operation handle is pushed upward in the axial direction, the gear of the main shaft is separated from the drive gear of the motor and the manual operation handle can be rotated, and the pressure setting spring is compressed by manual operation. The amount can be adjusted.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the pressure control device configured as described above, when adjusting the compression amount of the pressure setting spring by manual operation, the manual operation handle is lifted upward to separate the main shaft gear from the motor drive gear. There is a problem that it is necessary to rotate the manual operation handle in the state, and the adjustment operation of the pressure setting spring takes time and effort.
[0011]
Then, an object of this invention is to provide the pressure control apparatus which solved the said subject.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention has the following features.
[0013]
According to the present invention, when the manual operation handle for manually rotating the main shaft for adjusting the compression amount of the pressure setting spring is moved to the position for manually rotating the main shaft, the lock pin is engaged with the engagement hole and the main shaft of the manual handle. The manual operation handle and the main shaft are held at the mating position, eliminating the need to manually hold the manual operation handle and adjusting the pressure setting spring easily by manual operation. It can be carried out.
[0014]
Further, according to the present invention , the manual operation handle is lifted upward by shifting the fitting portion of the lock pin from the engagement hole of the engagement groove and passing the small diameter portion through the engagement hole, thereby engaging the drive means with the main shaft. Then, the manual operation handle can be held in the manual operation position by fitting the engagement portion of the lock pin into the engagement hole of the engagement groove.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0016]
FIG. 1 is a block diagram of an embodiment of a pressure control device according to the present invention.
[0017]
As shown in FIG. 1, a pressure control device 11 having a
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
In the
[0022]
Therefore, the
[0023]
On the other hand, pilot pressure is introduced into the
[0024]
Thus, the valve portion of the pressure control valve 14 to increase the secondary pressure P 2 by opening operation valve set pressure Ps. Further, when the secondary pressure P 2 rises above the set pressure Ps, because the direction of the spring load of the
[0025]
As a result, the valve portion of the
[0026]
As described above, when the secondary pressure P 2 fluctuates due to a change in the amount of gas used on the downstream side, the diaphragm 19 of the pressure control valve 14 is displaced as described above, and the secondary pressure P 2 maintains the set pressure value Ps. Control the pressure as follows.
[0027]
Here, the
[0028]
FIG. 2 is an enlarged longitudinal sectional view showing the internal configuration of the
[0029]
As shown in FIGS. 2 and 3, the
[0030]
A
[0031]
Further, an explosion-
[0032]
Inside the explosion-
[0033]
FIG. 4 is a block diagram of each electronic device accommodated in the explosion-
[0034]
As shown in FIG. 4, the
[0035]
Further, as described above, the explosion-
[0036]
The
[0037]
The
[0038]
The
[0039]
The
[0040]
FIG. 5 is a graph showing an example of the valve opening degree of the pressure control valve 14 corresponding to each time.
[0041]
As shown in FIG. 5, the set valve opening signal is calculated by the pressure increase control program or the pressure drop control program with reference to the valve opening corresponding to a predetermined set pressure value set every time. The predetermined value P is set as a threshold value, which is calculated based on data obtained through experiments in advance, because different values are set depending on conditions such as the pipe diameter and the characteristics of the pressure control valve 14. .
[0042]
FIG. 6 is an enlarged longitudinal sectional view showing the configuration of the transmission mechanism such as the
[0043]
As shown in FIG. 6, the
[0044]
The large-
[0045]
The upper end of the
[0046]
Therefore, the
[0047]
Accordingly, the rotation of the
[0048]
FIG. 7 is a diagram showing an operation method when adjusting the spring force of the
[0049]
As shown in FIG. 7, when adjusting the spring force of the
[0050]
Further, the
[0051]
Even when the spring force of the
[0052]
Here, the
[0053]
8A and 8B are diagrams showing the configuration of the manual operation handle 70, wherein FIG. 8A is a perspective view seen from above, and FIG. 8B is a perspective view seen from below.
[0054]
As shown in FIGS. 8A and 8B, the manual operation handle 70 is a disk-like shape that is fixed to the
[0055]
The
[0056]
The
[0057]
9A and 9B are diagrams showing the configuration of the
[0058]
As shown in FIG. 9A, the
[0059]
In the unlocked state, the
[0060]
As shown in FIG. 9B, when the manual operation handle 70 is moved up to the manual operation position and the spring force of the
[0061]
Here, the operation of the
[0062]
10A and 10B are diagrams showing a state in which the
[0063]
As shown in FIGS. 10A and 10B, the
[0064]
11A and 11B are views showing a state in which the adjusting
[0065]
As shown in FIGS. 11A and 11B, when the
[0066]
At this time, since the
[0067]
12A and 12B are views showing a state in which the
[0068]
As shown in FIGS. 12A and 12B, when adjusting the spring force of the
[0069]
As described above, the large-
[0070]
After adjusting the spring force of the
[0071]
At that time, the small-
[0072]
Further, in the above-described embodiment, the case where the city gas is disposed in the line to which the city gas is fed is given as an example. However, the present invention is not limited to this, and the present invention is also applicable to the pressure control of the pipeline for feeding another gas or liquid. Of course you can.
[0073]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when the manual operation handle for manually rotating the main shaft for adjusting the compression amount of the pressure setting spring is manually moved to the position for rotating the main shaft, the lock pin is moved to the manual handle. The manual operation handle does not need to be held manually, and the pressure setting spring adjustment is manually performed because the manual operation handle and the main shaft are held at the fitting position. It can be done easily by operation .
[0074]
Furthermore, according to the present invention, the drive means and the spindle lifting the handle for manual operation upward by passing the small diameter portion by shifting the fitting portion B Kkupin from engaging hole of the engaging groove to engage holes It is possible to release the engagement, and thereafter, the fitting portion of the lock pin is fitted into the engagement hole of the engagement groove, and the adjustment of the pressure setting spring by the manual operation handle is relatively easy. Can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of an embodiment of a pressure control device according to the present invention.
2 is an enlarged longitudinal sectional view showing an internal configuration of a
3 is a side view of the
4 is a block diagram of each electronic device housed in an explosion-
FIG. 5 is a diagram showing control data in which the valve opening degree of the pressure control valve is determined for each time period so as to maintain a set pressure value Ps corresponding to a change in gas usage per day.
6 is an enlarged longitudinal sectional view showing a configuration of a transmission mechanism such as a
FIG. 7 is a diagram showing an operation method when adjusting the spring force of the pressure setting spring by manual operation.
8A and 8B are diagrams showing a configuration of a manual operation handle 70, wherein FIG. 8A is a perspective view seen from above, and FIG. 8B is a perspective view seen from below.
9A and 9B are diagrams illustrating a configuration of the
10A and 10B are diagrams illustrating a state in which the
11A and 11B are diagrams illustrating a state in which the adjusting
FIGS. 12A and 12B are diagrams illustrating a state in which the
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記圧力設定用バネの圧縮量を加減すべく、回転に伴い前記圧力設定用バネのバネ受けを移動させる主軸と、
前記主軸と係合して、該主軸を回転駆動する駆動手段と、
前記主軸に一体的に設けられ、前記主軸の軸方向に移動させることにより前記駆動手段と前記主軸との係合を解除し、手動にて前記主軸を回転させる手動操作用ハンドルと、
前記手動操作用ハンドルの軸方向に延在形成された係合溝と、
前記駆動手段により前記主軸を回転させるとき、前記係合溝及び前記主軸の貫通孔を貫通するように前記主軸の半径方向に挿通されるロックピンと、
前記手動操作用ハンドルの半径方向に形成された係合孔と、
を備え、
前記係合孔は、前記係合溝の端部に設けられ、前記係合溝の溝幅よりも大径に形成され、
前記ロックピンは、前記係合溝に挿入可能な小径部と、前記係合孔に嵌合する嵌合部とを有し、
前記手動操作用ハンドルを手動にて前記主軸を回転させる位置に移動させたとき、前記ロックピンを前記手動ハンドルの係合孔及び前記主軸の貫通孔に貫通させ、前記手動ハンドルと前記主軸との嵌合位置で保持するよう構成したことを特徴とする圧力制御装置。A pressure setting spring for adjusting the set pressure of the pressure control valve;
A main shaft that moves a spring receiver of the pressure setting spring with rotation in order to adjust the amount of compression of the pressure setting spring;
A driving means for engaging with the main shaft to rotationally drive the main shaft;
A handle for manual operation that is provided integrally with the main shaft, releases the engagement between the drive means and the main shaft by moving in the axial direction of the main shaft, and manually rotates the main shaft;
An engagement groove formed extending in the axial direction of the manual operation handle;
A lock pin inserted in the radial direction of the main shaft so as to pass through the engagement groove and the through hole of the main shaft when the main shaft is rotated by the driving means;
An engagement hole formed in a radial direction of the manual operation handle;
With
The engagement hole is provided at an end of the engagement groove, and has a larger diameter than the groove width of the engagement groove,
The lock pin has a small diameter portion that can be inserted into the engagement groove, and a fitting portion that fits into the engagement hole.
When the manual operation handle is manually moved to a position to rotate the main shaft, the lock pin is passed through the engagement hole of the manual handle and the through hole of the main shaft, and the manual handle and the main shaft A pressure control device configured to be held at a fitting position.
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