JP4200176B2 - 階級重みを使用する流体サンプル分析 - Google Patents

階級重みを使用する流体サンプル分析 Download PDF

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Description

関連出願
本出願は、「35 U.S.C.§119(e)」に準拠して2003年5月23日出願の米国特許仮出願出願番号第60/473,176号の恩典を請求するものである。米国特許仮出願出願番号第60/473,176号の内容は、本明細書においてその全体が引用により組み込まれている。
本発明は、一般的に、サンプル内の粒子の分析、より詳細には、サンプル内の粒子の濃度を決定する方法及びシステムに関する。
流体サンプル内の粒子の画像を処理するための方法及び装置は公知である。例えば、米国特許第4,667,335号と第4,612,614号は、撮像信号を使用して粒子(例えば、生物粒子)の様々な特徴を決定するソフトウエアプログラムを有する装置を説明している。これらの参照文献に開示された装置は、流体サンプル内の粒子の色、大きさ、及び輝度などの特徴を自動的に、すなわち、人間の介入なしに決定することができる。更に、決定された特徴に基づいて、これらの装置は、各粒子を多くの階級の1つに分類し、各粒子タイプ(すなわち、粒子の階級)の濃度を計算することができる。この自動サンプル分析と濃度決定処理は、「自動粒子認識(APR)」と呼ばれている。
実際的な理由のために、分析されるサンプルの量に通常は制限が課せられる。1つの従来の装置では、サンプルは、第1の部分が分析されてその部分の粒子の数が数えられ、その後に次の部分が分析されてその部分の粒子の数が全体のカウントに加えられ、以下同様にして、一度に一部分ずつ分析される。この部分毎の粒子計数処理は、最大期間が経過するか、最大全サンプル量に達するか、又は粒子の最大数が数えられるまで続けられる。
分類と計算の結果は、一般的に米国特許第5,822,447号に開示されたものと同様の方法で表示される。換言すれば、各フレームがサンプルの一部分の画像である複数の光学フレームが撮られる。好ましくは、フレームは、サンプルの異なる部分を表している。フレームは、画像の1以上の「パッチ」で作られ、各パッチは、少なくとも1つの粒子画像を含んでいる。パッチは、それらが包含する画像に基づいて複数の階級の1つに分類され、階級は、通常は1以上の視覚的に識別可能な特徴によって特徴付けられる。一部の実施形態では、パッチが1つよりも多い識別可能な粒子画像を包含する場合、粒子画像を別々に分類することができると考えられる。他の実施形態では、パッチを分類するためにより支配的な粒子の画像が使用される。その分類の後で、粒子の各階級の濃度が決定される。
フレームから抽出されたパッチは、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(例えば、コンピュータモニタ)に、好ましくは分類による順序付けられたアレイで表示される。各階級内の粒子の数又はそこから導出されるあらゆるパラメータ(例えば、粒子の全数の割合)を表示することができる。APR処理は、この分類に基づいて各粒子タイプ(すなわち、粒子階級)の濃度を決定する。次に、オペレータは、手作業でAPR分類結果を精査してあらゆる誤差を訂正する。手作業の精査処理中に、オペレータは、間違って分類した粒子を1つの階級から引き出してそれを別の階級に加えることができる。
粒子の分類にはいくつかの異なるモードがあり、使用されるモードは、オペレータが手作業の精査を行う方法に影響を及ぼすものである。完全分類モードでは、サンプル内の全ての粒子が個々に分類される。完全分類後の手作業精査の処理は、精査の「完全編集」モードであり、それによってオペレータは、適正な分類を保証するために各個々の分類された粒子画像を手作業で検査する。「完全編集」処理中に、オペレータは、誤って分類された粒子画像を適正な粒子階級に再分類する。「完全編集」モードは、全ての得られる分類がオペレータによって手作業で「承認」されたものであり、従って正確である可能性が非常に高いという点で有利であるが、オペレータに対しては大変な時間の浪費である。すなわち、完全粒子分類と「完全編集」モードは、好ましくは、比較的少ない数の粒子(例えば、1000個の粒子よりも少ない)を包含するサンプルと共に使用される。
部分分類モードでは、米国特許第6,141,624号により詳細に説明されているが、オペレータは、粒子画像の部分集合だけを精査する。サンプル内のI個の粒子のうち、オペレータの精査のために多くてもNMAX個の粒子が選択されて分類される(NMAX<I)。オペレータは、I個の粒子の全てを精査しないので、完全分類モードと比較して、オペレータに必要な平均精査時間を大幅に短縮することができる。部分分類に続く手作業精査と編集処理は、「短縮編集」モードにあると呼ばれることがある。部分分類と「短縮編集」モードは、数千及び更に数万の粒子を含有するより大きなサンプルの場合に理想的である。
完全分類は、正確な結果をもたらすが、オペレータに多くの時間を要求する。部分分類は、オペレータにそれほど多くの時間を要求しないが、正確さが損なわれる場合がある。完全分類モードにおいてオペレータが時間を節約することを助け、部分分類モードの精度を改善することになる方法が望まれている。
米国特許仮出願出願番号第60/473,176号 米国特許第4,667,335号 米国特許第4,612,614号 米国特許第5,822,447号 米国特許第6,141,624号 米国特許第4,338,024号 米国特許第4,393,466号 米国特許出願出願番号第09/841,941号 米国特許出願出願番号第10/716,589号
本発明は、流体サンプル分析装置によって決定された粒子濃度の精度を改善し、同時にオペレータに要求される精査時間の量を短縮するための方法及びシステムを提供する。
一態様では、本発明は、I個の粒子を含有する流体サンプルの分析の方法である。本方法は、N個の粒子を第1の階級、第2の階級、及びアーチファクト階級の1つに分類する段階を伴い、第1及び第2の階級に分類する段階は、それぞれ第1及び第2の所定の階級決定基準に適合した粒子に基づいて実行され、アーチファクト階級に分類する段階は、第1及び第2の所定の階級決定基準のいずれにも適合しなかった粒子に基づいて実行される。第1の階級の重みと第2の階級の重みは、それぞれ第1及び第2の階級に対する粒子の既知の以前の誤分類に基づいて決定される。第1の階級に分類された粒子の数には、第1の階級の重みが乗算されて、第1の階級に分類された粒子の補正数を生成し、第2の階級に分類された粒子の数には、第2の階級の重みが乗算されて、第2の階級に分類された粒子の補正数を生成する。
別の態様では、本発明は、I個の粒子を含有するサンプルを分析するための一組のコンピュータ可読命令である。命令は、N個の粒子を第1の階級、第2の階級、及びアーチファクト階級の1つに分類するための命令を含む。第1の階級と第2の階級に対する決定基準は所定のものである。第1の階級又は第2の階級のいずれかに属するものとして識別されない粒子は、アーチファクト階級に分類される。コンピュータ可読命令はまた、第1の階級に対する第1の階級の重みと第2の階級に対する第2の階級の重みとを決定するための命令を含む。コンピュータ可読命令は、更に、第1の階級に分類された粒子の数に第1の階級の重みを乗算して第1の階級に分類された粒子の補正数を生成するための命令と、第2の階級に分類された粒子の数に第2の階級の重みを乗算して第2の階級に分類された粒子の補正数を生成するための命令とを含む。
更に別の態様では、本発明は、上述のコンピュータ可読プログラム組み込む流体サンプルを分析するための装置である。
本発明の実施形態は、尿分析システム、特に、米国特許第4,338,024号と第4,393,466号に開示された技術を一般的に利用する試験管内尿分析診断装置との関連で本明細書に説明される。しかし、本明細書で提供される実施形態は、単なる好ましい実施形態であり、本発明の範囲は、本明細書に開示された用途又は実施形態に限定されないことは理解されるものとする。
本明細書で使用される時の「粒子」は、限定はしないが細胞を含む流体サンプル中に担持することができるあらゆる物質である。本明細書で使用される時の「誤分類」は、属している実際の階級とは異なる階級に属するものとして粒子を識別することを含む。粒子の「再分類」は、1つの階級から別の階級への粒子の階級の変更であり、アーチファクト階級と所定の決定基準の組を有する階級との間の粒子の移動を含む。
本発明は、粒子濃度を妥当なレベルの精度で決定することができ、同時にオペレータの時間を多く要求しないような分類誤差を補正する系統的な方法を含む。オペレータが手作業精査の実行を選択する場合、本発明の方法によって計算された濃度の結果は、最終結果がどうなるかについて妥当な精度の指針を提供することにより、オペレータが精査をより効率的に実行することを助けることになる。
本発明の方法は、各粒子の階級に階級重み(CW)を割り当てる。階級重みは、予備分類の平均的結果と完全で誤差のない結果との間の相関の統計的評価から得られた無単位パラメータである。階級重みは、実質的に、予備分類がある一定の頻度(例えば、x個の粒子毎に1回の誤分類)で誤差を生じるという事実に対して補償する乗数である。階級重みは、通常、各粒子の階級に対して異なるものである。特定の粒子階級に属する全ての粒子は、同じ階級重み値を共有する。
赤血球と白血球を含む例示的なサンプルには、赤血球階級(R)、白血球階級(W)、及びアーチファクト階級の3つの粒子階級がある。アーチファクト階級は、「キャッチオール」タイプの階級であり、所定の階級の1つに属すると明白に識別されない粒子に対して使用される。平均して全ての赤血球の50%だけが赤血球と正確に分類され、全ての白血球の30%だけが白血球と正確に分類されたことが以前の実施と編集から既知の場合には、赤血球と白血球の階級重みは、それぞれ2と3.3になるであろう。階級Rの粒子の数に赤血球の階級重み(2)が乗じられ、階級Wの粒子の数に白血球の階級重み(3.3)乗じられると、得られる数は、サンプル内の赤血球と白血球の正しい数に近似することになる。階級重みは、赤血球が白血球として誤分類された可能性及びその逆の可能性を考慮に入れている。更に、階級重みはまた、全ての赤血球と全ての白血球の統計的に決定された画分が予備的にアーチファクト階級に分類されるという事実に対処するものである。
粒子階級に対する階級重みを決定する1つの方法は、ルックアップ曲線の使用である。ルックアップ曲線を確立して、予備分類処理(例えば、APR)によって得られた結果と、人間のオペレータによるより完全な精査及び補正の後の結果とを相関することができる。このルックアップ曲線の逆数は、階級重みに等しい。階級重みを近似するために、線型モデルを使用する回帰分析を使用することができる。階級重みが1であることは、APR処理と人間が補正する処理が同じ結果をもたらす(すなわち、APR結果に誤差がない)ことを意味する。1よりも高い階級重みは、全ての階級の粒子が最初の分類方法によってその階級に適正に分類されていないことを示している。従って、最初の階級重みは、通常1又はそれ以上であり、アーチファクトは、階級重み1を有する。
統計的評価に基づいて階級重みが決定され、次にオペレータによる再分類がある場合は、階級重み(すなわち、再分類前の階級重み)が再計算されて再分類が反映される。各階級は、特定の階級重みに関連し、異なる階級は通常異なる階級重みを有するので、オペレータの粒子の再分類は、いくつかの異なる階級に対する粒子濃度に影響を与える。例えば、予備分類に基づいて、赤血球の濃度がCR,Oldと決定され、白血球の濃度がCW,Oldと決定されると、誤分類粒子の階級Wから階級Rへの移動は、濃度CR,NewとCW,Newに影響を与えることになる。
階級重みを使用して各階級の粒子の数が決定された状態で濃度が計算される。濃度の計算方法に関する詳細を以下に示す。本明細書で使用されるIは、サンプル内の粒子の総数を表している。
図1は、本発明の実施形態による完全分類処理10を表す流れ図である。完全分類処理10は、予備決定処理20と完全編集処理30を含む。上述のように、サンプルのフレーム(静止画像)が撮られ、フレームから粒子画像が抽出される(段階21)。次に、予備分類が実行され、それによって粒子画像が所定の組の階級の1つに配置される(段階22)。この予備分類処理中に、予め選択されたレベルの確実性で所定の階級の組の1つに属するものと識別されなかった粒子は、アーチファクト階級に分類される。予備分類処理の最後に、サンプル内のI個の粒子が全て分類される。この予備分類は、両方とも本明細書において引用により組み込まれている、2001年4月24日出願の米国特許出願出願番号第09/841,941号と2003年11月18日出願の米国特許出願出願番号第10/716,589号とに説明された神経網ベースの処理であるAPR処理のような自動処理を通して実行することができる。予備分類中に、処理10を実行するシステムは、どのフレームから各粒子画像が抽出されたかの記録を維持することができる。APR処理は自動処理であるが、予備分類は、あらゆる公知の分類方法を使用して実行することができ、100%自動処理である必要はない。
予備分類の後で、粒子に対する編集重みが決定される(段階23)。I個の粒子が全て分類される完全分類処理10の場合には、各粒子がそれ自体を表すので、各粒子に対する編集重みは1である。編集重みが決定された後で、予備的な濃度が計算される(段階24)。粒子階級に対する濃度は、一般的に、階級内の粒子の数(すなわち、各編集重み=1とした階級内の粒子の編集重みの総数)を階級重みで乗算し、その積をサンプル容積で割算することによって計算される。容積当たりの粒子の数又は粒子の総数のうちの特定の階級の粒子の割合のようないずれかの望ましい単位で濃度を計算することができる。オペレータが予備分類に基づいて濃度を見る(段階25)ことを選択すると、濃度は、オペレータに表示される(段階26)。
オペレータは、分類の詳細な精査をしないで計算された濃度の結果を承認するように選択するか、又は手作業の精査を行うことができる(段階12)。オペレータが更なる精査をしないで結果を出すように選択すると、結果は、レポートにコンパイルされる(段階14)。一方で、オペレータが結果の精査を選択すると、完全編集処理30が始まる。
完全編集処理30中に、オペレータは、粒子を再分類するか又は単に粒子毎のベースで予備分類を「承認」する。システムは、1つの階級から別の階級に粒子を移動させることにより、再分類が行われるか否かを感知する(段階31)。変化が感知される時に、階級重みの修正処理が始動し、それによって階級重みが修正され、粒子の再分類が反映される(段階32)。階級重みは、次の式により調節される。
CWNew=〔(N−NMoved)・CWOld+NMoved〕/N (1)
ここで、CWNew=調節後の新しい階級重み、CWOld=調節前の古い階級重み、N=分類される粒子の総数(アーチファクトを含む)、及び、NMoved=再分類された粒子の有効数である。
オペレータが編集を何も行わないで予備分類の結果を承認する時は、階級重みの修正処理は始動されない。好ましくは、階級重みは、単一の移動による濃度の変化が大きくならないように、オペレータが行う全ての変更に応じて修正される。粒子が階級Aから階級Bに移されて次に階級Aに戻されると、NMovedが増分され、次に減分されて移動の効果が取り消される。また、粒子が何回か再分類されると、その間の段階には関係なく、最初と最後の再分類だけが階級重みに影響を及ぼすことになる。例えば、粒子が階級Aから階級Bに移され、次に階級Bから階級Cに移され、次に階級Cから階級Dに移されると、階級重みに対する最終的な効果は、粒子が階級Aから階級Dに1回の移動で移されたのと同じことになる。
オペレータが編集処理を終了した後に、システムは、次の式を使用してオペレータが行った変更を反映させる濃度を自動的に再計算する〔段階33)。
CLASS A=(CWA、New・Σ(Class A)EW)/REF (2)
ここで、REFは、「実行相当係数」(すなわち、望ましい濃度の単位により、サンプルの体積、あるいは分類された粒子の総数)である。EWは、粒子に対する編集重み(以下により詳細に定められる)であり、Σ(Class A)EWは、階級A内の粒子の全ての編集重みの合計である。各粒子の編集重みが1である完全分類の場合、Σ(Class A)EWは、階級A内の粒子の現在の数(すなわち、最も最近の再分類後)と同じである。実施形態により、再計算された濃度は、オペレータに表示することができる。
段階31、32、及び33は、変更が行われなくなるまで繰り返され(段階34)、その時点で、精査の結果がレポートに組み込まれる(段階14)。段階34で更なる変更が望ましいか尋ねられた時に、オペレータは、既に以前に再分類されたサンプル粒子に対して更なる変更を行うか又は新しい粒子を再分類することができる。最終的に、オペレータが分類に満足する時に完全編集処理30は終了する。理論的には、レポート14に現れる分類誤差だけがオペレータが犯した人間による誤差からのものであるはずである。仮にオペレータがサンプルから捕捉された全ての粒子画像の精査と編集を続けた場合は、全ての異なる粒子の階級に対する階級重みは、1に収斂すべきである。
図2は、本発明の別の実施形態による第1の部分分類処理40を表す流れ図である。第1の部分分類処理40は、予備分類処理50と短縮編集処理60を含む。完全分類処理10と同様に、予備分類処理50は、フレームからの粒子画像の抽出から始まる(段階51)。次に、抽出された粒子画像は、ある一定の数の「ビン」間に分割される(段階52)。図1の完全分類処理と異なり、サンプル中のI個の粒子のうちのN個だけが「ビン」に入れられ(N<I)、「ビン」に入れられた粒子だけがオペレータによって精査される。「ビン」に入れられた粒子は、オペレータの精査のために実質的に「選択」され、残りの粒子は省略され、及び/又は廃棄される。
分類されたN個の粒子は、第1のN個の粒子の分類が高濃度で存在する粒子だけの分類をもたらし、低濃度で存在する粒子のいずれの分類にも失敗する可能性があるために、サンプル中の最初のN個の粒子ではない場合がある。N個の粒子をいくつかの「ビン」に分類する方法は、本明細書において引用により組み込まれている米国特許第6,141,624号に開示されている。
例示的な実施形態では、「ビン」A、「ビン」B、及び「ビン」Cの3つの「ビン」があり、各「ビン」は、粒子大きさの範囲によって規定される。「ビン」の数と「ビン」の決定基準は、試行錯誤又は何らかの種類の反復手順によって決定することができる。しかし、どのような決定基準であろうと、「ビン」は、互いに排他的であり、観測される粒子の全領域を網羅すべきである。例えば、各「ビン」A、B、及びCは、小さい、中間の、及び大きな粒子の大きさをそれぞれ維持することができ、大きさの範囲は、次のように割り当てられる。
階級A:画像の大きさが0からSAピクセルの間の粒子(例えば、69ピクセル)、
階級B:画像の大きさが(SA+1)からSBピクセルの間の粒子(例えば、109ピクセル)、及び
階級C:画像の大きさが(SB+1)ピクセルよりも大きい粒子。
ここで、ピクセルは、段階51で抽出された粒子画像のピクセルを指すものである。用途により、「ビン」のための選択決定基準として、粒子の大きさの代わりに粒子のあらゆる視覚的に識別可能な特徴(例えば、平均粒子輝度、色、形状など)を使用することができると考えられる。本明細書で用いる場合、粒子は、「ビン」の1つに入れられると「選択」されたことになる。
第1の部分分類処理40は、様々なパラメータを使用して、分類される粒子のサブグループが、全サンプルの粒子混合をできる限り反映することを確実にする。これらのパラメータは、選択された粒子(NMAX)の最大数と、最大「ビン」容量(MAXBIN A,MAXBIN B,MAXBIN C)とを含む。NMAXは、1つのサンプルから選択することができる粒子の最大数であり、最大「ビン」容量(MAXBIN A,MAXBIN B,MAXBIN C)は、各「ビン」が維持することができる粒子の数を制限するために「ビン」のそれぞれに割り当てられた数である。好ましい実施形態では、システムは、粒子画像を連続して細かく調べて(例えば、それらが得られた順序で)NMAXに到達するか、又は全ての粒子が調査されるまで粒子の「ビン」決定基準に基づいて粒子画像を配置する(すなわち、I<NMAXの場合)。最大「ビン」容量MAXBINが「ビン」のいずれかに到達すると、たとえそれらが特定の「ビン」に対する決定基準に合致しても、特定の「ビン」にそれ以上の粒子は入れられない。例えば、「ビン」AがMAXBIN Aに到達していると、「ビン」Aに属する粒子は省略され、どの「ビン」にも入れられない。最大「ビン」容量のどれもNMAXを超えない場合であっても、最大「ビン」容量の合計MAXを超えることがある
例示的な実施形態では、最大階級の大きさMAXBIN A,MAXBIN B,及びMAXBIN Cのそれぞれは、500粒子であり、NMAXは、750粒子である。サンプルが高濃度の粒子タイプA、中濃度の粒子タイプB、及び低濃度の粒子タイプCを含む場合、他の「ビン」の前に「ビン」Aが最大容量に到達することになる。MAXBIN Aに到達する(すなわち、500個の粒子がその中にある)時に、「ビン」Bには100個の粒子があり、「ビン」Cには20個の粒子があるであろう。MAXBIN Aに到達した状態で、「ビン」Aへの粒子の選択は停止し、最後の粒子が「ビン」Aに追加された時のサンプル容積が記録される。NMAXに到達するまで、サンプリングは他の「ビン」内に続けられる。NMAXに到達する前に「ビン」B又は「ビン」Cがその最大容量に到達すると、それ以上の粒子は「ビン」に入れられない。「ビン」Aが一杯の場合、タイプAと決定された粒子は省略され、オペレータはそれらを精査できない。NMAXに到達した状態で、部分分類処理50は停止する。
「ビン」への粒子の分割は、編集重みの決定のために使用される(段階53)。粒子編集重み(EW)が各「ビン」に割り当てられ、「ビン」内の全ての粒子が同じ編集重みを有する。編集重みは、例えば、上の式(2)を使用して各階級の粒子の濃度を計算するために使用される。編集重みの計算には、4つの可能なシナリオがある。
1.上述の選択処理中にサンプルに対してNMAXに到達したが、どの「ビン」も一杯でない場合、全ての選択された粒子画像に対してEW=「ファイル容積比(FVR)」となり、捕捉された画像のフレーム数をNMAXに到達した時の最後のフレーム数で割算してFVRが計算される。例えば、NMAXが750として、「ビン」選択処理が「ビン」A、「ビン」B、及び「ビン」C内のそれぞれ400、300、及び50個の粒子で停止したと仮定する。また、150フレームが精査された後でNMAXに到達し、全体のサンプルが400フレームを包含すると仮定する。この例の粒子のFVRは、400/150=2.67となり、この例の各粒子が同じ粒子タイプの2.67個の粒子を呈することを示している。
2.サンプルに対してNMAXに到達しなかったが、「ビン」のいずれかに対して「ビン」の最大数(MAXBIN)に到達した場合、それらの「ビン」内の粒子画像に対してEW=「ビン容積比(BVR)」となり、捕捉された画像のフレーム数をその「ビン」に対してMAXBINに到達した時の最後のフレーム数で割算して各「ビン」に対するBVRが計算される。従って、例えば、「ビン」Aに500個のタイプAの粒子があると、「ビン」Aに粒子を入れることは、100番目のフレームで停止し、全サンプル容量は400フレームを包含して、編集重みは、400/100=4となる。この例では、捕捉された全ての粒子Aは、4個のタイプAの粒子を表している。
3.NMAXとMAXBINの両方に到達すると、MAXBINに到達した「ビン」内の粒子のEWは、BVRを使用して計算される。一方、満杯よりも少ない「ビン」内の粒子のEWは、FVRを使用して計算される。
4.I<NMAXであり、NMAXとMAXBINのいずれかに到達することなくサンプル内の全ての粒子が「ビン」に入れられる場合には、EW=1である。
「ビン」内に選択されたN個の粒子は、各階級に対する可視的な決定基準に基づいて予備分類処理を受ける。N個の粒子の一部は、それらが所定の階級の1つに属するものと明確に識別することができないために、通常はアーチファクト階級に分類される。部分分類処理の後で、階級重みと編集重みを使用して濃度が計算される(段階55)。粒子の階級の濃度は、階級重みが乗算されてサンプル容量で割算された階級内の粒子の編集重みの合計か又は濃度を取得するための粒子Iの総数である。オペレータが濃度を見ることを選択すると(段階56)、得られる濃度がオペレータに表示され(段階57)、次に、オペレータは、予備分類を手作業で精査するか否かを決定する(段階42)。
オペレータが手作業の精査を行わないと決定すると、段階55で決定された濃度は、レポート44に組み込まれる。一方、オペレータが手作業の精査を行うと決定すると、短縮編集処理60が開始される。
オペレータは、粒子毎のベースで予備分類を変更するか又は承認する。システムは、毎回再分類が行われ、再分類に応答して階級重みが修正される(段階62)ように、オペレータのアクションを感知する(段階61)。各編集に応答して階級重みを更新することにより、編集処理を通して及び編集処理が終了した後にも、全ての粒子の階級に対して客観的に正確な濃度が提供される。階級重みは、上に提供された式(1)を使用して修正される。
次に、新しい階級重みを使用して濃度が再計算される(段階63)。完全編集処理の場合と異なり、部分分類の場合は、粒子の編集重み(EW)が均一でないことを除いて、上に提供された式(2)を使用して濃度が再計算される。分類された同じタイプの全ての粒子に対して省略された少なくとも1個の粒子がある限りは、編集重みは1を超える。各「ビン」内の全ての粒子に対して同じ編集重みが適用され、以後の分類は、所定の粒子に対する編集重みに影響を及ぼさない。各新しく計算された濃度は、オペレータに呈示することができる。各変更に伴って濃度を更新することにより、オペレータは、濃度の大きな変更ではなく小規模な増分の変更を見ることになる。
行われる編集がそれ以上ない場合は(段階64)、現在の結果がレポート44に組み込まれる。一方、オペレータが新しい又は前に再分類された粒子のいずれかを再分類したい場合には、再分類が行われ、処理はループして段階61に戻る。
図3は、本発明の更に別の実施形態による第2の部分分類処理70を表す流れ図である。第1の部分分類処理40の場合と異なり、第2の部分分類処理70では、予備分類は、「ビン」選択処理の前に実行される。第2の部分分類処理70は、「ビン」選択処理の前に行われる予備分類が「ビン」選択処理に影響を及ぼす場合があるので、第1の部分分類処理40とは異なる結果をもたらすことになる。例えば、「ビン」選択決定基準の一部として、粒子の分類又は粒子の階級に関連する何らかの特質を使用することができる。
第2の部分分類処理70は、予備分類処理80と短縮編集処理90を含む。予備分類処理80では、I個の粒子画像がフレームから抽出され(段階81)、I個の粒子画像は、全て予備的に分類される(段階82)。各粒子が階級に関連付けられた後に、I個の粒子画像のうちのN個が、所定の「ビン」選択決定基準を使用して「ビン」内に分割される(段階83)。編集重みが、各粒子に対して決定され(段階84)、濃度が、階級重みと編集重みを使用して計算される(段階85)。オペレータが濃度を見たい場合(段階86)、それらは、オペレータに表示される(段階87)。
短縮編集処理90は、実質的に第1の部分分類処理40の短縮編集処理60と同様である。
次の実施例は、粒子濃度に対する再分類の影響を示すものである。
この実施例は、階級重みと濃度に対する再分類の影響を示している。階級R、階級W、及び階級Cを有する3階級システムとアーチファクト階級があると仮定する。また、CWR=2、CWW=1.5、CWC=4と仮定する。APR処理の後で、単位容積当たりにして階級Rには40個の粒子、階級Wには20個の粒子、階級Cには5個の粒子、そしてアーチファクト階級には50個の粒子がある。粒子の総数(N)は115である。初期濃度は、次のようになるべきである。
R=2×40=80粒子/容積
W=1.5×20=30粒子/容積
C=4×5=20粒子/容積
REF=1と仮定すると、上に定められた式(1)と式(2)を使用して、以下のようになる。
R=CWR,New×Σ(Class)EW={[2(115−3)+3]/115}×41=80.93粒子/容積
W=CWW,New×Σ(Class)EW={[1.5(115−3)+3]/115}×19=28.25粒子/容積
C=CWC,New×Σ(Class)EW={[4(115−3)+3]/115}×5=19.6粒子/容積
分類の結果は、1個の粒子の移動により濃度の大きな変化はないことを示している(3回の移動の全体的な結果は、WからRへの再分類である)。再分類によって階級Cは直接影響されなかったが、その濃度は影響されたことに注意すべきである。
この実施例は、最初にアーチファクト階級に分類された粒子を分類する影響を示すものである。実施例1の場合と同様の初期条件が仮定される。再分類中に、5個のアーチファクトが階級Cに移される。再度REF=1と仮定し、式(1)と(2)を使用すると、新しい濃度は次のようになる。
R=CWR,New×Σ(Class)EW={[2(115−5)+5]/115}×40=78.26粒子/容積
W=CWW,New×Σ(Class)EW={[1.5(115−5)+5]/115}×20=29.56粒子/容積
C=CWC,New×Σ(Class)EW={[4(115−5)+5]/115}×10=38.7粒子/容積
5個のアーチファクトを階級Cに移すことは、階級Cの濃度をほぼ2倍にした。
代替方法
ここで、階級重みと濃度を再計算するための代替方法を以下に示す。この代替方法の場合、予備分類の段階は、上述の方法の場合と同様である。
この代替方法では、階級重みを低下させることは、好ましくは次の式を使用して行われる。
Figure 0004200176
ここで、CWn=再分類の後で新しく計算された階級重み(第1の方法のCWNewと同様)である。式(3)により、階級重みは、再分類の前に既に1であれば1のままにされる。そうでなければ、階級の新しい階級重み(CWn)は、その古い階級重み(CWOld)と係数との積になり、この係数は、移動後の階級の粒子の編集重み(Σ(Class)EW)の和から移された粒子の編集重みを減じ、移動後の階級の粒子の編集重み(Σ(Class)EW)の和で除したものである。係数とCWOldの積が1未満の時は、新しい階級重みは1である(1が、式(3)に対するCWnの最小の可能な値である)。
階級重みを増大させることは、好ましくは次の式を使用して行われる。
Figure 0004200176
ここでもまた、階級重みが移動の前に既に1であれば、それは1のままである。そうでなければ、階級の新しい階級重み(CWn)は、その古い階級重み(CWOld)と係数との積になり、この係数は、移動後の階級の粒子の編集重み(EW)の和に階級に移された粒子の編集重みを加算し、移動後の階級の粒子の編集重み(EW)の和で除したものである。
粒子がオペレータによって再分類される時に、移動によって影響される各階級の粒子の濃度は、次の式を使用して再計算される。
CLASS A=(CWn・Σ(Class A)EW)/REF (5)
式(5)は、式(1)から得られたCWNewの代わりに式(3)と(4)を使用して計算されたCWnが使用される以外は、式(2)と同様である。完全分類の場合には、Σ(Class)EWは、各粒子の編集重みが1であるために、最も新しい再分類後の階級A内の粒子の数に等しい。しかし、部分的な再分類の場合には、Σ(Class)EWの値は、粒子の少なくともいくつかが1つよりも多い粒子を表すために、通常は1よりも大きい。
各粒子の階級の階級重みCWは、オペレータによって行われた編集のタイプによって変えることができる。例えば、オペレータが粒子を階級Aから階級Bに移すことにより、粒子画像を再分類すると仮定する。移動により影響される粒子階級により、移動が行われる時に階級重みCWに対する以下の変更が行われる。
i)階級Aの階級重み(CW)が1であり(すなわち、アーチファクト階級)、階級Bの階級重み(CW)が厳密に1よりも上位(すなわち、アーチファクト階級ではない)の場合、
・階級Aの計算濃度は式5により低下し、階級Aの階級重みCWは同じままとなり、
・階級Bの計算濃度は、好ましくは式3を使用して階級Bの階級重み(CW)が低下することにより、式5により同じままとなる。
ii)階級Aの階級重み(CW)が厳密に1よりも上位であり(すなわち、アーチファクト階級ではない)、階級Bの階級重み(CW)が1である(すなわち、アーチファクト階級)場合、
・階級Aの計算濃度は、好ましくは式4を使用して階級Aの階級重み(CW)が低下することにより、式5により同じままとなり、
・階級Bの計算濃度は式5により増大し、階級Bの階級重みCWは同じままとなる。
iii)階級Aの階級重み(CW)が厳密に1よりも上位であり(すなわち、アーチファクト階級ではない)、階級Bの階級重み(CW)が厳密に1よりも上位(すなわち、アーチファクト階級ではない)の場合、
・階級Aの計算濃度は式5により低下し、階級Aの階級重みCWは同じままとなり、
・階級Bの計算濃度は式5により増大し、階級Bの階級重みCWは同じままとなる。
iv)階級Aの階級重み(CW)が1であり(すなわち、アーチファクト階級)、階級Bの階級重み(CW)が1である(すなわち、アーチファクト階級)場合、
・階級Aの計算濃度は式5により低下し、階級Aの階級重みCWは同じままとなり、
・階級Bの計算濃度は式5により低下し、階級Bの階級重みCWは同じままとなる。
v)階級Bが作成される場合(その中に粒子を移動させることにより)、階級Bの階級重みCWは、上述のように、階級内の粒子があったとしたら使用されたであろう最初の階級重みに等しい階級重み値を最初に割り当てられる。
vi)階級Aが空になる場合(その中の唯一の粒子を除くことにより)、階級Aは、規定の階級重みCWを持たないことになる。万一その後に粒子画像が階級Aに戻されると、上述のように、それは、CWOldに等しい階級重み値(すなわち、階級が空になる前の最後の階級重み)を最初に割り当てられる。
vii)オペレータが上述のようにいずれかの粒子画像を階級A(その元のAPR決定された階級)から階級Bに移動し、その後、同じ粒子画像を階級Bから階級Cに移動した状態で、次に、
・粒子画像を階級Bから階級Aに移動させるために上述の規則が適用され、次に、
・粒子画像を階級Aから階級Cに移動させるために上述の規則が適用される。
この実施例は、式(3)、(4)、及び(5)を使用して階級重みと濃度に対する再分類の影響を示すものである。実施例1で上述のように規定されたのと同じ条件を仮定する。オペレータの再分類が、最初は階級Wにあった粒子の2つを階級Rに、かつ階級Rの粒子の1つを階級Wに移動させた場合(再分類の粒子の総数=3)、上述の状況iii)により階級重みは変わらない。同じ階級重みとREF=1を使用して、式(5)で計算された濃度は次の通りである。
R=2×41=82粒子/容積
W=1.5×19=28.5粒子/容積
C=4×5=20粒子/容積
実施例1及び3に説明したものと同じ初期条件を仮定する。また、1個の粒子がアーチファクト階級から階級Cにこの時点で動かされると仮定する。アーチファクト階級の階級重みは同じままであるが、上述の状況i)に説明したように階級Cの階級重みは式(3)により低下する。従って、濃度は以下のようになる。
R=2×40=80粒子/容積
W=1.5×20=30粒子/容積
C=(5/6×4)×6=20粒子/容積
この実施例は、代替方法を使用する時には、アーチファクト階級から階級Cへの1個の粒子の移動が階級Cの濃度に影響を及ぼさないことを明らかにしている。
初期条件は実施例4と同じであるが、この場合は20個の粒子がアーチファクト階級から階級Cへ移動されると仮定する。ここで、濃度は以下のようになる。
R=2×40=80粒子/容積
W=1.5×20=30粒子/容積
C=最大値〔1、5/25×4〕×25=最大値〔1、0.8〕×25=25粒子/容積
20個の粒子がアーチファクト階級から階級Cへ動かされる時には、階級Cの濃度は変わる。
階級重みの適用は、APR処理を実行するマシン内で一組のコンピュータ可読命令としてプログラム内で実施することができる。同様に、階級重みの修正と濃度の計算は、人間の介入を最小にするためにプログラム内で実施することができる。図1と図2は、完全分類と部分分類を別々に示しているが、これは、説明を理解しやすくするためであり、両方の種類の分類を実行するために同じシステムを使用することができる。好ましくは、システムにはローカルスイッチがあり、従って、オペレータは、「完全編集」モードと「短縮編集」モードを切り換えることができる。
本発明の好ましい実施形態を上述のように詳細に説明したが、当業者に対して表された本明細書に教示された基本的な革新的概念の多くの変形及び/又は変更が、依然として本発明の精神及び範囲に該当することを明確に理解すべきである。
本発明の第1の実施形態による完全分類処理の流れ図である。 本発明の第2の実施形態による部分分類処理の流れ図である。 本発明の第3の実施形態による部分分類処理の流れ図である。
符号の説明
10 完全分類処理
20 予備決定処理
30 完全編集処理

Claims (53)

  1. I個の粒子を含有する流体サンプルを分析する方法であって、
    N個の粒子を第1の階級、第2の階級、及び第1の階級及び第2の階級以外の階級であるアーチファクト階級の1つに分類する段階、
    を含み、
    前記第1及び第2の階級に分類する段階は、それぞれ第1及び第2の所定の階級決定基準に適合した粒子に基づいて実行され、前記アーチファクト階級に分類する段階は、該第1及び第2の所定の階級決定基準のいずれにも適合しなかった粒子に基づいて実行され、 前記第1及び第2の階級に対する粒子の既知の以前の誤分類に基づいて第1及び第2の階級重みを決定する段階と、
    前記第1の階級に分類された粒子の数に前記第1の階級重みを乗算して、該第1の階級に分類された粒子の補正数を生成する段階と、
    前記第2の階級に分類された粒子の数に前記第2の階級重みを乗算して、該第2の階級に分類された粒子の補正数を生成する段階と、
    を更に含むことを特徴とする方法。
  2. 前記アーチファクト階級内の粒子に対して1の階級重みを割り当てる段階を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 粒子の各々に対するものである、各粒子について、その粒子が代表する同じ階級の粒子の数である編集重みを決定する段階と、
    前記階級重みと前記編集重みを使用して、前記第1の階級の粒子と前記の第2の階級の、全ての粒子に対するある階級の粒子の割合である粒子の濃度を計算する段階と、
    を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. Nは、I以下であり、
    前記編集重みを決定する段階は、ビン選択処理を含み、
    前記ビン選択処理は、
    第1の階級の粒子と第2の階級の粒子が、一組の互いに排他的なビン選択決定基準によって規定されるように、第1の階級の粒子に対して第1のビン及び第2の階級の粒子に対して第2のビンを設定する段階と、
    前記第1のビンと前記第2のビンに入れるために検査される最大粒子数(NMAX)を選択する段階と、
    前記第1のビンに対する最大第1ビン容量MAXBIN 1と前記第2のビンに対する最大第2ビン容量MAXBIN 2とを設定する段階と、
    前記第1の階級の粒子を前記第1のビンに入れ、前記第1ビン容量MAXBIN 1達したら、たとえNMAX達していなくても次の第1の階級の粒子を該第1のビンに入れるのを止める段階と、
    前記第2の階級の粒子を前記第1のビンに入れ、前記第2ビン容量MAXBIN 2達したら、たとえNMAX達していなくても次の第2の階級の粒子を該第2のビンに入れるのを止める段階と、
    含み
    MAX には達しているが、前記第1ビン容量MAX BIN 1 にも前記第2ビン容量MAX BIN 2 にも達していない場合、前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子についての編集重みは、前記サンプル中の粒子の数IをN MAX に達した時に前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子の数で割り算したものとして決定され、
    MAX には達していないが、前記第1ビン容量MAX BIN 1 又は前記第2ビン容量MAX BIN 2 のいずれかには達している場合、前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子についての編集重みは、前記サンプル中の粒子の数Iをビン容量に達したビンに入った粒子の数で割り算したものとして決定され、
    MAX に達しており、前記第1ビン容量MAX BIN 1 又は前記第2ビン容量MAX BIN 2 のいずれかにも達している場合、ビン容量に達したビンに入った粒子についての編集重みは、前記サンプル中の粒子の数Iをビン容量に達したビンに入った粒子の数で割り算し たものとして決定され、ビン容量に達していないビンに入った粒子についての編集重みは、前記サンプル中の粒子の数IをN MAX に達した時に前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子の数で割り算したものとして決定され、
    MAX に達しておらず、前記第1ビン容量MAX BIN 1 にも前記第2ビン容量MAX BIN 2 にも達していない場合、前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子についての編集重みは1と決定される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. MAXBIN 1とMAXBIN 2の各々は、NMAXよりも小さいが、MAXBIN 1とMAXBIN 2の合計は、NMAXよりも大きいことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記編集重みを決定する段階は、
    前記第1のビンに入った各粒子について、該粒子が代表する前記第1のビンに入らない第1の階級の粒子の数を表す補正係数である第1の編集重みを前記第1の階級の粒子に割り当てる段階と、
    前記第2のビンに入った各粒子について、該粒子が代表する前記第2のビンに入らない第2の階級の粒子の数を表す補正係数である第2の編集重みを前記第2の階級の粒子に割り当てる段階と、
    を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 前記第1の階級の粒子に割り当てられた前記編集重みを全て足し合わせて、合計値を取得する段階と、
    前記合計に前記第1の階級重みを乗算して積を生成する段階と、
    前記サンプルの容積である「実行相当係数」で前記積を割算する段階と、
    により、前記の第1の階級の粒子の濃度を決定する段階を更に含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記ビン選択処理は、前記N個の粒子を分類する段階の前に実行されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  9. 前記ビン選択処理は、前記N個の粒子を分類する段階の後に実行されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  10. N=Iであり、
    各粒子に対する前記編集重みは1である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  11. 前記第1の階級の粒子の濃度を計算する段階は、
    前記第1の階級の粒子の数と前記第1の階級重みを乗算して第1の階級の粒子の補正数を生成する段階、及び該第1の階級の粒子の数を、前記サンプルの体積で割算する段階、
    を含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 粒子の1つを再分類する段階と、
    前記第1の階級に分類された粒子の数を前記第1の階級重みによって乗算する段階の前に、前記再分類に応じて該第1の階級重みを修正する段階と、
    更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 粒子の各々に対して編集重みを決定する段階と、
    前記階級重みと前記編集重みを使用して、前記第1の階級の粒子と前記の第2の階級の粒子の濃度を計算する段階と、
    を更に含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. Nは、I以下であり、
    前記編集重みを決定する段階は、ビン選択処理を含み、
    前記ビン選択処理は、
    第1の階級の粒子と第2の階級の粒子が、一組の互いに排他的なビン選択決定基準によって規定されるように、第1の階級の粒子に対して第1のビン及び第2の階級の粒子に対して第2のビンを設定する段階と、
    前記第1のビンと前記第2のビンに入れるために検査される最大粒子数(NMAX)を選択する段階と、
    前記第1のビンに対する最大第1ビン容量MAXBIN 1と前記第2のビンに対する最大第2ビン容量MAXBIN 2とを設定する段階と、
    前記第1の階級の粒子を前記第1のビンに入れ、前記第1ビン容量MAXBIN 1達したら、たとえNMAX達していなくても次の第1の階級の粒子を該第1のビンに入れるのを止める段階と、
    前記第2の階級の粒子を前記第1のビンに入れ、前記第2ビン容量MAXBIN 2達したら、たとえNMAX達していなくても次の第2の階級の粒子を該第2のビンに入れるのを止める段階と、
    含み
    MAX には達しているが、前記第1ビン容量MAX BIN 1 にも前記第2ビン容量MAX BIN 2 にも達していない場合、前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子についての編集重みは、前記サンプル中の粒子の数IをN MAX に達した時に前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子の数で割り算したものとして決定され、
    MAX には達していないが、前記第1ビン容量MAX BIN 1 又は前記第2ビン容量MAX BIN 2 のいずれかには達している場合、前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子についての編集重みは、前記サンプル中の粒子の数Iをビン容量に達したビンに入った粒子の数で割り算したものとして決定され、
    MAX に達しており、前記第1ビン容量MAX BIN 1 又は前記第2ビン容量MAX BIN 2 のいずれかにも達している場合、ビン容量に達したビンに入った粒子についての編集重みは、前記サンプル中の粒子の数Iをビン容量に達したビンに入った粒子の数で割り算したものとして決定され、ビン容量に達していないビンに入った粒子についての編集重みは、前記サンプル中の粒子の数IをN MAX に達した時に前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子の数で割り算したものとして決定され、
    MAX に達しておらず、前記第1ビン容量MAX BIN 1 にも前記第2ビン容量MAX BIN 2 にも達していない場合、前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子についての編集重みは1と決定される、
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. MAXBIN 1とMAXBIN 2の各々は、NMAXよりも小さいが、MAXBIN 1とMAXBIN 2の合計は、NMAXよりも大きいことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記編集重みを決定する段階は、
    前記第1のビンに入った各粒子について、該粒子が代表する前記第1のビンに入らない第1の階級の粒子の数を表す補正係数である第1の編集重みを前記第1の階級の粒子に割り当てる段階と、
    前記第2のビンに入った各粒子について、該粒子が代表する前記第2のビンに入らない第2の階級の粒子の数を表す補正係数である第2の編集重みを前記第2の階級の粒子に割り当てる段階と、
    を含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  17. 前記第1の階級の粒子の前記編集重みを全て足し合わせて、合計値を取得する段階と、
    前記合計に前記修正された第1の階級重みを乗算して積を生成する段階と、
    前記サンプルの容積である「実行相当係数」で前記積を割算する段階と、
    により、前記の第1の階級の粒子の濃度を決定する段階を更に含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  18. 前記ビン選択処理は、前記N個の粒子を分類する段階の前に実行されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  19. 前記ビン選択処理は、前記N個の粒子を分類する段階の後に実行されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  20. N=Iであり、
    各粒子に対する前記編集重みは1である、
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  21. 第1の階級の粒子の数と前記修正された第1の階級重みを乗算して第1の階級の粒子の補正数を生成し、かつ第1の階級の粒子の数を、前記サンプルの体積で割算することにより、前記サンプル内の第1の階級の粒子の濃度を決定する段階を更に含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 前記再分類は、前記階級の1つから前記第1の階級又は前記第2の階級のいずれかに粒子を移動する段階を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  23. 前記第1の階級重みを修正する段階は、
    再分類された粒子の総数(NMoved)を決定する段階と、
    前記値(N−NMoved)に前記第1の階級重みを乗算して中間の第1の階級重みを生成する段階と、
    前記数NMovedを前記中間の第1の階級重みに加算して合計を生成する段階と、
    前記合計をNで割算して修正された第1の階級重みを生成する段階と、
    を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  24. 前記第1の階級重みを修正する段階は、
    再分類された粒子の総数(NMoved)を決定する段階と、
    Movedを前記第1の階級に分類された粒子の編集重みを全て足し合わせて取得した合計値から減算して差を生成する段階と、
    前記差を前記第1の階級に分類された粒子の編集重みの前記合計で割算して係数を生成する段階と、
    前記係数を前記第1の階級重みで乗算して積を生成する段階と、
    前記第1の階級重みを1と前記積の間の大きい方の値に設定する段階と、
    により、該第1の階級重みを低減する段階を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  25. 前記第1の階級重みを修正する段階は、
    再分類された粒子の総数(NMoved)を決定する段階と、
    Movedを前記第1の階級に分類された粒子の編集重みを全て足し合わせて取得した合計値に加算して分子を生成する段階と、
    前記分子を前記第1の階級に分類された粒子の編集重みの前記合計で割算して係数を生成する段階と、
    前記第1の階級重みを前記係数と前記第1の階級重みの積に設定する段階と、
    により、該第1の階級重みを増大する段階を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  26. 前記N個の粒子は、粒子画像を使用して分類され、
    前記サンプルの異なる部分の静止フレームを取得する段階と、
    前記静止フレームから粒子画像を抽出する段階と、
    を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  27. コンピュータにI個の粒子を含有するサンプルを分析するための一組の命令を実行させるためのプログラムであって、
    N個の粒子を第1の階級、第2の階級、及び第1の階級及び第2の階級以外の階級であるアーチファクト階級の1つに分類するための命令、
    を含み、
    前記第1及び第2の階級への分類は、それぞれ第1及び第2の所定の階級決定基準に適合した粒子に基づいて実行され、前記アーチファクト階級への分類は、該第1及び第2の所定の階級決定基準のいずれにも適合しなかった粒子に基づいて実行され、
    前記第1及び第2の階級に対する粒子の既知の以前の誤分類に基づいて第1及び第2の階級重みを決定するための命令と、
    前記第1の階級に分類された粒子の数に前記第1の階級重みを乗算して、該第1の階級に分類された粒子の補正数を生成するための命令と、
    前記第2の階級に分類された粒子の数に前記第2の階級重みを乗算して、該第2の階級に分類された粒子の補正数を生成するための命令と、
    を更に含むことを特徴とするプログラム。
  28. 前記アーチファクト階級内の粒子に対して1の階級重みを割り当てるための命令を更に含むことを特徴とする請求項27に記載のプログラム。
  29. 粒子の各々に関連する、各粒子について、その粒子が代表する同じ階級の粒子の数である編集重みを決定するための命令と、
    前記階級重みと前記編集重みを使用して、前記第1の階級の粒子と前記の第2の階級の、全ての粒子に対するある階級の粒子の割合である粒子の濃度を計算するための命令と、
    を更に含むことを特徴とする請求項27に記載のプログラム。
  30. Nは、I以下であり、
    前記編集重みを決定するための命令は、ビン選択のための命令を含み、
    前記ビン選択のための命令は、
    第1の階級の粒子と第2の階級の粒子が、一組の互いに排他的なビン選択決定基準によって規定されるように、第1の階級の粒子に対して第1のビン及び第2の階級の粒子に対して第2のビンを設定するための命令と、
    前記第1のビンと前記第2のビンに入れるために検査される最大粒子数(NMAX)を選択するための命令と、
    前記第1のビンに対する最大第1ビン容量MAXBIN 1と前記第2のビンに対する最大第2ビン容量MAXBIN 2とを設定するための命令と、
    前記第1の階級の粒子を前記第1のビンに入れ、前記第1ビン容量MAXBIN 1達したら、たとえNMAX達していなくても次の第1の階級の粒子を該第1のビンに入れるのを止める命令と、
    前記第2の階級の粒子を前記第1のビンに入れ、前記第2ビン容量MAXBIN 2達したら、たとえNMAX達していなくても次の第2の階級の粒子を該第2のビンに入れるのを止める命令と、
    含み
    MAX には達しているが、前記第1ビン容量MAX BIN 1 にも前記第2ビン容量MAX BIN 2 にも達していない場合、前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子についての編集重みは、前記サンプル中の粒子の数IをN MAX に達した時に前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子の数で割り算したものとして決定され、
    MAX には達していないが、前記第1ビン容量MAX BIN 1 又は前記第2ビン容量MAX BIN 2 のいずれかには達している場合、前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子についての編集重みは、前記サンプル中の粒子の数Iをビン容量に達したビンに入った粒子の数で割り算したものとして決定され、
    MAX に達しており、前記第1ビン容量MAX BIN 1 又は前記第2ビン容量MAX BIN 2 のいずれかにも達している場合、ビン容量に達したビンに入った粒子についての編集重みは、前記サンプル中の粒子の数Iをビン容量に達したビンに入った粒子の数で割り算したものとして決定され、ビン容量に達していないビンに入った粒子についての編集重みは、前記サンプル中の粒子の数IをN MAX に達した時に前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子の数で割り算したものとして決定され、
    MAX に達しておらず、前記第1ビン容量MAX BIN 1 にも前記第2ビン容量MAX BIN 2 にも達していない場合、前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子についての編集重みは1と決定される、
    ことを特徴とする請求項29に記載のプログラム。
  31. MAXBIN 1とMAXBIN 2の各々は、NMAXよりも小さいが、MAXBIN 1とMAXBIN 2の合計は、NMAXよりも大きいことを特徴とする請求項30に記載のプログラム。
  32. 前記編集重みを決定するための命令は、
    前記第1のビンに入った各粒子について、該粒子が代表する前記第1のビンに入らない第1の階級の粒子の数を表す補正係数である第1の編集重みを前記第1の階級の粒子に割り当てるための命令と、
    前記第2のビンに入った各粒子について、該粒子が代表する前記第2のビンに入らない第2の階級の粒子の数を表す補正係数である第2の編集重みを前記第2の階級の粒子に割り当てるための命令と、
    を含むことを特徴とする請求項30に記載のプログラム。
  33. 前記第1の階級の粒子に割り当てられた前記編集重みを全て足し合わせて、合計値を取得し、
    前記合計に前記第1の階級重みを乗算して積を生成し、
    前記サンプルの容積で前記積を割算する、
    ことにより前記の第1の階級の粒子の濃度を決定するための命令を更に含むことを特徴とする請求項32に記載のプログラム。
  34. 前記ビン選択処理は、前記N個の粒子を分類する段階の前に実行されることを特徴とする請求項30に記載のプログラム。
  35. 前記ビン選択処理は、前記N個の粒子を分類する段階の後に実行されることを特徴とする請求項30に記載のプログラム。
  36. N=Iであり、
    各粒子に対する前記編集重みは1である、
    ことを特徴とする請求項29に記載のプログラム。
  37. 前記第1の階級の粒子の濃度を計算するための命令は、
    前記第1の階級の粒子の数と前記第1の階級重みを乗算して第1の階級の粒子の補正数を生成し、該第1の階級の粒子の数を、前記サンプルの体積で割算するための命令、
    を含むことを特徴とする請求項36に記載のプログラム。
  38. 粒子の1つを再分類するための命令と、
    前記第1の階級に分類された粒子の数を前記第1の階級重みで乗算して該第1の階級に分類された粒子の補正数を生成するための前記命令を実行する前に、前記再分類に応じて該第1の階級重みを修正するための命令と、
    を更に含むことを特徴とする請求項27に記載のプログラム。
  39. 粒子の各々に関連する編集重みを決定するための命令と、
    前記階級重みと前記編集重みを使用して、前記第1の階級の粒子と前記の第2の階級の粒子の濃度を計算するための命令と、
    を更に含むことを特徴とする請求項38に記載のプログラム。
  40. Nは、I以下であり、
    前記編集重みを決定するための命令は、
    第1の階級の粒子と第2の階級の粒子が、一組の互いに排他的なビン選択決定基準によって規定されるように、第1の階級の粒子に対して第1のビン及び第2の階級の粒子に対して第2のビンを設定するための命令と、
    前記第1のビンと前記第2のビンに入れるために検査される最大粒子数(NMAX)を選択するための命令と、
    前記第1のビンに対する最大第1ビン容量MAXBIN 1と前記第2のビンに対する最大第2ビン容量MAXBIN 2とを設定するための命令と、
    前記第1の階級の粒子を前記第1のビンに入れ、前記第1ビン容量MAXBIN 1達したら、たとえNMAX達していなくても次の第1の階級の粒子を該第1のビンに入れるのを止める命令と、
    前記第2の階級の粒子を前記第1のビンに入れ、前記第2ビン容量MAXBIN 2達したら、たとえNMAX達していなくても次の第2の階級の粒子を該第2のビンに入れるのを止める命令と、
    含み
    MAX には達しているが、前記第1ビン容量MAX BIN 1 にも前記第2ビン容量MAX BIN 2 にも達していない場合、前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子について の編集重みは、前記サンプル中の粒子の数IをN MAX に達した時に前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子の数で割り算したものとして決定され、
    MAX には達していないが、前記第1ビン容量MAX BIN 1 又は前記第2ビン容量MAX BIN 2 のいずれかには達している場合、前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子についての編集重みは、前記サンプル中の粒子の数Iをビン容量に達したビンに入った粒子の数で割り算したものとして決定され、
    MAX に達しており、前記第1ビン容量MAX BIN 1 又は前記第2ビン容量MAX BIN 2 のいずれかにも達している場合、ビン容量に達したビンに入った粒子についての編集重みは、前記サンプル中の粒子の数Iをビン容量に達したビンに入った粒子の数で割り算したものとして決定され、ビン容量に達していないビンに入った粒子についての編集重みは、前記サンプル中の粒子の数IをN MAX に達した時に前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子の数で割り算したものとして決定され、
    MAX に達しておらず、前記第1ビン容量MAX BIN 1 にも前記第2ビン容量MAX BIN 2 にも達していない場合、前記第1のビン及び前記第2のビンに入った粒子についての編集重みは1と決定される、
    ことを特徴とする請求項39に記載のプログラム。
  41. MAXBIN 1とMAXBIN 2の各々は、NMAXよりも小さいが、MAXBIN 1とMAXBIN 2の合計は、NMAXよりも大きいことを特徴とする請求項40に記載のプログラム。
  42. 前記編集重みを決定するための命令は、
    前記第1のビンに入った各粒子について、該粒子が代表する前記第1のビンに入らない第1の階級の粒子の数を表す補正係数である第1の編集重みを前記第1の階級の粒子に割り当てるための命令と、
    前記第2のビンに入った各粒子について、該粒子が代表する前記第2のビンに入らない第2の階級の粒子の数を表す補正係数である第2の編集重みを前記第2の階級の粒子に割り当てるための命令と、
    を含むことを特徴とする請求項40に記載のプログラム。
  43. 前記第1の階級の粒子の前記編集重みを全て足し合わせて、合計値を取得し、
    前記合計に前記修正された第1の階級重みを乗算して積を生成し、
    前記サンプルの容積で前記積を割算する、
    ことにより前記の第1の階級の粒子の濃度を決定するための命令を更に含むことを特徴とする請求項40に記載のプログラム。
  44. 前記ビン選択処理は、前記N個の粒子を分類する段階の前に実行されることを特徴とする請求項40に記載のプログラム。
  45. 前記ビン選択処理は、前記N個の粒子を分類する段階の後に実行されることを特徴とする請求項40に記載のプログラム。
  46. N=Iであり、
    各粒子に対する前記編集重みは1である、
    ことを特徴とする請求項38に記載のプログラム。
  47. 第1の階級の粒子の数と前記修正された第1の階級重みを乗算して第1の階級の粒子の補正数を生成し、かつ第1の階級の粒子の数を、前記サンプルの体積で割算することによって前記サンプル内の第1の階級の粒子の濃度を決定するための命令を更に含むことを特徴とする請求項46に記載のプログラム。
  48. 前記再分類は、前記階級の1つから前記第1の階級又は前記第2の階級のいずれかに粒子を移動する段階を含むことを特徴とする請求項38に記載のプログラム。
  49. 前記第1の階級重みを修正するための命令は、
    再分類された粒子の総数(NMoved)を決定するための命令と、
    前記値(N−NMoved)に前記第1の階級重みを乗算して中間の第1の階級重みを生成するための命令と、
    前記数NMovedを前記中間の第1の階級重みに加算して合計を生成するための命令と、 前記合計をNで割算して修正された第1の階級重みを生成するための命令と、
    を含むことを特徴とする請求項38に記載のプログラム。
  50. 前記第1の階級重みを修正するための命令は、
    再分類された粒子の総数(NMoved)を決定し、
    Movedを前記第1の階級に分類された粒子の編集重みの合計から減算して差を生成し、
    前記差を前記第1の階級に分類された粒子の編集重みの前記合計で割算して係数を生成し、
    前記係数を前記第1の階級重みで乗算して積を生成し、
    前記第1の階級重みを1と前記積の間の大きい方の値に設定する、
    ことによって該第1の階級重みを低減するための命令を含むことを特徴とする請求項38に記載のプログラム。
  51. 前記第1の階級重みを修正するための命令は、
    再分類された粒子の総数(NMoved)を決定し、
    Movedを前記第1の階級に分類された粒子の編集重みの合計に加算して分子を生成し、
    前記分子を前記第1の階級に分類された粒子の編集重みの前記合計で割算して係数を生成し、
    前記第1の階級重みを前記係数と前記第1の階級重みの積に設定する、
    ことによって該第1の階級重みを増大するための命令を含むことを特徴とする請求項38に記載のプログラム。
  52. 前記N個の粒子は、粒子画像を使用して分類され、
    前記サンプルの異なる部分の静止フレームを取得するための命令と、
    前記静止フレームから粒子画像を抽出するための命令と、
    を更に含むことを特徴とする請求項27に記載のプログラム。
  53. マシンによって実行されるコンピュータ可読プログラムを組み込んだ流体サンプルを分析するための装置であって、
    プログラムが、
    N個の粒子を第1の階級、第2の階級、及び第1の階級及び第2の階級以外の階級であるアーチファクト階級の1つに分類するための命令、
    を含み、
    前記第1及び第2の階級への分類は、それぞれ第1及び第2の所定の階級決定基準に適合した粒子に基づいて実行され、前記アーチファクト階級への分類は、該第1及び第2の所定の階級決定基準のいずれにも適合しなかった粒子に基づいて実行され、
    前記プログラムは、
    前記第1及び第2の階級に対する粒子の既知の以前の誤分類に基づいて第1及び第2の階級重みを決定するための命令と、
    前記第1の階級に分類された粒子の数に前記第1の階級重みを乗算して、該第1の階級に分類された粒子の補正数を生成するための命令と、
    前記第2の階級に分類された粒子の数に前記第2の階級重みを乗算して、該第2の階級に分類された粒子の補正数を生成するための命令と、
    を更に含むことを特徴とする装置。
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