JP4198263B2 - Polypropylene resin composition and shrink-wrapping polypropylene film - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高収縮性を有する光学特性に優れた収縮包装用フィルムに特に適したポリプロピレン系樹脂組成物、および高収縮性を有する光学特性に優れる収縮包装用ポリプロピレンフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
熱可塑性樹脂延伸フィルムの加熱により収縮する性質を利用して、熱可塑性樹脂延伸フィルムで工業用品、日用品、食料品等を密着包装する、いわゆる収縮包装が広く行なわれている。
【0003】
このような収縮包装用フィルムの素材としては、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル等の熱可塑性樹脂が知られている。しかしながら、これらの熱可塑性樹脂フィルムは、いずれも収縮包装用フィルムとして十分満足すべき性質を有しているわけではない。
【0004】
たとえば、低密度ポリエチレンフィルムは、安価で耐衝撃強度が大きいため、工業用包装には好適である。しかしながら、低密度ポリエチレンフィルムは、透明性と光沢がさほど良好でなく、また、適性収縮温度が軟質塩化ビニルフィルム(以下、PVCフィルムと略す)より20〜50℃高いため、商業用包装には好ましくないという問題がある。
【0005】
PVCフィルムは、透明性に優れるため、被包装物である商品の美観を高めその商品価値を向上させることができ、しかも、適性収縮温度が低く、その適性収縮温度の範囲が広い等、商業用包装に最も好ましい性能を有している。しかしながら、PVCフィルムは、耐衝撃強度、特に耐低温衝撃強度の点で工業用包装への使用には必ずしも満足するものではなかった。また、PVCフィルムは耐ブロッキングの点でポリオレフィンフィルムへの代替が検討されている。
【0006】
したがって、透明性が良好で、かつ高収縮性に優れた収縮包装用ポリプロピレンフィルムの出現が望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような従来技術に伴う問題を解決しようとするものであって、商業包装に適するとともに工業包装にも適した収縮包装用ポリプロピレンフィルム、具体的には、透明性が良好で、かつ高収縮性を有する、および収縮包装用ポリプロピレンフィルムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、次のポリプロピレン系樹脂組成物および収縮包装用ポリプロピレンフィルムである。
[1]:MFRが0.1〜20g/10minであるシンジオタクチックポリプロピレン(A)50〜95重量部と、プロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)5〜50重量部とを含有しているポリプロピレン組成物から形成され、該プロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)は、(1)プロピレンから導かれる構成単位を50〜95モル%の量で、1−ブテンから導かれる構成単位を5〜50モル%の量で含有し、(2)135℃、デカリン中で測定される極限粘度[η]が0.1〜12dl/gであることを特徴とするポリプロピレン系樹脂組成物。
[2]:シンジオタクチックポリプロピレン(A)のシンジオタクチックペンタッド分率が0.7以上である[1]記載のポリプロピレン系樹脂組成物。
[3]:MFRが0.1〜20g/10minであるシンジオタクチックポリプロピレン(A)50〜95重量部と、プロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)5〜50重量部とを含有しているポリプロピレン組成物から形成され、かつ、縦方向および横方向の少なくとも1方向に延伸されたフィルムであり、該プロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)は、(1)プロピレンから導かれる構成単位を50〜95モル%の量で、1−ブテンから導かれる構成単位を5〜50モル%の量で含有し、(2)135℃、デカリン中で測定される極限粘度[η]が0.1〜12dl/gであることを特徴とする収縮包装用ポリプロピレンフィルム。
[4]:シンジオタクチックポリプロピレン(A)のシンジオタクチックペンタッド分率が0.7以上である[3]記載の収縮包装用ポリプロピレンフィルム。
【0009】
本明細書中における「フィルム」は、フィルムおよびシートを指す。
【0010】
以下、本発明に係るポリプロピレン系樹脂組成物および収縮包装用ポリプロピレンフィルムについて具体的に説明する。
【0011】
本発明に係る収縮包装用ポリプロピレンフィルムは、シンジオタクチックポリプロピレン(A)とプロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)とを含有しているポリプロピレン組成物から形成され、プロピレン・1−ブテンランダム共重合体を製造する触媒は、通常のTi系触媒であっても、メタロセン系触媒であってもよい。さらには縦方向および横方向の少なくとも1方向に延伸された一軸延伸フィルムまたは二軸延伸フィルムである。また、本フィルムの両面あるいは片面にポリエチレン、EVA、ポリプロピレン等が積層された多層体でもよい。
【0012】
まず、これらの各成分について説明する。
シンジオタクチックポリプロピレン(A)
本発明においてシンジオタクチックポリプロピレンを製造する触媒としては、例えば特開平2−41303号公報、特開平2−41305号公報、特開平2−274703号公報、特開平2−274704号公報、特開平3−179005号公報、3−179006号、特開平4−69394号公報に記載されているような互いに非対称な配位子を有する架橋型遷移金属化合物および助触媒からなるメタロセン触媒やバナジウム系触媒を挙げることができるが、異なる構造の触媒であっても13C−NMRによって測定されるシンジオタクチックペンタッド分率が0.5以上のポリプロピレンを製造できるものであれば利用でき、その重合方法としてはスラリー重合法、塊状重合法、気相重合法のいずれも利用できる。
【0013】
本発明で用いられるシンジオタクチックポリプロピレンは、プロピレンの単独重合体、または単独重合体の物性を損なわない範囲で、プロピレンと少量のエチレンおよび/またはα−オレフィンの共重合体が使用できる。α−オレフィンとしては炭素数4〜25のものが使用でき、例えば1−ブテン、1−ペンテン、1−デセン、1−ヘキサデセン、1−テトラデセン、1−オクタデセン等が用いられる。また、シクロペンテン、ノルボルネン等のオレフィン類、ヘキサジエン、オクタジエン、デカジエン、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン2−ノルボルネンなどのジエン類を少量含有する共重合体であっても差し支えない。そのような共重合体は、前記シンジオタクティシティの良好なポリ−α−オレフィンを与える公知の触媒の存在下にプロピレンと少量のコモノマーを共重合することによって得ることができる。
【0014】
本発明で使用されるシンジオタクチックポリプロピレンは、その13C−NMRにより求められるシンジオタクチックペンタッド分率が好ましくは0.7以上、特に好ましくは0.75以上の値をもつ。
【0015】
シンジオタクチックペンタッド分率は、特開平3−263411に記載した方法によって測定した。
【0016】
シンジオタクチックポリプロピレン(A)は、MFRが0.1〜20g/10min、好ましくは0.2〜18g/10min、さらに好ましくは0.3〜15g/10minの範囲にある。
【0017】
MFRは、ASTMD−1238(230℃、2.16kg荷重)に準じて測定した。
【0018】
本発明においては、シンジオタクチックポリプロピレン(A)は、シンジオタクチックポリプロピレン(A)およびプロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)の合計量100重量部に対して、50〜95重量部、好ましくは55〜90重量部、さらに好ましくは60〜85重量部の割合で用いられる。
【0019】
プロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)
本発明で用いられるプロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)は、プロピレンから導かれる構成単位含有量が50〜95モル%、好ましくは55〜93モル%、さらに好ましくは60〜90モル%であり、1−ブテンから導かれる構成単位含有量が5〜50モル%、好ましくは7〜45モル%、さらに好ましくは10〜40モル%である。
【0020】
このプロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)は、プロピレンおよび1−ブテン以外のα−オレフィンから導かれる構成単位を少量、たとえば10モル%以下、好ましくは5モル%以下の量で含んでいてもよい。
【0021】
プロピレンおよび1―ブテン以外のα−オレフィンとしては、エチレンや炭素数5〜20のα−オレフィンが用いられ、具体的には、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−テトラデセン、1−オクタデセンなどが用いられる。
【0022】
プロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)は、MFRが0.1〜50g/10min、好ましくは0.2〜40g/10min、さらに好ましくは0.3〜30g/10minの範囲にあり、密度が0.850〜0.900g/cm3、好ましくは0.860〜0.898g/cm3、さらに好ましくは0.870〜0.895g/cm3の範囲にある。
【0023】
プロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)は、135℃、デカリン中で測定される極限粘度[η]が0.1〜12dl/g、好ましくは0.3〜10dl/g、さらに好ましくは0.5〜5dl/gである。
【0024】
本発明で用いるプロピレン・1−ブテンランダム共重合体は、不飽和カルボン酸またはその無水物による部分的または完全変性物であってもよい。このプロピレン・1−ブテンランダム共重合体の変性物は、オーバーラップ包装性、金属などとの接着性が優れている。
【0025】
本発明においては、プロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)は、シンジオタクチックポリプロピレン(A)およびプロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)の合計量100重量部に対して、5〜50重量部、好ましくは10〜45重量部、さらに好ましくは15〜40重量部の割合で用いられる。
【0026】
ポリプロピレン組成物
本発明に係る収縮包装用ポリプロピレンフィルムの形成に用いられるポリプロピレン組成物は、上記のようなシンジオタクチックポリプロピレン(A)とプロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)とを含有している。
【0027】
このようなポリプロピレン組成物は、シンジオタクチックポリプロピレン(A)とプロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)とを、タンブラー、V型ブレンダー、ヘンシェルミキサー等で混合した後、押出機、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等で混練することによって得られる。混練は、十分に行なうことが望ましい。
【0028】
本発明で用いられるポリプロピレン組成物中に、シンジオタクチックポリプロピレン(A)およびプロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)のほかに、耐熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、抗ブロッキング剤、スリップ剤、帯電防止剤、耐候安定剤、防曇剤、結晶核剤、塩基吸収剤、滑剤、難燃剤などを、本発明の目的を損なわない範囲で添加することができる。
【0029】
収縮包装用ポリプロピレンフィルム
本発明に係る収縮包装用ポリプロピレンフィルムは、上記のようにして得られるポリプロピレン組成物から形成され、かつ、縦方向(MD方向)および横方向(TD方向)の少なくとも1方向に延伸された一軸延伸フィルムまたは二軸延伸フィルムである。
【0030】
本発明に係る収縮包装用ポリプロピレンフィルムは、上記ポリプロピレン組成物を溶融して成膜した後、延伸することによって得ることができる。この成膜方法としては、公知の任意の成膜方法、たとえばインフレーション法、Tダイ法、カレンダー法等を採用することができる。
【0031】
また、延伸方法も、公知の任意の延伸方法、たとえばテンター延伸機による一軸延伸法、インフレーション式同時二軸延伸法等を採用することができる。インフレーション式同時二軸延伸法としては、たとえばロール延伸機とテンター延伸機の組み合わせによるフラット式逐次二軸延伸あるいはフラット式同時二軸延伸の方法がある。
【0032】
延伸倍率は、縦方向、横方向、それぞれ3倍〜10倍、好ましくは4倍〜9倍である。延伸倍率が上記範囲内になるように延伸を行なうと、フィルム内部の分子配向が十分で、熱処理により十分な熱収縮が得られるポリプロピレンフィルムを得ることができ、延伸による膜切れを起こすこともない。
【0033】
また、本フィルムの少なくとも一層に、ポリ抗性、耐油性などの付加価値を付与する目的で、共押出でエチレン共重合体あるいはエチレン・ビニルアルコール共重合体などの層を、低温ヒートシール、透明性、気体透過抵しあるいは後ラミネーションにより積層してもよい。
【0034】
また、本フィルムの両面あるいは片面にポリエチレン、EVA、ポリプロピレン等が積層された多層体フィルムでもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明に係る収縮包装用フィルムに特に適したポリプロピレン系樹脂組成物からなる収縮包装用ポリプロピレンフィルムは、透明性が良好で、かつ高収縮性に優れる。
【0036】
上記のような効果を有する、本発明に係る収縮包装用ポリプロピレンフィルムは、食料品の包装、その他の雑貨等の日用品の包装などの商業用包装に広く用いることができ、また工業用品の包装(工業包装)にも広く用いることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
次に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。
【0038】
<融点(Tm)>
パーキンエルマー社製DSC−7型装置(示差走査型熱量計(DSC))を用いて測定した。
試料約5mgをアルミパンに詰めて200℃まで昇温し、200℃で5分間保持した後、10℃/分で−40℃まで冷却し、−40℃で5分間保持した後、10℃/分で昇温する際の吸熱曲線より求めた。
【0039】
[延伸フィルムの物性測定]
<熱収縮率>
サイズ150mm×20mmのサンプルの中央表面に100mmの標線を延伸方向に付け、任意の温度(100℃、120℃)に設定されたエアーオーブン中に30分放置し、標線間の距離を測定し、標線間の距離の減少量を最初の標線間距離(100mm)で除した値をパーセントで表示した。
【0040】
<引張特性>
ASTMD−882に準拠して引張試験を行なって、ヤング率を求めた。
【0041】
<引張り破断点伸び>
JISK6781(引張り速度200mm/min)に準拠して引張試験を行なって、引張り破断点伸びを求めた。
【0042】
<内部ヘイズ>
無色のガラス製シェル(4.5cm×4.0cm×1.4cm)にシクロヘキサノールを充填し、そのシェルの中にフィルムサンプル(3cm×6cm)を挿入した後、ヘイズを測定する。ヘイズは、ASTMD−1330に準拠して測定した。
【0043】
【製造例1】
プロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)の製造
充分に窒素置換した2リットル容量のオートクレーブに、ヘキサンを830ml、1−ブテンを100g仕込み、トリイソブチルアルミニウムを1ミリモル加え、70℃に昇温した後、プロピレンを供給して全圧7kg/cm2Gにし、トリエチルアルミニウム1ミリモル、及び塩化マグネシウムに担持されたチタン触媒をTi原子に換算して0.005ミリモル加え、プロピレンを連続的に供給して全圧を7kg/cm2Gに保ちながら30分間重合を行なった。重合後、脱気して大量のメタノール中でプロピレン・1−ブテンランダム共重合体を回収し、110℃で12時間減圧乾燥した。
【0044】
得られたプロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)の収量は33.7gであった。(B)の重合活性は14kg・ポリマー/ミリモルTi・hrであった。
【0045】
(B)は、1−ブテンから導かれる構成単位の含有量が23モル%であり、135℃デカリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が1.91dl/gであり、融点が110℃であった。
【0046】
【実施例1】
MFR=4.1g/10min、Tm=129℃、シンジオタクチック分率=0.83のシンジオタクチックポリプロピレン(A)90重量部と製造例1で製造されたプロピレン・1−ブテンランダム共重合体(B)10重量部とを220℃に設定された押出機(40mmφ)で溶融してペレタイザーでペレットにした後、Tダイにて幅300mm、厚さ250μmのフィルムを成形した。
【0047】
次いで、このフィルムを一辺200mmの正方形に切断し、パンタグラフ型同時二軸延伸機で当該切断フィルムを縦方向(MD方向)に4倍に延伸(延伸温度:100℃、延伸速度:9m/min)し、延伸終了後30秒保持した後、直ちに室温に放冷し、厚さ約60μmの延伸フィルムを得た。
【0048】
得られた延伸フィルムの収縮率(120℃、30分後)の結果を第1表に示す。
【0049】
【実施例2〜3】
シンジオタクチックポリプロピレンとプロピレン・1−ブテン共重合体のブレンド比を表の通り変えた以外は、実施例1と同様にして成形、評価を行った。
【0050】
【比較例1】
実施例1において、シンジオタクチックポリプロピレン単体を用いた以外は、実施例1と同様にTダイにて250μmのフィルムを得た。また延伸条件も実施例1と同等である。
【0051】
【比較例2〜4】
実施例1において、シンジオタクチックポリプロピレンの代わりに、MFR=7.0g/10min、Tm=138℃のランダムポリプロピレンを用いた以外は、実施例1と同様にして、厚さ約60μmの延伸フィルムを得た。
【0052】
得られた延伸フィルムの収縮率(120℃、30分後)およびヤング率の結果を第1表に示す。
【0053】
【表1】
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a polypropylene resin composition particularly suitable for a shrink wrapping film having high shrinkability and excellent optical characteristics, and a shrink wrapping polypropylene film excellent in optical characteristics having high shrinkage.
[0002]
[Prior art]
So-called shrink wrapping, in which industrial articles, daily necessities, foodstuffs, and the like are tightly packaged with a stretched thermoplastic resin film by utilizing the property of the stretched thermoplastic resin film to shrink, is widely performed.
[0003]
As materials for such shrink wrapping films, thermoplastic resins such as low density polyethylene, polypropylene, polyvinyl chloride, polyvinylidene chloride, and polyester are known. However, none of these thermoplastic resin films have sufficiently satisfactory properties as a shrink wrapping film.
[0004]
For example, a low density polyethylene film is suitable for industrial packaging because it is inexpensive and has high impact strength. However, the low density polyethylene film is not so good in transparency and gloss, and suitable shrinkage temperature is 20-50 ° C. higher than that of a soft vinyl chloride film (hereinafter abbreviated as PVC film). There is no problem.
[0005]
The PVC film is excellent in transparency, so it can enhance the aesthetics of the product being packaged and improve its commercial value, and has a low suitable shrinkage temperature and a wide range of suitable shrinkage temperatures. It has the most favorable performance for packaging. However, PVC films are not always satisfactory for use in industrial packaging in terms of impact strength, particularly low temperature impact strength. Moreover, the substitution to the polyolefin film is examined for the PVC film at the point of blocking resistance.
[0006]
Therefore, the appearance of a polypropylene film for shrink wrapping having good transparency and excellent high shrinkability is desired.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention seeks to solve the problems associated with the prior art as described above, and is suitable for commercial packaging and also suitable for industrial packaging. More specifically, it has good transparency. And a high shrinkability polypropylene film for shrink wrapping.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is the following polypropylene resin composition and shrink-wrapping polypropylene film.
[1]: 50 to 95 parts by weight of syndiotactic polypropylene (A) having an MFR of 0.1 to 20 g / 10 min and 5 to 50 parts by weight of propylene / 1-butene random copolymer (B) The propylene / 1-butene random copolymer (B) is (1) a constitutional unit derived from 1-butene in an amount of 50 to 95 mol% of structural units derived from propylene. A polypropylene resin composition comprising units in an amount of 5 to 50 mol%, and (2) an intrinsic viscosity [η] measured in decalin at 135 ° C. of 0.1 to 12 dl / g. .
[2] The polypropylene resin composition according to [1], wherein the syndiotactic pentad fraction of the syndiotactic polypropylene (A) is 0.7 or more.
[3]: 50 to 95 parts by weight of syndiotactic polypropylene (A) having an MFR of 0.1 to 20 g / 10 min, and 5 to 50 parts by weight of propylene / 1-butene random copolymer (B). The propylene / 1-butene random copolymer (B) is derived from (1) propylene. The propylene / 1-butene random copolymer (B) is formed of a polypropylene composition and stretched in at least one direction of the machine direction and the transverse direction. The structural unit is contained in an amount of 50 to 95 mol%, the structural unit derived from 1-butene is contained in an amount of 5 to 50 mol%, and (2) the intrinsic viscosity [η] measured in decalin at 135 ° C. A polypropylene film for shrink wrapping, which is 0.1 to 12 dl / g.
[4]: The shrink-wrapping polypropylene film according to [3], wherein the syndiotactic pentad fraction of the syndiotactic polypropylene (A) is 0.7 or more.
[0009]
As used herein, “film” refers to films and sheets.
[0010]
Hereinafter, the polypropylene resin composition and the shrink-wrapping polypropylene film according to the present invention will be specifically described.
[0011]
The shrink wrapping polypropylene film according to the present invention is formed from a polypropylene composition containing syndiotactic polypropylene (A) and propylene / 1-butene random copolymer (B), and propylene / 1-butene random. The catalyst for producing the copolymer may be a normal Ti catalyst or a metallocene catalyst. Furthermore, it is a uniaxially stretched film or a biaxially stretched film stretched in at least one direction of the machine direction and the transverse direction. Moreover, the multilayer body by which polyethylene, EVA, polypropylene, etc. were laminated | stacked on both surfaces or one side of this film may be sufficient.
[0012]
First, each of these components will be described.
Syndiotactic polypropylene (A)
Examples of the catalyst for producing syndiotactic polypropylene in the present invention include JP-A-2-41303, JP-A-2-41305, JP-A-2-274703, JP-A-2-274704, and JP-A-3. Examples include metallocene catalysts and vanadium catalysts comprising a bridged transition metal compound having asymmetric ligands and a co-catalyst as described in JP-A Nos. 179905 / 3-179006 and JP-A-4-69394. However, even if it is a catalyst of a different structure, it can be used as long as it can produce a polypropylene having a syndiotactic pentad fraction measured by 13 C-NMR of 0.5 or more. Any of a slurry polymerization method, a bulk polymerization method, and a gas phase polymerization method can be used.
[0013]
As the syndiotactic polypropylene used in the present invention, a propylene homopolymer or a copolymer of propylene and a small amount of ethylene and / or α-olefin can be used as long as the physical properties of the homopolymer are not impaired. As the α-olefin, those having 4 to 25 carbon atoms can be used. For example, 1-butene, 1-pentene, 1-decene, 1-hexadecene, 1-tetradecene, 1-octadecene and the like are used. Further, it may be a copolymer containing a small amount of olefins such as cyclopentene and norbornene, and dienes such as hexadiene, octadiene, decadiene, dicyclopentadiene and 5-ethylidene-2-norbornene. Such a copolymer can be obtained by copolymerizing propylene and a small amount of a comonomer in the presence of a known catalyst that gives the poly-α-olefin having good syndiotacticity.
[0014]
The syndiotactic polypropylene used in the present invention preferably has a syndiotactic pentad fraction determined by 13 C-NMR of 0.7 or more, particularly preferably 0.75 or more.
[0015]
The syndiotactic pentad fraction was measured by the method described in JP-A-3-263411.
[0016]
The syndiotactic polypropylene (A) has an MFR in the range of 0.1 to 20 g / 10 min, preferably 0.2 to 18 g / 10 min, more preferably 0.3 to 15 g / 10 min.
[0017]
MFR was measured according to ASTM D-1238 (230 ° C., 2.16 kg load).
[0018]
In the present invention, the syndiotactic polypropylene (A) is 50 to 95 parts by weight based on 100 parts by weight of the total amount of the syndiotactic polypropylene (A) and the propylene / 1-butene random copolymer (B). Preferably it is used in a proportion of 55 to 90 parts by weight, more preferably 60 to 85 parts by weight.
[0019]
Propylene / 1-butene random copolymer (B)
The propylene / 1-butene random copolymer (B) used in the present invention has a constitutional unit content derived from propylene of 50 to 95 mol%, preferably 55 to 93 mol%, more preferably 60 to 90 mol%. The structural unit content derived from 1-butene is 5 to 50 mol%, preferably 7 to 45 mol%, more preferably 10 to 40 mol%.
[0020]
This propylene / 1-butene random copolymer (B) contains a small amount of structural units derived from an α-olefin other than propylene and 1-butene, for example, in an amount of 10 mol% or less, preferably 5 mol% or less. May be.
[0021]
As α-olefins other than propylene and 1-butene, ethylene and α-olefins having 5 to 20 carbon atoms are used. Specifically, 1-hexene, 4-methyl-1-pentene, 1-octene, 1 -Decene, 1-tetradecene, 1-octadecene and the like are used.
[0022]
The propylene / 1-butene random copolymer (B) has an MFR in the range of 0.1 to 50 g / 10 min, preferably 0.2 to 40 g / 10 min, more preferably 0.3 to 30 g / 10 min. Is in the range of 0.850 to 0.900 g / cm 3 , preferably 0.860 to 0.898 g / cm 3 , more preferably 0.870 to 0.895 g / cm 3 .
[0023]
The propylene / 1-butene random copolymer (B) has an intrinsic viscosity [η] measured in decalin at 135 ° C. of 0.1 to 12 dl / g, preferably 0.3 to 10 dl / g, more preferably 0.5-5 dl / g.
[0024]
The propylene / 1-butene random copolymer used in the present invention may be a partially or completely modified product of unsaturated carboxylic acid or its anhydride. This modified product of propylene / 1-butene random copolymer is excellent in overlap wrapping properties and adhesion to metals.
[0025]
In the present invention, the propylene / 1-butene random copolymer (B) is 5 parts by weight based on 100 parts by weight of the total amount of the syndiotactic polypropylene (A) and the propylene / 1-butene random copolymer (B). -50 parts by weight, preferably 10-45 parts by weight, more preferably 15-40 parts by weight.
[0026]
Polypropylene composition The polypropylene composition used for forming the shrink wrapping polypropylene film according to the present invention is syndiotactic polypropylene (A) and propylene / 1-butene random copolymer (B) as described above. Containing.
[0027]
In such a polypropylene composition, syndiotactic polypropylene (A) and propylene / 1-butene random copolymer (B) are mixed with a tumbler, V-type blender, Henschel mixer, etc., and then an extruder, a Banbury mixer. , Kneading with a kneader, roll or the like. It is desirable to perform the kneading sufficiently.
[0028]
In the polypropylene composition used in the present invention, in addition to syndiotactic polypropylene (A) and propylene / 1-butene random copolymer (B), heat stabilizer, antioxidant, ultraviolet absorber, anti-blocking agent Further, a slip agent, an antistatic agent, a weathering stabilizer, an antifogging agent, a crystal nucleating agent, a base absorbent, a lubricant, a flame retardant, and the like can be added as long as the object of the present invention is not impaired.
[0029]
Shrink wrapping polypropylene film The shrink wrap polypropylene film according to the present invention is formed from the polypropylene composition obtained as described above, and has a longitudinal direction (MD direction) and a transverse direction (TD direction). A uniaxially stretched film or a biaxially stretched film stretched in at least one direction.
[0030]
The polypropylene film for shrink wrapping according to the present invention can be obtained by melting and forming a film after melting the above polypropylene composition. As this film forming method, any known film forming method such as an inflation method, a T-die method, a calendar method and the like can be employed.
[0031]
As the stretching method, any known stretching method such as a uniaxial stretching method using a tenter stretching machine, an inflation-type simultaneous biaxial stretching method, or the like can be employed. As the inflation type simultaneous biaxial stretching method, for example, there is a flat sequential biaxial stretching method or a flat simultaneous biaxial stretching method using a combination of a roll stretching machine and a tenter stretching machine.
[0032]
The draw ratio is 3 to 10 times, preferably 4 to 9 times in the longitudinal direction and the transverse direction, respectively. When stretching is performed so that the stretching ratio is in the above range, a polypropylene film that has sufficient molecular orientation inside the film and can be sufficiently heat-shrinked by heat treatment can be obtained, and film breakage due to stretching will not occur. .
[0033]
In addition, at least one layer of the film is provided with a layer such as an ethylene copolymer or an ethylene / vinyl alcohol copolymer by co-extrusion for the purpose of imparting added value such as poly-resistance and oil resistance, low-temperature heat sealing, transparent It may be laminated by property, gas permeation resistance or post lamination.
[0034]
Further, a multilayer film in which polyethylene, EVA, polypropylene or the like is laminated on both sides or one side of the film may be used.
[0035]
【The invention's effect】
The polypropylene film for shrink wrapping composed of a polypropylene resin composition particularly suitable for the film for shrink wrapping according to the present invention has good transparency and excellent high shrinkability.
[0036]
The polypropylene film for shrink wrapping according to the present invention having the effects as described above can be widely used for commercial packaging such as packaging of foodstuffs and other daily necessities such as miscellaneous goods, and packaging of industrial products ( It can also be widely used for industrial packaging.
[0037]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
EXAMPLES Next, although an Example demonstrates this invention concretely, this invention is not limited to these Examples.
[0038]
<Melting point (Tm)>
It measured using the Perkin-Elmer DSC-7 type | mold apparatus (differential scanning calorimeter (DSC)).
About 5 mg of sample was packed in an aluminum pan, heated to 200 ° C., held at 200 ° C. for 5 minutes, cooled to −40 ° C. at 10 ° C./minute, held at −40 ° C. for 5 minutes, and then 10 ° C. / It was determined from the endothermic curve when the temperature was raised in minutes.
[0039]
[Measurement of physical properties of stretched film]
<Heat shrinkage>
A 100mm marked line is attached to the center surface of a sample of size 150mm x 20mm in the stretching direction, and left in an air oven set to any temperature (100 ° C, 120 ° C) for 30 minutes, and the distance between the marked lines is measured. Then, the value obtained by dividing the amount of decrease in the distance between the marked lines by the initial distance between the marked lines (100 mm) was displayed as a percentage.
[0040]
<Tensile properties>
A tensile test was performed according to ASTM D-882 to determine the Young's modulus.
[0041]
<Elongation at tensile break>
A tensile test was conducted in accordance with JISK6781 (tensile speed 200 mm / min) to determine the tensile elongation at break.
[0042]
<Internal haze>
A colorless glass shell (4.5 cm × 4.0 cm × 1.4 cm) is filled with cyclohexanol, and a film sample (3 cm × 6 cm) is inserted into the shell, and then haze is measured. Haze was measured according to ASTM D-1330.
[0043]
[Production Example 1]
Production of propylene / 1-butene random copolymer (B) A 2 liter autoclave thoroughly purged with nitrogen was charged with 830 ml of hexane and 100 g of 1-butene, and 1 mmol of triisobutylaluminum was added. After raising the temperature to 0 ° C., propylene was supplied to a total pressure of 7 kg / cm 2 G, 1 mmol of triethylaluminum and a titanium catalyst supported on magnesium chloride were added to 0.005 mmol in terms of Ti atoms, and propylene was added. Polymerization was carried out for 30 minutes while supplying continuously and keeping the total pressure at 7 kg / cm 2 G. After the polymerization, the mixture was degassed and a propylene / 1-butene random copolymer was recovered in a large amount of methanol and dried under reduced pressure at 110 ° C. for 12 hours.
[0044]
The yield of the obtained propylene / 1-butene random copolymer (B) was 33.7 g. The polymerization activity of (B) was 14 kg · polymer / mmol Ti · hr .
[0045]
In (B), the content of the structural unit derived from 1-butene is 23 mol%, the intrinsic viscosity [η] measured in a decalin solvent at 135 ° C. is 1.91 dl / g, and the melting point is 110 ° C. there were.
[0046]
[Example 1]
90 parts by weight of syndiotactic polypropylene (A) having MFR = 4.1 g / 10 min, Tm = 129 ° C., and syndiotactic fraction = 0.83, and the propylene / 1-butene random copolymer produced in Production Example 1 (B) 10 parts by weight was melted with an extruder (40 mmφ) set at 220 ° C. and pelletized with a pelletizer, and then a film with a width of 300 mm and a thickness of 250 μm was formed with a T-die.
[0047]
Next, this film was cut into a square with a side of 200 mm, and the cut film was stretched 4 times in the machine direction (MD direction) with a pantograph-type simultaneous biaxial stretching machine (stretching temperature: 100 ° C., stretching speed: 9 m / min). The film was held for 30 seconds after completion of stretching, and then immediately cooled to room temperature to obtain a stretched film having a thickness of about 60 μm.
[0048]
Table 1 shows the shrinkage ratio (120 ° C., after 30 minutes) of the stretched film obtained.
[0049]
[Examples 2-3]
Molding and evaluation were performed in the same manner as in Example 1, except that the blend ratio of syndiotactic polypropylene and propylene / 1-butene copolymer was changed as shown in the table.
[0050]
[Comparative Example 1]
In Example 1, a 250 μm film was obtained with a T-die in the same manner as in Example 1 except that syndiotactic polypropylene alone was used. The stretching conditions are also the same as in Example 1.
[0051]
[Comparative Examples 2 to 4]
In Example 1, instead of syndiotactic polypropylene, a stretched film having a thickness of about 60 μm was prepared in the same manner as in Example 1 except that random polypropylene with MFR = 7.0 g / 10 min and Tm = 138 ° C. was used. Obtained.
[0052]
Table 1 shows the shrinkage (120 ° C., 30 minutes later) and Young's modulus results of the obtained stretched film.
[0053]
[Table 1]
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