JP4201742B2 - マイクロ波受信用コンバータ - Google Patents
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Description
図1を用いて、実施の形態1の導波管−マイクロストリップラインの変換部を説明する。本実施の形態においては、円形の横断面Xを有する導波管1の反射面14は、導波管1の中心軸Yと垂直に交差するのではなく、90度よりも小さい角度で交差している。すなわち、導波管1の横断面Xを含む面と反射面14を含む面とは、平行ではなく、傾斜した状態で交差する位置関係になっている。また、プレート状のプローブ3の表面は、導波管1の横断面Xに平行である。
図2を用いて、実施の形態2の導波管−マイクロストリップラインの変換部を説明する。円形の横断面Xを有する導波管1の反射部は、段差部によって隔てられた、反射面24aおよび反射面24bからなる2つの反射面を有している。また、本実施の形態においては、反射面24aを含む面および反射面24bを含む面のそれぞれは、導波管1の中心軸Yと垂直に交差している。つまり、導波管1の横断面Xと反射面24aおよび反射面24bのそれぞれとは互いに平行である。なお、プローブ3の表面は、導波管1の横断面Xに対して平行である。
図3に示すように、実施の形態3の導波管−マイクロストリップラインの変換部は、矩形の横断面Xを有する導波管11の反射面34が導波管11の中心軸Yと垂直に交差するのではなく、90度よりも小さい角度で交差している。すなわち、導波管11の横断面Xを含む面と反射面34を含む面とは、平行ではなく、傾斜した状態で交差する位置関係になっている。また、プレート状のプローブ3の表面は、導波管1の横断面Xに平行である。この傾斜の方向とプローブ3が延びる方向との間に制約はない。
図4に示すように、実施の形態4の導波管−マイクロストリップラインの変換部は、矩形の横断面Xを有する導波管11の反射部は、段差部によって隔てられた反射面44aおよび反射面44bからなる2つの反射面を有している。また、本実施の形態においては、反射面44aを含む面および反射面44bを含む面のそれぞれは、導波管11の中心軸Yと垂直に交差している。つまり、導波管11の横断面Xと反射面44aおよび44bのそれぞれとは互いに平行である。なお、プローブ3の表面は、導波管11の横断面Xに対して平行である。これら2つの反射面44aおよび44bのそれぞれが延びる方向とプローブ3が延びる方向との間には制約はない。また、本実施の形態においては、反射部は、2つの反射面44aおよび44bを有しているが、反射面の数は2つに限定されない。
図5に示すように、実施の形態5の導波管−マイクロストリップラインの変換部は、導波管21の横断面Xが正方形であり、かつ、導波管21の中心軸Yが延びる方向に見たときの反射面54の形状も正方形である。このこと以外は、本実施の形態の導波管−マイクロストリップラインの変換部と実施の形態1および3の導波管−マイクロストリップラインの変換部とは全く同様である。したがって、反射面54を含む面は、導波管21の横断面Xに対して傾斜している。
図6に示すように、実施の形態6の導波管−マイクロストリップラインの変換部は、導波管21の横断面Xが正方形であり、かつ、導波管21の中心軸Yが延びる方向に見たときの反射部の形状も正方形である。このこと以外は、本実施の形態の導波管−マイクロストリップラインの変換部と実施の形態2および4の導波管−マイクロストリップラインの変換部とは全く同様である。したがって、正方形の横断面Xを有する導波管21の反射部は、段差部によって隔てられた反射面64aおよび反射面64bからなる2つの反射面を有している。これら2つの反射面64aおよび反射面64bのそれぞれの表面が延びる方向とプローブ3の表面が延びる方向との間には制約はない。また、本実施の形態においては、反射部は、2つの反射面64aおよび反射面64bを有しているが、反射面の数は2つに限定されない。
図7に示すように、実施の形態7の導波管−マイクロストリップラインの変換部は、導波管31の横断面Xの形状が半円形である。このこと以外は、本実施の形態の導波管−マイクロストリップラインの変換部と実施の形態1の導波管−マイクロストリップラインの変換部とは全く同様である。したがって、半円形の横断面Xを有する導波管31の反射面74が、導波管31の横断面Xに対して、平行ではなく、傾斜している。この傾斜の方向とプローブ3が延びる方向との間に制約はない。
図8に示すように、実施の形態8の導波管−マイクロストリップラインの変換部は、導波管31の横断面Xの形状が半円形である。このこと以外は、本実施の形態の導波管−マイクロストリップラインの変換部と実施の形態2の導波管−マイクロストリップラインの変換部とは全く同様である。したがって、半円形の横断面Xを有する導波管31の反射部は、段差部によって隔てられた反射面84aおよび84bからなる2つの反射面を有している。これら2つの反射面84aおよび反射面84bのそれぞれの表面が延びる方向とプローブ3の表面が延びる方向との間には制約はない。また、本実施の形態においては、反射部は、2つの反射面84aおよび84bを有しているが、反射面の数は2つに限定されない。
Claims (3)
- マイクロ波が入力される導波管の一方の端部の近傍に導波管−マイクロストリップライン、または、導波管−同軸管の変換部を備え、
前記変換部は、
前記マイクロ波を検出する、前記導波管の内部に1個のみ設けられたプローブと、
前記プローブの位置を通過した前記マイクロ波を反射する反射面とを有し、
前記反射面は、該反射面と前記プローブの表面との間における前記導波管の中心軸が延びる方向に平行な方向の距離が連続的に変化するように傾斜した、前記導波管を横断する1つの平面により構成されており、
前記反射面の全ての部分が前記導波管内において前記プローブより奥に位置する、マイクロ波受信用コンバータ。 - マイクロ波が入力される導波管の一方の端部の近傍に導波管−マイクロストリップライン、または、導波管−同軸管の変換部を備え、
前記変換部は、
前記導波管の横断面に対して平行に延び、前記マイクロ波を検出する、前記導波管の内部に1個のみ設けられたプローブと、
前記プローブの位置を通過した前記マイクロ波を反射する反射面とを有し、
前記反射面は、前記導波管の横断面に対して傾斜した、前記導波管を横断する1つの平面で構成されており、
前記反射面の全ての部分が前記導波管内において前記プローブより奥に位置する、マイクロ波受信用コンバータ。 - 前記反射面は、前記導波管を軸方向に沿って見たときに、円形、半円形、矩形、または正方形である、請求項1または2に記載のマイクロ波受信用コンバータ。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004182058A JP4201742B2 (ja) | 2004-06-21 | 2004-06-21 | マイクロ波受信用コンバータ |
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